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#子供用エプロン
ongakus2007 · 1 year
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♪ #ROCK 小学6年生の時に学校でつくった エプロンをまだ愛用しています。 お腹の辺りなんか使い込まれてユーズド感を超えてる感じ。いい加減新調せねばと思いながら使い続けています。 担任の先生にスペルを教わった英文字は#チェーンステッチパステルカラーがロックぽくない気もしますが、これはこれで良き。子ども時代みたいなのも、これからも大切にしていきたいです。 もし次つくるなら この部分を何かしらの形で活かしてあげたいな。 #手作りエプロン . #Ongakus #小6 #過去作品 #制作背景 #ハンドメイドエプロン #ハンドメイドエプロン子供用 #ソーイング #ソーイング作品 #手刺繍 #刺しゅう #チェーンステッチ刺繍 #手芸大好き #裁縫 #ハンドメイド部 #ハンドメイド作品 #ハンドメイド好きさんと繋がりたい #madewheniwaslittle #apron #handmadeapron #handembroidery #chainstitch #chainstitchembroidery https://www.instagram.com/p/CqDGgOSv66e/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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rosysnow · 1 month
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雨にとらわれて
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 誠弥くんは、私の肩に咬みつくような口づけをして、荒っぽく動きながら、しがみつくみたいに抱きしめてくる。まだ男性として未完成で、丸みの残る軆と低くなりきっていない声、匂いも甘い。
 私もそんな彼を腕に包みながら、じかに背中に触れているたたみに、湿った髪を流している。
 窓の向こうでは、まだ雨が降っている。冬の冷気が染みこんだ雨だった。その雨に濡れて、軆を温めて、私は恋人の弟であるこの子と軆を重ねている。
 こんなこと、この子の助けにはならないのに。
 激しい雨音が、このアパートのリビングを世界から切り離している。誠弥くんの息遣いが耳たぶに触れて、私に微熱をうつしていく。
 私は睫毛を伏せ、今だけ、と思った。
 そう、今だけ、これでこの子の気が済むのなら。
 ──長かった残暑が明け、ほんのひととき、季節が秋に彩られた。街路樹の銀杏が、アスファルトをひらりとひるがえっていく。秋晴れは青く澄み、頬をすべっていく風は心地よい涼しさをはらむ。もうすぐ十一月になるから、秋の味覚や夜長の虫の声は、いつのまにか過ぎ去ってしまったけれど。
 家電メーカーのコールセンターで働く私は、仕事を終えると、恋人の圭弥のアパートにおもむいて夕食を作る。
 圭弥は同じメーカーの実店舗でバイトリーダーをしている男の子だ。知り合った切っかけは、本社と店舗の交流会。私は短大を出て、圭弥は高卒から働いていて、年齢は同じ二十二歳だ。
 おとうさんはいない、おかあさんは留守がちの家庭で育った圭弥は、私の手料理を喜んで食べてくれる。圭弥には誠弥くんという中学二年生の弟がいるけど、彼も私の料理を無言でだけど、いつも平らげてくれた。
 その日は雨模様だった。スーパーで急いで献立の材料を買うと、赤い傘をさして圭弥の部屋に急ぐ。雨雫に湿った肩をはらい、ドアフォンを押した。
 こうすると、いつも誠弥くんが無表情にドアを開けてくれるのだけど、今日は反応がない。どうしたのかな、と思いつつ、合鍵はもらっているので、それで部屋にあがった。雨音が響く中で耳を澄ましても、誰かがいる物音はしない。
 時刻は十八時をまわっている。学校はとっくに終わっている時間だ。誠弥くん、どうしたのだろう。気にかかりつつも、私はエプロンをまとって夕食の支度を始めた。
 香ばしい秋鮭のホイル焼き。甘いさつまいものそぼろ煮。白いごはんと、豆腐とわかめのお味噌汁。
 ひととおり完成した夕食を味見していたとき、玄関で物音がした。振り返った私は、目を見開く。
 学ランを着た誠弥くんだったのだけど、髪にも服にも泥が絡みつき、疲れ切った面持ちをしていたのだ。
 私は慌てて「どうしたの」と玄関に駆け寄る。しかし、誠弥くんは私をちらりとしただけで、「何でもない」と吐き捨てるように言った。間近で見ると、肩や脇腹に靴底の痕がある。
「誠弥くん──」
 誠弥くんは何も言わずに私を押しのけ、自分の部屋に入っていった。昔は圭弥と誠弥くんの部屋だったらしいけど、今は圭弥は誠弥くんに部屋を譲り、自分はリビングで生活している。
 私は誠弥くんの顔を思い出し、顔には何もなかったけど、と思う。蹴られた痕。暴力。……イジメ? 安易な発想かもしれないけれど、そんな考えがぐるぐるよぎって、勝手に不安になる。
 翌日になっても、対応が終わって電話を切ったあと、ふと誠弥くんのことが思い出されて、心配になった。
 圭弥は、知っているのだろうか。言ったほうがいいのかな。昨夜の夕食時には、何となく誠弥くんの視線に圧を感じて、何も言えなかったけれど。
 十月最後の週末、私はオフなのでお昼から圭弥の部屋に向かった。店舗勤務の圭弥は、週末はほとんど休めない。だから、誠弥くんの昼食を用意するように頼まれている。圭弥にも、腕によりをかけて夕食を作る。
 誠弥くんはいつも部屋にいて、「ごはん食べる?」と声をかけてやっと部屋を出てきて、ふたりなのが気まずそうだけど、やっぱり私の料理を平らげる。けれど、その日何となくドアフォンで知らせることなく合鍵で部屋に入った私は、誠弥くんがキッチンの引き出しを開けているところに遭遇した。
 その手は、封筒をつかんでいた。私が食材に出したお金は、圭弥がそこに忍びこませて返してくれるのが、暗黙の了解だった。そのときに使っている封筒を、誠弥くんが開いている。
「何、してるの」
 私がこわばった声で言うと、「違う」と誠弥くんは声変わりしきっていない声で言った。
「持ってこいって……でも僕、一万円なんて持ってないし、」
「圭弥が働いて稼いだお金なのに、」
「そんなこと知ってる! じゃあ何だよ、にいさんは一万円くれんのかよ。あいつらに渡す一万円をよこせとか、……言うのかよ」
「………、それでも、」
「あんたに分かるかよっ。くそっ」
 誠弥くんは引き出しに封筒を投げこみ、閉じることもせずに自分の部屋に入っていった。私は当惑しつつ、引き出しを閉じる。
『あいつら』。やはり誠弥くんはイジメを受けているのか。それも、恐喝されるようなイジメを。それはもうイジメじゃなくて犯罪か。
 どうしよう。さすがに何かしてあげないといけない。けれど、ここで私の一万円を貸して、当座をしのぐのは解決ではない。
 そのあと、誠弥くんのぶんの昼食は作ったけど、声をかけても出てこないどころか返事もなかった。圭弥が帰宅した夕食時もそうで、「ごめんな、気むずかしい奴で」と言われて私は首を横に振る。圭弥はさくっと牛肉のコロッケを頬張ったあと、「とうさんがいた頃はよかったんだけど」と哀しそうに微笑んだ。
「おとうさん」
「その頃は、かあさんも家にいてくれたし──かあさんも、とうさんが死んだのを受け入れられ��いから、この部屋にあんまり寄りつかないんだと思うんだ」
「……うん」
「分かってても、子供にはそれは寂しいんだよな。とうさんがいないから、せめてかあさんの愛情が俺にも誠弥にも必要なのに」
「そう、だね」
「こんなぎすぎすした家じゃなかったんだ。とうさんが生きてた頃は、家の中はほんとに優しかった」
 圭弥はシーザードレッシングをかけ、プチトマトと千切りのキャベツを食べる。
 誠弥くんも、おとうさんがいれば頼りになる人がいて、救われていたのだろうか。傷つけられた心身を打ち明け、受けて入れてもらって、甘えて泣くこともできていたのだろうか。
 それからすぐ十一月に入って、秋が冬にうつろいかけて、冷たい雨の日が続いた。
 また誠弥くんが帰宅していない日、もしやと心配していると、案の定、誠弥くんはぼろぼろのすがたで帰ってきた。「大丈夫!?」と玄関に走り寄っても、誠弥くんは何も言わずにスニーカーを脱いで、私のかたわらをすりぬけようとする。
「ねえ、圭弥に言ったほうが──」
「言うな!!」
 鋭い口調に、びくんと口をつぐむ。誠弥くんは、いらいらした視線を持て余すようにして、目を床に伏せた。
「にいさんには、分かんないよ。あんたみたいな彼女もいて、いつも『頑張ってるね』って褒められて……僕ばっかり、出来損ないだ」
「そんなこと、」
「じゃあ、僕とやれんのかよ」
 急に睨みつけられて、私はまた口ごもってしまう。「口ばっかりじゃないか」と誠弥くんは疲れたように毒づいた。
「はけ口になる気もないくせに」
 そして、顔を背けると誠弥くんは部屋に行ってしまった。
 はけ口、って。いや、誠弥くんは学校で「はけ口」にされているのだ。だとしたら、誠弥くんにも吐き出す場所が必要なのだろうか。それを性衝動で発散したいというのなら、私があの子と寝れば、せめてもの癒やしになれる──?
 仕事中もそんなことを考えて、問い合わせ内容を聞き違えてお客様をひどく怒らせてしまった。落ちこみながら、その日も赤い傘をさして、圭弥と誠弥くんの部屋に向かう。
 吐く息が白いほど雨が冷たい。アパートへの一本道に入ったとき、前方を黒い学ランの男の子が歩いているのに気づいた。傘もささず、ずぶ濡れになって、とぼとぼと歩いている。
「誠弥くん」
 思わず声をかけながら駆け寄ると、誠弥くんは振り返る。雨で髪も顔も服もびっしょりだけど、目の中が赤く潤んでいて、泣いているとすぐに分かった。しかし私はそれには触れず、「風邪ひくから」とかすかに震えている誠弥くんを傘に入れる。誠弥くんは拒絶せず、前髪からぽたぽた雫を落としながら、うつむいた。
 傘の下でひとつの影になって、私たちは一緒に部屋に帰った。家並みが雨脚に霞み、轟々と雨音が鼓膜を圧している。誠弥くんの横顔を見て、この子の笑顔って見たことないなあと思った。
 部屋にたどりつくと、私はすぐにお風呂にお湯を溜めた。誠弥くんは暗い表情で突っ立っている。まもなくお風呂が沸くと、「すぐ入ってあったまって」と誠弥くんの肩を優しくうながす。すると、誠弥くんは私を見上げて小さな声で言った。
「一緒に入って」
「えっ」
「……あんたも濡れてるし」
「私は、」
「嫌なの?」
 私は狼狽えたものの、ここで拒絶するのも誠弥くんを傷つける気がして、「分かった」とぎこちなくうなずいた。洗面所で、お互い無言のまま自分の服を脱ぐ。
 誠弥くんの軆を直視できないし、誠弥くんも私から目をそらしている。それでも誠弥くんは私の手を引いて浴室に踏みこんだ。
 軆を流してから、温まるために一緒に湯船に浸かる。ひとりで浸かる狭い浴槽だから、絡みあうように私と誠弥くんの肢体が触れ合う。
 雨の音が響き渡る。交わす言葉はない。でも、相手の息遣いに耳を澄ましている。
 そのうち引きあうように軆が近づき、急に、誠弥くんが私の腰を引き寄せた。乳房に顔をうずめ、初めて、甘えるようにしがみついてくる。
 ずっと、すりガラスの窓に当たって砕ける雨粒を見ていた。そんな私の軆を、誠弥くんはむさぼるように抱いた。私の中に入ってきて、波紋を起こしながら深く突き上げ、かろうじて私の体内でなく水中に吐き出す。
 でも、私は圭弥の恋人なのだ。だから、誠弥くんのそばにいることはできない。つながったけど、つながってはいけない。私と誠弥くんは、どうやってもつながれない。
 触れちゃダメ。
 触れさせてもダメ。
 なのに、浴室を上がっても私たちは軆を合わせた。激しい雨の中でかたちを崩し、ひとつになってしまうみたいに。でもお互いの心に手は届かないから、ひとつにはなれない。
 ああ、私は誠弥くんに何もできないんだ。
 雨はやまない。やむ気配もない。けして結ばれない私の軆を求めながら、誠弥くんはひとりだ。
 倦むことなく窓ガラスを殴る雨を私は眺める。この秋雨が過ぎ去れば、いよいよ冬だ。そうなれば、雨はやむだろう。
 しかし、この子は、いつまでやまない雨の中、ひとりなのだろうか。
 このままでは、その心に降りしきる雨はみぞれになり、神経を刺すように傷つけるのに──誠弥くんは、心を穿たれ、熱に浮かされ、雨にとらわれたまま、ひとり彷徨っている。
 FIN
【SPECIAL THANKS】 止まぬ雨 ひとり/杉野淳子 『解放心章』収録
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dbbymeinico · 5 months
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pupu ちぃ
昔やっていた、かわいい子にかわいいお洋服を着せたいだけの撮影を久々にやってみました。
前は全く知り合いじゃないモデルでもない子にいきなりDMをして撮らせてもらってました。その時は鍵垢だったり友達もほぼいなかったりしてかなり気持ち悪かったかもしれないです、
今回はiVyのpupuさんにお願いして、ほんとにどう思われるかなと思ったけど、やりたいです!っていってくれました。
当日緊張してたけどそれでよくわからない手のポーズになっててひたすらにかわいかった。。途中から慣れてきてたのもよかったです。
カメラは以前にあの猫というお店のバレンタイン撮影もしてくれたすみれさんでした。
ご本人自体?もかわいいのですが、空想の中みたいな空気感を出すのがうまくて、粗い質感とつるんとした質感を同居させた写真にしてくれるのが好きです。お洋服もこちらがポイントにしてる場所を面白がってくれて、前は足元を気に入ってくれたので、今回もタイツに気合いを入れました。
すみれさまいそがしいのにロケハンまでしてくれて、カメラも複数持ってきててうれしかったです。
お洋服はハーマイオニーとちょびっツをテーマにしてみました。
ハーマイオニーの方は、
上はシャルルアナスタスのポンチョで、ハンドベルみたいなコンパクトなシルエットでほぼ動けません。実用性が悪いです、
シャルル今年ちょっとだけアパレルを再開していたのですが最近サイトをみたら閉鎖していました。少し心配しています。
今はインスタのインスピレーション動画のアカウントの人という印象でデザイナーだったことはほぼ日本の方は知らないかもですけど、布団みたいなチェックのコートやクラシカルな丸襟の綿ブラウスにニコちゃんマークのボタンは本当に美しかったです。エマワトソンさまも愛用していたらしい。
16・17年くらいにポールアンドジョーのデザイナーに就任して歓喜していたのに、日本ではポルジョの撤退が発表されたりで、とても悲しかったです。いまはそれもやめてしまったようで、シュールな動画をあげまくる毎日。。
今年再開していた際、魔法使いの帽子をだしていてやっぱりあなたはお洋服をやるべきだよとおもいました。
あと今年はイーリーキシモトの本が発売されたので、代表的なテキスタイルのひとつのロープ柄タイツをつかいました。ちょっとロウソクっぽく見えてトリコロールカラーでクリスマスぽいです。
他ブランドでイーリーが手掛けていたものだと、フセインチャラヤンのテキスタイルや、ローラアシュレイロンドン(日本限定ライン)でのチャイナのコレクションが印象的なのですが、
今回はキャシャレルのニットベストを合わせてみました。。。ボウタイブラウスに合わせてリボンが2つに見えるみたいに、これを思いついたときテンションが上がりました。
また、イーリーの初めてのショーはお茶会形式で発表してて本当に最高だったので、ティーカップモチーフのバッグにしてみました。これはシャーリーテンプルという子供服ブランドのものです。マチがなくてなにも入らないので完全にかわいいって言われたいだけのアイテムなのがウケます。
ボウタイブラウスとクラウン柄のスカートはjane marpleです。
ブラウスは3年前くらいのだけど、スクール感のある綿ブロードでセーラーぽい襟なのもたまらないですね。
顧客の年齢層的にスクエアドレスが売れなくなり、ブラウスの需要が本当にない中であえてブルーでこんなでっかいボウタイを展開するというところにぐっときてしまったものです。ミニスカートも作らなくなってしまったらしい。
スカートは10年前くらいのものですが個人的に今クラウンコアというアーティストにはまっているので、王冠柄を使いたかったのです。当時spoon.で特集されていた時、赤いブレザーとあわせていたルックをみて、すぐお店にお電話したことを思い出します。
靴は愛するマークジェイコブスのハートパンプスです。(実はヒール部分もハートになっています、!)
パテントではなく、マットなシルクで包まれているところが最っ高。ため息がでます。いきなりNYになってしまったけど、
マークバイのコンテンポラリーながらも、シックなフォルムに原色を持ってくる絶妙なスポーティー?さとイーリーの思想は似てたしずっと興奮していたので、合わせたかったのです。
帽子はayanababyというニット小物のブランド。池袋西武のPOPUPはいつも面白いけど、その時に見つけて、サンタさんぽいし、ナイトキャップぽいし、ロンドンパンク感もあって忘れられなかった帽子でした。音符のブローチ(多分アンティークでも何でもないけどぷっくりしててよかった900円)をヤフオクで見つけて付けてみました。
ちょびっツの方は、
コートはまさかのフェリシモです。私が中学の時にカタログをみていて、当時あったspicaというシリーズにひとめぼれし母上に買ってもらいました。腕のリブが長くてちょっと大人なのが気に入っています。
中は少しだけlamp原宿でまとめてみました。今年閉店して本当に悲しかったので。
ニットのワンピースはsowaで私が一番好きなブランドです。夫婦でだんなさんがアクセサリー、おくさまがお洋服を担当しています。今は展示会かmonster in my day dreamがなんとか触れる機会を作ってくれていて、丁寧に扱ってくれるお店でゆっくり送り出している��ころも素敵だなと思っています。刺繍糸やタグも絶妙なネオンカラーやギンガムチェックだったりでいちいちドキドキするし、雑な刺繍で手作り感があるところもほっこりします。
こういう作家ブランドってシルエットがもさいところが多いけど、こちらは着てみるとかなりタイト、オフショルで、丈も短すぎる。
きわめつけに肩のリボンには"erotic"と刺繍してあるんです。。。ばか
チュニックとして使うんだろうけど、エロくしたかったので一枚で着てもらいました。
インナーはpetit costumeというYAB-YUMのオートクチュールラインのもので、すぐにやめてしまったけど、パトリックさんが日本の女の子のために作ったコレクションとのことで洗練されたヤブヤムよりもドリーミーで大好きでした。
ブローチはyoshikoというかご小物の作家さんのもので、上京したころ菊池亜希子さんのみちくさというお散歩本が好きでそこに載っていた恵比寿のnaughtyというお店でがんばってお迎えした記憶があります。。
エプロンはbluesisという古着屋さんにあって、お借りしました。
本当は綿のもっとレトロなののほうがお色気があるなと思ったのですが、
こんなかわいいエプロンがあったら予定は即変更させました。
bluesisは古着屋さんの中でも一番日本の古着で需要がない、やばいちょっと笑っちゃうような掘り出し物アイテムがたくさんあります。でもちゃんとヴィンテージの質の良いものは理解したうえでのセレクトなんです。
だからいきなりびっくりするようなかわいいワンピースが入荷したりします。
凡人だと売れるかわからないから入れないような博打で成り立ってるので、おもしろくて通ってしまっています。
あと上に大ファンの祝茉莉さんのフリマでゲットした鍵編み付け襟をかぶせています。。
靴はfurfurとチャコットのコラボのもので、確か渋谷パルコのノベルティーか何かだったと思います。
いまはFURFURと大文字になって全く違うイケイケ女子デザインになってしまったけど、
まだ目黒に植物園みたいなアトリエがあって大森伃佑子さんがショーに入られていた時の繊細なお洋服が大好きでした。ずっと飾っていて紐伸びきっているし、シミだらけになっているけど大切にしています。
マフラーはポンポネットです。子供用ですね。この水色にドットでくまさんついてるのかわいすぎます、家出少女にしたかったのと、ナルミヤだとエンジェルブルーとかメゾピアノが人気だけど、そっちを着ている女の子が苦手だったので、ポンポネットぐらいが素朴で一番かわいい女子だろっという偏見にもとづきました。わたしはそれ以前にブランド服は買ってもらえませんでしたが。
最後にこのちぃになれる耳と花柄のシアーソックスは中国のrose islandというブランドのもので今年飛躍したところのひとつかなと個人的に思っています。
デザイナーさんがビューティーモデルみたいなつやつや系ギャル?おねえさま?でめちゃんこかわいいし、NANAの一ノ瀬 奈々の方をフューチャーして、コンサバなモヘアニットやLIZLISAぽいレースやツイードのスカートをちゃんと今どきのエルフぽい感じで出してておもしろかったです。
ちょびっツなのでタイツをロボットの関節みたいな柄にしたり(これも中国でゲットしました)、
あとpupuさんワンちゃんを飼っているので、犬の木のおもちゃを用意したりしてみました。
かなり長くなったのですが、これ読んでもらってどうするってなってますけど。
今考えていたことを残しておきたいと思うことが最近多かったので書いてみました。。
おわり
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harawata44 · 5 months
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「可愛い!」「復刻してほしい!」…昭和初期、百貨店のレストランで使われていた“子供用紙エプロン”のデザインが話題に😳
以下転載 https://x.com/noir1129/status/1736877152728158338?s=20
なかなか出会えない昭和初期の 子供用紙エプロン。まるで鳥獣戯画のよう。 主に百貨店の食堂で、お子様ランチ用に使われていたものですが、捨てられてしまい見つかりにくい。 新たに見つけた三種類のうちこれは 高島屋 製。兎と亀の競争の周りには当時の乗り物が。紐まで残っているのは初めて。
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cotton-milkyway · 11 months
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子供エプロン
用尺∶120size 1m
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ギャザーたっぷりのウエスト
裾にはフリル
後ろは、ゆったりチョウチョ結び
大人っぽいエプロンです
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kennak · 1 year
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むかしむかし、あるところに情報商材売りの男性がいました。「副業で月収100万円を稼ぐ有料noteはいりませんか?あなたもFIREしたくないですか?」男性はTwitterで声を枯らし、インスタで拾ったホテルや高級腕時計の写真を貼り付けた投稿を繰り返します。でも、4950円の有料noteはちっとも売れません。 男性が悲しそうにスマホをポケットにしまった、その時です。ベントレーが突っ込んできました。「ああっ!」男性は転びました。「馬鹿野郎、ひかれたいのか!」運転席から黒光りした男が怒鳴ります。金銭的な成功こそが人の価値だと信じて疑わぬ人間だけが出せる、己の非を認めぬ傲慢な声。資本の暴力。 資本主義の極北、東京砂漠。定職もなくアフィリエイトで日銭を稼ぎながら情報商材が売れることを夢見ている38才の男性を、道交法は守ってくれません。クラクションを鳴らし去っていくベントレーを、男性は冷たい道路に座って呆然と眺めていました。トボトボと町屋駅徒歩9分の築古アパートに帰ります。 「ただいま」。家に着きましたが、そこに人の気配はありません。家族も、恋人も、家で男性の帰りを待ってくれる人間は誰もいません。虚しくなった男性は、スマホでYouTubeのヒカルの動画を観ながら、業務スーパーで買った298円のチキン南蛮弁当をモソモソと食べます。ご飯が少し固くなっていました。 電気代も灯油も高いので、暖房器具は使えません。ストロングゼロを飲んで毛布に包まりますが、築古アパートのアルミサッシから冷たい風が入り込みます。あまりの寒さでこごえてしまった男性は、売り物の有料noteをそっと開きます。「シュッ」という音と共に、温もりに満ちた光景が目の前に広がります。 そこは渋谷ストリームのオフィスでした。24階の社員食堂で、美味しい料理に舌鼓を打ちながら外国人の同僚と雑談する男。高校の同級生の鈴木君です。一浪して東京理科大に進学し、修士号取得後にNTTに就職した鈴木君。現役で早稲田の社学に進んだ男性は「コスパ悪すぎw」と鈴木君を見下していました。 しかし鈴木君は頑張りました。NTTの研究所で働きながら、社会人大学院で博士号を取得。見事Googleへの転職を決めたのです。高2で数学を捨てて私立文系に逃げ、努力から逃げ、似顔絵アイコンで自称GAFA社員として中身のない情報商材を売る男性。一体、どこで二人の道は別れてしまったというのでしょう。 気がつくと、また寒々しい部屋です。静寂の中、隣の部屋からは何かを叩く音と女の人の泣き声が聞こえます。男性は慌てて次の有料noteを開きました。目の前に現れたのはタイムズスクエア。雑踏の中、スタバのコーヒーカップを片手にスーツの男が颯爽と歩いています。みずほ銀行で同期だった田中君です。 大学時代に遊び呆けていた男性でしたが、当時は運良く就活売り手市場。大量採用しているメガバンに潜り込めました。しかし、待っていたのはノルマとパワハラ、資格試験。FP2級に落ちて支店長に詰められた男性は「今ど���JTCとかオワコンww」と言って、すぐにプルデンシャルに転職してしまいました。 同期が次々と脱落していく中、田中君は逃げませんでした。リーマンショックで資金繰りに苦しむ融資先を回り支援計画を練り、震災でATMが止まれば店頭で罵声を浴びながら頭を下げました。カラオケでは率先してマラカスを振り、支店のゴルフコンペは皆勤賞。帰宅後のTOEICの勉強も欠かしませんでした。 上司達は、そんな田中君を可愛がりました。地方支店から本社の法人営業、海外営業と順調にステップアップして、ついにNY駐在を勝ち取ったのです。プルに転職したものの鳴かず飛ばずで、強引な営業で友人からも避けらるようになり、逃げるように転職を繰り返し転落していく男性との差は広がるばかり。 男性が手を伸ばした瞬間、マンハッタン高層ビルの風景はフッと消えてしまいました。もしかしたら、自分が掴めていたかもしれない未来。暗くて寒くて乾いた部屋で一人、全身の震えが止まりません。男性はすがるように、次の有料noteを開きました。すると、今度はエプロン姿の女性が料理をしています。 後ろ髪を束ねた女性のお腹は膨らんでいます。「あ、蹴った」とお腹をさする優しい表情。「理恵!」男性は思わず叫びました。忘れましません、大学時代の元カノ、大妻女子大の理恵です。2男の頃、インカレテニサーに入ってきたばかりの右も左も分からぬ1女の理恵を口説いて付き合った記憶が蘇ります。 人生初の彼女に浮かれていた男性でしたが、釣った魚に餌を与えないどころか雑に扱うという、童貞を捨てたばかりの非モテにありがちなミスを犯します。アフター5でディズニーに行く約束をしてたのに、パチスロ北斗の拳で設定6を引いたからとドタキャンした過去。クリスマスのディナーはサイゼリヤ。 結局、理恵とは一年も持たず破局してしまいました。「別に女なんていくらでもいるし」と強がっていた男性でしたが、その後、ちゃんとした関係を結ぶ女性を見つけることはできませんでした。目の前の相手を尊重することで信頼を積み重ねるという、人として最低限のことすらできない人間の、惨めな結末。 一方、理恵はその後保育士となり、千葉大教育学部卒の中学教師と結婚します。お腹の子供は3人目。流山おおたかの森駅徒歩7分3LDKのマンションは少し手狭なので、戸建への引っ越しを考えています。タワマンもSAPIXも無縁ですが、だからこそ、日々の営みの何気ない幸せを噛みしめながら暮らしています。 暖かさと優しさで満ちた光景が消えると、また孤独が押し寄せてきます。男性は声を上げて泣き始めると、隣の部屋から「うるせーよ!」と壁ドンされました。慌てて次の有料noteを開こうとしましたが、もう、Vプリカの残高がなくて買えません。暗闇の中、スマホの画面だけがぼうっと青白く光っています。 自分の能力を過信し、努力を嫌い、下積みを蔑み、真摯なコミュニケーションを避けてきた人生。38年間を無為に過ごして、一体何が残ったというのでしょうか。京成線の電車がガタガタ部屋を揺らす中、ストゼロのアルコールが全身に回ってきました。男性はもう、全てがどうでも良くなってしまいました。 一年後。男性の姿は茨城にありました。この残酷な世界から逃げるべく死を選んだ男性でしたが、命を絶つという覚悟もなく、結局、財布に残っていた最後の5000円を使ってスーパーひたち号に乗って実家に逃げ帰ったのです。リタイヤ済みの故郷の両親は呆れつつも、それでも暖かく迎え入れてくれました。 男性の顔は日焼けし、頭には白い手拭いが巻き付けられています。親戚の叔父さんの紹介で、地場の建設会社に雇ってもらったのです。ベトナム人技能実習生に混じって太陽の下で身体を動かすことで、汗とともに自分の中にこびりついた澱のようなものが静かに、でも着実に流れ出ていくのを感じます。 東京での20年間は何だったんでしょう。人ではなく画面とばかり向き合い、その向こう側の人たちと優劣を競い、何を得たというのでしょうか。昼休憩が終わって作業に戻ろうとすると、スマホが震えました。「○○さんがあなたの有料noteを購入しました!」男性は苦笑いしながら、アプリを削除しました(完
窓際三等兵@息が詰まるようなこの場所でさんはTwitterを使っています
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fukko-youth · 1 year
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4月29日 三春町ボランティア
 福興youthは、4月29日に福島県田村郡三春町にある県営復興公営住宅の平沢団地集会所にて、住民さんと一緒にお餅をついて食べながら交流する活動を行いました。この活動は、NPO法人コースターさんと福島大学災害ボランティアセンターの学生の皆さんと共同で行いました。
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 集会所に到着すると、すでにたくさんの住民さんが集まってお茶したり、お餅の準備をしたりしていました。私たちもすぐにエプロンに着替え、野菜を切ったり、お茶を出したりしました。餅つきに参加する人は全員テープに名前を書いて胸の位置に貼っていたので、私の名前を見た住民さんが「電車にもその名前あるよね??、そこから名付けたのかい?」と気さくに話しかけてくださり、そこから平沢団地ができた経緯やどういう方が住んでいらっしゃるのかなど、たくさんお話することができ、温かい人が多い団地だと感じました。
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 餅つき当日は雲1つない快晴で天気にも恵まれたので、お外で餅をつくことができました。子供も参加してくれてお母さんと一緒に楽しそうに餅をついていました。私は餅つき初経験だったのですが、意外ときねが重くて1回つくだけでも体力を消耗しました。しかし、多くの住民さんが腰を入れて何回もついていたため、自分も負けていられないと逆に元気をもらいました。
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 皆が待ちに待ったお餅ですが、なんと味があんこ・きな粉・大根・キャベツの4種類も用意されていて、とても幸せでした。特に、キャベツ餅と大根餅は福島県の郡山あたりで食べられている味付けだそうで、お餅にも地域差があることに驚きました。つきたてのお餅はとても柔らかくて、モチモチしていて、美味しかったです。食べながらお隣に座った住民さんと、富岡から三春町に引っ越してきたことや、たまに富岡に帰っていること、おすすめの観光地など詳しくお話を聞くことができました。帰り際に、住民さんから「また来てね~」と言われたことがとても印象に残っています。
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 今回の活動では、コロナ禍であまり福興youthができなかった、何かを一緒に作って食べながら楽しくお話しするという活動ができたので、これからのカフェ活動にも役立つ貴重な経験となりました。これからも平沢団地にお邪魔して盛り上げていきたいです。
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 この活動は、公益財団法人大阪コミュニティ財団様の2023年度助成金 「東日本大震災及び原発災害からの復旧・復興活動等支援基金」をいただき実施いたしました。 厚く御礼申し上げます。
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thanatochu · 1 month
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Hydrangea
綾子主ほのぼの日常編 黒い森を抜けたあと、の続き
春の終わりに、出会ったばかりの僕たちが共同生活を始めてしばらく経った。 今ではもう梅雨の季節で毎日雨が降ったり止んだり、じめじめとしたお天気が続く。樹さんに頼んで乾燥機買ってもらえて良かった。 樹さんは割と子煩悩というか叔父馬鹿なところがあって、甥っ子の快適な生活のためなら金と労力は惜しまないと豪語する。 僕としてはそんなに甘やかしちゃ駄目だよとブレーキ役のパターンが多くなってるんだけど、多紀を甘やかしたいのは正直とてもよく分かるので結局甘々な僕たちを多紀本人が諌めてくるという構図。 多紀はこの春から転校して近所の小学校2年生になった。 最初は内気なのもあってポツンとしていたようだけど、僕らと暮らすようになってから笑顔も増えて友達も出来たらしい。お勉強も頑張っていると連絡帳にも書いてあった。 僕は表向き、樹さんたちの遠縁ということにしてもらっている。みんな苗字がバラバラでも辻褄が合うように。ごく普通のママとパパがいる家庭ではないと、多紀が変な噂を立てられないように外面は良くしておくに越したことはない。 同級生のママさんやPTA、ご近所付き合いまで僕が一手に引き受けているけど、若い女の子たちとの会話とはまた違ったスキルが要求されるので、慣れるまで大変だ。 実のところ僕は2009年どころかもっと先の未来のことまで知っているので、2000年代初頭に生きる人たちと話しているとジェネレーションギャップみたいな気分になっちゃうことがよくある。うっかりSDGsが、とか言わないようにしないと。 でも皆さん基本的に良い人たちだ。近所には緑も多い公園があり、曜日によって種類の変わる安売りセールのスーパーと、閑静な住宅街で広々とした居住スペース。子供を育てる生活環境としては今のところ何の問題もなく満足している。 最初にこの環境を整えてくれていた樹さんには頭が上がらない。 多紀の父方の親戚連中に随分とご立腹の様子で、その頃の多紀を見たらそれは無理もないだろうなと推測する。 親戚たらい回しの放置されっぱなし、愛情のお水を貰え��に干涸びて。そんな環境で育ったら他人に期待しなくなるのは当たり前だ。 巌戸台に越してきたばかりの、舞い散る桜も空の青も、綺麗なものを何も映していないような君の灰色に霞んだ瞳を思い出す。 どうでもいいなんて言わせない。そのために僕らは家族になったんだ。
そろそろ多紀が学校から帰ってくる時間だ。 僕は樹さんと多紀が選んでくれた黒のデニム生地のエプロンを締め直して、おやつ作りに取り掛かる。 蒸し暑くなってきたからゼリーとか涼しげなのも良いなあ、なんて考えながら定番のホットケーキだ。休日の朝ご飯にはじゃがいもをすり下ろしたパンケーキが好評だったけど、今回はおやつなのでメープルシロップとバターを多めに。 「ただいまー」 焼き上がったいいタイミングで玄関のドアが開いた。 「おかえり。今日も楽しかった?」 「うん。今度ね、遠足があるみたい。おべんと作ってくれる?」 「へえ!いいねえ〜頑張ってお弁当さん作っちゃうよ」 おやつがあるから手洗ってね、と言うと多紀は素直にランドセルを置いて洗面所に向かった。 冷たい牛乳と一緒にホットケーキを並べると、戻ってきた彼が「いいにおい」と顔をふんわり綻ばせる。もう、うちの子すっごく可愛い。 僕の分は最初に焼いた、あんまり上手い焼き色にならなかった1枚でカフェオレと。やっぱり皆で選びに行ったランチョンマットは色違いの豚さんだ。 「ジュジュの分ある?」 「あるよ、ちゃんと作ってあるから大丈夫」 ジュジュとは樹さんのことだ。音読みで、じゅ。 教えてもらった時は微笑ましいなと思ったけど、最初に言い始めたのは樹さんのお姉さんなんだそうだ。つまり多紀の亡くなったお母さん。 ひと回り近く歳の離れたしっかり者のお姉さんだったそうで、もう姉というより母親が2人いるみたいだったと樹さんが溜息を吐いていた。 「ジュジュ今日も帰り遅いのかなあ。おしごと大変なのかな」 「夏休み取れるように今から頑張ってるんだって。お祖父ちゃんち行くんだもんね」 「うん!」 学校が夏休みになって樹さんも纏まった休みが取れたら、実家のお祖父さんとお祖母さんに会いに行こうと計画している。 長閑な田舎に遊びに行く夏休み、なんて絵日記が捗る子供らしいイベントだ。 多紀は小さい頃に会っただけで記憶も曖昧だけど、電話ではよく話しているので2人に早く会いたいと毎日とても待ち遠しそうだ。 こんな時に、そういえば向こうの多紀もお爺さんお婆さんが好きだったな、なんて考えたりする。文吉さんにクリームパンをポケットに捩じ込まれたと満更でもなさそうに僕に半分くれたことがあって、くすりと思い出し笑いが漏れた。 とても懐かしいし君に会いたいなとは思うけど、その彼を堂々と迎えに行くために此処に来たんだ。ホットケーキを咀嚼して感傷的になってしまった気分を振り払った。
遠足はどこに行くの?お弁当は何食べたい?などと話しながら夕飯を2人で済ませ、お風呂上がりに水分補給していると樹さんがようやく帰宅した。 「あー、つっかれた…」 「ジュジュ、おかえり」 疲労と空腹でよろけている叔父さんを玄関まで多紀がお出迎えする。手には飲みかけの乳酸菌飲料が入ったコップだ。 「ただいま〜。良いもん飲んでるな。ひと口くれよ」 「ええ〜。ひとくちって言ってジュジュいっぱい飲むんだもん」 「この前は喉乾いてて、つい。悪かったよ。それとジュジュじゃなくてたつきって呼べ」 パジャマ姿の甥っ子をハグして謝りながらも文句を言う。 こうしていると本当に雰囲気が似ている叔父と甥だなと思う。樹さんのほうが少し癖っ毛で毛先が跳ねているけど、2人とも青みがかった艶やかな黒髪だ。僕も黒髪だけど、色味が違う。 樹さんはよく見るとアメジストみたいな瞳の色をしていて、仕事中は外しているけど左の耳にピアス穴がある。 多紀と違うところといえば、叔父さんの方が男の色気があるところかな。多紀はもっと中性的だし。 これで大手企業にお勤めなんて、かなりモテるんだろうなあ…とぼんやり思うけど今のところお付き合いしている恋人さんはいなそうだ。普段はできる限り早く帰宅するし、仕事と甥っ子に全振りしている。 そんな叔父さんに渋々ながらも結局自分の飲み物をひと口あげている多紀は偉いなあ、と家族の考え事をしながら樹さんのご飯の支度をした。 「玄関の紫陽花、綺麗だな。買ってきたのか?」 シューズボックスの上に置いた花瓶を見たのだろう、ネクタイを外しながら樹さんが訊いてくる。 「ご近所の榊さんのお庭にたくさん咲いたからって、お裾分けしてもらったんだ」 色とりどり、形も豊富な紫陽花をお世話するの上手ですねって正直に感想を述べたら、少し切ってあげると品の良い老婦人が花束にしてくれた。 バラや百合みたいな派手さはないけど、今の時期しか嗅げない匂い。梅雨も悪くないなって思えて結構好きなんだ。 ドライフラワーにしても綺麗なのよ、とその人は笑っていた。 「ぼくもあじさい好きだよ。雨の雫が似合うよね。あっ、でも遠足の日は晴れて欲しいなあ」 「遠足があるのか。そりゃ雨じゃちょっと残念だもんな」 席に座って、いただきますとお箸を手に取りながら樹さんが頷く。 「近くなったらてるてる坊主作ろうね。すごく大きいのと、小さいのたくさん作るのどっちがいい?」 「小さいのいっぱい!」 「ふふ。布の端切れもいっぱいあるからカラフルなの作ろう」 そんな話をしているともう夜の9時を回っていた。いけない、多紀の寝る時間だ。 「歯磨いて寝る準備出来た?じゃあ昨日の続きから少し絵本読もうか」 「うん、歯みがいた。ばっちり!」 「樹さん、食べ終わったら食器は水につけておいて。お疲れなんだから早くお風呂入って寝てね」 「ふぁい」 夕飯のチキンソテーとおやつのホットケーキを頬張りながら樹さんが返事をする。 「たつきもおやすみなさーい」 「ん、おやすみ」 挨拶のあと子供部屋へと入る。樹さんが用意した多紀の部屋は愛に溢れていて、子供用らしく可愛いパステル色で揃えられた壁紙やラグ、家具と小物に至るまで趣味がいい。おもちゃも温かみのある木が多く使われていて、こういうのお値段結構するんだろうなと思う。 多紀をベッドで待っていたのは小さめのクマちゃん。樹さんが買ってくれたぬいぐるみで、キャメル色の毛並みに水色のリボンを首に巻いている。 多紀はいつも枕元で座っているクマちゃんと、その下に畳んであった柔らかく肌触りのいい木綿のタオルケットを抱きしめる。 青と黄色のチェック柄で、両親と住んでいた昔から愛用している所謂セキュリティブランケットだ。 それらに囲まれてふかふかのお布団に入り、少し絵本を読み聞かせるとすぐに多紀はうとうとし始める。 以前までは寝つきが悪かったようなので、精神的に安定してきたなら何よりだ。 しっかり眠ったのを確認して掛け布団を整えて、僕はキッチンへと戻った。丁度お風呂上がりの樹さんがタオルで髪の毛を拭きながらテレビのリモコンを操作している。 僕が温かいほうじ茶を淹れてテレビ前のテーブルに置くと、「お、ありがと」と笑ってひと口啜った。 樹さんは家ではお茶とコーヒーばかりだ。仕事の付き合い程度にはお酒を飲むけど、プライベートまで飲むほど好きでもないそうだ。 僕もお酒は飲めないのでちょっと親近感。もう半月くらいすると、多紀と一緒に漬けた梅ジュースが飲み頃になるから楽しみなんだ。 「多紀は今日も元気だったか?」 「うん。ジュジュの分のホットケーキはあるの?って心配してた」 「ははっ。無かったら半分くれる気かな」 多分ね、と相槌を打ったら樹さんはしみじみと優しいなあと呟いた。 「さてと。俺もメールチェックして早めに寝るかな。ごちそーさま」 「お疲れさま。おやすみなさい」 樹さんが自室に入る足音を聞きながら残りの洗い物を片付けて、自分も休む。 当然ここでも毎晩影時間はある。多紀が象徴化しないのはもちろんだけど、樹さんもペルソナ使いだからか、それとも適性の問題か、普通に棺桶にならずに寝ている。それでも影時間のことは認識していない。 一応シャドウが2人に悪さをしないように、いつ多紀が影時間に目覚めてパニックを起こしても対処できるように周囲の気配を見守っているつもりだけど、現時点ではそんな心配もいらないようだった。
遠足は今週末の金曜日。天気予報では雨の確率は50%といったところで、今日帰ってきたら多紀と一緒にてるてる坊主を作ろうと約束していた。 本日のおやつはいちごババロアが冷蔵庫に冷えている。お湯と牛乳で作れるもので簡単で美味しい。 布団乾燥機を稼働させながら夕飯の下拵えまで終わったところで、多紀がまだ帰ってこないことに首を傾げた。 奥様方が小学生にも子供用PHSを持たせようか、まだ早いか話題に上がっていたのを思い出す。いざという時に連絡がつく安心感は重要だ。 小雨の降る窓の外を眺め、エントランスまで様子を見に行こうかとヤキモキしていたら多紀が帰ってきた。 「ただいまー」 「あっおかえり。ちょっと遅かったね?何かあったの」 「うん。リサちゃんちでね、子犬が生まれたって聞いたから触らせてもらいにいったの」 レインコートを脱いで傘立ての横にある壁のフックに引っ掛けながら、多紀が早口で説明してくれる。 ふわふわの触り心地を思い出したのか「これぐらいでね、茶色くて」と両手で抱える真似をしながら、かわいかった〜なんて笑うから、心配していた僕のほうまで笑顔になる。 中型犬より大きめの体で、毛が長くフサフサした母犬だと言っていたので数ヶ月もすれば子犬もすぐに大きくなるんだろう。 「りょーじも今度いっしょに見に行こう?」 「うん、僕も出来れば抱っこしてみたいな」 おやつの後にお裁縫道具と端切れを出してきて、てるてる坊主作りに取り掛かった。 そのまま吊るすと頭の重さでひっくり返っちゃうからどうしようか、と2人で相談して体の部分に重りを仕込めばいいんじゃない?という結論に至った。 多紀にビー玉を提供してもらって、いくつか綿と一緒に袋詰めして端切れを縫い合わせたマントの中に仕込んだら、顔を描いて首にリボンを取り付ける。 「ジュジュと、りょーじと、ぼくと、じいじとばあばね」 5体のカラフルなパッチワークてるてるが出来上がり、カーテンレールに並んで吊るされた様子はなかなか可愛い。 「これで金曜日は晴れるね」 「うん!」 「樹さんが帰ってきたら見てもらおう」 「どれがジュジュか分かるかなあ」 「きっと分かるよ、多紀がみんなの顔描いたんだもん」 多紀とは逆に、今日は少し早く帰宅した樹さんが感心したようにカーテンレールを眺める。 「へえ。随分イケメンに描いてくれたな」 「だってジュジュいけめんでしょ」 「望月だってイケメンだろうけど。タレ目と吊り目の違いか?」 樹さんのてるてる坊主はキリッとした印象で、ピアスも忘れずに描かれている。僕の顔はぐりぐりした目の横にホクロが描いてある。ちゃんと黄色いマフラーも多紀が首に巻いてくれた。 久しぶりに皆揃って夕飯を食べながらリサちゃんちの子犬の話になった。 「多紀は犬が好きか。うちの実家にも白い雑種の、ももがいるぞ。覚えてるか?」 「…いぬ?お鼻がピンクの子?ジュジュが撮った写真があった」 「そうそう。もう今年10歳だからおばあちゃんだけどな。まだまだ元気だって聞いてるから夏休みに会えるよ」 「うん。ぼくのこと覚えてるといいな」 「ももちゃんかあ。僕も仲良くなれるかな」 野生の本能なのか、動物全般に僕はあんまり好かれない。そもそも近くに寄り付かないし、威嚇される時もある。怯えさせないようにしたいんだけど。 僕と眼を合わせられるコロマルくんの度胸はすごかったなあ、なんて記憶の中の白い犬を思い浮かべた。 「飼いたいなら…うちでも飼えるんだぞ。ここのマンション中型犬までなら大丈夫だし。猫だっていいけど」 「えっ。…ええと、そっか。でも、もうちょっとちゃんと考えてみる…」 多紀は最初に分かりやすく目を輝かせたけれど、ぐっと踏み止まって大人みたいな対応をした。確かに命を預かる責任が生じることだ。 「ああ。よく考えて、どんなことが必要か勉強しておこう。そうすればきっと出会うのに相応しい時に会えるよ。こういうのも縁だからな」 叔父さんに頭を撫でられて、多紀は嬉しそうに頷いた。
ついに遠足当日。朝のお天気は薄曇りで、念の為の折り畳み傘だけで済みそう。 お弁当は前日から練習してみたけど微妙なヒーホーくんキャラ弁。まだこの時代には100円ショップを探してもそれほど種類豊富なお弁当グッズが売ってないので、ちょっと苦戦した。 海苔とスライスチーズでフロストの顔を作り、体はミニハンバーグ。彩り重視で卵焼きにウィンナー、ブロッコリーとミニトマト。仕上げに保冷剤代わりの、冷凍にした小さいゼリーを添えて。 小さめのおにぎりを2つ入れたら準備完了だ。出来栄えは食べる時のお楽しみね、と多紀には言ってある。 おやつは多紀の好きなお菓子と水筒には麦茶。これだけで小さな体には結構な荷物だ。 「忘れ物はないかな?」 「えーと、うん。みんな入ってる」 「よしよし。じゃあ気をつけていってらっしゃい」 「うん。いってきます」 多紀が靴を履いていると洗面所から樹さんが慌てて玄関までやって来た。 「待て。俺にいってきますのチューは?」 「チューなんていつもしてないよ」 呆れながら多紀は膝をついて屈んだ樹さんにハグをしてあげる。ぽんぽん、とリュックを背負った背中を叩いて樹さんが「楽しんでこいよ」と笑った。 笑い返して頷いた多紀を送り出すと樹さんが身支度に戻る。僕は彼にトーストとコーヒーを用意して、後はお弁当の残りおかずで朝ごはんとする。 「てるてる坊主のご利益があったな」 「そうだね。帰りまで保てばいいけど」 照ってはいないが朝から土砂降り、なんてことにならないだけ御の字だ。 たくさん作った分の効果があったのかな。
金曜日はお肉セールの日。豚コマと鶏挽肉を買ったスーパーの帰り道に「望月くん」と声を掛けられた。声がした生垣の方を見ると、先日の紫陽花の老婦人が手招きしている。 「榊さん。こんにちは、先日は綺麗な紫陽花ありがとうございました」 「いえいえ、どういたしまして。それでね、今日も良かったらなんだけど」 今度はやや小さく、もこもことした可愛い白色の紫陽花をくれた。 「紫陽花の花言葉は移り気なんて言われるけど、てまりの種類には家族や団欒なんていうのもあるの。白い紫陽花は寛容とか一途な愛情。色や形で様々な花言葉があるのも魅力ね」 「そうなんですね…家族か。うちにぴったりです」 「でしょう?それとね、これはお裾分け��んだけど。ちょっと時期はズレちゃったけど美味しいものは変わらないわ」 渡された紙袋の中を見ると柏餅だ。葉っぱが緑のと茶色いのがあって、中身の餡が違うのだそうだ。こし餡と味噌餡。どっちも美味しそう。 「わあ、今年の端午の節句はもう終わっちゃってて、お祝いできなかったので嬉しいです。ありがとうございます」 「よく行く和菓子屋さんのなんだけど、まだ柏餅売ってたから買って来ちゃった。多紀ちゃんによろしくね」 ぺこり、とお辞儀し合ってまた歩き出す。我が家はみんな甘いもの好きだから、洋菓子和菓子関係なく喜ぶ。 空を見上げると雲は厚いものの、まだ雨は降らなそうだ。多紀が遠足から帰ってきたら柏餅でおやつにしよう、なんて考えながら家路を急いだ。
貰った白い紫陽花は壁際のキッチンカウンターに飾った。花瓶も可愛らしく小ぶりな桜色にして、部屋も明るくなったようで見ていると和む。 「ただいまー」 玄関が開く音のあと、すぐ元気な声が続いた。 「おかえり。遠足どうだった?」 「楽しかったけど、ちょっとバス酔っちゃった」 「あれ。酔い止め効かなかったかな」 「帰りは平気だったよ」 「そっか。良かった」 話しながら多紀がリュックからゴソゴソと取り出したのは空のお弁当箱と水筒。それからやっぱり全部空になったお菓子袋。 「おべんと、ごちそうさまでした。みんながねー、すごいってほめてくれた」 「おお!ひとまず安心したけど、個人的にはクオリティがいまいちなので…次に頑張るね」 「そなの?上手だし、おいしかったよ」 「…うちの子って、なんて良い子なんだろ」 首を傾げる愛くるしさにぎゅーっと抱き締めると「わかったわかった」と腕をぽんぽん叩いてあしらわれる。さっさと抜け出した多紀は手を洗いに行ってしまった。 真似してるのか無自覚か、仕種が叔父さんに似てきたなあ。 「お皿のね、絵付けたいけんしてきた。焼いてから学校に送ってくれるんだって」 「へー!なに描いたの?」 「ひみつ!」 笑いながらリビングへ入って、てるてる坊主に「雨ふらなかったよ、ありがとう」なんてお礼を言ってる。それから白い紫陽花に気づいて顔を近づけた。 「あれ?新しいのだ。きれいだね」 「さっき買い物帰りに榊さんに会ってね、また貰ったの。それと多紀にって柏餅も貰ったよ」 「かしわもち!こどもの日に食べるやつだ」 「みんなで住み始めたの大型連休過ぎてたから、お祝いしそびれてたよね。お祝いといえばお誕生日も!来年は盛大にやろう。ケーキ作っちゃおう」 「うん。その前に2人のたんじょうびだと思うけど…ジュジュは夏生まれだって言ってた。りょーじは?」 「僕?うーん僕は…秋生まれかなあ?」 正直、誕生日も歳もよく分からない。どこから数えたらいいのかも曖昧だ。 強いて言うなら、君にファルロスとしてお別れを言った朝の、次の日なのかなと思っている。そこから今の僕が形成された。もう随分昔のことみたいだけど。 「じゃあ、きせつが変わるたびにお祝いできるね。ケーキぼくも手伝う!」 にこにこ笑った多紀が、はたと思い出したように紫陽花を見上げた。 「あじさいのおばあちゃんにお礼したいな」 「そうだね。一緒にお菓子か何か作って持って行こう。ケーキの予行練習でもいいよ」 またひとつ、数日先、1年後までの約束と楽しみが増えた。こんなことの積み重ねで幸せが作られていくんだろうな。 柏餅は、こし餡と味噌餡どっちにする?と訊いたら迷うことなく「どっちも!」と答えるところは子供らしいというより多紀らしい、と笑ってしまったけど。 「ジュジュに半分ずつあげるの。どっちも食べたいでしょ」 「そうだねえ。樹さんも両方食べたかったーってなるよねえ」 樹さんがまた喜んじゃうなあ、と子供特有の猫っ毛でサラサラの髪の毛を撫でた。 柏餅を食べながら、教わった紫陽花の花言葉について話し合う。多紀は興味を持った様子で、今度学校の図書館でお花の図鑑を借りてくると言っていた。 まんまるで、人の心を和ませる。そんな世界一の団欒が作っていけたら良いなあ。 ささやかで壮大なことを願いながらエプロンを付け、夕食の準備に取り掛かった。
このお話の時代考証というか、どこまで詳細にやったらいいのか悩みまして、結論。 ファンタジーミレニアムにすることにしました。この時代にまだそれ無いじゃない…? とか色々挙げればキリがないのと、この望月さんは全部体験はしていなくとも 令和まで知識として知ってるという未来人っぽさを醸し出してもらおう!という…。 チートなハウスキーパーというより所帯染みた専業主夫になってますが 子主さんにいろんな体験をさせてあげたいものです。 叔父さんはマキちゃんと友達以上恋人未満のいい感じになってて欲しい もうお前ら早く付き合っちゃえよ!(願望)
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kachoushi · 2 months
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各地句会報
花鳥誌 令和6年3月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年12月2日 零の会 坊城俊樹選 特選句
氷川丸の円窓いくつ北塞ぐ 昌文 十字架のかたちに燃る蔦紅葉 美紀 倫敦を遠く大使の冬薔薇 佑天 望郷の眠りの中に木の実降る きみよ 女学院に尖塔のかげ冬紅葉 久 冬木立の向かうをつくりものの海 緋路 昏き灯のランプシェードとポインセチア 和子 十字架を解かざる蔦の冬紅葉 光子 凍空や十字架赤き鉄であり 和子 誰も振り返らぬ早過ぎた聖樹 佑天
岡田順子選 特選句
みなと町古物を売りに行く師走 荘吉 窓は冷たく望郷のピアノの音 俊樹 氷川丸の円窓いつく北塞ぐ 昌文 冬館キラキラ星のもれ聞こゆ 美紀 冬日和トーストに染むバタと蜜 季凜 ガンダムを磔にする師走かな 緋路 革命は起こすものかも冬薔薇 緋路 誰も振り返らぬ早過ぎた聖樹 佑天 胼の手の婆キューピーを路地に売る 俊樹 古硝子歪めし冬の空はあを 久
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月2日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
神鏡の底まで蒼く冬の月 かおり 右手上げ思索のポーズ漱石忌 修二 綿虫のうすき影負ふ百度石 かおり 戯れにペアのセーターそれは無理 美穂 冬帝の裾に鉄橋灯されて かおり 赴任地は裏鬼門なり漱石忌 美穂 後戻りできぬ吊橋冬枯るる 愛 大枯野則天去私のここに居る 美穂 綿虫のことづてありと君に来る 愛 牝狐の頭に木の葉町娘 成子 憑き物を落とす霰に打たれをり 愛 落葉踏む音を楽しむ童かな 修二
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月3日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
亡き父よもう雪囲ひ始めしか 喜代子 百二才冬空へ帰られし 同 眠る山内で動めく獣達 都 年忘れ新入り下戸でじよう舌なり 同 門松の早や立ち初め禅の寺 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月7日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
冬菊を挿して祈りの夙夜かな 宇太郎 布教師の顎鬚白し報恩講 すみ子 投薬のまた一つ増え落葉蹴る 悦子 入隅に猫の目青し冬館 宇太郎 三途から戻りし者の年忘 同 闇一枚まとひてよりの浮寝鳥 都 露座仏の思惟の指さす空は冬 美智子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月9日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
冬の朝遠くに今日の始む音 恭子 空青く舞ふ白鳥の透きとほり 幸子 塀の猫すとんと消えて師走かな 三無 冬の雲切れて見下ろす日本海 白陶 枯菊のかをり残して括られる 多美女 路地裏に声の弾みし焼芋屋 美枝子 カリオンの音の明るさや十二月 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月11日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
寄せ鍋を囲みし人のまた逝きて 秋尚 まろまろと伊豆の山やま冬景色 怜 乾きたる足音空へ冬山路 三無 子離れの小さき寄鍋溢れをり のりこ 床の間に父の碁盤や白障子 三無 ご奉仕の障子新し寺の庭 和魚 信楽のたぬきと見合ふ障子越し 貴薫 煌めきをところどころに冬の山 聰
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月11日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
茶の花やエプロンで無く割烹着 昭子 風花にして降るとも降らぬとも 世詩明 ポインセチア抱けば幸せさうに見ゆ 昭子 武生花鳥必死に守る年の暮 みす枝 彩りも音も無く山眠りけり 英美子 雪まろげ仕上げは母の手の加へ 時江 糶終へて皮ジャンパーの急ぎ足 昭子 着膨れて女は手より立ち上がる 世詩明 古暦パリの街角にて終はる 昭子 街師走吹かるる如く人行き来 みす枝
令和5年12月12日 萩花鳥会
冬の月句友ともども偲ばれて 祐子 五羽が風邪萬羽が処分魔の鶏舎 健雄 冬の空めげず生きると決心す ゆかり 一年の抱負も薄れ年の暮 吉之 首かけし手袋母の匂して 美惠子
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令和5年12月13日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
この先は冬雲傾れ込む山路 あけみ 白菜を抱きかかへつつ持つ女 令子 こんなにも長年参じ近松忌 同 オリオンの名残惜しみて冬の朝 あけみ 晩秋や娘の云ふを聞き入れる 令子 さきたま花鳥句会(十二月十五日) 初霜や狭山の畑を曳く煙 月惑 頑なに一花残して冬薔薇 八草 終焉の一ト日のたぎり冬紅葉 紀花 枝折り戸の軋む庵や枇杷の花 孝江 今年酒老舗の店や菰飾 ふゆ子 くちやくちやの枯葉纏ひて大欅 ふじ穂 廃校を渋柿たわわ守りをり 康子 三年間無事に埋めよと日記買ふ 恵美子 何をするわけでも無しに師走かな みのり 落葉積む赤き帽子の六地蔵 彩香 嫁ぎ来て冬至南瓜を五十年 良江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
口重き男に隣り近松忌 雪 九頭竜の黙が寒さを増すばかり かづを 散る紅葉散りゆく黄葉なる古刹 同 枯菊や香りと共に燃え上がる 英美子 手焙に触れれば遠き父の事 同 賀状かく龍天空へ飛躍せり 玲子 父母の眠る故郷恵方道 やす香 山眠るひもじき獣抱き抱へ みす枝 鼻水をすすれば妻もすすりけり 世詩明 熟し柿つつく鴉は夫婦らし 同 人にやや離れて生きて帰り花 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月17日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
黒門の枡形山に裘 幸風 冬蝶を労はるやうに母の塔 同 眠る山起こさぬやうに歩き出す 白陶 隠れんぼ使ひ切れざる紅葉山 経彦 冬帝と対峙の富士や猛々し 三無 笹鳴や少し傾く城主墓 芙佐子 山門へ黄落の磴細く掃く 斉 黄落の野仏は皆西へ向き 炳子
栗林圭魚選 特選句
蒼天に山脈低く雪の富士 芙佐子 空を抱くメタセコイアの冬支度 三無 SLに群がる揃ひの冬帽子 経彦 かなしことうすれゆきたり冬霞 幸子 笹鳴の過ぐ内室の小さき墓 慶月 法鼓聴く銀杏落葉の女坂 亜栄子 古寺の法鼓の渡る師走かな 久子 冬帝や明るき供花を陽子墓碑 文英 笹鳴や少し傾く城主墓 芙佐子 枯芝の広場の狭鬼ごつこ 経彦
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月19日 福井花鳥会
赤き玉転がしながら毛糸編む 啓子 住み古りて遺木の数多なる落葉 清女 着膨れてストレス無しと云ふは嘘 同 雲たれて空塞ぎをり十二月 笑子 ささやきを交はす綿虫寄り来たり 同 神殿に大絵馬掲げ年用意 同 毒舌も競り合ふ友や年忘 泰俊 それぞれの色を尽して末枯るる 雪 小説を地で生く男近松忌 同 墨をもて仏描きし古扇 同
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令和5年12月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
母と娘の悲喜こもごもや古暦 雪 大いなる一つの鳥居や神の留守 同 近松忌日有り気の一文箱 同 筆に生れ筆に死す恋近松忌 同 初雪や瓦は白く波打てり みす枝 初雪や誰彼となく首縮め 同 さんざめく市井を抜けて見る聖樹 一涓 神々の眠れる山や風の音 ただし 捨て猫のすがる眼や雪催 清女
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月24日 月例会 全選句を掲載いたします。◎が特選句です。 当日の席題は「青」でした。
坊城俊樹選 特選句
 二百万余の英霊よ竜の玉 昌文  暦売る神となりし日遠くして 慶月  極月や足踏みかすか男衛士 音呼 ◎聖マリア棘やはらかき冬薔薇 和子  楽団の喧騒を待つポインセチア 順子  幔幕のうちは見せざり年用意 千種  聖夜待つランプの中の空青し 和子  悴んで十字架を小学生仰ぐ 順子 ◎十字架に鳩の休息クリスマス 要  朱き鯉悴みもせず行者めき 軽象  一枚の青空に垂れ冬薔薇 和子  著ぶくれのままカフェオレを飲むつもり 光子  著ぶくれの犬にユニオンジャックかな 佑天  冬帝のふくらませゆく日章旗 和子 ◎冬深む宿痾なる瘤持つ鯉へ 光子 ◎身じろがぬ寒鯉威してはならぬ 慶月  寒禽の寄り添うてゐる像の肩 政江 ◎擬態して聖夜の街に紛るるか 炳子  旧華族らしき猫背を外套に 順子  二の鳥居辺り冬帝在し険し 慶月  寒鯉の鐚一文も動かざる 千種  凍雲に閂かけよ大鳥居 月惑 ◎大鳥居いくつも潜りクリスマス はるか ◎きらめける虚構を踏みぬ霜柱 妙子  オルガンを踏み込むクリスマスの朝 光子 ◎くちびるの端で笑つて懐手 和子  数へ日の水あをいろに神の池 要  外套のポケットに怒りを握る 和子  冬ざれの鯉の影なき池の底 炳子  上野は勝つてゐるか像の極月 慶月  歳晩や動きさうなるさざれ石 眞理子  聖樹の灯巻き込んでゆくボロネーゼ はるか  冬眠の蛇を諾ふ斎庭なる 光子
岡田順子選 特選句
◎神の鳥冷たき影を像に置く はるか ◎極月や足踏みかすか男衛士 音呼  初対面黄色のマフラーして彼女 政江  花柊零るる坂の神父館 要  未知の先あるかのごとく日記買ふ 妙子  聖マリアと棘やはらかき冬薔薇 和子 ◎枯蓮のいのちの水に眠る朝 佑天  裳裾冷たき暁星のマリア像 俊樹  なかなかに僧には会へぬ師走かな 眞理子  十字架に鳩の休息クリスマス 要  鷗外の全集売れぬ隙間風���俊樹  窓越しに著ぶくれの手が師を招く はるか  朱き鯉悴みもせず行者めき 軽象  一枚の青空に垂れ冬薔薇 和子  著ぶくれの犬にユニオンジャックかな 佑天  霜晴や空ラのリヤカー巡回す 千種 ◎英霊の言の葉の外年詰まる 軽象  寒禽の寄り添うてゐる像の肩 政江  年逝くや素木の鳥居乾くまま 要  擬態して聖夜の街に紛るるか 炳子  数へ日の嵌つてしまふ小津映画 炳子  大鳥居いくつも潜りクリスマス はるか  きらめける虚構を踏みぬ霜柱 妙子  オルガンを踏み込むクリスマスの朝 光子 ◎くちびるの端で笑つて懐手 和子 ◎手つかずの落葉を散らす神の鳥 はるか  数へ日の水あをいろに神の池 要 ◎外套のポケットに怒りを握る 和子  サグラダファミリアみたいな銀杏枯れ 俊樹  風冷た悲しくなけれども涙 政江  二百万余の英霊よ竜の玉 昌文 ◎微動だにせぬ零戦と年忘れ 俊樹
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itokawa-noe · 5 months
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パレスチナ料理を食べてきました(後編):いただきます!
 
★追記:申し訳ありません。tumblerのアカウントを持っていないと記事が途中までしか読めないようなので、noteに記事を移植しました。こちらからお読みいただけますと助かります…
この記事は、以下のふたつの記事のつづきです。
「パレスチナ料理を食べてきました(前編):申しこみから入店まで」
「パレスチナ料理を食べてきました(中編):高橋美香さんのスライドトーク」
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●パレスチナのごはん
 スライドトークが終わり、いよいよディナーの時間です。つらい話の後でしたが「ごはんは美味しいので、気分も上がると思います!」と、美香さんが元気な声で空気を変えてくれました。
 長いソファにぎゅっと身を寄せあうようにして座る参加者一同、スープにサラダに取り分け皿にとつぎつぎ運ばれてくるものを、バケツリレー形式でテーブルに並べてゆきます。見慣れない料理を前に「これはなんでしょう?」「うーん、なんでしょうね」などと言いあっていると、オーガナイザーのKazueさんにつれられて、店主のマンスールさんが現れました。自己紹介のあとでメニューの説明をしてくれたのですが、その口から「マックなんちゃら」という聞き慣れない料理の名前が出たとたん、美香さんのいらっしゃるテーブルがどっと沸きました。パレスチナに詳しげな方々の集まるお席だったのですが、みなさんめちゃめちゃテンションが上がっています。なんだかよくわからないけれど「マック��んちゃら」はすごいらしい。これは期待できそうです。
 ところで店主のマンスールさんですが、口をひらけば冗談ばかりのめっぽう愉快な方でした。真面目くさった顔でお会計の金額を一桁多く言ったり、オーダーに対して「それは四時間かかりますねえ」と返したりと、やりとりのたびになにかしらのおふざけを挟まないと気が済まないご様子。こちらが「え?」と戸惑った次の瞬間、顔をくしゃっとさせて笑うのですが、その笑顔がまたとびきりチャーミングなのです。
 このお茶目なマンスールさんが私たちにふるまってくださった特別なコースを、ここでどーんとご紹介いたします。全体的に背景が混沌としていますが、フレームの外のぎゅうぎゅう賑やかな空気を想像していただけますと幸いです。どの料理にもハーブやスパイスがふんだんに使われていて、おいしいのは言わずもがな、鼻に抜ける香りや舌をわくわくさせてくれる刺激が楽しくて、わくわくしながらいただきました。
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・スープとサラダ。どちらもおいしかったです。サラダにはザクロと揚げたパン(名前があったのですが失念しました)がトッピングされていました。
・ペーストの盛りあわせ。ホンムス(ひよこ豆のペースト)、トルキシサラダ(トマトベースのペースト)、ムタッバラ(茄子のペースト)、茄子とねりごまのペースト。使われているスパイスの種類でがらりと印象が変わるので、構成要素が似ていても味わいはさまざまでした。ぜんぶおいしかったです。
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・いろんなオリーブ(写真は塩漬け。写っていませんが、刻んだオリーブを砕いた胡桃とあえたものなどもありました)
・ビーツのピクルス(だったはず)
・パプリカとピーマンのペースト
 これもみんなおいしかった。
 パプリカとピーマンの組みあわせって意外と新鮮な気がします。パプリカの甘みと酸味がとおりすぎたあとにピーマンの苦味がうっすら残るのですが、それがビールとよく合いそうでした。(残念ながらこのときはまだ飲んでいませんでした)
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シュシュバラック。「ヨーグルトソースの水餃子」だと言われたけれど、私の感覚ではラビオリに似ていました。これまたおいしかった!
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ファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)。形がハートみたいでかわいかったです。もちろんおいしかった!
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ローストチキンとバスマティライス。おいしくないわけがない。アーモンドの甘さと食感がアクセントになっていました。
 ふー。食べた食べた。そろそろおなかいっぱいだわ。でもこのチキンとライスはきれいに平らげたいよね、といった感じの締めのムードがテーブルに漂いはじめたときでした。
「マックルーベが来るってよ!」
 誰かが叫びました。
「来るよ来るよ!」「動画の用意して!」
 美香さんのテーブルの方々のバイブスが一気にぶち上がります。わけのわかっていない私たちもわけのわからないまま盛り上がります。「ところで、なんですか? そのマックなんとかって」と誰かが訊ねると、「鶏肉と米!」という答えが返ってきました。え、待って、鶏肉と米? 今ローストチキンとバスマティライスをせっせと食べているところですが? このうえでさらに鶏肉と米?
 戸惑う我々の前に現れたのは、直径20センチ、深さ30センチはあろうという、どでかい両手鍋です。シリア出身の店員さん(ごめんなさい。お名前を聞き取りそびれてしまいました……)が、重たそうに運んできたその鍋にひとまわり大きなお皿をかさね、えいやとひっくり返します。中身が落ちやすくなるようがんっがんっがんっがんっとこぶしで鍋底を叩くことしばし、そろりそろりと鍋が持ち上げられ、少しずつ中身が見えてきます。息を呑んで見守る一同の反応をうかがいながら鍋を持ち上げていた店員さんが、途中で「やっぱりやめーた」と鍋をもって厨房に戻ろうとするのを「待ってー!」と止める、というくだりを挟み、ついになかから現れたのが……こちらです!
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 何に見えますか?
 写真がいまいちでわかりにくいですが、茹でた肉と揚げた野菜を鍋の底に敷きつめて、そのうえにご飯をのっけた炊いたもの、すなわちマックルーベです。「マックルーベ」とはアラビア語で「逆さま、ひっくり返す」の意。最後に鍋をひっくり返して盛りつけることから、こう名づけられたとのこと。これをみんなで切りわける、というか切り崩して、シェアしました。
 これ以上の鶏肉と米はもう無理かもしれん……と腰が引けていた私は、盛りつけの演出に惹かれつつ、ド派手な見た目にやはり内心気圧されていました。が、食べはじめてみると、意外や意外、お箸が進む。酸味のある爽やかな味も、ちょっとおじやっぽい食感も、ローストチキンとバスマティライスのときとはまるで違うので、まだまだもりもり食べられます。とはいえやはりお腹はすでにぱんぱんだったので、野菜多めだったのがありがたかったです。くたくたのナスとしみしみのジャガイモも、マンスールさんが盛りつけの仕上げに散らしてくださった細かく刻んだしゃきしゃきの生野菜たちも、みんなおいしかった。
 これはあとから伺ったことなのですが、マンスールさんは予算を超える特別メニューを当日サプライズで提供してくださったそうです。そのお気持ちのあたたかさが、楽しい演出やおいしい味と一緒に心に残っています。 
 食事の終盤、一同の箸が重たくなってきたあたりから「もったいない食堂」のエプロンをつけたKazueさんが笑顔ながらも本気のトーンで「全部食べてくださいね」「お残しはだめですよ」と繰り返すのが、なかなかにプレッシャーでした。でもフードロスをなくすためにも、残さないのは大切なこと。いやこの量はさすがにきびしいです……と思いつつ、信頼できる方だなあとも感じました。私たちは終電の関係で叶わなかったのですが、残ったマックルーベは持ち帰ることができました。次にランチトリップのイベントに参加する際は、タッパーを持参します!
 美香さんがはじめに言ってくださったとおり、みんなでごはんを囲むひとときはただただおいしく愉快なものとなりました。ですが、あ〜楽しかったなあ……とふりかえるときに必ず一緒に思いだされるのが、美香さんが何度か笑いながら口にされた「パレスチナに行けばこんなごはんが食べられると思ったら、大間違いだよー!」という言葉です。Kazueさんも「マンスールさん、今日のために大盤振る舞いしてくれたんですよ」とおっしゃっていました。
 私たちがいただいたのは特別なおもてなし、晴れの日のごはんだったのでしょう。このごはんをパレスチナの人たちが、ガザの人たちも西岸の人たちも、お腹いっぱい食べられる日が、一日も早く来てほしい。
 そんなことを考えながらパレスチナの食文化について調べていたら、こちらの記事をみつけました。(書かれたのが2年前なので現状からするとずれている点もありますが、全体としては今に通じる話です)
 これを読んで思い出したのが、入植者がパレスチナ人の村を潰して奪った土地に本来の植生を無視した植林を行ったという話です。Palestine Sunbirdという鳥の名前をOrange Birdに変えるよう働きかけた話も。
 シオニストたちはかねてよりあの手この手で「パレスチナを」を消そうとしてきた。
 それが今、虐殺・民族浄化というこれ以上ないあからさまな形で行われている。
 でも、どうして?
 世界中がリアルタイムでこれを見ているのに、もう2ヶ月以上ものあいだ目の当たりにしつづけているのに、どうして止められない? 毎日毎日人がどんどん殺されて、その中には大勢の子どもがいて、絶対におかしいって、間違ってるって、止めさせなければならないって、こんなに、こんなにも単純な、誰にだってわかることのはずなのに。
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 悲しいです。悔しいです。
 諦念や冷笑に逃げたり絶望を言い訳に思考停止したりしてもなんの解決にもならないから、できることをやってゆくしかないわけですが。
 すみません。話がそれました。
●ご���そうさまのあとで
 ディナーのあと、美香さんの持参された本のなかから2冊を選んで購入しました。
 1冊目は、『パレスチナに生きるふたり ママとマハ』(かもがわ出版)。スライドトークに登場したビリンのアブーラハマ家とジェニンのアワード家、それぞれの家のお母さんである「ママ」と「マハ」が文通のようなやりとりをするという形式で、それぞれの家族の暮らしが描かれています。
 もう1冊は、合同会社パレスチナ・オリーブ代表、皆川万葉さんとの共著『パレスチナのちいさないとなみ―働いている、生きている』(かもがわ出版)。パレスチナの人たちがどんなふうに暮らしていて、そのなかで何に喜びを感じ何を生きがいとしているのかにふれられる良書です。現在起きていることを理解するために必要な知識が、読みやすいQ&A方式で書かれているパートもあります。
 美香さんは、取材と撮影のために近々パレスチナに発たれるそうです。資金を集めるためのプリントセールを行われており(12月10で終了しています)ランチトリップ当日も好きな写真を選んで購入することができました。
 私は、鉄条網の分離壁と青空を背景に男の子が両手を広げる写真に心をつかまれました。でも、この子は今どうしているのだろうかと考えはじめたら悲しくなってしまい、購入にはふみきれませんでした。
 数日経ち、やはりあの写真を迎えたいと思って美香さんのサイトを訪問したところで、販売期間がすでに終了していることを知りました。残念ではありますが、美香さんはたびたびこのプリントセールを行われているとのこと。きっとまた機会は訪れるのではないかと思います。そのときまで、いや、そのさきも、美香さんの活動を追いつづけます。
●直に会うということ
 当日のことを振り返りながら、ここまで書いてきました。
 こんな自分がパレスチナ料理を食べに行ってよいのだろうかと躊躇したりもしましたが、参加してよかったです。なにがよかったって、美香さんのお話を聞けたこと。準備にどれだけ時間がかかったのだろう? と思うような手の込んだ、おいしい料理をたっぷりいただけたこと。それから……
……と挙げていったとき、懐かしいような気持ちとともに思いだすのが、店主のマンスールさんの、くしゃっと笑った顔です。
 マンスールさんは基本的に厨房にいらっしゃったので、個人的におしゃべりをしたりはしていません。でも、ドリンクの注文や会計のときにかわしたやりとりのひとつひとつが、ふしぎと心に残っているんです。ほんとにしょーもない(ごめんなさい)冗談ばかり言う方なのですけれど、でも、そのしょーもなさが心地よくて、ほっとしました。
 そういえば、美香さんのお話に登場したハムザさんも、よく冗談を言う方だったそうです。
 会えてよかった。しみじみとそう思います。その気持ちとおなじぶんだけ、会ってほしい、とも思います。
 知ってほしいです。パレスチナの人が(というかそういった属性を越えて、マンスールさんやハムザさんという一人一人のひとが)冗談を言って笑ったり笑わせたりするところを、直に会って、見て、知ってほしい。パレスチナのことをまったく知らない人にも、フィルターのかかった情報を通じて知っているつもりになっている人にも。私もまだまだ知りません。これから知ってゆきたいです。
 ランチトリップ・パレスチナ西岸便、参加して本当によかったです。
●おしまいに
 緊急で今回のイベントを企画し、当日はアテンド役からホールスタッフまでくるくると大活躍されていたKazueさん、この二ヶ月以上のあいだずっとつらい思いをされているにもかかわらず元気をかき集めてお話をしてくださった美香さん、予算を度外視してお祭りみたいな御馳走をふるまってくださったビサンのみなさま、本当にありがとうございました。
 ランチトリップでは、シリアやミャンマーといった「遠い」地域に焦点をあてた企画から、ウクライナから避難してきている人たちやクルドの人たちといった私たちの隣人の声に耳を傾けるための企画まで、「異文化理解と各国への固定観念を変えるランチ」を通したさまざまな取り組みをされているそうです。他の企画にも興味津々、また参加したいと思っています。情報をシェアしてくださった清香さん、よき出会いをありがとうございました。
 ここまで読んでくださった皆様も、長らくおつきあいくださりありがとうございました。
 もしこれを読んでくれている友人のなかにパレスチナ料理を食べてみたい人がいたら、一緒にビサンに行きましょう。食後のアラビアコーヒーをいただけなかったのが心残りで、近々再訪したいと思っているんです。カルダモンが効いていておいしいんですって……!
 最後にひとつ、情報を共有させてください。
 日本にいながらできることがカテゴリー別に網羅されたリストです。丁寧にわかりやすくまとめてくださっているので、自分にできることがないかと探している方、ぜひ覗いてみてください。(作成してくださった方、ありがとうございます……!)
 
 ランチトリップのおかげで西岸の人たちのことをこれまでより具体的に思い描くことができるようになってから、SNSやニュースで西岸からの報せにふれることが、いっそうつらくなりました。最悪が更新されるのを止めたいです。ほんとうに。一刻も早く。
 引き続き、自分にはひとりぶんの力があると信じてやってゆきます。
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junikki · 6 months
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朝の情報番組でホストに貢いで、そのために風俗までやって、親にまで迷惑をかけて…っていうのを見たんだけども、日本でなんでホストみたいなしょうもないビジネスが成立するんやろ?ってつくづく思う。正直、ホストってそんなにかっこいいか?って感じ。ホストって細いし、欧米だとゲイだと思われるくらいフェミニンな感じ。ヘアメイクとか頑張ってて、ブロンドとか綺麗な髪色にしたり、爪にはネイルアートまでしてて、めっちゃゲイファッションで固めてるやんwて思われる。でも、まあ百歩譲って、ジャニーズやKpopみたいなの好きな人にはたまらない容姿だとして、それでもそんな破滅するほど貢ぐって…
日本人ってあんまり人を褒める文化がないと思う。友達同士でも、恋人同士でもあんまり褒めずにむしろ貶しあったりして、それで色々言い合えるから仲良しみたいな感じだったりする。��からこそ、褒められたら弱いんだと思う。それがたとえ疫病神のようなホストでも。
カナダだと道を歩いてる人にI love your dress! I love your style! I love your hair!などなど…とにかく知らん人に大袈裟に褒められることは普通。突然話しかけられるからまじでびっくりする。日本人は褒められ慣れてないから、褒めるとむしろ怒る人もいたりして、下手に褒めたりできない。私は人を褒めるの好きだし、褒められたら普通にありがとう!って言うし、この服自分で作ったんだけども、わたしもこの服めっちゃ気に入ってて〜とか、他人でも自分をさらけ出して話したりできるから、それこそスタバの店員さんとかでもホストやキャバ嬢の役割を果たしてるって感じ。でも日本だとスタバの店員さんで客に話しかけるとかあんまりないし、でも大阪では割と知らん人にそこそこ話しかけて褒めたりもする人多い方かも。わたしも知らんおばちゃんや知らんお姉さんにその服素敵ですね!とか髪色可愛いですね!って言われた。知らん人に褒められるのは3ヶ月で3回だから、割とレアな体験かも。でも、カナダだとそれが毎日。今の綺麗なターコイズのインナーカラー入った髪型やと、適当な服着てても多分毎日褒められすぎて疲れるほどやと思うwちょっと気合い入れただけで褒められるから、あんま人に話かけられたくない時はわざと地味に目立たないようにするほどw
久しぶりの軽作業系の仕事、蟹工船みたいな感じを想像してたけども、想像以上にみんな優しくてよかった。まあ現代で蟹工船の状態が残ってるってかなりやばいけどなw令和の時代に下手なこと言えんみたいで、わたし的にはホワイトな感じ。まあ15日だけだから、客みたいなもんやけどもね。佐川系の倉庫なんだけども、そんな荒くれ者みたいなのはいないのが驚いた。佐川男子とかいうほどやから、やっぱ体型が筋肉ついてて引き締まってる人多くて、身体鍛えるの好きな人はジムとか通わんでも働くだけでいい感じになるから最高の職場やなとか思う。ホワイトカラーの仕事だと中年太りして、ビール腹の醜い身体のおっさんになるの多いもんな。まあロバートはスポーツが趣味で仕事終わりにバスケしに行ったり、ジム行ったり、走り込みしたりと無駄に鍛えてたみたいやからめちゃ痩せてたみたいやけど。平均的なカナダ人だと、高校生くらいまでは痩せてて、就職してからはどんどん太る人の割合が多いと思う。カナダの肥満率高いけども、両親は太ってても子供は痩せてる子多いから。
驚いたのが、派遣会社から電話かかってきて、12月も引き続き働けないかと言われたこと。マンパワーの必要な仕事なのはわかるけども、キツくて割とバックレる人も多いみたいやから、人材確保したいんだろうな。でも12月は寒いし日の暮れるのもますます早くなるから、自転車通勤きついし、すぐ断った。12月はちょっと忙しくなるので無理なんですよ、って。実は全然予定ないんだけどもねw12月は他の事務系の仕事しようかと思ってる。それに実際ハンドメイドの出展やりたいから、12月はそれに向けて準備する期間にしたいし。
部屋の整理してたら、バイアステープ大量に見つけた。この前ちいかわのかわいい生地買ったので、このバイアステープを使って洋裁用のエプロン作るつもり。
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ピンクのバイアステープがよく合う生地だわ。洋裁する時にツールを収納するためのエプロン作りたいと思ってたので。あと、あまり布で財布も作りたいしね。
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khrbuild · 7 months
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この季節になると無性に昆布茶飲みたくなる。
貝塚市塗装塗替え工事
貝塚市水間寺境内観音院リフォーム工事
富田林古民家まるっとリフォーム工事
大工見習いの頃、建前が終わるとその家の座敷になる場所にみかん箱を縦に置き台にしてその上に合板を並べて即席のテーブルが作られ、次はみかん箱を横にして足場板を並べて椅子ができる。
それは大工がするのではなく、お施主さんの親族で必ず1人2人と手際よく段取りと指図する人がいた。
テーブルができると、待ってたかのように白い前掛けエプロンをした女性陣がお弁当におむすび、煮しめにお酒とこれまた手際よく並べていく。
余談ですが、若奥様やちょっと田舎やけどおしゃれな奥さんは赤いエプロンをしている。
そしてみんな着席し、コップにお酒がつが注がれると祝の宴が始まる。
最近ではすっかりなくなりましたが、家族や親族、隣近所という小さな輪の中で、親から子に子から孫にと伝えられてきた1つの地域の文化だったんですかね。
今こんな事言うたらなんとかハラかしらんけど、男性は酒で宴会の接待、女性は一段落してお茶とお菓子をつまんで世間話、子供達はルール決めて走り回って怪我して怒られる。
懐かしく良い風景でした。
そしてその宴が終わると、必ず出てくるのが「昆布茶」。
呑んだあとに、これがまた美味しいんですよね。
昆布は「よろこぶ」として古くから祝いの席ではふるまわれるお茶だったみたいです。
家に帰って食事するときに、冷たいお茶から温かい玄米茶に変わると昆布茶飲みたくなるんですよ。
最近は玄米茶に昆布茶を入れて飲んでます。
コップに粉末の昆布茶を入れて玄米茶注ぐんですが、うまく入れないと粉末残るでしょ、そうなるとかき混ぜるのにスプーンやお箸使うと洗わなあかんから、
急須を高いところから湯呑みにお茶を注いで昆布茶がうまくとけるようにね、
そう!
右京さんですよ!
負けませんよw
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とまた、くだらん話をダラダラとすいません。(-_-;)
富田林のリフォーム工事の写真もう少しだけのせておきますね。
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そういえば、水間で天井張り替えたお宅の写真ビフォーアフター見てください。
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よく見てもらったら竿と言って横に入ってる木も綺麗になってるでしょう。
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天井板は交換するので、もちろん綺麗になってるんですが竿天井の竿も日焼けやホコリで汚れてるので、洗剤を使って綺麗にしてるんです。
わたくしのLLの手袋てす(^o^;
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たまに説明させてもらってるんですが、むづかしいことではないんです、バケツに半分くらい水を入れて洗濯用洗剤で漂白剤の入った洗剤をキャップ1杯入れて混ぜるたけ。
タオルにそれを染み込ませてふきます、次は洗剤のついていない水だけのタオルでもう一度拭いて、最後に水で硬絞りしたタオルで拭き取るだけ。
3回拭くとこんなに綺麗に。
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また右京さんとか使うから観音院の写真まで到達しなかった(^_^;)
また掲載するので見てくださいませ。
本日もお疲れ様でした。
貝塚市 岸和田市 泉佐野市 泉大津市 和泉市 泉南市 阪南市 熊取町 忠岡町 田尻町
天然素材スイス漆喰カルクオウォール
リボス自然塗料取扱店
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sugarcrafttk2 · 11 months
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2023夏 アイシングクッキーワークショップ ~すいかとフラミンゴのクッキー~
アイシングクッキー教室TK2*です。
2023夏のワークショップ募集のご案内です。
描いて、塗って、貼り付けて! 3 Dクッキーも作っちゃう! 楽しいことが沢山詰まったレッスンです。
大人もお子様も、初めてでも、経験者でも、皆さまに楽しんでいただけたらと思います。ご参加お待ちしています!
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フラミンゴはいろいろなパーツを貼って3Dクッキーに仕上げます!
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【日 程】 7月26日(水)/ 10:30~13:00 7月28日(金)/ 10:30~13:00 8月 1日(火) / 10:30~13:00 残席3 8月 7日(月) / 13:00~15:30 残席4 ※各回2名以上で催行確定 ※別日程をご希望の方はお気軽にご連絡ください。(2名以上で承ります)
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【レッスンの内容】 ・アイシングの基本的な技法 ・パーツの作り方 ・コルネを使ったリーフ絞り(2種類) ・3Dフラミンゴ作成の方法 ・テキスト付き
【クッキーの内容 計7枚】 〇フラミンゴ 1枚 (タテ6.5×ヨコ4.5cm)   ◯三角のスイカ 2枚(タテ6.5×ヨコ6cm) ◯半円・食べられたスイカ 各1、計2枚(タテ3.5×ヨコ6cm) ◯丸型スイカ 2枚(5cm) ※半円・丸型のスイカについては画像を参考にお好きな図柄でお作りください。
【受講料】 4,500yen ( 子供・大人同料金/持ち帰り用のBOX代含む) ※当日現金にてお支払いください。 ※初回のみお振込をお願いいたします。(別途ご案内)
【定 員】 各回4名
【場 所】 吉祥寺(お申込み後追ってご連絡いたします)
【持ち物】 25×15cmのクッキーボックスが平らに入る持ち帰り用袋 エプロン(無くても可)/ウエットティシュ/お飲み物 ※ゴミは各自お持ち帰りいただきますよう、よろしくお願いいたします。
●お申込みは以下のメール宛てにお願いいたします。
※各回2名以上で催行確定
下記内容を添えてご連絡ください。
1)参加人数・お名前
2)ご連絡先
3)他ご希望日がある場合は日時いくつか
※8/20~31日はお休みです。
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レッスン及びキャンセルポリシーをご確認ください
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☆詳細・お申込み/ご連絡☆ 以下のメール宛てにお願いいたします。 [email protected]
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【SugarcraftTK2*レッスンについて】 Lessonをご希望の方は、Lessonメニューより【Lesson内容】をご覧の上、 スケジュールをご相談ください。 オリジナルレッスンやお仕事をされている方、平日のご参加が難しい方もお気軽にご相談ください。 体験レッスン/BASIC COURSE/資格取得レッスン/出張レッスン/プライベートレッスンなどご希望に添って対応いたします。→ 詳細はこちら お気軽に以下のメール宛てにご連絡ください。 【メール】 [email protected]
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cotton-milkyway · 1 year
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子供エプロン
120〜130size
用尺:70c
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肩紐・ウエスト紐
共布で作り、片側を縫い付け
片側にマジックテープ
簡単な着脱です
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kannai-map · 1 year
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とろけるハンバーグ福よし 岐阜長良店
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気になっていたお店【とろけるハンバーグ福よし】さんにお邪魔してきました。ノムヤサイさんに行く途中にできていたお店で道中気になって戻った次第です。お友達がハンバーグ好きなのですよ。
スタッフさんがとても丁寧に商品の説明をしてくださる。基本的にハンバーグですからねサイズやトッピングが選べるって話です。鉄板での提供で自分で好きな焼き加減でって一分は焼いてほしいそうです。
お米は単品とセットがありますがセットだとおかわりできるようです。つけダレは醤油ベースの三種類でお皿に取ったらみんな同じ見た目でわからなくなるというwww説明の時に出してくれた紙エプロンをつけてのオーダーwww子供かっ!!とツッコミをうける。
でも油ハネ凄いですからね。お隣の油も飛んできそうだ。匂いもつくしね。
ハンバーグはつなぎを一切使わないタイプでそれでお肉と油だけでとろとろしてるって話かな?焼くととろとろ感はなくなるのでちょっと思っていたのとは違っていた。わたしは熟成ハラミとのコンボにしたので個人的にはハラミが美味しかった。レアで出てくるのでほぼレアで食べた。そっちだけを次回は食べてもいいかもしれない。
のこった油にご飯を入れてガーリックソルトをかけて焼き飯をって書いてあったのでご飯を少し残してやってみたけど、固形燃料はすでに消えてしまい、焼き飯?と言うより油まみれご飯でした。ガーリックソルトのガーリックが弱めで塩ご飯。残念でしかない。固形燃料は追加できるのでしょうか??
支払い方法はクレカ・各ペイペイが利用できるのでその点はいいと思いました。
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marino1sblog · 1 year
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色白美熟女は案外スケベ - 無料動画付き(サンプル動画)
色白美熟女は案外スケベ - 無料動画付き(サンプル動画) スタジオ: 熟女倶楽部 時間: 40分 女優: 石原美代子 可愛い顔に似合わずとが大好物だという四十路熟女、石原美代子さん。 裸エプロンに興奮した男優の立派なを前に思わず笑みがこぼれます。 「失礼します」とを始めると舐め回すようにに舌を這わせ楽しむ石原美代子さん。 パイズリ、手コキ発射の後はマンコにが入ります!是非ご覧ください! DVD・DVD販売サイト DVDカン DVD・DVD販売サイト DVDカンは若年層と年配層のAVファンたちのニーズに答え、単価の安い$1.79よりのPPV用作品と単価の高い$20ぐらいするDVD正規版作品で両方をご提供いたします。10万タイトル以上のDVD作品を揃え、更に洋画も充実で、幅広いジャンルでお楽しみいただけます。
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