Tumgik
#風呂浴綺麗房
tsaishau · 1 year
Text
最懂女孩小心機所設計的日系風格旅宿|新盛橋行旅
Tumblr media
View On WordPress
0 notes
kennak · 3 months
Quote
本来は親友に向けたマンションリフォームのアドバイスだが、LINEで送るには長すぎるので、増田の日記として公にさらしてみる。ブコメやトラバで有用な反論が得られるかもしれない。祝1000user超え。いろんな意見が聞けて楽しい。おそうじ浴槽がみんなに届いてうれしい。祝2000user超え。自分の知識がみんなの役に立ったようでうれしい。はてブ愛してる。増田は建築士としてそれなりに経験値はあるが、住まいのあり方や価値観は本当に多様なので、N=1の意見として参照するぐらいがちょうどよい。大前提適切な断熱壁と二重ガラス樹脂サッシが装備されていること。それがない建築が許されるのは安藤忠雄だけ。既存のサッシが交換できないならインプラスなどの内窓をいれればよし。風呂編おそうじ浴槽!これが言いたくてこの長い日記を書いているといっても過言ではない。google:image:おそうじ浴槽 他の設備投資を削ってでもこれを装備してほしい。日々の家事から風呂そうじを排除できるのでオススメ。じゃあ何を削ればいいかというと、、、鏡→いらない。水アカ掃除の手間を増やすだけ。化粧棚→いらない。必要に応じて山崎実業のマグネット収納をつかえばよい。浴室乾燥機→いらない。アイリスオーヤマの除湿器で代用できる。風呂の入り口付近にコンセントを用意しておく。上下するシャワーフック→これはいる。が、山崎実業のマグネットフックで代用可能。風呂のサイズは1620か1616にする。この2つは浴槽が1.6mあるから足を伸ばせる。そのほかの1416とか1418 etcは浴槽が1.4mになってしまう。ただし1616は一般に住宅用しかない。なぜか1620はマンション用もある。住宅用とマンション用の違いは施工に必要な天井の高さ(これショールームのスタッフすら知らなかったりする)。マンション用のほうが必要高が低いので、排水の勾配など制約の多いマンションでも施工できる。逆に言えばその制約さえクリアできれば住宅用をマンションに施工することも可能。最近は1616でもマンション用があるとのこと。TOTOは1717というさらに浴槽が大きいやつもあるらしい。トラバ感謝。なお換気扇は選べるならパナソニック製をオススメする。パナソニック以外は換気扇の羽を外すことができない。それでお前は何にしたノーリツのユニットバス1616。標準でおそうじ浴槽がついてくる。なぜならおそうじ浴槽はノーリツの特許だから。だがコスパが高すぎて儲からなかったのかノーリツはユニットバス事業から撤退してしまった。。。床編なぜか無垢フローリングにあこがれる人が多いが、高いし隙間が空くしメンテも大変で何がいいのかさっぱりわからん。オススメは厚突きフローリング。無垢の質感とべニヤの寸法安定性を両立している。薄い突板のフローリングは偽物感がすごいので、だったら偽物でいい。マンションだと防音フローリングといってふにゃふにゃのフローリングを勧めてくる工務店がいるが、これは工務店の施工が楽になる建材でユーザーにメリットはない。下地側で防音は確保できる。仕上げの塗装ウレタン塗装やUV塗装は強靭で水を放置しても浸透しない。ただし傷ついたときの補修はプロに依頼しないといけない。自然ワックス仕上げは質感に優れるが、醤油をこぼしたのを一晩放置すると浸透してシミになる。数年おきに塗り直しが必要だが自分でDIYできる。どっちが良いかはお好みで。それでお前は何にしたニッシンイクス150mmオーク自然オイル仕上げ/30度ナナメ貼り。複合オーク150幅 | 無垢・複合フローリング・不燃ボード|NISSIN EX.本当はヘリンボーンにしたかったがめっちゃ高いのでナナメ張り。床暖房温水式にしよう。電気式は暖まるまでの時間がかかりすぎて実用的でない。壁や天井の仕上げ天井躯体あらわし!中古マンションでなければできない仕上げ!天井は水漏れでカビてなければそのままつかえるはず。ぜひやろう。壁壁面は大抵のマンションで解体後にGLボンドという接着剤が盛大に残るので、上から塗装するかそのままにするかを判断する必要がある。google:image:GLボンド 撤去 マンションリフォームの事例集で綺麗なコンクリート壁がでてくる場合があるが、あれはもう一回壁を仕上げなおしている。余談だが世の中のほとんどのコンクリート打ちっぱなしの建築は、コンクリの上から打ちっぱなし風の塗装をしている(安藤忠雄のように本物のコンクリートで打ちっぱなしを仕上げるのはものすごく難しい)。一般人はその塗装をみて「やっぱコンクリート打ちっぱなしはかっこいいねー」と言っている。それは塗装だ。たまに「コンクリート打ちっぱなしって寒くないの?」と聞かれるが、それは断熱が入っていない建築をイメージしているから。なので安藤忠雄の住宅は夏暑いし冬寒い。なお忠雄本人はタワマンに住んでいる。マンションの場合、隣や上階に部屋があればそこが断熱として効くので打ちっぱなしでも大丈夫。ただし床は例外。熱伝導率が高いので皮膚が触れたときに同じ温度でもコンクリートやタイルのほうが冷たく感じる。それでお前は何にした壁面はGLボンド撤去の上、塗装。一部モルタル塗り直し。一般の壁はAEP塗装の白マット仕上げ。寝室とクローゼットはモイスという調湿建材。壁紙はきらいなので未使用。キッチン食洗器海外勢のデカイ食洗器をいれよう。パナソニックのビルトインは買ってはいけない。あれは卓上タイプよりも食器が入らない。海外食洗器をキッチンをいれるときは、床から天板の下端までの高さに注意してほしい。日本だとミーレがデカい顔をしてぼったくり価格で売っているが、これは高さが80cmでギリギリ日本の一般的なシステムキッチンに入る寸法だからだ。AEGやボッシュは82cm以上を要求するので、日本の一般的な85cmの高さのカウンターだと入らないことが多い。逆に言えばとにかく下を82cm確保すればどのメーカーでも入る。AEGはカゴがリフトアップする。ボッシュは耐久性が高い。ガゲナウはボッシュの見た目をかっこよくしただけ。IKEAはAEGのリフトアップを削除した廉価版。ミーレはぼったくり(2回目)。ガスorIH中華料理命!でなければIHをオススメする。加熱時に上昇気流が発生しないから油が飛び散りにくいし、使っていないときはフラットだからほかの用途に使える。勝間和代氏はIHのガラスの上でうどんこねてた。それでお前は何にしたコスト削減のためシステムキッチンは購入せず、天板だけ買って大���さんに施工してもらった。天板の下は無印の収納を突っ込んでいる。これで百万ぐらいコスト削減。天板はシゲル工業で作ってもらった。スクエアシンクって手で溶接するからめっちゃ高いんだけど、ここはプレス品だから安い。スクエアシンク | ステンレスワークトップとキッチンシンク製造のシゲル工業その他に検討したのはキッチンハウスのグラフテクト。今でもグラフテクトはアリだと思っている。GRAFTEKT -グラフテクト- | 家具のようなキッチン・システムキッチン水栓はLIXILのナビッシュA6。濡れた手で触らないので、水栓周りがよごれにくい。https://www.lixil.co.jp/lineup/faucet/navish/換気扇はパナのDEシリーズかフジオーにしよう。メンテがしやすい。パナはDWという10年掃除不要と謳っている製品を推しているが、あれは代わりに一切のメンテができず、10年で本体交換を必要とする地雷。IHもパナ。グリルまでIHにしている唯一のメーカー。このグリルが優秀で、オーブン代わりになるし、パンもおいしく焼ける。おかげでヘルシオとバルミューダトースターが不要になった。洗面台水栓は垂直面から生えたやつにすべし。立ち水栓は根本が汚れる。ダブルボウルは便利だが、なくてもなんとかなる。それでお前はLIXILのYL-537を2台設置。洗面台と水栓が一体型で、かつ壁から水栓が生えている。本来は公共施設用のものなので耐久性が高い。それでいてシステム洗面台より安い。いいことづくめ。唯一の弱点は排水トラップが真下に生えるから下の収納に制約がでる。脱衣所にガスコンセントを引いておくと、ガスファンヒーターで冬の風呂上がりの寒さや洗面所の足元の冷えを解消できる。乾太くんやガス炊飯器もそうだが現代のガス機器は優秀��のにマイナーなのでもっと評価されるべき。トイレ安さに惹かれてパナのアラウーノにしたが、失敗した。パナはアラウーノの素材のことを「有機ガラス系新素材」とか言っているが、これは単なるプラスチック。普段は自慢の泡洗浄で汚れを防いているが、一度洗剤が切れると陶器の数倍の速さで汚れる。しかも洗剤の消費ペースが早く毎月補充が必要。めんどい。やはりトイレはTOTOにすべきだった。パナは商品設計はとても誠実なのに、どこかに弱点があると言葉のあやでごまかそうとするのがムカつく。パナソニックが聞きなれない単語を使い始めたら要注意だ!手洗い器は洗面所と同じで、垂直面から水栓が生えているやつにしよう。その点でサンワカンパニーはダメ。あいつらインスタ映えすることばっかり一所懸命でメンテのことを忘れてる。照明調光可能な照明を入れる人類は太陽の動きと連動して暮らす生活を何万年と続けてきたので、極力それに合わせた照明を計画するのが基本。究極は「日が沈んだら寝る」だが、現代人には無理ゲーなので「夕日が沈むのを遅らせる」のを目的とする。なのでだんだん暗くできる調光可能な照明をいれる。夕日の代わりなので暖色にする。色温度が変わる機能は不要。増田は風呂や納屋も含めて調光可能にした。深夜になにかを思い出して、納屋やトイレに行ったときにバチっと全開でライトが付くのは不快だ。パナソニックがまさにそういった夜間だけ暗くなる人感センサースイッチを出している。[トイレ壁取付]かってにスイッチ(換気扇連動・ほんのり点灯モード対応) | アドバンスシリーズ | スイッチ・コンセント(配線器具) | Panasonicタスク&アンビエント聞きなれない言葉かもしれない。これはタスク=作業場所とアンビエント=環境照明は別々に計画しましょうということだ。真っ暗な部屋でスマホライトをを下向きにすれば手元が照らされ、上向きにすれば部屋がぼんやり照らされる。照明は向きによって機能が変わる。食卓やキッチンなど何かしらの作業が発生する場所には下向きのライトで必要な明るさ確保、それだけでは全体が暗いので、上向きの間接照明で明るさを補うといい感じになる。食卓の上にペンダントライトを吊るのはタスクライトのためであってオシャレのためではない。この「何かしらの作業が発生する場所」はライフステージの中で結構変動するので、照明の位置や向き、数を可変できる「照明ダクト+スポットライト」が増田のオススメ。白くて丸いシーリングライトは、タスクに必要な明るさを確保しようとするとアンビエントまで過剰に明るくなる。すると眼の光彩が絞られて手元が暗く感じる→さらに明るいシーリングライトを買ってきて・・・の無限ループに陥る。親のいる実家がどんどん明るくなるのはそのせい。シーリングライトは法律で販売禁止にすべき。それでお前は何にしたタスクライト→天井に配線ダクトをつけまくり、MAXRAYのレトロフィットスポットライトMS10481-44にウシオ電機のCシリーズの電球。 LDR6/5 E11 φ65 ロング(スポットライト) | 照明器具のマックスレイ | ウシオライティング(製品サイト) 信頼できるメーカーで調光可能で演色性が高くてそれなりに安いとなるとこのへんになる。ウシオ電機は一般にはあまり知られていないかもしれないが、建築業界ではとても有名な照明メーカー。器具自体はデザインでお好きにどうぞ。よく「LEDは10年もつぞ」と言われるが、その前に5年ぐらいで制御基板が壊れるので灯数が多い器具は電球が分離できるやつにしておいたほうがいい。アンビエント→リビングはコイズミの棚上照明。商品名の通り壁面収納の上を間接照明にして天井を照らしている。Shelf’s Compact Line|シェルフズコンパクトライン|コイズミ照明株式会社寝室は壁面にパナのホームアーキの壁面ブラケット。天井には照明無し。HomeArchi(ホームアーキ)|ブラケット|住宅用照明器具 | Panasonicスイッチ基本スイッチはすべてパナのリンクプラスで遠隔操作可能にした。正直高くついたしアプリは超クソだが、PSEを遵守したなかで選ぶとパナしかない。Philips Hueなどのスマート電球でリンクプラスの代用とすることも可能だが灯数が多いときはあまりオススメしない。演色性が低いのと基盤がすぐ壊れる。アプリはクソなので(2回目)、これらをArduino+Homebridgeで自動制御しているが、詳細を書くとこの日記が3倍に膨れ上がってしまうので、そのうちQiitaにでも書く。なお照明は製品設計としてそれなりに奥が深いので(インバーター周波数とか演色性とかカンデラとルクスとルーメンの違いetc)なるだけパナか照明専業メーカーのものを使おう。安いからってアイリスオーヤマとか買っちゃダメ![B! 家電] ブログ アイリスオーヤマのLEDシーリングライトのチラツキが酷いパナのアプリがクソで思い出した。パナソニックの玄関ドアホン、これもアプリも超クソだった。ピンポーンとなってからスマホで出るまでに30秒はかかる。 30秒もまたせたら相手は留守だとおもって立ち去ってしまう。それじゃあ、と思ってアイホン、Google Nest、Alexa Ring、も買ったが同様に遅延がひどい。どうしろと!!→結果、Aqara G4でなんとかジプシーを卒業できた。今んとこまともに機能するスマホドアホンはこれだけかも。安藤忠雄は好きです。
マンションリフォーム虎の巻
6 notes · View notes
leocopena · 3 years
Text
Why don't you Open Your Roof ?
どうも皆さんこんにちは
前回、結局初代 コペンにしたことを報告したのですが実はまだ納車されておりません。20日前後になるかと思います。クリスマスプレゼントになりそうですね(笑
 
今回は「そもそもオープンカーに乗ったことのない人向け」に記事を書いてみようと思います。
そもそものオープンカーってどんなイメージですか?
カッコつけが乗る
もっと俺を、私を見て!みたいな人しか乗らない
ナルシストの乗る車だ
いえいえ全然そんなことはありません。
正直、一般人受けするかと言われると否定はできませんが
風を切る気持ちよさ
これを知ってしまったらもうオープンカーの虜です
そこで簡単にですがオープンカーのメリット・デメリットを紹介したいと思います。
4 シーター or 5 シーターオープンカーもありますが、ここでは2 シーターでのメリットデメリットを紹介していきます。
 
メリット
・気持ちよさ
・開放感
・季節を肌で感じることができる。
・星空満点の空
 
1, 気持ちよさ
なんといっても気持ちいいです。これはもうオープンカー乗ったことのある人にしか分からない部分になってしまいますが、とにかく気持ちいいです。
僕はいつも例えるのが、バイクと車の融合
もともとバイク乗りということもあり
風を切りながらドライブをすることに慣れていました。
しかもオープンカーならヘルメットを被らなくても同等・・・いや
それ以上の気持ちよさを、夏ならクーラー、冬なら暖房をし、風を感じることが出来るのです。
 
初めてオープンカーに乗ったのは4年ほど前なのですが
その日はとても天気が良く、外の気温も暑くもない秋頃でした
友人のオープンカーに乗り、夕日をバックに海岸沿いを走ってもらったら
もーーーなんのこの気持ちよさ!!
Tumblr media
窓を通した外の景色とここまで違うか!
衝撃があまりに強すぎてサードインパクト確実に起きていました(僕の心の中で)
あの日からオープンカーの虜です。翌日には中古車サイト見ておりました(笑)
 
2, 開放感
これは 1 と被ってしまいますが
普段天井を閉めていると、開けたときの開放感がすんごいです。
特にコペンでいうと、天井閉めるとやっぱりめちゃくちゃ狭いので
より、オープンにした時に開放感をもろに感じます。
例えていうとしたら、個室のトイレの壁全部すっ飛ばしたところを想像してください。そこで用を足したらもう・・・ほら・・・ね?
・・・わかるでしょう?(意味わからんw
 
3, 季節を肌で感じることができる
オープンカーに乗ると色々な匂いを感じれたり、気温の変化を直接肌で感じることができます。
 
森に入った時に感じる独特な木々の匂い。
夏だとアスファルトの匂いとかも感じます。 
秋には金木犀の匂いなんかも感じられます。
夏に海の方面に行けば、潮の香りが漂ってきたりします。
 
匂いだけではなく、季節ごとの空気を感じられます。
冬明けて、春にかけては日差しがあったかく感じられ
夏から秋にかけては、少しずつ暑かった日中から夕方にかけて涼しくなってきているなーなど、日本の季節を直接五感で感じることができます。
 
オープンカーに乗るようになってから、より日本の四季を感じられ
さらに日本という国に生まれてよかったなと改めて思いました。
 
余談ですが、オープンカーの一番最高な季節は、秋、冬、春だと思います。
乗らない人からすると夏に開けているイメージがありますが、夏のオープンほど辛いものはありません(笑)熱中症になります。
そういう意味では夏はあまり楽しめないかもしれませんね。
冬は寒いんじゃないの?と言いますがシートヒーターが付いていれば、そこまで寒くありません。むしろ冬の露天風呂に入っているかのような気持ちで気持ち良かったりします。(-10度とかになると話は別だと思いますが)
4, 満点の星空を車内から見れる
Tumblr media
朝陽、夕陽もそうですが
個人的にとても嬉しかったことが、星空満点の空を自分の車の中から見ることができること。それがオープンカー乗り始めて嬉しかったことの一つです。
最近のプラネタリウム行ったことありますか?今はものすっごく進化しています。
8K で投影されたプラネタリウムを見たことがありますが、あれは本当に感動しました。ただあまりにも綺麗すぎて開始15分で爆睡をしてしまったことを後悔しております(笑
少し話逸れましたが、それでもやっぱりリアルな星空を見上げる方が僕的には幸せなので、ここはオープンカーの嬉しいメリットの一つです。
 
デメリット
・他人からの目線
・天候に左右される
・車載が少ない
・故障のリスクが高まる
・何かと費用が掛かる
 
1, 信号待ちでの視線
確かにオープンカーに乗ったことのない人によっては
一番上に書いたように、カッコつけている、イキっている
などのように感じる人も確かに多く、冷たい目線を浴びることもあります。
でもそれが全てではありません。
普通車に比べて少し違うな、くらいにしか思われていないことが大半で
オープンカーに乗りたいなと心のどこかにある人はずっと視線を向けてくれているような気がします(←こういうのがナルシストだと思われます!注意!(笑)
 
2, 天候に左右される
折角のオープンカーなので乗る時毎回開けたくなってしまうものですが、雨が降ってるとなるとテンションが駄々下がりになります。
なので週末の天気予報が雨になっていると平日の半ばからすでにテンションが下がります。お気を付けてください(笑)
 
3, 車載できる量が圧倒的に少ない
これはオープンカーの宿命みたいなもので、屋根または幌を開けようとすると、どうしてもトランクルームにしまうことになり、積載できる荷物の量が少なくなります。
ただし、ご安心ください。
車種によってはオープンにしなければ 人が一人入るくらいのトランクの広さはあります。コペンは畳んだ車椅子ひとつも入ります。ゴルフバッグもまるまる入る大きさはあります。
あくまで、オープンにしない場合・・・ですけどね。
以前に乗っていたBMW Z4に関しては幌のオープンカーだったため、ゴルフバッグはまるまるオープンにしても入りました。
なので、どうしてもオープンカーに乗りたい!けど積載量も欲しい!という方は幌の採用されているオープンカーを探してみることをお勧め致します。
Tumblr media
(写真はBMW Z4 (E85型) オープンにした状態でこんなに入る)
 
4, 故障のリスク
普通の屋根の開かない車と比べ、余計にオープンにするための機械が入っているため、そこが故障した場合それなりの修理費が掛かってしまいます。
ここの修理にコペンの場合、以前にも書きましたが諭吉さん6 ~ 10人ほど誘拐されてしまいます。
オープンにしたいから買ったオープンカー。
なのにクローズカーになってしまい、精神的にもお財布的にも相当なダメージを負うことになり落ち込みます。
 5, 何かと費用がかかる
普通の人なら普段買わないような日焼け止めクリームを年中買い続ける必要があります。年中いつでも持っていることによって周りの人からしたら、日焼けクリームといえば!みたいなあだ名が付けられてしまう可能性があります。
でもそこを怠ると、将来シミが出てきたりとエステに通わないと!となるとまた費用がかかりますね。
そういったオープンカーに乗るために、サングラス、帽子、日焼けクリームなど準備しておく必要な消耗品が年を通すと思ったよりも掛かってきます。
 
こんなものでしょうか。
ただこのこれらのデメリットを凌駕するほどの気持ちよさと感動をオープンカーは与えてくれるんです。だから、これからも私はオープンカー乗りで在り続けるんだと思います。
 
この気持ちよさはバイク乗りには必ず理解できると思っていま���。
運転している、操縦している感じと
ツーリング先の森の中の風を切る感じ・・・
あの、気持ちよさをヘルメット無しで感じられるのですよ
 
「コーヒーの香りと共にべっどから起き
カーテンを開けてみると、そこには満点の青空が広がっています。
今日は休みだ、そうだ、どこか出かけよう」
 
くうーーーーーーーー!!納車が楽しみです(笑)
 
少しは参考になれたら嬉しいです。他にも何か良かったこと、悪かったことがあれば教えてください!
ではでは
2 notes · View notes
kkagneta2 · 5 years
Text
おっぱいセラピー(没)
(没の没)
最近、お兄ちゃんが毎日疲れ果てて帰ってくるの。……
いつもいつも不機嫌な顔をして、
「ただいま」
とも言わずに玄関を開けて、カバンを投げ出してはソファにどっともたれかかって、ご飯もろくに食べずにシャワーだけ浴びて、わたしたちより遅く寝たかと思ったら、起きた時にはもう会社に行ってる。休みの日でも、
「仕事に行かないと、……」
って言って、また青ざめた顔で帰ってくる。いつもよりは早いけれど、そのあとは死んだように眠って、せっかくの休日を潰してしまう。しかも寝起きの顔を見ると、ぜんぜん疲れなんて取れてないのか、目の下にひどいクマが出来ていて、もう胸が痛くて仕方がないの。……
こんなの良くないよ。絶対におかしいよ。寝ているあいだに頭を撫でてくるのは嬉しいけど、でもお兄ちゃんが昔のように笑顔で居てくれる方が、わたしは嬉しいな。優しくて、物知りで、かっこよくて、友達もたくさんいて、……あ! でも、彼女は居なかったらしいけど、
「誕生日プレゼントで何送ればいい? あの人、どういうものが好きなの?」
なんて聞かれるのはよくあるくらいにモテて、信頼も期待もされてて、親戚が集まれば羨まれて、友達がひと目見れば目つきが変わって、街を歩けば誰もが振り向く、……ことは無いにしても、とにかくお兄ちゃんが楽しかった頃のお兄ちゃんに戻ってほしい。もう、疲れ果てて水を飲むのもやっとなお兄ちゃんなんて、見たくない。
 「なら、それ使えば?」
お姉ちゃんに相談したら、あっさりとこう言われた。
「それ?」
「そう、それ」
指さされているのはどう考えてもおっぱいなんだけど、これでいったい何をすればいいんだろう。だって、立ってても地面についちゃうくらい大きなおっぱいなんだよ? 着る服はなんとかなってるにしも、歩くとずりずりと擦ってすぐにダメにしてしまうし、そもそもひたすらに重いし、お姉ちゃんが居なくちゃお風呂にも入れないし、エレベーターはおっぱいだけで一杯になってしまうし、それに重量オーバーでブザーはしてしまうし、お店のものは何でもかんでも引っ掛けて倒してしまうし、……こんな途方もなく大きなおっぱい、見てても面白くないだろうし、揉むのも大変だろうし、お姉ちゃんはわたしに何をやらせようとしてるんだろう。
「それで癒やしてあげれば、たぶん兄さんは喜ぶと思うよ? 私のおっぱいでは、ちょっとサイズ不足だから、あんたにしか出来ない、……けど、……」
「いや、お姉ちゃんもこのあいだ、Z カップのブラからおっぱいが溢れるって言ってなかったっけ、……」
「うるさい、……それでは足りない、……足りないの! 妹におっぱいで負けるこの悔しさ、あんたにも味わわせてみたいわ。……」
「わたしは逆に、お姉ちゃんくらいのおっぱいがちょうどいいんだけど、……」
「それ以上言うと怒るよ?」
「ごめん」
「まあ、いいわ。とにかく、私からの提案を聞きなさい。――」
それで、お姉ちゃんの提案というのがものすごく簡単で、ただ単にお兄ちゃんにわたしたち二人のおっぱいを触らせて、いい感じの言葉をかけるだけ、
「たぶん、それだけで兄さんはどんどん元気になると思うわ。だって、大好きだもん、わたしたちのおっぱい」
「そうなのかなぁ」
「あんた気づいてないの?」
「なにが?」
「はあ、……たしかに、鈍感にもほどがあるわね。純粋と言った方がいいか。とにかく、これからは、兄さんの視線に気をつけてみなさい。面白いから。ずーーーーっと、おっぱいばかりを見つめてくるから」
「えー、そんなことないよぉ」
「そんなことあるの。あんたももう中学生なんだから、男の視線には気をつけなさい。私ですら結構危ない時があるのに、あんたの場合はギネス記録を持ってるからね。たぶん、もっとひどいことになるかも。……とにかく、これはからは、男はけだものと思って、視線にも注意すること。いいね?」
「あれ? それなのに、なんでお兄ちゃんの視線には何も言わないの?」
と言ったんだけど、とたんにお姉ちゃんは顔を赤らめて静かになっちゃった。
で、お兄ちゃんの部屋。今日は珍しくお仕事が無いのか、こんな時間になっても口をぽかんと開けて眠りこけてて、ほっぺたをツンツンしてもぜんぜん目覚めそうにない。
「ふふっ、かわいい、……」
「そう?」
と言うお姉ちゃんは無慈悲にも布団を引き剥がして、
「ほら、乗って乗って。あんたのだったら、おっぱい布団も余裕でしょ」
「重くないの?」
「大丈夫大丈夫。分散されるから」
ってお姉ちゃんは言うけど、車より重い私のおっぱいが乗れば、お兄ちゃんの体なんて潰してしまいかねないから、すごく戸惑う。……
「大丈夫だって。あんたたまに仰向けで寝てるけど、まだ潰れてないでしょ?」
「あっ、そっか」
なんだか納得しちゃって、ミシリと嫌な音を立てながらベッドに上る、……と同時にお兄ちゃんの体がぜんぜん見えなくなっちゃって、やっぱり心配になってきた。よく考えれば、わたしはこのおっぱいのせいで、かなりの力持ちになってるんだった。
「ほんとうに大丈夫なの? 息してる?」
「してるしてる」
お姉ちゃんはお姉ちゃんで、ベッドの傍からお兄ちゃんにおっぱい枕をしてあげているから、よく分かるんだと思う。ぜんぜん見えないわたしにとっては、そっちの方が羨ましいんだけど、こんなバカみたいに大きなおっぱいを持っているせいで、我慢するしかない。昔は、お姉ちゃんのようなおっきなおっぱいに憧れたけれども、2年生とか、3年生とか、友達がまだぺったんこだった時からすくすくと大きくなっていった私のおっぱいは、ABCDEFG 、……ってあっという間にアルファベットを駆け上って、4年生に上がる頃にはすでにZ を超えて、その年にはお姉ちゃんも超えて、5年生の秋頃には知らないおじさんたちに世界一だって言われて、今では、お姉ちゃんのようなちょうどいいおっぱいに憧れるようになっちゃった。たぶん、異常なんだと思う。けれど、お医者さんからは、
「何も問題は無い、健康的な乳房です。投薬もせず、自然にここまで大きくなったのは驚きですが、周りの子と何も変わらないおっぱいですので、引け目を感じずに大切になさってください」
と言われたし、お母さんもお姉ちゃんもふつうの人よりおっぱいが大きいから、私のは特別に大きいだけで普通なんだと言い聞かせるようにしてる。うん、普通。いや、やっぱりちょっと違うかな。だってお兄ちゃんが
「いやあ、こんなに大きくなるなんて、さすが自慢の妹だよ。奈月もすごいけど、やっぱり莉奈の方がすごい」
って言ってくれるんだもん。自慢のおっぱいだよ。
「ま、しばらくはこうして居よう? こんなに気持ちよさそうにしてるんだから、昼過ぎまで寝るかもね」
「えー、……私も! 私も!」
やっぱりお兄ちゃんの顔は見たいわたしなのでした。
 寝て起きたらそこは天国だった。――
たぶん死んだのだと思う。これまで平日は終電間際まで仕事をし、休日は土日とも仕事で潰していたから、とうとうその時が来たのだと思う。そうでないと、このふわふわとした柔らかくて、あたたかくて、気持ちいい何かに体が溶け込んでしまったかのような感覚に説明がつかない。もし違うというのなら、いったい何なのか。このあたたかくて、ひたすらに柔らかくて、ちょっと湿っぽい何かは、ありえるとすればおっぱいだけど、……いやいや、人を飲み込めるほど大きなおっぱいなんて、そんな非現実的なサイズ、妹以外には、……
「って、何してるんだよ!」
「あっ、起きた」
「起きました?」
一方の声は真横から聞こえたから、俺は驚いて体を起こそうとしたのだが、このあたたかくて、ひたすらに柔らかい物体に体を押し潰されているのか、全く動かせない。
「兄さん、おはようございます」
「お兄ちゃん、おはよう!」
「うん、おはよう。……って、そういうことじゃなくてだな、お前たちはいったい何をしとるんだ」
首をかしげてみると、そこでは奈月がニコニコとした顔で見てきている。その胸元からは風船のようなおっぱいが俺の頭の下にまで伸びてきて居て、――ああなるほど、やたら高い枕に頭を乗せていると思ったら、どうやら俺は、この妹のおっぱいを枕にして寝ていたらしい。どうりで夢見心地が良いわけだ。
「あのね、兄さん、――」
と、惜しいことに、奈月が俺の頭の下からおっぱいを外して、ベッドの脇でブラブラと揺れていた手を取って来る。そして、一瞬だけ思い悩んだ後、ズボッとその谷間に、俺の手を突っ込んで、
「もうこの一年間、ずっと深夜に帰って来て、朝は私たちより早く家を出て、休みの日も昨日みたいにお仕事に行って、死んだような目でフラフラ帰って来て、大変だったでしょう。だから、これはそのねぎらい。ちょっとサイズ不足かもしれないけど、昔みたいに私のおっぱい、とくと味わえ」
「あっ、ちょっと、お姉ちゃんずるい!」
「こら、莉奈はそこで兄さんを潰していなさい」
「お姉ちゃん!」
「……そっか。思ったよりも心配かけてたみたいだな。ありが���う」
と、いつまでも谷間に埋めていると格好がつかないので、奈月の頭を撫でてやる。今年、高校三年生でいよいよ受験を控えているというのに、昨日も俺に付き合って夜遅くまで起きていてくれたし、今ではこうして下の妹にも呼びかけて癒やしてくれる。まったく、よく出来た妹を持つと、不甲斐ない兄はさらに不甲斐なくなってしまうというのか。それにしても、奈月は頭を撫でてやると気持ちよさそうに眉を垂れさせるものだから、なかなかに撫でがいがある。
「ちょっとお兄ちゃん! 私にも!」
「うごおお、……待ってくれ莉奈、今お前が動くと、……」
ぐいんぐいん、と、莉奈のおっぱいが揺れ動く度に、体がすり潰されていくような感じがしてならず、俺は声ならざる声でうめいたけれども、どうやら莉奈は頭を撫でられるまでやめるつもりはないらしい。どんどんとおっぱいがせり上がってきて、ついには俺の体は頭から爪先まで、全部おっぱいに埋まってしまった。
「莉奈、そんなことすると、兄さん窒息しちゃうでしょ? ほら、息だけでも吸わせてあげなさい」
「ダメ! お姉ちゃんひどい!」
奈月のおかげで、ようやく莉奈の顔が見えて来たけれども、その奈月が俺の手をしっかり握りしめているせいで、撫でることは叶わず、俺の体は再びおっぱいに埋まってしまった。
結局、奈月と莉奈のおっぱいというよりは、その後の妹たちの可愛らしい言い争いを聞いているうちに、すっかり元気になったので、俺はこの二人に心配をさせないためにも転職を決心し、束の間の休息を妹たちのおっぱいを揉みつつ過ごしたのであった。
 (没)
「なるほど、職場の人間関係が上手くいかないまま、働き詰めで体調を崩すと、そういうことですね?」
「ええ、そうなんです。もう辛くって辛くって、……」
俺は今、噂のセラピストの元を訪れている。開業してからわずか半年であるにも関わらず、ほとんど一年後まで予約が埋まっているというそのセラピストは、白いふわふわとした如何にも清潔感の溢れる出で立ちをして、真剣に俺の答えたアンケートに目を通している。年のほどは25であるそうだが、ぼんやりと眺めている限りでは、まだ高校を卒業したての大学生だと言われても不思議ではない。非常に綺麗で、それでいて可愛らしい女性である。しかも、セラピストだけ��って、診察室の扉を開けた瞬間からにこやかで、大和撫子とはまさにこの人のことなのだろうと、一瞬で悟ってしまった。家柄も良ければ、頭も非常に良いらしく、とある名門大学をほぼ主席で卒業したと言う。
だが、そのどれもが「噂のセラピスト」の「噂」の部分ではない。特筆すべきはその胸の大きさである。それもただもの大きさではなく、日本一ではないか、――いや、世界一大きいおっぱいではないかと、言われるほどである。間近で見た者は全て、セラピーの内容ではなく、おっぱいのことばかりを印象に覚え、
「アルファベットで語りきれないのは確実。そこからどこまで大きいのかは分からないが、まあ、とにかく巨大な風船を胸に入れているようなもの」
と語る。かく言う俺も、もうすでに驚きに目を見開いているところである。眼の前に来てみると、その異様な大きさが、さらに大きく見えて来、片方だけでも顔一つ分、二つ分、いや、三つ分、いやいや、もっと大きいように感じる。しばしば首を回しているのは、その重さから肩が疲れるからであろうか。確かに、首の付根あたりからボコッと飛び出た塊は、合わせて20キロにも30キロにもなりそうである。昔、30キロの米俵を持った時には、重くて1分と持ち上げられずに落としてしまったから、それを毎日毎時間持っているセラピストの、――しかもかなりの細身の女性の体にはかなりきついものがあるだろう。本当に、頭が下る。本当に、ものすごい。これが普通の巨乳であれば、俺の耳には届かなかったであろうし、興味をそそられなかったであろう。だが、そんな大きなおっぱいを前にして、皆偽物だとは絶対に言わない。
「あれは本物。詰め物をしていると思うだろう? 違うから。あの感触は本物のおっぱいでしか体験できないから」
と、言うのである。内容を聞いても誰もそのことを言ってくれないし、ネット上のどこを探しても載っていないから分からないが、聞けば「この世で最高の体験」をさせてくれるのだと言う。それ故に、彼女によるセラピーは「おっぱいセラピー」と呼ばれ、男性はもとより、女性もかなり訪れて、そのセラピーを受けている。とにかく、「噂のセラピスト」の「噂」とは、そのセラピストの巨大なおっぱいにあるのである。
「では、まず、お手をこちらへ」
と、手を差し出してくる。その手もまた、しなやかで、つやつやしていて、冷っこくて、あったかくて、ついうっとりとしそうになったが、セラピストの次の行為に、俺はまたもやびっくりしてしまった。なんと、彼女は受け取った俺の手を自身の胸に押し当てたのである。
「あ、あ、うわ、……」
ずぶり、ずぶずぶ、……
「ふふ、落ち着いてください。これが、私のセラピーですから」
と言っている間にも、手がどんどん沈み込んでいく。呆気にとられて俺はほとんど力を入れられてなかったが、それでも、セラピストのおっぱいは柔らかさだけではんく、かなりの弾力も兼ね備えているのか、しっかりと俺の手を押し返そうとしてくる。それがまたたまらなく、俺は彼女にわからない程度に指に力を入れて、その感触を確かめた。このあたたかさ、この途方もない気持ちよさは確かに本物のおっぱいである。――と、同時に、俺はあることにようやく気がついた。
「え、これ、の、のーぶら、……」
「気持ちいいですか?」
「とっても、……うわ、すご、……」
結局、セラピストは俺の腕をほとんど埋めて、その手を止めた。なるほど、森林セラピーだとか、アロマセラピーだとか、ドッグセラピーだとか、色々なセラピーがあるのは知っているが、ここが「おっぱいセラピー」と呼ばれているのは、何もセラピストのおっぱいが巨大なだけではなかったのか。自身のおっぱいを使って、患者を癒そうとする。たしかに彼女で無ければこんな芸当は出来ない、一体この世で言われる巨乳では、精々手をすっぽりと包むくらいしか出来ないであろう、それが今では腕を丸ごと包んでくれている。……たまらない。これだけでも日々のストレスも、疲れまでもが吹き飛んでしまいそうである。
「かなり大変でしたね。まずは、お疲れ様です。人間関係の良くないまま生活をするのは、大変に辛いことです。私も、高校時代は、……」
俺の腕を谷間に入れたまま、彼女はセラピーを初めた。俺としてはもう十分であったけれども、優しい語り口に、こちらが何を言っても、どんなにしょうもないことでも、嫌な顔ひとつせずに真剣に話を聞いてくれることから、別におっぱいなんて無くても、人気のセラピストには簡単になれると思った。特に、
「あはは、たしかにそれはそうですね~」
という風に笑うときの彼女の顔は、それだけで人々を癒やしてしまうであろう。でもやはり、セラピストが動く度にふるふると震えるおっぱいの感触は、「この世で最高の体験」としか思えず、色々話してくれたような気がするが、もうすでに俺の中の彼女の印象は、「おっきなおっぱい」だけになっている。ある種、催眠療法も加わっているのだろう、頭がぼんやりとしてきて、おっぱいに包まれた腕からセラピストの体温が伝わってきて、体がポカポカとし、息もしごくおだやかである。
「どうですかー? きもちいいですかー?」
「はい、……とっても、……」
「では最後に、あなたにはとっておきをしておしまいにしましょう」
セラピストがおっぱいから俺の腕を引き抜いて行く。ああ、惜しい、惜しい、……
「あ、や、やだ、……」
と、俺は飢えに飢えた子供のように、手をおっぱいに伸ばす。と、その時、彼女は腕を大きく広げて、
「おいで」
と、簡単に言った。――一瞬だった。パクっと俺の頭は食べられてしまった、彼女のおっぱいに。
 「ふふっ、今日はありがとうございました。またお越しになってください」
最高の体験の中の最高の体験は、ものの10秒ほどで終わってしまったが、それだけで一生分の幸せを味わったような気がした。
「あそこから先はプライベートでお願いします、ね? こちら、私の個人的な連絡先ですので、いつでもどうぞ。あ、でも、セラピー中は返信できないので、それだけはご配慮を、……」
と、重なった二つのスマホを見て、俺はとんでもないものを手に入れたような気がしたのだが、幸せ気分がどうしても抜けきれずに支払いすら忘れて帰路についてしまった。もともと冷やかし程度に来たのに、もう普通の女性では満足し得ない体になってしまったかもしれないというのに、また彼女の元を訪れなければならないもどかしさ、一体どのように解消してくれようか。
5 notes · View notes
Text
クスノキの木が芳しい
                                           クスノキの木が芳しい
——あろ
 二十九歳の足取りは地面いっぱいの落ち葉を踏んでいます。乾いた音とともに、記憶のクラクションを鳴らしています。瞳が潤んで、リュックサックをそっと下ろしたような淡々とした微笑は十年前に成長したと考えられています。青の渋い歳月の中で、思春期の美しさは歳月の洗浄を経て、その時のように執着することはできません。大人になってからは考えが多くなく、抱き合った記憶だけがあって、純粋にお互いに話ができなくて、簡単に心の声を語り合います。数年後、私は自分がまだ誰かを愛していると思います。記憶が軽くなり、涙が桜のように頬に落ち、また3月に微笑が咲きます。
「何をお願いしましたか?」私の十七歳の誕生日に、楊容疑者は私の前に顔を寄せて、優しく紳士的に聞きました。
私は簡単に彼に私の願いを伝えました。「愛を持ちたいです。簡単に生活し、一緒に奮闘し、幸せな生活を送りたいです。一緒に仕事をしながら景勝を見物したいです。」
彼は答えを聞いてにっこり笑った。彼は笑った時に国を傾けて城を傾き、このように頭に刻みつけた。
アブと過ごした八年間は、彼を楊真っ白雲の存在と見なしていました。彼は四月に出発する時、私はどこにいても、どこにもいません。
落さん、愛している人もあなたを愛していると確信しています。離れないで捨てないですか?布さんはいつもぼんやりとベッドのそばやソファーのそばに座っています。8月の週末、いたずらをして私に聞いてみてください。雨が舞い散って、花びらを打っています。深い思索を持っています。
「私たちは一緒にいられないと思います。顔がやつれています。クズだらけです。結果のない話が多くて古いです。」彼に一言返しました。
「いい芸術の答えです。ひげを剃る時はとても魅力的です。痩せたあなたがとても好きです。かっこいいです。あなたは私があなたを愛しないと思っています。桜が舞うのはあなたの季節です。いない日はお大事に!」彼はこの話を言い終わって、指で前髪をしごいて、手提げかばんを持って、足早に出発して、私はぼんやりと彼の立ち去る後ろ姿を見ていて、彼が遥か遠い空の果てで消えてなくなるまで。
今年は2020年になりました。長江のほとりでは、澄んだ水がとても親切に感じられます。靴を脱いで、服のポケットに靴下を入れて、足を水の中に入れてみます。氷があります。春の川の水はヒマラヤ山脈の温度を持っています。遠いところの存在を感じます。遠くの誰かの親しみを感じているようです。あの人は大丈夫ですか?」私は内心で自分に聞いていますが、答えのない疑問がおかしいと思います。
立ち上がって、前に向かって、江水は足首を漫然と過ぎて、澄みきって透明な水しぶきを蹴って、孤独と夕日の相互の呼応は私に更に時間の中で遥か遠い人を思い出させます。携帯を取り出して、自分の水しぶきのために記念写真を撮ります。子供の頃はスマートフォンがなく、多くの可能性を失っていました。一枚の写真で十分です。また元の場所に戻ってビデオを見てみます。同感の映像はどれも自制多情の代入です。彼は超能力で多くの人を踊らせたり、歌を歌ったりすることができません。私の携帯の画面に現れて対話します。よく考えてみると、話をしたり、ダンスを踊ったり、歌ったりする歌は私とあまり関係がありません。人を懐かしみます。彼は道の次の角に現れると思います。
引き続き前へ歩いて、語彙の熟知している場所を忘れに来て、地面いっぱいの落葉、私の白色のレジャーシューズはそっと入って、香樟の木の芬芳芳芳馥郁、マスクをつけていて依然としてかすかな香りをかぐことができて、風が吹いて私の前髪を吹いて、木の葉はざくざくと音を立てて、昔の事の雲と煙は軽やかに舞っています。
目じりは少し湿っぽくて、私は静かにクスノキを囲んでぐるぐる回って、そっと離れて、子供の時友達と一緒に下校する道を歩いて、たくさんの人の様子が目の前に浮かんで、かすかに笑って、あれは思春期に帰って、鹿がむやみに胸をときめかす年ごろです。
15歳の時、私は一人に会いました。彼の髪は日光の下で私の好きな茶色が現れています。濃い眉毛は故郷の山脈の曲線のようです。目は前方を見ています。彼の足取りはとても開けていて、私は彼のかっこいいことを凝視しています。神様は電柱にぶつかって、本は地面に落ちています。彼は声を聞いて、私に向けて、本を拾うのを眺めています。彼の両手が私の視線の中に現れて、感電のように彼を見ました。彼は私のために本を拾ってくれましたが、表情もなく、忘れ物を渡してくれました。
日照りが長く続いていますが、八月はアブのプールで水浴びが好きです。
アブさんは水泳が好きで、彼は言いました。「水の中を全く泳いでいて、外の音が聞こえません。水の流れ以外に、自分は自由自在な魚のように感じられます。いつも子供のころのようにのんびりしていたいです。」
布は水面をボーリングし、濡れた髪をしごいて乾かし、両手で顔を拭き取り、彼は向こうの池の壁にもたれかかっています。そばの飲み物を持って行きます。彼は額を覆って笑って言いました。「プールの中を行ったり来たりするのはおかしいです。」
「いつか水泳を教えてくれる人に会いたいです。たくさんのところに行きます。澄んだ水の中で泳いでいます。」私はアブの前に行ってジュースを一杯注いであげました。
布はジュースを持って、ストローをくわえて、彼のところを見て、私を見て、ジュースを吸って水面を見ていてぼんやりしています。彼は言います。
私は微笑んでジュースを置いて、「どこに行きますか?」
彼は首を振りながら、「遠いところにいる」と言った。
「えっ!」私は口から出任せに答えた。
「聞かないとまた会いますか?」彼は水面をスライドしている。
「ずいぶん前にも同じ質問をしましたが、今は幼稚だと思います。なぜですか?私に電話してください。」
両手で水面をたたき、水しぶきを上げて言いました。「プールがないと、夏は暑くてたまりません。」
以前のように、毎日水道の水が冷たいです。
アブはぽかんとしていました。私の目の前の光が彼に気づきました。「あなたはまだあの汚い部屋に帰りますか?」
水の中に手を置いて、コップの半分を水に浸して、太陽の光が点々と輝いています。大学に合格すれば、すべてがよくなる。いい仕事があります。ここを離れて私のほしい人生を追いかけます。お金があったら故郷に帰ります。その部屋はきれいに掃除します。
「あなたの話を見ていると、あなたは迷いの中にいます。」アブは突然にハハと笑い、彼は言った。
私は行くところがありません。
アブさんは私の話を中断してプールにコップを投げました。両手を私の頬に置いて、目つきをしっかりと教えてくれました。「自分の夢を追いかけて、華灯の初めのところで待っています。」
私はすばやくしゃがんで、水を全身に浸らせて、また水の中から立ち上がって、水しぶきが四方にあふれます。揺れている水滴が布の上にはねています。私も髪を拭いて、顔の水を消します。
アブは避けて、笑いながら言いました。「恋をしました。」
驚きのあまり、目を開けて、「いつ結婚しますか?」
彼の微笑みは恋の蜜壺に浸り、目つきには愛の甘さがあふれていた。首をひねりながら、口を尖らせて言いました。「彼女はきっといい娘です。」
「これからはあなたを愛する人が必ずいます。春秋冬夏!」
「最近出会った人の顔がとても綺麗で、着飾っていて、彼とすれ違いました。とても魅力的です。」私は思い出にうっとりしています。
「彼と同じ品位を持ちたいです。頑張ってください。あと五、六年であなたもかっこよくて魅力的です。」布さんはこぶしを握って応援してくれました。
これからの週末に射撃場でターゲットの練習をします。半年ほど訓練して、また出会った人に会って、彼の練習をぼんやり見ていました。
彼は防音イヤホンを外して、私を見ていて、隣に行って飲み物を一杯飲んでください。彼は言います。「四、五ヶ月です。いつも私を見ています。おかしいと思わないですか?」
ジュースを吸いながら、首をかしげて、「楊凱雲さん、好きです。」
「えっ!」彼は後ろにもたれていて、語気が長く引いています。彼は興味深く私を見ています。
名前は何ですか?彼はまばたきをしただけです。
私は楊真っ白な雲の目を見ていて、両足をベンチに曲げて、両手で膝を抱えて言いました。
彼の目はさっとまばたきして、微笑みは凝結して、続いてため息をついて、整然としている歯を現します:“昇原は阿落といいます!”
楊真っ白な雲が口を覆っています。彼は素早く振り返って聞きました。「彼女がいますよね。私のことが好きですか?」
私はジュースを飲みました。彼の目を迎えて、自分の悲しみを装って、「私のことが好きな人がいない」と言いました。
彼は首を振って、「夏休みはどこに行きたいですか?」
最近悲しいです。遠くに行ってリラックスしたいです。私は頭を下げてジュースコップを見ています。
ヤンさんは立ち上がって、顔を上げて彼を見上げました。「数日間出張します。私と一緒に旅行しませんか?」
私はうれしくてたまらなく椅子から飛び降りて、「はい」と言いました。
一週間後に、私は飛行機に乗りました。彼は私の右手に座っています。
飛行機がゆっくりと飛び立つのを見ていて、窓の外の翼が都市を走っています。飛行機が都市の電線と密接に接触するのを心配して、飛行機が早く雲に届くように祈ります。
楊容疑者は私の心配を察知して、「パイロットの運転能力を疑っていますか?」
すぐ口を開けて言いました。「いいえ、ありません。私は今までこんな飛行機に乗ったことがありません。ちょっと特別だと思います。」
「えっ!」ポプラ雲は目のカバーを下に置いて、位置に横になって、とても速くて、呼吸が均一になります。
彼が寝た後、私は窓の外の景色を見ていて、だんだんつまらなくなりました。運転室に行きました。
運転室の中のパイロットはハンサムでかっこいいです。痩せた体は私よりずっと高いようです。私はそばに座って、前の星空を見ています。
黒い幕のような空には無数の星がきらめいています。銀河のリボンが見えます。こんな素晴らしい景色は見たことがありません。遠くの空をぼんやり見ています。私は空の美しさに驚嘆しています。「わあ!」
大人になったら何が一番したいですか?
彼の横顔を見て、長い間考えてみました。「生活を良くしたい、望みがない、好きな人と一緒にお金を稼いで、人生の意味を体験したいです。」
好きな人はあなたが好きですか?彼は聞きます。
私はため息をついて言いました。「まだ会っていません。いつか私を愛している人に会って、魅力の都に行きましょう。」
目的地に着いたら、たくさん行ってみてください。
ちょっと長い間、私は運転席を離れて、タオルを二つ持って楊真っ白雲のそばに帰りました。夜は少し涼しくて、彼のために覆いました。自分で豆乳を一杯飲みました。口を綺麗に塗りました。タオルで彼の左手を覆いました。
放送で目を覚まして、窓の外の空はまだ夜です。私は操縦室に行きます。飛行機がゆっくりと路面に降りるのを見ています。
前に二人がいます。彼らは雑談しています。私はパイロットと一緒に飛行機から降りました。彼は私よりずっと背が高くて、話をしています。
私はパイロットに「一緒に買い物しませんか?」
パイロットは携帯を取り出して言いました。「明日の午後は出勤します。ゆっくり休んでください。」
携帯を取り出して彼と連絡先を交換しました。楊さんは地図とホテルの情報を教えてくれました。飛行機の前の���と車で離れました。
遠くに手を招いて、車に乗せられて離れました。ホテルに行って、部屋に入ると、素敵な内装に驚きました。
私は部屋の静かな体験が好きです。壁の絵は面白いです。ソファーに座って、天井を見ています。「いつか多くのお金を稼いで、毎日このような環境の中で、とても穏やかで、私を愛する人がいます。一緒に生命の繁栄を楽しみましょう。」
バスルームに行ってシャワーを浴びて、パジャマを着替えて、ベッドの上に飛んで、すぐに寝ます。
私は目を覚まして風呂に入り、服を着て、テレビ番組を見ていました。しばらくしたら、面白くないと思い、外に出て散歩するつもりです。帽子をかぶって、マスクをして、バッグの中に唐辛子の水を入れて、シャツ、ジーンズ、白い運動靴を鏡の前で左右に見ています。とてもきれいで、ドアから出たと思います。
大都会では故郷のようにあいさつもせず、デパートの近くを歩いて街を歩いています。いろいろな色の人が来ていて、驚きました。彼らのファッションは全部違っています。ジュースを売っているところに行くと、財布の中には楊真っ白雲から何百円もくれました。マスクを外してジュースを飲んでいたら、私のほしい生活だと思いました。
多くの人が振り返って私を見ています。帽子をかぶるのが忙しいです。持っている小さい鏡を取り出して、おしぼりで頬とおでこを拭いて、リップクリームを取り出して唇を潤します。私は地図を頼りに公園に行きます。そこには多くの人が芝生に座って遊んでいます。私も芝生に座って、みんなのジョギングと遊びを見ています。私は地面に横になって、ひと言を思い付きます:あなたと国際で大都、公園の日光を体験して、緑の木の葉と風はそっと揺れ動いて、光線はまだらで、あなたは私の側にいます。
広場のスクリーンに広告が流れています。人波で沸き返る大通りを散歩しています。孤独な感じで、しばらく付き合っていた人を思い出します。寂しいです。
夕方になってから、ホテルに戻って、楊容疑者は髪が濡れてソファーに座ってテレビを見ています。彼は「食べましたか?」
彼の顔を見て、「ハンバーガーを食べたばかりです。口の中にまだ味があります。」
早く洗面してください。
私は急いで服を脱いで、一日の汗を洗い、洗い終わった。パジャマを着て、楊騷雲のそばに来た。
彼は言いました。「これから使ったパジャマとタオルはホテルに取り替えてもらいます。きれいにしてください。」
私は急いでうなずいて言いました。「初めてあなたを見た時、あなたはとても遠いと感じました。あなたは今私の隣に座っています。夢のようです。」
彼は振り向いて私を見て、言いました。「今はまだ小さいです。あなたのだらしなさに耐えたいです。ずっとあなたのそばにいて、あなたが似合うかどうか見たいです。他の人に離れないようにしてください。あなたがどれだけ自分を愛しているかを見てください。」
私は目をぱちぱちさせながら言いました。「あなたが言ったことは考えられませんでした。自分を愛することを教えてください。」
髪の毛が濡れています。母が髪の毛を乾かさないと脳卒中になりやすいと言っていますが、乾かないですか?彼の意見を聞いています。
彼は口もとを上に曲げてカーブを作って言いました。「あなたと私の関係はあまり良くないです。髪の毛を乾かしてください。」
浴室に行ってドライヤーを出して、彼の髪をふいてあげます。
ドライヤーを使うのは初めてですか?彼は優しく尋ねた。
髪の毛を洗ったら、乾かします。よく吹きませんでした。髪の毛が乱れてしまうのではないかと心配しています。
「髪を吹いてくれてとても楽しかったです。久しぶりにこんな感じを体験しました。」
「どんな感じですか?」
彼は軽く頭を振って,笑って答えない。彼のために髪を乾かしました。ドライヤーを元の位置に返します。
「今日は街をぶらつきに行きました。小さい頃は世界の街だと思っていました。市内が広いので、とても新鮮です。いろんな人種の人たちがいます。彼らの顔は私たちと違って、服も違っています。これからはここに住むことができると思います。」ソファーに座って、彼の右手を引っ張って話します。
あなたはお金をたくさん稼ぎます。帰り道が見つからないので心配です」一面の雲がゆるみ、けだるいように横たわっています。
これは私がもらった最高の卒業プレゼントです。
「三日間だけ滞在します。今回の旅行があなたの心の傷を癒してくれますように、楽しみにしています。」
「なぜ自分が悲しいのか分かりません。何かを食べて胸が痛くなり、涙がこぼれました。友情が招いたと勘違いしました。」
彼はしっかりと私の手を握って、私に言いました。「あなたは恋人が一人しかいません。恋人が一人しかいません。二人は長年あなたが持っていない友情です。あなたは大切にしました。あなたが愛したことがあります。どんなに多くの抵抗があっても仕方がないです。未来の道は孤独ですが、出会いを学びたいです。」
あなたは私の友達ですか?眉をひそめて聞く。
「眉をしかめると、眉の角に筋肉ができて悪魔のような顔になります。子供を騙したくないです。友達ではないです。いつか離れます。最近頭が混乱しています。自分で自分の面倒を見てほしいです。」
ずっとあなたを愛しています。ずっとあなたのことが好きです。初めて会ったところにいます。離れません。彼の手をしっかりつかんで、心臓の近くに置きます。
あなたは私の顔に惹かれますか?それとも私の服に惹かれますか?
全部ありますそれに、あなたの身長が羨ましいです。残念ながら、隣の人からもらった毒で、背が伸びることができなくなりました。身長が六、五メートルというのは一生耐えられないです。これからはおしゃれを習って、自分を綺麗にします。
今のあなたも醜くないです。
最近眠れなくなりました。未来はずっと眠れないかどうか分かりません。
「お供します。ベッドに入って、お話をします。」ヤングクラウドが私の王女をベッドに抱いて、彼の右側に横になって彼の話を聞いています。
この本を書いた時、哲理が分かりました。
「昔は子猫とウサギがいました。彼らは仲の良い友達です。子猫はいつも川で釣りをしています。ウサギはいつも土の中で大根を掘っています。彼らは仲がよくて、いつも一緒に食事をします。ウサギは魚を食べません。猫は大根を食べないので、魚がなくなったり、大根がなくなったら一緒に他のところに行きます。「ある日、彼らは新しい場所に行きました。黒うさぎと黒猫を見ました。彼らは離れたことがなく、快適な大きな家に住んでいます。幸せな生活を送っています。うさぎちゃんとねこちゃんは美しい生活に一瞬で魅了されました。毎日のクロウサギは大根を掘るだけではなく、まめに大根を植えています。黒猫は池を手入れしています。このように彼らの食べ物は後を絶たず、ウサギや猫のようにあちこち移動しなくてもいいです。食べ物を探したり、道を移動したりする時間を多く使わなくてもいいです。家や垣根の園を作る時間がもっと多くなりました。家具もいろいろあります。
楊さんは私を見て、続けて言いました。ウサギちゃんと猫ちゃんは喜んで彼らを受け入れました。数年後、彼らは城を建てて、もっと多くの仲間ができました。彼らはこの上なく楽しく過ごしました。」
話が終わったら寝ます。
「あなたの前では子供のように感じられます。あなたがストーリーを話してくれてとても嬉しいです。この席ですぐ寝ます。今晩一緒にいてもいいですか?」
「うん」彼は肯定しています。私はすぐに甘い夢の中に入りました。
毎日散歩に出かけて、車に乗って窓の外の都市の風景を見ています。夜、私は楊蚯雲と夜景を見て、美しい都市を見ました。「自分の青春時代にマスクをしていました。いつか私の美しい顔がきれいにならなくて、もったいないと思う時があります。」
ヤンさんは私のこの感嘆を聞いて、思わず大笑いしました。「いつかあなたはブスになるかもしれません。」
「それは大変ですね。でも怖くないです。十分なお金を稼いだら、自分の顔を綺麗にしてくれるはずです。
マスクを外してもいいです。肌がそんなに白いです。誰もおかしいと思わないし、私がいます。何が怖いですか?
彼の話を聞いて、私も自分が安全だと思って、マスクを外して、通行人はいつも振り向いて私を見ています。あの時代はまだ「振り返る率」というネットスラングがなかったので、彼がそばにいると安心しました。
その日の夜、私たちはステーキを食べに行きました。もっと遠いところを回って、ホテルに帰りました。彼に聞きました。
楊さんは雲さんに頭をなでて言いました。「もう仕事を完成しました。もし新鮮さがあれば、何日間一緒にいられますか?」
「一日二十四時間は私のそばにいるという意味ですか?」
楊さんは雲をかぶってうなずいた。私は彼の懐に飛び込んで、「お兄さんがいて、とてもかわいがります。」
楊容疑者は私を懐に抱いて、「いつ自分の部屋に戻りますか?」
何ですかちょっと迷っています。
あなたの家は狭いですが、そこはあなたの部屋です。いつも実家に頼ってはいけません。
私は経済的に自立していません。両親のところに住んでいません。どのように服を着て食事をしますか?学校の授業料までです。自分で稼いだと思いますか?あなたは私があなたを探すことができると思います。このよく知らない国際大都市の中で、見知らぬ人はあなたと仲がいいと思います。私は年下です。あなたに頼ることができます。出張のついでに、私を連れて世間を見に来てください。」
あなたの話を聞いてとても嬉しいです。私もあなたに内緒にしないで、ここ数日で一緒に過ごします。楊容疑者の表情は少しぎこちないです。
あなたの仕事は分かります。相変わらず愛しています。またお会いしましょうか?」
分かりません。
「それはすべての縁です。長く付き合っていますが、おいくつですか?」
あなたが知っていると思いました。
私は頭を振って言いました。「分かりません。」
今年は二十三歳です。
「いい歳ですね。あなたの年齢で幸せになりますように。」
重慶に帰ったら、何をするつもりですか?一面の雲が私を抱いて聞きます。
「私の仕事を続けています。給料はそんなに高くないですが、まだ若いです。公務員になりたいと思っていましたが、この様子では、全員が私が最低で、基礎も壊してほしいと願っています。不可能です。私は本を読んで良い大学を試験して、良い仕事を探し当てて、私の小さい家を装飾して、自分で大きい部屋を買って、店をオープンして、企業をします。安定収入がよくて、あちこち歩き回っています。まだ世界を見たことがありません。見に行きたいです。余生を享楽しながら、シンプルに楽しく過ごします」
楊容疑者は慎重に私を見て、「あなたが欲しいのは鐘が鳴る生活です。」
「間違いない!」
もしある日あなたが本当にできたら、私を引っ張ることができますか?
私は30代のうちに目標を達成して、毎年200万円の利益を上げて、できるだけ毎年の利益を上げていきたいです。千万円がある時に来てくれれば、歓迎します。その時のこのお金は私たちの生活費に十分です。でも、私が本当にできるようにしないと、一緒に貧しい生活を送ります。
落さん、どうしてあなたが私をあなたに要求しましたが、あなたは私に要求しませんでしたか?
私はそっと言いました。「今のあなたは何を手伝ってくれますか?あなたの羽根が豊かな時に、もし私が思い付いた目標を達成するならば、あなたは私を助けてくれます。資金を起動して儲けるのは簡単ではないです。短期的に上昇することは難しいです。
もし私が助けられなかったら?楊容疑者は慎重に質問した。
「それはいいです。私もあなたの大切な人ではありません。何か予定がありますか?」
あなたの優しさに感謝します。あなたに出会ったのは私の幸運です。あなたの秘密は守ります。絶対に言いません。」
ありがとうございます実は秘密でもないです。もう慣れました。」
私は簡単なつもりです。綺麗な奥さんを探して、このまま過ごしました。
いい計画ですね。もう適当な人がいますか?
まだ追っています
成功を求めてほしいです。
「将来的に企業を成功させたいです。これからも故郷に帰りますか?」
彼らはまだそこにいます。私はいつも帰ります。老いても重慶に残ります。江津の冬は寒いです。南岸に住むかもしれません。
「お金があったら、暖房器具をつけて、お手伝いさんが世話してくれます。まだそこにいますか?」
「もちろん、毎日がシンプルでいいです。でも、大都市の生活を見ています。故郷のあっさりした人生に慣れるかどうかは分かりません。
「だから、未来は不安です。帰って、そこで暮らしたり、家族のお供をしたりするべきです。あなたが去ったら、帰りにくいと思います。」
「わかりました。あなたの言っていることも正しいです。私のような若僧は子供の時からどこまでも家です。卒業後、広州に行きます。お金を稼いで、だんだん発展します。いつか私の会社は深センの甲級オフィスビルにいます。そこで仕事をします。
私たちはもう二日間滞在しましたが、この二日間は一面真っ白な雲があって、私と一緒に幸せです。もっと遠くの観光スポットを回ってみましたが、写真を撮っていませんでした。
「ある日あなたは作文に成功しました。私たちが歩いたところと楽しみを文字にしました。」
若い私はまだ写真の記念の意味が分かりません。もし写真を撮ったら、今出しても懐かしいと思います。
帰りの飛行機で豆乳を一杯持ってきました。ありがとうございます。リュックサックからキャンデーを二つ取り出して、彼に一つを渡しました。
彼はキャンデーを持ったことがあります。私は自分のキャンデーの包装を引き裂いて口に入れます。「一人で好きになるのはとてもいい感じです。」彼は荷物を開けました。中にアルミの金属箱があります。渡してくれました。「プレゼントは何もありません。7歳の時に銃器の使い方がとてもよかったです。この中にはシミュレーションの銃があります。記念として残してください。」
彼のプレゼントを受け取って箱を開けたら、中は小さくて精巧な米国のカートM 9111の模型で、私は模型銃のベルトを解いて、銃身を触ります。「これは全部の金属ですか?」
「金属製品は長く保存されます。」
プレゼントをくれてありがとうございます。小さい年齢の私は分かりません。私は銃を置いて、アルミの金属箱を隣のテーブルに置いた。私は続けて言います。「初めてお会いしました。その感じは本当に素晴らしいです。」
楊さんは雲にぼーっとしていて、話をしていません。
飛行機が到着した後、もう夜明けです。楊蝓雲さんからのプレゼントを他の人に渡しました。「家に帰ってこれを持ってくるのは不便です。後でください。」私は楊鳔雲に乗り継ぎをして、飛行機の明かりが次第に上がるのを見ていて、だんだん消えていきます。
私はため息をついて、渝中区に行き、ケーキを買って部屋に入りました。
私はろうそくを取り出して、全部で16本をケーキの上に挿して、ろうそくに火をつけて、願い事をして、また一気に息を吸って、ろうそくを吹き消して、私は自分に言います。「今年は16歳です。誕生日おめでとうございます。」
鏡の前に行って、「これからは苦労しても、そんなに強いお酒を飲むな」と自分に言いました。
私は酒棚のワインを取り出して、自分のために小さなコップを注いだが、酒気をかいでいて、急に吐き気がして、グラスの酒をこぼしてしまった。
「しまった、胃の調子が悪くなりました。体を養生したいです。残念ですが、このバラフェです。」私は木の栓をしっかりと瓶の口を塞ぎました。「これからも飲んでほしいです。バカです。これは半年分の給料です。」
ケーキを分けて、自分で一つ食べました。食べきれないだけでお腹がいっぱいになりました。
横になって3時間以上休んで、車で江津の周辺に行きます。ヘリコプターが私を待っています。ロープを締めて屋上に降ります。
下に下りて、ドアを開けて、ベッドに横になって引き続きぐうぐう寝て、私は疲れきっています。夜、両親が家に帰っても分かりません。勝手に何かを食べました。
夜中に目が覚めて、ロッカーの中の小霊通を充電しました。誰も連絡してくれませんでした。
ベッドのそばに座っています。この都市はとても悲しいようで、突然眠れません。そこでテレビをつけて、音楽番組のランキング音楽を聞いて、だんだん心が落ち着きました。
その日の朝早くお母さんのところに行って、毎日何十斤の唐辛子をお客さんにつぶしてあげます。私はちょうど休みになりました。そこで手伝います。毎回鉄板を上げて唐辛子をつぶしている時、井山兄さんと天蕊を懐かしみます。
私は100元を使って、車屋で自転車を買いました。午後は用事がない時に広場で練習します。
母は顔をしかめながら、「安いから、壊れやすい」と笑った。
「まずは覚えておきます。壊れたら捨てます。どうせ高くないです。」彼女を慰めながら言った。
初日はなかなか上手になれませんでした。どうしてもバランスが取れなくて、翌日はおじさんのおばさんの助けで自転車を覚えました。四五メートルまで乗れるようになりました。
自転車を覚えた後、私は川のそばで自転車に乗るのが好きです。風が襟を吹いています。私は新しい出会いを迎えています。これらの美しい��憶はここで一段落しました。
私は川のそばに立って夕日を見ています。綺麗な落日に対して、「あなたと抱き合って、あなたがくれた最高のプレゼントです。」
まぶしいと、二十九歳で、大きな木を通って、心より静かに過ごします。
 終了:2020年5月18日月曜日
0 notes
skf14 · 3 years
Text
01210002
今までのまあそれなりに長い人生を総括し、これからのそこそこ長いであろう人生について勘案し、全てをひっくるめて判断した結果、やはり俺の人生において最重要かつ最優先事項だと判断したので、年が明けてすぐの寒い日、母親を殺した。
だからこまめな連絡ができなかったわけで、画面の向こうで健気に待ち続けるコイビトカッコカリに内心で頭は下げたが画面欄には悪びれもなく「悪い、寝てたわ。」と打ち込んで送信した。頭は下げない。なぜなら俺は今日も一人で戦ってるから。そもそもお前何日寝てんだよ。それはもう仮死。仮死でしかないから。突っ込まない出来のいいコイビトカッコカリは秒速で既読をつけてから、テンプレート使うどっかの迷惑メールみたく不自由な日本語で「返事きた。嬉し。」とGoogle翻訳も真っ青な棒読みを書いてよこした。人間何年目だテメェは。会話をしろ。
目の前で横たわる亡骸に手を合わせた方がいいのか、暫し考えた。痩せ細って鶏ガラみたく骨が目立つ身体は貧相で、微塵もチンコが反応しない。いや、それが正常か。しっかりしろ俺。貧相だなぁ、コレ。40キロと少しくらいしかなさそうなそのタンパク質には、さっきまで21グラムの魂が宿っていた。はずだ。秤にはかけていないから、この女の魂が普通の人間と同じように21グラムあるのか、それとも肉欲と嫉妬と恨みつらみで削られて1グラムも残っていなかったのか、今更気にしたところで意味はない。だってもう口からその魂は抜け出て、今頃上空数千メートルを漂ってるはずだから。どこ?大気圏?オーロラとかがある辺り?わっかんね。学がないから、上手いこと例えるなんて無理だった。学がないのは、俺の家系みんなそう。まるで学はなく、能もなく、できることといえば世の中を分かった顔して講釈垂れて文句言って、公務員叩いて政府叩いて高額所得者を妬むこと。うっわ、終わってね?でも大多数の人間そうだろ。いつだって自分より上を妬んで、自分より下を蔑む。人間って何のために生まれたんだろうな。猿のままの方が絶対幸せだった。
この目の前に転がってる女も、可哀想な人間だった。哀れにも交尾相手を間違え、孕んだ種は劣等、生まれた人間はハズレクジ。哀れな人生だと、心から可哀想に思う。挙げ句の果てに我が子に殺されて。可哀想に。可哀想に。この可哀想、って単語、言えば言うほど脳の中でなんか快楽物質がじゅわじゅわ溢れてく気がすんの、結構色んな人と共有出来る感覚な気がする。だって、みんな、可哀想を見ながら生きてんでしょ?ろくに食べられない子供、可哀想。年寄りに跳ね飛ばされた若い女、可哀想。コロナ禍で貧困に陥った母子家庭、可哀想。そうして自分も誰かの可哀想になってることに気づかずに、優越感で出来たドブを啜って「マァ、素敵なお味ですことオホホホホ」なんて笑うんだろ。くっだらねーな人間。
あー、うん。よし。ちょっと口を慎もう。ノー知識だけど肉が腐るってことは理解してる。だから俺は暖房もつけてないし、このせっまいワンルームに一人完全防寒で立ち尽くしてるわけだけど。冬場だからって
多分油断しちゃいけない。
素人なりに結構考えたつもりだった。深夜に呼んで、トイレに閉じ込めて、放置。衰弱したところを金属バットで殴って殺害。こうすれば、死んだ後に弛緩した身体から垂れ流される糞尿の処理をしなくて済む。人間、ほら、自尊心って最後まであるみたいだから、トイレに閉じ込めれば最低限そこで用足すでしょ?おまけに、トイレの水は飲まないだろうし。ま、飲んでくれても構わないんだけど。想像したら気持ち悪くなったからやめよう。俺も一応コレから生まれてるんだし。そうか、俺はコレの体内で、育てられたのか。
とりあえず、バラして、冷蔵庫と冷凍庫に詰めよう。このまま放置したままにはしておけない。俺も寝なきゃいけないし、寝てる間に起きてこないように、きちんとバラバラにしないと。いざやる、となったらスマホとか、部屋の隅に溜まった埃とかが気になり始めた。試験前掃除の法則って俺は呼んでるけど、もう何年も前にTwitterでバズってそう。時代に取り残された俺。
包丁しかない。すぐ鈍になりそうだけど、まあ、使い物にならなくなったら近くのホームセンターで糸鋸かなんか買ってこよう。木材とかと一緒に。レッツDIY。包丁は力を入れすぎると折れる。ってのは知ってる。通り魔殺人した奴が本に書いてた。もっと予備用意しとけばよかった、って。これブラックジョークよ、笑って笑って。
あ、太腿に傷、しっかり残ってる。懐かしいなぁ。コイツを殺そう、と思って俺がキッチンにあった、刃渡り10センチくらいの薄っぺらいフルーツナイフで刺した時の傷だ。あの頃の俺、まだ小学生のガキだったのに、コイツが救急車に乗って運ばれてくのを部屋のベランダから見届けた後、最初に何したと思う?履いてた血塗れのジーパン洗ったの。覚えてるわ、今でも。オラ、ってナイフ振りかざした瞬間、『プツッ』つって最初に生地が抜けて、そのあと柔らかい組織の中に尖った先っぽがズブズブ沈んでって、豆腐よりかは少し硬いんだな、って思った瞬間、瞬きするたびに赤が加速度的に増えてった。ジワジワ、どころじゃない。じゅっ、じゅわっ、ぶわわって。鮮やかな赤。刺した深さはそこまでじゃない。所詮ガキのやることだ。俺は刺さってたナイフを抜いて、その手で119番を呼んだ。『お母さんが怪我した』つって。ウケる。怪我させたんだろ。つーか、お前が刺したんだろって。んで荷物持たせて、ついていこうとは思わなかったんだよ。だって犯行現場、綺麗にしなきゃじゃん。洗濯機の使い方は分かってたから、粉洗剤入れて、穴空いたジーパン洗ったんだよね。排水が流れ出るのが見えるタイプの洗濯機でさぁ、俺は夏なのに部屋の電気つけっぱなしで、その水がピンクから透明になるまでずーっと見てた。結構優秀なんだよね、パナ○ニックの洗濯機。キレーに洗ってくれてさあ。蓋を開けたらあらもう元通り。安心して、パンパンってシワ伸ばして外に干したの。穴空いたジーパン。馬鹿でしょ?ツメが甘いっての。でもさぁ、なんか上手いこと言ってくれたみたいで、俺お咎めなし。有り難かったわ。てっきり吊し上げられるかと思ってたから。馬鹿だよねえ。だって俺お前の頃殺してやろうと思ったんだよ?まぁ、その数年後に結局また殺したくなって、それが続いて結果目的達成ノルマクリア報酬ゲットに陥るんだけどね。今頃後悔してんのかなぁ、警察突き出しておけばよかったって。ごめんね。可哀想に。
関節ってこんな固いのな。今まで散々妄想したり、時には文章にしてみたりしたけど、マグロの解体みたいには実際いかねえみたいだわ。骨は硬いわ、油はぬるぬるするわべとつくわ、血は溢れるし体液らしい黄色っぽいとろっとした何、組織液?みたいのがじわじわ沁みてきて刃が鈍になってくし。いやー、謝りたい。サックサク解体させちゃってごめんって。だって難しいって知らなかったんだもん。やらなきゃわかんないこともあるもんだね。いや、わかりたくはなかったんだけど。だって下手したら20年出てこれない。バレないでいたいけど、警察って案外優秀らしいし。人が一人世界から消えただけで、どうしてこうも騒ぎ立てなきゃいけないんだろう。足元で知らず知らずのうちに死んだ蟻に、今日誰が想いを馳せた?
肩の切断は断念した。一旦細いところを、と肘に移行して、皮膚とその下の薄い脂肪は切り分けてみたけど、やっぱり骨と骨の隙間がよく見えない。もういい、と手羽先の容量で掴んで捻ってみた。何度か回して、引きずるように伸びた腱を半ば引きちぎるように包丁で切ったら、ゾンビ映画さながら、腕が取れた。ひらりと開いた手のひらと、骨張った指。シミがいくつもあって、皮膚は突っ張ってて、ところどころに血が飛び散っていて汚らしかった。
幼稚園の時、父親に殴られた母親が泣きながら、俺を幼稚園まで送ってったっけ。俺は自転車の後ろに乗りながら、母親の歌を聞いてた。来る日もくる日も自転車に乗って、黒いハンドルを握って、太陽を浴び続けた手のひらに出来たシミを、「貴方のせいでできたの。」と言っていた。苦労の結晶が、そんな汚らしいものだなんて、何も喜ばしくない。
強く生きなければ、と思っていた。母親も、そして俺も、そうあるべきだと刷り込まれた。幼稚園で親に頭を撫でられる同級生の姿を見るたび、家で殴られるばかりの俺はどうして撫でてもらえないんだろう、と悲しくなった。運命だ、仕方ない、そういうもんだ、と割り切るまでに、酷く時間がかかってしまった。
切断した手を、自分の頭の上に乗せてみた。「撫で、撫で。」哀れで、仕方がなかった。これほどまでに欲していた愛を、もう、タンパク質の成れの果てからしか得られない。俺は生きてる間に、愛を、得られなかった。撫で、撫で。撫で、られたかったのか。俺。今更気付くなんて、哀れだ。よく出来たね、いや、何も出来ていない。何者にもなれず夢も捨て、希望は燃やし、光は塗りつぶした。ただ社会の底辺を這いずり回って、上級国民が吐き捨てた痰を啜って生き延びているだけのヒト。よく頑張ってるね、偉いね。何も偉くない。蔑まれるために存在してる、そんな人間だ。頑張っていたら今頃、もっと、尊厳ある何かを手にしているはずだった。
少なくとも誰かを見つけ、子作りをしたアンタの方が偉かったのかもしれない。今時の言葉で言えば、生産性があるんだと思う。それがどんなろくでなしとの子供だとしても、育て上げ、20歳になって放流するまで死なせなかった。そこまでハードルを下げて、人を褒めなければいけないのだろうか。わからない。俺は褒められたいのに、いつも人を褒めてばかりいる。
そうか、分かった。昔この女が、「人から貰いたいものは、まず自分から与えないと、もらえない。」そう説いていた。女を世界で唯一、神の如く信奉していた俺は、その通りだ、と、自分がされたいこと、されて嬉しいであろうことをもれなく人にした。正しい。ある意味ではそれは正しく、そして間違っていた。それは、「世界が善意で出来ている」かつ「人間がある程度以上の知能を有している」という前提がある状態でのみ成立する理論だ、ということを一緒に教えておくべきだった。お前は間違えたんだよクソ女。腹いせに腹を殴ったら、切断した首の断面からぶぅ、と空気が漏れて笑った。
世界は優しくなんてなかった。俺は俺に優しくない世界が嫌いだし、俺なしで回っていく世界が嫌いだし、俺なしで回るような世界にしてしまった俺が世界で一番嫌いだった。
そうか、もう母はいない。取り繕う必要もない。母の萎びた体。随分貧相になった胸元に顔を埋める。もう抱きしめては貰えないが、一度だけ、一度だけでいいから泣きついて、そして、全てを肯定されたかった。貴女に、生きてていい、と、そう言われたかった。人間は案外簡単に死ぬし、簡単に生きる。たった一言で目の前の電車に飛び込むこともあれば、たった一言で手にしていた縄を捨て明日の服を洗濯する。分かった時にはもう、遅すぎたのだけれど。
お母さん、俺は、貴女に褒めて欲しかった。貴女は唯一無二だと、自慢の私の子供だと、そう言って、頭を撫でてもらいたかった。何も頑張れなかった、何者にもなれなかった、出来ると思ったことが、世間の大半が当たり前にこなすようなことだった。分かってもなお、俺が俺である、ということに価値がある、と、他でもない貴女に言われたかった。貴女の役に立った時、そんなことをしなくても愛している、と言われたかった。目に見える愛を貴女に与えた時、存在していることが愛なのだと、そう説き伏せて、笑って欲しかった。父親よりも、再婚相手よりも、再婚相手の子供よりも、誰よりも何よりも世界で一番俺を愛して欲しかった。他人のために涙を流す前に、俺が生きていることに涙を流して欲しかった。何度殴っても蹴っても罵倒しても蔑んでも、赦し、そうさせた私が悪いなどとは言わずに、ただ、俺が大事だと、今は無い両腕で包み込んで欲しかった。愛して、欲しかった。
無償の愛を欲しがることは、そんなに罪深いことなのだろうか。腹を掻っ捌いては見たものの、学のない俺にはどれがなんという臓器なのかまるで分からない。どことつながりどうなっているのか、分からない。分からないだらけの世界が苦痛で、身を投げてしまいたくなる。とりあえず塊は洗って茹でて、縮んだやつはジッ○ロックに入れて冷凍しよう。処理は、まあ、ミキサー買って少しずつ流せばいいだろ。多分。歯は全部抜いたし、手足は冷凍するし、骨は、考えてない。乾かして砕くか、いずれにせよ冷蔵庫保存しておけば匂いは漏れないはず、だと思う。鶏肉を腐らせて暫く様子を見たけど、冷蔵庫の中からは臭わなかった。大丈夫。結局捕まりたくないんじゃん俺。
もう、6時間も経ってる。折角誕生日になった瞬間からし始めたのに、もう朝。後2時間もすれば仕事に行かないといけない。ああ、手が血に染まってるし、胴体が丸のまんま残ってる。どうしよう。ビニールに入れて、ベッドに寝かせておこうか。三重くらいにすれば体液も漏れないはず。帰ってきてハエが飛んでたら、どうしよう。殺虫剤、は無いから、洗剤でも振りかけておこう。よし、風呂。手も顔も足も汚いから、綺麗に洗わないと。仕事に行けない。よし。よし。よし。
0 notes
webguide · 4 years
Photo
Tumblr media
今日は、#rvパーク中津川 の#お風呂 をご紹介✋ #rvパーク に入ってすぐ左側の黄色い建物が、お風呂でした😊 お風呂の入口のドアが、#キャンステボード になっていて、オーナーの奥様曰く来られた人が貼って行っちゃうと言うので、私も貼らせてもらっちゃいました😎 オーナーに貼った事を事後報告したら、これは上品な人にしかあげないんだけどって、RVパークの#ステッカー を戴きました🤔 上品だからくれたのか、上品じゃねえけどくれたのか?🤣 お風呂は、入ってすぐの所にトイレがあって、脱衣所に洗面台、浴室にはテレビもあって、脱衣所、浴室にそれぞれ床暖房まで付いていました👍 トイレ等と同様に、とても綺麗に維持されていました😊 #キャンピングカー #キャンプ #campingcar #camper #motorhome #caravan #キャラバン #バンライフ #vanlife #adriacompact #アドリアコンパクト #車中泊 #オートキャンプ #camp #アドリア #adria #モーターホーム #終の住処 #隠れ家 #秘密基地 (Aikawa-machi Aiko-gun, Kanagawa, Japan) https://www.instagram.com/p/CBgxJ-4hDre/?igshid=gpf1lj3r2erq
0 notes
fujisawanissi · 4 years
Photo
Tumblr media
[8/15(木)18:11 @飯山線]
くもり。いかにも降り出しそうな天気。関西は台風10号が近づいているらしい。
おととい、急遽関西に行った。8/13はバスがとれなかったので鈍行(!)で関西に行く。安部公房の「第四間氷期」を全て読み終えた。大阪について、友人のOくんとIと合流し、TOHO梅田で「天気の子」を見た。愛にできることはまだある。遠慮のない映画だと思った。その後、中崎町のかりがね食堂で飲んでいたら、Yから電話がかかってきた。KとTとなんばで飲んでいるとのこと。23時に近かったけど、OくんとIとなんばに移動して、花月前の居酒屋で合流して飲む。TとKは終電で帰ったけど、OとIとYは残ってその後もだらだらと飲む。そういえばTに、フリーウェイのエイリアンズのリクエスト曲、あれ藤澤さんですよねと言われた。よく分かったな。
帰り、Iがタバコをひろって、それをみんなで吸ったけど、とても美味しく感じた。「たまーに吸うのがいいんですよね」というのは何の漫画のセリフだったか。御堂筋で別れ、心斎橋のホテルに泊まる。
翌日は10時にdbへ。国道2号線の地下道がピカピカに綺麗になっていた。そういえば新長田から少しずつ三国志要素が消えていっている気がする。
アヤカさんも10時にきて、色々とフリーウェイについて話す。8/12の時に頑張って作ったアルバムを渡す。記憶の提供者に会うのは、結局アヤカさん一人で、ということにした。僕も長野に引っ越したし、そういう環境なりなんなりが変わった中で、前と同じ状態を作り出すこと自体が不自然なんじゃないか、という話。だから手作りのアルバムを渡すことにした。写真は会場に設置していたインスタントカメラ。アヤカさんの分を入れて、限定6部だけ作った。
横浜公演はみんなで雑魚寝するらしい。
その後別件の打ち合わせを挟み、解散。阪神百貨店の古本市をひやかして、阪急百貨店で吉田さんのガラスの展示を見に行き、御堂筋で南港へ。南港に来るのは実は初めて。コスモスクエアまでは行ったことがあったけど。
人工島の作り方も、舞台と共通するところがあるのかもしれない。道端に色々ゴミが散らばっていた。
帰りは九条の菊水湯でひと風呂浴びて、東梅田前の夜行バスで帰る。
0 notes
neu-ve · 4 years
Text
WEB内覧/バスルーム
Tumblr media
今回は、我が家のバスルームをご紹介します 内覧記事や間取りが気になる方は、左上の黒い四角のTAGS内からPlanカテゴリーをお選び頂くと、過去の詳細記事をご覧頂けます^^
Tumblr media
こちらが全体 ご覧の通り、我が家のバスルームはとてもミニマルです 意匠だけでなく、機能としても本当に最小限なのです…! 一般的なバスルームに標準装備されているようなものが ほぼ、ないかもしれません…😂
自分たちにとって必要なものだけに特化して 不必要なものを全て取り除いた状態にして頂きました
Tumblr media
バスルームは、隣接したパウダールームと一体的に空間を繋げることを最優先にしました(パウダールームの記事はこちら)
素材も色も統一して、物理的にも仕切りを曖昧にして なるべく広く見えるようにしたくて
それを実現するためには、ユニットバスは選択肢にできず、必然的に造作バスとなりました
造作バス=高額というのが通説ですが、我が家は決して予算が多い家庭ではないので、造作で金額が上がりがちな原因を容赦なく取り払う工夫を沢山しています
Tumblr media
まずは、FONTE TRADINGのトータルセットを取り入れることで大きくコストダウンすることが出来ました(品番:ST-T505-160-1/現在は販売終了) これで約20万程減額になったかと思います 造作に至るまでと、メーカーの詳しい記事はこちらをご参照ください
浴槽は、ご覧の通り本当にシンプルで 左官の土台にバスタブを埋め込んで、塗装等を乗せ、隙間をコーキングして頂いたものになります
元は減額もかねて置き型のバスタブを導入しようと思っていたのですが 我が家の場合、何故か左官の方が安かったのです だったら掃除もラクだし腰にも優しいし埋め込み型に…とこの形になりました(もちろん、置き型・埋め込み型どちらにもメリットデメリットはあります) 左官だと超お手間がかかるのにホント何故だったんだろう? こういうこともあるから、何度もこのブログでお伝えしているのですが造作でお考えの方は、諦める前にまずは見積もりをとって頂いてください…! バスタブは1600mmで、身長177cm&163cmの夫婦が深めに背もたれに寄りかかっても足を折ったりすることもなく(むしろつま先届かなくて一瞬慌てること多い…)ゆったりと入れる広さです
夫がショールームでサイズ感を何度も確かめて楽しく決めた思い出です^^
私達が行った時はフォンテさんのショールームは小さめで必要最低限な内装でしたが、今は移転してさらに素敵になっていると思うので気になった方は是非行ってみてくださいね
Tumblr media
浴槽には、建築家Wさんが工夫してくださったポイントが^^
片方の端だけ、少しだけバスタブより土台をはみ出させることで ちょっとしたスペースを作って下さいました キャンドルだったり、音楽をきくのにスマホを置いたりと なにかと重宝しています こういったほんの数センチが、暮らしを豊かにしてくれることをWさんはよくご存知です…すき
Tumblr media
バスタブ水栓もFONTE TRADINGです
最近は風呂釜から直接給湯するスタイルも多いですが 我が家は壁付けです 掃除もラクなので特に不便はありません 給湯ボタンもバスルーム内にはあえて付けていません
バスルーム内に付けると… 意匠に気をつけなくてはいけなくなる(スタイリッシュな給湯ボタンは当然高額になり使える給湯器も限られる)し 壁に凹凸が増える分、掃除も大変になるし 何より、夫婦で好きな温度が壊滅的に違うため、根本の温度をいじることは戦争になるので 和睦のためにもパウダールームの収納スペースに隠蔽しています それゆえ、サーモスタット付の高機能水栓も不要でした 自分の手元のさじ加減で毎回温度調節出来るシングルレバー混合水栓が最高なんやで…! また、給湯器は必要最低限の機能のものを選んでいます ノーリツのGQシリーズ オートストップさえついていてくれれば充分だったので 追い炊き機能がないことで15万ほど減額しています 追い炊きは、家族が多い・かつ全員別々のタイミングで入る・エコの観点が強い方には本当に頼もしい機能ですが 夫婦二人ではシャワーと併用で普通に水道代が安いのと 私が潔癖で水を頻繁に使い回せないので 我が家には不要という判断です (賃貸時にあった追い炊き機能を1度も使いませんでした)
どうしても同じ水を使いたい場合は、足し湯派です 毎日が足し湯の場合でも、追い炊きとは月額+300円ほどの差 給湯器の寿命約10年分で追い炊き機能グレードアップ分の元は絶対にとれない計算でした
入りたいときにお湯を溜め、流用するならお湯を足すライフスタイルで、 温度を保とうとする概念がないので、風呂蓋もありません
シンプルにすることで芋づる式に要らないものが出るので、ここの減額調整に苦痛はありませんでした^^
Tumblr media
こちらは、シャワー水栓 浴槽の給湯も、シャワーも、そしてパウダールームの水栓も 全てフォンテさんの同じハンドルで統一しています 本来はハンドルを上向けに付けるのですが、我が家では水のしたたりを考慮してあえて下向けに付けて頂いています こうすると水の溜まりと無縁になります^^
元々、水栓のセットでバータイプのシャワーホルダーがついていたのですが こうやって3点の丸で並列にしたかったのであえて使いませんでした 替わりに、グローエのホルダー(品番:28622000)を施主支給しています メーカーによる違いが出てしまうかと覚悟していましたが ツヤ感も色も奇跡の一致でデフォルトかのようになりました…しゅごい
角度可変タイプではなく決して使いやすいとは言えないので、今後もし理想の形が出たら可変タイプに変えるかもしれません^^ 写ってないですがシャワーハンドルは現在廃盤になってしまったようです 先日不具合が起きたので工務店さんが補償で交換してくださり、今は最もデザインが近いもの(品番:SP-HD46)を使っています そしてシャワーとは別で一般的には足元の方にも水栓(カランと呼ぶのでしょうか?)があったりすると思うのですが、それもつけていません 我が家で使うのはシャワーだけで、使わない水栓は掃除の手間でしかないので 本来足元につけるシャワー水栓を、先ほどのバスタブ水栓として使っているんです^^ 水栓を一つ減らすことでも数万円の減額になっています
Tumblr media
我が家のバスルームの最大の特徴は FRP防水仕上げであることです
FRPとは繊維強化プラスチックのことで 軽くて強く、不飽和ポリエステル樹脂+ガラス繊維のシートの上にトップコートを塗るだけで防水できるので よく漁船やバルコニーなどに使われていますが 一般的に室内の仕上げなどにはあまり使われません 造作バスの場合、仕上げでタイル等を使うと 材料費も手間代もかかるので高額になる原因になります 我が家はFRPを仕上げにすることで、大きく減額しています
日中の陰影が一番出やすい時間に撮影したのですが うっすらと繊維が浮かぶテクスチャーが伝わりますでしょうか?
私は基本的になんでも、柄がなくフラットなものを好むので この仕上げは本当に賭けでしたが… 工務店さんが何度も繊維をサンディングして規定よりも厚めにトップコートを乗せてくださったので、本来のFRP仕上げよりは凹凸が少なくなっていて、ちょっと距離をとって全体的に見てみると普通の壁に見えるくらいの仕上がりになりました
また、厚みのある繊維をはりつけていくため必然的に角には丸みが出ます ピン角が好きな私はそこも心配でしたが、この丸さがなんともいえない柔らかな印象で、とても優しい空間になったと思えています^^ 大判のタイルも大好きなので床だけでも奮発して導入するか最後まで悩みましたが…!自分でもビックリするほどFRPを好きになれたので、予算を優先して勇気を出して選択して本当に良かった😭
壁、浴槽、パウダールームの床まで一切の繫ぎ目がなく、まさにシームレスな状態が美しいです これは、むしろFRPでなければ実現できなかったことでした メンテナンスは、トップコートを塗り直すだけなので、一般的な経年リフォームに比べ、かなり低価格です 質感さえ気にいってしまえばメリットが多いと感じます^^ デメリットとしては 滑ります!凄く滑ります!! プールサイドと同じだと思って下さい 走ったらライフセーバーに怒られちゃうやつです
でも、毎日使っているうちに アイスバーンでも転ばない雪国の人みたいなスキルがつくので大丈夫です (目に見えないけど、塗料が若干削れてくるのか薄く石鹸カスがつくのか足元は次第にツルツルではなくなります)
Tumblr media
パウダールーム側からの天井の見上げです
ご覧のように、バスタブ側にはガラス仕切りがありますが ドアはつけていません ドアを取り払っただけで、取り付け金具なども含め15万程減額となりました
その替わりにシャワーカーテンをします 普通にガラス扉よりも目隠しになるので機能としても優秀です
カーテンレールは存在感を最小限にするために あらかじめ天井内に埋め込んで設計して頂きました Wさんの丁寧なお仕事です^^
シャワーカーテンがあるのでガラス仕切りもなくていいけれど FRPとガラスの組み合わせが好きなので唯一の贅沢ポイントとして残しました また別記事でご紹介したいのですが 私は完全室内干し派で、ここは洗濯動線でもあるので カーテンレール付近にステンレスのランドリーパイプをつけて頂いてます
Tumblr media
朝はパウダールーム・夜はバスルームで歯磨きするルーティンなのですが ドアがないと どちらの空間からでも歯ブラシをサッと取れるので とてもストレスフリーです 賃貸では洗面所からわざわざお風呂に持って入ったり それがイヤになって2ヶ所に置いたりで地味にめんどくさかった…
Tumblr media
お気付きかもしれませんが、鏡すらつけませんでした😂
鏡がない状態でフッツ〜に1年くらい過ごしてた(真横のパウダールームにバカデカ鏡があるから遠目にそれを使ってた)のですが 夫がバスルームで髭剃りをするようになったので今は置き型の鏡を足しています 鏡は、MOEBE/ミラーφ20cmブラック 凄くシンプルでなんのことはないように見える鏡なんですが、ここまで極限に線を削ったデザインのものはあまりないのでありがたいです (好きすぎてブラスバージョンもデスク横で使ってる) もちろん、バスルームのように多湿な場所を想定していないと思うので今後錆びるかもなのですが MOEBEは鏡を簡単に取り外せるので、いずれ防湿加工のオーダーミラーに交換すればいいかなと思っています でも入浴後に自分の体より入念に拭いてるせいか案外錆びない 顔だけ映ればいいか〜と弱気なままφ20cmにしたのですが、少し離れればバストアップまで映ります バスルームなんてどんなに気を付けても水垢がつくから、鏡は大きくなればなるほど掃除も大変なのに、今まで大体の賃貸バスルームはどこも大きめの鏡だったので、“大きくなきゃいけない”と無意識に毒されていたかも…我が家にはこのサイズ感で充分だったようです
Tumblr media
バスタブサイドには、隙間があって 何もないように見せるバスルームの収納の要です!
シャワーカーテンをしまうのはもちろんなのですが soilのバスマットをたてかけるのにも使っています
バスマットって私にとって 踏まないように無意識に避けちゃったり (お風呂上がりの綺麗な足でしか踏みたくない) 掃除の際もちょっと厄介だったりする存在なのですが
ここならパウダールーム側の動線も塞がないし 影干しも出来るので、この隙間が活躍しています
Tumblr media
窓側のバスタブサイドには掃除道具を隠しています😳 吸盤をガラスにつけて底面を浮かせて 水分が必ず逃げるようにしています
普段はバスタブの死角側につけておいて 引き違い窓を引き出しの役割にしてでサッと道具が取れるように^^ 窓も床も、毎日お風呂あがりにスキージーで水切りをしています このバスルームを維持するために必ずやろうと夫婦で決め、続かなかったらどうしようと思っていたけど、一滴も残さずとか完璧じゃなくてもいいからザクッと水を切ろう〜やらないのとは大違いだよねぇ〜というスタンスにしたことで、続けられています 毎日の習慣にして3年目です
Tumblr media
バスルーム正面から
我が家のサッシは基本的にブラックなのですが バスルームとパウダールームは他の窓と完全に縁を切っているので 唯一シルバーにしています
ここにブラックのサッシではコントラストが強すぎるし 水垢が目立ってしまうからです
当然ながらデメリットとして、窓は壁よりも室内温度が逃げやすいため 浴室乾燥暖房機はマストで設置しています (冬はさらに遠赤外線の補助暖房も出しています!無風で立ち上がりが超早いものを選ぶのが大切です^^) ヒートショックは本当に怖いし 洗濯物を干す際も乾燥機能が必要だったので 予算が上がろうが意匠が乱れようが、ここは削ってはいけないところでした 最小限なデザインのプロダクトにして頂いてます(品番:V-242BZL)
Tumblr media
窓を付けることは、上記のようにデメリットもありますが それを凌ぐメリットがあるので我が家は窓を入れて本当に良かったと思えています 入浴中、坪庭を見ること これは本当に癒しになっています…😭 日中は明るい自然光だったり 夜にかけては坪庭のアッパーだったり それを通して坪庭のハイノキを見て お風呂入ってるだけなのに全力で光と影を楽しめる…! (坪庭の記事はこちら) 大きな窓があると通風もとても早いので、バスルームにありがちなジメジメも一切ないですし ヒートショックだけしっかり対策しておけば、私個人としてはこんな幸せなことないよという仕様です〜😭
Tumblr media
最後に バスルームで最もこだわったのは シャンプー等の小物をどう置くかだったかもしれません…! このブログでちょこちょこお話させて頂いているのですが 私はデザインだけのインテリアを飾るのがとても苦手(ヘタクソ)で、自分が日頃ガチで使う日用品を、使いつつ飾る傾向にあるので 日用品選びに命をかけるタイプです
そのためシャンプー達をより使いやすく、美しく見えるように置きたいな〜とバスルームというよりむしろ展示みたいな感覚でシミュレーションしました ディスプレイする際は、ギチギチに詰めず物同士の余白を多めに取りたい人なので、バスルームの横幅全てを使って収納棚を作って頂いてます 横長フラットにしたことで無駄な凹凸やひっかかりがないし、余白があるから置いてる物をちょっとズラすだけでザッと拭けちゃうので掃除の際も凄く良いです^^ 棚の奥行きは設計上は100mmでしたが、FRP防水で角にアールがかかっているので実質80mmくらい シャンプーなども問題なく乗っています そして高さ これはお店のディスプレイを少し勉強して“ゴールデンゾーン”(最も商品が視認しやすく、魅力的に見え、手に取りやすい位置)を意識することにしました😂
足元から110cm…これです…! もしこれより低かったらパケが美しく見えないし これより高かったらプッシュボトルが使いにくかったと思います 実際に使ってみたら利点はそれだけじゃなくて シャワー位置がシャンプーより下なので 水滴が飛びにくいし、ボトルの底面がカビにくいし はじっこの方に置いてあるものなんかお前は本当にバスルームの住人なのかというくらい乾いています この棚は本当にシンプルなんだけど控えめに言って最高、優勝…👏
Tumblr media
価格も包み隠さずお書きしますね
バスルームは合計で、約60万円でした 一般的に浴室の予算は約100万、造作バスだとさらに50万アップと言われる中で これはけっこう凄いんじゃないかな…(すごい) とにかく、我が家のバスルームは デフォルトでつくものがあまり無いんです でも自分達に必要なものは全てあります😊 逆に要らなかったものを全部取れたこと 欲しいものだけを洗練できたことで 現状本当に暮らしやすいです 我が家の家づくり全てに共通することですが、 施主の私達が優先順位を明確にし 建築家Wさんが常に丁寧な設計をしてくださり 工務店さんが上を目指す施工をしてくださったことで 三位一体となって出せたいい結果だったと思います
以上、我が家のバスルームでした^^ 長い記事にお付き合い頂き、ありがとうございます!
Tumblr media
●我が家と同じように建築家と家を建てている方のブログ集はこちら。 これから家づ���りをされる方は是非ご参考ください。
●当サイトはDisqusという安全なコメント機能を設置しています。お持ちのDisqus/FB/twitter/Googleアカウントでコメントをご投稿頂けますが、“ゲストとして投稿”にチェックを入れるとアカウントなしでお気軽に書き込んで頂けます。コメントは管理人の承認後に表示されます。
1 note · View note
n0-l · 5 years
Text
2019.11.24 二週間の同棲生活を経て
11月6日の深夜から話そうと思う、しかし、僕は相手に伝わるように書かないし、あまりにも乱雑に書く。2時半から変性意識状態のまま通話を始め、起きる時間を聞くと5時という、5時までは数時間後だ、しかし聞いて見ると17時という、それを聞いて安心した。インナービジョンをみることを一人でしていた、相手には見えない、これを共有できたらいいな、一体化、奇怪な黄色い動的な化け物がだんだんと壁に出現していった、それは白いカーテンのレースみたいな表皮をだんだんと纏い始めた、それは目を閉じている時の網膜に反映され、目を閉じると即座に消えた。そして、僕はそれに「なる」ことができた。それは本当に素晴らしいもので、ビジョンが、ビジョンだけが素晴らしいと思った。表象は観念であり、責め苦であり、ただ知覚こそが素晴らしい。僕はいま相手に飼われてるのかもしれないけど、いま幸せなのはこのときなのかもしれないと思った。そして11月6日、幸せの定義が決まった、「全的に委ねるだけでいい状態」4時過ぎ、まるで羊水にいるようであった、救ってくれるのはUだったか。インナービジョン=羊水。U、許容してくれる人、こんな醜悪な僕でも。しかし、だれが見てんだよおい!おまえだよおい!なんで俺の指見つめてるんだ、相手はどんな気持ちなんだ。相手の寝息を聞いて心地いいと思った。しかし、5時半頃、寝息は心地よくなくなった。怒り、強迫、右が透けて見える、ビジョンが溶解し、排出されて行くのが、相手に投影されたのかもしれない、外が内に入ってくるということに感じられたのかもしれない、でもありがたかった。問題は、いつ解放されるのか。これは予行練習だ。考え、書く、それしかできなかった、愛憎、本当に薄い膜で隔てられていた。寝息が姦しい声に聞こえた。インナービジョン、意識清明、概念は意識清明の時にこそ産み出されるというがそこに戻りたくなかった。8時15分頃、Uの充電が切れ、僕はやっと一人になれた。
11月8日、朝、同棲生活1日目 無気力、極度の精神不安定、しかしこの精神不安定な部分を露呈させるわけにはいかない、私は医者として、認知特性に合わせた、先端を行くもの、無気力は罪であるか、もうそろそろいいだろう、吐き気、どうしようもなくつらい、自閉症の知性を読めばいいんだろうがなんでそれができない? なぜ? 「お前も気をつけてな」と父親が階下から僕に投げかけるのは聞こえた。寛解は望んでない、死にたい。魂になりたい。強い願い、補完的アイデンティティの強化、僕は相手の家にホワイトボードを注文し、マジックペンを二人で買いに行くことを想像した、補完的アイデンティティの更新、強化である。
電車の中、現前するそわそわした感じで、僕は本が読めなかった、家に到着し、ライン通話をかけると、少し待たされ、僕はジョーカーの被り物をしながら、家の前で待っていた。観客のいないコメディアンのようで、僕は虚しくなった。家に入らせてもらうと、電球が切れていて、照明がなく、薄暗い1Kの部屋に台所とパソコンの照明があるばかりだった。下北沢のような興趣である商店街から曲がり閑静とした場所にあるその家はまだ新居のように綺麗で、コンビニと薬局が500歩くらいの場所にあった。僕は床に座り、南向きに前を向いて画面を見ながらアニメを見ていた。その人を後ろに僕はその日はストロング缶を2リットル飲み、トイレで吐いて気づいたら寝ていた。
起きたのは7時過ぎで相手はもう起きていた。気づいたらアクリルの毛布がかかっていた。「どんな環境でも人は慣れるものだ」という独房で頭髪を刈られ、足枷をはめられ、集団で何年も暮らすことをしたある著作家の言葉を思い出した。相手の仕事は、12時から20時であった、なのに11時過ぎには家を出ていた。僕にはできないと思った。「酒と薬を飲みすぎなければ何をしてもいい」といい、デスクトップ付けっ放しで家を出て行った。 まだ無気力の病に侵されており、寝ることしかできない、相手が仕事でよかった、寝れるから、と思った。そのあと寝たのか、強で回っている換気扇の音を意識し、俺はいまなにをしてるんだ、と思った。幸福の定義を知ったいま、やるべきことがない 「ただ、ある」15時過ぎ、いなくても不安だし、いても不安で、安住し得ない境地にいた、気持ちが悪くて、布団かぶってアイカツ見て、20時に終わると思うと長く感じて、もはやもう家に帰りたいという気もするが、横になることには変わりなく、僕は本当にどうすればいいかわからない、僕はここに入院しているわけではない。セラピーを与えるのは絶えずこちら側だ、本当は逆でありたい、自分のつらさを委ねる場所が欲しい、そうすれば嫌われる、僕は僕でなくなる。相手が僕を住まわせてくれることを許容してくれたことが本当かどうか、確かめに来ただけかもしれない、冷蔵庫には、チキンと梅干しとポカリ2本と調味料、簡素であった。帰ってくる人がいることは嬉しいのか、洗顔もしない鬱状態が、帰ってくるその人に繋がる、僕はそれではならないと思う、それはこれから人に会うというモードが前提にある。本来は一人がいい。いま僕はなにをしてるのかな、噛みちぎられて涙が出そうにもなって、換気扇の音をずっと浴び続けていた。 17時過ぎ、歯ブラシを買いに薬局に行く、シモーヌ・ヴェイユによると、青系の色は静観の状態の霊性を持った色であるが、赤は存在の色である、住まわしてもらっているという恩寵の水の中を泳ぐ魚のようであるが、僕は存在を示したかったし、感じたかった。なので歯ブラシは赤色にした。部屋の窓は西側にあり、ちょうど太陽が当たり眩しさを感じるのであるが、カーテンはレースしかない、シャッターが半分以上しまっており、17時くらいにはもう薄暗くなっている、家から出て外気に当たり、そこで浴びた光が心地よかった、レモンサワーを買って飲み干し、風呂に入った。ツイッターを見ると、「渋谷いる人いませんか」というツイートを見かけ、飯だけでもいいから付き合ってくれる人を募集しているようだったので、少し躊躇したがDMを送った。「私と会ってもつまらない」と言うが、それでもよく、うら寂しかったし、会ったら色彩であるので、会うことを取り付けた。渋谷まで京王線で15分くらいで携帯充電器と財布だけ持っていった。個人情報を開示したくない人であり、詳しくは語らないが、グレーの制服のようなワンピースを着ており、地下アイドルのチケットを切る仕事をして、2時間半くらいかけて週一くらいのペースで東京にきていた。適当に渋谷を歩いて、見つけた居酒屋に入った。
帰ると、同居人と同じくらいのタイミングで家についた。「どれだけ災難があっても、それは美しいと思う、魂がある限り」と文脈は思い出せないが、そういったことを相手が言ったのを覚えている。 朝、7時前、相手はLOLをしている。昨日の自分がどこかおかしかったと思えてきて辛くなった。朝飯はセブンイレブンで麻婆豆腐と大根二つ買い、食べた。 LOLというゲームはLOLの画面できた人をディスコードのサーバーに呼べるらしく、ボイスチャットをしながら相手はよくLOLをしていた。 相手は自分のことをうつ病だという病識があり、過去に大凡強迫性パーソナリティである父親に勘当されるという喪失体験をしていた、父親に愛されていることができるのならもう死んでもいいと言っていた、それだけで「禊ぎ、救済、悟り」などという属性が彼女には付与されており、父親と一つになること=迫害感情の共有による共同体、教団の設立など、小説の題材には非常に価値のあるもので、そのパーソナリティに興味があり、僕は研究資材としていま同棲させてもらっていると言っても過言ではなかった。仕事にも行けない時が多々あり、家賃8万と光熱費や食費諸々に対して給料は割に合わないものであった。なので治験をしたいと言っていた。でもLOLをしている時は活気がある声調であり、それは喪失体験や、全体対象関係で自分に非を感じることで抑うつポジションになることで生じる、「躁的防衛」であるようにも思えた。人と人との関わりである愛着障害、安全基地を持っていない相手は、それによって無意識的に、防衛しているように思えた。 15時過ぎ、相手は母親や姉などと会食などをしに家を出ていた。 vtuberの生放送を倒れながら見ていた。僕が悲鳴をあげていたと笑いながら言ったように聞こえた。なにもできず目をつぶる。浅い睡眠を繰り返し、幻聴がする、ねえ、なにしてんの、ねえ!って相手に言われた気がし、電気ショックを受けたみたいに起きた。 16時過ぎ ドアを叩く音。これもまた幻聴であることがわかった。vtuberはまだ放送をしてくれてる。自己発揮と献身を含み持ったライブ配信でその場をやり過ごすしかなかった。 相手疲弊しており、21時過ぎくらいに相手は寝て、俺も気力ないから横になり、1時手前で相手は起き上がり、ボイスチャットをしながらLOLを始めた。
早朝かと思ったら3時半過ぎだった。「ライオットが味方してくれてるよ」とLOLの用語で会話しているのを聞いた。やはり声は多少強圧的であり、時には吶喊するような声を出す時もあり、幼弱さを隠しているようにも思え、攻撃性という自然発生的な原油をガソリンに精製し、そこで満たしているようにも思えた。 僕は起きると、すぐさま冷蔵庫から酒を取り出し、飲んで、中枢神経を麻痺させ、行���を起こすということを繰り返した。行動といっても受動的にアニメや、vtuberの配信を見るということを繰り返した。最初の頃は活字を読んでいたが、次第に読まなくなった。
視線触発という考え方がある、相手の身体性が自分の身体性に作用し、緊張や安心感などを触発し、その緊張や安心感などが感情表現でそれを間身体性という。つまり、相手の眼差しを感じ、その相互的な運動感覚において感情が表現されていく。その感情は視線触発によって形成される体験野において組織化されるという、その組織化がうまく行われないと視線恐怖などの症状が起こる、僕は現象構造が物音とは異なる相手の声を聞いているが、視線触発の組織化がうまくなされていなかったことが明らかとなった。伝達チャンネルをお互い異にしており、お互い別のことをしていることを痛烈に明らかにさせられ、運動感覚と結びつけて統覚する視線触発がうまく組織化されず、僕は絶えず自閉的になっていった。相手は僕を猫のようだという。組織化の行われていない視線触発によって、僕は相手を絶えず玄関先まで見送りに行くが、相手は僕を猫としか思っていない。 大凡、僕が横になっている時、僕の目線からは見えないベッドの高さにある、ベッドに相手は横たわるとき、そして僕は視線恐怖により、下手なことはできない。大抵、アンビエントを聞きながら、床で横になった。バシンスキーのOn Time Out of Timeや、ハロルド・バッドのAvalon Sutra / As Long as I Can Hold My Breathが特によかった。
僕は孜孜とし、読書に励み、執筆をするということは全くせず、ただ時が過ぎれば、それが価値だ、と思うようになった。 横になり、朝までアンビエントを聴き、寝れたら寝て、起きたら起きがけに酒を飲み、アニメを見て、夜になったらvtuberの配信を見て、それが終わったら、アンビエントを聴き…ということを繰り返す毎日だった。ご飯は二郎系ラーメン屋に行くことがだんだん多くなった。店員のそっけない態度と、入った時にモワッと立ち込める二郎店特有の匂いや、着丼する時にテーブルの上に置かれて、野菜に醤油をかけて食べる、ということに中毒になったようにほとんど毎日通うようになった。お腹を満たしながら、駅前市場や甲州街道沿いを歩いた。 LOLのボイチャででナイスウ!と叫ぶ相手と僕は静謐なアンビエントというコントラストだった。
黄色い化物は?あのレースを纏っている化け物は?壁に張り付いていた化け物は?
15時過ぎ、「どんぐりいっぱいありますかー」と花屋に叫ぶ男子小学生二人 「どんぐり合戦してるの?どんぐり集めてるの?」と僕は聞いた。 「あ、それはあっちの方です」と彼はおそらく学校の方を指差した。 「学校の行事かなんかで?」 「いや、学校の行事ではないです」 僕はその小学生の頭についている葉っぱを払ってやった。
将来は家庭を持って、花屋になりたいという理想を持つ彼女、彼女はそれが叶えられたらいいね、と僕はその時、思った。
0 notes
jahlwl · 5 years
Text
郭公
最初からウンザリしてるのになぜダラダラ持続させてんのかね? そういやとんねるずの生でだらだらいかせてという番組があったな、ねるとん紅鯨団というのもあったが、ねるとんはとんねるずのアナグラムだからいいとして紅鯨団とはどういう意味なんだろう。などととりとめもなく考え事をしているのは、食事に飽いているからだ。食事の相手にも。相手は自分の鏡というが自分にやる気がなく惰性で会話していると相手もそうなるのだ、つまらないと思ってしまったら相手にも伝わってしまい、あとには空虚を誤魔化す暴力的な儀式しか残らないのではないか。現に食事相手は会合の途中で「泊まってっていいよ、俺は少し出かけてくるから」と言ってどこかへ行ってしまった。まあ他の女とかけもちしているのだろう。いい気分はしないが、どうぞご勝手にと軽く流せてしまうあたり全く相手に執着していない。
私は鍵をもらって勝手知ったる部屋を開錠した。暖房をつけて部屋をあたため、それでも身体が冷えているので風呂をわかす。この家の風呂は割と好きなのだ。風呂場はベランダにあるが、ベランダはDIYされていてあたたかみのあるウッド素材の床になっている。簡易な暖房器具もあるし、浴室のドアをあけはなして湯につかるのは気持ちがよかった。誰もいない部屋だと適当にくつろげるのがよい、存分に湯あみしながらものおもいにふける。
かなりの序盤から古臭いジェンダー観とマウント取りの気質に冷めている。”利害の一致“だけでここまでもたせてきて、あとどれくらいもつだろう? 相手から毎日連絡がこなければ、とっくに放棄していた。もっとも、配偶者(法律上)はジェンダー等ありとあらゆる差別に対してリベラルなところ(つまり私が最も重要な基準として設定しているところ)がこちらの求めるものと合致していたけど、たいして結婚生活は長続きせずある日失踪して以来連絡はないのだから、毎日連絡があるだけうまくいっているとカウントすべきなのかもしれない。もしかして私が最も重要視している要素って、無視することが可能なんだろうか? とてもじゃないけど無理だわ、とは思うけど…
風呂につかりながら何曲か好きな音楽を聴いて、十分あたたまったところで全身を洗って出た。バスタオルで身体をふいてコットンのぶかっとしたワンピースに着替えリビングに入るとまーびっくり。あなただれ? 中学生くらいの少年がいる。「…誰ですか?」 あ、うんそっちもそうだよね。
毎夜のルーティン、ドライヤーで髪を乾かしたり化粧水のたぐいをつけたりしながら少年の話を聞く。なんとあの男の実子だそーだ! 13才だって。ほげえ。でも20才で子をもうけていればおかしくはないな。
・父親とは離れて暮らしている
・たまに遊びにくる
・あんまり父親らしくはないが間違いなく実の親子
簡潔に話をまとめるとこう。
「父さんの恋人?」
…ノーコメント。
その夜は少年をソファーに寝かせて、翌朝喫茶店に連れていってあげることにした。朝ごはん作ってもいいけど、この家調理器具がそろってないんだよな。それに中学生なら喫茶店なんてろくに入ったことなかろう。「こないだ駅の北側にいいとこ発見したよん」と言って一緒に歩いて行く。入ったところはまあまあ客がいる。というか東京の喫茶店、ガラ空きであることの方が少ない。おじいさんひとりで細々やっているようなところでも、客の母数が多いのかまるっきり閑古鳥ということはない。私はモーニングとカフェオレを頼み、少年はモーニングとブレンドにしていた。
香ばしいトーストやほんのりあたたかなゆで卵をつつきながら少年と話す。彼は「びっくりさせたかと思って…ごめんなさい」と言っていた。いやいーんだよ。息子があやまることじゃねーし。ていうか、私もまだ法律上の人妻であることを知らせてないんだった。なんで言わなかったんだろう。いくつか理由は挙げられるが、要するに面倒だったのだ。真剣交際というていでもなかったので言わなくてもいいかと投げてしまった。暗いシーンにするのもいやだったし。悲惨な話をだれがよろこんで聞くだろう。私は相手から大事にされているとは思っていないし、おそらく相手も関係性に重みが欲しいわけではなかろうから、わざわざ悲劇を開示することもない。
食べ終わったので煙草に火をつけてゆっくり吸う。少年、いつか吸ってもいいけど今のお前には早いからやらん。紫煙をくゆらせながら会話を続けていると、少年が「オレ、邪魔じゃないかな?」と気を遣っていた。私がいるのにあの男の部屋に来てしまったから、ということだろう。まさか。常々会話のマウンティングを取ろうとする人間とつきあっているからか、きまじめそうで人間性がスレてない子に自然な好意を抱いた。(無論ショタコンではないから性愛のそれではない) ガキはへんに気を回さずに天真爛漫に生きてほしい。天真爛漫でいられる期間なんてそう長くはないのだから。「邪魔なもんか…あんたの父さんとよりも友情を築けそうな気がするよ」と軽口を叩いて2人で笑った。
そういうわけで友達になった。少年は前々から音楽に興味がありバンドをはじめたという。ちょうどお互い同じ日に練習があったので、自分の練習が終わってから彼が練習している近くの別のスタジオへ行った。私は来月もさ来月もライブなのでこのところ詰めている…というような話をすると、オレらも早くライブしたーい! と無邪気に言い、多少はコネとキャリアのある「父親の恋人」に対して素直にうらやましがっていた。私も昔はこんなふうだったんだろうかと思う。
少年に晩ごはんを食わせるべく近所のダイニングに行って、無国籍だか多国籍だかわからん料理をオーダーしていると、彼の父親が来た。仕事から帰ってきてまた出かけるらしい。へいへいご勝手に、私はあんたの息子としゃべってるほうが心温まるよ、と内心モノローグしながらいってらっしゃいと手を振る。ふと、この男が仮に息子もなんもかも捨てていきなりどこかへ行ったとして、私はノータイムかつ打算ぬきで子どもを引き取れることが出来るな、と思う。確信に近い。血が繋がっていてもうまくいかない親子もいれば、なんの関係がなくとも家族になることだって可能なのだろう…でもこの考えは、まるで郭公だな。
私が考え事をしはじめたので息子の方が若干不安そうにこちらを見た。私は言外のメッセージを作り出すときいつもそうやるように、首を少しかたむけて、あきらめとほがらかがいりまじったにやりとした表情をつくった。
12月になるというのになぜだか一糸まとわぬすがたで外出している。同行の士はコートを着ているのに! そのコート脱いで私にくれよ。
夜8時くらい。サクメシするために入った近所のダイニングはそこそこにぎわっていて、男の客もいるのにどーして服を着てはいけないんだろう。寒い。同行者がいろいろの料理をオーダーして、酒もいれる。
私は早々にあきらめて、他人にじろじろ見られるのも構わず、なげやりに言っているが核心をつくときの体勢(左の脚はあぐらで右を三角すわりにさせる)をつくった。このポーズは女性器がよく見えてしまうしパイパンなのでよけい見えるのだが、どうだっていい。私を凍えさせてまで獲得した女の身体を他人にみせびらかしたいのか、つまらないやつめ。私の身体は確かにうつくしい。だが身体にしか興味を持ってない男、ましてや他人にみせびらかそうとする男なんて願い下げだ、どうせ他にも女がいるんだからそいつらに頼めばいいだろ。さっさとコートを寄越せ。
男は飲食代を置いて店を出た。コートはくれなかった。あいつから「今日は��が綺麗だな」って連絡がきたとき「そうだね満月だね」とだけ返してしまったことがある。もしかしたらあの瞬間に盛大にフラグを折ったのかもしれねえな、と思いながら、煙草を一本吸ったらここを出ようと決める。
0 notes
yo4zu3 · 5 years
Text
すべてきみの思いどおりに(文庫再録版)
 これは一体……どういう罰ゲームなのだろう。思わずそう錯覚するほどに、今この空間のすべてが拷問のように感じられた。
 事の発端は数か月前、とある休日にまで遡る。
 秋の陽が落ち切った頃に練習が終わり、いつものように身支度を済ませ、最寄り駅までの短い道のりを大柴と共に歩いていた。
 俺たちが付き合い始めて既に三か月が過ぎていたが、互いに学業とサッカー中心の生活をしているため、デートらしいデートはあの夏祭り以来していない。学校でも部活でも、毎日嫌というほど顔を合わせているが、やはり好きな相手とは一日中一緒にいたいと思うものだ。こうして毎日駅まで送ってくれることが当たり前になっても、駅がすぐ近くに見えてくるとどうしても足取りが重くなってしまう。話すことといえば部活やサッカーに関することばかりで少しも変わり映えがしないのに、それでも離れがたく思ってしまうのはこの幼馴染の男がどうしようもなく愛おしいからだ。ゆっくりとした歩調で歩いていても、このささやかな時間に終わりはやって来るのだ。
「じゃあな」
 改札の前で向かい合い、一度だけ大柴の手を握る。人前では恥ずかしくてキスなんてできないけれど、離れる前の少しの間だけ、こうして大きな手に指を絡ませて、ぎゅっと握りしめるのが二人の別れの挨拶だった。冷えた指先から大柴の体温がじんわりと伝わってくるようで、それだけで満たされた気持ちになる。
 横目で電光掲示板を確認すると、そろそろ電車がやってくる頃だ。
「また明日」
 そう言って握った手を放そうとしたその時、繋がったままの手を大柴に強引に引き寄せられた。前方にバランスを崩すと、大柴の逞しい胸板に顔をぶつけ、思わず「ぶッ」と不細工な声が出る。そのままぎゅっと抱きしめられ、今しがた離れようとした決意がいとも簡単に揺らいでいく。
「おい喜一、電車が……」
「今日泊ってけよ」
 低く潜められた声が鼓膜を揺らすと、もう抵抗できる気がしなかった。どきどきとうるさい心音は、どうやら俺だけのものではないらしい。
「な、ちょうど姉貴も居ねえんだ……いいだろ?」
 抱きしめる腕に一段と力が籠められる。こんな誰が見ているかもわからない場所で……と思う反面、しかし今夜はどうしても帰りたくなかった。大柴も同じ気持ちなのだろうか。そう思うと素直にうれしくて、腕の中で俯いたまま「うん」と短く頷く。ガタンガタン、と高架を通り過ぎる電車の音がやけに遠く聞こえていた。
 自宅とは逆方向の電車に乗りながら、後輩マネージャーである生方の家に泊まるという旨のLINEを親父に送った。するとすぐに〈了解〉という短い返信と共に、可愛らしいスタンプが送られてきて、このときばかりは親父の放任主義に救われたような気がした。急な誘いで着替えも持ち合わせていなかったが、一晩ぐらいならまあ大丈夫だろう。明日も学校は休みだが、部活は通常通りの予定なので大柴の家から直接向かうつもりだ。
 そもそも大柴の家に訪れるのも夏祭り以来だった。あの日は浴衣を返すだけで泊っていかなかったので、つまり今日は付き合って以来、二度目のお泊りということになる。そこまで考えが至ると急に恥ずかしさがこみ上げてきた。恋人の家に泊まるということは、当然その先があるということなのだ。それを期待してついてきたはずなのに、今更何を緊張しているのだろう。電車を降り、そわそわと落ち着かない様子で大柴の手を握りながら、見慣れない夜道を歩いてゆく。
「あ、そうだ。晩飯のこと連絡すんの忘れてた」
 大柴が急にそんなことを言うので、「まあ、何かあるだろ」と適当に相槌を打った。忘れてたということは、恐らく大柴邸には一人分の夕食のみが用意されているのであろう。確かに練習後なので腹は空いているが、あの大きな冷蔵庫を漁れば何かしら作れそうだ。最悪、米さえあればそれでいい。
 そう思っていると、コホン、とわざとらしい咳ばらいが聞こえ、思わず大柴を見上げる。また少しだけ背が伸びたと思うのは気のせいだろうか。
「……ゴム買いたいから、コンビニ寄ってもいいか」
 ぼそぼそと喋る大柴の耳の端が赤くなっている。なるほど、夕飯の件はただの口実だったのか。それに気づくと思わず吹き出しそうになったが、笑いを堪えながら「ああ、行くぞ」と言うと、一刻もはやく大柴の家に帰りたかった。
 炊飯器にあたたかい米がまだ残っていて、それをよそうと大柴のおかずを半分もらって夕食を済ませた。軽いノリで一緒に入るかと言われた風呂は丁重に断り、大柴の後にシャワーを浴び、借りた上下揃いのスウェットを着てリビングへと戻る。先に戻っていた大柴は濡れた髪をそのままに、ミネラルウォーターの入ったグラスを片手にソファに深く座り込んで衛生放送を見ていた。その隣に腰かけると、二人分の重さを受けた革のソファがぐ、と沈み込む。
「寒くねぇか?」
「いや、大丈夫だ。つーか髪乾かさないのか?」
「あー、めんどいからいい」
 首にかけたタオルにぽたり、ぽたりと雫が垂れていた。いつもは派手な赤色が濡れていると少しだけ暗く見えるから面白い。まるで知らない人のようだった。
 その綺麗な横顔を見つめていると、俺の視線に気づいた大柴が振り向き、何も言わずにこちらに向かって両腕を大きく広げる。そこに凭れるように身体を預けると強く抱き返された。薄手の布越しに感じるしっとりとした肌や体温が、いつもと違うシチュエーションだと訴えている。自分の髪から大柴と同じシャンプーの匂いがすることにひどく興奮を覚えていた。
「んっ」
 見上げると大柴の濡れた口唇が降って来る。軽く触れただけの口唇がちゅ、と音を立てて離れ、ゆっくりと目を開けると、こちらを見つめるはしばみにとろりとした熱が宿っている。ずくり、と子宮が期待に疼くと、もう止められなかった。
「ん、んぅ……」
 時折はあ、と短い息を零しながら、互いの唇を貪った。大柴の首に両腕を回すと、二の腕にぬれた冷たい感触がしてそれさえも興奮材料になった。大柴が片腕で俺の身体を抱き、もう片方の手が服を弄り素肌に触れる。腰を撫でた手がそのまま上へとゆっくりと上り、膨らみに触れたところで「んあ?」と大柴が驚いたような声を出した。
「おま……下着どうした?」
「へ? あ、ああ……どうせ脱ぐだろうし、そもそも替え持ってきてねぇし、つけなかった」
「ってことは下もか?!」
「そうだけど」
「つーか、俺が渡したタオルと一緒に新しいの置いてなかったか?」
「え……?」
 何のことだかわからず呆然とする俺に、大柴は明らかに落胆した様子で「マジかよ……」と盛大に溜息をついた。だが言われてみれば確かに、預かった籠の底には下着らしいものがあったような気がする。まるで大柴の髪色を思わせる真っ赤なレース地は、ほとんど下着らしい面積はなく、とてもじゃないが履けそうな形状をしていなかった。元々下着をつけないつもりでいたものだから、それが大柴が俺のために用意した下着なのだということに気づかなかったのだ。
「いや……あれ、てっきりお前の姉ちゃんのかと」
「んなわけねぇだろ! 姉さんがあんなの履いてたらフツーに引くぞ」
「なっ……そんなモンをテメェの彼女に着せようってか?」
「だあああ! それとこれとは話が別だろ!」
 よりにもよってあんなセクシーなものを着させようとしていたことに対して、俺は少なからずショックを受けていた。
 確かに彼氏に見せれるような可愛らしい下着は持ち合わせてはいないが、それでもこれはないだろう。大事な部分を何一つ隠せなさそうな、いかにも「私を食べて下さい♡」と言わんばかりの下着をこっそりと用意していただなんて、隠す気のない下心にいっそ呆れさえもしていた。
 それに何よりも、これではまるで俺たちの関係がマンネリ化しているのだと、間接的に言われているような気がした。それが一番ショックだった。
「そ、そんなに俺に魅力がないのかよ……」
「あ? んなわけないだろ」
「じゃあなんで……っん、」
 文字通り口唇を塞がれるように口づけられると、ぬるり、とあたたかな舌が滑り込んできて、俺の言葉を飲み込んだ。舌を絡めとるように吸われ、一度は冷めかけた熱は容易くすぐにぶり返す。粘度のある唾液を分け与えるような深い口づけに、胸の奥がぎゅっと締め付けられて堪らなくなる。
「はぁッ、……きい、ち」
「お、俺が着てほしいから、ってのはダメかよ」
 お前、いつもサイズの合わねぇのしてるだろ? だから俺様が新しいのを買ってやったんだ。偉そうな口調で言った大柴は、そのふてぶてしい態度に似合わず僅かに耳が赤くなっている。自分で言いながら照れているらしいこの男も、案外かわいいところがあるものだ。
「気持ちはうれしいけど、あれはちょっと派手すぎる」
 それに洗濯に出すには恥ずかしすぎるだろ。そう付け足すと大柴は「確かに」と、素直に納得したのが少しだけ可笑しかった。
「じゃあもっと無難なやつなら良かったか?」
「んー、程度にもよる」
「お前基準だとまた星柄とかガキっぽいのになるだろ」
「あ? あれ気に入ってるんだけど」
「マジかよ」
 時折ちゅ、ちゅっと啄むようなキスをしながら、なんでもない冗談のような軽さで「今度一緒に買いに行くか」と言うものだから、思わず「ああ、いいぜ」とその場のノリで答えると、それに気を良くした大柴の手が俺の身体を弄りはじめる。明らかに流されていることはわかっていても、それよりもその時はただ、目の前の男がどうしようもなく欲しかった。深くなる口づけと愛撫に理性がぐずぐずに溶かされてゆき、あっ……、と明らかな色気を含んだ声が漏れた。
「つーか、下着付���てねぇほうがエロいんだけど……」
 ほら、と大柴の長い指が、スウェット越しに俺の割れ目の上をなぞる。濃厚なキスを繰り返すうちに疼いた子宮から愛液が滲み出て、ライトグレーの生地をうっすらと汚していた。
「あ、ごめ、っんあ……ッ!」
 せめてソファを汚すまいと慌てて腰を浮かせ膝立ちになると、割れ目に触れていた大柴の指が陰核を強く弾き、びくっと小さく背が震えた。ぎぃ、と大きく軋む革の音と、大柴の喉仏がこくりと鳴るのはほぼ同時だった。
 それからソファでくたくたになるまで抱き合い、日付が変わる頃に二階にある寝室のベッドに運ばれて、もう一度身体を繋げたところで俺の意識は途切れてしまった。気が付いたときには素っ裸のまま大柴の腕の中にいて、中途半端に閉められた遮光カーテンの隙間からぼんやりと白んだ朝日が差し込んでいる。
 まだ起きるのには随分早い。毛布の中で触れる素肌は心地よく、目を閉じるとすぐに微睡みが迎えに来る。しあわせな温かさに包まれて、俺はこのときの口約束をすっかり忘れてしまい、後に痛い目を見ることになるとは思いもしなかった。
  
 二月。
 長いようであっという間だった冬の選手権大会も終わり、いよいよ三年生が引退するとようやく緊張の糸がほぐれる時期だった。今は無理して詰める時期ではない、という監督の意見で、以前よりはコンスタントに休みが取れるようになり、時期が時期なだけに浮かれていたのは恐らく俺だけではないだろう。
 冬は何かとイベントごとが多い。選手権と時期が重なることもあり、世間一般で言う一大イベントであるクリスマスや正月は、俺たちにとって手放しに祝えるものではなかった。だから余計に選手権後であるバレンタインが近づくと、部員たちがそわそわしていることをマネージャーである女子二人はなんとなく察している。それに便乗して、日頃の感謝と労いの意味も込めて、今年も監督を含めた部員全員にはマネージャーから義理チョコを用意するつもりだった(勿論その資金は、俺が秘かに別けておいた部費からやり繰りしている。)。
〈明日買い物付き合えよ〉
 久しぶりの休みを翌日に控えた夜、大柴からそんなLINEが入って丁度良いタイミングだと思った。翌週の平日がバレンタインデーなので、今週末は部員たちに渡すチョコを買いに行こうと思っていた矢先のことだった。これはいい荷物持ちができたと内心でほくそ笑みながら、手早く返事を入力する。
〈いいぜ。どこ行く?〉
〈××のショッピングモール。新しいスパイク見に行く〉
〈おい〉
〈スパイクならうちの店で買えよ〉
〈今日発売の限定モデル置いてんのかよ〉
〈……〉
〈ないから取り寄せる〉
〈ふざけんな。俺は明日買うぞ〉
〈そういうのは先に言えよタワケ!〉
〈まあ、とにかく見に行こうぜ〉
〈明日十時に駅前に迎えに行く〉
〈おう〉
〈おやすみ〉
〈なあ〉
〈あ?〉
〈俺にもチョコくれんの?〉
〈いつも通り、全員に義理やるけど〉
〈本命は〉
〈さあな〉
〈おい〉
〈おーい君下〉
〈無視すんなバカ〉
〈……〉
〈おーーーーーーーーい〉
 翌日、自分で指定した待ち合わせ時間に十五分遅れて大柴がやって来た。悪びれた様子の一切ない男の膝裏に蹴りをお見舞いし、電車に乗った。
 最近できたらしい駅直結の大型ショッピングモールは休日だということもあり、多くの家族連れやカップルで賑わっていた。ピンクや茶色のハートで彩られたポップがくどいほど飾りつけられ、嫌でもバレンタインを意識させるような企業戦略に早くもうんざりしそうだった。
「さっさと買い物してどっかで飯食おうぜ」
 何食いたい? と片手で器用にフロアガイドを開く大柴が、もう片方の手でさりげなく俺の手を拾った。指を絡ませ、そのまま大柴のダウンコートのポケットに招かれる。ポケットの底には丸まった紙くずや得体のしれないものがあったが、悪い気はしなかった。むしろ普通のカップルみたいだなと今更なことを思ってしまうと、急に頬が熱を帯びてゆくような気がした。
 目当てのスパイクの品番とサイズをしっかりと控えると、今買うと言って聞かない大柴を半ば無理やり引きずりながらスポーツ用品店を出た。その後も目移りの激しい大柴にあれこれと連れ回されて、まるで大型犬の散歩でもしているかのような気分にさせられる(この場合、引きずられているのは飼い主のほうだ)。
 その点、俺が入念に下調べをしておいた義理チョコレートについては、激混みの催事場でも難なく目的の商品を手に入れることができた。一応は名のあるブランドものを買ったことが意外だったらしく、大柴は少し感心したように「で、俺のは?」と聞いてきたが、それを華麗に無視して催事場から抜け出した。
 そうこうしているうちにいつの間にか昼時になり、混み合う前に館内にある適当な洋食屋へと入ると、ランチハンバーグプレートと大盛りのオムライス〜赤ワインソースがけ〜を平らげて、デザートのスフレチーズケーキまできっちり完食した。
 あたたかなカフェモカを啜りながら、向かいでブラックコーヒーを飲む大柴を見つめる俺はいつになく上機嫌だった。予定通り予算内でチョコレートが買えた上に、おまけでいくつか試食まで貰えたのだ。自分では絶対に買おうと思わない高級チョコレート店のサービスの良さに、自然と緩む口元をもはや隠す気などなかった。
「あ、そうだ。あと一軒だけ付き合えよ」
 頬杖をつき、窓の外を眺めていた大柴が、たった今思い出したかのように勢いよく顔を上げる。
「? いいけど」
 元はと言えば今日買い物に行こうと言い、散々いろんな店に引っ張り回した挙句、大柴は今まで何も買わなかったのだ。大量のチョコレートの入った紙袋を三つぶら下げ、当たり前のようにランチを奢り、これではまるで本当にただの荷物持ちとして来たようだった。連れ回されて既にくたくただったが、あと一軒ぐらいなら付き合ってやろう。そう思えるほど、この時の俺はすこぶる機嫌が良かったのだ。
「え、待てよ、喜一」
「あ? なんだよ」
 なんだよ、って何だよ。そう聞き返したくなるほどうまく呑み込めない状況に、俺は呆然とその場に立ち竦んでしまった。
 白、ピンク、ベージュに黄色、淡いブルーやヴァイオレットなど、思いつく限りの様々な色が、うるさく視界を埋め尽くしている。俺たちがこのパステルカラーで彩られたふわふわとした空間に迷い込み、かれこれ三十分が経過しようとしていた。
「お、これなんかどうだ?」
「お似合いだと思いますよ」
 新たに目の前に差し出されたのは、似たような装飾のついた明るいオレンジ色だった。シンメトリーの真ん中にはレースでできた大ぶりのリボンが施されている。今までの選択肢に比べると少し派手ではあるが、これはこれで可愛いかもしれない。ぼんやりとした頭でそう思っていると、これは、こっちは、と大柴の手が伸びてきて、目の前に新たな色が次々と現れる。
「やっぱり選べねぇから、全部買うか」
 にこにこと愛想のいい店員の勧めるまま、俺の手元で増え続ける色とりどりの下着の山。それをいつになく真剣な顔つきで選びながら、しまいにはとんでもないことを言い出す彼氏。
 地獄のようなこのシチュエーションは一体何なんだ? 回らない頭で何度考えてみても、脳裏にちらつくのはいつか大柴の家に泊まった際に渡された、真っ赤なレースの下着だった。
「いやいやいや、待て! 待ってくれ!」
「あ?」
 尻ポケットから財布を取り出そうとする大柴に、ストップの意を込めて抱えていた下着の山を押し付ける。こんなにいらねぇ、つーか、こんなに買ってもらっても悪いし、そもそもここに彼氏と居ること自体が恥ずかしいし、しかもサイズも分からねぇのに……など、言いたいことがぐちゃぐちゃになって、何から突っ込めばいいのかわからない。助けを求めるように店員を見るが、「よかったらご試着されますか?」と、サービスとしては的を得ているが微妙な見当違いの答えをされる始末だ。
「いや、そうじゃなくて……」
「うむ、そうか。先にサイズを合わせるべきだったな」
 勝手に納得した大柴に「とりあえず、これ合わせてみろよ」と手渡されたのは、控えめなフリルのついた淡いピンク色の下着。この店に入って最初に大柴が選んだものだった。
 店の奥にあるフィッティングルームに案内され、始終ニコニコ顔の販売員に「採寸されますか?」と聞かれ、そこでようやく我に返った。こんな店に来ること自体が初めてである。何もわからないことを正直に伝えると、彼女はかしこまりましたと少しだけ微笑んで、肩にかけていたメジャーを握り手際よく採寸を始める。大柴に渡された下着ではカップのサイズが小さすぎることがわかり、新しいものを用意してもらい、それを身に着けてまずそのフィット感に驚いた。
 苦しくもなく、寄せすぎず、かといって動いても容易にずれることがない。小ぶり(だと本人は思っている)の乳房がきれいな形を保ち、かわいらしいピンクの中にすっぽりと納まっている。今まで着ていた三枚980円の下着なんかとは比べ物にならない安定感に、これならサッカーで激しく動いても大丈夫だなと思うと満足した。
 結局その後も悩みに悩み、最終的に大柴がチョイスした下着を二組買った。そんなにたくさん要らねぇと言ったが、どうせ買うなら一も十も同じだという無茶苦茶な理論を投げられ、「どうせまたすぐに入らなくなるんだから、」の一言が意外にも効いたようだった。少しだけ大柴の頬が赤い気がしたが、追及するのも面倒なので気のせいだということにしておこう。存外長居してしまったようで、帰りの電車に乗り込むころには既に陽がだいぶ傾いていた。
「少し寄って行けよ」
 陽が落ちるのはあっという間だが、夕食時にはまだ早い。家の前で紙袋を四つ受け取ると、くい、と顎で家の中を指した。表の店はとっくにシャッターが下りていて、店主である親父はどこかへ出かけたようだった。いつも通りならば飲みに出ているのであろう。とにかくあと数時間は、滅多なことがない限り帰ってこないという確信があった。
 靴を脱ぎ、すぐに二階にある自室へと上がると、大柴はいつも通りベッドへと腰かけた。君下の部屋にはソファという洒落たものはなく、小学生のころから使い続けている木組みのシングルベッドと学習机のみという、女子高生の部屋にしてはシンプルすぎる内装だった。
「変わってねぇな」
「ん、ああ。そういやお前が来たのって、いつぶりだろうな」
 このベッドに後ろ手をついて寛ぐ大柴の姿を見るのはものすごく久しぶりなような気もしたし、そうでないような気もする。思い返せば高校に入ってからは、ほとんど毎日のように顔を合わせているのだ。それでも飽きずに一緒に居て、しかもこうして恋人同士になる日が来るだなんて、出会ったばかりの頃には考えられなかったことだろう。犬猿の仲であったはずの俺たちが、恋人という枠に収まっていること自体がほとんど奇跡のようだった。むしろ目の前の男を想う気持ちは日に日に強くなってゆくばかりで、抑えきれない気持ちをどうすることもできず、時折堪らなくなることがある。
「君下?」
 大柴の長い脚の間に立ち、とん、と軽い力で肩を押すと、その大きな身体が呆気なくベッドへと沈む。膝をついてベッドへと乗り上げ、大柴の顔の横で両手をつくと、驚きでまるく見開かれたヘーゼルナッツの瞳を覗き込んだ。
「喜一、プレゼントやるよ」
 バレンタインの、ちょっと早いけどな。そう言って、大柴が何かを言いかけた口唇に、ちゅっと触れるだけのキスを落とす。下唇を吸い付くように啄み、だらしなく開いたままの口唇を舌でなぞると、俺の腰に添えていた大柴の手がぴくり、と反応した。そのまま舌を差し込むと、誘われるように大柴の舌が伸びてきて、ちゅ、じゅっと音を立てながら絡み���く。ぱらり、と落ちた髪の束が邪魔だったが、キスを止める理由にはならない。俺の腰を掴んだ手が下り、スカートの布越しに尻を強く掴まれると、んっ、と声が漏れ��、交わりが一層深いものに変わる。
「はっ……なんだ、やけに乗り気だな」
 大柴が両の手で尻を揉みしだきながら、下から突き上げるようにジーンズの膨らみを押し付けてくる。腰を跨ぐように馬乗りになった秘部に前立てが当たり、じわり、と下腹部が濡れる感覚がして、自ら腰を擦りつけた。
「! んっ、も、脱ぎたい……っ」
「じゃあ自分で脱げよ」
「あっ……!」
 いつもであれば何も言わずとも衣服をひったくられるところだったが、今日の大柴はどうやら違うらしい。にやにやと意地の悪い笑みを浮かべ、服の上からやわやわと尻を揉んだり、腰を掴んで前後に揺するだけでこれ以上手を出そうとしなかった。ジーンズの金具がショーツ越しの陰核に擦れ、あっやだぁっ! と漏れる自分の声が一層羞恥を煽った。何より俺からプレゼントだと言っておいて、自ら包みを開けさせられるだなんて恥ずかしいにも程がある。
「いじわる、」
「ふん、俺にマウント取ろうなんて百年早いんだよ」
 そんなもの、最初から取ろうだなんて思っていない。これはちょっとしたサプライズのつもりだった。だから俺は今日、大柴に下着売り場に連れて行かれたとき、正直に言うと内心で焦ってしまった。俺のこの企みがばれてしまったのではないかと、まさか気づいてここへ連れてきたのではないかと思ったが、どうやらそれは単なる思い過ごしだったようだ。
 大柴の腰に跨ったまま、俺はまるでストリップでもするかのように、ゆっくりとポップな色合いのニットに手をかける。じりじりと焦らすように裾をまくり上げながら、口元がにやけそうになるのをぐっと堪えた。クロスさせた腕の向こう側で、大柴が静かに息を飲むのがわかる。
 シャツを脱ぎ捨て現れたのは、数か月前のあの日大柴に渡された、真っ赤なレースの下着だった。
「! おま……それ、」
 完全に予想外だったらしい大柴は、ひどく驚いた様子で肘で上体を起こした。その鼻先にキスを落とし、へへ、と照れ隠しに笑うと、スカートのホックに指をかける。片足を開けてスカートを引き抜き、それも床に放り投げた。
 いつかあの下着を履いてやろうと思いついたのは、選手権が終わったあたりだった。
 たまたま大柴の家に遊びに行くと、散らかった部屋の隅にあの真っ赤が無造作に置かれていることに気づいてこっそりと持ち帰ったのだ。飽き性である大柴のことだから、この下着のことも今まで忘れていたのだろう。ほとんどがレース素材でできたそれは色素の薄い肌が透け、中央でぷくりと主張する乳首の色までもが丸見えなそれを、大柴が穴が開きそうなほど見つめている。
「プレゼントだ、今日だけだからな」
 大柴の首に両腕を回し、むき出しになった形のいい額へと口唇を押し付ける。ベッドの上で膝立ちになり、ちょうど大柴の顔に胸を押し当てるような体制になると、大柴が布の少ない尻を撫でながら、「やべ……すげぇえろい」と熱の籠った声で呟いた。
「んあっ、き、いち……っ!」
 ぢゅ、ぢゅぷ、と下品な音を立てて、勃起した乳首を下着越しに執拗に舐られた。普段の布越しよりも感覚が鋭く、それでいて直よりももどかしい刺激が絶妙だった。何よりもこんな破廉恥な下着を着た俺自身と、それに興奮しているらしい大柴の息遣いを間近に感じて、興奮しないほうがおかしな話だ。舌は乳首を愛撫し、右手は既に濡れそぼったショーツに伸び、左手で自分の前立てを取り出し、扱いている。俺はただその愛撫に感じ入って、あっ、ん、と声を上げそうになる口を手で押さえることで気を保とうとしていた。
「声、出せよ」
「ん、やだっ……聞こえる、からぁッ!」
 何も考えられずひたすらに手の甲に歯を立てていると、大柴がペニスを扱いていた手を止め、俺の手を絡めとった。唾液でぬるりと光る噛み痕に、労るようにキスを落とす。
「こっち……触ってくれ」
 俺の手を握ったまま、がちがちに勃起したペニスへと導かれると、二つの手で挟み込むようにして握らされる。手の中で脈打つ暖かなペニスはまるでいきもののようだ、といつも思う。太い雁首をぐりぐりと重点的に扱くと、大柴がう、と堪らず声を漏らして、バツが悪そうににやりと笑った。その顔が好きだった。決して温かくもない部屋で、ほんのりと額に汗を浮かべている、大柴のその快楽にゆがんだ顔がたまらなく好きだった。割れ目から先走りの雫がぷくりと溢れ、それを絡めとるように亀頭をつつんだ手を動かした。
「は、ぁ、んっ、んぅ……」
 手の動きが激しさを増し、たまらずに舌を伸ばして口唇を求める。低くセクシーな声を出す、少し厚い下唇をやわらかく挟んで吸いつくと、秘部に触れた大柴の指が入り口をぐちぐち、と掻きまわす。真っ赤なレース地のショーツはつけたまま、ずらすように脇に寄せると、そのままつぷりと太い指を沈めた。
「ああ……っ!」
 期待に濡れた膣は狭く、押し広げるように大柴の指が進んでゆく。ふ、あ、と途切れ途切れに息を吐きだすと、その息を食らうように深く口づけられる。中指がナカを擦りながら、器用に親指で陰核を引っ掻くように押されるともうダメだった。
「あっ、やだッ! きいち、き、あッ! んあ……っ!」
 頭の中が真っ白になる。ペニスを握っている手もまともに動かせず、ただひたすらに喘いでいると、わざとらしく耳元で「手、止まってるぞ」と意地悪く吹き込まれる。ぞくぞくと快楽が背を走り、じわり、とまた膣が潤いを増してゆく。あまりの快感にうっすらと生理的な涙が浮かび、喘ぎ声に嗚咽が混じっていた。
「うッあぁ……! も、ッ!」
「イきたい? おい、勝手にイくなよ?」
 膝立ちのままの脚ががくがくと震え、絶頂が近いのは明らかだった。大柴もそれを分かっている。分かっていて手を緩めようとはせずに、あえて快楽を得るポイントを外して焦らすようなことをする。これを焦らしプレイだとは思わずにやっているのだから、相当にたちの悪い男だった。
「も、やだ……ひぅ、うぅ……っ」
 追い詰めるように尖った乳首に歯を立てられ、大柴の肩を握る指先が、俺の意思を無視してただ快楽に耐えようと力を籠める。も、イきたいっ……弱弱しい声でそう絞り出すと、口唇をぺろりと舐めた大柴の指がイイところをトントンと弾き出した。
「ひッ…………あアァっ! イっ……んああッ!」
 陰核を擦り上げられ、きゅう、と腹の奥が熱くなる。もっと欲しい。もっと。そう訴えるように両脚が、膣が震え、びくびくと背をしならせて俺は達した。
「うお、すげぇ……吸い付いてる」
「んあッ! やめろ、ばかぁ」
 入れたままの指をぐりぐりと回しはじめるが、それでも物足りないと腹の奥が疼いている。ようやく指が抜け、肩で息をしながら達した余韻に浸っていると、いつのまにか服を脱いだ大柴に「これも脱げ」と雑な手つきで唾液まみれになったレース地のブラをひったくられた。
「んっ」
 先走りの垂れたペニスをゆるゆると扱きながら、そこへそっと口唇を寄せる。舌先で雫を掬うとじわりと苦い味がした。ぺろぺろとアイスクリームでも舐めるように亀頭に舌を這わせていると、「も、いいから早く入れたい」とぎらついた目で訴えられて、ごくりと喉を鳴らした。
 コンドームを手早く被せると、喜一は俺のシングルベッドに仰向けで横たわった。小さなベッドから足が少しはみ出ているが、そんなことはどうでもいいと言うように、こちらを見る雄の顔が「はやく来いよ」と俺の手を引いている。
 セックスの経験なんて数えるほどしかないが、大柴はいつも正常位で挿れたがった。上に乗ったことはない。恐る恐る大柴の腰を跨ぎ、反り立つペニスの上に膝立ちになる。上から見下ろす大柴の姿は新鮮で、期待に濡れた顔をしているのはお互い様だった。コンドームの張り付いたペニスを握り、下着をずらして自ら入り口に宛がうと、改めてその大きさを感じて怖気づきそうになってしまう。思わずこくり、と息をのむと、ふいに大柴が俺の腰を両手でつかみ、下から突き上げるように大きく腰を動かした。
「!! んあああッ!」
 ずんっと太い杭のようなそれが身体に打ち込まれたような衝撃があった。びりびりと甘い快楽が全身を走り、それだけで達してしまいそうになる。
「まッ……まて、きーちっ……ぁんっ」
 上に乗っていることでいつもよりも深く繋がっている気がする。腰を掴んだまま腹の奥をえぐるように揺さぶられ、あっ、うっ、とひっきりなしに声が出てしまう。あの大きな亀頭でごりごりと子宮の入り口を刺激されると、もう何も考えられなくなる。いつの間にか両脚が喜一の腰に巻き付くようにしがみつき、はしたない声を上げて腰を擦り付けながら、俺は呆気なくイった。
「ぅあッ……! イく! また、ぁあッ……!」
「くっ……締まりすぎだ、バカっ」
 達している最中にがつがつと突き上げられ、快楽の波が止まらない。いっそ恐ろしくなるほどの快感にぞっと鳥肌が立っていた。ぎちぎちに締め付ける膣が大柴の精を搾り取ろうとうねり、「はァ……も、出そ……っ」と眉根を寄せた大柴が絶頂が近いと訴えていた。
「ん、ぁあっ、また、ダメッ、イっ……!」
「あ、イく、っ……ああっ!」
 何度目かの絶頂を迎えるなか、奥へと突き上げた大柴が果てた。コンドーム越しでもはっきりとわかる、どく、どくと精を吐きだす鼓動を感じながら、大柴の身体に身を委ねると大きな腕が抱きとめてくれる。耳元で聞こえる力強い心音に、お前はおれのものだと言われたような気がした。
「あれ、その下着かわいいですね」
 新しいの買ったんですか? 急に声を掛けられ、思わずびくり、と肩を揺らした。練習着の袖に腕を通したままの格好で振り向く。同じく隣で着替えている生方が、この手の話題を振ってくるのは珍しいことだった。
「あ、うん。可愛いだろ……」
「もしかして大柴先輩に貰ったとか?」
「へっ?!」
 図星を突かれ、今度こそ素っ頓狂な声が出てしまう。二人しかいないロッカールームに声が響き、しまったと思ったがもう後の祭りだった。
 頭のいい後輩は恐ろしく察しも良い。まさかこんなところでそれが裏目に出るとは思わず、これ以上誤魔化しても無駄だと悟ると素直に頷いた。
「へぇ……なんかそういうのいいですね。愛されてるっていうか」
 意外だなぁ、と笑う生方は、なぜか当事者である俺よりもずっと幸せそうに頬を染めている。あまりこの手の話題を部内でしないようにしていたこともあり、同じ女子とはいえ生方にこんな話をすることに何とも言えない気恥ずかしさを感じていた。
 着替えを終えた生方がパタン、とロッカーを占めると、「あ」と思い出したかのようにこちらを振り向く。
「先輩、知ってます? 男性が女性に下着を送るのって、自分の色に染めたいっていうアピールらしいですよ」
「っ……!」
 いたずらっぽく笑う生方に、なんとなくそんな意味だとは予感していた。
 腕の下に隠れている自分の下着に視線を落とす。熱を孕んだ瞳でこちらを見つめる大柴を思い出し、すべてがあいつの思惑通りなのだということに気づくと、じわり、と下着が濡れたような気がした。
 
                   (すべてきみの思いどおりに)
0 notes
tsuntsun1221ts · 5 years
Text
2019.08 知床観光(登山前日)
JALカードのマイルが相当たまっていたのだが数ヶ月前から期限切れをおこしており、毎月数百マイル貯まると同時に同じくらい消えていくという状態に(マイルの有効期限は3年間)。早く適当に使わないといけないが、まぁ用途としては当然航空券への交換。学生のころ屋久島に行ったときに宮之浦岳へ登れなかったのでもう一度トライしようと思ったんだけど、せっかくだから全く行ったことのない地域へ(もちろん登山に)行こうと思い、羽田-女満別の往復券を15000マイルで交換!
当日は0330起床、0450茂原駅前発の羽田行き高速バス を使用し、0710羽田発の飛行機に搭乗。搭乗率は7割くらいで、平日ど真ん中の早朝にしては意外と混んでるなという印象。まぁ世間は夏休みか、家族連れも多かった気がする。
0855女満別着。北海道だしさぞ涼しいんだろうな~と期待したら、さすがに関東よりかは涼しいとは言えるが気温25℃くらい(朝の時点で)、湿度も結構高く、普通に蒸し暑い。ありがたいことに天気も良く夏の日差しは地域関係なく肌を刺す。レンタカー(4日間で19000円)借りたら速攻冷房ガンガンにしないと、熱がこもった車内は風だけじゃどうにもならない。
さて今回の旅の行程だが、
1日目 女満別→知床観光→岩尾別温泉(泊)
2日目 岩尾別温泉→羅臼岳→国設知床野営場(テント泊)
3日目 国設知床野営場→斜里岳→和琴野営場(テント泊)
4日目 和琴野営場→雌阿寒岳→女満別
Tumblr media
斜里町のスーパーマーケットで4日間で必要な飲食料を買いだめしておく。駐車場から見えたのは3日目に登る斜里岳。かなり存在感がある。ちなみに空港からここまで約1時間。
Tumblr media
さらに1時間くらい車を走らせるとようやく知床に到着する。まずは知床観光クルーズ船の駐車場に車を止めて受付を済ませる。そのまま徒歩で道の駅「うとろ・シリエトク」まで移動し昼食。お昼時だったので少し混んでいたが、人が溢れるほどではないし、夏休みにしてはむしろすいている方か(水曜日だし)、ほとんど待たずに席に着けた。「鮭いくら親子丼」1800円! この地域では味噌汁の中に鮭のアラが入ってる。ぺろりと食べれてしまう。
Tumblr media
昼食後、まだ船が出るまで時間が余っているのでそこら辺をぶらぶら。でかい台形の岩があるけど、階段があるのでもしかして登れるのか?と思い近づいてみるとやっぱり登れる。「オロンコ岩」という名前だそう。
Tumblr media
高さ60mくらいだが、暑さと日差しのせいでもう汗だく! 上までくると周囲が見渡せて景色が良い、というか海が綺麗だなー。深さはそこそこあると思うのだが、余裕で海底まで見える。近くまで行けば泳いでいる魚とかたくさん見えそうだし、シュノーケリングとか面白そう。
Tumblr media
1400発のクルーズ船でいざ知床岬へ、ほぼ満席で出発。
Tumblr media
景色はずっとこんな感じだけど、刻一刻と変化する断崖やいくつもの滝、イヌワシやヒグマなどの生き物と会え、往路2時間でも全く飽きさせない。
Tumblr media
2頭のヒグマが河口で遡上するサケを採るため待ち伏せしていた。ちなみにヒグマの奥にはエゾシカが3頭いたが、お互い気がついているんだろうけど逃げる気配もまったくなく、鹿は草?を食べている。ヒグマはヒグマでサケしか眼中にないのだろうか。ちなみにサケが遡上するのには1ヶ月早く、この時期サケは採れないとのこと。2頭ともガリガリ熊だった。
Tumblr media
海上にはマスで囲われた養殖場がいくつも点在しており、それらを避けて進む。ちなみに漁師さんは夏休みとかじゃないので、当然お仕事中。観光船の船長と顔見知りみたいで、養殖でとれたすごくデカイ魚を乗客に見せてくれたりした。
Tumblr media
終着点の知床岬。人工物といえば灯台のみ。知床半島は北半分は道路が設置されてないので、陸路で到達するには人の足で来るしかないが・・・その距離や環境からしてサバイバル上級者ですら困難。船はここで引き返す。
Tumblr media
雲の切れ間から薄明光線。 復路は陸から離れた沖を巡航し、1時間で港へ戻る。景色を眺めるというよりも、自分たち立ち見席の人はみな船内の椅子に座ってゆっくりしていた。 1人旅の女性の方が死んだような格好で眠りについていたのがかなり気になったが・・・。
Tumblr media
クルーズ船駐車場から岩尾別温泉(ホテル地の涯)までは約30分。チェックインは1800の予定だったけど、船の到着がちょっと遅れたので時間ギリギリだった。駐車場は約30台で宿泊者専用。
ホテル地の涯は電気も水道も通っていない。自家発電、水は濾過されたものですべて自給自足で賄っているとのこと。電波も入らない。世界遺産の樹海の中にぽつんとあるホテルだけあって、しっかりしていらっしゃる。
Tumblr media
ホテルの裏には羅臼岳登山口があるため、登山する場合はこの温泉かすぐ近くの木下小屋で宿泊するか、路駐で車中泊かの3択。ちなみに路駐できる場所は上の写真の一番奥の木の下に5台分くらいスペースがあるが、それ以外は道で路駐。宿泊者は車のナンバーをホテルに伝えているので 、宿泊者でもないのに駐車場に泊めるとそこから割り出され、最悪レッカー移動される可能性もある、という看板が立っていた。
Tumblr media
路駐するとしたらこんな感じの道路。手前は幅に余裕があるが、奥の方はそんなに広くないのでなるべく端に止めること。ってか、2台分の幅あるのかちょっと微妙。
Tumblr media
1~2人部屋。この部屋はボイラー室が近くにあり他の部屋よりちょっと音がするということで2000円くらい引かれている(15700円)。音は特に気にならなかった、冷房の音かと思ったので。
Tumblr media
お邪魔はされなかった。
Tumblr media
夕食の質が松・竹・梅とあり、これによってホテル代に差がでてくる。今回は一番人気という「竹」。このあとさらに3品でてきた。毛ガニ、刺し身(つぶ貝がすげーうまかったんだけど、何これ!?)、鹿肉、ホタテ汁など。美味しくってお腹いっぱい!(写真ブレた)。明日に備える。
熊撃退スプレーはホテルのフロントで貸し出しされている。レンタル時は1万支払うが、使用しなかったら9000円が戻ってくるので実質1000円でレンタルできる。使用したかどうかはスプレーの重量から判断するので、一度天秤に乗せて確認する。この重量測定の間が変な空気。
あと、ここの露天風呂はなんと混浴なのである!どうせおじさんおばさんしか登山しに来ないだろうと思うが、一応期待も込めて20分くらい入っていた。・・・まさかの貸し切りで終わった笑。ちなみに内湯も貸し切りだった。19時だったしみんなご飯食ってるのかな?一応露天風呂用のパンツが用意されているので変な心配はいらない。
翌日の朝食は7時くらいから。しかし登山者はもっと早く出発するため、希望者には代わりにおにぎりをもらえる。21時くらいにフロントにもらいに行き、精算もこのときに済ませる。
その後はすぐに就寝。明日は4時起床予定。
0 notes
kkagneta2 · 5 years
Text
少女の館
グロ注意。その一は長身女性(巨大娘?)、その二は超乳娘、その三はふたなり娘。どの少女も怪力なことから察してください。
その一
 さて、皆様、お食事はお済みでしょうか? 何分、急でしたから、たいしたものを出せず、申し訳ございません。――ありがとうございます。そう言って頂けると、私としても大変嬉しく思います。やはり、あなた方は優しい、惜しいほどに優しいです。他意はございません。……
ええ、ええ、再会を祝して私もいただくことにしましょう。ですが、こうしていると、いくらでも時間が経ってしまいますから、話を戻すことにしまして、あの日以来、私の身に何が起きたのか、約束通り語ることにしましょう。
まずは自己紹介から初めたいと思います。――左様、左様、必要ないとは私も理解しておりますが、今の身分を語っておきたいのです。――ええ、名前は今も変わっておりません、○○と申します。ですが職業の方は変わっておりまして、今はこちらの館、……あなた方が迷い込んだこの屋敷で、いわゆる中世ヨーロッパのような執事を生業としております。昔は別の館に仕えていたのですが、その時の名残と言いますか、性に合っていたと言いますか、あの館を後にしてもこうして執事業を続けておりまして、その時の主人が厳格なものでしたから、すっかり口調なども変わってしまいました。――ええ、そうです、その通りです。その「別の館」というのが問題だったのです。
冷静になってみれば、かなりおかしな館でした。あの日、死に場所を探し求めて見つけてしまったそれは、山の中にひっそりと佇むお城のような洋館で、壁一つとっても、窓一つとっても、作りが華々しく、ここ日本には全く似合わない雰囲気を辺り一帯に振りまいていました。中からはところどころ光が漏れていまして、誰かがいらっしゃるのは間違いないようです。
死が間近にせまっていた私には、その暖かい光は途方もなく魅力的に見えました。呼び鈴も何も無かったため、思い切って正面にある大きなエントランスをくぐって中に入りますと、……様子は思い思いご想像していただきたいのですが、私の印象としましては、「とてつもなく広い」の一言でしょう。その時、声が聞こえたような気がして、吸い寄せられるようにして扉をくぐり、廊下を歩き、階段を登りして、たどり着いたところは、食堂のようです。中では5人のご主人様、……まだ幼さの残る美しいお顔立ちでいらっしゃいます5人の少女たちが、一堂に会して食事をお取りになっておいででした。
「こっちにおいで」
と言われた私は、その中の一人の元へ歩いて行きます。しかし、その時私はあることにようやく気づいて、歩みを止めそうになりました。……中にある家具が全て巨大なのです。後ろにある扉も巨大であれば、テーブルも、椅子も、人が使うにしては大きすぎました。テーブルは立った私の首元にまで届き、椅子は私の股の部分に座面が来ています。その座面というのも広く、机と言われても何も不思議ではありません。机に置いてあるお皿や、スプーンや、フォークと言った食器類すらも、常識では考えられないほど大きい。……
が、ご主人様たち、……少女たちはそんな椅子に足をつけて座り、そんな机の上にあるご馳走を上品な手付きで召し上がっていらっしゃいます。先程私をお呼びしたご主人様の前にたどり着いた時、私は心底恐怖を抱きました。彼女の目線は座った状態で私より上、肩幅は広く、腕は太く、胸は大きく、むっちりとした太ももは私の胴体とそれほど変わりません。動きに合わせて躍動する筋肉は、ご主人様の顔からは全く想像できないほどたくましく、かと言って女性らしいしなやかさは失っておらず、たいへん魅力的でございます。
「食べる?」
と彼女はおっしゃって、肉の一欠片を差し出しました。私は無礼にもご主人様のお召し物をいただきました。ほどよい塩加減と、濃厚な肉の香りと、舌から伝わってくる途方もない熱量、……これほどまで美味な食べ物はこの世には無いでしょう。空腹に耐えかねて水でごまかし続けた私の胃袋は、たったそれだけで満たされてしまいました。
それからしばらく、面白がって同じことをなさり初めた他のご主人様からもお召し物をいただき続け、食事が終わった頃合いにはすっかり生気を取り戻したような気がします。にっこりと微笑むご主人様の視線を受けながら、床に置かれた水を這いつくばって飲み干しました。見上げると、彼女は慈しみに富んだ目で私を見下ろして来ておりました。
「もう飲んだの? えらいえらい。じゃあ、早速、最初の仕事、お願いしちゃおうかな。でも、その前に自己紹介しようね」
と言って、他のご主人様をお呼びになる。
「みんなー、おもちゃがやってきたよー」
「あゆみちゃん、おもちゃって言ったらダメですよ。ちゃんと執事って呼ばないと」
と、一人の大人しそうなご主人様が言う。
「あー、はいはい。ほら、執事くん? お姉ちゃんの膝においで」
ご主人様の手が伸びて来ました。私の顔を簡単に包めるほど大きなその手は、そっと脇の下に入ってくると、ひょいと私の体を持ち上げ、恐怖を感じる暇もなく膝の上にストンと下ろします。私は背中に押し付けられた、ご主人様の豊かな胸元を感じながら、足をぶらぶらと宙に浮かせつつ、彼女の膝の上に座らせていただく状態になりました。……いえ、座るというのではもはやありません。私の下半身はご主人様の太ももと太ももの間にすっぽりと収まり、私の上半身はご主人様の上半身と一体になってしまいました。
「キャハハハハ、かわいい!!!」
「キョロキョロしちゃって、まぁ。……」
「ダメですよ、みんなそんなに見つめちゃ。……ほら、怖がってるじゃありませんか」
「ねー、ぼく? ぼくはどこから来たのかな? おなまえは?」
「あ、そうだそうだ。名前だ。執事くんの名前はなんて言うの?」
と上から声がかかったので、私は名前をご主人様たちに申し上げます。すると彼女たちもご自分の名前をおっしゃり初め、数々の質問を私になさりました。
「じゃあ、もう厨房の場所は分かってるよね? あなたの初めてのお仕事は、そこへ私たちのお皿を持っていくこと。それが終わったら小人、……じゃなかった。使用人用のお風呂で体を洗った後、疲れてるでしょうから、もう部屋で寝なさい。いいね?」
このとき、私はこの館の間取りを教わってはおりません。しかし、なぜか頭の中には次の目的地がしっかりと焼き付いておりました。私の体を床に下ろしになったご主人様は、自身の腰にも届いていない私を撫でると、
「おやすみ」
と一言だけおっしゃってから、あの巨大な扉を、頭をかがめてくぐって行きました。
こうして、私の執事生活は始まりました。ご主人様たちの失礼のないように気を張る必要はあったのですが、業務は単純、衣食住は完備されている、ご主人様たちは人間の二倍以上の体格だけども、極上の体つきと、極上の顔立ちと、極上の性格を誰もが兼ね備えていらっしゃり、そもそも館そのものが広くて快適でした。……第二の人生としてはこれほどない好待遇、私は奇跡を目の当たりにして、浮かれてしまっていました。
――ええ、終わったのです。私は恐怖のどん底に再び落ちることになりました。ある日、
「今日はお客さんがたくさん来るから、そのつもりで居てね!」
と声をかけらた私は、いつものように勝手に頭の中に入ってくる業務内容をこなし、おっしゃられた通り10人分の人間用の食事を作りました。程なくしてご主人様たちが賑やかになっておいでになると、エントランスの方で扉の開く音がします。
「あなたはこれから、あの小人、……じゃなかった。あの人達を食堂に案内しなさい。食べ終わったらホールの方へ連れて来るように」
と仰せられるので、私はその通り彼ら、……男ばかりでした。おそらく私のようにこの館に迷い込んだ人たちでしょう、数えてみるとぴったり10人でございまして、私は彼らに先程作った食事を提供した後、ご主人様たちがしばしばダンスを嗜んでいらっしゃるホールへ連れて行きました。
「ここから先は、執事くんにはきついよ? 本当に居るつもり?」
「お姉ちゃんと一緒に部屋まで行こう、ほら」
彼女たちはどういう訳か私を追い出そうとしていらっしゃいました。ですが怖いもの見たさと言いますか、私はここに残ることにしまして、ご主人様の許可を得てから、ホールの隅で静かにこれから起こることを見守ることにします。
結論から言えば、後悔しかありません。ご主人様たちは男たちを一列に並ばせて、こう言いました。
「突然だけど、これから虐殺を行いまーす」
可愛らしい声、狼狽える男たち、呆気に取られる私。ご主人様たちはのんびりと伸びをなさったり、楽しげな声でお喋りをなさったりして、男たちに近づいて行きます。自分の二倍以上ある少女を見て彼らは何を思ったのでしょう、恐れおののいたのでしょうか、それともまだあのお体を好きに出来ると期待していたのでしょうか。どちらにせよ、ご主人様のお言葉には嘘はありません。次の瞬間には、ダンスホールは地獄となっていました。
ある者はご主人様の脇に頭を挟まれてそのまま潰されてしまいました。
ある者はご主人様の太ももに挟まれて上半身全てを失ってしまいました。
ある者はご主人様の手で頭を掴まれてトマトのように握りつぶされてしまいました。
ある者はご主人様のお腹に顔が潰れるほど押し付けられ、���きしめられ、跡形もなく消えてしまいました。
ある者はご主人様の手に掴まれてバレーボールのように跳ね上げられた後、強烈なアタックで壁の染みとなってしまいました。
逃げる者を圧倒的な歩幅で詰め寄り、圧倒的に長い手で捕まえ、そして暴れまわってもがく者を宙吊りにしながら、うっとりとした顔でじっくり眺めてからあらゆる手を使って殺す。
「キャハハハハ!! それで抵抗のつもり? クソ雑魚ども、もっと力を入れろ!!」
と、髪をポニーテールにお纏めになったご主人様は、男をその巨大な足で踏んづけて、最後のもがきをお楽しみでいらっしゃいます。
「すみません、小人さん。でも、私たちこれをやめられないんです」
と、大人しそうなご主人様は男の腕を引き抜き、足を引き抜き、だるまにしてから、声ならざる声で雄叫びをあげる男に語りかけていらっしゃいます。
「ぼくはどう殺されたい? おっぱいがいい? それともおしりがいい? んー、おっぱいが好きそうだから窒息でいいかしら?」
と、一番年上に見えるご主人様が男の顔を胸の谷間の中へすっぽりと入れます。あまりの身長差に男の足はぶらぶらと宙に浮いて、激しく動いていますが、「あっ、……」とご主人様が言った時には、事切れたように揺れるだけになってしまいました。
私は目の前の光景を黙って見ているしかありませんでした。息すらも止めていたのかもしれません。少しでも動くとご主人様たちに感づかれて、あの男たちのようになってしまう、……そんな恐怖で全く体を動かすことが出来ないのです。が、同時に私の中である一種の感情が芽生えていました。それは、芸術品を見ているような、音楽を聞いているような、そんな口では上手く説明のできない何かでした。なぜそんな感情を抱いたのでしょうか。男を虐殺しているご主人様たちがあまりにも美しかったからでしょうか。それとも私の中で新たな性癖が生まれたからでしょうか。恍惚と男を嬲る彼女たちと同じように、私もまた、恍惚とした表情をしておりました。
ご主人様たちによる虐殺は、ものの5分もかからなかったような気がします。後に残ったのは、血だらけの彼女たちと、血だらけのダンスホールと、男たちの着ていた服のみ。この時聞いた、女性の甲高く色っぽい声は今でも突然思い出すことがあります。――ええ、そうなのです。ご主人様たちは男たちを虐殺することで、性的な欲求を満たしていらっしゃいます。およそ身長2.5メートルほどもある巨大な少女たちが、互いの股を弄り合い、エロティックな声で慰め合う光景は、誰しもが目を奪われるに違いありません。
私はこの時決断をしました。……この屋敷から逃げる、と。が、その代償に右足がもはや機能しなくなってしまいました。――ええ、そうです、この足はご主人様の太ももに挟まれたのです。まだ残っているのは、せめてもの慈悲で、どれほどご主人様が優しい人物でおありなのか、お分かりになりましょう。
さ、みなさん、もう一度再会を祝して、杯を交わしてはくれませんか。――ありがとうございます。
 と、男は足を引きずりながらテーブルに近づき、右手で杯を上げると、
「乾杯」
と歯の抜けた口で言った。
  その二
  さて、皆様、お食事はお済みでしょうか? 何分、急でしたから、たいしたものを出せず、申し訳ございません。――いえいえ、そんな、……恐縮でございます。ですがそう言って頂けると、大変嬉しく思います。やはり、あなた方は優しい、惜しいほどに優しいです。他意はございません。……
では、再会を祝して私もいただくことにしましょう。ですが、こうしていると、いくらでも時間が経ってしまいますから、話を戻すことにしまして、あの日以来、私の身に何が起きたのか、約束通り語ることにしましょう。
まずは自己紹介から初めたいと思います。――左様、左様、必要ないとは私も理解しておりますが、今の身分を語っておきたいのです。昔はあのような会社でパワハラに次ぐパワハラを受けておりましたが、今はこちらの館、……あなた方が迷い込んだこの屋敷で、いわゆる中世ヨーロッパのような執事を生業としております。と言っても、ほとんど家政婦のようなものですけど、とにかくご主人様曰く、執事だそうです。昔は別の館に仕えていたのですが、その時の名残と言いますか、性に合っていたと言いますか、あの館を後にしてもこうして執事業を続けておりまして、その時の主人が厳格なものでしたから、すっかり口調なども変わってしまいました。――ええ、かなり厳格でした。今は全然そうではないです。――そうです、その通りです。その「別の館」というのが問題だったのです。
冷静になってみれば、かなりおかしな館でした。あの日、死に場所を探し求めて見つけてしまったそれは、山の中にひっそりと佇むお城のような洋館で、壁一つとっても、窓一つとっても、作りが華々しく、ここ日本には全く似合わない雰囲気を辺り一帯に振りまいていました。中からはところどころ光が漏れていまして、誰かがいらっしゃるのは間違いないようです。――ええ、夜のことです。たしか、午後7時か、8時ほどでしたでしょうか。記憶が曖昧ではっきりとは申し上げられませんが、夜が更けつつある頃でした。
さて、話を戻しましょう。死が間近にせまっていた私には、その暖かい光は途方もなく魅力的に見えました。呼び鈴も何も無かったため、思い切って正面にある大きなエントランスをくぐって中に入りますと、……様子は思い思いご想像していただきたいのですが、私の印象としましては、「とてつもなく広い」の一言でしょう。その時、声が聞こえたような気がして、吸い寄せられるようにして扉をくぐり、廊下を歩き、階段を登りして、たどり着いたところは、浴室のようです。思い切って中に入りますと、5人のご主人様、……まだ幼さの残る美しいお顔立ちでいらっしゃいます5人の少女たちが、プールのような広い浴槽の中でゆったりと湯に浸っておいででした。
「服を脱いでこっちにおいで」
と言われた私は、何がなんだか分からないままに服を脱ぐと、浴室へ入って行きます。しかし、その時私はあることにようやく気づいて、歩みを止めそうになりました。……牛乳のような優しい匂いが浴室中に漂っているのです。膝を崩しそうになるほど強烈に匂ってくるその香りは、浴槽に近づけば近づくほど強くなっていくようでした。見ると浴槽の中には白骨の湯のように真っ白な何かで満たされ、トポトポと外へ流れ落ちています。足に流れついたそれは、ぬるぬると粘り気があります。そしてさらに気になったのは、彼女たちの前にある二つの丸みを帯びた、巨大な球体でございました。
呆気にとられる私をよそに、ご主人様たち、……少女たちはプカプカとその球体を浮き沈みなさりながら、惚けた顔でお湯に浸かっていらっしゃいます。先程私をお呼びしたご主人様の前にたどり着いた時、私は心底興奮しておりました。彼女の前にある球体は、彼女の肌と同じ色、同じ質感、そして手が触れる度に自由に変わるほどの柔らかさ、……間違いありません。球体のように見えた何かは、途方もなく大きな女性の乳房、つまりおっぱいでございます。小学生とも取れるご主人様の可愛らしいお顔からは決して想像は出来ないそのおっぱいは、少なく見積もっても直径2メートルほどもあり、浴槽の縁に柔らかく乗り上げています。
「舐める?」
と彼女はおっしゃって、人差し指を差し出しました。私は無礼にもご主人様の指に口を近づけて、猫のようにぺろりと舐めました。濃厚な味と、芳醇な香りと、なめらかな舌触り、……これほどまで美味な飲み物はこの世には無いでしょう。喉の渇きに耐えかねて木の実でごまかし続けた私の喉は、たったそれだけで潤されてしまいました。
それからしばらく、面白がって同じことをなさり始めた他のご主人様の指を舐め続け、彼女たちが満足された頃合いにはすっかり生気を取り戻したような気がします。にっこりと微笑むご主人様の視線を受けながら、まだ物足りない私は、浴室に流れ出たその白い液体を這いつくばって舐めました。見上げると、彼女は慈しみに富んだ目で私を見下ろして来ておりました。
「ふふ、満足した? よかったよかった。じゃあ、早速最初の仕事、お願いしちゃおうかな。でも、その前に自己紹介しようね」
と言って、他のご主人様をお呼びになる。
「みんなー、おもちゃがやってきたよー」
「あゆみちゃん、おもちゃって言ったらダメですよ。ちゃんと執事って呼ばないと」
と、一人の大人しそうなご主人様が言う。
「あー、はいはい。ほら、執事くん? お姉ちゃんのおっぱいにおいで」
ご主人様の手が伸びて来ました。女の子らしい小さくしなやかなその手は、そっと私の手を掴むと、信じられない力で一気に浴槽の方へ引き込み、私を胸元へ勢いよく倒れ込ませます。なんとか身を翻した私は、彼女の吐息を耳元に感じながら、とてつもなく柔らかいおっぱいに包んでいただく状態になりました。……本当に包まれておりました。顔こそは出ているものの、首から下は足先の方まで余すこと無くご主人様のおっぱいの感触が伝わってきております。
「キャハハハハ、かわいい!!!」
「惚けた顔をしちゃって、まぁ。……」
「ダメですよ、みんなそんなに見つめちゃ。……ほら、恥ずかしがってるじゃありませんか」
「ねー、ぼく? ぼくはどこから来たのかな? おなまえは?」
「あ、そうだそうだ。名前だ。執事くんの名前はなんて言うの?」
と背後から声がかかったので、私は名前をご主人様たちに申し上げます。すると彼女たちもご自分の名前をおっしゃり初め、数々の質問を私になさりました。
「じゃあ、もう掃除用具の場所は分かってるよね? あなたの初めてのお仕事は、この浴室を綺麗にすること。それが終わったら変態ども、……じゃなかった。使用人用の食堂で食事を取った後、疲れてるでしょうから、もう部屋で寝なさい。分かった?」
このとき、私はこの館の間取りを教わってはおりません。しかし、なぜか頭の中には次の目的地がしっかりと焼き付いておりました。私の体を谷間から引き抜いたご主人様は、ひどく惜しい顔をしている私の顔にキスをされると、
「おやすみ」
と一言だけおっしゃってから、扉におっぱいをめり込ませながら、浴室から出ていきました。
こうして、私の執事生活は始まりました。ご主人様たちの失礼のないように気を張る必要はあったし、彼女たちのブラジャーを洗うのは一筋縄ではいかなかったのですが、業務は単純、衣食住は完備されている、ご主人様たちは普通の女性の何百倍ものおっぱいを持っているけれども、何一つ不満をお漏らにならないほど心強く、私にお気遣いなさるほど優しく、私をドギマギなさるほど可愛くいらっしゃり、そもそも館そのものが広くて快適でした。……第二の人生としてはこれほどない好待遇、私は奇跡を目の当たりにして、浮かれてしまっていました。
――ええ、終わったのです。私は恐怖のどん底に再び落ちることになりました。ある日、
「今日はお客さんがたくさん来るから、そのつもりで居てね!」
と声をかけらた私は、いつものように勝手に頭の中に入ってくる業務内容をこなし、おっしゃられた通り10人分の人間用の食事を作りました。程なくしてご主人様たちが賑やかになっておいでになると、エントランスの方で扉の開く音がします。
「あなたはこれから、あの変態、……じゃなかった。あの人達を食堂に案内しなさい。食べ終わったら浴室の方へ連れて来るように」
と仰せられるので、私はその通り彼ら、……男ばかりでした。おそらく私のようにこの館に迷い込んだ人たちでしょう、数えてみるとぴったり10人でございまして、私は彼らに先程作った食事を提供した後、私とご主人様たちが最初に出会った浴室の方へ連れて行きました。
「ここから先は、執事くんにはきついよ? 本当に居るつもり?」
「お姉ちゃんと一緒に部屋まで行こう、ほら」
彼女たちはどういう訳か私を追い出そうとしていらっしゃいました。ですが怖いもの見たさと言いますか、私はここに残ることにしまして、ご主人様の許可を得てから、浴室の隅で静かにこれから起こることを見守ることにします。
結論から言えば、後悔しかありません。ご主人様たちは男たちを一列に並ばせて、こう言いました。
「突然だけど、これから懲罰を施行しまーす」
可愛らしい声、狼狽える男たち、呆気に取られる私。ご主人様たちはのんびりと伸びをなさったり、楽しげな声でお喋りをなさったりして、男たちに近づいて行きます。自分の体以上もある少女の乳房を見て彼らは何を思ったのでしょう、気持ち悪いと感じたのでしょうか、それともまだあのおっぱいを好きに出来ると期待していたのでしょうか。どちらにせよ、ご主人様のお言葉には嘘はありません。次の瞬間には、浴室は地獄となっていました。
ある者はご主人様のおっぱいに壁際まで押しやられてそのまま潰されてしまいました。
ある者はご主人様のおっぱいに何度も何度も壁に打たれて肉塊となってしまいました。
ある者はご主人様のおっぱいに上から押し付けられて浴槽の中で溺死してしまいました。
ある者はご主人様のおっぱいにハンマーのように打ち付けられて骨すら粉々になってしまいました。
ある者はご主人様のおっぱいに丸ごと挟まれて、全身をパイズリされているあいだにすり潰されてしまいました。
逃げる者を圧倒的な大きさのおっぱいで殴り、倒れ込んだところでおっぱいの下敷きにし、そして暴れまわってもがく者を谷間にはさみながら、うっとりとした顔でじっくり眺めてからあらゆる手を使って殺す。
「キャハハハハ!! それで抵抗のつもり? クソ雑魚ども、もっと力を入れろ!!」
と、普段は髪の毛をポニーテールにお纏めになっておいでになるご主人様は、壁に押し付けた男の体を宙に浮かせながら、最後のもがきをお楽しみでいらっしゃいます。
「すみません、変態さん。でも、私たちこれをやめられないんです」
と、大人しそうなご主人様は男の腕をおっぱいですり潰し、足をおっぱいですり潰し、だるまにしてから、声ならざる声で雄叫びをあげる男に語りかけていらっしゃいます。
「ぼくはどう殺されたい? パイズリがいい? それともおっぱいビンタがいい? んー、ビンタの方が怖そうだからおっぱいビンタでいいかしら?」
と、一番年上に見えるご主人様が男の腕を取って、無理やり立たせます。常識では考えられないおっぱいの持つ彼女らにとって、男を持ち上げることくらい訳ないのでしょう。そんなご主人様が、
「せーのっ!!!」
と掛け声を放たれたのです。ボールのように吹き飛んだ男の体は、次の瞬間には、あまりの勢いに液体となって壁から滴り落ちていました。
私は目の前の光景を黙って見ているしかありませんでした。息すらも止めていたのかもしれません。少しでも動くとご主人様たちに感づかれて、あの男たちのようになってしまう、……そんな恐怖で全く体を動かすことが出来ないのです。が、同時に私の中である一種の感情が芽生えていました。それは、芸術品を見ているような、音楽を聞いているような、そんな口では上手く説明のできない何かでした。なぜそんな感情を抱いたのでしょうか。男を虐殺しているご主人様たちがあまりにも美しかったからでしょうか。それとも私の中で新たな性癖が生まれたからでしょうか。恍惚と男を嬲る彼女たちと同じように、私もまた、恍惚とした表情をしておりました。
ご主人様たちによる虐殺は、ものの5分もかからなかったような気がします。後に残ったのは、血だらけの彼女たちと、血だらけの浴室と、男たちの着ていた服のみ。この時聞いた、女性の甲高く色っぽい声は今でも突然思い出すことがあります。――ええ、そうなのです。ご主人様たちは男たちを虐殺することで、性的な欲求を満たしていらっしゃいます。およそバスト5メートルほどもある巨大なおっぱいを持つ少女たちが、互いの股を弄り合い、母乳を吹き出しながら、エロティックな声で慰め合う光景は、誰しもが目を奪われるに違いありません。
私はこの時決断をしました。……この屋敷から逃げる、と。が、その代償に歯が奥歯以外全て抜け落ちてしまいました。――ええ、おっしゃる通り、この歯はご主人様のおっぱいに打たれたからなのです。まだ奥歯が残っているのは、せめてもの慈悲で、どれほどご主人様が優しい人物でおありなのか、お分かりになりましょう。
さ、みなさん、もう一度再会を祝して、杯を交わしてはくれませんか。――ありがとうございます。
 と、男は足を引きずりながら右手で杯を上げると、
「乾杯」
と歯のない口で言った。
  その三
 さて、皆様、お食事は、……ああ、すみません、すでにお済みでしたか。それにしても何分、急でしたから、たいしたものを出せず、申し訳ございません。――恐縮でございます。まだまだ修行の身ですが、その一言があるおかげで頑張れます。やはり、あなた方は優しい、惜しいほどに優しいです。他意はございません。……
ところで、再会を祝して一杯この私めに盃を傾けてはくれませんか? ――ありがとうございます。さて、そろそろ話を戻すことにしまして、あの日以来、私の身に何が起きたのか、約束通り語ることにしましょう。
まずは自己紹介から初めてもよろしいでしょうか。――ええ、ええ、必要ないとは私も理解しておりますが、今の身分を語っておきたいのです。――名前、……ですか? もはや私に名前など必要ございません、単に「執事」とお呼びください。――ええ、今はこちらの館、……あなた方が迷い込んだこの屋敷で、いわゆる中世ヨーロッパのような執事を生業としております、ほとんど下僕のようなものですが。昔は別の館に仕えていたのですが、その時の名残と言いますか、性に合っていたと言いますか、あの館を後にしてもこうして執事業を続けておりまして、その時の主人が厳格なものでしたから、すっかり口調なども変わってしまいました。――私はもうご主人様に屈してしまったのです。――左様、その「別の館」に仕えていた時が問題だったのです。
冷静になってみれば、かなりおかしな館でした。あの日、死に場所を探し求めて見つけてしまったそれは、山の中にひっそりと佇むお城のような洋館で、壁一つとっても、窓一つとっても、作りが華々しく、ここ日本には全く似合わない雰囲気を辺り一帯に振りまいていました。中からはところどころ光が漏れていまして、誰かがいらっしゃるのは間違いないようです。
死が間近にせまっていた私には、その暖かい光は途方もなく魅力的に見えました。呼び鈴も何も無かったため、思い切って正面にある大きなエントランスをくぐって中に入りますと、……様子は思い思いご想像していただきたいのですが、私の印象としましては、「とてつもなく広い」の一言でしょう。その時、声が聞こえたような気がして、吸い寄せられるようにして扉をくぐり、廊下を歩き、階段を登りして、たどり着いたところは、寝室のようです。中では5人のご主人様、……まだ幼さの残る美しいお顔立ちでいらっしゃいます5人の少女たちが、キングサイズのベッドよりもまだまだずっと大きなベッドの上で、思い思いの体勢で寝ておいででした。
「こっちにおいで」
と言われた私は、その中の一人の元へ歩いて行きます。しかし、その時私はあることにようやく気づいて、歩みを止めそうになりました。……いえ、実際に止まりました。床のいたるところに散乱した白い水たまりに足をすくわれてしまったのです。
「クスクス、……だっさー、……」
見ると白い水たまりは、ぷるぷるとゼリー状になっていました。匂い立つ芳香は、とてもずっと嗅げるほどいい香りではなく、生々しく、それでいて魅惑的で、例えるなら栗の花のような匂い、――ええ、そうです。この白い水たまりとは人間の精液だったのです。しかし、尋常ならざる量でしたから、私は初め、それが精液だとは気が付きませんでした。何せ倒れ込んだ背中にべっとりと付着していたのですから、とても一度や二度の量ではございません。
が、ご主人様たち、……少女たちはそんな匂い立つ部屋の中で、可愛らしい声をお上げになりながら、こちらをじっとりと舐め回していらっしゃいます。先程私をお呼びしたご主人様の前にたどり着いた時、私は心底驚嘆してしまいました。彼女の股からは猛々しいそれが、……男にしか生えてはならない男の象徴とも言えるそれが、キャミソールの裾を持ち上げて、こちらに首を向けて来ていたのです。それは紛うことなき男性器、……しかし男のものとは比べ物にならないほど長く、太く、ご主人様の可愛らしいお顔立ちからは決して想像も出来ないほど獰猛でございます。
「口をお開け?」
と彼女はおっしゃって、私の顔に男性器をお向けになりました。私は無礼にも、一瞬口に入れようか迷ってしまいました。しかし、後頭部を抑えられるや、無理やり口に入れられました。えぐい塩加減と、嫌な香りと、口全体から伝わってくる途方もない彼女の熱、……これほどまで吐き出したい念に駆られた物は、これまでの人生で初めてでございます。空腹に耐えかね、喉の渇きに耐えかねた私の胃袋に、ご主人様の精液が止めどもなく流れ込んできて、私の胃袋はたったそれだけで満たされ、ついには溢れてしまいました。
それからしばらく、面白がって同じことをなさり初めた他のご主人様の男性器も口に含み続け、私の体が精液でドロドロになった頃合いになってようやく開放されたような気がします。にっこりと微笑むご主人様の視線を受けながら、床に散らばった精液を這いつくばって舐めあげました。見上げると、彼女は愉悦に富んだ目で私を見下ろして来ておりました。
「まだ綺麗になってないじゃない。そんなことも出来ないの? 早くきれいにして、と言いたいところだけど、でも、その前に自己紹介しようね」
と言って、他のご主人様をお呼びになる。
「みんなー、おもちゃがやってきたよー」
「あゆみちゃん、おもちゃって言ったらダメですよ。ちゃんと執事って呼ばないと」
と、一人の大人しそうなご主人様が言う。
「あー、はいはい。ほら、執事くん? お姉ちゃんのお股においで」
ご主人様の手が伸びて来ました。女の子らしい小さくしなやかなその手は、そっと私の手を掴むと、信じられない力で私の体をベッドの方へ引き込み、有無を言わせず自身の男性器と私の顔を対峙させます。私は後頭部からかかる���主人様の怪力に、懸命に抗いながら、土下座のような格好で、目の前でヒクつく圧倒的な存在に体を震わせる状態になりました。思えば、彼女たちは私の記憶の中でも、特に残虐性に溢れた子たちでした。体は小さく、外から見れば小学生にさえ見えますが、力はどんな男よりも強いでしょう。眼の前でグランドピアノが一人のご主人様の手によって浮いたのです。それも笑顔で。恐怖に震える私を見て、ご主人様はクスクスと笑みを溢していらっしゃいました。
「キャハハハハ、かわいい!!!」
「キョロキョロしちゃって、まぁ。……」
「ダメですよ、みんなそんなに怖がらせちゃ。……ほら、震えてるじゃありませんか」
「ねー、ぼく? ぼくはどこから来たのかな? おなまえは?」
「あ、そうだね。名前だ。執事くんの名前はなんて言うの?」
と上から声がかかったので、私は名前をご主人様たちに申し上げます。すると彼女たちもご自分の名前をおっしゃり初め、数々の質問を私になさりました。
「じゃあ、もうお風呂の場所は分かってるよね? あなたの初めてのお仕事は、そこで体を綺麗にすること。そしてこの床を綺麗にすること。それが終わったら短小、……じゃなかった。使用人用の食堂で食事を取った後、もう部屋で寝なさい。わかった?」
このとき、私はこの館の間取りを教わってはおりません。しかし、なぜか頭の中には次の目的地がしっかりと焼き付いておりました。私の頭を開放したご主人様は、恐怖で震えの止まらない私を突き放すと、
「おやすみ」
と一言だけおっしゃってから、ヒクつく男性器をパンツの中へ入れてから、部屋から出て行きました。
こうして、私の執事生活は始まりました。ご主人様たちの失礼のないように気を張る必要はあったのですが、業務は単純、衣食住は完備されている、ご主人様たちは男よりも男らしいものを股に生やしているけれども、基本はただのいたずら好きな女の子で、時々私ごときを気にかけるほど優しく、この世の少女とは思えないほど可愛らしいお顔立ちをしていらっしゃり、そもそも館そのものが広くて快適でした。……第二の人生としてはこれほどない好待遇、私は奇跡を目の当たりにして、浮かれてしまっていました。
――ええ、終わったのです。私は恐怖のどん底に再び落ちることになりました。ある日、
「今日はお客さんがたくさん来るから、そのつもりで居てね!」
と声をかけらた私は、いつものように勝手に頭の中に入ってくる業務内容をこなし、おっしゃられた通り10人分の人間用の食事を作りました。程なくしてご主人様たちが賑やかになっておいでになると、エントランスの方で扉の開く音がします。
「あなたはこれから、あの短小、……じゃなかった。あの人達を食堂に案内しなさい。食べ終わったら寝室の方へ連れて来るように」
と仰せられるので、私はその通り彼ら、……男ばかりでした。おそらく私のようにこの館に迷い込んだ人たちでしょう、数えてみるとぴったり10人でございまして、私は彼らに先程作った食事を提供した後、ご主人様たちが度々会してお楽しみになる寝室へと連れて行きました。
「ここから先は、執事くんにはきついよ? 本当に居るつもり?」
「お姉ちゃんと一緒に部屋まで行こう、ほら」
彼女たちはどういう訳か私を追い出そうとしていらっしゃいました。ですが怖いもの見たさと言いますか、私はここに残ることにしまして、ご主人様の許可を得てから、寝室の隅で静かにこれから起こることを見守ることにします。
結論から言えば、後悔しかありません。ご主人様たちは男たちを一列に並ばせて、こう言いました。
「突然だけど、これからあなた方をレイプしまーす」
可愛らしい声、呆れ笑う男たち、呆気に取られる私。ご主人様たちはグングンと股にある男性を大きくしながらのんびりと伸びをなさったり、楽しげな声でお喋りをなさったりして、男たちに近づいて行きます。自分の二倍以上ある少女のそれを見て彼らは何を思ったのでしょう、恐れおののいたのでしょうか、それともまだあのか細いお体を見て余裕を持っていたのでしょうか。どちらにせよ、ご主人様のお言葉には嘘はありません。次の瞬間には、寝室は地獄となっていました。
ある者はご主人様の男性器に心臓をつきぬかれて死んでしまいました。
ある者はご主人様の男性器に口を貫かれ、腹部を精液で破裂させられて死んでしまいました。
ある者はご主人様の男性器にお尻を貫かれ、これもまた腹部を精液で破裂させられて死んでしまいました。
ある者はご主人様の男性器を手で上手く気持ちよく出来なかったために、激しく犯されて死んでしまいました。
ある者はご主人様の男性器を耳に入れられ、脳を直接犯され、脳に直接精液を注がれて死んでしまいました。
逃げる者を圧倒的に強靭な足で追いかけ、圧倒的な怪力で後ろから抱え上げ、そして暴れまわる者を、逆駅弁の体勢でじっくりといじめてからあらゆる手を使って殺す。
「キャハハハハ!! それで抵抗のつもり? クソ雑魚ども、もっと力を入れろ!!」
と、髪をポニーテールにお纏めになったご主人様は、男の髪の毛を掴み、無理やり顔を前後に動かして口を犯しながら、最後のもがきをお楽しみでいらっしゃいます。
「すみません、短小さん。でも、私たちこれをやめられないんです」
と、大人しそうなご主人様は男の腕を引き抜き、足を引き抜き、まるでオナホールのようにその体をもてあつかいながら、声ならざる声で雄叫びをあげる男に語りかけていらっしゃいます。
「ぼくはどう犯されたい? お口がいい? それともおしりがいい? んー、みんなお口を犯してるから、お尻の方にしようかな?」
と、一番年上に見えるご主人様が男を四つん這いになさり、泣き叫ぶ男の声にうっとりとした顔を浮かべながら、お尻に自身の男性器を入れます。おぞましいまでの音を立てながら犯される彼の体は、もはや男性器に支えられているのか、ぶらぶらと手足が揺れています。そして、
「んっ、ふぅ、……」
とご主人様が色っぽい声をお上げなさった途端、彼の体は二倍にも三倍にも膨らみ、白い精液と、赤い血を当たりに撒き散らしながら床に力なく倒れてしまいました。
私は目の前の光景を黙って見ているしかありませんでした。息すらも止めていたのかもしれません。少しでも動くとご主人様たちに感づかれて、あの男たちのようになってしまう、……そんな恐怖で全く体を動かすことが出来ないのです。が、同時に私の中である一種の感情が芽生えていました。それは、芸術品を見ているような、音楽を聞いているような、そんな口では上手く説明のできない何かでした。なぜそんな感情を抱いたのでしょうか。男を虐殺しているご主人様たちがあまりにも美しかったからでしょうか。それとも私の中で新たな性癖が生まれたからでしょうか。恍惚と男を嬲る彼女たちと同じように、私もまた、恍惚とした表情をしておりました。
ご主人様たちによる虐殺は、ものの5分もかからなかったような気がします。後に残ったのは、血だらけの彼女たちと、血だらけの寝室と、男たちの着ていた服のみ。この時聞いた、女性の甲高く色っぽい声は今でも突然思い出すことがあります。――ええ、そうなのです。ご主人様たちは男たちを虐殺することで、性的な欲求を満たしていらっしゃいます。およそ男の何倍もある巨大な男性器を持つ少女たちが、互いの股を弄り合い、エロティックな声で慰め合う光景は、誰しもが目を奪われるに違いありません。
私はこの時決断をしました。……この屋敷から逃げる、と。が、その代償に左腕を失ってしまいました。――いいえ、違います。私はご主人様に勇気を出して、この屋敷から出たいと申し上げました。この腕はその時激高したご主人様に犯された際に、あまりにも抵抗してしまったために握りつぶされてしまったのです。まだ右腕が残っているのは、せめてもの慈悲で、どれほどご主人様が優しい人物でおありなのか、お分かりになりましょう。
さ、みなさん、もう一度再会を祝して、杯を交わしてはくれませんか。――ありがとうございます。
 と、男は足を引きずりながらテーブルに近づき、右手で杯を上げると、
「乾杯」
と歯の抜けた口で言った。
  その四?
 さて、私はみなさんに一つだけ嘘をつきました。何でござりましょう。常識では考えられないような15人のご主人様たちと日々を送っておりますと、私自身もまた、常識では計れないような人になってしまったようでございます。あの日、私の運命は決まったようなものでしたが、ご主人様たちはあまりにも慈悲深く、チャンスをお与えになりました。本当ならば私はとっくの昔に、ご主人様の手によって肉塊にされていたことでしょう。
ところで、今夜皆さんにお集まり頂いたのは他でもありません。道に迷ったかと思いましたか? それは違います。ご主人様たちがそう思ったからここに来たのです。ご主人様たちが、あなた方をここに来るよう仕向けたのです。おそらくは突然旅行に行こうなどと思いついて、なぜか山の中にある温泉地を目指すことになったのでしょう。しかし、地図をごらんなさい。そんなものはこの辺りにはありません。ここは、鬱蒼と生い茂った木々を分け入って、道なき道を歩んでようやくたどり着けるおかしな洋館、……そこでは常識では考えられないような少女たちが、現世を離れて暮らしていると、知っている人は知っています。あなた方は、そんな少女たちがお���みになられた通り道を間違い、疑問にも思わず山道を歩いてここまで来たのです。
では、私はここまでで失礼することにしましょう。そろそろ、ご主人様たちがここへおいでになります。粗相のないよう、お気をつけください。
 と、執事が歯のない口で言って、片腕で食事の入っていた皿を片付けて、足を引きずりながら出て行ってしばらくすると、男たちの背後にある大きな扉から、ざわざわと嬉しそうな話し声が聞こえて来た。
 (おわり)
2 notes · View notes
dvdhappycom · 5 years
Text
週間ランキング TOP 10
Mama Sutra スタジオ: ガールズウェイ プロダクションズ 更新日: 2018/03/06 時間: 137分 女優: Reagan Foxx Ashley Fires Eliza Jane Lyra Law Allie Eve Knox Mia Malkova Cherie DeVille Mona Wales Feel the pleasure of experience.ウィ ファック ブラック ガールズ Vol.3 スタジオ: ドッグ ファート シリーズ: ウィ ファック ブラック ガールズ 更新日: 2015/05/05 時間: - 女優: Ana Foxxx Ana Foxxx Jayden Starr Jayden Starr Marie Luv Marie Luv Nadia Jay Nadia Jay Teanna Trump Teanna Trump 女子大生 みさと - 無料アダルト動画付き(サンプル動画) スタジオ: REAL DIVA シリーズ: 激レア!!!ガチで身バレした現役CMタレント早坂梨乃ちゃんのAV出演の真相が今明らかに! 更新日: 2016/04/21 時間: 51分 女優: みさと 前作で人気のあった色白美人女子大生みさとちゃん20歳。今回の作品は、初めての面接を受けに来たときの貴重なハメ撮り映像です。少し緊張気味にインタビューを受け答えする姿が初々しくて、その後の展開を考えるだけで興奮上昇!スタイル抜群で透き通るような色白美肌に黒の下着が良く似合っていてとってもセクシー♪ボディチェックが終わりベッドに移動していよいよ本番スタート!四つんばいポーズでプリッとした美尻を突き上げるエロ可愛い姿は垂涎モノ!少しぎこちない感じの丁寧なもたまりません!が準備万端になったら正常位で生挿入!激しいピストンに声を押し殺しながら感じまくり!正常位、騎乗位、バックと体位を変えながら激しくピス四十路妻 心と体の渇き : 小林みゆき - 無料アダルト動画付き(サンプル動画) スタジオ: Queen 8 更新日: 2006/12/20 時間: 60分 女優: 小林みゆき デビューしてまだ二年にも満たないのに凄まじい人気の美熟女女優・小林みゆき。その人気の秘密がどこにあるのか...。知的でまじめそうな美人。手足が長く、スタイル抜群、ハリのあるおけつ。悩ましい容姿も、何もかもが彼女の魅力。 前作「質屋の女房〜利息取らずにつまみ食い〜」が大ヒットした彼女。今回は、お金も名誉も幸せもいらない...。私が欲しいのはビンビンにボッキしただけ!!というわけで、義理の息子と性交渉!!!というテーマで展開する四十路妻の心と体の渇きが繰り広げる、変態的四十路淫乱ババァの壮絶な性欲開放物語っ! こんな美人な叔母さんのセックスが見たいだなんて...フェロモンセレブ:牧原れい子 - 無料アダルト動画付き(サンプル動画) 更新日: 2006/04/09 時間: 62分 女優: 牧原れい子 まさにセレブという表現がピッタリな、大人の色気を漂わせて登場の熟女牧原れい子さん。スキルフルな尺八をダブルで堪能し、大量の精子を顔に口内にと大発射。高速ピストンで突きまくった後たっぷり中に注いでも、まだちょっと不満げの表情、ドスケベ熟女さん、最高です。♀206フリーターめ◯ちゃん1回目 出会って1時間の美◯女排卵日マ◯コに半中半外 - 無料アダルト動画付き(サンプル動画) スタジオ: FC2 更新日: 2019/04/19 時間: 56分 女優: 【朗報】また1人、撮影未経験の完全素人・妊娠性奴◯化希望の美◯女セフレゲット!(爆) 今回の獲物は18歳なりたてのドM女子大生め◯ちゃん、1回目♡ 皆さまのおかげでオヂサンの活動も知名度が上がり、2019年も始まって早々さっそくオヂサンに興味を持ってくれたドMスレンダー美◯女から孕ませ妊娠セックス・性奴◯化の依頼が来ました! 待ち合わせまではさすがのオヂサンも半信半疑でしたが、見てくださいこのスレンダー美◯女♪ しかもガチで排卵日を狙ってアポを取り付けてくれていて、撮影前の排卵検査でも見事な結果が出てます(笑) S Model SSDV 27 綺麗なお姉さんとポジティブSEX : 佐々木優奈 - 無料アダルト動画付き(サンプル動画) スタジオ: スーパーモデルメディア シリーズ: S Model SSDV 更新日: 2019/05/02 時間: 118分 女優: 佐々木優奈 美白スレンダー美熟女の佐々木優奈が高級ソープ嬢となって登場!丁寧なフェラご奉仕から始まり、風呂場でのねっとり泡洗いに、くぐり椅子に潜り込み尻穴を舐め回したり、潜望フェラや、ローションをだくだく密着プレイなどの極上サービスのオンパレード!しかも、あなただけを見つめながらのいちゃいちゃねっとり主観プレイにちんぽギンギン!これは見逃せないです! メルシーボークー MXX 21 ヌルヌル X 水着PLAY : いずみ美耶 - 無料アダルト動画付き(サンプル動画) スタジオ: メルシーボークー シリーズ: メルシーボークー MXX 更新日: 2019/05/04 時間: 123分 女優: いずみ美耶 おいしそうなおっぱいを引っ提げ、いずみ美耶ちゃんがHEYZOに初登場です!旦那にウソをついて不倫相手と旅行にきた美耶ちゃん、温泉で早速、その美巨乳を披露しちゃいます。うーん、大きいんだけど形がよくて触り心地のよさそうなおっぱいですねぇ!一刻も早くかぶりつきたいけど、いつ人が入ってくるかわからない混浴風呂ではチロッと舐めるのが精一杯!ここはヤリたい気持ちをグッと我慢して室内へ。お酒も入ってすっかり気分がよくなったとこで今度こそ肉弾戦に突入!ベロベロ舌を絡めてチューしてその美巨乳をモミモミ、ペロペロ、じっくり堪能し、クンニ&指マンでマ●コももうグジョグチョ!チ●コを咥えこんでいる最中に美耶ちゃんのPur Blue:長谷川いずみ - 無料アダルト動画付き(サンプル動画) スタジオ: DARUMA VIDEO 更新日: 2005/09/11 時間: 118分 女優: 長谷川いずみ Sexdroid miku 長谷川美紅 - 無料アダルト動画付き(サンプル動画) スタジオ: A6 更新日: 2004/12/30 時間: 120分 女優: 長谷川美紅 またまたロボット娘、セックスロイドの登場です。ホテルの部屋に配達された箱から出された娘とさっそくセックス。をしゃぶり、おまんこを弄られると大量の潮吹き。正常位で激しくピストンされると、顔に発射。1人でバイブもしちゃいます。本番2発収録。無修正DVD・裏DVD販売の無修正DVDハッピー 無修正DVD・裏DVD販売の無修正DVDハッピーは、無修正アダルトDVDを大量に扱っています。一律$1.95 懐かしいDVDから最新のものまで豊富な品揃えで販売しています。
0 notes
nabezo33 · 5 years
Photo
Tumblr media
平安時代旅行(その5)。[190512] 匂宮が二条院へと戻ってくると、中の君が洗髪(湯あみ?)中で、座を外してて会えませんでした。当時は、髪を洗って良い日も占いで決めていたようで、「いやあ、今日を逃したら、今月は洗う日がないんですよねえ、この先、九月十月はちょっとアレですし」なんてことを、女房たちがあれこれ言い訳がましく宮に言うわけですな。 そこんところが「窯変」では、 「その後の神無月となりまして、髪の毛の失せることを願いますように、この月に髪を洗(すす)がせる者などございません」 てな具合に訳してあるんですけど、わ、これは「神無月」と「髪無月」を掛けたということなのか、いやあ面白い。 平安時代の貴族女性たちは、自分の身丈よりも長い黒髪をどのように綺麗に保っていたのか、とか、そもそも風呂に入る習慣もなく、湯あみの回数も圧倒的に少なかったんで不潔の極みだったんでは、とか、何かと話題になりますが、いやまあ、ホントにどうやっていたんでしょうねえ、ドライヤーとかもありませんし。 平安時代への時間旅行の出発前、当時の人たちの気持ちに寄り添うべく入浴も控えてみようか……と一瞬思いかけたのはここだけの話。んなもん、即座に却下でございます。いや、耐えられんですよねえ。それどころか、最終日の夜は「現実世界に戻ってくるための儀式」と称して、温泉に入ってヌクヌクする始末。平安時代の雅もいいけれど、この点に関しては、今の世の方がいいかもなあ、いや、極楽。
0 notes