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#猪目窓
papatomom · 10 months
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20230618(日)
源氏物語ミュージアムで上映されていたアニメ映画「GENJI FANTASY ネコが光源氏に恋をした」の舞台にもなっていた「さわらびの道」を宇治川に向かって歩く。
世界文化遺産の「宇治上神社」、「神使のみかえり兎」で有名という「宇治神社」にお詣りしたあと、宇治川に架かる朝霧橋を渡って平等院表参道にある「六条庵」さんで茶そばランチの昼食。お蕎麦のつゆが濃い目でちょっと驚いた。(濃縮つゆを希釈してないのか、こういうもんなのか?)
食事の後は近くの「ますだ茶舗」さんで宇治抹茶ソフトクリームを買う。
「平等院」は人が多く並んでいたので今回はやめて、伊藤久右衛門 平等院店でお土産「宇治抹茶ガトーショコラ 宇治のこみち」を購入後、宇治田原町にある「正寿院(shoujuin)」へ。
到着したときは後30分位の参拝時間しかなく急いで見学。それでも同じような時間に来られる方もいて、特に則天の間にある猪目窓(猪目(いのめ)はハート型に似ている日本の伝統文様の一つとな)では、10組位の若いカップルが写真を撮る順番待ちをしていた。
今の時期は風鈴まつり(wind chime festival)も開催されていて、短い時間だったけれども、楽しむことができた。
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kyotodreamtrips · 8 months
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annpacchi · 2 years
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友人親子と娘と 信楽ランチ&正寿院風鈴祭りヘ🚙 娘にとっては姉の様な存在の友人の娘 娘達にいいご縁がありますように母2人祈る…。 次はもう1組呼んで出雲行こうかww #風鈴まつり #風鈴まつり2022 #正寿院 #猪目窓 #風鈴寺 #宇治田原 #kyoto #syoujuin #日本の夏 #そうだ京都行こう #summer (at 正寿院) https://www.instagram.com/p/CfWVPjNPw2U/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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nostalblue · 1 month
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移住した経緯(その拾)
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最初の物件を見た後、一旦山を下って国道に戻り、そこからまた別の山道を上っていくと、その終点の辺りに次の物件はあった。そこにはまだ家族3人が住んでいて、その日は夫人が応対し説明をしてくれた。
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家屋は簡素な木造平屋で、屋根はガルバリウム鋼板葺き。築30年ほど経っているので外回りはそれなりに劣化してきているが、早急あるいは大きく手を入れなければいけない箇所は見あたらない。家屋面積は約100平方メートルで、薪ストーブが付いた10帖のリビングルーム、8帖のダイニングキッチン、それ以外に8帖の部屋が1つ、6帖の部屋が2つ、いわゆる3LDKの間取り。現況で居住者がいるからどの部屋も綺麗に保たれている。この広さと部屋数は無駄な物持ちの自分にとって魅力的で、工作室やゲスト滞在ルームも設けることが出来るなと想いを馳せる。ただ必要以上に広くても管理が大変だから、これぐらいが丁度良いかも知れない。
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家屋の周囲に付随する土地(地目は山林・原野)は約2000平方メートル。現状ではその一部を家庭菜園や花壇として利用しているが、他の部分は未開拓な状態。日照や水はけが著しく悪いような場所は除くとしても、これらをきちんと整備して活用すれば多くの作物を栽培できるだろう。一部は果樹園のようにしてもいいよね。自給農暮らしを目指す身としてはこの土地の広さは魅力的で、特に家屋に隣接していることは大きな利点だ。かつてホームステイした場所では、遠く離れた圃場まで長いこと車で走らねばならなかったり、途中の開かずの信号機に毎度捕まり延々待たされるなんてことがあり、相当な時間を無駄にしていると感じたからだ。それでも体が若いうちは何とかなるだろうけど、年齢を重ねると負担は大きくなってくるかも知れない。圃場管理の観点からも近いに越したことはないだろう。ここなら窓から覗けば大方見渡せる。
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一通り見回った後、庭に置かれたテーブルセットで休憩しながら、茶を淹れてくれた夫人と話をして情報を収集する。
・この集落は古くから住んでいる人はごく一部で、ほとんどが他の地域からの移住者であること。
・自治会の催しなどは全くなく、みんな好き勝手に暮らしているとのこと。
・日用品の買い物は下田市街地まで出向く。自動車やバイクで片道30分程度かかるが苦にはならないとのこと。
・テレビや携帯電話の電波は受信しにくいが、有線でのインターネットは可能だと言うこと。
・野生の鳥獣は多く、近年特に鹿と猪が急増して被害にあっている。一方で猿は昔いたが他に行ってしまったらしい。
・本物件は築以降4人オーナーが変わってきたこと。
・現居家族は6年この場所に住み、気に入っているが、家庭の事情により交通アクセスの良い場所に移らなければならないとのこと。
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(その拾壱に続く)
 ⇨ 移住した経緯一覧へ
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hisoca-kyoto · 11 months
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昨日は梅雨の間の暑い1日でしたね。お越しいただきました皆さまありがとうございました。
金曜日はスモークツリーのリースのワークショップでした。ジメジメの季節をおうちで爽やかにお過ごしいただきたいと、6月にもsuukaさんにリースのワークショップをしていただくようになって6回目になりました。今回も初めましての方、何度かご参加の方までお集まりいただき、ふわふわのスモークツリーに癒されながら素敵にリースを束ねて下さいました。年々、人気の花材になっているようでスモークツリーのお手配が大変だったようでしたが、今年も無事に楽しい時間をお過ごしいただけました。
いつもお茶の準備にバタバタしていて写真を撮るのを忘れがちなのですが、今回は皆さんのリースを並べてお写真撮らせて頂けました!それぞれに素敵なリースが完成しました。ご参加の皆さま、suukaの和美さん楽しい時間をありがとうございました。
完成された頃にはホッとされたご様子でお隣の方とのおしゃべりもお楽しみ頂けて、和美さんにお花の質問をされたりしながらお茶の時間も和やかにお過ごしいただいて私も嬉しい時間をいただきました。hisocaでのワークショップはご参加いただく方が心地よくお過ごし頂けるように、構えずに楽しんでいただけるような内容を心がけています。秋からも新しいワークショップも考えていますので、タイミングが合いましたら初めての方もお気軽にご参加くださいね。
今回ご用意したお菓子は烏丸丸太町の欧風堂さんのマンゴープリン。暑い日が続いていましたので、夏に向かう季節の冷たいお菓子を選びました。マンゴームースにココナツミルクのジュレがほんのり甘くてとても美味しかったです。ワークショップ用に特別にブレンドして下さったALTHEMISさんのお茶は「kiri-sameブレンド」。ティンブラにレモングラス、レモンバーム、ローズマリー、ミントなどをブレンドしたジメジメの季節を忘れさせる爽やかなブレンドでした。欧風堂さん、ALTEHMISの猪塚さんにも今回もご協力いただきありがとうございました。
本日18日から21日まで定休日と展示入れ替えを合わせて連休をいただきます。22日(木)より「児玉修治 陶展」がスタートいたします。どうぞ楽しみにお越しくださいませ。また直前に改めてお願い事もさせて頂くと思います。合わせてどうぞよろしくお願いいたします。窓辺では児玉さんの花器にもスモークツリーを合わせて楽しんでいます。
それでは皆さま、良い週末をお過ごしくださいませ☆
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ichinichi-okure · 5 months
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2023.12.2sat_nagano
娘がむくり、なんのおとだろ〜?とにやにや起き上がり、下でごはん作ってるんじゃない?と答える。めずらしく朝機嫌が良い。 昨晩はカニを食べるために妻の実家に来てそのまま泊まった。義父の友人の親戚のサッシ屋にわざわざ兵庫から長野の端まで来てもらって全窓にペアガラスの内窓を入れたら、家が異常に暖かくなった上に、社長の実家の城崎から松葉ガニが大量に送られて来たとのこと。 カニは棘が刺さるし、しみるし血が出るしで有難いけれどうまいものではないと思っていたが、身に味噌つけで燗で流すと夢のようにうまいものだった。 カニばかり食べたので朝はパンとかめいらくのスープとか。食後に娘と義姉とかくれんぼ。娘はいつも同じところに隠れ、義理の姉は土間とかトイレとかトリッキーかつ寒そうなところに隠れるから、そっと放置してみようかと思うが、相手はダウンパンツを履いているから強い。 そのまま義姉に娘をみてもらい、妻とゴミ処理場に。長野に越して二年経つが燃やせないゴミの分別や捨てるタイミングが困難すぎて、とりあえず持ってけば済む実家のほうに時々もってゆく。 こちらがおろおろと割れたものを割れないようにと捨てている横で係の人は荒々しく割り散らかしながら処理する。ごみはごみなのだ。がなかなかそのふんぎりがつかない。
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近くで毎日伐採木を玉切りにして人にあげる尊い運動をしているおじさんのところに行って薪用に軽トラ一杯いただいてゆく。帰りにスーパーに行くと入口で見たことあるような人がいて、二度見したらはっきりと大学の時の先生だった。あまり関わりなかったし、20年ぶりだし、脳内で会話をシミュレーションしたけど成り立たなかったせいにして愚かにも話しかけなかったけれど、話しかけるべきだった。 実家に戻る重い軽トラで妻に大学の曲者教授たちの話をする。かっこわるいのにかっこつける人とかっこいいのにかっこつける人とかっこわるいのにかっこつけてそれがかっこわるいって気づいている人がいて、みんなスリリングな授業をしていて最高だったが、みんな年金ももらわず死んでしまった。 お昼パスタ食べて娘と二人で家に帰る。妻は別々で、通ってない保育園のママ飲み会が駅前のおかまバーであるから電車で帰る。娘はいっしょにかえりたい〜!!おとーちじゃない〜!!と15分くらい助手席で泣き続け、途中から睡魔と闘いはじめて負けてそのまま寝る。家まで1時間くらい。家まであと3分の橋のところの段差のゆれで目覚めてしまったので、少し遠回りしてまた寝てもらう。 家にたどり着いてそっと横にするけれど、少し眠りが浅いのか、僕の首元から手を突っ込んできて乳首を掴まれる。妻がいると妻のを触るけれど、いないと仕方なさげに僕のを触る。いつまでこれを許容していいのかわからない。精神分析はおもしろ読み物だと思っていたが、子供が生まれてからいろいろ真実めいてきてうっすらとした不安に包まれる。 子が寝ている間に薪ストーブをつけて、晩ごはんを作る。玉ねぎ人参じゃがいもしめじ鶏もも重ねてストーブにのせとく。今日はカレー。 あっさりと娘が起きたので、荷台の薪を一緒に降ろしてみようと車まで連れてくけど、イスにすわってる!とのことで車内から応援してもらうことに。日没を迎えぐんと冷えてくるなか急いで降ろすが娘は車内からおおすみくんおそい!おおすみくんおそい!と妻の真似をして怒りつづけている。 ブロアーで荷台の木屑を飛ばしてもち米の籾袋をのせる。明後日、友人の出産を赤飯蒸しあげて近所の友達たちと祝おうと籾摺りしに行く。娘はコイン精米が好きだと思っていたが、着いてみると車からおりない!というのでひとりで楽しむ。娘はまたガラス越しに立って見ている。 もち米は育ててるときも水口に近いからか生育がバラバラで籾摺りしてみても粒の大きさがバラバラ、味に不安、でも食べてみないとわからないから仕方なし。 もち米と残ってたカニを4杯届けに行くと会場となるおうちの姪っ子がいて、玄関先でバナナのクッションで家対抗綱引きをして、大人だからてこの原理で圧勝する。 帰ってお風呂入れてる間にカレーにルウを入れて仕上げる。市販のルウなんてと思っていたけれど、娘のカレーインストールにゴールデンカレーの甘口を使ってからはその驚異の完成度に感謝と反省を繰り返している。 二人で風呂入って出てカレーをガバガバ食べてたら、妻から帰り送ってくれるらしいから二次会も行くとのLINE。終バス19時半、夜は猪鹿熊の氷点下の暗闇の土地からすると「二次会」は「正月」くらいに響いたからよくわからないれど行ってらっしゃい。 食後、娘にパソコンでペッパピグを見せてる間に洗い物して洗濯物を干してたらパタンと自分で閉めて、もうねるじかん!おんぶ!という。明らかに小さい登山用のベビーキャリアーを引っ張り出してきて、14kgを担いだまま残った洗濯物を干す。うとうとしたり起きたりしてるけれどこちらの肩に限界がきたため布団に横にする。母親のいない寂しさか、ぎゅっと寄ってきてまた首元から乳首を掴まれて痛い。とんとん背中を30分くらい叩いて手首に違和感を感じはじめたら寝たかな起きたかな、くらいのところでバタバタと妻が帰ってきてプゥプゥおならをしていた。
-プロフィール- 大隅健司 39 長野 百姓、小間使い、音楽家
@osumijnek
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khrbuild · 6 months
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なかなかの昼間の暑さ!
もう10月も終わりやのにね(^_^;)
貝塚市水間寺境内観音院リフォーム工事
貝塚市外壁塗装工事
貝塚市水間屋根改修工事
貝塚市水間町 新築 リフォーム坂口建設
もう10月も終わりやのに、日中はなかなかなの暑さ!
そのせいか、今年は私だけでしょうか花粉が辛い!
イネ科の花粉にやられてしまうわたくしは、周りを見渡すと草むらだらけ
右を見ても左を見てもブタクサ、豚草、ぶたくさ(-_-;)
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これこれ、キイロの飛んでるからね。
コロナ五類から久しぶりにマスク着用しましたわ(-_-;)
水間村では回避は皆無、今日は施主のおっちゃんにマスク着けてるの見られて、
「大工さん風邪か?」
と聞かれたんで、花粉ですと言うと
「俺も花粉やけど、これ朝晩2回飲んで花粉なくなったんや」
と黒酢ブルーベリーと書いた瓶を持ってきてお猪口に半分飲まされた。
お酢は結構好きな私、何でもいっちょかみやから帰りに買おうかとおもったら、
おっちゃん「まぁ1か月は飲み続けらな効いてケェーへんけどな」
花粉終わるやん(-_-;)
後ろでおばちゃん、私をみる目が
「大工さんごめんな、またうちの旦那が変なもん飲まして」
って目が辛かった(-_-;)
目はほんまに口ほどに物を言うよねw
おばちゃん大丈夫、これも田舎の大工の仕事の努めなのよね(^_^;)
おばちゃんの目で、買う前にググって見るかと見てみたら、
ダイエットや疲労回復とかは書いてたけど、アレルギーのアの字も出てなかったよ。
(・_・;)
信じる者は救われる。
やってみよう~w
水間寺境内の観音院の工事も完了しました。
とにかく古い古い建物で、床も歩くのが怖いくらい。
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柱が腐って床が下がって、床を受ける根太も落ちでしまってるので、そりゃ床抜けるわね、
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まずは解体して、下がった柱の下を切って束石と言う石を、小北石材からパクってきてジャッキアップして柱の下に敷く
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そして床の下地をやり直して、窓も木製の吐き出し建具から、アルミの腰窓に変変更するために壁も新しくします。
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下地を作ってできると、外部に焼板を貼るために防水シートを貼って下地を作ります
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そして焼板を施工するのですが、
この和風の庭に焼き板を貼るときって、よくあるのが、縁側の踏み石!
縁側の吐き出し窓のところに、昇り降りするための上がり台のに使うもの。
これが自然石なのでこんなことになる
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なかなかの手間でね、石に板が密着すると石が濡れたとき板に水分がついて腐りやすくなるので、4ミリから5ミリ程度の隙間をとって貼っていくのですが、なかなかの手間がかかるのよね(^_^;)
でも綺麗に貼り上がると気持ちいい!
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石だけでなく、増築繰り返してるとこんな人工物もあるしね
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丸にも負けず、角にも負けずどんな形でも綺麗に貼ってみせるぜ!
ってまた完成写真までたどり着かなかった(^_^;)。
また来週見てくださいね。
今週もお疲れ様でした。
ゆっくりお休み下さいませ。
貝塚市 岸和田市 泉佐野市 泉大津市 和泉市 泉南市 阪南市 熊取町 忠岡町 田尻町
天然素材スイス漆喰カルクオウォール
リボス自然塗料取扱店
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seldamn1 · 9 months
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20230712-20230717
【20230712(Wed)】
・山陽新幹線で博多から岡山、乗り換えでマリンライナーに乗って高松へ。瀬戸大橋を渡ってる際に車窓の写真を撮ったら、同じ日の午前中に岡本仁氏が全く同じ構図でほぼ同じ箇所と思われる写真を撮ってInstagramにupしていて心底驚いた。思わずThreadsに投稿。
・高松駅に着いてBromptonを秒で組み立てて、まずは昼飯にうどん。毎回利用する駅前のめりけんやが休みだったため、適当に街中の『えん家』というお店に入ったがここが大変美味しかった。店内は芸能人に加えてラッパーやシンガーのサインが多く飾られていたのが印象的だった。
・高松といえばという事で、個人的に日本で一番好きな公共建築の香川県庁 東館へ移動。今回は平日という事で開館しており念願の内部に入れた。1Fは市民が普通に休んでいたり建築好きそうな大学生たちが見学に訪れていたり、かと思えば3F以降は普通に庁舎として使用されていて当たり前だけど街に溶け込んでいた。
・夕刻、今回の旅の唯一の目的。BEERSONICのセイゴさんに繋いでもらったOHLOY STOREを訪問、ヘッドブルワーの渡辺さんに率直なお話を様々聞くことが出来た。勿論、OHLOYのビールを何種類か飲みながら。話の流れで翌日の醸造施設の見学までセッティングしていただく。
・ホテルにチェックインしてビールの酔いが覚めるまでしばし休憩。21時頃になってようやく外出。前回高松に泊まった時に入っていい気分になった居酒屋がまだ健在だったので再来。日本酒の美丈夫と石鎚を頂きいい気分の記憶更新。
【20230713(Thu)】
・朝から醸造施設の見学。この日は缶詰め作業の日ということで、初めて稼働中のカンニングマシンや作業を観察出来た。応対頂いたブルワーの方から説明を色々聞かせて頂き有意義な情報も頂いたが、皆忙しそうであまり余裕は無さそうだったので邪魔にならないよう1時間足らずで退出した。図々しくも手伝いを名乗り出た方が良かったかもしれない。
・見学以外の予定は何も決めておらず今更島巡りをするにも時間が中途半端になっていたので、再来になるが丸亀市の猪熊弦一郎現代美術館を観に行く事に。その前に高松市内の『喫茶 城の眼』でカレーランチ。ここも香川県庁と同じくこれまでタイミングが合わず外観を眺めるだけだったので念願の訪問。厳格な雰囲気の喫茶店を予想していたが、店主(?)のおばさんは極めてフランクな応対だった。店内はしかしかなり独特の空間が構築されておりそのギャップが面白かった。
・Bromptonを輪行して高松→丸亀。せっかくなので丸亀城に登る。江戸時代当時の天守が現存しているとの事だったがかなりこじんまりしたもので少し拍子抜け。高知城はかなり良かったんだけどなー。
・猪熊弦一郎現代美術館は常設展と特別展を見た。特別展は夭折した中園孔二という画家の個展。上映されていたインタビュー映像を見る限りどこにでも居そうな目立たない線の細い男性という趣だったが、あまりに強烈で独特な作風と膨大な作品数とのギャップに衝撃を受けてしまった。岡本太郎の作品を前にした時と近い感覚を受けた。来てよかった。
・ホテルチェックイン後、前日と同じくOHLOY STOREへ向かい見学セッティングの感謝を伝える。夕飯は高知で有名な『明神丸』の高松店で、最高すぎるカツオの藁焼きと日本酒をいただく。調子に乗って3件目をはしご、Instagramのオススメで出てきたmelobarでクラフトビール。福岡から来た旨を話すとここでもBEERSONICの名前が挙がり、影響度の高さを感じる。
【20230714(Fri)】
・朝食は駅前めりけんやのうどん。マリンライナーで岡山に戻り山陽本線にて寄り道、倉敷駅で下車。8年ぶりの倉敷美観地区は変わらず良かった。そして何よりも大原美術館の素晴らしさ。モネの『積みわら』何時間も眺めていたかった。
・帰りは倉敷駅から山陽本線で福山駅まで移動して新幹線乗換。金曜夕方の便という事で自由席はなかなかの乗車率だったがBromptonは問題なく荷物スペースに置くことが出来た。
【20230715(Sat)】
・ユナイテッドシネマ キャナルシティ13で『君たちはどう生きるか』IMAX鑑賞。正直、こういう路線なのではというのは鈴木プロデューサーのラジオを聴いていて予想出来ていた。…それにしても冒頭の入りはびっくりした。そしてとにかくいろんな意味で情報量が多すぎて1回観るだけでは誰もが到底受け止めきれない映画なのは間違いない。近日中に2回目の鑑賞を検討する。
・夕方から高校時代の友人たちと飲み。酒が進みに進み、ボロボロの状態でなんとか帰宅。
【20230716(Sun)】
・地元のビアガーデンに行く約束だったが、二日酔いがひどくとても西鉄電車に乗る気にならなかった。
【20230717(Mon)】
・六本松の蔦屋書店に『君たちはどう生きるか』の文庫本を買いに行ったつもりが、『ブルワー魂』という本が目に止まり衝動的に買ってしまった。
・百道浜でソフトクリームを食べながら海を眺めて、先週の旅を反芻しつつぼーっとする。
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team-ginga · 11 months
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劇団うりんこの『クローゼットQ』
 昨日6月10日(土曜)は、まず午前中に大学で関学仏文OB、OGのみなさんを相手にフランス語の授業をして、ちょっと図書館に寄ったあと、正門のところで『リハーサル』の共演者である中野聡さんと待ち合わせてピッコロシアターへ行き、劇団うりんこの『クローゼットQ』を見てきました。劇団・下鴨車窓の田辺剛の作・演出です。
 私は下鴨車窓という名前は知っていて、一度見てみたいと思っていたので随分前に予約を入れました。元々は妻と一緒に行くはずだったのですが、妻が体調を崩しているので、中野さんをお誘いした次第です。
 劇団うりんこ(イラストを見る限り、「うりんこ」というのは仔猪、つまりうりぼうのことのようです)というのは知りませんでしたが、名古屋の劇団のようです。出張公演というわけですね。
 土曜日15時の一回だけの公演のようですが、客席は8割の入り。名古屋の劇団がどうやって集客したのかわかりませんが、まずまずですね。
 物語は2層仕立てというのかな、二つのストーリーが並行して進んでいくスタイルで、一つは祖父が建てた一部屋きりの離れに引きこもっている高校生ユウキとその友人が嵐で小屋ごと流される物語、もう一つはレナという女性が小屋を押して移動させるという不思議なバイトに従事する物語です。
 ユウキの話はどういうものかというとーー
 離れの小屋が嵐で流され、ユウキとその友人は南海の孤島に漂着します。そこには乗っていた飛行機が墜落して、島に流れ着いた7人の日本人がいます(実際に出てくるのはそのうちの二人だけです)。彼らはユウキとその友人に水や薬をたかります。このままたかられっぱなしになるとまずいと思った二人は、小屋に閉じこもります(「助け合う」という発想はない……というかそういう方向には進みません。現実の厳しさ、人間の醜さを描いたというところなのでしょうか)。
 小屋は再び嵐に流され、今度は戦争をしているらしい外国の町に漂着します。偵察に出たユウキの友人は負傷した男とその姉を小屋に連れて戻ります。ユウキは最初、嫌な顔をしていますが、友人に「この人たちはいい人たちだ」、「言葉はわからないけれど、きちんと目を見て話せば通じる」と言われて二人に水や食料(スルメ!)を与えます。翌朝、二人の客人はユウキと友人に礼を言って出ていきます(こちらは「助け合い」の精神ですね。うーん、最初に流れ着いた孤島とこの戦地では何がどう違うのでしょう。最初が「現実」で次が「理想」ってわけですか。ちょっと納得がいかない気がします)。
 その後、小屋は再び漂流し、元の場所に戻ります。ユウキの姉が小屋に来て「昨夜の嵐はすごかったね」と言います。ユウキやその友人にとっては漂流してから何日も過ぎているわけですが、ユウキの姉にとっては一晩しか経過していないのです。
 「あれは夢だったのか」とユウキとその友人は思います。しかし、彼らの体や服はすっかり臭くなっていて、何日もの時間が経過したことを証明しています。
 ユウキは小屋を出て、家族と一緒に朝ごはんを食べます。週末までには小屋を出て母屋で生活すると彼は言います。もう引きこもりはやめると宣言するわけですね。めでたし、めでたし……なんだろうか。
 一方、レナの物語はというとーー
 レナはバイトに採用になりすぐに仕事を始めることになります。彼女は女二人、男一人のバイト仲間と小屋を押して移動させます。つまり、ユウキの小屋が漂流するのは、彼らが押しているからなのです。しかし、ユウキやその友人には彼らの姿は見えないし、彼らにはユウキやその友人の姿は見えません(ただしなぜか小屋の窓を通して見た場合だけはお互いの姿が見えることになっています)。
 小屋を移動させているうち年配の女性バイトが熱を出し、やがて死んでしまいます。それほど過酷な仕事なのです。社長はそれでも仕事を続けろと指令を出します。
 男性バイトは「こんなのおかしい」、「もう我慢ができない」と言ってレナとバイトリーダーに脱走を持ちかけます。しかし、男性バイトは脱走途中に川で溺れ、バイトリーダーの女性もレナも会社側の人間に捕まってしまいます。
 気を失っていたレナがはっと気づくと、元の場所ーーレナが採用になった場所ーーにいます。新しいバイトが来て、先輩バイトのレナに仕事の内容を尋ねます。レナは「私、この仕事はもう辞めるの」と言って去っていきます(新人バイトが「荷物運びには慣れてます。演劇やってるんで」、「トラブルには慣れてます。演劇やってるんで」と二言目には「演劇やってるんで」と言うところで、中野さんと私は大笑いしました。でも、これって演劇をしている人間にしかウケないギャグですよね)。
 二つの物語は寸断され交互に置かれていますが、交差することはほとんどありません。交差があるとすれば、それはユウキとレナが小屋の窓ごしに相手を見つけて必死になって呼びかけるが、相手は気づかないというところと、レナが家族に書いた手紙が宛先不明で戻ってきて、ユウキの小屋の郵便受けに入れられ、ユウキが手紙を受け取るというところだけです。
 しかし、ラストでようやくユウキとレナは顔を合わせます。部屋を出ることを決めたユウキのところに新しいバイトとして宅配便を始めたレナがやってきて荷物を渡すのです。
 お互いどこかで会ったような気がしていますが、何も起こりません。レナが胸につけている名札を見てユウキが「レナさんですよね。僕はユウキです」と名乗るだけで、二人はそのまま別れていきます。それが「粋」なのだ……というか、表面的には何も変わらない、でも二人の内面では大きな変化が起こっているということなんでしょうか。
 この芝居の最大の魅力は一人の役者が取っ替え引っ替えいくつもの役を演じることです。最初から最後まで一つの役を演じるのはユウキとレナだけで、ユウキの友人を演じる役者はレナの書いた手紙をはこぶ郵便配達の役も演じていますし、ユウキの父親を演じる役者はレナが務めている会社の社長と南海の孤島に住む住民1の役を演じています。
 ユウキの母親を演じる役者は熱を出して死んでしまうバイト女性や戦地でユウキに匿ってもらう兵士の姉も演じていますし、ユウキの姉を演じる役者はバイトリーダーの女性も演じています。もう一人出演している男性は、芝居の冒頭でユウキの小屋に荷物を持ってくる宅配便のバイト役と、南海の孤島の住民2と、戦地でユウキに匿ってもらう兵士と、レナと一緒に脱走して川で溺れる男と、バイトにきてレナに話を聞く新人の役を演じています。
 早替わりも含めて役者は大変でしょうが、それがわかるからこそ見ていてとても面白いと思いました。
 ストーリーの方は……うーん、どうなんだろう。
 ユウキの物語は、半分『オズの魔法使い』、半分『青い鳥』ってところですか。つまり、ユウキは冒険を通して成長した、引きこもりをやめて現実と向き合うことができるようになったというわけです。
 でもなあ……無人島での経験と戦地での経験が彼を成長させたと言われても、ちょっと納得できない気がします。飛行機が墜落して無人島に住んでいる7人や、戦地で負傷したり死んだりしている人々は、ユウキを成長させるためだけの存在だったような気がして、「それってどうよ」、「ユウキは救われたかもしれないが、彼らは救われないじゃん」、「どうして引きこもりのガキひとり更生させるためにそこまでしなきゃならないんだ」と思ってしまいました。
 そもそも、小屋が流されて世界中を漂流するというのは明らかにファンタジーですよね。そこに戦争というようなリアルなものを入れるのってどうなんでしょう。無人島での生活もファンタジーと言えなくはありませんが、ユウキとその友人は前からそこにいる7人を警戒し脅威を感じているーーそういう部分には結構人間の暗い部分、醜い部分が関係しているわけですから、結構リアルだと思います。
 ファンタジーならファンタジーでもちろん構いませんし、リアルならリアルで構いませんが、その二つを混ぜてしまうとおかしなことになるような気がします(混ぜるな危険!)。
 レナの物語に至っては、不条理なことばかりで、レナが自らの経験から何を得たかはさっぱりわかりません。ただ単に不可解な仕事を強制され、いつの間にかその労働から解放されていたというだけではないかと思います。言い方が良くないかもしれませんが、レナの物語はあくまでユウキの物語を補完するためだけに作られたもので、それ自体は何の意味もないという気がしました。
 とはいえ不快な感じは全くしませんでした(おかしな言い方かもしれませんが、見ていて不快な感じがする芝居も世の中には少なからずあるので、これは褒め言葉です)。
 中野さんと久しぶりに会って語り合えたこと、一緒に食べた塚口のラングルのビーフシチューが美味しかったことも含めて、いい1日でした。
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kachoushi · 11 months
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各地句会報
花鳥誌 令和5年6月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年2月2日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
厨女も慣れたる手付き雪掻す 由季子 闇夜中裏声しきり猫の恋 喜代子 節分や内なる鬼にひそむ角 さとみ 如月の雨に煙りし寺の塔 都 風花やこの晴天の何処より 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月2日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
山焼きの煙り静かに天昇る 喜代子 盛り上がる土ものの芽の兆しあり 由季子 古雛や女三代つゝましく 都 青き踏む館の跡や武者の影 同 日輪の底まで光り水温む 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
桃の日のSt.Luke’s Hospital 光子 パイプオルガン天上の春連れませり 順子 指を向け宙に阿弥陀の春の夢 いづみ 春の川大東京を揺蕩ひぬ 美紀 聖路加の窓ごとにある春愁 眞理子 雛菊もナースキャップも真白くて 順子 聖ルカを標としたる鳥帰る 三郎 印度へと屋根とんがりて鳥雲に 佑天 鳥雲に雛僧の足す小さき灯 千種 学僧は余寒の隅に立つてをり きみよ
岡田順子選 特選句
春陽に沈められたる石の寺 美紀 春空に放られしごと十字架も 同 春潮の嫋やかな水脈聖ルカへ 三郎 鳥雲に雛僧の足す小さき灯 千種 涅槃西風吹きだまりては魚市場 いづみ 聖路加の鐘鳴る東風の天使へと 俊樹 皆春日眩しみ堂を出で来たり 千種 桃の日のSt.Luke’s Hospital 光子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月4日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
春愁の揺れてをるなりだらり帯 愛 立子忌や飯とおさいにネモフィラ猪口 勝利 春眠し指に転がす砂時計 かおり ゆらめいて見えぬ心と蜃気楼 孝子 春潮のかをり朱碗の貝ひらく 朝子 ファシズムの国とも知らず鳥帰る たかし 立子忌の卓に煙草と眼鏡かな 睦子 毛糸玉ころがりゆけば妣の影 同 わが名にもひとつTあり立子忌よ たかし 波の綺羅とほく眺めて立子の忌 かおり 灯を消してふと命惜し雛の闇 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月6日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
この空のどの方向も春日燦 和子 思ひ出はいろいろ雛の女どち 同 うららかや卒寿に恋の話など 清女 鳥帽子の小紐手をやく京雛 希 耳よりの話聞きゐる春の猫 啓子 地虫出づ空の青さに誘はれて 雪 意地を張ることもなくなり涅槃西風 泰俊
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月10日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
裏路地の古屋に見ゆる雛祭 実加 子等笑ふお国訛りの雛の客 登美子 彼岸会の約束交はし帰る僧 あけみ 筆に乗り春の子が画く富士の山 登美子 うららかな帰り道なり合唱歌 裕子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
春夕焼浜の民宿染めてをり すみ子 青粲粲空と湖面と犬ふぐり 都 水車朽ちながらも春の水音して 和子 朝東風や徒人の笛は海渡る 益恵 枝垂梅御幣の揺れの連鎖して 宇太郎 春の婚オルガン春の風踏んで 都
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
啓蟄やボール蹴る子は声がはり 恭子 海近き山の椿の傾きて 和代 啓蟄の光を帯びし雲流る ゆう子 鳥鳴いて辛夷の甘き香降る 白陶 一人言増えたる夕べ落椿 恭子 小気味よき剪定の音小半日 多美女 一端の鋏響かせ剪定す 百合子 ふる里の椿巡りや島日和 多美女 剪定や句碑古りて景甦る 文英 剪定や高枝仰ぐ褪せデニム ゆう子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
雪吊の縄の解かれて睡り覚む 世詩明 家康公腰掛け松や地虫出づ ただし 捨鉢な女草矢を放ちけり 昭子 屋号の名一字継ぎし子入学す みす枝 花冷や耳のうしろといふ白さ 昭子 坐りゐて炬燵の膝のつつましく 世詩明 対座したき時もあるらん内裏雛 みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月13日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
摘草のさそひ届きぬ山の友 ことこ 蒼天に光の礫初燕 三無 陽炎のけんけんぱあの子をつつむ あき子 朝戸風見上げる軒に初つばめ 同 摘み草や孫を忘れるひとしきり 和魚 かぎろへる海原円く足湯かな 聰 陽炎や古里に建つ祖母の家 ことこ 我家選り叉来てくれし初つばめ あき子 陽炎ひて後続ランナー足乱る のりこ 新聞を足してつみ草ひろげたり あき子 つみ草や遠くの鉄橋渡る音 史空
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月14日 萩花鳥会
熔岩の島生き長らへし藪椿 祐子 寝静まり雛の酒盛り夢の間に 健雄 田楽や子らの顔にも味噌のあと 恒雄 雑草も私も元気春日向 俊文 猫抱いてぬくぬく温し春炬燵 ゆかり 子自慢の如く語るや苗売よ 明子 雲梯を進む子揺らす春の風 美惠子
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令和5年3月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
雪吊りのほどけて古木悠然と 笑子 落椿きのふの雨を零しけり 希子 夜半の軒忍び歩きの猫の恋 同 立雛の袴の折り目正しくて 昭子 桃の花雛たちにそと添はせたく 同 口笛を吹いて北窓開きけり 泰俊 手のひらを少し溢るる雛あられ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
雪吊の縄のゆるみに遊ぶ風 雪 奥津城の踏まねば行けぬ落椿 同 まんさくに一乗川の瀬音かな 同 よき言葉探し続ける蜷の道 すみ枝 春眠の赤児そのまま掌から手へ 同 足裏に土のぬくもり鍬を打つ 真喜栄 強東風の結界石や光照寺 ただし 裸木に降りかかる雨黒かりし 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月17日 さきたま花鳥句会
春雨に黙し古刹の花頭窓 月惑 震災の地に鎮魂の東風よ吹け 一馬 春昼や女房のうつす生あくび 八草 ととのへし畝に足跡朝雲雀 裕章 路地裏の暗きにありて花ミモザ ふゆ子 薄氷や経過観察てふ不安 とし江 拾ひよむ碑文のかすれ桜東風 ふじ穂 水温む雑魚の水輪の目まぐるし 孝江 薄氷の息づき一縷の水流る 康子 二月尽パンダ見送る人の波 恵美子 ほろ苦き野草の多き春の膳 みのり 梅園に苔むし読めぬ虚子の句碑 彩香 強東風老いてペダルの重くなり 静子 鉛筆はBがほどよき春半ば 良江
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令和5年3月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
一族の閼伽桶さげて彼岸寺 芙佐子 隠沼に蝌蚪のかたまり蠢きぬ 幸風 セスナ機の音高くして地虫出づ 月惑 この山の確と菫の一処 炳子 石仏に散華あまねく藪椿 要 年尾とはやはらかき音すみれ草 圭魚 茎立の一隅暗き室の墓 千種 春塵の襞嫋やかに観世音 三無
栗林圭魚選 特選句
ビル影の遠く退く桜東風 秋尚 古巣かけメタセコイアの歪みなし 千種 寄せ墓の天明亨保花あけび 同 色を詰め葉の艶重ね紅椿 秋尚 ひとつづつよぢれ戻して芽吹きけり 同 信号の変り目走る木の芽風 眞理子 助六の弁当買うて花人に 千種
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令和5年3月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
元三大師夢のお告げの二日灸 雪 新しき雪夜の恋に雪女 同 恋てふも一夜限りを雪女 同 懐手もつともらしく頷けり 昭子 石庭に音立て椿落ちにけり 同 雛簞笥何を隠すや鍵かけて 同 貸杖の竹の軽さや涅槃西風 ただし 石どれも仏に見えて草陽炎 同 泰澄の霊山楚々と入彼岸 一涓 制服も夢も大なり入学児 すみ枝 露天湯に女三人木の葉髪 世詩明 歩きつつ散る現世の花吹雪 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月26日 月例会 坊城俊樹選 特選句
門出祝ぐ花の雨とてももいろに はるか 花色の着物纏ひて卒業す 慶月 街の雨花の愁ひの透き通り 千種 蹄の音木霊となりて散る桜 政江 フランス語のやうにうなじへ花の雨 緋路 大屋根をすべりて花の雨となる 要 花屑へまた一片の加はりぬ 緋路 永き日のながき雨垂れ見て眠し 光子 宮裏は桜の老いてゆくところ 要
岡田順子選 特選句
金色の錠花冷えのライオン舎 緋路 漆黒の幹より出づる花白し 俊樹 白々と老桜濡るる車寄せ 要 花揺らし雨のつらぬく九段坂 はるか 漆黒の合羽のなかに桜守 光子 花の夜へ琴並べある神楽殿 はるか 春雨や無色無音の神の池 月惑
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年3月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
今昔の小川にしのぶ蜆かな 成子 薔薇の芽の赤きは女王の予兆 ひとみ 潮こぼしながら蜆の量らるる 朝子 餌もらふ鯉をやつかみ亀の鳴く 勝利 突きあげし拳の中も春の土 かおり 持つ傘をささぬ少年花菜雨 ひとみ 涅槃西風母も真砂女も西方へ 孝子 亀の鳴く湖畔のふたり不貞だと 勝利 口紅は使はれぬまま蝶の昼 喜和 長靴の子はまつすぐに春泥へ ひとみ パグ犬と内緒のはなし菫草 愛 息詰めて桜吹雪を抜けにけり 孝子 ふと涙こぼれてきたる桜かな 光子 健やかな地球の匂ひ春の草 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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kyoto-walker · 2 years
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正寿院は、京都府綴喜郡宇治田原町にある高野山真言宗の寺院。創建は800年前、鎌倉時代に飯尾教寺の塔頭寺院として建立。夏季に開催される風鈴まつりが有名で、京都の風鈴寺とも呼ばれる。客殿にある猪目窓と言われるハート型の窓や天井画が知られる。 Shoju-in is a temple of the Koyasan Shingon sect located in Ujitawara-cho, Tsuzuki-gun, Kyoto Prefecture. It was built 800 years ago during the Kamakura period as a sub-temple of Iio Kyoji Temple. The wind chime festival held in the summer is famous, and it is also called Kyoto's wind chime temple. The heart-shaped windows and ceiling paintings called Inome-mado in the reception hall are known. #京都#宇治田原#宇治#正寿院#風鈴寺#uji#kyoto#shoujyiin#fuurinji #fuurin #furin #temple (正寿院) https://www.instagram.com/p/CinaHbRh4Ux/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kyotodreamtrips · 8 months
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f-1uff · 2 years
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「一人でお酒飲んでる」
「そこそこ飲んだ気がする」
「ねえ、おいでよ、誘う人がいなくて」
鳴り響いた携帯電話、嫌な予感が胸を過れば私もステージで歌う人間になっていたのかもしれない。
正午を過ぎる頃。連勤に早朝出勤が常の生活。二度寝三度寝とはよく言ったものだ、私にとっては一度寝でしかない。給水時間は長距離走に必須だろうと。寝具に包まれていたいという欲求の最果てには何があると考える?──ご名答、睡眠に過ぎない。
だから、そう。いつもなら、そんな囀りなんてBGMにして眠るのに。何とは無しに、開いてしまった。液晶の上部分でふこふこと動く通知のバーに、人差し指を伸ばしてしまった。
「んや、寝起きだし連勤続きでちょっと人の形を保てていないので」
「大丈夫、俺も飲みすぎてるしまた今度ね、ちゃんとしてる時に」
「あ、待って、でもやっぱり来てほしい」
「待つよ俺」
「今からシャワー浴びてメイクして服着て電車に乗ってだとそこそこ時間掛かりますよ?」
「すっぴんでもいいよ、可愛いから」
「とりあえず」
見知ったQRコード。水色から緑への誘い。
綴る言の葉を追い、追われる関係においては私自身希薄さを求めていない。特に違和も無く、その四角を受け取った。
「何処行こうかな、今居るお店はホームだからちょっと気恥ずかしいかも」
「お店はお任せしますよ、好きに連れ回してくださいね」
「じゃあ会ってから決めよっか」
──
「駅にはつきましたよ、今何処ですか?」
「迎えに行くね」
ふるふる。着信音。道に迷った挙句現在地さえ把握していない女、その女を探す男。必死になっている声が何だか可愛くて、必死になっている原因は私だと知っているのに、喉が笑いを隠せない。
「こんばんは、お疲れ様です。結構探しましたよね?」
言を交わした相手に"はじめまして"は如何もそぐわないような気がした。生憎此方は生粋の迷子力と我儘な性分、謝罪なんて程々に。歩みを進める彼についていくだけ。
「とりあえず女の子迎えに行くとだけ行っていつものお店出てきちゃった、そこ連れてくよ」
「行きつけですよね?別のお店で良いですよ」
「大丈夫でしょ」
「そもそもどういう体裁で私はそのお店に入れば」
「彼女だとでも言っておく?」
「相当酔ってますね」
昨日は別の子と飲んで泊まっただとか何とか。でも何にも手は出していない、だとか。少なくとも顔を合わせた当日に言うような話ではない内容をはらはらと溢すものだから、此方が動揺してしまった。
途中、すれ違った初老の男性。彼からお店の常連だと紹介され、よく分からないまま手を握り挨拶。紹介される程近しい仲ではないのでは、とか、何とか、表情に出ていなかったかは不安になったが。
扉を開けた先、並ぶ瓶。
カウンターとテーブルが幾つか。雰囲気もお店の規模も、私好みだった。
頼んだアルコールを徳利から飲まないのかと誘うものだから、素直に口をつけた。そこからどれだけ飲んだのかは定かではないが、選んだ肴が同じだったものだからつい笑ってしまった。私がカウンター越しにスタッフと会話している最中、私の手を自分の太腿にするりと滑らせたことを覚えている。服の生地を自慢でもしたいのかと目を向ければ、知らん振りで猪口を傾ける。とんだ人間の隣に座ってしまったものだと。
大方机に並ぶ、というより、冷蔵庫内に並ぶお酒をある程度口にした後。左右だけに透明な仕切り、ひとつの椅子と換気扇。煙草を吸えるのか聞くのとほぼ同時にライターと箱を持った私に死角はない。
燻る煙。目先は火先。片の腿を椅子に預け、ぼんやりと視界の中の文字を追う。私の幸せな時間、の中に突然フェードインする人影。隣に居た男。
「吸い、ましたっけ」
「いや、吸わない」
「どうしたんですか、お水飲んで待っててください?」
「たばこ、って、美味しいの?」
あどけない顔。何だか少しだけ意地悪をしたくなって、煙を顔に吹きかける。避ける間もなく噎せる君が如何にも可愛らしくて、頭部を掌でひとつだけ、撫でた。
「ごめんね、苦しかったね」
もう敬語も何もぐしゃぐしゃだった。一つしか変わらないのだから呼び捨てで構わないし敬語も使わなくてもいいと道中に言われたから、少しだけ崩しても許されるだろう。
私の言葉に返をせず、煙草を眺める目の色。人差し指と中指に支えられた火を、預ける。
「一口だけ、試します?」
一寸の間、けふ、けふりと咳き込む姿。黒目を目蓋で隠す。喉奥に潜り込もうとする異物を体内が拒んでいるのだろう。私が潜めた劣情も、重ねて隠しておきたかった。
少しだけ拗ねた表情が不意に近付く。
厚い君の前髪と、梳いた私の前髪を経て額がぶつかる。重なってしまった、視線。視界の端に、店員と、カウンター客が映る。空間として潜められてはいないのに、瞬間的に世界が二人に閉じた。私の睫毛が君の黒髪を揺らすものだから、何だか面白くて、小さく、くふりと鼻が鳴る。
緩りと傾く顔に、静かに目を瞑ってしまった。
音を鳴らさない、唇を合わせるだけの口付け。ゆっくりと離れていくのが名残惜しくて。線の揺らがぬ瞳を目視して、睫毛を下げた。
柔い皮膚の温度を感じながら、僅かに舌先を伸ばす。絡み合う口内の体温。欲しがったのは何方でもなくて、日本酒の味が微かに薫るものだから、それだけ、それだけだったはず。
──
「この後、どうしましょうか」
「まだ俺が終電あるってことは二人とも帰れるね」
「帰りたいんですか?」
「まだちょっとお酒は飲み…」
「ちょっとコンビニ寄っていいですか、いいですね」
相当飲んだはずだった。四合を空けた後に私を誘った君も、閉店時間までに六合以上を空ける羽目になった私も。そ��割に視界も足取りも問題はなく、駆け込んだコンビニで苺のフラッペとチョコレートを買った。少しでも糖分を摂るべきだという私の判断の横で、お酒を手に持つ姿を認めてしまった。
「…空いてそ」
「何がです?」
「駅直のビジネスホテル、ツインで取っちゃった。帰ってもいいよ」
「来てほしいんですか?」
「うん」
そこから先、何となく浮ついた足。生温い空気に湿りそうな気に添えられた冷えた苺が、酷く美味しく感じた。
──
買い込んだお酒と、お湯を注ぐだけのお味噌汁。私の好きなお惣菜。テーブルに並べるだけ並べて、気が付けば君はバスローブに着替えていた。君が横たわるベッドとは別の寝具に腰掛けて、ぼんやりした声色で声を交わす。
「買ったの、飲む?」
「飲んでもいいですけど、ちょっと眠いかも」
「まあ分からなくは、」
君の言葉の端を閉ざすように、距離を縮めた。
伸ばされた片腕に首を預ける。
「腕、寂しそうだったので」
反射のように私の身体を抱き締める腕は思ったより逞しくて、胸元に顔を埋めた。タートルネックの黒が鼻に擦れる。私の右手は、パイル生地の白を潜り、腰骨の横から背に滑っていく。
「いつも女の子をこうやって誘ってるんです?」
「いや、俺からは手出さないよ」
「へえ…」
首に埋めた声を開き、見つめた瞳。窓から差す街の灯りに煌めく唇が欲しくて、視線を目蓋で切った。
外の電車音と、舌の絡む水音がやけに脳に響く。
服を脱がされたって、ホックを外されたって、心の中は見せない。分かったような気になんて、させない。
外された瞬間、ふるりと輪郭を失う双丘に手を伸ばしておいて。太腿に潜り込ませた膝で、子宮ごと揺らしておいて。
「これで、何をどう我慢するんです」
目の前、胸の飾りに人差指を押し当てれば、喉仏から小さく零れる甘ったるい声。下着を手の甲で撫でれば、兆す熱は明らかだった。
瞬間、視界が揺らぐ。
シーツに縫い付けられた肩。
一瞬だけ重ねられた唇は、身体を這い、下腹に潜り込んで、撫でて、押し込んで、吸って、犯す為の玩具と化す。
数時間前まで、煙を上手く吸えなかった口しか知らなかったのに。一人で触っててなんて、呟けたなんて。
自信はないと溢す君にあんまり自分を卑下しないで、なんて返せる余裕、ある筈もなく。襞を割り裂く欲情に、語彙の失われた低い音の感嘆。答える嬌声は、言葉を交えるにはひとひらが限界。目眩に近いような曖昧な思考の中、得られる悦を伝えるだけの唇で。
「ね、…噛んで」
夜が終わっても、直ぐに煙草には手を出さないだろう。
見上げる先の瞳孔に滲む焔を、見つけたから。
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tanuki-kimono · 3 years
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Miki Katoh kimono design “Mizu Tama Tsubaki“. That matching art depicts the famous heart room of Shojuin temple.
This temple near Uji is very well known because of its inome mado (猪目窓, heart-shaped window) and its pretty painted ceiling.
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miw-s · 4 years
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kyoto trip -1-
数年前に行った京都旅♩*。
今更ですが記録としてポスト
1日目は正寿院へ
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向日葵の風鈴 夏らしくて可愛かったなෆ
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風鈴の涼し気な音色を聞きながらお茶をいただきました
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ずっと見てみたかった猪目窓
ハートの形で可愛すぎる~♡
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これはハッセルで撮ったもの♩*。
この後、伏見稲荷へ。 到着した頃は夕方で暗かったのでフィルムでは撮れず…。またいつかリベンジしに行きたいなෆ
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iamhatsue · 5 years
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正寿院05/Shoujuin 05
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