Tumgik
#煙たい話
pankeeki9 · 3 months
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am-in-blue · 1 year
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感情の海に放たれて結局わからなくなる話
『刃物のようなもの』を読んでから感情の海を漂っている。
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春、春=恋 わたしはこの言葉が苦手。春が来た 恋をした 冬が明けて春が来た なにもない心が恋をして幸せになった この考えだと恋をしてない季節は冬になるよね?冬も好きだし春も好きだけどそう表現しないとダメ?冬が悪いようなものに聞こえてとても苦手。誰しもに春が来るというのも苦手。だって恋をしてなくてもわたしは春真っ只中なのだから。
梨々子が友だちの恋を今は祝う気にはなれないと言っていた。わたしは梨々子と同じ感情を抱いて数年経った今でも、素直におめでとうとは言えてない。いつもぎこちなく祝う。それを申し訳なく思う。なんでだろうと。友だちに恋人ができて報告される度にこの先もわたしはぎこちない笑顔と声音でおめでとうと言うのだろうな。素直におめでとうと思ってなくても。寂しいと感じていても。誤魔化して暗い感情に溺れたくないから、何事もなかったように塗って隠す。(日常は悲観ばかりではないから大丈夫です)
人の恋を素直に祝えないわたしは人間ができてないですか?
素直に祝えないのは関係のヒエラルキーが発生してるせいで自動で勝負しているのだろうな。わたし自身が友だちは恋人関係より下だと無意識に思ってしまったたかもしれない。嗚呼クソ。梨々子が友だちが恋したときに「(その好きな人に対して)負けたと思った 羨ましい 悔しい」と言っていた。全部わかる。でも人にそう言うと"その友だちを妬んでいる 僻んでいる 羨ましがってる"と変な方向に話が進んでいくことがある。その度に嗚呼これってあまり持たない感情なのねと振り返る。変な方向に曲げた奴ははっ倒すぞ!☆梨々子の近くに有田がいることは大きいな。とても羨ましいな。梨々子への返答は有田だからこその返答なんだろうな。
物理的距離が発生したら側にいなくてもいつかそれに慣れて平気になる。この本にも書いてあるしわたしもそう思う。慣れたくないのに慣れる。毎回色んなところで書いてるけど、精神的距離が近くても物理的距離が遠ければ遠いほど影響は大きくなってじわじわと侵されるのかもしれないと思っている。でもよく考えてみると友だちを繋ぐものはあやふやで、恋人関係に比べたら蔑ろにされがちな気がするけど、物理的距離が発生したら恋人関係でもいてもいなくても慣れてしまうのだから、結局友だち関係と恋人関係て同じじゃないのかな。かといってわたしは梨々子と一緒で友だちの恋人になりたいわけじゃない。友だちと恋人の関係は名前が違うだけで結局同じ関係かなと思ったけど、恋人にあるものは指輪とか書類で繋いでおける。友だちにはそれがない。口約束みたいな 見えない契りみたいな。だから何か友だちとして繋いでおけるものが欲しい。
龍さんと同じようにわたしも肩書きがない関係がいいな したいと思っていても、実際その立場になると受け入れ難く、いろんな形をわかっていても自分はできないとなるかもしれない。これは実際その状況下にならないとわからないけど、武田と有田の関係は実際、他人事だからやりたいな〜羨ましいなと思うだけかも?まあこれもわからないけど。それで龍さんと同じようにそんな自分にがっかりするかもしれない。こんなにも関係性を考えているのに結局は肩書が欲しいのかと…。
わからない。わからないことも本当のことではあり間違いではない…。うーん。
理想と現実 本音と建前
これら全て本当という考えは目から鱗だった。でも考えるとわたしが思ったことは、わたしにとっては本当のことなんだからそうなんだよなあ。わからないも本当でそれを抱えながら悩み考えて生きていくんだろうね。
ps. わたし、春は好きであり苦手でもある
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zyxna · 5 months
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chaba0720 · 3 months
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ハッピーバレンタイン🍫色々
まずはバレンタイン前に描いてた落書き
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とか言いながら板チョコくらいはあげてそう(ニコニコ☺️)
以下、バレンタイン翌日に描いた色々
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赫月ならバリバリ食べてくれそう(ニコニコ☺️)
… ………。
以下私の昔話
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レンジから煙と変なニオイが出てきたよね〰〰〰〰
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leomacgivena · 4 months
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喫煙所、、、隣で「ぼくがとった宿は福島ですか?徳島ですか?」という電話を聞いてて心がざわついてる。
Xユーザーのおつう🐬公式さん
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neigesucre · 3 months
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家の外で煙草吸ってたら、アパートの隣の部屋に帰宅する男の子に声かけられた。晩酌中すか?女限の物件だから、彼氏かなと思ったけど違うみたい。よくよく聞くとシェアハウスしているらしい。6畳ワンルームに?!ほんとに寝てないのかな、と一瞬しょうもない考えが過ったけどそんなのどっちだっていいよな、と思い直した。
小一時間くらい外で話し込み、家主の女の子が帰ってきたのでそのままお部屋にお邪魔した。ほとんどおんなじ間取りだけど、こんなにもセンスよく配置ってできるものなんだな、と驚く。お互い5年住んでいるけど、一度たりとも口をきいたことがなかった。でも、いつもアフロかドレッドで、ときおり玄関先からヒップホップが漏れ聞こえてきて、ずっと気になっていた、なんだか東京っぽくて。背も高くてかっこいいから、年上だと思っていたけど年下だった。
アラームが一生鳴り続けているのも、いつもぎりぎりで走って家を飛び出しているのもばれていて恥ずかしい。寝坊した日に私のアラームのおかげで間に合った、と感謝される。全力ダッシュすると駅まで4分なんですよ、と聞いて負けた、と思った。私は5分。
インスタ交換したら共通の友達がいた。先月爆速で別れた男の子とも見知っていたのが彼だった。ゆいとくん、あなた顔広すぎよ。
これから楽しみです、と言われて、首がもげそうになる。上司に話すと、なんだか漫画みたいだね、と言われた。実際こんなのヒロインにしか許されない脚本である。��活がほんのり色づきそうで、わくわくした。
こないだへとへとに疲れて帰ってきた日、ドアノブに手作りのサーターアンダギーが引っかかっていた。そばにたしかに血肉の通ったひとがいる、という実感は嬉しい。明日はモーニングへ。朝8時にチャイムを鳴らす。
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buttbii2 · 5 days
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Hugs書き込みより…
学生と待ち合わせていたコンビニに、現場監督が運転するワゴン車で向かった。ワゴン車はハイエースで、後部座席を予め倒して後ろのフラットなスペースを広くしておいた。
そこには俺と髭男が胡座かいて座っていた。
俺達三人にはある計画があった。
俺と待ち合わせしている高校生を襲うというものだった。
俺はもちろん顔がばれているので、目出し帽を被っていた。
現場監督も面が割れているので、今回は運転することになった。
直接高校生に声をかける役割は、まだ面の割れていない髭男がやることになっていた。
コンビニの駐車場に入り込んだワゴン車は、片隅にいた高校生を見つけるとそのまま幅寄せをするようなカッコで近づいた。髭男がスライドドアを開けて降り立つと、地図を片手に高校生に近づいた。
「道が分かんねぇんだけど、、、」
ミラータイプのフィルムが貼られたウィンドウ越しに見ると、髭男が地図を示しながら高校生と話していた。そして身振り手振りで周囲を建物を指し示していた。
それから高校生がワゴン車のスライドドアに半身で乗り込みかけた。おそらく車内にもっと詳しい地図があるからとか言って誘ったんだろう。俺はなるべくばれないように、潜むように車内の片隅で息を止めていた。
それから見せた髭男の行動は素早かった。高校生の腰を掴むとそのまま車内へ押し込め、暴れようとする高校生の首に絞め技をかけた。高校生は柔道部だったが、間もなくして高校生の体から力が抜け、落ちてしまった。
高校生が気絶している間に、髭男と俺は後ろ手で縛り上げた。そして髭男が締めていた褌で猿ぐつわをかませた。
それらの処置をしているうちに、ワゴン車は駐車場を後にした。時間にして十数秒もたっていなかった。誰にも不審に思われずに、高校生を拉致することに成功した。
ワゴン車は名古屋高速に乗り入れた。髭男は別に面が割れていないので必要はないとは思ったが、目出し帽を被った。それから高校生を平手で打ち、目を覚まさせた。
「おいっ、起きろや」
高校生はしばらく状況が呑み込めない様子だったが、髭男の姿を認めると怯えたように体を縮めた。
「これからたっぷり可愛がってやるからな、まずはしゃぶれや」
猿ぐつわを解かれた高校生の目の前に、髭男の三超の股間が押しつけられた。
「恐かったら叫べよ、走ってる車の中だから外には聞こえねぇぜ」
髭男は腹に響く低い声でせせら笑った。高校生がおずおずとチャックを下ろし、中のマラを引きずり出し咥えた。
「おおっ、なかなかやるじゃねぇか、、、仕込まれてんな」
たちまち髭男のマラは完全勃起していた。俺は髭男と場所を交代して、高校生の口に既にいきり勃ったマラを突きつけた。不安そうな表情の高校生と目が合った。
俺は一瞬ばれたかと思ったが、高校生は気付かない様子でマラを口に含んだ。髭男が高校生のジャージに手をかけた。
脱がされると分かった高校生は思いっきり暴れた。俺は高校生の頬にビンタを食らわせ再びマラを突っ込み、思いっきり頭を押さえ付けてやった。俺はばれるので、声を出すことができなかった、ずっと無言でやるしかなかった。
「暴れんじゃねぇ!大人しくしろや!!」
髭男のドスの利いた怒鳴り声が、狭い車内に響いた。高校生はうなだれたように大人しくなってしまった。
しかし俺には高校生の暴れた理由が分かっていた。アナルにバイブを突っ込んでをいたのだった。
俺が命じておいたのだが、さすがにそれを見ず知らずの他人に見られるのは抵抗があっただろう。その格好を見つけて、髭男がヤジを飛ばした。
「なんだ!!ケツにバイブ突っ込みやがって、俺達に犯られる気満々じゃねぇかよ」
髭男はバイブを抜くと、ニヤリとカプセルをこっそり埋め込み再びバイブで蓋をした。
「おいおい…」
俺が言うと
「おままごとみたいな量だよ」
そして荒っぽくバイブを動かし始めた。バイブが抜き入れされる度に、俺のマラを咥えている高校生が喘ぎ始めた。
「もう、気分出しやがって、、、誰に仕込まれたんだ?おらおらっ、どうだ、気持ち良いだろ!」
バイブを乱暴に挿入されて続けていた高校生の表情が、明らかに違ってきた。声もどことなく艶っぽくなってきたし、肌も上気していた。
「Sがそろそろ効いてきた頃だな、、、」
髭男は咥え煙草でバイブを出し入れしながら、ニヤリと笑った。俺のマラにも、高校生が快感に耐えながらしゃぶりついているというのが伝わって
きた。
「おめぇから犯っちまえよ」
髭男は高校生の知り合いという俺に花を持たせてくれたつもりなんだろう。俺は厚意に甘えて、高校生の俯せになったケツを抱きかかえると背後から突き立てた。マラが潜り込む瞬間、高校生が呻くような甘い鳴き声を上げた。
高校生のケツは、仕込まれたSのためだろう、熱い。適度にマラを締め付けてきて気持ち良かった。しかも後ろ手に縛り上げられた高校生を眺めながら陵辱していると、激しい情欲に駆られてしまった。
髭男はそんな俺の様子を笑いながら眺め、汗臭い高校生の坊主頭を鷲掴みにするとデカマラを突き立てた。髭男のマラに高校生の舌が被せられていった。
「おらっ、上下の口に突っ込まれて嬉しいか!もっと泣けや!」
俺は腕立て伏せをする要領で腕をつくと、浅く深く腰をグラインドさせ高校生の敏感なところを掘り当てていった。
こいつの弱点は俺が一番よく知っていた。しかもケツに仕込まれたSが俺の尿道に染み込んで熱くする。
「オイ!おままごとみたいな量か?これ…」
ヤツはニヤリとする
俺は狂ったように腰を打ちつけた。
耐えきれずに、高校生が激しいよがり声を上げ始めた。
「おらっ!てめぇばっか気持ち良くなってんじゃねぇぞ!」
マラを吐き出された髭男は、苛立ち紛れに高校生の頬にビンタを張った。車内に乾いた音が響き渡った。それから再びマラを口に押し込んだ。
髭男のマラのおかげで、高校生はくぐもったよがり声しか上げることができないでいた。俺は次第に高まってくる欲望を抑えきれないでいた。声を出さないように注意しながら、歯を食い縛り高校生のケツにマラを思いっきり深く突き立て果てた。
「気持ちよさそうにいったな、よし次は俺の番だ」
髭男は高校生の腰を抱くと、穴の開いた部分にマラを突き立てていった。俺のマラで慣れたとはいえ、髭男のマラはでかすぎた。
高校生は獣のような声を上げたが、構わず髭男は掘り続けた。俺は中学生の口を塞ぐために、ケツ汁で汚れたマラを突っ込んだ。すぐに柔らかい舌がまとわりついてきた。
ワゴン車はPAで停車した。現場監督はわざと一般車両の駐車スペースには止めずに、大型車両のスペースに止めた。
しかもアルミボディの大型車が一台間を置いて並んでいる、その一台分のスペースに車のケツをピッタリ後ろへ下げて止めた。
こうすれば揺れているワゴン車を不思議に思う奴等はいなかった。それに大型車のキャビンはカーテンを閉め切って仮眠中だった。
しばらくして現場監督が弁当と飲み物を抱えて戻ってきた。
外で目出し帽を被ってからスライドドアを開けた現場監督は、紺の隊服姿でモロ右翼団体員にしか見えなかった。どこからどう見ても、たちの悪そうな親父という風貌だった。
きっとコンビニ店員は目を逸らして、レジを打ったに違いない。
「どうだ、犯ってるか」
「マジ、気持ち良いぜ。俺、そろそろいきそうだぜ」
「おぅ、いってから飯でも食えや。それから俺と交代だ」
現場監督は胡座をかくと、俺に弁当を勧めた。俺達は高校生を掘り込んでいる髭男を眺めながら飯を食った。もちろん俺の股間には高校生がしゃぶりついていた。
「おおっ、いくぜ、、、おらっ!種付けしてやるぜ!」
髭男がメチャクチャに腰を突き動かして、両手を縛られたままの高校生の背中に乗りかかって果てた。
髭男の三超からずれたケツの筋肉が、射精の度に引きつったように動いていた。高校生は中出しされながらも感じているのだろうか、か細い声を上げ続けていた。
現場監督がベトナムのチャックを下ろすと、汚れた六尺の間から既に勃起したマラを引きずり出した。
「しゃぶれや」
現場監督は煙草の煙を旨そうに吐いていた。
「おおっ、こいつのクチマン堪らんな」
「だろ、、、よし、腹ごしらえするか」
髭男は三超の前をはだけ、不敵そうなマラをだらしなく垂らしたまま、弁当にかぶりついていた。
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m12gatsu · 24 days
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無題
水泳教室の待合で、子どもが棒つきの飴を咥えて走り回っているのを見た。注意したろうかと思ったが、しかし、どんな言い方で。保護者を探して窘めるべきか。などと逡巡して結局何もできなかった。わたあめか何かの串が転倒した拍子に軟口蓋を貫いて、脳にまで達して死んだ子どものニュースを、いつか自分も子どもだった頃に見て恐怖したのをずっと覚えている。家人と子どもをつくろうと決めてから、往来の歩き煙草が気になるようになった。今日も歩いて家路を帰っている時に、臭うな、と思って顔を上げたら、前を行く男の頭から紫煙が上っていた。男は頻りに右手を顔の方に運び、やや上を向いて夕方の空へ美味そうに煙を吐いていた。俺もよく缶ビール片手にチルい気分でこの道を歩くので、男の気持ちはよくわかる気がした。男の歩調は俺よりもギアひとつ緩やかで、一歩ずつ距離が縮まっていく。男も俺も単身だった。歩き煙草はやめてほしいと、そんなふうに話しかてみる想像をした。いくら考えても俺が男に話しかける道理は思い当たらなかった。条例違反だから、という以外に俺が男を咎める理由もない。公共の秩序に基づく正義感というより、俺はもっと独善的な気持ちで受動喫煙のリスクを忌避している。男を追い抜く時、イヤフォンしているのが見えた。話しかけたら、当然男はひどく動揺するだろう、場合によっては逆上されるかもしれない、そう思うと、なぜか男を哀れに思った。俺はみじめな気分だった。男を追い抜いてしばらく歩き、道の突き当たりまで来て少し振り返ってみると、既に男の姿はなかった。曲がり角の無い、まっすぐな道で、男の家がそのどこかにあるはずだった。
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myxxx19 · 7 months
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今日から月も変わるというのに、東京は生暖かい湿気がぬるま湯のように身体に絡みつく。そんな10月、忙しくてセックスの回数が減っているとか、自分で友達や後輩をうちに呼んだわりに私が料理するとか、コロナ明けで義両親が東京に来る頻度が多いとか、結婚4年目に相応しい(?)夫への不平不満がぽつぽつ出てきて少しモヤモヤしている今日この頃。東京に出てきてそこそこ経つけれど、こっちでできた友達がもともと少ないのに加え、職場で知り合った人も地方出身者が多くここ数ヶ月で数名が地元に帰ってしまったりで、こんな話ができる人も今や近くにいない。結局文章にするという悲しいストレス発散法しか取れなくなっている。
喧嘩はほとんどないけれど、孤独や不安で少し悲しくなったとき私は必ずTumblrを開いて昔自分が綴った文章を読む。こっぱずかしくなるという副作用はあれども、東京に二つ返事でついていくほど好きになった気持ちが鮮明に思い出せるから。もちろんこの対処法、夫には秘密。今日も自分のページをスクロールして、今の私はもうこんなこと書けないなぁと少しだけ寂しくなる。頭のネジがどっか外れてて、男の人に口説かれたり褒められたりすることが大好きで、週の半分セフレの家かラブホテルに入り浸っていたあの頃。23〜25歳くらいの私は、酒と煙草とセックスで細胞できてます!を地で行く(?)見ているとこっちがむずむずしてくるやつ。いわゆる若気の至り、遅い反抗期。 当時も普通に書いていたけれど、あの頃は常に彼氏以外に2人はセックスできる人がいて、男の人相手ならいくらでも嘘が吐けた。でも本当に付き合っている人には触れられるのすら嫌で、本当に好きな人には振り向いてもらえなくて、エモいバンドのMVかってくらいラブホで煙草吸いながら泣いて自分に酔っていた。 結婚した今、不倫なんてもっての外で、夫にされたら泣き喚いてブツちょん切ると思うけど、あの頃は元カレに対しての罪悪感なんて微塵も持っていなかった。今考えてみれば、少しプライドが高いこととプレゼントのセンスが皆無、以外はいたって普通の人だったと思う。愛してくれていたとも感じていたはずなのに、それだけでは承認欲求は埋まらなかったのだろうか。(こう感じるようになっただけ大人になれているの…か…?)
承認欲求といえば最近、自分の中のアダルトチルドレンの気配を確かに感じている。自分の意見が分からなくなったなという感覚、結婚してから強くなった。今の夫と結婚したことについて、間違えた、こっちじゃなかったなんて微塵も考えたことがなくて幸せだと思うけど、この関係を守っていかなくちゃって独りでジタバタしているのも事実だ。母と父のような関係性には死んでもなりたくないって気を張っている。あのふたりの血が流れているのだから可能性はあると思って、そっちのルートに行かないように、行かないように、私は日々ちいさく頑張って、ちいさく消耗している。もっと身軽になれたらいいのにと考えても、勝手に気合い入って空回りしていたりする。せっかく実家から離れたのにこの有様。呪いだ、呪い。そんな感じで最近ちいさく疲れているので、寝ます。急にぶった斬ってごめんね。また顔出す。
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am-in-blue · 1 year
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煙たい話を読んだ
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この2人のようにわたしは女の親友と同居生活したいけど、同じ気持ちの人を"探して見つけて友だちになって親友になって"の過程を経ないといけないくて、長〜てなるし探すのも難しいし方法もわからないしで、てんてこ舞い。
恋愛中心ではなくてaroaceをオープンにして同じ考えの人を探そうと思ってアプリ入れてスワイプ&チャットを数か月してるけど、デミ要素もあるわたしにとったら何も見えてこなくて向いてない 結構上辺だけになってるような ブッククラブのようなそういうスペースあったらいいんだけど…作るしかないのかな…?
別々の職場で働いてる同性2人(成人)が一緒に暮らすことは"よっぽどの事情がある"と思われるらしい。それでその"よっぽどの事情"は同性愛-恋愛になるらしい。勝手に推測させられてそのままそういうふうだと思われて進んでいって接せられて広められたり、違う関係と言えば驚かれて、推測した本人たちはそうは思わないだろうけど、推測された方は消費されてると思うよ。エンタメじゃないんだよ、わたしたち。どこかに出かけて職場の知り合いや友だちとかに会ったとき、誰と来ているか、恋人か友だちか何かか、名前がつかない関係を言うのはとても難しくて、自分との関係は自分と○○(名前)で、○○(名前)は○○(名前)なのにそれ以上を表す言葉はないのに、表せないと恋人(異性)になるの、途方もなくなる。恋愛至上主義が垣間見えるしその中でも異性愛主義だよね。関係に名前をつけなくてもいいはずなのにつけてなかったから煙たがられて不思議がられておかしいと思われる。「友だち」という認識そのものが違ってたりするのだろうな。友だちへ向ける感情(友情)と恋愛感情の違いがわからないから、他の人が思う友だちとの違いに差があるな〜て常々思っててその溝を埋めるのは容易いことではないし多分相当苦労と疲労する。その差を表す言葉も見つからない。というかしなくちゃいけない?それこっちが?自分でもそれに名前をつけるのが難しいのに他者に説明をするのなんて専らだな。
学生のときは特段仲良くなくても同じグループじゃなくてもクラスメイトっていう繋がりはあるけど卒業したら一瞬でいとも簡単に消える。そのあとは少しのきっかけが無いと繋がることは難しくなってて、インスタとかTwitterとかで繋がってるじゃなくて、遊んだりご飯食べたりていう交流をするのが難しくて、これはクラスメイトな関係の子もだけど仲良くしていた子との関係もいうんじゃないかな。多分これは物理的距離に伴う心的距離の離れに当てはまると思う。近くにいるからこそきっかけがたくさんあって紡げることができる。相手の生活圏に入ることなのかな〜て。それに会わなくなっても平気で忘れていくのかもしれないしそれでも生きていけるかもしれない。でももしそこに物理的距離が生じたとしてもお互いの向き合い度で変えられるはず。会わなくなったら平気になるかは相手への想いの重さで違ってくるけど、でもいつか平気になっていなくても生きていられる日が来ると思う。脆いよね。友情っていうのは脆いと思われてるし二の次にされている。1番大切だと思うんだけどな〜
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li--c-ht · 4 months
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出会った頃から掴めない人だった。もう8年の付き合いになると気づいた時、お互いに笑ってしまった。初めて会った日を全く覚えていないし、恐らく相手も覚えてないだろう。学生の頃は良く遊んでいたけれど、社会人になってから予定がすれ違い、久しぶりに会うと随分と髪が伸びて、金髪になっていた。新宿駅の待ち合わせでかなり探してしまった。お互い最後にいつ会ったかも覚えていなかったけど、たまに交わす連絡で大まかな近況は知っていた。4年付き合った彼女と別れた、私は仕事を辞めた、など。暑い夏の日だった。
そこから1年半後、最悪の状態で終電を無くした私はダメ元で「家に泊めてくれないか」と連絡していた。1人暮らしで夜中に起きている人はかなり限られている。3人に連絡して、1番最初に連絡が返ってきた。同棲していた彼女と別れて1人暮らしに戻っていた家に、こんな形で来ることになるとは。笑ってしまった。タクシーで向かうと、1年半前よりももっと髪が伸びて、後ろにひとつに結んでいた。毛先だけ金髪で、また誰なのか分からなかった。学生の頃は私が喫煙者、相手は非喫煙者。嫌煙していたのに、今では喫煙可能の喫茶店を探すほどに。ワンルームなのに煙草の匂いが全然しなかった。「生活感がない」という言葉を体現したかのような人間なので、部屋も本当に物がなかった。同棲する前の、学生の頃に住んでいた家は何回も行ったことはあったけど、その時よりも何もなかった。柑橘の、何か甘いような匂いがした。夜中に押しかけた上に、1年半ぶりの再会がこれなので、申し訳なさすぎてベッドの横に座布団を敷いて、座ってずっと映画を見ていた。仕事終わりだったらしく、すぐベッドに入って眠っている。時間が過ぎるのを待てれば良いので、息をひそめていた。寝返りを打つたびに、手が触れるのを感じていたけど、もう良い大人なので、気付かないふりをした。床が冷たすぎて、何も考えずに済んだ。
お互い何も言わないけれど、学生の頃に、何度もキスをしたことがあった。その先の、線は越えていない。不思議な関係だったことを、そういえばずっと忘れていた。それが去年の、寒い日だった。
年が明けた。ダラダラとラインをしていると「めちゃくちゃ酔っ払った」と来た。どうやら新年会で飲みすぎてしまったらしい。水を飲め、など面白がっていると「暇なら来てほしいレベル」との連絡。この前世話になったしな〜と、支度を始める。まだ三が日が過ぎたばかりで、私が家に押しかけた日から1ヶ月も経っていなかった。ウケるな〜と思いながら、タクシーに乗って向かった。夜中の0時前に着くと、ベッドに転がっていた。めちゃくちゃ酔ってるけど、頑張ってお風呂には入ったらしい。危険な行為すぎて呆れてしまった。しばらく酔った人で遊ぶ。おでこにペットボトルを乗せたり、水を飲ませたり。何要員で呼ばれたん?と聞くと、心の支え・おしゃべり要員、と言われた。そう言った割にすぐに寝息が聞こえた。まだ着いて1時間も経っていなかった。床が冷たすぎる。���房がついてるはずなのに、顔にだけ温風が直撃して死にそうなので、寝ているのを起こしてベッドに入って良いか確認、滑り込んだ。背を向けて横になって寝ているので、私は壁に背をつけて、下半身だけベッドに入った状態で映画を見た。腰が痛くなって、私も横になる。お互いに背を向けた状態で寝っ転がって、ぼんやり映画を見ていると、後ろから抱きしめられた。もう私は彼氏と別れていたし、なんとなく予感と期待があったので放っておいた。暖かい。映画を見始めたばかりなのに、全然集中できないし、眠気も来ない。私は人と一緒に眠ることができない。暖かさだけを感じて、映画を見切った。もう諦めて、お互い向かい合って抱き合った。間接照明も消して、窓から明るさだけが頼りの部屋で。線を越えたことはないし、多分これからもない。性的な雰囲気が一切ない男だ。不思議と、それが私を安心させた。背中に回った腕で、背骨と肩甲骨の形を何度もなぞる。痩せていて、大きな背中だ。向き合っているので、何度も目が合う。唇ばかりに目が合ってしまう。暑い。手が何度も頬に触れて、焦げる。同じことをきっと考えているけど、何も話さなかった。キスをした。唇の形を確認し合うような、軽いキス。何も話さず、キスをしては抱きしめ合って、背骨の数を何回も数えた。1、2、3...と数えても、途中で分からなくなった。カーテンの隙間から、朝日が差し込んできた。何故か遮光カーテンだけで過ごしている。カーテンレールに、毛布を掛けて、朝日が眩しくないようにしていた。またベッドに戻ると、少しだけキスをした。
二日酔いどう?と聞くと、まだ頭が痛い、とうんざりした顔をしていた。ベッドから出ると、何も起きて無かったかのように、数時間前のように、2人で換気扇の下で煙草を吸った。仕事が残っているのはいつものことで、15時頃に一緒に家を出た。タクシー代をきっちり回収して、電車で帰った。コートとマフラーから、あの、柑橘の甘い匂いがして、顔を埋めた。体温を反芻しては、どんな性行為をするんだろう、と想像してしまい、死にたくなった。
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yoga-onion · 1 year
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Legends and myths about trees
Celtic beliefs in trees (11)
L for Luis (Rowan) - January 21st - February 17th
“Lady of the Mountains - Second month of the Celtic tree calendar”
Star: Sun; Gender: female; Gemstone: tourmaline; Patron: Brigantia, Brigid, St. Brigid; Symbols: living vigour + holy fervour, life force + spiritual power
Slender tree with smooth grey bark and graceful branches reaching towards the sky. In May, it produces an abundance of plump white flowers, which cluster together to form clusters the size of an adult palm. The flowers are very small, with five petals and sepals, and the ripe berries turn from green to red as autumn progresses. The rowan nut has a small pentagonal star shape on the opposite side of the base, and the pentagram has been known as a symbol of protection against evil since prehistoric times.
The rowan tree is dedicated to the ancient Britons' goddess Brigantia and the Irish goddess of liberal arts, Brigid who is associated with wisdom, poetry, healing, protection, blacksmithing and domesticated animals. Both Brigid and Brigantia have an aspect as patron goddesses of farmers and their livestock, promising the arrival of spring and a bountiful harvest. Together they are said to keep shooting flaming arrows made of rowan, which follow the sun all year round.
Since they are the goddesses who spin the thread and weave the cloth, it is they who continue to weave the everlasting fabric of life, guide the sun through the stars that occupy positions in the sky and keep the wheels of the seasons turning.
The Celtic festival of Imbolc takes place on 1 February and is dedicated to Brigid. This is because Brigid brings inspiration and visions to us and awakens the spirit of the year from its sleep. Imbolc is also the first 'Seasonal Purification Day' that comes around in the year, and on this day, the witches celebrate the Sabbath.
Rowan was once thought to be protected by this tree, as was the earth energy contained in ley lines (straight lines connecting ancient sacred sites and ruins) and menhirs (standing stones). Druids planted these trees at their ritual sites and used the smoke from burning rowan trees to invoke the spirits of the dead and warriors. The smoke from burning rowan trees was also often used to predict the course of a love affair.
For the Celts, the rowan was a symbol of nature's abode and vigorous life activity. Sacred, yet magically powerful, the rowan tree protects us from temptation and disease and was therefore discouraged from being cut down.
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木にまつわる伝説・神話
ケルト人の樹木の信仰 (11)
L は Luis (ナナカマド) - 1月21日~2月17日
『山の淑女〜ケルトの木の暦の第2月』
星: 太陽、性: 女性; 宝石: トルマリン、守護神: ブリガンティア、ブリギッド、聖ブリギッド、シンボル: 生きる活力+聖なる熱情、生命力+霊力
なめらかな灰色の樹皮をもつ、すらりと細身の木で、優美な枝が天にむかって伸びている。5月になると白くふっくらとした花をふんだんに咲かせ、それらが群がって大人の手のひらほどの房を作る。花はとても小さく、5弁の花びらと萼ををもち、秋が深まるにつれ、熟した実は緑色から赤色に変色する。ナナカマドの実には柄の反対側に小さな五角形の星型がついているが、5線星型は太古の時代から魔除けのシンボルとして知られている。
ナナカマドの木は、古代ブリトン人たちの女神ブリガンティアや、アイルランドの学芸をつかさどる女神ブリギッドに捧げられている。彼女は知恵、詩、癒し、保護、鍛冶、家畜と関連している。ブリギッドもブリガンティアも、農牧の民とその家畜を守護する女神としての一面を持ち、春の到来を約束し、豊かな収穫をもたらすとされている。この二人は共にナナカマドでできた燃える矢を放ちつづけ、その矢は太陽の後を一年中追い続けるといわれている。糸を紡ぎ、布を織る女神であることから、とこしえに続く生命の布を織りつづけ、天空に位置を占める星の間を縫って太陽を導き、季節の歯車を回し続けるのもこの二人である。
ケルト人の祭りであるインボルクは2月1日に行われ、ブリギッドに捧げられる。ブリギッドが霊感や幻視を私たちにもたらし、一年の精霊を眠りから覚ましてくれるからである。インボルクは一年で最初にめぐってくる「季節祓いの日」にも当たり、この日、魔女たちはサバトを祝う。
かつてレイライン (古代の聖地や遺跡を結ぶ直線)やメンヒル (立石) に含まれる大地のエネルギーは、ナナカマドに守られていると信じられていた。ドルイドたちは祭壇の場にこの木を植え、ナナカマドを燃やした煙で死者の霊や戦士を呼び出していた。ナナカマドを燃やした煙はまた恋の行方を占う際にもよく使われた。
ケルト人にとって、ナナカマドは、自然が宿すシンボルであり、旺盛な生命活動の象徴でもあった。神聖で、しかも魔法の力をもつナナカマドは、誘惑や病気から私たちを守ってくれるので、伐採は慎むべきとされていた。
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wwwwwwwwwwww123 · 2 years
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10年前から発売してる「煙の少ない花火」を「スマホで綺麗に撮れる花火」に改名したら売上が倍増したという話題をテレビでやってて、うまいなぁって言ってる。
mattnさんはTwitterを使っています
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lllusioninthehead · 29 days
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2024/4/1 Latterhalf
家に帰る途中で夕食に惣菜を買った。
シャワーを浴びて少しだけソファーで寝た。
得体のしれない疲れを感じ、それを和らげるには一度意識を断つ必要があった。
帰ってきた奥さんに事情を話した。当然ながらとても心配してくれたし、どうにかならないのかと考えを巡らせてくれた。ありがたい。
本人はだらだら生きるより、酒と煙草をやりながら死にたいそうだよと笑いながら、なんとか収めようとした。本人の中の決着がいちばん大切なのだ。
それにしても、義理の父といい、母といい、死を受け入れる作法が見事すぎる。人に当たらず、世を恨まず、運命を悲観せず、まぁ上出来と笑う。
自分がそうなれるとは思えなかった。
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開花宣言がされても桜の見所はまだまだ先ね。
と蕎麦屋で窓から見える小さな桜を見ながら話した。来年の桜を見れるかを母は考えていたのかもしれない。
早めにベッドに横たわり、また母の話をした。
奥さんは声を殺して泣いていた。母を思ってか、早くして両親をなくす自分を憐れんでか、それとも死の理不尽さからかわからない。
母のことを考えた。幼少期のこと思い出した。してくれたことを思い出した。
母が崇拝する宗教を憎みこんな親ならいないほうが良いと思ったこともあった。現に母がいないほうが多額の仕送りもなくなり家計は助かる。
それでも母に死んでほしくなかった。いてほしかった。自然と涙が溢れ奥さんに感づかれないように横を向いた。涙はしばらく止まってくれなかった。
「まだ、時間はあるできることやろう」
「残された時間を良いものにしてやろう」
と決めた。全部迎撃する。困難性、厄介事前向きに先回りしてやっつける。そう決めて寝た。
なにより母がそう望むだろうから。打ちのめされる時間は母だけが持てば良い。自分は母がいなくなるときまではすべてを引き受けよう。
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yorithesims · 5 months
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壁越しに会話するシムたちすごすぎんw
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Win11になってフォトショを再インストールしたせいでブラシ類を入れないままだったから煙草のケムリとか加工でけへんやんって完成するころに気付いたwキムラ家は青い瞳の遺伝が娘の芙蓉に遺伝してうれしい♡黒髪に青い瞳も良き♡(画像の髪色はダンサーのJin Lee嬢まねっこバージョンw)
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m12gatsu · 4 days
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 川の詩人
彼女はお喋りだ
そのくせだれかが話しかけようとすると
もう先へ行ってしまっている
自分でもよく分からない
一体どこまで自分でどこから自分じゃないのか
仕方ないじゃない、と彼女は云う
立ち止まったとたんに
わたしはわたしでなくなってしまうんだもの
変転と移動だけの人生って
傍で見ているほど気楽じゃないのよ
彼女の背後で
雨雲がぴかぴか光っている
いつか永遠に己を解き放つ瞬間が訪れるだろうか
孕んでも孕んでも
彼女のお腹はほっそりしている
 石の詩人
雲に憧れる気持ちがまったくないといえば
やっぱり嘘になりますね
いや、月になりたいとは思いません
大きさこそ違え
僕らは本質的に同じですから
(雨が、あがって、風が吹く。
  雲が、流れる、月かくす。)
地上にありながら
深みを予感することが僕の仕事です
(そして夜になると重たい地球は沈んでゆく
 星々の隙間を抜けて孤独にむかって)
その日の彼は
なぜか珍しく饒舌だった
モグラは相槌を打とうとしたが
なんだか恥ずかしくなってまた土にもぐった
 木の詩人
いつ死んだっていい
ずっとそう思いながら生きてきたような気がする
ふと、あたりを見回せば
いつの間にか自分が一番歳をとってた
誰にも言っていないが
彼はいまや歩くことができた
それが特別な祝福であるとも思わなかったが
夜、村はずれの一軒家の垣根越しに
ラジオの声を盗み聴くことの
あの後ろめたい歓びを手放すつもりも
毛頭なかった
 ラッパの詩人
その内実において
彼は洞だった
丸く開かれたロのなかの
限りなく滑らかな漏斗の表面を
空や、媒煙や、少年の震える睫毛や希望は
流れ落ちていった
その外観において
彼は畸形の口吻だった
それは中断された吐息を思わせた
だがその鋭利な外縁からは
鉱石や、水や、骨や、稀に羽虫を封じた琥珀が
迸った
午睡から覚めてバルコンに立つと
夕陽が彼を金に染めた
誰ひとり彼の地声を聴いたものはなかった
 アホの詩人
崩れかけた塀の向こうの
物置小屋の庇の下に座りこんで
洟垂れ小僧どもに恐々と覗かれながら
えへらえへらしている
垢と泥にまみれた���に
透明なビニールシートだけを纏って
風の舞う早春の丘の斜面を
駈け降りてくる
どろりと濁った片眼の端から
笑う女の
歯茎を盗み見ている
アホの詩人は
しどろもどろのうちに真理の炎に焼かれ
また我知らず詩をお漏らしした
 雨の詩人
この世の森羅万象に触れることが
彼の野望だった
人前ではそんなそぶりは露ほども見せずに
俳句を捻ったりしていたが
一粒の砂をどんなに見つめても
世界はおろか砂漠だって見えなかったが
一滴の雨の雫には
たしかに全てが映っていた
屋根屋根と森と
小川と虻の羽音と鉄橋と
かなたにけぶるひとすじの海と
貨物船も
空の高みに生まれて
地面に叩きつけられるまでの時間を
測るようにして生きてきた
その最後の衝撃は雨粒ほどの音もたてなかったが
それともあれは上昇だったのだろうか
この世の一切合財を同時に感受しようとして
眩量に襲われることだけが
彼の才覚だった
-四元康祐『詩人たちよ!』
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