第1号、第2号、第3号にひきつづき、木村重樹『Shigeki-ZINE』第4号のブックデザインを担当しました
〈「昭和の終わり」とオルタ・カルチャーの時代〉と副題のついた本誌で語られるのは、昭和末期から平成初頭にかけてのはちゃめちゃな(?)シェアハウスでの思い出と、90年代に隆盛をきわめたレイヴ・カルチャーにおける「オルタナ」性の行方について
(「レイヴ・カルチャー関連ブックガイド20」付き!)
2024.5.19(日)の文学フリマ東京(於・東京流通センター第一展示会場+第二展示場)にて頒布予定です/スペースはウィッチンケア書店【つ-01】
ご来場の際はぜひお立ち寄りください(わたしは不在です)
0 notes
ポップでワンダーな文芸誌「たくさんの的」(発行:vvv scheme)vol.10〈テーマ:歴史〉が発刊されました
誌面のデザインを担当したほか、新作の詩を掲載しています
全国のセブンイレブンのマルチコピー機(ネットプリント)で発行できます
予約番号:13875779(2024.5.12 23:59:59まで有効)
A4・モノクロ・小冊子印刷・右綴じでプリントの上、ぜひご高覧ください
pdf形式での頒布もしています
[仕様]
判型:A5(A4二つ折り)
色数:1C(モノクロ)
頁数:16p
◉今回は10号記念ということで、ふだんの倍ページがあり、1-9号をふりかえるラジオも収録しました
あわせておたのしみください
1 note
·
View note
『GA Journal vol.5』(発行:東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科)の和文校正をお手伝いしました
0 notes
雑誌『5:Designing Media Ecology』(発行:一般財団法人INSTeM『5』編集室)の本文DTPをお手伝いしました
AD・デザインは宮田雅子さんです
第2期1号となる今号では「間(あわい)の思想」を特集しています
紙版・電子版ともにこちらからお買い求めいただけます
0 notes
佐藤佐吉演劇祭2024参加作品 排気口『光だと気づいた順に触れる指たち』のフライヤーデザインとコピーを担当しました
本公演は、2024.3.20(水・祝)-24(日)に王子小劇場にて上演されます
過去と未来へ向けられたまなざしが淡く交差し、ほつれあう、
夜空を見上げるまでの春宵一刻。
——私たちも星座になれるのかな?
ご予約はこちら
-
(後日制作ノートをあっぷ予定です)
0 notes
ポップでワンダーな文芸誌「たくさんの的」(発行:vvv scheme)vol.9〈テーマ:食〉が発刊されました
誌面のデザインを担当したほか、詩・レシピ・グラフィック・エッセイを掲載しています(盛りだくさん!)
全国のセブンイレブンのマルチコピー機(ネットプリント)で発行できます
予約番号:98106720(2023.10.17 23:59:59まで有効)
A4・モノクロ・小冊子印刷・右綴じでプリントの上、ぜひご高覧ください
pdf形式での頒布もしています
[仕様]
判型:A5(A4二つ折り)
色数:1C(モノクロ)
頁数:8p
2 notes
·
View notes
MITAKA “Next” Selection 24th 排気口 新作公演『時に想像しあった人たち』のフライヤーデザインとコピーを担当しました
本公演は、2023.9.29(金)-10.9(月・祝)に三鷹市芸術文化センター 星のホールにて上演されます
劇団史上最大の公演規模にして、3年ぶりにフィジカルのフライヤーが手に入る公演でもあります
かわいいグッズも複数展開予定です
夏のおわりに、夏のはじまりを想像する、
束の間の指切りみたいに。
──ぼくらはそうして光っていった。
ご予約はこちら
-
いとしき友はいずこに この身は露と消えても(ジョン・健・ヌッツォ「新撰組! メイン・テーマ」)
三鷹では時代劇-新撰組をやる、という話はずいぶん前から聞いていて、その心づもりを胸中であたためながらここ数回のフライヤーを制作していた。だから、公演直前の夏になってその話がなくなったと聞かされたときはそれなりにショックを受けた。こういう話にしたいというあらましもすでに耳にしていたので、そうであるならば、とヴィジュアルイメージのアイデアを練ったり、それをじつげんするための素材を集めたり、はたまたこれまでの人生において唯一観ていた大河ドラマが三谷幸喜『新撰組!』だったので、その主題歌を聴きかえしたりしていたが、それらはすべてわやになってしまった。そうしたくずおれた廃墟の上で制作は開始された。しかし、誠の旗のもとに集まらなくとも、「熱き思い」はいつだって「忘れはせぬ」なのだ。それがいまの年齢にそぐわないものになってしまっていたとしても、徘徊老人になった父親が娘の好きなものをいつまでもおぼえているように、たとえ設計図が異なっていたとしても、足もとの瓦礫は目指されるべき建造物の精神をたたえている。その磁場から、ふたつの両腕が天に向かって衝きのばされる。
それぞれの夏 太陽を待ち焦がれている(ASIAN KUNG-FU GENERATION「西方コーストストーリー」)
のばされた手の先には、ビーチボールがある。波打ち際で向かいあって飛び跳ねる両脚や、多様な貝殻のモチーフからも察せられるが、「夏」や「海」は打合せの際に頻出したキーワードである。ちょうどミュージックビデオが公開された時期だったのもあって、アジカンの「西方コーストストーリー」も話題にのぼり、今回の指針となる楽曲として制作中に幾度も再生されることとなった。映像内で若い男女のひと夏の邂逅が描かれていたように、「恋」もまた本作をめぐるワードのひとつとして挙げられていた。じっさいに上演された作品においては、海は波の彼方へと消えてしまったが、夏や恋が作品を彩るものとしてきらめいていたのはまちがいないだろう。ところで、ウラ面にも記載がある「手を離す」とは、近年排気口の主宰である菊地穂波がことあるごとに言及する語句であるが、ビーチボールと手、砂浜と脚、貝と貝といった紙面上における無数のモチーフがそれぞれ隔たっているのはこの言葉が所以である。デザインをおこなう際にまいかい勝手に——むろん、確認はとっている——つけている英題が貝の層に配置してあるのは、距離を取ってたたずむそれぞれの貝があなたやわたしで(も)あるという意を含ませるためだ。
今はどんな色の地層になって、ずっと先の人間がいるかもわからない未来に、どんな物が発掘されて、どのような時代だったと想像されるんかなあ(倉里晴)
これは今回のフライヤーに対して向けられた言辞のなかで、最も印象深かった一節である。受け手からすれば作り手の意図なんてものはどうでもよいとわたしはつねづね思っており、制作する側からしても、作品の意図が思うように誰かに伝わった試しなどほとんどない。とはいえ、何かがそこで伝達されたと感じることは、どちらの立場においてもままある。上記に掲げた言説が依る歴史的視座はその一例だ。劇中においてはリニアにもパラレルにも展開されていたこの時空間の複数性は、フライヤーにおいては上記の洞察の通り、色分けされた「地層」と、併置された「地形」によって示されている。それらが夏祭りのはじまりを告げる回転運動によって痛切にかさなりあう第4場と、夏枯れを起こすふたつの花が二重化されたイメージがひびきあっているのは事前に意図した事象ではないが、それを長きにわたって伴奏/伴走してきた「歴史」がゆえの共振と言い張るのは驕りが過ぎるだろうか? 歴史ということでいえば、これまでに制作してきたフライヤーの諸要素をちりばめているのも今回の特徴で、さらに遡れば、わたしが宣伝美術を担当する以前には『時に想像し合った人たち』の題をもつ作品もあって……と話が際限なく横滑りしていきそうなのでここで筆を擱く。
0 notes
個展「bolshevik nights/ボリシェヴィキの夜」
単独では約4年半ぶりの展示をおこないます。ジャック・ランシエール『プロレタリアの夜』(1981, 未邦訳)を展覧会名の下敷きにした本展では、会場名である「十月」を出発点に、いくつかの「10月」を念頭に制作したグラフィックによって、空間に「蜂起」の風景を立ち上げることを試みます。1917、1944、1968、あるいは来る未来の〈そのとき〉にむかって、消尽できる「夜」のすがたを、わたしたちはいかにして見いだすことができるでしょうか。暗闇のなかで、いつか星座になる夢を見ながら、わたしは矯正視力〇.六以下の鳥目を必死で擦っています。
ひさびさの展示、これまで会ったことのあるかたも、ないかたも、おいでくださるとうれしいです。会場はバーですので、ぜひ乾杯いたしましょう。
[ステートメントより抜粋]
(…)そこで試みられているのは、19世紀の労働者たちが一日の労働を終えた「夜」に、どのような生の技芸を行使していたかの調査研究である。その渉猟のなかに彼が見いだそうとしたのは、「資本」に対する「抵抗」である、という認識が、本展タイトルの基底にある。
抵抗……。その名で呼ぶに一切のためらいは不要であろう、3つの「十月」がわたしのなかでむすばれている。1917・ロシア・サンクトペテルブルグ。1944・ポーランド・アウシュヴィッツ=ビルケナウ。1968・日本・新宿。国も時間も隔たった、この3通りの「蜂起」を下敷きに、来る未来の〈そのとき〉にむかって、イメージを構成する。その過程で生まれたのが、この「十月」に配置されている作品群である。
わたしたちはいま、「十月」の「夜」に坐している。労働のあとの、あるいは、労働のてまえの。(…)
[会期]
2023.8.16[水]-31[木]、18:00-23:00 ※土日休み
[在廊予定日]
16[水]、17[木]、 18[金]
29[火]、30[水]、31[木]
◉変更がある場合は下記[最新情報]にておしらせいたします
[会場]
新宿ゴールデン街・BAR十月
東京都新宿区歌舞伎町1-1-10 2F
チャージ料金¥1200 ビール¥600
◉ちいさなお店ですので少人数でのご来店をおすすめします
[最新情報]
▶︎Twitter
▶︎Instagram
0 notes
ポップでワンダーな文芸誌「たくさんの的」(発行:vvv scheme)vol.8〈テーマ:法〉が発刊されました
誌面のデザインを担当したほか、コラムを1本掲載しています
ポケモンの御三家はなぜ三匹なのか?という問いを起点に、小泉明郎、松本俊夫、九鬼周造らの理論に触れながら「文」と「本」について書いています
全国のセブンイレブンのマルチコピー機(ネットプリント)で発行できます
予約番号:07936863(2023.6.13 23:59:59まで有効)
A4・モノクロ・小冊子印刷・右綴じでプリントの上、ぜひご高覧ください
pdf形式での頒布もしています
[仕様]
判型:A5(A4二つ折り)
色数:1C(モノクロ)
頁数:8p
0 notes
第1号、第2号にひきつづき、木村重樹『Shigeki-ZINE』第3号のブックデザインを担当しました
〈悪場所〉と〈メタフィクション〉という観点からの映画特集となっています
2023.5.21(日)の文学フリマ東京(於・東京流通センター第一展示会場+第二展示場Fホール)にて頒布予定です/スペースはウィッチンケア書店【か-71/72】
ご来場の際はぜひお立ち寄りください(わたしは不在です)
2 notes
·
View notes
『GA Journal vol.4』(発行:東京藝術大学大学院 国際芸術創造研究科)の和文校正をお手伝いしました
0 notes
排気口 新作公演『人足寄場』のフライヤーデザインとコピーを担当しました
本公演は、2023.4.5-9(水.木.金.土.日)に荻窪小劇場にて上演されます
〈ディベート霊能力者〉と怪談専門の民俗研究家の凸凹コンビが挑む、ある一家に隠された恐るべき秘密。
森のそばの古寂びた一軒家を舞台にした、逢魔が刻の、裏庭怪奇譚。
──因果破れて、光明なし。
ご予約はこちら
-
ジェルばんは!(NEEDY GIRL OVERDOSE「INTERNET ANGEL(feat. Aiobahn)」)
「中村ボリ企画公演」と銘打たれた本公演だが、フライヤーについて主なやりとりをする相手はこれまで同様、劇団主宰の菊地穂波である。三者でおこなわれた今回の打合せではめずらしく音楽の話はほとんどでず、唯一、企画者である中村が挙げてくれたのが『NEEDY GIRL OVERDOSE』のサウンドトラックだった。であるから、制作中はよく聴いた。ウラ面に走っているグリッチ風のノイズはその経験に由来している。インターネット的情報過多をもとめる中村と、静かな不穏さを希望する菊地の意見の相違は、それぞれウラ/オモテに反映することで解決を見るかたちとなったが、この両立は目的として先立っていたわけではない。「オモテの不穏さ・不吉さを、ウラの禍々しさで祓う」という菊地から放たれたワードが、結果的にそのようなしあがりをもたらしたのである。この方向を異にする両面は、作品の背景となる「逢魔が刻=夕暮れ時」の色調によってつながれている。
まぁ、裏と言うのは良くない意味を含んでる。(「裏S区」)
音楽が話題にのぼらなかった一方、打合せの場にはホラー的なニュアンスをもついくつかの固有名詞が登場した。藤田新策、澤村伊智、立島夕子、Momoチャレンジ、裏S区……。制作の過程でこれらがつよい参照項になったわけではないが、劇中でも恐怖描写の鍵となる「裏」概念はフライヤーにおいても色濃く影を落としている。文字に用いられている「反転」は、怪異や恐怖と対峙した際の日常/非日常のひっくり返るさまから抽出したものだ。おわってみれば作品とのシナジーを生んでいるように思えるあしらいだが、デザインに着手する段階でわたしの手もとにあったのは、ほぼコミカルなシーンのみで構成された未完の台本である。ゆえに、上演を観るまでは「〈恐怖演劇〉なんて勝手に書き入れてしまったけれど、あんなにくだらないやりとりがほんとうに怖くなるんだろうか?」と半信半疑のこころもちだったのだが、結果はご覧になったみなさんの知るとおりである。
A MASTERPIECE OF MODERN HORROR(スタンリー・キューブリック『THE SHINING』米国版オリジナルポスター)
もうすこしディティールについても触れておく。メインビジュアルには、劇中に登場する「男女」を、「×を筆記したのは何者なのか?」という点も含めて、さまざまなパターンで代入可能な首なしツーショットを据えた。イメージを取り囲む大きな余白とともに、これから作品を観るひと、さらにはすでに作品を観たひとに対して、想像の余地を手渡せていたとすれば幸いである。「禍々しさ・儀式感」の付与を企図した丸囲みの文字は、それぞれの◯をマス目と考えれば迷路や迷宮のようにも見ることができ、作品のミステリ性も踏まえ、劇中の要素をちりばめながら按配した。初演台本に登場するオセロ(反転性!)の盤面に見えなくもないところもミソである。不穏さと禍々しさをいちまいの紙に封ずることを試みた本フライヤーだが、「静かな不穏さ」の参考例として提示されたのが『シャイニング』の米国版オリジナルポスターだった。本段落のあたまに引いているのは、そこに掲げられたコピーである。まさしく本作にもふさわしい言辞のように思えるのだが、どうだろうか?
0 notes
ポップでワンダーな文芸誌「たくさんの的」(発行:vvv scheme)vol.7〈テーマ:我慢〉が発刊されました
紙面のデザインを担当したほか、詩を1篇掲載しています
全国のセブンイレブンのマルチコピー機(ネットプリント)で発行できます
予約番号:88871455(2023.3.1 23:59:59まで有効)
A4・モノクロ・小冊子印刷・右綴じでプリントの上、ぜひご高覧ください
pdf形式での頒布もしています
[仕様]
判型:A5(A4二つ折り)
色数:1C(モノクロ)
頁数:8p
0 notes