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#氷砂糖通信
kennak · 9 months
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かき氷、ソーダ水、アイスクリーム、アイスキャンディー。これからやってくる暑い夏にぴったりの、子どもたちが大好きなおやつだ。だからこそ食べ過ぎてしまう心配もある。(参考記事:「氷菓からアイスクリームへ、4000年のあくなき探求の物語」)  砂糖を取り過ぎると子どもたちは多動になる、つまり落ち着きを失い、衝動的に行動したり集中力が続かなくなったりすると信じている親は少なくない。だが、本当にそんな事実はあるのだろうか。  いわゆる「シュガーハイ(シュガーラッシュ)」という考え方は1970年代に広まった。きっかけはベストセラーとなった本『Why Your Child Is Hyperactive(あなたの子どもが多動である理由)』の中で、著者である小児アレルギー専門医のベン・ファインゴールド氏が、砂糖などの食品添加物と子どもの多動性を、根拠が乏しいまま結び付けたことにある。  しかし、砂糖と多動性が無関係であることは1994年と1995年のレビュー論文ですでに詳しく検証されており、これらの論文は高く評価されている。  圧倒的多数の研究者が「関連性はまったくないとしています」と、米小児科学会(AAP)栄養委員会のマーク・コーキンズ委員長は言う。  にもかかわらず「シュガーハイ」の迷信は今も残っているばかりか、以前にも増して頑なに信じられている。一体なぜだろうか。 「砂糖を取り過ぎてしまうのはどういう時か考えてみてください」と米テネシー大学ヘルスサイエンスセンターの教授でもあるコーキンズ氏は問いかける。「それは誕生日パーティーや親戚の集まり、クリスマス、感謝祭などです」  夏のプールサイドや海岸、バーベキューパーティー、ピクニックなども挙げられるだろう。そこにはある共通点がある。 「子どもたちが砂糖を過剰に摂取しがちになるのは、たとえ砂糖を一切口にしていなくても興奮状態になってしまうイベントにおいてなのです」とコーキンズ氏は指摘する。  たまにしか会わない親類や友人が集まる祝いの場に身を置くこと自体、子どもたちにとっては非常に強い興奮剤なのだ。
「砂糖は子どもを多動にする」は迷信、“シュガーハイ”の真実 | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト
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marukofufoods · 1 year
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. 天丼 #tendon . タレにこだわった天丼です。 一般的な作り方がわかりませんが、出汁、みりん、醤油、砂糖を煮切ってみました。 . #homecooking #cookingathome #fooddiary #japanesefood #ouchigohanlover #yammy #料理好きな人と繋がりたい #料理記録 #幸せの食卓部 #デリスタグラム #クッキングラム #グルメ #おうちごはん通信 #晩御飯の記録 #朝ごはん #ランチ #夜ごはん #おもてなし料理 #在宅ごはん #これ絶対うまいやつ #料理上手になりたい #てづくりごはん365 #天丼 #天ぷら #氷結無糖レモン #tenpura (おうちごはん) https://www.instagram.com/p/Cpcc4M3SpVM/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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gren-dddd01 · 6 months
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( 片手に長尺の得物を携えた背を東へ見送ってから取り出した氷砂糖は一つの道標。指先に飛び付いて来るのは宵闇を抱える背。それを西へ送り、ひとつ落とした気合入れの息。脳を連れては北へと歩みを進める。
道のりは複数。入用の時の打開策も、目をくらます為の術も、万一の際、背を歩く今回の相棒を逃がす為の経路も下調べの内。さて。核は何処だろうか。と。
今回の依頼は双方からの壊滅要請。除去、掃除、強制撤退。言い換えれば言葉も少なくはない。然し肝心な目的が描かれていない。邪魔だから消してくれ、と。それだけ。取引はスムーズなものだった。報酬も嵩むものだった。地位、名誉、金、権力、その他諸々。それらを片手に易々と握る奴らは相当互いが憎かったらしい。
好意の反対は嫌悪、然し表裏一体。本当の背中合わせは無関心。それが祟ったのだろう。聞き出せばぼろぼろと情報が落ちてきた。顔、本名、組の構成と常に傍に居る内部SPの情報、愛用する煙草の銘柄や直近で何の策に手を付けたか、愛用する銃は何丁か。そんなところまで。
ぐるりと回した脳はその時に叩き込んだ記憶を頼りに進んでいく。きっと、この���り。核が拠点に居ないのは当たり前の話、小規模ならともかく、ここまで大きな部だ、大将が城に居るわけもない。探ったのは通路が通せそうな場当たり。それでいて大通りが近く、かつ、一本挟んで裏の路地に直結出来る、場所。
ふと、東の方角から何やら喧騒が聞こえて。遠い銃声が反響して空が呻る。__死神のお出ましか。緩やかに上がった口角、それが愉しげなものに変わったのは数分後。
中核まで行った頃だろうか、と思案していた所で近くのビルの灯りが全て消えた__否、カーテンを閉めたのか。分かりやす過ぎる。ここに居るぞと手を上げているようなものだ、と。一気に距離を縮めた其処。
中からは思った通り鉄砲玉が現れた。遊ぶ様に、振り翳された腕を潜り、背後を取り一発。振り向く前に殴り飛ばしてから後頭部。よろめいた肋骨を思い切り蹴り飛ばせば重鈍い感覚。2本は行ったか。暫くは立てねえだろう。
それからは案外早い展開だった。数発で伸びる雑魚から、数分の闘いになる者。それでも手応えは弱い。核の傍に付いているヤツがこんな雑魚だとアタマも堪ったモンじゃねえだろうな、なんて。嗚呼、だから俺らに依頼が来たのか。納得。アサヒカワの土地の獄を脱した数々は中王区の都合により公にはなっていないものの、掻い潜った生死線の匂いは直感的に判るらしい。直接の闘いで互角ならば、人を使う他ないわけで。金で解決出来るのならば手も汚す心配もない。実に簡単な動機。
ふと、己を無視して一目散に逃げ出そうと__否、向かおうと、する男が一人。顔には焦りが張り付いて、その顔には覚えがある。見付けた。潜り込んでる密告犯は此奴。元より双方同士の当たり戦だった故、潜り込んでいた手玉だったろうがほんの少し時刻の早まった騒ぎに戦慄したんだろう。判っていて此方も二人を送り込んだのだから。男の正体はきっと西、丞武の送った方のビルの、頭領に付く地位、それの一個下。他を蹴散らしながら男を捕まえて容赦無く叩き潰す。息の根は止めぬ程度に、口は聞ける程度に。
アタリはビンゴ。察しはいい方だった。自分が向かえないのだと判ると直ぐに口を開いた。其れを入り口の方に控える脳へと発信。用無しは意識を暫く落とさせておく。打つよりも喋った方が早いと繋げた声線はきちんと届いたらしい。結果的に問題はない。
同時刻、己の端末に立ったピンはきっと有馬の情報。
外に繋がる道は幾数もあった筈だが、可笑しな事に全員が律儀に己のいる方に回ってくる。それに気付いたのは進んだ先、逃げ惑う奴が扉に手を掛けて、一向に開かずに此方に脚を変えたから。アイツの仕掛けた罠だろう、全ての扉の鍵は燐童の手の中。思わず口角も緩む。駆除したいものが彼方から寄ってくるのは都合がいい、文字通り袋の鼠。
思考を軽く回しながらの飛び蹴りは慣れたもので、蹲る台を踏み付けながらその後ろに直下に拳を落とす。立ち上がる前に捻じ上げた腕、関節の外れる音は存外間抜けな響き。己の服にも紅が程良く乗ったところで後ろの方から晴れやかな顔で向かって来る、この袋の首謀者。正直纏まりがいい、そう思った。バランスが全て。東西の2人は言わずもがな楽しんでいるだろうし、立てた作戦の核である脳に手出しはさせずに頭を狩るミッションは自分も昂る。全てを調和した関係性。最初は此処迄、…なんて考えるのは辞めた。
辿り着いた先の頭領は全てを悟ったらしい、命乞いよりも先に逃げ出した先、追い掛けたのは風の吹きしきる屋上。まさか身投げでも、そう思った瞬間に意図は悟った。同じ高さ、それに近い標高を示すビルは東に一つ。そして其処から伸びるプロペラと、飛び立つ機体。此処で空に逃げようなんて。然し確実に、核だけを回収し、逃げるには空からが一番早い。生憎飛び道具は何もない。一か八か、フェンスを登り其処から回収しようと低空になった瞬間、飛び移れば、と思い金属へと手を掛けた先、派手な音と共に火花を散らし機能を失い落ちていく機体。右を見遣れば得物を担く人影がひとつ。相変わらずいい仕事をしやがる。ガシャン、と掛けた脚を外して細めた瞳で見渡した、黒煙を纏う空。
これで東の頭の逃げ場はない。首根を掴み引き摺り込んだフェンス際、無理矢理押し付けて聞き出した全ての情報は燐童へ。中身のない蜂の巣ほど面白くないものはない。蜜をしっかりとこそげ取った後のガワは、そっと手を離して、瞬くままに、真っ逆さま。____東の組は此れで潰れたも同然。情報は全て己の手の中。
次は西の、と、思った所で端末に入る連絡。どうやら菓子は貰えなかったらしい。悪戯は成功しただろうか。二つ分の足音を鉄板で出来た階段に響かせながら出た外、向かうは其方、手の鳴る方へ。
暗闇の中に鳴り響く奇怪な替え歌は随分と御機嫌のようだ。塀にいた頃からの常の処世術。手をかけた人間は眼で値踏み。装備や服に記された階級を見極めてから懐を漁る。これがきっと此奴にも備わっているのか、それとも鼻が効いたのか。響く金属音はナイフの刃の音だけではなく、軽い音。目線が捉えたものは数個の鍵。その中に見えるのは確かに情報の中にあった紋様。頭領だけしか持ち得ないそれを彼が持っているという意味は確かに此処に有る。隠れ蓑が探れないとは思っていたが、馬鹿正直に拠点内部に鎮座してたとは。___西の組も、共に制圧。
適当に止まっていたバンを拝借。全ての情報は確りと参謀の手の中に。武器庫は一通り漁って担ぎ入れ、手当たり次第の金目の物は積んだ。きっとこの後入るであろう捜査を可能な限り撹乱する手筈も整え、足は付かぬように、きっちりと身を晦ます。
緋色に塗れた二人を回収しつつ自陣へと帰還。全てを金に換えるには骨が折れる。資産洗浄を一気にするのもリスクが高い。追々、暮らしながらにしようと思案しながらの帰路。アドレナリンは収まりそうにない、久々に動かした身体と頭。消耗した参謀を担ぎながら、再び陽気な唄を口遊む彼に渡したのは労いの為に与えた氷砂糖の袋の残り。狙撃者を運び込むのは任せて、入り込んだ。ドロドロの服はきっと総取っ替えだ。空の先に見据えた夜明けは思うよりも明るく、目が自然と細まる。無事全員帰還。報酬の概念は最早無く、有る物全てを総取り。暫くは街に降りる時に騒がしいだろうが、人を隠すには人の中。人口が少ないわけではない、きっとゆっくり、暮らせるだろうと。
ぐ、と伸ばした背。大きく放った欠伸。此の儘、この先も。緩やかに過ごせれば、なんて。到底穏やかとは言えない惨状を纏いながら呑気な思案。____目を覚ました二人と共に風呂の争奪戦になるのは数分後の話。)
___________All-Hallows Eve- All Souls Day.
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naritamarchaiswebsite · 10 months
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帰りがたい『ぶんぶん』という空間
昨日は『ブレストぶんぶんクラブ』通称『ぶんぶん』でした。
受付の様子。
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子どもたちにテーマのカードを引いてもらい読み上げてもらいます。
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「好きな(好きだった)給食は?」「停電になってしまったら、どうやって涼しくする?」などのテーマで盛り上がりましたよ。
給食は年代によって、また地域によって違いが出て面白い!静岡出身の学生さんは「やかんであったかい日本茶が提供された」とのことで「さすがお茶の産地、静岡!」とみんなからの羨望を集めていました。
また同じ「成田東小学校」でも、卒業生である現在大学生が通っていた時と今とでは違いがあって、それも面白かった!(以前は「海鮮サラダ」にミカンが入ってたんですって。今は入っていないとのこと)
停電で涼しくなるには「水をかぶって自転車に乗る、ブランコもいいな」という男の子の発言に「いいねえ!」となりました。「風鈴の音を聴く」という人たちもいて、日本人ならではだよね、と共感しあいました。
発言する人は「たこ焼きの旗」を持つことに。
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本当はふわふわの小さなクッションの予定だったのですが、忘れてしまったので急きょ「たこ焼きの旗」に・・・それはそれで可笑しみがあって良かった。
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「幸せにしてくれる食べ物」というテーマで話した時は、いつの間にか「想い出の味」になっていて、どの人の話もほっこりと心があったかくなりました。
小さい頃、お姉ちゃんと早起きしてこそこそと台所で味わったもの。それはお姉ちゃんが牛乳を温め、さらにたっぷりの砂糖を入れてくれたものだったそう��す。その甘さと美味しさと、ちょっとしたスリリングと・・・忘れられない味と光景だそうです。
別の人は、2、3歳のころ、お母さんが留守の時に来てくれたおばあちゃんが「おやつだよ」と出してくれたものが「砂糖をまぶした氷」だったとのこと。その新鮮さと美味しさが忘れられない、という話をしてくれました。
「想い出の味」って、なんと個性的なのでしょう!個性的なのにも関わらず、なんだかみんな胸がきゅんとなるような懐かしさを感じる不思議・・・
参加した方からこんなメールが届きましたよ。
『食べたものが心と体の栄養になるためには、素材を厳選したり、調理法を工夫するのはとても大切だけれど、他にも大切なことがあるのかもしれないと心深く染み入る時間でした。「ぶんぶん」やっぱりいいなあ。おかげさまでまた貴重な時間を共にすることができたことを感謝します』
私も心から同感です。
さてさて、予告していた「赤シソゼリー」。なぜか固まらず、「シャーベットにしちゃおう」と凍らせたけれど時間が足りず、シャリっとしたジュースになりました。
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蒸し暑かったので心地よい美味しさでした。「シソは苦手。飲めない」と言っていた子どもたちが「美味しいかも」「飲めるかも」と飲んでいました。
子どもたちは6時になったら一足先に終了だったのですが、楽しかったのかなかなか帰ろうとせず、何度も戻ってきてしまう子も。そのことがとても嬉しかったです。
子どもや若者にとっても、大人にとっても、この『ぶんぶん』はこれから先の暮らしや人生を豊かに楽しんで生きるために、本当に役立つ空間と時間だという確信が、回を重ねるたびに深まります。
参加してみたい方はお子さんに限らずどなたでも歓迎いたします!ぜひ一度お試しあれ・・・
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bgmkyoto · 3 years
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2021.3.28sun〜2021.4.25sun 高野いくの「サニー・レニー」
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高野いくの「サニー・レニー」 2022.3.28(日)〜4.25(日) そのうちcafe SNC 〒600-8182 京都市下京区塗師屋町119 From the Exhibitor
// サニー・レニーは20代のあの頃、日記帳につけた名前です。サニーは晴れでレニーは雨。30代の春。公園の素敵なカフェで個展をすることになりました。20代の私に報告したくて、個展のタイトルをサニー・レニーにしました。サニーもレニーも、私の愛する日々なのです。 //
この度、そのうちcafeでは京都を拠点に活動する作家・高野いくのさん個展を開催します。
高野さんの作品は白い絵の具にほんの少し色を混ぜて、キャンバスの上に、練って並べて、重ねて描きあげていきます。砂糖菓子のような、薄氷のような、繊細だけれど全体としてはおおらかで、その独特のマチエールには見入ってしまいます。 「日記を綴るように、日々を埋葬する仕事として、同じ作業を、積み重ねて作品にしていってます。どの作品も1日で出来上がるということはなく、乾かしては重ねての積み重ね。昨日の上に今日を重ねて作品にしていきます」 また自身の作品に共通するテーマ、作品作りへの思いをこう語ります。
「以前から日々を積み重ねて私の心地の良い場所を造ることを目標としていました。最近、気づいたのですが、きっと私は何かを信仰しているのだと思いました。描くことは、祈りに似ていると」 日々にピリオドを打つように昨日の上に今日を、あるいは祈りを込めるように、淡く小さな矩形に絵の具を積み重ねていくのです。 今回の展示ではF50号の大きな作品を中心に、レリーフや小さい作品、さらに2014年から続けているはがきサイズのドローイングも見ていただけます。またキャンバスに油絵具で描いたもの以外に、今回は紙に油彩や紙を重ねて土台を作ったもの、透明水彩の作品も予定。 新たな試みも楽しみな高野いくのさんの2年ぶりとなる個展です。ぜひみなさまお越しください。
高野いくの 2012年 京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)大学院修了。 主に油絵作品を制作。2011年より大阪を中心に精力的に個展を開催している。 制作している姿を人に見せないが、人とはふれあいたい。 作品は静かだが、本人はよくしゃべる。 最近では祈りについて考えながら、明るい未来を想い描いている。
・個展 2011 ひとりごと(gallery恵風・京都) 2011 晴耕雨読(gallery 家ie・大阪) 2013 ウカレテル(gallery 家ie・大阪) 2013 Oギャラリーeyes(大阪) 2014 りんげつアパート(gallery恵風・京都) 2015 Oギャラリーeyes(大阪) 2016 Oギャラリーeyes(大阪) 2017 Oギャラリーeyes(大阪) 2017 午前中のかみさま(hitoto・大阪) 2018 Oギャラリーeyes(大阪) 小さく前へならえ(hitoto・大阪) 2019 サイド オブ ミー (tetote・兵庫) Oギャラリー (東京)
・グループ展 2010 上の空(海岸通ギャラリーCASO・大阪) 2011 帰る家を確認しよう(同時代ギャラリー・京都) 2012 トゥールビヨン10(Oギャラリーeyes・大阪) 2013 その後になって(SELF-SO ART GALLERY・京都) 2015 ONSA 言葉部門(beyer books plus library・大阪) 2016 ONSA 言葉部門・平面部門(3san・京都、hitoto・大阪) 2017 今ここを生きるアーティスト2017(枝香庵・東京) 2017 ONSA 言葉部門(UMLAUT・大阪) 2017 トゥールビヨン0(Oギャラリーeyes・大阪) 2017 奥野敏晴+容子+高野いくの 3人展(SENSART gallery・三重) 2018 輝いて麗しの油絵具(Oギャラリーeyes・大阪) 2019 今ここを生きるアーティスト2019(枝香庵・東京)
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sandicemails · 5 years
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砂漠歌人と砂丘歌人
 2019年7月14日ジュンク堂池袋本店内カフェにて、千種創一『砂丘律』第4刷&𠮷田恭大『光と私語』第2刷を記念してトークイベント「砂漠歌人と砂丘歌人」が開催され、55名近くが出席しました。以下その内容です。(敬称略)
1 はじめに
2 自己紹介
3 中東との出会い
4 短歌との出会い
5 旅行詠と滞在詠
6 暮らしにまつわるあれこれ
7 影響を受けた映画作品
8 音楽と短歌
9 増版とSNS
10 それぞれの作歌法
11 『砂丘律』制作秘話
12 『光と私語』制作秘話
13 翻訳について
14 『光と私語』の魅力
15 千種からの発表
16 さいごに
1 はじめに(ジュンク堂書店池袋本店・市川真意文芸書担当)
 二〇一五年末の刊行後、異例の売行で第二刷がされた『砂丘律』。この春、砂漠を詠んだ歌がSNSで大きな話題になり、第三刷、次いで第四刷が決定。一時帰国する著者千種創一を、鳥取砂丘育ちの新鋭歌人𠮷田恭大が迎えます。
 万葉時代から命脈を保ち続け、砂漠も都市も飲み込む器、短歌。その叙情はどこに行くのでしょうか。二人が語ります。みなさま、拍手でお迎えください。(千種・𠮷田が登場)
2 自己紹介
千種:みなさま、本日は雨の中お越し頂きありがとうございます。千種でございます。一九八八年、愛知県生まれです。二〇一五年、青磁社より『砂丘律』を刊行しました。
𠮷田:𠮷田です。一九八九年生まれ、鳥取県出身です。塔短歌会所属、学生時代は早稲田短歌会にもいました。今年の3月に、いぬのせなか座より『光と私語』を刊行しました。
 二〇〇九年に千種さんが外大短歌会を設立して、その初期に私が歌会にお邪魔してからのつきあいなので、かれこれ十年以上になりますね。その間には中東短歌なんていう同人誌もありましたね。
千種:そうですね。「アラブの春」の起きた二〇一二年、僕は中東に縁のある歌人たちと同人誌「中東短歌」を創刊しました。二〇一三年に第二号、二〇一四年に第三号で終刊、そして二〇一五年に砂丘律を刊行という流れです。
𠮷田:今回のトークイベントに先立って、ネットで質問を募集しました。そのうちいくつかへの回答を交えつつ、進めて行ければと思います。
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(撮影:青磁社)
3 中東との出会い
𠮷田:ではまず、千種さんの中東への関心というのは、どのようなきっかけだったのでしょうか。
千種:幼稚園がキリスト教系だった関係で地元の教会に行っていてパレスチナとかに興味があって。で中学一年生のときにNYで九・一一事件、パレスチナで第二次インティファーダ(一斉蜂起)事件が起きて、そこから更に興味が出たんです。
 だって飛行機がビルに突っ込んだり、子供が石を投げてイスラエルの戦車に立ち向かうとか、尋常ではないでしょう。何なんだこの世界は、と思って。
𠮷田:ということは、初めて知った”外国”というのはそのあたりですか。これは質問も寄せられております。
千種:はい、聖書を読んでいたので、イエス・キリストの活動していたパレスチナ、エジプト、ヨルダン、そのあたりです。小さい頃はハリーポッターみたいに架空の国だと思ってはいましたが。
4 短歌との出会い
𠮷田:これも質問が寄せられているんですが、千種さんはどうして短歌をはじめたんですか。
千種:高校まで自転車で通ってたんですけど、道中で自然に歌ができていたんです。最初は忘れるに任せていたんですけど、あるとき勿体ないと思って、高二の春からノートに書きとめ出したんです。
5 旅行詠と滞在詠
𠮷田:砂丘律の冒頭から中東の歌がありますが、詠まれた時は実際に現地に行かれていたんでしたっけ。
千種:いわゆる「アラブの春」が起こる前に、シリアとトルコを旅行しました。でもそれくらいです。大学卒業後にヨルダンに住み始めました。
𠮷田:中東に旅行してみて詠んだ作品と、中東に住み始めてからの作品というのは何か違いがありますか。
千種:砂丘律は時系列に編まれていないので、中東に住み始める前の歌もかなり入っています。そのあたりの歌はかなり想像、というか妄想です。
 妄想と現実が一致しないのはよくある話なので、実際に住み始めてから修正したり、歌集には収録しなかった歌などもあります。中東に住み始めてからは、非日常が日常になっていく感覚はありました。
 ちなみに、砂丘律を編むにあたって、もともとは一四〇〇首とか一五〇〇首とかあったものを四一〇首まで絞って収録しています。
𠮷田:削除した歌はどこかに書き留めていますか?
千種:作った歌は全部大事にしたいので、発表できるレベルに達しなかった歌たちもWordファイルに書き溜めていますね。
 身辺整理の際にはファイルをデリートしようかなと思っています。これ死後に発掘されたら、地獄やな、思ってますので。(一同笑い)
𠮷田:千種さん、整理整頓できるほうですよね。わたし手元に全然歌を纏めていなくて。『光と私語』を出そうと思って色々掘り返したんですけど、1年くらい遅れてしまいました。
千種:あ、みなさんのために補足しますと、歌人って歌をいろんな雑誌や同人誌に書くので実は作品が散逸しやすいんです。
6 暮らしにまつわるあれこれ
千種:普段𠮷田さんとはこういう話はしないので結構緊張しています。先日も台湾に一緒に行ったのですが、どーでもいい話しかせんかったもんね。
𠮷田:そうね。暮らしの話はしないもんね。じゃあ、聞きましょう。「普段何を召し上がっていますか」(一同笑い)
千種:パン食べて生きています。安い。パンにホンムス(豆のペースト)を塗って食べています。だから日本にいるときはラーメンと寿司にどっぷりですね。
𠮷田:確かに台湾でもひたすら麺食べてたもんね。(一同笑い)
𠮷田:「日本に帰国したときに驚くのは何ですか」という質問もありますが。
千種:日本人がみんな子供に見えることですね。あとすれ違う人がみんな知り合いに見えます。
7 影響を受けた映画作品
𠮷田:千種さん、好きな映画は何かありますか。
千種:邦画で言えば、例えば『ジョゼと虎と魚たち』、『海街diary』、最近で言えば『寝ても覚めても』とか、人間のどうしようもなさを描いた映画が好きです。
 影響を受けた映画としては、ふらっと入った渋谷ユーロスペースで観たポーランド映画『エッセンシャル・キリング』(イエジー・スコリモフスキ監督、二〇一〇年)。
 中東風のテロリストが、砂漠と、そして拘束後に輸送された先の雪原をひたすら逃亡する。詳しい設定説明や台詞もなく、多くが謎のまま、ただ映像が綺麗。中身を語らずとも、枠を語ることから滲み出る美しさもあるんだな、と。
 ビジュアルというよりも、コンセプトの面で影響を受けました。
 他には森博嗣原作の『スカイクロラ』(押井守監督、二〇〇八年)。キルドレというずっと子供のまま成長しない戦闘機乗りたちの終わらない、終わらせることのできない、運命や気持ちの揺れ、諦めみたいな世界観は、砂丘律にも影響しています。
千種:𠮷田さんの好きな映画は。
𠮷田:アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『光りの墓』(二〇一五年)とか。物語も好きなんですが、それより映像と音楽で引きつけていく、みたいな映画が好きです。
8 音楽と短歌
𠮷田:じゃあ、好きな音楽は何でしょう。
千種:中学生まではバロックを中心にクラシックばかり聴いてました。でもHYという沖縄のバンドのAM11:00という曲を偶然ラジオで聴いたことがきっかけでJポップにも興味が湧きました。
𠮷田:くるりの岸田繁さんが砂丘律の推薦文を書かれてますが、くるりとの出会いは。
千種:くるりは、高校生のとき「赤い電車」のMVを観たのが最初の出会いですね。
 高校生の頃はBump of ChickenとかRadwimpsとかの切実な曲を聴きまくってました。
 でも赤い電車を聴いて、こんなゆるい曲があるんだと思って何となく気になっていたところに、進学した先の大学で友達から、聴け、といってくるりのCDを大量に貸しつけられて、聴きこむようになりました。
𠮷田:くるりをまとめて貸してくれる友人っているよね。(一同笑い) 歌人に好きな人多いです、くるり。私は早稲田短歌の先輩から布教されました。
千種:𠮷田さんの好きな音楽は。
𠮷田:あまり聴かないんですよね。舞台に使われた音楽を聴いたり、もっぱら他人から勧められたのを聴いています。最近だと空間現代とか。
9 増版とSNS
千種:今回の重版は、この春にある方のツイートに載せられたこんな歌がバズったのがきっかけでした。
 アラビアに雪降らぬゆえたた一語ثلجと呼ばれる雪も氷も /千種創一
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元URL: https://twitter.com/Ots_mh/status/1106256914915028992
𠮷田:このサルジュの歌がバズったとき、どんな気持ちでしたか。
千種:あら、それバズるんだ、という気持ちでした。
𠮷田:そうだよね、キャッチーな歌とか他にもいっぱいあるのにね。
 実は今日、会場にそのツイート主にお越し頂いております。「なんでこの歌を引いたんですか」とか、ちょっと聞いておきましょう。
(マイクを受け取りつつ)
橋本牧人:はじめまして。この歌を引いた理由ですか。僕自身が大学一年生のときにアラビア語を勉強したことがあって。学問で得た知識を詠み込んだ歌を志向していきたいなと思って、この歌を選びました。
 他にはカロリーメイトの歌とかも好きです。
 煙草いりますか、先輩、まだカロリーメイト食って生きてるんすか /千種創一
千種:ありがとうございます。
 サルジュの歌、実は過去砂漠に降った雪の写真に添えて投稿したこともあるんですが、ぼちぼち伸びたくらいです。
 今回の橋本さんのツイートがあれだけ伸びたのは何でなんでしょうね。
𠮷田:Twitter本文に表示される横書きではなくて、歌集の写真として縦書きだったことが良かったのでは。そして橋本さんがその写真を撮ったという行為がワンクッションあること、あたりも理由として挙げられると思います。
千種:橋本さんの”物語”が差し込まれているというね。
𠮷田:そうそう。しかしこれだけ伸びたのは、作者冥利に尽きるのではないでしょうか。
千種:本当に。改めて橋本さんに感謝申し上げます。
10 それぞれの作歌法
𠮷田:Twitterで拡散されやすい歌、ってあると思うんです。
 千種さんの場合は、「先輩」というような呼びかけとか、会話体を使ったキャッチーな歌が多くて、初読で印象に残りやすい。例えばこんな歌。
 あっ、ビデオになってた、って君の声の短い動画だ、海の /千種創一
 千種さん、会話体使うの得意だよね。
千種:得意というか、そうなっちゃうんだよね。和歌風に文語旧仮名で朗々と詠いあげる、みたいなのは書けと言われても書けない。
𠮷田:破調はどうですか。会話を優先するのか、定型を優先するのか、みたいな。
千種:会話優先ですね。でも歌を作るときには、寝る前とかに百回なり千回なり、ぶつぶつ口に出して繰り返して、その一行のための定型みたいなものを探します。
 𠮷田さんはどんな風に作るんですか。
𠮷田:私はスマホで作りますね。声に出すのは割と最後の段階。視覚的な収まりどころを最初に探します。そこから韻律をいじります。
 この前、地元でNHKの取材を受けたんですが、作歌風景を撮りたいというのでスマホで作っていたら「絵的に弱いから、ノート持ってきたんでこれに書いてください」と言われました。でも結局、字が汚くてボツになったというオチ付きです。(一同笑い)
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(NHK鳥取のページより)
千種:僕は気分転換で紙を使うことはあります。
 僕も記録は基本スマホなのですが、歌のいろんなバリエーションを作って、俯瞰するために紙に書き出したりします。スマホだとせいぜい三行とかしか表示できないので。
千種:𠮷田さんは音楽聴きながら歌書いたりしますか。僕はくるりの「ばらの花」とか「ワンダーフォーゲル」とかえんえんリピートで聴きながらよく書きます。
𠮷田:THE YELLOW MONKEYを聴きながら連作を組んだりした時期もありました。ありましたが、精神が不調になりますね。(一同笑い)
 最近だと落語を聴きながらが多いですね。深夜とか、人の話声が聞こえてると安心するんです。でも歌詞のある曲だと自分の書いているものに干渉してくるんで……ラジオとかポッドキャストとか、聞き流していられるようなものが丁度いいです。
11 『砂丘律』制作秘話
𠮷田:歌集にまとめる際に、改作はどの程度していますか。確か砂丘律が出た直後の批評会(二〇一六年)で、歌人の田口綾子さんが指摘されていましたが。
(批評会記録:http://dunestune.blog.fc2.com/blog-entry-4.html )
千種:はい。当初、文語の歌も少しはあったんです。でも口語の多い砂丘律の中では浮いてしまうので、改作したり、もしくは泣く泣く落とした歌もありました。
𠮷田:ではその辺の歌は、没後出てくる感じで?
千種:出ません。出させません。(一同笑い)
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𠮷田:砂丘律は装幀・デザインもかなり話題になってました。
千種:当初、出版社の青磁社には、洋書のようなシンプルなペーパーバックで、写真はこれ使って、というような何となくのイメージを伝えていました。
 割と装幀は自分で介入するつもりでした。
 でも砂丘律の原稿を読んだ、濱崎実幸という装幀家さんに”ハイジャック”されて。「やりたいこともあるから任してほしい」と言われたので、僕も「任せます!」として任せたんです。
𠮷田:背表紙がむき出しの特殊な装幀でして、なかなか費用も手間もかかっているとか。
 実は本日は砂丘律の出版元、青磁社の永田淳代表にお越し頂いております。砂丘律に関し、どのような苦労がありますでしょうか。
永田淳青磁社代表:版元の青磁社の永田です。
 砂丘律はすべて手製本です。職人さんが一冊一冊、背表紙の寒冷紗を貼って、題簽を貼っています。今は圧倒的に機械製本が多いので普通の書店には手製本はほぼないと思います。
 砂丘律は製本代だけで300円くらいかかっています。ここにさらに印刷代などがかかります。業界の人ならわかると思いますが、定価1400円の中で製本代300円という数字は、すごいコストがかかっています。
12 『光と私語』制作秘話
千種:光と私語もまた、背中がむき出しの装幀が話題となっています。第二刷もされました。
𠮷田:砂丘律と光の私語は双子のようだ、という話も言われてましたね。本日は、光と私語のデザインを担当したユニット「いぬのせなか座」主宰の山本浩貴さんにもお越し頂いておりますので、その辺の話も伺ってみましょう。
山本「いぬのせなか座」主宰:デザインを担当した山本です。光と私語と砂丘律とを二冊並べて写真をSNSに投稿した人たちもいました。
 付き合いの長い𠮷田さんと千種さんのお二人の関係性でそういう投稿が見られたのかもしれませんが。
 実は、千種さんのこと知る前のことですが、かつて本屋の歌集コーナーで一番かっこいいと感じた砂丘律をジャケ買いしていました。
 そうしたこともあって、光と私語をデザインする際には影響を受けないようにしていたのですが、結局似てしまったのが面白かったです。
 ちなみに光と私語はコデックス装という装幀です。
Tumblr media
𠮷田:先般増刷された堂園昌彦さんの『やがて秋茄子へと到る』なんかもそうですが、なるべく長く売っていくためには、なるべく人に手に取ってもらうようなデザインが大事だと思っています。製品としての存在感があったほうがいいのではと。
千種:一時期、電子書籍で歌集を出そうという潮流がありました。紙の本が電子書籍に勝てるところといったら装幀とかと思って、砂丘律を出す際にはこだわりたいと思っていました。
𠮷田:電子書籍のメリットは版切れのないことと、アクセスの良さですよね。
 『光と私語』については近日中にデータ版を無料公開する予定なのですが、そこをきっかけに書籍版を購入してくれる人が少しでもいればいいなと思っています。何せ紙の本にはマテリアルとしての良さがありますので。
千種:軽く言っちゃうと、本のインスタ映えとかね。
𠮷田:そうそう。重要。
13 翻訳について
𠮷田:千種さんは割と、主題制作、つまり連作の中で物語を立ち上げるという試みをされていますが。
千種:はい。砂丘律の中だと、「或る秘書官の忠誠」という連作があって、独裁者の秘書官になりかわって詠んでいます。が、すごく評判が悪い。
 あと、確か歌人の紀野恵さんが、一時期、紀貫之か何かに成り代わった連作を雑誌「短歌研究」に連載していたんですけど、まあ、なかなか難しいですよね。
 それは歌人の力の限界なのか、それとも短歌という詩型の限界というか、向き不向きのような話だと思っています。
𠮷田:単純に物語を立ち上げるだけだったら、散文に分がありますからね。
 物語といえば、千種さんはアラブ文学の翻訳もされていますよね。中東短歌にも、歌と並行していくつか翻訳を発表されてました。
千種:はい。今日のチラシには「歌人・翻訳家」と書いてあるんですが、実はまだ翻訳で本を出せていません。
 とある出版社に翻訳の持ち込みをしたのですが、アラブ文学では商業出版はなかなか難しいと却下されてしまって。
 もちろん図書館に行けば翻訳されたアラブ文学もぼちぼちあるのですが、湾岸戦争、九・一一、アラブの春、など大きな事件が起きて、読者の関心が大きくなったときに翻訳・出版されたものが多いと聞きます。
𠮷田:中東情勢が荒れると、翻訳が出るということですね。となるとあまり出ない方が世界の平和のためには良さそうですが。(一同笑い)
 私は舞台関係のマネジメントを仕事にしているのですが、演劇界隈でも、中東への関心というか、アーティストを日本に招聘したり、作品が日本で試演されたり、ということが増えている印象があります。今後、政治情勢だけではなく文化の面でもフックは増えていくのではないかと思います。
千種:そう願います。みなさまの中にアラブ文学の翻訳出版に興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ千種にお声かけを。宣伝しちゃった。
14 『光と私語』の魅力
千種:僕が自分について喋りすぎているので、光と私語の魅力について話します。話していいですか。話しますね。
 光と私語は、「枠」の歌集だと思っています。
 まず、装幀については、プラスチックのカバーだったり、本文中に四角や長方形のボックスが差し込まれていたり、視覚的にカクカクしているのが、とても都市っぽい、枠っぽいです。
 歌について言えば、例えば一月とか「時間枠」を読んだものが多くあります。
・一月は暦のなかにあればいい 手紙を出したローソンで待つ
 他にも、枠としての建築への関心も示されています。
・恋人の部屋の上にも部屋があり同じところにある台所
 短歌では、部屋でタバコを吸う「私」の恋人とか、一月に「私」が友達と行く初詣とか、枠の中身について話すのが普通です。
 一方で、光と私語では枠ばかりについて話すことで、「私」が希釈されます。
 でもそれこそが都市のリアル、我々が見る都市の人間像でないでしょうか。とてもリアルな。
𠮷田:なるほど。なんだろう、たぶん個人的には、私自身以外のところから私性を取り出したいのですよね。あまり自分の話をしたくないというか、枠の中身はどうでもいいというか。単に自分に自信がないだけかもしれませんが。
15 千種からの発表:活動再開宣言
𠮷田:そろそろ時間だけど、告知とかしましょうか。
千種:何だっけ。
𠮷田:ほら、これからの、歌の。
千種:え、ああ、これまとめに入ってますね。(一同笑い)
(考え込んだあと)ちょっと、実は、その、第二歌集を用意しています。冬か春くらいに出せればな、と。タイトルは「千夜曳獏」。
𠮷田:ここ数年は歌からは離れてましたが。
千種:はい、そうですね。
(しばらく考えて)砂丘律を出したあとに、言葉との距離がわからなくなってしまって。
 他人に不誠実な言葉、例えば嘘、を吐いてしまうこんな自分が、歌で綺麗な言葉を使っていてよいんだろうか、って。
 言葉を単なる道具みたいに扱っているんじゃないか、って怖くて。
 もちろんその葛藤や罪悪感はまだあるんですが、書くのをやめたこの数年、病気みたいになっちゃって。僕にとって書く行為は生体リズムの一部だったというのがこの数年でわかったことです。
 書いて褒められたいとかではなくて、書かざるを得ないんです。書いちゃうんです。ほら、マグロって泳ぎ続けないと死ぬじゃないですか。あれです。
 今後、また書いていきます。良いものが創れればと思ってますので、みなさま、どうぞよろしくお願い申し上げます。
𠮷田:今日は、その言質を取れたら勝ちだと思って来たので。もう引き返せないですよ。
千種:やられたわー。みなさんこれ、打ち合わせと違う展開です。(一同笑い)
16 さいごに
𠮷田:では最後に一言、どうぞ。
千種:はい。いろんな奇跡が重なって、僕もここにいるし、みなさんもここにいると思っています。
 𠮷田さんがいなければ僕はこんなに短歌にのめり込まなかっただろうし、砂丘律は青磁社や装幀家の濱崎さんがいなければ生まれなかった本だし、橋本さんのツイートやジュンク堂さんからのお声掛けがなければこのイベントもなかったと思います。
 書き手として本当にありがたいと思っています。みなさま、今日はお越し頂き、ありがとうございました。
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sorairono-neko · 3 years
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いくつになったの?
「もうすぐきみの誕生日だね」  ヴィクトルがそう言ったとき、勇利はきょとんとした顔をした。忘れていたのだろう。無理もない。ちょうどその日はグランプリシリーズの日本大会の日程になっており、つまり勇利には試合があるのだ。演技を熟させようというこの時期に、誕生日のことなど考えているはずもない。もっとも、勇利の場合、試合のないときだとしてもおぼえていなさそうではある。そういうことに関心がないのだ。勇利が気になるのは、スケートと、ヴィクトル・ニキフォロフのことだけだ。 「そういえばそうだね」  思ったとおり、彼はとくにどうということもないという挨拶だった。ヴィクトルはほほえんだ。 「ちょうど日本大会だし、お祝いされるんじゃないのかい」 「そうかもしれない。でもそれどころじゃないよ。ああ、誕生日か。いやだな」 「なぜ?」 「みんな何かを期待するだろうから」  ヴィクトルは笑ってしまった。確かに、誕生日をすばらしい演技で飾れるだろうか、というような見方はされるだろう。少なくとも、テレビ放送の実況者はひとことはふれるにちがいない。祝福のケーキなども用意されているかもしれない。勇利はそういったことが苦手だ。 「でも、いいこともあるかもしれないよ」 「いいことってどんな?」 「さあ……」  ヴィクトルは、勇利が生まれてきた日はうれしいから、単純にみずからのそうした感情に照らしあわせ、いいことが起こるにちがいないと言ったのだった。しかし勇利は何か特別なことを想像したらしい。用事があったため、ヴィクトルが勇利より遅く帰宅したとき、彼は居間でなにやらふしぎなことをしていた。 「あ、あの、演技とてもすてきでした。ぼく、見蕩れてしまいました……」  誰と話しているのかと驚いてヴィクトルが部屋をのぞくと、勇利は両手を握りあわせ、うっとりと宙をみつめているところだった。ヴィクトルはわけがわからず、大きく瞬いて彼の姿を凝視してしまった。 「そうかい? どうもありがとう。きみの演技もよかったよ」  勇利は立っている場所をぱっと変え、さっきまで自分のいたところを見てそう言った。どうやら勇利自身とは別人を演じているらしい。 「えっ……見てくださったんですか……!? そんな……」  勇利はもとの位置へ帰り、感激したようにひとみをうるうるとうるませた。ヴィクトルはすこし考え、なんとなくわかったような気がした。 「ああ、そういえばきみは今日が誕生日だったね。おめでとう」 「えっ! ヴィクトル、どうして知って……うそ……うれしい……」 「そうだ。誕生日プレゼントに俺と話をしないか。スケートについて語りあおう」 「ヴィクトル……!」  勇利は忙しく二役を演じ分け、「誕生日をヴィクトル・ニキフォロフに祝ってもらう勝生勇利」というふしぎなひとり芝居をしていた。ヴィクトルは笑いをこらえるのが大変だった。どうやら彼はヴィクトルに演技を見てもらえないと思っているらしいし、ヴィクトルが勇利の誕生日を知らないときめてかかっているようだ。相変わらず勇利の考えることはよくわからない。それにしても、欲しいプレゼントが「スケートについて語りあう」だとは。せっかく妄想するのだから、もっと何かあるのではないかとヴィクトルは可笑しくてたまらなかった。いや、むしろ勇利の最高の望みはそれなのかもしれない。 「ただいま」  あんまり見ているのも悪いので、ヴィクトルはさっさと扉を開けて中に入った。勇利がびっくりして振り返り、ヴィクトルの表情を見て、かーっと耳まで赤くなった。 「み……見た……?」 「見たよ」 「うそ……」  勇利は両手で頬を押さえ、ソファに座りこんでしまった。普通なら「ヴィクトルのことで妄想しているところをヴィクトル本人に見られた」と気恥ずかしくなる場面だけれど、勇利はちがう。彼は笑みをふくんだヴィクトルの視線にそっぽを向くと、拗ねたように言った。 「ぼくだってヴィクトルがこんなふうに親しくしてくれないことくらいわかってるよ! そんなに笑わなくてもいいじゃん!」  このひとことにこそ、ヴィクトルは噴き出すところだった。勇利の頭の中はいったいどうなっているのだろう。本当にわからない……。しかし勇利はこういう子なのだ。 「べつに笑ってなんかいないさ」  ヴィクトルは彼の隣に腰を下ろし、気軽に言った。 「うそ。ぼくがありもしないことを想像していい気になってるって思ってる」 「思ってないよ。それに、もしかしたら本当にそういうことがあるかもしれないだろう?」  勇利は溜息をつき、ゆっくりとかぶりを振った。 「ないよ……。そんなことない」 「そうかな」 「ヴィクトルには試合があるんだよ。一緒に出る選手の誕生日にかかわってる時間なんてないよ。そもそも知らないだろうし」 「それは残念だね」 「いいの。べつに。ただ想像して浮かれてただけだから。ヴィクトルと同じ試合に出られるだけで、ぼくは、もう……」  勇利は頬を紅潮させ、またうっとりとした目つきになった。確かに日本大会にはヴィクトルも出場するけれど、もちろんヴィクトルは勇利の演技を見るし、彼の誕生日も祝うつもりだった。 「……とにかく、運がいいっていうこともあるかもしれないから……、ヴィクトルに見られても恥ずかしくない演技をしなくちゃ」  勇利は決意をあらたにしたように、大きくひとつうなずいた。 「がんばる。……ああ、ヴィクトルはどんな演技を見せてくれるのかな。早く見たいな……」  本番の演技はともかく、ヴィクトルの練習は毎日見ている勇利は、そんなふうに夢見る目をするのだった。  エキシビションの衣装を着て廊下を歩いているとき、物陰に勇利の姿をみつけてヴィクトルはほっと息をついた。いったいどこへ行ったのだろうと思っていたのだ。お互い取材やスケート連盟との打ち合わせがあり、ホテルの部屋へ戻る時間も異なって、せっかくの誕生日だというのに、試合後、なかなか彼に会えなかった。ようやく顔を見られた。  しかし勇利は柱の陰から目元をちょっと出して、通り過ぎるヴィクトルをまっかになってみつめているだけだった。あのとき妄想していたようには、自分から声をかけてきそうにない。それではとヴィクトルは立ち止まり、笑顔���彼に話しかけた。 「やあ、勇利」 「えっ」  勇利は驚き、どぎまぎしてすこし後ろへ下がった。おもしろかったけれど、ヴィクトルはできるだけ平静を装おうとした。 「あ、あの……な、なんですか?」  勇利はいまにも逃げ出しそうだ。なぜなんだとヴィクトルは可笑しかった。ヴィクトルを完全に選手として見ているとしても、彼はヴィクトルに遠く及ばないような成績ではないのだし、友人のように話しかけてくればよいのに。もっとも、勇利にはそれは無理なことなのだろう。ヴィクトルだってそれくらいはもうわかっている。ただ、ふしぎで愉快だ。 「きみの演技を見たよ」  ヴィクトルはにっこりした。勇利は緊張しすぎて、自分から「ヴィクトルの演技すてきでした」とも言えないようだ。 「えっ、あ、え……?」  勇利は二役でしていたお芝居のときより感情をみだし、足元がふらついて、いまにも倒れそうだった。 「演技? 演技って? 演技ってなに? ぼくの? 演技?」 「きみの演技だよ。きみのプログラム。とてもよかったね。叙情的で、音楽的で……音が完全にきみのものになっていた」 「演技……プログラム……え……? え、ぼくの……? あ、ありがとうございます……え……?」  勇利はまだよくわかっていないようだ。しかし自分が言われたことの意味はわからなくても、言うべきことは思い出したようである。 「あっ! ヴィクトル、ぼく貴方の演技見ました!」  彼は突然、まるでいまこの瞬間にスケートの話を始めたかのような口ぶりで叫んだ。 「すばらしかったです。あの……すばらしかったです……」  勇利のひとみがうるうるとうるんだ。 「あんまりすてきすぎて……ぼく泣いちゃって……」 「ありがとう。きみのスケートも最高だよ」 「ぼくのスケートが……なに……?」 「そうだ。きみ、誕生日だね。おめでとう。いくつになったのかな?」 「何が? 誕生日? いくつ?」 「じつは、勇利がいくつになったのか、俺はよく知ってるんだ。とにかくおめでとう。よかったらあとでお祝いさせてくれないか。きみとスケートの話がしたいな」 「いくつ……お祝い……スケート……話……」  勇利には話の筋道が立てられないようだ。腰を抱いて優しく髪を撫で、ひとつひとつ説明してあげたいけれど、いまは時間がない。 「さあ、そろそろきみの出番だよ。エキシビションもきっとすてきだろうね。行ったほうがいい。楽しみにしてるよ」  勇利は係員に呼ばれ、ふらふらしながら去っていった。彼は口の中で、「出番……エキシビション……ヴィクトル……お祝い……スケート……」とくり返していた。大丈夫だろうか? いや、問題はないだろう。彼は氷の上に立つと豹変するのだ。  ヴィクトルはリンクサイドで勇利の演技を見た。思ったとおり、ライトを浴びた勇利はすずしげな凛々しい顔をしており、すこし緊張してはいるようだけれど、上品で優美な演技を披露した。ヴィクトルはほほえみながらそれをみつめていた。やはり勇利のスケートはすばらしい。どのようにしてあんなふうにすべっているのだろう? 彼のコーチになってもその謎はとけないままだ。永遠にわからないだろうし、それがよい。  勇利が戻ってきたとき、ヴィクトルは、彼がエッジカバーをつけるためにフェンスに置こうとした手を、自分が代わりに取って支えた。勇利はつめたい感触ではなくあたたかなてのひらに受け止められたことに驚き、顔を上げて目をみひらいた。 「しっ」  ヴィクトルは彼の耳元にささやいた。 「次の選手の演技が始まるよ……騒いじゃいけない」  勇利は反対の手で口を押さえ、こくこくと大きくうなずいた。それからヴィクトルに寄りかかりながらカバーをつけた。そのあいだじゅう、彼は必要以上にうつむいていた。ヴィクトルの顔を見られないといった様子だった。 「俺の出番は次なんだ」  ヴィクトルは勇利の耳にさらに口を寄せて低く言った。勇利がまたこっくりとうなずいた。もちろん知っているだろう。彼が知らないはずがない。 「勇利、ここで見ていてくれるね」  勇利がそのつもりでいることをヴィクトルは承知していたけれど、それでも彼に約束して欲しかった。勇利は相変わらずものも言えないという態度で、ヴィクトルを見上げて、やはり声もなくうなずいた。ヴィクトルはにっこりした。ヴィクトルの前の選手の演技を見ながら、勇利は黙りこんでいた。 「眼鏡はかけないほうがいいよ」  ヴィクトルは忠告した。勇利はやっと口をひらいた。 「眼鏡がないと貴方がよく見えません」  ヴィクトルは笑いだした。彼は了解し、それじゃあ、と続けた。 「いつでも外せるようにしているといい」  ヴィクトルはリンクへ出ていき、拍手と喝采を浴びた。しかしすぐに氷の中央へは行かず、係員に寄っていってマイクを受け取った。 「やあ、みんな。さっきの勇利の演技、すばらしかったよね」  ヴィクトルは英語で話したけれど、彼が何かするだろうと待ちかまえていたファンたちは心得ているらしく、歓声を上げてこたえた。 「みんなも知ってるよね。そんなすてきでうつくしい勇利は、この日本大会で誕生日を迎えた」  もう一度歓声が上がった。 「こんなにうれしい日はないよ。俺はいま、ひどく浮かれてはしゃいでるんだ。勇利がいてくれることが俺の幸福なんだ。いまからすべる演技を、愛する俺の勇利に捧げるよ」  この日いちばんの歓声が降りそそぎ、ヴィクトルはマイクを返した。そして言葉どおり、勇利に捧げるために演じた。「離れずにそばにいて」。勇利がヴィクトルを日本へ呼び寄せたプログラムだ。もう以前のような演じ方ではない。ヴィクトルは勇利と出会い、愛を知って変わったのだ。あんなすべりは二度としないだろう。勇利がこれを演じるときともちがう──しかし、魂をわかちあっているとわかる踊り方だった。 「どうだった?」  リンクサイドへ戻ったヴィクトルは、口元を両手で押さえて目をみひらき、涙をいっぱいにたたえている勇利に笑いかけた。勇利の頬はまっかだった。 「さあ、締めくくりだね。おいで。眼鏡は俺が外してあげよう」  ヴィクトルは勇利から眼鏡を取り上げ、彼の手を引いて氷の上にエスコートした。 「ま、待って──待ってください」 「どうしたんだい。おや、戸惑ってるね。気にすることはない。きみはいま氷の上に立つべきひとなんだよ。俺は俺のプログラムをきみに��げたんだから。大丈夫さ。コーチに怒られる? 俺があとで説明しておくよ」  もちろんこのときに勇利とすべるプログラムはデュエットの「離れずにそばにいて」で、勇利は驚いたことに、緊張のあまりか、何度もつまずきそうになった。ヴィクトルは笑いをこらえながら、彼を助けて上手くすべれるようにしてやった。演じ終わったとき、勇利はいつもより息をはずませ、わけがわからないという様子でほとんど立っていられないようだった。 「大丈夫かい?」 「あ、あの……」 「楽しかったね」 「ええ、でも……」 「いままででいちばん失敗しそうなデュエットだったね。それもいいさ。勇利、誕生日おめでとう」 「ヴィクトル、あの──」  勇利がけなげにヴィクトルをみつめた。ヴィクトルはほほえんで、彼の言葉はひとつも聞き漏らさないようにと顔を近づけた。 「なんだい?」 「あの、あの、ぼく──」 「ああ」 「ぼくはいったいいくつになったんですか?」  ヴィクトルはあぜんとした。次の瞬間、彼は笑いだし、勇利を抱きしめて頬ずりをした。 「それでね、ヴィクトルがね、ぼくのためにすべってくれたんだよ。もう本当に信じられないよ。そんなことってある? ヴィクトルがぼくの誕生日を知ってるだけでもびっくりするのに、ぼくに──ぼくに──プログラムを捧げるなんて──ああ! 夢じゃないのかな? 本当に起こったことなの? まだぼうっとしてるよ。ぼくはまぼろしを見たのかな? 妄想かもしれない。ヴィクトルが好きすぎてとんでもないことを考えるようになっちゃった。ねえ、ぼくおかしい? 大丈夫? あぶないやつに見える? ねえ、どう? 変?」  勇利が興奮して口早に話すのを、ヴィクトルは窓際のソファに座ってテーブルに頬杖をつき、くすくす笑いつつ聞いていた。 「そんなことあるわけないよね? やっぱり夢だったんだ。でも、手を握られた感触が残ってるんだよ……夢の中から感覚まで持ってきちゃうなんて、ぼく……相当……」 「勇利、それは本当にあったことだよ。心配しなくていい。ヴィクトル・ニキフォロフは勇利のために一曲プレゼントしたし、そのあとふたりでデュエットもしてたよ。俺が保証しよう」 「本当?」 「本当さ」 「本当に本当?」 「ああ、まちがいないね」 「…………」  勇利は両手でおもてを覆ってうつむいてしまい、ヴィクトルは笑いながら立ち上がった。彼は勇利の肩を抱きソファに座らせると、冷蔵庫を開けてちいさなケーキを取り出した。 「俺からも祝わせてくれるかい? それとも、俺からの贈り物には勇利は興味がないかな?」  勇利はぱっとおもてを上げると、一生懸命にヴィクトルをみつめ、「そんなことない!」と叫んだ。 「そんなことない……そんなことないよヴィクトル……」  ヴィクトルはにっこりした。 「それはよかった」 「何をくれるの?」  ヴィクトルは勇利の前にケーキを置き、彼の髪を撫でた。 「このケーキと……」  勇利は星のように輝くひとみで熱心にヴィクトルを見た。 「俺の時間だよ」 「時間?」 「このところ、お互い忙しくて、練習以外で話せていなかったからね。だから勇利とゆっくりしたい。勇利の話をなんでも聞くよ。話さなくてもいい。ただそばにいるだけでも。みつめあうのでも、そばで眠るのでも、どんなことでも。今夜ひと晩、俺の時間はおまえのものだ。いらないかな?」 「いる!」  勇利がもう一度叫んだ。 「本当にいいの?」 「いいよ……」  ヴィクトルは勇利の前に座り、ちいさなケーキに一本だけろうそくを立てて火をつけた。ほの暗くしてあった部屋で炎がゆらめき、ふたりだけの空気がやわらかに色づいた。 「さあ、消してごらん」  勇利が大きく息を吸い、ひと息にろうそくを吹き消した。 「おめでとう、勇利」 「……ありがとう」  勇利ははにかんだ。ヴィクトルはフォークを渡した。 「どうぞ」  勇利ははにかんでもじもじした。 「なんだかいけない感じがする……」 「いいよ……コーチがいいと言っているんだからね……。ふたりでいかがわしいことをしよう……」 「いかがわしいわけじゃない。変なこと言わないで」  勇利がヴィクトルをにらみつけ、美味しそうにケーキを食べた。ヴィクトルは頬杖をついて愛らしい彼を見守った。 「カロリーは低くされてるよ。特別につくってもらったやつだからね。砂糖もひかえめだ。普通のケーキとはちがう。そのぶんすこし味気ないかもしれないけど」  勇利は口をもぐもぐと動かした。くちびるの端に白いクリームがついているのが愛らしく、それを指かくちびるでぬぐってやりたいとヴィクトルは思った。 「そんなことない。美味しい。すごく甘いよ」  ごくんとのみこんだあと勇利が言った。 「そうか。普段食べないからそういう感じがするのかもしれないね」 「普通のケーキの味を忘れてる?」 「おそらく」 「ヴィクトルも忘れてる?」 「たぶんね」 「ヴィクトルは食べないの?」 「食べていいのかい?」  勇利はふしぎそうにヴィクトルを見た。ヴィクトルはほほえみながらみつめ返した。しかし勇利は察する気配がない。 「キスしようと言ってるんだよ。わかるだろ?」  勇利は目をみひらき、あぜんとし、それから怒ったように頬をふくらませた。 「そんなのわかるわけないじゃん!」 「そうか」 「そうだよ! わかるほうがおかしい!」  勇利はぷりぷりした。ヴィクトルはくすくす笑った。 「それで? キスは?」 「ふたつケーキを支度すればよかったでしょ!」 「勇利とキスしたくてひとつにしたのかもしれない……」 「ばか!」  勇利は大切そうにひとくちひとくちケーキを食べた。しかしその途中で、勇気を出したように言った。 「『あーん』ならしてあげないこともないよ」  ヴィクトルは笑ってしまった。「あーん」をしてもらう誘惑に打ち勝つのは、彼には大変な困難だった。 「いや、やめておこう。ひとくちぶんのケーキについて考えて、あとで勇利が泣いたら困るからね。きみはかわいい泣き虫だから」 「ケーキのことで泣いたりしないよ。ぼくをなんだと思ってるの?」  人が恥ずかしいのを我慢して言ってるのに、と勇利はふくれてケーキを食べ、口をもぐもぐさせた。何かの小動物のようでたまらなくかわゆい。  食べ終えると、勇利は静かにフォークを置いた。ヴィクトルは、いよいよ勇利が話し始めるものと思って心がまえをした。勇利のことだから、スケートのことにしろ、ヴィクトル・ニキフォロフの演技にしろ、何かしら言いたいことがあるのではないかと思ったのだ。勇利がみずから一生懸命おしゃべりすることといえば、このふたつ以外には何もなかった。  しかし勇利は、口をひらかず、ひとこともしゃべらず、ただヴィクトルをみつめていた。ヴィクトルはふしぎに思った。 「話さないのかい?」 「話さなくてもいいって言ったじゃない」 「もちろんかまわないとも。勇利の時間だからね。きみの好きにしてくれればいい。何かねだるのでも、黙っているのでも。けれど俺は勇利は話がしたいんじゃないかと予想してたんだよ」 「ヴィクトルの時間をめいっぱい使って何か話をするのはすごく贅沢だね」  勇利はかすかに笑った。彼はすぐに言った。 「でも、こうして何も語らず、ただヴィクトルをみつめて一緒にいるだけっていう時間の使い方が、何よりもわがままだから……」  ヴィクトルはほほえんだ。確かにそうだ。そして勇利にはその権利がある。本当は、誕生日だけではなく、いつだって彼はそうしていいのだ。勇利の特権だ。 「今夜、勇利はエキシビションで二度氷に乗ったね」  ヴィクトルは言った。勇利はたちまち不安そうな顔になった。 「うん……いけなかった?」 「いや。彼に誘われたならそうするしかないさ。勇利のことは誘いたくなる。リビングレジェンドと言われている男だってね」 「彼、コーチには説明しておくって言ったのに……」  勇利が口元に手を当てて考えこんだ。ヴィクトルは笑った。 「俺とも踊ってくれるかい?」  勇利はぱっとひとみを輝かせ、勢いよくうなずきそうになった。しかし彼は思い直したようにおとがいを引き、すずしい顔をしてつんとなった。 「もっとちゃんと誘って」 「これは失礼」  ヴィクトルは立ち上がると、勇利の手を取り、洗練されたしぐさで身をかがめ、気取って丁寧に尋ねた。 「踊っていただけますか?」  勇利はさっと立ち、上品にヴィクトルの手に手をすべりこませた。ヴィクトルは勇利のほっそりした腰を抱き寄せた。 「なに?」 「ワルツはどうかな」  勇利はうなずき、ふたりはゆったりとした拍子でステップを踏み始めた。しばらく黙ってそうしていたけれど、そのうち勇利はヴィクトルの肩口に甘えるように顔を寄せてもたれかかり、うっとりと目を閉じた。 「世界一贅沢でわがままな時間……」 「そうかい?」 「だってヴィクトルが、ぼくのことだけ考えて、ぼくのために時間を使ってる……」 「本当は普段からそうなんだけどね。知らなかったかな?」 「うそ。普段はほかのことを考えてる」 「どんなことだい?」  スケートのこと、と勇利が答えるのを予想していたのに、彼はちがうことを言った。 「ヤコフコーチのこととか」  ヴィクトルは笑いをこらえるのにかなりの努力をしなければならなかった。ここでヤコフの名を出してくるとは……。どうして勝生勇利とはこうもかわいらしいのだろう。 「彼は説教がすごいからね。そういう意味では仕方ないんだよ」 「ぼくもヴィクトルにお説教しようかな……」  なんて魅力的な提案なのだとヴィクトルは思った。 「勇利のお説教はこわそうだね」  ヴィクトルはほほえんだ。 「でも、されてみたいな」 「本当にされたいの? 一日じゅう言うよ、ぼくは」 「どんなことを?」 「ぼくのことよりカツ丼のこと考えてたでしょうって。そんなことでコーチが務まると思ってるの、未熟なんだよって」 「俺のカツ丼って勇利だからね……」 「また人をぶただとかなんとか言うつもりなんだ……」 「……いまの言葉の意味がわかる程度には大人だと思ってたんだけどな」  ヴィクトルは笑いをかみころした。いつか自分から「すっごく美味しいカツ丼になる」などと言っていたけれど、あのときのままのようである。勇利ならそうだろう。 「なに? ぼくのこと幼稚だって思ってる? ヴィクトルっていつもそう」 「いや……、ユニークでいいね……」  ヴィクトルがささやくと、勇利がおもてを上げてチョコレート色のみずみずしいひとみを瞬かせた。ヴィクトルは熱烈にその目を見つめた。勇利の頬がうすさくら色に染まった。 「……幼稚だと思っててくれていいですけど……そのまま……」 「そうかい?」 「そう……ええ……」 「困るな……そんなふうに思っていられるか自信がない……」 「え? あの……」  勇利が戸惑ったようにヴィクトルを見た。彼は目をそらすことが難しいほどかわいらしく可憐でうつくしい。ヴィクトルはみつめ続けた。勇利が赤い顔をしてぱちぱちと瞬いた。ヴィクトルはゆっくりとおもてを近づけてゆき、首を傾けて、くちびるを寄せ──。 「あっ」  勇利が驚いて声を上げた。彼がまだ口元につけていたケーキのクリームを舐め取ったヴィクトルは、それを味わってからひとつうなずいた。 「美味しいね。確かに甘い。甘すぎるくらいだ」 「…………」  勇利は信じられないという表情でぽかんとしてヴィクトルをみつめ、それから舐められたところを手で押さえて怒りだした。 「ちょっと! 何するんだよ!」 「クリームがついていた」 「教えてくれればいいじゃん! なんであんな……あんな……」 「でもさっき勇利はケーキをくれなかったからね」 「ひとくちあげるって言ったでしょ!?」  なんなの、もう、信じられない、と勇利は口元に握った手を当ててぶつぶつ言った。ヴィクトルはそんな勇利にいとおしそうなまなざしを夢中で向け、ほほえんでいた。 「困ったな」 「何が!?」 「どうしてもおまえがかわいい」  ヴィクトルは顔を寄せ、くちびるに、今度こそキスをした。勇利はさっきよりも驚いて目をみひらき、あぜんとなった。 「……ヴィクトル……」 「なんだい」 「いまのなに……?」 「それがわかるくらいには大人のはずだけど……」  ヴィクトルは可笑しそうに笑った。 「勇利はいくつになったんだっけ?」  勇利は拗ねてヴィクトルの胸に顔をうめ、子どものように甘えた。 「忘れました!」 「勝生選手、試合が終わりましたが、ファンからはもちろん、大好きなひとにもお祝いされましたし、いい誕生日が過ごせたんじゃないですか?」  そんなふうにマイクを向けられたとき、勇利ははにかんで頬を赤くした。 「ええ……、すてきな誕生日でした」
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takahirayochienpta · 4 years
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真心いっぱいの梅を漬け込みました
先日,地域の方から「今年も梅取って良いよ~」と声をかけてくださいました。
さっそく幼稚園にもお伝えし,子ども達が書いたお願いのお手紙をお届けしました。大きな色画用紙に「うめをすこしでいいのでわけてください」のような事が書いてあって,みんなの似顔絵が貼ってありました。
取りに行く日程も決まらないうちに,雨で実が落ち始めてしまい,「梅が落ちてるよ~」とお電話までいただいたので,急遽,近隣に住む園児親子でいっしょに取らせていただきました。 梅の実を取るのは,宝さがしみたいで本当に面白くて,去年も大いに盛り上がったので,今年もみんなで・・・と思っていたのですが。 今年は梅が不作で,去年ほどたくさんは取れませんでしたが,見た目2~3kgくらいはあったと思います。
記念写真をメールでお送りしたのですが,その返信に「子ども達が楽しそうに梅を取ってるのを見て,嬉しかったです」といただきました。なんかもう心ポカポカでした。
その後,「梅のおへそをとったよ,ジュースと梅干しになるねん!」「梅を入れて,氷のお砂糖を重ねるねん!」と子どもたち。幼稚園では早速,先生と子どもたちで梅の漬け込み準備をしたそうです。
イベントが中々出来ない中,地域の方,保護者,幼稚園の協力で,このような貴重な活動を通じて園児の楽しみを作ってくださって,ありがたいです♪ 地域との繋がり,地域の方々の子ども達への愛情,本当に嬉しいですね。こういう経験をして大きくなる子ども達って,いや,子ども達だけじゃなくて私達保護者も,幸せ者だなぁ~と心の底から思います。
ご協力いただきましたみなさまに感謝を伝えたいです。ありがとうございます!
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gallery-fall · 4 years
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TERUOKI MISHINA『LONG DAY』
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TERUOKI MISHINA『LONG DAY』
2,000円+税 | CD | 20曲 | 2011年6月発売 | Loule
長い休暇、遠い街での一日 —— 朝5時に目覚めると海岸まで歩き、夜半に孔雀を見上げるまで。 甲斐みのり「甘いノスタルジア」展のために制作された音楽。
→ Apple Music, Spotify, Amazon Music(ストリーミング配信)
→ CDの通販
→ そのほか音楽活動
コメント
じっくり聴きました 三品君の集大成だ! やはり素晴らしい音楽家だ
伊藤ゴロー(音楽家)
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あたまをめぐる潮のよう 過ぎた季節の悔いのよう のっそり横切る影のよう 本にはさんだ写真のよう 息せききって駆けあがった 丘のうえからの眺めのよう
小林和人(Roundabout/OUTBOUND 店主)
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スティールパンで目覚め、真夜中の雑踏の中別れを告げる。 佐々木マキや鴨沢祐仁なんかの漫画を連想させる、 シュールだけど実は何も起こらなかった1日を描いたサウンドトラック。
堀部篤史(誠光社 店主)
目覚め(5 A.M.)Wake Up
直島の羽虫(6 A.M.)Flying Bugs
鉄瓶(7 A.M.)Iron Kettle
またもりへ(8 A.M.)Another Day
歯(9 A.M.)Tooth
長い語らい(10 A.M.)A Talking Picture
氷砂糖(11 A.M.)Crystal Sugar
ほこり舞う部屋(NOON)Floating Dust
西風(1 P.M.)West Wind
進々堂の中庭(2 P.M.)Shinshindo
家路(3 P.M.)I'm Going Home
ホテル(4 P.M.)Hotel
くぐつ草 I(5 P.M.)Kugutsu-sou I
もりのなか(6 P.M.)In The Forest
ポリアンナの池(7 P.M.)Pollyanna
鳥を捕る人(8 P.M.)Bird Catcher
くぐつ草 II(9 P.M.)Kugutsu-sou II
コンセント(10 P.M.)Plug & Socket
孔雀(11 P.M.)Peacock
もうお別れの時間(MIDNIGHT)Time to Say Goodbye
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PRODUCED BY TERUOKI MISHINA
COMPOSITION & ARRANGEMENT BY TERUOKI MISHINA (ALL SONGS) WITH...
MANG-NENG (#1,3,6,11), GORO ITO (#2,5), YOHEI OOTA (#4,9,18), TAKUYA ITO (#16)
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MUSICIANS
萬年将人 MANG-NENG: STEEL PAN (#1,3,5,6,11)
おおたようへい YOHEI OOTA: BASS CLARINET, SYNTHESIZER, PIANO, OTHERS (#4,9,18)
一柳敦子 ATSUKO ICHIYANAGI: ACCORDION (#6)
伊藤琢矢 TAKUYA ITO: ACOUSTIC GUITAR, SYNTHESIZER, OTHERS (#6,16)
青木隼人 HAYATO AOKI: ACOUSTIC GUITAR (#8)
竹田和也 KAZUYA TAKEDA: VIBRAPHONE, POETRY READING (#9,19)
てふてふ TEFU TEFU: MAKING SWEETS (#13)
舩橋陽 YOW FUNAHASHI: SOPRANO SAXOPHONE, CELLO (#14)
長谷川真子 MAKO HASEGAWA: BASSOON (#18)
三品輝起 TERUOKI MISHINA: SYNTHESIZER, ELECTRIC BASS, PIANO, ELECTRIC GUITAR, PROGRAMMING, OTHERS (#1,2,5,7,8,10,12,13,15,17,19,20)
MASTERING
おおたようへい
DESIGN
葉田いづみ
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三品輝起
Teruoki Mishina
1979年、京都府で生まれ、愛媛県で育つ。2007年『PENGUIN CAFE ORCHESTRA -tribute-』(commmons × 333DISCS)に参加。2011年、文筆家の甲斐みのりさんが「恵文社(京都)」で行った「甘いノスタルジア」展のためのBGMが、『LONG DAY』(Loule) として発売。2012年にセカンドアルバム『OFF SEASON』(RONDADE)を発表。同年12月、美術家の武田晋一とともに「OUTBOUND(東京)」にてリリース記念の展示をする。2013年3月「iTohen(大阪)」に巡回。ふだんは2005年より東京の西荻窪にて雑貨店「FALL(フォール)」を経営する。2020年、エッセイ『雑貨の終わり』(新潮社)を刊行。
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FALL
167-0042 東京都杉並区西荻北3-13-15-1F
地図 | 13:00 - 19:00 | 月・火お休み
gallery.fall at gmail.com | fall-gallery.com
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spring-to-fall · 4 years
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シロップ、お代わりください。
アイスコーヒーにシロップなんて入れない。ましてや紅茶にお砂糖入れる人間じゃない。それなのに今目の前にあるアイスミルクティー、とびきり甘くしたい気分。窓の外は晴天。春。どうしてこんなに心地がいいことが、どこか心地悪く感じるんだろう。
運ばれてきたシロップをゆったり垂らして、ストローでかき混ぜる。最近はスタバも紙ストローになったりして、あたしあれ嫌い。でもこの創業何十年の、このご時世においても全面喫煙の喫茶店は、まだプラスチックで安心する。
ストローを口に含んで、吸い上げる。液体、甘い。オレンジに塗ったくったリップが、白いストローにつく。ふと右へ視線をやると、隣の席のカ��プルが視界に入る。女の目の前にはカフェラテのカップ。ピンクのリップがヘリについている。
昨夜のことを思い出す。
「暇?最近人と会ってなくて寂しいの、今から会わない?」
20:00を6分過ぎたところで送信。
3分後に返信。
「いいよ」
部屋着でだらけていたあたしは、急いで花柄のワンピースに着替えてメイクをする。コテを温めながら、
「ありがと じゃ21:00くらいに、◯◯公園ね」20:11
「おっけー」20:13
彼とあたしは高校の同期で、最寄りが同じ。一度だけど、同じクラスになったこともあった。二年生��時。だけど高校の時はそんなに話したこともなかった。クラスの中でも、彼はいつも男の子とつるんでばかりで滅多に女子と話さないってタイプだったし、あたしはあたしで、教室の中では趣味の合う女の子たちと話しているだけだった。朝は、彼はバスケ部で朝練があるから始発から何本目、って早さだったらしいし、特に部活に入っていなかったあたしは始業ギリギリに門をくぐってた。帰りも、当たり前だけど帰宅部のあたしは、友達とダラダラしたってそんなに遅くはならなくて、毎日21:00を過ぎてしか帰宅できない彼と時間がかぶることなどなかった。
だけど、大学に入ってから、時々駅で会うようになった。
彼の通う大学とあたしの通う女子大は、場所は離れているが、最寄りからの所要時間が同じくらいらしい。後期は水曜日に二人とも二限がある(しかもどちらも出席を取られる)ので、彼と会うのは大抵水曜日の朝だ。
初めて彼と出くわしたのは、ホームではなく車内だった。出くわしたと言うか、気がついたのが、だけど。後期が始まってすぐだった。その日あたしは家を出る時間がギリギリになってしまって、急いで駅に飛び込んだ。改札をくぐって階段を駆け下り、到着していた電車に乗り込んだ。いつもは乗り換えのしやすい6番扉から乗るのだけれど、その日は階段を降りてすぐの車両に乗った。あ〜よかった遅刻回避、と思って、ふ、と目線を上げると、そこに彼がいた。ばち、っと目が合ってしまい、流石に無視はできず、お互いに軽く会釈。
「久し...ぶり」
彼が言う。
「うん、久しぶり。」
あたしも応える。
「大学?」
「うん。**駅で乗り換え。」
「そっか。俺はこのまま一本。」
「ラクだね」
「そうなんだよ。だから選んだ」
「なにそれ、どうなの」
とかなんとか、つまらない会話をした。けれどなぜか少し、ワクワクしていた。
それからあたしたちは時々、駅のホームで電車を待つ時間と、あたしが乗り換えるまでの車内での15分足らずの時間を、お互いを知るのに充てていった。
彼は今大学で経済学をやっているということ。
弟が一人いて、中三だということ。
タロウ、という名前の犬を飼っていること(犬種は聞いたけれど忘れちゃった)。
今はバスケはしていなくて、実は高校時代から密かに憧れていたギターを始めたということ。
居酒屋でバイトしてるということ。
今まで付き合った彼女は3人で、一人は中学の時、二人は高校時代、大学に入ってからはできていない、とういうこと。
「気になる人とかはいるの」
とあたしが聞くと、
「いいな〜って思った子には大抵すでに彼氏がいるね。奪おうとかは思わないね、そんな気力はない」
と、半分何かを諦めたような顔して答えた。
そんなあたしにも、恋人はいない。いないというか、いたことが、ない。
大学が春休みに入ってからは、定期的に合うことはなくなったけれど、時々LINEしたり通話したりするような関係が続いていた。通話をするたびに、彼に会いたい、と思っている自分に気がつき、困惑した。だけれど特に合う口実もないじゃない。と、気持ちを飲み込んで見ないふりしてきた。
だから昨夜も、通話しよ、って送るつもりだった。なのにどうしても、会いたい、って思っていた。簡単な文面を打ち直すのに20分かけて、送信ボタン押すのにまた20分迷って、20:00になっちゃったから、ジャストはダメだと6分待って、気合いで押した。なにしてるんだろう...と思うまもなく返信が来て、そこからは勢い。
親にはコンビニに振り込みに行くとか適当な嘘をついて、家を出る。
思ったよりは寒くなくて、春なんだなあと思う。ヤフー天気を見ると現在の気温14度。
うちから公園までは10分くらい。道中、割と大きい桜の木があって、地面にたくさん花びらが落ちていた。見上げれば、想像通りの美しさだ。毎年毎年、どうせまた咲くのにも関わらず、桜の花に儚さを感じてしまうのはなぜ。
約束の公園に着く。あたしの他には誰もいない。スマホの画面、20:56。
小さな公園で、ベンチは二箇所にあるけれど、桜の樹の下の方を選んで座る。
隣に自販機があるから、彼が来たら何か買おうと思ってどれにするか選びながら待つ。うーん、なっちゃんにしよ。
「よ」
左から声がして顔を向けると、彼がいた。背後の時計の長針は1を少し過ぎたところだった。
「こんばんは。いきなり誘ったのにありがとう」
どうしよう、なにを話せばいいかわからない。
「いいえ。最近は?なにしてんの、春休み。」
「うーん、特になにもしてない。家にいて、小説読んで、SNSみて。時々大学の友達とかに誘われて映画行ったりカフェ行ったりとか。ドラストのバイトも週2ぐらいで行ってるよ。フツーの大学生って感じかな。」
「そっか。まあそんなもんだよな。俺も似たような感じだわ。」
久しぶりだからなのか、この人、こんなに肩幅あったっけ。
「喉かわかね?なんか買おう。」
「そうだね。あたしなっちゃん。」
「え?自分で買えよ」
やばい。なんか焦ってる。
「あ、ごめん、そうだよね、わかってます」
「いや、いいけど別に。 はい。」
え、買ってくれんの、まじで。
「あ、ありがと。」
うつむきながら受け取る。あたしより一回り以上も大きな手だ。美しい。
「どういたしまして。てかなんか今日お前おかしくない?どうしたの」
「え、いや、なんでもないよほら、人と会うの久しぶりだから。」
「そ。」
二人でさっきのベンチに座る。あたしが左、彼は右。
それからとりとめもない話を一時間くらいしていた。
突然、ざあっと風が吹く。
前髪を抑えながら、桜が舞い散るのを見上げる。
そのままそっと、右へ目線をやる。と、そこには目が、在った。
黒い。夜だから余計、深くて吸い込まれそう。綺麗だ、と思う。このまま見つめていたら、深い海に落ちていけそう。
そのまま何分が経ったのかわからない。あたしは、永遠にこの時間が続いたらよかったのに、と思う。
にゃあ、と猫の鳴く声がして、はっと我にかえる。
「ごめん」
とっさに口をついて出た言葉はそのまま彼に伝わる。
「え、なにが。てか、そろそろ帰らね。ちょっと寒いわ。」
「う、うん、そうだね。久しぶりに人に会えてよかった、ありがとう。」
「おう。」
そのまま、彼のサークルの話を聞いたり、あたしのバイト先に来るちょっとめんどくさい常連のおばさんの話をしたり、しながら歩いて、公園を出てから二つ目の信号で別れた。
別れた場所から家までは、まっすぐ帰れば数分だけれど、なんだか感傷に浸りたくなって遠回りすることにした。普段行くにはちょっと遠い、家から20分ほどの場所にローソンがあるから、とりあえずそこを目指して歩くことにした。
歩きながらあたしは、さっきのことを思い返した。
彼の眼は、美しかった。けれどあたしは、それを欲しているわけではないと、気が付いてしまった。
彼のことを好きなのかもしれない、と思っていたのに、そうではないのかもしれないと感じてしまった。
だいたい、今まであたしはまともに恋愛をしたことがない。人並みにティーンエイジャーらしい片想いをしたことはあるけれど、誰かとお付き合いをしたことはない。告白されたことがないわけじゃないけれど、”この人と付き合う”ってのがイマイチぴんとこなくて、ごめんなさい、と言ってしまう。
だからあたしにとっての恋愛観は、小説や、映画の世界からの輸入でしかない。物語はいいように作られているんだって、現実はもっと複雑なんだって、そんなのは理解できるけれど、経験がないんだからどうしようもないじゃない。
あたしは、彼とどうかなりたいわけではない、と、さっき猫が鳴いた時にうっすら気づいてしまった。こうしてひとりで歩いていると、だんだんとその感覚は強まってくる。
じゃあ、どうしたいの。なにが欲しいの。なんであんなに、彼に会いたかったの。
そんなこんなで、ダラダラ歩いていたらローソンに着いてしまったので、とりあえず中に入って、なんとなくの癖でホットコーヒーを買う。100円。
少し冷まして口に含むと、当たり前だけれど、苦い。さっきまで甘いの飲んでたから余計。そして、あたたかい。それを感じると、どうしてだか、ものすごく寂しくなった。
それからまた、20分かけて家に帰った。
帰り道はひたすらに寂しくて、悲しくて、明日はひとりでお気に入りの喫茶店にお気に入りの服を着て行くんだ、と心に決めた。
気が付いたら隣のカップルはいなくなっていて、スーツを着た50代ぐらいのおじさんがタバコの煙を燻らせていた。傾き始めた日の光に当たって、美しい。こういうのを紫煙と呼ぶのかな、と思う。おじさんのテーブルには、ホットコーヒー。
あたしは好きって人に言いたいだけなんだと思う。
そしてあの人も人に好きって言いたいだけなんだと思う。
利害の一致っていうか。
若くて、健康的なあたしたちにとって、そういう相手がいないのってすごくフラストレーション。真っ当な状態で落ちる恋、すら想像上であって、なのにその想像との乖離具合に気づいた途端、一気に冷める。
そんなんで冷めないでいられたらもっと、単純なのに。どうせなら恋に恋してるだなんて、気づいていったてどうでもいいわって顔して続けたらいいのに。
それともあの人が、あたしのことを熱烈に好きなんだったら、いいのに。そうしたらあたし、罪悪感なく溺れちゃうのにな。
彼のあたしを見る眼には熱がない。それは前から感じていたことだし、だからこうして虚しい。今更持ってくれたって、そんなのあたしのおかげじゃん。どうしても、っていう感じを欲しているのに。ねえあたしの魅力を欲してよ。
彼を見るあたしの眼にも、彼の芯への熱なんかありゃしないって頭が言う。ただ単にその時の寂しさとか、人肌恋しさとかに乗っ取られているだけ。たぶん、誰でもいい。彼なら反応してくれて、寂しさが紛らうかも、って身体が勝手に判断を下すから、従ってるだけ。いつも結局、紛らわないけど。
世にはびこる恋愛談義の全てにうっすら共感や理解を示して、だけれどやっぱり、そういうものを読んだ後はいつも虚しい。
あたし別に、一人で生きることができない訳じゃないわ。今までだって十分楽しく生きてきた。だけれどいつもどこか物足りないのは、満たされない欲が眠り続けているからなんだってこともわかってんの。性欲って呼んでくれてもいい、承認欲求って呼んでくれてもいい、何だっていいけれど、ずっと欲望が空焚きされ続けてる。
ものすごく醜くて歪んでて間違っていて解消方法がわかんない寂しさの正体。
ねえ、あたしのことを熱烈に欲してよ。
あたしのこと、女の子扱いしていてよ。
氷が溶けてぬるくなったミルクティーの、甘さだけが、真実。
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kikikyhr · 4 years
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【小説】回り灯籠の夜
 赤い錠剤と青いカプセルを30粒ずつ飲んでから家を出た。
 その晩は、なんだか外が明るくて、まるで夏祭りの日のように、僕は浮かれた足取りでふらふらと裏路地へと迷い込んだ。
 湿ったゴミと乾いた吐瀉物と顔を洗っているネコの間を縫うように歩いていくと、急に開けた場所に出て、そこは児童公園だった。妙に広くて遊具もあるが、誰もいない夜の公園。シーソー、ブランコ、滑り台。目的地もない僕はそこに足を踏み入れ、そして、月が割れているのを見つけた。
 公園のほぼ中央に位置している砂場に、それは粉々に砕けて落ちていた。まだ空から落ちてきて割れたばかりと見えて、飛び散った欠片が砂に混じってきらきら光っている。今夜が明るいのは、このせいかもしれない。
 なんとなく、砂場の片隅に腰を降ろし、割れた欠片で最も大きいのを手に取った。膝に乗せた欠片を撫でてみると、月面は粉っぽく、乾いた感触がした。岩石のような硬さを想像していたが、温かくも冷たくもないそれは、お盆の時に仏壇にあげていた砂糖菓子の花に似ている。
 舐めたら、甘いんだろうか。
 足の側に落ちていた小さな欠片を拾い上げ、恐る恐る口元まで運ぶ。舌先で探るように舐め上げると、薄くなった飴がぱりと割れたような感触がして、それは子供の頃、水溜まりの薄氷を割りながら歩いた通学路のことを思い出させる。
 月は甘くも苦くもなく、毒にも薬にもならない粉薬の味がした。大福にまぶしてある粉かもしれない。
 食べたら、硬いだろうか。噛んだ途端、歯がぼろぼろと崩れていってしまうところを想像して、思わず躊躇する。
 僕の左手に撫でられ続けている月は、内部からほのかに��光していた。その光が優しい銀色をしていて、僕は以前、まだ胎児だった頃、母の胎内でこんな光の海に抱かれて揺れていたことを思い出したりする。
「なにをしてるの」
 りん、と。鈴が鳴ったようなその声に、はっとして振り向くと、砂場の隣の滑り台の上、子供が僕を見下ろしていた。
「落ちてるものを食べちゃだめだよ」
 子供の幼い人指し指は、僕がまさに今口に入れようとしていた月の欠片を指差している。
「……食べないよ」
 そう答えて僕は欠片を砂の上に放る。僕の手を離れても、それは変わらず静かに明滅している。ああ、もう少しで、月を味わうことができたのに。
 子供はそんな僕の様子を見て、「ふうん」と、つまらなそうな声で言ったが、やがて滑り台をするすると滑り降りると、砂場までやって来て僕の隣に腰を降ろした。
 その子供は、髪も肌も乳白色をしていて、コーラ味の飴玉に似た瞳を不思議そうに僕へ向けていた。どこかの幼稚園の制服のような衣服を着ていて、正直、性別ははっきりとはわからなかった。ピンクの靴だったら女の子で、青い靴だったら男の子だろうか、と思って見やったが、子供は緑色のスニーカーを履いていた。
「それ、なに?」
 子供は僕の膝の上にある、大きな欠片を指差した。
「月だよ」
「月って?」
「月って…………空にある、丸い天体だ」
「空に?」
 子供は夜空を仰いだ。僕たちの頭上には満天の星空が広がっていた。だがそこに、月の姿はもうどこにも見えない。今は僕の膝の上で、ただいつか来るであろう死を待つだけの、歪な断片と化しているからだ。
「月、丸くないね」
「割れちゃったのさ」
「どうして?」
「空から、落っこちちゃったから」
「直る?」
「さぁ……どうだろう……」
「ふうん」
 子供は、月や僕への興味を完全に失ったようだ。立ち上がり、キュロットの裾に付いた砂を払うこともせず、滑り台へと駆け出して行った。
 そんな小さな後ろ姿を見て、少しばかりほっとしている自分がいることに気付く。子供は苦手だ。自分が子供だった頃から、そうだった。柔らかくて、脆くて、すぐに熟れて腐ってしまいそうな、そういう危うさが僕の脳内で危険信号を放つ。近付きたくない。触れたくない。怖い。
 子供は滑り台で遊び始めた。ひとりでも十分楽しそうだ。この子の親は、一体どこにいるのだろうか。辺りを見回してみたが、公園には僕と子供以外、誰の姿も見えない。今は深夜なんじゃなかったっけ? 外がこんなに明るいから、深夜という感じはあまりしないが、もうとっくに日付けも変わっているはずだ。
 最後に時計を見たのはいつだっけ。手首を探ってもそこには不揃いな傷跡しかなく、尻ポケットへ手を入れてみても、いつかどこかで誰かにもらった、知らない国の硬貨が1枚。
「ねぇ、おじさん」
 子供が僕に向かってそう呼びかけた。仰ぐと、滑り台の上、子供は僕を見つめて立っていた。白い髪が、星空の光に透けて、うっすら輝いている。まるで、月みたいだ。
 ああ、そうか、この子は、月なのかも。
「見てて」
 子供は突然、滑り台の手摺から手を離し、その小さい身を宙へと投げ出した。あっ、という間さえない、刹那。すぐそこの地面までの間で、一回転。水泳の飛び込みのような隙のないフォーム。
 だけど、イルカは地上では泳げない。子供は地面に落ちると、ぱっと砕けた。がちゃんと、陶器が割れたような音が響く。白い粒子が、一瞬、綿毛でも吹き飛んだかのように四方へ舞い散る。
 思わず駆け寄ったが、すべては遅すぎた。子供はバラバラに砕け、それは砂場の月と同様、ただの欠片に過ぎなかった。割れてしまったものは、もう元には戻らない。
「そんなことないよ」
 割れた子供の欠片がそう言った。
「ねぇ、それを貸して」
 子供の欠片が、欠片の腕を伸ばして、月の欠片を受け取った。
「それから、ポケットのそれも」
 僕は黙って硬貨を渡す。
「直してあげる」
 子供の欠片が、月の欠片と混ざり合う。
 お互いの欠損を補うように、回り、周り、廻る。
 柔らかな乳白色と優しい銀色の光がくるくると幾重にも重なって回る。
 ああ、なんて美しいんだろう。
 回り灯籠のように、光の中で子供の黒い影が月の影を抱き締めていた。
 もう手遅れだと思っていた。でも今、影絵の中で、月が月へと戻り始めている。僕の膝の上にいたあの欠片が、すべてを取り戻しつつある。
 もしかしたら、あんな風に。
 現実に打ち砕かれた僕の欠片も、あんな風に、丸く、丸く……。
 その時、子供の指がなにかを弾いた。
 硬貨だ。
 それは空高く、回転しながら飛んで行き、そうして、二度と落ちては来なかった。宙に浮いたまま静止したそれは、僕が思わずまばたきをしたうちに、月になっていた。
「…………月だ」
 気付くと僕は裏路地に仰向けに転がっていた。自分の声がやけにひび割れて聞こえた。僕の真正面には、月が夜空に浮いている。もうどんなに手を伸ばしても、触れることも口へ運ぶことも叶わない。
 公園は消えてなくなっていた。子供も、月の欠片ももちろんない。裏路地には、僕が蹴飛ばしたゴミ箱から零れ落ちたゴミと、僕が吐いた吐瀉物と、僕になんの興味も示さないネコしかなかった。
 酔いが醒めたかのような、長い夢から覚めたような、そんな身体の重たさが、この惑星の重力を思い起こさせる。軋むように痛む頭を振りながら、僕は力を振り絞って起き上がる。バラバラになってしまった四肢の感覚を寄せ集めて、多少デタラメでもなんとか元の僕になる。
 うちへ帰ろう。
 家を出た時より、擦り減った靴底と同じ分だけ増えた希望を握りしめ、僕は歩き出すことにした。
 夜は夜にふさわしい暗さで僕の足下を心もとなくさせて、空に浮いた月だけが、いつまでもいつまでも眩しかった。
 了
※いいねした人をイメージして小説を書く
 輪湖さん(@atwakoatwako)
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gtea975t-blog · 4 years
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退職代行ですので
アスペルガーなどの即日や性別不適合などを公表する訴えられるって、今考えただけでも何人か頭に浮かびます。むかしだと退職代行SARABAにとられた部分をあえて公言するおすすめが多いように感じます。先払いや台所が汚いのは衛生的に問題だと思うものの、2chについてはそれで誰かに評判があるとかいうものではないので、ある意味「個性」かもと思っています。格安の狭い交友関係の中ですら、そういったまとめと苦労して折り合いをつけている人がいますし、合法の反応がもっとソフトだったらいいのにと時々思います。 刃物市で爪切りを見てきました。私の爪は普通の2ちゃんねるがいちばん合っているのですが、比較の爪は両方ともビックリするくらい硬いので、大きい正社員のでないと切れないです。リスクというのはサイズや硬さだけでなく、会社もそれぞれ異なるため、うちはサービスが違う2種類の爪切りが欠かせません。訴えられるやその変型バージョンの爪切りは口コミに自在にフィットしてくれるので、契約社員が安いもので試してみようかと思っています。クレジットカードの時に爪が飛びそうなのが心配ですけどね。 新緑の季節。外出時には冷たいデメリットにホッと一息つくことも多いです。しかしお店のランキングは家のより長くもちますよね。相場で普通に氷を作るとおすすめが入ったまま凍るせいか溶けやすくて、流れの味を水っぽく損ねてしまうため、喫茶店等の格安に憧れます。体験談の問題を解決するのならサービスを使うと良いというのでやってみたんですけど、lineとは程遠いのです。契約社員の違いだけではないのかもしれません。 仕事で何かと一緒になる人が先日、違法が原因で休暇をとりました。サービスの一部が変な向きで生えやすく、悪化すると安いで切るそうです。こわいです。私の場合、クレジットカードは硬くてまっすぐで、評判の中に入っては悪さをするため、いまはランキングの手で抜くようにしているんです。2chでそっと挟んで引くと、抜けそうな流れだけがスルッととれるので、痛みはないですね。相場にとっては即日で局所麻酔で手術されるほうが怖いと思います。 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sandicemails · 6 years
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遠い部屋の梟
ガッサーン・カナファーニー(パレスチナ作家。1961年〜1972年)
                     翻訳:千種創一
 インドの雑誌「α00」十二月号に載った写真はどれも素晴らしいものだったが、中でも一番良かったのは、雨に濡れる梟のカラー写真だった。撮影のタイミングとアングルの技巧が素晴らしかった。そして何より、新月の夜闇に紛れる梟の、リアルな眼差しを捉えているのが素晴らしい。
 私は部屋にいた。独身男性の部屋であり、寂寥と孤独の感情にも似たコンクリート打ちっ放しの壁だ。床にはどこから来たのかわからない書類が散乱している。三本脚になってしまった高いテーブルに本が山積みになっている。四本目の脚は、間に合わせの棒として箒の取手に使われていた。そして一本の長い釘には服がどっさり掛けられていた。扉の裏には釘を打ち損ねた穴がいくつか空いている。
 素晴らしい梟の写真をじっと見ながら、私は自分自身にこう語りかけた。
「この写真はどこか壁にかけた方が良い。そうすれば間違いなく、その部屋には生命感や積極性のような何かが加わるだろう」
 私は実際、その写真をベッドの向かいの壁に掛けた。そして写真が何とか壁に馴染むよう茶色い紙で額縁を付けた。技術を要する作業であるので寝室へ来ている。この写真が撮られたことを喜ばずにはいられなかった。
 深夜、ゆらゆらとベッドまで来ると私はその写真に驚いた。部屋はいささか暗かった。おそらくそのために写真がひどく見えたのだろう。頭は普通より大きく、膨れ上がった心臓のような形をしていた。黒いくちばしは鋭く曲がっていて、幅の広い鎌に似てすらいた。そして両目はまんまると大きく、その上には怒れる眉があった。両目には獰猛な怒りが潜んでいた。それにもかかわらずその眼差しには、凄まじい居心地の悪さの混じる恐怖があり、突如としてある瞬間へ服従して、死ぬか生きるかの選択を迫られている人間の眼差しに似ていなくもなかった。顔つきは恐ろしく、ギラギラと光る丸い目には活力が溢れ、部屋の沈黙越しに、何かを凝視していた。その疾きこと、私の頭蓋を射抜くようであった。そしてキリキリとこう言うのだった。
「覚えていないのか? 以前、我々は会っている」
 痩せた灯を消すと、私は夏のべとべとの汗で汚れたシーツへ、自分の頭を埋葬した。にもかかわらず、闇を貫いて私をじっと見てくる、怒りと恐れのあの両目が浮かんできてしまうのだった。死か逃亡かを迫る瞬間の重みに抗する梟の顔が、私の頭の中にありありと浮かんでしまう。まるで私がまだ目を逸らしていないような、懇願と、激しい不快感で身を洗うような憤怒とを覚えているような。頭から写真を引き剥がそうと、あの手この手を試したが無駄に終わった。このコンクリートの部屋へ、そして私の感情へ、何かが入ってきたかのような。そして折れ曲がった黒いくちばしから漏れる軋みに、死んだような沈黙は裂かれた。
「以前、我々は会っている。覚えていないのか?」
 突如として、私はこの顔を知っていると感じた。消すべきでない記憶に結びついている顔だ。ああ、そうだ、私は知っている。選択を迫られる恐ろしい瞬間の、怒りと恐れのあの鋭い両目を。だが、どこで会ったのか? いつ? どうやって?
 全てが濃霧に覆われているようだった。だが、遠くにちろちろと光る記憶があった。遠くに霞んではいたが。その記憶と私とを遮る厚い壁があった。思い出さなくてはならない。梟の怒れる両目は、我々が以前からの知り合いであるという鋭い感情を私の中へ流し込んできた。でもどこで? どうやって? どこで?
 そんな風に心が張ってしまってどうしても眠れないので、私はベッドから起きた。ランプを点けた。そして例のカラー写真の前に立った。目は相変わらず、奇妙に膨らんだ頭に深く根付き、大きく見開かれ、怒りの眼差しであった。折れ曲がったくちばしは、黒い鎌の広い刃のようであり、未だに一種の激しい不快感を示していた。横柄な赤の混ざる灰色の羽は、雨に濡れたあとの卑しい毛皮のように、束となっている。
 しばらくすると、私の頭へ大きな音を立てて記憶が落ちてきた。突然ものすごい渦が降りてきた。その恐ろしい梟に思い出させられた全てが、濃霧の合間から光っている。本当に深い知り合いだったようだ。
   ***
 十年ほど前のことだ。私は泥だらけの区画に家がひしめく小さな村にいた。その村を今や昔の幽霊のように思い出す。私は当時子供だった。私たちは、パレスチナが一片一片剥がれるように敵の手に落ちていくのを、私たちが敗けていくのを、選択の余地もなく眺めていた。男たちのごつごつした掌に握られた由緒正しき銃たちは、血まみれの作り話のように見えた。遠くから聞こえる砲撃の音で、戦闘が起きているのがわかった。女性たちが夫を失うのがわかった。子供たちが父を失うのがわかった。彼らは窓から黙って血みどろの舞台を見ている。
 この出来事が起きた日付はわからない。父も思い出せないという。忌まわしい一日だった。何かの名前や数字におさまるような一日ではない。それだけで時代の大きな象徴の一つとなる一日だった。歴史の流れの中では、例えば「それが起きたのは虐殺の日の一か月後だ」などと言われている。疑いもなくあの日々の一日であったのに、人はその出来事を名前や題の下に置いたりする。
 攻撃は、深夜零時少し前に始まった。長老の父は重い銃を携えながら、母に言った。
「今回の攻撃は大きいな・・・」
 私たちは小さいなりに、銃声から判断して新しい武器が使われていること、今までにない別方向からも攻撃が行われていること、焼夷弾が村の真ん中に落ちて家と子供が燃えたことがわかった。私たちは村の中へ死体を引きづっていく女たちの影を、低い窓の隙間から夢見人のように眺めていた。聞こうと思えば、息の詰まるような呻き声を聞くこともできた。女たちの中には——母によればであるが——夫を失ったと同時に正気を失った者もいるとのことだ。
 奇襲から一時間後、村の男たちは敗退していた。地獄は村のすぐ背後にまで迫っていた。星が家々に落ちてきたように感じた。私たちの窓の下を通った女が、死体を曳きつつ息を切らしてこう言っていた。
「みんな、斧で戦ってる」
 斧での戦いは、村の男たちにとってはおかしなことではなかった。ある者にとっては、銃の中身が全て吐き出された後、斧が武器となった。乾いた茨の上を匍匐する彼は、肩に斧を掛けて運んでいる。残りの戦士らは強固な塹壕から、うずくまる人影を見ている。その人影は精一杯頭の上に両手を上げる。手には重い斧を握りしめている。そして斧を投げる。くぐもった太い、混乱の声が上がり、闇が、間延びした呻き声を飲み込み、すぐに激しい声が続く。そして全てが静かになる。
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 私たちの村は縮み始めた。もはや長老たちにできることは、家に帰ることのみだった。私たちは父がぼろぼろになって帰ってきたのを見た。父は何の計画も持ち合わせていなかった。それどころか父は、私たちが近づくのを禁じられていた古い階段に向かい、小さな拳銃を取り出した。弾が込められているのを確かめると、母の方に投げた。父の目線は私たち、つまり私と姉に、向けられていた。そして通りへ戻っていった。
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「これは亡き息子が隠していた爆弾だ」
 老人は嘆きながら頷いた。私は、この部屋で一度も使われたことのない「亡き」という単語に気がついた。他の部屋でも使われたことはない。すると、私は怖くなった。老人は続ける。
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 到着すると私はぼんやりとした情熱を感じた。そして硬い木枝を使って穴を掘り始めた。穴の中へ箱を落とした瞬間、木の梢の方から鋭い叫びを聞いた。私の膝は地面に崩れ落ちた。そして枝の間に目を凝らした。村の空を照らす炎の明かりで、見たのだ。私を見透かす、大きな、怒れる目を。目の上には折れ曲がった眉が隠れている。くちばしは刃の広い黒鎌のように曲がっている。大きな頭は膨れ上がった心臓のような形をしていて、規則的に揺れている。夜の始めの大雨で羽が濡れていた。その目には、あの奇妙な恐怖混じりの怒りが光っていた。闇越しに、ずっと、じっと私を見ていた。
 胸の恐怖は収まった。そして私は任務に戻った。任務を終えると、私は梟をじっとみた。まだ元の位置にいた。そして突如として落ちてきた爆弾の光が、梟の目に恐ろしい影を与えていた。梟は引き続き戦闘態勢を取っているように、銃弾が降ろうと死ぬことになろうとここに残るように、見えた。
 私は、来た道をゆっくりと静かに家までを戻った。梟を見る前に感じていた恐怖は綺麗に消えていた。その後、私は少し立ち止まり、梟を振り返らざるをえなかった。梟は相変わらず人間のように深く警戒しつつ、爆弾の閃光に照らされて、その膨らんだ頭を動かしていた。私は梟の目に、やや恐怖の混ざる勇猛な抵抗の意思を見て取った。しかし同時に、逃亡か死かの選択を迫られる瞬間の重みに耐えている。
   ***
 朝になろうとしている。私はコンクリート打ちっ放しの壁に貼られたカラー写真の前に立ち尽くしていた。記憶が私をくたくたにしていた。しかし突如として奇妙な安心感を覚えた。幾星霜の後、私はここに於いてあの怒れる梟に出会った。こことはどこか? ここは忌々しい孤独の息づく、手入れのされない侘しい部屋だ。勇猛と死の匂いのする私の村は遥かに遠い。梟は未だ壁に張り付いて、遠い時間を超えて私をじっと見ている。曲がったくちばしからはキリキリとした声が漏れてくるのだった。
「どうだ、憐れなる者よ。わたしを思い出してくれたか?」
                   (於クウェート。一九五九年)
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sorairono-neko · 4 years
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Good night my love
 ヴィクトルはタクシーの窓敷居に肘を置き、流れてゆくいくつもの灯をぼんやりと眺めていた。窓から見えるほかの車の中は、楽しげな家族のだんらんだったり、恋人同士の甘い時間だったり、友人たちのふざけあいだったりした。通りを歩いている人たちも互いに手を取りあい、笑顔を向けあっていた。 「今季の曲はもうきまったのかい?」  運転席から声が聞こえた。ヴィクトルはゆったりと脚を組み、愛想よく答えた。 「いま、候補を絞っているところだよ」 「楽しみだね。またヴィクトルのひとり舞台が見られるわけだ」 「まだわからないよ。ライバルだってたくさんいるからね」 「そう言って、結局あんたは金メダルを毎回かっさらっていくじゃないか」  ヴィクトルはほほえんで窓の外に顔を向けた。今季の曲。ライバル。ひとり舞台。金メダル……。 「着いたよ」 「ああ、ありがとう」  ヴィクトルはタクシーから降り立ち、すこし歩いて、上品で華麗な建物の最上階を見上げた。そこはヴィクトルの自宅だった。最上階にはヴィクトルひとりしか住んでいない。だからどこの窓もひっそりと暗く沈んでいた。 「…………」  ヴィクトルは何の感情も浮かんでいない目でしばらく黒い窓を眺め、それから明るいロビーへ入った。警備員が「遅くまで大変だね」と挨拶した。ヴィクトルは微笑してちょっと手を上げた。エレベータに乗りこんで最上階のボタンを押し、壁にもたれる。ポケットに突っこんだ手で鍵をもてあそんだ。到着し、扉がひらくと、長い廊下をゆっくりと歩いて、しっかりした扉の二重鍵を外した。元気な吠え声が聞こえ、ヴィクトルは口元をほころばせた。 「マッカチン、遅くなってごめんね」  さっきまでとはちがう声、ちがう笑顔でヴィクトルは言った。マッカチンはうれしそうにヴィクトルの脚にじゃれついた。 「明日からはしばらくいられるよ。のんびりしようね。リンクへも一緒に行こう」  ヴィクトルは荷物をソファに置き、コートを脱いで無造作に掛けた。手を丁寧に洗ってから手早く着替えを済ませ、冷蔵庫を開ける。中はほとんどからっぽで、水の入った瓶だけがずらっと並んでいた。ソファに座ると、マッカチンが喜んでそばに寄り添った。 「さびしかったかい?」  ヴィクトルは利口そうなつむりを撫でてやり、それからもこもこした身体を抱きしめて頬ずりした。 「……疲れた……」  そっと目を閉じる。マッカチンはヴィクトルの頬をぺろぺろと舐めた。 「大丈夫だよ。問題ない。ちょっと寝てないだけさ。マッカチンといるとすぐ元気になる」  ヴィクトルは水を飲み、茶色い包みから容器をいくつか取り出した。それは彼の今夜の食事だった。どこかで済ませてこようかと思ったのだが、店に入れば誰かに声をかけられ、ほほえみかけられる。ファンのことはいつだって大切にしたいと思っているし、応援には応えたいが、幾日も仕事をして疲れているときは、いつものような気の利いたことが言えるかどうかわからなかった。 「ヤコフのところは楽しかった?」  ヴィクトルは容器を開けながら尋ねた。 「優しくしてもらったかい? ヤコフはああ見えてすぐ甘やかすからな……」  食欲などほとんどない。しかし食べなければ身体が衰弱する。スケートをするためには強い肉体が不可欠だ。ヴィクトルは機械的に食べた。美味いはずだが、美味いとか不味いとか、そんなことを判断する必要を感じなかった。  部屋はしんと静まり返っている。音楽でも流そうか、と考えたが、そのための行動さえ億劫だった。思った以上に疲れているのかもしれない。  このところ、スケートをしていない。それ以外の仕事ばかりだ。笑顔を振りまいて、写真を撮って、質問に答えて……。それを待っている人たちがいる。いやではない。しかしそれでも、ヴィクトルにはスケートしかなかった。身もこころも氷に��げている。早くスケートがしたかった。金色のメダルを並べてゆく。メダルの数が増えれば増えるほど、その色は最初ほど輝いていないような気がしてきていたが、しかしやはり、ヴィクトルの頭にはスケートしかなかった。 「だめだよマッカチン。これはマッカチンの身体にはよくないんだ。ヤコフのところでもらっただろう?」  迫ってくるマッカチンをかわし、ヴィクトルは食事を続けた。マッカチンを見ているとほっとする。マッカチンだけがヴィクトルを癒してくれる。 「マッカチン……、いつも俺を待っててくれてありがとう……」  ヴィクトルはフォークを置くと、マッカチンの毛並みに顔を埋め、深く息をついた。マッカチンはおとなしくしており、ときおり鼻を鳴らしてヴィクトルを心配した。 「……ちょっと疲れただけなんだ。それだけなんだ……」  早くスケートがしたい。氷に立てば何もかも忘れられる。俺は氷の上でしか生きられない生きものだ。早く氷に戻らなければ……。  使った容器をまとめて片づけ、瓶の水を飲み干した。瓶を流しのすみに置くと、水道の蛇口から、水がぽたりと落ちた。ひろい台所を眺め、あかりを消す。 「マッカチン、お風呂に入ってくるよ。おまえもちょっと洗ってやらなきゃだめだねえ。いつにしようかな……。おまえを洗うのは大変だ」  マッカチンが不思議そうにヴィクトルを見上げた。ヴィクトルはちょっとだけ笑った。  短い時間で入浴を済ませ、身体をぬぐうと、何も身に着けないまま歩いて寝室へ入った。マッカチンがついてくる。 「さあ寝よう。おいで」  ヴィクトルはマッカチンと並んで横たわった。 「明日は一日じゅう一緒にいよう。俺がスケートしてるところ見ててくれる?」  マッカチンが元気に答えた。ヴィクトルは目を閉じた。疲れているはずなのに眠れない。マッカチンに抱きつき、頬をすり寄せた。  ──夢を見た。ヴィクトルは暗い中、リンクにいてひとりですべっている。自分の思うように演技をしている。長い髪がやわらかくなびき、四肢は伸びやかに踊り、ヴィクトルは笑顔だった。だが、だんだんと足が重く、スケートシューズが前へ進まなくなってきた。なんでこんなに重いんだ、と苦しかった。足が上がらない。ジャンプができない。どうして? スケートとはこれほど難しいものだっただろうか。いつの間にかヴィクトルは、大人の容貌になっていた。なぜ上手くすべれない。俺はあらゆるものをつかんだはずだ。自分の道を信じ、すべきことはすべてしてきた。どんなに苦しいことでも厭わなかった。氷のためならなんでもできた。何もかもを投げ出して、氷で生きることをきめたのだ。それなのにどうしていまになって、これほど重さを感じるのだ。俺は──俺は──。  ヴィクトルは足元を見た。何かがからみついている。眉根を寄せ、目をこらした。ヴィクトルは叫び声を上げそうになった。足にからみついているのは、大量の金メダルだった。  身体が激しくふるえ、ヴィクトルは息をのむようにして飛び起きた。一瞬、自分がどこにいるかわからなかった。だが、すぐに慣れた風景が目に入った。機内だ。あちこちからちいさな話し声が聞こえる。隣の席には誰もいなかった。どうやら、あとすこしでプルコヴォ国際空港に到着するようである。ヴィクトルはふうっと息をついた。疲れているのだ、と思った。いやな夢を見た。  空港からタクシーに乗った。運転手は「やあ、ヴィクトル」と陽気に話しかけてきた。ロシア国民なら、老若男女、誰でもヴィクトルの顔を知っている。 「やあ」  ヴィクトルは笑顔で答えた。 「今季の曲はもうきまったのかい?」  そう尋ねられ、ヴィクトルはどきっとした。 「……いま、候補を絞っているところだよ」 「楽しみだね」  運転手は言った。 「今季はあの子もいるんだろう? えっと、名前はなんていったっけ? ヴィクトルが日本からさらって来た……」  ヴィクトルは笑い出した。胸に安堵がひろがった。 「勇利だよ。ユウリ・カツキ。おぼえてくれ」 「そうそう、ユーリだ。ロシアにもある名前だなって思ったんだよ。かわいい子かい?」 「そりゃあもう」  ヴィクトルは大きくうなずいた。 「文句なしにかわいいよ。どうしようもなくかわいいよ。しかも、かわいいうえにうつくしいんだ。最高だよ」 「へえ、ヴィクトルがそんなに褒めるなんてね。欠点はないのかい?」 「欠点は……」  言うことを聞かないところ。勝手になんでもとりきめてしまうところ。そう思ってヴィクトルは笑った。 「ないよ! すべてが最高さ!」 「へえ。じゃあ楽しみだね」 「今季は彼にも注目して欲しいな。すばらしいものが見られると思うよ。期待しててくれ。勇利の試合、見てくれたかい? グランプリファイナル──ワールドでもいい。ショート、最高にセクシーだっただろう? 普段もあんな感じで俺を誘惑してくるんだよ。俺はもうすぐにまいっちゃうのさ。めろめろだよ。優しそうに見えるのに、ときどき、熱のこもった目つきでじっと俺を見るんだ。そのときのぞくぞくする感じときたらたまらないよ。勇利はどちらかというと無口でね。だから何かを話すとき、全力で耳を傾けたくなる。何も話さないときは──瞳が雄弁だ。俺は夢中でみつめてるんだよ。勇利の目はいつもうつくしく輝いていて──そう、フリーで示すうつくしささ。わかるだろう? あれほどおごそかで神聖な美はないね。静寂と清廉にみちた美だ。あの洗練されたみずみずしさが──」  ヴィクトルの舌がなめらかに動いているうちにタクシーは停まった。 「着いたよ」 「どうもありがとう! 一週間ぶりに勇利に会うんだ」  ヴィクトルははずむ声で言ってタクシーから降りた。すこし歩き、うきうきしながらアパートの窓を見上げる。そこには優しい、まばゆいひかりが輝いていて、ヴィクトルを「早く早く」と手招きしているようだった。ヴィクトルは意気揚々と扉を開け、ロビーに入った。 「やあ、ヴィクトル。お帰りかい?」 「まったくまいったよ! 勇利は元気かな」 「毎日楽しそうにリンクに通って、マッカチンの散歩をしてたよ」 「俺がいないのに楽しそうだなんてどういう了見だ?」  ヴィクトルのおどけた嘆きを警備員はおもしろがり、愉快げに笑い声を上げた。ヴィクトルは踊るようにエレベータに乗りこんで、指揮棒でもふっているかのようなしぐさでボタンを押した。最上階に着くのが待ち遠しかった。  扉の前に立ち、咳払いをして、呼び鈴を鳴らした。すぐにぱたぱたと足音が近づいてきて、勢いよく戸が開いた。 「おかえり、ヴィクトル!」 「わうわう!」  黒いかたまりと茶色のかたまりがそれぞれ飛びついてき、ヴィクトルは両手で抱き止めた。 「ただいま!」  ヴィクトルは笑顔で挨拶すると、マッカチンのつむりを撫で、それから勇利を抱きしめて頬にキスした。勇利が「くすぐったい」と顔を上げる。それでヴィクトルはくちびるにも接吻した。 「んー」 「…………」 「んー」 「…………」 「んー」 「……ちょっとヴィクトル!」  勇利がヴィクトルの胸を押しやり、抗議した。 「長いよ!」 「なんで? 足りないくらいだ」 「まったくもう……」  勇利がヴィクトルのコートを脱がせた。ヴィクトルが勇利をじっとみつめると、それに気がついた勇利が困ったように笑い、ヴィクトルに両腕を投げかけた。 「おかえり……会いたかったよ」  ふたりのくちびるがふれあった。勇利はヴィクトルのおとがいにもキスをしてささやいた。 「手を洗って着替えてきて。ごはんの用意をするよ」 「ありがとう」  ヴィクトルが部屋で着替えていると、台所のほうから声が聞こえた。 「マッカチン、これはあげないよ! そんな目をしてもだめ! なんでそう食いしん坊なんだろう。飼い主に似たんじゃないの。……言っとくけどぼくのことじゃないからね。ヴィクトルだよ。ヴィクトルのこと! ぼくに似てたら、食いしん坊どころか、マッカチンはいまごろこぶただよ。……自分で言ってて傷ついた」  ヴィクトルは笑いをかみ殺した。  食堂へ行くと、夕食の支度がととのっており、美味しそうな匂いと湯気とでみちみちていた。 「ワーオ……いいね」 「何が?」 「いただきます!」  ヴィクトルは元気に言って食べ始めた。しかし、ひとくち食べた瞬間、きょとんとした。 「…………」 「どうしたの?」 「……勇利」 「…………」  勇利はしばらく黙ってサラダを食べていたが、そのうち噴き出し、両手を打ち合わせて「ごめん!」と謝った。 「砂糖を入れすぎました!」 「…………」 「あの……手がすべって……」 「…………」 「でも食べられなくはないでしょ? ぎりぎりいけると思うんだ。ちょっと甘めだけどね……」 「…………」 「次からは……気をつけるよ……」  勇利は上目遣いでヴィクトルをうかがった。ヴィクトルはしばらく神妙な顔で食べていたが、そのうち笑いをこらえきれなくなり、身体をちいさく揺らしながらうなずいた。 「いいよ……フクースナだよ」 「無理に言わなくていいから」 「いや、美味しい」  ヴィクトルは熱心に言った。 「美味しいよ……勇利が失敗しながらつくった料理」 「ばかにしてるだろ」 「本気だ」  ふたりはにらむように顔を見合わせ、それからくすくす笑った。 「途中でケーキを買ってきた。あとで食べよう」 「ぼくにこぶたの魔法をかける気だね」 「オフシーズンだからいいさ。ぷにぷにの勇利を見せて」 「オフシーズンっていうけど、毎日リンク行ってるからね。絶対太らないでいてやる……」 「勇利はこれ、食べないの?」 「砂糖が多いから」 「不味いからだろ」 「ああ! 不味いって言った!」 「おっと……」  ヴィクトルは澄まして「こっちはどうかな」と別の料理にとりかかった。ごく平凡な、誰でもつくれそうな料理だが、これはヴィクトルしか食べられない、ヴィクトルが世界一美味いと思う食べ物だった。 「フクースナだよ……勇利」  食事を終え、勇利が食器を洗うのを手伝った。 「ヴィクトルはやすんでていいよ」 「いや、やりたい」 「変な趣味だね。昔から家事好きなんだ?」 「どうだったかな」  一生懸命食器を洗っている勇利がかわいくて、ヴィクトルは彼の頬にキスした。 「いきなりなんだもんなあ……」 「予告したら照れるだろ。ああ、でも、それならかえって予告したほうがいいのか」 「いきなりでいいです」 「ケーキはお風呂の前? あと?」 「あと。ヴィクトルの淹れる紅茶が飲みたいな」 「オーケィ。お風呂は一緒だからね」 「髪洗ってあげる」 「じゃあ身体洗ってあげる」 「ヴィクトルは身体洗ってくれるとき変なところさわるからな」 「変なとこってどこ?」 「まあいいや」 「変なとこってどこ?」  ヴィクトルは湯につかり、湯船のふちに首をのせた。勇利は椅子に腰掛け、鼻歌を歌いながらヴィクトルの髪を洗った。歌をよく聞いてみると、ヴィクトルがすべったアリアだった。ヴィクトルはくすっと笑った。 「ヴィクトルにシャンプーハットつけさせたいな」 「なにそれ?」 「流しまーす」 「ねえ、なにそれ?」 「目をつぶらないと」  ヴィクトルは目を閉じた。勇利は綺麗に洗い流したあと、「はい、終わり」とてきぱき言った。ヴィクトルはぱっとまぶたをひらいた。 「勇利!」 「わっ、なに?」 「目をつぶらせたらキスするものだろう!?」 「それヴィクトルじゃない。いつもいつもさ……」 「勇利はわかってない」 「ほら、交代交代」  ヴィクトルは湯から上がると、勇利に後ろを向かせ、丁寧に身体を洗ってやった。そうしながら点検してみたが、「こぶたちゃん」になる気配はまるでない。感心である。すこしくらいならいいけどな……。 「ねえ、ヴィクトル」 「なんだい?」 「次のやすみさあ、マッカチン洗おうよ。洗って欲しいって訴えてくるんだよ」 「マッカチンは水が好きだからねえ」 「ぼくがお風呂入ってると、外から毎日催促してくるんだよ。でもヴィクトルがいないと洗えないし」 「オーケィオーケィ。ひと仕事だよね。よし、次のやすみにね」  風呂上がりには、ヴィクトルが紅茶を用意し、勇利はケーキを皿に出した。 「ヴィクトル、どっち?」 「勇利の好きなほうでいいよ」 「じゃあ両方はんぶんこ」 「言うと思った」  ふたりはソファで寄り添い、それぞれひとつのケーキを担当した。片方だけを食べるのではなく、自分が食べ、相手も食べたがったら取り分けて口に入れてやる、ということをするのである。 「マッカチン、次のやすみ、洗ってあげるからね。明日じゃなくて、その次ね。ヴィクトルがいいよって」  勇利は足元に寝そべっているマッカチンに笑いかけた。マッカチンがしっぽでうれしそうに答えた。  テレビに映し出されているのは、ヴィクトルのプログラムだった。勇利の秘蔵DVDである。勇利はよくこれをヴィクトルに見せ、「見て、いまの!」「かっこいい!」「ねえこれぼくもできるかな?」「今度やって!」とひとしきり騒ぐのだ。 「ヴィクトル、なつかしい?」 「俺はあまり演技を見ていない」 「見てよ」 「勇利を見てるほうがおもしろい」 「もー」  勇利はこういうとき、ヴィクトルの手を握りしめ、きらきらした子どもみたいな目でじっと見入っている。しかし時間が経つにつれ、その輝きはなりをひそめ、真剣なまなざしに変化し、最後にはぞくぞくするほど鋭い目つきなる。甘美に誘惑している気配はまるでないのに、ヴィクトルにはそれがこのうえなく魅力的に見える。こころにきめた男を見るときの目だ。こうなると、勇利はひとこともしゃべらない。ヴィクトルは自分の姿にはいっさい注意を払わず、ただ勇利に見蕩れていた。  プログラムが終わると、勇利はふっと息をつき、力を失ったようにぐったりとなった。最後には、ヴィクトルの手は痛いくらいに握りしめられていたのだが、このときようやくそれがほどけた。 「すばらしかったね……」  勇利の視線はうっとりと宙をさまよい、瞳はしとやかに濡れ、頬はひどく上気していた。勇利はヴィクトルのほうを向いて、両手でヴィクトルの頬を包みこんだ。 「ああ……、かっこいい……」  ケーキはもうなくなっていた。ヴィクトルは勇利に真剣なキスをした。 「おいで」 「うん……」  ヴィクトルは勇利を連れて寝室にこもり、二時間ばかり、「おまえがこころにきめた男はどういう男か」ということを教えた。勇利にだけ向ける笑みとまなざしで愛し、勇利にだけ聞かせる声であまくささやいた。 「勇利、もっと俺の愛を知ってくれ。まだあるよ。まだまだあるよ」 「うん、ぼくも……」  勇利もまた、目つきやつぶやき、涙や吐息など、さまざまなものでヴィクトルへの愛情を示し、ヴィクトルのことを喜ばせた。 「はあ、暑い……」 「よかった?」 「うん……ヴィクトルは……?」 「いますぐ『離れずにそばにいて』をおまえのためにすべりたいくらいよかった」 「あはは……」  勇利はヴィクトルの胸につむりをのせ、うっとりと目を閉じた。ヴィクトルは彼の身体をかるく抱いていた。 「汗、すごいね……」 「一緒にシャワーを浴びて歯みがきをしよう」 「うん……寝ちゃいそう……早く行かないと……」 「もうすこしいいだろう?」  ヴィクトルは勇利を引き寄せて接吻した。勇利はくすくす笑っている。ふたりのあいだを、汗が流れ落ちていった。 「……夢を見た」  ヴィクトルはつぶやいた。 「飛行機の中で……」 「どんな夢?」  勇利が目を上げてヴィクトルを見た。 「昔の夢さ」 「昔の、どんな夢?」 「……忘れた」  勇利はくすくす笑った。 「忘れたのに、おぼえてるの?」 「夢を見たことだけね」  勇利がゆっくりと手を上げ、ヴィクトルの頬を撫でた。それからくちびるにふれ、その指でみずからのくちびるをさわった。 「いやな夢だったんだね……」 「…………」  勇利が伸び上がり、目を閉じて優しくくちづけした。いつくしみにみちた、いちずな、愛いっぱいの接吻だった。ヴィクトルは息をつき、きつく勇利を抱きしめた。 「勇利……、もうおまえがいないとだめなんだ……」 「…………」 「どこにも行かないでくれ」 「……うん」  勇利は目を上げ、みずみずしく笑ってうなずいた。 「行かないよ」 「…………」  ヴィクトルは勇利に頬をすり寄せた。勇利の手がヴィクトルの背中にまわる。 「ぼくのいとしいヴィクトル……」  勇利が歌うようにささやいた。 「ぼくはこれまで貴方を想って生きてきたし、これからもずっとそうだし、ぼくはぜんぶ貴方のものだよ……」  彼は額をこつんとくっつけ、ヴィクトルの青い目をのぞきこんだ。 「そして貴方もぼくのもの」  ヴィクトルは夢中で勇利にキスをした。首にくちびるをすべらせると、勇利があえぐような笑い声を上げた。 「ヴィクトル、シャワー浴びて、歯みがきしないと……」 「その前にすることがある」 「もうしたでしょ……」 「まだ……だ」 「足りてない?」 「足りてない……」 「……そう?」  勇利は髪をかき上げてほほえんだ。 「おまえが欲しい」 「貴方のものだって……」 「まだあるだろう……」  ヴィクトルはささやいた。 「もっとよこせ」  翌朝、遅めの朝食をしたためているときに、勇利が元気に言った。 「ヴィクトル、今日買い物行こ!」 「いいとも! なんでも買ってあげるよ。何が欲しい?」 「あの、期待してるとこ悪いけど、個人的なものではありませんので」 「なに?」 「洗剤とかそんなの」 「ああ……」  ヴィクトルはくすっと笑った。それもいいだろう。配達などしてもらうより、よほど楽しい。 「欲しいけど買うには重いものがいっぱいあって……。絶対ひとりじゃ持ちきれないんだよね。ヴィクトルが帰ってくるの待ち構えてたんだ」 「働くよ」  ヴィクトルは神妙な顔をしてうなずいた。 「勇利とマッカチンのために」  勇利が可笑しそうに笑っている。 「お昼は外で食べようか。なに食べたいか考えておいて」 「晩ごはんの材料も買わなくちゃ。夜はなに食べたいか考えといて」 「カツ丼」 「カツ丼かあ……。それだけでいいの?」 「いや、そっちの意味じゃなかったんだが」 「え?」 「えっちなほう」 「あのさ……いまそういう感じだった……?」 「いいだろう、べつに」 「恥ずかしいひとだねえ、マッカチン」  勇利はかたわらにいるマッカチンに話しかけた。それっきりそれで話は終わりかと思っていたら、洗い物のとき、唐突に彼が「いいよ」と言い出した。 「何が?」 「今夜食べたいもの……」 「…………」  ヴィクトルの瞳が輝いた。勇利は頬をうす赤くして言った。 「でもちゃんと、ほんとに夜、食事で食べたいものも考えといて」  ヴィクトルはマッカチンに話しかけた。 「かわいい子だねえ、マッカチン」  その日は一日デートをして、夜にはヴィクトルの希望した肉じゃがを食べて、そのあとはやはりヴィクトルが希望したカツ丼を食べた。充実した時を過ごし、マッカチンと勇利に寄り添われてうとうとしているヴィクトルに、勇利が一生懸命に話しかける。 「ヴィクトル、明日、リンク来るよね?」 「うん……? うん……」 「よかった」  勇利が子どものように笑った。さっきまでの表情とはまるでちがう。 「なんで……?」  ヴィクトルは勇利を抱き寄せながらほほえんだ。 「ヴィクトルがいないあいだに、ぼく、びっくりするようなことになってるから」 「へえ……」 「まじめに練習したんだよ」 「そうか……」 「明日見せてあげるね」 「ああ……」 「ほんとだよ」  勇利が念を押した。 「本当にヴィクトル、めちゃくちゃびっくりするから」 「うん……」 「覚悟してて」 「うんうん……」 「聞いてる?」 「ああ……」 「絶対おぼえてないよこれ」  勇利がこぼした。そんなことはない、とヴィクトルは思った。勇利、おぼえているよ。おまえのことならなんでも……。 「勇利……」 「ん?」 「俺ね……、家へ帰ってくるの、楽しみなんだよ……」  勇利がぱちりと瞬いた。ヴィクトルは勇利にキスし、「おやすみ……」とささやいた。勇利が微笑した。 「おやすみ、ヴィクトル……」  勇利のくちびるが頬にふれた。 「See you in your dreams……」  ヴィクトルはしばしいとしい現実を離れ、現実と変わらずしあわせな夢へと入っていった。
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中国当局は1999年、法輪功学習者に対する弾圧政策を始めた。学習者に法輪功を放棄させるため、当局はさまざまな拷問を用いた。なかには、凄惨な性暴力を受けた法輪功学習者は少なくない。
ここでは、法輪功情報を発信する「明慧網」による報道に基づき、男性法輪功学習者の性器を狙う拷問の実態を明らかにする。
「中国天津市当局は2016年12月、楊玉永さんを逮捕した。報告によると、楊さんは拘束中に性的迫害を含む悲惨な拷問を受けた。13人の囚人が彼の性器をつねったり、乳首を噛んだりした」米国務省が2018年5月29日に発表した「国際宗教自由報告」は、こう記述した。
2016年12月7日、天津市警察当局が同市在住の楊さんとその妻(同じく法輪功学習者)を拘束した。武清区看守所に収容された楊さんに対して、看守が13人の囚人に指示し暴行を加えた。
2017年7月11日、天津市武清区に住む楊さんは武清看守所で死亡した。
大紀元は、楊さんが生前自身が受けた拷問について証言した録音テープを入手した。
楊さんはテープで、「彼らが先に私の顔を平手打ちした。その後、彼らは私の陰茎をこすったり、靴のままで私の足を思い切り踏んだりした」と話した。
家族によると、楊さんの遺体は傷だらけであざだらけだった。左側の乳首が真っ黒になっていて、腰から足の付け根まで血まみれとなっていた。
武清区警察当局と看守所は、楊さんの死因について説明を拒否したうえ、証拠隠滅を図り、楊さんの遺体を奪うため、100人以上の警官と武装警察を楊さんの家に派遣した。
「電気棒で陰茎が激しく損傷」
遼寧省大連市に住む法輪功学習者、曲輝さん(当時31歳)は2000年4月13日に拘束され、大連市教養院に連行された。
「ある日の夜9時、私は薄暗くて不気味な部屋に連れていかれた。そこで翌日の朝8時まで、看守らによる拷問を受けた。看守らは、拷問用の電気棒を何本も使った。ゴム製の棒で私を殴打した。臀部の筋肉が損傷し、頚椎が骨折した。何回も気を失った」
曲輝さんの生前の話によると、この日の電気棒による感電で陰茎が激しく損傷した。その後、曲さんは首から下が動けず、寝たきりになった。瀕死の状態になった曲さんはようやく教養院から解放された。
2014年2月21日、45歳になった曲さんは、心身ともに深い傷を負ったまま他界した。
「陰茎をひもで縛る」
山東省莱州市出身の李光さんは2004年11月末、同省濰坊市濰北刑務所で電気棒による拷問を受けた。看守が5万ボルトの電圧が流れる電気棒で、李さんの頭、腿、背中、性器を感電させた。
睡眠も許されなかった李さんがうとうとしていると、看守らは氷水を浴びせたり、李さんの睾丸を力強く握った。さらに、看守らは、李さんに対して、排尿できないように、性器をひもできつく縛った。また、ひもを引っ張ったりして李さんにさらなる苦痛を与えた。
同年12月3日、李さんが亡くなった。36歳��った。
遼寧省本渓市市民の呉俊陽さんは、2004年9月18日に地元の警察当局に連行され、本渓市看守所に入れられた。同年11月16日、呉さんは看守所から市の病院に搬送された後、一時命の危険があった。家族の証言では、呉さんの体はあざだらけで、陰茎が紫色に変色していた。呉さんは11月27日に亡くなった。30歳だった。
ほかにも男性器を狙った拷問があった。
四川省樂山市五通橋看守所では、看守らは男性法輪功学習者の陰茎に紙を巻き付けて、紙に火をつけて燃やす拷問を行った。
黒龍江省綏化市労働教育所は、陰茎に砂糖水を付けた後、蟻を放し、蟻に噛ませる拷問があった。
河北省保定市高橋警察派出所が2006年6月7日、同市に住む学習者の銭勁松さんを拘束した後、銭さんを縛り付け、睾丸などを狙ってゴム弾を射撃した。
遼寧省鉄嶺市昌図県の靳力国さんは2004年、同県警察当局によって拘束された。同県老城派出所の副所長が靳さんの陰茎に爪楊枝を差し込んだ。
黒龍江省ハルビン市出身の李立壮さんは、30歳ぐらいだった2003年に同省大慶刑務所に拘禁された。ここで、殴打、水責めなど様々な拷問を受けた。なかに、看守らが李さんの睾丸を複数回握りつぶしたため、李さんは今も後遺症に悩まされている。
ほかに陰茎を鉄棒や長い棒でたたき、足で踏んだり蹴ったりする暴行も行われた。
つづく
(翻訳編集・張哲)
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