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#キングの傑作
ari0921 · 20 days
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)5月2日(木曜日)
   通巻第8236号 
 コロンビア大学占拠組に学生は少数、プロの活動家、外人部隊が大半
   悪名高きリサ・フィシィアが扇動。米国分裂の前衛部隊が政治演出を狙った
*************************
 極左活動家に占拠され器物を損壊されたコロンビア大学のハミルトンホールにニューヨーク市警冊が突入、およそ百名の活動家を逮捕した。
場外で扇動していたのは悪名高きリサ・フィシィア女史(63歳)。「われわれは99%」と叫んでウォール街占拠事件なども彼女が扇動した。
現在の米国分裂を作り出した前衛部隊の活動家である。
 アメリカの世論は換わった。
 7月の共和党大会の焦点はトランプが『副大統領』に誰を指名してチケットを組むか、である。WOKE批判の人間が選ばれるだろう。
ニッキー・ヘイリー元国連大使が予備選撤退の際にトランプを支持しないで、トランプ陣営から離れたため、彼女の副大統領指名の可能性は薄らいだ。
というのも軍需産業とウォール街の幹部でなりたつ共和党主流派はトランプに非協力的であり、現在もこれからもトランプは支持者だけの孤軍でたたかう姿勢にある。
 となると最有力の副大統領候補はトゥルシー・ギャバートに絞られてきた。
第一に女性であること。第二に少数民族出身という条件をみたしており、第三に有力視される材料とは彼女が民主党幹部だった「履歴」、第四がイラクで戦った『軍歴』である。
 彼女は最年少でハワイ選出下院議員、2020年には民主党の大統領候補予備選にでた。またヒラリー・クリントン批判で知られる女傑。されど美人。難点がもしあるとすれば、彼女がヒンズー教徒を信奉するインド系であることだろうか。ちなみにニッキー・ヘイリーもインド系である。
トゥルシー・ギャバードの新著『国を愛するために』が4月30日に発売され、たちまちベストセラーとなった。
彼女はこう書いた。
「無駄な時間はもう無いのです。私たちの国は激しく分裂しています。共和国として、労働組合としての私たちの将来は暗い。騒音、狂気、暗闇。。。多くを締め出してサーフボードで海に漕ぎ出したり、山にハイキングに出かけたりして、母なる自然の平和と雄大さを味わいたい」
 つづけてギャバートは、なぜ民主党に絶望したかを語る。
「狂気が消え去ることを期待して目隠しをして生活を続けるには、あまりにも多くが危険にさらされています。私たちが立ち上がって、この国を破壊しようとしている人々に、私たちの政府は国民の、国民による、国民のための政府であることを思い出させない限り、立憲民主主義に対する狂気と脅威は消えることはなく、増大するばかりです」
 ▼アメリカはどうしてこうなったのか?
ギャバートは続ける。
「私が2002 年にハワイ民主党に入党したのは、当時、国民のための言論の自由を尊重し、参加者全員を大きなテントに歓迎し、多様な意見や意見を共有する政党のように見えたからです。第二次世界大戦中、隣人や友人たちが日本の強制収容所に放り込まれ、一瞬にして自由が奪われたことを思い出しながら、市民の自由と権利のために闘う政党だった。それはJFKとマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師に触発された政党でした。アメリカ人として団結すれば何が可能になるかを示してくれました。その党はもはや存在しません」
エセ民主主義の偽善者が民主党のエリートだと批判が続く。
 「民主党はあらゆる問題を人種差別化することで私たちを分断し、反白人人種差別を煽り、神から与えられた自由を損なうために積極的に活動する、卑劣な『目覚め』(WOKE)に煽られた『戦争屋』の「エリート主義陰謀団」の完全な支配下にあります。
憲法に明記されており、信仰と精神を持つ人々に敵対し、警察を悪者扱いし、法を遵守するアメリカ国民を犠牲にして犯罪者を保護し、「安全」だと主張しながら国境を開いたままにし、国家安全保障国家を兵器化して、政敵の追撃、そして何よりも日を追うごとに私たちを核戦争に近づけています」
 激越な批判である。
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ishiiruka0421 · 3 months
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straycatboogie · 4 months
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2024/01/25
BGM: The Other Two - Selfish
なぜぼくはこんなにもたくさんの本を読んでしまうんだろうか。ぼくは実を言うとウェブサービス「読書メーター」を使っているのだけれど、それによるとこの9年間(およそ3000日ほど)でぼくは1500冊の本を読んできた計算になる。子どもの頃を思い出してみて、ぼくはもともとはそんなにたくさん本を読む子ではなかったことに思い至る(とはいえ、すでにその頃からぼくはつらい思いをしていたのできちんと思い出すことはできないのだけれど)。最初にぼくが夢中になった本といえばスティーブン・キング『スタンド・バイ・ミー』で、姉が持っていたものを読ませてもらったのが出会いだった。その本から、ぼくの華麗な(?)読書遍歴は始まる。
そして高校生の頃、たまたまクラスメイトが文庫本を読んでいたことから村上春樹と出会う。彼の『ノルウェイの森』を読み、彼のさまざまな偉大な傑作群を読みふける日々が始まる。たくさんのクラスメイトにいじめられたり、あるいは端的に孤立したりしていたので読書はそんなぼくにとって唯一のたましいを解き放つ術だった。そして同時に、そうすることによって心を正常にかつフレッシュに保っていたのだった。
そんな痛ましい日々を経たあと、ぼくは大学に入りもっともっと読み始める。思い出す――大学近くにあった、ぼくが借りたせまいアパートの四畳半の一室で壁に背をもたれかけて生真面目にたくさん読んだっけ。当時ぼくはアメリカ文学を学び、そして友だちも作れなかった。ただ読み、聴いた。そんな過ごし方がぼくの青春だった。
そしていま。ときおり、イオンで本を読んでいると人が尋ねてきてこう言う。どうしてそんなに真剣に本を読んでいるのか(「えらくなるために勉強でもしているのか?」というような感じで)。あるいはいったい自由時間にどれだけ本を読んできたのか、と。答えるに当たって、この事実を言わないといけない。ぼくは心のなかに、どんなふうな未来のステージに立ちたいかという思いはない。やりたいことをやってきている。それに尽きる。だから満足だ。
思えば、たぶんぼくはたんにみじめな人間かもしれないのだ。というのはそんな過ごし方で生きてきたからロマンスも色恋も経験していないのだった。青春すらなかったかもしれない。でも、それがぼくの人生。読書が崇高な趣味だというつもりはない。退屈しのぎや楽しみのための手段ならたくさんある。でも、この行い・いとなみを止められる予感がしない。ある意味では読書にふけることでぼくなりにたましいの「ソウルフード」を堪能しているのかもしれない。あるいは、そうすることでたしかな大きな楽しみを得られているのかな、とも。何物にも代えがたい、かけがえのない楽しみを。
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THE CREATOR:クリエーター:KING キング:火:行動
成熟から生じる理解があれば、いま私たちが着手しているすべてのことが、私たち自身の生とほかの人たちの生に豊かさをもたらすことになるだろう、と。
OSHO
世界にはふたつのタイプのクリエイターがいる。一方のタイプのクリエイターは対象に取り組む。ーーーー詩人、画家、彼らは対象に取り組む、ものごとを創造する。もうひとつのタイプのクリエイター、神秘家は、自分自身を想像する。彼は対象には取り組まず、主体に取り組む。自分自身に、自分の実存に働きかける。そして、そういう人こそが、ほんとうのクリエイター、ほんとうの詩人だ。
あなたは自分の内側にひとつの最高傑作を隠し持っている。だが、あなた自身が道に立ちはだかっているのだ。ちょっと脇によければ、その最高傑作が現れてくるのだろう。誰もが最高傑作だ。というのも、神はなにひとつそれ以下では誕生させないからだ。誰もが何生にもわたってその最高傑作を隠しもっている。自分とかいったい誰なのかも知れずに、ただ表面で何者かになろうとして。
何者かになるという考えを落とすがいい。あなたはすでにひとつの最高傑作だなのだ。あなたはもっと良くすることなどできない。あなたはただそれに気づき、それを知り、それを悟ればいいだけだ。神みずからがあなたを想像したのだ。そのあなたをもっと良くすることなどできはしない。
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sunakaburimovie · 5 months
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【My Favorite Movies of 2023】
*今年も「3年ルールで2021年以降公開を新作とカウント」します。
✴︎ ぼくたちの哲学教室 Young Plato
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哲学、思考、対話、筋トレ、喧嘩、アイルランドお馴染み(と、よくネタにされる)親族喧嘩、時々エルヴィス。生徒にはミニ・ウェイン・ルーニー(またはギャラガー兄弟)みたいな子がいっぱいいて、何度ももらい泣きしてしまった。哲学は黄色いレンガ道。みんなの心にグレイスランドを!私はケヴィン・マカリーヴィー校長にアボカドの食べ方を教わった。
✴︎ マルセル 靴をはいた小さな貝 Marcel the Shell with Shoes On
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可愛らしくていじらしいサヴァイバル・ライフ。小さき淋しきものたちの歌。まさに、「パーティで自分だけ別の部屋に行って休むとき、大勢がいる気配で安心できる」 その感覚だった。いやあ、あんな可愛いゲロは他にないし、目の淵(貝殻の淵)に溜まる涙もすごいし、キーボードの上にいるおばあちゃんzzzzzzzzzzzzz……って入力しちゃってるのが堪らなかった。おばあちゃんの弱り方がまた他にないくらいリアルで切ない…貝なのに!
✴︎ スザンヌ、16歳 16 Printemps/Seize Printemps/Spring Blossom
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フランスでまた少女の通過儀礼映画か…とありきたりなものを思わせるけど、ちょくちょく笑わせもして意外と面白かった。監督脚本主演スザンヌ・ランドン(あのヴァンサン・ランドンの娘!)は、エンディング曲といい80年代の『ラ・ブーム』や『なまいきシャルロット』を意識してるはずで、でもシレッとその路線を裏切りもする。スザンヌがとにかく真面目な子なのが良いの。内緒で一人で冒険に出かけても、毎回必ず親(特にパパ)の所に帰ってくる。スタンダードにとても素直でしかも短い、好ましい映画だった。
✴︎ ファイブ・デビルズ Les cinq diables/The Five Devils
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タイムリープSFと呪われたお伽噺、オカルトホラーがぐちゃぐちゃに混在した、クィアなメロドラマ。これも「燃ゆる女」だ。暗示的モチーフが散りばめられ、徐々にピースがハマってゾクゾクする面白さ。どこかディヴィッド・リンチに近いロマンティックでキャンプなテイストが好みだった。アデル・エグザルコプロスの心ここに在らずなぼんやり不機嫌顔!
✴︎ Fair Play/フェアプレー Fair Play
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久々に観た、「これが済んだら結婚するんだ」フラグ!一種のスクリューボール・コメディで、スポーツ観戦型ゾンビ映画…?権力構図で言えば『TAR/ター』より巧く出来ていて面白かった。
✴︎ 秘密の森の、その向こう Petite maman
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冒頭の場面でおおっ!と掴まれた。二人羽織みたいに1人が2人、2人で1人の動き。既に時間も人も境目なく入れ替わっている。演じること、瞬きや映画の編集がそうであるように。『燃ゆる女の肖像』が大作だとしたら小作なんだけど、この短さにマジカルなオリジナリティがギュッと凝縮してた。
✴︎ マッシブ・タレント The Unbearable Weight of Massive Talent
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俳優とは操られた夢遊病者かウザいほどピュアな情熱か、『カリガリ博士』か『パディントン2』か或いはデュプラス兄弟案件か、それが問題だ。ニコラス・ケイジの常に全力演技は真剣と書いてガチと読む。そして『パディントン2』はガ チ で 傑 作 !人はガチに触れると笑い、呆れ、やがて泣くのだ。
✴︎ デュアル Dual
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ライリー・スターンズは『恐怖のセンセイ』もこれも感情と動きを切り離して暴力を戯画化、形骸化する。決闘もダンスも「型」が大事で型ありき、でも型だけ見ると滑稽。1人が2人に2人が1人に、すべてシステマティックに淡々と粛々と展開して、残るのはただシンプルに寂しさだ。あのエンドロールに詰まった寂しさよ。
✴︎ PIG ピッグ
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音楽はメロディ、ハーモニー、リズム。料理は味覚、嗅覚、記憶。豚を捜す旅は森を出て暗い地下へ潜って嗅ぎ回り、自分の過去を掘り起こしていくトリュフ狩り。エモーショナルな演出を極力省略したコンパクトな作りと、たっぷりある余白を満たすニコラス・ケイジの演技。ジャンルはスリラーでなく、各章にメニュウを冠したコース仕立ての料理映画だった。ガチで孤高の料理人が本気出したおもてなしは『バベットの晩餐会』に近いものがある。
✴︎ オオカミの家 La casa lobo/The Wolf House
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普段さほど映画館に行かない友達2人がハマったという、恐るべし話題作。観てると催眠効果あるし、製作撮影工程を思うと想像力が追いつかなくて頭がクラクラする。どろろーんと常に移ろっていくからすべてが儚いの。儚くて底なしの悪夢。後ろや横からザワザワ聞こえてくる音響が凄かった。
✴︎ Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック
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朝目覚めて何度も夢を見る女子コンビ。海に行きたいだけなのに…不条理に抜け出せない日常はまるで「不思議の国のアリス」の世界だ。でももう現実には戻らない。彼女たち以外の方がよほどメチャクチャでクレイジーで理不尽なのだから、この不思議の国では。
【他にも良かった新作】
ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン
オマージュ
ウーマン・トーキング 私たちの選択
ロスト・キング 500年越しの運命
アプローズ、アプローズ! 囚人たちの大舞台
シャドウ・イン・クラウド
ブラック・フォン
バーバリアン
グリーン・ナイト
彼女のいない部屋
BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ
不都合な理想の夫婦
X エックス
聖なる証
ニュー・オリンポスで
セイント・フランシス
1640日の家族
【旧作マイベスト】
☆音のない世界で(1992)
☆素顔の私を見つめて…(2004)
☆愛しのタチアナ(1994)
☆しとやかな獣(1962)
☆WEEKEND ウィークエンド(2011)
(ハル)(1996)
真夜中のピアニスト(2005)
メイフィールドの怪人たち(1989)
パラダイスの夕暮れ(1986)
レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989)
真夜中の虹(1988)
狂気の愛(1985)
デッド・カーム/戦慄の航海(1988)
暗殺の森(1970)
小公女(2017)
つぐみ(1990)*再見
同級生(1998)
きみがぼくを見つけた日(2009)*再見
アフリカン・ウエディング(2013)
アフター・アワーズ(1985)
血まみれギャングママ(1970)
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honyakusho · 5 months
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2023年12月12日に発売予定の翻訳書
12月12日(火)には14冊の翻訳書が発売予定です。 ただし、うち1冊は児童向け���学書です。
フランス式薬剤による妊娠中絶ハンドブック
堀本江美/翻訳
ドコニカ
17.18世紀大旅行叢書〔第Ⅰ期〕9 シベリア旅行記
渡辺博/解説 永見文雄/翻訳
岩波書店
17.18世紀大旅行叢書〔第Ⅰ期〕10 ナイル探検
長島信弘/翻訳 石川由美/翻訳
岩波書店
カーミラ : レ・ファニュ傑作選
レ・ファニュ/著 南條竹則/翻訳
光文社
博物館・美術館の世界史 Ⅰ(全3巻) : 古代~18世紀 誕生と進化の時代
クシシトフ・ポミアン/著 水嶋英治/翻訳 本村凌二/解説
東京堂出版
ボーイフレンドをきわめてみれば
ライリー・ハート/著 ZAKK/イラスト 冬斗亜紀/翻訳
新書館
伝説の大泥棒&大脱走 : イラストで見る
ソレダー・ロメロ・マリーニョ/著 フリオ・アントニオ・ブラスコ/イラスト 轟志津香/翻訳
マール社
虚空の羽ばたき
トーマス・ゾガリック/著 唐沢杏子/翻訳
牧歌舎
平和をつくる方法 : ふつうの人たちのすごい戦略
セヴリーヌオトセール/著 山田文/翻訳
柏書房
あかい たまご? だれの たまご?
アデレイド・ホール/著 ロジャー・デュボアザン/イラスト こみやゆう/翻訳
好学社
1日1フレーズでぐんぐん伸びる! 子ども英語366
オリバー・グラント/著 チョン・ダウン/イラスト 株式会社トランネット/翻訳
KADOKAWA
138億年のものがたり 宇宙と地球でこれまでに起きたこと全史
クリストファー・ロイド/著 野中香方子/翻訳
文藝春秋
マチルド・ローランの調香術 : 香水を感じるための13章
マチルド・ローラン/著 関口涼子/翻訳
白水社
ビリー・ジーン・キング自伝
ビリー・ジーン・キング/著 池田真紀子/翻訳
辰巳出版
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team-ginga · 7 months
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映画『キングダム』
 U-Nextで映画『キングダム』を見ました。
 山崎健斗主演の日本映画……ではなく、ラース・フォン・トリアー監督が1994年にデンマークで撮ったテレビ映画『キングダム』のシーズン1です。
 その昔、畏友・石田学が私に薦めてくれた作品で、前々から見たいと思っていたのですが、当時はどのビデオ屋(古い!)にも置いておらず、最近ラース・フォン・トリアーがシーズン3を撮ったことからようやくサブスクに登場したもの。
 私はずっとスティーヴン・キング原作だと思っていましたが、さにあらずーー原作・脚本はラース・フォン・トリアーで、キングはアメリカのテレビ局でトリアーの作品をリメイクしただけのようです。
 舞台はデンマークにあるキングダムという名前の病院です。基本、群像劇ですが、中心となるのは、
1)仮病を使って入院した老婆ドルッセ夫人が職員として働いている息子をこき使って病院に住み着いている少女の霊と交信を試みる話
2)どこから見ても嫌なやつにしか見えない主任医師ヘルマーがモナという少女の手術でミスを犯して彼女を障害者にしてしまったことを隠そうとする話
ーーの二つです。さらにそれに加えて
3)ヘルマーと対立する若い医師クロウスホイと同僚の女医ユディットの恋の話
4)内科の女医に想いを寄せる医学生モッゲが女医の関心を惹くために解剖の検体の首を切断し女医に送るものの、首の処理に困る話
5)解剖医ボンドが末期肝臓癌の患者の肝臓をどうしても手に入れたいと思い、遺族にその旨を申し出るが断られてしまい、窮余の一策としてその患者が脳死状態になったとき癌に冒された肝臓を自分の体に移植させる(!?)話
ーーなどが絡んでいきます。
 4)や5)なんて、無茶苦茶ですね(笑)。
 無茶苦茶という点では、トルッセ夫人やヘルマーの愛人の女医も同じです。
 トルッセ夫人は病院内で降霊術の会を開くし、息子に車椅子を押させて病院の至る所に行くし、挙げ句の果てには息子に命じて地下階の壁に大きな穴を開け、そこに少女の霊を天国に送るための儀式をするのですが……うーん、いいのかこれ?
 またヘルマーの愛人の女医は、ヘルマーに邪険にされて腹立ち紛れに拳銃を取り出し、地下階の廊下に実験用のマウスを放し射撃のマトにします。実に見事な腕前で百発百中ですが……いいのかこれ?
 なんだかんだで、霊となって病院をうろついている少女はマリーという名前で、キングダム病院の院長だったクルーガー医師が田舎の村の女に産ませた私生児であること、クルーガーは結核を患っていると称してマリーを入院させ毒性のあるガスを吸わせて死なせたことが明らかになります。
 一方、クロウスホイと恋仲になった女医ユディットは前に付き合っていた男の子どもを妊娠しているのですが、胎児はわずか数週間で大きくなります。クロウスホイもさすがにおかしいと思って堕胎を勧め、ユディットもようやく承諾しますが、堕胎手術は失敗し、ユディットの足の間から赤子ではなく血まみれの成人男性が産まれる……というところでシリーズ1はおしまい。続きはシーズン2でということですね。
 「傑作か?」と聞かれるとなんとも言えません。ただ、シーズン1は4話あるのですが、続けて見ていると個々の登場人物にそれなりに愛着が湧いてくるのは事実であり、どこから見ても嫌なやつのヘルマー医師さえもなんとなく愛らしく感じられるようになってきます。
 また各回の終わりにまだ若いラース・フォン・トリアーがスーツ姿で登場しコメントするのがチャーミング(?)でした。
 『キングダム』は一部でデンマークの『ツイン・ピークス』と呼ばれているようです。なるほど国は違えど非常な高視聴率を上げたドラマである点、群像劇である点、心霊現象を扱っている点では共通していますね。
 デヴィッド・リンチの『ツイン・ピークス』のように後半ぐだぐだにならないことを祈るのみです。
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kitahalalyee · 11 months
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お仕事について
BL漫画を中心に活動中です。
お仕事のご依頼・ご連絡などは kitahalalyee◯(◯→@)gmail.com までお願いいたします。 (通常1週間以内に返信いたします、返信がない場合は再度ご連絡下さい)
作品へのご感想・ご質問などは各編集部・レーベルさんへお願いいたします。
お仕事履歴
2024年
05/17 iHertZ band.82(大洋図書) - BL漫画「ブラットテイマー/クイーン」前編
04/01 ブラットテイマー/キング engage!(大洋図書) - BL漫画単行本
03/15 iHertZ band.81(大洋図書) - BL漫画「ブラットテイマー/キング engage!」後日談
01/19 iHertZ band.80(大洋図書) - BL漫画「ブラットテイマー/キング engage!」最終話
2023年
11/17 iHertZ band.79(大洋図書) - BL漫画「ブラットテイマー/キング engage!」4話目
09/15 iHertZ band.78(大洋図書) - BL漫画「ブラットテイマー/キング engage!」3話目
07/21 iHertZ band.77(大洋図書) - BL漫画「ブラットテイマー/キング engage!」2話目
05/19 iHertZ band.76(大洋図書) - BL漫画「ブラットテイマー/キング engage!」1話目
04/08 「ブラットテイマー/キング」発売記念サイン会 (於 マンガ展 渋谷)
04/01 ブラットテイマー/キング(大洋図書) - BL漫画単行本
03/17 iHertZ band.75(大洋図書) - BL漫画「ブラットテイマー/キング」最終話
01/20 iHertZ band.74(大洋図書) - BL漫画「ブラットテイマー/キング」4話目
2022年
11/18 iHertZ band.73(大洋図書) - BL漫画「ブラットテイマー/キング」3話目
09/16 iHertZ band.72(大洋図書) - BL漫画「ブラットテイマー/キング」2話目
07/15 iHertZ band.71(大洋図書) - BL漫画「ブラットテイマー/キング」1話目
03/30 ベルガモット&サニーデイ(プランタン出版) - BL漫画単行本
01/21 瑠璃の片便り(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」番外編・単話配信
2021年
12/28 Canna Vol.81(プランタン出版) - BL漫画「ベルガモット&サニーデイ」最終話
11/30 ihr HertZ 2022年1月号(大洋図書) - BL漫画「瑠璃の片便り」金色蜂番外編
11/01 金色蜂に蜜 2 & 3(大洋図書) - BL漫画単行本
10/30 Canna Vol.80(プランタン出版)- BL漫画「ベルガモット&サニーデイ」5話目
09/30 ihr HertZ 2021年11月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」最終話
08/30 Canna Vol.79(プランタン出版) - BL漫画「ベルガモット&サニーデイ」4話目
07/31 ihr HertZ 2021年9月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」15話目
05/31 ihr HertZ 2021年7月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」14話目
04/30 Canna Vol.77(プランタン出版)- BL漫画「ベルガモット&サニーデイ」3話目
03/31 ihr HertZ 2021年5月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」13話目
02/28 Canna Vol.76(プランタン出版) - BL漫画「ベルガモット&サニーデイ」2話目
2020年
11/30 ihr HertZ 2021年1月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」12話目
10/28 Canna Vol.74(プランタン出版) - BL漫画「ベルガモット&サニーデイ」1話目
09/30 ihr HertZ 2020年11月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」11話目
07/31 ihr HertZ 2020年9月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」10話目
05/29 ihr HertZ 2020年7月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」9話目
03/31 ihr HertZ 2020年5月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」8話目
01/31 ihr HertZ 2020年3月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」7話目
2019年
12/14 「金色蜂に蜜 1」発売記念サイン会 (於 書泉ブックタワー)
12/02 金色蜂に蜜 1(大洋図書) - BL漫画単行本
11/30 ihr HertZ 2020年1月号(大洋図書) - BL漫画「玉虫色の憂鬱」金色蜂番外編
09/30 ihr HertZ 2019年11月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」6話目
08/02 台湾版「花咲みの魔女に告ぐ」発売記念サイン会(於 台湾2019漫画博覧会)
07/31 ihr HertZ 2019年9月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」5話目
06/24 Qpa vol.91(竹書房) -BL漫画「ぽたおとミヲ」2話目
05/31 ihr HertZ 2019年7月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」4話目
04/24 Qpa vol.89(竹書房) -BL漫画「ぽたおとミヲ」1話目
03/30 ihr HertZ 2019年5月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」3話目
02/16 花咲みの魔女に告ぐ(竹書房) - BL漫画単行本
01/31 ihr HertZ 2019年3月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」2話目
01/24 Qpa vol.86(竹書房) - BL漫画「エアリーブルーに睡れ」
2018年
11/30 ihr HertZ 2019年1月号(大洋図書) - BL漫画「金色蜂に蜜」1話目
09/29 Qpano autumn2018(竹書房) - BL漫画「花咲みの魔女に告ぐ」
05/25 フルーツ、ガトーショコラ(Brilliant Prin) -ドラマCD
04/09 麗人 5月号(竹書房) -ドラマCD「ジェラテリア〜royal vanilla」アフレコレポート
03/28 ジェラテリア〜royal vanilla(マリン・エンタテインメント) -ドラマCD
02/28 Qpano spring2018(竹書房) - BL漫画「ワンダースラムホール」
2017年
09/10 家で恋しちゃ駄目ですか(桜木知沙子先生著・新書館) - BL小説装画・挿絵
09/02 フルーツ、ガトーショコラ(コアマガジン) - BL漫画単行本
07/16〜07/31 「ジェラテリア〜royal vanilla」コラボカフェ (於 コミコミスタジオ町田)
07/23 「ジェラテリア〜royal vanilla」発売記念サイン会(於 コミコミスタジオ町田)
07/18 ジェラテリアスーパーノヴァ royal vanilla(竹書房) - BL漫画単行本
06/30 drap 8月号(コアマガジン) -BL漫画「フルーツ、ガトーショコラ」最終話
06/24 Qpa vol.67(竹書房) -BL漫画「ジェラテリアスーパーノヴァ」続編最終話
05/31 drap 7月号(コアマガジン) -BL漫画「フルーツ、ガトーショコラ」6話目
04/28 drap 6月号(コアマガジン) -BL漫画「フルーツ、ガトーショコラ」5話目
04/24 Qpa vol.65(竹書房) -BL漫画「ジェラテリアスーパーノヴァ」続編3話目
03/31 drap 5月号(コアマガジン) -BL漫画「フルーツ、ガトーショコラ」4話目
02/11〜02/12 ドラマCD「はきだめと鶴」複製原画展&サイン会 (於 space TORICO)
02/09 麗人 3月号(竹書房) -ドラマCD「はきだめと鶴」アフレコレポート
01/31 drap 3月号(コアマガジン) -BL漫画「フルーツ、ガトーショコラ」3話目
01/27 はきだめと鶴(フィフスアベニュー) -ドラマCD
01/24 Qpa vol.62(竹書房) -BL漫画「ジェラテリアスーパーノヴァ」続編2話目
2016年
12/20 小説Dear+フユ号(新書館) -桜木知沙子先生「家で恋しちゃ駄目ですか」挿絵
11/30 drap 1月号(コアマガジン) -BL漫画「フルーツ、ガトーショコラ」2話目
10/17 はきだめと鶴(竹書房) - BL漫画単行本
10/14 Dear+11月号(新書館) -BL漫画「ゆめうらら、はるうつつ」短編
09/24 Qpa vol.58(竹書房) -BL漫画「はきだめと鶴」最終話
08/24 Qpa vol.57(竹書房) -BL漫画「はきだめと鶴」5話目
08/03 一血���傑(DMM.comOVERRIDE&Rejet) -”チョクボロン”キャラクターイラスト
07/29 Qpano vol.3(竹書房) - BL漫画「ジェラテリアスーパーノヴァ」続編1話目
06/24 Qpa vol.55(竹書房) -BL漫画「はきだめと鶴」4話目
05/24 Qpa vol.54(竹書房) -BL漫画「はきだめと鶴」3話目
04/30 drap 6月号(コアマガジン) -BL漫画「フルーツ、ガトーショコラ」1話目
02/24 Qpa vol.51(竹書房) -BL漫画「はきだめと鶴」2話目
02/09 麗人 3月号(竹書房) -ドラマCD「ジェラテリア〜」アフレコレポート
01/27 ジェラテリアスーパーノヴァ(マリン・エンタテインメント) -ドラマCD
2015年
12/17 Qpano vol.2(竹書房) - BL漫画「はきだめと鶴」1話目
11/25 web版GUSHmaniaEX(海王社) - BL漫画「ワンサイドラブゲーム」短編
09/07 GUSH 10月号(海王社) - BL漫画「ワンサイドラブソングス」後編
08/17 ジェラテリアスーパーノヴァ(竹書房) - BL漫画単行本
07/24 Qpa vol.44(竹書房) - BL漫画「ジェラテリアスーパーノヴァ」最終話
07/07 GUSH 8月号(海王社) - BL漫画「ワンサイドラブソングス」前編
06/24 Qpa vol.43(竹書房) - BL漫画「ジェラテリアスーパーノヴァ」4話目
03/28 Qpano vol.1(竹書房) - BL漫画「間違いさがしの答えは秘密」
03/24 Qpa vol.40(竹書房) - BL漫画「ジェラテリアスーパーノヴァ」3話目
03/23 黒猫彼氏(槇原まき先生著・エタニティブックス) - TL小説装画
02/24 Qpa vol.39(竹書房) - BL漫画「ジェラテリアスーパーノヴァ」2話目
01/15 B’s-LOVEY アンソロジー オメガバース(エンターブレイン) - BL漫画短編
2014年
12/24 Qpa vol.37(竹書房) - BL漫画「ジェラテリアスーパーノヴァ」1話目
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senpenbanka0426 · 1 year
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【Kenshi】トルソースタート - Part3【チートMOD有】
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ルクィンの逃亡奴隷の印が消えそうになるまでベッド殴りをした結果、ステータスはこんな感じ↑。
とりあえず武術が98、99もあればどうにかなるだろって思ったからこの状態で旅を再スタート。
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で、相変わらずスクショを撮るのを忘れてプレイしまくってたから簡単に纏めると、アッシュランド以外のロケーションを全部巡ってお金になりそうな物を片っ端から拾っては店に売却する作業を繰り返したZOY。
傑作等級の義肢や装備をあっちこっちの宝箱から回収して拠点のチェストに保管しつつ懸賞首を警察の檻にぶち込んだりもしてた。
一番しんどかった戦闘がコレ↑。
3人のおっさんでサザンハイブのキングを討伐するのは結構きつかったな。戦闘が長引いたせいでキングの打たれ強さも157まで伸びてたし。(恐らく経験値10倍MODのせい)
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主人公の義足もボロボロ。壊れる前に取り換えれば済むんだが、キャットとルクィンの操作に必死で主人公まで見てなかったww
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一旦、南東エリア離れて虐待の塔まで戻って休憩。スケルトン盗賊と同盟組めば良かったかも、とか今になって思うが、もう後の祭りや! スケルトン盗賊もリーバーも武術で殺しまくって敵対状態だZOY!
唯一、皮剝ぎ盗賊とクラブレイダーは中立状態。クラブレイダーは壊滅させても敵対しても大してメリットないからスルー。
皮剝ぎ盗賊は真っ向勝負で全然勝てなかった(誰か1人が皮剝ぎ機に入れられて死亡する)から隠密で暗殺しながらCPU抜きまくったわ。
サヴァンも都市連合の檻にぶち込んで8万Cat貰ってさよならしたし。
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で、ラストにアッシュランド攻略だ!って事で装備と義肢を揃えて戦利品を詰め込むための空のバックパックを沢山持って再出発。
ドーム巡りしつつ道中見つけたお掃除ユニットは残らず討伐していく。MODで1個5万CatになってるAIコアが美味しすぎるからね、しょうがないね。
お掃除ユニットくらいなら誰もダウンせずに倒せるから楽で助かるわ。サザンハイブのキングも見習ってどうぞ。(しかもキングは滅多にAIコアをドロップしないのも納得いかねぇー)
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そんで、ドームⅣで盗賊の腕(傑作)発見! ……もうちょい序盤で欲しかったww もう鍵を開ける宝箱なんて殆どないぞ!ww
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その後、キャットロンもあっさり討伐してAIコアをGET。やっぱキャットロンより大量の嵐のスラルの方がきつかった。3人のおっさんがゾンビアタックで戦うさまは涙なしでは見られないくらいの死闘だったゾ。(マジでルクィンは1回死にかけたww)
で、帰りがけにもうちょいお掃除ユニット狩っていくかぁ、って感じでアッシュランドをウロウロしてたんだが、↑の場所が穴場?なのか?
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あんまりお掃除ユニットを積極的に狩った事ってなかったんだが、ここら辺でスポーンするポイントでもあるんかね? なんか一匹倒して振り向くともう新しいのがスポーンしてた。
飽きるまで7体くらい?狩ってバックパックの中がホクホクだZOY!
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で、おそらく今後使い道はないだろう、と思うアイテムを換金して残った借金が2400万Cat。
マップ全体を旅して600万くらいは返済できたんだな。もうちょい少ないかと思ってたわ。(恐らくMODの影響で質の良い武器が出やすかったおかげ)
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で、売らずに取って置いた資材がこちら↑。AIコア109個はワロタ。これだけ本もあれば研究は最後まで行けそう。
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って事でスワンプの拠点を拡張して残りの借金返済していくぞ!
とりあえず、キャットは研究。ルクィンは麻畑を担当。主人公は建築。
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んで、スワンプで麻畑と言えばコレ↑。ハシシを大量生産して売りさばいてやるZOY!
……まぁ、ぶっちゃけると結構な時間Kenshiで遊んでて未だにハシシ製造売買ってやった事ないからやってみたかったってだけ。 チートバックパックと売買先のショップがたっぷりのお金を持ってる状態の環境だからボロ儲け出来る!……はず。
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しかし、いざ畑増やしてハシシ作ってみたが人手が全然たりねぇ! おじさん3人じゃとてもじゃないが大金稼ぐのは無理だわ。
って事で、主人公をシャークまで走らせてミウを勧誘。農業以外のスキルは低いから死なないようにおっさん3人で守る必要があるが……。
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とか思って4人でせっせとハシシ作ってたのに全然襲撃も来ず、平和そのものだったわ。(たまにスワンプニンジャの残党と赤蜘蛛が来るくらい)
さすがに4人の畑作業とハシシ生産眺めるだけのプレイに飽きて主人公だけ使ってホーリーネーションへおでかけ。
ヴァルテナって結構な懸賞金ついてるんだよなぁ……って事を思い出したからサクッと誘拐。
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都市連合、浮浪ニンジャの村、シェク王国を巡って檻に入れたり出したりした結果、12万CatをGET。やったぜ。
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とかやってたら「襲撃:天罰」が発生。(当たり前)
あ、やべ、ミウが死ぬかもしれんって思って大急ぎで襲撃部隊の背後取って全員暗殺で襲撃失敗させたわww 地味に焦ったww
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ホーリーネーションと敵対関係になっちゃったからこのまま放置してると襲撃イベント多発で面倒臭いな、って思ったからセタも誘拐しようと思ったのにすでにシェクにスタック取られてセタが行方不明にww
これは順番を間違えたなぁ。
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まぁ、こうなったらしゃーない、フェニックスを誘拐だ!って事でサクッとホーリーネーション壊滅。都市連合とシェク王国からの懸賞金で合計20万CatをGET。やったぜ。
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その後は、もうちょい働き手を増やすか、って思ったからモングレルへ行ってシュライクを勧誘。
彼女には火力発電用の燃料とハシシの生産をやってもらう事に。
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そんで、またずっと拠点眺めてるのに飽き散らかして主人公を奴隷市場へ。よし!暇つぶしに貴族でもぶっ殺して奴隷解放でもすっか!って感じで貴族を暗殺することに。
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あと、今回試しに自作してみたMODの挙動も確認したかったってのもある。
貴族のインベントリにデスアイテム(取ると即死するアイテム)を追加して殺した場合、友好度は変化するのかってのがちょい前から気になってたんだよな。
で、MODで生肉をデスアイテムとして各貴族キャラに持たせてみたんだが、無事その場で死んでくれたわ。 友好度もその場で確認してみたら変動してないのを確認。
重要人物を殺害すると友好度がガッツリ下がると思ってたんだが、気絶中に死んだせいなのか、友好度に反映されてないのかもしれん。(この辺の仕様はぶっちゃけ全然分からん。FCSのどの辺の項目見ればいいのかもさっぱりだZOY)
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他の奴隷市場でも暗殺してみるか、って思ったから更に移動。
そしたらなんか知らんがやたらと賑わってるなぁ、とか思って眺めてたら反奴隷主義者達が暴れまくってたわww
こっちに飛び火してきても対処できそうに無かったから夜になるまで陰に隠れて観察してたけど、反奴隷主義者が負けたっぽい? トレーダーズギルドが殆ど生き残ってて仕事再開してたな。反奴隷主義者のメンバーはどこ行ったのかさっぱりだった。
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んで、奴隷市場の貴族を全員暗殺して次はロンゲンだな、とか思ってたが、今回もロンゲンは行方不明に……。しゃーないから依然と同じようにゲームをインポートしたZOY。
あと、ついでにハシシの生産速度を上げる為に高度な設定の生産速度をMAXに設定してプレイ再開。
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そんで、再開後に即ロンゲンを暗殺した後にトレーダーズギルドとの友好度を確認したらゼロのままだったわ。でもやっぱりアイゴアの襲撃は発生した所を見るとプレイヤーが貴族を殺したフラグはしっかり立ってるっぽい。
ミウとシュライクを守りながら3人のおっさんで襲撃は終わらせたが、もうちょい遅ければ恐らくトレーダーズギルドと都市連合と敵対関係まで行ってたと思う。
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アイゴアは生きてたから反奴隷主義者のグレイへ届けて残りの貴族を暗殺する為に都市連合へ移動。
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サクサクと貴族を暗殺しまくって最後に反奴隷主義者の人とすれ違いざまに礼を言われて都市連合壊滅。
デスアイテム追加するMODはマジの暗殺っぽいプレイが出来て楽しかったけど流石にチート過ぎるかなぁって思う所もある。誘拐するリスクゼロで国崩しが出来ちゃうからなぁ。まぁ、配布する気も無いから自分で楽しむ範囲で使って行こうかなって感じ。
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で、帰りがけに貴族の所持してた武器とかを売ろうと思って店に寄ったら無料で雇用出来るホッブズを発見。
ハシシ生産を手伝ってもらう為に即雇用!
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3人体制の時から続けてハシシを5000個生産できたZOY。日数はゲーム内日時で大体60日くらい。最初は3人で作ってた上に途中で飽き散らかしで国崩しとか始めちゃったからね、しょうがないね。
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そんで、できたハシシをフラットラグーンとモウンを往復して売りさばく事に成功。全部で375万Catになったし、要らない物も売り払って借金は残り2000万CatくらいになったZOY。
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そう言えば、インポートしたからまたバーンに話しかけれるようになってるはずって事を思い出してまた主人公だけでお出かけ。
無事、バーンをGET。こうやって考えると虐待の塔でアグヌを解雇したのは悪手だったなぁ。拠点で1人待っててもらって仲間として残しておけば良かったわ。
まぁ、そんな感じで次回最終回へ続く。
次回へ
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hisuix01 · 1 year
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キング・クリムゾン、『太陽と戦慄』が50周年! ロック史において特異な輝きを放つ傑作のメンバー証言ドキュメントを、ロッキング・オン3月号に掲載します (2023/02/01) rockinon.com洋楽ブログ |音楽情報サイトrockinon.com(ロッキング・オン ドットコム)
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roomofsdc · 2 years
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SDC映画の部屋「IT/イット THE END “それ”が見えたら,終わり。
前作から27年経った2015年、かつてペニーワイズを封じ込めた「負け犬クラブ」の面々は当時のことを忘れ、故郷を離れて世界中に散らばっていた。一人マイク(イザイア・ムスタファ)だけは図書館職員としてデリーに残り、街の見張りとしての役割を続けていたが、ある日彼はかつての仲間達に連絡を取る「“それ”が戻ってきた」と… 長大な原作は、二つの時代を行き来して収斂していくトリッキーな構成となっているが、映画化にあたって製作側は「子供時代」と「大人時代」に明確に分ける脚本を採用した。これにより一作目は空前のヒットとなり、ラストで「IT第二章に続く」とプロップが出た時に、原作ファンだけでなく一作目のファンも歓喜した。うまい戦略だ。 一作目と同じように、ほぼ原作に忠実に物語は進んでいく。大人になった「負け犬クラブ」たちは無意識のうちに子供時代のことを忘却し、自分達が如何にしてペニーワイズに打ち勝ったかを思い出せない。そんな彼らに「それ」は容赦無く襲い掛かる。「それ」の最大の武器は、人間が持っている不安や恐怖を増幅させる能力だ。大人になって成功したように見えて、負け犬クラブの面々はやはり「恐怖」から逃げ出せていない。あれほど父親の暴力から逃げたいと渇望していたベヴァリー(ジェシカ・チャスティン)ですら、選んだパートナーは父親よりもひどいDV男だったりする。そんな人間の弱いところを「それ」は的確に、そして執拗に突���てくる。そして、かつての少年少女だった彼らは、子供の時のような信念や結束力、そして創造力を喪っている。一人、また一人と「それ」の攻撃に傷ついていく「負け犬クラブ」の姿は、現代社会で消耗していく私たちの姿にも似ている。「それ」の攻撃が私たちの痛いところも明るみに出すので、前作よりも恐怖映画としてのレベルは上がっていると言えよう(ただ後半に向かうに従って、恐怖のレベルが現代を反映するような「痛さ」を伴うようになってくるのは、昨今のホラー映画に慣れていないオールドファンにはちょっとつらかった)。 勝ち目のない戦いに疲れ、諦めかけたビル・デンブロウ(ジェームズ・マカヴォイ)たちは、それでも最後の戦いに挑む、そこからのクライマックスは、かつてTVミニドラマ版で酷評された「それ」よりも遥かに良くできている。CGや特殊効果の進歩がこの30年弱の間に、酷評されないレベルまで持ち上げてくれたと言える。それでもなお、原作の目眩くイマジネーションまでは至らないと感じるのは、あまりに無いものねだりに過ぎるかも。 最後の最後に一作目の「負け犬クラブ」と二作目の「負け犬クラブ」が交差するシーンは、まさにこの作品が「青春映画」を目指していたことを表している。一作目でファンになった観客もここまで観れば満足できること間違いなし。キング作品、しかも純粋なホラー作品の映画化としては稀に見る成功作・ヒット作と言えよう。
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straycatboogie · 1 year
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2023/04/12
BGM: Pulp - Disco 2000
とあるブログ記事に触発されて、私自身を作り上げた100冊の本について考えてみた。どうせなら起源を遡って自分がほんとうに読書の楽しみを知った頃まで帰ってみたいと思い……そうするとスティーヴン・キング『スタンド・バイ・ミー』を読み耽った十代の頃を思い出すこととなった。あるいは村上春樹『ノルウェイの森』を繰り返し読んだ頃のことも。結局3時間ほどかけてこうしたリストにまとまったのだけれど、やってみて「なんと自分はアホな人間だろう」と思ってしまった。これが皆さんの読書のお供になれば、と今は願うばかり。まあ所詮は「道楽」「暇つぶし」で作ったリストなので、読んだことがないものがあっても「そういうものなんだな」というくらいの気持ちで「受け流して」いただければ幸いだ。ただ、私の人生にかなり深く「突き刺さった」本のリストであることは間違いないので私という人間を知るためにはうってつけかもしれない。
https://backtolife.hatenablog.com/entry/2023/04/12/150430
それで時間が空いたので(休みだったこともあり、端的に暇な日だったのです)、近藤弥生子『オードリー・タンの思考』を読む。日本でずいぶん人気を博している彼女だが、この本はそうした雨後の筍のような「ブーム」に流されないしっかりした作りでこちらに台湾の歴史や彼女の半生をていねいに教えてくれる。かねてより日本人の中には大谷翔平のような「天才/英傑」を崇拝する心理があると私は思っているのだけれど、彼女の人気もそうした「IQ180の才媛」という突き抜けた天才性を示していることが大きいのだろう。だが、実際の彼女は(少なくともこの本によれば)私たちの「隣人」、私たちと同じ地平に立ちつつそこからバーズアイ/千里眼で世界を見渡している人物だ。私はついに彼女のような天才性を持たないが、せめてそのバーズアイを見習いたいと思っている。この本からも実に多くの示唆をゲットできたと思う
この日記でジョブコーチの方への感謝を記したことで、その方からLINEメッセージをいただいた。過去のことを思い出す。過去に、「自分なんて大したことない」「死ねばいい」と思い込んだまま職場でイビられる毎日を過ごし、その苦しみに耐え切れず毎日酒を呷っていた日々があったことを改めて思い出す。酔っ払った頭でTwitterに入り浸り、悪罵の限りを尽くして政府や政治の悪口を書き込んだ日々が確かにあった。それは何ら建設的な批判に至らず現実を変える足がかりにもならなかったわけで、言わば時間のムダで……そうした「負け犬根性」が取り憑いていたからこそ自分はダメだったのだ、と総括するのは残酷だろうか。あの頃はそのようにして酒がガソリン代わりだった。それはそれでいい(というかそうするしかなかった)。だが今はもう違う。今はこんな私のためにそんなジョブコーチの方たちが奔走して下さっていることを知っているからだ。それを思うとブザマな姿は見せられない……また「自分スゴイ」な日記になりつつある。反省、反省……。
夜、断酒会に行く。そこで自分自身の体験談を話す。腹を括られたのだろうか、新しいメンバーの方も堅実に参加されるようになった。そうして新しい方の体験談を聞かせてもらうと、確実にその方々の話を通して気づき・学びがあることに気づく。私自身、酒に溺れていた頃幸せは「掴み取る」ものだと信じて外側に幸せを探していた。結果として早稲田まで出たけれどこれっぽっちも幸せではなく、胸の内は空虚なままだった……その後酒を断ち、おっかなびっくりで体験談を話し始めるようになりそうしていると自分を苦しめていたものの正体が見え始めた。語ることは薬になる。そして、今は自分自身の内側に幸せの在り処を探るようになり、結局本を読んだりこうして何かについて考えることが自分の幸せなのだと思うようにもなった。自分は出世することはないだろう。ただ、「そこそこ」ではあるにせよ満ち足りた人生を送れていることは間違いない。ならばそれ以上のものを闇雲に求めるべきでもないのかな、と思いつつある。
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THE CREATOR:クリエーター:KING キング:火:行動
成熟から生じる理解があれば、いま私たちが着手しているすべてのことが、私たち自身の生とほかの人たちの生に豊かさをもたらすことになるだろう、と。
OSHO
世界にはふたつのタイプのクリエイターがいる。一方のタイプのクリエイターは対象に取り組む。ーーーー詩人、画家、彼らは対象に取り組む、ものごとを創造する。もうひとつのタイプのクリエイター、神秘家は、自分自身を想像する。彼は対象には取り組まず、主体に取り組む。自分自身に、自分の実存に働きかける。そして、そういう人こそが、ほんとうのクリエイター、ほんとうの詩人だ。
あなたは自分の内側にひとつの最高傑作を隠し持っている。だが、あなた自身が道に立ちはだかっているのだ。ちょっと脇によければ、その最高傑作が現れてくるのだろう。誰もが最高傑作だ。というのも、神はなにひとつそれ以下では誕生させないからだ。誰もが何生にもわたってその最高傑作を隠しもっている。自分とかいったい誰なのかも知れずに、ただ表面で何者かになろうとして。
何者かになるという考えを落とすがいい。あなたはすでにひとつの最高傑作だなのだ。あなたはもっと良くすることなどできない。あなたはただそれに気づき、それを知り、それを悟ればいいだけだ。神みずからがあなたを想像したのだ。そのあなたをもっと良くすることなどできはしない。
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mokkung · 4 years
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映画と黒人差別  〜「ドゥ・ザ・ライト・シング」が教えてくれること〜
2020年5月25日、アメリカのミネアポリスで黒人男性(ここではあえて黒人と記載しておくが)であるジョージ・フロイドさんが白人警官に押さえつけられ、そのまま死亡した事件が発生し、その動画がSNSで広がり、現在全米で抗議デモが起こり一部は暴動に発展しました。
日本のメディアでは暴動のことばかりが報道されているし、Black Lives Matterという運動に関連して声高に訴える人を冷笑する人がいたり、いやいや“All Lives Matter”だろという意見も散見されます。いろんな意見があることは承知ですが、映画ファンである僕なりに今回の件について、映画と関連させて意見を述べさせてください。
“All Lives Matter” ではなく “Black Lives Matter”
先に言っておきますが、僕は略奪や暴力行為を肯定するつもりは全くありません。ただ彼らがなぜこんなに怒り、悲しみ、声を上げているのかについて、もっと理解し考えるべきだなと思っています。
All Lives Matter、それは当たり前です。そんなことは誰も否定しません。なぜ“Black Lives Matter”なのかです。Matterという言葉は、“What's the matter?”(どうかした?なにか問題?)、“It doesn't matter.”(構わない、それは関係ない)といった表現があるように、問題・事柄・案件などという意味の単語ですが、重要なことという意味合いになることもあります。
日本語ではしばしば「黒人の命”も”大切だ」と訳されていますが、これまでの文脈抜きで、この言葉だけ抽出してしまうと誤解を生じかねないと思います。なぜ”も”が付くか。それはこれまで、そして現在でもアフリカ系アメリカ人たちが受けてきた苦難を踏まえてのことです。Black Lives Matterは、「(これまで散々軽んじられてきた)黒人の命に関わる問題」⇒「(白人の命だけでなく)黒人の命も大切だ」という意味なのです。
ご存知のように、いわゆる黒人と呼ばれる人々の祖先の多くは18世紀に奴隷制度のもと、アフリカからアメリカ大陸に強制連行されて、非人道的な扱いを受けてきました。クエンティン・タランティーノ監督の映画「ジャンゴ 繋がれざる者」(2012年)に描かれているように、彼らが奴隷制度の中で受けてきたひどい仕打ちは、本当にひどいものでした。さらには映画「ヤコペッティの残酷大陸」(1971年)も奴隷制度の悲惨さがよく伝わる映画として重要です。こちらはフェイクドキュメンタリー的な手法で奴隷制度がどのようなものであったかを描いていますが、本当に悲惨で嫌な気持ちになり腹が立ってくるほどです(でもこれが過去にあった本当の出来事)。
・映画「ジャンゴ 繋がれざる者」 (個人的にタランティーノの映画の中でトップレベルに好きな作品) ・映画「ヤコペッティの残酷大陸」 (注意:不快な映像を含みます)
奴隷制度が撤廃された後も、特に南部を中心とした地域ではアフリカ系アメリカ人に対する差別意識が強かったし、1950年代の公民権運動を経て、法的に差別が撤廃された1960年代以降から現在までも、やはりアフリカ系アメリカ人に対する差別的対応は続いています。それらは「ドリーム」(2016年)や「デトロイト」(2017年)、「ブラック・クランズマン」(2018年)などで描かれています。大ヒットしたマーベルヒーロー映画「ブラックパンサー」(2018年)や、傑作「ゲット・アウト」(2017年)もアフリカ系に対する差別問題に対するメッセージを変化球的に組み込んだ映画と言って良いでしょう。
・映画「ドリーム」 (人種差別がいかに無駄無駄無駄〜!なのかを明快に描いていると思います) ・映画「デトロイト」 (アフリカ系としてアメリカで生きていく人たちがどういう思いをしているのかが垣間見える映画) ・映画「ブラック・クランズマン」 (レイシストとの論理がいかにに浅ましいかが良く分かります) ・映画「ブラックパンサー」 (個人的にMCUベスト映画、敵役のキルモンガーとそれに対するアンサーが良い) ・映画「ゲット・アウト」 (ユーモアも恐怖も含有した、それでいてメッセージもしっかりある一級エンタメ作品)
こうした映画を通して分かることは、アフリカ系アメリカ人たちはアメリカに来てからずっとつらい思いをし続けてきたこと、制度上は差別が撤廃されたのに、それでもただアフリカ系であるというだけで、白人と差別され不当な扱いを受け続けてきたこと、そしてそれは今も続いているということです。日本で暮らしていると実感は薄いですが、これらの映画で描かれているようにアフリカ系であるというだけで不当に警察に疑われたり過剰な暴力を受けたり、チャンスを奪われたり理不尽な迫害を受けています。今回のような警察の理不尽な暴力による人死にだって、もうこれまで何回あったんだっていう。そういう辛い気持ちや不満が積み重なってきた上で、現在のBlack Lives Matterなのです。だからAll Lives Matterでは無いのです。
映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」
いろいろ作品を列挙しましたが、今回の事件に関連して僕が真っ先に思い出したのは映画「ドゥ・ザ・ライト・シング」(1989年)でした。というか、今回の事件を代弁するような映画なのです。
youtube
ニューヨーク、ブルックリンの貧しいアフリカ系アメリカ人街に住む人々と、そこでピザ屋を営むイタリア系アメリカ人たちとの間に言い争いが生じ、それが暴動に発展する様子をコミカルに描いた映画です。
この映画の監督は前述した映画「ブラック・クランズマン」の監督でもある、スパイク・リーで、彼はアフリカ系アメリカ人に対する差別を題材にした映画を取り続けています。スパイク・リー監督自身も、今回この映画の映像を絡めたメッセージ動画をツイッターに投稿していました。
ご覧になると分かると思いますが、この映画は人々の中に潜在する差別意識や民族主義的意識は、理性的にコントロールされたり、うまく付き合っていけるレベルであったとしても、小さな摩擦を繰り返すうちに増幅されかねないことが巧みに描かれています。
ピザ屋の店主であるイタリア系のサルは、客であるアフリカ系の人々とも友好に付き合っているように見えるし、住民たちから好意的に受け入れられている。勤務態度の悪い主人公のムーニーに、怒りつつも寛容な対応を続けている。だけど、黒人文化にリスペクトが無いと抗議されたら、自分はイタリア人だから黒人など関係ないとムキになる。
主人公のムーニーはピザ屋のバイトとしてイタリア系の人たちとの関係を悪くしないようにしているが、アフリカ系の仲間たちも大事にしている。自分の妹に馴れ馴れしいサルに対して不信感を抱く。
サルの息子兄弟の兄はアフリカ系に対する偏見や差別意識が強くアフリカ系の連中との交流に拒否的で、父親のサルが寛容すぎることに苛立っている。一方で弟は兄がおかしいのではないか、ム���ニーとは良いやつだと思いつつ、兄の言うことに逆らえない。
こうしたそれぞれが抱えた小さな不満や軋轢が、次第に露骨なヘイトにつながることを丁寧に描いていくのがこの映画の特徴です。主人公のムーニーは、何とかバランスを保っていたようでしたが、友人のラジオ・ラヒームが命を落としたことをきっかけに一気に暴力に舵を切ってしまうのでした。
ラジオ・ラヒームという人物は、右手にLOVE、左手にHATEと書かれたゴールドの大きなリングをつけて、LOVEとHATEはぶつかり合っていることを語るシーンは最も印象的な場面の一つです。僕たちの中に潜在するHATEが現れそうになった時、LOVEとHATEがぶつかり合う時、強く意識して理性的にHATEを押さえつけなければならないと思います。
ラジオ・ラヒームのLOVE&HATE語り
そして僕が個人的にこの映画で感銘を受けたのは、アフリカ系アメリカ人たちの行動を全面的に肯定して描いているわけではないということです。映画には雑貨店を営む韓国系の夫婦が登場しますが、ラジオ・ラヒームは韓国系に対しては高圧的な態度を取りますし、終盤の暴動シーンでは、一部のアフリカ系がトラブルの経緯に何ら関係のない韓国系の夫婦の店を攻撃しようとし、理性的な人々に抑止されるという場面がありました。差別的な対応を受けている彼らの中にも、他人種へのHATEが芽生えていることを表しています。またムーニーの勤務態度が悪いことに苛立つイタリア系の家族の気持ちは分かるし、一方的に黒人文化を称えるために写真を飾れと訴えたり、店内で爆音で音楽をかけることは、当然迷惑でしかないし、アフリカ系の登場人物たちの「ダメじゃんそれ!」って言いたくなる描写もしっかり描かれています。人物の一方的な描き方や、ジャッジするような姿勢は極力排除して、観る側に多面的な解釈を与えようとしているのでしょう。
最終的に暴動の翌日、ムーニーとサルが顔を合わせるシーンでの2人の様子は、暴力行為の虚しさと、暴力が更にHATEを生みかねないことを示していると思います。
映画の最後は、非暴力主義であるマーティン・ルーサー・キングの言葉と、暴力を支持するマルコムXの言葉が流れ、その2人が握手をする写真で幕を閉じます。この映画は最後まで、何が正しいのかという結論めいたことは言及しません。最終的にこの映画を観た私達が何を考えるのかを試している、それがこの映画です(しかし少なくとも暴力だけで前に進むことはないということは伝わると思います。)
長く書いてしまいましたが、今回のジョージ・フロイドさんの死と、それに続く一連の運動を通して、改めてアフリカ系アメリカ人を中心とした人種差別について考える必要があります。またこの事件は外国の問題ではなく、日本に住む僕らも関連することです。日本においても、外国人に対する偏見や差別、特に韓国や中国との国家間の関係性と市民レベルの関係性をダイレクトに重ねて、ヘイトな思考に突き進んだり差別的な態度をとる人々がいることに、僕は危機感を感じています。これを機に日本においても差別意識の見直しが成されることを期待します。
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lampmusic · 4 years
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60's Magic of 60 Songs
僕が大好きな60年代の音楽のプレイリスト「 60's Magic of 60 Songs 」をSpotifyで公開しました。
Spotifyプレイリストへのリンクは下記になります。
“60's Magic of 60 Songs” on Spotify
下に1曲ずつ簡単な曲紹介というか、個人的なコメントを書きました。
簡単なといっても、60曲あるので、分量がすごく多いです。。
興味がある方は聴きながら読んでもらえたらと思います。
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01.Les Masques 「Dis Nous Quel Est Le Chemin」1969 フランスで制作されたブラジル音楽。アルバム自体は基本的にはジャズサンバにフランス語を乗せた形です。 ピアノとヴィブラフォン、マリンバで作り出すオリエンタルな雰囲気が不思議な曲。 バンド・サウンドにこういうちょっと変わった楽器入れるだけで雰囲気が全然変わるんだなぁと思いました。 Djavanの「Nereci」という曲と共通する雰囲気を感じる曲。
02.Nirvana 「I Never Had A Love Like This Before」 1967 イギリスの二人組のニルヴァーナ。 イントロのピアノのコードからただならぬ感じ。このコード進行は自作曲の「ムード・ロマンティカ」で使わせてもらいました。 アレックス・スパイロパウロスの優しい歌声と絶妙な旋律。そして曲に深みと広がりを持たせるアレンジ。 美しさとオリジナリティを同時に感じる最高の1曲ですね。
03.Armando Trovaioli「Francoise」1967 これまたイントロから怪しい曲。普通じゃない。 こういう雰囲気の音楽を作りたいなぁと、心の中でずっと思ってます。言うなれば、常に心の目標として浮かぶ1曲です。 アルマンド・トロヴァヨーリはイタリア映画音楽作曲家で、『Don Giovanni in Sicilia』という映画に収録されているそうです。 たしか僕はこれはコンピCDで知りました。
04.Eternity's Children「Mrs. Bluebird」1968 イントロで一瞬オルガンのピッチが歪むのが良いです。 オルガンの刻み+ベース+ドラムの3連のリズムとコンプ感が気持ちいい曲。最近はこういうリズムの曲ってめっきり聴かなくなりました。 音の歪みに時間的な距離を感じます。 昔の素晴らしい音楽を聴くと、大事な玉手箱を空けたような気持ちになります。
05.Bruce & Terry「Don't Run Away」1966 歌や演奏にかかったディレイ(エコー)がちょっとサイケデリックな響きでそこがまず良い。 そして曲がとても美しい。 これは後にビーチ・ボーイズに加わるブルース・ジョンストンの曲です。 聴いた時、山下達郎「Only with you」を思い出しました。
06.The Association「Happiness Is」1967 アソシエイション自体は大学の頃から何枚か聴いてきましたが、このアルバムは割と近年聴きました。そこで改めてこのバンド好きだなと。 この曲が特に好きで、コーラスと転調が良いです。聴いているとコーラスの方を一緒に歌っちゃいます。 コーラスグループの演奏って、聴くと中域の和音系の楽器、鍵盤やギターがそんなに大きく入ってませんよね。コーラスを邪魔しないように音符も短めだったり。なるほど。
07.The Critters「Mr. Dieingly Sad」1966 クリッターズも存在やジャケットは知っていたんですが、ずっと聴かずに来て、Spotifyにあったので聴いてみたら、この曲が今の自分にしっくり来ました。曲に合った優しい歌声が気に入りました。 昔はこういう全音下降進行の曲って大好きだったんですが、最近また自分の中できてます。このプレイリストにはこの曲と同系統のコード進行の曲が何度か出てきます。
08.The Tradewinds「New York's A Lonely Town」1967 ビーチ・ボーイズ調というかホットロッド調というか、とにかくポップで、歌のファルセットが気持ち良く、大好きな曲です。 2分強で終わっちゃうのも良いですね。 67年にしては少し前のサウンドに感じるなと思ったら、65年にシングルでリリースされたようです。
09.The Bob Crewe Generation Orchestra 「Barbarella」1968 映画のサントラの曲で、この曲の魅力は何といっても歌とコーラスの表現。 息を続けたまま音程を行き来する箇所がとても多く、そこが大好きです。 一緒に歌ってて真似しちゃいます。 ブレイクするところに溜め息を入れて音程を下げるアレンジ、最高です。 僕もやりたい。 と絶賛しつつ、昔一緒に住んでた脇田がこれのCDを買ってきて聴いた時はなぜかそこまでピンと来なかったのを覚えています。
10.Quincy Jones「Who Needs Forever」1966 出だしの「Who Needs Forever~」のメロディでもう名曲感が漂ってきます。 「あ、この曲絶対普通じゃない」ってなりますね。 クインシー・ジョーンズが音楽を担当した映画のサントラで、歌はアストラッド・ジルベルト。 なので、主題歌はボッサ調です。
11.The Impressions「The Girl I Find」1969 これのCDは持ってるんですが、そんなに聴いてなくて、Spotifyで改めて聴いたらすごく気に入っちゃいました。 完全にカーティス・メイフィールドの世界観です。 曲調もアレンジもこの翌年リリースのカーティス・メイフィールドの1stソロアルバムに繋がる曲ですね。 カーティスってオーボエ好きだなぁ。僕もオーボエの音大好き。
12.Jan & Dean「When Sunny Gets Blue」1966 この曲はジャズスタンダードのカバーです。 メロトロン(というサンプリングマシンの元祖となる鍵盤楽器)を多用して作り出されたこの雰囲気が最高。 ドラムが入ってないせいなのか、ここまでメロトロンが前面に押し出されたサウンドって珍しい気がする。
13.The Four Seasons 「Wall Street Village Day」1968 フォー・シーズンズのこのアルバムはどの曲も大好きなので、選ぶのが難しかった。 最終的に「Look Up Look Over」とかなり迷いましたが、僕の場合すぐしっとりした曲に流れちゃう傾向があるので、今回はこちらにしました。 バスドラが入るタイミングがブラジル北東部の音楽でよくあるリズムパターンに似ていて好み。ノリノリで聴く1曲です。
14.The Lovin' Spoonful「Didn't Want To Have To Do It」1966 この曲の気怠く切ない雰囲気、最高です。 ロジャー・ニコルスのヴァージョンで知り、そっちもすごく好きなんですが、このオリジナルヴァージョンの方がもっと好きです。 永井作の「心の窓辺に赤い花を飾って」はこの曲からも影響受けているのかなとか思いました。
15.The New Wave「Autrefois (J'ai Aimé Une Femme)」1967 Spotifyで初めて聴いた作品です。 曲はミシェル・ルグランの「Watch What Happens」のカバーです。 ボサノヴァのよくある進行の曲で、たしか日本語でも似た曲があるよなと思ったら、浅丘ルリ子の「シャム猫を抱いて」でした。
16.The Byrds「Get To You」1968 バーズというと、ビートルズのような曲調からフォークロック、カントリー、サイケ、ラガロック等色んな曲をやっているイメージがありますが、 こういう3拍子というのか6拍子というのか、なんだかんだ僕はどこにもあてはまらない(バーズの全ての要素が混ざったともいえる)この曲が一番好きですね。 初めて聴いた時からずっと好きな曲です。
17.Donovan「Ferris Wheel」1966 曲が始まって、アコギ、ベース、パーカッション、シタール、歌と入って来て、ただ「最高~」となる曲です。 ひたすら音楽に身を委ねていたくなる、そんな1曲。 ドノヴァンは高校の頃にたまたまテレビで観た映画に使われていた「Season of the Witch」が気に入り、ベスト盤を買ったのが聴き始めたきっかけでした。この『Sunshine Superman』というアルバムはドノヴァン初心者にオススメのアルバムです。
18.Tenorio Jr.「Nebulosa」1964 ポップでキャッチ―なピアノトリオのインストナンバー。 ジャズサンバでこういう音階を使った曲って珍しく、それが見事にはまってます。 これを聴いた当時、良い意味で「この曲だけ他のジャズサンバとなんか違うじゃん」と思ったのをよく覚えています。
19.The City「Snow Queen」1968 キャロル・キングがソロアルバムを出す前にダニー・コーチマー等と組んだバンド。 特にこの曲なんかはキャロル・キングのソロ作と並べて聴ける感じです。 演奏が乗っていって、最後終わるころにはだいぶテンポアップしてるのが良い。 永井の「或る夜」(公式未リリース曲です)はこの曲を意識したのかな。
20.Chad & Jeremy「Painted Dayglow Smile」1968 イギリスのフォークデュオ、チャド&ジェレミーのサイケ時代の作品。 特に後半のトトロが出てきそうなポップな展開が大好き。 曲も不思議だけど、ジャケットも不思議。
21.Tony Hatch「Call Me」1966 この曲を初めて聴いた大学生の時、「なんてお洒落な曲なんだ」と思ったと同時に、 作曲者のトニー・ハッチ・オーケストラのCDを貸してくれた山本勇樹くんのことも「なんてお洒落な人なんだ」と思ったことを覚えています。 この都会的な軽やかな雰囲気が郊外出身の田舎者の僕には衝撃的な1曲でした。
22.The Monkees「Porpoise Song」1968 モンキーズのサイケ期の代表曲。映画用に作られた曲だと思います。 モンキーズはそんなに熱心に聴いてきたわけではないんですが、この曲のマジカルミステリツアーのビートルズのようなポップでサイケな雰囲気が大好きです。 これキャロル・キングの作曲なんですね。ずっと知らずに聴いてました。
23.Antonio Carlos Jobim「Surfboard」1967 ジョビンのインスト。 拍子がどうなっているのかよく分かりません。演奏するの大変そう。 65年には既に発表されていた曲ながらボサノヴァの枠から大きく逸脱する冒険心溢れる曲で、ジョビン自身も気に入ってる曲なのか何度か再録リリースしています。
24.Harpers Bizarre「Me, Japanese Boy」1968 この曲のアメリカ人から見た(言ってみれば正しくない)日本観に憧れて、インスピレーションを得て、『ランプ幻想』というアルバムを作りました。 ウィンドチャイムとか金属系の打楽器とウッドブロックが効いています。 歌詞がシンプルで英語に慣れていない僕なんかでもグッときます。この曲、素敵すぎませんか? ちなみに、これはバート・バカラックの曲のカバーになります。
25.Archie Bell & The Drells「Tighten Up (Part 1)」1968 ファーストアルバムの1曲目から掴みはOKですね。 こういうシンプルな曲、やってみたいな。 様々な掛け声やラフな手拍子が入っているのが良いです。 この時代から70年代前半あたりのスウィートなソウルが大好きです。
26.Simon & Garfunkel「So Long, Frank Lloyd Wright」1969 ボサノヴァが世界的な音楽になってから、ブラジル以外の色んなところでボサノヴァ調の音楽が作られましたが、個人的には、サイモン&ガーファンクルのこの曲がボサノヴァの良いところを上手く消化し吐き出しているという意味でナンバー1かなと感じています。 このデュオは他にも「America」「Sound of Silence」「Mrs. Robinson」「Scarborough Fair」等、同等に素晴らしい曲がたくさんありますが、それらはベスト盤に絶対入るような有名曲でして、プレイリストとして1曲選ぶとこれかなと。 僕たちがMaganacyというバーでライブをやっていた2001年頃にこの曲を演奏しました。
27.Piero Piccioni「Amanda's Train」1969 ピッチオーニはイタリアの映画音楽作曲家です。好き過ぎて1曲選ぶのが大変でした。 「Mr. Dante Fontana」という個人的に傑作キラーチューンだと思っている曲があるのですが、好きなヴァージョンがSpotifyになかったので、この曲を選びました。 この「Amanda's Train」を聴いてもらうと分かる通り、この人のメロディーって滅茶苦茶切ないんですよ。 ピッチオーニには本当に影響を受けまくってます。
28.The Millennium「5 A.M.」1968 ミレニウムは「The Island」や「There is nothing more to say」等、他にも良い曲があるのですが、この曲にしました。 今聴くとスネアのチューニングが高過ぎるのが耳に痛く少々残念ですが、それ以外はすごく良いです。
29.The Zombies「Tell Her No」1965 イントロのウーリッツァーのフレーズから最高です。 歌の入りのメジャーセブンスコードが気持ち良い曲。 コリン・ブランストンの声はいつ聴いても良いですね。
30.Walter Wanderley「Soulful Strut」1969 ワルター・ワンダレイはブラジルのオルガン奏者です。 こちらも先ほどの「Call Me」同様、明るくご機嫌なインストナンバーです。 こういう曲は生活に彩を与えてくれて、ただ流しているだけで良い感じ。1人で聴いていてもあがりますね。
31.Georgie Fame & The Blue Flames「Moody's Mood For Love」1964 この曲はジャズスタンダードのカバーで、僕はこのジョージィ・フェイムのヴァージョンが大好きです。 歌詞見ながら歌いまくってました。そのせいで今でも結構歌詞を覚えてる。 パッションを感じる歌いまわしがたまりません。 タイトル通りすごくムーディーな曲ですが、録音の古さもムードを高めています。 若い時分にこんな素敵なものに触れたらおかしくなっちゃいますよね。
32.Jorge Ben「Que Pena」1969 キレのある演奏にディレイの効いた歌が乗るという不思議なサウンド。 歌にこういうディレイを使っていた頃のジョルジ・ベン好きだなぁ。 最後歌のディレイが増幅するところのサイケ感がたまりません。
33.Ennio Morricone「Matto, Caldo, Soldi, Morto... Girotondo」1969 この曲はイントロが始まった瞬間からやばいのがわかる系の曲ですね。 エッシャーのひたすら階段を降りていく錯視の絵のような不思議な曲。 サイケ過ぎる。 これは当時脇田に聴かせてもらったなぁ。 ジョビン作の「三月の水」も少し近い感じがします。
34.The Rolling Stones「She's A Rainbow」1967 イントロのエレピはウーリッツァーにコンプを強くかけたってことで良いのかな。 すごく有名なイントロだけど、以前何の楽器かネットで調べたら特に詳しく出てこなかった気がする。 永井曰く、普通のアコースティック・ピアノだそうです。 ピアノであんな変わった音作れるのかぁ。 演奏しているのはニッキー・ホプキンスだと思います。 この曲の「ウッララー、ウラッラッララー」っていう生意気な声の?コーラスがすごく好きです。ちょっと菅井協太くんっぽい声。
35.Claudine Longet「Who Needs You」1968 昔Lampでカバーした曲。 イントロのスキャットでは一瞬香保里さんと永井?と思ったり思わなかったりするかもしれません。 男声のトミー・リピューマの声がキラキラしてて素敵です。
36.The Velvet Underground「Sunday Morning」1967 あー、60年代って最高だなぁと思わせてくれる1曲。今でも好きなアルバムですが、これを一番聴いたのは大学1年の時。 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドがなんでこんなに良いかというと、色々あるけど、やっぱり一番はルー・リードの声と歌い方が良過ぎるから。 最近だとマック・デマルコが同じ系統の歌だと思う。
37.Marcos Valle「The Face I Love」1968 こちらも昔Lampでカバーしてました。 マルコス・ヴァーリとアナマリアのピッチがしっかりしていて、ハモリも気持ちいいです。 「Call Me」と同じ系統のコード進行ですね。素敵です。 マルコス・ヴァーリの代表曲というと「サマーサンバ」ですが、僕はこっちかなぁ。
38.Harry Nilsson「Everybody's Talkin'」1968 『真夜中のカーボーイ』という映画に使われた曲です。といっても僕は映画は観てませんが。 「この時代のアメリカ、最高!」と思っちゃう曲です。といっても僕はアメリカに足を踏み入れたことはありませんが。 先ほどのドノヴァンの「Ferris Wheel」と一緒で、とにかくこのザ・60年代という雰囲気に身を委ねていたくなる系の曲です。とにかく雰囲気が好き。 アコギはもちろん、その雰囲気作りに一役買ってるのがこのドラムなのかも。と思い、ミックスで控え目なドラムに注目して聴いている今日この頃です。
39.Gal E Caetano Veloso「Onde Eu Nasci Passa Um Rio」1967 ブラジルのカエターノ・ヴェローゾとガル・コスタによる気怠いボサノヴァ作品で、アルバム自体が神懸っているのですが、特にこの曲が好きです。 ドリ・カイミの音と音をぶつけてくるアレンジもはまっています。 この曲のリズムパターンが所謂ブラジル北東部由来のもので、この二人の出身のバイーアの音楽の伝統的なリズムです。
40.Stevie Wonder「My Cherie Amour」1969 親父が持っていたレコード『Hotter Than July』がスティービー・ワンダー初体験だったのですが、 その他の有名曲はベスト盤レコードで初めて聴きました。 そこに収められていたこの曲や「If you really love me」なんかがすごく好きでしたね。 スティーヴィー・ワンダーも、やっぱり何が良いってこの歌声なんですよね。歌とか声って本当に大事な要素です。
41.Astrud Gilberto「Photograph」1965 ジョビンってこういうシンプルなメロディ(2つの音の往来)で景色を豊かに聴かせるのが得意で、 僕も作曲面ですごく影響を受けました。 ジョビン曲を歌ったアストラッド・ジルベルトのトラックって沢山ありますが、その中でどれか一つと言われたら僕はこれ��なぁ。
42.France Gall「La Cloche」1964 フランス・ギャルは60年代以降も活躍したようですが、個人的にはこの時代を象徴するようなシンガーです。 僕の場合聴くのはほとんど1stだけです。 この曲とか、聴いた全ての人を捉えて離さないような強い魅力があると思います。 この微妙なズレの気持ち良さ。なんなんでしょう。
43.The Kinks「All Of My Friends Were There」1968 キンクスってすごく独特で味のあるバンドです。 最近はそんなに聴いていないんですが、久々に『アーサー~』とか聴いたら以前より良い感じに聴こえたり。 レイ・デイヴィスってすごく物を作る才能のある人だと感じますね。 僕が一番好きな作品はこの曲が入ってる『The Kinks Are the Village Green Preservation Society』です。 そこに収録されている「People Take Pictures of Each Other」という曲もすごく好きです。
44.Spanky & Our Gang「Hong Kong Blues」1969 イントロのオリエンタルな雰囲気はカリンバという指で弾く小さな楽器です。 その後に続くのはタイのラナートという楽器かな?こういう微妙な音程の楽器良い。 調べると1940年代に作られた曲で様々なカバーがあるようです。 僕はこのスパンキー&アワ・ギャングのヴァージョンでこの曲を初めて知りました。 ちなみに同アルバムに収録されているボサ調の「Without Rhyme or Reason」も大好��です。
45.Pink Floyd‎「See Emily Play」1967 ピンク・フロイドの作品で僕が興味を持って聴くのはシド・バレットが在籍した時期のものだけです。 最初のシングル2枚と1stアルバムですね。これらは本当にどれも良くて、自分にしっくりきます。 シド・バレットの作る曲って、この感性はどこから来たんだろうって思うくらい独特なメロディーで、しかも歌声もすごく良いんですよね。
46.Nick De Caro And Orchestra「Caroline, No」1969 この感じが好きな人には、ニック・デカロの『Italian Graffiti』(74年)の「Wailing Wall」もオススメです。 そちらはトッド・ラングレンのカバーで、この「Caroline, No」はビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンの曲のカバーです。 僕はこのニック・デカロのヴァージョンを聴くまで、『ペット・サウンズ』内での「Caroline, No」の位置付けってそこまで高くなかったのですが、これを聴いてその良さに大いに気付けました。ニック・デカロの優しい声が最高です。
47.The Hollies「Bus Stop」1966 60年代のヒット曲の一つで、うちの両親が好きで、僕が小さい頃から家でよくかかってました。 意識的に音楽を聴くようになってから、自分でも買って聴くようになった曲の一つです。 こういう曲の存在があったから、ビートルズと同時代の音楽を他にももっと知りたいと思えるようになったのでした。
48.Francis Lai「Un Homme Et Une Femme」1966 これは誰もが耳にしたことがある旋律だと思います。 映画『男と女』の主題歌です。 このダバダバダのぶっきらぼう且つピッチが定まらない歌が最高です。 この頃ヨーロッパでは沢山のボサ調の曲が作られたそうです。
49.The Five Stairsteps「Ooh, Baby, Baby」1967 The Miraclesのスモーキー・ロビンソンの曲で、こちらはカバーです。 同じシカゴのカーティス・メイフィールドがプロデュースしたもので、サウンドも良い感じ。 70年代のメロウなソウルに繋がっていく名曲だと思います。
50.The Groop「The Jet Song」1969 これはSpotifyで初めて聴きました。 転調がとても面白い曲。 転調後、最後の解決の仕方をジェット機が上昇していく音のように聞かせるアイディアが素敵です。
51.The Cyrkle「The Visit (She Was Here)」1967 地味なボサ調の曲ながら、気怠さが心地良い、魅力的な曲だと思います。 歌詞の「She Was Here」でハモるところが良いですね。 このサークルは、1970年に「The Minx」という映画の音楽を作りましたが、その表題曲のヴォーカルヴァージョンもやはりボサ調で、そちらは更に好きです。
52.Peter And Gordon「A World Without Love」1964 先ほどのホリーズ「Bus Stop」と同じく、僕が小さい頃から家でよくかかっていた曲で、 高校に上がり、ギターを少し弾けるようになると、耳コピして弾いたりしていました。 すごくビートルズっぽい曲ですよね。そうなんです。これはポール・マッカトニーが彼らに作った曲なんです。 ウィキペディアに、ポールがこの曲を作ったのは提供の6年前と書いてありましたが、なぜビートルズはこれを自分たちでやらなかったのかと思いました。
53.Roger Nichols & The Small Circle Of Friends「Don't Take Your Time」1968 大学に入りソフトロックの名盤として山本くんに最初に借りたCDだったかな。 とにかくこの1曲目が印象的でした。 その後、未だにこんなビートの曲に出会ってない気がします。 ストリングスアレンジやピアノの演奏なんかも滅茶苦茶攻めてますよね。 これまで何度も聴いてきたのに未だにどういう曲か分からないという。。でも音楽ってそれで良い気がする。
54.Laurindo Almeida「The Girl From Ipanema」1964 ジョビンの数あるボサノヴァ作品の中でも、一番有名な「イパネマの娘」。 このカバーは、口笛とローリンド・アルメイダのギターが軽やかで良い雰囲気です。 この曲がすごいのは、Bメロにあたる部分(ブリッジ部)の普通じゃない転調の仕方だと思います。 2番の頭で調をどう戻すかという問題の部分も、とてもスムースに繋がっているように聞こえます。
55.Peter, Paul And Mary「Lemon Tree」1962 両親がピーター・ポール&マリーの音楽が好きで、僕もいつの間にか好きになってました。 小学生の頃に、気に入っていた「Gone The Rainbow(虹と共に消えた恋)」を聞き取りでカタカナに起こして一緒に歌ってました。CDを1秒単位で巻き戻してストップして聞き取りました。すごい執念。 そんなわけで、僕が人生で初めて自発的にCDをかけたアーティストです。 62年とのことですが、ミックスも改善されており、今聴くとリズム等ちょっとモダンな感じがしました。
56.Spiral Starecase「Broken Hearted Man」1969 中性的で伸びやかなボーカルが気持ち良いグループです。 大学の頃によく聴いていて、それ以降はずっと聴いていなかったのですが、Spotifyで久々に聴いたらやはり良かったです。 たまにはこういう元気で力強い音楽も良いなと思います。
57.Luiz Henrique「Alicinha」1967 これはボサノヴァのアルバムとしてはそこまで名盤扱いされていませんけど、個人的にはとても好きな1枚で今でもよく聴いています。 いつもアルバムで聴いているので、あんまり曲単位で考えたことなかったのですが、プレイリストを作るにあたりこの曲を選んでみました。 アコーディオンとスキャットをシヴーカが同時録音していて、それがとても効いています。
58.The Dave Clark Five「Because」1964 60年代のヒット曲の一つ。 これの音源は家には無くて、親父が時々ギターを弾きながら歌っているのを聴いて、良いなと思っていた曲です。 ドラゴンボールの初代エンディングテーマ「ロマンティックあげるよ」を思い起こします。
59.Ennio Morricone - Bruno Nicolai「Metti, Una Sera A Cena」1969 歌のラインがアルペジオのようで、初めて聴いた時、そこが衝撃的でした。 なるべく1アーティスト1曲にしようと思ってプレイリストを作ったのですが、モリコーネは甲乙付け難く結局2曲選んじゃいました(アストラッド・ジルベルトも歌唱は計2曲ですね)。
60.The Free Design「Make The Madness Stop」1967 フリー・デザインを初めて聴いた当時そこまでピンと来なくて、それ以降熱心に聴いてこなかったのですが、久々に耳を傾けてみたら、この曲にグッときちゃいました。 途中に出てきたモリコーネの「Matto, Caldo, Soldi, Morto... Girotondo」のような、僕、こういう下降系のコード進行に弱いんだと思います。
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fpp64 · 4 years
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日本SFの先駆者、海野十三の傑作短篇集(日下三蔵・編) . . 【収録作品:掲載誌】 ・電気風呂の怪死事件「新青年」(28年) ・階段「新青年」(30年) ・恐しき通夜「新青年」(31年) ・蠅「ぷろふいる」(34年) ・顔「ぷろふいる」(34年) ・不思議なる空間断層「ぷろふいる」(35年) ・火葬国風景「帝都日日新聞」(35年) ・十八時の音楽浴「モダン日本」(37年) ・盲光線事件「キング」(37年) ・生きている腸「週刊朝日」(38年) ・三人の双生児「新青年」(35年) ・「三人の双生児」の故郷に帰る (エッセイ)「シュピオ」(37年) . . SFだけでなく、推理ものやホラーなど多彩なジャンルの短篇を収録。 レコードで言うところの "ベスト盤" のような濃厚さで、これ1冊で海野十三の魅力は十分伝わる。 . 探偵小説デビュー作『電気風呂の怪死事件』、題名の通り「蠅」を題材にした掌編オムニバス『蠅』、生きた腸と同棲する医学生を描いたSFホラー『生きている腸』が特に面白かった。 皮肉めいててどこかユーモラスな��風が印象的。 . 海野十三『火葬国風景』(15) . #読書 #読了 #本 #ミステリ #sf #ホラー #怪奇 #幻想 #小説 #海野十三 #book #detectivenovel https://www.instagram.com/p/B_1No60pfo5/?igshid=2qud4k65ufp6
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