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#野菜出荷
harasatoshi1977 · 1 year
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皆さまこんばんは。 本日も昨日と同様、はだのじばさんずでの野菜出荷からのスタートです。 英語検定に向かう長男を小田原に送りつつその足で佐々木ナオミ県議会議員のトークライブ0226に参加させていただきました。 ライブの中で水野もと子さんをはじめ多くの方々が壇上でご挨拶されておりました。 会場席からではありますが小笠原とうこ議員、平野ゆりこ議員、井上しんじ議員と共に私も一言ご挨拶させていただきました。 また多くの統一地方選挙に臨む新人が熱い挨拶を各々されておりました。 これより野菜出荷を再開し、明日の早朝より再びキュウリ・トマトの収穫や出荷、薬剤散布を行いつつ、役所での予算審査に臨みます。 #はだのじばさんず #佐々木ナオミ #県議会議員 #トークライブ0226 #平野ゆりこ #松田町 #議員 #野菜出荷 #薬剤散布 https://www.instagram.com/p/CpHro6BPL5k/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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attchi12 · 1 year
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昨日の雪によりスナップエンドウが全滅しました。霜や雪などの強い寒さに当たると白く変色して出荷ができなくなります。美味しく食べれるのだけど。 #スナップエンドウ #雪害 #全滅 #出荷停止 #見た目重視 #フードロス #開聞岳 #ユーファーム #有機栽培 #有機野菜 #有機農業 #南国の雪 #指宿 #鹿児島 #snappea #snow #damage #foodloss #organicveggies #organicfarming #Ufarm #kaimondake #kaimondakevolcano #Ibusuki #Kagoshima (ユーファーム Ufarm) https://www.instagram.com/p/Cn2_NDpv0xK/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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takumi-of-kude · 1 year
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税金が正しく使われれば、人間がコオロギを食べなくても社会は回っていきます。 海外に大盤振る舞いする前に国民の生活が豊かになる政策を! 国会はやじを飛ばし、嘘をつき続ける場所ではありません。 #コオロギ #食うぐらいなら #虫食い野菜の #出荷を #許可せよ! https://www.instagram.com/p/CqRtBMmPcs_/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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zontagfarm · 2 years
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✴︎ ✴︎ トロンボーンチーノの出荷を開始しました♬ サラダ・フライ・ソテー・スープと色んなお料理に使いやすいオススメのトロンボーンチーノですが、まずは生でカリッとする食感を楽しんで素材そのままの味を楽しんでもらいたいものですwww 可能な限り花付きで出荷させて頂く予定ですのでフリットにもチャレンジして頂ければ何よりです♪♪♪ 先日の台風が上手く逸れてくれたおかげで風害もなく生育も順調ですので少量ですがコンスタントに出荷できると思います。 ご機会がありましたら是非よろしくお願い致します! #ズッキーニ #トロンボーンチーノ #糸島野菜 #フリコーにも出荷してます #大丸福岡天神店 #農薬除草剤不使用 #糸島 #芥屋 #糸島どんたく農園 (Itoshima-shi, Fukuoka, Japan) https://www.instagram.com/p/CfsdzyLpLQF/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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shodoshima-camera · 5 months
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島の坂手地区でニワトリさんを育てている「222たまご」さん。野菜の出荷の日に合わせてニワトリのごはん用に野菜くずを取りに。この日は「今日はたまごもありますよ〜」と言ってくれたので購入させていただきました!新鮮な卵を目の前で詰めてくれるなんてとっても贅沢だなぁ◎
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shimanomoyou · 7 months
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昨日は野菜の出荷のお手伝いデー。
みんなやたら元気で
テンション高めで
おしゃべりしながらも手はちゃっちゃと動く!
ちょっと暖かくていい天気だったからな〜気持ちいい秋の日。
やっと仕事も落ち着いてホッとしていて
ここへ写真をあげる心の余裕が生まれている。笑
今日は気になってたあれこれをやって
出っ放しやった扇風機3台も掃除して押し入れへ。
溜まりまくった段ボールも捨てに行って
冷蔵庫に買ってあったお揚げも炊いた。
それだけでめっちゃ気持ちがすっきりして気持ちいいわ。
明日は楽しみなイベントの日。早く寝るわおやすみなさい!
あ!昨日のこのご飯、セロリがめっちゃ美味しくって感動した。
セロリのお焼き、セロリのスープ。香りが最高やな。
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hitujijp · 3 months
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オレは弱いから予防を怠らない
想定より難航する案件が多く、全体的な進捗状況を1年遅延させる事を決定した。 近況は季節の変わり目につき、体調は万全から程遠い。特に胃の調子が悪い。オレは好き嫌いが多いのでは無く、体質が惰弱過ぎて食べられる飲食物が極めて限られるだけ。肉や魚は余程体調が良くない限り食べられない。油料理、揚げ物は常に食べられない。食べるとかなり危険。塩分の多い飲食物、刺激物の多い飲食物、これも気持ち悪くなるので厳しい。消化出来ずに体調を崩す。煙草、酒、一切無理。低刺激で、内臓への負荷が低いものしか接種出来ない。主食は穀物、生野菜、水、お茶。味付けはごく薄味で。あと1日に1回だけコーヒーを飲む。タンパク質、ビタミン、鉄の不足はサプリメントとソイプロテインで補っている。
人間ドッグは自腹を切ってでも必ず毎年受診している。むしろ1年に2回でもやりたいくらいだ。自分で測定出来る機材も幾つかは用意している。自分が弱い体質なのを知っているから健康管理は厳しく行わねばならない。 医療も投資だ。問題が起こってから医者に行くのでは遅い。毎月幾ら医療に割り当てるか予め予算を決め、予算が余らないように体調の改善・強化に充当する。一度失った身体機能をお金で解決しようとすると、とてつもない金額��必要だ。医療費は確定申告の控除対象にもなっており、投資効率はかなり優れた部類に入る。
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oka-akina · 6 months
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1123-1129
1123 宇都宮の正嗣の餃子。フライパンをあたためてサラダ油とごま油を多めに引く。大さじ1ずつくらい。凍ったままの餃子を並べる。5人前の箱だと26センチのフライパンにぎっしり丸く並べられる(正嗣の餃子は小さいのでふたりで食べるなら5人前でちょうどいい)。そこに熱湯をまわしかけ、餃子が半分浸かるくらいにして強火で焼く。ふたをして5,6分。作り方の紙には「絶対に途中で弱火にしないでください」と書いてあって、絶対にって言われるの面白いなと思う。他人に絶対を求めることも求められることもそうそうない。水気が飛んで焼き目がついたらできあがり。 皮がパリッとしていて、具は野菜が多め。生姜がきいている。いたってシンプルなのになんでこんなに美味しいんだろう。冗談抜きに世界で一番美味しい餃子だと思っている。前に「水ギョーザとの交接」という小説を書いたのでいろんな人が餃子を食べに連れて行ってくれるんだけど、申し訳ないけどどこの餃子よりも正嗣の餃子が美味しい。本当に一番美味しい。 あとこの冷凍のは、家で焼いてもちゃんと美味しいのがすごいと思う。わたしの焼き方が上手いとかでもなく、紙に書いてあるとおりにやるだけでたぶん誰が焼いてもこうなる。ほかの冷凍餃子だと皮が破けたり焦げついたりけっこう失敗するんだけど、正嗣のは毎回パリッと焼ける。 正嗣のお店には「餃子専門店なのでライスやビールはありません」と書いてあってひたすら餃子だけを食べるストロングスタイルの店なんだけど、FCの駒生店のみライスがある。ので、宇都宮に住んでいたころはよく駒生店に行っていた。
1124 どうにも調子がよくない。きのうは同人誌の通販で本を入れまちがえて送ってしまったようで、一冊入ってませんでしたよとメールが届いた。ああついにやってしまったと思った。あわてて追加で送ったけどいつもできていることができなかった自分がショックで、きのうはそれを日記に書けなかった(それで餃子のことを書いた気がする)。 こういうメール送るのしぬほどめんどくさいよな…ほんとに申し訳ない。やっぱ疲れてんのかな。そしてついにやってしまったと思ったけど、もしかしたらこれまでもまちがえたことはあったのかもしれなくて、でもしぬほどめんどくさくて言い出せなかった人もいたかもしれないよな…と詮無いことも考えた。 えもとLINEで通話した。わたしのようすが明らかにおかしいのだろう、ちょっと休んだ方がいいよと言ってくれた。同時に「でも休んだ方がいいって言われるとなんかムッとすることはあるよね…」とも言ってくれたので、だめなときの気持ちがわかる人は優しいよな…と思った。だめなときほど焦ってしまう。送ってくれたナポリの男たちの動画を見た。
ここには書かない方がいいような気もするんだけど、まあこれは日記なので書くんだけど、ZINEフェス長野、noteの告知には出展者30人程度を予定って書いてあるんだけど開催前々日で集まっているのは10人(10組)っぽい。これって10人だけなんですかと軽い感じで出展者用のLINEグループでたずねてみたら、2日経って主催さんから「そうなんです…」と返事が返ってきた。こじんまりしてるのはそれはそれでいいと思うんだけど、お客さんから入場料300円とることになっているイベントで出展者10組だとちょっときびしくねえか…と思った。今からでも入場料無料にできたらいいんだけど。 わたしはこういうときすごく疑り深くなってしまうし性格がとても意地悪なので、もしかしたら主催さんも損切りを始めてるのかなーとか思ってしまった。ZINEフェスのtwitterアカウント、来年の吉祥寺回に関するリツイートはしてるけど長野はスルーしてるし。えーっどうしよう。遠出したい、ともかく電車に長く乗って遠くに移動したい…という気持ちで申し込んだから本をたくさん売ろうとは思ってないんだけど、やっぱりハラハラはする。 とりあえずペーパーを作る。だいたいおすすめみたいな本を一日一冊並べた読書カレンダー。そして文フリで使った優人さんのポスターをスチレンボードに貼ってみたらいい感じのパネルになった。これを文フリでやれって感じ。やることが2週間遅い。長野に持って行こうかなと思って作ったけど初めて行く場所でこれは目立ちすぎるし荷物になるよな…。
1125 明日ほんとに長野行くのかよ〜と思いつつゴルフの練習。ゴルフは小説の活動とあんまり関係なくやっている。こういうルーティンみたいなものがあるのはちょっといいかもなと思う。ゴルフ自体は、男!女!というスポーツでけっこうきついけど。 土曜だけどパートナーは在宅仕事で、仕事の前に肉を食べて元気を出したい…と言いお昼はブロンコビリーへ。いや食後ぜったい眠くなって仕事やらないだろ〜。と言ってみて、あっ完全にフリをやっちゃったなと思った。家に帰るなりちょっと食休みと言って布団に潜ってしまった。わたしは午後出かける用事があって、帰ってきたら同じ姿勢のまま寝てるパターンだな…と思ったし言った。言っちゃったから本当にそれをなぞっちゃいそう。フリとボケみたいな。悪いことしたなと思った。
渋谷ハチ公前のデモに参加。ガザの犠牲者の名前が読み上げられていく。一人一つ赤い涙を描いていく。名前はぜんぜん読み終わらない。名前と一緒に年齢も読み上げられる。ゼロ歳の名前が続き胸が苦しくなる。肌寒い日だった。通りすがりの人も参加しているように見えた。描くというアクションによって参加しやすい空気があったように思う。 小さな男の子が「Free Free Palestine!」と声を上げ、近くにいた大人たちもあとに続いてコールになった。男の子の(たぶん)お父さんは隣にいて横断幕を持っていた。自分が叫ぶと大人も叫ぶから男の子はちょっと楽しそうで、和やかな、けれども力強い時間だったと思う。デモのハッシュタグを検索したら西川火尖さんと冬野くじさん(きさめさん)の名前が見えて、自分が(一方的にでも)知っている作家の名前が見えるとなんだかほっとするなと思った。なのでデモのようすをツイートした。このあいだとぜんぜんちがう気持ちになっている。
渋谷◯◯書店の棚の補充。『顔たち、犬たち』など持って行った。久しぶりにのぞいたら思ったより本が売れていてわかりやすくうれしい気持ちになった。これもこないだと言ってることがちがうと思う。自分は現金だと思う。 明日のコピー本とペーパーの印刷でキンコーズへ。キンコーズのコピー機ってなんか難しいというか意地悪というか、いつもうまく扱えない。まあでもできたものはなかなかよかった。
帰ってきたらパートナーはやっぱり昼寝していて、いやでもやらなきゃだよな〜とかなんとか唸ってなんとか起きた。自分を見ているようだと思った。わたしも在宅のときってだいたいこう。 遅めの夕飯。トマトとじゃがいもとツナのパスタを作った。にんにくと玉ねぎのみじんぎりを炒め、じゃがいもとツナとホールトマトを入れて煮る。ほうれん草もちょっと入れた。かなりじょうずにできて自分で自分にびっくりした。なんか疲れていたので明日の準備も夕食の後片付けもせず寝た。
1126 ZINEフェス長野。暗いうちに家を出た。といっても朝6時の電車なのでぜんぜん始発とかではない。朝が来るのが遅くなった。空気がきんと冷えている。冬だなと思う。夜勤明けっぽい人やこれから仕事に向かう感じの人、朝まで飲んでいたっぽい人、大きなスーツケースを引いた人…。案外駅は人が多くて、みんな冬っぽい格好をしていた。遠出の気持ちが高まってワクワクした。優人さんのデカパネルは結局持って来た。ものすごく雑に梱包したけど、一回使ったポスターだからまあいいかと思った。でかいけど軽いし。リュック、トートバッグ、パネル。さほど本は持っていかないので身軽に荷造りできた。 電車で寝ていたらすっかり明るくなっていて、立川からあずさに乗り換え。寝てたからだと思うけどあまりに寒くてタイツを買った。あずさのトイレで履いた。 寒くてやけに腹も減っていた。ツナおにぎりと焼きそばパンとスコーンを買って食べた。あったかいミルクティーとコーヒーも。食べすぎだと思ったけどほんとに寒かったのでしょうがない。スコーン、かりっとしてふわっとしていてすごくおいしかった。駅のポップアップみたいなところでパッと買ったけどちゃんとお店の名前見ておけばよかったな…。津島佑子『笑いオオカミ』を読みながらうとうとした。松本に着いたのは10時前。息が白くて驚いた。山が近くて眺めのいい街。
イベントとか旅行とか楽しいことがたくさんあった日の日記ってうまく書けない。たぶんぜんぶ書こうとしちゃうからだと思う。結論からいうとすごくいい一日で、いいイベントだった。出展者は結局10組。それゆえの親密さがありのびのびしたイベントだった。 自分としては旅先の気安さもあったと思う。知っている人が誰もいない、初めて行く街の初めて参加するイベント。いつもより自由にふるまえた気がする。まったく知らない人、その場限りの人しかいない場所はあまり気をつかわない。リラックスして自分を開示できた気がする(とするとふだん自分が何をストレスに思っているのかがわかってくるな…)。 お客さんはけっこう来ていたように思うし、思ったより本も手に取ってもらえた。何よりお客さんとも参加者さんともたくさん会話ができてうれしかった。これ伝わるかわかんないんだけど、交流をしたい(人間関係をやりたい)わけではないんだけど、人と話はしたいんだよな…。 きのうまでの不安はどこへやら、じゃないな。この「開催前のもろもろに不安な要素がある」と「行ってみたら気さくでいいイベントだった」は表裏一体なんだなと思った。意外とか挽回とかではなくてこの雰囲気はこうでなくては出てこない。これについては別途イベントレポ的にまとめたいつもり。
どういうイベントになるか不安だったので、ネットプリントで印刷した「END WAR NOW」のプラカードを机に貼ることにした。あずさの中でふと思いついて、何かネプリないかなーとツイッターを検索した(戦争じゃなくて虐殺だと思うけど「STOP GENOCIDE」はネプリの期限が切れていた)。水色、ピンク、黄色。パンセクシャルフラッグのカラーだなと思った。 イベントの案内に政治的なことはだめって書いてあって、は?という気持ちがありつつ参加している。は?と思うならやめときゃいいんだけどなんだろう…。ダメって言われたら帰ったろと思って貼った。なんか試し行動みたいだ。 新しくてきれいな会場で、大きな窓から日が差し込んで明るかった。空も山もきれいで、ああ遠くに来たなあと思った。机は5台ずつ向かい合わせに置かれていて、机半分という話だったけど一人一台になった。奥行き60センチのでかい机。当然持ってきた布は大きさが足りないんだけどのびのび使���てよかった。いつになくちゃんと設営できた気がする。優人さんのデカパネルを机の前に立てかける。こういうのは文フリではできない。蹴飛ばされそうだし「スペースからはみでる」に抵触すると思う。自由にふるまえている。 そう、自由にふるまえている。リラックスしている。プラカードを貼って、新刊のでかいパネルを置いて、いつもはイベントに置かないコピー本『小説を書くquuerのzine』も机に並べた。「陰気なクィアパーティー」用に作った、通販はしたくないコピー本。いろんな人ともう一回初めましてからやり直したいみたいな気持ちってあるよな…と思う。
主催さんいわく、想定より規模が小さくなってしまったので入場料は無料にし、事前決済の人には返金したとのこと。そして今日参加している人は吉祥寺のシェアカフェを一日無料で使ってOKにしますとのことで、えっラッキーと思ってしまった。ほんとにわたしは現金なのだと思う。 イベントは11時から16時まで。全部のブースをまわっていろいろ話をし、全部のブースで買い物した。べつに義理とかではなくて、人の話を聞くのって面白いから、気になるものがなにかしらいっこはあるものだと思う(こういうとき思想的に苦手だな、無理だなと思うものはもちろんあって、それはそっと避ける)。 ただこういう場で小説って難しいかもなーとは思った。これは何ですか、どういうものを作っているんですか、あなたは誰ですかみたいな自分のことを話す場だと、フィクションの世界にチューニングを合わせるのはしばしば難しい。気になるものがぜったいいっこはある、にはなりにくい面がある。まあぶらっと来たお客さんにとってはそうでもないかも。長くなりそうなのであとはイベントの記事で書きます。
1127 尻が痛い。きのう帰りの新幹線、『笑いオオカミ』の真似をしてデッキの床に座ってみたのがきっとよくなかった。冷たい床だった。たぶんまた痔が破裂するだろうなと思う。最近イベント終わるたびにこうだと思う。 『笑いオオカミ』を読んでいたら、自分はこう見えてけっこう大食いでカレーを12皿おかわりしたことがあったとしゃべるシーンがあって、ZINEフェスで買った日記の本に「かきあげが美味しすぎてごはんを5杯もおかわりした」というくだりがあり、どっちがどっちだっけと一瞬混ざった。 長い小説は当然ひと息では読みきれないので何日もかけてちょっとずつ読み進める。その間に読んだほかの文章や生活の中で見聞きしたものと混ざってどこからどこまでが小説だったかわかんなくなる。それがけっこう好きだし醍醐味だと思う。 どこからどこまでが小説だったかわかんなくなるというのは小説そのものにちゃんと集中していないようでうしろめたさはあるんだけど、なんというか、わたしは人格全部で小説をやっていたいんだよな…と思う。物語に振り回されてうわの空で仕事したり、夢中で読んで寝落ちたり、べつのことをしているときにふっと思い出したり、目の前の景色と小説の情景が混ざり合ったり。みたいなの。なので書評とか感想とかがあんまり上手じゃない。そして、上手な感想とそれを述べる人がちょっと怖く思えてしまうことさえある(これはやつあたりかもしれない)。
1128 痔が痛いし生理も来た。イベントが終わると本当に毎度こう。ヨロヨロしていてなにも進まなかった。とても眠かった。労働のメールを書いていたら簡単な言葉なのにパッと出てこなくて自分で自分にがっかりした。本当におまえは小説を書いているのか、文章ぜんぜん書けないじゃんと思う。元気なときは、いやべつに文章うまくなくても小説は書け��でしょ(どのように書いても小説にはなるでしょ)と思うのに。
1129 引き続きいろいろ痛い。なんも進まない。『不思議の国の少女たち』を読んでいる。 異世界へ行って帰ってきた子どもたちの集まる寄宿学校の話。死者の国から帰ってきたナンシーが寄宿舎に入るところからはじまり、異世界から「帰ってきたくなかった」子たちが集まっている学校。 まだ読み始めたばかりで、ヤングアダルトはチューニングを合わせるのが難しいなと思う。でも急にカチッとはまる瞬間がある。 「王は敵だったけど、人生ではじめて俺をまともに見た大人だったよ」、これは妖精界から帰ってきたケイドのせりふで、あっいいなと思った。どうやらケイドはトランスジェンダーの男の子のよう。 そしてナンシーのルームメイトのスミが「あたしがオナニーしたらいや?」とあっけらかんとたずねるところでめっちゃいいな!と思った。夜遅くにルームメイトが自慰をしてもいいか。見たくはないからそんなこと言わないでくれとナンシーは困惑し、まあそれはそうなんだけど、なんていうのかな…女の子の生活に自慰があると書かれていることにほっとした。「女の子だと扱われる子の生活」にそれがありますと書かれているのがうれしい。 子どものころ長期休みにホームステイとかサマースクーリングとかよく案内が来ていたけど、それをやってみたいかどうか考えるより先に、あるいは費用の捻出のような実際的なハードル以前に、長い期間他人の家に泊まったらそういうのどうするんだろうと思っていた。だから自分には無理だと思っていた。すごくばかみたいだけどほんとに。そしてあるとき友だちが「ホームステイって生理とか気をつかいそうだよね〜」と言い、わたしはそれに強く同意した。自慰の話をする代わりに生理の話をした。
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日記、毎日更新するとバラバラうるさいかなと思って1週間分まとめてみたけど、これはこれで長いな…。
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aidaweb · 2 months
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猫の「アイーダ」
フォトジャーナリスト 安田菜津紀さんが東エルサレムで出会った猫・アイーダをモデルに、イラストレーター 坂本千明が紙版画を制作し、2024年1月から2月にかけて、東京 Amleteronにてパレスチナチャリティとしての展示を行いました。展示詳細と寄付報告に関してはこちら↓をご覧ください。
アイーダとの出会いやその背景を、安田さんが副代表を務める認定NPO法人Dialogue for peopleサイトにて、エッセイを綴ってくださっています。こちらもぜひお読みください。 『パレスチナとアイーダ』
*また「アイーダ」と、パレスチナの周知や支援を目的としたポストカードを2枚セットにして販売しています。
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左の1枚はポストカードとして、メッセージを書いて送ったり、部屋に飾ったり。
もう1枚はオモテ面にはイラストと意思表示のための言葉が、ウラ面にはこのwebページと同様に、ごく基本的で、ひとりでもできる支援や行動について、ORコードと共に掲載しています。
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購入後、ご自身で5つにカットして
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それぞれ「しおり」や「カード」として家族や友人知人に配ったり、スマホケースやアクリルキーボルダーなどに入れたりして、身につけるなど、個人プロテストや周知活動に自由にお使いいただけます。
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※しおりを挟んでいるのは「それでもパレスチナに木を植える」 高橋美香 著・写真(未來社)。アクリルキーホルダーは百円ショップなどで5cm正方形が入るものがピッタリなようです。
もちろんカットせず、そのまま友人や知人、家族などに配ったりしても。
経費などを除いた売り上げをパレスチナへ支援のための寄付といたします。販売にご協力頂いているお店の情報はこちらに随時更新していきますので、ぜひお近くのお店で、通販でお求め頂けたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。
《5/30 販売店情報更新》 お近くの店頭、または通販にてお求め下さい。
【岩手】ひめくり 店頭販売中
【秋田】かぎしっぽ  店頭・通販販売中
【長野】本・中川  店頭・通販販売中
【富山】巣巣  店頭販売中
【仙台】パレスチナ・オリーブ イベントなどで販売
   book cafe 火星の庭 店頭販売中
【埼玉】ねこのみち  店頭・通販販売中
   ベイクショップ ミリ秒 店頭(5/30発送)
【東京】Ameleteron  店頭・通販(メールにて受付)販売中
    URESICA  店頭・通販販売中
    キャッツミャウブックス 店頭・通販販売中
    今野書店 店頭販売中
    カフェ潮の路 毎週木曜12~15時 店頭販売中
    necoya books 店頭・通販販売中。
    ひるねこBOOKS 店頭販売中
    MOMO 店頭販売中
【神奈川】ポルベニールブックストア  店頭・通販販売中
    鎌倉ねこの間 店頭販売中(来店予約制)
【静岡】書肆猫に縁側  店頭・通販販売中
【京都】 nowaki  店頭販売中
【奈良】とほん 店頭・通販 販売中
【松山】 erimaki 店頭・通販販売中
【熊本】長崎次郎書店 店頭販売中
    長崎書店 店頭販売中
またありがたいことに、バイコットでご協力頂いた架け箸さん、APLAさんもイベント出店などで販売して頂けることになりました。APLAさんのオンラインショップでも販売中です。
架け箸さんがポップアップ出店されていた大阪のフェアトレードショップPamojahさんでも「アイーダ」セット販売して頂いています。(在庫が無くなるまで)
お近くのお店店頭で、または通販で、「アイーダ」を見かけましたら、どうぞよろしくよろしくお願いします。
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「アイーダ」©chiaki sakamoto2024
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kennak · 1 month
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江崎グリコは基幹システム障害により「プッチンプリン」などほぼ全てのチルド食品の出荷を停止したことを4月19日に発表したが、その影響が業務提携先の他社にも広がっていることが23日、分かった。  江崎グリコは業務提携先のキリンビバレッジが手がける冷蔵品の一部の販売を請け負っており、受託している果汁飲料「トロピカーナ」や野菜飲料の出荷が停止しているという。  江崎グリコは基幹システムの復旧作業を急ぎ、5月中旬の再開を目指しているが、「オペレーションの見直しかシステム自体を改修するかなど検討中」(広報担当者)と説明しており、具体的な復旧の見通しはいまだ立っていない。  江崎グリコは「カフェオーレ」「プッチンプリン」といった乳製品や洋生菓子、果汁、清涼飲料など17ブランドあるチルド食品のほぼすべての出荷を19日に停止した。今月3日に同社は基幹システムを切り替えた際にシステム障害が生じ、復旧を試みて18日に一部を再開したものの再停止して現在に至っている。  新たに導入したのは独SAP社製「SAP S/4HANA」で物流、販売、会計���一元的に管理し、業務の効率化を図るため約340億円もの巨額を投じた。 常温や冷凍品の出荷は正常という。江崎グリコのチルド食品は複数の事業領域にまたがっており、出荷停止が長引けば事業への影響も少なくない。足元の販売減やシステム改修の費用、キリンビバレッジ側への補償などが生じる可能性もある。(田村慶子)
「トロピカーナ」なども出荷停止 江崎グリコのSAPトラブル、キリンビバにも飛び火 - ITmedia NEWS
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harasatoshi1977 · 1 year
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皆さまこんばんは。 本日は「はだのじばさんず」での野菜出荷からのスタートでした。 本定例月会議での予算・一般質問の準備もありますが、水野もと子参院議員より機会を頂いたので渕野辺のJAXA・宇宙科学研究所や尾崎咢堂(おざきがくどう・尾崎行雄)記念館で色々と学ばせていただきました。 その後は隣の中井町で政治団体・曽我なおと(39歳)を支援する会や小田原の農家さんと地元の話で色々と情報交換してまいりました。 #はだのじばさんず #野菜出荷 #定例月会議 #水野もと子 #参院議員 #JAXA #宇宙科学研究所 #尾崎咢堂 #おざきがくどう #尾崎行雄 #中井町 #政治団体 #曽我なおとを支援する会 #39歳 #小田原の農家 #情報交換 https://www.instagram.com/p/CpFfVCFvKH9/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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myonbl · 4 days
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2024年6月1日(土)
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三重県紀北町・奥川ファームから隔週に届く定期便、今朝はお願いしていたよりも一日早くやって来た。平飼い有精卵が30個、地鶏が1羽、パンと蕎麦、そして野菜はレタスとキュウリの緑が濃い。今回のスペシャルは枇杷、田舎育ちの私にはわざわざお店で購入して食べるものではない。その時期になれば何処かになっているものを採って食した子ども時代、つい遠くを見る目になってしまう。奥川さん、いつもありがとうございます。
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今日から6月。
いつもの手書き用ノートが無い、どうやら研究室に忘れてきたようだ。仕方ないので、今日の動きは一筆箋にメモしておこう。
4時30分起床。
日誌書く。
6時を待って洗濯開始。
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朝食には今朝も煮麺をいただく。
珈琲。
もったいない本舗へ送る段ボール箱、今回は3箱となって玄関前に用意する。
8時20分、ゆうパックが奥川定期便を届けてくれる。今月は3回とも日曜日にお願いしているのだが、予定を書き間違えたのかな。野菜が高くなっているので、レタス・キャベツ・キュウリなどとても嬉しい。早速、キュウリのしょうゆ漬け、紫タマネギの酢漬けを仕込む。
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Threadsに<露の新治出演情報>7月分をアップ、ハルカス寄席も授業が終わる8月までいけないのが寂しい。
<スタディスキル��>第8週の内容検討、資料をO姉との共同フォルダに作成する。明日、もう一度見直さなければ。
10時、クロネコヤマトが集荷に来てくれた。
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2階リビングのエアコン清掃、日立のサイトの説明を確認しながらパネルを外し、フィルターを洗い、ホコリキャッチャーを掃除する。
ランチ、奥川ファームのキャベツを使って焼きそばを作る。
録画番組視聴、
桂まん我「三十石夢の通路(かよいじ)」
初回放送日:2024年6月1日 土曜の早朝は関西の笑いをたっぷりと!▽今回は桂まん我の落語「三十石夢の通路(かよいじ)」…昔の船旅の気分をじっくり▽「30分まるごと桂まん我」桂源太が質問攻め!
浅草アンダーグラウンド
初回放送日:2024年5月31日 浅草の地下に“日本最古”と言われる不思議な地下商店街がある。階段を下りていくと、そこはまるで別世界。69年前に出来たという、その古びた地下街にはユニークなお店がいっぱいある。60年近く営業してきたという焼きそば屋さんや、占い、理髪店など。老舗がある一方で、若い店主が開いた新しいお店もある。観光客でにぎわう地上のけん騒を離れて、どんな人が地下へとやってくるのだろう。地下の世界に3日間、潜ってみた。
エアコンのフィルターを戻して掃除完了、明日は息子たちの部屋のエアコンに取りかかろう。
ツレアイはWebで研修。
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すき間時間に読み続けてきた『本所おけら長屋』全20巻、ついに読了。いやぁ面白かった、8月の東京遠征時には、このシリーズの舞台を歩きたい、というのも『中村仲蔵』の舞台と重なるのだ。
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早めに夕飯準備、豚バラ肉とキャベツの蒸し煮、そこへスライスレモンを加えてみた。じゃがいもはフライドポテトに、トマト以外は今日届いた新鮮野菜たちだ。
録画番組視聴。
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落語研究会「三十石」柳亭市馬、「江ノ島の風」柳家蝠丸、「千両みかん」蜃気楼龍玉。
「三十石」は江戸の他の噺家なら聴かないが、そこは市馬さん、たっぷりと喉を聞かせて楽しい。
龍玉さんの「千両みかん」の途中でダウン、今朝も早かったからなぁ。
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結局私は一歩も外に出なかったので、エクササイズが届かなかった。
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shimanomoyou · 1 year
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今週の週一野菜の出荷お手伝いデイ。
一気に夏野菜が登場!
トマトにヤングコーン、ズッキーニにきゅうり。
あ〜夏やん。
湿度と季節の変わり目で
体のあちこちがやられ気味
40代ってのもあるんかねー
そんなことには負けへんで。
美味しい旬をいただきながら
仕事もしつつ、たまにのんびりしながら乗り越えよう6月!
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kennak · 1 month
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プッチンプリンなど江崎グリコの冷蔵商品がスーパーの棚から姿を消しつつあります。原因はシステム障害で、全国的に出荷が停止されているためです。福岡市内でも影響が出ていました。 22日午前、福岡市のスーパーを訪ねました。 ■元木寛人フィールドキャスター 「売り場にはずらりと牛乳が並んでいますが、見てください、お詫びという紙が貼られていて、 『グリコ牛乳はメーカートラブルで入荷できていません』と書かれています。」 本来、“広告の品”として販売する予定だったグリコ牛乳が入荷せず、急きょ、ほかの会社の商品を入荷し、販売していました。 カフェオーレや野菜ジュースの棚も、グリコの商品は空っぽの状態でした。 「『グリコチルド商品、入荷未定』と書いてあります。」 原因となっているのは江崎グリコのシステム障害です。
プッチンプリンが売り場から消えた システム障害で江崎グリコ冷蔵品82品目が出荷停止 障害は各社でなぜ起こる 福岡
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harasatoshi1977 · 1 year
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皆さまおはようございます。 新聞瞥見終了です。 これより野菜出荷し、午前9時より始まる令和5年3月第1回定例月会議に臨みます。 #新聞 #野菜出荷 #定例月会議 https://www.instagram.com/p/Co8Cjv2SAss/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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canty-essay · 4 months
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考えてみる、サバイバル
              
                                  
 今年は元日に突然携帯の地震を知らせるアラームが鳴り出し、ギョッとなった。まもなく、能登で大きな地震があったことを知った。本当にいつどこで地震に遭うのかわからない今日この頃だ。日頃の備えが大事というが、どんな備えをすればいいのだろうか。どうすれば、自分や家族や周りの人の命や財産を守れるのだろうか。
 「サバイバルファミリー」という映画を観た。どういう話かというと、主人公は東京のマンションに住む、中年の夫婦と高校生の息子と娘の一家。お父さんは平凡なサラリーマンで、会社から帰れば、晩酌しながらテレビをみている。息子と娘は親に関心がなく、勝手なものを食べている。お母さんはひとり台所で、実家の鹿児島から送られてきた大きな丸一匹の魚を捌こうと格闘しているけれど、誰も手伝わないし、食べたがらない。
 そんなある日朝、突然電気という電気がみな停まってしまう。電気ばかりでなく、乾電池や車のバッテリーも全く働らかなくなる。お父さんと子どもたちは、文句を言いながらとりあえず会社や学校に向かう。自分のマンションだけでなく、かなり広範囲に停電していることがわかってくる。スマホで検索しようと思っても、画面には何も映らない。お母さんがスーパーに行くと、みな買い出しに来ているが、レジが動かずそろばんで計算するので、長蛇の列となる。
 三日ぐらいは、ロウソクとカセットコンロとレトルト食品で凌いでいるが、水道からの水も出なくなり、会社や学校も休みとなり、多くの人がだんだんと東京脱出を始める。大勢の人が家族を伴って、ガラガラとスーツケースを引いていく。この一家はお父さんがうまく調達したおかげで、一人一台自転車がある。途中の商店では、ペットボトルの水が一本2500円の高値で売りに出されている。この家族も高値承知でありったけを買い占め、旅を始める。お母さんの実家の鹿児島を目指して。途中のお米屋さんでは、水や食べ物を持って行くと、お米一合と交換してくれる。そこにロレックスや高級車の鍵を持って交換に来る人物が現れるが、「そんなもの食えるかい! 」と突き返される。
 「大阪から先の関西では電気が来ているらしい」という噂が飛び交い、今や車の走らない東名高速道路を大勢の人が歩いたり、自転車だったり、中には荷車を引く人も、西に向かう。途中のサービスエリアで野宿。寒い季節ではないのが、まだよかった。寝ている間に、水を一本盗まれて、息子がすぐに追いかけるのだが、盗んだ家族には赤ちゃんがいて、取り返すのをやめる。
 脱出から16日目高速道路を降りて、川で洗濯をする。水が一見きれいだからと飲んだお父さんが下痢をする。強風に煽られて転倒し、自転車やお母さんのメガネが壊れる。次に通りかかったちょっと大きい街の無人のホームセンターを覗くと、食べ物はとうに無いが、キャットフード、精製水( コンタクトレンズに使うもの? )、自転車の修理材料などを手に入れる。火おこししようとしたもできないお父さんを横目で見つつ、おいしくないキャットフードを食べる。
 さらに高速道路を走り続ける。長いトンネルの入り口で報酬と引き換えに、トンネルの案内を買って出る盲目のお婆さんたち。無視してトンネルに入るも、真っ暗な中、停まっている車や障害物に阻まれて進めなくなり、盲目のお婆さんに手引きしてもらう。
 次はいやに元気な家族と遭遇する。彼らは日頃サイクリングしながらキャンプをしているらしく、装備も揃っていて、みなで楽しそうに食事をしている。「食料や水はどうしているんですか」と尋ねると、山の中の岩場の間から湧き出ている水は、周りに苔が生えていればそれは安全な証拠なのでそういう水を汲んだり、地面から直に生えているオオバコのような植物は食べられますよ、セミなどもおいしいですよ、と教えてくれる。
 43日目、やっと大阪に到着。電気は来ていない。通天閣のタワーの入り口には、たくさんのメモ紙が貼ってある。「岡山のおじさんのところに行く。◯◯」などの伝言が。娘がブチ切れて「もう嫌だ! お父さんが大阪に来ればなんとかなるって言ったよね?」「そんなこと俺いったか? 」「ほら、そうやってまたいつもの責任のがれ」「親に向かってなんだ、その口の聞き方は! 」すると息子が「親らしいことしてくれたことあったかよ! 」今度はお母さんが、「いい加減にして! そんなこととっくにわかっているじゃないの、お父さんがそういう人だってこと」ここでお父さんはがっくりとなってしゃがみ込んでしまう。水族館の前で、飼っている魚を調理した炊き出しの列に並ぶも、自分たちの前で終わってしまった。お父さんは調理していた人に、土下座をして「せめてこの子たちだけにでも何か食べ物を」と懇願するが、「無いものは無い」と断られる。
 67日目、食料も水も無くなり、岡山あたりの田舎道をとぼとぼ歩いている。と、一頭の豚が目の前を通り過ぎていく。えっ、となり夢中で追いかける。四人でやっと捕まえてみたものの、どうやってとどめを刺すのと手間取っているところ、後ろから「うちの豚に何をする! 」とお爺さんの怒鳴り声。お爺さんのうちの電気柵が働かなくなり、豚たちが逃げ出したのだった。お爺さんが、持っていたナイフで手早くとどめを刺し、豚を運ぶのを手伝い、そのお爺さんの家に。庭先の井戸水を汲ませてもらい、ごくごく飲む。久しぶりの白いご飯に、卵や野菜のおかずに豚肉の燻製。近所のお婆さんがキャベツや大根を届けてくれる。「あれまあ、お客さん? お孫さんたちが帰っているのかと思った」お爺さんの家族はアメリカにいて、連絡もつかないのだ。
 ご飯の後は、さっきの豚の解体を手伝う。バラバラにした肉に塩をすり込む。一週間ほど熟成させてから燻製にするのだそうだ。逃げた他の豚も、みんなで追いかけ回して捕まえる。井戸水をバケツで汲んでは、お風呂に運び薪でお風呂を沸かす。何十日ぶりのお風呂に入り、夜はお孫さんたちが着る予定だった新しい寝巻きを貸してもらい、これまた久しぶりの布団に横になる。
 毎日薪割りしたり、洗濯をしたり、お爺さんの手伝いをして過ごす。一週間後、豚肉を燻製にしながらお爺さんが語る。「お前さんたちさえよければ、ここにずーっと住んでもいいんじゃぞ。わしも年取って、一人で車も洗濯機も使えない生活では大変でなぁ・・」と���われるが、この一家は鹿児島にいるお母さんの実家のお父さんの安否も気になっていて、結局お爺さんの申し出を断り、たくさんの食料をもらって、また自転車の旅を続ける。
 そのあともいろいろあって、命の危険にも晒されて、奇跡的に誰かが動かしてくれたSLに拾われて、ようやく108日目に鹿児島のお祖父ちゃんの家にたどり着く。お祖父ちゃんは元気だった! お祖父ちゃんは浜で魚釣りをしていた。それからは村人同士助け合って、魚を捕りに行ったり、畑をしたり、鶏の世話をしたり、お婆さんに機織りを教えてもらったりして、みんなで元気に楽しく一生懸命に暮らし始める。
 それから、2年と126日目の朝、突然村のスピーカーから埴生の宿のメロディーが流れてくる。みんなが驚いて家を出てみると、街灯が次々と点き始めた。すっかり忘れていた電気が戻ってきたのだ。そして場面は変わって、東京の一家のマンション。日常を取り戻し、以前の生活に戻る。テレビからは、「世界同時停電の原因は、太陽フレアか彗星の異常接近ではないかと、専門家からは語っている。サイバーテロの疑いはなくなったとのことです・・」停電前はそれぞれ勝手に心もばらばらに生きていた家族だったのが、思いやりのある温かい家族になっていた。
 とまあ、そういう話であったが、いろいろといいヒントがあった。非常時にはアナログが強いこと。キャンプ生活などに慣れておくこと。北杜市に住んでいて、地震などで自分の家が壊れていない限りは、ここにいた方が湧き水もそばにあるし、薪や焚き木を燃やして暖を取ったり煮炊きすることもできる。むしろここは、首都圏からの避難地域となるだろう。今できることといったら、いつでも人を迎えられるように、家の中を整えておくこと、食料や薪を備蓄しておくこと?
 もうひとつ気になるのが、「年長者としての知恵」のようなもの。年長者はパソコンやスマホに弱く、操作方法などは若者に訊かないとわからないことばかり。でももしパソコンやスマホが一切使えない世の中になった時に、どこまで年長者がサバイバルの知恵を出せるだろうか。本当に長く生きた分だけいい知恵があればいいけど。
 さっきの映画の話では、最初はばらばらだった家族の気持ちもだんだんとひとつになり、お互いにかけがいのない家族として心が結ばれる。停電が終わり東京に戻るのだけど、本当に戻る必要はあったのかなぁ。鹿児島にいた二年半は、みなで漁をしたり、畑をしたり、はた織りしたりして、お金も介在せずに生きていたわけだ。これからこの地震や災害の多い日本で生き抜くには、都会を出て地方でコミュニティを作って、いろんな年齢の人が、各々出せる力を合わせて生きていく以外の得策は無いのではないかしら。
 2024年1月
映画「サバイバルファミリー」は、2017年2月に公開された。監督 矢口史靖。
主演 小日向文世、深津絵里、泉澤祐希、葵わかな
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