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#stellacastellucci
kari3622-blog · 6 years
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Peggy Lee "Black Coffee" 邦題「ブラック・コーヒー」。 彼女の代表作であり何度も再発された名盤。 私が本格的に女性ジャズ・ヴォーカルを聴き始めたのはペギーから。本作は彼女のファーストアルバムで、初期の代表作。♀ボーカルコレクション#50!節目がペギー・リーとは。 録音だが、これが驚くほど素晴らしい!女性ヴォーカルなので、カートリッジはTonar Bananaをセレクトしたが、雑味が出てしまい、本作はしっとりとしたShure SC35Cの方がベター。太い低音から鋭い高音までリアリティがあり、クリア。このMonoの時代では一二を争う音質だと思う。 オリジナル盤はDecca(DL 8358)、本盤はビクターからの「MCAジャズ・ヴォーカル・ベリー・ベスト・シリーズ①」(VIM-4501)、1977年の再発盤。"A New World of Sound ... DECCA Records"と"This is A Hi-Fidelity Decca Record!"にある通りHi-Fiは当時の売り。再発で特別何か技術的に高音質にしたような記述はなく、リマスターもされていないので、本盤のプレスが良いのか、元の録音が秀逸なのだろう。機会があれば、他のプレスも聴いてみたい。 歌唱は若干暗い。重たくはないが、楽しくもない。夜のバーとか、寝しなに聴くにはいい。 1944年に創設間もないCapitolレコードに所属、1952年春からDeccaに移り(1956年まで)、翌53年に10インチ盤(25センチLP)で"Black Coffee"をリリース。片面4曲ずつの8曲収録だったもの(Side A-1,2,3,4, Side B-1,2,3,4)に、1956年の吹き込みを片面2曲ずつ(Side A- 5,6, Side B-5,6 )追加して計12曲の12インチ盤(30センチLP)で再リリースしたものが本作。 53年の吹き込みでは、まだ未熟かを感じるが、56年ではリラックスした彼女らしい歌唱に。また、56年録音の方が音場に拡がりもあり抜けも良い。一般的には、歌唱とバックの演奏とも53年の楽曲に評価が高いが。Decca時代の3年間で、彼女の個性が確立したことが良く分かる貴重な音源だと。 表題曲は、1948年コロンビア・レコードに移籍したサラ・ヴォーンのために書かれた曲で、彼女が1953年に取り上げ大ヒット。3分8秒というとても短い演奏時間。しかし、強烈なインパクトで、しばらく彼女のフレーズが頭から離れない。けだるく甘えてくるような声の表情がたまらない。 ペギーの歌声は他の歌手には類を見ない、一種独特のもの。ハスキーと言うよりも太く力強い。嫌味はなく、腹の底から発声、声量が大きくなり太く聞こえる。この奥深さが聴衆にぶつかってくる。本作では、彼女の声と曲、バックの演奏が見事にマッチ。 1953年4月30日, 1956年4月3日。 1953 sessions, LA録音... #PeggyLee (v) #PeteCandoli (tp) #JimmyRowles (p) #MaxWayne (b) #EdShaughnessy (ds) 1956 sessions , NY録音... Peggy Lee (v) #StellaCastellucci (har) #LouLevy (p) #BillPitman (g) #BuddyClark (b) #LarryBunker (ds, vib, perc) #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #jazzvocal #BlackCoffee #ジャズヴォーカル #ジャズ #スイングジャーナル ※作品を知り、ジャズの素晴らしさを伝えたい。様々なソースをアレンジ、先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/Bqi2gwLg-1y/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=m9kuj5mhw0fq
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