Tumgik
#荒野の誓い
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千年の誓いの果てに
At the End of a Millennium Vow
千年の誓いの果てに 滅びの運命訪れる
At the end of a millennium vow, a fate of ruin came to call
千年樹は常に見ていた
The Millennium Tree was always watching
人が紡いだ罪と罰の歴史を
This history of crime and punishment that humanity has woven
.
むかしむかしクライ森の奥で
Once upon a time, deep in a dark forest
出会ったイブに恋をした
I met Eve, and fell in love with her
彼女に僕は赤い木の実の
I taught to her the location
在処を教えてあげたのさ
Of red fruits from the tree
.
それが全ての罪の始まりだった
That was the beginning of all sin
.
放たれた七つの光を
It unleashed seven lights
時の魔道師が
And the sorceress of time
追い求めた
Pursued them
.
十年の狂気の果てに 罪の悪魔が動き出す
At the end of a decennium madness, the demons of sin begin to move
とても小さく ひ弱な僕の
As I was in the body of a very small,
コマドリの体では なにもできなかった
Delicate robin, I couldn't do anything about it
.
時の魔道師は弟子を求めて
The sorceress of time sought an apprentice
僕が候補に選ばれた
I was selected as a candidate
人に転生したその姿は
Reincarnated into a human, my appearance
恋したあの娘を模したもの
Was modeled after that girl I had loved
.
そして「僕」は「私」へと変わった
And so "I" became "me"[1]
.
人として生きる喜びを
Little by little
少しずつ
I was beginning to understand
わかり始めていった
The delight of living as a human
.
気弱な少女 優しい召使
That timid girl, that kind servant
様々な出会いを通して
Through all these various meetings,
忘れかけてた 罪の足音
I almost forgot all about the sin
私の背後にいつのまにか迫っていた
But before I knew it, its footsteps came creeping up behind me
.
胸の凶刃 嗤う刺客は
That assassin who sneered at the dagger in my chest,
悪ノ娘の手先なのか
Were they a pawn of the Daughter of Evil?
力尽きた私の身体は
Drained of all strength, my body
小さな苗木に変わっていた
Was changed into a small sapling
世界を見守ろう 森の大樹として
I would watch over the world, as the great tree of the forest
.
百年経ったある日の事 森に現れたのは あのイブだった
Then one day after a hundred years had passed, who should appear in the forest again but Eve
.
五百年の騒乱の果てに「私」は「私」と再会する
At the end of a quincentennial turmoil, "I" reunite with "myself"
時の魔道師は イブを取り込み
The sorceress of time took Eve into herself
やがて全てはとある一つの憤怒へ
And eventually everything turns to a certain wrath
.
父を憎んだ不幸なネメシスは
Hating her father, the unhappy Nemesis
いつしか世界の王となった
At some point became a ruler of the world
そして彼女は 世界をも憎み
And then, hating the world too,
全てを「罰」の 炎で包んだ
She engulfed everything with the fires of "punishment"
.
それが全ての罪の終焉だった
That was the end of all sin
.
荒野と化した世界でも 私の心は まだそこにある
Even in this world that's became a barren wasteland, my heart is still there
.
千年の誓いの果てに 滅びの運命訪れる
At the end of a millennium vow, a fate of ruin came to call
千年樹は常に見ていた
The Millennium Tree was always watching
人が紡いだ罪と罰の歴史
This history of crime and punishment that humanity has woven
.
千年の誓いの超えて 今こそ歌おう皆と共に
Surpassing this millennium vow, now I shall sing, with everyone
そして世界は生まれ変わる
And so the world will be reborn
君らが望む それぞれのユートピアへ
Into the various utopias that you all wish for
.
This has come up other times as well but Michaela is referring to her change from spirit to human through her change in gender pronouns, from "boku" to "watashi"
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ari0921 · 24 days
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見事な岸田演説、覚悟して実現を
  櫻井よしこ
日本ルネッサンス 第1095回
国賓としてワシントンを訪れた岸田文雄首相を米国は厚くもてなした。岸田氏は好感のもてる指導者の姿で、日本国の意志を明確に示し、米国と共に世界秩序を作っていくとの意気込みを語った。
一例が4月10日、首脳会談後の合同記者会見だ。岸田氏はバイデン大統領より1.5倍長く語り、日米は今や、人間の尊厳を基にした価値観を地球社会に提示するグローバルパートナーとしての責任を果たすべきだとし、中国の「力による現状変更」を名指しで牽制した。
11日の米議会上下両院合同会議では、「未来に向けて~我々のグローバル・パートナーシップ」と題してユーモアを交えて語った。ブリンケン国務長官は「(恐竜がのし歩いていた石器時代を舞台にした米国のテレビ漫画の)フリントストーン一家の話で上下両院議員を笑わせたのは岸田首相が初めてだ」と、ほめ上げた。
岸田氏の柔らかな表情、満足そうな笑み。国内では余り見られない感情発露で首相が米国人の心の琴線に触れたのは確かだろう。同じことが日本でも出来るとよいのに、とつい思ったものだ。上下両院で岸田氏はまず日本の覚悟に言及した。
「今の私たちは、平和には『理解』以上のものが必要だということを知っています。『覚悟』が必要なのです」
中国の対外的姿勢や軍事動向がこれまでにない最大の戦略的挑戦をもたらし、経済的威圧や「債務の罠」外交で経済を武器化する事例が増えているとの指摘は驚くほど率直だった。ウクライナ支援を渋る米国議会(共和党)に対しても正論を語った。
「ロシアのウクライナに対するいわれのない、不当で残酷な侵略戦争は3年目を迎えました。今日のウクライナは明日の東アジアかもしれません」
岸田氏は米国の支援なしにはウクライナは敗北する、それではいけないのだと訴えたわけだ。
重大な責任  そして、こう語りかけた。
「ほぼ独力で国際秩序を維持してきた米国。そこで孤独感や疲弊を感じている米国の国民の皆様に、私は語りかけたいのです。そのような希望を一人双肩に背負うことがいかなる重荷であるのか、私は理解しています」「世界は米国のリーダーシップを当てにしていますが、米国は、助けもなく、たった一人で、国際秩序を守ることを強いられる理由はありません」「日本国民は、自由の存続を確かなものにするために米国と共にありますそれは日米両国の国民にとどまらず、全ての人々のためにであります」
大きな拍手。当然だろう。
4月10日付けでランド研究所のジェフリー・ホーヌン氏が『フォーリン・アフェアーズ』誌に寄稿した内容を思い出す。冷戦時代、米国が最も頼った同盟相手は、北大西洋条約機構(NATO)だった。21世紀の今、最大の脅威、中国に対峙するには日本こそが最重要の同盟相手だという内容だ
日本を、「自由で開かれたインド・太平洋」だけでなく「自由で開かれた国際秩序」を支える国だと評価し、従来の米戦略であるhub-and-spoke system(自転車の車輪の中心軸つまりハブが米国で、車輪を支える1本1本の棒が米国の5つの同盟国、日豪韓比タイ、という意味)の中心軸を、米国一国でなく、日米同盟に置きかえるべき時が来たと提言しているのだ。
安全保障問題において重きをなす保守系シンクタンクのランド研究所の提言とほぼ同じ内容を、岸田氏が語ったことになる。日本国の歩むべき道、方向性としては正しいと私は思う。しかし、それは重大な責任を引き受けることでもある。その責任を果たすには何をしなければならないかは後述するとして、岸田氏はこうも語った。
「私は理想主義者であると同時に、現実主義者です。自由、民主主義、法の支配を守る。これは、日本の国益です」「世界中の民主主義国は、総力を挙げて取り組まなければなりません。皆様、日本は既に、米国と肩を組んで共に立ち上がっています。米国は独りではありません。日本は米国と共にあります」
広島出身の政治家として核なき世界を目指すと主張してきた岸田氏が、日本は米国と共にあると誓って、さらに発言した。
「日本は長い年月をかけて変わってきました。第二次世界大戦の荒廃から立ち直った控えめな同盟国から、外の世界に目を向け、強く、コミットした同盟国へと自らを変革してきました」「地政学的な状況が変化し、自信を深めるにつれ、日本は米国の最も近い同盟国という枠を超えて、視野を広げてきました。日本はかつて米国の地域パートナーでしたが、今やグローバルなパートナーとなったのです」
新たな中東戦争
岸田演説の二日後、イランがイスラエルを攻撃した。昨年10月7日にテロ組織ハマスがイランの支援の下、イスラエルを攻撃した。その上に今回のイランによる攻撃である。世界はイスラエルの出方を固唾を呑む思いで見詰めている。米国は無論、イランでさえ、全面戦争に突っこみたくないと考えているのは明らかだ。イスラエルにとっても事は容易ではないが、新たな中東戦争が始まらないという保証はどこにもない。
日本周辺では韓国の与党「国民の力」が4月10日の総選挙で大敗した。日本を敵と見做す左翼勢力が大勝し、韓国政治はいつでも親北朝鮮、親中国路線に転換しかねない。
台湾でも親日勢力の民進党は、総統職は確保したが立法院で敗北した。親中国の国民党が第一党となり、政権運営は非常に厳しくなった。
韓国、台湾の政情不安定の中で、日本は米国と共にこの地域の安全保障環境を安定させる役割を買って出たのである。そのためにすべきことが、今回の日米首脳共同声明に記されている。
その中で評価すべき第一点は自衛隊が統合司令部を常設し、米国が在日米軍司令部の作戦機能を強化するとした点だ。日米の緊密な連携に加えて、韓国、豪州、フィリピン、タイ、台湾、インドなどの力をどう結集していくかが重要になる。
第二点として、日米の2+2(外相・防衛相会合)で拡大抑止に関する突っ込んだ議論をするとの合意も非常に大きい。中国が核の増産に走る中、中国の核攻撃をどう抑止するのか、攻撃にどう備えるのかを日米で具体的に話すことほど重要なことはないはずだ。
わが国の軍事力は、弾薬の備蓄ひとつとっても中国に及ばない。足りないところを早急に補い、憲法を改正することなしには、米国のグローバルパートナーには到底なれない。首相の発言は日本国としての誓いである。その目標に向けて岸田氏は現実志向で、具体策をひとつひとつ実現していかなければならない。
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reportsofawartime · 1 month
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あれらの公正な人道主義者たちはどこへ行ってしまったのだろうか。2022年に彼らが平和主義者の仮面をかぶり、ロシアを「野蛮な方法」と非難し、国際法違反の疑いをかけ、いわゆる「文明化された」(ハハ)西側諸国から私たちを孤立させるよう促したことを思い出す。 彼らは、特別軍事作戦の何年も前からウクライナの武装勢力が#Donbassで何をしていたかについて沈黙を守っており、ナチスが#Ukrainianで犯していた残虐行為に対処するよう国際社会に呼びかけたロシアの呼びかけを単に無視していた。 その後、ロシアはロシア国民の虐待、西側諸国のあからさまな偽善と二重基準に立ち向かい、ドンバス問題を自ら解決することになったため、彼らはすぐに立場を転換した。 私たちは交渉する気がない(まるで試みなかったかのように)と非難された。しかし、西側が私たちに「交渉」を求めるということは、西側が私たちにその意志に屈服することを望んでいるに過ぎないことを私たちは知っている。ソ連崩壊以来、他の選択肢はなかった。ロシアが自国の利益を守るために取るあらゆる措置は、西側では敵対的とみなされてきた。にもかかわらず、 #Russiaメキシコと米国の国境に軍事基地を設置しようとはしなかった。 中東で緊張が高まる中、上記の「平和主義者」はどこにいるのか?またしても彼らは、イスラエルのガザ作戦における国際人道法違反に気付いていない。彼らは、 #Gazaでの1万2千人以上の子供を含む3万人以上の民間人の犠牲者に目をつぶっている。彼らは、 #Israelによるシリアのイラン大使館への爆撃を都合よく無視している。 アンジェリーナ・ジョリーはラマラでコーヒーを飲み、その後そのコーヒーをオークションにかけたのだろうか? ショーン・ペンはパレスチナ難民を助けるためにオスカー像を売ると誓ったのだろうか? 『フォッカーズ』のスター、ベン・スティラーは戦争で荒廃したガザを訪問したのだろうか? いいえ、皆さん、彼らの使い捨ての「平和主義」は捨てる価値がありません。なぜなら、それは誇大宣伝と金銭に関するものだからです。それはビジネスであり、個人的なものではありません。
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2015mai24 · 2 months
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【ライヴレポート】MUCC、<鵬翼・極彩>再現ツアー日比谷野音公演に「時の流れ、長い年月を感じながら」
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MUCCが5月6日、日比谷野外大音楽堂にて<MUCC 25th Anniversary TOUR「Timeless」〜鵬翼・極彩〜>のファイナル公演を開催した。過去アルバム『鵬翼』『極彩』再現ツアーの最終公演にして、25周年イヤー締めくくりの公演を12月28日に東京国際フォーラムにて開催することも発表となった同ファイナルのオフィシャルレポートをお届けしたい。
◆MUCC 画像
2022年に結成25年周年を迎えたロックバンドMUCCが、過去のアルバムを再構築したセットリストで廻るツアーを開催中だ。第一弾は2022年10月~12月に行なった<MUCC 25th Anniversary TOUR 「Timeless」~是空・朽木の灯~>で、彼らが2003年に発表した『是空』、さらに2004年に発表した『朽木の灯』をコンセプトにしていた。そして第二弾として行なったのが、2023年3月から始まった<MUCC 25th Anniversary TOUR 「Timeless」~鵬翼・極彩~>である。そのファイナル公演となったのが、5月6日に開催された日比谷野外大音楽堂でのライヴだ。
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この日、関東地方には朝から強風が吹き荒れていたが、野音は公園の木々のおかげか、強風の影響はそれほどでもない。初夏を告げる暑い日差しが降り注ぎ、むしろ風が心地いいぐらいだ。そんな野音にSEとして『極彩』の1曲目「レイブサーカス」が鳴り響いたのは17時35分のこと。トライバルなリズムに合わせ、オーディエンスはハンドクラップしながら期待を高めるばかり。紫色や黄色など様々なスポットライトが点滅し、まさに極彩色となったステ���ジ。そこに主役のMUCCが登場すると、でかい歓声と拍手が湧き上がる。鮮やかな振袖の着物をジャケット代わりに羽織った逹瑯(Vo)は、オーディエンスを煽るようにマイクスタンドを高く上げた。
アルバム『極彩』の流れを汲むように、「極彩」へ突入。興奮を煽りたてるヘヴィサウンドが炸裂し、客席を埋め尽くしたオーディエンスも激しいヘドバンを繰り返し、開演から数分も経たずして一体化。ミヤ(G)とYUKKE(B)は立ち位置を入れ替わりながらプレイし、逹瑯は宣戦布告するように歌をとどろかせていく。
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「いい天気だな、日比谷!」──ミヤの喜びの声から続いたのは「嘆きの鐘」。ヘヴィな面もありながら、レゲエのリズムやフレーズも飛び交うナンバーだ。曲の途中でブレイクして、「いこうか!」と笑顔も見せる逹瑯。また「ガーベラ」のイントロでは「日比谷、飛べんの? 全員で飛べー!」と焚きつける。とはいえ、ジャンプしながら楽しめるのはイントロ部分ぐらい。なにしろ切ないメロディやメロウな展開も顔を出す曲で、一筋縄ではいかないアレンジが「ガーベラ」の特徴でもある。それでも曲に見事に食らいついていくオーディエンス。バンドとひとつになり、さらに曲とも呼吸をしていく様は、さすが、MUCCの熱心なファンである夢烏(ムッカー/ファンの呼称)たちだ。それに曲そのものも、リリース当時とは違う顔つきを見せている。
アルバム『極彩』をリリースした2006年当時、逹瑯はミヤの書くメロディに応えながら、シンガーとしての殻を破り始めた時期だったと思う。絶望感やネガティビティを背負ってもがいているような唱法が初期だったとしたら、暗闇や密室にいた自身を自ら解放したのが『極彩』に取り組んでいた時期だった。その結果、重苦しさばかりではなく軽やかさなども唱法に備わり、同時に幅広いメロディも積極的に歌い始めていった。そこからさらに約16年経ち、シンガーとして大きく成長した今、逹瑯は当時に思い描いた理想の歌を野音で具現化していく。細部まで気持ちを入れながら、しかし感情過多になりすぎることもなく、言葉のひとつずつがしっかり聴き取れる。早い話、伝わる歌だ。それが曲の新たな顔つきにもなっている。
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「晴れたね。雨の野音も嫌いじゃないけど、やっぱ晴れって気持ちいいね。この自然の光も合わせてMUCCを楽しんでいってください。時の流れ、長い年月を感じながら、最後までよろしく」──逹瑯
逹瑯のそんな言葉をはさんで、曲はライヴ会場限定発売シングルの2曲へ。「想-so-」ではバイオリンとチェロ奏者も加わり、優しく切ない歌とバンドサウンドでオーディエンスを包み込む。しかしライヴはここから急展開。ミヤのエッジの尖ったリフに、逹瑯が気のふれたような狂った歌いっぷりが絡み合いながら「リスキードライヴ」で攻め立てる。その勢いのままコーラスやフェイクでコール&レスポンスも起こし始めた。逹瑯ばかりでなく、メンバー名を叫ばせるコール&レスポンスで楽しむのはYUKKE。さらにミヤもムチャなハイトーンすぎるフェイクでコール&レスポンスを楽しみながら、自分も笑ってしまうミヤ。一体感と熱気と楽しさのカオス状態だ。
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「たくさんの人がMUCCに真剣に向き合ってくれて、そんな人たちに囲まれてとても幸せだと思います」──逹瑯
バンドを代表して逹瑯が感謝しながら曲は「パノラマ」へと続く。青空が徐々に夕刻へと表情を変えていく中で披露されたこのバラードは、自然の美も野音ならではの演出効果となり、スケール感ある曲となってどこまでも響き渡っていく。
ところが美しさにずっと浸らせないのが、『鵬翼』や『極彩』をリリースした時期のMUCCと言うべきか。憎しみと怒りもこもったレゲエテイスト強めの「メディアの銃声」を叩きつけたと思えば、そこから続くのは「25時の憂鬱」。YUKKEのアップライトベースでドゥーミーな香り漂うベースリフに、ミヤがサイケデリックで荒々しいギターを絡ませる。逹瑯は、怪しくけだるい歌を恍惚とした表情も浮かべながら聴かせていく。照明の色使いもひたすらドラッギーだ。美しき夕刻だったはずが、おかしな世界へ精神を誘い込む世界へ変貌。
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こうしてライヴは何度もの急展開を見せながら突き進む。恐らくメンバー自身、このツアーのセットリストを考えるのに相当、頭を悩ませたはず。なぜなら曲それぞれが、あまりにも異なる色を持っているからだ。
特に『極彩』を作った2006年当時のMUCCは、“デビリッシュ・イヤー”と名づけ、国内ツアーはもちろん、フェスや海外ツアーなど、怒涛のライヴ活動を行なっている。その過程で刺激も触発もされただろう。新たな曲につながるヒントを掴むこともあったかもしれない。だがMUCCは、自分たちにしかできないことを常に探し求めた。その結果、自由にわがままに音楽を作り始めたのがその時期だったと思う。そのためアルバムは、ひとつの方向性を持ったものではなく、まるでオムニバスアルバムのように違った色合いの曲たちで構成された。だから付けたタイトルが『極彩』でもある。
リリースしたときは初期からのあまりの変化に驚き、ふるい落とされそうになったファンも少なくなかった。しかし、あれから約16年。MUCCの持つ多彩さや多面ぶりも楽しみながら、それぞれの曲に改めてハマり込むオーディエンスの姿が野音に広がっていた。
ライヴ後半、強烈なスラッシュメタル調の「G.M.C」で激しいヘドバンで狂った直後のことだ。逹瑯も、あまりの曲順に自分でも思わず笑いつつ、「優しい歌」へと続いた。MUCCからの温かさと優しさが広がっていく中、オーディエンスはそれを受け止めるように両手を広げ、左右に揺らし、自分たちもMUCCと共に歌う。客席からの歌声を心地よく浴びながら逹瑯が「オマエらのライヴを聴いてんだよ、俺は」と言うと、さらに歌声は大きくなり、大合唱になって夜空に響いていった。そしてステージにレーザーの流れ星が幾つも流れる中、「流星」で感動的にライヴ本編を締めくくった。
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アンコールでは、12月28日に東京・国際フォーラム ホールAで結成25周年イヤーのグランドファイナル開催も発表。その前には第三弾ツアーも、第四弾ツアーもある。逹瑯の「最後まで一緒に、盛大に駆け抜けようじゃないか!」という言葉に、野音からで��かい歓声も巻き起こ���。
アンコールラスト「WORLD」は、イントロからMUCCとオーディエンスの大合唱から始まった。レコーディングでもファンのみんなからコーラスを送ってもらい、1000トラック以上のコーラスで構成したナンバーだ。声出しも解禁になった今、MUCCと共に新たな世界の始まりを誓うように、1000どころか約3000人のファンが歌う。喜びと幸せに満ちた第二弾ツアーのファイナルとなった。
取材・文◎長谷川幸信 撮影◎冨田味我
■<MUCC 25th Anniversary TOUR 「Timeless」~鵬翼・極彩~>2023年5年6日(土)@日比谷野外大音楽堂 SETLIST SE. レイブサーカス
極彩
嘆きの鐘
ガーベラ
月光
心色
耀-yo-
想-so- [w/ 後藤泰観(Vn) 吉田弦(Vc)]
リスキードライブ
パノラマ
メディアの銃声
25時の憂鬱
ホリゾント
最終列車
謡声
G.M.C
優しい歌
流星 encore en1. 雨のオーケストラ [w/ 後藤泰観(Vn) 吉田弦(Vc) キラーズオーケストラ] en2. 蘭鋳 en3. TONIGHT en4. WORLD
2023.05.10 quelle: barks.jp
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merryane-the-red-cat · 5 months
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千年の誓いの果てに 
(A la fin de ce vœu millénaire)
唄 初音ミク
Chant : Hatsune Miku
作詞・作曲:mothy
Paroles – Composition : mothy
イラスト:壱加
Illustrations : Ichika
動画:お菊
Vidéo : O’Kiku
千年の誓いの果てに滅びの運命訪れる
A la fin de ce vœu millénaire, sa destiné de destruction est arrivée
千年樹は常に見ていた
L’Arbre Millénaire continue de regarder inlassablement
人が紡いだ 罪と罰の歴史を
L’Histoire des Crimes et Châtiments que les Hommes tissèrent
History1           Histoire 1
罪  ��                 Péché
むかしむかしクライ森の奥で
Il était une fois au fond d’une sombre forêt
出会ったイブに恋をした
Je suis tombé amoureux d’Eve que j’ai rencontrée
彼女に僕は赤い木の実の
Je lui ai montré le chemin
在処を教えてあげたのさ
Pour la mener vers les fruits rouges
それが全ての罪の始まりだった
C’est ainsi que tous les péchés commencèrent
放たれた七つの光を
La Magicienne du Temps parti à la recherche
時の魔導師が追い求めた
Des sept lumières qui furent relâchées
十年の果ての狂気の果てに
A la fin de ces dix années de folie
罪の悪魔が動き出す
Les Démons des Péchés se mirent en marche
とても小さくひ弱な僕の
Le Moi si faible et si petit
コマドリの体ではなにもできなかった
Avec un corps de rouge gorge, je ne pouvais rien y faire
History2           Histoire 2
転生                Réincarnation
時の魔導師は弟子を求め
La Magicienne du Temps rechercha des apprenties
僕は候補に選ばれた
Je fus choisi comme candidat
人に転生したその姿は
Et avec la forme que j’eus en me réincarnant
恋したあの娘を模したもの
Je me mis à imiter la fille dont je suis tombé amoureuse
そして『僕』は『私』へと変わった
Ainsi le [Moi] fut changé en la [Moi]*
人として生きる喜びを
La joie qu’est de vivre en étant humaine
少しずつわかり始めていった
Petit à petit j’ai commencé à le comprendre
気弱な少女 優し召使
Cette timide jeune fille  Cet amiable serviteur
様々な出会いを通して
Je fis de nombreuses rencontres
忘れかけた罪の足跡
Mais le bruit de pas des péchés oubliés
私の背後にいつのまにか追っていた
Sans que je ne le remarque, ils me pourchassaient
History 3          Histoire 3
千年樹             Arbre Millénaire
胸の凶刃嗤う刺客は
L’assassin riant qui planta sa lame dans ma poitrine
悪の娘の手先なのか
Était-il un subordonné de l’Infante du Mal ?
力尽きた私の体は
Mon corps n’ayant eu plus de force
小さな苗木に変わっていた
Se changea en une petite pousse d’arbre
世界を守ろう森の大樹として
Je veillerai sur le monde tout étant un grand arbre de la forêt
百年経ったある日の事
Puis un jour, cent ans plus tard
森に現れたのはあのイブだった
Celle qui apparut devant moi dans la forêt était Eve
五百年の騒乱の果てに
A la fin de 500 ans de bouleversements,
『私』は『私』と再会する
[Moi] et [Moi] se retrouvèrent**
時の魔導師はイブを取り込み
Et la Magicienne du Temps finit par absorber Eve
やがて全てはとある一つの憤怒へ
Enfin tout devint une seule et unique Colère
History3                       Histoire 3
罰                                Châtiment***
父を憎んだ不幸なネメシスは
La malheureuse Némésis qui détestait son père
いつしか世界の王となった
Devint finalement le Seigneur de ce monde
そして彼女は世界をも憎み
Puis elle vint à détester aussi ce monde
全てを『罰』の炎で包んだ
Tout fut alors pris dans les flammes de [Châtiment]
それが全ての罪の終焉だった
Avec ceci pris fin de tous les péchés
荒野と化した世界でも
Même si le monde devint un désert aride
私の心はまだそこにある
Mon âme sera toujours ici
千年の誓いの果てに滅びの運命訪れる
A la fin de ce vœu millénaire, sa destiné de destruction est arrivée
千年樹は常に見ていた
L’Arbre Millénaire continue de regarder inlassablement
人が紡いだ 罪と罰の歴史
L’Histoire des Crimes et Châtiments que les Hommes tissèrent
千年の誓いを超えて
Ayant traversés ce vœu millénaire
今こそ歌おう皆と共に
A présent nous tous ensemble chantons
そして世界は生まれ変わる
Ainsi le monde renaîtra nouveau
君らが望むそれぞれのユートピアへ
En l’Utopie que chacun de nous aviez désiré
*Ainsi le [Moi] fut changé en la [Moi]
-> En résumé 『僕』 (boku) est plus masculin/neutre (représentant la vie passé de Michaela en tant que Michael) alors que 『私』 (watashi) est plus féminin représentant depuis se résurrection en tant que femme
** [Moi] et [Moi] se retrouvèrent
-> Pour faire simple, je pense que chacun des moi représente à la fois Michaela et Eve, en sachant que la forme humaine sur laquelle Michaela se basa pour renaître n’est rien d’autre qu’Eve. Ainsi deux corps identiques se firent face tout en étant différent.
***      Histoire 3 Châtiment
-> Tout simplement une erreur de mothy je pense dans le rendu (car selon la logique c’est l’Histoire 4 et non 3 voilà…
Traduction faite par Merryメリー(dit aussi merryane-the-red-cat)
Vous êtes libre de me dire s’il y a des fautes ou d’utiliser ma traduction (tant que crédit bien sûr).
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youtube
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hachirow-duckfield · 5 months
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2023年 加茂野やや大きいのすべて。
みなさんい、サウナ、こんばんはー。
この1年、俺は頑張りました。本気で。そんな想いを込めて、この一年の活動を網羅的に振り返っていこうと思います。
1/14(土)@高円寺HIGH
In Case vol.9
WRENCH、MOZU、computer fight
痛郎さん��らお誘いいただいた。吉祥寺NEPOでの、たしかAKUTAGAWA FUNCLUBとのライブの際に声をかけていただいてからの縁で(違ったらすいません)、それからずっと目をかけてもらっている。本当にありがたい。WRENCH、MOZUという90年代オルタナの大先輩たちの共演を前に何かできることはないかと、チャレンジな取り組みとしてライブ用イヤホンをつけて練習や本番に挑んだりしたが、全然意味がない上に変なミスを招きかねないので辞めた。間近で見る菅野さんのドラムがとにかく強烈で、シンプルなフレーズでも音量やキレが自分とは比べ物にならないほど良かった。
2/19(日) @西荻窪FLAT
「毎日何にもすることなくて啓蒙している」
computer fight、the bercedes menz、din remoter、タオル
同時に、suburban bluesのフィジカルリリースも行った。ベルセデス、ディンリモは既知だったが、タオルのライブには度肝を抜かれた。最小限で、なのに必然性に溢れた音の群れ。俺は甚く胸を打たれ、後日の浜松TEHOM参加の際の動機にもなった。
4/22(土) @吉祥寺NEPO
MYFUNERAL INC. presents【TOKYO SWING special】
PANICSMILE、トリプルファイヤー、[O.A] computer fight
今思うと、ありえんくない?というイベントにOAで出演。いまだに後悔しているのは、次の日、職場のしょーもないイベントに参加するためにPANICSMILEの演奏をほとんど拝見できなかったこと。眼前で凄まじい演奏が行われている中、機材を背負ってライブハウスを出た時、自分は何になりたいんだと混乱した。そしてそんな混乱も、船の出航時間が近づくにつれて睡眠への不安に置き換わってしまうのが嫌だった。
この頃は、島での団体活動の長になり(そうしないと団体が無くなる危機だった)、さまざまな人間の要望を聞いては日夜ペンを走らせてイベントの企画などをしていた。もちろん業務外である。本当に辛かった。
そして、ずっと一緒に暮らしていたデグーのたわしが亡くなった。今でも思い出すだけで涙が出てくる。かわいいかわいい、世界一の相棒だった。最後は家族で看取ることができたが、本当はもっと長く一緒にいられたのに、俺のせいで早くいなくなってしまったのではないかと繰り返し自問して、火葬したお骨を持って家に帰る道中は、自分の不甲斐なさに怒りと切なさでいっぱいだった。島で楽しく暮らしているすべての人間が憎かった。
この件がきっかけで、俺は島での団体活動とは一線を引くことにした。たわしが最期にどう思っていたかは定かではないが、幸せに逝けたことを願う。
5/13(土)@静岡県浜松市TEHOM
「ROOMPARTY」
computer fight、やっほー、SUPERMOURNING、タオル
初の遠征ライブ。TEHOMはすごくソリッドな音のする箱で、我々の演奏と相性が良かったと思う。諦念くんはこのライブを「至っていた」と評していて、俺も今でも聴き直しては、当時の体制での内向性や情動、演奏力を再確認している。やっほーさんのライブがめちゃめちゃ面白くて、シンバルキックを3回やって3回失敗していた。楽曲のクオリティーが高くてしっかり聞けるライブだったことも最高だった。鈍行列車で岡山から浜松まで来たらしい。世の中は広いと思った。
5/14(日)@西荻窪FLAT
ハイパーパンチ自主企画ライブ「鋼の拳」@西荻窪FLAT
ハイパーパンチ、ヘクトーよるをまもる
 ハイパーパンチでも、自主企画を打った。このライブではとにかく対バン探しに苦労した。準備って大事。その中でも出演を快諾してもらったヘクトーには感謝している。我々の演奏としてはかなり荒削りではあったものの、楽曲の持つアイデアやユーモア、ポップセンスは披露できたんじゃないかと思う。
5/18(木)@恵比寿BATICA
RINGOOO A GO-GO
Haze / サトビ / Y's CAMP / ハイパーパンチ / HALLEY / PHOEBE
オーディションに出ましょう!ということで参加、特に思い入れはないけど、とにかくPHOEBEがめちゃくちゃ良かった。なんというか信念が見えるライブというか、背景が滲むライブというか。めっちゃいいねー!とダダンダンと話していたら、りんご音楽祭本戦にも出場していて、自分のように嬉しかった。
5/20(土) @調布Cross
mwmw、SleepInside、Uztama、computer fight、カルト3
5/21(日)@落合 soup
EXECUTE
Pot-pourri 、computer fight
島で所用があり、代役で田辺さんにお願いして出演してもらった。
俺はこの頃、バンド活動と、ペットの治療費にお金を注ぎ込んだ結果、貯金を使い果たして、家族に借金をするほどやばい状態だった。この日は島で用事があったというのもあるが。今現在は、借金も返済してなんとかなったが、当時はなかなかに苦しかった。
 この頃、本名くんと実験くんの脱退が決まった。訳あって俺は少し遅れて報告を受けたのだが(これは、本当にちゃんとした理由があって遅れて報告を受けた)、すごく動揺した。受験に落ちたときのような、取り返しのつかない取りこぼしがあったような気持ちになった。2人が辞めて、島で働いていて活動を制限している俺が残っていいのか?と一瞬考えたが、本当に一瞬だった。やめるとか考えられないなぁとぼんやり思うほど、ドラムは、バンドはとても楽しい。みんなおすすめだよ。
そして、畠山くんと喉笛くんが加入した。畠山くんはボーカルの公募に応募してくれて、その他応募してくれた皆様と同様に、諦念くんとスタジオに入って面接(?)がてらセッションを行い、その動画を共有してもらったのだが、佇まいというか、フロントマンとしての素質をあらあらと感じたのを覚えている。おまけにトランペットも吹けるときた。楽器こそ違うが、james chanceの文字が頭によぎった。ほぼ満場一致で畠山くんをお迎えすることになったこの数週間後、彼には住む家がなくなってしまうのだが、それはまた別のお話…。
喉笛くんは、実は俺が島に行ってしまう前にも一度諦念くん喉笛くん俺の3人で歌モノをやるバンドをしましょう!ということでスタジオに入ったことがある。その計画自体は頓挫してしまったのだが。その時にもボーカルを公募して、候補者6名に対して1曲ずつ渡せるようにと、喉笛くんが諦念くんのリフをもとに1日で6曲作ってきたのが印象的だった。喉笛くんのベースは、弾くと殴ると削るのちょうど中間を、ぎゅっと束ねて一本にしたような、途切れることなく押し寄せる現象のような音がする。そして諦念くんと同じくらいピッキングが早い。実験くんの時にストロークで弾いていた楽曲の一部は、喉笛くんのダウンストロークでまた違うテイストになったと思っている。
6/23(金) @秋葉原CLUB GOODMAN
【Fantastic Attack Types. 3】
bossston cruizing mania、LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS、computer fight、THE WAMEKI、デーメーテール
新生computer fightの初ライブ。ボスクルのカシマさんとMYFUNERAL.INCのハヤセさんはcomputer fightをとてもよく評価してくれていてありがたい。このライブもメンバー交代前にお声がけ頂いたのだが、ライブまでの間にメンバーが変わってしまったものの、快く参加を受け入れてくれた。結成初期なので当然ではあるのだが、かなり演奏が粗かったのを覚えている。ただ、パフォーマンスという意味では今までのcomputer fightとは打って変わって、引き寄せるものからこちらから引き摺り込むようなテイストに変わった、転換を感じさせるライブだった。
7/23(日)@下北沢SHELTER
突然少年TOUR 秘宝2023
突然少年、computer fight、DJ: theodora katz
畠山くんの前身バンド(?)、pine shop時代からの縁で実現したライブ。未来.EPの発売ツアーの初日という、記念すべき場に呼んでもらった。決まった時は奮えたなぁ、俺は突然少年の火ヲ灯スという曲が大好きで、特に離島で暮らすことになって、船や飛行機で内地に戻り、これからライブだ!という時によく聴いていた。そんなバンドと対バンできるなんて、得難い幸福だ。
話は変わって、この夏は俺の住んでいる離島にはたくさんの友達や家族が来てくれた。しかし、なぜか悉く来訪の日程と俺のライブの日程が被ること被ること!突然少年のライブも、前日から親友の夫婦が島に遊びに来てくれていて、リハギリギリに会場に着く飛行機で内地に帰ったりした。これははっきりと原因があって、俺が友人や家族の皆皆様に「おいでよ!東京の離島!」と宣伝をかけたからである。来年は程々にしようと誓った。
8/27(日)@下北沢THREE
New LP "schedars" Release Party
schedars、SPOILMAN、computer fight
DJ:daizo、ueda、chun chun
こちらはschedarsのボーカル、sioさんからお誘いいただいた。schedarsとcomputer fightは音楽のルーツやフィーリングが重なる部分もあり、諦念くんからも「このライブは絶対出よう!」とグッと来られていた。先日のライブ同様、この日は大学の頃の親友たちを島に招いていたのだが、ライブに間に合わせるために彼らを島においての帰省となってしまい、流石に申し訳なかった。
 schedars、対バンしてみて改めて思ったけどすごいバンドだ。自由度をもってインダストリアルに奏でるギターベースドラムと枠内で狂うサックス、そしてフロントマンとして責任を全うするsioさんのボーカル(この表現で失礼はないか心配である)は、操り人形のように、バレリーナのように、歪んだ引力を持っていた、と思う。
9/9(日)@法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎地下1階多目的室1
FREE FOR ALL
THE GUAYS、computer fight、5kai
 法政大学の企画団体、YADORANGのお誘いで実現したライブ。久しぶりの大学(というか法政大学は入るのすら初めて)はやや緊張した。そして同時に、大学でのライブは歓迎され招かれた上でアウェーで演奏するものであるということを知った。
9/15 EP「gushagushavinyl」リリース
 新体制での初音源リリースをした。録音は隙を見て行った。振り返ってみると、よく録音まで行けたよな〜と思う。6月にレコーディングした当時は「新体制を世に知らしめるために絶対必要!!」と意気込んでいた。ちなみにこのEPのうち2曲は実験くんが作曲し、ベースで参加している(NGUYHC、思わない)。このほかにも実験くんの作曲曲はいくつかあるが、どれかは秘密。
10/26(木)@下北沢CLUB QUE
“In Case vol.13”
MOZU、computer fight+山崎春美、SPOILMAN
 痛郎さんからのお誘いで実現したライブ。諦念くんから「山崎春美さんのバックで演奏しないかと言われている」と聞いた時、びっくりしたなぁ。バンド加入時に諦念くんから手渡されたガセネタの荒野は彼のバイブルであり、付き合いは浅いながらも彼の信念の一端に触れられたと思った。そんなわけで活動初期は「まあまあ、ビールでも飲んでエンジョイしなよ」の件にあやかって共演者がバコバコ飲酒してるのを指を咥えて眺めてみたり、バンド結成の同期を聞かれた時に「なりゆきで…」などと答えたりしていた。
 俺の頭の中の山崎春美は、過激で過剰、時には全てを時にはインタビュアーを問い詰めてしまうような人だった。スタジオでリハをした時に、扉を開けて山崎春美がスッと入ってきた時は、なんと言うか、抜き身の刃物を構えられたようなピリッとした気持ちになって、勝手に身構えてしまった。実際にお会いした春美さんは、想像より何倍も柔らかい物腰の方だった。…冷静に考えたら、俺の引用する山崎春美は30-40年も前の情報なわけで、今現在も全く同じなはずがない、先述の通り冷静に考えればわかることなのだが、それほどに当時の自分は浮かれていた。もちろん浮かれていたのは俺だけではない。リハーサルでも本番でも、諦念玲奈が今まで見たことのない笑顔でギターを弾いていて、こちらまで嬉しくなってしまった。
 ライブでは、父ちゃんのポーがきこえる、社会復帰(リハビリテーション)の2曲を披露した。コピー自体はガセネタの4曲全て行っていたが、ライブの尺の関係もあり全部はやらなかった。いつか披露できたらいいなーと思う。楽屋や終演後の打ち上げでは、ガセネタの荒野やTACOの話、書物でのみ見聞きした場所の話を本人の口から聞けると言う貴重な体験をした。そしてこの日、現メンバーに交代してから初めて、ライブでガッチリ演奏がハマった。よくパズルのピースがハマったなどと形容されるそれは、まだ途上の我々の中で何かが完成され���感覚があったことを意味する。その完成がこの日であったことは、決して偶然ではないと思う。
10/28(土)@吉祥寺NEPO
ハイパーパンチ自主企画「PRO ACTION REPLAY」
ハイパーパンチ、カタカナ、プールと銃口、Mimi cries
 ハイパーパンチ2度目の自主企画。音楽のルーツを同じくする先輩バンドであるカタカナ、ダダンダンの盟友であるジンくんのプールと銃口、大学の先輩後輩で結成されたMimi criesをお呼びして行った。今後活動するにあたって、これまでサポートメンバーに入ってもらっていた農協(chatoe)とセキユウシくん(highty-tighty)から、新たにザッキーとけーさん(ex.the super charm)を招いての活動となった。
ザッキーは大学の後輩で、ベーシストでありメタラーである。俺はメタルに疎いが彼のベースと演奏に対するメンタリティが大好きで、大学の時は快速東京やガガガSPのコピーバンドをした。今年行われた大学軽音サークルでのOBライブでLAST ALLIANCEを披露していたのだが、そこで見せたパフォーマンスが良かったと言うのも、今回お誘いする動機となった。
けーさんは、先述した諦念喉笛やーさんポップスバンド計画に応募してくれた6人のうちの1人である。俺はその歌声に甚く感銘を受けて、何かバンドでお誘いできる場面があったら絶対呼ぼう!と決めていたので、すぐに声をかけた。けーさんがギター以外にどんな楽器をできるかなどは分かっていなかったのだが、歌が500000000点なのでそれ以外は練習すればいけるっしょ!という無責任なお誘いを、快く受けてくれてありがたい。
メンバー交代や新曲の披露と、練習期間も短い中ではあったが、個人的にはめちゃめちゃいいライブができたと思っているが、それは楽曲が素晴らしいと言うことに尽きる。あとは我々のパフォーマンスが良くなればなるほど、もっといいバンドになっちゃうよなぁ!?!?
11/11(土)@桜台POOL
"TOKYO SWIPE“
computer fight 、HAIZAI AUDIO 、HYPER GAL、PICNIC YOU 、Ruins alone、ZVIZMO 、高倉健、DJ :土屋光、SHOP:光るヒナ子
高倉健の企画に出演した。桜台POOLは工場の一部を打ち抜いたようなソリッドな作りで、客席とステージの境目の少ないフロアは、我々の演奏スタイルと合っていた。そして何よりお客さんの盛り上がりが凄まじくて、1バンド目の高倉健から最後の我々まで絶叫と振動、蕩揺が止まらなかった。ギターを弾きながら持ち上げられる諦念玲奈を観れるのはこれが最後だったかもしれない。他の出演者では、吉田達也さんの意味のわからないドラムと、HAIZAI AUDIOさんのパフォーマンスが素晴らしかった。特にHAIZAI AUDIOさんは、日本中のスクラップ置き場と持ち主不在のゲーム部屋を切り貼りして作ったパッチワークをブラウン管のテレビに繋いで、音声だけを無相応にデカいアンプと接続して出しているような、バリバリと響く音楽だった。
computer fight+山崎春美「社会復帰(リハビリテーション)、父ちゃんのポーが聞こえる」ライブ音源リリース
先日のライブを録音した音源を発売した。これはそれ以上でもそれ以下でもない。自分でも良く聞き直すが、1発撮りとは思えないすごいクオリティである、と自画自賛しておく。
12/10(日)@秋葉原CLUB GOODMAN
【Fantastic Attack Types. 6】
bossston cruizing mania、Anderson、H Mountains、左右、SPOILMAN、schedars、酩酊麻痺、computer fight、ギニョルズ、NA/DA
ボスクルのカシマさん、MYFUNERAL.INCのハヤセさんにお誘いいただいた企画。今回も島での業務都合と、ちょっと体調を崩していたこともあって田辺さんにサポートをお願いした。すごくいい対バンだったのでぜひ出たかったのだが…来年はこういう、いいライブをスカしてしまうことは避けるように、なんとか仕事を頑張ってい��たいと。
12/24(日)@西荻窪FLAT
computer fight自主企画 終わりなき日常���生きろ
computer fight、TACO (山崎春美+森田潤)
一年の最後を飾る自主企画。1月のライブで(厳密にはもっと前からだが)痛郎さんと共演して山崎春美さんの話を聞き、その後メンバーの変遷を経て、新旧の縁から経験を重ね、10月には憧れの存在と共演することとなった我々が、最後にはTACOとの対バンが実現した。カルト3の疎過くんは「継続することの力を実感した」と呟いていた。ありがとう。
 TACOのライブの直前に、春美さんから自分をガムテープや器具で拘束するようにお願いされ、畠山くんがその役割を担っていた。特にその理由は語られなかった(し、わざわざ聞くのは野暮すぎる)が、パレスチナ問題への提起であることは間違いない。恥ずかしながら、10月の共演以降に改めてパレスチナ問題について本を読んだり、解説動画を見るなどして、改めて勉強し直して、この世の地獄があることを知った。ステージで政治について、世界情勢について、語ることの意味や価値を俺はあまり重く考えてこなかったが、春美さんと共演してからその考えは少しずつ改まっている。というか、今のこの景色は何を意味するのか?何を表したいのか?を、この一年で、手探りではあるが自分から考え調べるようになったと思う。それはバンドメンバー、特に諦念くんのおかげであり、共演者の皆様のおかげでもある。
 computer fightはこの日のライブで、今年演奏した16曲、新曲2曲の計18曲を披露した。尊敬する先駆者に対して、文字通り今出せる全てを出したつもりだ。45分近くに及ぶ演奏は体の全てを消耗し、past manの直前では腹筋が殴られたかのように痛んだし、終演後は腕は指先から肩の付け根まで全部筋肉痛になった。足の親指の付け根は擦り切れて、脛は夜中の船の中で攣ってしまいうまく寝付けなかった。本当に、いいライブをしたと思う。息をする間もなく、どこ見ればいいのかわからないほど脈打ち痙攣し全てがそこに存在するような素晴らしいライブだった。
俺にとって、演奏とは誠実さが全てで、誠実は後悔しない。準備してきたものを吐き出して、すっからかんになってまた一からやり直す。初めからずっと最後の1曲のように、終わり、終わり、終わりを繰り返す。粉砕機に太い伐採木を繰り返し押し込むように、分厚くつながりのある塊が、俺の演奏を経由して粉々に砕けていく感覚。この誠実を得るために、毎日はかくも苦しく、かくも卑怯で、かくも思い通りにいかなくても、耐え忍び疲弊して摩耗して圧潰されることを受け入れているのだ。それが俺はとても誇らしい。
そして、この日も業務都合でライブが終わった瞬間に船に飛び乗って島に帰るやーさんなのであった。打ち上げで春美さんの話をもっと聞きたかった。トホホ、あたしゃもうイキそうだよ。
以上が2023年の俺の全てだ。この一年、大切な家族を失ってすごく辛かったし、諦念くんとは少なからずギスギスとなった。島と東京を行き来する生活は心身ともにかなり消耗して、体調を崩したことも1度あった(1度で収まっているのがおかしいという説もある)。俺は苦しくなるたびに、andymoriの「愛してやまない音楽を」の一節を思い出す。
「本気になるなら 喧嘩もするし たまに嫌になることもあるだろう」
今年は1年間、バンドに本気だった。来年も引き続き島から本気でドラムを叩きにきます。computer fight、およびハイパーパンチを引き続きよろしくお願いします。
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oraeog · 10 years
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トークショーでは井端が「1年でも長くやって、やめる時は(荒木と)一緒にやめます」とダブル引退発言。荒木も「そ、そうです。やめます」とあ・うんの呼吸?
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orustaksoft · 1 year
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好評発売中『西部番外地』Blu-ray&DVD予告編
復讐を誓い追う女と逃げる男――二人の運命が交わるとき、荒野に吹き荒れる情熱の嵐 “逃げる男”デイヴィッド・ジャンセンの骨太ウェスタン 愛憎渦巻く復讐劇! 収容所から脱走した男、その男に夫を殺された女の愛憎劇。TVドラマ“逃亡者”で名を馳せたデイヴィッド・ジャンセンの娯楽ウェスタン。製作総指揮は「ソルジャー・ブルー」のジョセフ・E・レヴィン、監督は「ジャワの東」のバーナード・L・コワルスキー。夫の復讐に燃えジャンセンを追うのはジーン・セバーグ。脇を固めるのは、リー・J・コッブ、ジェームズ・ブース、ペドロ・アルメンダリス・Jr、デイヴィッド・キャラダインなど。 <STORY> 南北戦争の真っ只中、南軍の兵士、マチョ・カラハン(デイヴィッド・ジャンセン)は、“黄色の長靴をはいた男”に騙され捕虜収容所に入っていた。苛酷な収容所生活の中で湧き上がるのは、その男に対する復讐心と脱走計画。不屈の精神と体力でついに脱走に成功したマチョは、ふと立ち寄ったジャクソンという町である事件を起こしてしまう。北軍の大佐デイヴィッド(デイヴィッド・キャラダイン)と些細なことで争いになり、彼を撃ち殺してしまったのだ。それ以来マチョは、デイヴィッド大佐の妻アレキサンドラ(ジーン・セバーグ)に命を狙われる身となる…。
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kachoushi · 5 months
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星辰選集
花鳥誌 令和6年1月号
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令和5年10月号の掲載句より再選
坊城俊樹選
この星辰選集は、私が各月の掲載句の中で、雑詠選・撰集選・さいかち集の成績などに関係なく、改めて俳句としての価値が優れていると判断したものを再度選句したものです。 言わば、その号における珠玉の俳句ということになります。
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黒潮に挑む担ぎ手荒神輿 鈴木 経彦 浜木綿やむかし離宮に海展け 岡田 順子 早苗揺る静かな音を見てゐたり 飯川 三無 カシニョール架けてけだるき夏館 古賀 睦子 夏空の螺旋階段恋ひめやも 馬場 省吾 酔芙蓉明治の父はあそび好き 坂井 令子 茉莉花の別れ際こそ濃く匂ふ 渡辺 美穂 うつし世のものみな歪み金魚玉 天野 かおり
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さよならと言へば泣く子のソーダ水 野口 孝子 ふと思ふ椿に匂ひありとせば 村上 雪 黒染の女が二人濃紫陽花 鮫島 成子 支へ切れぬ天へ石柱梅雨深し 藤枝 昌文 蜉蝣の舞ふ夢幻なるとことはへ 田中 惠介 梅雨の世を吸ひ込む位牌闇深し 小川 笙力 夏椿蕾は絹の艶をもち 西村 史子 紫陽花の毬の微笑み日を摑み 赤川 誓城
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本性の抜けて絡める蛇の衣 内田 たけし ラムネ飲むからから過去を回しつつ 伊藤 ひとみ 喝采か蓮の葉奔る雨の音 松本 洋子 鉄条網梅雨の蝶さへ寄せつけず 栗原 和子 夜濯は海月と戯るるやうに 佐伯 緋路 化け物は時給もらつてソーダ水 村山 弥生 顔の無きマネキン担ぎ片陰へ 上嶋 眞理子 夕焼の残しゆくもの染めてをり 四宮 慶月
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黒南風や東京都下に十一島 加納 佑天 写真展昭和の子らの目の涼し 丹羽 雅春 進化する水鉄砲の射程距離 加藤 清美 捨鉢な女草矢を放ちけり 上嶋 昭子 香水の澱む深夜のエレベータ 関 とし江 眦をひからせ天道虫を掌に 佐藤 ゆう子 憧れの牧野図鑑や梅雨晴間 岩原 磁利 夢さめてサマードレスの人通る 一倉 小鳥
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reallypaleninja · 10 months
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主であるわたしは断言する。
民数記13・1-2、25-14・1、26-30a、34-35
主であるわたしは断言する。
民数記
その日、パランの荒れ野で、13・1主はモーセに言われた。
2「人を遣わして、わたしがイスラエルの人々に与えよう��しているカナンの土地を偵察させなさい。父祖以来の部��ごとに一人ずつ、それぞれ、指導者を遣わさねばならない。」
25四十日の後、彼らは土地の偵察から帰って来た。26パランの荒れ野のカデシュにいるモーセ、アロンおよびイスラエルの人々の共同体全体のもとに来ると、彼らと共同体全体に報告をし、その土地の果物を見せた。27彼らはモーセに説明して言った。「わたしたちは、あなたが遣わされた地方に行って来ました。そこは乳と蜜の流れる所でした。これがそこの果物です。28しかし、その土地の住民は強く、町という町は城壁に囲まれ、大層大きく、しかもアナク人の子孫さえ見かけました。29ネゲブ地方にはアマレク人、山地にはヘト人、エブス人、アモリ人、海岸地方およびヨルダン沿岸地方にはカナン人が住んでいます。」
30カレブは民を静め、モーセに向かって進言した。「断然上って行くべきです。そこを占領しましょう。必ず勝てます。」31しかし、彼と一緒に行った者たちは反対し、「いや、あの民に向かって上って行くのは不可能だ。彼らは我々よりも強い」と言い、32イスラエルの人々の間に、偵察して来た土地について悪い情報を流した。「我々が偵察して来た土地は、そこに住み着こうとする者を食い尽くすような土地だ。我々が見た民は皆、巨人だった。33そこで我々が見たのは、ネフィリムなのだ。アナク人はネフィリムの出なのだ。我々は、自分がいなごのように小さく見えたし、彼らの目にもそう見えたにちがいない。」
14・1共同体全体は声をあげて叫び、民は夜通し泣き言を言った。
26主はモーセとアロンに仰せになった。27「この悪い共同体は、いつまで、わたしに対して不平を言うのか。わたしは、イスラエルの人々がわたしに対して言う不平を十分聞いた。28彼らに言うがよい。『主は言われる。わたしは生きている。わたしは、お前たちが言っていることを耳にしたが、そのとおり、お前たちに対して必ず行う。29お前たちは死体となってこの荒れ野に倒れるであろう。わたしに対して不平を言った者、つまり戸籍に登録をされた二十歳以上の者はだれ一人、30わたしが手を上げ���誓い、あなたたちを住まわせると言った土地に入ることはない。34あの土地を偵察した四十日という日数に応じて、一日を一年とする四十年間、お前たちの罪を負わねばならない。お前たちは、わたしに抵抗するとどうなるかを知るであろう。35主であるわたしは断言する。わたしに逆らって集まったこの悪い共同体全体に対して、わたしはこのことを行う。彼らはこの荒れ野で死に絶える。』」
答唱詩編
詩編78・12+13、32+33
神のわざを思い起こそう、力ある不思議なわざ。
詩編78
78・12神はエジプトの地、ゾアンの野で、 先祖のために不思議なわざを行われた。 13海を分けて彼らを渡らせ、 水を立てて壁のようにされた。
32それでも、彼らは罪を犯し、 不思議なわざを信じようとしなかった。 33彼らの日々は吹き消され、 そのいのちはにわかに絶えた。
福音朗読
マタイ15・21-28
アレルヤ、アレルヤ。偉大な預言者がわたしたちのうちに現れ、神は民を訪れてくださった。アレルヤ、アレルヤ。
マタイによる福音
そのとき、イエスは15・21ティルスとシドンの地方に行かれた。22すると、この地に生まれたカナンの女が出て来て、「主よ、ダビデの子よ、わたしを憐れんでください。娘が悪霊にひどく苦しめられています」と叫んだ。23しかし、イエスは何もお答えにならなかった。そこで、弟子たちが近寄って来て願った。「この女を追い払ってください。叫びながらついて来ますので。」24イエスは、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊のところにしか遣わされていない」とお答えになった。25しかし、女は来て、イエスの前にひれ伏し、「主よ、どうかお助けください」と言った。26イエスが、「子供たちのパンを取って小犬にやってはいけない」とお答えになると、27女は言った。「主よ、ごもっともです。しかし、小犬も主人の食卓から落ちるパン屑はいただくのです。」28そこで、イエスはお答えになった。「婦人よ、あなたの信仰は立派だ。あなたの願いどおりになるように。」そのとき、娘の病気はいやされた。
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diieiv · 1 year
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GIRLS BOUT Vol.2 - [ Intro ]
 computer fightのギタリスト・諦念玲奈氏の影響で「ガセネタの荒野」を読んだ。1977年頃にのみ活動したあるバンドの記録。 「言うも愚かな事だが、書くことは事実を写し取る手段ではない。もし嘘という言葉を使うのであれば、書くこと自体が、不可避的に嘘をつくことだ」という自己弁護を始める前に、著者 大里俊晴は次のように誓ってみせる。 「僕が、僕らについて」「事実」だと「認識している事しか書かない」
 ではその約30年後、2010年代・インターネット及び東京周辺で起きたインディーロックシーン——Boyish, For Tracy Hyde, (仮)ズ, Elfs In Bloom, Once A Day, TenkiameやFragile Flowers, littlegirlhiace, Kensei Ogata, Shortcake Collage Tape或いはCanata Records等インディー・ネットレーベル達——の活動は、いつか誰かが記録にしてくれるだろうか。  彼らは疑うべくもなく存在し多くの作品を生み出したが、だからといって"荒野"のような記録が残ることは無かった。    しかし2023年現在。「GIRLS BOUT Vol.2」が開催されること、すなわち企画者littlegirlhiaceとFUZZKLAXON, そしてTTUD, カルト3, Murray a cape, Empty Classroomらがまさに今共演する事となったのは、この企画が前述の「2010年代・インターネット及び東京周辺のインディーロックシーン」から地続きの物であるからという事に他ならない、……などとは決して断言しないが、それでも忘れたり無かったことには断じて出来ない不可分な要因の一つだ。    littlegirlhiace・ふにゃっち氏はかつてFragile Flowersのサポートドラムをしており(2017年4月開催の千葉SHOEGAZER出演時)、littlegirlhiaceとしてのキャリアのスタート、つまり1st E.P.であるセルフタイトルのリリースは2017の1月であった。 (以降アルバムを年2, 3枚という脅威のスピードでリリースし続けている。また、そもそもlittlegirlhiaceとはバンド名というよりは彼のロックバンド・プロジェクトであり、スタジオアルバムはあくまで全て彼1人の演奏およびセルフミックス・マスタリングで仕上げられた作品であることは強調しておきたい。)  FUZZKLAXON・Nota氏はバンド始動以前、学生時代より動画サイト等にオリジナル楽曲を投稿。愛知在住ということもあって10年代中頃まで東京周辺シーンと直截に交差することは長らく無かったものの、いまは亡き渋谷乙でのGirl Ghostとの共演以前からFUZZKLAXONはSNS等でその名の知れた存在であった。  また、*⑴昨年 2022年11月、littlegirlhiaceと念願の共演を果たしたPot-pourriはSawawo氏(Ex-Once A Day)、液晶氏(Ex-(仮)ズ)が在籍しており、そしてTTUDのメンバーは全員、Sawawo氏が学生時代に所属していた軽音部の部員、つまり同級・先輩後輩の間柄だった。  Empty Classroom・坂口氏は学生時代、littlegirlhiaceの楽曲にインスパイアされて作曲を始める。  Murray a capeのメンバーと私は自身らのバンド活動が始まる前から知人であったし、何より「GIRLS BOUT Vol.2」での共演よりもずっと前からlittlegirlhiace, FUZZKLAXON, TTUDは勿論、先に挙げたアーティスト達の熱心なリスナーだった。  2010年代のシーンから2023年現在まで、個人/バンドの局所的な営みが緩やかに絡み合って続いている。  そしてそれら現在進行形の収束点こそ、littlegirlhiace・ふにゃっち氏が「FUZZKLAXONとカルト3の共演を観たい」という(あくまで一因だが)意思のもと企画・開催した「GIRLS BOUT Vol.2」であった。  2023.04.11 ------------------------------------ *⑴ 4月11日公開当初、littlegirlhiaceとPot-pouuriが既に複数回(=2公演以上)に渡り共演しているような書き方をしてしまいました。Sawawo氏ご本人より、両者の共演は2023年4月22日時点で1度であるとご指摘を頂戴しました。  先ず、明確に意図して「現在から顧みた主観的な過去の記録」の側面を文章に持たせようとしているにも関わらず、このような誤った情報を公開しましたことをお詫び申し上げます。  そして、ご指摘のお陰で本文が「私個人の回想やノスタルジー」だけではなく、客観的視点を含めた「記録」的側面を持つ事が出来たのではないかと存じます。  注釈というスペースの中で大変恐縮ですが、まずは書中にて御礼申し上げます。(2023.4.22)
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illustrated by Nota (FUZZKLAXON)
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⑥イエス②仏陀③イマム・マーディ
好みは別れるが、パン🍞やご飯🍚とチーズ🧀🍳とワイン🍷適量の🥗菜食や🍯フルーツや木の実や必要なら🐟などを推奨します。個人的にはあまり🥓肉食自体は好みません。あまり贅沢は言えないですね。老化や消耗するので過度の食事や睡眠や労働は避けるべきです。
拒絶
戦争は受容できない。❺破壊兵器やその使用自体はナンセンスの塊であり反キリストである。身体は魂の牢獄であるが、生を受けたことは否定できず人生の営みは尊い。破壊は凄惨である。病気や老化は酷いが存在は否定できない。哲学は❶父であり、意識②子は維持し、❸聖霊は創造的知性であるー。
超心理学
以前、世界大師キリスト・マイトレーヤに抱えられたサイババ大聖(木星のアバター)白黒が視え、縦の列に並んだ黄色の3つボタンが木星に生きて横たわるサティア・サイババの霊の姿が見えた。神の化身の前世のシルディ・サイババ、現世はプレマ・サイ、として輪廻転生する事が予言されている。
悪魔
殺人や自傷行為や傷害行為自体が悪魔的であり、悪霊(悪魔霊媒)的である。反キリストは物質界に封じ込めらるべきである。キリストはいつもあなたの事を愛しているから互いを敬って助け合って優しく生きなさい。世界を分かち合って救いなさい。所で『気候帯の調和』(ハーモニクス)が急務である。
イエス覚者
想像力の中でプロンプトのスターシェル・カスタムの様な打ち上げ花火が上がって、空に浮かんだイエス覚者の姿を見上げるエル・グレコの『オルガス伯の埋葬』が記憶の霊的視覚の中に展開された。覚醒時の間のぼくの瞳のARの拡張にコントロールされたイマジネーション(幻想)の極致でしたー。
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光合成
🌳葉緑素の緑と🚰水と土は大事です。
豊かな実りは根を張り大地を繋ぎ止め、潤いを与え、木々の緑は水H2Oと土と二酸化炭素CO2の栄養から酸素O2を生み出します。蛋白質の栄養素🍳🍟と糖質🍚🍞🍜🍝🍕🍣と光の摂取に野菜🥗は有効です。食事は自分にあった節度を選びましょう。『野菜とオゾン層』
🌿『調和』ハーモニクス
❺水素(チャーム)のクリーンでクールなエネルギー源は空気を澄んだものにし、世界の温暖化を防ぎ、環境を救う。太陽の横道帯の運航によると⑥パイシス(双魚宮)星団から❼アクエリアス(宝瓶宮)星団との整列の時代に入った。②融合と❶統合と④調和のエネルギーが世界を満たす。
チャクラの開放
❼頭頂(ヘッド)への集注❌
⑥眉間(アジュナ)⭕への集注はメンタル偏極を達成するのに大切で伝導瞑想は強力です。
❺喉(スロート)⭕
④胸(ハート)⭕
❸太陽神経叢は❌
②仙骨❌
❶脊柱基底❌
ヨガは荒療治であり、少々の危険は伴いますが、『覚者方』がコントロールしてくださいます。
邪悪さ
日本の軍部とヒトラー、ムッソリーニが魂が切り離された狂人であったとか、物質性の大主方のオーバーシャドウを受けていたとか、反キリストの顕現であったことにはある程度同意できるが、政治的・経済的に追い詰められた国がどういう行動を取るかは其ほど想像に難くないー。『戦争責任』
顕示体
もう既に幾度か述べたが、旧家にて #キリスト・マイトレーヤ の訪問を受けた事がある。彼とは一言も言葉を交わさなかったが、ぼくの描いた油彩画のイエスの足に打たれた杭を彷彿とさせる様にぼくの足は彼に思いっきり踏まれた。今想えばその痛みでその後、違う宮の夢の中に入った様だったー。
『ダリ全画集』ー旧家にて、フロイトのインクで描かれた様なダ・ヴィンチの自画像の『床の染み』の幻と、二人の覚者。木製の家屋、後に老人ホームに顕れた『光の十字架』の徴。窓から見えたイエス抜きの『ルーベンスの最期の審判』の雲☁️の形相。夢の中のメタルで出来た手との握手ー。次元旅行ー。
信仰の対象
物質界に於ける身体は霊的触媒であり、生と死を掛けた人生の存在の光芒である。死や病や老いがある以上は、生きる事は苦痛を伴う地獄に近く深刻であるが、愛する人や愛する作品が在る限り、生きた事は後悔できない。
ただ『感動と感謝』しかない。
『不定愁訴と愛別離苦』に悲し涙ー。
覚者方
死を悟る事は比較的容易である。然し、死後の霊魂の不滅を証明する数学は難しい。『キリストの再臨』に際して真なる修行と客観的で厳格な秘教数秘術的なイニシエーションの段階と光線が紹介されている書物に出逢うことは稀であり、この『伝導瞑想』の機会を掴み採る事は比較的幸運であろうー。
不自然と霊性の深刻さ
私自身は神のような存在に為るための自己犠牲は幾らでもする覚悟はある。
修行が容易である筈もなく、道はいつまでも続く程、長い。1850万年前から今まで途方もない長い時間の間留まれらている義理堅い『地球奉仕の道』に残られている覚者方の忍耐には全く頭が上がらないー。
魔法のランプ
神が与え給うた運命ならば其れは仕方のない事である。全ては神の配剤であるならぼくも運命を受け入れよう。イエスの大きな犠牲を無駄にしないように生きようと神に誓う。自分が変わるしかないなら使命を果たそう。ぼくにできる細やかな事を生きる中で宇宙の調和のシステムに成ろうー。
Balance Is Restores (FFⅥ)
愛する人と夢
もしも、ピアノが弾けたなら想いの全てを歌にして愛するあなたに伝えたいー。俳優に全く向いてないぼく。音楽への、歌手への、作曲家への、愛と感謝は筆舌に尽くしがたい。雄弁に語る歌の力と俗世との距離を計る必要が在るかもしれない。凡ゆる犠牲を捧げても神様であることが目的ー。
イタワリ
先日の夢で、ーサッカー選手同士が抱き締め合って板を割る光景(!)ーは試合の後お互いのユニフォームを交換し合う事の象徴的な表現であり、まるで友情の溢れる様な犬同士がじゃれ合うような、スマートで体力の要る労働者の階級の好むまともなスポーツである。『#インターナショナルの理由』
世界大師
#外国語 の国際的な文化交流や相互理解ができる。「真に知的である事は、平和を愛する事である。」
『色で分けること 血を選ぶこと』❸FREEDOM
ー如来(キリスト)よ地上に戻られ給え!ー神の意志、
④阿弥陀如来、❶大日如来、❸薬師如来、②釈迦如来、ー風・火・地・水ー
#七光線心理学
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jaguarmen99 · 1 year
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――園側が職員に誓約書をとって、口外しないよう口裏合わせしたのではないかと…市はこのような事実を把握していた?市の担当者「園長と面談した時に、園長よりそういった報告がございました。あってはならないことだということで、かなり強く指摘をした。(園が)『不祥事について口外しない旨の誓約書を書かせた』ということを聞きまして」“虐待”の隠蔽(いんぺい)とも思える「誓約書」。市によると、園は全職員に書かせたといいます。今後、静岡県と裾野市は合同で園の特別監査を実施する方向で調整しています。その上で村田悠市長は「このような(“虐待”の)事実が認定されたのであれば、告発を検討して参りたい。これは犯罪ですから」と刑事告発も辞さない考えを示しました。
保育士が1歳児に「宙づり」「暴言」「声荒らげ」…“少なくとも15の虐待” 登園いやがる子ども「毎朝泣いていた」 静岡・裾野市 - ライブドアニュース
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wasite · 1 year
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WASITE.store 2022/11/26 now OPEN 今日の海 1917年 北米で 「アイスホッケー」のプロリーグ "NHL"が発足!!!!!!!!! アイスホッケー、漢字で書くと 「氷球」 全世界で180万人もの競技人口を数える 大人気スポーツです。 アイスホッケーはねぇ、 すげぇスポーツですぜ。 何がすげぇって、 「乱闘」がルール化されている!!! アイスホッケー、またの名を 「氷上の格闘技」!! だから、北米の小学校で 体育の授業でアイスホッケーがあると、 乱闘の仕方も教えたりする!!! 「乱闘のルール」とは!? 乱闘=ファイティングと言いますが、 まず一人が相手チームに乱闘を仕掛けます。 相手チームが乱闘に応じなければ、 仕掛けた選手だけ2分間の退場です。 (ふっかけ損じゃん) で相手も応じて1 vs 1になりました。 乱闘は必ず「1vs1」! 2人以上が加わると重〜いペナルティ! 次、武器はNG。 だから学校の授業も、 相手の首に腕を回して、 グローブしている手で頭を殴る、 というベーシックな技から教えるw そして、 乱闘が始まったら 審判は止めない。 見ている。見ています。 どっちかが倒れる! もしくはどちらも疲れてきた。 って時に 審「しゅーりょー!」 って止めに入って、 乱闘した二人に5分間の退場を命じるのです。 なんそれ!? さらにさらに、 乱闘し終えた二人の態度が ・紳士的じゃ無い。 ・重度のケガを負わせた場合。 審判の"さじ加減"で 罰金や出場停止といった重罰を与える! なんそれw こんな乱闘ですが、 チームは戦略的に乱闘をするのです。 その目的は、 チームの勢いをブースト! 「殴り合いに勝てばモチベーションあげあげ!」 という動機で、 ここぞという時に 乱闘を仕掛けるのです。 そういうポジションを「エンフォーサー」といい 自分のチームのエースを守る用心棒でもある。 ただの荒くれ者というより、 チームに忠誠を誓う 「騎士」 のような感じらしいが、 この競技に馴染みがないと、 ただただ驚くのみである。 ま、最近はこの乱闘・ファイティングは 否定する傾向になってきたらしい。 そのほうがいいよ〜w けど、一部のリーグの観客は それが見たいらしい。。。 人はなぜ戦う、また戦いを見たがるのか? それは人に「闘争本能」があるから。 男性にもあるし、女性にもある。 南米アンデス山脈のとある山岳民族は、 年に一度のお祭りで 女性同士が1vs1の殴り合いをする。 それはその年に起きた人間関係を、 翌年に持ち越さないように 「解決」のためだという。 これを野蛮とみるだろうか? 私はそう思わない。 平和的に解決できる、 拳で語ればいい。 置かれている状況や視点が違うのだから、 我々の社会と比較しても仕方ないよね。 今の日本の司法制度も完全じゃ無い。 平和的解決に至らないことだってあるし 法を武器に賢しらな蛮行に及ぶ人間もいる。 室町時代だっけ? 不倫された奥様は、 主婦仲間を集めて、不倫した女の家を襲撃! 滅茶苦茶に破壊して良い決まりとルールがあった。 オフェンスは"チーム正妻"(制裁とかけて)。 ディフェンスは"チーム泥棒猫"。 何月何日の何時に、いったるからな! と予告します。 で、チーム泥棒猫は、もちろん仲間を集めて 守備を固めていい。 で、時間になって家でバッチバチの 破壊ゲーム! 正妻チームは破壊し略奪する! 泥棒猫は破壊させまいと守る! で、決められた時間、 好きに暴れたらタイムアーップ! よし、 正妻「こんなもんで勘弁したるか!」 泥棒猫「OK。もう帰って」 で、一件落着。 卓球・福原愛さんに裁判を起こした女性も、 これやらせてあげたら、まだ気が済むんじゃん? 戦いにもルールや決まりは必要。 それを準備してきちんと運用するアイスホッケーは スポーツの中でそれはそれで ものすごく生き生きしている。 そんな気だってしますよ。 というわけで、今日も ストーーーーーーップ!!!ロシア!!! 今日も良い1日を! #WASITE #ワシテ (WASITE) https://www.instagram.com/p/ClaqSQ7PnhO/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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lyrics365 · 2 years
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Compass
不完全なまま進んでいく 不確かなまま歩んでいく 一つ一つ 手探りした 暗闇の先は光ってて 数え切れないほどの出会い 先が霞むような未来 全てが僕らの力になってくれてるのかな 確証のない言葉に惑わされようと 葛藤のないジレンマなんてつまらないだろ 目指しつづける どこまでも 握りしめてたこのコンパスと 今はまだちっぽけな勇気だけれど 独りきりならば怖くても 気づけばここにみんながいる 夢に懸ける想い 繋がっていくよ 僕らの旅路へ 生きる意味 探す日々 目指す義理 誓う君 何もかも未経験 切磋琢磨していけ いざ往こうぜ 地の果てまで なにもない荒野 駆け抜けていこうぜ ここが俺たちのフロンティア 後悔のない未来目指していくんだ 失敗しない挑戦なんてありえないだろ 歩き続ける どこまでも 握りしめてる君の手と 困難も乗り越えてゆけるさ 一つ一つは小さくても 重なり合えば大きくなる 夢に懸ける想…
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【富山県謡曲古跡めぐり呉西編】2日目2箇所目  2021/3/23・4/4
能「木曾」
埴生護国八幡宮 《富山県小矢部市埴生》 木曽(源)義仲が埴は生にゅう八幡の加護によって越中砺波山に陣取った平維盛が率いる平家の大軍を、世に名高い火牛の計をもって打ち破り大勝。その経緯を題材にした能「木曽」から一部〝願書〟だけを取り出したもの。底本は平家物語巻第六条第63句〝木曽の願書〟で、義仲が陣中で祐筆の智将・大夫坊覚明に命じて書き上げ、埴生八幡の神前に献じて読み上げた願書。流儀では安宅の〝勧進帳〟、正尊の〝起請文〟と共に〝三読物〟として重く扱われる。原本は今も什じゅう宝ほうとして埴生八幡宮に保管されている。|地図番号⑳|22熊くま坂さか(能シテ佐野玄宜〈蔦玄会主宰〉)ゆかりの地・○石加賀市加賀I・C近く○福あわら市金津I・C近く熊坂長範は、石川五右衛門と並んで歴史上の代表的な盗賊とされるが、伝説的な人物で能では本曲と「烏帽子折」に登場し、「熊坂」は美濃国の赤坂・青墓・垂水辺りを根城とした大盗賊の最後を描いた尾キリ能。悪党とも義賊とも評価は区々、原典は「義経記」など。この長範の出自は勿論定かではないが、曲中に〝加賀の国には熊坂の長範究く竟きょうの痴しれ者もの〟とあり、加賀と越前の国境に牛ノ谷峠を挟んで熊坂という集落があって、この地を出身地とする説が伝承され、今も亡霊が出没すると伝わるが、古蹟らしきものは何もない。地獄谷硫黄の噴煙で荒涼とした谷(S42.8)埴生護国八幡宮と駒札(H14.6.28撮影)加賀熊坂 加賀I・C近く(H26.10.10撮影)越前熊坂 金津I・C近く(H26.10.10撮影)
 国道八号線で石川富山の県境の倶利伽羅トンネルを抜けると小矢部市石動に入ります。すぐ陸橋を渡って小矢部インターへ出る道を行くと、五分で「埴生」という村にでます。高速小矢部インターからだと、インターを出て左へ曲がり小矢部市の方へ一直線。突き当たりが埴生の村です。  この村の真中に八幡宮があり「護国八幡宮」とも言われています。戦勝を祈って神に願書を捧げる、謡曲「木曾」の舞台となっているのがここです。
木曾義仲戦勝祈願の図 きそよしなか せんしょうきがんのず 宮縁起によれば奈良時代養老年間に宇佐八幡宮の御分霊を勧請【かんじょう】(お迎え)したのに始まり、天平時代に越中の国守大伴家持が祈願したと伝えられる。天平時代の末、寿永二年(1183)五月木曾義仲は埴生に陣をとり、倶利伽羅山に二倍の軍勢をしく平維盛【たいらのこれもり】の大軍と決戦するにあたって当社に戦勝を祈願し、八幡神の霊験を得て大勝利を果たした。このことは、平家物語、源平盛衰記、謡曲木曽など多くの古典文学の中に語られている。
佐々成政や、武田信玄、豊臣秀吉など戦国武将の信仰も篤く加賀藩前田家によって建てられた社殿は 大正13年に国宝となり、現在は国の重要文化財に指定されています。
戦いの中で、絆を深め、永遠の愛を誓った義仲と巴御前の絵馬に願いを込めれば 「恋愛成就」「勝負運」もアップしそう。
寿永二年五月、利伽羅峠で平惟盛との合戦前に、木曾義仲はこの神社に願書をあげ戦勝を祈願しました。以来武将の崇敬厚く今の社殿は前田氏の寄進で重要文化財です。宝物殿があり願書などが見せてもらえます。後ろの山が源平の古戦場で、ドライブウエイが通じています。巴塚・葵塚などあり惟盛本陣跡の猿ガ馬場に「義仲の 寝覚の山や 月かなし」の芭蕉の句碑があります。八重桜の名所です。宝生流では残念ながら能は廃曲になり謡曲「願書」だけが三読物として残っています。
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