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#深水 颯大
oneesanmarket · 1 year
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Otometeki Koi Kakumei Love Revo!! - Mug
Price: 12€/17USD
(FREE STANDARD SHIPPING TILL JANUARY 6TH 2023)
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gupaooooon · 9 months
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レイラとマークの関係について(最後にちょっとスティーヴンとマークについても)
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・マーク・スペクター、どうしても……拒絶に近い諦めを持たなければ生きていけない人間であったし、レイラとの関係は始まりからして“誠実”とは言えないものであり。
作中でも、レイラとのやりとり、彼女の台詞の端々から……マークの高圧的/独り善がりになりがちな態度と、その裏の拒絶(諦めや恐怖)の根深さが描かれているので。
今後、マークとレイラの関係性がどう発展していくのか、気になる。
・レイラとマークの関係性……壊れかけていたひとつの信頼関係が、本編を通じて深まったことがすごく好きで。スティーヴンと、レイラとマーク、3人の姿が愛しいのだけれど。
あのラストで“レイラとマーク”のあれこれ全て収まった……所謂“元鞘”とは、自分には思えないというか。
それでは、浅いのではないか、と思っている。
・これは以前の感想まとめにも書いたけど、レイラを、女性キャラクターを、物語の……マークの“癒し”担当にしないところが、MCU版ムーンナイトの好きなところで。
(彼女の父の死に纏わる出来事について、後ろめたさと償いが拭えない関係であり)その始まりからして、レイラが担わされていた……マークの贖罪と表裏一体であるその歪な“癒し”の構図について、父の死の真相を隠されていた不誠実について、レイラが怒ること。あの場面で、マークを問い詰めること。とてもよかったので。
・レイラとの関係性の再構築……もしかしたら、原作要素拾い上げとして……ジェイクとレイラの関係性に今後、重点が置かれていく可能性もあるのかな……?とか。色々考えてしまう。
レイラの存在が“マーク達”の「癒し担当」のように展開されるのは、嫌なのだけど。
ジェイクとの関係性構築やステレオタイプ脱却については……原作要素拾い上げとして、マークとレイラの間に未だ横たわる問題含めて、ジェイクの存在を“目撃”しているレイラが(恋愛関係/異性愛描写とは限らず)ジェイクに対してもなにかしら接近する展開もありそうだなあ、と。
DIDを扱う作品として、パートナーとの関係性が“ポジティブ”に描かれていくことは、とても大事だと思うので。いろいろ期待したい。
・しかし、関係者が(冗談混じりに?)言及したらしい……レイラとの間にマークの知らない“子供が既にいるかも”という……ジェイク絡みのコミック設定を意識することについては……
MCU版では親からの虐待被害者であるマーク/悲劇的な死を迎えたロロの存在などと合わせて、“子供”の描写/存在をスキャンダルに扱う側面が強まるとも思うので。 
それはMCU版では(やるにしても丁寧な積み重ねがないと)やってほしくないなと、自分は思う。
・念の為、先程書いた↑の“ポジティブな関係性”というのは必ずしも「婚姻関係」で結実するものではないと思っていること、書いておきたい。
脱線するけど、MoMはワンダの扱われ方が……ショックで……好きになれない作品なんですが……ストレンジとクリスティーンが“元鞘”に戻るわけではない、復縁しないという点はとても良かった。
・マークとレイラに主軸を置いて、上記いろいろ書いたけれど。
スティーヴンに対しても、マークははじめ……諦めと拒絶を含んだ態度なんだよなあ、とも。
過去/秘密を知られたくないし、いつか自分が“消える”つもりだったし、スティーヴンが自分のことを思いやってくれる(4話)とすら思ってはいなかった……マーク・スペクター。
そういう態度が生み出してしまう、不均衡な力関係。その危うさ、怪しさ、というのが、1.2話の「鏡の男」である……マークの在り方だったなと。
で、本編通じて、マークとスティーヴンの2人が共に在ることが描かれた訳だけれど。
まだまだ、するっと「俺を置いて先にいけ」が、6話のあの局面で、出てしまうマーク・スペクターな訳で……この、根深く根深く描かれるものに、意味があるというか。それも重要な、マークの在り方な訳で。
MCUムーンナイトの、しんどくて、好きな所だ。
「スティーヴンを置いてはいけない」と「俺のことは置いていけスティーヴン」が両立してしまうマーク・スペクター。
に対して「あ〜も〜〜君ってやつはさ〜〜〜!」と呆れ半分怒り半分なくらいに引っ張っていく感じの……スティーヴン・グラント……であってほしい……
・レイラ、2話から繰り返しマークとスティーヴンの危機に颯爽と現れる姿が。レイラ自身としてもスカーレットスカラベとしても、“ヒーロー”としての姿がカッコよかったので。
タウエレトと良好な関係を築いて、本編後も、単独でスカーレットスカラベとしての活躍していてほしい。彼女自身のMCUヒーローとしての活躍をみたい。化身に依存しない在り方を、ハロウやマークとは異なる化身の在り方を体現してくれたらいいな……とか……スカーレットスカラベ……契約続行していてくれ……
(Twitterに2022年7月頃に書いた感想の一部。抜粋/少し書き足したり整えたりしてまとめたもの。後から更に書き足したり他記事と繋げたりするかもです)
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(Twitter上のMoonKnight感想まとめは↓に)
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patsatshit · 7 months
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先日までの暑さが嘘のように、朝晩が急に冷え込んできた。つまりイネ科の花粉が猛威をふるう季節の到来ということだ。秋の訪れを待ち侘びていた人も多いとは思うけれど、僕としては新たな地獄の始まりであり、定量噴霧式気管支拡張剤メプチンエアーを手放せない日々がしばらく続くことになる。幼少期から悩まされている喘息発作、子どもの頃はこの苦しさが続くくらいなら死んだほうがマシやと心のどこかでずっと思っていた。小児喘息に虚弱体質、運動場や体育館で貧血を起こしてぶっ倒れたことは一度や二度ではない。何を食べても太れない体質で、特に鳩尾の凹み具合は周りの友人と比べて自分は異常だと感じていたから、DeerhunterのフロントマンBradford CoxがAtlas Sound名義でリリースした『Logos』のアートワークを見たときには、いろんな意味でゾッとした。
(直視を躊躇う『Logos』のアートワーク)
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臨海学修、林間学習、修学旅行などの学校行事はどれも喘鳴に悩まされた苦々しい記憶とともにある。臨海学修のときは勇ましく遊泳するクラスメイトの姿を、タイミング悪く生理になった女子と一緒にボートの上から眺めていて、あのときの情けないような惨めな気持ちは未だに忘れられない。家族旅行の際も必ず夜になると喘息発作を起こしてホテル近くの病院で吸入や点滴の処置を受けていた。いつも横に付き添ってくれていた母親には迷惑をかけっぱなしだった。そんな訳で今月に入ってからは非常に体調が悪く、おまけに歯痛、腰痛にも悩まされて、夜中に何度も目が覚めてしまう。目覚めたときはいつも息苦しくて、慌ててメプチンエアーに手を伸ばす。吸入してしばらくすると呼吸は落ち着いてくる。そのままソファに虚脱して朝を迎える。朝ごはんを要求してくる猫のミューモと文鳥のピッピにご飯を与えて今度は子どもたちを叩き起こし、みんな揃って慌ただしく朝食を済ませて妻のゆきこと子どもたちを送り出し、仕上げに洗濯と食器洗いを済ませてタラウマラへと向かう。自分が家を出るときに「行ってきます」と言える相手が部屋にいることを心から幸せだと思う。ミューモ、ピッピ、ほんまにありがとう。タラウマラのシャッターを開けると朝からたくさんの修理依頼を受ける。整備を終えた自転車が次々に巣立っていく。Googleの口コミで「ここはダメ。自転車の質が悪い」なんていう書き込みがあるにもかかわらず、数ある自転車屋のなかで僕の魂のカタチを具現化したような特異チャリンコ屋を選んでもらえることを素直に嬉しく思う。
(自転車屋としてあるまじきレビュー笑)
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昨年末まで一緒に働いていたマリヲくんが退職した際に、自分のなかで掲げた目標がある。まずは借金を完済すること、次に前年対比で売上を向上させること、そしてタラウマラレーベルからの制作/製作を途絶えさせないこと。この三本柱については現時点ですべて達成できた。おまけに今夏に関しては遂にサラリーマン時代の月収も超えることができた。これはひとえにタラウマラを利用してくれる日々のお客さんと、支えてくれる友人や家族、そして自分の意地の賜物だ。ひとりになったとき、何人もの人から「大丈夫なん?」「もう作品づくりできないんちゃう?」と言われ続けたけど、そこは誰に何を言われようとも自分を信じた。人はみな簡単に「嫉妬」という言葉を口にするけど、僕が抱えているのはいつだって「嫉妬」ではなく純粋に「負けたくない」とう気持ちだけ。それも身近な存在に対してではなく、もっと巨大な資本とかムードとか慣例みたいなものに対して。そして何よりも自分自身に対して。でもやっぱり言うは易し行うは難しで、達成する為には精神も肉体も相当に擦り減らしてきた。大好きな少年漫画の『呪術廻戦』に倣って言うと、誰にだって呪力切れは起こり得るということ。そんな訳でここ数日は通院と服薬と寝不足でへとへとなんだけど、お客さんとの何気ない会話から元気をもらうことは、どんなときにでも不意にやってくる。自転車のタイヤについているバルブと虫ゴムを駐輪場でパクられたギャルのAさん、虫ゴム交換後の水調べでチューブにも穴を開けられていることがわかった。しかもパンク修理で補えないレベルのデカい穴。Aさんはマジかぁと叫んで、次のような事柄を捲し立てた。先月、福井県のとある宿に宿泊してからこんなことばっかり起こるんですよ、その宿は幽霊屋敷みたいなボロボロの宿で��が泊まった部屋の天井は人間の手形みたいな痕がいくつもあって、とにかくそこに宿泊してから不吉なことが立て続けにあって、お母さんはここで買った自転車で車に轢かれて全治6ヶ月の重症やし、こないだはカレー屋でカレー食べてたら異物混入してて、気づかずに奥歯で思いっきり噛んでしもうて歯が砕けたんですよ、もう最悪です、お祓い行った方が良いですかね?矢継ぎ早に繰り出される災難の深刻さとは裏腹に、Aさんの表情はなぜか明るかった。まぁ、お母さんは命に別状はないし、自転車も奇跡的に無事だったし、カレー屋の保険対応でインプラントにできるし、ちょっとラッキーかもって思ってるんです、とのことなのだが、どう考えても彼女の置かれた状況はラッキーではない。幸と不幸の帳尻が合わない。そもそも歯を失わなければインプラントなんて必要ないのだ。実際に彼女のスマホで宿の写真も見せてもらったが、確かにいまにも崩れ落ちそうな薄汚い天井のあちらこちらに人間の手形のような染みが点在していた。よくこんな部屋で朝まで眠れたね、と聞くと、私ぜんぜん霊感ないんですけど、このときはさすがに気持ち悪くて、霊を拒絶するには死と真逆の行為をしたら良いって誰かに聞いたことがあったので、めちゃくちゃAV観てめちゃくちゃSEXしました、だから結局ぜんぜん寝れなかったんですよ、と快活に笑う。僕も笑うしかなかった。チューブ交換しないといけないのはめちゃ痛いですけど、この話をお兄さんにできたので良しとします、またお母さんも元気になったら連れてきますね、そう言って颯爽とペダルを回転させるAさんの後ろ姿を見て、ギャルってマジで最強やな、と改めて感心したのでありました。
(Aさんの推しは星乃莉子さんだそうです)
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moja-co · 10 months
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 故中川昭一 元自由民主党政調会長の御霊に額ずき、ここに哀悼の誠を捧げます。
 昭一さん、きょうは昭一さんと呼ばせて下さい。
 私と昭一さんとは、お互い父親が親しい政治家同士という関係もあり、家族ぐるみのお付き合いをさせていただきました。私が父の秘書となり、政治の世界に足を踏み入れてから今日まで長く親交を深めることができたことは、私の喜びとするところであります。
 先般の総選挙直後、お目にかかった時には、さすがにお疲れの様子でしたが、2週間ほど前、電話で話した際は大変元気で「安倍ちゃん、保守再生のために頑張ろうよ」と語りかけてくれました。激励しようと思った私が逆に励まされました。
 その矢先の突然の訃報に私は愕然とし、言葉を失いました。再起を目指していた昭一さんの意欲に、多くの人達が期待していただけに無念であります。かえすがえすも残念であり、本人もさぞかし悔しい思いであったことでしょう。
 私が初めて選挙戦に挑んだ際、昭一さんは当選3回でした。まだ、ご自分の選挙に集中しなければいけない中で、あなたは私の選挙区に足を運び、心にしみる応援演説をして下さいました。
 当選後は国家の基本問題で大きな議論が起こった時、私は昭一さんと行動を共にしてきました。常に昭一さんはリーダーでした。〝颯爽〟とした若武者ぶりは、当時の私達若手議員を奮い立たせる魅力と力にあふれていました。
 いまでも忘れません。自由民主党の党綱領から憲法改正の柱が削除されそうになった時、昭一さんは当時の党の重鎮を向こうに回し、堂々と論陣を張りましたね。
 時は村山政権時代。このままでは日本は危ないという危機感の中で、教科書問題にも取り組みました。中学校の歴史教科書すべてに従軍慰安婦強制連行の記述が載ることになりました。このような自虐的な歴史観を何とか正し、子供達が日本に生まれたことに誇りを持てる教育に変えたい。その一心でした。
 当時の政治状況、マスコミの報道ぶりから考えれば、圧倒的に不利な情勢であり、まさに多勢に無勢でした。
 その中で私達は「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」を立ち上げ、メンバーの総意で昭一さんに会長をお願いしました。批判の矢面に立たされる危険がある中、俗に言えば票にもつながらない、政治キャリアにはマイナスかもしれない役職を、昭一さんは「俺がやらねば」という思いで引き受けてくれました。
 拉致問題でも全力投球でしたね。憲法改正問題も同様でした。
 今から思えば全て困難な問題ばかりで、私がまだ当選1、2回の頃、若手の仲間と「昭一さんに、こんなに何でも押し付けていいのかなあ」と話し合ったことがあります。
 しかし、責任感の強い昭一さんは自ら困難な問題に立ち向かい、その後、教科書の記述は改善されました。
 難局に立ち向かうことで世の中を変えていく。そのためには全力で闘う。私も昭一さんの“驥尾”(きび)に付し、「闘う政治家」の姿をあなたから学びました。
 小泉内閣時代、昭一さんは経済産業大臣、農水大臣を歴任されました。その間、海外出張は何と43回にのぼりました。
 東シナ海のガス田問題で、あなたの毅然とした外交姿勢は資源外交の重要性、国益を守るとは何なのか、ということを私達に身をもって示してくれました。
 安倍内閣が誕生した時、私は迷わず、あなたに政調会長就任をお願いしました。平成19年1月、通常国会で昭一さんは代表質問の壇上に立ちました。奥様のお話では、まじめな昭一さんは深夜まで何回も“推敲”を重ねたそうです。
 その冒頭、昭一さんは張りのある声でこう切り出しました。
「国の骨格をなすものは、憲法、安全保障、教育であります」。そして結びで
「アインシュタインが称賛した日本人の謙虚、質素などの美徳を保ちつつ、誇りと自信を持った国民によって、見える部分、見えない心の部分も、ともに真に美しい国、日本が実現されるよう全力を挙げて努力することをお誓いします」と述べられました。
 私は代表質問に聞き入り、昭一さんと共に歩んできた道、闘ってきた道に思いを馳せました。
 あなたの歩んできた道は国家のため、まさにその一筋で貫かれていました。
 お別れの時がきました。
 私は残されたご家族、ご参列の皆様に改めて申し上げたいと思います。
「中川昭一は立派な政治家でした」
 まだまだ国家のために一緒に闘ってほしかった。私達はあなたを必要としていました。
 こんなことを申し上げていると、あの魅力的で、誰をも虜にする、はにかんだ笑顔で「そんなにほめるなよ。安倍ちゃん」という昭一さんの声が聞こえてくるようです。
 国家の行く末、残されたご家族、昭一さんにとって心残りだと思います。
 しかし、ご長女の眞理子さんはジャーナリストとして活躍され、将来が“渇望”(かつぼう)されています。高校2年生のご長男、峻一君はスポーツで鍛えられた精神と肉体を持った優秀な青年に成長されました。
 お2人とも中川昭一の娘、息子であることを誇りにし、人生を切り拓いていくことでしょう。
 昭一さんの最愛の奥様、郁子さんと昭一さんはかねてからの夢だったエジプト旅行に来週、出発することを決めておられたと、伺いました。本当に楽しみにしていたことでしょう。
 郁子さんは、昭一さんとの幸せな日々を胸に、お2人のお子様と中川家を守っていかれると思います。
 そして残された私達は、あなたが目指した誇りある日本をつくるため、保守再生に向けて全力で取り組むことをお約束し、弔辞といたします。
 昭一さん、さようなら。安らかにお眠り下さい。
 平成21年10月9日
 友人代表
 衆議院議員 安倍 晋三
「国家のために一緒に闘うあなたを必要としていた」 安倍晋三が友人・中川昭一の葬儀で読んだ弔辞全文公開 | 財界さっぽろ https://www.zaikaisapporo.co.jp/news/news-article.php?id=16905
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tacochang0910 · 2 years
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到處存在的掙扎,到處不存的和解
       前些日子進戲院看了《我們的英搖時光》,想起剛出生的九零年代,許多精彩正在當下發生。當然整個聽音樂的脈絡中,並非一開始就先接觸到這些音樂,甚至是在我高中參加熱音社時,學長們多半也對英搖、另類搖滾這些名詞嗤之以鼻,他們更加喜歡的是Dream Theater或Toto,Oasis的音樂對他們來說太過屌兒啷噹,也太短小不足以表現出他們高深的彈奏技巧。
        所以老實說,九零年代不是我聽音樂的起點,卻是我往後好幾年的人生配樂。剛考到駕照的那一年,家裡淘汰下來的二手車沒有多好的音響,卻有後來少見的CD PLAYER,開車往海邊去把音樂放得大聲然後副駕駛座放一手啤酒,海邊自然有人等著跟我一起聽這些歌,熟悉或陌生、英倫或另類、無病呻吟或言之有物,都得很大聲,
        大一開始按圖索驥地在另一批學長姐影響之下,把出生那一兩年出版的後世經典一張張補完,《Definitely Maybe》、《Blur》及《Different Class》,然後才有餘裕去聽同一時間大西洋的另一邊,美國人在���些什麼,從而認識了Sonic Youth、Dinosaur Jr.及PAVEMENT等一票怪團,我會用怪形容其來有自,這些聽藍調或經典搖滾長大的屁孩們在我聽到他們時的那個年紀,把六零以後的搖滾樂改寫成截然不同的風貌。那些十八、十九歲的夏天,下意識地避免高中社團時常聽的歌,好像不把音量開到最大不隨吉他獨奏扭來扭去就無法抵抗那些外頭傳來的跌跌撞撞。
        然後就不得不長大了。
        長大的日子有好有壞,開始懂得拒絕狂歡的邀請,或是某個痛苦日子的魯莽決定,但時不時還是會在聽到那些用力蠻幹的破音時,忍不住把那些相關的東西找出複習,想像那些白人一手操著吉他一手拿著啤酒一不小心把酒打翻再衝下台找觀眾幹架的熱鬧場景,但這些都是想像。實際上我們只是透過這些大分貝的噪音、橫衝直撞的OVERDRIVE / DISTORTION與不修邊幅的鼓去掩蓋自己的無能為力,在這比小時候想像中大得多的世界裡,我們憑藉的只有努力。
        The Tic Tac的新專輯先讓我想到的是這些,從一開始就能發現這是一張與前作差距甚大的作品,很能回憶起九零年代的蠻橫,卻也不只是那樣,吉他FUZZ用得多了、節奏毫不留情起來,卻也比那些適合以噪音概括的吉他搖滾想得更多,更妥協一些、也更柔情一些,作品中如〈流光似水〉、〈浪潮〉是一聽頭便能跟著狠甩的颯爽indie-rock,卻也有著像是〈零陸零玖0609〉這般風情萬種的台語藍調、〈這個城市需要睡眠〉民謠似的呢喃敘事。從曲風上的成熟,見證了他們想把這張專輯打造成什麼樣子,無非是好些慘綠少年於這世界努力掙扎、嘗試和解卻再發現自己越來越不明白自己是個什麼樣子。
        那些或許是用JC120逼出的超大音量,完美鑲嵌進有些煽情的短篇小說,是《正常人的條件》取得的完美平衡,也是試圖回答當不得不長大的時,我們還能透過一些音樂和文字、臭臭的地下室、TCRC打工的學長傳訊來說這張一定要聽,存活與掙扎。
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kachoushi · 1 month
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零の会
2024年1月6日
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於:国立オリンピック記念青少年総合センター
坊城俊樹選 岡田順子選
坊城俊樹出句
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坊城俊樹出句
神の森へと絢爛の春著かな おちよぼ口紅を差したり春著の子 ハスキーな初鴉とて神のもの 春著とは後ろ姿のありにけり 去年今年神の焼そば食らはんと 神苑の神乗り移る初鴉 神宮の八手の花は交信す まぶだちを亡くせし朝の初御籤 去年今年菊紋美しき大鳥居 去年隔つ菊の御紋の大鳥居
坊城俊樹選特選句
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坊城俊樹選特選句
ドッグラン鼻と鼻とで交はす賀詞 荘吉 裸木のはるかを白く光る街 要 頰切るは鷹の翔つ風かもしれず 順子 人波をこぼれながらの初詣 光子 焼芋の煙たなびく志んぐうばし 和子 群衆といふ一塊の淑気歩す 順子 寒雀神馬と分かちあふ日差し 光子 寒雀入れ神苑の日のたまり 光子 寒の水明治の杜のまま映す 小鳥
坊城俊樹選▲問題句
晴れし日の雪吊龍の手に化けて 小鳥
坊城俊樹選並選句
大前に縦一列で冬帽子 荘吉 はじまりもをはりも青き初御空 和子 馬場の日にふくら雀の落ちて来し 光子 弦を背に颯爽とゆく小春かな 風頭 参宮橋より白日の冬木立 小鳥 輪飾の紙垂の歪みもめでたけれ 和子 神木の黙しぼんやり春を待つ 三郎 鎖樋垂らして永く竜の玉 順子 白き手首して清正の若水を 順子 清正の井へと恵方の歩の続く はるか 初声の想ひありしか本殿へ 三郎 小春日や亀石に吾も甲羅干し 風頭 悴める指に解きて恋みくじ はるか 笹鳴や旋毛に当たりつづける日 緋路 青空に深く沈みて冬の鳥 和子 参道を逸れ神域の淑気かな 六甲 神宮の鳥居の罅も淑気かな 佑天 楪や隔雲亭は夢の跡 順子 寒椿落つれば湧くや清正井 眞理子 京訛り唇紅く寒の紅 三郎 江戸よりの井戸の名水ぬるき冬 眞理子 皇后の大もみぢ枯れても落ちず 慶月 積樽も淑気を帯びて並びけり 佑天 百年の落葉溜りのほつかほか 慶月
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岡田順子出句
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岡田順子出句
潔き新玉ぶりを隈笹に 頰切るは鷹の翔つ風かもしれず 国の春へロマネ・コンティの献樽を 楪や隔雲亭は夢の跡 鎖樋垂らして永く竜の玉 帷のごとく陽に鎖し白障子 なんでもなくて冬草の青ければ 群衆といふ一塊の淑気歩す 寒天を逆しまにして蒼き井戸 白き手首して清正の若水を
岡田順子選特選句
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岡田順子選特選句
跼り清正の井を初鏡 昌文 本殿につぶやく寒紅をつけて 光子 楪の浴ぶる日我にゆづらるる 慶月 肺胞に沁み込んでゆく淑気かな 緋路 冬草や喧騒去りて井戸残し 眞理子 馬見えぬ乗馬倶楽部の六日かな 六甲 寒鯉来おのれの色の水を分け 緋路 寒椿落つれば湧くや清正井 眞理子 寒の水明治の杜のまま映す 小鳥
岡田順子選▲問題句
遠近法その中を往く初詣 荘吉
岡田順子選並選句
初日記驚天動地で始まれり 佑天 去年隔つ菊の御紋の大鳥居 俊樹 一連の真珠を胸に初句会 光子 枯菖蒲妄想の中春を待つ 風頭 神の森へと絢爛の春著かな 俊樹 一枚の青空歌ふ初鴉 和子 補聴器を外し砂利踏む初詣 軽象 清正の井へと恵方の歩の続く はるか 清水の写すみ空の冬木の芽 きみよ 鳥居新た杉のひらけて寒に入る 小鳥 吉祥の天へ跳ねたる寒雀 はるか 冬日燦々熊笹の隈閃々 風頭 笹鳴や旋毛に当たりつづける日 緋路 神木の葉擦れ大鷹睥睨す 眞理子 明治旧り樹間に満つる淑気かな 眞理子 寒鯉の水重さうな一と揺らぎ 昌文 拭きあとの白き硝子と日向ぼこ 和子 百年の落葉溜りのほつかほか 慶月 ひよつこりとシャンパンを手に雪女 きみよ 大前に縦一列で冬帽子 荘吉
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でさ、全体責任、続いてんだけど、全体責任を、例えば、度外して考えてさ、正直、私なんか、俺なんか、天国に、入れるわけないなって、考えてる奴ら、多いと、思うんだよ。でもさ、今、俺に、駆け引きしてきたり、現代の聖書改ざんしてる、ネット関係の、やつらが、天国に、入れるわけないと、思う、気持ち、もう、みんなが、想像できんくらい、パないんよ。もう、ソイツらは、自分自身よーく、永久地獄に、葬りさられること、認識してるんよ。つまり、それだけの、罪を犯してきてしまって、後悔通り越して、開き直りの、境地に、到達してるんよ。つまり、コイツラの、その、考えかた、そして、自分を、さしおいて、天国に、行って欲しくない願望が、もう、半端ないんよ。だから、現代の、聖書改ざん、しまくるんよ。そう、彼らは、もう、諦めてるのよ。でも、どこかで、助かりたい願望もあるから、最後の、悪あがきとして、俺に、かけひき、してくるんよ。そのことが、どれほど、愚かな、行為かさえ、考えきれんのよ。奴らの、思考では。だから、結局、無理なんよ。奴らを、善人にするのは。不可能なんよ。みんなが、今まで、頭のなかで、考えたこともない、とんでもない、思考が、彼らの、頭のなかには、ぐるぐるぐるぐる、渦巻いてるのよ。
こっち動画は、まだ、ほんとに❓ゴミ収集車なのか❓不明だから、やつら、削除してないんだよ。
で、明確に、ゴミ収集車って、わかる方の、つまり、この、コメントしたときの、動画、消したんだよ。↓
これ、きのう、夜中投稿したんだけど、深夜二時前ころ、昨日の、書いた、コメントな→ おかしいよな。こんな、時間に、ゴミ収集とか。
でさ、こういう、動画勝手に、削除して、天の国に、入れる可能性のある、人たちを、自分のむかう、地獄に、一緒に、いかせようとするのが、サタンの、本質なんだよ。だから、サタンはの、心は、もう、罪が大きすぎて、天の国なんか、入れるのは、無理なの、自分たちでも、よーく、理解してるから、こんな、現代の、聖書かいざん、してくんだよ。そう、全体責任を、うまく、使おう、使おうと、してるんだよ。こいつらは。
で、そう、俺の、ネットや、SNSを、コントロールしてる、科学者や、俺の、近くに住んでる、次郎丸、田隈らへんのヤツラのせいで、全体責任で、みんな、今、どんどん、悪い方向、より、キツイ方向に、向かってるんだよ。だから、早く、ヤツラを、屠らんと、悪い方向に、世界中、地球🌏中の、奴らが、苦しむことに、なるんだよ
で、ヤツラを、屠ったら、地獄どころか、カルマ🚗減るよ
そして、ヤツラのためにも、それが、良いんだよ。もう、根本的に、根が、腐ってるから、生きてるだけで、自然と、カルマ🚗が、膨らんでるんだよ。死後の、苦しみが、ますだけだから、早く、この世から、屠ってあげるほうが、奴らにとっては、幸せなことなんだよ
現代の、聖書改ざん=俺の、投稿する記事、画像を、改ざんして、皆を、神の道に、進ませないようにしているのは、とりあえず、インスタ=Facebook=Tumblr=⭕⭕⭕⭕他にもいる。
そう、苦肉の策に、開き直って、今度は、インスタ、Facebook、Tumblrが、タッグを、組んで、世界中の、少なからずいる、罪なき人たちまでも、地獄に、落とそうとしてるんよ。今。つまり、全体責任を、利用しようとしてるんよ。完全に、コイツラも、サタンなんよ。聖書改ざんした、サタンと、全く同じことを、ネットで、やってるんよ。コイツラが。
これ、きのう、夜中投稿したんだけど、深夜二時前ころ、昨日の、書いた、コメントな→ おかしいよな。こんな、時間に、ゴミ収集とか。→そう、勝手に、削除したんだよ。俺の、投稿した、動画を。
でさ、こういう、動画勝手に、削除して、天の国に、入れる可能性のある、人たちを、自分のむかう、地獄に、一緒に、いかせようとするのが、サタンの、本質なんだよ。だから、サタンはの、心は、もう、罪が大きすぎて、天の国なんか、入れるのは、無理なの、自分たちでも、よーく、理解してるから、こんな、現代の、聖書かいざん、してくんだよ。そう、全体責任を、うまく、使おう、使おうと、してるんだよ。こいつらは。
独房、雑居、紋発、乱射、雑念、五輪、三振、欄居、托鉢、紋腹、画狂、欠年、射殺、殺傷、脳初、目車、濫用、懸念、學年、身者、卓越、餓死、軟卵、場者、童空、我作、滅法、涅槃、抹殺、怒気、燃焼、略奪、宰相、馬腹、刳発、南山、活発、沙羅、割腹、殺戮、循環、奈良、菜道、紗脚、残雑、颯和、和歌、東風、南富、背面、焼却、四季、同發、博羅、無償、透明、明闇、雲海、陶酔、溺愛、泊雑、湖畔、花車、小雑、蘭風、雑魚寝、逆発、罵詈、検遇、明細、鳥羽、無数、飾西、涼感、割烹、面月、略発、明暗、御覧、絶滅、名者、焼却、野版、絶筆、数界、洒落、羈絆、四索、敏捷、旋律、脚絆、安行、軽安、難産、伊賀、消滅、生滅、巡数、水災、万華、論発、処住、崇拝、年月、画鋲、我流、剣率、草庵、律年、雑魚、規約、貨車、蒸発、重大、錯乱、蓮妙、奈良、坐楽、延宝、財年、爆発、龍翔、日向、塁側、席園、座札、風評、財年、何発、旋律、画狂、論券、戦法、尊師、大概、二者、那波、
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でさ、全体責任、続いてんだけど、全体責任を、例えば、度外して考えてさ、正直、私なんか、俺なんか、天国に、入れるわけないなって、考えてる奴ら、多いと、思うんだよ。でもさ、今、俺に、駆け引きしてきたり、現代の聖書改ざんしてる、ネット関係の、やつらが、天国に、入れるわけないと、思う、気持ち、もう、みんなが、想像できんくらい、パないんよ。もう、ソイツらは、自分自身よーく、永久地獄に、葬りさられること、認識してるんよ。つまり、それだけの、罪を犯してきてしまって、後悔通り越して、開き直りの、境地に、到達してるんよ。つまり、コイツラの、その、考えかた、そして、自分を、さしおいて、天国に、行って欲しくない願望が、もう、半端ないんよ。だから、現代の、聖書改ざん、しまくるんよ。そう、彼らは、もう、諦めてるのよ。でも、どこかで、助かりたい願望もあるから、最後の、悪あがきとして、俺に、かけひき、してくるんよ。そのことが、どれほど、愚かな、行為かさえ、考えきれんのよ。奴らの、思考では。だから、結局、無理なんよ。奴らを、善人にするのは。不可能なんよ。みんなが、今まで、頭のなかで、考えたこともない、とんでもない、思考が、彼らの、頭のなかには、ぐるぐるぐるぐる、渦巻いてるのよ。
こっち動画は、まだ、ほんとに❓ゴミ収集車なのか❓不明だから、やつら、削除してないんだよ。
で、明確に、ゴミ収集車って、わかる方の、つまり、この、コメントしたときの、動画、消したんだよ。↓
これ、きのう、夜中投稿したんだけど、深夜二時前ころ、昨日の、書いた、コメントな→ おかしいよな。こんな、時間に、ゴミ収集とか。
でさ、こういう、動画勝手に、削除して、天の国に、入れる可能性のある、人たちを、自分のむかう、地獄に、一緒に、いかせようとするのが、サタンの、本質なんだよ。だから、サタンはの、心は、もう、罪が大きすぎて、天の国なんか、入れるのは、無理なの、自分たちでも、よーく、理解してるから、こんな、現代の、聖書かいざん、してくんだよ。そう、全体責任を、うまく、使おう、使おうと、してるんだよ。こいつらは。
で、そう、俺の、ネットや、SNSを、コントロールしてる、科学者や、俺の、近くに住んでる、次郎丸、田隈らへんのヤツラのせいで、全体責任で、みんな、今、どんどん、悪い方向、より、キツイ方向に、向かってるんだよ。だから、早く、ヤツラを、屠らんと、悪い方向に、世界中、地球🌏中の、奴らが、苦しむことに、なるんだよ
で、ヤツラを、屠ったら、地獄どころか、カルマ🚗減るよ
そして、ヤツラのためにも、それが、良いんだよ。もう、根本的に、根が、腐ってるから、生きてるだけで、自然と、カルマ🚗が、膨らんでるんだよ。死後の、苦しみが、ますだけだから、早く、この世から、屠ってあげるほうが、奴らにとっては、幸せなことなんだよ
現代の、聖書改ざん=俺の、投稿する記事、画像を、改ざんして、皆を、神の道に、進ませないようにしているのは、とりあえず、インスタ=Facebook=Tumblr=⭕⭕⭕⭕他にもいる。
そう、苦肉の策に、開き直って、今度は、インスタ、Facebook、Tumblrが、タッグを、組んで、世界中の、少なからずいる、罪なき人たちまでも、地獄に、落とそうとしてるんよ。今。つまり、全体責任を、利用しようとしてるんよ。完全に、コイツラも、サタンなんよ。聖書改ざんした、サタンと、全く同じことを、ネットで、やってるんよ。コイツラが。
これ、きのう、夜中投稿したんだけど、深夜二時前ころ、昨日の、書いた、コメントな→ おかしいよな。こんな、時間に、ゴミ収集とか。→そう、勝手に、削除したんだよ。俺の、投稿した、動画を。
でさ、こういう、動画勝手に、削除して、天の国に、入れる可能性のある、人たちを、自分のむかう、地獄に、一緒に、いかせようとするのが、サタンの、本質なんだよ。だから、サタンはの、心は、もう、罪が大きすぎて、天の国なんか、入れるのは、無理なの、自分たちでも、よーく、理解してるから、こんな、現代の、聖書かいざん、してくんだよ。そう、全体責任を、うまく、使おう、使おうと、してるんだよ。こいつらは。
独房、雑居、紋発、乱射、雑念、五輪、三振、欄居、托鉢、紋腹、画狂、欠年、射殺、殺傷、脳初、目車、濫用、懸念、學年、身者、卓越、餓死、軟卵、場者、童空、我作、滅法、涅槃、抹殺、怒気、燃焼、略奪、宰相、馬腹、刳発、南山、活発、沙羅、割腹、殺戮、循環、奈良、菜道、紗脚、残雑、颯和、和歌、東風、南富、背面、焼却、四季、同發、博羅、無償、透明、明闇、雲海、陶酔、溺愛、泊雑、湖畔、花車、小雑、蘭風、雑魚寝、逆発、罵詈、検遇、明細、鳥羽、無数、飾西、涼感、割烹、面月、略発、明暗、御覧、絶滅、名者、焼却、野版、絶筆、数界、洒落、羈絆、四索、敏捷、旋律、脚絆、安行、軽安、難産、伊賀、消滅、生滅、巡数、水災、万華、論発、処住、崇拝、年月、画鋲、我流、剣率、草庵、律年、雑魚、規約、貨車、蒸発、重大、錯乱、蓮妙、奈良、坐楽、延宝、財年、爆発、龍翔、日向、塁側、席園、座札、風評、財年、何発、旋律、画狂、論券、戦法、尊師、大概、二者、那波、
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過去ログ
うたよみんからの引っ越し分
2018/12/15 14:45 陽光に 目もくれずただ ストーブの 息遣い聴き 机に向かう
2018/12/16 00:44 午後三時 夢に呑まれる 子羊に 響き導く 白墨の硬さ
2018/12/18 00:38 傲慢な ブルーライトを 耐え抜きつ ホットミルクの 白さたるや
2018/12/18 21:10 向いてない 言われなくても 分かってる 理由は知らぬ 止まれないだけ
2018/12/20 21:17 正論と 空気の狭間で 揺れ動く 振り子の君が 眩しくもある
2018/12/21 23:49 日中は 行方も知られず 夜嗅げば ただおひさまが 匂いたつのみ
2018/12/22 00:00 颯爽と 一段飛ばしで 駆ける朝 ドアに手を掛け 鐘の音は今
2018/12/22 08:23 先生に 黙って外に 駆け出した 真昼の家路は 忘れ物のせい
2019/01/05 20:38 今日もまた ヒートテックに 包まれる
2019/01/05 21:08 待ちかねて 夢に流れる 四分儀座 光芒数えて 目覚ましを待つ
2019/02/01 00:39 宵闇と 時雨に惑う カップルに 我手渡すは 傘の一本
2019/02/01 00:47 雨宿り 六年越しの 君と僕 ぽつりぽつりと 雨垂れと言葉
2019/06/07 20:31 なにもかも 春から変わった 生活と 何も変わらぬ ただの日常
2019/06/13 02:28 形ある ものは壊れる だからこそ 創り続けて 命を燃やす
2019/07/04 08:53 朝ぼらけ 車窓にかかる 雨の御簾 ホームで我待つ 彼は誰か
2019/07/06 22:52 サイダーの 氷を通して 覗く夏 鋭い陽射し 水底に沈む
2019/07/08 00:22 家路にて 時計の針が 十二を指す 七夕��明け 一つ歳をと��
2021/11/17 23:12 さようなら 今日もばっさり 黙りこむ そんなにうまく 生きられやしない
2021/11/17 23:24 空っぽを 埋める何かを 探さなきゃ そんなものはない 分かってるけど
2021/11/17 23:43 「皆のため」 勝手に背負って また潰れる みんなって誰 お前の勝手
2021/11/18 09:37 一つずつ 握りつぶして 忘れつつ 今日も死んでく 心の冷たさ
2021/11/18 23:33 瞼閉じ そっと煮詰める 怨み節 訳は忘れた 空虚な怒り
2021/11/20 23:04 正しさを 正しさ故に 呑みこめぬ 縺れた筋を 綴じ渡りゆく
2022/01/16 15:44 爪先の 三日月の距離を 育んだ 怠惰の夜を 数えて眠る
2022/01/16 15:51 生きるのが ヘタクソなので 仕方なく たった1ミリを もがいて進む
2022/01/16 16:02 わたしには 出せない声の 歌を聴く いいねを押せた 多分成長
2022/01/16 16:06 才能や 美声や美貌が なくたって もう悔しくない これも成長
2022/01/16 22:05 分からない ここに水だけ 置いとくね 傷の形は 人の数だけ
2022/01/18 20:26 器から 千々に溢れる 情動を 取りこぼしても 強くなりたく
2022/01/26 01:25 なりたくて 強くなってる わけじゃない 強くならなきゃ 自由になれない
2022/02/02 22:28 フィクションじゃ 足りないほどの 非日常を 現実に起こす 力が欲しい
2022/02/02 22:43 空想を 泳いだからだ いなのめの 明け去りにける うつつを歩く
2022/03/08 02:12 マンションの 廊下の灯りの せいにした 眠れぬ夜の 理由は追わない
2022/03/08 02:24 春の風 脳裏の声も 吹き荒れる 身から出た錆 ぬるま湯の日々
2022/03/10 00:33 緩みくる ぬるりとした陽が 満たす道 梅の木陰に 猫を探した
2022/03/11 21:34 ESの 虫食い眺め 席を立つ 身体にないこと なんて書けない
2022/03/11 21:38 本を読み ボランティアをし 自己分析 全ては歯抜けの ESのため
2022/03/12 01:20 もう二度と 戻らぬそれを 青春と 呼んだりしないで そっとしておく
2022/03/12 01:35 もう今日は 頑張れないから 逃げ込んだ IFの空想 焼増しの世界
2022/03/12 23:33 テストなら そこそこ優秀 だったけど メールのひとつも まともに書けない
2022/03/25 00:28 四月朔日の 名残の雪に もの思う 死出の門出に 遅れたさよなら
2022/03/25 00:41 まあどうせ 全てが過去に なるならば 今の怠惰を 殺してほしい
2022/03/25 00:44 追いかけて 追いかけただけ 疲れたから 追うのはやめて 勝手に歩く
2022/04/01 13:41 何の木々とも 見ぬ枝を あれは桜と 知るころの来る
2022/05/22 22:08 定まらず 虚しくあくがり 腹が立つ 意識にリードを つけておきたい
2022/05/22 22:10 人はみな 嘘をつくって 知ってるので 自分を一番 信用しない
2022/10/27 01:21 深い影 厳しき気配 換毛期 冬の支度の 合図なりけり
2023/01/18 11:05 来年はと 年末にした 祈りごと 絵空事へと なりかけている
2023/01/18 11:16 短歌とは 私の生を 生きる呪文 ここで生まれて ここから生きて
2023/01/18 11:24 「本当に  大事なものは  失って  初めて分かる」を 今じわりと知る
2023/01/18 13:24 支え手の 労苦の土地に 寝そべりて ただまほろばの 夢を見ていた
2023/01/19 01:47 草の実を 集めて進め ヤギの群れ 厚き毛並みに 冬は来にける
2023/01/19 01:54 もう少し 頑張りたいから ここからは インターネットに さよならを言う
2023/01/19 02:02 つながりが 鬱陶しいよ 本当は cellular dateを オフにしちゃいたい
2023/01/19 03:25 人生の 全てを誰かの せいにして そんな気持ちを 閉じ込める夜
2023/01/19 03:30 ルサンチマン 蹴散らし歩け 人生は きっと短く 戻らないから
2023/01/19 03:33 自分には 厳しいくらいが ちょうどいい 甘やかしても つけあがるだけ
2023/03/27 00:03 道のりを 陽炎の日々と 偲びつつ この歩を祝えよ 門出の桜
2023/03/29 08:17 車窓より  雪かと仰ぐ  愛宕山  弥生の白は  桜なりけり
2023/4/28 1:07
陽に灼かれ 花白みくる 雛罌粟の 俯きに似た 諦めの味
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niwanoki · 8 months
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2023/09/17
一日だけ京都にいた。京都国立近代美術館の展示を見たいと思ったからだった、あまり深いことは考えずに、なんとなくでも興味が湧いたら、それを単なる錯覚だとか抑えずに、とりあえず軽い気持ちで見に行ってみようというモードにあり、それを実行したかった。職場にコロナに感染した人がいて、自分のデスクに近い人だし備品を共用してた人だったので、最近の体調不良からして自分はグレーだと思われるし、今までにあまりない感じの深刻な頭痛がきていつもの薬が効かないということでいよいよこれは、と暗い気分になって仕事を早退した日の夜、22時くらいの夜行バスで向かった。どうもお腹の調子が悪い。でもバスに乗ったら平時の感覚が戻ってきた、たっぷりある移動中に山本精一の本を読もうと思って、財布とかと一緒にリュックに入れた。途中の鮎沢SAは涼しくていい匂いがした、自分の知っている少し昔の夏休みの匂いに近く、下界とは違ってさわやかだった。人の気配がなく、私にはまだ逃げ場があると思える、曇っていて星は見えないけど、この場所は多分自分の味方であり続けてくれるはずだ。途中で酔わない程度に本を読む、やっぱりこの人は頭がおかしい。お腹の調子が悪いしこんな寝不足じゃ、小学生の頃なら吐いていただろう、あんまり眠れないまま5時半に京都駅前に着き、時間的にまだ真っ暗だったら嫌だなと思っていたが思いの外明るくなっていて安心した。国道1号を北へすすみ、日がのぼる頃の鴨川を見たいということでどんどん歩いていった、くるりの「ロックンロール」を聴きながら歩くと歩くスピードと合ってて、人も全然いないし人の匂いも全然なく、空気はすずしく、なんとなく自由って感じがあり気分が良かった。高瀬川を渡り、左にカーブするコンクリートの橋を渡る、急に開けて広い川が見える、東側の山の稜線が朝靄と朝日でぼんやり霞んでいる、いいなあと思う、だんだんお腹が空いてきたけどそのままお寺とか神社に行くのがいいかもと、近くにあった豊国神社を参拝した。そのまま川の東側の小道を北へ進むと良さそうな和菓子屋さんがあったけど朝早すぎてやっていない。五条まで来て、川縁に降りてたもとを歩いていった。白鷺とかゴイサギとかカモとかカラスとかがいる、朝の方が川の水もきれいに見えて断然良い。とにかく朝が早すぎて落ち着けるところがそんなになく、疲れない程度に歩くしかなかった。8時半くらいまでぶらぶらして、期待外れだった朝ご飯のお粥をお腹に押し込み、地下鉄に乗って蹴上まで行き、今度こそ「インクライン」を見るんだと思っていたのに、結局やっぱり「インクライン」がどこにあるかわからず、以前来たのと同じルートで南禅寺に行き、水道橋と、本堂の龍の天井画を見た。もうこの辺りで気温が上がってしぶとい暑さに疲れ始めていた。やっぱり同じルートでそのまま平安神宮の方に琵琶湖疎水の脇を歩いて、美術館についたが微妙に開館まで時間があった��で、その辺を一周してから入館。朝早いのに若者が結構きていて京都ヤングの文化程度の高さを感じた。眠すぎて時々急に電池が切れたように意識がブラックアウトする。工芸品が所々ケースなどに入れず直に展示されているので万が一そっち側に倒れ込んじゃったりしたら非常に危ない。何度か前や後ろに倒れそうになりながら、そのため監視員にうっすらマークされながら一個一個見たんだけど、やっぱり時代が新しくなるにつれてつまんないというか、何をこいつらはしたかったんだろう、みたいな気持ちが湧いてきて飽きてしまった。60年代までは工芸品とオブジェの境界に迷うような姿勢が見えて、それが作品に直結してる感じがして良かったけれど。最後の部屋まで来てやっと意識が安定してきたので、また最初の方の部屋に戻って展示のストーリーを確認しながら見た、まあ話は分かったがなんかやっぱりつまらないので、単純にいいと思った展示物だけを見て終了し、コレクション展の階に行くと、やっぱりいい絵があったので、安心した。山崎隆の屏風絵《神仙》、《歴史》、村山知義のリノカット、伊藤久三郎の《人々》。これらを見られただけでも収穫だということにする。広くて明るくて客もあんまりいない、すいすいと自分のペースで回って、気分がいい。正常な空腹を感じたので、ああ自分は元気になったんだと安心し、東山からまた地下鉄で二条城前まで行き、頑張って微妙に体力を消耗する暑さの中を歩いていったのに、ちょっと一人で入るのに勇気が必要なカフェでは、狭い待合スペースにイケイケの若者、いや、文化に明るそうな高踏そうな?若者たちが鮨詰め状態なのが見え、すぐに心が閉じてしまって踵を返した、東西の太い道路を横切って、写真のギャラリーに行って、展示を見て、川崎祐という人の写真集を買った、東京で今個展開催中らしい(知らんかった)。最後にまた鴨川を見たかったけれど東海道新幹線の遅延の報を知り、しょうがないのでもう駅に向かう。やたら店内の暗いコンビニで適当に買ったアイスを食べながら日陰を歩く、どこもめちゃくちゃ混んでいて全ての人を黙らせたい衝動が起こったがナチュラルな関西弁は聞いていてそこまで気分が悪くない。京都駅で家にお土産を買って、結局定刻通りに運行しているらしい「ひかり」に乗る、名古屋まで30分くらい、忙しなさすぎてあんまり感傷?に浸ることもなく、でも夕方の車窓はやっぱり美しく、斜め後ろの座席の家族連れがうるさいな~ってことすら流せるくらい順調、定刻通り名古屋について颯爽と下車したら名古屋はまた死ぬほど人がいて、面食らった。改札近くのトイレも駅ビルのトイレもどこも全然空いてなくて、夕ご飯を買いたかった売店も観光客らしい人たちで大混雑していて、たかが名古屋のくせにと軽くイラついた。やっとのことで名古屋屈指の古い地下街の、そのまた地下(地下駐車場の)のお手洗いで用を足し、普通にバスにも間に合った、隣席は発車時刻ギリギリで乗り込んだ黒人の若いお兄さんだった。一瞬、バスジャックされたりしたらやだなとほんの一瞬思ってしまった(彼は終始、携帯などには一度も触れることなく、黒いリュックを抱えて多分寝ていた)。窓がでかいバスで、サッサカ暮れていく空と、高速の防音壁と、一瞬だけ帰ってきた名古屋の街とをゆったりした気分で眺めた、高速に乗る、というのはどこか、挑むみたいな気持ちになる。これからのとてつもない長い距離と時間に、後ろに去っていく風景に、空の色に、それがすごい好きだった。とてつもなく長い距離、というのが私にとっては重要なのです。とてつもない距離とそれが抱えている時間に次第に倦んでいく感覚さえ自分にとっては。こんなにも離れていたということ。これから離れていくということ、小さくなっていくことの寂しさと安心。夕方の名古屋高速はいい。伊勢湾岸道に入り、羅針盤のアルバムを聴きながらうとうとしていると、早々に「足柄から大井松田まで渋滞25キロ通過60分」の表示を見かけた。終電には間に合うかなと思って途中のSAで悠長にソフトクリーム(静岡茶味)を食べてたら、どんどん渋滞が伸びて40キロとかになっていた。横浜から首都高の入り口までも渋滞が始まってるということで地獄が待ってるらしかった。終電に間に合わなかったら交通費をいっぱいにケチった旅行が丸潰れになる~とか焦り始めていると、いざとなったらなんと父が東京駅まで出動してくれるという連絡が。ありがて〜けどそれもまた問題だよと思う。こんな年齢になった娘などもうどこで痛い目にあっていようがのたれ死んでようが放っておけばいいのにと思う。バスの運転手さんは非常に優秀な人と見えて、比較的空いている道ではちゃんとそれなりのスピードで走っていく。特に工事で端っこの車線が慢性的に通行止めの道でも、ガンガン右車線で飛ばしていき、どんどん後ろへ車が抜かされていくのが面白かった。この快調なスピードの上にいないとわからない音楽ってあるよね、ということで、くるりやスピッツやフジファブリックや奥田民生を聴いた。絶対そうなのだ。おなじみの足柄SAにたどり着くと、またものすごい数の車が集まっていて駐車場はごった返していて交通整理をする警備員さんが怒号ともつかない叫びで駐車できずあぶれた車、というかドライバーをさばいていた。御殿場を過ぎて雨が降ってきたけど、いつの間にか雲が切れて止んでいて、夜空はすごく��んでいて星がいくつも見えた。こういう経験も、夏休みとか冬休み特有のものだった。渋滞でノロノロ進む車内でまた例の本を開く。人や動物に簡単にすぐ殺意を抱いたりしていて忙しそうで笑える。そもそも自分はこういう文体ににハマるたちだし、かなり真理らしいことを言ってたり考え方の極端さには共感すらしてしまうが、憤りとかマイナス?の力が増大した時の思考の飛躍と行動・言動が怖すぎて(ときどき時代錯誤感もあるし)、この人が父親でなくて本当によかった。歌声がいい、歌詞もいい、ギターもすっごいカッコいい、しかし。で、そんなこんなで終電に間に合うか、間に合わないか本当に微妙な時間になってきていたが、運転手さんの的確でメリハリある優秀な運転のおかげで遅れは1時間弱だった。心身ともにきついこともめちゃ多い仕事とは思うがやっぱり運転がうまい人はかっこいい。あと夜行バスは疲れている時はもちろん基本的には交通手段の選択肢から外すべきだ。どうせ眠れないから。ふらっとどこかへ消えたいと思った時、忙しない旅程を組むと感動する余裕も大して持てず帰ってきたときに何も変わっていない自分にただ、ただただ絶望する。0時前の混んでいる中央線快速、火でもつけたい気持ちに駆られつつ、急に疲労が襲ってきてまた意識がガンガン途切れて忘れたはずの吐き気も出てきて、薄めた地獄みたいだった。
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nccwa · 9 months
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幽默長存
魯秋琴
日子總是有兩面的,有時像是一片平靜無波的湖,船過水無痕,掀開了表層,卻是污泥混濁,水 草叢生,而生活中的幽默感形成了一個廣角鏡, 容我們 看見迥然不同的風景。 剛踏上美洲大陸時,背著沈重的洋文書和鄉愁,唯一能舒解壓力的是溜進中國城,嚐一嚐家鄉菜 ,抓一份中文報紙,藉吳玲瑤女士那一篇篇幽默小品安撫了天涯遊子情,透過那亦莊亦諧的文字 融入美國社會,像是從側道轉入高速公路, 逐漸地擺脫了異鄉客的落寞。 擠身於車河中, 不免想瞧一眼前面汽車貼紙,猜一猜是哪位仁兄「喜歡胖女孩」或者哪一部小車 主「立志要開大車」, 回味著玲瑤的「行車無聊看貼紙」 心情隨著轉道, 塞車時也會找到許多趣 味。 文章都得有一種起承轉合的公式, 玲瑤卻總能 運用神來之筆, 在瞬間切換, 讀著「天才的省思 」, 首先冒出王爾德將自己的天才腦袋填入稅單, 文峰一轉, 卻引申出所有中國父母為了光宗 耀祖而鞭策下一代去創造天才奇蹟。在拍案叫絕之餘, 不免會心一笑, 捫心自問:「天才真的 如此有用嗎?」 玲瑤運用她深厚的西洋文學基礎為中國故事抹上一層黃油,引用了毛姆的「月亮與六便士」, 讓中國的陳世美換上西服,重新受審。帶著敏銳的洞察力雲遊四海, 穿越古今。跨度之廣,彷彿 乘了一趟雲霄飛車, 尖聲驚叫之餘, 依然戀戀不忘那飛騰的感受,我將它界定為「玲瑤症候群 」就像麻辣燙或拉皮一般, 吃了忘不了,不吃渾身沒勁。 當一批勤懇努力的中國人攜老扶幼在異鄉的土地上艱辛地紮根, 卻在文化衝擊下, 成了孩子眼 中那個奇怪可笑的角色: 「大嗓門的媽媽, 節儉成性, 望子成龍」。讀了「美國孩子中國娘」 後, 才得以釋懷, 在幽默自嘲的歎息聲中找到了共鳴, 我們並不孤單。 「寫作與生孩子」中 提及「寫文章就像生孩子, 雖然生得辛苦, 但見孩子的喜悅, 一會兒就忘 了痛, 再辛苦也一個接一個生。」玲瑤在一連串的陣痛中藉著勤奮的筆耕把靈光一閃的生活片断 轉化成五十六本作品, 既是「笑裏藏道」,也是「道裏藏笑」帶領讀者們隨著文章翩翩起舞。 隨著科技重鎮的瞬息變化, 靜觀跌宕起伏的際遇, 玲瑤的慧心慧眼像一艘快艇, 穿梭於兩岸猿 聲啼不住的矽谷,吃苦當吃補, 開會睡覺, 失業的省思、門口的鞋陣總結出移民的生活習慣, 透過温潤的筆尖寫下藏在萬家燈火中的故事, 「 帶著幽默的心情看市井, 是另一種風景」轉眼 間, 輕舟已過了萬重山, 在餘韻無窮中, 徐徐落幕。
2021年底, 玲瑤知悉我完成了父親的傳記, 奮不顧身地叩開了已歇業的女作協評審小組,在一 陣忙碌中, 通過審核。 這一系列雷厲風行的俠女風範令我看傻了眼。不久, 相約和序文作者譚 小廣先生用餐, 席間, 玲瑤那獨出一幟的靈慧巧思,回味著留學生的生活, 活絡了話題 , 宛如 開啓一罈芳醇的金門高粱, 散發出那股源自金門的颯爽豪氣, 我們都醉在那沒有酒的歡宴中。 今年五月後竟然找不到世副中那一角熟悉的幽默專欄,激發了無數 疑惑和慌亂的問號,直到七月 底接獲玲瑤病逝的消息,驟然感受到一種撕心裂肺的痛楚。 玲瑤將幽默遍撒人間, 恰似盛開的曇花,在深夜綻放,暗香襲人,卻在月落星沈,黎明將至之際 ,逕自悄然離去。曇花終將轉化成瓊漿玉液, 暖和了冬天,吹涼了酷暑。那曾經邂逅的幽默,卻 預約了更好的明天,透過廣角鏡, 在無限緬懷中一起變老!
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takeshiiiiiii1310 · 10 months
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今回はバイクと水族館巡りの魅力についてお話しします。バイクで颯爽と水族館に訪れると、海の不思議な世界が広がっています。 バイクで水族館へ行くと、その圧倒的な存在感に圧倒されることでしょう。水族館で迎えられる多種多様な海洋生物たちは、まるで別世界の住人のように美しく、時には優雅に泳ぐ姿に見入ってしまいます。 水族館では、さまざまな体験や見どころが待っています。ショーを見たり、触れ合いコーナーで海洋生物とふれあったりすることができます。特にイルカやペンギンなど、人気のある生物たちとのふれあいは、心に深い感動を残してくれるでしょう。 バイクでの移動中には、海辺や湾岸沿いで見かける海洋生物たちにも出会うことがあります。道路脇に立つ風に揺れる波紋や、海からの潮風を感じながら走ることで、海の恵みと自然の美しさを身近に感じることができます。 水族館巡りは、海洋保護や環境問題への関心も高まります。水の大切さや海洋生物の保護について学び、持続可能な未来に向けた取り組みについて考えることができるでしょう。私たち一人ひとりが、地球上の宝である海洋環境の保護に貢献することが大切です。 バイクと水族館の組み合わせは、新たな冒険と感動が待っています。自由な風を感じながら、海の神秘に触れ、豊かな気持ちで心を満たしてください。
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で、そう、俺の、ネットや、SNSを、コントロールしてる、科学者や、俺の、近くに住んでる、次郎丸、田隈らへんのヤツラのせいで、全体責任で、みんな、今、どんどん、悪い方向、より、キツイ方向に、向かってるんだよ。だから、早く、ヤツラを、屠らんと、悪い方向に、世界中、地球🌏中の、奴らが、苦しむことに、なるんだよ
 
で、ヤツラを、屠ったら、地獄どころか、カルマ🚗減るよ
 
そして、ヤツラのためにも、それが、良いんだよ。もう、根本的に、根が、腐ってるから、生きてるだけで、自然と、カルマ🚗が、膨らんでるんだよ。死後の、苦しみが、ますだけだから、早く、この世から、屠ってあげるほうが、奴らにとっては、幸せなことなんだよ
 
 
 
 
現代の、聖書改ざん=俺の、投稿する記事、画像を、改ざんして、皆を、神の道に、進ませないようにしているのは、とりあえず、インスタ=Facebook=Tumblr=⭕⭕⭕⭕他にもいる。
 
そう、苦肉の策に、開き直って、今度は、インスタ、Facebook、Tumblrが、タッグを、組んで、世界中の、少なからずいる、罪なき人たちまでも、地獄に、落とそうとしてるんよ。今。つまり、全体責任を、利用しようとしてるんよ。完全に、コイツラも、サタンなんよ。聖書改ざんした、サタンと、全く同じことを、ネットで、やってるんよ。コイツラが。
これ、きのう、夜中投稿したんだけど、深夜二時前ころ、昨日の、書いた、コメントな→ おかしいよな。こんな、時間に、ゴミ収集とか。→そう、勝手に、削除したんだよ。俺の、投稿した、動画を。
でさ、こういう、動画勝手に、削除して、天の国に、入れる可能性のある、人たちを、自分のむかう、地獄に、一緒に、いかせようとするのが、サタンの、本質なんだよ。だから、サタンはの、心は、もう、罪が大きすぎて、天の国なんか、入れるのは、無理なの、自分たちでも、よーく、理解してるから、こんな、現代の、聖書かいざん、してくんだよ。そう、全体責任を、うまく、使おう、使おうと、してるんだよ。こいつらは。
独房、雑居、紋発、乱射、雑念、五輪、三振、欄居、托鉢、紋腹、画狂、欠年、射殺、殺傷、脳初、目車、濫用、懸念、學年、身者、卓越、餓死、軟卵、場者、童空、我作、滅法、涅槃、抹殺、怒気、燃焼、略奪、宰相、馬腹、刳発、南山、活発、沙羅、割腹、殺戮、循環、奈良、菜道、紗脚、残雑、颯和、和歌、東風、南富、背面、焼却、四季、同發、博羅、無償、透明、明闇、雲海、陶酔、溺愛、泊雑、湖畔、花車、小雑、蘭風、雑魚寝、逆発、罵詈、検遇、明細、鳥羽、無数、飾西、涼感、割烹、面月、略発、明暗、御覧、絶滅、名者、焼却、野版、絶筆、数界、洒落、羈絆、四索、敏捷、旋律、脚絆、安行、軽安、難産、伊賀、消滅、生滅、巡数、水災、万華、論発、処住、崇拝、年月、画鋲、我流、剣率、草庵、律年、雑魚、規約、貨車、蒸発、重大、錯乱、蓮妙、奈良、坐楽、延宝、財年、爆発、龍翔、日向、塁側、席園、座札、風評、財年、何発、旋律、画狂、論券、戦法、尊師、大概、二者、那波、
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tylerkxzconnor · 2 years
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精华小说 《滄元圖》- 第十八集 第二十章 回归元初山 浩然之氣 句斟字酌 熱推-p1
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小說-滄元圖-沧元图 第十八集 第二十章 回归元初山 事與心違 登高博見 “好。”李觀收納。 李觀、秦五、洛棠都漾愁容。 “我輩生活界空餘內遇到‘風之源自寶物’出生。”真武王笑道,“吾儕和兩界島黑沙洞天的居多封王神魔挨個兒試試,都沒法奪寶。最終是孟師弟脫手……一氣奪了這本源無價寶。” 蠱瞳王等一下個也商計。 “風之起源廢物?” 百合英語 漫畫 孟川的國力,讓該署封王神魔異常安。畢竟孟川對仗靠不住太大。 達標滴血境後,假定粒子破碎,便人身沒秋毫虧耗。萬一粒子空間被摧毀……才象徵一砟子全面摧毀。而根子之風是有意識的,好像浩繁的刀割而過,儘管將孟川雙腿割的克敵制勝變成血霧,實際上就希少弱的粒子擊敗,旁粒子上空都殘破。 “鏘。” “轟轟隆~~~” 神通粗沙,讓孟川元神有充足期間施出了不起的身法。 “這等和好如初力簡直徹骨。”熔火王他們都約略動。 滄元圖 “以東寧王的工力,妖族是打算威逼取得了。”千木王也顯愁容,單憑那等身法,妖族在‘人族普天之下’‘小圈子間隔’都沒術破解。 “這起源張含韻毋去世時,有本原之力護短。如果恬淡,風之源自國粹靈活機動頂,帝君都礙事捕獲。爾等竟拿走了?”李觀遠衝動。 之所以到了最先年光,孟川才假釋血刃,與此同時神功‘灰沙’的無形功用也點這十八柄血刃。 以那兒滄元開山位置,徵求根苗至寶時,無數異教強人將梓里的濫觴寶送上詐取好處。但‘風之起源國粹’卻是謝世界活命歷程中就會溜之乎也,查尋場強就高多了。滄元十八羅漢一世也就浮現六件,片段用來升高全世界,短暫光陰於今,一經一件都沒了。 “還多餘三十里,二十里。”孟川都來看具體根源之風渦旋的中堅那顆微小的青色的蛋,但到了終末別,暴風越是繁茂,竟自縫縫少到上好馬虎。 回到九零做神医 蚂蚁窝头 真武王轟出坦途後,他倆四人也飛入出糞口,返回人族普天之下。 被絞碎的深情厚意,那一派潮紅色飛快飛回,孟川的雙腿快當長出收復圓,血刃盤也飛了返。 “爾等怎生都回到了?”李觀帶着秦五虛影、洛棠虛影瞬移來到這,驚訝看着孟川他們四人。 他養許多的殘影,在狂風漩渦中愈加深深,畔十萬八千里看着的封王神魔們,具體看不清這等身法了。 “還節餘三十里,二十里。”孟川依然總的來看闔根子之風渦旋的中堅那顆成千累萬的青青的蛋,但到了說到底距,疾風更其鱗集,甚或空隙少到可觀漠視。 滄元圖 “喜鼎你們元初山博得根子至寶了,咱倆也先告別了。”熔火王談。 藉���血刃盤,令雲霧龍蛇身法逾快,愈加怪里怪氣。 奪取寶物長河中,孟川露餡兒的身法、神魔體的精力都片讓他倆動搖。孟川倒是忽略,因爲妖族都明白他訊息了,對人族就更決不隱瞞了。 就才轟開天地膜壁,歸來元初山。 “怪?”孟川刻苦聆聽。 “此間面有風之根至寶,還有世界隙內創造的別大凡廢物。”孟川將空幻手環呈遞李觀。 “以東寧王的勢力,妖族是不用脅從拿走了。”千木王也顯示笑容,單憑那等身法,妖族在‘人族普天之下’‘小圈子間隙’都沒宗旨破解。 孟川的偉力,讓那幅封王神魔相稱安慰。好容易孟川對烽煙作用太大。 李觀、秦五、洛棠都透露慍色。 饒是最濃重處,也比最外圈的暴風要可怕! “離去。” 即或是最粘稠處,也比最外頭的暴風要恐慌! “颯然。” “嗯?” 噗。 李觀、秦五、洛棠都赤裸愁容。 “你們先歸,孟川留下來。”李觀呱嗒。 滄元圖 因故到了起初早晚,孟川才自由血刃,再者三頭六臂‘荒沙’的無形功效也沾這十八柄血刃。 即令是最稀疏處,也比最外界的扶風要可駭! 孟川的能力,讓這些封王神魔極度欣慰。終歸孟川對戰役陶染太大。 “爾等先且歸,孟川留住。”李觀商。 “未卜先知是風之溯源廢物,用拼了一把,氣數優異。”孟川笑道,看成掌令者,孟川很知情元初山的鎮宗珍品‘圈子大殿’目前確急缺‘風之溯源傳家寶’。 “你們先且歸,孟川留給。”李觀相商。 神功黃沙,讓孟川元神有充足時刻闡揚出不拘一格的身法。 “嘖嘖。” 奪取傳家寶歷程中,孟川不打自招的身法、神魔體的生機勃勃都微微讓她們震盪。孟川卻失神,因妖族都領略他資訊了,對人族就更甭隱蔽了。 真武王轟出坦途後,他倆四人也飛入���票口,回來人族天地。 “嗯?” 沧元图 “以南寧王的民力,妖族是休想威懾抱了。”千木王也顯露愁容,單憑那等身法,妖族在‘人族全國’‘全國隙’都沒長法破解。 真武王等人照舊首肯,轟破社會風氣膜壁井口回天下閒暇。 “風倘或颳着,就有醇香收拾及稀疏處。” 蠱瞳王等一期個也商事。 “拼了。” 李觀、秦五、洛棠都呈現怒容。 在粉代萬年青蛋參加虛無飄渺珍品的瞬間,郊的濫觴之風恍若錯過了起原,迅的弱上來,淡去開來。 “你們先回到,孟川留待。”李觀說話。 噗。 奪寶物長河中,孟川爆出的身法、神魔體的生機勃勃都組成部分讓他倆震撼。孟川卻大意失荊州,以妖族都寬解他新聞了,對人族就更無庸公佈了。 “是有枝葉。”李察看着孟川,“這事有爲奇。” “還剩餘三十里,二十里。”孟川一度看齊百分之百本原之風渦的焦點那顆用之不竭的青青的蛋,但到了最終偏離,暴風進而凝聚,還中縫少到激烈注意。 “以北寧王的能力,妖族是永不恫嚇到手了。”千木王也突顯笑影,單憑那等身法,妖族在‘人族海內’‘領域暇’都沒手段破解。 “還剩下三十里,二十里。”孟川早已闞盡淵源之風旋渦的焦點那顆宏大的青色的蛋,但到了終末相距,狂風進一步聚積,竟是間隙少到呱呱叫輕視。 被絞碎的魚水,那一片紅不棱登色麻利飛回,孟川的雙腿快當現出死灰復燃齊備,血刃盤也飛了回頭。 …… 孟川稍許何去何從。
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gbghj · 2 years
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男性腹部減肥甩脂減腰腹拒做大肚男(2)
4.腹橫肌
  是位於腹內斜肌深層的扁闊肌,由於肌纖維橫行不能使脊柱運動,只能維持和增加腹壓。
  5.腹方肌
是位於腹腔後壁腰椎兩側的長方形扁肌,收縮時,可做體側屈運動。一套減肚計劃根據腹肌的位置和作用就能達到目的。
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  簡單運動成功完成男士腹部減肥將肌肉秀出來
  其實很多的男性都意識到了減肥的重要性,但是不知道正確的方法究竟怎麼做?男性減肥不同的人都有不同的減肥方式,根據自身身體素質選擇合適自己的才是好的!下面是小編蒐集的幾種適合大眾男士們減肥的運動,簡單易學而且非常有效哦!
  1、仰臥起坐
  仰臥起坐可以說是腹部減肥的好運動,其是直接的鍛煉腹部,把腹部的脂肪變成結實的肌肉,如果體力較差或久未運動者,可以慢慢增加,隨著不斷的增加,這樣的效果更加好哦!
世界三大約會強暴藥 GHB  FM2  DDK迷姦粉  催情水 日本淑女剋星精華素 一滴銷魂
卡宴春藥 金蒼蠅  美國黑金 美國黑魔 英國威馬 印度神油 JOKER 2H2D
  好可以10個一組,每天完成2-4組,已有啤酒肚的初運動者可以練習下,減肥效果非常快速,有效哦。
  2、高抬腿
這個運動可能你小學就經常做,但長大後就比較少接觸了,筆直站著,手在胸前平放,然後用膝蓋撞手掌心,如果比較困難,可以把手放下一點,但不要過腰,否則就沒有太多效果了,這非常適合經常坐在電腦前面的男士們採用,既能運動,又能快速完成腹部減肥,可以說事快有效的減肥運動了。
液態威而鋼 雙效威而鋼 一想就硬 華佗神丹 三體牛鞭 保羅V8 印度學名藥 cenforce
必利勁 poxet  必利吉 p-force 日本藤素 海狗丸 韓國奇力片 樂威壯 汗馬糖 犀利士
  3、側腹肌訓練
  一手置於耳後,一手緊貼地面,分別往左右方向做仰臥起坐,反複數次。在做此組運動時,背部必須緊貼地面,側起身的臀部亦只能略為抬起,不可離地面過遠,否則易導致背部受傷。
  四種適合男人瘦腹健身的運動腹部的贅肉不只有女人才會長哦,男人也會像女人那樣苦惱腹部的該如何瘦下去。那麼,適合男人的瘦腹運動有哪些呢?隨著年齡的增長,男人到了中年,大危機之一就是“啤酒肚”,想要恢復昔日風采,那個身材矯健英姿颯爽的年代你需要一些有效的減肥方法,下面就來和小編一起去看看吧。
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202208050519 · 2 years
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Aさんへ 21
Aさんへ
Aさんおはようございます
梅雨があけましたね
……などと先日申しましたがなにやら再来のような今週ですね
から梅雨があけたふりしてカンバック
Aさんどうぞご自愛くださいませ
Sより
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『バーンワンズブリッジ vol.晩夏』
はち切れんばかりのそれにそぐわぬ仕草で、タカシはスイカを抱え直す。
先週の日曜日。
旧友宅に出産祝を届けた際、固辞を却下され「抱っこしてあげて」と旧友妻からたくされた、それ。先入観や見た目からの想像をひっくり返す、ずっしりした蒟蒻のような抱き心地をおもいだす。
いま抱いているスイカよりはるかに軽い、甘酒のような匂いを放つそれは、それを抱いたときの感想は
「頼もしい。」
であったことをおもう。
紙パンツのテレビコマーシャル。フワフワコットン100。そこに出演する赤ちゃんの、真綿を連想する軽さや柔らかさやしかも儚さからもかなり遠い印象がタカシのなかにうまれた。
真綿というよりは雑巾。
水をくぐらせた真っ白な雑巾。初下ろしのまっさらな。さあ床を磨きに磨くぞとなにかしらの前向きな、どこかしらからわき起こる理屈のない躍動を奮い立たせる新品の雑巾。そして、新生児を抱き抱くことによる新発見はもうひとつあった。弱者とされる産まれたての赤ちゃんを強者とされる大人たちは「守ってあげている」感満載でいるがそれは古びた雑巾たちの寝ぼけた勘違いであるということ。
スイカを抱き抱きながら新生児を思い、ホテルかもしくは病院のそれに似た真っ白なシーツの上で、少し口を開いてぐっすり眠っているだろうソノコを思う。守っているつもりが守られている。セーフティなエリアの中心にはソノコがいる。ソノコの発露。愛を主要成分とする発露がコットンのように、時に雑巾のように自分を包容し許容している。
ソノコを気遣い静かに玄関を閉める。
外からの熱風を遮断し、除湿運転のエアコンから排出される冷気が室内に閉じ込められる。快適な室温湿度に包まれる寝室の、セミダブルベッドのソノコの横には自分だけのスペースがある。そのスペースは自分でしか埋められない、自分以外の誰にも満たすことができない。と、傲慢と背中合わせの自信で思う。
スイカからも、弟の夏らしい表情からも視線を外し見上げる。こんもりとした入道雲が鎮座する夏の空。白も水色もあまりにビビッドで、瞬間、絵や写真のようだとおもう。本物とニセモノはとても似ているから時々判断を見紛う。タカシは目を細めることなく強い視線を向けたまま夏はこんなに美しくて悲しいものだっただろうか。と、とても眩しいと、どんなに暑くともこの夏に大切なひとととどまりたいと切実に胸をしめつける。
夏に胸打たれるまま、
「リョウくんさ。最近の俺が心配なんでしょ。
ほんとにねー。
どこまでおちていくんだろう。ね。」
兄の、空に向かうつぶやきは、透明な吐露は、暑く湿度の高い空中に吸い込まれていく。セミの声は遠く微かだけれど確かに聞こえる。ベッドで眠っているソノコを思う。ソノコだけを思う。「タカシくんがいちばん気持ちいい。」
特別でもなんでもない日常のなかにソノコといて、洗濯物をたたむ背中や新聞をながめる横顔や、ソファに寝転がるソノコを見つける度その柔らかな胸に顔を沈めたいが為に、
「心臓の音聞かせて。ちゃんと動いてるか確認しないと。」
ねだる。
「いいわよ。」
胸に耳を押しつける。白髪まじりの頭を抱きしめる。4つの目を閉じる。会話をやめる。静かに心臓に集中する。鼓動だけが聞こえる。動いている。生きている。
今年の夏は海に行かれなくていい。
遊園地も動物園も水族館も。温泉も、飛行機にのって旅ができなくていい。打ち上げ花火を見上げることができなくていい。その爆音を聞けなくていい。花火のなかでなんだかんだ一番すきな線香花火もいらない。
祭りの屋台のりんご飴も、ヨーヨー釣りも射的もできなくていい。
気心知れた男友達と、会社の仲間とビアガーデンの凍ったジョッキのビールを飲めなくていい。それから、一人の時間もいらない。
四季の中で一番すきな夏を楽しめなくていい。
夏がおわり秋がきていることを実感するとき、通り過ぎただけに終わった夏に思い出がなにひとつなくていい。ソノコがいればそれでいい。夏の終わりの淋しい夕暮れに、涼秋の始まりに、しんと積もる冬に、新しい春に。その全部の季節にただソノコが隣にいてくれたらそれでいい。
心の中に静寂を抱えタカシは思う。ソノコがいるなら他にはなにもいらない。ソノコをソノコだけを。
祈る。
はち切れそうなスイカを抱えタカシはそっと目を閉じる。
クリスマスイブの夜を思い出す。ベッドに沈み目を閉じる時「神様おねがい!」明日起きたらプレゼントがありますように。届けるのはサンタクロースであるはずなのに切に祈るのは何故かいつも神様だった「絶対ほしい。大切にするから。」
目を閉じたまま、首筋に、スイカを抱えた腕に、背中に汗を感じる。途切れないセミの音が聞こえる。真夏空の下、クリスマスイブの夜を思う。「どうか神様」と。ソノコを思う、願う、祈る。
心臓の音を確認できる距離にいて欲しい。ずっと。いつまでも。いつかきっとソノコの嫌いなところをなんとかみつけ、タカシくんの全部を大嫌いだと言われるとして。でも、どうしてもこれからもずっと
「心臓の音聞かせて。」
と、時々、ソノコの胸に耳を当てたい。頭を抱きしめて欲しい。どうか。ずっと。
「真面目かよ。」
弟が笑う。クリスマスの夜から兄の心は現実の真夏に戻る。
「過多の真面目は己を追いつめるぞ。」
弟は兄を見つめ、ふっと鼻を鳴らすと柔らかく目を細め笑う。
「真面目と誠実は、実は全く別物なんだってタカシを見てると思うよ。ちなみに優しさと思い遣りも似て非なりなんだろうな。」
兄から視線を外し、夏を見る。セミの音を聞く。ラジオ体操、ゲームの奪い合い、宿題、プール、茹でたてのトウモロコシ、そうめんオアひやむぎ、ピーマンの金平、花火。
感情と行動の間にきちんと煮詰めるための深い思慮をもつ兄。昔から何一つ変わらない三歳上の兄。
「タカシの売りは誠実と思い遣りなんだろうな。」
淀みのない決然とした言葉に目を開き、細め笑う。
「そうかな。ありがとねリョウくん。いつも本当にありがとう。」
言葉は美しく健やかに弟に届く。
「行くわ。」
背中を向け歩きだす。立ち止まる、振り返りいたずらな視線を兄に向ける。
「楽しめよ。夏だぞ?まあでもあれだ。」朝寝重ねて身上潰すなよ。
「気をつけるよ。」ずいぶん古い詞知ってるねリョウくん。兄が心底おかしそうに笑う。
「あー、そうめん食いたいな。
緑とピンクが入ってるやつ。
そうめん食ってんだか薬味食ってんだかくらいにめいっぱい薬味ぶちこんでさ。ミョウガは必須よ。あとさ、俺どっかの飯屋で食べたんだよ。飲んだしめになぜかそうめんでてきてさ。
オリーブオイルとマヨネーズ。
最初、ふざけてんのかなと思ったけど。やばかった。味変というか一発目からあれでいける。
言っといて。しこたま買っとけって。
それと。日替りで薬味を変えたところで俺は木綿豆腐の冷奴は食わないから。しつこいんだよ。二言目には栄養栄養って母親じゃあるまい。豆腐ハンバーグごときで己の料理の腕にあぐらをかくな。そして俺の豆腐嫌いを舐めるな。」
夏の空に吐き出されるソノコの手料理へのクレームに終わりがないことを知っている兄は「一体どの立場からのなに様目線なんだ。」と思いつつ言葉にはしない。ソノコの、時に情熱的な世話焼きを愛しく思うのは事実であるが弟と共に豆腐が苦手であるが故に。木綿豆腐の冷奴は願い下げだ。シンプルであるがゆえ個性が際立つ。その是非はともかく。
「わかった。わかったからもう行きな。」
同情の笑みで弟の背中を押す。
来たときと同様に別れの挨拶もなく颯爽と歩いていく。「お、は~らしょ~すけさん」の陽気な節が、細い口笛が聞こえる。
真っ直ぐ伸びた弟の背中を見送るとタカシはスイカを抱え直し玄関を開ける。
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na-mmu · 2 years
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BACK TO WEST   3   - Geraskier modern AU
Chapter 3 旅の始まり
「いや…大したことじゃないんだ…大丈夫…」  財布とスマートフォンを失ったショックで歩道にしゃがみ込んでいたヤスキエルは、白い髪の男に手を貸してもらいながら立ち上がった。顔から出ている涙とも鼻水ともつかない液体を、花柄のプリントシャツの端で拭う。ズズッと鼻をすすった。 「ありがとう…大丈夫…全然大丈夫だ…」  鼻声になっていた。しばらく下を向いて息を整え、落ち着いたところで顔を男へ向けた。 「全然大丈夫じゃない!」  勢いよく顔をあげたせいで、また鼻水が出た。ズッと鼻を吸い上げると、白髪の男は可哀想なものを見るような目で、持っていたタオルをヤスキエルに渡してくれた。 「…ありがとう」  受け取って鼻をかむと、ライトグレーのタオルからは優しい洗剤の香りと太陽の匂いがした。少しの間、タオルに顔をうずめていた。 「…ふー」  タオルから顔を離し、息を吐きながら空を見上げると、見た事のない鮮やかな鳥が空を飛んでいるのが見えた。さっき聞こえた鳴き声は、あの鳥のものかもしれない。  少しすっきりした気がして、顔を男の方へ向けた。 「落ち着いたよ、ありがとう」 「そうか、良かった」  男が小さく笑んだ。  日の下でその白い髪の男をあらためて見ると、やはり信じられないほど整った顔をしていた。目元の彫りは深く、しっかりとした顎と通った鼻筋が美しい。まるで大英博物館に展示されているギリシャ彫刻が、そのまま展示室から動き出してきたようだった。もしミケランジェロがこの男を一目でも見たら、その手から創り出す人物の彫刻はすべてこの男と同じ顔になってしまいそうなほど完璧な顔立ちだ。うっすらと生えた髭が野性的で、その端正な顔と絶妙なバランスを保っており、黄色みがかった珍しい虹彩をもつその瞳は神秘的ですらあった。一見、白に思えるその長く柔らかそうな髪は、光の加減で銀やグレーにも見える。逞しい腕の筋肉と、厚い胸板が黒いシャツ越しに窺え、ボタンを二つほどあけた胸元から見える胸毛がセクシーだった。 「で、どうしたんだ?」 「あっ、いや、その…」  すっかりその男に見とれてしまっていた。  目の前の男に自分の哀れな状況を訴えようとした時、ぱさりと何かがヤスキエルの足元に落ちた。音のした方を見下ろすと、それはヤスキエルのパスポートとロンドン行きの航空券だった。風に飛ばされた五ポンド札を追いかけようとした時、無意識に尻のポケットに入れていたのだろう。それが落ちたようだった。 「良かったぁ!」思わず大声をあげると、ヤスキエルは飛びつくようにパスポートと航空券を拾いあげた。「君たちは残ってくれたんだな、ありがとう!良かった!ほんとうに良かった!」   今さっきまで地面に落ちていたことも気にせず、天を仰ぎながらワインレッド色のパスポートに何回もキスをした。 「…大丈夫、なんだな…?」  男は少し訝しそうな顔をしながら、ヤスキエルに聞いた。 「え?ああ、うん、ありがとう!大丈夫だ。いや、ほんとは全然大丈夫じゃないけど、まあとりあえず大丈夫だ」  ヤスキエルは手をひらひらと振りながら、男へ笑顔を向けた。  ひとまずロンドンへ帰るために必要なパスポートと航空券が無事で良かった。正直なところ、この東海岸からオーストラリア大陸の正反対に位置する西海岸のパースまで、どうやって二週間以内に辿り着けば良いのかは分からなかったが、なんとかしてパースの空港に着きさえすれば自分の国へ帰ることは出来る。どうするかはこれから考えようと思った。  ふと、男が手にドライバーらしき道具を持っているのが目に入った。 「あー、僕のことはいいけど、君は何してるんだ?何か困ってるなら手伝うけど?」  ヤスキエルの視線に気付いた男は「ああ…」と手元の工具を見た。 「俺は、車を修理していたところだ。後ろのタンクが水漏れしてたからな。もう治ったから問題ない」  男は自身の後ろを親指でさした。そちらへ目を向けると、大きな白いバンが男のすぐ後ろに停まっているのが見えた。さっきまで自分のことで精一杯で、その大きい車がすぐそこに停まっていることに全く気づいていなかった。白いボディの下側に黒のラインが入ったその車は、通常のバンと比べるとかなり奥行きがあるようだった。どことなく、使い古した感がある。 「これって、キャンピングカー?」 「ああ、そうだ」 「格好良いね。旅をしてるんだ?」 「いや、今から旅に出るところだ」 「ふーん、そうなんだ。じゃあ君はこの街の人なんだね」 「いや、違う。シドニーは仕事で来ただけで、普段は別の場所に住んでる。休暇を取って、このバンで旅行しながら帰るつもりだ」 「いいなあそれ!キャンピングカーでホリデーなんて楽しそうだよ、憧れるなあ。どれくらい旅する予定?」 「十日ほどだ。家がパースの近くなんだが、ちょうどシドニーからだと大陸を横断する形になる。せっかくだから、ウルルに寄ろうかと考えてるところだ」  男はその少しくたびれた車体に手をついた。 「こいつは買ったばかりの中古車だが、まあなんとか走ってくれるだろう」  そう言いながらヤスキエルの方へ顔を向けた男は、訝しそうにその黄色い目を細めた。 「…どうして、そんなに笑顔なんだ?」  ヤスキエルの薄い唇はきれいな三日月のように、にんまりとしていた。  訝しげな顔をした男を尻目に、ヤスキエルはミュージカルでも演じるようにくるりと回転しながら移動すると、男の後ろへまわった。バンに片手をつくと、空いた手を優雅に広げる。 「人助けをしたくないか?」   男は訝し気な表情のまま、厚みのある逞しい体をヤスキエルの方へ反転させた。 「…誰の?」 「僕だ」  ヤスキエルは歌うように答えた。更に手ぶりをつけながら続ける。 「このうるわしい哀れな青年は、彼の命綱となる財布とスマートフォンを、シドニーの街にはびこる凶悪なゴミ収集ロボットカーに今しがた奪われてしまったところだ。無一文になった上に連絡手段も断たれて、手元にあるのはパスポートと、二週間後にパースを出発するこの飛行機のチケットだけになってしまった」パスポートと航空券を持った手を仰々しく天に掲げ、もう片方の手をドラマチックに胸にあてた。「そして、なす術もなく打ちひしがれていたところに、君が颯爽と現れた。偶然にも君もパースに向かうというじゃないか。もしここで、君がほんのちょっと、ほんのちょっとだけこの可哀そうな青年に情けをかけてくれれば、二週間後には飛行機に乗って自分の国へ帰ることができる」  ヤスキエルは優雅なしぐさで今度は両手を広げると、笑みを見せながら男の顔を見据えた。 「さあ、助けたくならないか?」 「…つまり、俺のキャンピングカーでお前をパースまで連れていけというのか?」 「その通り」  ヤスキエルはウィンクをした。  男は首をかたむけ、ヤスキエルを見返すと口を開いた。 「…その前に、電話を貸してやるから家に掛けて事情を説明したらどうだ。ウエスタン・ユニオンを使えば海外送金してもらえるぞ」  ヤスキエルは広げていた手をおろすと、目をくるりと回した。 「あー…実はいま、うちの家族もホリデーで家を空けてるんだ。みんなでポーランドのおばあちゃんの家に行ってる」 「じゃあ、その祖母の家に電話を掛ければいい」 「誰が自分以外の家の電話番号覚えてるっていうんだ?全部スマホが記憶してくれるじゃないか。まあ…そのスマホは今この街のどっかを走ってるロボットカーの中だけど」 「なら、そこにある図書館に行け。無料で使えるパソコンが置いてあるから、それでFacebookでもなんでも使って家族か友達に連絡すれば良い」 「ログインパスワードを覚えてないよ。というか今はなんでも二段階認証だから、どっちみちスマホがないとどのSNSにもログインできない」  男は目を上へ向けながらため息をつき、バンに手をついた。 「お願いだ、この青いつぶらな瞳の、哀れで無力な青年を助けてくれ」  駄目押しで続ける。 「じゃないと僕はこの見知らぬ土地でのたれ死ぬかも…」  懇願するような表情で、男を上目遣いに見た。  男は少しの間ヤスキエルを見つめ返していたが、顔を下へ向けると再度ため息をついた。片手をバンに置いたままもう片方の手でその白い髪をかき上げ、ヤスキエルへ視線を戻した。 「…ギブアンドテイクだ」 「…うん?」 「乗せて欲しければ、お前も何か役に立つことをするんだ」 「オッケー…わかった。まあ、そりゃそうだよね。何をすればいい?」 「料理はできるか?」 「うーん…あんまり。でもパンケーキなら最高においしいのが作れるよ。ふわっふわのやつ」 「三食パンケーキはごめんだ。…車の運転は?」 「できる!免許を持ってないけど」 「それだと意味がないだろ」  男は少し考え��素振りをした。 「じゃあ、車のメンテナンスなんか……出来る訳ないな」 「まったく知識はないけど、手伝いなら任せて。前に自分で自転車のパンクを修理したことがあるんだ」  ヤスキエルは得意げに言ったが、そんなことで説得されるわけがないというように、男は鼻から唸り声を出した。  沈黙がおり、またさっきの鳥が鳴いたのが聞こえた。  その時、ふと男の後ろに視線を向けると、遠くの方で路上に放置されているヤスキエルの荷物が目に入った。ゴミ収集車がお気に入りのKANKENのリュックを連れ去ったその場所で、取り残された大きいバックパックと、その上の薄茶色のギターがじっとしていた。  ヤスキエルは男へ視線を戻すと、自信に満ちた顔でにっこりと笑った。 「あと、歌が歌える」 「…音楽は聴かない」 「じゃあ、移動しながら路上で歌うよ。それでガソリン代を稼ぐのはどう?」 「どうだろうな。うまくいくとは思えないが…」 「君は僕の歌を聴いたことないだろ?僕がどれだけ才能に溢れてるか知ったら、君も納得するよ」  ヤスキエルは口の両端をこれ以上ないくらいに持ち上げると、男を見た。  男はバンに手をついたまましばらく考え込んでいたが、小さくため息をつくと観念したようにヤスキエルを見返した。 「…分かった、乗せてやる。お前の才能は知らないが、その得意な歌で少なくとも自分の飯代は稼ぐんだな。あと料理を教えるから、お前が飯を担当しろ」 「ああ!ありがとう、完璧だ!」  ヤスキエルは男に抱きついていた。 「君が良い人だってことは会った瞬間から分かってたよ。それに、僕といれば楽しい旅になること間違いない。パースに着く頃には、オーストラリア紙幣で僕のポケットはいっぱいになってるから、君にフルコースの料理を奢ってあげられる!僕と一緒に旅をして良かったって絶対に思うよ」  更に男を強く抱きしめた。背に回した手から、黒いシャツ越しに男の鍛え上げられた筋肉のなめらかさを感じた。ヤスキエルの頬に男の柔らかい白髪が触れ、ハーブのようなシャンプーのかすかな香りと、ほんの少し汗の匂いがした。 「分かったから、離れろ」  男はうっとおしそうに、体にまわされたヤスキエルの腕を引きはがした。 「さっさと荷物を取ってこい。すぐに出発するぞ」 「ああ、今すぐ取ってくる!」  ヤスキエルは荷物のほうへ走り出した。先ほどまでの絶望的な気持ちが噓のように消え、信じられないほど心がワクワクしていた。  あの白い髪の男とこれからキャンピングカーで旅をするのだ。しかもこの旅の一番の目的だった、あの大きな一枚岩のウルルも見に行けることになった。これまでの旅で作った歌を道中で歌って、自分自身���称賛のコインを得るに値するアーティストなのか試す機会も得られた。本物の吟遊詩人になったみたいだ。  ヤスキエルは自分の荷物の前までたどり着くと、バックパックを背負い、ギターを手に持った。  つい十五分くらい前にこの場所で、間違いなくこの旅の生命線だった財布とスマートフォンを失ったけれど、そんな事は些細な出来事のような気がした。  空を見上げる。  相変わらず太陽は、元気な光を地上に降り注いでいる。  さっき見た鮮やかな鳥が、何羽も沿道の木にとまっているのが見えた。ヤスキエルを囃すように高い声をあげて鳴いている。  こんなに心が弾むような気持ちは初めてだった。  笑顔になるのを抑えられず、ニコニコとしながら男の待つ白いキャンピングカーの方へ歩いていくと、男は車体の横に屈み何かやり残した作業をしているようだった。ヤスキエルはバンに手をついた。 「よろしくな、ローチ」  そう言って、車体を励ますように叩く。男が立ち上がった。 「ローチ?」 「この車の名前だよ」 「車に名前はつけない」 「でもここにそう書いてある」  ヤスキエルはキャンピングカーの脇腹に貼られたステッカーを指差した。幅十五センチメートルほどの黒色のステッカーには、ちょっとくすんだ赤色でROACHと印刷されていた。ヘビメタを思わせるようなゴシック体だ。 「バンドステッカーかなあ、これ」 「前の持ち主が貼ったんだろう。俺じゃない」 「いいじゃないか、ローチって。かわいいよ。この車の名前にぴったりだ。名前をつけた方がもっと愛着が湧いて良いと思うけど」  ヤスキエルはイタズラっぽい笑みで男を見た。男は、鼻から唸るような音を漏らすと「…好きにしろ」と言って、キャンピングカーのドアを開けた。乗り込もうと片足をかけたところで、ヤスキエルを振り返る。 「そういえば、お前の名前を聞いてなかったな。なんて言うんだ」  ヤスキエルは目線をステッカーから男へ移すと、笑顔で答えた。 「僕は、ヤスキエルだ」顔に笑みをのせたまま聞き返す。「君は?」   片足をステップにかけた姿勢のまま、男は尖った八重歯を見せると、 「ゲラルトだ」 と言い、その白く長い髪を揺らしながら、キャンピングカーに乗り込んだ。  ヤスキエルも男に続いて勢いよく飛び乗った。  二人の旅が、始まろうとしていた。
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