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#金髪ボブ
nanasehiroron · 1 year
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いい写真撮れたなぁ😊 うちの近所だよー✌️ 🌸#七瀬ひろろん #桜 #お花見 #近所 #セルフィー #セルフィー女子 #金髪 #金髪女子 #金髪ボブ #運命共同体 🌸 (Nakano, Tokyo) https://www.instagram.com/p/CqU8KakJLNE/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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miyuki5584 · 1 year
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髪型で色んな形遊んで見ました❤(ӦvӦ。) #髪型 #ウルフカット #金髪ボブ https://www.instagram.com/p/CocLzr4pnYk/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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yukalyn · 2 years
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#ヘア色 #ヘアカラーチェンジ #ど金髪 にしちゃいました✨🌟 ちょっとやり過ぎたかな? 短く切りすぎた前髪のせい?で、ヅラ感がハンパない🤣 色ムラがけっこうあったりするし、まだ自分でも見慣れず鏡見る度に違和感たっぷりだけど。 このカラー、色ムラも含めてけっこう気に入ってます💕 ので、似合う似合わないはどうでも良し。笑 しばらくは、このヘアカラースタイルで。 変わらぬお付き合いを、皆さまどうぞよろしくです🙇‍♀️ 来月なったら違うカラー入れるかも? こんだけ色抜いたから、新カラーもキレイに入りそうだわ♫ #hair #haircolor #ヘアカラー #ブリーチ #金髪ボブ #金髪 #面白変換 #おもしろ加工 #おもしろ変換 #instagood #instalife #instajapan https://www.instagram.com/p/CgZDgw7un-f/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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hanazome793 · 1 year
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ち、近い.....///// アース・スター ルナ様より三崎ちさ先生(twitter/9_misakichi_3)の「不貞の子は父に売られた嫁ぎ先の成り上がり男爵に真価を見いだされる 天才魔道具士は黒髪の令嬢を溺愛する」のイラストを担当させて頂きました! 3月1日発売です。 書店購入特典などは、特集ページから〜チェック✨ https://es-luna.jp/bookdetail/24futeinoko_luna.php 女の子の髪の長さが変化していくのが見どころです。 お見かけの際には、よろしくお願い致します!
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kurageya138 · 1 year
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金髪ボブすき🌍
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23ani23ani23ani · 1 year
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おはよう御座います😊 本日・今週末空き時間帯有りますのでお早めのお電話をオススメします💇‍♀️💇‍♂️ ・ アニーは創業以来ずーっと、 どこまでも髪の毛&頭皮に優しさを❣️ ✨豊潤な天然海泥ミネラルで地肌を活性化させて健やかな髪の毛&頭皮に。 抜け毛・フケ・かゆみが気になる, カラーやパーマの繰り返して傷めたダメージを髪の毛と頭皮に優しい滑らかな仕上がりを実現させます😊 こだわりのアニーオリジナル泥パックトリートメントベッドスパ是非ご体験してみて下さい✨ ・ カラーはゼロテク(頭皮にカラー剤が付かないように塗布するテクニック)で敏感肌,かぶれやすい方々にも安心です😊 ・ キレイはアニーから💇‍♀️ 髪型を変えるとココロも変わる。 綺麗も可愛いも欲張りたい❣️ いつまで綺麗でいたい。 そんな貴女に。 『どこでカットしたの❔』と聞かれる髪。 髪って歳を、誤魔化せない…そんな事は決して有りません‼︎ 艶々髪よみがえります✨ 五歳若く見える新しいヘアスタイルにchange‼️ 娘さんより綺麗になっちゃいませんか? お手入れ簡単でヘアスタイル長持ち🎶 お一人おひとりの隠れた魅力を引き出しますアニーに、 お任せ下さい😊 ✨完全予約制プライベートサロン なるべくお早めのご予約のお電話をオススメします💇‍♀️💇‍♂️ ・ 〒921-8161 金沢市有松2-5-3-4 駐車場5台プラスα スギ薬局正面前,CoCo壱番屋カレー斜め前 スターバックス斜め前 スシロー駐車場隣,藤村眼科さん,丸亀製麺並び 北陸鉄道 上有松バス停 徒歩約30秒前後 ・ ・アニーでは最善の対応対策で 安心して美容を、これからも楽しんで頂けるように安全に取り組み続けております。・ ・ アニーヘアーデザイニング    代表 兄内 敬義 (あにうち たかよし) ・ 🧴cota正規取扱いサロン ・ #金沢 #石川 #美容 #美容師 #美容室 #美容院 #サロン #アニーヘアーデザイニング #カナザワ #大人の女性 #ボブ #アニー #cotaシャンプー #ロング #cota取扱店 #白髪ぼかし #パーマ #白髪を生かす #おしゃれさんと繋がりたい #トリートメント #カウンセリング重視 #白髪染め #髪質改善 #kanazawa #髪の毛の病院 #泥パック #ヘアカラー #セミロング #ショート #ショートボブ (アニーヘアーデザイニング) https://www.instagram.com/p/CqbWbshPPxF/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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hair-make-lucir · 2 years
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* bob✂︎ #Lucir#金沢美容室#美容師#ボブ#ぱつっとボブ#タッセルボブ#黒髪ボブ https://www.instagram.com/p/CijD9vQpHB6/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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shredderwastesnow · 3 months
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長々と「ゴーストワールド」考
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私がテリー・ツワイゴフ監督の映画「ゴーストワールド」と出会ったのは、2000年代中盤のことだった。映画館ではなく、ツタヤでDVDを借りて実家のリビングで観た。コロナ禍によってビデオ・DVDレンタル屋としてのツタヤが街から消えた今になって振り返ると、あの日からずいぶん遠くに来てしまったことを実感する。
映画冒頭、アップテンポなジャズが流れ出し、こぶしの利いた男性シンガーの声が重なる。「シャンフェケシャンフゥ」--何語だか分からないが、気分を高揚させる陽気なグルーヴ。しかし、映像はアメリカ郊外の白いマンションで、音楽の古めかしさと不釣り合いな印象を与える。
カメラはマンションの外から窓の中を捉えつつ、右へと移動する。それぞれの窓の向こうにいる住人たちが部屋でくつろいだり食事をしたりといった光景がいくつか展開された後、濃いオレンジの壁紙の部屋が映し出される。部屋の中央で、黒縁眼鏡をかけたぽっちゃりめの女の子が、黒髪のボブを振り乱して踊っている。傍らには昔ながらのレコードプレーヤー。そこから大音量で流れる「シャンフェケシャンフウ」--アメリカにおけるサブカル眼鏡女子の強烈な自己主張は、無機質な郊外の光景へのレジスタンスのようだ。
細かい台詞やキャラクターは忘れてしまっても、このシーンだけは鮮烈に頭に残っている。この映画が何を描こうとしているのか、冒頭を観ただけで分かった。自分の世界を持っている人間の素晴らしさと痛々しさ。そんな存在を愛おしむ監督の眼差し。
2時間弱の物語の中では、高校を卒業したものの進路が決まらない主人公イーニドが迷走に迷走を重ねる。そして、彼女が何かを成し遂げるようなラストも用意されていない。
ありがちなティーンエイジャー文化に埋没する無個性なクラスメイトや郊外の退屈な人々を馬鹿にしている割に自分自身もぱっとしないイーニドの姿は痛々しいが、十代の自分にも確かにそんな一面があったことが思い出され、いたたまれない気持ちになる。それでも、映画を見終えた私の心には温かい余韻が残った。監督が最後までイーニドに寄り添い続けていることが伝わってきたから。
2023年下旬、何の気なしに見ていたX(旧twitter)で、ゴーストワールドのリバイバル上映を知った。絶対に行かなければと思った。あの名作と、映画館で出会い直したい。 上映が始まって約1ヶ月後の2024年1月、再開発によって円山町から宮下に移転したBunkamuraル・シネマの座席で、私はイーニドたちと再開することになった。
改めて観てみると、最初に観た時の感動が蘇ったシーンもあれば、初見では気付かなかった要素が見つかったシーンもあり、希有な鑑賞体験になった。 これ以降、個人的に気になった部分を列挙してみる。
自由という試練
物語の序盤で、主人公イーニドと幼馴染みのレベッカは、揃って高校を卒業する。式が終わると、イーニドとレベッカは会場から走り出て、卒業生が被る伝統の角帽を脱ぎ、校舎に中指を突き立てる。二人とも大学には進学せず就職もしないので、これからは受けたくない授業を受ける必要もなく、大人として自分の道を選ぶことができる。スクールカースト上のポジションに惑わされることもない。
しかし、コーヒーのチェーン店で働きながら親元を離れて暮らすためアパートを探し始めるレベッカとは対照的に、イーニドは将来のビジョンを持てないまま高校の補講に通い、髪を派手な色に染めてみたり、映画館のアルバイトを一日でクビになったりしている。ルームシェアをする約束を果たす気があるのかとレベッカに問い詰められれば「自立、自立って馬鹿みたい」と滅茶苦茶な言葉を返して怒らせ、家に帰ってからベッドで泣く。イーニドは自由を満喫するどころか、自由を持て余しているように見えた。
高校生の頃は、学校の教員たちが決めたルールに従い、与えられたタスクをクリアすることが求められていた。経済的に親に頼っている分、親や家族というしがらみもある。大人の介入を避けられない年代にいるうちは、人生の問題を大人のせいにすることもそれなりに妥当だ。
しかし、高校を卒業してしまえば、もう人生の諸問題を安易に大人のせいにできない。複雑な家庭の事情に悩まされていても、「もう働ける年齢なんだから、お金を貯めて家を出ればいいんじゃない?」と言われてしまう。
自分の進路を選び、やるべきことを見極めて着実に実行することは、何をすべきなのか指示してくる人間に「やりたくない!」と反抗することよりもはるかに難しい。与えられた自由を乗りこなすだけの自分を確立できていないイーニドの戸惑いと迷走は、滑稽でありながらも、既視感があってひりひりする。
シスターフッドの曲がり角
この映画には、イーニドとレベッカのシスターフッド物語という側面もある。十代を同じ街で過ごし、お互いの恋愛事情も知り尽くしている二人が、高校卒業という節目を境に少しずつ噛み合わなくなってゆく過程が切ない。二人とも、相手を大切に思う気持ちを失ったわけでは決してない。それでも、環境の変化が二人の違いを鮮明にし、今まで通りではいられなくなる。
イーニドもレベッカも、世界をシニカルに見ている点は共通している。派手に遊んでいたクラスメイトが交通事故で身体障害を負ってから改心し、卒業式のスピーチで命の尊さを語っていたことに対して「人間そんなに簡単に変われるわけな���」と陰で批判したり、卒業パーティーでも弾けたりせずぼそぼそ喋っていたりと、どこかひねくれた態度で生きている。世の中が用意する感情のフォーマットに素直に乗っからない低温な二人の間には、確かな仲間意識が見て取れた。
しかし卒業を契機に、二人の関係はぎくしゃくし始める。 イーニドは仮に卒業できたものの、落第した美術の単位を取得するため補講に出なければならない。スムーズに卒業したレベッカはカフェのチェーン店で働き始め、アルバイトではあるが社会に居場所を得る。卒業したばかりの頃はイーニドと一緒にダイナーに行き、新聞の尋ね人欄に出ていた連絡先にいたずら電話をするといった行動にも付き合っていたレベッカだったが、アルバイトも続かずルームシェアの部屋探しにも消極的なイーニドに徐々に愛想を尽かす。イーニドが中年男性シーモアとの関係を隠していたことが、さらに二人の距離を広げてしまう。
イーニドは古いレコードを集めるのが好きで、一癖あるファッションを身に纏い、多少野暮ったい部分はあるにしても自分の世界を持っている。バイト先でも、上司の指示に違和感を覚えれば分かりやすく態度で示す。表面的にはリベラルな国を装いつつ水面下では依然として差別が行われているアメリカ社会に対しても、批判的な眼差しを向けている。
しかし、それを表現した自分のアート作品が炎上した際、イーニドは作品を批判する人々に対して展示の意義を説明せず、展覧会の会場に姿を見せることすらしなかった。どんなに鋭い感性があっても、表現する者としての責任を全うする姿勢のないイーニドは、アーティストにはなれないだろう。黒縁眼鏡の媚びない「おもしれー女」ではあってもカリスマになる素質はなく、かといってマジョリティ的な価値観への転向もできないイーニドの中途半端さは、何とも残念である。
一方レベッカは、シニカルな部分もありつつ、現実と折り合いを付けて生きてゆけるキャラクターだ。店に来たイーニドに客への不満を漏らしながらも、上司に嫌味を言ってクビになったりすることはない。経済的に自立して実家を出るという目標に向かって、地に足の着いた努力ができる。
そして、レベッカは白人で、イーニドより顔が整っている。二人がパーティーに行くと、男性たちはユダヤ系のイーニドに興味を示さず、レベッカにばかり声を掛ける。 どう考えても、社会で上手くやってゆけるのはレベッカの方なのだ。
卒業を契機に、高校という環境の中ではそれほど目立たなかった二人の差が浮き彫りになる。置いて行かれた気持ちになるイーニドと、現実に向き合う意欲が感じられないイーニドに苛立つレベッカ。どちらが悪いわけでもないのに、高校の時と同じ関係ではいられない。絶交するわけではないけれど、何となく離れてゆく。
人生のフェーズに応じて深く関わる人が変わってゆくのはよくあることだし、どうにもならない。それでも、楽しかった長電話が気まずい時間に変わったり、昔だったら隠さなかったことを隠すようになる二人を見ていると、人生のほろ苦い部分を突きつけられるようで、胸が締めつけられる。
シーモア:大人になりきらないという選択肢
冴えない中年男性シーモアは、この映画におけるヒーローでありアンチヒーローだ。平日は会社員だが、休日は音楽・レコード・アンティークオタクとして自分の世界に耽溺し、友達も似たような同性のオタクばかり。せっかくライブハウスで女性が隣に座っても、音楽の蘊蓄を語って引かれる。そのくせ「運命の出会い」への憧れをこじらせている。自分の世界を持っている人間の素晴らしさと痛々しさを、これでもかと体現しているキャラクターだ。
イーニドとシーモアの出会いは、イーニドのいたずら電話がきっかけだった。新聞の尋ね人欄を読んでいたイーニドは、バスで少し会話をした緑のワンピースの女性にまた会いたいと呼びかける男性の投書を発見し、この気持ち悪いメッセージの発信者を見てやろうと、緑のワンピースの女性を装って電話をかける。会う約束を取り付け、待ち合わせの場所に友達と共に向かうと、呼び出されたシーモアがやって来る。
待ちぼうけを食らうシーモアを陰で笑いものにするイーニドだったが、別の日に街で偶然見かけたシーモアを尾行して、彼がレコードオタクであることを知り興味を持つようになる。シーモアのマンションで開かれたガレージセールで、イーニドはシーモアが売りに出した中古のレコードを買い、会話を交わし、徐々に距離を縮めてゆく。
シーモアが自宅でレコードオタクの集まりを開いた日、イーニドはシーモアの部屋に入る機会を得、彼のコレクションと生き様に驚嘆する。
恐らくイーニドは、シーモアという存在から、アーティストやクリエーターにはなれなくても自分らしさを手放さずに生きられると学んだ。たとえ恋愛のときめきが去ったとしても、シーモアの残像はイーニドの中に残り、社会と折り合いを付けられない彼女の行く先をささやかに照らすのではないだろうか。
(そして、シーモアの姿が、一応仕事や勉学などで社会と折り合いを付けながらも、家庭を持たず読書や映画鑑賞や執筆に明け暮れる独身中年の自分と重なる。その生き様が誰かの未来を照らしたりすることはあるのだろうか。もちろん作家として誰かの人生に言葉で貢献するのが一番の目標ではあるものの、映画を観た後、最低限シーモアになれたらいいなという気持ちになった。初見の時と感情移入するキャラクターが変わるというのは、なかなか新鮮な体験。)
矛盾を抱えたアメリカ社会への言及
最初に観た時はイーニドや一癖あるキャラクターたちが織り成す人間模様にしか目が行かなかったが、二度目の鑑賞では、画面の端々に映り込むアメリカ社会への皮肉もいくつか拾うことができた。
ライブハウスのシーンに、ブルースに影響を受けたと思われる白人のボーイズバンドが登場する。ヴォーカルは「朝から晩までcotton(綿花)を摘む毎日さ」みたいな歌を熱唱する。確かにブルースにありがちな歌詞だ。しかし、綿花を摘む労働をさせられていたのは主に黒人であり、白人は黒人をこき使う側だったはず。労働者の心の拠り所として作られたブルースという文化を、ブルジョワである白人が無神経に簒奪しているという皮肉な現実が、この短い場面にそっと描かれている。
また、イーニドとレベッカが一緒にパーティーに行くとレベッカばかりが男性に声を掛けられる件には既に触れたが、声を掛けてくる男性はほぼ白人だ。アジア系の男性や黒人男性などがレベッカをナンパすることはない。たまたま二人の住む街が白人の多い地域という設定なのかもしれないが、このようなキャスティングが決まった背景には、制度上の人種差別がなくなっても人種によるヒエラルキーが社会に残っているという監督の認識があるのではないかと感じた。
そして、個人商店がチェーン店に取って代わられ、住宅地が画一的なマンションで占められ、街が少しずつ個性を失ってゆく描写もある。レベッカが働くカフェ(ロゴがスターバックス風)やイーニドがバイトをクビになるシネコン内の飲食店は、無個性なチェーン店そのものだ。モノやサービスが画一的になり、雇用や労働のスタイルも画一的になり、マニュアル通りに動けない人間が排除される世界へのささやかな批判が、様々なシーンの片隅にそっと隠されている。
この映画は、十代の葛藤を単なる自意識の問題として片付けず、矛盾だらけで個性を受け入れない社会にも責任があると言ってくれていた。改めて、監督や制作者たちのティーンエイジャーに対する温かい眼差しを感じた。
ラストシーンをどう解釈するのか
ネタバレになるので詳細は伏せるが、この映画のラストシーンは比喩的で、どう受け止めるのが正解なのか分からない。イーニドの人生に希望の光が差すことはなく、かといって大きな絶望が訪れることもなく、自分を命がけで守ってくれた人の思い出を胸に強く生きることを誓うみたいな展開にもならない。とにかく、分かりやすいメッセージのある終わり方ではないのだ。
(映画館を出た後にエレベーターで乗り合わせた若いカップルも、やはりラストの解釈が難しいという会話をしていた。)
私自身は、このラストを、イーニドが他力本願な自分から卒業することをようやく決意したという意味に捉えている。
これまでのイーニドは、心細くなれば友人のレベッカやジョシュを呼び出し、映画の中盤以降ではシーモアに���絡んでいた。人生に行き詰まれば、誰かを頼って気を紛らわす。偶発的に何かが起こって道が開けないかな、みたいな感覚で生きているような印象だった。 しかし、物語の終盤で、一時はイーニドにとってヒーローだったシーモアが、突然遠のく。レベッカとも既に疎遠になっているイーニド。そして、不思議なラストシーン。イーニドは、私たちに背中を向けている。
イーニドは、自分を導いてくれるヒーローも、どう生きるべきか教えてくれる天使も、どこにもいないということに気付いたのではないだろうか。 人間は最終的には孤独で、自分の人生は自分で切り拓いてゆくしかない。ラストシーンのイーニドからは、彼女が紆余曲折の果てに辿り着いた人生の真理が滲んでいるように思える。
そして、イーニドの後ろ姿は、スクリーンのこちら側にいる私たちに対しても「自分の人生は自分で切り拓いてゆくしかないよ」と語りかけている気がする。どう生きるべきか、映画に教えて貰おうなんて思うなよ。自分で行動して、傷ついたり恥をかいたりしながら、自力で見つけるんだ。
以上が私なりの解釈だが、違う見方もあるのかもしれない。他の人の批評も検索してみたい。
おわりに
Bunkamuraル・シネマでの「ゴーストワールド」上映は明日で終わる。しかし、各地の名画座での上映はまだ続くようだ。これからも沢山の人がイーニドたちに出会うことを想像すると、自然と笑いがこみ上げる。
イーニドの冴えない青春は、観た人の心に何をもたらすのか。
これを読んで少しでも気になった方は、是非スクリーンで、ラストシーンまで見届けてください。
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nanasehiroron · 1 year
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おはようございます🥰 アディダス着ました🙌 今日は歌ってみようかなー?😚 リクエストください😊 #七瀬ひろろん #アディダス #adidas #セルフィー #セルフィー女子 #金髪 #金髪女子 #金髪ボブ #運命共同体 (Tokyo, Japan) https://www.instagram.com/p/CqOngfWycrJ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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manaplog · 9 months
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Sunday August , 6
台風の中、きょう外出したツケがまわって中耳炎気味。
いたい(´;ω;`)
ずーーーっとぜんぶ上手くいってない。
仕事に?恋愛に?人間関係に?自分自身に。
変えたいときはとりあえず手っ取り早く髪を切る、明るく染める。深夜にインスタ漁って美容院を決めた。那覇ボブ。カラーが上手なひとがいい。
昨日よりは落ち着いた天候、それでも大荒れ。はじめていく美容院は幾つになってもドキドキする。ダブルカラーのつもりが、怖気付いて一回。暖色系はしたことなかったから自分的には冒険。
オレンジ🍊
気に入った〜。
濃いめにフルメイクした自分の顔は結構すき。
最近それさえも忘れてた。
「責任を持つということは問題が起きても何事もないようにカバーするということ」
いまの上司に言われて印象に残っている言葉のひとつ。
先々週からの激務と悪天候で買えていなかった備品を購入しに、美容院から徒歩圏内のスーパーへ買い物に行った。
休みの日に仕事のことを考えること自体がストレスではあるけど、残したままなことの方がわたしにとってはストレス。完璧主義やめたい。
購入後、店の外でタクシー拾うタイミングを待っていたら、おばあさんが話しかけてきた。
「近くの業務用スーパーに行きたいんだけど、わたしは此処のスーパーがそうだと思って来ちゃって。どうやら此処では無いの。あなた地元のひと?わかる?」
那覇市内ぜんぜん分からんと思いつつ、お困りのようなので一緒にGoogleマップをみて考えた。
マップをみてても埒が開かないので「嫌じゃなければ道案内するので乗せてもらえますか?」と提案して、乗り込んだ。
家に帰るだけの暇人だし、ここら辺はどこからタクシー乗ったとしても料金は変わらなさそうだし。
助手席にシスター姿のお友達の方がいて、背筋がのびる。
今から落ち合う方も含めて三人は中学時代のご学友で、50年振りの再会だそう。
豪雨の中、業務スーパー前で待ってらした女性が隣に乗り込んできて、ようやく会えた模様。
感動の再会に、無関係のわたしが同乗しててまじすみません状態😂
結局おうちの近くまで送ってもらって、その上エンダーのアップルパイもらっちゃった🍎
ひさしぶりに心の動くままに生きれた日。
予定をたてずその場のひらめいたノリで行動するのがわたしの自然体で、自分自身それが気持ちいい。
帰宅後、頭と気をつかうメッセージをおくるためにLINEを開いて現実に戻った。
性格も生活も変える。変えよう。
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akage-ha-hitori · 11 months
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「貴方がつぎの人?、よろしくね。私の名前は---------」
2145年の大東京都渋谷一階層3丁目は
貧困区で昔ながらの風景がありながらも比較的都会だ
俺はもう何人目かわからないが どうやら次の家族に配属されて初日を迎えていた
家族は恐らく血の繋がりのある親戚もいて10人ぐらいだろう
屋敷が大きすぎて把握できない
俺に与えられた部屋は無機質なコンクリート壁の縦長で 奥にはデスクとPCが備え付けてある
「そろそろ食事だよ、お父さん待ってるから!」
さっきから話しかけてくる女が多分”候補”なのだろう
よれてはいるが清潔感のある白いタンクトップからは白く華奢な腕なのになぜかたくましかった
黒髪のボブにはっきりと凛とした顔立ち、純日本人でありながら英国の混血だと間違われるタイプだろう
確かに”候補”としてはなにか光るものを感じるが、しかしながら誘惑と謎もまだまだ多い
デスクには”前の人”との家族写真がまだスタンドに入ってる
部屋がデザインされている割にそこまで几帳面な性格でもないようだ
親の美意識の高さに家族ごと触発されて習慣になっているのであろう
リビングに向かうと昔ながらのコンロを食卓で囲み、家族らしき人たちが準備を始めていた
気は強そうだが美意識は高い金髪のこれまた英国混じりの顔立ちの姉であろうか
隣は”候補”であろう長髪縮���の男、父親、母親
今夜の食卓はこれだけなのだろう
「まあ座ってよ!酒は?なにがいいの?ウイスキーでいいよね?」
続いてぶっきらぼうな父も口を開いた
「やあ赤毛くん、———をよろしくね。ところで映画は好きかな?”ミラサイケ”は見たかね、名作だな」
父は父、という典型的な恰幅の良い髭の親父で、なのにどことなくこれまたやはり紳士の品を感じる出立ちであった
「いえ、すみません映画は好きなのですが勉強中で」
本当のことを言うと知らなかった悔しさよりも部屋のあちこちにある姉妹の写真に目を惹かれていた
“TWO Star twins” 壁の写真にはそうロゴが入ったものが何枚か飾られてあった
家政夫さんが察して、小声で耳打ちしてくれる
「彼女たちはトースターツインズという姉妹のアイドルなのです、惹かれちゃいますよね。」
たしかに双子かとも思うぐらい似てはいるが、やや姉のほうが顔立ちはよりはっきりしていて、妹は少し甘えん坊というか奔放な印象は受ける
「来週から悪の祭典でして、女王が復活するんです!姉は1年に2度しか現れない、超貴重なアイドルなんですよ!女王の復活祭が楽しみですよね!」
家政夫もどうやらファンなのだろう、まだ20代そこそこの気さくで邪気のない青年だ
「赤毛くんは前の人、どんな人だったの?話したくなければいいけど」
姉は芯が通っていて、立派な女性なのだろう
俺のことを気にかけてくれて、初夜を穏便で円滑に進めようとはしてくれているようだ
質素な服装なのになぜこんなにも気品や強さを感じるのだろう
顔立ちだろうか
昔見た映画”レオン”のマチルダをあのまま24歳にしたような姉妹だ
滞りなく晩餐を終えて、引き続き晩酌を進める父以外の家族たちは寝室へと散り散りになっていった
“候補”の女はなにを考えているのかここまで全然読み取れていない
家族の人たちの波にかき消されて、そういえばほとんど話していない
「ねえ、赤毛くん。どうする?」
どうする?の意味がこれでもかというほど難解に思えた
話の脈略がまったくないのに、なんだろうこのぐいぐいと引っ張られていくというか
それは竜巻に手を引かれるような印象のほうが強かったのかもしれない
「そっか、まだわかんないよね。・・・いいよ!散歩しよ!?いくよっ!」
特に主張したいこともないので否が応でもその通りに事は進む
俺はこの家族に迎え入れられた初日の緊張で萎縮しているのか
どこかこの女に振り回されたいという願望があるのか
混沌としていた
「ほらなにやってんの、男は酒と煙草両方持って!」
そうだぞと言わんばかりの顔の父がそっと目を閉じながら缶酎ハイと煙草をこちらにスライドさせてきた
随分と偏った理想像も不思議と心地よくて、両手に退廃を持った2人は深夜の住宅街に繰り出した
深夜にも関わらず大東京は明るく、分厚い雲はサイケデリックな工場地帯からの煙と混じりあって空は見えない
遠くの繁華街の明かりが巨大な雲に反射して怪しげに光っていた
もうかつての高層ビルはなく、低い建物の住宅街の遥か上には上層階があるだけだ
空気は良くもなく悪くもない
サイバーパンクな夜は酒と煙草を嗜むには確かに丁度良かった
ベンチに座り、遠くの工場地帯で黄緑色のネオンが反射した横顔は 煙草がよく似合うほどに凛々しかった
「で、どうする?決めた?」
「いや、別に、」
「お父さんがミラサイケ知らないのがっかりしてたよ〜、名作なのにーって。前の人はね、つまんなかったな正直。夜も一緒に歩いてくれないからお酒足りないしさ。
でも赤毛くんなら結婚してみてもいいよ?なんか面白そうじゃん」
矢継ぎ早に展開していく会話にまたしても振り回されている心地よさと、まだこの女のなにひとつ知れていないミステリアスな部分も良かった
「俺で何人目?」
「んー、8人目ぐらいかなー。なんかロックじゃなかったんだよねーみんな。私は正直結婚とかどうでもよかったりするんだけどさ、
一応この国のルールじゃん?だったらどうせだったら面白い人がいいなーって思うの。なんかこう、2人がそれぞれ単独で成立してるっていうか、依存もせず独立してて
それぞれ活躍してるしテレビで見ても絶対結婚してるようには見えないのに、誰にも言わなくても絆は2人の間にしかわからない固さがあって。それは2人きりの時も特に口にだして確認するって野暮なことはしないの。すごく不安定そうに見えてでも確実に強固な自信はあるの。だから干渉もしないしどうでもいいんだけど、すっごいラブラブなの!お互いがお互いのファンっていうかさ、遠くで応援してますーって感じの!」
結婚に対する理想像だけは驚くほど一致していて、ほとんど自我を出していない初夜の俺なのに今までの”候補”と俺の違いを解っているこの女は、全て見抜いているとしか思えない
「じゃあさ、ひとつだけ約束してくれたら」
「え!なになに?いいよ!」
彼女は吸っていた煙草を中断してこちらに身を乗り出して弾んでいる
「ずっと俺が追いつけないように前にいてよ、俺も絶対追い付かれないように前で走ってるから」
「なにその多次元論!面白!わっかんないけどそれって、[わかったよ!そうなるよう努力するね!]って言ったらもう正解じゃないよね?だからわっかんないけど〜・・・・まあ好きにしてよ!」
そこまでも完璧な回答をされるともうこちらもお手上げである
俺は重い腰を上げて煙草をふかしなおす
こちらが返事をしなくても、彼女はなにも聞いてこない利口さがある
夜はどんどん加速して、2人は何億もの光と闇に呑み込まれていく
俺も彼女もまだ、アンニュイな中でそのほとんどがよくわからないにも関わらずだ
婚前準夜、渾然契約/赤毛はひとり
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2022年11月11日
✨SUGIURAMNさんの楽しいお話✨
Q:杉浦さんの娘さんは大きくなられましたか。
15歳でボーカロイドにハマってさあ、
パパこれいいよって勧めてくれて、
それまで全く聴いた事なかったんだけど、
それぞれのボカロPの背景とか色々教えてもらって、そこから自分もハマっちゃって聴くようになった。
今はそこまで聞かなくなったけどね。
『ころんば』って伝説のPがいてさぁ!
 ♬イワシがつちからはえてくるんだ
youtube
って曲が凄いんだよ!
でもねぇ、僕は商業的な音楽には興味ありませんとか言って、10年以上前に動画もアカウントも削除して消えちゃったんだよ…
ころんばの凄いところは、音楽だけじゃなくて、PVもさ、その中のアニメーションもさ
ガシって別名でだったかな、本人がぜーんぶ作ってるんだよ!
作曲、映像、配信まで全部一人でやってるの。そこに数百万のアクセスがあって、
ちゃんとしたシーンが出来上がってるわけ?
凄いよね⁈
曲によってはさ、
再生が300万とか行ってたんだけど、
俺知らなかった…娘が教えてくれるまでね?
信じられないよね…
ころんばの世代だと10年以上前だから、
ボーカロイドの技術がまだまだだったんだよね。だからボーカル表現はロボットっぽかったけど、最近のボーカロイドなんかだとさ、人が歌ってるのと遜色ないくらい、完成度が上がってきてるんだよ!
野田勉(※)の前で、ボカロハマってるんだよ!っていいながら聴いてたらさあ、
『あんなもんは
オタクが作った音楽だろ!
そんなオタクが作った音��聞いてる場合があったら違う音楽聴きなさいよぉ!』
とかいわれちゃった(笑)
【参考】ブライアン・イーノからアンビエントについて語る野田勉氏
Q:ボーカロイドはどんな音楽ですか?
ボーカロイドの凄いところはさ、
アニメーションと音楽が合わさってるところなんだよね。どっちかじゃないのもう…
若い子の間で支持されてる独自の文化が出来上がってたのに、子供が教えてくれるまで知る由もなく…
新しいボカロPだと、ピノキオピーもいいね!
 ♬内臓はありますかfeat.初音ミク
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♬ぼくらはみんな意味不明 feat. 初音ミク / Nobody Makes Sense
youtube
は聴いてほしい!
歌詞も曲も面白いから。
内臓は〜の韻の踏み方はエグい!
それでいてユーモアのセンスもあるんだよ。
最近のだと、ピノキオピーの
 ♬ ノンブレスオブリージュ
youtube
は、ボーカロイドならではではあるんだけど、一度もブレスしない。
曲中に息継ぎを一回もしない事で、
社会全体の閉塞感を著してたりするんだよ。この発想とか凄いよね。
ピノキオピーはAPHEX TWINが
もし東京にいたらこうなるでしょ⁈
みたいな感じを表現してる気するんだよね⁈
ピノキオピーは卓球さん(石野卓球)の影響受けてるみたいけど、軒並み再生が一千万回超えてたりするんだよ!
【参考】キノピオピーinterview
Q:卓球さんとは仲良しなんですか?
卓球さんは僕のところに2日に1回くらい
ラインが来るくらい仲良くしてるよ!
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夏に熱海に泳ぎに行って、
今もしてる調光レンズのサングラス🕶
かけてるんだけど、海の中に潜ると
レンズが透明になって、
海から立ち上がるとレンズが
真っ黒にかわるわけ。
そんで卓球さんに僕が浅瀬で潜って、
立った瞬間に髪切った⁈って聴く
っていうネタをやったらウケた!
その時卓球さんから、
タモリさんに似てない?って言われたり、
『ロン毛タモリ』って言われてたね(笑)
Q:最近サブスクリプションが始まって、
音楽をレコード店に掘りにいかなくても
容易に手に入るようになりましたが、
それについてどう思われますか?
確かに音楽を一生懸命に探す手間は無くなった分、入ってくる刺激は多くなったかな。
面白い話があって、ボブ・ディランに対して
サブスクリプションが始まって音楽の値段が下がった事をどのようにお考えですか?
って質問した人になんて返したと思う?
『音楽なんてゴミなんだから、
もともと価値なんてないから。』
って言ったんだよ!かっこいいよね⁈
松本人志が、ナイナイ矢部とずっと会ってなくて、久々にテレビで話したときに、
矢部が松本の『遺書』にナイナイはダウンタウンのチンカスって書いてあったから、
周りが共演NGにしてたって話したら、
松本の返しがすごかったんだよ!
『めちゃめちゃえぇ意味でゆってるんやで‼️』
って言ったんだよ!
それで会場がウケて、長年の確執が無しになっちゃったんだよ!
やっぱり松本さんの瞬発力って凄いよね。
youtube
『てんや』の天丼が好きで毎日さぁ、
かき揚げ天うどんか天丼を食べてたわけ!
お医者さんから中性脂肪の話されて、
杉浦さん、何か特別何かされてましたか?
って聞かれたもんで、いやぁ別に…
毎日てんやに行って天丼食べてますけど、
特別何かしてるとかってないですよ。
って言ったの。そしたらお医者さんが
「杉浦さん、面白い方ですねって?」
って笑い出しちゃってさぁ!
中高年には油が1番悪いんだって。
天丼やめてからすぐに
10キロ以上痩せたんだよ。
天ぷらはねぇ、180℃の温度で揚げるでしょ?でも油は200℃を超えるとどうなるか知ってる?
猛毒の発がん性物質(※)に変わるんだって!
気をつけないといけないよねぇ…
※アクリルアミド:食材に含まれる糖分が加熱された油と反応して生成し発癌性の懸念がある
とか言って中高年になると
体の話題ってウケるんだよね(笑)
それでも銀座に��る100%ごま油で揚げてる
天丼はたまに食べに行ってるけどね…
Q:杉浦さんは今はどこに住んでるんですか。
杉並に住んでるよ。
元々高円寺生まれだから、
その辺りにいるとやっぱり落ち着くんだよね。
Q:天丼をこよなく愛していたり、
根っからの江戸っ子なんですかね?
子供やおじいちゃん、おばあちゃんが居て
みたいなところがいいなぁって
思ってるんだよね…
https://www.tokyo-np.co.jp/gururi_tokyo/areadata/tokyo_suginami
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cellophanemaryjane · 2 years
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私にもサブカルのこと書かせて-4(スタジオボイス)
「ファッション通信」では毎月スタジオボイスの新しい号が出るとプレゼントしていて、それがきっかけでこの雑誌を知り読むようになりました。スタジオボイスはおしゃれとヨゴレを行ったり来たりしていて面白い雑誌でした。
今ではすっかりハイパー呼ばわりの高城剛のブログを思わせるような日記の連載があったのですが、レイアウトが読みにくくて面白くないのでいつも飛ばしていました。でもたまたまページをめくっていた時に、「僕は決めた、今世紀中にテレビ局を作ります!地上波でもBSでもCSでもないテレビ局!」というようなことが書いてあったのが目に入ってきて(この人はいつもこういうテンションだった)、当時はこの人何を言ってるんだろうと思っていたのですが、もしかしてそれってYouTubeのことだったの…?と今は思います。
あと何という人だったか忘れてしまったのですが演劇のページで大人計画のある芝居を堂々と批判している人がいて、結構キツイこと書いちゃうんだなぁと思ってたら、松尾スズキが「カジノフォーリー」というお笑い雑誌で反論していたことがありました。反論と言っても「誤解されてると思う」みたいな感じだったけど。批判の内容は、難解な書き方だったので真意の程はハッキリわからなかったのですが、自分としては多分「内輪受けで何でも受け入れるファンの方しか向いてない」ということだったと思っています。公演が終わった後にロビーで劇団員によるフリマが行われたことも書いてあって、「それはキツイなぁ」と思いました。お笑いはずっと好きだけど、小劇場のノリは当時から苦手でした。
「カジノフォーリー」は東京のお笑いが中心のミニコミという感じの雑誌で、そこに載っていた頃の立川志らくの尖りぶりはすごかったです。今の志らくはかなり丸くなってる。
スタジオボイスに話を戻すと、私がこの雑誌に感謝していることは、レインコーツの存在を教えてくれたことです。その頃ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのモー・タッカーがソロアルバムを出していて、新譜のページにほんの一言だけ「元祖レインコーツというか相変わらず年齢不詳のババア声」と書いてあったのです。昔のサブカル雑誌の悪いところが凝縮された言い方だなぁと思います。でもレインコーツという名前を知ったのはこれが最初でした。これ書いた人誰なんだろう。これ書いたの覚えてる?って聞きたい。
そしてあの頃のスタジオボイスにはナンシー関がいました。ナンシーがおもしろかった頃が、スタジオボイスのいい頃と重なってたと思います。ブロンソンズまではまだよかったけど、その後根本敬とかリリー・フランキーとかがよく載るようになってからクールさがなくなった。
ナンシー関はカルト特集といういろんなマニアが出てくる号で缶ジュースについて書いていました。おしることかプリンシェイクとか見かけると味をチェックしたくなるけど、缶ジュースと呼んでいいのだろうか、うわさによるとおでんジュースや串に刺さった肉が入っているヤキトリジュースというのがあるらしい、どこまでが缶ジュースなのだろうか、とかなんとか。その後秋葉原の自販機おでん缶って話題になりましたよね。
それから一瞬、ほんの一瞬i-Dジャパンていう雑誌があって、一見おしゃれっぽいけど調子こいた品のない雑誌でした。フリッパーズもスチャダラパーも電気グルーヴもピチカートも載ってました。この手の雑誌ってよく考えたらいつもこのメンバーで、その辺押さえとけ感もちょっとあった。i-Dジャパンの電気グルーヴの連載は他の雑誌の連載に比べて、ひときわやる気のないものに見えました。(ラジオでやっていた漫画紹介コーナーの書き起こしみたいなの)
クイックジャパンが創刊された時、「ヤバい雑誌が出る!」みたいに紹介していたのもi-Dジャパンでした。そんなに言うならと創刊号をちょっと立ち読みしてみたけど、これは自分には全然必要ない雑誌だなと思いました。
フリッパーズってすぐ解散しちゃったしあんまり出たがりな印象でもなかったので、嫉妬丸出しの大人も多かったけど特に追いかけてなければわりとどうでもよかった。それこそあのいじめインタビューとか、全然知らなかったです。だってロッキンオンとかクイックジャパンなんて私読まないし…あの頃調子こいてたツケが今来てるんならま、しょうがないんじゃない。という感じです。
私も大概サブカルクソ女子高生だったと思ってたけど、鬼畜系とかオリンピックのことがあるまでほとんど知らなかった。電気グルーヴのANNは聞いてたし「ゴメス」も毎月もらいに行ってたけど、ガロにははまらなかったし、テレビブロスも読んだことないし、夜遊びにも憧れなかったし、そう考えると私たいしてサブカル女子じゃないんじゃない?と思います。
でも知らなくてよかったかも、と思いました。60年代にうつつをぬかしててよかったかも。ただ生と死ブームはめっちゃ覚えてます。生と死にブームもクソもないだろうと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ブームだったのです。
そして創刊号だけ買ったことがあるバァフアウト!がこんな感じで残ったのも意外でした。創刊号ではU.F.Oとラヴタンバリンズが印象に残っています。ラヴタンバリンズはちょっと大言壮語な感じがしました。U.F.Oの松浦俊夫は田島貴男と一緒にモグラネグラという深夜番組に出ていて、2人とも変に小慣れた喋り方じゃなかったのが良くて毎週見ていました。ゲストの高城剛が当時発売されたMDを紹介していましたが、田島貴男と松浦俊夫の2人はこのサイズではジャケットが見えないとあまり喰いついてませんでした。ハイパーはとにかくハイテク大好きという感じだったけど、MDは特にどうもなりませんでしたね。あとなんかチェリールイもゲストに出てました。(チェリールイって今書きながら思い出した〜)
モグラネグラ(モグネグ)の他の曜日はあんまり見てなかったけど、ローリーが従えていたオナペッツのインパクトはすごかったです。
オーディション番組「天下御免ね」に審査員として出ていた松蔭浩之の写真もスタジオボイスに何度か掲載されていました。天下御免ねに出ていた頃の松蔭浩之は、茶髪のサラサラヘアをなびかせてベビーピンクのスーツを着た、タメ口をきくアート界のプリンスといった雰囲気のキャラだったのに、今では自分から帽子を脱いで禿げてるんだ〜と見せるような人になっててビックリした反面、こんな風に年齢を重ねたことを受け入れられる人っていいなと思いました。大人の余裕を感じました。作品は好みじゃないです。
むしろその頃私がずっとウザいなと思っていたのは出たがりの便利屋小西康陽の方です。この人スタジオボイスで感じ悪い連載してたし、アントニオーニの「欲望」のフライヤーの裏に駄文書いてたし、「黄金の7人」のCDの解説にも出てきてた。また文章が中身が薄くてひとりで笑ってるみたいな、作ってる音楽と同じくらいつまらないものでした。
小西康陽がスタジオボイスで連載していたレビューのようなものはちょいちょい感じが悪かった。自分はCDを出したら関係者に配るのに、僕のところには全然来ない。あいつに送るなというリストに僕は入れられてるのでは?と、ここまではいいのですが(ちなみにうちにはそのリストが存在する)とか書いていて、そんなだからお前も同じ扱いされてんだろすぐパクるし、と思いました。
昔の音楽ライターについて、ボブ・ディラン担当だった菅野ヘッケルという人のことを「ヘッケルだよ、ヘッケル」と小馬鹿にしたように書いていたこともありました。それからずっと後、ボブ・ディランがノーベル文学賞をもらった時まさかの菅野ヘッケル本人がテレビに出てきてインタビューに応えていました。まさに生きとったんかワレ!でした。菅野氏は元気そうにしていてよかったです。なかなか雰囲気のある方で、街で見かけたらちょっとビビるかも、と思いました。
あと関係ないけど当時レコードフェアに行くと小西康陽そっくりな格好をした人がよくいました。(何をとは言わないけどマッシュルームカットとメガネとヒゲでごまかすスタイル)
リズ・オルトラーニが手がけた「世界女族物語」という映画のサントラが再発された時、誰が書いたのか解説の人がある曲について「小西康陽氏もこの曲が好きだと言っていたので、彼のフェイヴァリット・ソングとみて間違いないでしょう」とか書いてたのですが、ほんと知らねーよって感じでした。こんなんで原稿埋めんなよ。嫌いだわぁ。心の底から嫌いだわぁ〜!
取り乱しました。(ダチョウ倶楽部)
あの頃見かけた90年代のサブカル文体はあまり褒められたものではなかったけど、面白い人は面白かったし、川勝正幸やコモエスタ八重樫は下品すぎず自画自賛もあまり感じない文章でした。三田格という人の文はすごく痛くて、イジっちゃだめな人に見えました。もちろんつまんなくて下品な人もいて、そういう一部の人が使っていた「と、いうよーなモノがあって。でですね」みたいな文体は当時から気持ち悪かったです。モノとかコトとか片仮名にするのほんと気色悪かった〜。でも雑誌しかないから隅々まで読んでいて、こんなふうに記憶に染み付いてるんだからおそろしいです。
(つづく)
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utsuroyihon · 22 days
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(Xユーザーのゆずは🐿🌻名古屋CLEAR’S🥋🌻さん: 「💙🩷💚❤️ https://t.co/jZBVREaoSF」 / Xから)
心愛さん 心愛さんはゆずはが初めて自分から話しかけに行けた妖精さんです ゆずはって自分から話しかけることは絶対にできないんですけど、珍しく入ったばっかりでは気まずさもなしに話に行けたことを覚えています 心愛さんは覚えていますか????????????? ゆずはの生誕の時このダンスやりたいです!って言った時難しいダンスでも覚えてくれたのとても嬉しかったです! 心愛さんがボブを勧めてくれたから今のゆずはがいます ゆずはは心愛さんの金髪ボブがみたいです かわちぃ妖精さんですボブお揃いにしましょう
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23ani23ani23ani · 1 year
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おはよう御座います😊 ✨今週は少し空き時間帯も有りますのでお早めの電話予約をオススメします💇‍♀️💇‍♂️ ・ アニーは創業以来ずーっと、 どこまでも髪の毛&頭皮に優しさを❣️ ✨豊潤な天然海泥ミネラルで地肌を活性化させて健やかな髪の毛&頭皮に。 抜け毛・フケ・かゆみが気になる, カラーやパーマの繰り返して傷めたダメージを髪の毛と頭皮に優しい滑らかな仕上がりを実現させます😊 こだわりのアニーオリジナル泥パックトリートメントベッドスパ是非ご体験してみて下さい✨ ・ カラーはゼロテク(頭皮にカラー剤が付かないように塗布するテクニック)で敏感肌,かぶれやすい方々にも安心です😊 ・ キレイはアニーから💇‍♀️ 髪型を変えるとココロも変わる。 綺麗も可愛いも欲張りたい❣️ いつまで綺麗でいたい。 そんな貴女に。 『どこでカットしたの❔』と聞かれる髪。 髪って歳を、誤魔化せない…そんな事は決して有りません‼︎ 艶々髪よみがえります✨ 五歳若く見える新しいヘアスタイルにchange‼️ 娘さんより綺麗になっちゃいませんか? お手入れ簡単でヘアスタイル長持ち🎶 お一人おひとりの隠れた魅力を引き出しますアニーに、 お任せ下さい😊 ✨完全予約制プライベートサロン なるべくお早めのご予約のお電話をオススメします💇‍♀️💇‍♂️ ・ 〒921-8161 金沢市有松2-5-3-4 駐車場5台プラスα スギ薬局正面前,CoCo壱番屋カレー斜め前 スターバックス斜め前 スシロー駐車場隣,藤村眼科さん,丸亀製麺並び 北陸鉄道 上有松バス停 徒歩約30秒前後 ・ ・アニーでは最善の対応対策で 安心して美容を、これからも楽しんで頂けるように安全に取り組み続けております。・ ・ アニーヘアーデザイニング    代表 兄内 敬義 (あにうち たかよし) ・ 🧴cota正規取扱いサロン ・ #金沢 #石川 #美容 #美容師 #美容室 #美容院 #サロン #アニーヘアーデザイニング #カナザワ #大人の女性 #ボブ #アニー #cotaシャンプー #ロング #cota取扱店 #白髪ぼかし #パーマ #白髪を生かす #有松 #トリートメント #カウンセリング重視 #白髪染め #髪質改善 #kanazawa #髪の毛の病院 #泥パック #ヘアカラー #セミロング #ショート #ショートボブ (アニーヘアーデザイニング) https://www.instagram.com/p/CqZDbLTPauk/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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hair-make-lucir · 2 years
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* bob✂︎ 直毛さん! ゆるっとストレートアイロンでスタイリング☺️ #Lucir#金沢美容室#美容師#ボブ#黒髪ボブ https://www.instagram.com/p/CiFwIOePjd2/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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