第二のおうち
多種多様な人物の集まりすぎている面白いお店。それが私の職場だ。みんなバラバラなのにも関わらずなんだかまとまりが良い。実際の所まとまるとはどういう事なのか分からないけれど、"繋がっている"そんな感じがする。
このお店には不思議なチカラがある、と私は思っている。簡単に言ってしまえば私のパワースポットだ。
みんなにとって職場は、どんな所だろう?前まで私のいたところは正直行きたくないと思う場所だった。行くのがただ憂鬱という感じで。だけれど第二の家はなんだか違う。例えば生理前でメンタルが使い古した雑巾みたいにダメージを食らっている時、普通なら仕事になんて行きたくない。だけれど、第二の家には行きたくなる。働きに行く=元気になれるそんなような場所。そんな職場最高!と単純に思いながら国道246を自転車で駆け抜けている。
私は働き始めてから、食の大切さ、手作りの温もりに気づいた。早番ならみんなで朝ごはんを食べてからスタートするし、夜ご飯もみんなで食べる。どんな時だって、誰かが作ってくれたご飯をお腹いっぱいに食べられる。インスタントでは補う事のできない栄養が手作りのご飯にはある。それは『優しさ』と『温もり』だ。確かにインスタントってめっちゃめちゃ美味しい。でも食べた時に、『優しい味だなあ』って心が温まる事は無いように思う。私のお店のご飯はいつだって優しい味。誰かの心のこもったホカホカホクホクな賄い。食べるだけで、抱きしめられてるように感じるそんなご飯。私も作れるようになりたい。多分なれると思う。沢山優しい賄いを食べているから。
『ひなたがひなたらしく働けなくなったら俺らの責任だと思ってる』53歳のマブダチ(オーナー)が私に言ってくれた大切な言葉。私は私らしく働いて良いんだよと言われてるみたいでとっても胸が嬉しくなった言葉。私は意識していなかったけれど、なんだか結構人にいいパワーを与えてるみたい。自分の良さってあまり気付けないけれど、彼はいつだって真っ直ぐ私に伝えてくれる。彼が私に沢山の私の良さを教えてくれているから、のびのびと働けているのだと思う。
こんな環境は当たり前では無いのを私は知っている。
大抵私のようなナイーブタイプは要らないものとして扱われるからだ。だけれど贅沢な環境に身を置く今、私は生意気な事に気づいてしまった。
職場に行きたくないと思ってしまう自分も勿論甘えている。だけれど、行きたくないと思う場所にも原因はあるのだと。誰かの悪口が回っている事なんて多々ある。雇用以外の関係性のみの空間。そんな所で楽しくて働ける訳がないじゃない。誰かの悪口を陰湿に言っている環境にいると、いつしか、自分も言われているんじゃないか、、?と勘ぐり始めたりする。何もかもそこがスタートな気がしているここ最近だ。
行きたくなくなる原因が必ずあるのだと思う。
正直今のわたしには行きたくない日はほぼほぼ無い。
だって行ったらみんなが居るし、食べてるだけでハグされてるような気分になるご飯もあるし、なによりすごく楽しいからだ。
最近よく、アルバイトや仕事に関しての相談を貰う。私は辞めたっていいんだよ。少しだけ無理をして辛くなったなら、辞めたっていいんじゃないかなと思う。お金のために心を裂いた時間は戻ってこないし、心が壊れちゃうのは簡単だけれど、修復するのは、なかなかうまく行かない。悔しいくらいうまく行かない。自傷行為をする癖がついてしまった今、私はあの時あんなに頑張らなくて良かったのに。と少し後悔してるの。
もっともっと背伸びせずに私らしく居られたら。と思うの。でも過去を振り返っても仕方ない!
今この環境に居られるだけで私は幸せ。
そんな今月私の大好きな2人が別の地へのスタートをきるみたい。全力で応援しているけれど、すんごくすんごく寂しい。キッチンで踊りながらご飯作ってる人が居なくなってしまう。たまに毒舌な優しい味の料理を作ってくれるカラフルな人が居なくなってしまう。
考えただけで、この前涙が止まらなくなった、笑笑
なので、10月からは私もキッチンでたまに踊ってみようと思う。たまにカラフル服を着て優しい味のするご飯を創れるようになってみようと思う。
夏をこのお店で働けた私は幸せものだ!みんなにも自分らしく働いていて良いんだ。と思える場所が見つかったら良いなあと思います。そこに辿り着けるまで、何度も辞めても何度始めてもいいと思うんだ。
楽しかった夏も終わり、秋がやってきたね!セーターなんて着はじめてる私は冬何を着たらいいんだろうか。
そんな事は置いといてね、笑
風邪も引きやすくなる季節だね〜。喉も心にも水分補給をしっかりとして、元気にやっていけたらと思います!
p.s.このお店で働いたら?電話してみなよ。と言ってくれたのは、そう!サイモンくんでした!
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ロブ=グリエの映画について
いつだったかヌーヴォー・ロマンについて冊子を作ろうと思っているという話を友人から持ち掛けられて、それならロブ=グリエの映画なら観ているからと紹介文を書いたのだが、残念ながらその件はなくなってしまったらしい。せっかく書いた文章なので載せたい。
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『不滅の女』 "L'immortelle"(1963)
異国情緒溢れる音楽と叫び声から始まる、その時点で、なんだかこれからすごい映画が観られそうだ!と思わずにはいられない。メーキャップのはっきりとした、目力の強い女性(フランソワーズ・ブリヨン)が、まるで“死んでいる”かのように横たわっている。窓際でじっと外を眺める主人公(ジャック・ドニオル=ヴァルク)は終始、目に光がない。斜めの線が意識されたような完璧な構図と柱のように立っている人々。またその人々の視線を再現するようにゆっくりと横移動するカメラワーク。何度も同じようなシーンが差し込まれるように思えるが、すこしずつどこかが異なっている。ジャンプカットで物語はどんどん進んでいくが、時系列はめちゃくちゃで、今まで観ていたものはいったいなんだったんだろう…?と思わず頭を抱えてしまう。響く虫の鳴き声と、船のエンジンの連続音が不穏な雰囲気をかもしだす。“夢に見たトルコ”で起こしてしまった事故に憑りつかれ、妄想を続けるうちに、主人公は女性と自分を重ねてしまったようだ。終盤、窓にカメラが近づくシーンで、主人公の視線(主観)がはじめてカメラワークによってあらわされ、映画を観ている私たちも主人公と重なり、もうこの物語から引き返せなくなるのだ。
“夢に見たトルコ”…ボイスオーバー「夢に見たトルコで 異邦人のあなたはさまよう 偽の監獄や要塞に デタラメな物語 もう引き返せない 逃げようとしても偽の船しかない」
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『ヨーロッパ横断特急』 "Trans-Europ-Express"(1966)
題名の通り、ヨーロッパ横断特急に乗り込んだ一行は、同じく乗り込んでいたジャン=ルイ・トランティニャン(本人役)を主人公に、ノワールものの映画製作をしようと、脚本をレコーダーに録音している。あらすじはさておき(!)、こんな格好いい映画を作れるんなら、こういうのずっと作ってよ!と思ってしまうほどには、ロブ=グリエ節が他の作品より薄め(といっても拘束趣味は全開)である。前作の『不滅の女』の東方正教会やモスク、脚本した『去年マリエンバートで』での洋館のように、本作においてもそういった、ある種、荘厳なロケーションでのシーンはお得意であるものの、匿ってくれるギャルソン(ジェラール・パラプラ)の部屋の窓や、パリ東駅というロケーションは、少年らしさ(また少年たちの憧れる格好よさ)を感じられて楽しい。ラストのチャーミングさも必見。
以下余談ーー。
昔は一番つまんないよ~と思っていた作品であったものの今は一番面白いと思えて、当時ロブ=グリエの映画作品の物語の大半を、わけが分からないまま、だけれど映像のアバンギャルドさやエロティックな雰囲気を楽しんでいたものを改めて観て、しつこいくらいに趣味嗜好を提示され、こんなんばっかやな…と思っていた時に、本作はその"ロブ=グリエ節"が抑えられていて、より一層のこと面白く観たのだった。
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『嘘をつく男』 "L'homme qui ment"(1968)
同時期の日本には、勅使河原宏が阿部公房の小説を映画化したものがいくつかある。それらの音楽(ほぼ効果音といってもよい)は現代作曲家の武満徹が担当しており、非常に特徴的なものとなっているが、ロブ=グリエの作品の多くもミシェル・ファノという作曲家が担当していて、その音響効果が非常に絶大なものになっているという点で、勅使河原の作品たちを思い起こされた。また酒場のシーンで、客達がカメラ目線で次々と話す様子は、ドライヤーの『裁かるゝジャンヌ』を彷彿とさせ、常連の集まるただの酒場が裁判所にでもなったかのように、観ているこちらを緊張させる。そして女性をオブジェクトとしてしか扱わない、(ロブ=グリエの)大好きな目隠し遊びのシーンの長いこと長いこと…。
本作品は主人公(ジャン=ルイ・トランティニャン)の語りで映画が進んでいくので、他の作品よりも物語がわかりやすくはあるのだが、タイトル通り“噓をつく男”の語りであるので、わかったところで…という気持ちにはなってしまう。村の英雄ジャン・ロバン(Ivan Mistrík)の親友ボリス・ヴァリサだと彼は名乗るが、誰も信じちゃいないし、映画の途中でボリスの名の書かれた墓が写っていたり、知っているはずの医者に、初めましてと言ったりする始末。噓をつきながら多くを語るこの男が、結局のところ何者なのかはまったく明かされず、最初のシーンへ戻るこの無理矢理な円環構造に驚くだろう。
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『エデン、その後』 "L'Eden et après"(1971)
始まった瞬間から赤青白…とゴダールの『メイド・イン・USA』や、小津の『お早よう』のように、色彩による主張が眩しい。主人公のヴィオレット(カトリーヌ・ジュールダン)のファッションが絶妙で、白シャツに黒のセーター、プリーツのミニスカートは赤を選びたくなりそうなところを青に。それと黒のロングブーツを履きこなしており、非常に可愛く参考にしたいのだが、ペイズリーのサテンワンピースは、それで街歩くの!?とびっくりするくらい短い。下着の赤い色にも、この作品の色のこだわりを感じるほどだ。そして、ギャルソンでさえも迷いそうな、モンドリアンルックで、幾何学的な雰囲気のカフェ、エデン。ヴィオレットたち演劇サークルはここをたまり場にしており、センセーショナルだが、ほぼお遊びのような演技をして暇をつぶしている。もしこんなお洒落な(可笑しな)コンセプトのカフェがあるのなら(襖みたいに壁が稼働したり、鏡張りだったり)、絶対にくつろげる雰囲気ではないので、演劇を試みるにはもってこいの場所だろうから、たまり場になるのもわかる。中盤の巨大工場のシーンも含め、観ているうちに『エデン、その後』“ごっこ”がしたくなっていく(!)。
一体、どこからどこまでが彼らの妄想で、演劇の設定で、“幻覚”なのか“現実”なのか、果たして謎の男Duchemin(ピエール・ジマー)の生死は?作中の「エデンとその客達がそう見せかけているのか」という言葉通り、あれさっきみたような…というシーンやモチーフが回収されていきラストに繋がる、ミステリー/ドラッグ/トリップムービー!
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『快楽の漸進的横滑り』 "Glissements progressifs du plaisir"(1974)
快楽の漸進的横滑り(ぜんしんてきよこすべり)。いちばん口に出して言いたい邦題。当時はこの邦題の意味の分からなさと単語そのものが魅力的で、早く観たくて仕方がなかったものの、年代の古い順に観るくせがあり、わざと後回しに、5作品目でやっと観たとき、初っ端からロブ=グリエの大好きなモチーフたちがたたみかけられ、興奮したのを覚えている。今回改めて観ると、その露骨さには思わず笑ってしまった。“主題は割れた瓶”だという始末。他の作品にも再三使用されている、登場人物たちがカメラ目線で正面を向き、首を横に振ったのち、また正面を向くといったようなカットの他に、本作には手による表現も追加されており、その点は目新しさを感じるし、アーティスティックな画面作りには、よっ!真骨頂!と言いたくなるが、正直なところ、こんなのレズビアンもの好きの変態の妄想じゃん…!とうんざりしてしまうこともしばしば。神父(ジャン・マルタン)が気持ち悪すぎて泣けてくる。ミシェル・ロンズデール(判事)の十八番とも言える呻き声(あるいは叫び声)をあげる長回しや、みんな大好きジャン=ルイ・トランティニャン(刑事)のどんな役でもこなしている様子は見もの。“類似・繰り返し・置き換え・模倣”、とロブ=グリエの手法が抜群にきいた官能アート作品が観たい気分のときにおすすめしたい。
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『危険な戯れ』 "Le Jeu avec le feu"(1975)
美しい娘カロリナ(アニセー・アルヴィナ)との近親相姦的妄想を繰り広げながら語る父や、娼館に来る様々な客の役をこなすフィリップ・ノワレの気持ち悪さたるや…!娘のみた、いくつかの悪夢の中の一つである、太った男に身体を洗われる夢、もはや恐怖である。出演女優たちは惜しげもなく服を脱いでいくのだが、それぞれの身体すべてがマネキン人形のように(腰から脚にかけてのラインや胸の大きさなどが)似通っていて、ロブ=グリエは、フェリーニのそれとはまったく違った美学で女性を見ていることが感じられる。
女たちの名前の書かれた寝室のドアを開けるたびに繰り広げられる、異色なプレイの数々には思わずカロリナもあんぐり。アニセー・アルヴィナのあの口元の緩さ加減はそれとして魅力的である。コメディタッチなシーンも多く楽しいし、広い館のたくさんのドアをすべて開けてみせてくれる、ゲーム脳的思考の持ち主(RPGではアイテム入手のために、部屋という部屋すべてを確認しないと気が済まないたち)には嬉しい映画。
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『囚われの美女』 "La Belle Captive"(1983)
ルネ・マグリットの同名作品『囚われの美女』を含む作品群に着想を得つつ、ロブ=グリエの好きなモチーフやテーマがたくさん組み込まれている本作品を観ていると、ロブ=グリエって本当にこういうの好きだね…!と思わざるを得ない。割れたガラスと赤い血(のような液体)や、拘束された女性が横たわる姿は必ずといっていいほど出てくる、もはやそれらを待ち望んでさえいる。
主人公のヴァルテル(ダニエル・メスギッシュ)が、聴く音楽といえば、シューベルトの『死と乙女』か“とらわれの女”だと言うのだが、劇中に流れている曲は弦楽四重奏曲第15番で、『死と乙女』と呼ばれている曲(弦楽四重奏曲第14番)とは異なるし、“とらわれの女”という曲も実在しない(弦楽四重奏曲第15番が“とらわれの女”と呼ばれているといった話も聞いたことがない)。また『囚われの女』といえばプルーストの『失われた時を求めて』の第5篇だが、これも劇中でプルーストの名前は出されるものの、この文学作品を映画化したというわけでもない。アケルマンにも『囚われの女』という作品(これはプルーストに関連する)があるが、この劇中でも、シューベルトの楽曲が使用される。こうして“囚われる”という言葉になんらかの様々な事柄を想起し、この物語にアプローチしていこうとする自分もロブ=グリエに“囚われ”てしまっていることには間違いない…。
毎度のことながら、ラストに向けて畳み掛けるように、幾重にもかさなった構造が明かされていくのだが、この題名の通り“囚われて”いるのは美女なのだろうか?とまたしても思考が止まらない。ロブ=グリエのフェティシズムに、心霊と夢と退廃的な世界観が足され、繰り返し挟み込まれる象徴的な映像にドキ!とさせられながら楽しめる作品だ。
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TEDにて
ジェイミー・ペイク:自ら形を変え変身する折り厚板紙ロボット
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
板金やチタン合金?セラミック?
折り紙からデザインのヒントを得てロボット開発者のジェイミー・ペイクと彼女のチームは、非常に薄い素材を折ってできたロボットで自ら形を変え変身する「ロボガミ」を創り出しました。
このトークと技術デモでペイクはロボガミが地上や宇宙で様々な作業をこなすためにどう適応できるのかを示し
丸まったり跳んだりパチンコのように射出したり、更には心臓の拍動のように脈打ったりする様を実演してお目にかけます。
ロボット開発者としてよく聞かれます「ロボットが朝ご飯を作ってくれるようになるのはいつか?」
未来のロボットは、人間の姿に近づくのではないかと考えました。自分に近い容姿になると考えたので自分の目を模倣した目を作成しました。
物を私に渡せるように、器用な指を作りました、野球のボールとか。
こちらのような古典的なロボットは、決まった数の関節と駆動装置で構成され機能します。このことが意味するのは、機能と形状は構想の段階で確定してしまうということです。
このロボットアームに素晴しい投球ができカメラの三脚に当てさえしたとしても朝ご飯を作ってくれるわけではありません。
スクランブルエッグを作るのには向いていないのです。これが、未来のロボットのビジョンを思いついた瞬間です。
変形ロボットです。車のように走り人のように駆け、鳥のように飛び、新しい環境とその時の作業に合わせて変形します。
これを実現するためにロボットデザインの方法を考え直さねばなりません。
多角形型のロボットモジュールがあるとしてその単純な多角形を使って様々な形を再構築して異なる作業向けに異なる形のロボットを作り出すことを想像してください。
コンピュータグラフィックスでは、目新しいことではありません。かなり前から多くの映画がそのように作られています。
でも物理的に動くロボットをそのように作ろうとするならまったく別の新しい話で、まったく別のパラダイムで意外と難しい。
でも皆さんは、既にやったことがあります。紙飛行機や紙の船や折り鶴を作ったことのない人は?
折り紙はデザイナーにとって万能の道具です。一枚の紙から様々な形状を作ることができ、もし気に入らなければ広げてもう一度折り直せます。
折ることで二次元の面からどんな三次元の形でも作れ、そのことは数学的に証明されています。
もし知的な紙があって自律的に折り上がり、求めるどんな形にもいつでも変形できるとしたらどうでしょうか?
それこそが私の取り組んでいることなのです。私はこの折り紙のロボットを「ロボガミ」と呼んでいます。
これが最初のロボガミの変形の様子です、私が10年くらい前に作ったものです。平坦なシート状のロボットが、ピラミッド型になってまた平らなシートに戻り、今度はスペースシャトルになります。
すごく愛らしいです。10年経って私たちのグループのニンジャ折り紙ロボット研究者は、22名ほどになりましたが、新しい世代のロボガミができ少し効率的になってできることが増えました。
新世代のロボガミは、実用的な目的を果たします。例えばこのロボットでは、地形によって自動的に進み方を変えます。
地面が平らで乾いていれば、這って進みます。急に荒れた地形になると転がり始め同じロボットですがこうなります。
地形に応じて駆動装置の動かし方を変えるのです。障害物があれば跳び越えます。この動作では、それぞれの脚にエネルギーを蓄え、パチンコのように放っています。
体操技だってします。ジャーンプ。ロボガミが単体でどのように動くのかをご覧いただきました。
では、グループで行動したらどうでしょうか?もっと複雑な作業に力を合わせて取り組みます。
モジュールにはアクティブなもの。パッシブなものがあり、組み合わせて異なる形状を作り出せます。
それだけではなく関節を制御することで異なるタスクを作り、挑むことができ形が新たなタスク空間を作るのです。
ここで最重要なのは組み立てです。違った場所にいる相手を自動的に見つけ出す必要があり、環境と作業に応じてくっついたり離れたりします。
そしてもう実現できているのです。さて次はどうなるのか?想像力を働かせましょう。
これは、このタイプのモジュールで達成できることのシミュレーションです。
4本足で歩くものを作ろうと決め、よちよち歩く子犬にしました。同じモジュールで別のものを作ることもできます。
ロボットアームは典型的で古典的なロボットの用途です。ロボットアームで物体をつかみ上げられます。
更にモジュールを追加すれば、より大きなあるいはより小さな物体を掴み上げられるようロボットアームの腕を長くでき3本目の腕だって付けられます。
ロボガミには、決まった形状や作業はありません。いつでも、どこでも、どんな形状にも変形できるのです。
ではどのように製作するのでしょうか?
ロボガミ最大の技術的な課題は非常に薄くし、柔軟にしながら機能を維持することです。
多層の回路やモーターやマイクロコントローラーやセンサーをすべて本体内に持ち一つ一つの接合部を制御して指示通りに動きこんな柔らかな動きもできます。
一つの作業のためだけに作られたロボットとは違い、ロボガミは複数の作業をすることに最適化されています。
このことは、地球上の過酷で独特な環境や宇宙での作業で重要になります。
宇宙はロボガミにぴったりな環境です。
宇宙では、作業ごとに専用のロボットを用意する余裕はありません。宇宙では、どれほど多様な作業が必要になるかわかりません。様々な作業向けに変形するようなロボットが必要になります。
ロボガミのモジュール一式が、変形していくつもの作業をこなすようにしたいのです。
私だけが言っているわけではないですよ。このコンセプトに資金援助をしているのは欧州宇宙機関とスイス宇宙局だからです
ここにはロボガミのいろいろな構成のイメージが描かれていますが、異星の地表を探査するものもあれば、地面を掘っているものもあります。
探査だけではありません。宇宙飛行士にも手伝いが必要です。インターンを連れて行く余裕はありませんから。
宇宙飛行士はあらゆる退屈な作業をこなさねばなりません。単純な作業かもしれませんが、とてもインタラクティブです。ロボットに実験を手助けさせる必要があります。
コミュニケーションをとりながら宇宙飛行士を支援し、いろいろなところに張り付いて道具を支える3本目の腕となります。
でも、例えば宇宙ステーションの外側にいるロボガミをどう制御するのでしょうか?
このケースでは、ロボガミが宇宙ゴミを捕えている様子が描かれています。
目で見ながら操作できますが、感触を直接、宇宙飛行士の手に伝えられたらもっといいでしょう。
ロボット本体の他にも・・・操作で必要になるのは触覚デバイスです。
触覚インターフェイスが、手触りを再現します。ロボガミを使えばそれも可能です。
これは世界最小の触覚インターフェイスです。
指先に触感を再現することができます。ロボガミに巨視的な動きと微視的な動きをさせることで実現しました。
これを使うことで物体の大きさや物体の曲率やまっすぐさを感じられるだけでなく硬さや手触りも感じられるのです。
アレックスがこのインターフェイスを親指で操作しています。
そしてこのインターフェイスにVRゴーグルとコントローラーとを合わせると仮想現実はもはや仮想ではなくなり触れられる現実となります。
彼が見ている青、赤、黒のボールは、その色だけで区別されるものではなくなり青いゴムボール、赤いスポンジボール、黒いビリヤード球として感じられます。
すでに可能な技術です。ちょっとお見せしましょう。
これを一般の方の前でライブ公開するのは、本当に初めてでうまくいくといいのですが、ここに示すのは解剖学の人体図とロボガミの触覚インターフェイスです。
他の再構成可能なロボットと同様に複数の作業をします。マウスと同じように操作できるだけでなく触覚インターフェイスとして機能します。
たとえば物体のない白い背景部分では、何も触るものがないのでインターフェイスの反応は、とてもスムーズです。
マウスのように操作して肌や筋肉質の腕のほうに移動して上腕二頭筋や肩を触ってみましょう。固くなったのが、分かると思います。
もう少し調べてみましょう。胸郭に近づいてみましょう。肋骨の上か肋間筋の上かで柔らかくなったり固くなったりし、固さの違いを感じることができます。
本当ですよ。ご覧のように私の指に対して固いあるいは強い力で押し戻してきます。
動いていない表面についてお見せしましたが、動いているものに近づいたらどうでしょうか?
たとえば拍動する心臓ではどうでしょう?何か感じられるでしょうか?
自分の心臓の脈だって取れます。オンラインショッピングを楽しんでいる時にポケットに入れておけば、買おうとしているセーターの感触の違いやどんな柔らかさなのか?
カシミアかどうかも分かり、あるいは買おうとしているベーグルがどのくらいの固さかカリカリの程度も分かるのです。もうできるようになっています。
このロボット技術は皆さんの日常のニーズに合わせてパーソナライズされ適応できるよう進化しています。
再構成可能なこの独特なロボットは、視覚的でない直感的なインターフェイスをニーズに的確に合わせて提供するプラットフォームです。
そのようなロボットの姿はもはや映画で描かれるようなものではなく皆さんの望み通りのものになるのです。
ありがとうございました。
(個人的なアイデア)
Apple Vision Pro 2023の登場で・・・
チャットGPTが、ここに搭載されれば?
どうなる?
今後のインスピレーションに期待します。
健常者にも活用できれば、月面や宇宙空間のロボットを自宅からゲームのように操作するだけで賃金がもらえるような、一神教での労働の概念が変わるかもしれません。
Before 2022, this would not have been possible, but with Apple, Google, and Microsoft agreeing to expand the use of “passkey,” a passwordless authentication system…
2022��以前では、不可能だったが、Apple・Google・Microsoftがパスワードな しの認証システム「パスキー」の利用拡大に合意したことで・・・
…on the basis of high security and a high degree of privacy as well…
高いセキュリティと高度なプライバシーも基本にして・・・
…and if, as Ivan Pupilev says, all everyday objects have gesture interface capabilities…
イワン・プピレフの言うように日常的な物すべてにジェスチャーインターフェース機能を搭載していれば・・・
By integrating them with a common smart home standard, “Matter,” and making it possible to automatically connect to them by simply approaching them, assuming permission and authentication…
スマートホーム共通規格「Matter」で統合して近づけるだけで本人の許可、認証を前提とし自動接続できるようにすることで
It may be possible to customize even simple functions as complex functions by combining various devices in a stand-alone manner.
単体では、単純な機能でもさまざまな機器を組み合わせることで複雑な機能としてカスタマイズできるようにできるかもしれない。
In the past, OpenDoc, a technology developed by Apple to realize compound document and document-centered operation, was available.
かつて、OpenDoc(オープンドック)は、Appleが開発したコンパウンド・ドキュメントとドキュメント中心の操作実現する技術があったが
Can we extend this technology to shift from a document-centric to a gesture-centric interface?
これを拡張して、ドキュメント中心からジェスチャーインターフェース中心にできないだろうか?
If you want to work on a larger screen from your smartphone, iPhone, or iPad with a user interface by wearing the Oculus Dash or HoloLens from Oculus Quest
Oculus QuestにあるOculus DashやHoloLensなどを身につけることでユーザーインタフェースをスマートフォン、iPhone、iPadからもっと大きい画面で作業したい場合
It was usual to use a computer with a large screen, but now it is possible to use a huge screen! However, there were limits to the amount of money and placement of the display.
大画面のパソコンでというのが、普通でしたが、もっと、巨大な画面で!!という場合はディスプレイの金額的、配置場所にも限界がありました。
Virtual reality as the future of the holographic age, Virtual reality Virtual reality OS and its extension to the gesture interface center.
ホログラム時代の未来にあるものとして、Virtual reality バーチャルリアリティのOSとジェスチャーインターフェース中心への拡張
Seamlessly linked together, there will be no spatial limits, and you’ll be able to work in a small room with any number of huge, large screens that you can place anywhere in 360 degrees!
シームレスに連携させることで、空間的に限界は無くなり、小さな部屋でいくらでも巨大な大画面で360度どこにでも置いて作業できるようになります!!
For example, even if it is not possible to display 3D without wearing glasses like the gesture interface in the sci-fi movie “Iron Man”…
例えば、SF映画「アイアンマン」に出てくるジェスチャーインターフェイスのようにメガネをかけずに立体表示させるとまではいかないまでも
It may be possible to “make it look realistic by wearing special glasses” such as Oculus Dash and HoloLens in Oculus Quest, so…
Oculus QuestにあるOculus DashやHoloLensなど「特殊なメガネをかけることでリアルに見せる」ことはできそうなので・・・
It would be fun to display the setting panel of a simple function device that you touch through the special glasses as if it pops up from inside the device in CG in a hologram format (image: Genie Effect on Mac)
特殊なメガネを通して、触った単純な機能の機器の設定パネルをホログラム形式でCGで機器の中からポップアップするように表示してくれると楽しそう(イメージは、Macのジニーエフェクト)
警察比例の原則。
警察比例の原則。
警察比例の原則。
前提として、公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
最近2023年から始まったジェネレーティブ人工知能の流行によって
ジェネレーティブ人工知能で作られたメディア(画像・映像など)が人々の目に触れる際には、情報源を開示するよう求めている(オープンAIなど10社が自主ガイドラインに署名した)
ヘンリー・マークラムの研究で脳のイメージが数値化されたデータから・・・
この膨大なデータをディープラーニングを搭載したジェネレーティブ人工知能に候補を複数映像化させる
こうすることでストーカーしかできない人工知能の問題を解消できる?かもしれない
憲法第19条にもあるように「内心の自由」正確に特定しないようにして
権力者の頭脳の中身をリアルタイムに複数映像化したことをチャットGPTに説明してもらう。
これは三つしかない内のひとつ。リカレント・ニューラル・ネットワークを使います。
この権力者の頭脳の中身をリアルタイムに映像化したことをニティシュ・パドマナバンの老眼鏡を含めた未来の自動オートフォーカス搭載メガネなどを用いて
特殊なメガネを通して、ホログラム形式でCGからポップアップ表示できる可能性もありそうです。
しかし
機械学習ディープラーニング物体検出データベースのことを「Darknet」と呼んでいます。
フェイフェイ・リー構築した機械学習ディープラーニング画像データベースのことを「ImageNet」と呼んでいます。
他には、今のところ、リカレント・ニューラルネット(RNN)フレームワークなど・・・
たった三つしかないのが2022年の現状です。
<おすすめサイト>
Apple Vision Pro 2023
キース・カークランド:触覚を使ってナビゲートしてくれるウェアラブル技術
インターステラー(字幕版)
ダニエレ・ウッド: 地球上の生活を向上するために宇宙技術をどう使えば良いか?
キャスリン・コールマン:国際宇宙ステーションでの暮らし
ロボットの宇宙空間での活用2019
スカイラー・ティビッツ: 世界を変える4Dプリンティング
<提供>
東京都北区神谷の高橋クリーニングプレゼント
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