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#夜中に炭水化物
hirasen · 1 year
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#ひらせん食堂 の #超豪華ディナー ( #笑 )は、 #山形鶏中華 と #3日連続 (https://twitter.com/hirasen1965/status/1632351355468652545?s=46&t=LffeFEpB-Qvu9ylSZFjmXQ)の #カレー #ですが、 #今夜は #ミニカレー で #炭水化物マシマシ攻撃 #です!? #そのほかの料理 も #サイコー ! #果たして 、 #ひらせん #明日からの試練を乗り越えられるか ? #家族の皆様 、 #誠にありがとうございます ♡ #そして 、 #またまた #ヤッチマッター ↑ #鶏中華 と #カレーライス の #華麗なる共演 !! #そして 、 #混ぜまぜマゼMAZE ♪ #こりゃもう 、 #ひらせん #自分に感謝するしかないっ ◎ https://www.instagram.com/p/CpcpgSpPM_b/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ari0921 · 5 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和五年(2023)12月27日(水曜日)参
    通巻第8070号
 AIは喜怒哀楽を表現できない。人間の霊的な精神の営為を超えることはない
  文学の名作は豊かな情感と創造性の霊感がつくりだしたのだ
*************************
 わずか五七五の十七文字で、すべてを印象的に表現できる芸術が俳句である。三十一文字に表すのが和歌である。文学の極地といってよい。
どんな新聞や雑誌にも俳句と和歌の欄があり、多くの読者を引きつけている。その魅力の源泉に、私たちはAI時代の創作のあり方を見いだせるのではないか。
 「荒海や佐渡によこたう天の川」、「夏草や強者どもが夢の跡」、「無残やな甲の下の蟋蟀」、「旅に病で夢は枯野をかけ巡る」。。。。。
 このような芭蕉の俳句を、AIは真似事は出来るだろうが、人の心を打つ名句をひねり出すとは考えにくい。和歌もそうだろう。
 『春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天香具山』(持統天皇)
 皇族から庶民に至るまで日本人は深い味わいが籠もる歌を詠んだ。歌の伝統はすでにスサノオの出雲八重垣にはじまり、ヤマトタケルの「まほろば」へとうたいつがれた。
 しかし人工知能(AI)の開発を米国と凌ぎを削る中国で、ついにAIが書いたSF小説が文学賞を受賞した。衝撃に近いニュースである。
 生成AIで対話を繰り返し、たったの3時間で作品が完成したと『武漢晩報』(12月26日)が報じた。この作品は『機憶(機械の記憶)の地』と題され、実験の失敗で家族の記憶を失った神経工学の専門家が、AIとともに仮想空間「メタバース」を旅して自らの記憶を取り戻そうとする短編。作者は清華大でAIを研究する沈陽教授である。生成AIと66回の対話を重ね、沈教授はこの作品を「江蘇省青年SF作品大賞」に応募した。AIが生成した作品であることを予め知らされていたのは選考委員6人のうち1人だけで、委員3人がこの作品を推薦し
「2等賞」受賞となったとか。
 きっと近年中に芥川賞、直木賞、谷崎賞、川端賞のほかに文学界新人賞、群像賞など新人が応募できる文学賞は中止することになるのでは? 考えようによっては、それは恐るべき時代ではないのか。
 文学の名作は最初の一行が作家の精神の凝縮として呻吟から産まれるのである。
 紫式部『源氏物語』の有名な書き出しはこうである。
「いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」
 ライバルは清少納言だった。「春は曙、やうやう白く成り行く山際すこし明かりて、紫立ちたる雲の細くたなびきたる」(清少納言『『枕草子』』
 「かくありし時すぎて、世の中にいとものはかなく、とにもかくにもつかで、世に経るひとありけり」(道綱母『蜻蛉日記』)
 額田女王の和歌の代表作とされるのは、愛媛の港で白村江へ向かおうとする船団の情景を齊明天王の心情に託して詠んだ。
「熟田津に 船乗りせむと月待てば 潮もかなひぬ今は漕こぎ出いでな」(『万葉集』)。
 「昔、男初冠して、平城の京春日の郷に、しるよしして、狩りにいにけり。その里に、いとなまめいたる女はらから住みけり。」(『伊勢物語』)
 ▼中世の日本人はかくも情緒にみちていた
 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶ泡沫(うたかた)はかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」(『方丈記』)
 『平家物語』の書き出しは誰もが知っている。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。 猛き者も遂にはほろびぬ、 偏(ひとへ)に風の前の塵におなじ」。
 『太平記』の書き出しは「蒙(もう)竊(ひそ)かに古今の変化を探つて、安危の所由を察(み)るに、覆つて外(ほか)なきは天の徳なり」(『太平記』兵藤祐己校注、岩波文庫版)
「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」(『徒然草』)
 古代から平安時代まで日本の文学は無常観を基盤としている。
 江戸時代になると、文章が多彩に変わる。
 井原西鶴の『好色一代男』の書き出しは「「本朝遊女のはじまり、江州の朝妻、播州の室津より事起こりて、いま国々になりぬ」
 上田秋成の『雨月物語』の書き出しはこうだ。
「あふ坂の関守にゆるされてより、秋こし山の黄葉(もみぢ)見過しがたく、浜千鳥の跡ふみつくる鳴海がた、不尽(ふじ)の高嶺の煙、浮島がはら、清見が関、大磯小いその浦々」。
 近代文学は文体がかわって合理性を帯びてくる。
「木曽路はすべて山の中である」(島崎藤村『夜明け前』)
「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜ぬかした事がある」(夏目漱石『坊っちゃん』)
「石炭をば早はや積み果てつ。中等室の卓つくゑのほとりはいと静にて、熾熱燈の光の晴れがましきも徒らなり。今宵は夜毎にこゝに集ひ来る骨牌カルタ仲間もホテルに宿りて、舟に残れるは余一人ひとりのみなれば」(森鴎外『舞姫』)。
 描写は絵画的になり実生活の情緒が溢れる。
「国境の長いトンネルをぬけると雪国だった」(川端康成『雪国』)
 谷崎潤一郎『細雪』の書き出しは写実的になる。
「『こいさん、頼むわ』。鏡の中で、廊下からうしろへ這入はいって来た妙子を見ると、自分で襟えりを塗りかけていた刷毛はけを渡して、其方は見ずに、眼の前に映っている長襦袢姿の、抜き衣紋の顔を他人の顔のように見据みすえながら、『雪子ちゃん下で何してる』と、幸子はきいた」。
 「或春の日暮れです。唐の都洛陽の西の門の下に、ばんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました」(芥川龍之介『杜子春』)
 ▼戦後文学はかなり変質を遂げたが。。。
戦後文学はそれぞれが独自の文体を発揮し始めた。
 「朝、食堂でスウプをひとさじ吸って、お母様が『あ���と幽(かす)かな声をお挙げになった」(太宰治『斜陽』)
 「その頃も旅をしていた。ある国を出て、別の国に入り、そこの首府の学生町の安い旅館で寝たり起きたりして私はその日その日をすごしていた」(開高健『夏の闇』)
 「雪後庵は起伏の多い小石川の高台にあって、幸いに戦災を免れた」(三島由紀夫『宴のあと』)
和歌もかなりの変質を遂げた。
正統派の辞世は
「益荒男が 手挟む太刀の鞘鳴りに 幾とせ耐えて今日の初霜」(三島由紀夫)
「散るをいとふ 世にも人にも さきがけて 散るこそ花と 吹く小夜嵐」(同)
 サラダ記念日などのような前衛は例外としても、たとえば寺山修司の和歌は
「マッチ擦る つかのま海に霧ふかし 身捨つるほどの 祖国はありや。」
 わずか三十一文字のなかで総てが凝縮されている。そこから想像が拡がっていく。
 こうした絶望、空虚、無常を表す人間の微細な感情は、喜怒哀楽のない機械が想像出来るとはとうてい考えられないのである。
AIは人間の霊感、霊的な精神の営みをこえることはない。
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ynyn416 · 21 days
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5/3(金) D+7
min値更新してて-1.5㎏だった✨😆
・ジム休み。その代わり4.6㎞歩いた🚶
・朝→プロテイン
・昼→そば、野菜おかず
・夜→野菜スープ
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のんびりピクニック~🌹
木陰でとても涼しくて、気持ち良かった~。
めっちゃ歩いて流石にヘトヘトだった。
ダイエット中だから外食はしたくないし、お弁当ランチ。相変わらず私はそばしか用意してないけど、彼氏がおかず用意してくれた😊
晩御飯も、彼が麻辣湯スープ作ってくれた。
ダイエット中だから、外食できたとして、しゃぶしゃぶとかそっち系だからなぁ。それなら自炊の方が良い……
大体外食って炭水化物やもんなぁ。お酒飲まないのに焼き鳥は行きたくないし…(笑)
5月末までは外食我慢して、目標達成したら豚カルビ食べる予定🤤🥓
達成しなかったら食べない。
でも6月に入ったら彼氏がトッポギ作ってくれるって。
きっと一口目は死ぬほど美味しいんだろうなぁ………空腹は一番のスパイス…….。
…………………………
5/4(土) D+8
・運動休み。
・朝→プロテイン
・昼→巻き寿司、ざるそば、ゆで卵
・夜→野菜スープ少し、納豆、ゆで卵
今日は昼に家帰ってきて、そこからゆっくりしてる。昨日の疲れがまだ残ってたから昼寝もした。
お昼もお腹空きすぎて巻き寿司食べてしまった。
明日からまたジム頑張ろっと。1週間後にまた1.5㎏減らすように頑張る。
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benimadonna · 2 months
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20代の頃から胃が悪かった。
30代になると、逆流性食道炎になった。確かに食べるとすぐ上に戻すな、と思っていたが、勿体無いから上がってきたら、いくら酸っぱかろうともう一度飲み込んだ。高級料理やら食べたときなんか、大量に吐きあがってきたが、頑張って飲んだ。ちなみに私はス��トロ、、いわゆる汚物愛好症ではない。
そして50代。思い出した頃にやってくる。最近心臓が痛い痛いと思い、ついには寝れなくなる。病院に駆け込むと、先生に「そこは心臓ではありません」と言われた。要は胸焼けだ。
そう、私は逆流性食道炎。心臓が痛くて寝れないわけじゃなかった。胸焼けがひどくて寝れなくなっていたのだ。
心電図やら超音波やらレントゲンやら精密に検査して、胸焼けだ。恥ずかしいことこの上ない。1番恥ずかしいのは心臓の位置を知らないことだ。日本地図が書けない日本人みたいだ。
薬をもらいがてら、対策を考えたら、寝るときは左を下にすると良いらしい。
ネットで調べたらこうだ。
「正確にいうと、胃は消化作業をもともとあまり行っていません。脂肪と炭水化物の消化はほぼゼロで、蛋白質を途中まで分解するくらいです。
胃のおもな任務は消化の下準備です。胃液を分泌しながら、蠕動(ぜんどう)運動によって食べものを攪拌(かくはん)し、どろどろにしています。となると、胃の負担にならないものとは、攪拌が楽で、胃からスムーズに出て行く食べもの、ということになります。」
しかも
「攪拌に時間がかかるのは脂肪と食物繊維を含む食品なので、脂肪の多い肉と魚、食物繊維の多いキノコや野菜は元気になるまで控えましょう。」とある。
関連著書(「牛乳やキノコスープはNG!胃にやさしい食事の誤解」 奥田昌子)
わたしは大のキノコ好きだ。毎日シイタケやら何やらのキノコを食べない日はない。体のエキスを絞ったらキノコエキスが大量に出るに違いない。平日の夜は蕎麦にシイタケをいれて食べる。椎茸なしでは生きていけない。冷蔵庫にはいつも椎茸がストックされてなんぼだ。
あったかい牛乳も胃が悪い人にはNGらしいが、わたしはもともと牛乳は体質的に合わない。小学生の頃、給食に牛乳がでると飲んだふりをして捨てていた。なぜなら飲めばよく吐いたから。でもそのわけがわかり、納得した。牛乳に含まれる脂肪が胃酸の分泌を促すからだ。胃弱体質にはつらいのだ。
「大きめの枕かクッションを使って、頭だけでなく肩の下まで持ち上げる」ことと、「左側を下にして寝る」ことがいいらしいから、とにかく左を下にするように心がけることにする。思えばなぜか、昔から右に向いて寝るのが好きだった。
身近な態度が体を悪くするきっかけになるのだなあとわかった。
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tmdiary · 4 months
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2024/01/11
1月11日(木)晴
昨夜炭水化物を抜いたおかげか朝から胃のもたれもなく調子がいい。今後毎日は無理でも酒を飲む日は炭水化物を抜くようにしよう。
友人とウォーキングがてら神社を巡る。三木町にある宇佐神社と鰐河神社に参拝。この神社はさぬき15社に含まれている。道中にも色々な祠や小さな神社を発見しては覗いてみる。こういう祠があるということは過去に何かあったのだろうと色々想像する。行ったことがない所に行くのは新しい発見があり楽しい。
10kmほど歩いたあと昼は三木町にあるラーメン屋でラーメンとチャーシューご飯を食べる。濃厚なみそラーメンでチャーシューは柔らかくてうまい。
帰りはことでんに乗って帰宅。このことでんがまたレトロ感があり風情があって楽しかった。
帰宅後は読書に耽る。マーク・トウェインの『人間とは何か』を読了する。人間とは機械であるとの主張に最初は違和感があったが、読み進めていくうちに確かにそうかもしれないと思わされる。久しぶりに考えさせてくれる本に出会った。
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myonbl · 5 months
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2023年12月20日(水)
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出勤途中、いつものMK石油で給油する。今の車は7月末に納車されたので、5ヶ月で207.90Lのガソリンを35,877円で購入したことになる。並べてみると、ガソリン価格の凸凹がよくわかる。オイルショック前(古い���)には50円/Lが当たり前だったことなど、若い人は知るよしもない。年が明ければ授業も数回、それが終われば春まで電車通勤を復活予定、脱炭素化というよりも自身の減量が目的なのだ。
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5時30分起床。
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朝食。
洗濯。
弁当*3。
水曜日に弁当3つ用意するのも年内は今日で終わり。
空きビン缶、45L*1。
ツレアイの職場経由で出勤。
MK石油で給油、@172*36L=¥6,192。
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順調に到着する。
MacBookAirのOSアップデート、Sonoma 14.2.1。
水曜日は<情報機器の操作Ⅱ(栄養学科)>、Excelの最終回、データベースの利用とピボットテーブルの解説。最後に、入力再々試験、2クラスで該当者が9名いたが、7名が合格してくれた。残る2名については、年明けに個別に対応する。
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順調に帰宅、燃費が30km/Lを越えると気持ちが良い。
ライフ西七条店で買物、鰤の値段が養殖よりも天然の方が安いことに気づく。
灯油の移動販売、18L*2。
Mac mini, iPhone のOSアップデート。
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夕飯は鰤の煮付け、白菜と薄揚げと葛切りの炊き合わせ、ブロッコリーとカリフラワーの味噌汁。
今夜も柳家小三治、「付き馬」。
片付け、入浴・・・のはずが、ダウンしてしまった。
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辛うじて3つのリング完成。
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gyohkou · 10 months
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29/07/23
会社の近くペルシャ料理屋があって、そこへいくと必ず幸福な気持ちになれる。店内にある大きなタンドールが放つ熱で店内がほかほか暖められていて(背中向かいの席では熱いくらい)、照明は薄暗くて、食事はおいしくて、なんだか居心地がよくて眠くなっちゃう感じ。ワンプレートメニューが大半だが、基本的な組み合わせとしては、バスマティライス、チキンorラムor両方の炭火串焼き、サラダ、焼きトマト、一欠片のバター、が盛り付けられている。若干酢にくぐらせたような風味のする、炭火で焼かれたチキンがお気に入りで毎回それを頼んでいたが、こないだはものすごくラムを食べたい気持ちになって、ラムはあまり好んで食べないけど美味しく食べられるのか心配半分、ラムが美味しいということになったならばそれはさぞかし美味しいだろうという楽しみ半分で店へ向かい、いつものチキンと、ラム(ミンチにしたラムを小さく成形した、ラム苦手な人にとって一番難易度低そうなやつ)が両方乗っているプレートをお願いして、食べたら、ラムが...とっても美味しかった..!
美容師の友だちに髪の毛を切ってもらうようになってから3ヶ月経つ。今回は彼女のお家にお邪魔して、髪を切ってもらって、ビールとおつまみをいただいた。ヘアカット中のBGMは千と千尋で、おつまみは彼女のシェアメイトが作った夕飯の残り物で、ああいう時間がもっと人生の中にあればいいなと思った。またすぐね。
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金曜日に有給を取って3連休を作り、マルタへ旅行した。イギリスは秋みたいに寒いけど、ヨーロッパには記録的な熱波がやってきており、マルタも例外ではなく、空港を出たら暑すぎて、いっぱい歩くのはやめよう..と危険を感じた。マルタには電車がなくて、移動手段はバスだから、3日間で15回くらいバスに乗った。前回のオスロ旅行で、自分の興味関心に基づいて行きたいところをいくつか選んでおくべきだという教訓を得たため、ワイナリーとかレストランとか色々ピックアップしておいたのに、バスが来なくて閉館時間に間に合わないみたいな理由で立てた予定はほとんど全て崩れ、行きたかったところの9割は行ってない。
立てた予定が全て崩れて向かったバスの終点には、イムディーナという静まり返った美しい城塞都市があった。後から調べてみたらマルタ最古の都市で、かつてはマルタの首都だったらしい。なんか普通のマルタの街に到着したなと思ってぷらぷら歩いていたら、お堀じゃないけどお堀みたいな高低差のある場所へ出て、中へ入るととっても別世界だった。旅をしている時(文字通りの旅ではなく、その場に意識があってその場に集中してわくわくしながら歩いている時)は自分の足音が聞こえる、とポールオースターの友だちが言ってたが、わたしは匂いもする。暑すぎるのか、痩せた雀が何羽か道端に転がって死んでいた。馬車馬は装飾のついた口輪と目隠しをされ、頭頂部には長い鳥の羽飾りが付けられていた。御者がヒーハー!と言いながら馬を走らせた。とにかく暑かった。
ほとんど熱中症の状態で夕食を求め入ったレストランで、ちょっとだけ..と飲んだ、キンキンに冷えた小瓶のチスク(マルタのローカル大衆ビール)が美味しくて椅子からころげ落ちた。熱中症なりかけで飲む冷たいビール、どんな夏の瞬間のビールよりうまい。
安いホステルにはエアコン設備などもちろんついていない。さらに、風力強の扇風機が2台回っている4人部屋の、私が寝た2段ベッドの上段だけ空気の溜まり場になっていた。明け方に頭からシャワーを浴びてさらさらになって、そのまま二度寝する。隣のベッドのイタリアから来たかわいらしい女の子2人組が夜遊びから帰ってきて、わたしは出がけに、部屋で少し話す。8年前に来たコミノ島はプライベートビーチのようで素晴らしかったけど、昨日行ったらツーリズム化されていて悲しかった。耳の裏に日焼け止めを塗り忘れて痛くなっちゃったから、あなたは忘れないように。わたしたち今ちょっとおかしいのよ、と言いながらドレスも脱がずにそのままベッドの上で眠ってしまった彼女は天使か何かみたいだった。扇風機をつけたまま部屋を出て行く。
地面がつるつると滑る。
砂のような色をした街並みが広がるマルタにもイケてるコーヒー屋は存在する。これも近代化・画一化の一途かと思うと、微妙な気持ちにもなるが、こういう場所へ来ると息が深く吸えるので有り難くもある。
マルタは3つの主要な島から成る。そのうちのゴゾ島へ行く。首都のバレッタから港までバスで1時間強、フェリーで20分。
フェリーほどいい乗り物はない。売店でビールとクリスプスを買って、デッキへ出て、なるべく人がいない場所で海を眺める。乗船案内と音楽が止んで、フェリーが作る波と風の音しかしない中に佇むと、これでいいような気がしてくる。ビールはあってもなくてもいいけど、フェリーのデッキで飲むビールの味というのがあって、それはめちゃくちゃうまい。
ゴゾ島へ降り立つと、足音と匂いがした。適当に道路沿いを歩いていたら、また別世界に続きそうな脇道があって、進んだらやっぱり別世界だった。ディズニーランドのトムソーヤ島で遊んでる時みたいな気持ちで謎の小屋へ入り、人で満杯のhop on hop offバスを眺めやりながら、人懐こすぎる砂色の猫と涼む。港とは反対側の海辺へ行きたかったのでバスを待つものの、一生来ないため、バス停近くのローカルスーパーを覗く。これといった面白いものは置かれていなくて、見たことある商品ばかりが並んでいた。バスは一生来ない。
バスを降り、水と涼しさを求めて入った地中海レストランは目と鼻の先に浜があり、今回の旅は下調べなしの出会いが素敵だなあとしみじみする。カルパッチョと白身魚のライススープ、プロセッコと、プロセッコの10倍あるでっかい水(笑)。カルパッチョは、生ハムのような薄切りの鮪が敷かれた上に生牡蠣、茹で蛸、海老が盛られていた。鮪は日本で食べるのと同じ味がした。カルパッチョは旨く、プロセッコはぬるく、ライススープは想像と違った。パンに添えられたバターは外気温のせいで分離していた。水が一番おいしかった。
おいしいものとお酒が好きで楽しい。
ヨーロッパ人の色気の正体ってなんなんだろう?アジア人が同じ格好をしてもああはならない。胸元がはだけていてもスカートが風で捲れてもはしたないと全く感じない。むしろロメール作品のようにさえ見える。そもそも'はしたない'という概念がアジア(少なくとも日本)にしか存在しないのではないか?色気って品かと思ってたけどそれは日本だけかもしれない。
地元料理が食べられるワインレストランを夕食に予約してみたらコース一択だった。お昼食べ過ぎてあんまりお腹空いてなかったからちょっと小走りで向かってみる。ラザニア、ムール貝と魚のスープ、うさぎの煮込みなど。人ん家の料理みたいな美味しさだった。マルタのワインはほとんどが島内で消費されるらしい。ゴゾ島の白ワインの感想:暑い村、お絵描きアプリのペンの一番太い線(色はグレーがかった白で透過度50)。食後のグリーンティーは、TWININGSのティーバッグで、お砂糖をいれる選択肢が与えられて、洋風の装飾がたっぷりついた受け皿付きの薄いカップと共にポットで提供された。カップの底に描かれた静物画のような果物が綺麗でうっとりした。
どこにでもあるような早朝からやってるスタンドでドーナツとオレンジジュースとコーヒー。扇風機に当たり続けていたいが荷物をまとめて宿を出る。行きたい街へ向かうバスが一生来ないため、行きたい街に名前が似てる街が行き先に表示されているバスに適当に乗ったら、行きたい街より30度北へ行くバスだった。でもやっぱり行きたい街へ行きたかったので、30度北の街へほとんど到着してからバスを乗り換え行きたい街へ向かったが、Googleマップの示すバス停へは行かず、行きたい街を通過してしまったため、行きたい街から30度南の街に降り立つこととなった。海辺でチスクを飲みながらメカジキを食べた。暑すぎて肌着1枚だった。店先のガラスに映る自分に目をやると、いわゆるバックパッカーの様相をしていた。
空港行きのバスだけは遅延なくスムーズに来て着く。肌着状態からシャツを身につけ普段の姿(?)に戻ると、途端に具合が悪くなった。日に当たりすぎたみたい。お土産を買ってセキュリティを通過し、充電スポットの近くに座って搭乗を待っていたら、すぐそばにグランドピアノがあることに気がついた。誰か上手な人が演奏しないかしらと思っていたら、青年によるリサイタルが始まった。父親が彼を呼びにやってくるまで、クラシックからビートルズまで5-6曲。思わぬ良い時間だった。
都市に住むと、旅行から帰ってくる時安心する。
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会社の人たち語録 ・やりたいことたくさんあるけど、今はやりたくないです。 ・返事がないのはいい知らせではないので。 ・Are you alright? まあまあ、ぼちぼち。
夕方、商店街へ買い出しに行く時がすごく幸せ。食べたいと思うものしか買わなかった時は特に幸せ。ぱつっと瑞々しい野���、ちょっといいパスタ、ジャケ買いしたクラフトビール、好きな板チョコ。そんでキッチン飲酒しながらご飯作る。ビールを開けて一口目を飲むまでの間だけは音楽を止めるというのにはまっていて、そういえばフェリーのデッキで乗船案内とBGMが止んだ時の感じに似ていなくもない。フラットメイトが、夜中3時まで友人とリビングで遊んでいたり、土曜の夜にパーティへ出かけたりしているのと比較して、わたしが幸せ感じてるポイントは内向的だ。
やりたいことが浮かぶ。それをやる前に、比較対象の選択肢や判断軸を不必要なほど増やしてしまいがちだが、最適な選択を選び取ることよりも、やりたいと思う気持ちを満たすことの方が幸せなんじゃないか?
色々比べて悩んじゃったら「朝から決めてたことだから」って言うとスッと選び取れる!
食材の買い出しで1週間くらいはもつかなと感じるくらいたくさん買っても実際3日もすれば冷蔵庫空になるやつ、悲しさというかやるせなさを覚えるんだけど、こないだ500gパックの美味しそうなミニトマト買った時に、長く保ち続けること(終わりを迎えないようにする、終わりを想像しないようにすること)よりも、きちんと消費する(終わりを気持ちよく迎えること)を考えるようにしたら明るくなれてよかった。終わりって何事にもやってくるもんね。
食の話ばっかり回。
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jsato · 1 year
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風力発電と太陽光発電の神話がついに暴かれた
必要な奇跡は起こらない
元記事:https://www.telegraph.co.uk/news/2023/05/10/wind-solar-renewables-pointless-waste/
BRYAN LEYLAND(ブライアン・レイランド、修士、世界中のプロジェクトで60年以上の経験を持つパワーシステムエンジニア) 2023年5月10日
欧米諸国の多くの政府は、近い将来、炭素の「ネットゼロ」排出を約束した。米国と英国はいずれも2050年までに実現すると言っている。風力発電と太陽光発電がこれを実現できると広く信じられている。この信念により、米国や英国政府などは、風力発電や太陽光発電を推進し、多額の補助金を出している。
しかし、これらの計画には致命的な欠陥がある。それは、余剰電力を大規模に貯蔵する手頃な方法があるという夢物語に依存していることである。
現実の世界では、風力発電所の出力は何日も定格「容量」の10パーセント以下になることがよくある。太陽光発電は、毎晩のように出力が落ち、曇りの日には50%以上落ちる。風力発電所や太陽光発電所にとって「容量」はほとんど意味のない数字だが、1000MWの従来型発電所を長期にわたってエネルギー面で置き換えるには、約3000MWの風力・太陽光発電の容量が必要となる。
風力発電や太陽光発電を相当量導入している国の政府は、ネットゼロが達成されるまで、さらに発電所を建設し続ければよいという期待を抱いているようでだ。しかし、現実には、風力や太陽光が弱い時期には、既存の化石燃料による発電所をバックアップとして使用することで、明かりを灯し続けている国がほとんどである。そのため、連続運転を前提に設計された発電所が、風力や太陽光の予測不可能な変動に追随しなければならないという、新たな運転体制が生まれた。その結果、運転やメンテナンスのコストが上昇し、多くの発電所が停止せざるを得なくなった。
実際、効率的なコンバインドサイクル・ガスタービンがオープンサイクルに置き換わるのは、風力発電や太陽光発電の出力が急激に変化しても、簡単にスロットルを上げ下げできるため、すでに一般的になっている。しかし、オープンサイクルのガスタービンは、コンバインドサイクルのガスタービンに比べて約2倍のガスを消費する。排出量を減らす努力の一環として、排出量の多い発電機に切り替えるのは、はっきり言って狂気の沙汰である!
ある国々は、電力系統が余剰電力を持つ隣接地域との主要な相互接続によって支えられているため、助かっている。フランスの原子力発電所は、以前は十分な余剰電力があったため、長い間、西ヨーロッパ全域で自然エネルギー計画を現実的なものにするのに役立っていた。
しかし、この状況は長期的には持続可能ではない。ネットゼロ計画では、すべての国が現在の何倍もの電力を生み出す必要がある。現在のエネルギー使用の大部分は、化石燃料を直接燃やすことで賄われているからだ。近隣の地域は必要なバックアップ電力を供給できなくなり、オープンサイクルのガスタービン(あるいは現在のドイツのように新しい石炭発電所)からの排出量は許容できなくなる。より多くの既存のベースロード発電所が自然エネルギーの急増によって停止を強いられ、より多くの風力や太陽光発電が、太陽が輝いて風が吹いているときに高価に捨てられなければならない。
電力料金は高騰し、あらゆるものが割高になり、停電も頻発することになる。
こうなることは、いずれも容易に理解できることだ。自然エネルギーの容量をさらに増やしても、何の役にも立たない。名目上必要な「容量」の10倍や100倍でも、風のない寒い夜には仕事をこなすことはできない。
自然エネルギー計画の窮地を救うことができるのは、たった一つのことである。合理的なコストで大規模なエネルギー貯蔵を行い、最低でも数日間は電気をつけ続けることができるようになれば、問題は解決する。
どのような選択肢があるのだろうか?
まず、この問題の規模を考える必要がある。比較的単純な計算では、カリフォルニア州では風力発電と太陽光発電の設置容量1MWあたり200メガワット時(MWh)以上のストレージが必要である。ドイツでは、1MWあたり150MWhあればなんとかなるだろう。これは、バッテリーという形で提供できるのではなかろうか。
現在のバッテリーストレージのコストは、1MWhあたり約60万米ドルである。カリフォルニア州の風力発電や太陽光発電1MWあたり、1億2000万ドルを蓄電池に費やす必要がある。ドイツでは9000万ドルである。風力発電所のコストは1MWあたり約150万ドルであるので、蓄電池のコストは風力発電所のコストの80倍と天文学的な数字になる!さらに大きな制約となるのは、そのような量の電池が手に入らないということだ。現在、リチウムやコバルトなどの希少鉱物が十分に採掘されていない。価格が十分に高くなれば供給は拡大するが、価格はすでにバカバカしく実現不可能なほど高いのである。
水力揚水発電に賭けている国もある。晴れて風の強い日には余剰自然エネルギーで水を汲み上げ、高い貯水池に貯め、暗く風のない日には通常の水力発電所と同様に発電タービンで水を戻すというものだ。
中国、日本、米国では多くの揚水発電システムが建設されているが、その貯蔵量はわずか6~10時間程度である。風力発電や太陽光発電を無風状態でバックアップするために必要な数日間の蓄電量に比べれば、これは微々たるものである。もっと大きな湖を上下に配置する必要がある。一方が他方より400〜700m高い位置にあり、水平方向に5〜10kmも離れていない2つの大きな湖を形成できる場所はほとんどない。このような場所では、2つの湖からの蒸発損失に対処するための十分な補水量も必要だ。もう一つの問題は、揚水してから発電するまでの間に、少なくとも25%のエネルギーが失われることである。
水力揚水発電が実現可能な選択肢になることはほとんどない。アメリカのように山が多い国でも、国単位で問題を解決することはできない。
風力発電や太陽光発電の問題を回避する方法として、化石燃料ステーションの炭素回収・貯蔵(CCS)も注目されている。しかし、これは技術ではなく、単なる希望的観測に過ぎない。長年にわたる研究と莫大な資金を費やしてきたにもかかわらず、大規模で低コストのCCSを実現する技術はまだ誰も考案していない。仮に回収がうまくいき、発電したエネルギーのほとんど、あるいはすべてを消費しなかったとしても、石炭1トンを燃やすごとに3トンの二酸化炭素が発生するため、二酸化炭素を貯蔵することは大きな問題である。
水素もエネルギー貯蔵のためによく提案される技術だが、その問題は山積している。現在、水素は天然ガスを使って製造されている(いわゆる「ブルー」水素)。しかし、このプロセスは大量の炭素を排出するため、ネット・ゼロの世界ではやめなければならないだろう:単に天然ガスを燃やしてエネルギーを発生させればいい。排出ガスを出さない「グリーン」水素は、水から大量の電気エネルギーを使って製造されるが、その60パーセントはプロセスで失われてしまう。水素は非常に小さな分子であり、ほとんどのものを透過してしまうため、水素の貯蔵と取り扱いは非常に困難である。最良の場合で、貯蔵した水素の多くが、使いたいときになくなってしまうということとなる。最悪の場合、壊滅的な火災や爆発を引き起こすことになる。また、水素の密度が極めて低いため、大量の水素を貯蔵する必要があり、極低温で貯蔵・取り扱わなければならないことも多いため、損失、コスト、リスクがさらに大きくなる。
結論はシンプルである。奇跡でも起きない限り、必要な期間内に適切な貯蔵技術が開発される可能性はない。風力発電と太陽光発電を無理やり市場に投入し、奇跡を期待する現在の政策は、「パラシュートなしで飛行機から飛び降り、パラシュートが発明され、届けられ、空中で装着され、地面に落ちる前に助かることを期待する」ことに例えるのが正しく印象的だ。
風力発電と太陽光発電は、他の発電手段によって100%近くバックアップされる必要がある。そのバックアップがオープンサイクルのガスや、もっと悪いことに石炭であれば、ネットゼロはもちろん、それに近いようなことも達成できない。
しかし、安価で信頼性の高い低排出ガス電力を供給できる技術として、原子力発電がある。原子力発電が安全で信頼できるものであることを多くの人が認識し、原子力発電への関心は高まっている。規制当局や国民が、最新の発電所は���質的に安全であり、低レベルの核放射線は危険ではないということを説得できれば、原子力発電は、世界が必要とするすべての低コスト、低排出量の電力を何百年、何千年も供給できるだろう。 しかし、太陽光発電や風力発電を100%原子力でバックアップすることができれば、風力発電や太陽光発電所はまったく必要なくなってしまう。
風力発電と太陽光発電は、実はまったく無意味なのである。
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manganjiiji · 10 months
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熱終わりの水滴
この調子なら明日もう出勤してもいいのではないか?とりあえず今日はいつものスタバに勉強しに行くか、と思って昼前に家を出たが、15時頃に突然体が熱くだるくなり、腕が赤くなってきて、やばい発熱だ……と思って帰ったが、熱を測ると36.4℃しかなく、帰りの日差しでやられたのか、その後部屋で寝ているうちに熱中症になり、18時頃から死ぬほどの頭痛にくるしんだ。こ、この調子ではとても明日の出勤はむり…と思い職場への連絡は断念した(早く治ったら連絡してねと言われている)。頭を冷やしつつ、空腹で変な映像が見え始めたので、また半ば緊急的にピザを注文した。前回貰ったクーポンで、Sサイズを1500円で買えた。クワトロニッポン(炭火焼き鳥、テリマヨ、3種チーズ、明太もち、の四種類で死ぬほどうまい)。ばくばく食べて2切れ冷蔵庫にしまい、しばらくベッドに座って休んでから、寝た。0時前に目覚めて「熱が下がったあとの感じ」になっているな…と思いながら、頭痛が消えていたので、最果タヒを3編書写してから1200時ほど燐一の導入を書いた。本当に学習しろという感じなのだが、また保存しようとしたところ、直前でポメラが落ちてデータが消えた。悲しみの中なんとか覚えているところだけを打ち出して(表現はかなり変わったが致し方なし)、新書ページメーカーで進捗としてTwitterに上げた。上げないよりは上げた方が満足度が上がるので…。あとはこれに夜のパート、というかここが本来の本筋なのだが、をくっつければお題2つ目は一応クリア。でもそのあと3つ目のシーンを入れるかもしれない。すると少し長くなる。R-18にしたくないが、話の都合上そうならざるを得ない気がする。Twitter上で載せていきたかったが、privatterを挟むか…リンクを踏まずにいきなり画像で小説を読めるのがTwitterのよいところなのに。
『資本主義の〈その先〉へ』(大澤真幸)が2章の4-5まで来た。剰余価値の生産の核心に迫る部分。たいへん面白い。キリスト教の予定説と重ね合わせて資本主義や投資について読みといていくのだが、『資本論』の初学者向け解説にもなっており、非常にありがたい。何より私は大澤先生の言葉選びの上品なことが好きだ。文学的ですらあると思う。普遍化(=より広範な社会的領域での承認)というのが今日のポイントだったと思う。昨日は寝る前に『侍女の物語』も進めた。小説は最初の設定のようなところを抜けると、あとは背景を使いまわせるのでわりと読むのが早くなることがわかった。序盤を読んだ時は特に何も思わなかったが、言われてみれば結構えぐいというか、暗いところの描写が細かい小説かもしれないと思う。とくにウエットな質感ではないので淡々と読める。
働いていないとさまざまに悪い思考に囚われてしまう。それとは別に、はっきりと、今日頭を冷やして目を瞑りながらわかったのだが、私の人生はこれから何をどうやっても「当初の『幸せ』」は達成できないということだ。自分が幸せになれないのなら、他人の幸せのために生きるので別に全然いいのだが、そうか、人はこうやって自分が幸せになれたかなれなかったかを判断する時が来るんだ、と感じた。今年36歳になる(正確には1月なので今年度)。私は結婚して出産して家庭を築きたかったタイプのシスヘテロの女なのだが、残念ながらこれは未達成で終わったということだ。そもそも結婚はできないうえに(ただし、32くらいでできるようになった)、治療薬のため出産もできない(奇形児になる可能性が高い)、さらに週に4日までしか労働できない、かつ非正規雇用しか精神的に耐え得ない、となると、もうパートナーを見つけることが絶望的に難しい。でも、それでいいと思う。できないことはできない。できることをやって生きていくしかない。人生は希望通りにはならない。悲しいという思いもあるが、それでも生きていく方法はあると思う。あとは早ければ8月に受給可否が決まる障害年金が降りてくれればまだ希望があるが、降りなかったら、どうしようかなあと思っている。資格が取れないとこれ以上自分の希望通り生きていくのは難しい。でも、今はやり方がわからないだけで、夢に近づく方法は色々あると思う。ともかくは週に4日の労働に復帰することだ。これは給与のためというより、体力維持のためである。どちらにしろそろそろ生活保護の申請はしなければならないだろう。ぎりぎり生活保護費支給対象(支給されても1〜2万)になってしまう気がする。が、これ以上この体で稼げないので仕方がない。もう1日14時間働ける体力は無い。アルバイトを掛け持ちできる人生の期間は終わった。公助に頼り、許される範囲で生きていくしかないが、それでもやはり福祉系の資格を取りたい。通信制の大学に行きたい。障害年金が降りなかった場合、その道は一旦閉ざされるが、なんとかどうにかして資格を取れないものだろうか?または、週5日の勤務に耐えられる体になるとか、障害者雇用でそれなりの給与のところに転職するとか、諦めずに粘っていきたい。
あんスタで今日からニキなずなのツアイベが始まった。まずニキのセットリストが凄くいい。Vermilionは29レベルでまだフルコンできないものの、かなり叩けるようになったのでBP0で何回か練習した。Be The Party Beeはフルコンを逃したのでこれもBP0でフルコンまで叩いた。ほかは割と順調。今日は目が疲れたのでDAY3までで終了。欲を言えば1日に5DAYくらいは進めたい。
2023.7.15
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crydayz · 1 year
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230305 STRETCH
唐突逆フードファイト初日ログ
財布の中に1000円ある。唐突縛りゲーム開始。
今月、食費をこの1000円だけで過ごす。
残り26日
既にあるストック、「人から貰ったもの」に関しては自由に食してよい。
---   【今の環境】
■ウォーターサーバーあり ■コーヒーストックあり --- 【ストック食料】 ■パックごはん×4(2.5日ぶん) ■玉子4個(1日ぶん) ■サラダ(0.2日ぶん) ■袋麺×1(0.5日ぶん) ■COMP 半袋(0.2日ぶん) ■サラダチキン缶(0.4日ぶん)
--- 【サブアイテム】
■コーン缶:小 ■エビオス錠 ■ふりかけ / お茶漬けのもと
問題は「ただ生きてる」だけではなく普通以上に仕事しなければならない点。
タンパク質さえ補充できりゃなんとかなる。
----------------------- プラン:
今日は唐揚げ2個食べたのでタンパク質は十分。 あとは適当にしのぐ。
「ラッキーを使った!」
会社が備蓄用の非常食を入れ替えの為フリーで配っていた。 カンパンを7個確保。お湯で作れる五目ごはん260gを7個確保。
1日カンパン半分、五目ごはんを寝る前に1個で7日分の基本食料となる。
まあ、上記を配布してるのを見たからこのゲーム始めようと思ったようなもんなので動機としては逆である。これならゲームを始められる、ラッキー! というわけである。
無論、成人男性一人が毎日頭脳労働しつつ生活する上でカンパンや五目ごはんだけではエネルギーが足りない。肉が必要だ。
食費は1000円縛りだが交通費は別途使ってもよい。つまり、別の場所に食料確保に行く事は可能だ。中野のKKアニメスタジオで毎日弁当が社員一人に一食配られており、食べない人のやつがフリーで大体1~2食残っている。
肉が入っているものがあればそこから肉を摂取。早々に拠点を中野に移すべきだろう。正直無料食料インフラは既にかなり整っていると言える。
「食に関する自由と能動性」の一切を諦めれば、1日1食分はほぼ確実に確保できる。あとはスーパーかドンキで安めの皮なしソーセージ。これをちょっとずつ食し3日ほど持たせる。
一日1.5食をデフォに。タンパク質の確保がポイント。十分な準備なしにいきなり始めるから面白いしやり甲斐がある。
栄養失調に陥り判断力が低下しうつ状態となり無駄行動始めてしまう前にエネルギー確保しなければならないというスリル。時間とカロリー無駄にできないね。やるぞ。
----------------------- 【10:00】 カンパンを0.5消費。
今日の食プラン: 14:00にカンパン残り半分とサラダ半分、玉子1個を消費予定。
17:00にソーセージを買いにいく。 ソーセージを5個食べる。
23:00に五目ごはんを1食消費し、今日の食事の感想を書く。
----------------------- 【15:30】
缶詰めLOGと並行してこっちも書いていく。面倒くさいな。 だがそれがよい。
[LINK] https://projecthedz.fullmecha.com/post/710898301213474816/ 4h寝。
起きてカンパン0.5消費。1缶終わり。 メカ原稿ペン入れ。車両シャーシ部90%完了。原稿スキャン。
サラダ食べる。
----------------------- 【17:30】
カンパン食べて1時間ちょい仕事してからサラダ食べ。
玉子2個入れ、コーン缶小を1/3使い、チーズドレッシングとマヨネーズかけて食べた。
今朝から味気ないものしか食べてなかった所為かめちゃくちゃ美味い!
気づいたんだがチーズドレッシングとマヨネーズにコーンと玉子って、ほぼ「ピザ」と同じ構成なんだ。支持体がサラダなだけで上モノはほぼピザだこれ。
玉子2個を溶き、そこにドレッシング類を混ぜてコーン缶の汁も入れてサラダとよく混ぜる。隅々まで味が行き渡りサラダを食べている感覚はほぼなくなる。
卵かけごはん食べてるようなスムーズさだ。
玉子、相当強いぞ。玉子を2個使えればサラダは超美味いしタンパク質の補充も十分いける。サラダはお得用のデカいの買って1.5~2日で食べる。
サラダ環境作る上ではドレッシングが超高いのだ。
これを誰かに恵んでもらいたい・・ そうすりゃサラダライフは完璧だ。
次回。玉子溶いてチーズドレッシングちょっと混ぜたのをよくかき混ぜ、レンチンしてみる。カンパンも砕いて入れてみる。かなり美味そうな予感。
美味いとそれだけで頑張れるな。栄養価と美味さが両立されてさえいれば量なんて全然いらんぞ、これ。
食費一ヶ月1000円は流石にしんどいが2500円なら超余裕(職場からたまに7日ぶんくらいの食料調達できる事前提で)。そこから削りに削って「1500円縛り」あたりが最もゲームとしてはエキサイティングだ。
1000円は凌げはすれど確実に栄養失調になる。栄養失調に近づくと判断力とメンタルがおかしくなってしまう。仕事を遂行する上でそれは本末転倒。
文字数制限の時と同様、成果物を上げるごとに貯金を降ろせるシステムにするか。月に使えるMAXが2000円で、1ヶ月むっちゃ頑張って働くと15日くらいまでには合計1000円降ろせるくらいのバランス。
A4原稿1枚埋めるごとに50円降ろせる。毎日2枚ぶん描けば10日で1000円引き出せる。普通のペースでやれば3日で200円くらいか。想像するだけでしんどい。ゲームバランス調整むずいなー。
----------------------- 【19:00】
このケチゲームを逆フードファイトと名付ける。 いかに安く適量で栄養と満足度を満たすか。
カンパン美味くて2つめの缶8割食べてしまった。 たまに入ってるキャンディの糖分が癒やし効果ある。
腹減ってきた。半袋残ってたCOMPを水に溶いて飲む。1日のタンパク質は十分。しかし空腹感は消えず。
面白いこと考えながら耐えて慣らしていくかー。
逆フードファイト中の卵料理とサラダのセットはかなりモチベ向上が期待できる。
原稿1枚できたので50円ゲット。残金1050円
----------------------- 【20:00】
カンパン2缶目を完食。残り5缶・・
猛烈に腹が減って横になっていた。お腹も鳴る。慣れろ自分。 備蓄僅かな船で遭難してると思え。
あ。オートミール5食分くらい残ってたわ。これでさらに3日分の栄養確保。けど炭水化物系は超眠くなって仕事できなくなるから寝る前にのみ食べる。よって日中用のタンパク質メインの食料が必要。
楽しまざるもの食うべからず。これをクライデイズの標語に足そう。
安くて栄養価高い、会社の電子レンジで調理し冷蔵庫で保存できる「スーパーかドンキで買える食べ物」教えて。
----------------------- 【22:00】
腹が減りすぎて哲学が加速してしまう。餓死は病気で死ぬのとはまた別の苦しみがありそうだな。生きたい、食べたい、という本能が目覚める。
そう、実にプリミティブな欲。お腹が空きすぎて眠れないという感覚もわかる。予定より1時間早めに五目ごはんを作る。この非常食がどれだけ癒やしを与えてくれるか。熱湯入れて15分待つ。水だと1時間だって。いずれにせよ調理時間長いな。食べたい、早く食べたい。けど、未来の食事の事も考えなければならない。今だけ満たされても何にもならないのだ。
このシビアさ、この現実感。たまらない。これが大人のリアリズムだ。
----------------------- 【22:20】
食べた。なんだこれは! 食べ物じゃない!
これは「食の安全地帯」だ! 吹雪の雪山で見つけた山小屋のような救いだ。ゾンビまみれの洋館のタイプライターある部屋だ!
味云々よりも「助かった」という安堵感の方が凄い。なんというエンタメだ。
炭水化物の満足度、ヤバい。小さい袋ながら茶碗中盛くらいは十分あるイメージ。途中で味が淡白過ぎる事に気づいたので醤油と粉チーズを足し。味的にはちょっとリゾット味がでてくる。美味い!
無論このあと睡魔に襲われるから夜しか食べられないが、あと6日ほどこのエンディングが得られるなら「生きていける」って感じする。
20:00-22:30あたりが空腹の限界だな。ソーセージ買いに行くのを忘れてた。出かけてこよう。
ああ・・感謝の気持ちが凄い。氏にたいみたいな贅沢な欲求がゼロ。他罰をする余裕もなし。ただ「食べて生き延びたい」という原始の欲求のみがある。
心地よい獣の満足。これでいい、ずっとこのサイクルでいい。もっと感じたいぞこの飢餓感。
【✓】
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tokyomariegold · 2 years
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2022/10/8〜
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10月8日 久しぶりにIKEAへ行った! 今の部屋にあるIKEAの一人がけチェアは、お店で他の椅子たちと並んでいるのを見たらだいぶ大きく立派に見えた。水曜日に粗大ゴミの引き取りの予約をしている。 ボードリヤール先生!と言いたくなる程、たくさんの、色とサイズ違いの、同じものたちが重ねられたり一列にされたり、カゴから溢れさせられたりして、満載だった。小物やぬいぐるみだけでなく、スタンドライトや観葉植物のサイズでも同じようにたくさんが並べられていて楽しい。 みんな、ソフトクリームを食べながら大きいカートを押して、サメとかパンダを飼っていた。
ZARAもゴディバもあったけれど、ZARAの前でゴディバ飲んでるららぽーとあるあるは見受けられなかった。
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tofubeatsの“SO!WHAT!”の歌詞を引用した、あなたの卒論進まないツイートが好きだったよ、と伝えると、原曲を知らない��まにツイートしていたらしく、今日の私の鼻歌で初めてメロディを聴いた、と言っていた。
帰宅して、月が綺麗で十三夜。 今日は洗面台の棚を外して過炭酸ナトリウムで洗った!えらい!
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10月9日 今日が十三夜だったかも。 ネイリストのお姉さんに、今日は雨ですよ〜、と教えてもらう。せっかくの十三夜…。 朝11時から全てが始まる表参道の街は、10時でも朝7時くらいの爽やかさと静けさと、11時に始めるための通勤の方々の忙しなさがある。 キャットストリートが10時から12時の2時間で、あんなに様変わりするなんて、これを毎日しているなんて、東京ってやっぱりお祭り的盛場都市。
好きなアイドルのCDジャケットや映画のシーンから、ネイルアートをしてくれる方だったので、自分の写真をモチーフにネイルをしてもらった!“どこかへ行ってもいいし、どこへ行かなくてもいい”ネイル。
母の誕生日プレゼントは、コスメキッチンのスヌーピー ハンドクリームにした。これから母である人生の方が長い時間しか、どうしたって更新されない彼女のことを少し憂いてしまう。
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やっぱり気になっていたので、enfoldへコートをもう一度見に行く。 先週と同じ店員さんがいらっしゃって「先週より新作が増えましたよ〜」と入店してすぐに教えてくれた。不慣れな感じが印象的だったかしら、と、でも覚えてもらっていて嬉しい。 先週はマネキンが来ていたコートを試着させてもらった。 この数年間、ほとんどオンラインでしか服を購入してなくて、着てみたいブランドの古着ばかりを着て、それでも十分楽しんでいた。 確かに新品は値が張るけれど、とてもとても満たされる。何を言い訳にしても高すぎるコートだと思っていたのに、試着してみてより好きになってしまい購入することにした。 「オンラインで購入します…!黄色にしました…!」と、店員さんに伝えお礼を言った。 「お客様に満足いただけるかしら、うちの服…と先週から思っていたので嬉しいです。」と言っていて、ちゃんと自分が選ぶ側で、お客さんをさせてもらえた、と思えた。 店に自分がふさわしいのか審査されている気持ちになるお洋服屋さんもある(ショッピングモールのテナントとか)けど、ハイブランド路面店って分け隔てない余裕があって、思ったよりも優しい。 このコートを着て図書館へ行きたい。
バルトが言っていた日本の中心の穴を眺めながら、IMAのステイトメントをぐるぐる考えて歩いた。帝国劇場周辺で交通事故が起きていて、パトカーと救急車に気を取られつつ、銀杏を踏まないように気をつけて歩いた。
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10月10日 上野の科学博物館のチケットをもらったので、常設展も入れるし、とあまり何が展示されているのかわからない“化石ハンター展”へ行く。 最終なのでとても混んでいた。 恐竜や化石を見たい!と思ったことってほとんどないので、こんなに人気な展示で、みんな太古の生物が好きなんだな〜と、会場の人を眺めていた。 メインはチベットケサイ。ケナガサイよりも毛が短いからケサイ。ケサイ……。 常設展で、はやぶさの実寸模型を観て、初めてはやぶさの形を認識した。なんとなくこんなものだろうな〜、のイメージすらなかったけれど、模型を観ても捉えどころがない。〜みたい、が、ない。バルトもびっくりな、スタンプに不向きな形、はやぶさ。
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「夏のいろいろです。」と、前回会ってから出かけた先で買ったちょっとしたお土産たちをいただいた!こうゆうアイテムと共に、そこに行ったエピソードを聞くのって楽しくて、お土産ってそうゆうことか〜、となる。 私はお揃いの(それぞれがろくろを回して作った)一輪挿し用に、と、色違いでガーベラを買って渡した。
帰りの電車が信じたくないくらい混んでいて、人の押し寄せが起こると「4歳の子がいるので押さないで!」と声が上がった。4歳って、もうちょっとしっかりしているかと思っていた。この間も、5歳の姪っ子とパフェを食べた写真を見せてもらったときも、エピソードも含め、思ったより5歳が幼くてびっくりした。
東博の企画展“国宝”が楽しそう。 再来週はなにか展示を観に行けるようにしたい。
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10月11日 「お母さんなんかになりたくない」的なツイートを見つける。普段あまりツイートをしない友人が珍しいな、と、その内容に、あれ?これは私信かしら?と勘違いをしてみる。 万が一、そうだったらどうしよう…!でもそうだとしたら、とってもSNS!という感じで楽しい。 とってもSNS、と言えば、昨日お花をあげた友人が、一輪挿しに生けたお花の写真を投稿していた。彼女もあまりSNSに投稿しないタイプなので、嬉しいSNSで楽しい。 私は、満員電車でお花の茎が弱くなってしまったので、背の高いフラワーベースに生けた。
そういえば、お揃いのお花を持って博物館へ入場しようとしたら「花は展示室へ持ち込めないので、ロッカーをご利用ください。」と言われた。生花の種子が展示物に悪さを…?と思ったりして、2人でお花だけを入れたロッカーはなんだかよかったな。
明日の粗大ゴミ引き取りに向けて、一人用チェアとヒーターとマットレス(ずっとゴミ置き場で引き取られずに残っていた)を出した!えらい! 一人用チェアがお部屋と廊下の間の引き戸にちょうど挟まって動かなくなってしまって泣きそうだった!
注文していたフォトブックが届いた。
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10月12日 今日は帰宅してからお部屋で座るまでを、何かスムーズに過ごせた、と、思ったら、日記を書いていないことに、キッチンでスープを溶いている時に気がつく。 これくらい、あ!今日はなんか忘れちゃったな〜の存在にしたい。日記。
半休を取ったけれど、9:30に粗大ゴミの回収が来た。昨晩出しておいたうちの1つ、セラミックヒーターは無かった(誰か持っていってしまった)らしく、2つ分の回収代金を支払う。 ゆっくり歩いて通勤すると、明るい時間なのもあって普段気がつけないことがたくさんあった。公園の遊具が、新緑カモフラージュカラーに塗り替えられていた。
バルトの本、昨日はわけが分からなかった“なんか”の章をもう一度読んだ。
スーパーにバター餅だけが残っている。 2週間くらい前に、ゆべしとバター餅がカゴで売られていて(見た目は白黒の色違い)なんか唐突すぎ、かわいい、と思っていた。 じりじりゆべしは売れていって、今はバター餅だけがじりじり残されている。バター餅って何…明日もあったら買おうかな。
フォトブックを観てみた!データの写真より、本ベースでまとめられている方がずっと良い!
10月13日 シンプル家具のKEYUKAは、コンビニで言うとnewdays、と思っている。
3時間打ち合わせ梯子で、看護師を取りまとめる看護師長さんが「一体どうしたらいいの?!」となっているのを無言で眺めていた。暖房で具合が悪くなって、座りっぱなしで血圧が下がってきているのを感じて、その反動で帰宅してから大声でたくさん歌った。 1曲歌い切れる曲がない。
バター餅は少し減っていたけれど、明日もまだありそうな感じなので、横目で見るだけにした。
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10月14日 母の誕生日!レターパックで送ったプレゼントはちゃんと届いたのかな?彼女はいつも疲れていて、ヘトヘトの布団で「あ、今日誕生日だった……」と言っていた。 私はちゃんと娘をしようとして、一人すべっている。
バルトの本を明日返す予定。 あまり理解してないけれど、意味の国の人が表徴の国のことを書くって、侮辱みたいなことに見えるけれど、それが理論立てられていて表徴サイコー!となる。意味じゃない方のことが好きな表徴の国の人です。ニセモノの天ぷら作りをしたい。
帰宅して思いつく限りの掃除をする程元気(胃だけはつかえている)。
ヒートテックを着てみたら、アポテーケフレグランスのクローゼットタグを十二分に吸い込んでいていい香り。
バター餅のことをすっかり忘れてスーパーを出ようとしたら、ドア横のカゴに売られている姿を見て思い出す。あ!あと3つ…… 明日はまだあるかな。
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mochicojournal · 3 days
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240522 ☁︎ 8:00
インターバル速歩
理想の未来に追いついた
旅から帰って翌日
7:00に自然と目が覚める
📖✍️
いつも旅中、旅後はお腹パンパン苦しくて
夜眠れず、疲れがまさって寝れたと思ったら
翌日の昼になり、そこから山のような洗濯がはじまる
なかなか通常モードに戻れない、、ってのが
定番だった
こんなんこれ以上、年とったら無理だ、、と
今年の2月の旅手帳に書き記している
その時
泊まりもコース料理も軽い身体も
ぜーーーんぶ 私の人生に必要だし
これからも楽しみたいと願った!!
で、この2日
⚫︎朝昼兼用ごはん
海老カツバーガー
バターシュガーパン1/2
カフェオレ
⚫︎おやつの時間
クラブラウンジ🍽️
チーズ、生ハム、クラッカー、ドライトマト
黒トリュフポテチ、ナッツ、サラミ
ジンジャーエール
⚫︎晩ごはん
イタリアンフルコースディナー(写真)
⚫︎速歩後
炭酸水、チーズ、バーニャカウダ、生ハム
⚫︎朝食前速歩後
ヨーグルト(加糖)中国茶
⚫︎朝食
ビュッフェ(写真)+ カフェオレ
⚫︎おやつ時間 
枝豆とコーンのピザ1/2 アイスカフェオレ
⚫︎夜食
春香苑 焼肉
カルビ、旨辛ホルモン、白ごはん、冷麺
⚫︎食後
珈琲、ハーゲンダッツ(ティラミス)
⚫︎今 
冷たい珈琲牛乳とピザの残り1/2を。
何も我慢せず いつも以上に
食べたいものを思う存分に味わった🥹
(これも書き換えしてないと確実に後悔するパターン)
結果
☑︎すぐに寝付けて、朝までぐっすり
☑︎7:00自然と目覚める
☑︎お腹苦しくない!!
☑︎身体軽い(旅前から100gプラス)
☑︎洗濯物🧺昨日孝志さんが既にやってくれてる
 ↑お願いしてない
理想の未来に今いる(現実変化した!)
ということは
潜在意識書き換え
成功してるっていうこと
2月の私、ありがとう♡
僅か3ヶ月で理想の未来に追いついた私♡
すばらしい👏
潜在意識やノートを使うことの意味は
効率よく望む現実を創造するためのもので
他者を分析したり
思い通りに動かしたりするためのものではない
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usamierina · 28 days
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Trip to Taiwan, April 2024 - Day 0: from Tokyo to Taipei
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I changed 3 weekdays to paid holidays making Golden Week to 10 consecutive holidays this year. "I want to go abroad!" - Looked around for flights and decided to go to Taiwan. I realized that it had been 6 years since I had been to there.
間の平日3日間にガッツリと有休を入れ、今年のゴールデンウィークは10連休に。「海外行きたい!!!」といろいろ飛行機を探し回り、今回は台湾へ行くことにしました。気づけば6年ぶりの台湾。
▶︎19:00 東京駅 〜 20:05 成田空港 到着
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搭乗日18:00:ギリギリまで仕事して、職場から東京駅、東京駅から空港バスで成田空港へ。今回もLCCでの渡航なので、第3ターミナルからの搭乗です。第3はバスで行くのが一番楽ですね。
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第3ターミナルにはPriority Passで入れるラウンジはないのですが、フードコートにある「ぼてぢゅう屋台」でPP専用メニュー「大阪道頓堀セット」(3,400円相当!)がいただけます。ミックスモダン焼き、たこ焼き、唐揚げ、ドリンク(ビールOK!)さらにどら焼きまでついてくる炭水化物のセットw 晩御飯はこれで充分。
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▲ ぼてぢゅう様、PP様、ありがとうごぜえますだ...
腹パンの状態で、22:50発のJetstarでいざ台北・桃園空港へ。
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▲オンラインチェックインはできなかったけど  カウンター前のチェックイン機械でピピっとしたら搭乗券出た  スムーズ!
▶︎22:50 離陸 〜 1:50 着陸
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約3時間のフライトを経て、無事台北桃園空港へ到着。 機内では1時間くらいは��れた、ような、気がする。
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「最近、、桃園空港の入国審査がめちゃくちゃ並ぶらしいよ...」との情報があり覚悟していたのですが、今回のフライトでかなり前方席を予約していたこともあり、着陸後に機内から出るときもかなりスムーズで、あっさりと入国審査ゲートに到着。
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確かに、結構な人数が入国審査ゲート前で待ち。とはいえ、見た目よりも回転は早くて、20分くらいで入国DONE。
期間限定でやっている「TAIWAN the Lucky Land」という、クーポンの抽選と、事前に当選していたホテルクーポンを引き換えて、
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▲ 🐻 < ごめん!  ※事前にKlookでのホテルクーポンを当選していたので、   そりゃさらにクーポン当たらんやろう、とは思ってたけどw
▶︎2:40 バスターミナルのチケット売り場
🐰「3:10のバスだから、ゆっくりたばこ吸ってコンビニ寄ってから台北駅行きのバスチケット買お〜」
なんて思ってのんびりして、からチケット売り場へ向かったのですが、
👨「3:10 is full. next 4:10」
🐰「マジ!?」
ここで1時間の待ちが発生...さらに、3:40くらいにバス待ち列に並んでいたところ...
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👨「4:10 is full. you 4:40」
🐰「マジ!?」
ということで、結局バスに乗れたのは4:40。空港で2時間半ほど時間潰ししました... 喫煙所とかに何人か日本人がいたので、声をかけて4人でタクシーで行った方が時間を有効に使えたかもしれん...そう思った時点でもうチケット買っちゃってたわ。後からチケットを見たら時間指定は書いてなかったので、早めにバス列並んでおけばよかったなあ。
▶︎4:45 台北駅行きの深夜バス到着
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▲台北駅まで行く深夜バスは「1819」。  マジで、さっさとチケット買って、さっさとバス列並んでおけば  よかった。貴重な2時間が...
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何はともあれ台北駅到着。オハヨウゴザイマスな明るさ。
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とりあえずホテルで仮眠です。
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▲今回宿泊のホテル「Caeser Park Hotel」  Klookのホテルクーポンを使って、友人と日程半分ずつ  宿泊したので、かなりお得でした。  古いけどリノベされてて中は綺麗です。
【2024年4月 台北の旅】 ・Day 0 👈THIS ・Day 1 └ 四海豆漿大王 └ 迪化街(油飯・蚵仔煎)&WANGTEA LAB └ Gin&Tonic Pa 2024 ・Day 2 ・Day 3
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kiriri1011 · 19 days
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血は流れて河となる
 タヴが最後の遺骸にシャベルで土をかけ終えたときには、すでに月が出ていた。
 今は廃墟となった村のすぐ横手にある、荒涼とした墓地にたたずむ仲間たちは、それが最後の作業だったことを知って各々シャベルを下ろし、シャドウハートが土の中に臥せた死者たちに祈りを手向けるのを黙って見た。  影に呪われた地を抜けて、初めて彼らが見た村でのことだった。  ほとんど集落といっても差し支えないようなその小さな村は、おそらく凶賊の手に落ちていた。家畜をほとんど攫われたうえに村民は女子どもの区別なく殺されている。誘拐するよりも殺して無害化したほうが手っ取り早いと判断したのだろう。  見つけた死体はすべて硬くなったばかりで、腐敗はしておらず、事後から数日程度しか経っていないことを教えていた。  まず最初にカーラックが慟哭し、沈痛な面持ちのウィルがその肩を支えた。  彼女は小さな女の子が母親に抱かれて死んでいるのを見つけたのだ。親子は互いに縋るように抱き合ったまま、背中や頭部を矢で射貫かれて絶命している。近くの納屋はすでに木炭と化していたから先にそちらに火をつけられていたに違いない。どこに隠れることもできず、ただ恐怖に竦んでお互いを守るように抱き締め合っていた親子は、さぞ嗜虐を誘う獲物だったことだろう。  カーラックは彼女たちを一緒に埋葬しようと言った。――誰も反対しなかった。  だが、ひとつ付け足すとするならば、アスタリオンだけは内心反対だった。皆一様に悲しみに暮れるムードに水を差しては非難されるだけ損だと思い、軽口を封印していたに過ぎない。  この不安定な時代、人を殺すのは盗賊だけじゃない。ゴブリンもいるし、アブソリュートもいる。犠牲者は増える一方だ。そのたびにいちいち足を止めて、墓を掘って、花を手向けて、祈りをささげてセンチメンタルな情緒に耽っていては旅は進まない。  本当なら、いつもの調子で言ってやってもよかった。  カーラックに殴られるのが怖かったわけではない。  問題はタヴだ。  いつも冷酷なほど理性的で、アスタリオンの皮肉に包まれた真実の提言を多少は理解もしてくれるはずのタヴがこのときばかりは黙っていたからだ。  一見、タヴの表情には怒りも悲しみも浮かんでいない。  あるのはただ沈黙ばかり。  だが、死体を埋葬すると決まったとき、彼女は一番にシャベルを握り、土を掘りだした。  よりによって普段から感傷的とは言えないタヴがそうするので、アスタリオンも文句は言えず、ただ皆に合わせて仕事をするほかなかった。  恋人の知らない一面を見た気がするのは、今夜が初めてというわけではないが、なにかが、たまらなく、変だった。
 シャドウハートの祈祷が終わると、空っぽの村の中で火を囲み、休むことになった。  皆が寝静まる気配がしても、アスタリオンは目を閉じていなかった。ただ寝所から夜空を仰ぎ見、いたずらに起きている。たとえ周りが死体の山でも彼はのびのびとやれるが、今夜は少しわけが違った。  冷たくなった心臓に一本の棘がひっかかっている。  抜こうにも抜けないそれは徐々に深く沈み、心臓の奥に到達して、アスタリオンの一部になってしまいかねない。  昔、好きでもない相手と寝たときはこういう思いをしていた気がするが、それが200年も経つと感覚も麻痺してきてあまり気にならなくなっていた。生きていくためにはそれらはあまりにも不都合すぎたのだ。  だが、拷問部屋の冷たい床で寝ていた生活をようやく忘れつつある頃、アスタリオンは今まで不要だと捨てたはずの感情の多くと対峙しなくてはならなくなった。  たとえばそれは恋人の不穏な心境に気づくことであったりする。  アスタリオンはタヴが何をして生きてきたか、ほとんど知らない。  もとから彼女は多くを語らない性分だったし、アスタリオンも無理強いするつもりはなく、いつか本人が語る気分になったときにそれとなく話してくれればいいと思っていたが、その恋人の明らかではない部分と、今夜の出来事が妙に関係しあってるような気がしてならないのは早計だろうか。  アスタリオンは今までの自分の悠長さを少し後悔する。恋人のことだったら知っておくべきことがいくつかはあったはずじゃないのか。  ふと、気配がする。寝所からするりと音もなく抜け出して、森に向かう人影がある。  その幽霊のような所作にアスタリオンは静かに長い耳を立てて息を殺した。そして、ほかの皆に気づかれないように、いつものように物音を立てず起き上がる。  彼女なら自分が起きていることぐらい気づいていただろう。  それなのにひと言もかけず出ていくなんて、やはりどこかおかしい。  仲間の手前自重したが、今夜ぐらいは抱き締めて眠るんだった、と後悔を重ねながらアスタリオンはタヴの後を追った。
「寝てていいわよ」
 森の中を進んだどころで彼女は振り返った。  少し入っただけなのに、もはや月明かりさえも届かないほど森には草木が鬱蒼と繁り、タヴの表情に影を落としている。  そこからは今のところ何も読み取れない。
「それはお楽しみを独り占めしたいってことか? なんて薄情なやつだ、大事な恋人にはせめて甘美な味を一口ぐらい分けてくれてもいいだろう?」
 アスタリオンはあえて空虚に笑ってそう言った。
「私がどこに行こうとし���るかわかるの?」
「そりゃ、お前が裸になって川でひと泳ぎしたいというならぜひこの目に焼きつけないと……」
「ふざけるなら置いていくわよ」
 タヴは本当にそう言って踵を返すと先に進もうとした。  「待て!」と声を高くしてアスタリオンは呼び止める。  どう考えても、彼女は村を落とした凶賊のもとに向かおうとしている。  あのお人よしの仲間たちのことだから、明日になったら村の仇討ちに行こうという話の流れにもなるはずだ。  なのにタヴは今夜のうちに独りで行こうとする。  それがなぜかアスタリオンには理解できない。
「独りは心配だ。俺も行く」
 いっそ最初から誘ってくれればよかったものを――と内心口惜しく思いながらアスタリオンは懇願するようにタヴを見つめた。  タヴは流麗なまなざしを寄越すと、手にした杖を前方に向ける。
「言っておくけど、仇討ちじゃないわよ」
「じゃあいったい何なんだ?」
 女は無言で歩を進めた。
「虐殺」
 無味乾燥な台詞は却って凄絶に響いた。  それを聞いたアスタリオンはうっすらと唇を三日月のように細める。
「ただ無性に殺しがしたいだけだから、皆を引き連れていくのは気が引けたのよ。……お前はどうだか知らないけど」
「なおのこといいじゃないか。仇討ちよりそっちのほうが俺好みだ。俄然ついていく気になった」
 タヴの後を追って陽気に歩を進めながらアスタリオンは歌うように答えた。
「お前が歩くところに血は流れる。敵の血はみんな美しいお前への捧げもの。だけどお前の血の味を知っているのは俺だけだ――なんてすばらしい夜だろう」
「吟遊詩人でも始める気? それにしては少しフレーズが陳腐ね」
 辛口の評価を下されたが、アスタリオンは気にしない。  恋人とふたりだけの秘密を作るというのは、何百年生きても心が躍る。  腰のナイフの場所をたしかめて、アスタリオンはタヴとともに宵闇の森を進む。  ふたりのエルフの眼は、松明がなくとも夜の闇を見透かせる。  これから殺されゆく運命にある者たちは、それを知らない。
 賊は盗った酒や食料でしばらく宴会続きだろう。奪った家畜を捌けば新鮮な肉もある。  弛みきったところを一気に叩けば少人数でも勝ち筋はある。しかも夜襲に長けたアスタリオンと、集団の殺戮に向いた魔法を得意とするタヴの組み合わせは凶悪と言うほかない。  見張りの男の喉首をナイフで掻っ切って、彼らの住処の洞窟へと堂々と侵入する。その死をほかの連中が知る前に、洞窟の入り口付近に備蓄していたのだろう火酒の樽を蹴り出して、宴会の中心にタヴが炎の魔術を撃った。
 爆発。
 タヴとともに洞窟から逃げるアスタリオンは激しい爆風とそれによって巻き起こる悲鳴を背中に笑い声をあげた。  その不愉快な笑い声を追いかけて、生き残った賊が這う這うの体で洞窟から現れる。  後はもう消化試合でしかない。  アンデッドのように洞窟から這い出てくる連中を、アスタリオンは一方的に弓で射貫き、タヴはなおも炎の光線で彼らを焼く。  そこから後に続く者はいなかった。  洞窟の中は轟々と燃え盛り、死体を焼き続ける。  ちらちらと火の粉が闇を駆け抜け、タヴの静かな横顔を照らした。  その横顔があまりに美しかったので、アスタリオンは思わず彼女の肩を抱いて、口づけた。  タヴは何も言わずに男の首を抱き締め返す。  火の粉が舞って髪の毛や服の端が小さく焦げる匂いがする。だが、その焦げついた匂いの中でふたりは長いキスをした。  息が尽きるまで、キスをした。
「ベハルを信奉するカルト村が私の出身よ」
 熱を冷ますために近くの川に立ち寄ったとき、裸の彼女が白い足を水に浸してそう言った。  焦げた髪の先をナイフで削いでいたアスタリオンは、その台詞にさして手元を狂わせるでもなく、ただ「ほう」とうなずいた。
「……昔、ベハルの落とし子が世間を賑わせたでしょう。何を血迷ったか、村の連中は彼らにあやかった存在を作ろうとしたのよ。選ばれたのは10才になった私」
 その先に続く物語は陰鬱なばかりだった。  疑似的に作り上げた”ベハルの子”を担ぐため、村の連中は彼女に殺人行為を強要した。相手は彼女の両親。  村長を始め村の中枢を担う上位の村民はベハルを熱心に信奉していたが、カースト下位の村人はその信仰を知らされずに生きているものがほとんどだったという。  彼女と家族もそうだった。  村に唯一存在する子どもだったタヴは、ある晩に家族とともに拉致され、儀式の舞台に立たされた。  そして儀式用の仰々しいナイフを握らされ、柱に吊るし上げられた両親を殺せ、と命令されたという。  できるはずもなかった。  だが、従わなければ娘もろとも村の連中に殺されると知った両親は、幼いタヴに自分たちを殺害するように説得した。  お前が生き延びられるならば……。  彼女が聞いた両親の最後の言葉だった。  極限の状況下で、タヴは両親を刺した。  めった刺しにした。  その日の昼間まで彼らは仲睦まじい家族だった――これからもそうなのだろうと幼いタヴは信じていた。  だが、突然わからなくなった。  気づけばタヴは両親の身体のいたるところにナイフを突き立て、彼と彼女が息を止めたことにもしばらく気づかず村長たちを喜ばせていた。  彼女は自分を生かすために命をなげうった両親が憎かった。  そんなことのためにたやすく命を差し出せる優しい人間だった両親が憎かった。  娘を殺人者に仕立ててまで最後まで良い親であろうとする両親が、憎かった。  その夜だけで、タヴは愛と憎悪の違いがわからなくなるまで両親を刺し続け、村にめでたくベハルの子として迎えられたという。
「村で死んでいる親子を見たとき、ああ、私もこうなるべきだった、と思い出したのよ」
 ぱしゃり、と川面を蹴って、タヴはそこで月とともに揺れる自分の顔を見た。
「もう親のことはほとんど覚えていない。ただ優しかったことだけを他人事みたいに覚えてる。子どもの頃の自分と、今の自分は、まるで別物。違う人生を生きているみたい」
 アスタリオンは、覚えているだけ幸運だろうとも思ったが、それは彼女にとってなんの意味も持たない言葉だとも気づいて、口を閉ざした。  今まで、タヴがたとえどんな過酷な過去を持っていたとしても、自分よりはましな人生に違いないと心のどこかで思っていた。  だが、蓋を開けてみたら、そう大差ないように思える。  優しい思い出を人質にとられて、殺人に身を染めた彼女はそれからも村に供物として差し出された贄を手にかけつづけたという。  命令のままに生きてきたが、それがある日、タヴはウィーヴに目覚めた。遠い祖先である竜の血が覚醒した彼女は、荒ぶる魔法の力で村の人間を残らず惨殺し、そのまま旅に出た。  ウィーヴの導きだけを頼りに、流れの魔術師として寄る辺なく生きて、マインド・フレイヤーに侵されて、そして、
「お前と出会ったわ。アスタリオン」
 悪戯っぽいのにどこか儚い微笑だった。  ときどき、アスタリオンはその瞳を覗き込むたび、あまりの奥の深さに呑まれるような感覚に陥ったことを思い出す。  その理由をようやく知った今、恐れるものはない。  壊れものを扱うようにアスタリオンはタヴを抱いた。
「過去に感謝しなくていい。お前が両親を憎んだことも忘れなくていい。お前の両親が望んだことは、たしかにお前にとって世界で一番残酷なことだからだ。一緒に死のうと言ったほうがまだ家族らしいな。お前の親はとんでもない偽善者だったんじゃないか」
「わからない……」
 か細い声でタヴはささやく。アスタリオンはその頭ごと抱え込むように彼女を抱いた。  濡れた素肌を抱き締めると、両手から滑り落としてしまいそうな気さえする。そしてそのまま二度とこの手の中に戻らないことを想像する。  そんなことはさせない。  互いに闇の水底から這い上がってきて、ようやく手を掴んだばかりではないか。
「タヴ」
 彼女を呼んで、アスタリオンは首筋に咬みついた。  さらさらと川の水のように流れる血は吸いだすほどに溢れてくる。  この女の中に流れる命の大河を吸い上げてしまえば、もう彼女の心臓は迷うことはないだろうか。  同じ影を踏むアンデッドとして、この世が終わるまで一緒にいてくれるだろうか?  血を啜れば啜るほどにアスタリオンの夢想は深くなった。  そんな力さえあれば、とっくに彼女を自由にしているというのに。
「……アスタリオン……」
 か細い声でいっそう力なく鳴く彼女に、アスタリオンは血の滲む傷口を舐めると、それでも惜しそうに唇を離した。
「……お前のせいで、これ以上水浴びしてたら凍え死にそう」
 血を失って冷えた身体は小さく身震いした。  アスタリオンは彼女から腕を離すと、今度は手をとり、川辺の草むらまでタヴを誘った。  拾い集めた枝葉に炎の矢を浴びせて小さな焚き火を熾すと、彼女を火の近くに座らせて、ともに火にあたる。  炎の揺らめきに心を落ち着けたのか、タヴは自然に肩にしなだれかかってきた。  彼女の肌が徐々に温もりを取り戻していくのを感じながら、アスタリオンは目を細める。
「責任とって、朝まで一緒にいて」
 夜明けまではまだ時間がある。  やがて首に絡みつく、その腕の頼りなげな軽さを知って、男は黙って唇を差し出す。  ぱちぱちと爆ぜる火の灯りに照らされた、ふたつの影はひとつになる。  その影のシルエットは男とも女ともつかず、ただひとつの存在としてそこにあった。
「死に近づきすぎた者は肉体に縋る。昨夜のお前たちは見事にそれを体現しているといえよう」
 白い朝靄に包まれる野営地に戻ったふたりは、いきなりシナビから忠告を受けた。  まるでふたりが帰ってくるタイミングを見計らったかのように現れた彼は、骨と皮だけでできた貌の中の唇を静かに動かし、厳めしい言葉を投げかける。
「血を流して満足したか?」
 タヴとアスタリオンはゆっくりと視線を合わせ、互いに問いかける。
「まあ、楽しかった……よな?」
「多少のストレス解消にはなったわね」
 ぬけぬけと答えるエルフの男女に、アンデッドの老人は呆れるでもなく、ただ深遠を見透かすような昏いまなざしを浮かべる。
「流れる血の多くに意味はない。お前たちが生み出した血の流れは、お前たちの足元を濡らすだけだ。よって、咎める理由はない」
 思わせぶりな台詞が続くことに若いふたりは露骨に面倒くさそうな表情を浮かべたが、シナビはさらにこう続けた。
「流れた血は、清らかな雨によってすべての罪を濯がれ、やがて河へと至るだろう」
 厳かな言葉は続く。
「お前たちはいずれ知る。その河の深さと広大さを。そして、それを泳ぎ切るには、人生はあまりに短いことを――お前たちは、必ず、知るのだ」
 この老人が言うことをタヴもアスタリオンもあまりあてにしていない。  彼の言葉はいつも確信的だが、常に煙に巻くような曖昧さがあり、意味を咀嚼するのに頭の体力を使う。  夜通し動いて身体に疲労感の溜まった彼らはもちろんシナビの言うことを深くは捉えなかった。
「やがてお前たちは河へと至る。けして、呑み込まれぬようにな」
 動く屍人の口にした最後の言葉に、タヴは答える。
「たまには、川遊びもいいものよ?」
 そう嘯いて、タヴは隣の男の肩を小突く。  アスタリオンはにやりと笑って、恋人に意味深なウインクを送った。  その悪びれない様子にシナビはようやくため息をつく。  一夜の秘密を共有した恋人たちは、その瘦せこけた呆れ顔を見て敵を討ち取ったときのように笑みを交わしたのだった。
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ss0014 · 3 months
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2024.2.24 那覇を歩いてたら公園の中でハイビスカスを見つけた。
落ちてたハイビスカスを掬い取ってカバンに入れた。
沖縄では普段の生活では見かけない植物をたくさん見た。
「イロガアザヤカヤノダ」
久高島3日目の朝。
部屋中にあまい香りが満ちていた。
「何のにおいやろー。」優しいな心地がいい。
匂いの元を探すと拾ってきたハイビスカスやった。
ハイビスカスってこんなに甘いにおいがするんやーて思った。
自然のにおい、心地がいい。
夜は陽が落ちたら眠って、朝は陽が昇ったら目覚めれたらいいな。電気はきっといらない。
久高島からお手紙を二人に。東京と兵庫へ。
添えたハイビスカスの花びらは甘いにおいがしただろうか。
久高島での出来事、まだ誰にも話せてない、話さない。
でも少しずつ書けたら。
———
スーパーで炭酸水を買おうと思って歩いてたらなんとサボテンが目につく。
可愛いちいさいお花、咲かしているのだ。
(いいな・・・)
手に取る、戻すを3回ほど繰り返す。
明日この子がこの売り場からおらんくなったら悲しくなるな、悔やむなと思ったので購入。
この小さい花が枯れたら私は少し悲しみだろう、でも枯れる過程の変化はきっと美しくて、
それを見届けたいと思った。
ので買いました。
明日は夜に浜松へ。
しばらく兵庫に戻る。
今年は移動をよくするな、それでいいしそれでいたかったはず。
初めて会ったのは六本木。居心地がよくてそばいにてたくさん話しかけてしまった。
一緒に食べたご飯、フルーツトマトおいしかった。
先日久々の再会、タバコのケースの紙をちぎって私に「ペンを持ってますか?」と問ってくれた。
持ってるペンを渡したらそこにメールのアド���スを書いてくれた。
メールでも手紙を書くような気持ちで言葉を書きたい。移動中に書きたいと思った。
カルダモンのお酒めっちゃうまいです。
2024.3.7 23:44
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myonbl · 2 years
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2022年9月7日(水)
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私の職場(私立女子大学)では、9/21(水)から後期授業が始まる。2週間前ということで、今日から生活リズムを授業モードに切り替えることにする。後期担当科目は4科目、まずはGoogle Classroom にシラバスをアップロードし、前日に公開されるように設定する。水曜2・3限の「情報機器の操作Ⅱ」については同僚sampe兄が資料を用意してくれるので、自分で準備するのは木曜1限の「共生社会と人権(旧・人権論)」のみで負担は極めて少ない。しっかり準備して中身のある授業をしなければ、と、心を新たにしたことだ。
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4時起床。
日誌書く。
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ツレアイは起床直後に抗原検査、陰性を確認して今日から職場復帰。
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朝食は天ぷらそば+そば湯+ヨーグルト+野菜ジュース。
洗濯1回。
空き瓶・缶、45L*1。
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2男のおにぎりはツレアイ担当、私は2人分の弁当を用意する。
ツレアイを職場まで送る。
糠床メンテナンス、キュウリ漬ける。
キュウリのしょうゆ漬けを仕込む。
半熟酢卵を仕込む。
今日から後期授業の準備開始、まずはClassromにシラバスをアップする。
残り物で早めのランチを済ませ、新開地・喜楽館へと向かう。
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中トリの露の新治さん、ネタはメールでお願いしておいた「仏馬」、疑問点が解けたので嬉しい。
3日通った喜楽館も今日が最後、楽しかったが少し疲れた。
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阪急桂駅で下車、構内のGOZENで弁当用の惣菜を購入する。
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2012年/13年にEテレで放送された「落語でブッダ」、第1回分が柳家喬太郎の「仏馬」、該当部分をコピーしてpdf化、露の新治さんにメールで送信する。
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息子たちの夕飯、豚バラ肉とナスの甘辛炒め/トマト/キュウリとニンジンのぬか漬け、シークワーサーの炭酸割、ブドウ。
ツレアイが買物済ませて帰宅、私の喜楽館の打ち上げという名目で、平日だが🍶をいただく。
録画番組が無かったので、iPhoneで柳家小ゑん「ぐつぐつ」を聴きながらあれこれおしゃべり。
風呂の順番を待つ間にダウン、近頃朝が早すぎるので夜も早くなってしまう。
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諦めていたのだが、なんとか3つのリング完成、水分は1,600ml。
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