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kari3622-blog · 2 years
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Art Tatum ‎"The Tatum Solo Masterpieces, Vol. 4" 放っておけない、ついにテイタムのソロです。テイタムは、30年代のソロが良いと言うのが多くの愛好家の意見のようですが、音質が問題です。本作は50年代前半の録音です。少しは期待できるかも知れません。 #PabloRecords ‎本盤はポリドールの「世界初の音の革命SAL74」、MTF 1076。 Grado MC+ MONOで、偉人の音に浸ります。 本シリーズは、戦後ノーマン・グランツが自身のレーベル(1953年Norgran,1956年Verve ,1972年Pablo設立)に吹込んだ膨大なソロ・ピアノ録音全124曲。1953〜56年録音で、最後のハリウッド・ボウルでのライヴ録音4曲を除き、すべてハリウッドでのスタジオ録音。ほぼほぼ有名スタンダードなので、ソロ・ピアノ演奏によるスタンダード・ソングブックとしてもオススメだと。 もう少し本作について... テイタムは、1940年代にスラム・スチュワート(b)、タイニー・グライムス(g)とトリオを結成(1943年)、クラブの人気ミュージシャンになりますが、その一方で辛辣な批判も。1949年にはCapitalにLP2枚分のレコーディングを残していますが、方向性を考えあぐね人気が下降していた時に出会ったのがノーマン・グランツ。 1950年代に入りグランツのプロモーションのお陰で人気を取り戻しつつあったアートは、「ソロ・マスターピース」「グループ・マスターピース」という二つの路線で20枚近いアルバムを収録。特に2日間で録音した69曲のソロ・レコーディングは驚異的だったと。 テイタムについては数えきれない逸話がありますが、その一部を... ⚫クラシック音楽は人種差別で断念... ⚫「ジャズ・ピアノの父」アール・ハインズの「トランペット・ピアノ」をさらに具現化し「スウィング・ピアノ」を完成... ⚫10本の指、88個の鍵盤をフルに使った驚異的な超高速ソロ... ⚫ピアノの調律誤差を聴き分け瞬時に転調... ⚫バド・パウエルを「右手でしかソロを取れない男」と称し、それを耳にしたパウエルはライヴですべて左手でソロを取ったとか... ⚫この二人、犬猿の仲かと思いきや「師匠は?」と聞かれたパウエルはテイタムだと... ⚫クラシック・ピアノの皇帝、ホロウィッツが一週間続けてバードランドに通い、「彼がクラシックのピアニストだったならば、自分の仕事はなくなってしまう!」と語ったとか... ⚫ファッツ・ウォーラーは、テイタムを「神」と呼び、カウント・ベイシーは「世界の8番目の不思議」と賞賛... ⚫ヴァイオリン奏者のステファン・グラッペリは、テイタムの初期のレコードを聴いて、「2人のピアニストの連弾だと思った」と... ⚫オスカー・ピーターソンは、幼い頃に初めてテイタムのレコードを聴いた時、ショックのあまりピアノに近寄れなくなったと... ⚫テイタムのクラブの厨房で、カンザスの田舎から出てきたばかりの皿洗いをしていた若者、演奏が始まると厨房の入り口に行き、じっと演奏を聴いていた彼の名は、チャーリー・パーカー... ⚫アニタ・オデイが"This Is Anita"の"You're the Top" の中で歌詞をアドリブし、素晴らしいものの引き合いに "Tatum's left hand" (テイタムの左手)と歌っている... などなど。 A4, B2: 1953年12月28日, Los Angeles 録音 A1 to A3, B1, B4: 1953年12月29日, Los Angeles 録音 B3: 1954年4月25日, Los Angeles 録音 #ArtTatum (p) Producer - #NormanGranz Liner Notes - #BennyGreen Cover Design, Layout - Norman Granz, #SheldonMarks Photo - #PhilStern 1-1 "Aunt Hagar's Blues" 1-2 "Isn't This A Lovely Day" 1-3 "Ill Wind" 1-4 "I've Got The World On A String" 2-1 "Stardust" 2-2 "The Man I Love" 2-3 "What's New" 2-4 "They Can't Take That Away From Me" #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード #ビニールレコード *作品を知るとジャズはもっと輝きます。情報くださる先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/Cd0e8wavuRk/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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budaallmusic · 3 years
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John Coltrane ‎– Afro Blue Impressions #PabloLive ‎1977 🇺🇸 US Bass – #JimmyGarrison Design [Cover], Layout – #SheldonMarks Design [Cover], Layout, Liner Notes – #NormanGranz Drums – #ElvinJones Liner Notes – Benny Green Photography By – #YasuhiroSato Piano – #McCoyTyner Tenor Saxophone, Soprano Saxophone – #JohnColtrane Written-By – J. Coltrane (tracks: A1 to A3, C1, C2, D1, D2) https://www.instagram.com/p/CII_fZDp50n/?igshid=62volae13qfc
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kari3622-blog · 4 years
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Ella Fitzgerald ‎ "Ella Fitzgerald Sings The George And Ira Gershwin Song Book" 前出、シリーズ1枚だけオリジナルMONO盤購入して以来、全部欲しかったのですが、アルバム・セットは高価なので、CDを入手しました。 ♀ボーカルコレクションNo. 74。 1959年1月5,7,8日、3月1,26日、7月15-18日、Capitol Studios in Los Angeles録音。 44ページにもなるLPと同じBernard Buffet氏のイラスト入りのブックレット付き、Made in USA #VerveRecords 。 Norman Granzが彼女の録音をするために1955年にDecca Recordsから引き抜き、Verveを創設したのは有名な話。そして1956年から1964年にかけて発表された8枚のレコード作品群は「グレート・アメリカン・ソングブック」シリーズと呼ばれ、コール・ポーター、ジョージ・ガーシュウィン、アーヴィング・バーリンなどアメリカを代表するジャズ&ポップスの作曲家が書いた楽曲を大量に録音したもので、計8種、LP換算で19枚。スタンダード・ソングの聖典として不滅の評価を得ているもので、本作もその1枚です。 1958年には"Ella Fitzgerald Sings The Irving Berlin Song Book"と"Ella Fitzgerald Sings The Duke Ellington Song Book"の2作品でグラミー賞「ベスト・ヴォーカル・パフォーマンス」を受賞。 本CDは3枚組で、私の所有しているレコードのVol.4は、CDだとDisk 2-16~3-8まで。さすがにたっぷり聴き応えあります。 音質は、かなり違います。一瞬、違う人かと。CDはSTEREOですね。レコードは圧倒的に中低音域が豊かで暖かいわりには高音域も鋭くて、全体的には強さがあります。 CDは軽くて繊細。明らかに最も違うのはヴォーカルのエコー、かなり強調されていますよ。結果若々しく聴こえますが。オーケストラでは賑やかさをかなり抑えて聴き易くしているのではないでしょうか。カートリッジではSumico Pearlに近いですね。迫力はありませんが、軽やかでとても快適、いいと思います。 彼女の魅力は、失礼な言い方かも知れませんが、大柄な体格ゆえ力強いかと思いきや、とてもチャーミングな声質と癖のない素直さにあると私は思います。安心して、ずっと聴いていられる、疲れないのがいい。 本作は、ネルソン・リドルの華麗なアレンジによるガーシュインの美しい楽曲を繊細に軽やかに歌い上げるエラに酔いしれるみたいな楽しみ方でしょうか。 深夜に仕事しながら聴くCDとしては最高。夜のFMって案外喧しいんです。ゆったり静かな音楽が落ち着きます。エラに包まれる、格別です。CDって、BGMのようにずっとかけておくにはいいですよね。 Vocals - #EllaFitzgerald Written-By - #GeorgeGershwin & #IraGershwin Arranged By, Conductor - #NelsonRiddle Art Direction - #SheldonMarks Original Paintings - #BernardBuffet Liner Notes - #LawrenceDStewart Photography By - #PhilStern Album Original Recordings Producer, Concept By - #NormanGranz Producer, Prepared for Compact Disc by - #RichardSeidel Recorded By - #ValValentin Digitally Remastered - #DennisDrake Remastered At - #PolyGramStudios エラは、どんなタイプの曲でも鮮やかに歌いこなす、彼女こそ真の歌姫では。約60年間にわたってジャズ界の第一線に君臨、呼び名は「ザ・ファースト・レディ・オブ・ソング」。何を歌っても、常に品格を失わず、曲本来の美しさを尊重すると。アメリカのジャズ専門誌「ダウンビート」批評家投票、女性ジャズ・ヴォーカリスト部門で、1952年から71年まで、連続20年間にわたって首位と言う実力、恐るべしエラ。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #recordcollection #jazzvocal #ジャズヴォーカル #ジャズ #スイングジャーナル #レコード *作品を知るとジャズはもっと輝きます。情報くださる先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/B_relLNpOn8/?igshid=13b8y031vc37l
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budaallmusic · 7 years
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Mary Lou Williams & Cecil Taylor ‎– Embraced #PabloLive #PabloRecords 1978 Bass – #BobCranshaw Design [Cover] – #NormanGranz, #SheldonMarks Drums – #MickeyRoker Photography By – Phil Stern Piano, Producer, Liner Notes – #CecilTaylor, #MaryLouWilliams
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budaallmusic · 7 years
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Dizzy Gillespie ‎– Free Ride #PabloRecords ‎1977 US Bass – #WiltonFelder Composed By, Arranged By, Conductor, Keyboards [Electronic], Producer – #LaloSchifrin Cover, Layout – Norman Granz, #SheldonMarks Drums – #EddieGreene* Electric Guitar – #LeeRitenour, #MelvinWahWahWatson, #RayParkerJr. Electric Piano, Piano – #SonnyBurke Flute – #JeromeRichardson Percussion – #PaulinhoDaCosta Photography By – Phil Stern Saxophone – #ErnieWatts Saxophone, Flute – #JamesHorn* Soloist, Trumpet – #DizzyGillespie Trombone – #LewMcCreary Trumpet – #JackHLaubach, #OscarBrashear
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