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#大人のおしゃれ手帖
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furoku · 2 months
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m12gatsu · 22 days
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こんにちは。最近丸橋さんの投稿を知って虜になって読みました。私もかれこれ3年ほど毎日iPhoneのメモにスクショで収まるだけの日記を書いてインスタに投稿したりしているけど、なかなか丸橋さんのようなスマートで豊かな文章が書けない、年齢のせいかしら、読んでる本の量かも、もっと人とナラティブすべきですね。
質問です。丸橋さんはたくさんの本を読んでるけど、何冊かを同時進行したりしますか?その場合これはトイレ、あれは通勤電車、それは入浴中とか分けてるんでしょうか、もしくは一冊ずつ完結させたいタイプですか?気になったので教えてくださいませ。
常に同時進行してます。併読っていえばちょっとかっこつきますか。一冊ちゃんと読み終えたいとは思うけど、途中で飽きたりもするし、別の何かに食指が動いたりもするからこの有様。Amazonのボール紙に入ったまましばらく開けないでいることもあります。いまはリビングのサイドテーブルに町屋良平の『生きる演技』が、寝床のヘッドボードに残雪の『黄泥街』が、通勤用の鞄にちくまの漱石全集の第1巻が入ってます。トレイにはマガジンラックがあって、ユリイカとか現代詩手帖とか、文芸雑誌を置いてることが多いです。
最近の共通テストの国語って、大問一つで複数のテクストを読ませて比較させたりするんでしょう。管啓次郎という詩人が、すべての文章は一冊の本という単位におさまらず、つながっている、という主旨のことを書いていました。この考え方が乱読の罪を贖ってくれる。途中で投げ出した本もすべて読みさしだと思えば、人生は常に読書の途中ではありませんか。
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aya-ebina · 7 months
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2023/09/23
長谷川書店水無瀬駅前店にて、詩集の刊行記念イベント。という名で、一日中軒先に座っていた。
7時くらいに起きるつもりが、6時半くらいに起きた。あんまり早く行っても迷惑だろうし、ゆっくり支度をして、10時20分頃水無瀬駅に着く。長谷川書店水無瀬駅前店はその名の通り、水無瀬駅の改札を出てすぐの高架下にある。長谷川さんがすでに机と椅子を用意してくれていた。
挨拶してから支度をした。わたしが用意したのは机に敷いている布、机に貼っているポスター、見本誌と本立てなど。後ろの筆文字の掲示物は、お店の人とお客さんによるお祝い。なんで「おせんべい」なのかはずっとわからなかった。
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水無瀬駅のある島本町は本当にのんびりしていて、ここが大阪府とは思えないくらい。町の人は掲示やポスターを眺めて、本屋さんに来たい人は入り、入らない人はスーッと通っていく。冷たい無視ではなく、暖かい無関心というか、いい感じに気にしないでいてくれる。たぶん、長谷川書店で何かあるのは日常的な光景だから、というのもあるだろう。
のんびりしましょう、というわけでお客さんの分も椅子がある。座ってもらうとのんびりゆっくり話ができてよかった。現代詩手帖の投稿欄から読んでいるという方、好きなバンドのライブが大阪であるから来たという山口県の方(中原中也賞の贈呈式で話をしたことがあるので驚いた)、はせしょで出会った方々、などなど。
わたしは合間に本を読んだり、油淋鶏を食べに行ったり、詩を書いたり、コーヒーを飲んだりしていた。書いた詩は手直ししてから公開しようと思う。
本の代金以外にもお金を払ってもらって何かする、というのがしっくり来なくて、座っているのでおしゃべりしに来てもらう方針にした。詩集は安くないのだ。それに、トークイベントなんてできそうにもないし、朗読会にはあまり興味がない。
文学フリマでたくさんの人に来てもらったことも嬉しいし、水無瀬駅という小さな駅まで来てもらえたことも嬉しい。イベントごとに違った楽しさや喜びがある。
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ignitiongallery · 9 months
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朗読フェス ’23
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三軒茶屋にある本屋&ギャラリー&カフェ『twililight』で、 心にあそびが生まれる夏の一日を。 翻訳家、詩人、ミュージシャン、俳優、画家、モデル、作家たちの表現を、 からだで聴き、知らないあなたと分かち合える喜びを。
「朗読フェス ’23」を、8月16日に開催します。
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日程:2023年8月16日(水)
会場:twililight (世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
タイムテーブルと料金:
10時45分:開場
11時:柴田元幸(翻訳家)                           料金:1,500円
12時30分:水沢なお(詩人)                            料金:1,500円
14時:浮(シンガーソングライター)                      料金:2,500円
15時30分:菊池明明(俳優)+小山義人(画家)                   料金:2,500円
17時:前田エマ(モデル、作家)                        料金:1,500円
18時30分:安達茉莉子(作家)                           料金:1,500円
20時:butaji(シンガーソングライター)                      料金:2,500円
21時30分:ninoheron(イラストレーター、ミュージシャン)  料金:2,500円(キャンセル待ち)
22時15分:終演
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出演者ごとに定員18名の入れ替え制になります。
2回参加は合計金額から200円OFF、3回参加は500円OFF、4回参加は700円OFF、5回参加は1000円OFF、6回参加は1500円OFF、7回参加は2000円0FF。
一日通し券(キャンセル待ち)は3000円OFFの13,000円です。
件名を「朗読フェス’23」として、
お名前・ご予約人数・当日のご連絡先・参加ご希望の出演者名を明記の上、メールをお送りください。
複数回予約される方は、出演者それぞれのお名前をご明記ください。一日通し券をご希望の方は、一日通し券とご明記ください。
*当日無断キャンセルの方にはキャンセル料を頂戴しております。
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出演者プロフィール:
柴田元幸(しばた・もとゆき)
1954年、東京生まれ。米文学者、翻訳家。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』(東京大学出版会)でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクスン(上・下)』(トマス・ピンチョン著、新潮社)で日本翻訳文化賞、2017年には早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』の責任編集も務める。
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水沢なお(みずさわ・なお)
静岡県生まれ。詩人。2016年第54回現代詩手帖賞、2020年第1詩集『美しいからだよ』(思潮社)で中原中也賞受賞。詩集『シー』(思潮���)、小説集『うみみたい 』(河出書房新社)。
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浮(ぶい) 
米山ミサによるソロユニット。 2018年頃から「浮」としてガットギターの弾き語り、作詞曲を始める。 2019年、FABIENNEより1stAlbum"三度見る"をリリース。 2020年、白と枝、松井亜衣とユニット”ゆうれい”を結成。 2021年、藤巻鉄郎(ds)、服部将典(cb)とトリオ”浮と港”の活動を開始。 2022年11月1日、Sweet Dreams Pressより2nd Album"あかるいくらい”リリース。
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菊池明明(きくち・めいめい)
千葉県出身。和光大学在学中に演劇をはじめる。2008年ナイロン100℃劇団員オーディションに合格、2009年に劇団員となり2023年4月まで在籍。ナカゴー『黛さん、現る!』にて2012年度佐藤佐吉賞最優秀助演女優賞受賞。2021年に第一子を出産、2022年に復帰し、映画やドラマなど映像出演の機会も増えている。公開中の出演作は映画『テン・ストーリーズ』(山西竜矢監督他)、『おーい!どんちゃん』(沖田修一監督)、『家族・する』(渡邉高章監督)。近年の出演舞台はマームとジプシー『cocoon 』、東葛スポーツ『ユキコ』、ナカゴー特別劇場『もはや、もはやさん』、東京にこにこちゃん『シュガシュガ・YAYA』など。
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小山義人 Yoshito Koyama
イラストレーター、ペインター。セツ・モードセミナー卒業。 主な仕事に装画『ベルリンは晴れているか』(深緑野分 著 / 筑摩書房) 、『バグダードのフランケンシュタイン』(アフマド・サアダーウィー 著 / 集英社) 、『首相が撃たれた日に』(ウズィ・ヴァイル 著 / 河出書房) など。
HP https://www.yoshito-koyama.net Instagram https://www.instagram.com/yoshito_koyama/ Twitter https://twitter.com/koyama_13
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前田エマ(まえだ・えま)
1992年生まれ、神奈川県出身。東京造形大学卒業。オーストリア ウィーン芸術アカデミーに留学経験を持つ。現在、韓国・ソウルの語学堂に留学中。モデルを中心に、執筆やラジオパーソナリティ、ペインティングなど、幅広く活動。著書に小説集『動物になる日』(ミシマ社)。『オズマガジン』の他、ウェブサイト『ミシマガジン』『ARToVILLA』『Hanako web』でエッセイ連載中。
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安達 茉莉子 (mariko adachi)
作家・文筆家。大分県日田市出身。東京外国語大学英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関での勤務、限界集落での生活、留学など様々な組織や場所での経験を経て、言葉と絵による作品発表・執筆をおこなう。 著書に『消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ』(ビーナイス)、『毛布 - あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)、『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE 』(三輪舎)、『臆病者の自転車生活』(亜紀書房)、『世界に放りこまれた』(ignition gallery)など。
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butaji
東京に住むシンガーソングライター。幼少期からクラシック音楽に影響を受けて作曲を始める。コンセプト立てた楽曲制作が特徴で、生音を使ったフォーキーなものから、ソフトシンセによるエレクトロなトラックまで幅広い楽曲制作を得意とする。2013年に自主制作したep「四季」が話題を呼び、1stアルバム「アウトサイド」、2ndアルバム「告白」を発売。2021年に3rdアルバム「RIGHT TIME」を発売し、「APPLE VINEGAR – Music Award2022」の大賞を受賞。2022年にはドラマ『エルピスー希望、あるいは災い-』主題歌「Mirage」に作詞、作曲で参加した。ライブでは弾き語りを始めバンド、デュオなどさまざまな形態で活動中。トラックメイカーの荒井優作とのユニット・butasakuとしてもライブ&リリース中。
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ninoheron(にのへろん)
東京を拠点に活動するイラストレーター/ミュージシャン。 バンドや雑誌などにアートワークを提供しつつ自身の制作活動を行う。 2022年9月、1stアルバム『Image』を自主レーベル「MADAM」より発表。 楽曲とドローイングが一冊にまとまった作品集となっている。 uri gagarnやgroup_inouのメンバーとしても活動。
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宣伝美術:ササキエイコ
企画:twililight
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tutai-k · 9 months
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わたしはいつも、まにあわない
先日、注文していた本が届いたから取りに来いと、いつもの書店から電話があった。小学生のころからずっと通っていた地元の本屋は、安定した収入が得られるようになってからは、月給の一割ぶん、かならず本を買うようにしていた。この日もその注文の品が届いたという電話だった。いつものように、「はいはい、行きます」と返事をして、そこで電話が切れるかと思ったら、「今月の末で閉めます」と言われた。 「えっ」という声は出たが、何を言えばいいのかわからなかった。「e-honで頼んである本があるから、また行きます」そう言って、電話を切ってしまった。
外食に行く金があるなら本を買ってくれと言っては親の機嫌を損ねるような子どもで、お小遣いをもらえばすべて本につぎこんでいた。
「なかよし」やコバルト文庫を買いに通った日々。 小学六年生のころ、お年玉で国書刊行会の「黄金の夜明け魔術全書」を買った。「こどもが一万円を超える本を注文するなんて、怒られたらどうしよう」と思いながらした注文はすんなりとできて、一ヶ月後、分厚い箱入りの本が届いた。 そこから興味が広がって、あの頃はまだ背表紙が黄色くなかった河出文庫の『黒魔術の手帖』を買った。あれが、長く付き合うことになる澁澤龍彦との出会いのはじまりだった。 中学生のときには、新聞の書評欄で見た高原英里の『無垢の力』を注文した。この本が紹介している本を全部読もう、と注文できる本は全部注文し、やっぱりそこから興味が広がって――森茉莉の『薔薇食い姫/枯葉の寝床』の講談社学術文庫を取り寄せてもらったとき、1000円を超える「文庫本」が存在することに衝撃を受けた。いまでは文庫も1000円を超えるのが当たり前だけれど、当時は4~500円で買えたのだ。 十代半ばは、熱心に投稿をしているころでもあった。コバルト本誌に詩や小説を投稿していたから、投稿作が採用されているかどうかをたしかめにもかよっていた。自分の作品や名前が載っているコバルト本誌を買って帰るとき、いつも、「いつか小説家になって、この書店にも本が並ぶのだ」と思っていた。
車、カメラ、服飾品、三ヶ月に一度のアフタヌーンティ……それなりのものに金を使ってはきたけれど、わたしは、人生でいちばんなにに金を使ったか、それも「どこに」金を使ったかと聞かれれば、きっとこの書店に違いない。それくらいに、とにかくここで本を買いつづけてきた。 生活費を除く可処分所得のほとんどが、この書店で買う本に変わった。
地方の書店で本を注文して届けてもらうと、一ヶ月はかかる。新刊本は、発売日には届かない。Amazonで本を買えば、取り寄せなんてしなくてもいい。インターネット書店も充実していて、一ヶ月近く待ってどうしてそこで本を買っているのか、と言われれば、わたしはただもう、「この町から本屋がなくなってほしくなかったから」としか言いようがない。 インターネットを使いこなして本を買うことは、だれもができることではない。子どもや、老人。本が欲しいと思ったら、書店へ行かなければならないひともいる。わたしもそういう「子ども」だった。Amazonというシステムが自由に使えるようになったのは、大学生か、社会人になってすぐか……それくらいだけれど、それまではわたしは本へのアクセスは、実際の書店へ行って本を買うしかできなかった。そんなひとはまだこの土地にはたくさんいて、そんなひとたちが「本を買う場」を、保ちたかった。わたしは本を買いつづけた。
今日は給料日だった。今月の給料の、「使える金」はすべてこの店で本を買うために使おうと思っていた。薄っぺらい給料袋を持って店に行き、本を腕に積み上げた。『トランスジェンダー男性学』と『これからの男の子たちへ』が面陳されていて、最後まで誠実な書店であろうとしているのだなと思う。地元の島を描いたルポルタージュが刊行されたときも、この書店は、丁寧に丁寧に、好奇心に抵抗するようなPOPをつけて売っていた。 レジに並んだ。 わたしのまえに並んでいたひとが、「高校生の頃から通っていたから、なくなってしまうのがさみしい」と店主のおじさんに話していた。だから、わたしは、なんだか何も言えなくなってしまって(二連続でそんな話をされたらおじさんもきっと困るだろうと思って)いつものように、ただ黙って本を買った。 「しおり、ほしいだけ持ってって」とおじさんに言われた。たくさん本を買った。いつもだいたい、1冊の本につき、3つくらいしおりを入れてくれる。今日もおじさんはひとつかみくらいしおりをいれてくれて、わたしはレジの横にならべてある、きれいなしおりを1枚だけもらった。
書店がなくなるのだ。わたしはこれから、どこで本を買えばいいんだろう。――新しい職場が書店なので、本は買おうと思えばそこで取り寄せてもらえる、だからこんなことを思わなくてもいいのに、「わたしはこれから、どこで本を買えばいいんだろう」とずっと考えている。 町から本屋がなくなってしまう。本が欲しいと思ったとき、インターネットにアクセスできず、この書店に行って「あの本が欲しい、この本が欲しい」と言っていた子どものわたしが途方に暮れる。
書店を出る。車に乗る。 まにあわなかったな、と思う。 今年の九月に、同人誌じゃない本が出る。日本全国、いろんな書店にこの本は旅立っていくのだろう。だけど、どこよりも、この本を、わたしはこの書店に並べてもらいたかった。 わたしの本との出会いを支え、そして、わたしの小説の資料を、物語の血肉を、つねにわたしに与え続けてきてくれたこの書��に、「わたしの本ができたんです」と言って帰りたかった。 わたしの本を、きっと丁寧に丁寧に売ってくれただろう書店に、わたしは間に合わなかった。
もう一週間ある。 なんとかお金の算段をつけて、もう一度ここで本を買いたい。
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manganjiiji · 11 months
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弱りの色は愛
あたらしい仕事が始まろうとしています。新しい人たちの名前を覚えなければならないのでやや緊張。とはいえ、ほぼ緊張していないにひとしい。そのむかし、初めてのアルバイト、通信販売の受電オペレータを19歳にやっていた時には、何ヶ月たっても緊張でかならず下痢をしてから勤務していたのに。今は初めての仕事の前日もただ楽しみしかなくてへっちゃらすぎる。この世界に慣れた。なんというか、仕事で死ぬことはない。そのことが体感ではっきりとしているから、もはや安心の域まである。わたしは働くことにかなり向いていない人間だと思っていたし実際そうだったのだが、実は働くことがかなり好きで、好きが高じて続けているうちに、だんだん苦手意識がなくなってきたし、余裕というか落ち着きというか、こころの平静ができてきた。強迫的にずっととにかく「働かなければ」と思って働いてきたが、実はそれが好きだったので助かった。こういうことばかりだな、と思う。生まれつき持っているものに救われてばかりだな、と思う。かなりのラッキーゴーハッピー人間である。生まれつき人が好きだし、生まれつき世界にわくわくしているし、生まれつき夢があるし、生まれつき何でもやってみたいほうだ。ただしこの性質は第二次性徴の発現とともに突然去来した。それまではかなり内向きで人見知りで人嫌いでとにかく家に閉じこもっていたい子供だった。15歳まで、私の「生まれつき」は鳴りを潜めていたようだ。高校入学でとたんに明るい世界に放り込まれたのも大きい。良い高校、穏やかな高校に入れてよかった。すべて運で渡ってきている。自分に合った高校に入ることができたのは、たまたま文字を書いたりものを考えたりすることが好きで記憶力が(学年の平均よりも)良く、定期テストで常に上位を取ることができたから。それは完全に生まれつきのラッキーなのである。そしてラッキーはその後も続き、高校の勉強を1秒もしていないにもかかわらず奨学生として無料で1つ目の大学に入ってしまったり、自力で(?)浪人して頑張ろうと思っていた2つ目の大学の一般試験をいちおう受けたら紛れで受かってしまったり、目星をつけた企業とたまたまうまが合い、そこしか受けずに就職が(4年生になる前に)決まってしまったり、会社の人たちに恵まれて、なんと病院に連れていかれて10年間病気だったことが発覚したり、友人の導きにより良い医師に巡り会えて治療が成功したり、職場に恵まれたり、職場に恵まれたり、職場に恵まれたりした。運が良すぎではないか?と思うし、他人に僻まれて然るべきだと思うのだが、むやみに他人にマイナス感情を抱かせるべきではないので、自分のラッキーについてはあまり口外しないようにする。している。多分。
今月はぎりぎり忘れずにカウンセリングに行くことができた。カウンセリングもおのれのラッキー体質により(千石清純か?)すごく運命的に最高の先生と出会って、すごく納得して、というか満足して利用させて貰っている。おそれおののくほどに、おそらくカウンセリングの効果が出て、病状も安定している。この日は祖父の葬式の日のことを思い出したり話したりして少し泣いた。祖父は私をとても愛してくれた人で、この人のおかげで私は人間的にぐれずに済んだ。カウンセリングでは親の話と兄の話が中心だ。この人達と私との間にあった物ごとや感情を整理することが、私のかかえる荷物の、ゆうに八割以上にのぼるので、先生の手を借りて、どうにかすこしずつ、伝えては褒められたり慰められたりしている。ずっと助けてくれる大人、私の話を聞いてくれる大人がいてほしかった。話せば話すほど、そんな大人が一人も周囲にいなかったことに愕然とするが、いま、先生に話して「子供の私」が遡って「手当て(treat)」されているので本当に良かったと思う。
國分功一郎の新潮新書『目的への抵抗』を買ってその日のうちに読む。『暇と退屈の倫理学』を買ったままほとんど読んでいないので読まなければなと思った。アレントへの言及も多かったので『人間の条件』も読む。ハンナ・アレントについては副読本?を2冊買っていて、こちらもまだ読んでいない。まとめて本棚から引っ張り出した。それからホイジンガの『ホモ・ルーデンス』も重要だと思ったので読む。
新潮の6月号、現代詩手帖5月号(新鋭短歌特集)を買う。新潮は村上春樹の新刊の読み方を7名ほど(たしか)寄稿していたので買おうと思った。黒田夏子氏の作品もあり嬉しい。川上弘美もあり。巻頭は本谷有希子。趣味が合うな、新潮。現代詩手帖を開くのはもう少し先になりそう。前回書いたかもしれないが藤井貞和『よく聞きなさい、すぐにここを出るのです。』を読んでいるので、詩はいままだ頭がいっぱいだ。メキシコ湾に沈む金メダルみたいなやつがとても好きで今日も読んだ。これを読んで癒されてくれと思い、友人にもメッセージを送って薦めた。友人は先頃目が見えるようになってきたらしい。半年ぶりに「外」に出たと言って草花の写真を送ってきた。にしんぱいさんのご本を2冊欲しいと言い、強欲な…と思いながら「伝えておきましたよ」と言うと、その頃まで生きていられるといいなあ、みたいなことを言うので、意地悪だなと思った。もちろん本人にその気はなくて、本当にそう思ったから言っただけなのだろうけれど。本当にそう思ったことをそのままにしか言わない人だ。
新しい町に慣れてきた。新しい部屋、新しい机は快適で、とても有難い。部屋探しでもラッキーを発揮してしまった。食べるものを作ったり、洗濯をしたり風呂に入ったり、掃除機をかけたりしている。そういうことがとても好きだ。料理以外の家事が好きだ(甘いもの以外を食べることにはいちばん興味が無い)。もう4時を過ぎると外が明るくなってしまう。今は4時半を過ぎているので本当に朝。もう少し何か書きたいことがあった気がするけれど寝ます。最近はいつもあんスタの燐一(りんひい)を書きたいということを考えています。そのまえにメインストの第一部を読み終わらなければならない。あんスタは音ゲーとして楽しく好きなので毎日楽しく叩いているが、いつの間にかキャラクターの良さに飲み込まれてしまった。ひひひ(日日日)のラノベ文体というか、な、ストーリーに私は適性があり、ふつうに「あんスタおもしれ〜!(ド興奮)」と思いながら読んでいる。
ここのところよく流れてくる話題はやはり「差別」について。トランスジェンダーに関しては、LGBT法案がほぼ成立の見通しになったためやや落ち着いた。今日は「世界のサプライズ動画」についての論難が多かった。G7広島サミットは終わったが、やはり外交・軍事関係の話が多い。広島サミットは、かなりよくできていたと思う。岸田総理のツイートの言い回しは上手かった。各国首脳の平和記念公園、原爆ドームの見学により、「あやまちはくりかえしませぬから」の主語が、これで晴れて「世界」(日本ではなく)になった。というツイートがあり、まあそれは前からそうだろうとは思ったが、名実ともに、というか、名目の上でも、というのは大事なことだ。ちなみに岸田総理の言い回しは「核を使用しない、核で脅さない」ということだった。単純だがこの言葉にたどり着き抜き出すのはかなり難しい。正解だと思うので素直にすごいなと思った。
2023.5.24
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blue-belta · 1 year
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巨匠たちのぬりえ
先週、 #練馬区立美術館 へ 「 #本と絵画の800年展 」を見に行きました。
お目当ては中世写本だったのですが、そこで思わぬものを見つけました。
1951年(昭和26年) #暮らしの手帖 社が刊行した 「 ぬりえ 」が展示されていたのです。
監修、編集は、 #梅原龍三郎 と #安井曾太郎 。
2人が選んだ当代の有名画家たちによる #塗り絵 と解説で、 #小磯良平 #熊谷守一 #鈴木信太郎 、 #宮本三郎 などなど錚々たる方々が名前を連ねています。
大好評で版を重ね25万部の大ヒットだったそうです。
水彩絵の具やクレヨンの品評もされていて、クレヨンの試し描きが展示されていました。
そこには #ホロ馬車クレヨン #王様クレィヨン 、#サクラクレヨン の3つの名前があったのですが、私はサクラ以外は知りませんでした。
ネットで調べたところ、ホロ馬車クレヨンはホーローの看板1枚だけ見つかりましたが手がかりなし。イラストはその看板です。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。
王様クレィヨンは、今もあります。
正確にいうと、一度はクレヨンの製造をやめられたのですが、お客様からのお声があり、また復活されたそう。
その辺りの物語は、王様クレィヨンさんのサイトにありますので、読んでみてください。
群馬の会社だからから、西日本でサクラクレパスが優勢なのか、私は使ったことはないです。
サクラのサクラクレパスは、当時はもうできていましたが、ここではクレヨンを試し描きしたようです。
クレパスは柔らかく、クレヨンは少し硬いのかな。
イラストは当時のクレパスパッケージだと思われるものを描いてみました。
「塗り絵」というと、ファインアートの方からは軽く見られることもあるのですが、ファインアートの巨匠たちが作っていたという事実に心強くなりました。
もちろん絵画のクオリティは遥かにおよばず、私の作る塗り絵とは別物だとわかっています。それでも勇気はでるかな。
「本と絵画の800年展」は4月16日まで。中世写本は一部を除いて写真撮影ができます。
それは後ほど別のページに描くつもりですので、また見てくださいね。
巨匠たちのぬりえについては、「暮らしの手帖 ぬりえ」で検索してみてください。暮らしの手帖社のオンラインショップのブログがヒットしますので、ぜひ読んでくださいね。
もちろん絵画のクオリティは遥かにおよばず、私の作る塗り絵とは別物だとわかっています。それでも勇気はでるかな。
「本と絵画の800年展」は4月16日まで。中世写本は一部を除いて写真撮影ができます。
それは後ほど別のページに描くつもりですので、また見てくださいね。
#art #coloredpencil #drawing #pensketch #travelersnotebook #色鉛筆 #トラベラーズノート #ファーバーカステル #ポリクロモス #fabercastell #polychromos #sketchjournal #スケッチジャーナル #1日1絵 #イラストグラム #今日何描いた 教室何描こう #絵を描く暮らし
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montagnesposts · 1 year
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不誠実日記 元ちとせの流れるラーメン屋にて
色欲を戒めよと忠告を受けた友人を馬鹿にしておきながら、自分はある程度の節操も大事かなどと思うのみに留まる。11:00、小池の家を出て丸の内の多摩美プロダクトの展示へ向かう。道中3pのアポが入り東新宿で下車し駅前のホテルに入室。Kさんの連れてきたウケがそんなにタイプではなかったため一旦2人の世界に集中する。16時からのミーティングまでに見なければならない展示はあと2つ、シャワーを浴びて服を着て出る。道中マックでエビフィレオの単品のみ頼みつつ、13:00にgood design marunouchiに到着。廃材のリサイクルやアップサイクル、探求を各学年ごとのリサーチとともに展示するもの。まあわかるんだけど結局ゴミの再生産じゃん?みたいな域から出られてなくて、じゃあそのカーペットやらカバンやら飯盒やらが作られなくてもうまい飯って食えるじゃん、みたいなところに目を向けた野良の魂に出会えず、そこそこにして移動、竹尾見本帖本店へ。年賀状大喜利は壮観で、目当てのUMA以外にも有村さんやカイシトモヤさんなどが見られて喜ぶ。ただ、さすがuma。ウサギのフォルムがやわらかくエンボスされているだけだがその存在感よ、他にもいくつか知った人もいて、来年はちょっと頑張ろうと思う。
ミーティングまでかなり間が空いてしまったところで、横浜にすむNさんからのアポ。致すだけというのもなんだかもの寂しくご飯の誘いも同時に返すと、「一旦してから決めましょう、お互い遅くもなれないことだし」 とつれない。やるだけやって終わりなら新大阪行きの終電にも間に合うため、ネカフェに落ち着くなど含めどう転んでもオーケーか、と東横線で早めに横浜入りし、駅前ビル7階スタバからのリモートでミーティングを終え17:00。19時の集合時間までは、金沢の旅程を決めたり写真の補正をして暇を潰す。駅からのんびり歩きつつ、Nさんの帰宅や部屋の片付けを待ち、猫を飼い始めてから猫アレルギーを発症したというNさんの家にお邪魔する。一時間ほど滞在。遠征先、当面会うこともないため多少の恥はかき捨てと見て、相手のリードに任せて大いに波に乗る。史上稀に見る良い夜となった、という旨のLINEは園田に無視されてしまったが、とにもかくにもこの限りの夜を熱中した。飯の誘いがあれば終電は見送りネカフェで寝泊まりし、誘いがなければ新横浜からの新幹線に飛び乗ろうか、など算段を組み立てながらシャワーを出、自身のプレゼンスを省みながら服を着るもラーメンの打診あり息をつく。駅前まで一緒に歩く。
鬼のように野菜の乗った一盛りを徐々に崩しながら、お互いの寂しさについて話す。4人兄弟の末っ子、姉、姉、兄と家族構成をもつNさんはやはり末っ子らしい恋愛観で、ややめんどくさそう。が、この顔でめんどくさいのはもうOKだろと思いつつ、もし彼のために横浜まで転勤できるかときかれればやはり難しいとも思う。相手はいるが小康状態であること、興味のある分野や事象についてひときり話すも、やはりどこかマッチングアプリ特有の凡庸な会話にむず痒くなり、最中、一晩の思い出として輝きを放つ方向にシフトしてよかったと思う。しかし重たく二枚目なNさんにせがまれては断れず、LINEを交換し別れ21:30。いくつか素泊まり先を案内してもらい、しっかり新幹線の終電を逃したところで夜行バスの存在に気づき、急ぎ予約。鍛治橋に向かいつつ、途中マックで写真の補正をするなど時間を潰し、24:20乗車、ほどなくして就寝。
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oumikonomi-memo · 1 year
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2022年。今年は去年よりは色々と発表できた年でした。 とはいえ、くだん書房での展示、Glacier Bay Booksから出版された本、漫画の手帖… 様々な方の尽力のおかげで叶った事ばかり。心より感謝申し上げます。本当にほんと〜に、ありがとうございました。
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原画展について
くだんさん主催の展示第二弾、今回はくだん書房に作られたスペース内にて行われました。
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主催の藤下さん、とても素敵に飾り立ててくださった小杉さん、おいで下さった皆さま、作品をお迎えくださった方々、ありがとうございました。
私は残念ながら会期中に伺う事は叶わなかったのですが、とても楽しかったです。
くだんさんには展示の他にもイベントにて本を委託してくださったりと、大変お世話になりっぱなしです。いつもありがとうございます。
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「From This Flame」について
https://glacierbaybooks.com/product/from-this-flame/ 短編集同人誌の「焉・これにて」が、全編英語翻訳・素敵にリデザインされてGlacier Bay Booksより出版されました。 自分の中で革命のような出来事でした。とてもとても、素晴らしい仕上がりの本なのです。 漫画に溶け込み寄り添っている翻訳、素晴らしい解釈が成されたデザイン、元の本の印象に沿った紙と高クオリティで美しい印刷。宝物のような一冊になりました。 たくさんの方々に読んで頂けた事も、とても嬉しく、有難く思います。 Glacier Bay Books、ありがとう~~~!!!!!
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漫画の手帖84号について
表紙と漫画2Pを寄稿しました。 いつもお世話になっています。とはいえ、一年振りの掲載となりました。 表紙絵の中央の色替え部分は編集長が自前のお洒落センスでやってくれました。 めちゃめちゃかっこいいので、と~~~~っても気に入っています。 それと、この鏡の絵になった経緯についてですが… 元々個人誌の表紙にしていたものを編集長が気に入ってくださり「これを表紙に」と最初お話頂いたのですが、「新しく描くので旧作は以前のように(No.79)裏表紙にしてください」とお願いしまして、折角だから関連性のある絵を描くか…という事でこうなりました。 ページ割の都合上今回裏表紙は掲載されませんでしたが、この作品↓の22年版の作品なのでした。(デザインが随分異なっているのは、この個人誌内の漫画の一場面にこの表紙イメージを重ね合わせたものだからです。ややこしいですね。)
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漫画の手帖はね、いつメンの方々もニューウェーブな方々もしっかり面白いのでもっと仲間入りしたいのですが、2、3Pくらいの丁度いい漫画のネタが最近難しいというのと遅筆なのも相まって、中々…。来年も一回は必ずどこかで参加したいですね。
自らの行いが自分の未来を作っていくというのはそりゃそうだという話なのですが、描いてきた作品たちが結んでくれた縁によって新たな作品が生まれる…というのは、なんだかとても不思議な感じがします。 そして、私の気分や心の変化によって描くものが年々変わる中、以前から作品を見守り続けてくださる方々、新たに出会ってくれた方々。皆さまのおかげで活動が成り立っています。いつもありがとうございます!
ここまでがお世話になりましたシリーズでした。
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COMITIA142について
2年半振りのイベント参加でした。 スペースに足を運んでくださった方々、お会いできて本当に嬉しかったです!ありがとうございました。 新刊にもなった「マリーベル」シリーズについてですが、来年中に描き切れてない部分を全て完成させたいなあと考えています。話の結末はもう着いているので、公表していない設定部分の補足を、ぼちぼち…。悔いの無いようやっていきたいです。 それと、来年こそ短編集2を! 言った方が実現しそうなので、宣言しておきます。
それでは!
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furoku · 4 months
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福永 理想的ですね。それは活動のベースになるものを前提として説明しないでも成立するからですよね。もちろん深くこれまでの作品のことを知ってもいいんですが、それがなくてもかまわない。「自分はこういうことをやっている」と最初から全部説明しないといけないのはどこか寂しい。自分の内面から何かものをつくっているひとだと、そうしないと作品が成立しないんでしょうけどね。でも伊達さんは内面がないので。
伊達 うん。
福永 うんって(苦笑)。
伊達 あるけれど、あんまり大事なものではない。
福永 内面は外に置いてきたという感じかもね。つまり、からだを動かしたり、ものを考えたり、いろいろとやってるうちに、かろうじて出てくるものとして内面があるんでしょうね。
伊達さんがあまり有名にならないようにしているようにも見えるのも、そのことに関係してるかもしれない。消費されないように、というか、「消費」という目線を周囲につくらせないようにしていると思うんです。
伊達 それを揺るがせるようなことがときどきあるんですよ。テレビの取材とか。でも出てみたら意外と何の反応もなかった。どこまでオーダーを受け入れたらいいのか、さすがになんとなく見えてきてはいますね。
福永 「何の反応もなかった」というのはすばらしいですねえ。消費されなかったということですからね。
伊達 活動しているその内容がメインになるはずなのに、それが存在表明になると深い悩みを抱えますからね。建築物ウクレレ化保存計画っていう名前を考えたときに「これで『伊達伸明個展』って言わなくて済む」と思ったんですよね。今はある程度落ち着くところに落ち着いたなと思いますが。
福永 持続してきたからですよね。
伊達 見るひとは始めは「ウクレレの伊達」だったのが、「ひとの話を聞き取る伊達」となり、「まちのコンテンツをどうにかする伊達」と、観るひとが拡大解釈を続けるから、次にどんな枝葉が伸びるかわからない。展覧会も僕が伸ばした枝葉とは違うところをテーマにするんですね。それは終わりは見えない。
福永 お話を聞いていて、伊達さんには内面がないというか、自分のなかにあって他人には見えない世界をつくるのではないんだと思いました。「物質そのものへの視線」だけがまずあって、そこから人間の感情が出てくるという順番ですね。だからそれはあらゆるところに見つけることができるし、子どもから大人へみたいな順番も関係ない。そして、大きい音で驚かすんじゃなくて、誰もが笑っちゃうようなアプローチをしているっていうところが魅力なんですよね。
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aya-ebina · 4 months
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2023年の振り返り
今年も残すところあと1日なので、できごと別に振り返りをします。概ねよい1年だったし、来年の年末にもそう思えるようにしていきたいです。
★詩のこと *詩集について 目標としていた詩集を出すことができた。七月堂から8月20日に『あかるい身体で』を出版した。といっても自費出版で、年始の文学フリマ京都7が終わってから、わたしの手元に100部で見積もりしてもらい、手が出せない金額ではなかったので製作を開始した。中身に関しては、収録作品も配列も自分で決めた。装丁は完全にお任せして、好きな色だとか詩集のイメージだとか、好きな用紙をお伝えしたところ、綺麗に作ってもらった。中身は自分で頑張るから見た目は他の人にお洒落にしてほしい、と思っていたのでそれが叶った。
謹呈はわたしからはしていなくて、七月堂が出版・マスコミ関連に送ってくださった。『現代詩手帖』10月号の詩書月評欄と12月号(現代詩年鑑)の新鋭展望欄、ガーネットVol.101で評していただいた。謹呈をしなかったのは、送っても読まれるかどうかわからないし、親しくない人に送りつけるのは気が引けて、それより買ってでも読みたいと思ってくださる方に文学フリマなどを通して届けたいと思ったから。手元には半分くらいあるので、Storesでオンラインショップを開き、来年も文学フリマ大阪には出る予定だ。 文学フリマは大阪と東京に出て、同じくらいの売り上げだった。わたしの気力・体力では大阪の規模が限界なんだなあと思ったので、しばらく東京には出ないつもり。東京が売れなかったというわけではないのだけど、人混みが凄まじくてそれに疲れてしまったし、雰囲気がより商業の場という感じがしてしまった。
詩集に関連して長谷川書店水無瀬駅前店で「おしゃべりと詩と何か」と題したイベントを行った。ただ軒先に机と椅子を置いて座っていた。おしゃべりしてくれる方も詩集を買ってくださる方もいらっしゃって、文学フリマなど人が多い場所とは違って、ゆったりのんびりできたのがよかった。着実に詩集が届いている感じがした。わたしの詩が初めて投稿欄に載ったあたりから、長谷川さんに詩を書いていることを話していて私家版詩集を置いてもらっていたので、イベントができて嬉しかった。いつ行っても、昨日も来ていたかのように迎えてくださるところも嬉しい。
それから、機械書房さんでどーんと私家版詩集を販売していただいた。岸波さんがTwitterで『きょりかん』をはじめ私家版詩集について言及してくださっているのを見ていて、本屋さんを始められるということだったので思い切って連絡して見た。そうしたら、今までにない数をまとめて仕入れてくださった。こんなに一気に納品してよいのかしら、と思いながら送った。結果、『声を差し出す』はあと1冊になっていたはず。『あかるい身体で』もたくさん置いてくださっているし、文学フリマでも「岸波さんに推されていますね」などと声をかけられて、こうして応援してもらえることは本当にありがたい。
私家版詩集と違って、丸善京都本店に並んでいるのも、12月20日に紀伊国屋書店新宿本店に行ったらまだ平積みになっていたのも嬉しかった。 中原中也賞に応募しているので、今は「二度あることは三度ある」と思って候補になることを願っている。候補になったら、「三度目の正直」と思うことに決めている。
*合評会のこと 詩の水辺と題して合評会をしている。誰も来なかったらどうしようと思っていたけれど、わたしを含めて3〜4人の参加者でこぢんまりと続けられている。あんまり多いと収拾をつけられる気がしないので、ちょうどよい。最大でも6人と思っている。
★生活のこと *映画を見る これを目標に挙げていたが、失速した。何回かは映画館に行ったのだけど、映画の上映時間は前週の木曜日くらいにならないと発表されないので、土日で予定を合わせにくかった。そこでAmazonプライムに入って、プライムビデオで見るようにした。見たいものが意外とあるのにウォッチリストに入れっぱなしにしており、月1本も見ていないと思われる。来年は月1本、年12本は見られるといいな。
*推し活 2021年1月からずっとロックミュージシャンを追いかけており、今年は5本のライブを見た。32歳にして初めてライブハウスに足を運んだ人間としては、多いなあと思う。ファンクラブ限定ライブ、ワンマン、ツーマン、イナズマロックフェス、ワンマン。2回東京まで行った。いつか飽きるのではないかと思っていたけれど、全然そんなことはなかった。ライブに参加することや懸命に活動し活躍の幅を広げている姿などが生活の励みになるので、生活に支障をきたさない範囲でこのまま楽しんでいたい。 余談だけれど、「ライブ参戦」という言い方がなんだか違うと思うようになった。あと、即売会をはじめ買い物における「戦利品」も。実際に世界で戦争が続いている中で、娯楽に対して「戦」という単語を使うことへの違和感がある。ライブは観に行くものというより自分もその空間でライブを作っているから「参加」という言い方に、買い物は「購入品」と言おう。
*仕事 海老名絢として働いているわけではないので、あまり仕事については語らないようにしようと思い始めた。転職して丸1年が過ぎ、環境も収入も好転した。わたしは事務担当なので、どうしたってルーティンワークの側面があるけれど、部署の特性上ルーティンが月次や四半期・年次で回って種類も多いので飽きない。徐々に任せてもらうことも増えた。あと、はちゃめちゃにお金を使ったのに貯金が底をつかなかったので、というか底をつかないという目算が立ったためはちゃめちゃに使えたので、収入面でも非常にありがたかった。詩集を出し(数十万の単位)、iPhone SEの調子がおかしくて思い切ってiPhone15を買い、ライブと文学フリマで東京に3回行き、ライブ等でグッズを買い、高山と富山を旅行したのだった。
★その他雑感 詩も日記も感想もとにかく1冊のノートに書くようにして、今年は4冊使った。意外と書くことがある。書いておけば安心して忘れられるし、逆に記憶にも残る。年始に書いていることを読んだら、今も思っていることもあればすっかり忘れていることもある。読み返したら、半分他人みたいで面白い。それに記録をしておくと、そこから詩が生まれるようだ。あるいは、感覚の記録が詩となる。 今年は変に気を張らずに過ごせたような気がしている。強がらずにというか、わりと自然体だった感じ。これは年齢を重ねることの利点かもしれない。自分の得手不得手・限界などが見えてきて、それで何を自分は大事にするのか、どう生きるのかを考えると無理をしている場合ではない。無理をして続けると本当に自分がダメになるので。
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ignitiongallery · 1 year
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『ワンピースのおんな』刊行記念写真展
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3月29日(水)より、『ワンピースのおんな』写真 宇壽山貴久子、文 すまあみ(草思社)の刊行を記念して、twililightで写真展を開催します。
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『ワンピースのおんな』刊行記念写真展 会期:2023年3月29日(水)~4月10日(月) 会場:twililight(世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分) 営業時間:12:00~21:00   定休日:4月4日(火)、4月5日(水)
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4月8日(土)には細馬宏通さんをお招きし、写真家の宇壽山貴久子さん、文章を担当したすまあみさんと共にトークイベントを開催します。細馬さんと宇壽山さんは2017年に『ワンピースのおんな』について話したことがありますが、作品が完結したいま、あらためて同作品について再び縦横無尽に語り合う夜となるでしょう。ぜひご来店ください。
細馬宏通 + 宇壽山貴久子 + すまあみ トークイベント
2023年4月8日(土) 開場:19:00 開演:19:30 会場: twililight(世田谷区太子堂4-28-10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分) 料金:¥2000(+1 Drinkオーダー)
*定員に達したため、キャンセル待ちの受付になります!
件名「『ワンピースのおんな』トーク」とし、お名前(ふりがな)・ご予約人数・当日のご連絡先を明記の上、メールをお送りください。
プロフィール
細馬宏通(ほそまひろみち)
早稲田大学 文学学術院教授。著書に「うたのしくみ 増補完全版」「いだてん噺」「ELAN入門」「二つの『この世界の片隅で』」「ミッキーはなぜ口笛を吹くのか」「介護するからだ」「今日の『あまちゃん』から」「浅草十二階」「絵はがきの時代」「絵はがきのなかの彦根」など。かえる目で作詞・作曲・ボーカル担当。
宇壽山貴久子(うすやまきくこ)
写真家。早稲田大学卒業後に渡米し、ニューヨークのFashion Institute of Technologyで写真を学ぶ。2002年『犬道場』で写真新世紀奨励賞。2014年に帰国、東京在住。主な作品に『SAME TIME NEXT YEAR』(2019)など。https://usuyama.com
すまあみ
壁画ペインター。東京都出身。17年間をニューヨークで過ごす。学生時代に出会った宇壽山氏に誘われ『ワンピースのおんな』のテキストを担当。ライターを経て、こども部屋のカスタムペインターに転身。現在は拠点を東京に移し、保育施設の壁画制作や、こどもと作るパブリックアートの制作に力を入れている。
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展示について
 『ワンピースのおんな』は、ワンピースを着た女性の写真に短い文章が付された見開きで、2009年から2020年まで『暮しの手帖』に連載された作品です。2021年12月に草思社から写真集が刊行され、京都と盛岡で写真展を行った後、この度twililightで展示開催の運びとなりました。
 本展ではプリントを数点と、未発表も含むコンタクトシート・コラージュを公開します。コンタクトシートとは、フィルムを印画紙に密着させて感光し実物大に焼いたもので、ベタ焼きとも呼ばれます。ネガはそのままの状態だと反転で見づらく、また撮影したカットをすべて大きく引き伸ばすのは費用がかさむことから、プリント制作の前に参考として作られるのがコンタクトシートです。これを鑑賞することで、撮影の雰囲気や写真選びの過程を感じていただけるのではないかと考えています。参考まで、写真集の表紙に選んだエレン・バーケンブリットさんのコンタクトシートについて簡単に説明しましょう。彼女は紺と紫のリバーシブル・ワンピース(=裏も表も着用できるワンピース)を選びました。撮影では実際に両面を着用してもらっています。コンタクトシートで紺色の面を着た彼女を見ることができるでしょう。
 作品構想の発端になったのは、本のあとがきに記したとおり、ある政治家が「出産不可能な年齢の女は生きる価値がない」という趣旨の発言をしたことに遡ります。わたしはアメリカと日本で50歳以上の女性たちにお気に入りのワンピースを着てもらい同一のカメラで撮影しました。またインタビューでは、すまあみさんが考えた服や人生についての質問を毎回ほぼ同じようにモデルに尋ねています。
 当初、撮ることで女性たちの力になれればという思いから始めた作品ですが、最終的に自分こそがモデルの方々によって力を与えられたことに気づきました。1冊の本になったことで『ワンピースのおんな』という作品は自分が予想し得なかった大きな熱を備えたと実感しています。この力を必要とする方々へ広く届けたいです。
宇壽山貴久子
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sayakakawabe · 26 days
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『ひとり時間を愉しむ 小さな自分空間』にて、金子敦子さんの取材・執筆を担当しました。
ひとり時間について、家族とのエピソードを交えて語ってくださった金子さん。心がじんわり温まるような、素敵なお話でした。
他にご出演の皆さんからも、新たな気づきをたくさんいただきました
情報も満載で、読み応えある一冊です!
大人のおしゃれ手帖特別編集
ひとり時間を愉しむ 小さな自分空間
2024年4月2日発売 宝島社 1320円
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manganjiiji · 1 year
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ティラミス以上小鳥未満
はやにえという言葉のことを全然知らなかったので広辞苑でしらべた。早煮えという字面がちらついてきた(脳裏に)が、実際には速贄だった。初物の供物。はん。なるほど。さらにもずのはやにえというものがあるらしく、百舌鳥が秋に虫などを枝に刺しておく(食料貯蔵ということ?)ことがあるが、それらは早春別の鳥に食べられてしまうだろう(他の鳥への献上物になる)ので、百舌鳥の速贄というらしい。それで、落し物をフェンスやどこかにひっかけておくあの美大の展示のタイトルは「善意のはやにえ」だったのか。
鎌倉殿の13人の実朝回(泰時への恋の回、和田合戦、公暁による死まで)と最終回を江戸さんの家に泊めてもらい見せてもらった(われわれは歴史を学ぶ場所でじつは出会っているのである)。私は初期のほうから(初期のほうも江戸さんちで見た)小四郎に肩入れして見ていたので、全然1年間継続して見ていたわけではないとはいえ、最後の小四郎(義時)の死には嗚咽してしまった。実家の居間で我が家の老人たちが、それはもう私の幼少の頃より大河ドラマを見ているので、何話か15分程見たものはあったので、鎌倉殿ともぼんやりと共にすごした錯覚がある。あとTwitterに感想が流れてくるので。自分だけのテレビが欲しいなと切に思う。NHKを見るためのテレビと録画機器が欲しい。とにかく三谷幸喜の北条への思いは過去作の積み重ねからして相当なものだと思うが、大河3作目にして、とうとう自分のやりたいことをとことんまでやり切って出し切って楽しかっただろうなと思った。
昨日はサニーとSLAMDUNKの映画を見た。サニーは仕事を切りあげ新宿の街を全速力で走ってきてくれて、本当にお疲れ様だった。おかげで全くもって上映に間に合った。ああ。宮城リョータ。そして、バスケットボールの試合。なんて面白いんだバスケットボール。なんて面白いんだ井上先生の漫画。なんてことだ…。なんてことだ…。CGに違和感が無さ��ぎる。シン・エヴァンゲリオン、レヴュースタァライト、そしてザ・ファースト・スラムダンク。アニメーションの無限の可能性に存分に驚いたし、楽しかったし、一体何が起こっているんだ今ここで!!?となった。スラムダンク……演出が鬼。鬼的に神だった。もう本当に、人生で1回もスポーツ見るの面白いと思ったこと無かったけど、バスケットボール、めちゃくちゃ面白い。わかりやすい。何をやっているのかめちゃくちゃわかりやすい映画だった。映画1本分で1つの試合をやっていて、それもすげえ、と思った。宮城リョータは…私は好きにならないだろうと思っていたが全然好きになったし可愛かったしTLが三リョで溢れているのが理解出来たしあまつさえ昨日は三リョでTwitter検索してひとしきり満足してから寝た。
久方ぶりに紀伊国屋の本店に行く。『永遠でないほうの火』はなかったので、水沢なおさんの新詩集だけ買って帰ろうと思ったが、第24回中原中也賞受賞作を見つけ、現代詩手帖10月号を見つけ、買った。ありがたいことだった。水沢なおさんの詩を今日2篇だけ読んだ。好きだ。とくに帯にも載せられている「サンダー」は天才だった。天才的というより、詩そのものが天才だった。水沢なおさんではなく、水沢なおさんの詩自体がもはや天才だった。光っている。
映画スラムダンクのスタッフロールを凝視した。最近はいつもスタッフロールの名前をできるだけ脳内で読み上げるようにしている。この人もこの人もこの人も、ここに名前が無いたくさんの人もこの映画を作るために働いてお金を貰っているんだと思うと、すごすぎるな…と思う。世の中で働く人達のことをできるだけ1人でも多く、一人一人を知っておきたい。みんなが働いてお金を得たその働きで私が生きているんだということを感じたい。同時に、負けられねえな、と思う。私もこういう作品(スラダンや鎌倉殿)を作る人達がすこやかに育ち過ごせるような世の中にするために、少しでも良い働きをしたいなと強く思う。
2023.1.24
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