賢戦(当時は魔戦…?):交際0日婚
(※ちょっと長めです)
これは女勇者ロゼアの魔王討伐隊の冒険の中盤~のお話。賢者に転職後のエルマーと、テドンで出会い加入した僧侶リアンダのお喋りタイムである。
テドンで僧侶(元・武闘家)リアンダに出会った当時のパーティーは勇者ロゼア・賢者エルマー・盗賊バルダー。
バルダーの修行の為のメンバーだった。
魔物にやられ気絶した仲間のバルダーをエルマーもロゼアもMP切れで回復もルーラも出来ずに
(しかもロゼアがキメラの翼を買い忘れていた)
丁度最寄りのテドンに立ち寄った際
リアンダ「何、お供の姉さんw あんた賢者様なのにザオリクできねーんだʬʬʬウケる🤣」
とまた女性と思われバカにもされ、エルマーも
エルマー「わっ、私は男性だ💦今はMPが切れただけだ!
僧侶ならうちの仲間を蘇生出来るんだろうな?💢」
(口の悪い女の子だな…💢)
とお互いの第一印象は最悪だった。
リアンダがその後容易くバルダーにザオリクを唱え復活させた。彼女がバルダーに一目惚れしていたのに
すぐに気づいたエルマーはリアンダに耳打ちで
エルマー「バルダーさんとの事応援してるから🤭」
(いっそリアンダさんとくっつけくっつけ。うん。その方がお似合いだ😁)
※この頃のバルダーはまだロゼアを想っていた。
と吹き込みリアンダは弱みを握られたものの、
その後は徐々に親しくなっていった良い仲間関係である。
そんなエルマーとリアンダのこぼれ話。
ーーーーー
リアンダ「あ!エルマーさん!やっほー!ねえねえ、一緒に飲もうよ!」
リアンダは嬉しそうにエルマーに駆け寄った。エルマーもにこやかに挨拶した。
エルマー「やあ、リアンダちゃん。いいね、私はノンアルだけど笑」
リアンダ「エルマーさん酒ダメダメなんだっけ?アリアハンの地ビールうんまいのになあ。」
エルマー「私は酒が体質合わないみたいでね、すぐ寝落ちしちゃうんだ笑」
リアンダ「まじか笑」
珍しくエルマーは酒場で(ノンアルを飲みつつ)本を読んでいた。呪術書と思われる。
彼はいつもは勇者ロゼアが連れていく主要メンバーだが、
今回の旅のメンバーはロゼアとエルマーの姉・賢者エリーと
エルマーの娘・魔法使いエレアとエルマー側の血族パーティー魔法の修行ツアーだった。
より修行が捗るよう、メンバーは4人ではなく3人だ。
リアンダはつまみを頬張りながらビールを飲みだした。
リアンダ「(もぐもぐ)エルマーさんが酒場に居るの珍しくない?
いつもはロゼアが嬉しそうに張り切って連れていってるのにさ。」
エルマー(嬉しそうに張り切って?😳そうなの?ロゼアちゃん?)
「そう?今回はロゼアちゃんが私の姉のエリーと
私の娘のエレアを修行させたいって旅立ったみたいだよ。」
リアンダ「そうなんだ!あの2人もそっくりだから、
エリーさん、エレアちゃんのお母さんに間違えられたりして笑
本当のお母さんバーバラさん(戦士)なのに🤭」
エルマー「ありえる笑 エレアは妻と似てないからな。
瞳の色は妻の色だけど。」
リアンダ「エレアちゃんは上手い事エルマーさんとバーバラさんのモンタージュなんだねえ…。
遺伝って面白いよね笑 バーバラさん、面白くて明るい美人さんだよね~。
オレあの人好きだなあ。エルマーさんやるじゃん!」
エルマー「モンタージュて笑 ノンアル吹き出すとこだった😂
リアンダちゃんてば面白い表現だな😂
うん、確かに美人で面白い奴だなあいつは笑
リアンダちゃんが褒めてたって言っとく🤭」
リアンダはニヤニヤしながら話続ける。
リアンダ「ねえねえ、エルマーさん。良かったらなんだけど…
そんな面白夫婦の馴れ初めなんて聞かせて頂けないかなあ、ってぇ。」
エルマー「!!えっ?!リアンダちゃん、私たち夫婦の馴れ初めに興味あるのか?」
エルマーはちょっと驚いている。
リアンダ「あ…話しにくいならいいんだ💦
エルマーさん達漫才夫婦で面白いんだけど仲良さげだし、
どんな出会いだったか聞いてみたかっただけなんだ😙💦」
エルマー「いや…話すのはいいけど、うちはロマンチックでもないし、
見合いみたいなものなのであんまり期待しない方が…」
リアンダ「!え、意外!マジで?めっちゃラブラブ大恋愛の末のロマンチックな結婚だったんだろうな、って勝手に思ってたよ😳」
エルマーは微妙な顔をしつつちょっと考えた末…
エルマー「わかった。話してあげるよ。
ただ、ロゼアちゃんには内緒にしてて欲しいんだ…😳
ちょっとうちの結婚話は恥ずかしいし、君はロゼアちゃんと同世代で仲良いし。どう?」
リアンダ(ん?なんだエルマーさん、ロゼアに聞かれるとマズイんかな?
なんかいきなり照れだしたな。ちょっとカマかけよっかな…)
「あれエルマーさん、もしやロゼアの事なんか気にしてる?」
エルマーは一瞬ドキっときたが涼しい顔して上手く誤魔化した。
エルマー(ドキッ🤯いや落ち着け落ち着け、浮気野郎認定されてたまるか。してないけど。(※この時点では)
「いや、ロゼアちゃんのようなしっかりした女勇者様に
うちのしょーもない馴れ初めなんか話してもな、ってだけだ。」
リアンダ「ふぅん?案外ロゼアもエルマーさん達の馴れ初めキョーミあったりするかもよ笑」
(エルマーさん頭いいから上手く誤魔化したっぽいな…様子見だな🤔)
エルマー「どうかなあ。ロゼアちゃん次第じゃないか?」
(あんまり聞かれたくないかも…💧)
リアンダはニヤニヤしながら期待している顔だった。
彼女はロゼアと親友になった。
ロゼアの1つ下のリアンダ。彼女達は同世代で話やすいのかすぐに仲良くなった。
時々なんとなくお年頃らしく恋バナをするものの、ロゼアが好きなのはこの賢者のエルマー。
ロゼアは誰にもこの秘めた気持ちを話していない。話せない。
リアンダはバルダーが好きで、彼が昔ロゼアに想いを寄せていたのも知った上で色々話しているが、
ロゼアがエルマーが好きなのを薄々感じつつ言い出しにくいだろうな、と気遣って陰で応援している感じだ。
リアンダは先述通り、エルマーの妻バーバラも面白いお姉さんとして慕っているからだ。
なのでエルマーと今回のような機会がある時に小出しに
「ロゼアがエルマーさんの事〇〇だったよ!」
みたいに間接的に伝えてるようだ。
リアンダはロゼアにも喋りたそうだがガマンした。
リアンダ「う、うん…ロゼアに聞かれたくない部分もあるんだろうし、約束する。エルマーさん。」
エルマー「良かった。ありがとう、リアンダちゃん。」
エルマーはちらっと周りを見て他の仲間がいないか確認している。
因みにここに登場するメンバー以外は、エルマーの妻バーバラ含め今回は各々外出中ということで笑
エルマー「今回の旅ではリアンダちゃんが真っ先にうちの夫婦事情を知ることになるね。
私達夫婦は馴れ初めを娘にすら話していないんだ笑」
リアンダ「うっわ!オレめっちゃレアじゃん!いいの?エルマーさん?」
エルマー「私達の馴れ初め聞いてきたの、リアンダちゃんがお初だからさ。特別に😁」
リアンダ「やったね!ありがとうエルマーさんっ!わくわく✨」
リアンダは大きい猫目のアイスブルーの瞳をランランとさせていた。
エルマーは(どう思われちゃうかな…😅)と思いつつ当時を思い出しながら語り始めた。
ーーーーー
ここからは16〜17歳頃の若かりし頃のエルマーとバーバラ夫妻のお話。
エルマーがノアニールにある実家から魔法修行の旅に出かけるところから始まる。
彼の両親である人間の魔法使いの父、魔族の血を引く賢者のような母にも魔法の指導を受けてきたが、自身の魔力を世界で試したい、更に外でも学びたいという事だった。
16エルマー「じゃあ父さん、母さん、姉さん(当時17歳頃のエリー)。
しばらく帰れないと思うからお元気で…。
外でも魔法の才能を伸ばしてきます。」
父アンドレアス「頑張って来いよ。お前は才能あるから賢者にもなれそうな勢いだからな。
旅先でも女性に優しくな。男は紳士でないとな、エルマー。」
(※はい、これより約10年後の現在、姉弟で賢者で大活躍中です。)
父アンドレアスはグリンラッドにひっそり隠居している偉大なる魔法使いの息子で、彼もまた人間ながらなかなか凄い魔法使いであった。
紳士的で女性に優しいフェミニストな父は『ロマンチスト』である。
17エリー「エルマーったらほんと真面目よねえ。まあ私達はお父さんは攻撃魔法、お母さんは勇者様のみが操れる電撃以外全て出来る魔法使えちゃう一家だけど私は魔法興味ないからさ。遊んでる方が楽しいわぁ〜!」
17エリーはこの頃から遊び呆けていたようだ。彼氏はコロコロ変わり、時折彼女が出来たり(!)、エルマーの1つ上で一足お先に成人した17エリーは酒も飲みまくっていた。若干17にして色気が凄い女性になっていた…
16エルマー「姉さんもったいないなあ。せっかくうちの両親は魔法の才があるのにさ。特に母さんは魔族の血筋なのに…。まあ母さん譲りのこの青銀髪は目立ってしまうと思うから、フードでも被って旅しようと思うけど。」
この16エルマーは今のような長髪ではなく短めのボブぐらいである。
母エルヴィーラ「気をつけるのよ、エルマー。母さん、寂しいから時々帰ってきてね…うっうっ…。
もし何処かで隠居している母さんのパパ…あなたのお祖父さまに会えたら頼ると良いわ。パパも魔法に長けた凄い人(?)だし、母さんにもエリーにもエルマーにもそっくりだからすぐ分かると思うわ…。パパは一切話せなくてテレパシーで会話する方だけどね…。」
16エルマー「はい……帰れるときは帰ってくるから泣かないで、母さん😭
僕、テレパシーで話す祖父さんがいるんだ…祖母さんは?母さん?」
母エルヴィーラ「母さんのママは母さんが子供の頃亡くなってるの…しかも母さんの弟か妹が出来たばかりだったのよ😭」
エルマー「そうだったんだ…😭その子が生まれていれば、僕の叔父さんか叔母さんだったんだね…」
母エルヴィーラ「そうよ…あなたにイトコが居たかもしれないわね。あああエルマー!母さんやっぱり寂しいわぁ!わぁああぁん😭」
エルマーは旅立ち早々、母に号泣され辛そうな表情をしている。母エルヴィーラは息子がいつまでも可愛い『さびしがりや』で『なきむし』のようだ。
エルマーとエリーの顔立ちや青銀髪はこの母譲り。娘と息子は耳が尖らなかったが、母は耳が尖っている。
母は魔族の血を引く儚げな美しい女性だった。魔族の血を引いているだけあり、初めから賢者でいけそうな壮大な魔力を備えている。
また、この母エルヴィーラ曰く、
彼女の父親も耳が尖っていたそう。
エルヴィーラの父も実父には会ったことはなく顔を知らないが、エルヴィーラから見た祖父が魔族らしい。
16エルマー「母さん、旅立ちが辛くなるからそろそろ出ます。ではまた…。」
16エルマーは母に名残惜しそうにハグをした。
母エルヴィーラ「頑張ってくるのよ!😭😭😭うわぁああぁああん、エルマーァア!」
(ああ…パパ…(※後に登場の姉弟の祖父)可愛い我が息子が旅立ちます…。どうか何処かで出会ったら息子を宜しくお願いします…。)
17エリー「いってらっしゃ〜い!お母さん、泣かないで💦
エルマーはきっと偉大な魔法使いとか賢者になるわよ!」
だがこの旅立ち以来16エルマーは実家に帰れなかった。
姉のエリーはこの日以来数年会えず、送り出してくれた両親は
エルマーが出発した数年後に亡くなってしまった。
ちょっと先に生まれる孫のエレアに会わせてやれなかった…
ーーーーー
リアンダ「そんなああ😭😭エリーさんは今再会出来たけど、
エルマーさんの両親亡くなっちゃったんだ…
ってことはエレアちゃんも祖父ちゃん祖母ちゃんに会えてないんだよなあ😭」
エルマー「これはショックだったよ😭親不孝者になってしまった…
帰るの忘れてたわけじゃなかったんだけどね…なかなか機会がなくて。」
ーーーーー
旅立ちからもうすぐ1年ぐらいが経とうとしていた。
16エルマーは17歳ごろになっていた。
修行の合間に広い場所で岩に腰掛けて休憩していた。
17エルマー「は〜……疲れた。今日は集中しちゃったかなあ。なんか眠いや…」
17エ��マーはうとうとしてうたた寝している…じゅるり!
自分のよだれの音で一瞬目が冷めた。
17エルマー「はっ!ダメだな…やっぱどこかの宿泊まろうか…。うん、そうしよう!」
腰掛けてた岩から立ち上がった瞬間、魔物の奇襲にあった!
17エルマー「げげげ!こんな時に!う…詠唱に集中できな…」
大分疲れてた17エルマーは敵の奇襲に応戦出来なかった。
意識が若干朦朧としてきた瞬間、敵は17エルマーにバシルーラを唱えた!
17エルマー「やば!まhk……………うああああぁあああああああ!」
マホカンタが間に合わず17エルマーはどこかに飛ばされてしまった!
この頃のアリアハン在住・後の勇者ロゼアはまだ8歳ぐらい。
まだまだ勇者と呼ぶには小さすぎるし、
討伐になど行けたものでは無いのでアリアハンに飛ばされなかった。
ーーーーー
リアンダ「えええ💦お疲れモードの時にエルマーさんバシルーラされちゃったんだ!
今となってはロゼアが勇者として旅立ってるから、飛ばされちゃってもアリアハンに戻っちゃうけど笑
当時はまだエルマーさん今のオレぐらいのトシだし、
ロゼアやオレなんか小さい子供で…エレアちゃんぐらいか?
まだ討伐どころじゃないもんだから、当時バシルーラされたらランダムで飛ばされてしまったんだね…😅」
エルマー「あ…そうだね笑 私が魔物のバシルーラで飛ばされた当時はアリアハンに飛ばされなかったな…。
未だに忘れないよ、このすっ飛ばされた瞬間笑
時々夢に出てくるぐらい。ただこのバシルーラで飛ばされてなかったらバーバラとも会えてないしエレアもいないだろうな。」
リアンダ「じゃあ運命のバシルーラ…💘💞」
リアンダは相変わらず大きな猫目のアイスブルーアイをきらきらさせている。
エルマー「そんなロマンチックなものじゃないってば笑」
ーーーーー
魔物にバシルーラされてしまった17エルマーは白目をむきながらぼんやりと考えていた。
飛ばされている間、時間がとても長く感じた。
17エルマー(ああ…僕は何処に飛ばされているんだろう…
きっとまだ僕が行ったことがない未知の地域かな…)
だんだん飛距離がゆっくりとなっていく…
17エルマーは身を任せ疲れも相まって意識を失った。
所変わって…ここはスーの村。川や湖に囲まれた独特の部族が住んでいる穏やかな地域。
そんな中、金髪のショートヘアでグリーンアイの若い女性が湖で水浴びをしていた。
この女性が後にエルマーの妻になるバーバラである。
若バーバラ「はあ〜…今日は暑いからお水が気持ちいいわ〜❤」
若バーバラは気持ち良さげに全裸で水浴びしている。しまいにゃ泳ぎ出した笑
若バーバラ「あ~開放感あって良いわねえ~🎶ふんふふーん🎶」
仰向けになりぷかぷか浮いていると上空から何かが降ってきた。
若バーバラ「ん?何かしら?って…ちょっとこっちに降ってくるじゃないの!きゃあぁあああぁあああ!」
若バーバラは慌てて避けようとしたがギリ至近距離に何かが落ちてきた!
どぷわーーーぁあぁあん!
若バーバラに水しぶきが思い切りかかった!!若バーバラは顔を拭った。
若バーバラ「な、何が降って来たのかしら…💧
!!!ひ、人???えええ💦」
恐る恐る近づいて見ると青い髪をした旅人が仰向けにプカアと浮かんで来た。
先程魔物にバシルーラされた17エルマーだ。
若バーバラ(あ、青い髪…?え、初めて見るわ…)
「まあ…女の子かしら。ねえ!あなた大丈夫??💦」
若バーバラは真っ裸のまま17エルマーに声を掛けると静かに目を覚ました。
17エルマー(ん…ここは何処だ…なんか冷たい…誰か僕に話しかけてる…?)
視界がぼんやりしていてよく分からない…
女性の声がする方に目をやると、全裸の金髪女性が心配そうに17エルマーを見つめていた。
17エルマー(!!!えええええ😱😱😱なんで裸の女の子が…あああああぁぁあ🤯🤯🤯)
17エルマーは顔を真っ赤にして声にならない声で驚いている。すぐに目を覆った。
若バーバラ「あ!良かった!気がついたのね!大丈夫?」
17エルマーは真っ赤な顔で目を覆いながら彼女に答えた。
17エルマー「は、はいなんとか…あ、あああの、ここは何処ですか…」
若バーバラ「!!😳😳😳」
女の子と思い声を掛けたら声が低い。まさかの男子だった。
若バーバラは恥ずかしくなって彼に追い討ちの水しぶきを掛けてしまった。
若バーバラ「えっ?あなた男なの?いやぁああぁああぁあああああ!」
ジャバーん!!
17エルマー「!!!…………」
17エルマーは疲労がピークに達したのかまた倒れてしまった。
ジャボン!
若バーバラ「あぁ!いけない!また気絶しちゃったわ。この男の子をなんとかしなきゃ💦」
ーーーーー
リアンダはテーブルに両腕を伸ばし、顔をふせて肩を震わせ悶絶している。
リアンダ「🤯🤯🤯なんと…水浴び中だったバーバラさんのハダカを初対面でいきなり見ちゃったんだ😳😳😳
まあオレもだったけど、バーバラさんも初見はエルマーさんの事女の子に見えたんだね💧
エルマーさん男のくせに綺麗だからしゃーないのかな笑
しっかしこれはなかなか強烈な出会いだなあ…」
リアンダはエルマー夫妻の出会い方が予想以上に強烈で肩の震えが止まらなかった笑
エルマー「ははは…苦笑 もうね、人によっては私は女性に見えるみたいだから開き直ってる🥲
複雑だけど褒めてくれてありがとう、リアンダちゃん笑
それでね、私もその逆しかりだったんだ…🤯🤯🤯
私が倒れて服もずぶ濡れでバーバラが着替えさせてくれたから…🤦♂️💧
恥ずかしいんだけど『初対面で互いの裸を見た関係』になったって訳😅💦
語弊ありありなんだけど💧」
エルマーは顔を真っ赤にして口元を引き攣らせながら語ってくれた笑
リアンダ「oh…刺激的…😳🤯😳🤯ちょっとそれだけだと
すぐに意気投合して事を致した風に聞こえるかもだけど🤦♀️💦
エルマーさん達の場合はもう…仕方ないよね😂💦」
エルマー「恥ずかしすぎてそれどころじゃなかったよ笑」
リアンダ「きゃ❤笑 そ、そりゃロマンチックなものじゃないて言うわなあ…
もう意外過ぎて…笑っていいもんのかなんなのか笑」
エルマー「だろ?笑 だから他にうちの夫婦の馴れ初めなんか気軽に話せなくってさ笑」
リアンダ(お、面白すぎるʬʬʬロゼアにも聞いて貰いたいけど…ガマンガマン💦
もしかしたらロゼアが妬いちゃうかもだし💧)
エルマー「よし、そろそろ締めくくりかな笑 ちょっと長くなるかもしれないけど。」
リアンダ「うんうん!面白いからバンバン聞かせて😂楽しみだな~🎶」
ーーーーー
若バーバラ「と、とりあえずこの青髪男子をどうにかしなきゃ💦ふん!」
『ちからじまん』の若バーバラは重量あげのように17エルマーを持ち上げ、地面に寝かせた。
若バーバラ「ふ、付近に誰もいないわよね…💧こ、これ以上他にもハダカ見られたらあたしお嫁に行けないわ💧おぶるよりもお姫様抱っこのがいいわよね。王子様抱っこになるのかしら笑」
若バーバラは急いで着替えて17エルマーを王子様抱っこして自宅へ戻った。
若バーバラ「まずはこの青髪男子のお着替えよね…風邪でも引かれたら大変💦
し、しつれいしまーす…」
若バーバラはずぶ濡れになった17エルマーの服を徐々に脱がせていった。
若バーバラ「服に水分吸い込んでえらい重たいわね…うーん…うちに男性用の下着なんてあったかしら😟❓あたしのボクサーぱんつでいいかしらね。…やだ本当に男の子だったんだ…🤯🤯🤯見ちゃってごめんなさい…」
仕方がないとはいえ若バーバラは17エルマーの全裸を見てしまった。
男性の裸を目の前にするのは初めてだったためとてつもなく恥ずかしくなった🤯🤯🤯
若バーバラ「あたしもこの人にハダカ見られたしお互い様よ💦」
ずぶ濡れた17エルマーの身体を手早く拭いて家にある適当な服を着せた。
着替えさせしばらく放置させたがなかなか目を覚まさない。すっかり遅い時間になっていた。
17エルマー「う…ん」
若バーバラ「あら!やっと起きたわね。もう夜よ!」
17エルマー「!!!はっ?よ、夜???あ…ここってあなたの家…?」
若バーバラ「そうよ。お腹空いたでしょ。とりあえずご飯作ったから食べて!」
17エルマー「あ、ありがとうございます…じゃあ頂きます…あ、美味しい(もぐもぐ)
しばらく食事とってなかったんで助かります。あの…ここってどこなんですかね…」
若バーバラ「ここはスーの村よ。川とか湖とか多い穏やかな村なの。」
17エルマー「スー?!うわあ随分北の方にすっ飛ばされたんだなあ…」
若バーバラ「一体何処から飛んできちゃったの?💧あなた魔法使い?鳩とか出す…」
17エルマーは食べてる物を吹き出すとこだった。
17エルマー「笑わせないでくださいよ笑 僕は確かに魔法使いだけどそっちじゃない笑
面白い人だなあなたは。」
若バーバラ「あら、ごめんなさい笑 あたしスーから出たことないから外の世界良く知らないの。青い髪のお兄さんは旅人ってとこかしら?」
17エルマー「ええ。鳩とか出さないけど笑 魔法使い修行の旅をしてました。魔物にバシルーラという呪文喰らってここに飛ばされたんです。バシルーラってのは相手を何処かに飛ばす呪文なんだ。」
若バーバラ「へえ…バシルーラねえ…そんなん喰らったら何処行っちゃうかわかんないのね💧青い髪のお兄さんはここに飛ばされたってわけか。」
17エルマー「あの…あなた僕のこの青い髪にあまり驚いていないみたいだけど…」
若バーバラ「ああ…あなたが湖に水没した時一瞬珍しいな、って思ったけどね。ふつーに綺麗な色じゃない!プラチナブロンドに青が少し混じった感じかしら。」
17エルマー(わあ…世の中こんなおおらかな人がいるんだ。ありがたいなあ)
「そっか…ありがとうございます。滅多にこんな髪色の人いないからよくからかわれたのでつい…僕はあなたのような綺麗な金髪とかが羨ましいです。」
若バーバラは自身の金髪を褒められたことがなかったのできょとんとしていた。でも悪い気はしない。
若バーバラ「ありがとう…あなた女の子褒めるのお上手ね。嬉しいわ😊」
17エルマー「僕は女性に優しくする主義なんです。」
若バーバラは少し17エルマーへの好感度が上がった。
若バーバラ「あなたはジェントルマンね。あたしバーバラ。青い髪のお兄さんのお名前も教えて?」
17エルマー「バーバラさんか。僕はエルマー。いきなり飛ばされて来たのに着替えとか…😳食事まで頂いちゃってありがとうございます。
着替えさせて貰ったんで…その…僕が本当に男ってわかりましたよね…😳💦
なんか「え、あなた男なの?」って言ってたしきっと僕の事女性に見えてたのかなって思って…」
若バーバラはみるみる顔が真っ赤になった😳😳😳
若バーバラ「エルマーさん、ご…ごめんなさい。見ちゃいました…風邪引いたら可哀想と思って必死だったから💦
えっと…はい。お顔見た時女の子かと思っちゃいました…そこらの女の子より綺麗な顔してたから💦」
17エルマーも若バーバラも両者顔が真っ赤である。
17エルマー「僕も…不本意ながらもバーバラさんの裸を少しだけ見ちゃったのでごめんなさい…僕も見られちゃったけど…💦
それから僕、こんな顔なんで時々女性と思われちゃうんです。声聞いてやっと男だって分かって貰えるような。」
若バーバラ「エルマーさんみたいな男の人は初めて会ったわね。スーは基本黒髪で小麦肌の人が多いし、エルマーさんのような綺麗な顔した男の人は目立っちゃうわね。」
17エルマー「バーバラさんだって見目は外国人じゃ…そんな黒髪で小麦肌の人が多い地域ならあなたも目立っているのでは?」
若バーバラ「あたしのパパがスーの人で、ママが外国人だったの。あたしはママに似たみたい。だけどスーの男たちから全然モテないのよ笑 あたしが木こりだったパパに似て『ちからじまん』でちょっとばかり力が強いし、フライパンや斧振り回して魔物退治するから怖いんですって笑 魔物にやられないように必死なだけなのに😂」
17エルマーは驚いていた。女の子で『ちからじまん』だった事もそうだが、若バーバラは見目は金髪で美しいグリーンアイを持ち一般的に可愛らしい顔をしていたからだ。
17エルマー「そうなんだ…バーバラさん可愛いのに。可愛い顔して『ちからじまん』で斧とかフライパン振り回すってのがまた面白いんだけど笑」
若バーバラは少し赤くなっていた。
若バーバラ「やだエルマーさんったら…😊💦ほんと女の子褒めるの上手なんだから。スーの男たちなんてそんな事言ってくれないわ。さぞかし旅先でもモテたんじゃない?」
17エルマー「いやいやいや…💦全然モテないよ僕は。僕は思った事言ってるだけ。それに魔法の修行に明け暮れてたし、旅先で女性に出会っても僕が女性に間違われて男扱いされないし…」
若バーバラ「まあ…意外ね。顔が綺麗で女の���に褒め上手なんてさぞかしモテる要素ばかりなのに。」
17エルマー「…ありがとう😳💦僕はもっと男らしい顔になりたかったな…」
若バーバラは意外そうな顔をしていた。だがふと思いついた。
もし17エルマーのような女顔の男性と付き合ったりしたらどうなるだろうかと。地元スーの男達をギャフンと言わせるチャンスかもしれない。
17エルマーの今後も気になるし、ある提案を持ちかけた。
若バーバラ「ねぇ、エルマーさん。あなたこれからどうするの?いきなり何処かからここ、スーに飛ばされて来て、ずっと寝てたぐらいだし体調良くないんじゃないの?」
17エルマー「あ…確かに。魔法の修行に集中し過ぎて疲れきってただけだよ笑
美味しいご飯も頂いたし元気出ました。ありがとうございます、バーバラさん。
そうだな…暫くスーで修行を積むしかないかな…僕ルーラっていう瞬間移動呪文がまだ出来なくて、自由に場所移動出来ないし💦」
17エルマーは全く今後を考えていなかった。
顎に手を当てて考え出した。
若バーバラはこれはチャンスでは?と思い大胆な提案をした。
若バーバラ「ねえ、エルマーさんが良かったらだけど、うちに暫く居たら?ここで寝泊まりしながら魔法の修行したっていいんじゃない?」
17エルマーは突然の大胆な提案に目を見開いて驚いている。
17エルマー「!!えっ…?そ、そんな…申し訳ないし、しかも女の子のバーバラさん家に厄介になるなんて…😳見ず知らずの男がいきなり寝泊まりなんてバーバラさんがなんて思われるか…」
若バーバラはにっこり微笑みながら答えた。
若バーバラ「うちはもう両親亡くなってて兄弟姉妹は居ないしあたし1人暮らしなの。だからエルマーさん1人増えるぐらいどうってことないわ。それに…お互い裸見ちゃったワケだし😳💦なんならもういっその事そのまま結婚しちゃってもいいかなとかちょっと思ったりして…」
17エルマーはあまりのぶっ飛んだ提案にポカーンとしていた。
知り合ったばかりの見ず知らずの仮にも男の僕に大胆すぎやしないか?と。
17エルマー「バババババーバラさん、ちょっと待って💦見ず知らずの青い髪の女顔だけど仮にも男である僕になんて大胆な提案なんだ😳暫く厄介になるは良いとしても、結婚って人生で大事な事じゃないか。見知らぬ僕といきなり夫婦ってのは…結婚はあなたが本当に好きな男との方が良いんじゃないのか💦」
若バーバラ「あたし今別に好きな人も彼氏も居ないもの。エルマーさんがもし暫くうちに居るなら、じゃあもう結婚しちゃってそのまま暮らせば良いんじゃないって思ったの。夫婦になってしまえばあなたがいきなり住み着いたって周りは「あ、結婚したんだ。」ぐらいにしか思わないでしょ笑
知り合ったばかりだけど、これからゆっくりお互いを知っていけば良いと思うし…それにエルマーさんみたいな褒め上手な男の人初めてでちょっと良いなって思って来て…😳もし旦那様になってくれたらスーの男たちにもギャフンと言わせられるかなって。」
若バーバラは理由はアレだが、17エルマーに興味や好感が出てきたようだ。
男女関係ではないにしろ笑 お互いの裸を見てしまってお互いに責任を取っても良いのではとも思っているようだ。
17エルマーは腕を組み悩んでいる。
人生の最大イベント結婚をこうも簡単に考えていいものかと…
でもエルマーにも特定の女性はいないし、魔法修行で恋愛どころじゃなかったし色々といい機会なのかもしれない。
少しだけ若バーバラの所で厄介になってみて結婚云々はそれから決めようと思った。
17エルマー「じゃあバーバラさん。結婚はちょっとまだ置いといて、少しの間厄介になっても良いですか…
家事とか手伝うし僕に出来る事であれば協力します。
暫くはスーで修行をしたいと思う。僕は今あなたに世話になっているし、移動呪文が使えない以上身動き取れない。
あなたを知っていくいい機会でもあるし、良いでしょうか…。」
若バーバラ「そうよね。いきなりおかしな事言ってごめんなさい、エルマーさん。
遠慮なくうちで寝泊まりして魔法の修行に励むといいわ。ご飯ならあたしが作るから!」
17エルマー「バーバラさんのご飯美味しかったもんな。なんか既に奥さんみたいだ😳僕もバーバラさんは可愛くて面白い女性だと思うし前向きに結婚を検討するよ。お世話になってしまう訳だし。じっくりお互いを知っていこう。バーバラさん、お世話になります!」
17エルマーは深々と頭を下げた。
17エルマーも若バーバラもお互いに少しだけ好感度が出てきたようだ。
若バーバラは17エルマーに可愛いを連発され照れまくっていたが話し続けた。
若バーバラ「なんか無茶ぶりでごめんなさい。あたし達なかなかに面白い出会い方だし、こういうのもアリだと思うわ笑 まずは同居人からね、エルマーさん。」
17エルマー「そうだね。僕は居候になっちゃうけど笑
バーバラさん、1つ約束するよ。僕、これからバーバラさんと結婚するかは分からないけど、暫く男女一つ屋根の下で暮らす事になるし、周りにもきっと男女の目で見られると思うけど、結婚まで男女になってしまうような事しないって約束する。
僕…恥ずかしながら恋愛経験ないしね😳」
若バーバラ「!そ、そうね…💦さっき話した通りスーの男達と一切恋愛した事ないから 、あたしも全くそういった事ないし…。気遣ってくれてありがとうエルマーさん。じゃあそういうのは無事に結婚出来たらにしましょう笑」
17エルマー「笑 もし僕に落ち度あったら追い出して良いからね。権利は家主のバーバラさんにあるんだ。」
若バーバラ「ふふふ。エルマーさんはジェントルマンだから大丈夫じゃないかしら笑 じゃあ…よろしくね!楽しく暮らしていきましょ🎶」
17エルマーと若バーバラは握手した。
爽やかな同居関係がスタートした。
17エルマー「う!バーバラさん『ちからじまん』なだけあって握力すごいな💦」
若バーバラ「あら痛かった?ごめんなさい💦それにしてもスーの男たちの反応が楽しみったらないわ笑」
17エルマー「表向きには僕は彼氏って事にしといて良いんじゃない?笑 実際は居候で同居人だけどさ😂」
若バーバラ「ん~…じゃあそれなら婚約者(仮)って事にしとこうかしら笑 結婚を前提に一緒に一つ屋根の下暮らす事になったっていう設定で良いんじゃない笑」
17エルマー「設定って笑」
こうして魔物のバシルーラにより、スーに飛んできた17エルマーは地元の女性、若バーバラの家に厄介になる事になった。
スーの住民や男たちに色々好き勝手言われたが気にしなかった。むしろ話題になって面白がっていた笑
男①「あのフライパンのバーバラがびっくり。しかも青い髪した外国人の女みたいな男?男みたいな女?と暮らすなんて。」
男②「フライパンのバーバラ、見目は良いから。喧嘩したらあの青髪君負けるかも?」
住民①「まあ仲良さげだし良いんじゃない。またまた外国人がスーに来て目立つ2人。フライパンのバーバラもまた肌白い金髪の女。結構似合いかも。」
住民②「青い髪の外国人って女?男?不思議な外国人。」
スー独自の黒髪で小麦肌の民族たちの間でバーバラの家に突如青髪の外国人(17エルマー)が住む事になり話題に上った。
言いたい放題だがなんだかんだ祝福しているようだった。
17エルマー(やっぱりまずは僕の青い髪の事口にするんだな…しかも性別不明で不思議がられてるし💧)
「なあ、バーバラさん…。あなたは『フライパンのバーバラ』なんてあだ名なのか笑」
若バーバラ「あたしが熱したフライパン振り回して魔物退治するもんだから、いつの間にか皆にそう呼ばれてたのよ笑」
住民③「あ!青い髪の外国人、男だ。声低い。あなた不思議な顔。喋らないと男か女か分からない。」
17エルマー「よ、よく言われます💧これからバーバラさんの家でお世話になる事になったエルマーと申します。
この通り青い髪を持つ一見変わった外国人の僕ですが、どうぞ宜しくお願いします。」
住民たち「エルマー君、よろしく!スーは私たち独自の民族、黒髪で小麦肌の人間多い。私たちウソつかない。フライパンのバーバラここの生まれだけど、母さん外国人だったから見た目外国人。エルマー君も肌白い青髪の不思議な外国人。どうしてもこの村で目立つけど仲良くやろう。」
若バーバラ「綺麗な男の人でしょ。エルマーさんともども宜しくね!」
住民「…確かに。男女よくわからない中性的で綺麗。フライパンのバーバラ、こんなミステリアスなエルマー君とどこで知り合った?」
若バーバラ「うちの近所の湖に飛んできたのよ笑」
住民「!!!そんなことあるのか笑」
17エルマーはバーバラや住民の褒め言葉に照れながら答えた。
17エルマー「こんな男か女かよくわからない僕に綺麗だなんてありがとう御座います…😳そうなんです…僕、魔法使いなんですけど、他の地域で魔法使いの修業の道中で魔物の呪文で飛ばされて、ここのスーの村に飛ばされて来たんです。それでバーバラさんに助けて頂いて、そのまま暫くご厄介になることになりました。」
若バーバラ「あたし達面白い出会いでしょ笑」
住民「本当だ笑 エルマー君は魔法使い?じゃあなんか呪文唱えれる?凄い!そして綺麗で真面目そうな男の人。スーの村へようこそ。フライパンのバーバラとお幸せに。私たちとも是非仲良くしよう。」
17エルマー(やっぱりバーバラさんと恋人とか思われてるんだな…笑
まあ男女がひとつ屋根の下暮らす、って時点でそう思われてるのは仕方がない事だな。)
「はい。魔物が出たら僕の唱える呪文で蹴散らしてこの村の用心棒になります。スーの皆さん、どうぞ宜しくお願いします。」
住民「エルマー君、綺麗なお顔で頼もしい人!男前。」
17エルマーは男前なんて初めて褒められ終始顔を赤らめてた。
ーーーーー
スーの村民に挨拶した後、若バーバラと17エルマーは帰路についた。
17エルマー「スーの民族は言いたい放題だけど笑 穏やかそうな人達だね。話し方も独特だな。」
若バーバラ「スーの人達『しょうじきもの』が多いから、悪気なく言いたい放題って感じなのよ笑」
ふと見ると若バーバラは背中にフライパンを携えていた笑
17エルマー「ブフ笑 バーバラさんったらフライパン常備してたのか笑 今気づいたよ。」
若バーバラ「だってこの物騒な世の中、いつ魔物に襲われるかわからないでしょ笑」
17エルマー「そうだね…勇者様がまだ幼いらしいし、魔王討伐まで暫く年数掛かるんだろうね…。」
若バーバラ「やっぱりその勇者様が成長しないと駄目なのかしらね。かの有名な勇者オルテガさんの子供じゃないと…。あ!」
17エルマーと若バーバラは数年後にこの勇者オルテガの子供の旅のお供をすることになる。
まだ幼い勇者の話をしていた矢先に魔物が現れた!
若バーバラ「出たわね!この魔物ども!」
17エルマー「おっ!スーは僕が修業積んでた地域より強そうな魔物だな。修業しがいがあるぞ!」
若バーバラ「フライパン熱してないけど大丈夫よね…」
17エルマーは咄嗟に閃いた💡
17エルマー「!よし、バーバラさん。僕の火炎系魔法でバーバラさんのフライパンを暖めるから敵を叩くんだ!是非『ちからじまん』ぶりを見せてくれ!」
若バーバラ「!!まあ、エルマーさん頼もしい!さすが魔法使いね!じゃあ思いっきりフライパン暖めてちょうだい!」
17エルマー「了解!バーバラさん、火傷しないようにね。メラ!🔥」
フライパン本体めがけエルマーはメラを唱えた。
17エルマー、若バーバラ共にコンビネーションバトルにワクワクしている。
若バーバラ「わあ!本当に魔法使いなのね!カッコイイわよ🤩エルマーさん!あたしとエルマーさんのメライパンアタック🔥🍳くらいなさい!!!」
17エルマー「メライパンアタック😂👏バーバラさんこんな時も面白い笑」
17エルマーは爆笑していた笑
会心の一撃!!!スマッシュヒットをお見舞いした!
若バーバラ「やった!1発でやっつけたわ!」
17���ルマー「ひゅー🎶バーバラさん強いな!さすが『ちからじまん』、まるで女戦士だ!よし、残りは僕にまかせて!後は僕の呪文で凍らせてやるぞ!」
17エルマーはヒャダインを唱えた!🧊🧊🥶
魔物はあっという間に凍りつき魔物の群れをやっつけた!
若バーバラ「わあ…火🔥だけじゃなく氷🧊の呪文だなんて…!魔法使いって凄いのね。エルマーさんめちゃくちゃカッコイイじゃない!」
17エルマー「ありがとう…バーバラさん褒めすぎ😊💦バーバラさんも本当に『ちからじまん』で頼もしい女性なんだね。女戦士になれちゃうんじゃない?」
若バーバラ「あたしが何かの職業に就くならそうね笑
魔法わからないし敵を叩く戦士が良いのかな笑」
この物騒な環境でコンビネーションバトルを編み出した2人。
この調子で時々現れる魔物たちに2人一緒に応戦しながら穏やかに暮らしていった。
ーーーーー
17エルマーが若バーバラの家に厄介になって数ヶ月後…
スーの住民カップルに子供が誕生した。
若バーバラ「まあ~赤ちゃん可愛いわね!」
17エルマー「本当だ…。小さくて可愛いなあ。子供のご誕生おめでとうございます。」
住民夫「ありがとう2人とも。フライパンのバーバラ、エルマー君と結婚しないのか?婚約者なんだろ?」
住民妻「そうそう。あなたたち外国人で目立つけどお似合い。結婚して子供持ったらきっと子供も可愛い。私たちの子と遊ばせる。」
若バーバラと17エルマーは恋人ではない単なる同居人同士だったが、表向き婚約者(仮)という体で通してたというか周りはそう思っていたのでスーの住民達は彼らの結婚を勝手に期待していた。
若バーバラ「そうねえ…こればかりはご縁だから笑 まあ子供持ってもおかしくない年齢ではあるけどね。」
17エルマー「そういやバーバラさんっていくつ?女性に年齢聞くの失礼かもしれないけど…」
若バーバラ「あたし17よ。もうすぐ18になるわ。」
17エルマー「え!?僕と同い年じゃないか!僕も今17でもうすぐ18になるんだ。なんだそっかあ… 話しやすいとは思ってたけど同い年とはね笑」
17バーバラ「あら!エルマーさんもあたしと同じ年だったのね!年近いかなって思ってたけど同い年だったなんて笑」
住民夫妻「一緒に暮らしててお互いの歳知らない笑 もっとお互い話さないと。」
17バーバラ「そっ、そうね笑」
17エルマー「結構話し込んでるつもりでもまだまだなんだなあ、僕達は笑」
17バーバラと17エルマーは家に帰って先程の住民夫妻の子供の話しになった。
17バーバラ「エルマーさん、あのご夫婦の赤ちゃん可愛かったわね~😊」
17エルマー「そうだね…小さくてキャッキャしてて可愛かったね😊バーバラさんは子供欲しいの?」
17バーバラ「ん~そうね…いずれはって感じね。」
17エルマー「子供かあ…うーん…なんか今まで自分が親になるとか考えた事なかったけど、他人の子供見ちゃったら可愛いもんだよな。子供欲しいなら僕達結婚しちゃう?バーバラさん。」
17バーバラ「!!え!!」
17バーバラは突然17エルマーからそんなん言われると思ってなかったため驚き戸惑っている笑
17エルマー「…だって結婚の話出してきたの元々はバーバラさんだったじゃないか。」
17バーバラ「そ、そうだけど💦突然だったしびっくりしちゃって…」
17エルマー「それに僕バーバラさんに世話になりっぱなしだし、あなたの旦那さんとして何か恩返しできればって思ってきてたとこなんだ。あなたのご飯美味しいし、なんか既に奥さんみたいでこの状態が暖かくて心地良いっていうか…まあ恋人すっ飛ばしてるけど笑」
17バーバラ「エルマーさん、後悔しない?本当に良いの?💦あたし無駄に力強いし夫婦喧嘩なったらエルマーさんの事ぶん殴っちゃうかもしれないわよ💦」
17エルマー「今んとこぶん殴られてないよ笑 なんか以前は僕がオロオロしたけど今、逆転しちゃってるじゃないか笑」
17バーバラ「だってあたし男慣れしてないもの…!」
17エルマー「僕だって女性を知らないよ😳💦まあ…居候の分際で僕からプロポーズするなんてお門違いだったかな笑」
17バーバラ「そんなことないわ!分かったわ!エルマーさん、あたしの旦那様になって!まだ同居して数ヶ月だけど仲良くやって来たし、これからも穏やかに暮らしていきたいわ。」
17エルマー「では、結婚しましょう。これからもご厄介になります。僕が嫌になったら離縁してくれて構わないから。」
17バーバラ「それはあたしも同じよ💦あたしが嫌になったら離縁してね。なんだかあたし達恋人じゃないのにいざ結婚となると緊張するわね😳💦」
17エルマー「まあ…恋愛結婚ではないけど…。僕達の場合見合い結婚?になるのかな笑 僕はバーバラさんが奥さんになるの全然アリだよ。可愛くて面白いしご飯美味しいし。」
17バーバラは照れまくっている。
17バーバラ「しれっと褒め上手なんだからもう…😳あっ、あたしもエルマーさんみたいな綺麗なジェントルマンが旦那様になるなんて光栄もいいとこだわ🤩ダーリン!改めてよろしくお願いします🙏」
17エルマー「綺麗なジェントルマンて😅💦しかもダーリンか笑
人生で初めて呼ばれた😂照れくさいから今まで通りで良いよ笑」
17バーバラ「もう!エルマーさんたら。あたしエルマーさんの事褒めてるんだから💦じゃあ…結婚したら「あなた」とかエルマーって呼び捨てするから…うん。夫婦らしいでしょ笑」
17エルマー「そっか、ありがとう。僕の事綺麗なんて言ってくれる女性はバーバラさんが初めてなんだ💦じゃあ僕も「さん」付けやめてバーバラ、って呼ばせて貰うか。ところ結婚って教会で式挙げれば良いのかな。なんせ初めてだからさ。」
17バーバラ「…ちょっと待って…この村教会ないわ笑」
17エルマー「まじか笑 そういや教会見てないな…村長さんにでも話してみれば良いかな?スーに夫婦もいる事だしさ。」
17バーバラ「じゃあ…今もっかい村戻っちゃう?笑」
17エルマー「うん。そうだね😁村長さんにスーでの結婚がどうなのか聞いてみよう。」
17エルマーと17バーバラはまた村の中心部に戻って村長に結婚の手続きの仕方を聞いた。スーでは教会が無いため村長の前で誓って簡単な書類を書いて終わりだという。
また万が一離縁の場合も村長に報告し、書類を書いて終わりとの事だ。
村長「やれめでたい。エルマー君とフライパンのバーバラやっと結婚する。確認ついでに宣誓してもう書類書く。ワシもいつお前たち結婚するか楽しみじゃった。」
17バーバラ「村長さん、あたしエルマーと暮らしてまだ数ヶ月よ。やっとではないんじゃないかしら笑」
村長「そうか?なんかもう一緒に暮らして長い気がした笑」
17エルマー「突然この村に飛んできた外国人の僕はバーバラに世話になりっぱなしです。一緒になる事で妻…😊に色々恩返ししていきたく思います。」
村長「おお、エルマー君、妻言ったな!じゃあもう手続きする!ほれ、書類書く!」
17エルマー「え、今ですか?💦」
17バーバラ「村長さんったら急かしてません?今日は問い合わせのつもりだったんだけど笑」
村長「善は急げ。結婚の問い合わせに来たって事は結婚する気満々。それならもう書類書いて夫婦になる。スムーズで良い。」
17エルマーと17バーバラは村長に結婚手続きを急かされ、その場で書類を書かされた。
恋仲ではない同居人同士が夫婦となった。
村の住民は彼らは婚約者(仮)と思い込んで居たため思い切りこの新米夫婦をお祝いした🙌㊗️🎉
さっきの夫婦の夫「エルマー君達さっきうちの赤ちゃん見に来たばかり笑 もう結婚するのか!おめでとう!」
夫婦の妻「2人ともおめでとう!やっぱりお似合い。子供楽しみ。家族で仲良くしよう。」
男「うおお!フライパンのバーバラ、とうとう結婚!『ちからじまん』の旦那のエルマー君、モノ好き!」
17エルマー「妻は普通に可愛い女性だ。可愛い顔して『ちからじまん』のギャップ面白くて最高じゃないか。それにね、妻の作るご飯は本当に美味しいんだ。この村では外国人の僕達だけど、暖かく見守ってくれると嬉しいな。」
17バーバラ「あたしは半分スー人よ笑 パパがこの村の木こりだったんだから!どうよ?『ちからじまん』のあたしでも、こんなに見目麗しい旦那様ゲット出来たのよ💖あんたも綺麗な奥さん見つけることね!」
男「う…すまない。フライパンのバーバラそういえばハーフだった。見た目外国人だからどうもスーの民族思えなくて。お前たち外国人夫婦、美男美女でお似合い。もうからかわない。仲良くする。💦」
17エルマー・17バーバラ新米夫妻は村民たちに美男美女だのお似合いだの言われ照れまくっていた。
村長「では新たな夫婦よ。誓いの口付けをする。」
17エルマー・17バーバラ「え!!!!😳😳」
村長「何故驚く。一つ屋根の下一緒に暮らしてきて何言うか笑」
確かに一つ屋根の下数ヶ月一緒に暮らしてきたが、ただの同居人同士で恋仲ではなかったのでそういった恋愛関係は互いに一切なかった。
また17エルマーも同居時に「結婚までは一切男女になる事はしない」と約束を守っていた。
夫婦の誓いの口付けがお互いにファーストキスとなる。
17エルマー「そ、そんな……💧村民の前で誓いのキスだなんて…😳
(わああああ女性とキスなんてしたことないのに😱あわわわ)」
17バーバラ「えええ…めっちゃ恥ずかしいんだけど…(キスなんてした事ないのに村民に見られちゃうの?😳)」
村長「もうお前たち手続きしたんだから立派な夫婦。なんならエルマー君、夫として腹くくる。お前から妻のフライパンのバーバラにしてやる。」
17エルマーはガッチガチで顔を真っ赤にし脂汗ダラダラになっている。
17エルマー(初めてのキスが村民目前の誓いのキスだなんて…💧💧💧なんと緊張するシチュエーションなんだ…😱💦)
(こっそり)「バーバラ、いきなりキスする事になるけどごめんよ…💧」
17バーバラ(こそこそと)「わ、わかったわ💦旦那様!あたしはokよ、ばっちこいだわ!」
17エルマーは妻のばっちこいに吹き出しそうになりつつ、一旦深呼吸して落ち着きを取り戻した。
17エルマー「わかりました…男で夫の僕が妻をリードします。」
17エルマーは妻になったバーバラの肩に手を置き、17バーバラにそっと誓いの口付けをした。17バーバラも思い切り目を瞑ってて照れくさそうだった。
村民たち「わー!!結婚おめでとう!」
皆の拍手や口笛が鳴り響いた。
新米夫婦は顔を真っ赤にしていた。
村長「スーには教会ない。だから村長のワシ神父代わり。
エルマー君、フライパンのバーバラ、結婚おめでとう。末永く幸せになる。」
スーの村長や村民の前で夫婦の誓いの口付けを交わした2人はこうして夫婦となった。
ーーーーー
エルマー「めっちゃ長くなったけど、こんな感じで私たちは結婚したんだ。リアンダちゃんにはちょっと恥ずかしいところまで暴露してしまったな😳💦」
エルマーは大分顔を真っ赤にして照れている笑
リアンダはめちゃめちゃニヤニヤしていた。
リアンダ「うふふふふ❤エルマーさん達ピュアなカッポーだったんだねえ🥺❤恋愛なしで同居人から夫婦っていうのが意外過ぎたけど、今じゃちゃんと夫婦っぽいもんね。」
エルマー「私たちの若い頃の恋愛事情とか要らん情報だったね笑 でもほんと一般的な恋愛結婚ではなかったんで、リアンダちゃんは楽しんで聞いてくれてたみたいだけど、中にはきっと私たちのような夫婦を理解出来ないって言う人も居ると思うんだ。」
リアンダ「いやいや……エルマーさんみたいなモテそうな男の人がそんなピュアだったなんて意外すぎてビックリだったよ。あ、実際モテてるか笑
街のお姉さん達にキャーキャー言われてるし、武闘家のミレイ(水零)さんとかアタックすげえじゃ���。バーバラさんいるのにさ笑
世の中色んなやついるんだから、グダグダ言うやつなんか気にするなよエルマーさん!オレはエルマーさん達のような夫婦面白いし、今めっちゃ夫婦っぽいし羨ましいよ!オレもバルと結婚出来たらいいなあ😚もしそうなったらエルマーさん達みたくなりたい!」
エルマー「うーん…複雑な気持ちだよ笑 ミレイさんの気持ちはありがたいし東洋美人とは思うけど、大胆すぎてちょっとね…💦
そういうリアンダちゃんは、バルダーさんと順調そうじゃないか。私はリアンダちゃん達お似合いだと思うよ。バルダーさんは爽やかイケメンで、リアンダちゃんもアイスブルーの猫目ちゃんで可愛いし😊まだ若いから恋愛目一杯楽しんでからでも良いんじゃないか?」
リアンダ「エルマーさん、ほんと褒め上手だね😳若い頃のバーバラさんじゃないけど同じセリフ言ってしまうよ笑
んー…そうね。でもエルマーさん達の馴れ初め聞いちゃったら恋愛短くても良くなってきた笑」
エルマー「リアンダちゃん、私は思った事を言ってるだけだよ。うちの夫婦はまた大分特殊だからね笑 バーバラの家で厄介になってたとはいえ同棲じゃなくて私は居候だったからね😂」
リアンダ「だから周りに婚約者(仮)って思われてて勝手にエルマーさん達の結婚期待されてたのに、ただの同居人だったってオチが面白いんだってば笑 だけどさ、こんなん聞くのヤボかもだけど…男女2人きりでバーバラさん家暮らしてて、恋人じゃなかったにしろそういう気にならなかったの…?😳」
エルマーは照れくさそうにしながらリアンダにこっそり答えた。
エルマー「恋人じゃない女性にそんなこと出来なかった。ましてや私はバーバラに世話になってたし、もしそこで男女関係になってしまったらそれこそ居づらくなる。話の展開上私の若い頃の恋愛事情も話してしまったけど、女性と付き合った事もなかったし、男女関係になるならきちんと段階を踏みたかったって所だな。」
リアンダ「エルマーさんピュアなジェントルマンだあああああ😭😭😭なんか感動した…。」
エルマーは照れまくっていた。
エルマー「…私はただ不器用なんだと思うよ、リアンダちゃん…」
どっかに出かけてたバーバラがエルマーの背後から現れた!
バーバラ「あらぁリアンダちゃんったら、うちの旦那と飲んでたの?旦那めっちゃ酒ダメダメだからノンアルばっか飲んでたでしょ笑」
エルマーは飲んでたノンアルを吹きそうになった。
エルマー「おかえり、バーバラ。いきなり後ろから現れてそれか笑」
リアンダ「バーバラさん!おかえりぃ!オレがエルマーさんにお願いしてちょーどお二人さんの馴れ初め話してもらってたとこなんだ…😚」
バーバラはちょっと恥ずかしそうだったが、何面白いことになってるのとか思いエルマーとリアンダに加わってビールを頼んだ。
バーバラ「まあ、エルマーったらうちの馴れ初めリアンダちゃんに話してたんだ。ちょっと、あたしも混ぜなさいよ笑 ボーイさーん!大ジョッキでビールお願い🍺」
リアンダ「あ、オレもビールお代わり!」
エルマー「リアンダちゃんが私たちの馴れ初め気になってたんだってさ笑 いい機会だから話してたんだ。」
バーバラ「どのへんまで暴露したのよ?笑」
エルマー「んーと…私が旅立ってお前とスーの湖で出会って、スーの村で結婚したとこまで…かな。」
リアンダ「いやもうね…運命のバシルーラじゃん❤思いきや、なかなか強烈な出会いだったみたいでほんと面白おかしく聞かせて貰ったよ😂バーバラさん達みたいな夫婦も良いもんだなって思った。」
バーバラ「うちってほんと変わってる夫婦よね笑 地元のスーでも面白がられてるのよ。自分でもそう思うけど、なんだかんだでエルマーと結婚して10年ぐらいになるのかしらね。あなた、これからもよろしくね💕」
バーバラはお酒の勢いもあってかエルマーに腕を回し、リアンダの目前で夫に口付けた!
リアンダ「わお❤夫婦のキスシーンは絵になるなあ…」
エルマー・バーバラ夫妻はなるべく人前ではいちゃつかないようにしていたが、バーバラがお酒を飲み始めいい気分になっていたようだ。
エルマー「!!お、おいバーバラ…😳リアンダちゃんの前で…💦ちょっと酒くさいぞ💦」
バーバラ「いいじゃない!夫婦なんだからあ~」
エルマー「仲間の前でそういうの恥ずかしいからやめろって…な?」
バーバラ「もー!いい大人の男がチューぐらいで照れてんじゃないわよぉ!あたし達のチューなんて結婚の時の誓いのキスでスーの住民みんなに見られたじゃないのぉ!」
エルマー「いや、まあ…そうだけどさ…💦」
エルマーは照れと困惑が入り交じっていた。
エルマー(見られたのがリアンダちゃんで良かった…もしこれがロゼアちゃんだったらどんな反応されるかな…😥💦私としてもバーバラとのこういう所はロゼアちゃんに見られたくない…)
リアンダ(わー…今ここにロゼア居なくて良かったなあ😳💦これはエルマーさん達の馴れ初めもやっぱとても話せないな…)
「…やっぱエルマーさん達お似合いだね❤いっぱい馴れ初め語ってくれてありがとうエルマーさん🎶すっげえ面白かったし、今とっても夫婦らしくてお似合いだよ❤」
エルマー「いえいえ。私たちの馴れ初め話楽しんでくれて何よりだよ、リアンダちゃん😊💦」
バーバラ「そっか、リアンダちゃんはバルダーくんと付き合ってるのよね❤リアンダちゃん達もお似合いよ!
バルダーくんイケメンだし、リアンダちゃんもアイスブルーで大きいお目目が魅力的で可愛いんだから😚若いうちにたっぷり恋愛楽しんで結婚出来ると良いわね😚」
リアンダ「バーバラさんみたいな明るくて面白い美人さんに褒められて嬉しいな😊���レもバルと頑張るぞ🔥❤」
エルマー夫妻とリアンダは酒場での語らいをしばらくこのまま楽しんだ。
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■TRPG(CoC)PL履歴
■TRPG(CoC)PL履歴
参加日時/シナリオ名/参加 自PC名/参加PLさんPCさん名
https://privatter.net/p/3383443
■上記履歴より、以下シナリオ名のみ表記
【あ】
・愛されたい
・貴方は私を二度殺すのね
・アドレナリン
・闇室(あんしつ)
・アンケート#17
・赤いスペード
・紅と朱と緋と丹の赤い垢
・贖い神 (KPレス)
・あそこのクリスマスツリー燃やそうぜ!!
・仰ぎ見る遡行
・アカナワサマ
・あなた方は御曹司です、金にモノを言わせてイタリアまでオペラを聴きに来ました。
・アンドロイドは探索者の夢を見るか?
・愛して欲しいとも言えなかった。
・愛され少女のステキな末路
・愛罠蜂
・アド・ベント(KPレス)
・アルドラの騎士は君の名を呼ぶ
・アイリスからの恋文
【い】
・命の時刻
・いろおに
・家の中を歩いてみよう
・以心電心
・壱なるものの流出 (KPレス)
・愛しのフラガリア・ヴェスカ
・イノセンスの慟哭
・いばらの海
【う】
・海も枯れるまで
・海に融ける信仰
・有頂天一丁目一番地
・ヴェルネの天使は死を歌う
・うみひどら(KPレス)
【え】
・猿縁爺 (KPレス)
・縁と命はつながれぬ
・エス
・永久の一日
・えっ!?たった3日で運転免許を取れる合宿があるって本当ですか!?
・エンジェル・デビル・インプロパー
【お】
・美味しいね、モグモグ
・お前のケツ柔らかいな…、柔軟剤使った?
・おくすりのめたね
・おいしいちくわ
・おいしいちくわ~アゲイン~
・おいでませ!雄っパブ ドリィムランド
・おなかいたい
・鬼屋敷
・おちんちん牧場でつかまえて
・越智満高等学校七不思議
・おしゃべりフィリング
・お部屋探しは
・覆い隠されたプラトニック
・おキツネさま
・踊れ、ワルツ
・おうちにかえろう。
・お酒こわい
【か】
・壁からケツが抜けない「あとパンツ穿いてない気がする」
・籠の中の鳥は
・換水するクオリア
・棺桶の中から
・鍋宴 (KPレス)
・海賊船と大海原の悪魔
・海賊船と空渡る幽霊船
・欠けた片割れの星
・神在月に帳の下りて
・龍箱の外に希望のアオ
・鏡の向こうで -Another me-
・カクテルドレスを脱がさないで
・傘男 (KPレス)
・硝子ノ胎ノ子守唄
・カノヨ街
・金糸雀の欠伸
・かいぶつたちとマホラカルト
・感染自罪のモンタージュ
・ガタノソアの不吉の海岸
・烏が群れては、極彩色
・彼方からの君に捧ぐ
・からおそろしい窖
【き】
・君のスケッチブックに僕はいない
・機械仕掛けの街
・際に或る人
・君は悪くないよ
・ぎこちない同居
・奇妙な転校生
・ギャンブルと合コンを足して酒で割ったシナリオ
・きぐるみパレード
・キミのターン!
・キルキルイキル
・共鳴する咆哮
・虚星落つ
・黄添高校怪奇忌憚 消える生徒
・黄添高校怪奇忌憚 フジキナナコの噂
・黄添高校怪奇忌憚 硝子の網~怪奇!ベートーヴェンの動く目!~
・黄添高校怪奇忌憚 終わらない放課後
・黄身と蜂蜜
・記憶にございません
【く】
・クルクルン
・クロックソングはゆりかごから
・空虚表象
・グレイ・グー・ゲーム
・クトゥルフ・オブ・ザ・デッド
・クロノワール・メテオライツ第一章 -運命交差のPerseids-
・クロノワール・メテオライツ第二章 -悲劇再演のQuadrantids
・クロノワール・メテオライツ第三章 -終末回帰のGeminids
【け】
・ケーキインドリーム
・月面世界
・ケザイア・メーソンの復活
・獣のディーヴァ
・厳正なる選考の結果、貴殿を採用いたします
・ゲームマスターKPC
・舷窓にて
【こ】
・孤独の密室
・こどものあそびの庭
・こちら、南極基地掘削隊
・蝙蝠傘 (KPレス)
・幸福なコモリ (KPレス)
・ココロノアリカ
・木魂する産声
・骨壷バイロケーション
・こゝろ
・辜月のN
・こくわさん作タイトル未定刑事シナリオ
【さ】
・サイキックにゃんこ「こいつ…直接脳内に…?!」
・さまよえる水面 (KPレス)
・猿の真言
・誘う昏がり (KPレス)
・最後の葬式 (KPレス)
・三千世界のあなたを殺し、今宵二人で踊りたい
・最高の生贄
・さよならを言いにきた(KPレス)
・サンタクロース・イズ・カミング・トゥ・ギーザ
【し】
・しょうらいのゆめ
・自給1650円
・シャンハトピア
・ジングルベルがきこえない!
・幸せな夫婦
・女王の卵
・四季のカテイ
・死ぬほど愛してる
・死角
・死者のストンプ
・信仰、或いは真実の縮図 (KPレス)
・思考される日常に宛てて (KPレス)
・��い棺
・神明鏡
・書架のはざま (KPレス)
・人生画廊 (KPレス)
・灼熱の監房
・Θシータ
・新鮮!鮫回廊からの脱出!
・深夜三時のスウィートパイ
・心臓がちょっとはやくなるだけ
・シックコール
・証人不在 (KPレス)
・真実と懺悔録 (KPレス)
・ー新生ー ジャンヌの猟犬
・十二星座館殺人事件
・少女庭園(しょうじょがあでん)
・しんかいレストラン殺人事件
・幸せの在処
・シキラレ■■【複数人KPレス】
・蹂躙するは我が手にて
【す】
・沼男は誰だ(スワンプマンはだれだ)
・ストックホルムに愛を唄え
・水媒花
・水槽のない水族館
・寿司クオリア
・水泡に帰す
・スペクト・ラム
・スイサイダルアクト
【せ】
・生活
・生命の軛
・零への道程 (KPレス)
・雪月歌
・世界線の中庭 第一章・花屑 -はなくづ-
・世界線の中庭 第二章・青嵐 -あをあらし-
・世界線の中庭 第三章・水潜 -みづもぐり-
・世界線の中庭 第四章・颱風 -たいふう-
・世界線の中庭 第五章・初茸 -はつたけ-
・世界線の中庭 第六章・顕晦 -けんかい-
【そ】
・そして空に落ちる -反転する既存概念と、倒錯した情動-
・そして円の果てで約束を
・空の色すら知らない
・そうだ、キョウトとやらに行こう。
【た】
・兌皮
・探偵礼賛第一話「始まりはエス」
・探偵礼賛第二話「10920」
・探偵礼賛第三話「溺者ハ掴ム」
・第■■問 (KPレス)
・タピオカとキャッサバと私 (KPレス)
・黄昏の箱庭に在りし君と
・誰がロックを殺すのか
・大正浪漫X2U 令嬢×使用人
・大正浪漫X2U 怪盗×探偵
・大正乙女戀奇譚
・「誰かいませんか?」
【ち】
・チヌられたプルンプルン天国で起こる 同時多発エロ
・チヌクルンベルがきこえない!
・超超超!!いいカンジ!!
・中禅寺旅館へようこそ
・チャルディーニの法則
【つ】
・次の探索何着てく?
・つめたくつめたい (KPレス)
・追憶のフォトグラフィ
【て】
・天使は誰だ
・帝国星結事件
・Tシャツになんか書いてある部屋
・天使の作り方
・デッドエンドトリートシック (KPレス)
・天露尋
・デウス・エクス��マキナは死んだ
・綴月館マスカレイド殺人事件
・輾転と町は
・テイスティング・ワイン
【と】
・毒入りスープ
・龍☆球(どら☆たま)
・時かけそば
・友よ!永遠に
・トラウマイノリティ
・同居人
・冬海心中
・ドライブしてたらミ=ゴ轢いた
・凍夜に煌めくパイロープ
【な】
・何階から落ちますか
・汝の名は
・永き夜の宴
・汝、ネコと和解せよ
・なにぬねの国
・なぜ彼は消えたのか?
【に】
・人形回廊
・にゃんにゃんぱらだいす
・ニャルラトテップのリアルラックレストラン
・庭師は何を口遊む
・妊孕劇の怪
・ニャルラトヒーロー
・ニャルラトホテプとデートする
【ぬ】
【ね】
・ネオンの憂鬱
・猫のあと、
・ねばらどの子供達
・ネリネ
【の】
【は】
・花ノ揺リ籠
・バスルームの真相
・拝啓、
・般若盗賊団と黄金茶器
・パピルン
・花冷えの失彩
・バベル
・花園崩壊
・春の華、桜花爛漫の梢 (KPレス)
・ハロウィンの夜に渋谷なんか行くから
・白鳥の歌を謡うとき
・蜂蜜酒をかけてください!
・ハロウィン・カミング
・化の国
・ハロー×××、ハッピー×××
・ハルトゼーカー
・薔薇のつぼみを摘んでくれ
【ひ】
・秘密の唐揚げ
・白夜の歌
・人と機械のあいだ
・びーくわいえっと
・ひみつのリフレクション
・ヒーローアーズ
・人は変わるもの
・火点し頃の蜘蛛踊り
・ひび割れた鯨の胃の中にて
・ピース・メイカー
・美味なるコルディセプス
・向日葵の岸にて
・ビスポークランドでなにがあったか?
【ふ】
・ブランケット症候群
・ふかきうみ
・ファンブル出したら即終了!脱出ゲーム─FB─ (KPレス)
・不完全なる図書館
・冬薔薇に捧ぐ
・フカシカ▲▲▲
・腐乱腐乱
・腐乱腐乱2
【へ】
・ペーパー・チェイス大作戦
・片鱗
【ほ】
・螢火
・星の神話、エンドロール
・星へ至る棺
・僕と夏とサバ味噌サイダー
・ポイエシスの墓守 (KPレス)
・星のはしくれ(KPレス)
・星が並ぶ時
・星の小袋
・紡命論とシンギュラリティー
・墓標、瓦解すべし
・方向音痴
【ま】
・間引キ
・魔法使いのピアノ
・窓のある密室
・舞奏の国
・まれびとの島
・幕開けまで、あと、 (KPレス)
・マグロ食べよ!
【み】
・密室シェアハウス
・瑞々しいドライフラワー
・三日後の予定
・密室のパスト
【む】
・夢幻幸運のグリモワール
・結んだ赤い糸の先を教えて
・ムーンウォーズ!
【め】
・命名、A (KPレス)
・迷探偵の密室
・メアリー・スー、あるいは、デウス・エクス・マキナの独白
・名探偵の語り方
・メメント・モリの温室(KPレス)
【も】
【や】
・山猫館
・山桜の散る頃
・山羊の歌は謡えない
・ヤロクギ叙事詩
・夜刀神の境界
・闇に鈍痛
・やさしいじごくのつくりかた
【ゆ】
・雪の日のクリームシチュー
・ゆくさの渦
・床からケツが抜けない「やっぱりパンツ穿いてない気がする」
・雪だるま溶けりり
・夢獄
・ゆらめく魔法市
【よ】
・ようこそ中禅寺旅館へ
・夜華
・宵の星
・夜は短し飲んでは歩け
・宵闇神凵
・ようこそ!迷冥市役所都市伝説課へ!
【ら】
・ラズベリージャム
・ラストキス-最後にキスをして出る部屋-
・落星
・羅生門
・楽園パラノイア
・ラストナイトで逢いましょう
・ライムライトの住人
・爛爛
【り】
・リボルバー
・リラが枯れる頃
・林檎と淋漓(KPレス)
【る】
【れ】
【ろ】
・ロッカー
・6年前から来た鬼
・路地裏のアネクドート
・六色の殺人
・六色の人魚
【わ】
・忘れられない夏よ
・忘れられない秋が
・忘れられない未来へ
・嗤う人間師
・ワンルーム殺人事件
・ワイズマンホール
・ワイルドローズのお茶会
・ワンナイトクルーズパーティー
【を】
【ん】
【A】
・anima
・AQM自転車
・Actor:0 男と少年
・a piece of scape.
・Antique Mothe Grimms
【B】
・BOOK&CAFÉ OPERA-OMNiA
・Baby in Coin Locker
・Bye-Bye Summer Days
・B'ASH
【C】
・CALLING
【D】
・DDG
・daze syndrome ― 目眩まし症候群 ― (KPレス)
・devour*devour
【E】
・ekiga
【F】
・Fatuus Salutia -ファルウス スルーティア-
【G】
・GODARCA
【H】
・Holy Light Christmas
・HELLO HERO
・hack (KPレス)
・HLL 1DAY TICKET
・Have a nuts and funny time!
【I】
・……is my friend
【J】
・jewel
【K】
・Kの独白
【L】
・Life goes on
【M】
・master mind
・Morbus Averitas
・Mamma Mia Vampire
【N】
・needs
・NIGHT OF JAZZ AGE
【O】
【P】
・Paranormal Crime
【Q】
【R】
・RED SIGN
・RESPONSE
【S】
・She Wore a Yellow Ribbon
・sister (KPレス)
・Sweets Clipper
【T】
・The Hog Game
【U】
【V】
・VOID
【W】
・WORST BUDDY-獣の覚醒-
・Wahl Fluch
【X】
・X2U アイドル×マネージャー
・X2U-バイガスライト-探偵×助手
・X2Uバイガスライト吸血鬼×聖女
・ X´の埋葬
【Y】
【Z】
【その他】
・370
・10分関クトゥルフモブおじさん(痴漢)
・10分関クトゥルフモブおじさん(父親面)
・13・13
・3 Days Drug
・6階層のタイムキーパー
・▷||:Sinfonie Nr.9 E―major op.0(シンフォニー ナンバーナイン イーメジャー オーパスゼロ)
・403 Forbidden
・『21世紀の魔女は火刑の憂き目を逃れるか?』ーFile『偉大なるグリモワール』
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