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#沖縄級の海の綺麗さ
gt-blog · 2 years
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. 今年2回目の #海水浴 は いつも通りの #綺麗な海 で #晴天 #最高に気持ちいい 1日だった ゴムボートで岸に戻れなくなった 高校生の #sos を #妻 が察知して #海上保安庁 に連絡したり ちょっとした #事件 対応に追われ #日焼け しすぎたけど… ほぼ #プライベートビーチ そして ほぼ #沖縄級の海の綺麗さ に #開放感 #満喫 の #休日 だった #privatebeach #happyholidays #ilovemylife #lifeisbeautiful #summer2022 https://www.instagram.com/p/Cgwhx13rj4B/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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okinawa-likes · 5 years
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沖縄移住を考えている方 必見!
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おきなわLikesでは以前、みなさんの移住に関する質問をInstagramのストーリーズで募集させていただきました。
その中から特に多かった質問に、沖縄先輩移住者の方からご回答をいただいたのでご紹介いたします^ ^!!
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今回、答えてくださったのは沖縄本島北部のやんばるに住みながらオクマプライベートビーチ&リゾート(ホテル)で働く沖縄先輩移住者の3名の方です。
(参考までに同じ系列ホテルのHYATTREGENCY 那覇沖縄で
働いてらっしゃる男性スタッフの方の回答も入っています。)
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20代女性
オクマプライベートビーチ&リゾート 社員。 
関西から移住して2年9ヵ月になります。
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■部署
[マリンに所属しています。]
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■オクマへ来たきっかけ
[自然が豊かな環境に移住したかったからです。]
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■家賃や水光熱費などの生活費はどれくらいですか。
[社員寮に住んでいるので、家賃¥11,000/月、光熱費 約¥4,000/月  です。]
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■島民の人、地元の人とは仲良くできますか? 
[初対面でもフレンドリーで優しい人が多いので仲良くできます。]
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■車を持っていないと生活できないですか? 
[車を持っていなくても生活できますが、あった方がより行動範囲が広がるかと思います。社員向けにオクマから、名護にむけた無料シャトルバスも運行しています。]
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■移住のための資金はどれくらい貯めましたか?
[卒業後すぐに移住したので貯めていません。移住後の収入でやりくりできます。 ]
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■沖縄の文化や風習が知りたいです。  
[地域や親族同士の繋がりが強いです!下の名前(ファーストネーム)で呼ばれたります。] 
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■休日はどのように過ごしていますか?
[海や山、買い物に行ったりします。]
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20代男性
オクマプライベートビーチ&リゾート 社員
四国から移住して1年半になります。
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■部署
[調理]
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■オクマへ来たきっかけ
[やんばるの自然に憧れて来ました!]
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■家賃や水光熱費などの生活費はどれくらいですか。
[社員寮に住んでいるので、家賃¥11,000/月、光熱費 約¥3,000/月 ほどです。]
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■島民の人、地元の人とは仲良くできますか? 
[皆さん人が良いので仲良くできます。]
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■車を持っていないと生活できないですか? 
[車持っていないと多少不便を感じますが、なくても生活できますよ。
社員向けに電動アシスト自転車のレンタルや、オクマから名護への無料シャトルバスも運行しています。]
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■移住のための資金はどれくらい貯めましたか?
[特に貯めていません。寮に家具家電一式が揃っていました。]
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■沖縄の文化や風習が知りたいです。  
[海に入る時に服を着たまま入る。]   
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■休日はどのように過ごしていますか?
[道の駅めぐりをしています。]
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30代女性
現在はハイアットリージェンシー那覇沖縄  社員
関西からの移住です。
・オクマプライベートビーチ&リゾート 
派遣社員期間(2017年8月~2018年5月)
・ハイアットリージェンシー那覇沖縄 
社員(2018年9月から現在まで) 
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■部署
[フロント]
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■オクマへ来たきっかけ
[派遣会社の方に、とにかく人間関係がいいところが良いとリクエストしたところ、オクマを紹介されました。他の人も派遣で行って、予定していた期間よりさらに延長している人が多いと聞いていたので決めました!沖縄には一回も行ったことがなかったけど、人が温かくて良い環境だと思いました。]
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■家賃や水光熱費などの生活費はどれくらいですか。
[ オクマの社員寮のときは家賃¥11,000/月、光熱費 約¥4,000/月ほどです。 ]
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■島民の人、地元の人とは仲良くできますか? 
[はい!オープンな人が多いので!職場で来たい人は自由に来ていいよ~っていう飲み会が多いので、そこに参加してると気づいたら知り合いが増えてます(笑)]
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■車を持っていないと生活できないですか? 
[あったら、なお便利です!なくても生活ができないわけじゃないです。コンビニが近くにあるので、スーパーまで行かずにコンビニで日用品の買い物を済ませることも多いです。内地から友達が来るときは、必要であればレンタカーで出かけることもあります!
社員向けにオクマから名護への無料シャトルバスも運行しています。]
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■移住のための資金はどれくらい貯めましたか?
[オクマに行くときには家具完備の寮があったので、ほとんどお金がかかりませんでした! ]
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■沖縄の文化や風習が知りたいです。 
[沖縄にきてから、沖縄の伝統について自分でも調べてみるようになって、特に沖縄の歴史は面白い!ぜひ調べてみてください~。] 
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■休日はどのように過ごしていますか?
[もともとインドアですが、沖縄にきてからは海など自然が多い場所をドライブするようになりました。]
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那覇の、同じ系列ホテルので働いている方にも質問にも答えていただいたので、こちらもご覧ください。
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30代男性
ハイアットリージェンシー那覇沖縄
社員(2018年10月~現在) 
神奈川県からの移住です。
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■部署
[フロント]
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■島民の人、地元の人とは仲良くできますか? 
[ 仲良くできてると思います(笑)。皆さん親しみやすい人が多いですね。]
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■車を持っていないと生活できないですか? 
[正直なところ、自分は不便だな~と思います。いまはカーシェアリングに登録使用と計画中です!]
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■沖縄の文化や風習が知りたいです。  
[ 模合(もあい)というものがあります!参加したことはないですが。 ]    
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■休日はどのように過ごしていますか?
[ ひとりのときは、部屋の掃除とかジムに行ったり、、、もともと沖縄に何人か友達もいたので、予定が合うときは、友達と飲みに行ってます!]
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いかがでしたでしょうか^ ^?
先輩移住者の方が実際に利用しているオクマ プライベートビーチ & リゾートの社員寮はこんな場所です!
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また実際に彼らが働いているホテルの前にある海がこちら!
オクマビーチ!パ、パステルブルー!!かなり綺麗なビーチがホテル目の前にあるんですよ。
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また沖縄本島のやんばるは国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がる中、多種多様な固有動植物が生息していて、豊かな自然の魅力が詰まった素敵な場所なんです‥!
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そんな大自然がつまったやんばるで、休日にカヤックなどのアクティビティをされる先輩移住者の方々もいらっしゃるそうです。楽しそう!!
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という事で、今回は沖縄先輩移住者の方に質問に答えていただきながら、わたし達からもやんばるの良さをお伝えさせていただきました^ ^
3名の方々が実際に働いている
オクマプライベートビーチ&リゾートはこちら!
南国感漂う、やんばる国頭村のホテルです^ ^
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・オクマプライベートビーチ&リゾート
住所: 沖縄県国頭郡国頭村奥間913
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この沖縄本島北部のやんばるに魅力を感じた方!オクマプライベートビーチ&リゾートの求人はこのサイトから詳細をみることができます^ ^
(1番、質問の多かった給与部分もついても案内がございます。)
↓↓
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http://okinawa-recruit.premierhotel-group.com/
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そして最後に、沖縄での移住を考えているけど他の職種もみてみたいという方!
こちらのサイトもぜひご覧になってみてはいかがでしょうか^ ^
↓↓
沖縄最大の求人マッチングサービス
ジョブアンテナ
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https://www.jobantenna.jp/
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nyan2019 · 5 years
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「ピアスを開けたせいだと思ってた。運命が変わったんだと思ってた。轟ちゃんとさよならをしなきゃいけないんだと思ってた」 「だから運命を変えようとしてピアスを引きちぎった」
 21さいの天使現象
 世界や人間のことについてインターネットで思考し、崇高なものからゲロのようなものまで見続けた結果、人間には成功作と失敗作があることを知った。  私は本当は自分のことを微塵も頭がおかしいなんて思っていなかった。  それは鼻くそを食べ続けていた同級生を見ていたからじゃなかった。
 夏休みが一番恐ろしかった。誰も私のことを思い出してくれないからだった。
 幽閉は空間だけではなかった。私は時間にさえそれをさせられていた。
 私は中学生のとき、母に病院に連れて行かれた。そこで自身が「本当は私は微塵も頭がおかしくないこと」を知った。  しんみりしたことが苦手だった。だから帰りの車で母を笑わせようとジョークを連発した。けれど母はひとつも笑ってくれなかった。
 そこから私は、自身が幽閉された感覚に陥った。正確には、それが下される前から、「私は本当は自分のことを微塵も頭がおかしいなんて思っていなかった。」  つまり、そう思わなくてはいけないくらい常に不安を抱えていたのだけれど、いよいよそれが綺麗に名前をつけられ自身にラベルを貼られ、綺麗に診断書でラッピングをされてしまったので、私はとうとうガチで幽閉されてしまったのである。
 罰だと思った。  前世で何かをしてしまったのだろうか、もしかして幼少期に、家の庭にあったアリの巣に水と砂糖を流し込んでしまったから? 勉強が大嫌いだったから?
 けれど、何をしても自身が悪目立ちしてしまう理由や、他人と自分が違う理由を解れて安心したのだった。人が気にしないようなことを異常に気にしてしまったり、人の思考回路を盗み見ようと試みて道程を考えたりしてしまうのはこのラッピングのせいだと、私は困ったちゃんをしたときはキッ!と睨みつけることができるのだ。
 だから、あなたのような人間が私に近づいてきて、とても怖いと思った。
 放課後、一人で本を読んでいた。空は雲ひとつない晴天で、窓は開いていて、私は生きてきて今まで「完全なる開放感」を味わったことはなかったけれど、なぜか今は心の中が空っぽで、何も私を苦しめるものなんてなかった。窓の外からは別の校舎が見えて、屋上の先には何も隔てるものなく延々と青だけが広がっていた。
「何をしているの」 「小説を読んでいるんだ、ミニマリストの本だよ」 「あはは、ミニマリストォ!」
 私は呼ばれて何かを答えるたびに「こんなの私じゃない……こんなの嘘だ……」と思いながら、できるだけ相手に好意的に見られるように笑っていた。それはひどいことを言われても、失礼なことを言われてもそうだった。  高校生の私は、そんなことを全てわかっていたから、きっとこの子も、最後は私に酷い言葉を浴びせて終わりなんだろうなとわかった上でこんな風に笑顔で応えていた。それは宇宙の真理だった。
「轟ちゃんは片付けが苦手なの?」 「そうなんだよ〜お母さんもなんだけどねwなんかネットで見つけて読めって言われてさwなんかテレビでミニマリストの人の特集やってたんだけど、でかい部屋に小さな机がちょこんと置いてあるだけで超ウケたw」
 嘘だ。自分で探した。有名ミニマリストは全員チェックしてるし、特集されていた人はめちゃくちゃ尊敬している。  気色悪い!  自分の口から発している言葉が全部コーティングされすぎて、真逆のことを言ってしまっているの気持ち悪い。  この子、磯丸ちゃんのためだけに。頭をフル回転させ、一生懸命相手を不快にさせないようにして。  なんでこんな意味のない、自分が傷つくことをしなければならないのだろう。
「轟ちゃんは嫌々読んでいるんだね」 「うん、そうだよw」 「でも、これを読んでいる轟ちゃん、とても嬉しそうな顔をしていたんだけれど」 「えっ……?」
 いつの間にか場所は図書室になっていて、磯丸ちゃんは私の体に密着するようにして真横に座ってきた。太もも同士がぴったりくっついたのを、「微塵も頭がおかしくない私」は敏感にキャッチした。
「そんなことよりも、私、旅行へ行きたい。ねえ、もうすぐ夏休みだよ、旅行へ行こう。沖縄がいいな。そうでしょ? 海へ入って、タコライスを食べて、お土産にちんすこうを買って……」 「あ、ああ……」
 おぞましいほどの嫌悪感だった。彼女は完全に私を好いていた。私は彼女に応えてあげることができなかった。なぜなら私には愛してやまないボーイフレンドがいた。
「ねえ、将来のこと考えよう、轟ちゃんはどんな指輪が欲しいの? 今度ジュエリーショップへ行ってみよう。いやあ、楽しみだなあ」 「あああ、うん……」
 目の前にいる磯丸くんに私はどうすればいいのかわからず、とりあえず用事があるからさようならと図書室を飛び出した。  そして私をいじめていたクラスメイトにすぐ相談しにいった。
「嫌いな人に嫌いって意志を伝えるのはどうしたらいい」 「そんなの簡単よ! 私に近づかないで! 距離を置いて! 嫌い! って言えばいい」
 快活な彼女の答えを聞いたら、磯丸くんはすぐに私のそばにやってきた。そして私の腕を掴むと、さっきみたいに話をしだした。だから私は、さっき教えてもらった言葉の意味はできるだけ深く考えないで、ひたすら呪文のように唱えた。
「私に近づかないで! 距離を置いて! 嫌い! 私に近づかないで! 距離を置いて! 嫌い! 私に近づかないで! 距離を置いて! 嫌い!」
 私がそう言うと、彼は魂が抜けたみたいな呆然とした顔をしたあと、こう言い放った。
「酷い」
 「呪い」を目の前から受け取って、愛が憎しみに変わったことが、空気の弾丸になって私を貫いた。
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沖縄 古宇利島の古宇利大橋をドローンで空撮
恋の島 古宇利島空撮 沖縄の車で行ける離島 古宇利島。 古宇利大橋からの見る海の景色は綺麗すぎて見とれてしまいそうなので、車の運転には注意してください。 嵐がCMを撮影した事で人気観光地となったハートロックも古宇利島にあります。 ティーヌ浜と言うのが正式名称として知られています。 隣にあるケイト浜も天然の綺麗なビーチです。 ゴミなどはお持ち帰りください。 ダイバーの中では古宇利島は日本最大級の沈没船 駆逐艦USSエモンズがある事でも有名です。 USSエモンズ ダイビング
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sakuraph · 6 years
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. . . あまり、記憶力がない子供だった というよりは何事にも関心が浅かったのだと思う 本当に楽しかったり、悲しかったりしたことも 今振り返ってみれば記憶は曖昧なものになってる それが嫌だった
綺麗だ、と心動いた空を 綺麗だ、と思った友達を 忘れたくないと思える人のことを 忘れたくなかった 留めておきたかった
カメラを手にするのは私からすれば 自然な成り行きだったのかもしれない
今、私は私のことが好きだ こんなふうに考えられる日が来るとは ほんの二年前の私は想像もできないだろうな
小学生の時に両親が離婚し、よくわからないまま母親について行った 高校生になった時、母親に彼氏ができた 気持ち悪かった 母親が女になってた 吐き気がした 家に帰らなくなった 居酒屋のバイトを夜明けまでこなして 誰にも合わない時間に家に帰って寝てた 当然学校は行けなくなった そもそも、家からでなくなった 家にいるのは嫌いだった苦痛だった ただそれよりも帰らなきゃいけないと考えるほうが しんどかった 帰りたくないから家からでなくなった
高校は卒業できなかった 友達も、先生もおいでよ、なんで?聞くよ? 優しかったから、幼稚で羞恥な理由で行けないと 言えなかった 口にしたら本当のことだと認めるような気がして 認めたくなかった 言葉にしたくなかった
それでも聞いてくれた人がいた それは6歳から通っていた英会話スクールの カナダ人の先生だった
もし、僕が君のお母さんでお父さんだったなら
わからなかった 悔しかった 悲しかった 言葉の壁をぶち壊したいと思った
そうして高校卒業程度認定試験に挑戦して 英検3級に挑戦して外国語の専門学校を受けて 全部合格した 家で寝る以外の時間は ずっと英会話スクールでテキストを拡げていた しんどかった 死にたかった どれ一つたりとも落とせない試験だった 目の下はくぼんで体重はみるみるうちに減った 身長163cmで体重42キロまで落ちた
全部終わって鏡を見るまで気づかなかった 鏡に映る私は血色が悪く不幸せそうに見えた
専門学校生活、最初張り切りすぎて疲れた また休みがちになってしまった 辞めた
それでも在学中に取得した ワープロ技能試験と英検2級は 学歴コンプレックスの私に自信をくれた
学校も辞めて半年バイトに明け暮れていた その頃から母の家を出て父と住んでいた 朝6時から3時間コンビニ 昼の11時から16時まで居酒屋のランチと仕込み 夜は17時から20時までコンビニ 生きる楽しみがなかった でも写真は好きだった 犬の散歩する時はカメラを携帯した 寝落ちしたお父さんを収めた 布団に潜り込んでくる猫にフラッシュをたいた
夏、標高2000mで働く元同級生から一緒に働かないかと誘いを受けた 涼しいから行くって決めた そこは変な人たちがたくさんいた シーズンオフになると北海道で仕事をする人 夏は日本で働いて冬は東南アジア��する人 冬に閉山するまで働いたらタイに移住したい人 みんな30代のいい大人だった 好き放題に生きてた いいんだ、好きなことして そっか、もう子供じゃないんだ 山もいい加減飽きたしカメラの仕事、探してみるか そう思って見つけたのが美ら海水族館でのカメラワークだった
最初は本当につらかった まず日本人だけじゃない、中国、韓国、台湾、香港、フランス、カナダ、アメリカ、タイ、インド、イギリス、スペイン、ロシア、オーストラリア、私が思い出せるだけでこれだけの国の人たちが来た 言語が通じない ここでぶつかったのも言葉の壁だった 必死で学んだ 挨拶だけでもその国の言葉で迎えたい 挨拶だけなら10ヶ国以上は覚えた
仕事は本当に忙しかった 世界一の水族館 多忙期は30分に90組近くの記念写真を撮った 汗が止まらなかった なんでこんな忙しいんだろう なんだこんなうまくいかない なんで なんで 仕事しながら笑いながら泣いてた それでも必死だった 仕事が身についてくると考えながら働いた どんな言葉が響くのか 話すスピード 声のトーン 表情 話題 マニュアル通りではあるめののマニュアル化しないような接客を心がけた 本当に楽しかった 自信になった カメラの仕事、やっぱりやりたい そう決心できたのは、ここ沖縄でしぬほど考えて悩んで泣いて笑って一生懸命生きてこられたからだと思う 沖縄ありがとう
春からの仕事は自分で決めた 運もあった アポイントなし 履歴書持ち込みで 訪問した二件目でその場面接合格をいただいた 運だったけどその運も自分で引き寄せた自信がある
これからの未来が楽しみで楽しみで仕方ない そう思える日が来ること、 生きるのが楽しいって思える日があることを、 18.19の頃の私にこっそり耳打ちしてあげたい
絶望のどん底を見た 這い上がったというよりは そのどん底を抱えて一緒に今生きてる
きっとまた新たなどん底に 落ちることもあるかもしれない
それでも先に待ってるのは楽しい未来だって 知ってる私は強いと思う
何だって乗り越えられる自信がある 私は好きだ 私のことが大好きだ
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groyanderson · 4 years
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ひとみに映る影シーズン2 第一話「呪われた小心者」
☆プロトタイプ版☆ こちらは無料公開のプロトタイプ版となります。 最低限の確認作業しかしていないため、 誤字脱字誤植誤用等々あしからずご了承下さい。 尚、正式書籍版はシーズン2終了時にリリース予定です。
(シーズン2あらすじ) 私はファッションモデルの紅一美。 旅番組ロケで訪れた島は怪物だらけ!? 霊能者達の除霊コンペとバッティングしちゃった! 実は私も霊感あるけど、知られたくないなあ…… なんて言っている場合じゃない。 諸悪の根源は恩師の仇、金剛有明団だったんだ! 憤怒の化身ワヤン不動が、今度はリゾートで炸裂する!!
pixiv版 (※内容は一緒です。) ☆キャラソン企画第一弾 志多田佳奈「童貞を殺す服を着た女を殺す服」はこちら!☆
དང་པོ་
 『ジャパン・ファッショニスタ・コレクション二〇一三』。年に一度開かれる、日本最大級のファッションの祭典だ。ゴールデンウィーク初日、五月三日。今年も女の子達が全国から日比谷(ひびや)ヴォヤージュアリーナに集った。  セレモニーが始まると、アリーナは堰を切ったように歓声に包まれる! EDMミュージックが地面を揺るがすほど重低音を響かせ、レーザーライトはそれに合わせて明滅。やがて中央モニターに有名ブランドロゴが表示され、今最も旬のモデル達がランウェイへ繰り出していく……去年まで私は、この光景を観客席から見ていた。だけど、今年は違う。  二〇一三年。ついに私の、モデル兼女優・紅一美(くれないひとみ)の時代が来たんだ! 昨年公開された歴史映画『邪馬台国伝説』がアジア映画賞にノミネートされ、女王卑弥呼役を演じた私は一躍国際女優に。更に私が主人公のサイドキックを演じている連続ドラマ『非常勤刑事(ひじょうきんデカ)』も既にシーズン三に突入し今年映画化が決定、そしてお昼の情報番組『まちかどランチ』で夏から始まる新コーナーのメインパーソナリティにも抜擢されている。こうして枚挙してみると、本業であるモデルらしい仕事は殆どしていないように見えるけど、それでもよし。現にこうして、JFC二〇一三でオーガニックファッション&コスメブランド『リトルマインド』の看板を背負わせて頂ける事になったんだ。もう、うらぶれたローカル局の旅番組でドッキリに騙されるだけが取り柄の三流リアクション芸人とは、誰にも言わせない。  前ブランドのファッションモデルがランウェイから踵を返すと、ダブステップBGMが爽やかなペールギュント組曲『朝』にクロスフェードした。中央モニターに『リトルマインド』の華奢なブランドロゴが表示され、いよいよ私の出番が来る。緊張で心臓が飛び出そうになりつつも、私は直前まで舞台袖で観音菩薩印相を組みながら軽く瞑想し、意を決して晴れ舞台へ飛びこんだ!  ワアァァー! 歓声が上がる! ニヤつきそうになるの���必死に堪えながら光の道を歩き、先端でポーズを取る。ワアァァーーッ! 更に歓声! 長かった。芸能界デビューから四年、紅一美、二十二歳。お母さん、お父さん、それに人生最大の恩師、石筵観音寺(いしむしろかんのんじ)の和尚様。私もついに一人前のファッショニスタになれました! 聞こえていますか、この歓声! 「「「ワアァァー! ヒトミチャーン! ウシロー!」」」……ん? ウシロ? 「「「一美ちゃん、後ろーーっ!!」」」  歓声に混じった謎の警告。振り向くと……さっきまで頭上のモニターに掲げられていたリトマイのロゴは消滅し、代わりにこう書かれていた。 『予告状 JFC二〇一三にて、最近女優ぶって調子に乗っている小心者モデル、紅一美を頂戴致します。 したたび怪盗・カナちゃん三世』 『ヌーンヌーン、デデデデデン♪ ヌーンヌーン、デデデデデン!』  テレビ湘南(しょうなん)制作『ドッキリ旅バラエティしたたび』主題歌、『童貞を殺す服を着た女を殺す服』の低俗なイントロがペールギュントを蹂躙した途端、私はランウェイを飛び出して一般客の海に潜りこんだ。したたびとは、極悪ロリータアイドルこと志多田佳奈(しただかな)さんの冠番組だ。私はこれまで幾度となく、事務所とグルのこの番組にドッキリと称して乱暴に拉致され、割に合わない過酷なロケを強要されてきた。冗談じゃない。私はもう国際女優で、JFCのランウェイを歩く国際モデルなんだ! 今日という今日は空気を読まずに逃げ切ってやる! たとえドローンで無数のアラザンを集中砲火されたり、スクランブル交差点のど真ん中で逆バンジージャンプさせられても逃げ切ってやるんだ!! しかし、その時だった。 『うわあぁーーーん! 助けてぇ、一美ちゃーん!』  ステージ方向から金切り声で呼び止められ振り向くと、モニターに縄でがんじがらめに拘束された着ぐるみマスコットが! あ、あれは、昨年の全日本ご当地ゆるキャラコンテストで金賞に輝いた、ゆめみ台代表のゆめ美ちゃん!? すると首にIDカードを提げたスタッフの方が人混みをかき分けて現れ、私にワイヤレスマイクを押しつけた。ほどなくして、あの極悪アイドルが……佳奈さんが、ステージ上に白いゴシックタキシード姿で登場する。 「JFC二〇一三にお越しの皆様あああぁぁ!!!」  ワアァァーーー!! ウオォォーー!! 私の時よりも一際大きな歓声。悪夢だ。 「ドッキリ大成功ーーー! 志多田佳奈のドッキリ旅バラエティィーーーッ……」  佳奈さんはあざとくマイクを客席に向ける。お客さん達が『したたびでーーーす!!』と返した。こうなれば私も売られた喧嘩を買わざるを得まい。 「なにが怪盗ですか、私のペールギュント『朝』を返せ! この泥棒ロリ!!」  ワアァァー! 私が言い返すと、また観客席から歓声が上がる。プロレスのマイクパフォーマンスじゃないんだから。 「朝ぁ? もう昼前なのに何を言ってるのかなー、リトルマインドの小心者さん」 「あっなるほど、リトルマインドだから小心者……って、そんな事より! 私の晴れ舞台を邪魔して、あまつさえゆめ美ちゃんを人質に取るなんて今回は酷すぎます! 卑怯者!」 「ゆめ美ちゃん?」  佳奈さんはキョトンとしている。 「とぼけないで下さい。ほら、モニターに……」  私がモニターを指さした瞬間。ヴァボォォオオ!!! 突然画面内のゆめみちゃんが青白い炎に包まれた! 「きゃーっゆめ美ちゃーん!?」「うわああああ!」  客席から悲鳴が上がる。ゆめ美ちゃんが大好きな、小さなお子さん達の悲鳴が。一方炎上し続けている当のゆめ美ちゃんは平然とした仕草で、焼け落ちた縄を払い除け、画面いっぱいに顔を近付けた。 『……ゥゥウ、紅ひト美イィィ……呪っテヤるゥ……小心もノノ貴様ヲのロってやルウぅゥ……! もウろくナ仕事が来ナクなるよウに祟っテやるゥゥウ……!』  何らかのホラーじみたボイスエフェクターを通した声で、ゆめ美ちゃんが私に恐ろしい呪詛を吐く。佳奈さんはあからさまにリハーサル済だとわかる計算ずくのタイミングで身じろぎし、客席を仰いだ。 「大変! 小心者の誰かさんが最近調子こいてるせいで、ゆめ美ちゃんが悪霊に乗っ取られちゃった! これは千里が島(ちりがしま)に住む怨念達が怒ってるからに違いない! 千里が島は昔散減島(ちるべりじま)って地名で、絶家の祟りがあったって言い伝えが残ってるからね!」 「は?」  地名? 祟り?? まさか……。 「こうなったら千里が島で噂の徳川埋蔵金を掘り当てなきゃ。観光地アピールをすれば、怨霊達も喜んで鎮まってくれるよね。ゆめ美ちゃんと出会ったゆめみ台の時みたいに!」  ダァーン! パッパラペー! 安っぽい効果音が鳴り、画面いっぱいにデカデカと『綺麗な地名の闇シリーズ第六弾 千里が島宝探し編』という文言が現れた。私はその場にヘナヘナと崩れ落ちた。 「……うそでしょおおおぉぉぉーーーーっ!!!??」
གཉིས་པ་
 したたび・綺麗な地名の闇シリーズとは、一見綺麗な地名だけど実は災害に弱い、昔は恐ろしい地名だったなど、ちょっと曰くつきな地域を紹介していく企画だ。デメリットだけでなく、地理的な危険性に対する自治体の取り組みやお出かけスポットなども紹介して地域を振興する。例えば、今回の演出で犠牲になったゆめ美ちゃんの出身地、ゆめみ台。あそこは土砂崩れが起きやすく、旧地名は蛇流台(じゃりゅうだい)と呼ばれていた。そこで番組では現在のゆめみ台が安全に暮らせる場所だと証明するために、ゆめみ台国立公園の断崖絶壁でロッククライミングを行った。地盤の安全とロッククライミングに何の関係があるのかと思われるだろう。私も未だに訳が分からない。またある時は『元氾濫常習地で河川の安全を証明するためにキャニオニング』だったり、『元流刑地で治安の良さを証明するために現役警察官と剣道対決』だったりと、何故か毎回異常に過酷なアクティビティが用意されている。今回もそうに違いない。  あの後あれよあれよと運び出された私は、人混みで揉まれてシワクチャになったリトマイをテレ湘の衣装さんに剥がされ、佳奈さんがコーデしたロケ衣装に着替えた。爽やかなストライプTに水着生地のハーフパンツ、歩きやすそうなサンダル、つばが広いストローハット。よく見たらその服一式も、今日から発売されるリトマイの夏の新作だった。SNSを確認すると既にリトマイ公式アカウントが広告を出していて、その文末に『一美ちゃんごめんなさい(ウインクして舌を出す絵文字)したたびさんのドッキリ(驚く顔の絵文字)とコラボさせていただきました(お辞儀をする人の絵文字)』と書かれていた。もう二度とリトマイの仕事は受けまいと心に誓った。  アリーナ業者搬入口には見慣れた水色のロケ車が待ち構えていた。普通ロケ車って白が多いけど、テレ湘は湘南の海色モチーフだからすぐわかる。後部座席に乗りこみワイヤレスマイクを装着していると、運転席に座るディレクター兼カメラマンのタナカDが私に紙袋を差し出す。 「忘れ物ですよ」  中身は黄色いパーカー。私の地元、会津地方で販売している物で、胸元に『I♡AIZU(アイラブ会津)』と書かれている。飾り気はないけど着心地がいいから、よく冷房が寒いバックヤードなどで着ているやつだ。そういえば、この騒動のせいでアリーナ控え室に置きっぱなしだったっけ。まだショートTでは肌寒い季節だから、私はそのままアイラブ会津パーカーを羽織っていく事にした。 「しかし紅さんも災難ですなあ。地名闇シリーズでいつか千里が島に行くとは決まっていたけど、まさかJFCの直後とはね!」 「一美ちゃん、その服にチビらないでね。それもリトマイさんの宣伝なんだから」  タナカDと佳奈さんに釘を刺された。恐らく理由は、ひょんな事から彼らが私を『お化けが苦手な子』と思いこんでいるせいだ。本当は怖いどころか、昔お寺に住んだ事があるから幽霊なんてしょっちゅう見慣れてる、なんなら除霊だってできるんだけど……それはそれでカミングアウトしたら面倒な事になりそうだから内緒にしている。  千里が島は徳川埋蔵金が隠されていると噂の候補地でありながら、日本一の縁切りパワースポットであり、有名な心霊スポット。この番組の事だ。きっとわざわざ夜中に祟られた場所に行くとか、私をビビらせるために余計なロケを用意しているんだろう。 「そうだ。お母様から紅さんの荷物と差し入れの福島銘菓『うまどおる』預りましたよ。ちゃんと後でお礼言いなさいよ」 「やったー! ごほうびんぐターイム!」  タナカDが後方を指さすと、佳奈さんが後部座席裏からうまどおるの箱と『予後の紅茶』ペットボトルミルクティーを取り出した。私も個包装を雑に剥がし、半ば現実から逃避するようにヤケ食いする。食べながらふと思い立って、舞台に立つ前財布にしまっていたペンダントを取り出し首にかけた。 「そのペンダント、ここ数年いつも着けてるよね。韓国の友達から貰ったんだっけ?」  佳奈さんが興味深そうにペンダントに触れる。 「ハングルが書いてある。なんて読むの?」 「『キョンジャク』って読むそうです。悪いお化けを捕まえてお清めするお守りなんですって」 「やっぱ一美ちゃん、卑弥呼のクセにだぶかお化け怖いんだぁ!」 「うるさいなあ、邪馬台国民の霊ならだぶか大歓迎ですよ。女王権限で佳奈さん達を呪ってもらえますからね!」  だぶか、とは、したたび出演者やファンがよく使うスラングだ。確か本来は『逆に』とか『寧ろ』みたいな意味のヘブライ語で、元々誰が言い出したのかは忘れたけど、今じゃネットや街中でもちらちら使われ始めている。  お菓子をだらだら食べながら下らないやり取りをしていると、ロケ車はいつの間にか調布(ちょうふ)飛行場に到着していた。離島などに行く小型便専門の、小さな空港みたいな所だ。本当に行くのか、千里が島……全くもう、今から気が滅入る。
གསུམ་པ་
 ポーン。  『皆様、本日は美盾(みたて)航空をご利用頂き、誠にありがとうございます。当機はMAL五八便、千里が島(ちりがしま)行きでございます。飛行時間は約……』  こじんまりとした小型旅客機に、こじんまりとした低音質機内アナウンスが流れる。佳奈さんとタナカDは機内で大した撮れ高が期待できないと見るや、さっさと眠ってしまった。それはともかく……  私から見て右後方部。男も女も、フランシスコ・ザビエルを彷彿とさせる奇妙な髪型の一団。その中心で悠然とワイングラスを揺らしている男性は、宗教法人『河童の家』教祖、牛久舎登大師(うしくしゃとうだいし)。  左後方部。卓上に小さな信楽焼の狸や風水コンパスを並べて忙しなく地図に何かを書きこんでいる、狸耳フード付きブランケットを被った男性。地相鑑定家タレントの狸おじさんこと、後女津斉一(ごめづせいいち)だ。隣にはブレザー制服の女子中学生風化け狸と、二匹の狸妖怪。彼とはどういう関係だろうか。  私達の背後、中央三列シート後部。PTA的な気迫を醸し出す、上品かつ気骨稜稜なおばさま軍団。その殿では、年始によく芸能人をタロット占いしている占い師、加賀繍へし子(かがぬいへしこ)がニタニタと薄ら笑いを浮かべる。更に私の斜め右前方にいる若い女性は、現代沖縄に残る由緒正しき祝女(ノロ)、すなわちシャーマン。金城玲蘭(きんじょうれいら)。  ……どうして!? 何故にこの便、旬の霊能者だらけ!!? 偶然か? それとも、ひょっとしてこれも新手のドッキリか? でも、中堅人気番組になったとはいえローカル局制作のしたたびに、こんなに霊能者を呼ぶ予算はないはずだ。ただでさえ私へのドッキリに、予算を殆ど割いているというのに……こちとら大迷惑だけど。ただ同じ中学出身の幼馴染、祝女の玲蘭ちゃんがいたのは不幸中の幸いだ!  私はしたたびの二人が熟睡している事を確認した後、自分も寝た振りをしつつ、足元に念力を集中させた。実は私の家系は代々、『影法師』という霊能力を持っている。お寺に住んだ事があるのも、霊感があるのもこのためだ。そうは言ってもこれは地味な力で、エロプティックエネルギーと呼ばれる念力で自分や周りの影を操ったりできるだけ。だから正確には霊能力じゃなくて、サイコキネシスやテレパシーみたいに脳が発達して覚醒する『特殊脳力(とくしゅのうりょく)』というカテゴリに該当するらしい。  爪先から影を糸状に伸ばし、右前方のシートへ這わせていく。玲蘭ちゃんはそれに気がつき背後を振り返った。私は船を漕いだまま、佳奈さん達に悟られないようそっとサムズアップする。影が玲蘭ちゃんの前席から突出する簡易テーブルに乗り上げると、彼女は影の先端にそっと触れた。 <一美!? どうしてここにいるの!?>  影を通して、テレパシーが私に伝わる。これなら離れていても話ができるし、幽体離脱と違ってリスクが少なく、霊感がある人にも会話が漏れない。影法師の技法、『影電話』が役に立った。 <どうしてここに……はこっちの台詞だよ! 何なの、この霊能者軍団!?> <は? あんた何も知らないで千里が島に行くワケ!?> <行きたくて行くんじゃないもん! 見てよ、私の隣でグースカ寝てる人達!>  玲蘭ちゃんが再び振り返る。 <……アー……したたび。そう……じゃあ、また騙されたんだ>  玲蘭ちゃんいわく、千里が島の縁切りパワースポットには実際凄まじい怨霊がいるらしい。そこで島を改革中の再開発事業者、『アトムツアー』が日本全国から名のある霊能者達を集めて、この度除霊コンペティションを行うという。それがどれほど強い怨霊だか知らないけど、除霊成功者には報酬三億円、更に全国のアトム系列スーパーで使える永年ポイント十倍VIPカードが進呈されるとかなんとか。 <三億円って……ドリームがでっかい話だね……> <それだけとんでもない魔境なんじゃないの? 私はこんなヤバそうな依頼受けたくなかった。でも、引き受けないと地元の伊江村(いえそん)に下品なメガアトムモールを建てるっていうから……> <うっわ、最悪じゃんそれ! もうアトムで買い物するのやめようかな……> 「あの、すいません!」  突然、私達は声をかけられて振り返った(私は影体にファティマの眼という霊的レンズを作ってその人を見た)。そこにいたのは、さっき狸おじさん……後女津斉一氏の隣にいた女子中学生狸ちゃん。うっすら体毛が生えていて、耳や尻尾は狸のもの。だけど顔はどことなく狸おじさんに似ている。 「そ……それ、影法師だよね? じゃあ少なくともモノホンって事だよね!? 私の事、見えてる? お願い、見えるって言って!」 「……普通に見えてますけど。あ、『できればあなたも影電話で話して下さい』だって……影の主が」  玲蘭ちゃんが私の言葉を伝達してくれた。狸ちゃんも影糸に触れる。 <あぁ~良かった! 孤独だったんだよ、まともな霊能者はカッパ頭の大師さんしかいないんだもん。でもあの人に関わると、変な宗教に入れられちゃいそうで……はぁ……>  狸ちゃんは心底安心したように、その場でへたり込んだ。 <ええと、失礼ですけど……あなたは?>  私は少し警戒して尋ねる。 <私、後女津万狸(まり)。後女津斉一の娘だよ。あっちにいる狸妖怪は、斉二(せいじ)さんと斉三(せいぞう)さん……パパのドッペルゲンガー狸なんだ> <娘!? ドッペルゲンガー!? あの、ドッペルゲンガーって、世界には自分と同じ顔の魂がいて、出会っちゃうと殺されて乗っ取られるってやつ?> <それそれ! パパの場合はちょっと特殊だけど。昔事故に遭った衝撃で魂が三つに割れちゃって、里の大狸様に助けてもらって……そういうわけだから、別に乗っ取りとかなくてみんな仲良しなんだよ!>  交通事故に遭って、魂を狸に助けてもらった……いまいち的を得ない話だけど、もしかして万狸ちゃんが化け狸なのもそれが原因だろうか。そっと首を上げて狸おじさん達を見ると、彼らは驚きながらも小さく手を振り返してくれた。 <えっこの影、紅一美ちゃんだったの!? どーしよ、私したたび毎週見てんですけど! だぶか後でサイン下さい!> <は、はぁ……もちろんいいですけど……。ええと、あなた方もコンペですか?> <そうなの、行きたく��いよー! でも行かなきゃ、木更津(きさらづ)の證誠寺(しょうじょうじ)を壊してアトムモール建てるって言うんだよ。そんな事になったら大狸様カンカンに怒っちゃう!>  うわあ、この子達もそういう事情か。アトムグループ最悪だ! こうなったら、少なくとも玲蘭ちゃんや後女津さん達とは助け合って、せめて全員無事に帰らなきゃいけない。私達はひとまず協力関係を結び、今後の作戦をざっと話し合う事にした。 <他の乗客の霊感は?>  玲蘭ちゃんが私達に問う。 <したたびチームは私以外カラキシ。万狸ちゃん、他の人達の事はわかる?> <うん! 河童の家の信者さんはほぼみんなヒヤシ、良くてチョットだと思う。でも大師さんは確実にモノホン。加賀繍さんの取り巻き軍団もヒヤシかチョットっぽいけど……けどヤバいの! 加賀繍さんご本人ね、業界では超有名なアサッテおばさんなの!> <ゲ、最っ悪!>  カラキシ、ヒヤシ、チョット、モノホン、アサッテ。霊能者が使う業界用語だ。カラキシは文字通り、全く霊感がない人を指す。ヒヤシも同じく霊は見えないけど、コールドリーディングみたいな心理学技術でスピリチュアルカウンセリングができる人。チョットは気配やオーラをなんとなく感じられる程度。モノホンは完全なる霊能者。そして一番厄介な人種が、アサッテ。霊がいない明後日の方向を見る方々……すなわち霊が見えるフリをしている詐欺師か、精神的なご病気による見えてはいけない幻覚を霊だと思いこんでいるタイプだ……。 <私は祝女だから自分の身ぐらいは守れるけど、万狸ちゃんと一美はどう?> <私は妖怪だからへーき! パパ達も一緒だもんね、ぽんぽこぽーん!> <私もお守りぐらいは持ち歩いてるし、観音寺で色々教わってたから大丈夫。ただ、ごめん……私、テレビ関係に霊感ある事を言いたくなくて……> <ああ……だ、だよね……特に一美は……>  申し訳ないが、本当にそれだけは秘密にし��いんだ。ただでさえ騙され芸人みたいな扱いを受けているのになまじ霊感があるなんてバレたら、何もいない心霊スポットでリアクション芸を強要されたり、それこそアサッテな霊能者と対談させられて超気まずい思いをするに違いないもん! <そうなんだ……オッケー! じゃあどうしても一美ちゃんが除霊する事になったら、パパとか金城さんが近くで何かしたって事にしよう!> <最善だね。私もできるだけしたたびロケを見張ってるから。場合によってはあんたの手柄を横取りしちゃう事になるけど、それでいい?> <も、勿論です! お二人共ありがとうございますっ!>  ああ、渡りに船だ! 仏様和尚様にも大感謝!  私はその後トイレに立ち、行き際にこっそり玲蘭ちゃんと握手を交わした。そして用を足し、反対側の通路で後女津さん達の席に向かう。 「あの、ありがとうございます。宜しくお願いしますね」  小声で挨拶し、会釈した。 「すみません、先程は娘が失礼を。ともかく、皆無事にこの旅を終えましょう」  いつもテレビで見る斉一さんは『狸おじさん』の名の通りお調子者なキャラクターだけど、実際に会うと礼儀正しい方だった。すると万狸ちゃんや『ドッペルゲンガー狸』のお二人も挨拶を返してくれる。 「頑張ろーね、一美ちゃん! ぽんぽこぽーん!」 「オイオイ、したたびさんも『持ってる』なぁ。こーんな怪しい連中とバッティングしちまうなんてさ! ハハハ」 「僕の事はあまり撮らないで下さい……うう、木更津に帰りたいな……」  彼らは顔つきや仕草から家族だと納得できるけど、性格は三者三様のようだ。万狸ちゃんは元気いっぱいな女の子。ドレッドヘアで髭が垂れ下がった化け狸の斉二さんは、笑顔が朗らかで、テレビで見る狸おじさんに一番近い印象だ。一方前髪をサイドにきっちりと撫でつけ、シンプルな白シャツを着た化け狸、斉三さんは人見知りそうに見える。 「あっ、見て見て!」  万狸ちゃんに促されて窓を覗きこむと、眼下の海には既に目的地、千里が島が浮かんでいた。
བཞི་པ་
 ポーン。  『皆様、当機は間もなく着陸体制に入ります。お立ちのお客様は席にお戻りになり、シートベルトをご着用下さい……』  示し合わせたようなタイミングでアナウンスが流れ、私は自席に戻る。ところが、シートベルトに手をかけた次の瞬間。  ズガガガガガ!!! 突如機体が激しく揺れ、左手側にめいっぱい傾いた! 「うわあああ! え、何!?」 「うおぉ、揺れてますなあ!」  突然の衝撃に佳奈さんとタナカDも起きだす。危なかった、咄嗟にシートベルトを影で繋ぎとめたから転倒せずに済んだ。しかし二人が起きてしまったから、ベルト金具を締めて影は引っ込める。  ポーン。 『皆様、機長です。当機は現在乱気流に突入したため、機体が大きく揺れております。シートベルトをご着用の上、焦らず乗務員の指示に従って下さい。ご迷惑をおかけ致しますが、千里が島着陸までもう少々お待ち下さい』  ズガガガガガガ! 悠長な機長さんのアナウンスとは裏腹に、機体は明らかに異常な揺れを起こしている! 何度も海外ロケに行っている私達したたびチームでさえ、全員表情に恐怖を禁じ得ない。 「一美ちゃん玲蘭ちゃん、あれ見て!」  万狸ちゃんが叫び指さした方向には…… 「ああ! 窓に! 窓に!」  しまった、思わず声に出しちゃった。玲蘭ちゃんから牛久大師の席あたりまで連なる窓の外に、巨大な毛虫じみた不気味な怪物がへばりついている! 「えっ何!? 一美ちゃんなんか言ったー!?」  佳奈さんが聞き返す。良かった、幸い機体揺れが大きすぎて私の声が掻き消えたみたいだ。 「別に! 死にたくなーい! って言っただけですよ!」  慌てて取り繕うが、 「ぎゃあああああ!!!」「何だこいつうわああ!?」  河童信者さんのうち一部、恐らくモノホンやチョットの方々がパニックに陥った! 玲蘭ちゃんは既に数珠を握りしめ、神人(かみんちゅ)の力を機外に放出しようと四苦八苦。一方後女津さんの狸妖怪達は機内に風水結界を張ろうと忙しなく走り回り、加賀繍さん方はアサッテの方向に念仏を唱えだした。ここで佳奈さんやタナカDも、ようやくこの便の異常な雰囲気を察する。 「な、なにこの声、お経!? ひょっとしてもう祟り始まってるの!?」 「あれ河童の家か!? 無断で写したら絶対ヤバいカルトじゃないか……ゲッ、あっちは狸おじさん!? これどこも撮れないぞ! くそ、ヘルメットカメラは預け荷物だし……」  タナカDはカメラマイクだけ生かした状態で、ファインダーを下に向ける。 「音声オンリーだ! 二人とも、実況して!」 「今それどころじゃないでしょ!? 墜落したら化けて出て、あなた方を祟ってやる!�� 「そしたら私達全員死ぬから無理じゃん!」 「確かに!」 「「いやああぁ~~~っ!」」  おおよそプロ根性に物を言わせてトークを繋ぐが、こんな危険すぎる状況を実況したところでオンエアできるんだろうか。毛虫は拳を叩きつけるように身をガラスに打ちつけ、飛行機を破壊しようと試みる。いくら今最旬の霊能者集団が搭乗しているとは言えど、空中を高速移動中のこの状況では手も足も出ない! このまま千里が島に到着する事なく、MAL五八便は私達の棺桶になってしまうのか!? この場にいる大部分の人間が絶望しかけた、その時だった。 「かっぱさんチャント詠唱!」  突然牛久大師がシートベルトを外し、スクッと立ち上がった! 「かっぱさんチャント……」「そうだ! チャントを唱えよう!」 「「チャントをちゃんと唱えるぞ!!」」  教祖の鶴の一声で、狼狽していた他の河童信者達が次々に統率を取り戻していく。ていうか今、ダジャレ言ったような……? 「せーのッ! かっぱっぱーの、かっぱっぱーの、かっぱっぱーの、パァー! ホオォイ!!」 「「かっぱっぱーの、かっぱっぱーの、かっぱっぱーの、パァー!」」  河童の家一同は全員一糸乱れぬ動きで、ピカピカに剃りあげた頭頂部を両手で撫でながらチャントを詠唱する。ヤバい。カルトヤバい。この状況でふざけているとしか思えない事を大真面目にやってしまうカルトってヤバい! 私が今まで見てきたどんな悪霊や怪物よりも怖すぎる!! しかもこの恐れは直後、更なる絶望へと変わった。 「……ぱっぱーの、かっぱっぱーの、かっぱっぱーの、ぱー」  玲蘭ちゃんがチャントに参加した! 何で!? 「かっぱっぱーの……一美もやって!」 「はぁ!?」 「そうとも!」  激震する機内で、転倒することなく仁王立ちの牛久大師が叫ぶ。 「君達だけじゃあないぞ。加賀繍さん、後女津さん! 死にたくなければ皆ちゃんとチャントするんだァ!」 「あぁ?」 「はい!?」  突然話に加えられた加賀繍さんと斉一さんが牛久大師を見る。ていうかやっぱりダジャレ言ってるよね!? 「じょっじょ、冗談じゃないわよーッ!」 「どーしてこんな時にそんなオゲヒンな事しなきゃいけないの!?」  肘掛けや前席のハンドルにしがみついたまま、加賀繍さんを囲うおばさま軍団が吠えた。 「そ、そうだそうだ! てーか俺河童じゃなくて狸だし……」 斉二さんも風水結界を押さえながら反論! 「うっちゃあしい、しみじみやらんか! 狸もだ!!」  うるさい、真剣にやれ! といったような方言だろうか。地元の会津弁に似ているからなんとなく意味はわかる。そして大師は斉二さんにも返事したからやはりモノホンのようだ……ええい、こうなったらままよ! 「かっぱっぱーの! かっぱっぱーの! かっぱっぱーのーパァー!」  国際女優紅一美、花の二十二歳。チャント参加! 生き残るためなら何だってやってやる! 「一美ちゃん!? マジなの!?」 「嫌々に決まってるじゃないですか、こんな狼藉あっていいわけない! でもやらなきゃみんな死んじゃうんでしょ!?」 「じゃ……じゃあ河童教が怨霊やっつけてくれるの!?」 「そんなの知りませんよ、私霊能者じゃないもん!」 「も……もぉーっ、わかったよ! 私達もやろう! タナカD! ほらかっぱっぱーの、かっぱっぱーの!」 「ええぇ!? か、かっぱっぱーの、パァー!」 「「かっぱっぱーの、かっぱっぱーの、かっぱっぱーの、パァー! かっぱっぱーの、かっぱっぱーの、かっぱっぱーの、パァー!!」」  もはや藁にもすがる思いで、客室にいる全員がかっぱさんチャントを唱える。揺れ続ける機内、加賀繍さんも万狸ちゃんも客室乗務員さんも、喉が痛くなるほど叫ぶ! すると増幅チャントが段々クヮンクヮンとハウリングを起こし、機内に奇妙な一体感が充満し始めた。 「「かっぱっぱーの、かっぱっぱーの……」」  ここで河童信者の一人が立ち上がる! 「総員、耳を塞げーーーーッ!」 「「かっぱっぱーの、【【【ハウヮアーーーーッ!!!!】】】  クワアアアーーーーァァン!!! 一斉に耳に手を当てた河童信者達に倣い私達も耳を塞ぐと、直後牛久大師の口から人間とは思えないほどの爆音が発せられた! 両手で側頭部を押し潰すほど耳を塞いでいるにも関わらず、頭が割れる程の大声だ。判断が遅れていたら失聴は免れなかっただろう! ただそれでも、分厚いガラスが二重にはまっている飛行機の窓から機外へチャントが届くのか……? と疑ったその時。怪物芋虫に覆われて薄暗くなっていた機体右側が、フッと急に明るくなった! あまりに一瞬の出来事で何が起きたかわからなかったけど、不思議な事に……芋虫がいなくなっている!? 「河童の家の勝利だ!」 「うおおぉー!」「かっぱっぱーの、勝ったったー!!」「大師! 大師!」  勝利を讃え合う河童の家とは裏腹に一同呆然としていると、いつの間にか機体の揺れも嘘のように治まっていた。  ポーン。 『皆様、当機は只今乱気流を抜けたため、これより着陸態勢に入ります。現在着陸予定時刻より三十分遅れとなっております、お忙しい中ご迷惑を……』  何事もなかったかのように、また悠長でこじんまりとしたアナウンスが流れ始めた。どの霊能者もしたたびチームもそれぞれ、安堵と疲労で背もたれにしなだれ掛かる。  それにしても冷静になって思い返せば、あの芋虫のような怪物には心当たりがある。あれは以前戦った物と似ていた。千里が島にどのような怨霊が棲んでいるのか、私はなんとなく目星がついた。寧ろ気になるのは河童の家だ。あのふざけたチャントと牛久大師の力は、一体どういう仕組みだったのか…… 【共鳴透過という言葉をご存知かな? ワヤン不動(ふどう)君】  ……え? 【狭い中空層を隔てて並ぶ二枚のガラスは、音が共鳴して反対側に届くのだ。飛行機の窓ガラスも然もあらん】  離れた席から大師の声が鮮明に聞こえる。頭に直接響くテレパシーとはまた違った感覚で、まるでイヤホンをしているように耳に音が入ってくる。振り返ると、大師は口をぽかんと開けたまま私を見つめていた。 【不思議に思っているかね? なに、簡単なことさ。この力の源はエロプティックエネルギー。すなわち君の影法師と同じ、霊力ではなく念力由来の物だ。俺は念力であらゆる周波数の音波を生み出し、口から発する事が出来る。霊が嫌がる周波数もだ。それを増幅するのがかっぱさんチャントだったという訳さ】  エロプティックエネルギー!? まさか、じゃあこの人も、霊能者じゃなくて特殊脳力者なの!? それに、『ワヤン不動』って……。私は牛久大師の言葉の真偽を確かめるべく、脳力について研究している極秘医師団、『国際超脳力研究機関(NIC)』のシンボルマーク影絵を見せてみた。すると彼はニタリと口元を綻ばせ、たった一言、確信的な返答を私の耳に届けた。 【なぁに、俺はただの『関係者』だよ】
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kobayashimasahide · 6 years
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あけましておめでとうございます 平成三十年元旦
(左) 李朝白磁総瑠璃釉犬(海駝?)形水滴:4.5 (h) x 8 (w) x 6.5 (d) cm (右) 伊万里(?)白磁赤差し狗子置物:3.8 (h) x 2.7 (w) x 3.2 (d) cm
Happy New Year !   January 1, 2018
(Left)    Dog (or Hae-tae?) shape water dropper, Joseon white porcelain totally painted with cobalt blue glaze:4.5 (h) x 8 (w) x 6.5 (d) cm (Right)  Puppy shape figurine, Imari (?) white porcelain partially accented with red paint:3.8 (h) x 2.7 (w) x 3.2 (d) cm
 今年の年賀状の図柄の一つは、二つの磁器の犬です。
 水滴の方は随分前に、昔よく行った那覇の H 堂で見つけました。私は「海駝!」と思ったのですが、今は亡き H 堂の「おじさん」は「犬!」と言うのです。しかし李朝の水滴に犬が有るなんて聞いたことがなかったので、私の反応は「犬?」でした。今回、改めてネットを検索してみたら、やはり犬は一つも見つかりませんでしたが、ただ、流れるように梳かれた長い頭髪の表現がよく似た海駝が見つかりました。これがそれです(「白磁靑畵彩海駝形硯滴」http://gamjung.net/archive/auction/main?page=969&type=&artist=&co=&sort=date_desc&exist=&exist_css=isHidden&svSS=&svSE=&svT=&svH=&svA=&svSzYS=&svSzYE=&svSzXS=&svSzXE=&svM=&svPS=&svPE=&svPSS=&svPSE=& )。
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 海駝というのは、元々は牛や羊や麒麟に似た––––従って頭や顔はどちらかというと長頭で鼻長=面長な––––中国の想像上の霊獣「カイチ」ですが、これが朝鮮に伝わると獅子形の––––つまり、どちらかというと丸頭で丸顔・団子鼻の––––「ヘチ/ヘテ」になります。この「硯滴」も(この正面からの写真一枚を見る限りでは)顔は獅子頭に似た丸頭・丸顔・団子鼻と言えます。  犬とするべきか、はたまた獅子とするべきか‥‥私の心はハムレットのように揺れ動いて決着がつきませんが、「犬!」と断言して微笑んでいた H 堂の「おじさん」の顔は、しかし紛れもなくあの沖縄に典型的なシーサー(獅子)顔でした。そういうわけで、これは「犬⁉︎」としておくのが一番良いかもしれません。
 仔犬の方は、どこでどう巡り合ったのか、私には記憶がありません。恵子も覚えていないと言いますが、しかし十中八九、これは彼女の好みでしょう。それが沖縄だったか米沢だったか、或いは別のどこかだったか分からず、産地(窯)も、素人の私には分かりません。ただ、これとよく似た––––但し精巧な顔の仕上げにも見られるように遥かに上手物の––––仔犬が平戸(三川内)焼にあったので(<古美術いもと>「平戸白磁犬」 http://art-imoto.jp/2229 )、私の
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仔犬の方は、より大衆的な下手物も型成形で量産した近くの「伊万里」だろうと考えました (耳の稜線を境に、前と後の型を合わせたような盛り上がった体側線が見えるので、これが型物だと分かります)。似たような大雑把な成形の仔犬は平戸焼にもありますが (「白磁和犬親子水滴」
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http://rekimin.sagafan.jp/e291443.html )、何よりも口と耳の内側に僅かに差した赤が、伊万里(有田)の赤を思わせます。  「平戸白磁犬」もなかなかの一級品ですが、このような和犬の仔犬は日本の美術史上で度々、造形化されてきました。有名なものに、湛慶作と伝えられる明恵上人遺愛の高山寺蔵木彫<狗児>像
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( http://kosanji.com/national_treasure.html ) や、 丸山応挙の<朝顔狗子図杉戸> 
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( http://www.tnm.jp/modules/rblog/index.php/1/2015/07/16/応挙の子犬/  ) などがあります。
 実は年賀状の図柄にした写真を撮った後、ふと、仔犬の汚れが気になって、初めてお風呂に入れてブラシで洗ってみましたら、確かに綺麗にはなったのですが、一種の面白みまで一緒に洗い流してしまったような気がしました。  そういうわけで、年賀状の図柄には、『どろんこハリー』*のように外で散々遊びまわって還ってきた、汚れのある方を選びました。その代わり‥‥と言ってはなんですが、折角ですので綺麗になって生き還ったこの二つに、色々なポーズを取らせて撮影してみました。
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 ––––因みに問う。狗子に還って仏性有りや也た無しや。曰く、美。**––––
*  ジーン・ジオン 文 / マーガレット・ブロイ・グレアム 絵 / 渡辺 茂男 訳 / 福音館書店 / 1964年刊(原著の初版は白黒版で1956年に、色彩版は2002年にそれぞれ刊行された)。参考として西塔紅美の読み聞かせ動画をここに引用/紹介しておく( https://www.youtube.com/watch?v=5ehqkJaVxJ0 )。
** 正岡子規が『病牀六尺』の [二十一] で応えた「苦」は、少なくとも現在の私には、その [百二十四] に謂う「想像せられぬ事」そのものと言うほかない ( <日本文学ガイド>  https://koten.sk46.com/sakuhin/byosho.html )。
 なお、昨年制作したこの作品
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 ( https://kobayashimasahide.tumblr.com/post/161113863800/ウッチェッロの水準器-5262017-小林正秀-作-5-h-14-w ) の中に (つまりはパオロ・ウッチェッロの<夜の狩り>の中に)、今年の干支の犬が居たので、これも年賀状のもう一つの図柄にしました。
あけましておめでとうございます  平成三十年元旦
ウッチェッロの水準器 (部分) 5/26/2017  小林正秀 作  5 (H.) × 14 (W.) × 5 (D.) cm    0.1 kg  混合材 マスタバ墳型蓋付き容器 (木), パオロ・ウッチェッロの<夜の狩り>の白黒写真コピー (古い紙、インクジェットプリンター用インク、青と緑の色インク),  斑に錆びた球(鉄)
Happy New Year !   January 1, 2018 
The Level of Uccello  (Detail) 5/26/2017  by Masahide Kobayashi    5 (H.) × 14 (W.) × 5 (D.) cm   0.1 kg     Mixed Media : Lidded Case in the Form of a Mastaba (Wood) ; B/W Photo Copy of  The Hunt by Night Painted by Paolo Uccello (Ink for Ink-jet-printer on Old Paper, Blue and Green Ink) {https://mydailyartdisplay.files.wordpress.com/2011/11/hunt-in-the-forest-by-paolo-uuccello-c-1470.jpg } ; Rust-spotted Ball (Iron)
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stereorevive · 4 years
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今日は墓参りへ じいちゃんの墓は県北真庭郡の久世町にあります お墓の花を替えて線香あげてきました もう今は実家はなくておばあちゃんも現在はケアハウスに入っています お昼ご飯は同じく久世町にあるとんかつ喜楽さんへ 岡山のトレイル界のレジェンド村松さんと喜楽の妹さんと、うちの母親が同級生なので、うちの母親も喜んでいました(喜楽の妹さんは現在海外在住) 県北に自転車乗られたり遠征される時は是非に♪ 夜はいつもご飯作ってもらってるので今日はおでんを作りました 豚足・大根・じゃがいも・小松菜・タコ・太ねぎ・ちくわ・厚揚げ・ごぼう天・イカ天・ふぐ天・豆腐団子・こんにゃく・卵・しいたけ 昆布・鯵節・鰹節・鯖節・醤油1カップ・日本酒半カップ・本みりん半カップ・水 きちんと出汁ももちろんとってます 大根の面取りした部分は大根の葉っぱと一緒にサラダにしました 少し湯通しして(ポン酢・ごま油・みりん 1:1:1とすりごまです) 全国に色んなおでんの文化がありますね 僕はよく沖縄に行ってたのですが、沖縄でおでんを食べた時衝撃を受けたのが豚足が入っていたことです 豚の甘い脂が汁に溶け込んでとても優しい味わいを出してくれます あんまり見かけることはないですが、豚足もなければ豚軟骨でも同じような味を出せることができます 今日は近所の松本ホルモン店の豚足を使ったのですが、下茹でが完璧していて処理は楽だったけど、下茹でしたスープもいただきたかったです 茹でて脂が逃げてしまってたので 沖縄で食べた味は上に綺麗〜に脂が乗っててあま〜〜〜いスープでした おでんの時期も終わってしまいそうな時、数時間かけて作ってみました 家族全員喜んでくれました たまには料理しないと腕が鈍るぜ〜〜 そんな日曜日でした〜〜 とんかつ喜楽さんのinfo ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ とんかつ喜楽 〒719-3201 岡山県真庭市久世2185−1 営業時間 昼 11:00~14:00 夜 18:00~20:00(土日祝のみ営業) 定休日 現在不定休(当HP、SNSで随時更新) 駐車場  駐車場 12台(内・障害者マーク1) 席数 総席数・・・44席 ・8人掛1テーブル  ・6人掛2テーブル ・4人掛3テーブル  ・2人掛4テーブル ・カウンター4席 *車イス、ベビーカーでの入店OK *おむつ交換可能 #アスリートフードマイスター #アスリート #調理はカラダのデザイン #cook #cooking #food #diner #ディナー #夕ご飯 #ご飯 #西めし #にしめし #ハンドメイド #手作り #愛情 #handmade #organic #オーガニック #料理人 #男の手料理 (Niimi, Okayama) https://www.instagram.com/p/B9wGXEvlCtK/?igshid=naxdjnqwuynl
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5年目ににして初の八重干瀬
此処を知らずして
宮古島の海は語れない
表す言葉が足りない美しき場所
皆様、こんにちは。 岡山市北区平和町/駅前町/野田屋町 本町/磨屋町の眼鏡店「眼鏡と、」です。
我が家の宮古島旅2019ー其の弐ー
滞在3日目からのお話しです
2年前から行きたくて仕方なかった場所 「八重干瀬」へのツアーの日
「八重干瀬」ヤビジと読みます
宮古島の北方約5~15kmの海域に 位置する、周囲25km大小100以上 の干礁からなる日本最大級の珊瑚礁郡。
干瀬が幾重にも重なっていることから、 その名が名付けられたと言われている ようで、島では“やえびし”“や”やびじ” などと呼ばれています
ヤビジツアーを行っているショップは たくさんあります
��、我が家がお願いしたかったのが、 「マーレクルーズ」さん
シュノーケリングツアーを専門にされ ているショップです
2年前から、訪島プランを立てた時に スグ予約の問い合わせをするも、既に 予約がいっぱいで申し込みできず… 2年越しで申し込みできました!
今年の予定立ては早かったからな~
「マーレクルーズ」さんを知ったのは 宿で一緒になったご夫婦からの紹介で した 「とても良かった!」と話される二人 から満足感が伝わってきました 本当に良い体験・経験をすると、その 体験・経験を人に伝えるときの熱量は 違いますよね
当日の天気は快晴!
楽しみすぎて気持ちもヒートアップ!
集合場所の港に到着、準備も整い出発
港からヤビジまでは約1時間
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ビーチや橋から見る景色とは全く異なる 船からの景色も最高です
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島の北側、池間島に掛かる池間島大橋 のあたりは水深が浅く、海底が砂地な ので海の色が一段と鮮やかに見えます
スタッフさんや他の参加者さんと話し や写真を撮り合ったり、景色を眺めて いると1時間はあっという間
快晴のこの日、ヤビジには他ショップ のツアーも沢山来ています
一番のポイントをパスして、別ポイン トへ向かいました
ヤビジの最北端のポイントに到着
早速、海へ入ります
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ダイナミックな地形
沢山の熱帯魚
ビーチからエントリーする海の景色 に拍車をかけた...何倍もの綺麗 な景色に感動
沖縄一の場所ではないでしょうか
ヤビジの最北端には、他のショップ があまり来ないみたいで、我々だけ が独り占め☆
スタッフさんについて泳ぎながら、 いくつかのポイントを見て楽しんだ 我々 参加者
次のポイントに向けて船が出ます
着いた場所は、一面にユビエダ珊瑚 が広がるポイントでした
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一面...びっしりとユビエダ珊瑚
スゴイ絶景でした
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少しでも近くで見たくて潜るボク
シュノーケリングでは、 潜れる深さも水中ので動きや時間に 限界がありますね
ダイビングへの興味が、年々湧きます
20数年前にダイビングのライセンス “オープンウォーター” 初級を取得した 僕ですが、それっきり一度もダイビン グを経験しないまま現在に至ります
完璧なペーパーです
宮古島のダイビングスポットは、 世界的に見ても地形の面白さがあり ダイバーに人気なんですって。
ダイビングをされる方には、 地形を楽しむ派と水中生物を楽しむ 派にわかれるみたいですね 僕なら... 魚たちと一緒に泳げることが楽しそ うだから潜ってみたい
「マーレグルーズ」 八重干瀬ツアーの午前中は、 あっという間に過ぎてゆくのでした
             つづく
ニシダ
『眼鏡と、』 岡山市北区平和町1-10 高塚ビル1階 ℡086-226-5388 ✉[email protected] [HomePage] https://www.meganeto.com [instagram] https://www.instagram.com/meganeto_optical_shop_okayama [facebook] https://www.facebook.com/meganeto.optical.shop/ [tumblr] https://www.tumblr.com/blog/meganeto-optical-shop
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oharash · 5 years
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白砂の花びら
海沿いの俺のまちは、夏も冬も日本海からの潮風に守られている。この日はどういうわけか 普段よりずっと日差しが強く、昨日よりおとといより気温がだいぶ上昇していた。冬にはあおぐろく染まる北陸の空でも夏はそれなりに抜けるような青さを見せる。一種の雰囲気を感じて振りあおいだら、立ち枯れたみたいに生えている電信柱のいただきに、黒くうずくまる猛禽の視線と俺の視線がかちあった。
 海沿いの道は温泉へ向かう車が時折走り抜けるだけで、歩いているのは俺たちだけだった。俺の半歩後ろをついて歩くユウくんはスマートフォンを構えながらあれこれ撮影している。ポロン、ポロンとこの世界に異質なシャッター音が溢れて落ちる。
 バグジャンプのふもとまでたどり着くと、彼は先ほどの猛禽をあおいだ俺みたいに首をまわして仰いだ。
「映像で見るより大きい。ていうか高い。スキーのジャンプ台みたいだね」
 俺の貸したキャップとサングラスが絶妙に似合わない。卵型のユウくんの輪郭にウェリントン型のフレームは似合っているのだけど、ユウくんがかけるとアスリートというより、田舎の海にお忍びでやってきたはいいけれどただならぬ雰囲気を隠そうともしないセレブリティに見える。
 バグジャンプは体育館を改築した旧スケボーパークに隣接している。パークに置きっ放しのブーツと板からユウくんに合うサイズを選んでフィッティングして俺もブーツを履き、板を持って2人でバグジャンプへの階段を登った。
 登り切ると眼下に日本海が広がる。日本も世界もあちこち行ったけれど、俺は今も昔もこの景色を愛している。光をたたえた海は水平線へ行くほど白くて曖昧で、潮風が俺たちの頬を撫でた。ユウくんが歓声をあげてまたシャッターを切る。
 ユウくんの足をボードに固定しでグリップを締めた。いざとなったら抜けるくらいゆるく。アスリートのユウくんは自分の身体感覚に敏感だからかスタンスのチェックは一瞬だった。「まず俺が滑るから見てて。俺はスタンスが逆だけどそこは気にしないで」「トリックやってくれる?」「やんない。ユウくんのお手本だから滑って跳ぶだけ」フェイクの芝の上に板を滑らせる。重心を落として体重を全て板にのせ、軽く弾ませてスタートした。視界がスピードをもって背後に駆け抜けてゆく。軽く踏み切ってそのまま弧を描いてエアクッションに着地した。板を足から外して体を起こし、バグジャンプに取りすがってユウくんに電話をかける。「こんな感じ。ターンとかしないで普通に滑り下りればオッケー。スピードでて怖くなったら力抜いて。体重偏らせる方が危ないから。踏切のときにもどこにも力入れないで。そのまま落っこちる感じでいけば今みたいになるから」「YouTubeで見たのと同じ絵だ! すっごい。俺今北野アヅサの練習見てるよすごくね?」「俺の話きいてる?」「聞いてる聞いてる。体をフラットにして変に力入れないで、姿勢の維持だけしておけばオッケーってこと?」「そう」「りょーかあい」
 ユウくんがバグジャンプのてっぺんで右手を掲げる。スマホを動画撮影に切り替えて俺も手を挙げた。板をしならせて、ユウくんがスイッチした。レギュラースタンス。腰を軽く落とした姿勢はいい具合にリラックスしている。ユウくんの運動神経に間違いはないけれど、万が一ケガがあったらという不安が喉につかえた。俺の心配を茶化すようにその姿はあろうことか一回転してエアクッションに沈んだ。
 「ありえない。回転しくじってケガしたらどうすんの」
「狙ったんじゃないよ。ちょっとひね���てみただけ。エアってすごく気持ちいいんだね。横の回転なら慣れてるけど縦の回転はないから、めっちゃ新鮮。空が見えるし楽しいし着地気にしなくていいなんて最高。両足固定されてるのはちょっと怖いけど」
 回転数のあがったユウくんは頰を火照らせて躁気味に笑っていて、まばたきが減って口数が多くなってるのが余計に危うい。教えてくれというので絶対に無茶はしないことを約束させて、基本の滑りにもう少し解説を加え、簡単なトリックをひとつレクチャーした。もともと体ができていることもあるしユウくんの身体と脳は笹の葉のように研ぎ澄まされていて、俺の言葉の通りに体を操っていく。終いにはタブレットでお互いの滑りを録画し、「ここ、ユウくんは左に落としたいんだろうけど下半身がついてってない」だとか「アヅはこのときどこを起点に体を引いてるの?」だとか結構真面目にやってしまった。休憩のたびにユウくんは海へ体を向けて「船」だの「カップル」だの「カモメ…ウミネコ? 」だの、言葉を覚えたての子どもが看板を読みたがるように単語を頭の中から取り出して眺めていた。「ジャンプやばい。やればやるほど考えたくなってやばいやつ。ね、夕ご飯の前に海行こ」とユウくんから言い出した。
   行く、と言ってもバグジャンプを降りて道路を横切り防波堤を越えればもう砂浜だ。ボードを片付けて、軽くなった足でアスファルトを踏む。防波堤の上に登るとユウくんはまた海の写真を撮り出したので、その足元にビーサンを並べてやる。俺も自分のスニーカーを脱いでビニールに入れ、バックパックにしまう。
 やや遠くから犬を散歩するじいさんがこちらへ歩いてくるくらいで、ここは遊泳区域でもないので先客はいなかった。ユウくんは「砂浜やばい、何年振り」だの「ここ走ったら体幹鍛えられそう」だの「日本海は綺麗だって聞いてたけど本当だね。うちの県の海水浴場は海藻ばっかりだよ」だの俺の相槌も必要とせず軽やかに波打ち際へと歩いて行った。
 波に脚を浸したユウくんの半歩後ろにたつ。そのまっすぐ伸びたかかとのうしろで、黒や茶色の細かい砂利が水のふるいにかけられて一瞬まとまり、また瓦解していく。そこには時折海藻だとか丸まったガラスの破片だとか、たよりなくひらひらと翻る桜貝だとかが浮かんでは消え、俺はなんとなくユウくんの白いかかとその様を眺めていた。
     ユウくんは「俺札幌雪まつりやる」と言い出し、それはどうやら砂で何かを造ることだったようで、黙々と建造を始めた。俺はごろんと横になって脚をのばし、自然と目に入ってきたユウくんの、キリンの子どもみたいに野生的な首筋についた砂つぶを眺めていると、風にあおられたその粒がハラハラと飛び散って俺の目に入った。ユウくんの向こうでは空が乳白色になるポイントと遠浅の海の水平線が交わりハレーションを起こしている。
 キャップをかぶせているとはいえユウくんを長時間砂浜で太陽光にさらすのはよくないだろう。日焼け止めはバックパックの中に入っているけれど…そう思いながら目をしばたいているうちに意識が遠のいていく。次に目に入ったのは呪いの像みたいな謎のオブジェだった。「…それって」「どう? 自由の女神」「ゲームにとかに出てきそう。調べると誰かの遺書とかみつかるやつ」「アヅひっど。辛辣。砂と海水だけで作るの難しいね。ねえ、どこかの国にね、砂の像の本格的な大会があるんだって。砂と海水だけで最低でも高さ1m以上のものを作るの。砂浜一面にたくさん城だとかオブジェだとかが作られるんだけど、どれも満ち潮になると流されちゃうから、その日だけ。ヨーロッパっぽくないよね。その侘び寂び精神って日本っぽくない?」「侘び寂び精神?」「ほら日本人って桜が好きでしょ。すぐ散っちゃうハカナサ的なもの込みで。何かそういうこと」
 ユウくんはスタイルの悪い自由の女神の頭部を指先で整える。俺たちの一身先まで波がきてまた引いていった。ここも満潮時には水がやってきて、その呪いの女神像も今夜には海に還る。
 大学生になって夏休みの長さに驚いた。中高をほとんど行けてなかった俺にとって、夏休みは授業の進行を気にしなくていい気楽な期間だった。それにしたって大学の夏休みは長い。俺は授業があろうがなかろうが練習漬けの毎日だが、この2ヶ月という期間を世の大学生は一体何に使うのだろう。
 大学一年生の冬、2度目のオリンピックに出てからメディアからのオファーが目に見えて増えた。俺自身も思うところがあって露出を増やすことにした。15歳のときもメダルひとつで世界が変わったけど、あのときはそれでも中学生だったからか(すぐ高校生になったけど)競技の注目度の低さからか今考えれば優しいものだった。夏季オリンピックへの挑戦を表明してからは練習練習練習スポンサー仕事練習練習といった毎日だ。調整のために海外にいる日も少なくない。
    だからこの2日間だけが、きっと本当の夏休みになる。
    俺も俺で慌ただしかったが、そのパブリックな動き全てがニューストピックスになるユウくんのそれは俺の比ではなかった。シーズンが終わっても出身地にモニュメントが造られたりタイアップの観光案内が造られたり、国内のショーに彼が出演すると報じられた瞬間チケットの競争率がはね上がったり。そんな彼がスカイプで「夏休みをやりたい」と言い出したときは、いつもの気まぐれだろうと俺は生返事をした。しかしそれはなかなか本気だったようで「海行ったり花火したりする‘ぼくの夏休み’的なのやりたい。田んぼに囲まれた田舎のおばあちゃんちで過ごすみたいなワンダーランド感をアヅとやりたい」と彼は食い下がった。
「俺と? ユウくんのじいちゃんばあちゃん家ってどこにあるの?」
「うちの実家の近所。長閑な田舎感ゼロ」
 成人男子の頭をふたつ持ち寄ってしばし考えたものの、俺たちは家族旅行の記憶もまともにない。物心ついた頃から休日は練習だし、旅行=遠征だ。「国内がいいな。海…沖縄?」「このハイシーズンにユウくんが沖縄行ったりしたらめっちゃ目立たない?」「うううん、目立つのは仕方ないけどアヅとゆっくり過ごせないのはやだな…じゃあ何かマイナーなところ」そんな場所が即座に出てくるような経験はお互いにない。だからしばらくお互いスマホをつついてるうちに俺が「海と田んぼあって田舎で特に観光地でもない、ウチの地元みたい��場所っしょ。何もないところって探すの逆に大変なんだね」と口を滑らせたのは特に他意のないことだった。
「アヅの地元‼︎ 行きたい、スケートパークとかあのバグジャンプとか見たい。日本海って俺、ちゃんと見たことない。アヅの家見てみたい」と食い気味に言われて面食らったものの悪い気はしなかった。知らない土地に行くより気安いし何よりうちの地元には人がいない。両親は友人を連れていくことにはふたつ返事だったが、それがユウくんであることには絶句し、地味に続いている友人関係だと告げるとやや呆れていた。でもそんなの普通だろう。だって高校生を過ぎて、友人のことを逐一両親に話す必要なんてない。ユウくんがただの同級生だったらそんなこと言わないっしょ、と胸に芽生えたささやかな反発はそれでも、訓練された諦めによってすぐに摘み取られた。
 砂の上に起き上がり砂をさらっていくつか貝を拾い、謎の像を写真に収めているユウくんに声をかける。「そろそろ晩メシだから帰ろ」夏の太陽はそれでも夕暮れにはほど遠く、西に傾いた太陽の、ささやかに黄色い光がものがなしい。振り返ったユウくんの顔はなぜか泣きそうに見えた。その頰は午後5時の光線の中でもはっきりわかるくらい白くて、まるで俺が拾った桜貝の内側のようだった。彼の唇がちいさく動いたけれど、波の音に消されて何も聞こえない。かりにユウくんの目から涙がこぼれていたとして、そしてそれが流れる音がしても、波の音にかき消されてしまうだろう。「疲れたっしょ。車持ってくるから待ってて」。踵を返そうとしたらTシャツの裾を掴まれた。俺はユウくんの白い手を包んでゆっくりほぐした。「大丈夫、すぐ戻ってくるから」
 スケートパークの駐車場からラングラーを出し、国道へゆっくりと出る。ユウくんが防波堤の上で所在なさげに棒立ちになっているのが見えた。  
   まず落ちたのは母親だった。ユウくんがメディアで見せるような完璧な笑顔と言葉づかいで挨拶しスポンサードされている化粧品メーカーの新作を渡す頃には、母の瞳は目尻は別人のように下がっていた。そこには緊張も俺たち兄弟に向けるようなぶっきらぼうさも消え失せ、俺たちにとってはいっそ居心地の悪いほどの幸福が溢れていた。さすが王子様。さすが経済効果ウン億の男。さすがおばさまキラー。夕食が始まる頃には遠巻きに見ていた弟も積極的に絡み出し、ヤベエとパネエを連発していた。野心家なところがある父が酔って政治的な話題を持ち出さないかだけが心配だったが、父はあくまで俺の友人として接することに決めたようだ。ユウくんの完璧な笑顔、お手本のような言葉に少しだけ負けん気を混ぜる受け答え、しっかり躾けられた人の優雅な食事作法。兄は居心地が悪そうに俺の隣でメシを食っていた。俺と兄だけは今、心を連帯している。スノボをとったら芯からマイルドヤンキーな俺たちと、歯の浮くような爽やかさを恥ともしないユウくんではあまりに文化が違う。いつも感じている座りの悪さがむくむくと膨らむ中、母が産直で買ってきたであろうノドグロの刺身と名残のウニだけが美味かった。
 風呂上がりには念入りにストレッチをした。俺の部屋では狭いので居間でふたりで体をほぐす。ユウくんの体はゴムでできているように関節の可動域が広く、股割りを始めたときは思わず感嘆の声をあげた。俺もケガ防止に体は柔らかくしている方だが到底叶わない。いくつかペアストレッチをしてお互いの筋肉を触る。「アヅすんごい鍛えてるね。腹筋は前から板チョコだったけど大胸筋と下腿三頭筋ヤバい。何してるの?」「体幹メインだからそんなに意識してないけど…直で効いてるのはクリフハンガー。後で動画見よ」「もっと筋肉つける予定?」「んん、もう少し空中姿勢作りたいから、体幹は欲しいかな」「アヅがこれ以上かっこよくなったら俺どうしたらいいの…POPYEの表紙とかヤバイじゃん。ユニクロであれだけ格好いいとか何なの。あっ俺、明日は新しいスケートパーク行きたい」「マジ? ユウくんにスケボーとかさせれらないんだけど。怖くて」「うんやんなくてもいい。アヅが練習してるの見たい」ユウくんの幹のような太ももを抑えながら、俺は手のひらで彼の肩をぐっと押した。
   両親はユウくんをエアコンのある客間に通すように俺に言ったけれど「コンセプトは夏休みに友達んち、だから」と言って俺は自室に布団を運んだ。六畳の俺の部屋は俺が大学の寮へ��ってからもそのままにされている。どれだけモノを寄せてもふたり分の布団を敷けばもうスペースはない。ユウくんは俺の本棚の背表紙を指でなぞりながら「教科書とスノボ雑誌以外なんもねえ」と楽しそうにしている。さっき風呂から出たばかりなのにもう肘の内側や膝の裏が汗ばんでいて、ないよりはマシだろうと扇風機をまわした。「もう寝る?」「んん、寝ないけど電気消す」窓を開けて網戸を閉め、コードを引っ張って電気を消した。カエルの鳴き声が窓の外、群青色の彼方から夜をたなびかせてくる。それは記憶にあるよりずっと近く、耳の奥で遠く響いた。
 ユウくんは行儀よく布団に収まって俺の側に寝返りをうった。「自由の女神像、流されたかな」「多分ね。見に行く?」「あっそういうのもいいね。夜にこっそり家抜け出して海行くとか最高。でもいいや、そういう夢だけでいい」指の長い手のひらが、探るように俺の布団に潜り込んでくる。俺の指をつまむようにして指を絡めた。
「…何もしないのって思ってるでしょう」「うん」「今日は何もしないよ。ここはアヅの家だから。セックスして翌朝親御さんの前で息子やってるアヅも見てみたいけど、我慢する」ユウくんはいつもそうやって自分をあえて露悪的に見せる。思ったことだけ言えばいいのに、と心がざらついた。
「どうだった、うちの地元」
「うん、最高。アヅと歩いて、バグジャンプ見ただけじゃなくて跳べて、海で遊べたんだよ。こんな夏休み初めてだよ。バグジャンプからの眺め最高だった。一生忘れない」
「大げさ…」
 ユウくんの目はほとんど水分でできてるみたいに、夜の微かな光を集めてきらめいていた。その目がゆっくりと閉じられるのをずっと見ていた。指先にぬるい体温を感じながら。
   率直にいって覚えていないのだ。その夜、本当に何もなかったのか。
  眠りの浅い俺が微かな身じろぎを感じて起きると、ユウくんが窓辺にもたれていた。布団の上に起き上がって片膝をたてて窓枠に頰を押しつけるようにして、網戸の外へ視線を向けている。俺の貸した襟のゆるくなったTシャツから長い首と鎖骨が覗いていて、それが浮かび上がるように白い。
 扇風機のタイマーは切れていて夜風が俺の頰を心地よく撫でた。俺の部屋は二階。窓の外では田んぼが闇に沈んでいる。目が慣れてくるとそのはるか先に広がる山裾がぽっかりと口を開けるように黒く広がっていた。ユウくんの膝と壁の微かな隙間から細かな花弁を広げてガーベラみたいな花が咲いている。彼の足元から音も立てずシダが伸びていく。教育番組で見る高速再生みたいに、生き物として鎌首をもたげて。ユウくんは微動だにしない。名前のわからない背の高い花がもうひとつ、ユウくんの肩のあたりで花弁を広げた。
 海の底に沈んだみたいに静かで、どの植物も闇の奥で色もわからないのに、そこには生々しい熱が満ち満ちている。
  布団の上を這って脱力しているユウくんの左手の人差し指と中指、薬指を握った。ねっとりした感触に少し安堵する。
「アヅごめんね。起こしちゃったね」
 ユウくんは首だけを俺に向けて囁いた。
 背の低い葦がユウくんの膝を覆う。ずっと気づいていた。右足首の治りが芳しくないこと、それに引きづられるようにユウくんが心身のバランスを大きく欠いていること。
「ねえ、春からずっと考えてるんだ。今まで俺強かったの、俺が完璧に滑れば誰も叶わなかった。でもそうじゃない潮の流れがきちゃった。アヅ、日本選手権の前にテレビで‘誰でも何歳でもチャレンジはできる’って言ってたでしょう。あれ聞いて俺すごいどうしようもない気持ちになったんだよね。腹立てたり嫉妬したりした。お前まだ二十歳じゃん、俺も二十歳だったら、って。アヅとスカイプするたびに思い出しちゃって、一時期ちょっとダメだった。でもアヅに連絡しちゃうし、そういうのって考えるだけ無駄だし、もちろんアヅも悪くないし。なんか今までは細かいことに迷うことはあっても大きなベクトルを見失うことってなかったんだよね。世界選手権2連覇するとかそういうの。でも今わかんない。引退もしたくないけどどんどん前に行くガソリンみたいなのがない。スケート以外も何もやる気おきない。ゲームも立ち上げるの面倒くさいし音楽も聞きたくない。でもこういうことって最後は自分で何とかすることだから誰に言っても仕方ないし、自分の中で消化するしかないんだけど。アヅはどんどん先行っちゃうし。それがすごいカッコイイし。好きだけど嫌い。でも俺にとって世界で一番カッコイイのアヅだな。アヅみたいに必要なこと以外は喋らないでいたいな。アヅの隣にいるのすごい誇らしい。これ俺のカレシーって皆に言いたいくらい。それが言えないのもすごい嫌だし。何かもう何もかも」
  感情の揺れるままにユウくんは喋り、彼の語彙の海に引きずり込まれる。その偏りというか極端さというか、きっとこれが海水なら濃度が濃すぎて生き物は死んでしまうし、雪山だというのなら環境が過酷すぎて大した植物は育たない、そういったものに窒息しそうになった。俺たちの語彙や世界は圧倒的に貧しくて何も生きていけない。そこには美しさだってカケラもない。「よくわかんない。死にたくないけど、いなくなりたい」
 幾重にも重なるカエルの声。降り注ぐような虫の声。こんなにもたくさんの生き物が泣き喚いているのに、そしてこのやかましくて力強い音楽が月明かりに照らされ満ち溢れている世界で、それでも虚しさしか感じられないユウくんが哀れだった。誰も見向きもしないやせ細った貧弱な空虚を大切に抱えているユウくんが。
  ユウくんの背後に虚無が立ち彼の肩をさすっていた。けれどそはユウくんとほぼイコールの存在で、彼にとっては他人に損なわせてはいけない自らの一部だった。それは誰にも意味付けられたり否定されたり肯定されるべきではない。
 勝ち続ける、他者より秀でる、新しい技術を得る。けれど俺たちの誰も等しく人間であるので、それには自分の体を損なう危険が常に伴う。けれど誰にもう十分頑張った、と言われても表彰台の一番上が欲しいのだ。
 そして自分の体が重くなってゆくこと、誰かが自分より圧倒的に秀でるであろう予感を一番先に感じるのも、自分自身だ。
 ユウくんは空いている右手でなく、俺とつないでいる左手をそのまま持ち上げて頰をこすった。子どもじみた仕草で。
 ユウくんは孤独な惑星の住人で俺はその惑星のディテールの何一つもわからない。ただ俺もただひとりで惑星に佇んでいるという一点だけで、俺と彼は繋がっていた。
「アヅ、キスしたいな」
 繋いだ手はそのままに、俺は体を起こして膝でユウくんを包む葦とシダに分け入った。草いきれの中でユウくんのうなじを掴んでキスをする。最初は触るだけ、次はユウくんの薄い舌が俺の唇を舐めた。そのままゆっくりと歯を探られればやがて頭の芯が痺れてゆく。ユウくんの唾液はぬるくて少し甘い。音をたてないように静かにキスをしながら、指に力を込めた。これだけが本当だと伝わりはしないだろうか。
 こんなキスをしたらもう後戻りできない。俺の足に蔦が絡みつく。空虚が鳴る。胸を刺されるような哀れで悲しい音だった。
 次に目を冷ますと空が白んでいた。寝返りを打つうちにユウくんの後ろ髪に顔を突っ込んでいたらしく、それは麦わら帽子みたいな懐かしくて悲しい香りがした。スマホを引き寄せて時計を見ると4時半。ユウくんの肩は規則正しく上下している。そこは正しく俺の部屋で、布団とテレビと本棚、積まれた衣装ケースがあるいつもの光景だった。ユウくんの足元に追いやられていたタオルケットを引き上げて肩までかけてやった。
 首を傾けて窓の外を見る。抜けるような晴天にほんの少し雲がたなびいていた。手付かずの夏休み、2日目。俺はユウくんの腹に手をまわして目を閉じた。
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kinnokuraya1 · 6 years
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ヤフオク1000円スタート出品 10/8 PM22時終了 金の蔵屋で検索下さい。 今回、金の蔵屋から出品させていただくお品は、極上の逸品 振袖+袋帯セット 美品 正絹 振袖 紅型 深緋色 花 鳥+美品 正絹 袋帯 手縫い 主役級の装いに 成人式や式典に です。 主役級の装いを叶える落ち着いた深緋色、松葉色、暗黒色へのグラデーションのお色目と 紅型染めで描かれた美しい花々と舞う鳥が素晴らしい振袖ですね♪ とても着姿が映える色柄ですね♪ 縮緬の正絹生地に染められた鮮やかな深緋色が粋美でございます。 凛とした印象の逸品でございます。 花は牡丹、菖蒲、菊、梅、松などが描かれています。 紅型染めならではの華やかな色柄ですが、地色でぐっと引き締まって見えるので、 大人らしい印象も兼ね備える逸品です♪ 「紅型染め」とは。。。 沖縄を代表する伝統工芸の一つである「紅型(びんがた)」。 「紅」は色を、「型」は模様のことを指し、「紅型」とは顔料や染料で染める型染めの一種のことです。 その特徴はというと、何よりもビビッドな色合いと大胆な配色。 南国ならではの強い日差しに映えるこの色使いは、青い空や海、豊かな緑を持つ沖縄独特の気候風土のなかで育まれてきました。 八掛にも柄が入っておりますので、ちらりと見えると素敵ですね。 手触りはしなやかで、しっかりとした重さのある本格派の生地でございます。 上品な絹の光沢が、高級感ある着姿を演出いたします♪ お仕立ては職人の手仕事が光る手縫い仕立てでございます。 生地はしっかりとした重みのある正絹になります。 お色は画像1のお色です。 他で多少色が違っても画像1から全体をご判断下さい。 とても粋美な柄行でスッキリした着姿を演出してくれることでしょう。 今回、こちらの振袖にぴったりの袋帯をお付けしての出品になります。 袋帯は柑子色の美しい地に桜や笹などの植物柄が刺繍され、 様々な模様が見事に織りだされた素晴らしい逸品です♪ 輝く柑子色煌めきが美しいお品物ですね。 贅沢な振袖にぴったりで、新たな人生の旅たちによく合う袋帯かと存じます。 上品な染めのお色みに、生地の光沢感が上品に華を添え、 ぱっと華やかなお着物の雰囲気を一層惹き立ててくれているようです。 生地自体の持つ存在感に手仕事の染めのお色みがよく映え、 発色も美しい上に、生地の上質な光沢も際立っていますね。 和の趣きを忘れずに、それでいながら洗練されたお色味が、 和姿をきりりと演出いたします。 迷うことなく手に入れたい大変状態の良いお奨めの一枚です。 どこか違う世界へと繋がるような奥行きを見せる素敵な振袖と袋帯。 振袖ならではの構図が活きていますね。 是非、あなたのお傍においてくださいませ。 振袖ですのでお正月、成人式、卒業式、友人知人の結婚式、 式典、祝賀会、パーティなどで活躍してくれるでしょう。 特に成人式の事前に前撮りなどの撮影をされる方が多いので 事前に用意する方が、最近では増えています。 お出かけするのが楽しくなりますね。是非、振袖を楽しんでくださいませ。 磨きぬかれた匠の技が創りあげる普遍の美しさに酔いしれるお品ですので、 この機会にぜひお手にとってご堪能ください。 ■広衿(引き糸) ■素材 表生地:正絹 胴裏:高級化繊 八掛:正絹 袋帯:正絹 ■状態 振袖は表地、裏地、シミや汚れはなく綺麗な状態のお品物でございます。 袋帯も締め跡が薄く、使用感もあまりございませんので、1~2回程の使用品かと存じます。 表地、裏地、シミや汚れはなく綺麗な状態のお品物でございます。 ■サイズ 身丈(肩):164.1㎝(前5.4㎝、後5.4㎝縫込みあり) 裄:65.3㎝(袖側2.6㎝、肩側-㎝縫込みあり) 袖幅:34㎝ 袖丈:109.5㎝(5.1㎝縫込みあり) 前幅:24.7㎝ 後幅:30.3㎝ 袋帯 長さ:425.3㎝ 巾:30.7㎝ ■適用身長:159.1㎝-169.1㎝ (着丈の+-5㎝が基本で目安になります) #着物 #和装 #和服 #着付け #着付け教室 #和 #kimono #着物生活 #着物美人 #着物女子 #お茶会 #お茶席 #茶道 #書 #書道 #花道 #華道 #美 #美容 #サロン #ヤフオク #ヤフオク出品 #振袖 #振袖セット #成人式 #正絹 #帯 #袋帯 https://www.instagram.com/p/Bop93ufFwSF/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1ahq0b6wzh9xr
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kagura7377 · 7 years
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ラジカツスターズ!第74回雑感
[パーソナリティ]るか、かな
[オープニング]
・るかぴょんさんお久しぶりだ!!
・そしてもぐもぐ部隊だ!!
・初心より初心w
・伝説にってそういう意味ですかね……w
[フリートーク]
・そっちは上半期じゃないw
・さっそく絶好調だなw
・1ヶ月足りねぇwww
・絶好調中の絶好調やん……w
・新旧アイカツが繋がったのは大きいよなぁ。
・ほんとアニバーサリー企画に留まらずまたやってほしいね。
[ふつおた!]
・ポプドリが恒例になってるのはホント羨ましいわw
・ポップ推しとは将来有望なお子さんだ!!
・真昼の振り付けって雰囲気大事だから素人には気づきにくい苦労も大きそうだよね。
・そんなコンセプトでやってたのか……おもしろそう。
・子供たちが原動力……こういうところ良いんだよなぁ……。
・そりゃ驚くよなw
・罪悪感まで覚えることはないのではw
・歌唱担当の側面でも夢のトリオだからなぁアイカツメロディ……。
・初級で切りそうになったのわかるw
・肩に力が入りすぎてないのがまた良いのよね。
・PVの諸々の演出がすごいんだよぁ。
・せなとるかの声、聴き分け付くようになってきたと思う。せながきちんと自分のスタイルを確立してきてるってことじゃないかな。
・フォトカツから飛び出してほしい曲の筆頭かもね。
・受験生の人とか特に興味深く見られる回だったんだろうなぁw
・英数両方できる人って国語というか古文あたりが苦手だったりするんだよなw
・ホームルームは教科じゃねぇだろwww
・図工?w
・先日の絵は……うん……w
・球技ダメだって話そういえば前にもどこかでしてたかも。
・かなの話だったか?w
・東京マラソンなみってwww
・久々におたよりコーナーじっくりやってくれて良かった。
[今週の一曲]
曲目:ハローニューワールド
・シアワセ方程式とどっちかと思ったけどこっちか。
・お久しぶりのスキップス。二重の意味で師弟コンビなのが熱いんだよなぁ。(まどかのトレーナーってわけではないけど)
[今週の一番星!!]
・るか担当回に一番星って珍しいな。
・その心はw
・間違ってないとは思うw
・ななせの手羽先すごかったよなぁ。あれどうやってるんだろうw
・手羽先マスターななせ……w
・あれ口に入れた後でもう一工夫してるっぽいんだよなぁ。
・もぐもぐ部隊の本分w
・マスターwww軽いwww
・そういう活動やってなかったらなかなか機会もないよね。
・カメラとか観衆とか素人にはすごいプレッシャーだよなぁ。
・おめでとうございます?w
[私達、AIKATSU☆STARS!です!!スターズ!!!]
・前回はかなが上手くフォローしようとしてた気がするが、さてw
・言い切ったwwwwww
・どっちの意味でも絶好調ではあるw
・この人が自信満々だと不安が……w
・え、ホットケーキってトッピングするもんなの?(おっさんの感覚)
・うお、合ったw
・奇跡まで言うかw
・国産牛……エルザ氏になぞらえたやつかw
・沖縄も何かありそうだけど模範解答じゃなさそうw
・和牛ってざっくりしすぎだろwww
・北海道って肉牛はあまりやってないんじゃなかったっけ。
・我々には難しいw
・黒毛和牛って種類なんですかって何だと思ってたんだw
・1問でも奇跡扱い……いや気持ちはわからんでもないか……w
[エンディング]
・話題もりだくさんだったなぁ。
・珍回答w
・勉強になるコーナーとか増えてるよねw
・1回正解がピックアップされるなぁw
・大丈夫www言い切ったwww
・スキップしてスキップスwww
[from AIKATSU☆STARS!]
お題:ハートのメロディー 話者:るか
・ほんと重要な曲なんだよなぁ。
・この前の特番でも話してたよね。
・劇場版でも言われてたテーマだ……。
・そう見ると輝きのエチュードと共通する部分もあるのかな。
・すごく綺麗にまとまったなぁ。さすが。
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okinawa-likes · 6 years
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エメラルドグリーンの海で働く海の男に会ってキタ!🏄
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ハイサイ!おきなわLikesの皆さん♫
最近”やんばる”にハマっているおきなわLikes編集部、今回は沖縄本島の最北端にある、国頭村の「オクマプライベートビーチ&リゾート」に遊びにきました〜っ*\(^o^)/*
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1キロもある白くて長~い砂浜と、パステルブルーの海が特徴のオクマビーチは、環境省の水質ランク判定では毎年「AA」の最高級レベルを獲得しており、管理も行き届いた綺麗で泳ぎやすい天然ビーチです。
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今回は、そんな沖縄トップクラスのビーチで働く方のお仕事の様子をチラッとのぞき見…👀笑(なんていうのは冗談で、ぜひお話聞かせてくださ〜いとお願いしたら快く答えてくださいました^^)
さてさて、朝は8時からスタート。
「おはようございま〜す!」という元気な挨拶と共に、朝から目に入って来るのがこの景色!!!
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ハァアア〜〜なんて贅沢!!!
そんな最高の朝から1日を迎えるのが、沖縄本島北部、国頭村の「オクマプライベートビーチ&リゾート」で働くマリンレジャースタッフの方々。
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今回、お話を聞かせてくれたのは、日焼けした小麦肌に白い歯が光る、爽やかな笑顔が印象的な比嘉さん。
比嘉さんのお仕事は、オクマビーチのマリンレジャー全般。おきなわLikes編集部が遊びに行った日は、ロケットボードやビスケット、Uチューブといったジェットメニューを担当していて、綺麗な海の上をカッコ良く走り抜けながら、たくさんのお客様を楽しませていました!(*^o^*)
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私たち編集部も、ロケットボードに乗せてもらって、エメラルドグリーンの海の上でワイワイ楽しんできましたよ〜♪笑(その時の比嘉さん目線の動画は、おきなわLikesの各SNSでご覧あれっ!)
他にも、シュノーケリングツアーやダイビング体験などなど、種類豊富なマリンアクティビティのインスタラクターとして、たくさんのお客様の海遊びをサポートしています。
驚いたのが、海の様子や風の向き・吹き方で次の日の天候や海の荒れ具合が予測できるんだとか…。さすが!毎日やんばるの海や自然と向き合っているだけありますね!(゚ω゚)
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そして、コチラが比嘉さんと一緒に働いているマリンスタッフの方々!
海が似合うお兄さんたち!カッコイイ〜〜〜☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
みんな同じ方向見てクールにキメちゃってますが…(笑)
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実際は、笑顔の素敵な優しい方々でしたよ(*^^*)
おきなわLikes編集部・知名カメラマンの”ハイサイ探偵団iPhoneケース”に反応してくれたり(笑)釣りの話で盛り上がったり…。スタッフの皆さんがとてもフレンドリーで、仲の良さが伝わってきました!
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そんな「オクマプライベートビーチ&リゾート」のマリンレジャースタッフ、夏に向けて一緒に働く仲間を募集しているとのこと!
「海が大好き!」「沖縄が好き!」「楽しく働きたい!」「可愛い女の子を楽しませたい!(小声)」そんなアナタ!
この夏は、比嘉さんや元気なマリンスタッフの方々と一緒に、やんばるの綺麗な海で「お客様の楽しい思い出を作るお手伝い」してみては?(^o^)/
▼気になった方はぜひコチラからチェックしてくださいね♪
https://www.jobantenna.jp/at/14104/offer/83524/
以上!おきなわLikes編集部による、”やんばるで働くカッコイイ海の男”密着レポートでした〜!(あ〜楽しかった!)
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ebetsu-sp-blog · 7 years
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vol05.どんなまちでありたいか?まちの人格を考える
北川憲司 氏(2017年7月31日)
“With「  」人~江別はなかよくする”の第5回目のゲストは、札幌市コールセンターの開設、円山動物園の経営再生、シティプロモート戦略や「SAPP‿RO(サッポロスマイル)」の策定などに携わってきた札幌市役所の北川憲司さん。「江別市をシティプロモートするなら」をお題にお話していただきました。
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EBETSU SECOND PROJECT(以下セカプロ):もともとシティプロモート的なことをされていたんですか?
北川さん:人事異動で「4月からシティプロモートの課長を」って言われまして、札幌市のシティプロモート戦略を作る仕事になったわけです。その前に『円山動物園を再生!』って言われて、盛り上げることを色々行ってきて、円山動物園がいい感じになってきたので、じゃあ今度は札幌市全体をということになり、シティプロモートと創造都市の両方の担当になったんです。
セカプロ:あらためて聞くとすごいですね。シティプロモートでは最初に何から取り組んだんですか? 北川さん:まず、仕事はチーム作りから始めないといけないので、色々な人に会って話をして、当時、シティプロモートを研究している人もいなかったので、僕が面白いと思っている人たちを集めてメンバーを作ったんですよ。特に札幌を世界に発信している人を、あと札幌が好きでたまらない人を集めて来たという選び方。その時には「シティプロモートとはどうあるべきか」っていう基本構想みたいのは、僕の中にはあって、大枠は決まっていたんです。
セカプロ:自分の中に答えがあるって、どういうところから答えが出てくるんですか? 北川さん:ちょうどその頃はチャイナバブルが来るぞっていわれてた時代で、たくさん観光にも来て欲しい、物もいっぱい売れるんじゃないかっていうので、戦略を作って欲しいってオーダーだったです。しばらく考えて、外貨を稼ぐための戦略をシティプロモート戦略にするっていうのが、僕の中ではなんか違うなって思ったわけです。
簡単にいうとI❤︎NY にしたかったのんです。I❤︎NYに勝てっていうのが、俺がデザイナーに出した宿題でした。そういうふうに町の人たちにずっと認識されるようなマークを作っていきたかったんですよ。
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今日もお通しがでかい「ふるさと」
プロモーション(販売促進)とは何を売ることなのか?
北川さん:プロモーションの世界で「松田聖子はレコードを売ったのか?」っていう有名な話があるんですよ。
セカプロ:松田聖子?懐かしいですねー
北川さん:松田聖子というイノベーターが来る前は、販促といえばレコードを売ることでした。だけど、離婚後の松田聖子はCDを売ることよりも自分自身をプロデュースしたんです。恋愛をしたり、失恋をしたり、でも新しい恋をして結婚して子どもを産んで、それでも一線級のアイドルでい続けるみたいな。自分の女の生き様みたいなものを売ったわけですよね。人格を売ったわけですよ。だから、憧れの聖子ちゃんに会いにディナーショーに来る人はいつまでも消えないし、今だにああいうシンボルでいられるわけです。だから、プロモーションって何を売ることなのか最初に考えようって言ったんです。さっきみたいに金儲けすることもプロモーションなんだけど、そこをゴールにしちゃうと松田聖子は生まれなかったわけで。だとしたら、どうやって札幌を松田聖子にしていくのかっていう。札幌の人格をどう際立たせて、どういう人だったらもう一回会いに来てくれるのかっていうことを考えようって。
スペックや持ち物自慢でいいのか?
北川さん:札幌の魅力をいろいろ並べて、あれもあるこれもあると出して行って関連性のあるものを並べて、将来性があるんじゃないか?とか、これからはやっぱりデザインが大事だとか、世界共通の言葉で言わなきゃダメだとか、みんなの意見をもらって、いろんなヒントが出て来ますよね。でも、どれもまだストーリーになっていないわけです。何かズドンとど真ん中をいくストーリーがないと物事は突破しない。あと大体どこの街のシティプロモート戦略を見ても、あれもあります、これもあります。あれも人気みたいな。こんな名物あったの?みたいな知らなかった名物が並ぶみたいな、持ち物自慢になりますよね。
セカプロ:ぎく(笑)よくありますね、それ。
北川さん:結局、どれも飛び抜けないし、どれにも興味ないみたいな感じになっちゃうんですよね。何かそれらを活かすんだけれども、それらを超えるメッセージを作らなきゃならないってことで、ずっと悩んでて、そういう時は24時間そのことしか考えてないんです。夜中にパッと目が覚めて、アイデアのメールを会社に打つみたいなそういう生活をしていると、ある日突然神様がすっと降りてきて「スマイルじゃよ」みたいなことを言うんですよ(笑)
セカプロ:(笑)
北川さん:あ!スマイルじゃんって。美味しい料理を食べたらスマイルになるし、観光、イベントもみんなスマイルになるし、空気がいいとか海が近いとかスキーができるとか、全部スマイルにつながっていくんで、いいなって。スマイルが似合う街ってなかなかないし、スマイルをプロモーションにしてるのって「微笑みの国タイ」くらいしかない。ライバルいないなと思って。ラッキーって。スマイルって言っていい街でスマイルを使うのは一番ビッタリ来るなって。それで、そこからは後はもう簡単。全部そこに寄せて行けばいいだけなんで。
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まちが持つ人格「どんな人と友達になりたいか、結婚したいか」
セカプロ:江別は札幌のようなキャラじゃないですよね。キラキラした長女じゃないよね。江別って人格でいうと、子どもの頃を思い出した時に、名前を思い出せないけど、「なんかいいやついたなみたいな」そんな感じじゃないすか?冷静に分析しても札幌の輝いてるところを取って残りのところをトーンダウンさせてる感じだもん。
セカプロB:そんなことないよ(笑)
北川さん:こういう話って盛り上がるじゃないですか?こういう議論が大事なわけですよ。つまり、盛り上がってああでもない、こうでもないっていう中に「この人いいよね」っていう江別がいるんですよ。こういう江別好きだなっていうのがあるわけです。恋人にするなら札幌だけど、結婚するなら江別だなっていう。僕、さっきから頭の中に「江別いいやつ」いうのあります。
セカプロ:あ〜、あるある(笑)
北川さん:そういう江別を見つける作業がシティプロモートの根幹なんですよ。人格だから「どうなりたいのか」なの。今どうかはどうでもいいの。どんな風に生きて生きたいかっていうポジティブなものを持って街の人の心に火をつけていかない限り、プロモーションにならないんです。自分を卑下するプロモーションなんてありえないから。
人を良い方向に道しるべとして向けていくのがシティプロモートの役割。札幌だったら、スマイルのある方向にみんな向いていくわけでしょ。例えば演劇シーズンだとか、芸術祭だとか、そういうことって札幌らしいからいいじゃんっていう、みんな笑顔になれるんだからやろうよっていう気持ちにみんななっていけば、まちがそっちの方に押し出されいく。そういうことがとっても大事なんです。
セカプロ:北川さんの話を聞いていると、札幌愛が強いですよね
北川さん:一番大事なのは愛。やっぱり地元愛。一番大事です
セカプロ:江別愛がある人もいっぱいいるじゃないですか、人それぞれの江別があって、例えば何かをやろうという時にも、色々な立場を超えて、みんなで協力していきたいんですけど・・・
北川さん:そういう中で、同じ方向に向いていってそれぞれの立場も否定しないためには何が必要かっていうとI❤︎NY なんだよ。シンボル。それも素敵なデザインであることが大事。ここにデザインの重要さがある。
セカプロ:なるほど。まちづくりでよく「ワカモノ・バカモノ・ヨソモノ」っていうのに・・「ホンモノ」って必要だなって思いました
北川さん:いいこと言うね、いい!「ホンモノ」は「バカモノ」と紙一重なんだけどね。万国共通の共通言語たるデザイン。デザインだけは見た瞬間に人を説得できるわけでしょ、読ませる必要がないわけですよ。
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この日、野幌で見た夕焼けは綺麗だったなぁ
よそ者と一緒に同じものを愛す
北川さん:シティプロモートをしていた時に、どういうパターンがシティプロモートの成功か?って色々考えたんだよね。その時に日本人全般に言える話なんだけど、雪まつりが嫌いだとか、自分の街のことを悪く言いたくなるんですよね。
そして、よそ者が嫌いだったりするんです。観光客に来てほしいって言ってるのは役所だけで、来ると「なんだ」みたいな感じで仲良くしたがらない。その時に、よそ者と仲良くしないと友達にならないじゃない。一回来て、この街の人たち嫌な人たちだなって思うともう来なくなるんだよ。だから「江別いい人」になるためには、仲良くならなきゃいけないでしょ。その時にどうやったら仲良くなれるかっていうことを考えた結果、「同じものを愛す」っていうことが大事だってことに気がついたの。これものすごい重要なファクターで、成功してるのが、「水曜どうでしょう」なんですよ。 「水曜どうでしょう」って、地元の人も大好きですよね。で、よその人も大好きなわけです。どうでしょうまつりをすると日本全国各地から10万人が来るし、地元の人も行くわけ。地元の人とよその人が二人ともどうでしょうファンだから、仲良くなっちゃう。ここに答えを見つけたと思って。つまり、よそ者と同じものを愛する。同じ方向を向いて、同じものを愛するってことができた時に交流が生まれる。
売り物は変わっていく(アップセリング)
北川さん:観光客のことを交流人口っていうじゃないか。嘘ですよ、だって交流してないもん。交流するっていうことは仲良くなるっていうことじゃないですか。だから、日本で唯一交流人口のあるところは沖縄だと思う。三線外交って言って、沖縄の居酒屋に入るとおばぁが三線演奏して、みんなで一緒に踊って仲良くなって、また来年のシーズンも来てね、毎年来るわ、そのうちにあんたもういっそこっちに住んじゃえばって、そういうことになっていくでしょ。それが一番経済効果が大きいわけです。
じゃあ、江別で何をよそ者と一緒に愛するか?それを一つ選ぶ、例えば「やきもの」なら、江別の人にもう一回「やきもの」を好きになってもらわなきゃいけない。プロモーションって、懐中電灯を持って、僕たちはここにいるよ、発見してくださいって外に向かって光を振り回すことをプロモーションだと思ってる人が多いんだけど、そうではなくて、江別を照らすっていうことなんだよね。内照性ってことがものすごく大事。
つまり、自分で自分の街を再発見するっていうこと。江別市民がやきものを好きになって、やきものが好きな人が外から来た時に、初めて交流が生まれて、「じゃあ、江別に窯持って見ない?」みたいな話になって、江別に移住したりすることになってくるわけでしょ。そういう風に同時に同じものを愛するということをすると、外と繋がっていく。外と繋がっていかないとよそ者が入ってこないので、イノベーションがおきないんですよ。中だけでやっているとエネルギーが大体一年くらいでダメになっちゃうんですよ。運動論でね、飽きるからみんな。だから、外から常に新しい人を入れて、新しい人と化学反応を作っていくっていうのが必要なんです。
セカプロ:一緒に愛するものってなんだろう。札幌と江別で共通するものってなんだろう?
北川さん:札幌って囚われ過ぎるはダメですよ。やきものだったら、好きなは札幌以外にも全国、全世界にいるからね。大事なのは、札幌で妥協しないっていうか、「本気たれ、本物たれ」ってことなんですよ。どれだけ江別に対してソリッドな気持ちを持てるのかっていうこと。それがきちっとすればするほどターゲットが広くなっていくので、札幌だけに考えない。逆にいうと札幌だけをターゲットにしてるから中途半端な答えしか出せないんですよ。
セカプロ:なるほど。
北川さん:人間も同じでどこにでもいる人達なんだよ。でもその中で、こうなりたいと思った人だけが突出してるんですよ。街もおんなじだと思いますので、今みたいな議論を答えが出るまで真面目にやってほしい。途中で自虐的になっても、わはは(笑)でいいので「こうなりたい」っていうところから逃げないで最後までやってほしい。そこを見つけるまでの議論を、とことんしたのかっていうのが試金石になるんだよね。シティプロモーションをやりきれないまちは、そこをやりきれん人達なんだよ。結局早めに諦めちゃうんだよね。
でもね、こういう議論って長くいろんな人とやったほうがいい。この街の人格がどういう人格で、どういう人格になりたいか、そのためにどんな努力をしたらいいかっていうのを、1年くらいかけていろんな人たちと話しをするっていうのが、とってもいい修行になるし、それを通して自分がどうこの街に関わりたいかっていうのも見えてくるので、それがすごくいい財産になってくるのかもしれない。 俺もスマイル見つけるまでに半年かかったからね。江別のことをずっと思い続けなきゃいけないんだよ。江別愛のある人のところに神様はポトンと落とすわけだから。 セカプロ:札幌と江別がどういう関係になればいいと思うか、北川さんの意見が聞きたいです 北川さん:俺はやっぱり札幌と江別はライバルであってほしい。やっぱり、高め合うっていうか「恋人にするなら札幌だけど、結婚するなら江別」って中で、その人を奪い合いたい。
セカプロ:そこに愛人としての小樽とか出てくるんじゃないですか?(笑)
北川さん:さらわれてっちゃって、江別と札幌が二人で飲むみたいな(笑)
セカプロ:Withのサブタイトル「 」と仲良くするだからね。やっぱり「江別は仲良くする」だね。誰に対してもウエルカム。
北川さん:江別を仲良くするプロジェクトやればいいじゃない。フリーハグみたいのでもいいし、「人の輪」みたいな感じで今日は江別市役所を囲みますとか。そうするとそのスポットのプロモーションにもなったりするよね。ゲリライベントみたいにして予告して人を集めて、みんなで輪を作って囲むみたいな「輪」。がんばってるところに行って、みんなで輪を作るとか、ダメになりそうなところをみんなで輪で囲むぞとか、そうやって場所を決めてあげて、そこで人の輪を作っていくっていうことをすると「江別いい人」感も出るよね
セカプロ:いいですよね!
北川さん:今、人と仲良くできない人が増えているわけですよ。どこにも自分の居場所がないって思っている人がいっぱいいるわけ。でも、ここに来たら仲良くできるかもしれないって思わせることができたらプロモーションになるわけですよ。
セカプロ:その雰囲気作っていきたいなと思っているんですよね。そしたら、来よう、江別に住もうってなりますよね。「江別仲良し��手」
北川さん:で、江別には具体的に仲良くなるための仕組みがあるよって、それが人の輪だったり、タウンミーティングみたいのだったり、そういうものがあるから江別は仲良しなんだよっていうのがあると尚いいんだよ。要するにキャッチフレーズだけじゃダメなんだよね。それを実証するものがあった方がいい。
プロモーションもそういうリアルなプロモーションになっていった方がよっぽどいいと思う SNSの時代って本物じゃないと通用しない時代なんで、本当にこの街を愛している人がそのままを語ることの方がよっぽどいいですよ。できない理由を考え始めたら、途端に道が塞がってしまうので、できるかどうかよりも、やりたいかどうかで動いていった方が健全。
好きな街のことを好きな人達とやって楽しくないわけないじゃんね。
お店:ふるさと
特盛お通し、大きな焼鳥、カオスな店内、どぶ、そしてチョーさん、すべてが温かい酒場。
北海道江別市野幌55-13 電話番号:011-383-8733
定休日:不定休
https://tabelog.com/hokkaido/A0107/A010703/1017686/V
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kontattsu · 7 years
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今日は古宇利島という沖縄本島の北側にある島に行って来ました。目的は橋で、2K以上の日本最大級の直線の橋です。この古宇利島の周りは海も物凄く綺麗で、海を見ると海底の色が見えてしまい模様が見えるくらいに綺麗でした。800円払って登った塔のてっぺんに鐘が置いてあり、恋人達の記念撮影の場所になっていました。中年の夫婦が、インカメラで必死に撮ろうとしていたので、 「撮りましょうか?」と声をかけ撮ってあげました。今度は自分で自撮りしようとしていたら、旦那さんが 「撮りましょうか?」と言ってくれたので、 「是非!」とお願いしました。すると 「女房貸します?」と言われたので 「是非!」と答えて、奥さんお借りしました。 その後、爺さんが息子夫婦にスマホ渡されてアタフタしてたので、撮ってあげて 「今度はおとうさんも!」 と、1人で写ろうとして居たので 「しょうがないっすね〜」 と一緒に写ってあげました。その写真は爺さんの携帯にしかないので載せれません。非常に残念です。 その後、美ら海水族館と併設されている、ナンタラビーチに行きました。大変綺麗なビーチで、お高いホテルの側にあるだけあって、品の良さそうな、欧米人が沢山泳いでました。金髪ビキニのキャシー中島みたいな女のひとをみて、東南アジアの島国の女性とはハナから作りが違うんだなぁと痛感しました。全てのボリュームがダンチでした。白人のオッさんは、前髪が無くて胸毛がモジャモジャでした。僕はフサフサでツルツルが希望です。売店に行ったら、ザ、沖縄ってルックスの子供が店の入り口でモップをかけていました。 「入っていい?」と汚したら悪いので聞いて見ましたが、 「はい!吹きますから!」明るく答えてくれました。売店にはドレッドヘアーの黒人のJCのビキニを着た女の子が鼻歌を歌っていました。マライアキャリーかホイットニーかと思うくらい上手でした。おかぁさんはウーピーゴールドバーグみたいど、弟はエマニュエル坊やみたいな顔してました。エマニュエル夫人の方がタイプです。 ホテルに戻ってから、昨日買った海パンに履き換え海に行きました。今日のビーチには沢山人がいました。中学生くらいのガキが野球してやがりました。その脇を亀吉を背に背負って海の中をウォーキング。そのまま進むと中国人の男のみのムサイ集団がじゃれついてる。その脇も亀吉を背負ってウォーキング。中国人が明らかに亀吉を見て笑いだした。引っ叩いてやろうかと思ったが、カンフー使いだったらヤバいので許してやる事にした。日本に来たら日本語で喋れ!と水中で叫びました。 今日はそんな一日でした。夕飯はマックのカルピスシェイクです。お分かりですね、海でウォーキング、食事抜き。ダイエットです。ビンボーで気の進まない沖縄料理。ダイエットにうってつけですわ。 (古宇利海洋塔 Kouri Ocean Tower)
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kgbmgu-blog · 7 years
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こんにちは!今回も国際学科の各ゼミを対象に行ったインタビューを掲載していきます。今回は、国際政治学と平和研究をご専門とする高原孝生先生ゼミの3年生の藤田さんにお伺いしました。 【高原孝生先生】 ゼミテーマ: 沖縄と台湾からみる「平和」とは何か 校外実習:2年生の春休みに台湾と沖縄12日間(2016年度) 高原ゼミでの初めのメインテーマは沖縄戦についてです。沖縄といえば綺麗で青い海、最高のリゾート地にもなっていますが、今もなお日本国内における米軍基地が集中しています。台湾に関しては「親日」というイメージをみなさんももってるかと思います。ではなぜ「親日」といわれているのか、台湾の日本統治時代と今とは何かという問題についても勉強していきます。この2つに関する本を読み、話し合いを進めて行きます。校外実習では、自分達でも学習テーマに沿って日程を組んだり、自分たちからアポイントを取ってお話を聞きに行ったりします。 もし興味のある2年生や1年生のみなさん!もちろん上級生も、5/27.28に行われる戸塚まつりで校外実習の報告会(今回は沖縄に関しての報告のみですが…)を行います!お時間ある方、是非一緒に沖縄について一緒にかんがえてみませんか?お待ちしております! #明治学院大学 #戸塚 #横浜キャンパス #国際学科
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