日曜日のランチは、@majimanomaさん アボガドベーコンチーズバーガーを選んでみた コーヒーは浅煎りのドリップをチョイス #ハンバーガー #ハンバーガー部 #神戸大好き #love_hyogo #lovehyogo #ひょうごイーブックス百景 #神戸カメラ部 #sumasumatai_love #つながる珈琲時間 #阪神御影グルメ#神戸グルメ #美味しくてたまらない (Kobe-shi, Hyogo, Japan) https://www.instagram.com/p/Cp9MUcevUJM/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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綱敷天満宮 #japan_focus #japan_of_insta #photo #snap #snapphoto #nostalgic #photographyy #kobe #love_hyogo #streetphotography#photographer #sonyrx100 #kobecity #love_hyogo #神戸カメラ部 #神戸写真部 #スナップ写真#お散歩 #お散歩写真 #広がり同盟 #神戸市 #コンデジ #須磨区 #綱敷天満宮 #街撮り #キリトリセカイ #ストリート写真 #神社 #はなまっぷ (綱敷天満宮) https://www.instagram.com/p/CppS7C8Pv5b/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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〜秋を見つけに〜 2022/11/16 #再度公園 #sony #sigma #autumn #fall #lovehyogo #hyogo #kobe #japan #landscapephotography #igersjp #photo_jpn #lightroomclassic #japan_of_insta #lovers_nippon #Instagramjapan #tokyocameraclub #神戸カメラ部 #photo_jp #Lovers_Nippon #japan_nature_photo . #ganchan4050 (再度公園) https://www.instagram.com/p/ClcRjTUycre/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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夏のはじまり 神戸電鉄粟生線 三木 #鉄道写真 #鉄道風景写真 #撮り鉄 #Japanesetrain #東京カメラ部 #tokyocameraclub #鉄道写真 #trainphotographics #trainphoto #train #trainstgram #trainspotting #trainphotography #traingallery_ig #鉄道のある風景 #railway #神戸電鉄 #神鉄粟生線 #GR3 #ricohgr3 #レトロ #初夏 #花 #三木 (神戸電鉄三木駅) https://www.instagram.com/p/Cd5Vp7qvc-m/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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P3 Club Book Aigis short story scan and transcription.
人の心、アイギスの心
わたしは、人型戦術兵器アイギス。桐条グループ のラボで開発された、対シャドウ決戦兵器であります。現代の軍事技術の最先端であり、長年に渡るシャドウ研究の結晶。機械の身でありながら、人間と同様の精神性をも併せ持ち、世界で最も火力の充実したペルソナ使い。とくに頑強さにおいては定評があり、わたしの名前のもととなったギリシャ神 話---イージスの盾の逸話どおり、まさに不敗、鉄壁、無敵の存在。
そう。無敵のはずでした。
ですが、現在わたしが身を置いている月光館学園、その学生生活において、この優れた兵器としてのスペックはいっかな発揮する場を得られず、ゆかりさんを始めとする性別女性のクラスメイトの方々の口調を借りて言うなら、ちょっとブルー?なんかウツ入ってる?といった感じなのであります。
「······それじゃあ、今日は4日だから······ひの ふのみで、えっとアイギスさんか。このときの “私” の気持ちを要約して言ってちょうだい」
あ、そういえば、いまは授業中なのでありました。鳥海先生がわたしに回答の発言を要求しているであります。先ほどまで思考作業を行なっていたわたしですが、最先端の人型戦術兵器たるわたしの中枢は、並列処理が可能なので質問も聞き逃すことはありません。ありませんが······。
「どうしたの?やっぱ帰国子女には現代文は難しい?そんな深く考えなくていーのよ?」
現在のテキストは、夏目漱石という人物の創作による『こころ』という小説。わたしには、この “こころ” というものに対する理解が、まだまだ足りないようなのです。32秒あまりの沈黙ののち、鳥海先生はわたしに正解への手がかりを与えようというつもりでしょうか、やや演技過剰と認識される様子で話しかけてきます。
「自分が親友Kを差し置いてプロポーズした結果、その友達は何と自殺してしまう······さあ、そんなときアイギスさんなら、どう思う!?」
「わたしなら······友達が自殺してしまったなあと、思うであります」
「······まんまじゃないの。もちょっと捻りなさいよ!捻りなさい!」
「もしや······自殺に見せかけた殺人?」
「なんでよっ!これは漱石なのっ!純文の名作を江戸川乱歩ミステリにしないでっ!」
「動機の面では “お嬢さん” がもっとも疑わしくありますが······現場不在証明を確認する必要が······」
「聞いてよっ!私の話を聞いてっ!!」
いつものように鳥海先生がはじけてしまい、間を置かずに終業のチャイムが鳴りました。これがもし “私” が “お嬢さん” を親友Kから奪うための、要人略取作戦の立案であれば容易なのでありますが······。ペルソナさえ召喚できる精神を持つわたしでも、この “こころ” というものへの理解は、一筋縄ではいかないのであります。
「まあ、オレらは生身の人間だけどさ、それでもなかなか人の気持ちなんてわかんねえもんさ。そこまで悩まなくていいんでないの?」
順平さんの言葉に、わたしの大切なあの方もこくこくとうなずいてくださいました。いまは昼休み、屋上であります。現在、わたしが直面する問題を解決する参考意見を聴取するため、おふたりにご足労願ったのであります。
「しかし······現実問題として、わたしの学園生活には “人間らしさ” は必須のスキルであります。民間人の方々とのコミュニケーションが何らかの原因で阻害されれば、それはすなわち、わたしの任務も阻害されるということであります」
「でもよ、けっこうクラスの連中ともうまくやってるみたいじゃん」
「いえ、いわゆる “ジョシコウセイ” という集団において、わたしはひどく浮いているように思えます。携帯メールによる情報伝達すら、満足に理解できないありさまで······」 「へ?どーゆーこと?」
例えば、とわたしは前置きして携帯を取り出し、先日ゆかりさんから受け取ったメールをおふたりに見せました。そこには「桐条SP に遅くなるって伝えて (^_^)」と書いてあります。
「これが?」
「通常、SPといえば要人の身辺警護を行なう、いわゆるボディガードを指します。ですので、わたしは桐条グループの警備部に、その日のゆかりさんの帰宅が遅くなる旨を伝えました」
「い?そ、そりゃあ······」
「なぜか、変な顔をされたであります」
「だろうな」
「その夜、ゆかりさんからSPとは先輩の略だと聞き、 わたしは大きく落ち込みました。それだけではありません。別のメールで “H/K” という記述があり、それが “話は変わって” の略だと理解するまでに、3日を要しました。もしこれが “H&K” ならば、ドイツの銃器メーカー ヘッケラー&コッホの略だとわかるのですが」
「それこそ一般人にゃわかんねえよ······」
「だいたい、ギャル文字というのも何でありますか。“†ご” で “た” と読ませたり、“(十” で “さ” と読ませたり、1バイトで済む情報量をわざわざ2バイトに増加させるなど、理不尽であります。非効率的であります」
「まあまあまあ。それがジョシコーセーってもんだよ。つか、そんな形にとらわれなくたって、アイちゃん十分人間らし······あ、そーだ」
突然、順平さんが何かを思いついたように立ち上がりました。
「どうなさったのでありますか?」
「とりあえず、そういう相談ならさ、やっぱ本職に教えてもらうのが一番だと思うわけよ」
そう言って、順平さんは嬉しそうに笑顔を見せます。こういう人間らしい笑顔は、人間のジョシコウセイという擬装に必須で、それでいてわたしに足りないもの。こんな笑顔を、私も身につけることができるのでしょうか······?
「という訳で、特別講師の岳羽です」
「じょ、助手の山岸です」
「つかさ、順平。あんた結局さ、アイギスの相談ごとをダシに、自分が遊びたかっただけなんじゃないの?」
状況が理解不能であります。
その後、わたしたちはゆかりさん風花さんと合流し、なぜかポロニアンモールのカラオケマンドラゴラ店内にいるであります。
「ま、ま、ま、細かいことは気にしない!学校帰りに友達とカラオケなんて、女子高生の定番じゃん?やっぱ形から入るのも重要だと思うわけよオレは」
「そうなのでありますか?ジョシコウセイは下校途中にカラオケ······了解であります。あ、ですがそうなると、美鶴さんもお誘いすべきではないでしょうか?」
「き、桐条先輩は一般的女子高生の見本にするには······その、ちょっと違うかな、と」
「······?」
詳細は不明ですが、奥が深いであります。
「よっし、んじゃ早速アイちゃんからな。何歌う?何でもいいぜ」
「歌、でありますか?初めての経験でありますが······奮励努力するであります」
「よっしゃ、頑張れー!」
・
・
・
「想定外の事態でありました」
「ま、まだ頭がクラクラするわよ······」
「私は······鼓膜が破れるかと······」
「ま、まあしゃあねえや、な?」
不幸な事故でありました。わたしが敵おうとマイクのスイッチをオンにした瞬間、すさまじい不協和音が発生したのであります。わたしの駆動機関が発する電磁波とスピーカーとが共鳴を起こす。いわゆるハウリングという現象。それは、音響爆弾もかくやという威力でありました。ドリンクのグラスはすべて破壊され、隣室のカラオケ機器にも影響が出たということであります。
「中枢部の電磁波シールは完璧だったはずでありますが、各関節部の駆動モーターまでは考えが回りませんでした······」
これは、落胆という感情なのでしょうか?やはり兵器であるわたしには、普通のジョシコウセイとしての能力を身につけることは無理なのでしょうか?そんなわたしの思考を断ち切るように、順平さんが相変わらず明るく言います。
「んじゃ、気を取り直して女子校生の定番、その2!プリクラ行ってみようぜ!」
「ぶり······くら······でありますか?」
メモリにない言葉に、わたしは少し警戒心を呼び起こされます。ですが、せっかくの順平さんの立案です。わたしははっきりと肯定しました。
「行ってみる······あります!」
「よっし!んじゃゲームパニックにゴー!」
「で······ぷりくらとは、何でありますか?」
順平さんが盛大に転倒しました。
「これが、ぷりくら······プリント倶楽部でありますか。なるほどなー」
順平さんによると、数人で撮った写真をシール状に加工するための機器ということでありました。これで友人同士で写真を撮り、そのシールを分け合うというのが、ジョシコウセイの基本だとか。その意図はよく理解できませんが、この行動が作戦に必要ならば、わたしは逃げられません。敵前逃亡は銃殺刑でありますから。
「では、行きます」
「よし、ゆかりッチと風花も一緒にな。えっと、背景はコレ······フレームはコレでと······おし、スタートボタン押すぜ」
「ほらアイギス、ポーズとって」
「ポーズ、でありますか?」
「そうそう、笑顔笑顔」
「え、 笑顔······?」
状況を認識する間もなく、バシャというカメラのシャッター音に似た効果音が響き、さほど時間を置かずに下の受け取り口からシールが排出されました。それを見るや、順平さんが。
「う······ちょ、ちょっと笑顔が堅い、かな?」
「つかさ、笑ってないじゃん」
ゆかりさんの言うとおり、シールになったわたしの表情は、いわゆる無表情というものでした。兵器としてのわたしには、感情に応じて表情を変えるという仕様はありません。
「も、もう一度やってみようぜ?」
「その試みは無駄かと思われます。笑顔や泣き顔を表現できないということは、わたしの仕様ですからしょうがないのであります」
と、わたしのその言葉に、皆さんが一様に顔を見合わせたかと思うと、一斉に爆笑されました。
「何ごとでありますか?」
わたしの疑問に答えることもなく。否、答える余裕がないように、皆さんは笑い続けています。
「な、何ごとって······くっくっく······あ、アイちゃん、さすがあの幾月さんにメンテ受けているだけはあるな。ぶふっ」
「く、苦しい······何よ今のダジャレ。“しようだからしょうがない” って。あははっ」
「幾月さんが言うとアレだけど、アイギスが言うと愛嬌があっていいよね」
「あ······」
理解しました。意図したことではありませんが、わたしの発言がいわゆる洒落、似た音の言葉で一連の文章を作る、もじり言葉あるいは掛け言葉といわれるものになっていたようです。少々、困惑してしまいつつも、皆さんが喜んでくださったことは、わたしにとっても喜びであります。
「あれ?できるじゃん、笑顔」
「え?」
突然の順平さんの指摘に、わたしは驚きました。
「笑って、いましたか?」
「うん、私も見たよ」
風花さんも、順平さんに同意します。そうですか、わたしは笑っていましたか。
「そうそう。そこの無愛想な現場リーダーよりも、いい笑顔だったよ」
「······」
ゆかりさんの指摘に、あの方は別にどうでもいい、といった風にそっぽを向きました。そういえば、この方はあまり気持ちを表情には出さない方です。それでも、立派にリーダーとしての役割をこなしていますし、友人の方々ともうまくやっていらっしゃるようです。わたしは、ふと、ひとつのことに思い至り、発言しました。
「わたしは、お役に立てていますか?」
「へ?どうしたんだよ突然」
「わたしは、いわゆるジョシコウセイの方々のように振舞うことができません。カラオケもプリクラもうまくできません。人間の方の、“心” というものが理解できません。それでも、皆さんの仲間として、特別課外活動部所属の一員として、この場所にいてもいいのでしょうか?」
「あ------ったりまえじゃん!!」
順平さんが、大声で答えました。
「何、アイギスそんなこと悩んでたの?」
ゆかりさんも呆れたような口調で言います。それに続いて風花さんも言いました。
「アイギス、不安だったんだね?」
「不安······そう、そうかもしれません」
わたしのなすべきことは、皆さんとともにシャドウを倒すこと。そしてあの方を守ること。ジョシコウセイらしくできないわたしは、その任務に不適格なのではないか、皆さんの期待に応えられていないのではないか?そういう想いが、わたしの処理を不安定にしていたことに、いまようやく自分でも気づいたようでした。
ポロニアンモールからの帰り道、風花さんがわたしのそばに寄ってきて言いました。
「あのね、私思うんだけど、周りの人が自分をどう思ってるかわからなくて不安になる、それって立派に心があるってことじゃないかな?」
「そうなのでしょうか?」
もしそうなら、わたしは嬉しく思います。心を理解できないことで悩んでいたわたしが、理解しがたいことで悩むのが心なのだと、逆説的なことを知って安心しています。
「人の心とは、摩訶不思議でありますね」
「みんな一緒、そう思ってるよ」
みんな一緒······それは何だか嬉しいことであります。わたしはふと、ポケットから携帯を取り出して、そこに貼られた先ほどのプリクラを眺めます。
「おそろいであります」
わたしがそう言ったとき、前を歩いていた順平さんとあの方が、少し驚いた顔をしました。
今度はわたしも自覚していました。こういうときに、人間は笑うのであります。
わたしは人型戦術兵器アイギス。人間の心が理解できずにときどき悩んだりもするけれど、それでも大切にしてくださる人がいる、幸せな对シャドウ決戦兵器なのであります。
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Fantasy On Ice started an official youtube channel?!
Well! At least we will have Kobe’s performance now?
He was already extra extra day 1 of the B tour huh
https://youtu.be/ZInep-SnVlo
Bonus, a Satoko spiral and a smiley Kaori 🥰
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2022年、神戸市の病院に勤務する26歳の医師が自殺しました。原因として浮かび上がってきたのは、過酷な勤務実態です。医師に何があったのか。真相を追い求める遺族を取材しました。労基署が調べると…33時間“ぶっ通し”勤務も 朝7時5分→翌日の午後4時51分2022年5月、甲南医療センターに勤めていた26歳の医師、高島晨伍さんが自殺した。TBS NEWS DIG Powered by JNN私たちは遺族に開示されなかった、第三者委員会の調査報告書を入手した。そこには…第三者委員会の報告書「勤務時間は極めて長時間に及ぶに至っており、過労死等を引き起こすとされる危険な水準を超過している。うつ病を発症しており、自死直前には、その程度は、重度とみなされる状態へ悪化していた」TBS NEWS DIG Powered by JNN報告書は、タイムカードや電子カルテの履歴などから、晨伍さんは過労死ラインを超える時間外労働をしていたと認定。診療に追われていたうえ、上司に、学会発表の準備を課され、重度のうつ病を発症し、自殺につながった、などとまとめられていた。病院から何の説明もない中、家族は、晨伍さんの死について真実が知りたいと労災を申請した。西宮労働基準監督署は2023年6月、調査報告書と同様に「極度の長時間労働により精神障害を発症し、自殺した」として、労災だと認定した。TBS NEWS DIG Powered by JNN労基署が調べた晨伍さんの「労働時間集計表」によると、自殺する前の1か月の時間外労働は、207時間50分。過労死ラインとされる100時間を大きく上回る。4月20日をみると、朝7時5分に始まり、仕事を終えたのは、32時30分。つまり翌朝8時半だった。しかし、翌日21日をみると、そのまま8時半から、午後4時51分まで勤務していて、33時間以上、働き続けていたのだ。休みなく、100日連続で勤務していたこともわかった。TBS NEWS DIG Powered by JNN院長「本人の自主性の中での自己研鑽」甲南医療センター 具英成 院長「皆さん、きょうはお集まりいただいて、まずは労をねぎらいたいと思います」晨伍さんの死から1年以上が経った2023年8月。病院は、遺族に説明をしないまま、記者会見を開いた。TBS NEWS DIG Powered by JNN病院のトップ、具英成 院長は、調査報告書や労基署が認定した過重な労働を真っ向から否定した。甲南医療センター 具英成 院長「労基署の場合は、(タイムカードの)打刻の時間を中心に、時間を推定していると思うが、病院としては、過重な労働を負荷していた認識はございません」TBS NEWS DIG Powered by JNN晨伍さんが、長時間病院にいたことは認めたが、実際に残業していたのは、30時間30分だと主張した。労基署が認めた200時間とはかけ離れたものだ。では、この差は何だと言うのか。甲南医療センター 具英成 院長「本人の自主性の中での自己研鑽。(医師は)一生涯勉強だという典型的な仕事。日進月歩の医学の進歩もございます。アップデートしていかないと、皆さんの信頼をきちっと掴めるような医師には育たない。そういう部分で自己研鑽」TBS NEWS DIG Powered by JNN自己研鑽――自分の能力を磨くために、自ら学習をしたり、経験を積んだりすることだ。つまり、晨伍さんは、学会準備や医学の学習のため、自らの意思で長時間病院に残っていたのだという。また、他の医師の勤務状況についても言及した。甲南医療センター 具英成 院長「全般的に言うと、当院では比較的、時間内に仕事を済ませて帰る方が多い。(過労自殺は)この病院だから出たという問題かどうか、わからないんじゃないでしょうか。私もわかりません」しかし、過重労働に苦しんでいたのは、晨伍さんだけではなかった。私たちは、独自に病院の内部文書を入手した。病院幹部「僕らも昔の世代の人間やから…意識が違う」「勉強やん、自分を鍛えるための」実は、晨伍さんが自殺する1年前の2021年5月、別の内科の専攻医5人が、病院幹部に過重労働を訴えていたのだ。病院の内部文書「4月の専攻医の平均残業時間は、凡そ100時間を超えていたと考えられます。検査漏れ(患者への検査忘れ)も多くなってきており、このままでは患者さんの命に係わると考えられるので業務緩和をよろしくお願いいたします」具体的な業務の改善を提案し、過酷な勤務の実態を訴えていた。この時の音声記録も残されている。当時の専攻医の音声「実際働いてみると、“うっ”と思うところがあり、どうしたらもっと良くなるかなって。業務緩和をよろしくお願いいたします」TBS NEWS DIG Powered by JNNこれに対し、病院幹部は、働き方の改善を検討するとしながらも、「医師の業務の半分は、勉強だ」などと話した。病院幹部の音声「ちょっとだけ言いたいことは、僕らも昔の世代の人間やから、先生らと意識が違うんやけど、主治医していると、今日あの人どうなったかなって見に来たいことってあるやん。それは主治医として心配、あるいは興味として、自分の入れた薬で、カリウムがどんだけ上がっているか、下がっているか見たいやん。半分は勉強やん。自分を鍛えるための」TBS NEWS DIG Powered by JNN専攻医らは同じ文書を示し、具 院長にも掛け合ったが、院長が対策をとった形跡はなく、労働環境は変わらなかったという。甲南医療センターの専攻医は実際、どのような働き方をしていたのか。私たちは、晨伍さんが働いていた当時、この病院にいた医師から話を聞くことができた。当時勤務していた医師「過労死ラインと言われる100時間を超えている若手医師はほとんど。自己研鑽と呼ばれる自主的にやっていることかと言われますと、患者さんの診療が夜遅くまで長引いているとか、患者さんのために、休んでいる時に家から呼び出されるとか、診療にあたる時間が、時間外労働の中でもほとんどなんですね」TBS NEWS DIG Powered by JNNしかし、この医師は、働いた時間をそのまま「時間外労働」として申告できなかったという。当時勤務していた医師「私も、管理職の先生から、50時間以上残業手当の申請をつけないようにと言われたこともありますし、残業代を削減するという意味で、働いていても、働いていないかのように見せかけるような職場の空気がありました」TBS NEWS DIG Powered by JNNまた、別の職員は、医師が残業時間を過少申告するよう指示されていた背景は、病院の経営状態があったと明かす。病院に勤務していた職員「コロナでだいぶ赤字だったみたい。それでかなり経営状態が悪いって話はよく院長先生含めて、上からお達しがあった。できるだけ無意味な“超勤”(超過勤務)をつけるなっていうところだと思います。仕事は全部、時間内で終えるように頑張れっていう…できないんですけどね」2023年8月、晨伍さんの母・淳子さんと、兄・章伍さんは、初めて記者会見を開いた。社会に訴えることで、病院が、説明や謝罪をしてくれるのではないかと期待したからだ。TBS NEWS DIG Powered by JNN高島淳子さん「いまだに甲南医療センターからは、何ら誠意ある対応は得られていません。もう息子は・・・優しい上級医になることも、患者さんを救い、社会に貢献することもできません」しかし、病院からは何の連絡もなかった。改めて院長に直接聞いた 「ご遺族に説明や謝罪の場は?」病院が向き合おうとしない中、自分たちにできることはないのか。淳子さんと章伍さんは、何度も東京に���を運んだ。厚生労働省に、医療現場における労働環境の改善を求めたのだ。TBS NEWS DIG Powered by JNN高島淳子さん「嘆願書をお渡しに参りました。どうぞよろしくお願いいたします」そして2023年12月19日。高島淳子さん「どうもありがとう。本当にありがとう。苦労かけた。ありがとう」遺族の刑事告訴を受けた、西宮労働基準監督署は、病院の運営法人「甲南会」と、具英成 院長らを、晨伍さんに規定を超える長時間労働をさせた、労働基準法違反の疑いで書類送検した。TBS NEWS DIG Powered by JNN高島淳子さん「お母さん、本当に悪かった…こんな刑事告訴されるような環境の中で働いていること全然知らなくて…。真実を明らかにして、改善点を挙げて、晨伍がどうして亡くなったかに向き合って、謝罪されることが、全ての方の為になることだと思います」書類送検を受け、改めて病院に取材を申し込むと、カメラでの対応を拒否。「8月の会見から認識は変わりません」とコメントした。TBS NEWS DIG Powered by JNN専攻医の過重労働を知っていたのに向き合わず、対策をとってこなかったのではないか。書類送検された具 院長に直接問うた。――(書類送検の)受け止めをいただきたい。甲南医療センター 具英成 院長「申し訳ないけど、すみません。しかるべき時に、またお話しさせてもらいます」――36協定を超えた過重労働を、院長も把握していたんじゃないか?甲南医療センター 具英成 院長「ノーコメントです」――2021年に専攻医が過重労働を訴えていた。それについて認識はありましたか?甲南医療センター 具英成 院長「ありません。記憶にありません」――ご遺族に説明や謝罪の場はないですか?甲南医療センター 具英成 院長「それも勘弁してください、今は」TBS NEWS DIG Powered by JNN質問にほとんど答えることはなく、その場を後にした。1月20日。淳子さんと章伍さんの姿は、大阪市内の寺にあった。亡くなった晨伍さんに、ある報告をするため、訪れたという。TBS NEWS DIG Powered by JNN高島淳子さん「これからも見守っていてください。ありがとうございます」淳子さんら遺族は、病院の運営法人「甲南会」と具英成 院長に対し、過重労働を知っていたのに、是正措置をとらなかったため、晨伍さんは自殺したとして、2億3000万円余りの損害賠償を求め、来週にも提訴することを決めた。高島章伍さん「労災認定がとれれば、向き合ってくれるんじゃないか。社会に訴えれば、向き合ってくれるんじゃないか。そういった意味合いを期待しても、裏切られる。(病院側が)1人の人間として、1人の医師として、どう思っているのか」高島淳子さん「二度と同じようなことが起こらないように、けじめをつけていただきたい」
「限界です」26歳医師が自殺 100連勤・月200時間超の残業も…院長「自己研鑽」 他の医師も過酷勤務を訴えたが病院幹部「僕ら昔の世代の人間やから…意識が違う」【報道特集】(TBS NEWS DIG) - goo ニュース
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2023/6/5〜
6月5日
通勤中の道の真ん中に亀がいて今日も竜宮城フラグ。いつもここで自転車ですれ違う方と、おや!亀ですね!となった。
竜宮城のことを少し考えながら歩いてみて、宴の席苦手だから別に行きたくないな〜とか、開けてはいけない箱を持たされるのは荷物になるのでお断りだな〜、とか思って亀を助けなくても良い気持ちになる。
昨日の体調不良と半日部屋に篭った反省をしつつ、社会に出るとなんとかなってしまう感じに、社会に出るための体力のための身体になってしまう悲しさを、そこまで悲観しきれずに感じている。
職場の方にZoffの教職員割で30%引きでメガネが買える、と教えてもらった!Zoffのメガネ買ったことないのでお部屋用のメガネを変えようかな。
今週も出張と通院があるし、週末は1人の予定があるので、なんか頑張らなくてはいけない。
最近、自分のデジタルカメラで撮った写真がそこまで嫌でなくなってきたのに、今日はカメラを持っておきたかったのに、今日はカメラがなかった。
6月6日
qpさんのお散歩音声の中で、ご自身の喋り方が苦手だったけれど録音したのを聞き重ねるうちに慣れたのか嫌でなくなってきた、とお話ししているのを聞きいて、私は自分の喋り方や声がとても嫌いなので、音声録音をしてみようかな、と思った。
玄関からお風呂に入るまでの音を録音してみようかな。1人で喋れるのかな。
昨日廊下から「お笑いはラバーガールとか好きだった」という2期下の方々の会話が聞こえてきて、HINTOのしらないまちのPVを見たくなる。
Apple Musicで検索してみたけれどサブスクにはないみたい。
その流れでふと東京事変や椎名林檎を数曲ダウンロードした。
電車で隣になる女子高生たちはスマホの単語学習アプリをせっせと攻略している。今隣の女子高生も一通り学習を済ませて、ホーム画面に移ったところで、その画面にダイエットの教訓が書かれていた。
今日はもうひとパターン名刺を作ってみたい。
上司から、ミスドは店舗によっては、店でドーナツを揚げていないと教えてもらう。セントラルキッチン?だっけ。昨日聞いていたqpさんのお散歩音声でも、セントラルキッチン?になってから大戸屋は美味しくなくなった、と言っていた。
明日はまた東京出張なので、空元気を使って「おはようございます!」をやらなくてはいけない。
6月7日
出張先に辿り着くまでに正しい池袋行きに乗れているのかいつも不安になる。
池袋を経由するその前後の駅のラインナップの違いをいまだにちゃんと理解できていない。高校生の時もこの路線に少し絡まった駅を使いながら、結局池袋に行ければいいのでは?と思っていた。
出張先2件で、伝えたいことを大きな声で訴えてしまい涙が出そうになりながらおじさんに囲まれて、なんでこの姿勢で仕事をしてしまうのか、と思ったけれどもっと悲しくなるより先に、外が暑くてつらかった。
お持ち帰り案件をかかえてもやもやしながら神保町で下車して、大学の図書館の利用更新を確認して、気になる雑誌をペラペラザッピングした。坂本龍一の芸術新潮と装苑に載っていたロバの映画が気になる。
面白そうな本のタイトルを見つけたりして、神保町をふらふらして帰ってきた。
研究室を2度覗いたけれど、お客さんがいらしたのでまた今度。今の上司は、私の先生の前職の学校の教え子なので、この4月からたいそうお世話になっているんですよ、と報告をしたかったところ。
助手でお世話になった方が、ちょうどアメリカから帰国中のようで連絡をとってみる。
帰りの電車で最果タヒの百人一首の本を読み進めていると、死んでみせる愛情アピールって意味不明!と会って、ごもっとも!
日曜にあった友人から話の流れで「死なないでほしいよ。」と言ってもらえたこと、喜んでしまったことを思い出す。本当に死んじゃったりしないと思うのに、そう言ってもらえた日は、少なくとも生きようと思える。
明日は通院。一ヶ月が早い。
6月8日
自分で新しく始めた、玄関の音、のこと、朝起きてそれにわくわくしている自分がいた気がする。
職場で久しぶりにおかしなペンの持ち方に突っ込まれてしまい「お箸はちゃんと持てますか?」と訊かれた。その方はお箸をちゃんと持てないらしい。
通院して、どんよりと入院を迫られて、確かに自分がどういうモチベーションでここに通っているのかよくわからなくなってしまった。
とにかく待ち時間が長くて、それだけの理由で、東京の大きな大学病院に通っている意味がよくわからない気持ち。
でもお会計の待ち時間に、先週末に、もう最後かもね、と会った友人から出産報告を受けて、なんかハッピーになった!1ヶ月早かったらしい。
少なくとも今日のところも死なないでいたいと思ったので気をつけて生きよう。
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2月23日だから223系の日 残念な6000番台をチョイスしてみた #鉄道写真 #鉄道のある風景#be_one_transport #mcl_transports #exciting_vehicles #fever_locomotion #world_bestvehicle #japan_wonderful_Photo #神戸カメラ部 #sumasumatai_love #223系 https://www.instagram.com/p/Co-7_1sh_K2/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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〜秋を見つけに〜 2022/11/16 #再度公園 #sony #sigma #autumn #fall #lovehyogo #hyogo #kobe #japan #landscapephotography #igersjp #photo_jpn #lightroomclassic #japan_of_insta #lovers_nippon #Instagramjapan #tokyocameraclub #神戸カメラ部 #photo_jp #Lovers_Nippon #japan_nature_photo . #ganchan4050 (再度公園) https://www.instagram.com/p/ClcRflwSckx/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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雪原を走る神戸電鉄 移住して数年経ちますが、ここまで積もっているのは初めて見ました。結構貴重なシーンを撮れたとおもいます。 神戸電鉄 三木ー三木上の丸 #鉄道写真 #鉄道風景写真 #撮り鉄 #Japanesetrain #東京カメラ部 #tokyocameraclub #鉄道写真 #trainphotographics #trainphoto #trainstgram #trainspotting #trainphotography #traingallery_ig #鉄道のある風景 #railway #神戸電鉄 #雪晴れ #雪景色 #神鉄粟生線 #retro (美嚢川) https://www.instagram.com/p/Cn19LM_Porn/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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本田宗一郎・ざっくばらん
【真理に徹す】
今度うちは三重県の鈴鹿に新工場をつくることになった。
僕は、この工場も浜松や和光の工場と同じように、エア・コンディション付の無窓工場にするつもりだ。
これなら外気の温度や湿度に影響されずにすむからだ。
日本にはずい分のん気な人がいる。
無窓工場なんてトランジスター・ラジオやカメラみたいな精密工業には必要だが、自動車なんてものにはゼイ沢だと思っている。
自動車はそんなにヤワなものではないということらしいが、精度を問題にしないその神経の図太さには恐れ入るほかはない。 それだけではない。
海辺に工場を建てようと考えている人がいる。潮風は、製品に悪影響があるだけでなく、機械そのものを傷める。
日本は島国だから、どこへ行ったって潮風はくるさとタカをくくるのはよくない。
あるピアノ会社が、社長の出身地だからという理由で、海岸のそばにピアノ工場を建てて失敗したことがあるが、これこそ音痴的なものの考え方である。
製鉄所みたいに、精密度はあまり要求されず、運送費の多寡がそのまま利潤の大きな部分を占めるというのなら話も分かるが、自動車みたいに高度な加工をやる工場を、単に運賃が安いとか、土地が安いということだけで海辺に建てるのはどうかと思う。
話を戻すが、エア・コンディションは、機械や製品にいいだけでなく、なによりも工場で働く人たちが気持ちよく働けるという利点がある。
最近は、冷暖房をする会社が多くなったが、それは本社だけ、あるいは重役室だけの話であって、工場の方は旧態依然たる有様である。夏は汗をかき、冬は吹きっさらしの中で仕事をしているところが多い。
これでは自由にして平等だとはいえない。第一、工場で働く人間を大事にしないような企業は長持ちしない。僕は自分が大事にされたいから、みんなを大事にする。
愉快に働いてもらって能率をよくしてもらった方が、どれほどいいか分からない。
設備は一度やれば一生なんだから、充分にしてもたいしたことではないと思う。
日本のように温帯にある国では、夏と冬の温度差が激しいから、余計働く人たちに気をつかう義務がある。
ドイツみたいなところなら、冬はべらぼうに寒くても、夏は窓を開けなくても仕事ができる程度だから、暖房だけあれば事足りる。
外国の工場も暖房しかないとそのままウのみにしては困る。
それから従業員に休息を与えるということを、何かマイナスになるというか、罪悪視する人がいる。
仕事というものは、何か目をつり上げて息もつかせずにやらなければいけないという固定観念にとらわれている人がいる。
TTレースに行ったうちの河島監督が帰って来ていうことには、うちのチームは、日曜も夜遅くまで仕事をやるし、風呂に入るにも順番を決めて、廊下にプラン表をぶら下げていた。
それをみたイギリス人が、日本人は何て能率の悪い国民だろうといったそうだ。
二宮尊徳流に薪を背負って本を読まなければならない国民にとって、団体生活をするときに、入浴の順番を決めることなんて普通のことだが、個人主義が徹底しているイギリス人からみればミリタリズムの変形にみえるのは当然かも知れない。
TTレースの期日は何年も前から分かっているのに、夜明かししなければならないというのでは、非能率にみえるのは無理もない。外国人の考える能率とは、働くべき時間にいかにたくさん働くかということで、休み時間に働くのは能率ではないわけだ。
この間、楠トシ江と対談したときにも話したが、僕が床屋に行って十五分でやってくれと頼んだら、やっと四十分でできた。いつもなら一時間もかかる。
そこで床屋のおやじ曰く
「あんたは遊ぶひまがあるんだから、その時間に床屋に来てくれれば、こうせかせないでゆっくりキレイになる」
そこで僕は 「冗談いうな、遊ぶために働いているんだから、床屋にきて一時間もかかってたまるかい。こんな能率の悪い床屋なら一生来ない」 と言ってやった。
本当のことをいって、人間は八〇%ぐらいは遊びたいという欲望があって、それがあるために一生懸命働いているのでないだろうか。それを働け働けといってヤミクモに尻を叩いても能率が上るわけはない。
よくイミテーション・パーツが問題になるが、イミテーション・パーツが出るのはメーカーの純正部品が高いか、高い割に性能がよくないか、潤沢に出回っていないかの三つの条件が満たされていない場合である。
この点は、うちも大いに反省しなければならない。しかしそのためにかくしナンバーを打つようなことはやらない。
そんなことをすれば、手間が多くなって能率が悪くなる。ならばその分だけ安くする方が先決である。
人間は疑り始めたらキリがない。
コップ一杯の水を飲むのにいちいち毒が入っていないかどうか疑い出したら、自分で井戸を掘って、毎朝水質を調べなければならない。
これはいささか極端な例だが、人は信用した方が得である。
うちは、クレーム部品の判定権をディーラーに任してしまった。
代理店といっても数が多いから、いい人ばかりではないかも知れない。
中には悪い人もいるかも知れない。
しかしそれはあくまでもごく少数である。そのごく少数の人のレベルに合わせて、何かいかめしく、人を頭から疑ってかかるような検査制度をつくっては、大多数のいい代理店は気分を害してしまう。
検査制度なんてものは、警察や検察局がそこら中やたらにあるのと同じことで、気持ちよく仕事はできない。
こういうものは非生産的なものだから、生産の中にたくさんあればあるだけ、モノが高くなるのは当然である。
また人間というものは信用してまかせられれば、悪い人も悪いことができなくなるものである。
逆に四六時中疑われれば、反感からいい人も悪いことをしたくなるものである。
そういう意味から、うちはディーラーに判定権をまかせてしまったわけである。
もちろん統計は一応とってあるから、ある一店だけ特定のクレーム部品がべらぼうに���く出るということになれば、チェックできるようにはしてある。
近ごろ、わが社は厳重な検査をやっています、といった広告が新聞によく出る。
しかし厳重に検査をやっているから、品物がいいというのはおかしい。
初めからつくる目的はわかっているのだから、つくってしまってから検査するのを、オニの首でもとったように宣伝するのはうなずけない。
つくってしまったものはあとに戻らないのだから、つくる前に、検査しなくてもいいようにすることがいちばんいいわけだ。
本当は検査なんかやらなくてもミスがないというのが理想である。その理想に近づくために検査員がいるというのならいいが、検査しなければいけないような品物をつくっていて、それを検査しているからといって自慢しているのではスジが通らない。
うちでも検査設備は、もちろん完璧なものにするよう努力しているが、それに頼ってはいない。検査員だってよそよりは相当少ないはずだ。
それに僕は、ミスを出すたびに検査員を一名ずつ減らすといっている。
人間が多すぎると検査はミスが多くなる。シビアな感覚がうすれてくる。
自動車というものは、人命を預かる機械だから、つくる側に徹底した慎重さが欲しい。
科学技術というものは、権力にも経済的な圧力にも屈してはいけないものである。
ガリレオが「それでも地球は回っている」とつぶやいたように、権力をもった者が、どんなに真理を否定しても、真理は真理として残る。
真理は一見冷たい。しかしその真理を押し通すところに、熱い人間の面目がある。
工場には、その冷たい真理だけがある。
真理だけが充満していなければならぬ。 こういう体制を押し通していけば、少なくとも機構上の欠陥からくる事故はほとんどなくなるはずだ。
悪いところに気がついても、いま変更したら金がかかるとか、混乱するとか、発表したばかりのものを改造するのはみっともないとか、変な面子がからんで、ズルズルと見て見ぬ振りをするところがある。
うちは面子がないから、悪いところを見つけ次第改造してゆく。ラインに乗せてからも一日に数回変更することもある。
そのために、工作機械の位置を大幅に移動させるようなことも少なくない。工場の連中も、初めは面喰らったようだが、いまでは、いつでも変更に対処できるような準備ができている。
とにかくお客さんには、うちで考える最良の品を提供しなければならないのだから、無理はあくまでも通すつもりだ。
いささか古い話だが、昭和二十八年に、うちの新車につけたキャブレターの性能が思わしくなかった。そこで売ってしまった一万台の車のキャブレターをすぐ取り替えた。
そのときの僕の考え方は頭をペコペコ下げたって、悪いものは悪いのだから取り替えるより仕方がない。
たとえそのお客さんと親戚になったって、夫婦になっても、キャブレターの悪いのが直るわけではない。
このとき、うちが取った処置が実に早かったし立派だったといってくれる人がいるが、僕はまだ遅かったと思っている。
よそとの比較でいえば早いかも知れないが、お客さんにとってはまだ早くない。
比較対照でいえば、カラスが白いのと同じである。いまだに僕はクレームの処理が遅いとどなることがある。
お客さんにとっては、取り替えるのに一分しかかからなくても、壊れれば遅いわけである。待っている時間は永久に帰ってはこない。壊れることは、壊れないことよりも絶対に悪い。
それからもう一つ考えなければいけないことがある。
それは、この工場の製品は九九%の合格率だからすばらしいと賞める人がいるし、賞められて鼻を高くする人がいるということである。
ところがお客さんは、自動車にしてもオートバイにしても、百台も買いはしない。
買ってもせいぜい一台か二台である。
もしその一台の車に、残りの一%の悪い車が当ったとしたら、そのお客さんにとってその車は一〇〇%悪いことになる。
だから工場というのは最低一〇〇%、理想的にいえば一二〇%くらい合格しないと話にならない。
お客さんというのは、金を払って自分が目的地に行くために走っている。
もしエンコすれば、ほかに直す人がいないから自分でいじらなければならない。
それが人里離れた山の中ででもあれば、分らないなりに全知全能を費やしてひねくるわけである。それだけにエンコしたという意識は痛切である。
うちがいちばん最初の五〇ccのバイクエンジンを売っていたころ、お客さんから電話がかかってきてエンコして動かない、こんなものを売りやがってとガンガンどなられた。
慌てて飛んで行ったら、ガソリンがなくなっていた。しかしそのお客さんは、二度とガソリンがないのをエンコと間違う失敗はやらなくなる。そこでそのお客さんは一段進歩したわけだ。したがって、売ったりつくったりする僕らが、お客を馬鹿にしていると反対に遅れてしまう。
ところが工場の連中は、案外こういった感覚が抜けている。
どうしてかといえば、その道の専門家が、その辺にいっぱい控えているからだ。
この故障は電気部品だと思えば、電気屋を引っ張ってきて、自分は知らん顔をしている。みんな技術屋でありながら、依頼心が強い。
そして実際のレベルは低くても、俺たちがつくっているのだということで、いかにも自分たちが専門家であると錯覚を起こしやすい。
お客さんから苦情が出ても、やれ使い方を知らないからだとか、それは一部であって全部ではないとか、勝手な屈理屈をつけて、真剣にその苦情の内容に取り組もうという気を起こさない。
このうぬぼれが技術屋をいちばん危うくする。
会社そのものを危うくする。
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