Tumgik
#朱が鮮やかまるいかき揚げ
pastasaikou1984 · 2 years
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ヤマサ水産さん @sg65848 に体験させていただいたスジエビ採り 淡水のエビ 海のエビとは違う淡水特有の風味をもったスジエビ 湖魚料理の味の変化としても貴重な立ち位置になってくるこの間違い無し 豪快に丸ごと香味野菜と共に煮込んだ濃いめのスープを企んでいます シーズンになるまでのお楽しみ #湖魚料理 #スジエビ#条蝦#筋蝦#Palaemonpaucidens#テナガエビ科 #陸水エビ#淡水性のエビ #朱が鮮やかまるいかき揚げ #底曳網#華やぎ#琵琶湖八珍#ヤマサ水産#琵琶湖食材#滋賀県#イタリアン#ペペロッソ#池ノ上のイタリア郷土料理店ペペロッソ https://www.instagram.com/p/Cf6DamcPRHJ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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moderndays · 3 years
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御即位記念 特別展 皇室の名宝
Special Exhibition in Celebration of the Emperor's Enthronement Treasures from the Imperial Palace
会期: 2020年10月10日(土)~11月23日(月・祝)
休館日:月曜日 ※ただし、11月23日(月・祝)は開館
開館時間:午前9時30分~午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料:一般1,800円、大学生1,200円、高校生700円  事前予約制
会場:京都国立博物館 平成知新館
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近代建築好きとしては、久しぶりに本館内を歩いてみたかったが、只今閉館中。数年前に新しくできた平成館にて、特別展を鑑賞した。
宮内庁三の丸尚蔵館の名品を皇室文化と共に紹介とのこと、筆跡を味わう書物の展示が比較的多く、正直もっと絵巻や工芸品を観たいかな、という印象が残った。
伊藤若冲が画業に専念する際に描き揚げた旭日鳳凰図(きょくじつほうおうず)を初めて鑑賞。朱の色が現代までこんなに色鮮やかに残っているとは…。
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思わずポストカードで購入。源氏物語を描いた屏風や、即位式を記録した屏風など、昨年行われた令和の即位式を思い浮かべながら、しみじみ鑑賞。新嘗祭だって非公開だが、絵巻に残っていることと毎年行われていることは、そう変わっていないはず…。
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chikuri · 4 years
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“No.1143 韓国の思想的内戦 ~『反日種族主義』を読む
 韓国内では、朱子学的全体主義勢力と自由民主主義文明勢力との命運をかけた政治的・思想的内戦が展開されている。
■1.朱子学的全体主義勢力と自由民主主義文明勢力との戦い<br /><br />
 10月3日、9日と二度にわたって、文在寅政権に反対する50万人規模のデモがソウル中心部に発生した。韓国の保守リーダーたちは、これを「文明勢力」と呼んでいる。自由、人権、民主主義、市場経済、法治を信条とする近代文明を守ろうという勢力である。
 彼らが反対している文在寅政権は、韓国を日米から離反させ、北朝鮮、中国の仲間入りさせようとしている。中朝とも中華型の全体主義体制をとっており、皇帝独裁を支える伝統的な朱子学と親和性が高い。
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つまり、いま韓国で展開している戦いは朱子学的全体主義勢力と自由民主主義文明勢力との体制の命運をかけた、妥協が不可能な戦いなのだ,[1]
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 とは、麗澤大学客員教授・西岡力氏の総括である。韓国内だけではない。日米 対 中朝の争いも、同様に両勢力の命運を賭けた戦いである。これに負ければ、我々日本国民も自由、人権、民主主義を失う。そういう戦いが目の前で展開されているのである。
 この「朱子学的全体主義勢力」の本質を学問的に明らかにした『反日種族主義』[2]が、韓国で10万部を超えるベストセラーとなり、日本語版も発売2週間で20万部を超えている。
 これを読むと、韓国内の前近代的な「種族主義」、すなわち思想的文化的に閉ざされた集団に閉じこもり、他集団を敵とする古代呪術的体制が学問的に解剖されており、こういう集団には、史実も学問的議論も国際常識も通用しない事がよく判る。
 こういう種族主義的勢力に対抗して、生命の危険をかけても学問的に正しい事実を伝えようとする著者・李栄薫氏のような「文明勢力」がいることを知ると、少しは希望も湧いている。
■2.「日帝をどのように批判したらいいのか分からなくなる」
『反日種族主義』では、「従軍慰安婦」「徴用工」「植民地化」など韓国の訴える「反日」について、史実を踏まえて、その「嘘」が暴かれている。講義を聞いた韓国の学生たちは次のような感想を漏らすという。
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「今まで教科書で習って来たことが事実ではないという点を受け入れると、日帝(JOG注: 日本帝国主義)をどのように批判したらいいのか分からなくなる」
「日帝の植民地支配を正当化してしまうのではないかと怖くなる」[2, 827]
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 この感想自体が、韓国での研究も教育も非学問的なレベルのものである事をよく現している。というのは学生たちは「日帝は批判すべきもの」という前提を信じ込んでいるからだ。すなわち「日帝とは悪魔のように呪詛すべきもの」という「呪術的信仰」が暗黙の前提となっている。これがまさに「反日種族主義」の正体である。
■3.「日帝の所業に間違いない」
「呪術的信仰」の典型が「鉄杭騒動」である。日本は朝鮮を併合した後、土地調査のため、朝鮮の歴史上初めての近代的測量を行った。その過程で測量基準点の標識を朝鮮全土の高い山に設置した。
 朝鮮では、土地には人体のように気脈が流れているという古代中国起源の風水の自然観が信じられていた。近代的測量の目的も技術も知らない当時の朝鮮人たちは、大地に打ち込まれた鉄杭を見て、「倭人たちが朝鮮に人材が出ないように穴(急所:つぼ)を塞ぎ回っている」と噂し、それを広めた。住人たちは夜、山に登っては、この棒を抜いて、金槌で砕いたという。
 この迷信を国策に利用したのが、金永三政権が1995(平成7)年2月に始めた「光復50周年記念力点推進事業」だった。大統領の指示を受けた内務省が全国の地方自治体に公文を送り、日帝が打ち込んだ鉄杭を見つけて抜くよう指示をした。6ヶ月間で全国から439件の申告があり、うち日帝が打ち込んだ鉄杭だとして除去されたものは18本だった。
 当時、『月刊朝鮮』の記者だった金容三氏は、この18本の鉄杭除去現場を訪ね、事実を調査した。慶尚道亀尾市の金烏市で除去された鉄杭を鑑定したのは、易術人・閔(ミン)スンマン氏だった。彼は「金烏山に鉄杭が打たれている場所は風水学的に明堂(優れた場所)だ」と言った。「龍が天に向かって立ち上がる場所に仏が横たわっており、その額の部分に鉄杭が打たれていた」と言う。
 金氏が「仮にそうだとしても、この鉄杭が日帝が打った、という科学的で客観的な証拠は何ですか」と訊くと、彼は「証拠はないが、金烏山は風水的観点からして非常に重要なので、日帝の所業に間違いないと推定した」と答えた。
■4.「日本人は我々民族の精気と脈を抹殺しようと」
 忠清北道永同郡で除去された鉄杭に関しては、郡庁の担当公務員が「日帝が打ったと言う根拠がなく、そうなのかどうなのか迷いながら抜いた」と語った。しかし、同年6月5日午後、盛大な山神祭とともに除去された。その行事は、日本のNHKやTBSも取材に来て、撮影したという。
 同じ地方の永春面(JOG注: 面は日本の村に相当)でも3本の鉄杭が発見され、情報提供者たちは「1984年頃、永春面で抗日義兵と日本軍の間で大きな戦争が起こった。それで、抗日運動が再び起こらないように、日帝が将来、将軍の生所となる場所に鉄杭を打ち込んだのだ」と主張した。
 永春面の前・面長であった禹ゲホン氏は、「それは日帝が打ったものではなくて、解放後住民たちが北壁の下に舟の綱を結ぶために打ち込んだものだ」と証言した。禹氏は「郡庁の人たちにこの事実を何度も説明したけれど、どんなに話をしても聞き入れてくれず、日帝が打った鉄杭に化けてしまった」と、虚しく語った。
 江原道揚口郡では3本の鉄杭が除去された。それは表面に錆もなく、あまりにも新しくきれいなので、最近作られたものに間違いないと、金氏は思った。もしも日帝の仕業でなかったらどうしようかと、と心配した人々が「専門家の考証を受けた後で除去するのがよさそうだ」という意見を出したが、無視された。
 この鉄杭も、マスコミの大々的な注目を浴びながら引き抜かれ、ソウル国立民族博物館で開かれた光復50周年記念の一部として展示された。そこには次のような説明文がつけられた。
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 民族抹殺政策の一環として、日本人は我々民族の精気と脈を抹殺しようと、全国の名山に鉄杭を打ったり、鉄を溶かして注いだり、炭や瓶を埋めた。風水地理的に有名な名山に鉄杭を打ち込み、地気を押さえ人材輩出と精気を抑え付けようとしたのだ。[2, 2974]
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■5.「祖先から受け継いで来た伝統文化に引きずられた結果」
 住民たちが舟の綱を結ぶために打ち込んだ鉄杭まで持ち出して、それを「日帝」が「民族の精気と脈を抹殺」するために打ったものだとする。何の証拠もなく、自分たちの古代的信仰をそのまま日本への糾弾に使う。それは事実ではない、という地元の証言も聞き入れない。
 しかも、それを首都の国立民族博物館という、学問的な権威が必要とされる場所で堂々と語る。ここには、近代的学問の論理的な姿勢はまるでない。そしてそれがいかに恥ずかしい事か、という認識もない。
 李永薫教授は、韓国の教科書を執筆した歴史家は、日帝には「土地だけでなく食料も、労働力も、果ては乙女の性も収奪された、と教科書に書いてきました。その全てがでたらめな学説です」と述べている。その精しい内容は実証的な事実によって『反日種族主義』で検証されているが、「でたらめな学説」が横行している理由について、こう述べる。
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 歴史家たちがでたらめな学説を作り出したのは、何かしらの邪悪な意図からというよりは、無意識による、幼い頃から彼らが呼吸して来た、祖先から受け継いで来た伝統文化に引きずられた結果だと言えます。[2, 556]<br />
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 すなわち「鉄杭」神話は、風水説という「伝統文化」に引きずられて生み出され、広められたものである。そこには史実も合理性も学問的検証もない。ただ空理空論で世界のあるべき姿を追求した朱子学的世界観である。李栄薫教授ら「文明勢力」が戦っているのは、このような前近代的思考に閉じこもった人々なのである。
■6.風水で朝鮮総督府庁舎も解体
 金永三大統領は、鉄杭の除去に留まらず、旧朝鮮総督府の庁舎と総督官邸の解体まで指示した。その理由も、風水研究家が次のような主張をして、世論をリードしたからだった。
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 北岳はソウルの主山だが、その優れた気脈が景福宮の勤政殿まで伸び、その血脈を広げ、そこから国中に白頭山の精気を分け与えるというのが、伝統地理家たちの考えだ。
ところが倭人たちが国土を強占した後、北岳の精気が景福宮に続く所に彼らの頭領である朝鮮総督の宿所を造り、気脈の首を絞め、国気の出発点である景福宮南側に総督府の庁舎を造り、首を絞め、口を塞ぐはめになった。当然二つの建物を撤去し原状復旧することが風水の正道だ。[2, 2139]<br />
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 文化界の有名人氏たちも「日帝が朝鮮王朝の景福宮を破壊し、そこに朝鮮総督府の建物を建てたため、国の脈が切れて国土が分断され、同族を殺し合う悲劇が訪れた」と賛同した。朝鮮戦争まで、風水で説明する。
 1995年8月15日の光復50周年慶祝式で、朝鮮総督府庁舎の撤去作業が始まり、翌年11月13日、建物の地上部分の撤去が完了した。朝鮮総督府は日本統治時代に10年の工期を費やして完成した建物で、当時はイギリスのインド総督府やオランダのボルネオ総督府を凌駕する東洋最大の近代式建築物だった。
■7.「恥ずかしく清算すべき歴史」
 朝鮮総督府庁舎は、戦後も大韓民国の重要な歴史が刻まれた舞台だった。1945年9月9日、ここで第9代朝鮮総督・阿部信行が米第24軍軍団長ジョン・ホッジ中将に降伏文書を手渡した。ソウルに進駐した米軍は、ここを米軍政庁として使った。
 1948年5月31日、中央庁の中央ホールで大韓民国の国会が開かれ、同年7月17日には憲法がこの場で公布された。続いて7月24日には大韓民国の初代大統領の就任式が、8月15日には大韓民国政府の樹立の宣布が、中央庁の広場で行なわれた。
 この建物は1950年10月7日まで国会議事堂として使われ、その後は李承晩大統領の執務室となり、朝鮮戦争で火を放たれたが、1962年11月22日、復旧され、その後、中央行政府の庁舎として使用されてきた。
 朝鮮総督府庁舎は、大韓民国の建国以来の歴史の中心的舞台だったのである。それを風水で「国の脈が切れて国土が分断され」た事を理由として、解体撤去するというのは、どういう心理だろう。風水を信ずる多くの韓国民は快哉を叫んだが、金永三大統領の真の目的は別の所にあった。
 金泳三大統領の秘書官・金正男は、『月刊朝鮮』におけるインタビューで「金泳三大統領は、中央庁の建物で展開された韓国現代史が、自分の政権の正統性とはほど遠い恥ずかしく清算すべき歴史なので、その建物に対し愛着を感じなかったようだ」と発言している。
 今までの韓国現代史を「恥ずかしく清算すべき歴史」とするのが、金永三大統領の歴史観だった。それは現在の文在寅大統領にも継承されている。その歴史観を李永薫教授は、次のように要約してる。
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 日本の植民地時代に民族の解放のために犠牲になった独立運動家たちが建国の主体になることができず、あろうことか、日本と結託して私腹を肥やした親日勢力がアメリカと結託し国をたてたせいで、民族の正気がかすんだのだ。民族の分断も親日勢力のせいだ。解放後、行き場のない親日勢力がアメリカにすり寄り、民族の分断を煽った」 (『大韓民国の物語』文藝春秋)。[3]<br />
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 すなわち現在の大韓民国とは、「日帝時代の親日勢力」の残党がアメリカと結託して建てた国であり、本来の正統的国家は北朝鮮だというのである。3代続いている北朝鮮の金王朝こそ、朝鮮の正統な支配者であり、またその背後にある習近平の独裁政権も、伝統的な中華帝国の支配者と見る。
 中国も北朝鮮も、それぞれの前近代的な伝統に基づく独裁国家である。そこには自由、人権、法治、市場経済という文明的概念はない。こういう東アジアの朱子学的全体主義勢力と戦っているのが、韓国内の自由民主主義文明勢力なのである。
■8.「今の日本は敵でなく、共産主義と共に戦う味方だ」<br /><br />
 この夏、8月15日にもソウルで反文在寅の「太極旗デモ」が行われ、参加者は「日本は敵ではない」「反日は反逆だ」などのスローガンを大声で叫んだ。演説会でも「文在寅政権の反日は親北容共で韓国に有害だ」「反日は愛国ではなく反逆、利敵だ」「今の日本は敵でなく、共産主義と共に戦う味方だ」という発言が相次ぎ、参加者が大声で唱和した。[3]
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 現在の韓国の反日は、文政権とその支持勢力が主導する「親北反日」で、それを見抜いた韓国の自由民主主義勢力がアンチ反日運動に立ち上がって、韓国内で激しい政治的、思想的内戦を展開しているのだ。[3]
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 西岡力教授の結論である。香港のデモも本質は同じだろう。自由な日本と台湾のすぐ隣、大陸との境界では、「激しい政治的、思想的内戦」が起こっていることを我々は認識しなければならない。『反日種族主義』が韓国でベストセラーになったのは、自由民主主義文明勢力の反撃の狼煙なのである。(文責 伊勢雅臣)”
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2ttf · 12 years
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see also How to Edit a Glyph that is not listed on iFontMaker
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kamomesong-blog · 5 years
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柿泥棒
 いま住んでいる賃貸アパートの隣に、旧家の風格漂う立派な家が建っている。広い敷地でブルーベリー農園を営んでいる。虫除けの青い網でこしらえられた小屋の中で幾本ものブルーベリーの木が列をなして植わっているのが、うちのベランダからよく見渡せる。
 休日の朝に欄干に布団を干していると、ラジオの音らしいくぐもった人声が、調子外れの音楽に混じってこちらまで聞こえてくる。見ると、遠くで白茶けた麦わら帽子がせわしく動いている。ブルーベリー農園の旦那が農作業にいそしむのである。
 農園の奥には野球場にあるような背の高いフェンスがある。これを隔てて向こうに市立中学校があるらしい。ラジオの音に、部活動の休日練習だろうか、金属バットの球を打つ音と球児らの掛け声が加わると、いよいよ長閑である。
 農園と賃貸アパートとの境には、幹から大きくねじ曲がった柿の木が一本生えている。ちょうどこの柿の木に接する二階の角の部屋を借りているものだから、ベランダに出るたびにふと目に入ってくる。梢に山ほど実った柿の実は、はじめは青くて固そうだったが、ここ二た月ほどでだんだんと鮮やかな朱に色づいてきた。
 「借景」という言葉がある。お寺の庭などで敷地外の山々の景色などを庭の景色の一つとしてしまう方法のことをいうそうだが、隣家のこの柿の木も我が安アパートにしてみれば贅沢な借景である。
 九月も半ばだったか、ある晩に僕は近所の西友で売れ残った線香花火を買ってきて、一緒に住んでいる彼女と二人してアパートのベランダで楽しんでいた。吹く風はすでに少し冷たく、手元で揺れる線香花火はずいぶん寂しく頼りなげたった。
 買っただけの花火がもう尽きようという頃に、ふと、目に飛び込んできたのが例の柿の実である。
 朝見る柿の実は、あざやかな朱の色をよく晴れた空に点じて、ただしみじみと秋の喜びを心に灯してくれるばかりである。だが夜見る柿の実は、暗闇にうっすらと光を放つ朱い珠玉のように妖しく美しいのだ。
「この柿の実を、とって食ったら、美味いだろうね」
 夜の暗闇が、柿の実の美しさが人の心を泥棒にしたものだろうか。
「そんなことばかり言って」
 彼女が、勧めるでもたしなめるでもないように答えて、その日はそれきりになった。
 だが、暗がりに浮かぶ朱い柿の実の影像は、妙な粘り気を帯びたように心の中に消えずに残った。そして、少しの水流で湖底の澱が巻き上がるように、事あるごとに脳裡に再生されるのである。
 そうしてもう十一月に入っていた。
 ある寒い夜、僕はちょっと早いが炬燵を出してきて、焼酎のお湯割りをひとりで飲んでいた。その時期彼女は帰省していて家に居なかった。
 本を読むには酔いが回りすぎており、つまみもろくに用意していなかったので妙に手持ち無沙汰になった。
(あの柿の実を、とって食ったら、美味いだろうな)
 いつの間にか僕は心の裡でそういう風に独りごちながら酒をちびちび啜っていた。
 常識的には、他人の家の柿の木から実をもぎとるのは盗みに当たりそうである。しかし、木の枝はほしいままに伸びて敷地の境界を冒している。そういう意味では、自分で自分の敷地の柿の実をただとって食うのにすぎないのではないか。
 あるいは蘇東坡という中国の昔の詩人はこういうことを言っている。すべて自然の産物は造物主のはたらきによって産み出されたのだから、ある意味で人はこれらを何一つ我が物にできないともいえるし、また翻って、なんでもかんでも所有しているともいえるのだと。これを「造物者の無尽蔵」というそうである。
(なるほど、造物者の無尽蔵か。すると、山も川も、可憐な花も、燃えるような夕日も、そしてあの小さな朱い柿の実も、すべてこれ誰のものでもなく、また同時に俺のものでもあるというわけだなァ。さすがに、蘇東坡はえらい)
 酔っていい気になって屁理屈をこね、僕は揚々とベランダへ躍り出た。夜気はいよいよ冷たく、幾顆もの柿の朱の輝きはいっそう冴え返って夜の暗幕に点々と火を灯している。
 ──ところが、すぐに気がつくのだが、どの実をとろうとしても、意外にあと少しというところで手が届かないのである。指先でほんの少し触れることはできるが、もぎ取るにはあと数十センチ遠い。
 思わずむきになって欄干に身を乗り出し、しばらく頑張ってみるものの、足元が少しふらついていることもあって危ない。段々、ほんの少しの間違いで落っこちるのではないか、ということが怖くなってきて、そうなるともう、ダメなのだ。
 惜しいかな! 怖さで酔いも冷め果てた。すっかり白けて風呂にも入らず寝た。
 翌朝、布団を干そうとしてベランダへ出ると嫌でも柿の木が目に入る。
 簡単にとれそうに見えたんだがなあ、と恨めしいような思いで眺める。そうして驚いた。
 ──夜の暗闇のせいで気づけなかったのだろうか、どの柿の実もすでによく熟れてわずかに崩れてきており、しかもほとんどの実の天辺に、鋭く抉られたような穴が空いているのである。先にもう食われているのである。
 梢でうるさく鳴き交わす種々の鳥のほうが、造物者の無尽蔵を享けるに一枚上手だったということだ。
〈鳥どもに先越されたり柿泥棒〉
 その晩赴いた酒席で、僕は大学時代の後輩にすぐに事の顛末を話した。しかも、自作の俳句まで披露して得意でいると、
「平成も終わろうという年に、あんたは何やってんですか」
 と呆れられた。それもそうだと思った。
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kachoushi · 3 years
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各地句会報
花鳥誌 令和2年11月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和2年8月1日 零の会 坊城俊樹選 特選句
青山へ八月の雲のし上がる 和子 魂も今蝶と化すてふ墓所の百合 眞理子 雲の峰青山墓地に崩れけり 梓渕 薄闇にラジオときには蚊遣香 順子 蚊取線香みだらに燃えてゐたりけり 公世 からつぽの鳥籠吊つて婆の朱夏 光子 空蟬の破られし背に光満つ 小鳥 白き糸濡れてをりけり空蟬に 和子
岡田順子選 特選句
黒揚羽ぬかづく人へ入れ替はる 要   槙剪つて明るき墓所や雲の峰 梓渕 揚羽来る墓に朽ちたる名刺受 俊樹 草いきれよりマリア仏の上半身 光子 かき氷ひとつに父と娘かな 同   からつぽの鳥籠吊つて婆の朱夏 同   神愛し薔薇を愛せし寝墓とも 俊樹 蟬時雨彼を一瞬隠しをり 久
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年8月6日 うづら三日の月(八月六日) 坊城俊樹選 特選句
秋の夜の澄みし青空何処までも 柏葉 土用干し守る着物に仕付け糸 さとみ 墓参り避けたつもりも鉢合せ 同   天筆に願ひを込めて星祭 都   留守居して語る人なき盆の月 同   七夕や一つを願ひ糸結ぶ 同   客帰り独り帯解く夜半の秋 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年8月7日 鳥取花鳥会(八月七日) 岡田順子選  特選句
友の墓訪ふも吾のみ原爆忌 益恵 蟬の穴被爆の眼窩に似て静か 都   八月や浜辺に白き船並び すみ子 抽出しにしまふ西日や能事足る 悦子 蜩の破調に夜明け整へり 宇太郎 油照お濠の亀は泥を負ひ 都   雲の峰サーファー起てば動き出す 益恵 帰り行く友や日傘をまはしつつ 幸子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………   令和2年8月7日 さゞざれ会 坊城俊樹選 特選句
昨夜の色閉ざしてをりし月見草 かづを 蟬しぐれ故山に溢れをりにけり 同   故山より風渡りくる施餓鬼寺 同   月見草夢に終りしことばかり 雪   炎天下大きくきしみバス停まる 和子 法堂に集ふ百僧蟬しぐれ 笑   暮六つや七堂伽藍の蟬しぐれ 希   母の背に負はれて���げし終戦日 千代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年8月8日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
病院の小児病棟星祭 清   ぐづる子を放り入れたる踊の輪 晶子 銀河から金平糖のお裾分け のりこ 魔法めく夜店にかざしみる指輪 岬月 老僧の盆経朗朗たる気迫 同   とび出しもはみ出しもゐる砂日傘 同   搗ち割の角なめらかや蕎麦焼酎 慧子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年8月8日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
やはらかな色に隠元大揃へ 秋尚 ひと頻り法師蟬鳴き風起る 同   空蟬の登る姿勢を崩さずに 同   音の無き蒼茫怖し星月夜 ゆう子 新盆の信女の墓碑の径細し 三無 星月夜野辺山走る小海線 幸風 蜩や夕餉のお菜鉢ふたつ ゆう子 鬼灯の色乾きたる寺の畑 秋尚 隠元の色鮮やかにバターソティー 瑞枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年8月10日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
墓洗ふ母の育てし供華を持ち 信子 サングラス粋なる人と恐き人 みす枝 裸電球に照らされてゐる地蔵盆 上嶋昭子 日もすがら響動もす鐘や盂蘭盆会 時 江 丸き笊丸く並べて梅を干す 信 子 蟬時雨つり橋の子の声消され 中山昭子 神々の光さづかる大御祓 ただし 星祭壺にさしたる笹の竹 錦子 野も山も深く沈みて星月夜 みす枝 蟻の列ラベルのボレロまだつづく 上嶋昭子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年8月11日 萩花鳥句会
秋風や万里の長城行きし旅 祐子 少し愚痴呟きながら墓洗ふ 美恵子 新盆に帰る家なき仏たち 健雄 弟と母住む故郷鰯雲 ゆかり 庭仕事合間に西瓜ご馳走に 克弘
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年8月14日 さくら花鳥句会 岡田順子選  特選句
田舎道兜虫売る小屋に遇ふ みえこ 迫真の演技の子役夏芝居 登美子 幼な子も数珠握りたり墓参 実加 イヤホンを片耳づつに星月夜 登美子 晴天にシーツ洗ふや原爆忌 実加 永遠に在り続くかに花氷 紀子 蜩を聞きつつ帰り仕度の子 裕子 野の花を供へて母の展墓かな 登美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年8月17日 伊藤柏翠俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
サングラスかけて犬にも恐がられ 英美子 酒呑まぬ父はお洒落でパナマ帽 千代子 終ならん声を聞き入る秋の蟬 かづを 秋の雲落暉に燃えて消えにけり 同   ギヤマンに盛られ清しき夏料理 みす枝 口紅の朱の沁み出る極暑かな 同   遺骨待つただそれだけの盂蘭盆会 同   無人駅帰省子ホームまで送る 世詩明 羅の女の視野に万華鏡 同   帰省子の戻る車窓に掌を重ね 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年8月19日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
黒髪で顔を隠され西瓜食ぶ 世詩明 口紅が熟れた西瓜を齧りつく 同   九頭竜の流れおだやか終戦日 千代子 海凪いで沖行く船に盆の月 同   流行りもの一つ身につけ生御魂 同   終戦日一男優の死すと云ふ 同   炎天や路面電車の軋み来る 美代 これ以上青くなれざる青蛙 雪
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年8月21日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
手枕で昼寝をしたる沈金師 世詩明 虫干や母の袂に恋の文 みす枝 小恙を顔に出さじと踊りの輪 一涓 肉魚を下げて八月大名来 同   虫の世に火取虫とし果つ定め 雪   白と云ふ哀しき色の盆灯篭 同   赤と云ふ色は淋しや盆灯篭 同   煎餅屋ののれんの奥の扇風機 上嶋昭子 捩花のねぢれる時に媚少し 同   美しきことに飽きられ水中花 同   物干の続く町並夜は秋 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年8月10日 なかみち句会(八月十日) 栗林圭魚選 特選句
芭蕉葉に道草を食ふ風ありて 三無 恒例の枝豆届き安堵かな エイ子 海沿ひの蕎麦屋の遠く秋暑し 貴薫 裏庭に風探しけり夕残暑 和 魚 枝豆や父の遺影と酌む忌日 三無 ゆらゆらと芭蕉広葉の青き翳 同   家事とても遣る気奪はれ残暑かな せつこ 公園の要一本大芭蕉 怜   影広げ海辺の宿の芭蕉かな せつこ 枝豆の彩りとなり皿の上 ます江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和2年8月 九州花鳥会(投句のみ) 坊城俊樹選 特選句
双手上げ銀漢しづく待ちにけり さえこ 天の川渡る媚薬を飲んでより 伸子 黒日傘ひらりと海へ消えにけり 朝子 ゆくりなく女と生まれ天の川 美穂 盆の月透き通るまで踊りけり 愛   その先は有耶無耶なりし道をしへ 伸子 天の川の端より天の川仰ぐ ひとみ 星よりも暗き島の灯月見草 豊子 走馬灯曼陀羅の闇廻しけり 喜和 蟬の殻蹴りし少年黙り込む かおり 天の川尾は聖堂の十字(クルス)まで 志津子 病窓よりビアガーデンの見えるらし 順子 水をくれムンクの叫び原爆忌 喜和 色鳥来ルドビコ踏みし甃 寿美香 難しく考へる鶏頭の襞 伸子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………
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neo-city-girl · 4 years
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2020.9.26-27
私が金沢行きのバスのチケットを取り間違えちゃってやらかした25日からすでにこのアゲアゲ修学旅行は始まったの。終電の中央線で新宿から八重洲のビッグエコーまでいく間に明日の新幹線をとって朝イチで金沢に、金沢ついてレンタカー借りて近江町市場で海鮮丼を食べて、あのあら汁は人生一の美味しさだったね、、、、あれはうまかった。そんで兼六園行って21世紀美術館行って、雨がすごかったのもあって退散、なんか蓮の寺はなぜか枯れてたのも思い出。そっから宿にGoして、そしたらまさかの宿は私たちの貸し切り〜最高によかった。そんで歩いて喫茶ローレンスで待ち構えていたのはインパクトの強い店主のおばさん。並々までついでくれたミルクティーは熱くて飲めないし、まさしが頼んだジンジャーミルクはただのすりおろしのしょうがをミルクに入れた味で、みゆうの頼んだレモンティーは氷が入っていなかった。癖のある店内のカオスな状況に私たちは笑いが止まらなくて、��あドライフラワーの空間は良かった。そんで金沢のおでんを食べに高砂へ。本格的なおでんを食べるのは初めてかもしれない、頼んだもの全部美味しかった。帰りはタクシーで宿まで行ったんだけどみゆうがケータイをタクシーに忘れてしまったのもハプニング。そんで風呂入って1缶飲んでみんな疲れているのか1日目は就寝。2日目起きたら10時すぎだった。
2日目の朝食(お昼)はラーメンを。鶏ガラの出汁はなかったので私は塩ラーメンを。美味しい。私は食わず嫌いで味玉をちゃんと口にしたのは初めてだったので味玉の美味しさに感動。そして食べ終わった13:00、21世紀美術館へ。スポーツとアートの融合はちょっと理解し難いものでもあったけど、一つ一つの展示は楽しくてワクワクしたな。プールにいる人多すぎて笑った。日曜だったっていうのもあるけど。その後はHimito(タンポポハウス)にいった。全てが綿毛の空間はなんか鼻がムズムズしていたけど神秘的で、とても良かった。その後はどこかな、たしか古着屋かな。いや違う、東茶屋だ。抹茶ソフトを食べて、色々みて回って、なんとか坂を上がって寺でかっけえ朱印状をもらおうとしたけど、書く主がいなくて断念、色々回ったな〜、そのあとに古着屋行ってそこで私はシルバーカラーのハートピアスを購入。金アレなので痒くなっちゃうのどうにかしたいな。その後はレンタカーを返してお土産タイム。ノドグロのラーメンとホルモン揚げと、餅を買って、最後に向かったのはホルモン屋さん〜。全員前日のおでん屋の向かい側のホルモンの匂いに影響された。お店は古くてGいたけど、味はピカイチ。美味しかった、、、、、、、、、、美味しい。そんでプリ撮って、最後に金沢駅でワンカンしてから夜行バスに。
楽しかったです〜!!!!!思い出つまりすぎ
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7.尊明排清と小中華思想
問い5:李氏朝鮮中期の状況について>7.尊明排清と小中華思想
目次は こちら
7.尊明排清と小中華思想
 『朝鮮の歴史』の192~193ページの「丁卯・丙子胡乱」より、朝鮮と金・清・明との関係に関してその要点を引用します
[16世紀に勃発した壬辰・丁酉倭乱は、東アジアの国際秩序に変革をもたらす契機となった。明末に皇帝独裁の権力機構が崩れ、壬辰倭乱と内乱によって明の国力が衰えた頃、鴨緑江の北方では明の勢力圏を脱した建州女真のヌルハチが1616年(光海君8)に後金を建国した。
 倭乱後、朝鮮では1608年に宣宗の後を継いで世子の光海君(在位1608~23年)が即位した。土地と戸籍の調査事業を実施し、明と後金に対しては中立的な対外政策をとるなど、内治と国防を強化した有能な国王であった。
 (中略)
 しかし、西人が光海君を廃止して仁祖(在位1623~49)を擁立し、親明排金政策を打ち出したため、後金の神経を刺激する結果となった。
 (中略)
 1627年(仁祖5)、後金の太宗ホンタイジは光海君のための報復を口実に3万の軍隊を送って朝鮮へ侵入した(丁卯胡乱)。毛文龍の部隊も敗れ、仁祖らは江華島に避難した。後金は征明の意図から朝鮮と兄弟の盟約を結び、朝貢と官貿易を条件に講和が成立した。ところが、1636年(仁祖14年)に後金は国号を清と改め、朝鮮に君臣関係を強要してこれを拒否されると、清は再び12万の軍隊を朝鮮に侵攻してきた(丙子胡乱)。王族らが避難した江華島は陥落し、仁祖が逃げ込んだ南漢山城も包囲された。そして翌年、仁祖は漢江ほとりの三田渡(現、ソウル市松坡区)にある清軍の陣営にあらわれ、ホンタイジに対して「三跪九叩頭」という臣従の礼をとって降服した。(後略)]
 このようにして、朝鮮はそれ以降1895年の日本との下関条約締結まで、259年間清に臣従することになりました。そして、清は1644年には明を滅ぼし、北京に首都を移して、以降中国を支配することに成りました。参考のために、大清帝国の領域を示した地図を示しましました。KOREAはTributary state(属国)として示されています。
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 以下に『朝鮮の歴史・新版』の「第5章 朝鮮王朝の成立と展開」の163ページに当時の朝鮮の知識人たちの考え方が記されていますので、これを引用します。
[当時の知識人は、朝鮮を明と同質の文明国であると考えていたが、女真族および清を野蛮人・野蛮国とみなしていた。したがって、明の滅亡という事態を迎えて、知識人の間では、清が支配する中国はもはや文明国ではなく、朝鮮のみが中華文明の継承者であるとする小中華思想が高揚することになった。仁祖を継いだ孝宗は、丙子の胡乱の後、人質として瀋陽に拘留された体験から強い反清感情を持ち、尊明攘夷を唱える西人の領袖宋時烈らを重用した。そのために孝宗政権では、清を攻撃するという北伐が計画された。北伐は実行されなかっ��が、北伐論自体は小中華思想とともに知識人に意識され続けていくことになった。こうした中で、野蛮国である清から学ぶものは無いとする意識が生まれ、結果的に新しい文化の受容を阻害する要因の一つにもなったのである。]
 この記述から、当時の朝鮮の知識人が思い上がって夜郎自大になっており、現状認識がまったくできていなかったことが分かります。そして北伐が実行されなくて朝鮮のために良かったと思います。
 朝鮮人が野蛮国とみなす清帝国の康熙帝は、中国歴代最高の名君とされ、『康熙字典』『大清会典』『歴代題画』『全唐詩』『佩文韻府』などを編纂させ、『古今図書集成』の編纂を命じ、朱子学に傾倒し、自ら儒学者から熱心に教えを受け、よく知られた文化水準の高い皇帝でした。そして、明時代からいた明国の文化人とその文化はそのまま清国に引き継がれていました。しかし、そのような清の実態を当時の朝鮮の知識人たちは見ようとしませんでした。
 それなのに朝鮮だけが中華文明の継承者であると自惚れ、小中華思想に染まってしまいました。そして、その小中華思想は、朝鮮は世界最高の文化レベルであるという思い込みになりました。その結果、実は他国に比していろいろな面で大きく遅れている自国の実態と、進んでいる世界の実態に対する認識が欠如し、この誤った認識が朝鮮の近代化と発展を阻止していたのです。
 これは朝鮮が性理学だけを文明と思い込んでおり、世界には性理学以外の多くの文明が存在する事実を認めようとしなかった認識の偏狭さの弊害だと思われます。同様なことが現在の韓国について心配されます。それは民族主義的史観だけが正しい歴史であり、それ以外の歴史的事実を見ようとせずに排除してしまう思考の偏狭さです。これは韓国に明るい未来をもたらすものではないと思われます。
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爆弾投下続行します。
戦後の日本人引き揚げ時の真実は、
語り継いでいかなければならないと思います。 繰り返しますが、
日本人と一緒に戦争していた朝鮮人は、
日本が敗戦すると知ると手のひらを返して日本人に対して、
略奪・強/姦・虐殺などあらゆる暴虐の限りをしたのです。
ソ連の裏切り・火事場度泥棒強盗殺人犯罪に絡んで 日本人引き揚げ時の朝鮮半島での悲惨な史実~朝鮮人の犯罪です。 再び、歴史さんのページからの引用です。とても勉強になります。
そもそも朝鮮は、朝鮮側からの要望もあり日本統治され、 発展し、朝鮮人の寿命が伸びた事実があります。
戦時中は、共に戦いましたが、 日本が負けた事を知るとソ連の戦争参入に便乗して日本人を虐/殺したり、 日本人女性が強/姦されたりした事は、紛れもない史実です
394:可愛い奥様:2013/06/03(月) 17:11:08.78 ID:3balZdMM0 台湾 にいた日本人は、台湾 人と涙ながらに別れて引き揚げて来ました。 しかし、朝鮮半島からは、「命からがら」逃げて来たのです。
終戦1週間前の1945年8月8日、 ソ連が日ソ中立条約 を破って対日宣戦を布告して満州と朝鮮に侵攻して来ました。
窓も門も開け放しのまま去った 日本人の空き住宅、商店、倉庫等にアリのように人間が群がった。
家財、衣類、食器、装飾物、楽器、娯楽品、靴、傘、書籍、自転車、 あらゆるものをかっさらい運び出すのに忙しかった。
町全体が怒鳴り合い、奪い合い、誰もが目を皿のようにして走っていた。 ある人はトラン��を担いで逃げる。
皆走る、ぶつかる、ののしる、宝物を求めて、より大きい高級住宅に入る。
引揚げの惨事は北朝鮮 だけに起こったのではない。 南朝鮮(韓国 )においても、日本人に対し朝鮮人はあらゆる悪事を働いた。
北と南に民族性の違いはないのである。同じ朝鮮人、当然でしょう。 ・・・「朝鮮戦争 の真実 -元人民軍工兵将校の手記-」朱栄福著
北朝鮮で農業を営んでいた老夫婦は、年頃の娘二人を連れ、 辛苦のすえやっと38度線近くの鉄原にたどりついた。
そこで見たものは、日本人の娘が次々にまずソ連兵に犯され、 ついで、韓国の保安部隊に引き渡されて、更に散散にいじめられたうえ、 虐/殺される光景であった。
朝鮮保安部隊の略奪と暴行は、残虐を極めた。
夜中に雨戸を蹴破って侵入してきたソ連兵は、 17 になる娘を父親からひったくるように連行。
娘は明け方になり無残な姿で、涙もかれはてて幽鬼のごとく帰ってきたという。
皆、ソ連兵を韓国 人が案内したのだった。
部落ごとの保安隊の関所では、厳重な身体検査が行われ、 金や着物や米などが取り上げられた。
一糸まとわぬ姿にされ、取調べられた若い女性もあった。
城津での惨状は言語に絶した。韓国 人の男女が数十名の団体で押しかけ、 干してある洗濯物から赤児の着物まで剥ぎ取って掠奪され、 あげくは婦人の「提供」を要求した。
・・・正論 2005 年 11 月号 引揚民間人を襲った略奪・暴行・殺戮の嵐
396:可愛い奥様:2013/06/03(月) 17:13:09.10 ID:3balZdMM0 日本敗戦後一年が過ぎても北朝鮮 内の日本人の移動は禁じられていた。 筆者のグループは賄賂を使ってトラックを雇い南朝鮮への脱出を決行する事になった。
昭和21年9月中旬、朝鮮警察のトラックを使用する。 料金は一人千円ということで、赤ん坊も含めて、私は六千円を支払った。
市辺里で全員トラックから下ろされ、後は徒歩になったのだが、 牛車が2台待っていて使用を強制され、荷物を載せて身軽で歩いた。
牛車代は多額が要求され、次の部落では次の牛車に載せ替えられて また金を巻き上げられる。山の中腹に煙が見えた。
そこはチゲ部隊の交替地であった。
もうこの頃には、醵出する金は無くなっていたが、物でもいいと言われ、せっかく、 わざわざここまで運んできた物を大部分取上げられてしまう。
稜線まできたチゲ部隊に、 「こんな少しばかりで、お前ら、日本へ帰れると思うのか。もっと出せ出せ!!」 と威かくされ、残りの物まで投げ出し、疲労困憊の老幼男女は、狂気のように この38度線の山稜を駆け下る。
・・・生きて祖国へ5 死の三十八度線  引揚体験集編集委員会編 
397:可愛い奥様:2013/06/03(月) 17:13:57.99 ID:3balZdMM0 文坪の町も日に日に治安が悪くなっていた。 しばらく鳴りを潜めていた朝鮮過激分子の跳梁が始まってきた。
元山でも朝鮮人が暴徒と化して、日本人経営の店や住宅にまで押しかけて 暴行、略奪を始めたという噂が入ってきた。
ソ連兵は保安隊員の先導で日本人の住宅地区にやってきて、 家中を物色しありとあらゆる家財道具を略奪し始めた。
その内のめぼしい物がなくなってくると今度は、 「女!女!」と言って若い女性を連れ出すようになってきた。
私達若い女性は、頭髪をぷっつり切り落とし丸坊主になり、 貧しい男の子のように薄汚れた服を着るようにした。
ソ連兵や保安隊員が来ると、いち早く床下に隠れたり、 前もって準備して掘った穴に身を潜めた。
・・・私の三十八度線突破記録  梶山緑
北鮮に入って来たソ連軍は、満州におけると同様、 略奪、放火、殺人、暴行、強/姦をほしいままにし、
在留日本人は一瞬にして奈落の底に投じられる事になった。
白昼、妻は夫の前で犯され、 泣き叫ぶセーラー服の女学生はソ連軍のトラックで集団的にら致された。 反抗したもの、暴行を阻止しようとした者は容赦なく射殺された。
ソ連兵に触発された朝鮮人の暴行も多かった。 富坪の避難民3000名中、その半数が死/亡した。
一日も早く引揚げさせてくれという要望はソ連軍当局によって無視され、 日本人はただただ餓死を待つよりほかない状況に追い込まれた。
在留日本人社会では「38度線さえ越えれば」というのが唯一の悲願となった。
やせこけた身体に乞食のようなボロ をまとい、 山を越え谷を歩き強盗にささやかな所持品を奪われ、歩哨の銃弾に倒れ、 人々は南に辿り着いた。
・・・「韓国 ・朝鮮と日本人」 若槻泰雄 
” - 二日市保養所、戦後の日本人引き揚げ時の朝鮮半島での悲惨な史実、アメリカの社会科教科書として採用された『竹林はるか遠く』の日本語版が発売|保守速報 (via syabuichi)
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izabella2623 · 6 years
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■TRPG(CoC)PL履歴
■TRPG(CoC)PL履歴
参加日時/シナリオ名/参加 自PC名/参加PLさんPCさん名
https://privatter.net/p/3383443
■上記履歴より、以下シナリオ名のみ表記
【あ】 ・愛されたい ・貴方��私を二度殺すのね ・アドレナリン ・闇室(あんしつ) ・アンケート#17 ・赤いスペード ・紅と朱と緋と丹の赤い垢 ・贖い神 (KPレス) ・あそこのクリスマスツリー燃やそうぜ!! ・仰ぎ見る遡行 ・アカナワサマ ・あなた方は御曹司です、金にモノを言わせてイタリアまでオペラを聴きに来ました。 ・アンドロイドは探索者の夢を見るか? ・愛して欲しいとも言えなかった。 ・愛され少女のステキな末路 ・愛罠蜂 ・アド・ベント(KPレス) ・アルドラの騎士は君の名を呼ぶ ・アイリスからの恋文
【い】 ・命の時刻 ・いろおに ・家の中を歩いてみよう ・以心電心 ・壱なるものの流出 (KPレス) ・愛しのフラガリア・ヴェスカ ・イノセンスの慟哭 ・いばらの海
【う】 ・海も枯れるまで ・海に融ける信仰 ・有頂天一丁目一番地 ・ヴェルネの天使は死を歌う ・うみひどら(KPレス)
【え】 ・猿縁爺 (KPレス) ・縁と命はつながれぬ ・エス ・永久の一日 ・えっ!?たった3日で運転免許を取れる合宿があるって本当ですか!? ・エンジェル・デビル・インプロパー
【お】 ・美味しいね、モグモグ ・お前のケツ柔らかいな…、柔軟剤使った? ・おくすりのめたね ・おいしいちくわ ・おいしいちくわ~アゲイン~ ・おいでませ!雄っパブ ドリィムランド ・おなかいたい ・鬼屋敷 ・おちんちん牧場でつかまえて ・越智満高等学校七不思議 ・おしゃべりフィリング ・お部屋探しは ・覆い隠されたプラトニック ・おキツネさま ・踊れ、ワルツ ・おうちにかえろう。 ・お酒こわい
【か】 ・壁からケツが抜けない「あとパンツ穿いてない気がする」 ・籠の中の鳥は ・換水するクオリア ・棺桶の中から ・鍋宴 (KPレス) ・海賊船と大海原の悪魔 ・海賊船と空渡る幽霊船 ・欠けた片割れの星 ・神在月に帳の下りて ・龍箱の外に希望のアオ ・鏡の向こうで -Another me- ・カクテルドレスを脱がさないで ・傘男 (KPレス) ・硝子ノ胎ノ子守唄 ・カノヨ街 ・金糸雀の欠伸 ・かいぶつたちとマホラカルト ・感染自罪のモンタージュ ・ガタノソアの不吉の海岸 ・烏が群れては、極彩色 ・彼方からの君に捧ぐ ・からおそろしい窖
【き】 ・君のスケッチブックに僕はいない ・機械仕掛けの街 ・際に或る人 ・君は悪くないよ ・ぎこちない同居 ・奇妙な転校生 ・ギャンブルと合コンを足して酒で割ったシナリオ ・きぐるみパレード ・キミのターン! ・キルキルイキル ・共鳴する咆哮 ・虚星落つ ・黄添高校怪奇忌憚 消える生徒 ・黄添高校怪奇忌憚 フジキナナコの噂 ・黄添高校怪奇忌憚 硝子の網~怪奇!ベートーヴェンの動く目!~ ・黄添高校怪奇忌憚 終わらない放課後 ・黄身と蜂蜜 ・記憶にございません
【く】 ・クルクルン ・クロックソングはゆりかごから ・空虚表象 ・グレイ・グー・ゲーム ・クトゥルフ・オブ・ザ・デッド ・クロノワール・メテオライツ第一章 -運命交差のPerseids- ・クロノワール・メテオライツ第二章 -悲劇再演のQuadrantids ・クロノワール・メテオライツ第三章 -終末回帰のGeminids
【け】 ・ケーキインドリーム ・月面世界 ・ケザイア・メーソンの復活 ・獣のディーヴァ ・厳正なる選考の結果、貴殿を採用いたします ・ゲームマスターKPC ・舷窓にて
【こ】 ・孤独の密室 ・こどものあそびの庭 ・こちら、南極基地掘削隊 ・蝙蝠傘 (KPレス) ・幸福なコモリ (KPレス) ・ココロノアリカ ・木魂する産声 ・骨壷バイロケーション ・こゝろ ・辜月のN ・こくわさん作タイトル未定刑事シナリオ
【さ】 ・サイキックにゃんこ「こいつ…直接脳内に…?!」 ・さまよえる水面 (KPレス) ・猿の真言 ・誘う昏がり (KPレス) ・最後の葬式 (KPレス) ・三千世界のあなたを殺し、今宵二人で踊りたい ・最高の生贄 ・さよならを言いにきた(KPレス) ・サンタクロース・イズ・カミング・トゥ・ギーザ
【し】 ・しょうらいのゆめ ・自給1650円 ・シャンハトピア ・ジングルベルがきこえない! ・幸せな夫婦 ・女王の卵 ・四季のカテイ ・死ぬほど愛してる ・死角 ・死者のストンプ ・信仰、或いは真実の縮図 (KPレス) ・思考される日常に宛てて (KPレス) ・白い棺 ・神明鏡 ・書架のはざま (KPレス) ・人生画廊 (KPレス) ・灼熱の監房 ・Θシータ ・新鮮!鮫回廊からの脱出! ・深夜三時のスウィートパイ ・心臓がちょっとはやくなるだけ ・シックコール ・証人不在 (KPレス) ・真実と懺悔録 (KPレス) ・ー新生ー ジャンヌの猟犬 ・十二星座館殺人事件 ・少女庭園(しょうじょがあでん) ・しんかいレストラン殺人事件 ・幸せの在処 ・シキラレ■■【複数人KPレス】 ・蹂躙するは我が手にて
【す】 ・沼男は誰だ(スワンプマンはだれだ) ・ストックホルムに愛を唄え ・水媒花 ・水槽のない水族館 ・寿司クオリア ・水泡に帰す ・スペクト・ラム ・スイサイダルアクト
【せ】 ・生活 ・生命の軛 ・零への道程 (KPレス) ・雪月歌 ・世界線の中庭 第一章・花屑 -はなくづ- ・世界線の中庭 第二章・青嵐 -あをあらし- ・世界線の中庭 第三章・水潜 -みづもぐり- ・世界線の中庭 第四章・颱風 -たいふう- ・世界線の中庭 第五章・初茸 -はつたけ- ・世界線の中庭 第六章・顕晦 -けんかい-
【そ】 ・そして空に落ちる -反転する既存概念と、倒錯した情動- ・そして円の果てで約束を ・空の色すら知らない ・そうだ、キョウトとやらに行こう。
【た】 ・兌皮 ・探偵礼賛第一話「始まりはエス」 ・探偵礼賛第二話「10920」 ・探偵礼賛第三話「溺者ハ掴ム」 ・第■■問 (KPレス) ・タピオカとキャッサバと私 (KPレス) ・黄昏の箱庭に在りし君と ・誰がロックを殺すのか ・大正浪漫X2U 令嬢×使用人 ・大正浪漫X2U 怪盗×探偵 ・大正乙女戀奇譚 ・「誰かいませんか?」
【ち】 ・チヌられたプルンプルン天国で起こる 同時多発エロ ・チヌクルンベルがきこえない! ・超超超!!いいカンジ!! ・中禅寺旅館へようこそ ・チャルディーニの法則
【つ】 ・次の探索何着てく? ・つめたくつめたい (KPレス) ・追憶のフォトグラフィ
【て】 ・天使は誰だ ・帝国星結事件 ・Tシャツになんか書いてある部屋 ・天使の作り方 ・デッドエンドトリートシック (KPレス) ・天露尋 ・デウス・エクス・マキナは死んだ ・綴月館マスカレイド殺人事件 ・輾転と町は ・テイスティング・ワイン
【と】 ・毒入りスープ ・龍☆球(どら☆たま) ・時かけそば ・友よ!永遠に ・トラウマイノリティ ・同居人 ・冬海心中 ・ドライブしてたらミ=ゴ轢いた ・凍夜に煌めくパイロープ
【な】 ・何階から落ちますか ・汝の名は ・永き夜の宴 ・汝、ネコと和解せよ ・なにぬねの国 ・なぜ彼は消えたのか?
【に】 ・人形回廊 ・にゃんにゃんぱらだいす ・ニャルラトテップのリアルラックレストラン ・庭師は何を口遊む ・妊孕劇の怪 ・ニャルラトヒーロー ・ニャルラトホテプとデートする
【ぬ】
【ね】 ・ネオンの憂鬱 ・猫のあと、 ・ねばらどの子供達 ・ネリネ
【の】
【は】 ・花ノ揺リ籠 ・バスルームの真相 ・拝啓、 ・般若盗賊団と黄金茶器 ・パピルン ・花冷えの失彩 ・バベル ・花園崩壊 ・春の華、桜花爛漫の梢 (KPレス) ・ハロウィンの夜に渋谷なんか行くから ・白鳥の歌を謡うとき ・蜂蜜酒をかけてください! ・ハロウィン・カミング ・化の国 ・ハロー×××、ハッピー××× ・ハルトゼーカー ・薔薇のつぼみを摘んでくれ
【ひ】 ・秘密の唐揚げ ・白夜の歌 ・人と機械のあいだ ・びーくわいえっと ・ひみつのリフレクション ・ヒーローアーズ ・人は変わるもの ・火点し頃の蜘蛛踊り ・ひび割れた鯨の胃の中にて ・ピース・メイカー ・美味なるコルディセプス ・向日葵の岸にて ・ビスポークランドでなにがあったか?
【ふ】 ・ブランケット症候群 ・ふかきうみ ・ファンブル出したら即終了!脱出ゲーム─FB─ (KPレス) ・不完全なる図書館 ・冬薔薇に捧ぐ ・フカシカ▲▲▲ ・腐乱腐乱 ・腐乱腐乱2
【へ】 ・ペーパー・チェイス大作戦 ・片鱗
【ほ】 ・螢火 ・星の神話、エンドロール ・星へ至る棺 ・僕と夏とサバ味噌サイダー ・ポイエシスの墓守 (KPレス) ・星のはしくれ(KPレス) ・星が並ぶ時 ・星の小袋 ・紡命論とシンギュラリティー ・墓標、瓦解すべし ・方向音痴
【ま】 ・間引キ ・魔法使いのピアノ ・窓のある密室 ・舞奏の国 ・まれびとの島 ・幕開けまで、あと、 (KPレス) ・マグロ食べよ!
【み】 ・密室シェアハウス ・瑞々しいドライフラワー ・三日後の予定 ・密室のパスト
【む】 ・夢幻幸運のグリモワール ・結んだ赤い糸の先を教えて ・ムーンウォーズ!
【め】 ・命名、A (KPレス) ・迷探偵の密室 ・メアリー・スー、あるいは、デウス・エクス・マキナの独白 ・名探偵の語り方 ・メメント・モリの温室(KPレス)
【も】
【や】 ・山猫館 ・山桜の散る頃 ・山羊の歌は謡えない ・ヤロクギ叙事詩 ・夜刀神の境界 ・闇に鈍痛 ・やさしいじごくのつくりかた
【ゆ】 ・雪の日のクリームシチュー ・ゆくさの渦 ・床からケツが抜けない「やっぱりパンツ穿いてない気がする」 ・雪だるま溶けりり ・夢獄 ・ゆらめく魔法市
【よ】 ・ようこそ中禅寺旅館へ ・夜華 ・宵の星 ・夜は短し飲んでは歩け ・宵闇神凵 ・ようこそ!迷冥市役所都市伝説課へ!
【ら】 ・ラズベリージャム ・ラストキス-最後にキスをして出る部屋- ・落星 ・羅生門 ・楽園パラノイア ・ラストナイトで逢いましょう ・ライムライトの住人 ・爛爛
【り】 ・リボルバー ・リラが枯れる頃 ・林檎と淋漓(KPレス)
【る】
【れ】
【ろ】 ・ロッカー ・6年前から来た鬼 ・路地裏のアネクドート ・六色の殺人 ・六色の人魚
【わ】 ・忘れられない夏よ ・忘れられない秋が ・忘れられない未来へ ・嗤う人間師 ・ワンルーム殺人事件 ・ワイズマンホール ・ワイルドローズのお茶会 ・ワンナイトクルーズパーティー
【を】
【ん】
【A】 ・anima ・AQM自転車 ・Actor:0 男と少年 ・a piece of scape. ・Antique Mothe Grimms
【B】 ・BOOK&CAFÉ OPERA-OMNiA ・Baby in Coin Locker ・Bye-Bye Summer Days ・B'ASH
【C】 ・CALLING
【D】 ・DDG ・daze syndrome ― 目眩まし症候群 ― (KPレス) ・devour*devour
【E】 ・ekiga 【F】 ・Fatuus Salutia -ファルウス スルーティア- 【G】 ・GODARCA 【H】 ・Holy Light Christmas ・HELLO HERO ・hack (KPレス) ・HLL 1DAY TICKET ・Have a nuts and funny time!
【I】 ・……is my friend
【J】 ・jewel
【K】 ・Kの独白 【L】 ・Life goes on
【M】 ・master mind ・Morbus Averitas ・Mamma Mia Vampire
【N】 ・needs ・NIGHT OF JAZZ AGE
【O】 【P】 ・Paranormal Crime 【Q】
【R】 ・RED SIGN ・RESPONSE
【S】 ・She Wore a Yellow Ribbon ・sister (KPレス) ・Sweets Clipper
【T】 ・The Hog Game
【U】 【V】 ・VOID 【W】 ・WORST BUDDY-獣の覚醒- ・Wahl Fluch
【X】 ・X2U アイドル×マネージャー ・X2U-バイガスライト-探偵×助手 ・X2Uバイガスライト吸血鬼×聖女 ・ X´の埋葬
【Y】 【Z】
【その他】 ・370 ・10分関クトゥルフモブおじさん(痴漢) ・10分関クトゥルフモブおじさん(父親面) ・13・13 ・3 Days Drug ・6階層のタイムキーパー ・▷||:Sinfonie Nr.9 E―major op.0(シンフォニー ナンバーナイン イーメジャー オーパスゼロ) ・403 Forbidden ・『21世紀の魔女は火刑の憂き目を逃れるか?』ーFile『偉大なるグリモワール』
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unknown-owen · 7 years
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“想いがひとつになった瞬間”Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~ レポート
2月25日、26日に横浜アリーナで開催された、ラブライブ!サンシャイン!!のAqoursのファーストライブ、「Aqours First LoveLive! 〜Step! ZERO to ONE〜」の2日目に参加してきたのでレポを書いていきたいと思う。
(ライブ中の写真は各種レポートを掲載しているサイトからお借りしました)
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(以下の本文中、出演者の名前は基本的にニックネームで述べている。それぞれ伊波杏樹=あんちゃん、逢田梨香子=りきゃこ、諏訪ななか=すわわ、小宮有紗=ありしゃ、斉藤朱夏=しゅかしゅー、小林愛香=あいきゃん、高槻かなこ=キング、鈴木愛奈=あいにゃ、降幡愛=ふりりんとなっている)
ファーストライブにして横浜アリーナ2Daysという、想像を超える規模で開催された今ライブ。私は2日目の26日公演に参加した。25日は元々チケットが取れなかったというのもあるが、その日に東京の国立代々木競技場第一体育館にて内田真礼の2ndライブ、「UCHIDA MAAYA 2nd Live Smiling Spiral」が開催されており、そちらに参加していた。そちらの感想などはまた追々書けたら書いていきたい。
さて、話は戻してAqoursのライブに。 私は事前物販においてあらかたグッズを購入済みであったので、出足は遅く昼過ぎくらいに横浜アリーナ最寄りの新横浜に到着。そこから現地に向かったがその時点でかなりの賑わいに包まれていた。 開場時間まで適当に時間を潰し、15時の開場で中へ。これまでさいたまスーパーアリーナや幕張メッセ、東京ドームなど、数々の大きい会場でのライブに参加してきたが、やはり毎回会場に入ると広さや雰囲気に圧倒される。私が入った時間はまだ早いのもあって、席の埋まり具合はまばらであったが、既に会場内BGMに合わせてペンライトを振っている人もいて、ボルテージは徐々にあがりつつあった。
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ステージ構成としては一般的な構成で、メインステージから花道が伸び、センターステージがある配置。今回のセンターステージは円形で、せり上がる機構はなく、シンプルなステージだった(ただし、ステージの床に映像が浮かび上がるようになっており(演者による影ができていなかったため、上部からのプロジェクションマッピングのような投影ではなく、ステージ下部に大型の映像装置が設置されていたのではないかと予想する)、様々な映像が公演中に映し出されていた。
余談ではあるが、開演前に横浜アリーナからのお願いとして、「ヨコアリくん」なるキャラクターによる注意事項案内動画が流れたのだが、その動画内で、禁止事項を伝えるときに「ブッブー」というSEが流れていた。観客はそれに続くように\ですわー!/と、ダイヤのセリフを連呼していて(しかもその時のペンライトのカラーはしっかりと赤)思わず大笑いしてしまった。
そんなこともあり、ライブ開始の時間が近づく。ほぼ定刻通り16時にライブはスタート。
最初に出演者および担当キャラクターの紹介映像が流れる。これもラブライブ!のライブではおなじみ。そして相変わらず映像に合わせて素早くペンライトの色変えをする観客たち。流石である。
映像が終わると暗転したステージ上にはAqoursの9人が。ここからAqoursの最初の一歩が始まる。
■01 青空Jumping Heart / Aqours 1曲目はTVアニメのオープニング、「青空Jumping Heart」から。 今回のステージ構成(メインステージから花道が伸び、円形のセンターステージがあるという構成)は、まさにこのOPの映像に出てくるステージそのままなのである。さらに出演者の衣装もこの曲の衣装ということもあり、まさにTVアニメOPの世界が目の前に広がっていた。 フルバージョンでの披露は今回が初めて、ということもあり、出演者も観客もとてもテンションが上がる一曲目であった。
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■02 恋になりたいAQUARIUM / Aqours 2曲目はAqoursの2ndシングルであるこの曲。曜のセンター曲である。 会場のペンライトの色も「青空Jumping Heart」のカラフルな色合いから、曜カラーである水色一色に。この曲のダンスは結構"止め"があり、キレが要求されるダンスだと思うのだが、出演者の9人はしっかりと動きをこなしていた。特にこの曲でセンターを務める曜ちゃん役のしゅかしゅーのキレは神がかっていた。あれはすごい。 この曲のPVでは2番のサビからオレンジ色のライトが入る演出があるため、観客もそれに合わせ水色からオレンジへの色変更、さながらμ'sの「Snow halation」大サビのような色変えが行われた。今回はUOなどの化学式サイリウムの持ち込みは制限されていたので、スノハレほど光量も多くなかったものの、とても幻想的な世界だった。 曲の最後の決めポーズをした際、カメラがしゅかしゅーの表情を抜いたのだが、それはそれは満面の笑みを浮かべており、とてもかわいかった。あれはいい笑顔だった。
■MC1 ここで初めてのMCが入る。ファーストライブが始まった感想などをそれぞれが語り、コールアンドレスポンスへ。 私はラブライブ!サンシャイン!!のラジオ番組を聴いていたので、そこで毎回挨拶で言ってくれるあんちゃん(千歌)、ありしゃ(ダイヤ)、あいきゃん(善子)のコールアンドレスポンスは把握していたのだが、それ以外の人たちのものは実際にコールしたことがなかったのでしっかりできるかどうか不安だったが、実際やってみるととても楽しくコールすることができた。 順番的には並び順の左からあいきゃん→ふりりん→キング→りきゃこ→あんちゃん→しゅかしゅー→すわわ→ありしゃ→あいにゃの順。それぞれ以下のコールアンドレスポンスだった。
☆小林愛香(あいきゃん)(善子) あいきゃん「おはヨハネ!」→観客「おはよしこー!」→あいきゃん「だからヨハネよ!(足を地面に踏みつける)」→観客「ぴょん(と言いながらジャンプ)」 ※ダチョウ倶楽部的なアレ
☆降幡愛(ふりりん)(ルビィ) ふりりん「今日も一日ー!」→観客「がんばルビィ!(腕のポーズつき)」
☆高槻かなこ(キング)(花丸) キング「おはな〜」→観客「マルー!(と言いつつ頭の上で○をつくる)」
☆逢田梨香子(りきゃこ)(梨子) りきゃこ「ビーチスケッチ〜?」→観客「さくらうちー!」→りきゃこ「好きな食べ物〜?」→観客「サンドイッチー!」
☆伊波杏樹(あんちゃん)(千歌) あんちゃん「かんかん!」→観客「みかん!」→あんちゃん「かんかん!」→観客「みかん!」→あんちゃん「かーんかーん!」→観客「み!か!ん!」
☆斉藤朱夏(しゅかしゅー)(曜) しゅかしゅー「全速前進〜」→観客「ヨーソロー!」→しゅかしゅー「からの〜?」→観客「敬礼!(手を頭に、敬礼のポーズ)」
☆諏訪ななか(すわわ)(果南) すわわ「ご機嫌いかが果南〜?」→観客「ダイブいい感じ〜!」→すわわ「よーし、じゃあハグしよ!」
☆小宮有紗(ありしゃ)(ダイヤ) ありしゃ「ダイヤッホー!」→観客「ダイヤッホー!」
☆鈴木愛奈(あいにゃ)(鞠莉) あいにゃ「みなさ〜ん、シャイニ〜!」→観客「シャイニ〜!」
■03 Aqours☆HEROES(1日目)/ ハミングフレンド(2日目) / Aqours コールアンドレスポンスが終わったところで次の曲へ。この部分は2日間で曲が入れ替わり、1日目が「Aqours☆HEROES」、2日目が「ハミングフレンド」だった。私は2日目に参加したので「ハミングフレンド」について。 この曲は1曲目にも披露したTVアニメOP「青空Jumping Heart」のカップリング曲として収録されている曲で、私もかなり好きな曲である。 ミディアムテンポながらもノリの良い曲で、サビのコール等はライブで映える曲だなあと改めて感じた。
■幕間映像1 ここで衣装チェンジや休憩を兼ねた幕間映像が流れる。 例によって、キャラクターのアイコンによるドラマパートで、今回はAqoursのメンバーがライブ会場へ向かう、というストーリー。この時間のパートでは、横浜アリーナがある新横浜へ向かう予定が横浜で降りてしまい、新横浜へ再度向かうことになったストーリーが展開された。横浜港は昔日本の玄関口があったということで、横浜線に乗ると攻め込まれるという花丸が心配するという話を中心にドタバタストーリーが繰り広げられた。 特筆すべきは、アイコンの進化であろう。 これまでのμ'sの幕間映像のでもアイコンを使ったドラマパートはあったが、その時のアイコンは表情差分とアイコン自体の動きはあるものの基本的には一枚絵で進行していた。しかし、Aqoursの今回の映像では、各アイコンの顔の表情や髪、目の動きなどが3DCGでぬるぬる動き、非常に表情豊かなものとなっていた。アイコンが並んでいる時は喋っているキャラクターにみんなの目線が行くなど動きも非常に細かく、より一層ドラマを楽しめるようになっていた。
■04 決めたよHand in Hand / 伊波杏樹、逢田梨香子、斉藤朱夏 ここからはメンバーが限定された曲の披露。 まずはTVアニメ第1話エンディングで流れた「決めたよHand in Hand」。非常にノリの良い曲で、私もとっても好きな曲の一つ。イントロのクラップや「Hand in hand wow wow〜」といったコーラスなど、観客も一緒に、一体となって楽しめる曲となっており、ライブでこの曲が披露されるのを楽しみにしていた人も多いはず。 ちなみにこの時の衣装は、次の「ダイスキだったらダイジョウブ!」(TVアニメ第3話)の衣装であった。
■05 ダイスキだったらダイジョウブ! / 伊波杏樹、逢田梨香子、斉藤朱夏 続いてTVアニメ第3話、3人となったAqoursが講堂で地元住民も招いて披露したこの楽曲。 作中では曲中に落雷が��生、停電してしまい大サビ前に歌が途切れるというアクシデントがあったが、さすがにリアルライブではそんな演出はなく、最後まで歌い上げた。しかしこの時の3人はさながら第3話の千歌、梨子、曜まんまであり、キャラクターがそこで踊っているように見えたのは言うまでもない。
■MC2 ここで2回目のMC。歌い終えたあんちゃん、りきゃこ、しゅかしゅーの3人がセンターステージでMCを行った。主なトーク内容は衣装についてなど。また、「決めたよHand in Hand」において、サビの振り付けも一部の観客がマネしてくれたことにも歓喜していた。かわいい。
■06 夢で夜空を照らしたい / 伊波杏樹、逢田梨香子、斉藤朱夏、小林愛香、高槻かなこ、降幡愛 MCが終わり、一度会場は暗転。その間に冒頭の3人は早着替えを行い、それ以外の3人もステージへ登壇し、6人となったAqoursでこの曲。 TVアニメ第6話の挿入歌であるこの曲は、スカイランタンの映像が幻想的な楽曲であり、ステージ演出にもその演出は組み込まれていた。 モニターに流れる本編の映像はもちろんのこと、センターステージの床に映し出される映像にもスカイランタンが登場し、「Aqours」の文字のランタンの映像の時などは実際にそこにランタンがあり、光っているかのような光景となり、薄暗い会場内とあいまって幻想的なステージだった。
■幕間映像2 再び暗転し幕間映像に。 幕間映像1のドラマパートの続きで、なんやかんやで新横浜まで移動できたAqoursメンバーたち。しかし次はそこでお昼ごはんを何にするか揉めて…というストーリーで、横浜名物のシウマイやラーメンなどが登場した。結局昼を何にするか決まらず話しをしていると、見かねた千歌ちゃんが「沼津」にしよう!と言い出す。また沼津まで戻るのかと訊く他のメンバーであったが、千歌ちゃんにによれば新横浜に「沼津」という名の店があるからそこにしようというということであった。このドラマに出てくる「沼津」とは「沼津 魚がし鮨」のことで、地元沼津や関東などにチェーンを広げる店舗で、実際に新横浜にも店舗を構えている。ライブ後にはこのドラマパートを見た客たちで溢れかえっていたとか。
■07 元気全開DAY!DAY!DAY! / CYaRon! ここからはユニットパート。まずトップバッターはあんちゃん、しゅかしゅー、ふりりんの3人よるCYaRon!。 表題曲「元気全開DAY!DAY!DAY!」はアップテンポなナンバーで、元気いっぱいのCYaRon!にぴったりの曲。ライブでも盛り上がること間違い無しだと思っていたので、実際に聴けて本当に嬉しかった。 間奏ではライブアレンジとして、「We are CYaRon! I love CYaRon!」のコールが入ったりと、より盛り上がる要素が詰め込まれていた。特に大サビの「We are CYaRon!」コールは会場中の一体感が凄かった。 ステージの動きとしてはメインステージから歌い始め、曲終わりにはセンターステージへ移動。そこでMCを行った。
■MC3 「元気全開DAY!DAY!DAY!」が終わるとCYaRon!のMCタイム。 CYaRon!の魅力はなんといってもギャップ、ということで続いての曲へ。
■08 夜空はなんでも知ってるの / CYaRon! アップテンポな表題曲からうってかわって、カップリングのこちらはバラード曲。 この曲では特にあんちゃんのパフォーマンスが素晴らしく、抑揚ある歌い方や儚くなるような歌い方など、あんちゃんの歌声は、しっかりと聴けるバラードで映えるなと感じた一曲だった。
■09 トリコリコ PLEASE!! / AZALEA 続いて、すわわ、ありしゃ、キングによるAZALEAのターン。表題曲であるこの「トリコリコ PLEASE!!」はテクノポップサウンドで、会場で大きな音量で流すととてもよく映える。間奏の「A・Z・A・L・E・A、AZALEA」の部分などではしっかりとモニターにロゴも表示されたりして、曲に合わせた演出もしっかりされておりとても美しい空間となっていた。
■MC4 AZALEAによるMC。 「トリコリコ PLEASE!!」の大サビで花道を歩いて行く時に持っていたステッキ(通称「トリコリコステッキ」)を使い、観客をトリコリコにさせることに。 3人がステッキを客席に振りかざすと、振りかざした先の観客のペンライトをピンクにするという流れで、センター、アリーナ、スタンド、立ち見、LVの順番で会場中をピンク色、トリコリコにさせていった。 "トリコリコ"にさせたあとは"ときめき"を届けるという話題になり、次の曲へ。
■10 ときめき分類学 / AZALEA この楽曲の時は3人はメインステージのせり上がる舞台上におり、中央のモニターを背にしてステージパフォーマンスを行った。演者の動きと映像の演出がシンクロし、花が開いたりキラキラした星が降ってきたりなど、ステージ・モニターを全て使った演出は圧巻だった。この演出はμ'sでいうPrintempsのカップリング曲の時の演出に近いのかもしれない。それを彷彿とさせる演出で、懐かしくもあった。
■11 Strawberry Trapper / Guilty Kiss ユニットパート最後のユニットは、りきゃこ、あいきゃん、あいにゃの3人による「Guitly Kiss」。 このユニットパートでボルテージが最高潮に、一番盛り上がったのはこの曲であろう。 出だしの「Ready?」が会場に響いた瞬間、会場の空気が一瞬にして変化した。見たことのないような空気となり、何がなんだかわからなくなるくらいのテンションだった。 Guilty Kissの3人はスタンドマイクを手にし、かっこよく決める姿には惚れそうになる。むしろ惚れてしまっていた。 「My Target」の部分では銃の標準をイメージした映像になったり、大サビのところでは爆発のエフェクトが流れたりと、映像面でもかなり凝っていた楽曲だと感じた。 「ヨハネ召喚」の間奏では会場が白色になるなど観客も合わせてステージを作っており、とても素晴らしいパフォーマンスだった。
■MC5 Guilty KissによるMC スタンドマイクを初めて使ったため、最初は非常に扱うのが難しかったというエピソードトークなどが語られたあと、次の曲のコールの練習に。 まあ次の曲といったら一つしかないので観客もすぐに把握。 3人に合わせて「Guilty Kiss!」「Guilty Night!」のコールを一通り行った。
■12 Guilty Night, Guilty Kiss / Guilty Kiss ユニットパート残る1曲はこの曲。この曲も「Strawberry Trapper」に負けず劣らず人気が強い曲である。 この曲のときはGuilty Kissの3人は個人トロッコに乗り(今回のライブでは乗り合わせのトロッコは無く、全て一人乗りのトロッコを使用していた)、会場を巡っていった。 この曲だけではないが、今回のライブではトロッコで出演者が回る時、そのトロッコがいるエリアのペンライトの色が各出演者・キャラクターの色に変化していき、会場がきれいに色分けされていたのはとてもきれいだった。μ'sのときは個人トロッコがあまりなかったというのもあり、こういうものはさほど見られなかったため、新鮮で少し感動を覚えた。 観客もしっかりとMCで練習した「Guilty Kiss!」「Guilty Night!」コールを声に出し、Guilty Kissの3人に答えていた。
■幕間映像3 この部分での幕間映像は、TVアニメ第1話〜第9話までの振り返り映像(ダイジェスト)が流された。各キャラクターが登場したりキーになる場面ではそのキャラクターのイメージカラーが振られるなど、観客も映像に合わせて盛り上がっていた。 第9話のクライマックス、千歌がダイヤをメンバーに誘うシーンで映像が終わり、次の曲が始まる。このシーンでつながる曲といえばあれしかない。
■13 未熟Dreamer / Aqours 作中で初めて9人が揃った時に歌われた曲、第9話挿入歌「未熟Dreamer」。 メンバーの服装もこの曲のMVの衣装となっており、ステージの映像も本編のダンスシーンのほか、曲のクライマックスのところでは、ステージの上部から花火が降る特殊効果もあるなど、作中のMV・ダンスシーンをそのまま再現していた。 この曲では、メインが実質3年生組3人ということもあり、観客は3年生カラー(ダイヤの赤、果南のライトグリーン、鞠莉の紫)の3色に設定している人が多かった。
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■14 想いよひとつになれ / Aqours 今日この日、いや前日からの2日間で一番のハイライトとなった曲は間違いなくこの曲であろう。この曲だけは感想が長くなってしまうのを許してほしい。書くことがたくさんある。 TVアニメ第11話挿入歌である「想いよひとつになれ」。 作中で梨子はピアノコンクールに参加するため、Aqoursとしてのラブライブ!予選には他のメンバーと一緒に参加せず、一人でコンクールに出席する。そして残りの8人はラブライブ!の予選に参加。全員が揃わないものの、互いを信じ、残りの8人と梨子で場所は違えど想いをひとつにし、見事コンクールも予選も成功させる。今回のライブでは、そんなシーンの再現で、実際に歌唱するのは梨子役のりきゃこを除いた8人で、りきゃこはステージ上段に設置されたピアノで生演奏をする、という構成になっていた。 一人スポットライトを浴び、ピアノへ向かうりきゃこ。出演者もスタッフも、観客も全員が成功を祈っていた。
そして楽曲がスタート。イントロのあんちゃんのソロパートの直後にあるピアノソロパートが最初の難関だが、このパートでピアノの音が聞こえない。りきゃこがうまく弾けずにピアノの前で固まってしまっていた。 その後、楽曲のオケは流れ続けるものの、それにピアノをうまく乗らせることができない。 そんな中、音楽も停止。音響スタッフが継続不可、やり直したほうがいいと判断し音を止めたのだ。会場が一瞬の静寂に包まれる。 すぐに察したあんちゃんがステージを駆け上りりきゃこの元へ。しゅかしゅー、すわわ、あいにゃもそれに続いた。それ以外のメンバーも自分の立ち位置からりきゃこを心配そうに見守っていた。 ピアノの前で泣き崩れ「ごめんなさい。ごめんなさい。」と連呼するりきゃこ。客席側から見ていたがあれは過呼吸気味になっていたかもしれない。 そんなりきゃこを見て、あんちゃんはぎゅっと抱きしめ、あいにゃたちは「絶対できる」「落ち着こう」「大丈夫」「絶対、大丈夫だから」と声をかける。 そして観客席側からは「梨香子!梨香子!」と梨香子コールが自然と生まれていった。ペンライトのカラーもサクラピンク色にし、全力でりきゃこを応援する。
そんな中次第に落ち着いたりきゃこは気を引き締めた表情を見せる。「いける」と他のメンバーに声をかけ、りきゃこを落ち着かせていたメンバーも元の位置に戻る。 観客席からも「頑張れ!」という声がたくさんあがり、りきゃこはピアノの椅子へ座る。 仕切り直しだ。
再び曲が始まる。再びイントロのピアノパートがやってくる。さっきと違いピアノの音は確実に聞こえる。 若干ゆっくりのテンポなってしまっていたが、無事この部分を乗り切ることができた。 その後のピアノパートも、鬼気迫る表情で涙目になりながらも必死に演奏するりきゃこ。あそこまで"真剣"という言葉が似合う表情なんて見たことない。それくらい集中していた。 りきゃこのマイクもこの時はオンになっていたようで、時々すすり泣く声も聞こえてくる。 そして最後のアウトロのピアノソロ。最後の一音。その鍵盤を押そうとするりきゃこの指は、モニターではっきりわかるほど震えていた。そして、最後の音が鳴る。無事、この大舞台を成功させることができた。 観客席からは割れんばかりの大喝采。そして「梨香子」コールが再び起こる。
そして場面は暗転。次のMCへとつながるが、その暗転中に降りてきたりきゃことあいきゃんが抱きついて成功を讃えていた。
■MC6 このMCでは「未熟Dreamer」と「想いよひとつになれ」の感想を語ることに。 「未熟Dreamer」ではMVさながらの衣装や演出が組み込まれていて凄かったこと、特に花火は感動したことが語られた。 そして「想いよひとつになれ」では、りきゃこが「弱いところをお見せしてしまって申し訳ない」と謝罪するも観客やステージ上の他のメンバーからは「そんなことない!」とフォロー。あんちゃんも「こういうのがライブっぽいじゃないですか!何が起こるかわからいのがライブの良さだから」と言っていたのが印象深かった。
■15 届かない星だとしても(1日目) / 待ってて愛のうた(2日目) / Aqours ここも2日間で楽曲が入れ替わった部分。1日目が「届かない星だとしても」、2日目が「待ってて愛のうた」であった。 私は2日目参加ということもあり、「待ってて愛のうた」だったが、「届かない星だとしても」もバンドサウンドでとても好きなので、そちらも聴きたかった…!残念。 しかし2日目の「待ってて愛のうた」も非常に好きな曲であるのでとても楽しめた。この曲Aqoursには珍しいローテンポなバラード曲で、先程の「想いよひとつになれ」の余韻も残っていたということもあり、この曲を聴きながら、ちょっとまた泣きそうになってしまっていた。
■幕間映像4 再びここで幕間映像。ここではTVアニメ第10話〜最終回の第13話までの振り返り映像が流された。映像の最後で、第13話のラブライブ!東海地区予選前のシーン、特に3年生のシーンではいろいろこみ上げてくるものもあり、涙腺が危なかった。そしてそのままライブパートへと進んでいく。
■16 MIRAI TICKET / Aqours 最終回の東海地区予選前の映像が流れたあとといったらこの曲しかない。 センターステージに登場した彼女たちはMIRAI TICKETの衣装を着ている。そのまま曲が始まるのか、と思ったが、タカタンッとSEが鳴った。おや、これは。。。 そう、最終回の第13話で披露された寸劇の再現である。 正直のところ、第13話が放送された直後はこの寸劇は賛否両論だった。というのも大事な最終回、それもクライマックスのライブパートの直前に10分以上ストーリーを振り返る演劇をキャラクターたちが行うのである。無駄なパートだと思われても仕方なかった部分もあったが、その寸劇を実際に生で、目の前でキャスト陣が演じるのを見ると、あれは決して無駄な演出ではなかったのだと感じた。ミュージカル調の寸劇はリアルで見てこそ映えるもので、出演者の一挙手一投足や間のとり方などのテンポが作中のキャラクターままの動きで、完全にシンクロしていた。 しゅかしゅー(曜)があんちゃん(千歌)にスクールアイドルを諦めるかどうか問う時の「やめる…?ねぇ、やめる…?」はウィスパーボイスの如く囁く声で、とても心のこもったセリフだった。また、あいきゃんが登場するシーンでは、作中の善子かのごとく、観客席寄りのゴンドラから登場するなど作中準拠の演出がしっかりされており、とても見応えのある寸劇だった。 そして作中の展開と同じように、寸劇が終わってMIRAI TICKETが始まる。 楽曲開始前の点呼では、1、2、3と一人ひとり点呼していき、9、そして観客全員で10。会場がいよいよクライマックスに向けて走り出した瞬間だった。
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本編のライブパートでは、観客席は最初は各キャラクターのカラーでカラフルになっており、最後には青一色となる演出がされていたが、実際の観客席でも最初はカラフル、最後は青一色という作中通りの色変えが行われており、しっかりと観客側も"わかってる"と感動を覚えた。 サビ前の「We say "ヨーソロー!"」のところは全員で叫ぶ、など一体感のある楽曲となり聴いていてとても楽しかった。
■MC7 アンコール前最後のMC、そして最後の楽曲へ。アンコール前最後は、Aqoursの始まりの曲でもあるこの曲。
■17 君のこころは輝いてるかい? / Aqours アンコール前最後は、Aqoursのファーストシングル「君のこころは輝いてるかい?」。 2015年10月7日発売されたこのシングルから、Aqoursのミュージックヒストリーは始まった。 ステージ上のAqoursの9人も、観客席の観客も、最後の最後まで全力で頑張ろう、応援しようという気合の入ったステージだった。千歌と梨子のダブルセンター曲ということもあり、会場のペンライトカラーはみかん色、そしてサクラピンク色に染まっていた。間奏の馬跳びジャンプも大成功し、歓声に包まれた。
■アンコール映像 そしてアンコールへ。 μ'sのライブ同様、アンコールのコールの途中から新規のアニメーション映像が挿入された。 舞台裏でアンコールの声を聞く千歌たちメンバー。 そして円陣を組み、数字で点呼、、、ではなくお互いの名前を呼び合う流れに。この流れは非常に新鮮でとてもよかった。 全員分呼び終わったあと、いつもの「Aqours サンシャイン!」の掛け声のもと、ステージが開く。
■EN01 Pops heartで踊るんだもん! / Aqours アンコール1曲目は、TVアニメBD第1巻の特典CDに収録されているこの曲。自分は今回のライブで、発売済みのBD第6巻に収録されている特典曲を披露するのかと思っていたが、実際に披露されていたのはこの「Pops heartで踊るんだもん!」1曲のみ。まあ第1巻にはこのライブの先行応募券が封入されていたので、誰もが知っている曲と判断されたのであろう。 この曲も他の曲に負けず劣らず明るく、乗れる曲で、ライブにはぴったりの楽曲となっている。 コールや合いの手がそこらじゅうに散りばめられており、聴いていて楽しくなる。
■EN02 ユメ語るよりユメ歌おう / Aqours アンコール2曲目はTVアニメのエンディングテーマ、「ユメ語るよりユメ歌おう」。 この曲では9人がそれぞれ個別のトロッコに乗って会場を移動。9台のトロッコが連なる姿は圧巻であった。 また、この曲ではステージ上のモニターに歌詞が表示され一緒に歌うことができた。 個人的にはサビ終わりの「Singing my song for my dream」という部分がとても好きで、ここを歌えたことはとても嬉しかった。
■MC8 最後のMC。 簡単に「Pops heartで踊るんだもん!」、そして「ユメ語るよりユメ歌おう」の感想を述べたあと、ラブライブ!サンシャイン!!の重大発表がある、として映像が流れた。
そこではラブライブ!サンシャイン!!の次なるプロジェクトが展開していくという告知のもと、「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours Next Step! Project」として以下の展開が発表された。
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★Aqours Next Step! Project テーマソングCD制作決定 ★ユニットCDシリーズ第2弾&デュオトリオコレクションCD発売決定 ★Aqours 2nd LoveLive! HAPPY PARTY TRAIN TOUR開催決定  ・8月5日(土)& 6日(日) 日本ガイシホール(名古屋)  ・8月19日(土)&20日(日) ワールド記念ホール(神戸)  ・9月29日(金)&30日(土) メットライフドーム(埼玉) ★TVアニメ2期制作決定!2017年秋放送開始
まずはプロジェクトのテーマソングCDが制作決定。ナンバリングシングルとは別枠扱いになるとみられる。 そして、CYaRon!、AZALEA、Guilty Kissの3ユニットの新シングルの発売と、ユニットの枠に囚われないデュオ・トリオのCDリリースも決定。μ'sの「Soldier game」トリオなどの新しい新鮮な組み合わせも見られると思うので、非常に楽しみである。
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そして、なんといっても2ndライブ、それもツアーの開催とTVアニメ2期の制作決定が大きなトピックではないだろうか。 μ'sの時はライブは年に1回ペース、冬に行われていたので、Aqoursもまたそれくらいのペースで開催していくのかと思っていたら、まさかの今年の夏に2ndライブ開催。しかも名古屋・神戸・埼玉を回るツアーである。μ'sのと��はツアーは一切やらなかったので、かなりの衝撃だった。しかも名古屋は日本ガイシホールということで、TVアニメ最終回の「MIRAI TICKET」が披露された作中の舞台は名言は無��ものの、日本ガイシホールということになっている(その直前に名古屋駅の金時計やナナちゃん人形、セントラルタワーズが登場しており、ホール内の雰囲気から日本ガイシホールだと推測されている)ので、この場所で「MIRAI TICKET」が披露されると、最終回のステージの完全再現になるのである。これは絶対に行かなければなるまい。また、千秋楽は西武ドーム2daysということで、まさかの2ndライブにてドーム公演。こちらもぜひ行きたい。 そしてTVアニメ2期の発表である。元々2期は確実にあるものと思われていたが、こちらも今年の10月〜の秋の放送ということで意外にも早くに放送するのだなと感じた。非常に楽しみである。
大方発表が終わったあと、一人ひとりの挨拶も行われた。 みんなそれぞれのAqoursやラブライブ!サンシャイン!!に対する想いを語り、なかにはあいきゃんなど涙する者もいた。個人的にはあいにゃの「ラブライブ!という大好きな作品関われた上、横浜アリーナという大舞台に立たせていただいてとてもうれしい」というセリフに心打たれた。また、この場でもりきゃこは非常に申し訳なさそうにしており、そんなことない!とみんなから慰められていた。りきゃこはよく頑張ったと思う。 そして全員が挨拶し終わったあと、本当に最後の最後の曲へ。最後の曲はライブのサブタイトルにも使われているこの曲。
■EN03 Step! ZERO to ONE TVアニメの全体を通してのテーマでもある「"0"から"1"へ」を体現したこの曲。ライブのサブタイトルにも使われ、今回のライブのメインテーマともなっていた曲。元々はファーストシングル「君のこころは輝いてるかい?」のカップリング曲の一つである。 この曲も「ユメ語るよりユメ歌おう」同様、モニターに歌詞が表示され、みんなが歌えるようになっていた。 今回のライブの集大成ということもあり、全員のテンションはMAX。私も喉が枯れるくらい叫んだ。
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こうして、Aqoursのファーストライブは大成功で幕を閉じた。 思えばファーストライブにして横浜アリーナ2Daysという大舞台、かなりの不安もあったと思うが、こうして無事終えたことを嬉しく思う。 そしてなんといっても「想いよひとつになれ」のりきゃこ。 優劣はつけたくないが、今回のライブのMVPといっても過言ではないだろう。りきゃこはライブそしてピアノの練習を始める3ヶ月前までピアノを触ったことが無いおろか楽譜まで読めなかったそうだ。そんなりきゃこが本業の声優や歌の練習、ダンスの練習のなかで、ピアノの練習に勤み、あそこまで成長できたのは本当にすごい。そして、2日目、最初は失敗して過呼吸気味になってしまったものの、落ち着きを取り戻し2回目では無事成功させることができるメンタルの強さ、想いの強さは本物だ。 また、最初にりきゃこが失敗した後、曲をストップさせた音響のスタッフも英断だったと思う。本来であればパフォーマンスは中断、中止してはいけないものだ。ましてや横浜アリーナという大舞台ならなおさらである。しかし、りきゃこの様子を鑑みて曲をストップさせ、やり直せると信じたスタッフに最大限の賛辞を贈りたい。 りきゃこは後日、自身のInstagramで「結果的になんとかなったものの、ステージでああいうことをしてしまったのはプロとして失格です」と自責の念を述べていたが、そんなことはない。確かにパフォーマンスとしては失敗してしまったかもしれない、しかしあのアクシデントがあったことにより、Aqoursのメンバー、そして観客が心を一つにすることができ、今回のライブを一回りも二回りも素晴らしいものに昇華できたのだから。 今回のライブでよりりきゃこをはじめとしたAqoursのメンバーを好きになった人はたくさんいるだろうし、自分だってそうだ。これからもずっと応援していこうと決めた人はたくさんいる。 今回のライブで、ファンと出演者、スタッフの"想い"は"ひとつ"になれた。
そんな人たちの後押しで、2ndライブそしてTVアニメ2期の大成功を願っている。
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natsucrow820 · 7 years
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常葉と帯鉄
 痛みというものには慣れていたし、痛みを往なす術も身に付けていた。戦闘訓練で強かに木刀で身体を打たれても、ある程度平気な顔で動く方法は会得しているつもりだ。
 しかし常葉(ときわ)は甘んじて、与えられた鋭い痛みを真正面から受け入れた。ぱあん。辺りに響く程の大きな音が鳴り、頬に熱と痛みが次々に走って行った。声は上げなかったが、眉は堪らず寄った。慣れているとは言っても、痛いものは痛い。それでも彼女の目をしっかりと見据えた。それすらも、彼女の怒りに油を注いでしまったようだけど。
「憐れみのつもりか!」
 紅蓮の炎にも似た激烈な怒りが、彼女の黒曜の瞳をぎらぎらと輝かせていた。常よりも吊り上った眦と白皙の頬には薄紅が差し、きりりとした眉もまたこれでもかと言わんばかりに吊り上がっていた。
「お前の同情等要らない!」
 怒気を全身から放って彼女は、帯鉄(おびがね)は吼えた。手負いの獣にも似た激しさだった。胸倉を掴まれて息が詰まる。喉を喰い千切られるのでは。そんな予感すら、常葉は抱いた。だが、怒り狂う彼女に負けじとその怒りに燃える瞳を睨み返す。
「そうじゃない」
「じゃあ何だって言うんだ! 聞いたぞ、全て」
 眉根をぎゅっと寄せて、彼女は吐き捨てる。
「お前が私を朱雀隊の隊長に推薦して、でなければ自分は青龍隊の隊長にならない等とふざけた事を抜かしたそうじゃないか。私への憐れみか? 同情か? お前がそんな奴だとは思わなかった……!」
 あの野郎。内心で澄まし顔の上司たちに唾を吐いた。くれぐれも内密にと散々言ったというのに。この事が明かされれば帯鉄が少なからず傷付くであろう事は容易に知れたのに。胸倉を掴む彼女の手に自らの手を重ねて、あくまでも静かに常葉は言った。
「憐れみでも同情でもない。正論を言って来たまでだよ」
「何を……!」
「お前は強い。それこそ並の男じゃ太刀打ち出来ないくらいに。なのに女だからってその実力が認められないのはおかしな話じゃないか。だから提言してきたんだよ。下らない価値観に囚われるなって。俺が、気に食わなかったんだ」
「お前の力が無くとも何れ自分の力で登り詰めるつもりだった!」
 気高い言葉が常葉を貫く。逸らしてしまいそうになる目をそれでも必死に見開いて、帯鉄を見据えた。彼女の黒曜の瞳の中に、微かに悲しみの色が閃いていた。
「お前は、私を信じてくれなかったのか……?」
「違う」
「なら何故!」
「俺の隣に並び立つのは、梓(あずさ)以外に有り得ない。少しの間だって、俺の隣にお前以外の誰かを置くなんて、そんな事容認出来はしない」
 紛う事無き本音だった。彼女は強く、将たり得る器。常葉が何の手も下さなかったとて、そう時間を待たず彼女はその地位に手を掛けていただろう。幼き頃から共にこの場所を目指して歩んで来た彼女を、常葉は誰よりも認め、尊敬すらしている。そして同時に、彼女に偏執しているきらいもあった。どう考えたって、常葉は帯鉄以外の誰かに背を預ける自分というものが想像できなかったのだ。
 幸いな事に、常葉には力があった。己が我が儘を押し通せるだけの。
 常葉は、自分の為にその力を行使したに過ぎなかった。
 帯鉄とて、常葉とは長い付き合いだ。彼がその言葉を少しの不誠実さも無く紡いだ事を悟って、先程までの怒りも何処へやら、戸惑った様な呆れた様な表情を浮かべた。するりと彼女の手が、下ろされる。
「……お前は時々子供になる」
「まだ成人してないし」
「揚げ足を取るな。全く、いい歳した男が我が儘とは」
「勿論、実力からしてもお前がなるべきだって思っているよ」
「……その評価は、感謝する。先程は手を出したりして済まなかった」
「黙っていた俺も悪かったから、とんとんだ」
 潔く、そして綺麗に腰を折り曲げて謝罪する帯鉄の顔を上げさせて、常葉は微笑んだ。
「じゃあ蟠りも無くなった事だし、今後の青龍、朱雀隊の方針についてでも語り合おうか」
  
 
   ・・・・・
 
  
「……帯鉄隊長怖いっす」
「いやあ、あれは本当にヤバかった。一瞬殺されるかと思ったよ」
 からから笑って常葉は酒の入った盃を傾けた。緊急出動を終え、暫くは出る事も無いだろうというから開けた、とっときの一品は程良く喉を焼いていった。
「ま、俺の判断は間違いじゃなかったんだけどね。お前も知っているんだろ? 梓の十人斬り伝説」
「そりゃもう!」
 こくこくと何度も頷きながら帯鉄率いる朱雀隊に所属している圓井(つぶらい)は興奮した声を上げた。
「青龍の寵姫とか何だとか言われてブチ切れた隊長が男の隊員十人相手に立ち回った挙句、散々に叩きのめしたって奴っすよね? ウチの隊にいて知らない奴はいないっすよ!」
「だよなぁ。あの場所に立ち会えなかったのが未だにすっごい無念」
「俺も見たかったっす。俺が配属された時には、もう帯鉄隊長は不動の地位を築いてたんで」
「あの一件で一気に信奉者増えたからね」
 本来少しずつ暴かれてゆく筈だった彼女の実力を、一挙に知らしめる出来事だった。苛烈極まりない武人然とした性格と、まかりなりにも部隊で活躍��ていた男共を鮮やかに圧倒したその実力。騒動の終わった後、彼女が朱雀隊の隊長に君臨する事に異を唱える者はおらず、部隊の者は皆彼女を指標とした。
「実際凄いっすからね隊長は! ……怖えけど」
「ほう?」
 ぴしり。あれ程声を弾ませていた圓井が面白い程綺麗に背筋を伸ばして硬直した。彼の背後から降ってきたのは今まさに話題に上らせていた帯鉄の声に違いなく。
「お疲れ。お前も飲むかい?」
「有り難く頂戴しよう。しかし、圓井」
 常葉に向けていた穏やかな眼差しを厳しいものに変じさせて、彼女は圓井を睨み付けた。
「お前、処理書類は当然書き終えているのだろうな?」
「あ、いや、その今からって」
「馬鹿者! 戦闘後は迅速に記載し玄武隊に提出せよと言っていただろう! だというのにこんな所で油を売るとは何事だ!」
「ひっ! すんません、書いてきます!」
 発条仕掛けの人形の様に跳ね上がり、慌ただしく自室へと帰って行く圓井の背中を見詰め、帯鉄は一つ溜息を落とした。
「……全く、戦闘以外だとどうにもサボるからいけない」
「相変わらず厳しいねぇ」
「お前が甘過ぎるんだ。しかも、下らない昔話をして」
「酒のつまみに、ね。圓井にならお前だって構わないだろう?」
「まあな」
 素っ気無く言って、彼女は圓井が腰掛けていた場所に腰を下ろした。彼女の厳しさは期待の裏返しなのだ。配属当時から高い能力を示し、また人懐っこく自らを慕って来る圓井を彼女なりに可愛がっている事を常葉は良く知っていた。圓井自身、ぼんやりとは理解しているだろう。彼だけでは無い。帯鉄は自らが指揮を執る朱雀隊を誰よりも想っている。故に厳しく、苛烈に振る舞う。そして隊員達はそんな彼女の期待に応えんと更なる尽力をする。帯鉄を隊長にと求めた常葉の判断は、全くもって正しかったのである。
「では一献、頂こう」
 彼女のしなやかな指が差し出す黒漆の盃に酒を注ぎ入れる。それが終わると今度は常葉が盃を差し出し、帯鉄が注ぐ。二つの盃が酒で満たされると、二人はそれを静かに打ち合わせた。
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shibaracu · 4 years
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●カラス(烏、鴉、鵶、雅)●八咫烏(やたがらす、やたのからす)
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●カラス(烏、鴉、鵶、雅)●八咫烏(やたがらす、やたのからす) ★カラス(烏、鴉、鵶、雅)http://bit.ly/ILVYiz 鳥類カラス科の1グループ。カラス属 Corvus または近縁な数属を含む。 多くは全身が黒く、黒い鳥の代表とみなされ、諺などではよく白いサギと対比させられる。 ただし、実際は、白黒2色のコクマルガラス、暗褐色に白斑のホシガラスなどもおり、必ずしも真っ黒のものだけではない。   ★八咫烏(やたがらす)は誰なの?その正体とは? https://kodaishi.net/person/gods/yatagarasu    2018.11.14 宇陀川に注ぐ芳野(ほうの)川の岸の小高い丘に、八咫烏(やたがらす)神社(宇陀市榛原高塚)もその一つです。 神武天皇の皇軍を、熊野山中を先導した八咫烏(やたがらす)は、熊野灘のある紀州方面の人でなく、大和に住んでいたのでしょうか。   ★八咫烏(やたがらす)とはなにかの説明と、八咫烏のイラストまとめ http://bit.ly/3787aJb 2016/07/23 目次    1 聖獣とはなにか        1.1 1:聖獣の容姿        1.2 2:聖獣の目的        1.3 3:聖獣の種類    2 アジア地域の聖獣    3 八咫烏(やたがらす)とは        3.1 導きの神としての八咫烏        3.2 八咫烏の「咫」の意味        3.3 勝利の象徴としての八咫烏        3.4 八咫烏の三本の足について        3.5        3.6 八咫烏の足は三本なのか?    4 八咫烏のイラスト    5 More from my site 八咫烏とはなにか、その起源の説明とヤタガラスのイラストを紹介しています。 ヤタガラスは実は天照大神の使いであるとか、スサノオの使いであるとか、 実は足が三本ではないという説などおもしろい発見がたくさんあります。 八咫烏(ヤタガラス)‎: ‎日本神話 ガルーダ‎: ‎インドの伝承、ヒンズー教 聖獣(せいじゅう):聖なる力を持ち、人間への影響力が強い生き物  瑞獣(ずいじゅう)という言葉もあります。瑞兆(良い事が起こる前兆、吉兆)として姿を現す獣のことです。聖獣と似たような意味の言葉です。中国では瑞獣として、四神(四大聖獣)である東の青龍・南の朱雀・西の白虎・北の玄武が挙げられています。   ★宇都宮大学 農学部 生物生産科学科 動物生産学 http://agri.mine.utsunomiya-u.ac.jp/hpj/deptj/anij/item/sugita-comm.html 杉田昭栄先生(生物資源科学科)が新聞に掲載東京新聞 平成26年4月9日(水) 郊外に生息するカラスに、季節ごとに移動距離やねぐらを変える性質があることを杉田研究室が解明した。 野鳥を介した感染症の予防や、農作物の食害対策へ応用できそうだという ...   ★【カラス 豆知識】 人間の顔まで覚える事ができるので、下手にカラスを威嚇すると、次会った時に仕返しされたりする事もあります   ★パンフレット「自治体担当者のためのカラス対策マニュアル」PDF http://bit.ly/HwBGPk   ★第18回 カラスのお話 http://bit.ly/IzlXud 1.日本のカラスの種類  都会に住んでいて、とっても気になる存在。  それは、カラス。  ゴミは散らかすし、威嚇はしてくるし、時には襲いかかってくる。  非常にやっかいな存在です。  しかし、そんなカラスについての知識、みなさんはどれほど知っていますか?  所長は、幸いにもカラスなど都市に住む鳥についての専門家、松田道生さんの  講義を聴くことができ、自分で調べた内容も含め、ここに記したいと思います。   ★カラス対策・ゴミネット、驚異の簡単操作で確実な効果。  http://kazusasouken.com/   ★カラス対策/箕面市 http://bit.ly/IpsIQ7   ★カラスミ(唐墨、鰡子、烏魚子、鱲子)http://bit.ly/IwKbdc ボラなどの卵巣を塩漬けし、塩抜き後、天日干しで乾燥させたもの。 日本ではボラを用いた長崎県産のものが有名だが、香川県ではサワラあるいはサバを用いる。 日本以外でも台湾やイタリアのサルデーニャ島、スペイン、エジプトでも作られる。ヨーロッパでは他の海水魚の卵巣も用いられる。   ★からす座(烏座、Corvus)は、トレミーの48星座の1つ。http://bit.ly/HJyBWR 日本では春の南の空に見ることができる星座で、β星、γ星、δ星、ε星の4つの3等星で構成される四角形の特徴的な並びは、比較的目立つ。   ★八咫烏(やたがらす、やたのからす)http://bit.ly/AdKNHL 日本神話で、神武東征の際に、高皇産霊尊によって神武天皇の元に遣わされ、熊野国から大和国への道案内をしたとされる烏である。 一般的に三本足のカラスとして知られ古くよりその姿絵が伝わっている。   ★カラスの賢さ想像以上、覚えた顔を仲間にも伝える力 http://bit.ly/IiBrHa カラスは賢いとよく言われるが、カラスは自分に危害を与える人物の顔を認識するばかりか、それを仲間にも伝える能力があることが分かった。  米シアトル(Seattle)にあるワシントン大(University of Washington)の科学者たちは、大学のキャンパスにいるアメリカガラスの行動に興味を持ち、カラスたちが、恐怖を感じた時に見た人間の顔を記憶できるかどうか実験した。   ★カラスは黄色が見えない!? | GAIAPRESS http://www.gaiapress.com/jp/article/525.html 人間社会の身近に生息するカラス。 どこかユーモラスな変な鳥です。 いま「黄色いゴミ袋」がカラス対策として 注目されていますが、なぜ効果があるのでしょうか? カラスの生態と視力の秘密に迫ります。 head_img06   ★カラスにしか見えない”色”がある?!高い能力を利用したカラス対策 https://www.seikatsu110.jp/animal/am_pigeon/38052/  2018-10-03 目次    ▼カラスはなぜゴミ袋をあさる?    ▼カラスの色認識能力は人間以上⁉その理由は    ▼カラスは黄色を認識できない?    ▼カラス対策には色よりも紫外線に注目!    ▼指定ゴミ袋とカラスの関係    ▼まとめ ▽カラスは黄色を認識できない? 某自治体でゴミ袋を黄色にしたらカラスがいなくなった。という話が広まり、「カラスは黄色が見えない」「カラスは黄色が嫌い」なのではないかといわれるようになりました。しかし、カラスは優れた色彩感覚をもっているので、このようなことはなく黄色もきちんと認識しています。 ゴミにかけるネットを黄色にしたらいいのではということも、広まりましたが、ネットだけを黄色にしても、ゴミ袋の中身が見えているとカラスに隙間からつつかれてしまうため、効果がないようです。では、カラス対策はどのようにしたらよいのでしょうか。   ★カラスの種類は何種類?日本で見られる2大カラスの見分け方とは https://www.seikatsu110.jp/animal/am_pigeon/34327/ 2018/01/24 日本に生息しているカラスも種類が複数存在します。日本で見られるカラスについての特徴種や生態の違いについてまとめました。 ごみを荒らしたり大きな鳴き声で睡眠を妨害したりと私たちの生活にしばしば害をもたらすカラスたちですが、身の回りに潜むカラスの特徴を理解して、適切な対応をすることが大切です。 そこで今回は、カラスの種類ごとの特徴と対策について詳しくご紹介していきます。 目次    ▼日本で見られるカラスの種類    ▼『ハシブトガラス』と『ハシボソガラス』の見た目の違い    ▼『ハシブトガラス』と『ハシボソガラス』の生態の違い    ▼カラス対策は基本的に同じ    ▼まとめ   ★カラスの童話「ぷらいど物語」 | カラスの母と子の童話  http://karasu-story.info/   ★「ひゃっほー!」スノーボードして遊ぶカラスがいた(動画)  http://bit.ly/HzbdzD https://youtu.be/RFGCyZuWe0U   ★カラスアゲハ(烏揚羽蝶) http://bit.ly/IMj20R 食草 サンショウ(山椒),カラスザンショウ(烏山椒),キハダ(黄膚),ハマセンダン,イヌザンショウ(犬山椒),カラタチ(枳殻)などミカン科の木の葉��特にコクサギ(小臭木)を好むという。   ★カラスザンショウは本州・四国・九州・琉球、朝鮮南部・中国・フィリピンなどに生育する育する落葉樹 http://bit.ly/Hvzgfd (ミカン科 サンショウ属)   ★烏野豌豆 (カラスノエンドウ)http://bit.ly/IfUG0U (矢筈豌豆(やはずえんどう))   ★烏の行水 - 故事ことわざ辞典 http://kotowaza-allguide.com/ka/karasunogyouzui.html 読み】  からすのぎょうずい 【意味】  烏の行水とは、入浴時間がきわめて短いことのたとえ。 スポンサーリンク 【烏の行水の解説】 【注釈】  カラスが短い時間で水浴びをするさまから。 「行水」とは、たらいに湯や水を入れて体を洗い流すことで、人間に比べてカラスの行水はきわめて簡便である。 【注意】  「鳥の行水(とりのぎょうずい)」というのは誤り。 【例文】  「父の入浴は烏の行水で、十分もあれば風呂場から出てくる」   ★ からすの ぬれば いろ [1]【烏▼の濡▼れ羽色】 真っ黒で青みのあるつややかな髪の形容。烏羽色(からすばいろ)。 「髪は-」    ★カラスの行水 浴槽ver Crow bathing 2 https://youtu.be/XeXEzAQBUkY   ★からすの行水.wmv - YouTube https://youtu.be/ybc2bX6QKu8 あっという間の入浴を喩えて言うのだが、烏のキレイ好きは案外知られていない。けっして汚れた水では行水などせず、桶を洗って水を入れ替えた途端、行水が始まる。   ★BenjaminFulford : 八咫烏(やたがらす)と裏の天皇が動き出した  http://bit.ly/HzoPgf 日本で一番秘密とされている結社「八咫烏」が動き出した。 この結社は元々天皇を守るために少なくとも3000年前から存在する。 現在のメンバーは出世時に戸籍を入れてないため、どのデータベースにも存在しない。 彼らは明治時代まで日本の天皇を守っていた。 その後は裏の天皇を守ってきた。必要があれば日本の殆んどの神社やお寺を動員できる。 他にも様々な影響力を持っており、黒龍会と同盟関係も結んでいる。 私も以前彼らのところに招かれ、とても不思議で良識的な儀式を受けたことがある。   ★八咫烏とはどのような組織か(EJ第892号)http://bit.ly/IzCe2q 八咫烏の話――まだ続きますが、そろそろ一応の結論を出す時 期にきています。話を整理しながら、先に進めます。  神道に表と裏があるということは、天皇にも表と裏があること を意味します。われわれが目にする天皇は、もちろん表の天皇と いうことになります。ここで重要なことは、天皇とは神道儀式を 行う中心的存在――つまり、祭司であるということです。しかも 神道儀式にはいろいろあって、それらを間断なく行う必要がある のです。そういう儀式を祭司として行うだけでも、天皇は結構忙 しいのです。   ★神武東征、ヤタガラスの導き:熊野の説話 http://bit.ly/H6ng28  熊野の神々の使いとされる八咫烏(やたがらす)。  八咫烏の「咫」は長さの単位で、それ1字では「あた」と読み、1咫の長さはいくつか説がありますが、約18cmという説を選べば8咫で約144cmになります。八咫(やあた)から(やた)と読まれ、八にはたくさんという意味もあるので、八咫で「大きな」という意味にもなります。  つまり八咫烏とは本来的には大きなカラスで、『古事記』の序にも八咫烏のことを大烏と書いてあります。それが3本の足を持つカラスとして描かれるようになったのは、中国神話に登場する3本の足のカラスが朝鮮半島を経て日本に伝わったことの影響のようです。   ★令和2年庚子歳色紙 熊野本宮大社 | 八咫烏(やたがらす) http://bit.ly/HAA4kp 今、国の内外では、災害、紛争が絶えませんが、この混迷する時代にこそ人としての原点に立ち返り、それぞれの思い、自分の立つ位置を確認することが肝要であると考えます。 今年は改元後初の新年を迎えるとともに、十二支最初の「子」の年であります。 右側の手描き色紙は、実りある国づくり、そこに関わる国民一人一人が目標を実現できますよう祈念し、親子のねずみと日本の実りの象徴である稲穂に、「実」の一文字を添えて描かせていただきました。   ★八咫烏(やたがらす)-平安大事典 http://bit.ly/HAfHEy 八咫烏とは足が3本あリ、太陽を象徴し熊野の神の使いだとされる伝説上の鳥である。 『古事記』では、八咫烏は高木大神( タカギノオオカミ)の命令で、 神武天皇(イワレヒコ)一行を道案内するように命じられ、天より遣わされた。 このような伝説が残っていることから、八咫烏は道中安全の守り神として今日でも人々から篤く信仰されている。   ★八咫烏|知っとうや2 http://amba.to/IDLRjb 以前、日本の秘密結社について記事を書きました。 http://calseed.blog31.fc2.com/blog-entry-58.html 大半はベンジャミン・フルフォード氏関係の情報から書いたものです。 私は、最近、彼のHPはあまり見なくなりました。 理由は、彼のブログが煽り一辺倒で、根拠に信憑性が薄いと感じだしたからです。 従って、以前書いた新黒龍会についても、まゆつばものと考えています。   ★八咫烏神社yatagara http://bit.ly/HJBmav 宇陀市榛原町高塚42   ★八咫烏 / 財団法人大阪国際児童文学館 子どもの本100選 http://bit.ly/HyQwG8 「日本昔噺」に続く全24編の叢書「日本お伽噺」の第1編として刊行された歴史読物。造本などは日本昔噺のスタイルを踏襲する。神話も含めて歴史譚が多数を占め、昔話類は少ない。博文館は、同時期に「日本歴史譚」(全24巻)を刊行しているが、題材は、重複を避けるように配慮したかと思われる。   ★八咫烏神社 - 玄松子の記憶 http://bit.ly/Hr1Mj6 式内社 大和國宇陀郡 八咫烏神社 鍬靫 旧県社   ★熊野のカラス - 戸原のトップページ http://www.y-tohara.com/kunamo-karasu.html 日本書紀(神武即位前記)にいう「ヤタガラス神話」とは、『神武天皇が熊野の山中で道に迷って困っていたとき、アマテラスから遣わされたヤタガラスの先導で、無事に大和の宇陀に出ることができた』(大意)というもので、ここでのカラスは神武を先導するミサキ神としての役を担っている。   ★世界最古の秘密結社は日本にある?謎の存在『八咫烏』にワクワク https://otakei.otakuma.net/archives/2015102302.html 2015/10/23 秘密結社と聞くと最初に思いつくのが『フリーメイソン』。最近では、日本で2014年に始動した『フリーソーメン』が一時世間で話題になりました。 あ、言っときますけど後者は「無料で素麺を配る」団体さんです。 さて、その秘密結社。世界的有名なフリーメイソンは16世紀後半から17世紀初頭頃より活動をしているとされる歴史ある組織。 そして活動内容については「世界各地で暗躍し政財界の裏側を牛耳っている」など主に陰謀論で人々から注目を集めることがしばしばです。でも実のところは世のため人のために活動している友愛団体。慈善活動に積極的で割とオープンに活動しています。   ★日本の秘密結社 | 日本の裏 https://日本の裏.net/secret-association/ 2019/05/02 このコンテンツは2015年以前に書いたもので、旧『世界の裏』にて、読者様に配布していたものです。当時はやっと陰謀論をはじめとし、そうした類いの情報が世間に浸透しつつある状況で、まだ受け入れられない人も多かった為、記事の内容にエンターテイメント性を持たせる必要がありました。よって、少しおちゃらけた内容も含まっていることをご理解のうえご覧ください。   ★八咫烏は、陸上自衛隊中部方面情報隊のシンボルマーク  http://bit.ly/Ijn1ru 八咫烏は陸上自衛隊中部方面情報隊のシンボルである。 自衛隊のシンボルマークが八咫烏である事の理由は何か。八咫烏は天皇を守ってきた。自衛隊は日本を守り、象徴たる天皇も守る。推測。 頁内リンク八咫烏が日本サッカー協会のシンボルマークである理由 SINCE2010の意味は? Japan Ground Self Defense Force=日本陸上自衛隊。MAMI意味不明。八咫烏拡大クリック→
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love-4063 · 4 years
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天平祭 夏 2014 行ってきました~
天平祭 夏 2014 行ってきました~
最近は雨が多いですね
さっきも外が暗くなったな~ と思い表に出しているのぼりを中に入れたら案の定降って来ました!!
間一髪ってやつですね
8月最後の日曜日に天平祭に行って来ました
平城宮跡���広いのであまり混んでる感じは無かったのですが、食べ物の所に行くと最終日だったからか分かりませんけど、並んでるし完売やし唐揚げや焼きそばなど定番の濃いメニューばかりでサッとみて帰って来てしまいました・・・
せっかく奈良で商売されているお店が出店しているのに、そこら辺の露店と変わらないような気がして私は残念に思いました。
大極殿の前には約1万個ロウソクが入ったカップが並べられていてとても幽幻的で綺麗でしたよ!!
朱雀門にもデジタル映像が投影されていて色鮮やかで良かったのですが、少し暗くて見えにくいのがありました。
この日は心地よい風があり、見てる人達も暑くなくて良かったと思います。
最近はワンコを連れて…
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longgoodbye1992 · 5 years
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旅の記録 名古屋から広島へ
アラームがカプセルのなかにこだます。
時刻は5:15
昨夜食べた馬肉がまだ胃のなかにあるようなそんな目覚め。
ここは名古屋駅前のカプセルホテル。
昨日から「だもんでの街」を離れ、3日ばかりの自由を手に入れた。
とりあえず昨日は名古屋に泊まり、今日からは青春18きっぷを使って西へ向かう。
目指すは広島。
なぜ広島なのかはいくつか理由がある。
1つは神社仏閣マニアなので厳島神社を見たかった。海に浮かぶ朱色の鳥居と本殿は神社マニアには憧れである。残念ながら改修工事の影響で、鳥居は見えないとの事だが、それもそれで次また来る理由が出来るからいい。
2つ目は原爆ドーム。
小学校5年生くらいのときに、学校の図書室に「はだしのゲン」が入庫し、それを読んで大きな衝撃を受けた事を今でも覚えている。
その中でも印象的に描かれているし、第二次世界大戦を象徴する物として、日本に生まれ育った人間として一度は見るべきだと思っていた。
そして3つ目は広島の人に縁がある気がしたからだ。
大学時代の同期やよく行く店の飲み仲間に広島出身者が多く、覚えているだけで5人はいる。それに昔付き合った歳上の彼女も広島生まれだった。その人は宮島へ渡るフェリー乗場の最寄り駅から、1つ隣へ行った駅近くで育ったと当時聞いた。Googleマップで一緒にその近くを見たことがあり、確かに宮島が近かった。そんなこともあり、広島には何かしらの縁がある気がしていた。
始発電車で西へ向かう。
乗り換えが多く、とりあえずは大垣まで。
そこから乗り換えて米原まで行く。
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実を言うとダイヤの都合上、30分後に名古屋を出る列車に乗っても、広島に着く時間は変わらない。では何故始発に乗るのかと言うと、途中駅で食事をとる時間を作るためである。そして何を食べるのかも決めている。
それは姫路駅構内にある駅そば。そのために姫路で30分余りの時間を作るために名古屋を早く出た。
米原からは新快速で姫路まで。
窓際の席からは琵琶湖や京都の街、山崎の蒸留所が見えたが、眠気に襲われ断片的にしか覚えていない。
それにしても新快速は速い。駅を通過する速度が乗っていて気持ちよく、新幹線のそれとは違うリアルなスピードを感じられる。
そして着いた姫路で駅そば。
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うどん、ラーメンともとれる見た目だが、その通りそば粉は全く含まれていない。
所謂中華そばと同じ意味のそばである。
戦後、小麦粉が出回っていないときにこんにゃく粉とそば粉を合わせて作っていたのが元祖。それから試行錯誤の末に、小麦粉にかんすいをいれた麺に変化、それがヒットして今や地元だけではなく、青春18きっぷ期間はその利用者で溢れるくらいの人気フードとなった。
魚介や昆布の甘味がある出汁がきいたあっさりとしたスープがそばによく合う。大きい天ぷらはそのスープを吸い、ふわふわの食感に変わる。一言でまとめるなら優しい一杯。
少食の人でもスープを全て飲み干せるくらいさらりと食べられる。早起きして空腹の体にとても沁みた。
そこからは乗り換えの嵐。
広島、宮島までの道のりは遠い。
街中や田園、山間を進みながら岡山を通りすぎていく。岡山では四国へわたる瀬戸大橋線へと乗り換えていく人が多かった。
車窓をぼんやり眺めながらうたた寝の繰り返し。周りの話し声もあまり聞こえないので音楽を聴きながら。
せっかくなので広島出身アーティストのプレイリストを即席で作った。
浜田省吾、奥田民生、矢沢永吉、吉田拓郎、世良公則、吉川晃司。
なんとも濃いメンバーだ。
うたた寝しつつも彼らの歌声は体に入ってくる。
奥田民生の「風は西から」という曲が流れる。
明日へ突っ走れ、未来へ突っ走れ、魂で走れ
MAZDAのCMに使われた曲で、奥田民生のノビのある声が旅への高揚感を更に増幅してくれる。
車窓の向こうに海と島が見えてきた。海に当たった日差しが乱反射し、まだ寝ぼけていた瞳に飛び込み一気に目が覚める。
イヤホンの外の車内アナウンスからは「尾道」というフレーズが聞こえてくる。
ここが尾道、映画の街。
小津安二郎監督の映画「東京物語」
大林宣彦監督の尾道三部作(うち1つは「時をかける少女」最初の映画化で原田知世の出世作)
他にも多数の映画の撮影地となった。
電車から見るだけでも充分にその街の魅力はわかった。海と島が見え、車窓反対側には急な坂がある。坂には所狭しと瓦屋根のいえいえが並び、細い路地がその間を縫うように通っている。
降りてみたいと率直に思った。
しかしこの日は予定を詰めていたため断念せざるを得ない。
明日また来ようと決めて、尾道を通りすぎた。今晩は尾道についてもう少し���べよう。
そこから一時間半ほど。
外が賑やかになってきて、大きな球場が見えた。それが広島カープの本拠地だと気付くのに時間はかからなかった。とうとう広島だ。
駅では大勢の人が降りていく。
ここから宮島へ行くフェリー乗場の最寄りまでは30分弱。あと少し。
橋を渡って川を越える線路がよく見えてきた頃、宮島口の手前の駅に着いた。
昔付き合った9つ上の人はここで生まれ育ったという。思い出がいくつかフラッシュバックする。(以前書いたその人の記事は下記)
思い出してみればいいことだけでなく、当時の自分の幼さを悔いる事が多い。
別によりを戻したい訳ではない。引きずっている訳でもない。
これはただあの時に、もっと幸せや安らぎを与えられなかった自分を責めている事に他ならない。
恐らく2度と会うことはないだろうが、もし会うことがあれば頭を深く下げて、ごめんなさいと言いたい人。
そんな事を考えているのなんて気にせずに列車は走り出していく。
すぐに宮島口駅に到着する。
そこから歩いて5分ほどでフェリー乗場。
2つあるフェリー会社のうち、JRが運営する方は青春18きっぷで乗ることができる。といっても、片道で200円もしないくらいだが。
宮島までは10分。
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甲板で瀬戸内海の風に吹かれてながら島並を見ていれば一瞬で到着だ。
日中の便は厳島神社の近くを通ってくれるので、赤い鳥居と神殿がよく見えるはずなのだが、現在は鳥居は工事中で囲いしか見えない。
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宮島に着くと皆が我先にと降りていく。
フェリー乗場の改札を通って外に出る。
向かいの土産物店の穴子おにぎりの文字に惹かれて1つ購入。
店の前の日陰には鹿が寝転んでいた。
歩を厳島神社へと進めていくとアーケードがある。そこには土産物店や飲食店が字のごとく軒を連ねている。ちょうど時期なのか、修学旅行生が多く、土産物店の店主が割引の提案をしていた。
アーケードを抜けて3分程で厳島神社の入場券売場。
あまり人がいなかったので、すんなり券を買って中にはいる。
神殿の中は思ったほど俗っぽさない。
間近で見るその朱色は鮮やかで美しい。
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過去に巡った名社の中には観光地になってしまって、神の息吹を感じない所もあるが、ここにはちゃんと神様がいるような、そんな気持ちにさせる雰囲気がちゃんと残っていた。
潮風がふんわりと吹き付ける。その風は宮城県松島の海辺にある神社の香りに似ていた。
日本三景はその松島とここ宮島、そして天橋立であるが、いずれも海辺の景勝地だ。
海にせりだしている場所へ向かう。
誰が決めたのかは知らないが、やはり海というのは生物の故郷であるから、本能的に魅力に思うのかもしれない。
何度も惜しんでしまうが、鳥居が見れなかったのは残念。しかしまた来る理由が出来てこれはこれでいい。
実家の家族に送るため社務所でおまもりを買う。
順路をそのまま進むと出口に着き、その向かい側には寺がある。
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神社の側に寺というのも何だか不思議に思うかもしれないが、意外とそういう立地になっている所は存在する。
もっと言うと神社の中に寺がある場合も多い。
日光東照宮がその代表で、参拝の順路にも書かれており、もっといえば日光東照宮自体を運営しているのはその中にある寺院の団体である。そのため案内してくれるのは所謂お坊さんだ。
神宮寺という言葉を耳にしたことある方は多いと思うが、まさにこれは神社の中にある寺を意味する。
そもそも神道(神社)は日本の歴史でもっとも古い信仰。仏教は後から入ってきたもの。
その中で神仏習合、即ち2つを合わせた信仰概念が生まれた。奈良時代にはすでにその形は出来ており、平安時代になると神社で読経をするという今では考えられないような事も始まり、その動きは活発になる。
主従関係上、主は仏教で従が神道だったというから、いかに仏教が日本の文化や政治に影響を与えていたのかがわかる。
しかし、明治になり新政府が神道を国の宗教とする考えを始めたことにより、神仏習合を切り離す動きが始まる。これはキリスト教を迫害するための政策だったが、西洋諸国からの反発で断念。結果的には神道と仏教が分かれただけとなり、現在にいたる。そのためその名残は今でも残り、神社寺院が隣同士にあることや混在している事はしばしば見受けられる。
閑話休題。調べるとこの大願寺というのは、どうやら厳島神社を守るために建てられたお寺らしい。せっかくなので参拝。
お線香の香りは実家の朝を思い出すから好きだ。
その後はフェリー乗場へと戻る。
途中の郵便局で実家へお守りを送った。大変親切な局員さんだった。
揚げもみじまんじゅうも食し、満足した気持ちで広島市内へと戻る。
広島駅前のホテルにチェックインし、しばし駅前を散策する。そこで広島在住の方々教えてもらったオススメスポットへと足を運んだ。
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デパートのフードコートから見た景色。
ガラスに映る反射が少し残念だが、景色は非常によかった。夕焼けに映える広島市街。奥に広がる山並みと、少し懐かしさを覚えるビルの形式や色合い、何本も架かる橋と静かに流れる川は、ぼんやり眺めていると時間の流れを少しだけ遅くできる気がする。初めて来た土地だが、広島らしさを感じるとてもいい場所と思った。
その後、もう1つの目的地、原爆ドームへと向かうために市電に飛び乗った。
函館に住んでいた頃によく乗っていた市電を思い出した。広島と函館はどこか近いものを感じる。
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原爆ドームはその前に立っただけで、涙がこみ上げてしまった。
原爆投下、終戦から来年で75年。確実にこの周りは時が流れて復興し、ビルもマンションも新たな木々も出来たのにも関わらず、ここだけはその当時の姿と念を持ったままだ。
日本人の観光客より、海外からの旅行客が目立った。
自撮り棒で自らを入れた写真を撮ったり、川を挟んだ対岸にある芝生から寝転んで眺めている人もいた。
なんでかそれが腹立たしく思えたが、それは野暮なことなのかもしれないと思って抑えた。
ホテルに帰る前に、これもまた別な方に教えてもらったお店でお好み焼きを食べた。
その名は「八昌」
広島を代表する有名店であり、全国放送のテレビ番組でも何度か見たことがある。
広島市街、特に繁華街の中のちょっと怪しげな店が建ち並ぶ中にその店はある。
少しだけ行列に並んだが、その間は10分ほどだった。
お好み焼きが出来るまで20分くらいかかるとの事で、最初に牛タンとビールをオーダーする。
牛タンが噛み応えあって美味しい。ビールは最高の組み合わせで30秒ともたずにおかわりをする。
2杯目をじっくり飲んだくらいでお好み焼きが出てくる。
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山盛りのキャベツともちもちの麺がぎゅっと詰まっていて、食べる前からその濃密さがわかる。
一口食べる。
キャベツや卵の甘味と麺のあっさりした味がいい。オタフクソースのさらりとしたコクがまた美味。しつこくないから食べ飽きない味だ。食感は生地のパリッとした後にあるキャベツと麺のふかふかな優しさがくせになる。
たくさん食べた気がするが、思い���外お腹には堪えない。
また訪れたいと思って店を後にした。
ホテルに着くとシャワーを浴びてすぐに眠ってしまった。
程よい疲れと腹八分の具合がいい睡眠を与えてくれる。
いつか広島の近くで働くのも悪くないなと思った。
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mashiroyami · 5 years
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Page 42 : ホクシア
 運転をするソフィとまだ幼いミアがごく自然と席に座る流れになり、クロとラーナーは荷台に回る。一度経験した位置関係だが、リコリスに来た日と大きく違うのは所狭しと置かれたダンボール箱だ。中にあるのは最近収穫した作物ばかり。ピーク時ではないと断言したジークだったが、その言葉を疑ってしまう。  見張り番としての役割も担う二人だが、そう目を光らせなくとも荷物が落ちる心配はないようだった。青いビニールシートをかけた上にロープで頑丈に固定されているためでもあるが、ラーナーの隣で静かに力を発揮しているエーフィの功績でもある。 「エーフィ、大丈夫?」  ラーナーが声をかけるとエーフィは涼しげな顔をして頷く。額に埋め込まれた赤い宝石が僅かに自ら光っているのは、エーフィが念力を行っている証拠だ。華奢な見た目とは裏腹に予知能力を初めとして潜在する力は底知れない。既に固定された荷物を更に押さえる程度は造作もないことなのであろうか。途中休憩をしながらも力を発揮している時間は数時間に及んでいる。それでいて疲れた様子を少しも見せないあたり、旅を始めて以来バトルには顔を出していないが、相当の体力を持ち合わせているのだろう。  エーフィを挟んでラーナーの向こう側に座るクロは、手には広げた地図を持ったまま顔を横に向け、風景を眺めていた。  山脈は少し遠くなり麓までおりてきた一向が目指す先は、毎日盛況な市場を開いている賑やかな町、ホクシア。町全体が市場といっても過言が無いほどで、アーレイス全体でも有名でよくメディアでも取り上げられている。山脈に近づくアーレイスの西側は活気が薄れるが、この町に限っては別の話だ。  道路も整えられ随分と広くなり、様々な車が行き交っている。道端を歩く人の姿も増えてきて、車の速度がやや落ちる。 「なんだか、久しぶりに賑やかなところに来た感じだね」 「そうだな」  心ここに非ずという雰囲気でクロは小さく返事をする。  ここ数日クロは常に何か別のことを考えているように上の空の状態が続いていた。二日酔いも原因に含まれるだろうが、理由を尋ねてもあやふやにして答えず、時間だけが過ぎていくだけだった。彼に真実を聞く決意をしたラーナーにとってみれば少しもどかしかったが、この外出を機に彼の気分が変わることを期待していた。  顔がラーナーに向く気配は無い。彼女はもう少し話しかけてみることを選択する。 「クロの目的は、人探し?」 「ん」 「探してる人って、誰なの」 「別に」 「あたしも探すの手伝うよ」 「いいから、そういうの」  鬱陶しくなったのか声のトーンを上げて露骨に拒絶を示す。漸くラーナーに向けられた顔は、声音の通り眉をひそめて苛立ちを浮かべている。 「夜になったらそこらを歩いて勝手にやっとく。気にしなくていい」 「またそうやって一人で行く」  唇を尖らせるラーナーだったが、一方でついていったところで足を引っ張るだけだというのも理解していた。一人で旅を続けてきたクロはなんでも自分でこなしてしまう。下手な他人の介入はかえって邪魔になる。詮索すればより強く突き放されるだけ。分かっていても腑に落ちないラーナーは肩を落とす。  重い沈黙が流れるうちに軽トラックの速度は少しずつ落ちていく。  派手な色合いの建物が立ち並ぶ町中に入っていこうとする手前で、既に多くの車で犇めく広い駐車場に一行は入っていく。商人が歩き所狭しと車が列を成している中、丁度出ていくところの車と入れ違いになって、その隙間にゆっくりと停車する。エンジンが止まり揺れが完全に停止したことを確認すると、ソフィとミアが席から出てきて荷台の柵を開く。 「お疲れ様。こっからちょっと距離あるけん大変だけど、ちょっと手伝ってね。特にクロ君とエーフィ」  単純作業の運転を終えて爽やかな笑顔を花開かせながらソフィは意気揚々と声をかける。ロープを慣れた手つきで解きビニールシートを払うと、段ボールが顔を出す。 「これをとりあえず所定の場所に運びます。案内はするけんね」  荷台に乗っていた組は久々の地面に降り立つとまずは固まった体を慣らすように伸びをする。  ラーナーは一つモンスターボールを出し開閉スイッチを押す。中から光が飛び出し形成の末現れたのは眠たそうに視界が半開きになっているブラッキーだ。  ソフィは荷台に予め置いてあった台車を取り出すとそダンボール箱を積めるだけ乗せていく。台車を担当するのはソフィ。他の三人は手に持って運ぶ。他に比べ大きさは一回り小さいものの、自分の体より随分大きい箱をミアは慎重に持つ。ラーナーは一つ、クロは多少大きさの異なるものを三つ持った。そこでエーフィの出番だ。事前に打ち合わせでもしていたのだろうスムーズな動きで、荷物を完全に浮かせることはしないものの、分散させた念力で人が持っている荷物の重みを軽減する。 「軽ーい!」  不思議な浮遊感が手元に表れミアは歓声をあげた。 「クロ、前見える?」 「横からギリギリ見る」  クロは淡々と答える。正面の視界は遮られているが、彼の鋭い感覚は視覚に限った話ではない。  様子が落ち着いたことを確認してソフィは台車を動かし始める。ごつごつとした道と擦れ合い独特の騒がしい音がし始める。 「じゃあ、ブラッキー見張りをよろしくね」  声をかけたソフィに欠伸をしながらブラッキーは返事をする。ひょいと軽い足取りで残ったダンボールの上に乗り、寝そべった。一見やる気が無さそうに見えて、きちんと仕事はこなすだろう。ポニータは通行の邪魔になり、アメモースはやる気の欠片もないというクロの手持ちとは裏腹の働きぶりだ。 「でも、見張りもちゃんと用意しとくって厳重だね」  ラーナーが感心するとソフィは失笑を浮かべる。 「この町賑やかで良いとこなんだけど、まあ、いろんな人がいるけんな」  ぼかした言葉に対して言及せず、ラーナーはふぅんと曖昧に相槌を打った。  景気の良い人の笑い声が溢れ出ているホクシア市街地へと近づいていく。既に多くの荷物を持った人達が行き交っている。その中でやたらと多く荷物を持っている上エーフィを連れている彼等には視線が特別に刺さる。人混みに入っていくと周りの人は遠慮をして道を開ける。途中角を曲がった頃にラーナーは息を呑んだ。  市場といえばトレアスでも朝市を訪れたが、それとは規模が桁違いである。  絵本の世界のような色とりどりの建物群に負けず劣らず、ちかちかするような原色調のカラフルな屋根が立ち並び、その下にそれまた色鮮やかな果実や野菜が並べられる。魚介類の匂いも混ざり自慢げに屋根に吊るされた巨大な魚が視界に入る。とはいえ山沿いの町なのだからメインは肉類になるだろう。肉や乳製品も生命力に満ちたような力強い品が並び、食物に限ったものでなく日用品も店頭に揃う。明るい人々の声が混ざり合う中、どこかから聞こえてくる道端で披露する楽器の音。陽気に響く歌。大道芸人の技。それへの拍手喝采。湧き上がる熱気。音が途切れる隙間などありはしない。年中お祭り気分が続く町、それがホクシア。 「賑やかだねえ!」  周りの熱気に押されるようにラーナーは頬を火照らせ興奮した声で素直な感想を述べる。  にやりとソフィは笑う。 「圧倒されちゃダメだよ。楽しいけど、戦いだから!」
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 戦いという言葉はたとえというにはあまりに的を得た真実であるようだった。ここでどれだけ売ることができるかが生活に直結するジーク家にとっては特に重要である。  しかし今回の出張は普段よりずっと上手くいっているとソフィはほくそ笑む。その理由はエーフィとブラッキーのペアにあった。  馴染みの人々他に、華やかな市場を目的に訪れる観光客も多い。いかに注目を浴びるかもポイントとなる中で、ポケモンの中でも特に珍しいとされるこの二匹の存在は客の目を当然引くこととなった。客は二匹を見て歓声をあげ、触ったり写真を撮ったり。噂がまた人を呼び、一時騒然となる中ソフィがうまく舵をとって場を落ち着かせつつ売り文句をばら撒く。あまり触り過ぎないでくださいね、あまりストレスをかけちゃいけないので、でもこの子達可愛いでしょう、うちのゲストさんのポケモンなんですけど良い子らなんです、ところで――。  運んできた商品は着実に減り、商品の並び替えを手伝うミアも早いねえと嬉しそうに笑う。この場で一番疲労を感じているのは、恐らく見世物と化し不特定多数の人間に触れられているエーフィとブラッキーだろう。特にブラッキーは顔は平然としながらも地面に立つ足の爪が立っており、積もるストレスが爆発するのを必死に我慢しているようだった。既にラーナーは後でゆっくり休ませることを約束している。  夕方に差し掛かろうとしている頃。  上空は青と夕陽のオレンジが混ざってゆるやかなグラデーションを広々と重ねる。賑やかな町に、どこかしっとりとした、別れ際を惜しむような空気が流れ始めれば、ぽつりぽつりとあたたかな街灯が点き始めていた。  クロは空になったダンボール箱を畳み軽トラックまで運んでいった直後息をついた。熱気の籠った中心地を離れただけで随分と体感温度は下がる。心地良い涼風は汗が滲む身体には良薬だった。燃えるような朱に染まる中、クロは元来た道を遡る。息が詰まるほどの人混みが近づくと帽子を深くかぶり直し誰にも顔を見られないように気を遣う。混沌とした人波に流されながら地面の汚れを追っていると、その耳に突然張り裂ける声が跳びこんできた。こら、とありきたりな怒声。野太い男性の者だ。思わずクロは顔を上げ身を正す。周囲の人々も声のした方に視線を向ける。その間を抜けるように小さく細い、黒髪の男児が駆け抜けてくる。必死な形相で走る。懸命に懸命に。 「そいつを捕まえてくれ!」  鬼のような声色で店主は叫んだ。クロの視界に彼は入ってくる。抱きしめるように持っているものに気付いて何が起こっているのか瞬時に理解した。 「どけ!」  男児は叫びながら人波を割り込んでいく。小さいのになんという力だろう。彼の鬼気迫る様子が大の大人たちを蹴落としていっているようだ。大抵の人は面倒事に巻き込まれたくないとでも言いたげに見て見ぬふりをする。それでもクロの傍で正義感溢れる男性が捕まえようと彼の前に立ちふさがる。子供は舌打ちをしつつも突破口を探る。クロは冷たい目ですっと足を動かした。それが男性の足にかかり彼は体勢を崩す。男児はそれを見逃さない。横を通り過ぎ人気の無い路地裏へと飛びこんだ。  小太りの店主は彼を追いかけていたが諦めたように茫然とした溜息を吐いた。 「くそう、やられた。あのコラッタ野郎」  吐き捨てた言葉にクロは店主をこっそりと睨みつけ、そのまま流れるように男の子の向かった路地裏へと入る。細い道を奥に行くほど人の声が遠くなっていき、胸はしんと静まってくる。散らかったゴミを横目に耳を澄ます。きんと張られた緊張感が彼の中に走る。疲れてきたのだろう、小さな裸足の成すリズムが疎らになってくる。そしてふと止まる。正面からやってきた薄汚れた服装をした女性が不審そうな目でクロを見やる。コラッタが走る。左に彼は曲がる。建物の間から入ってくる太陽の光に目を細め、足を止めた。  道のまっすぐ遠く方に先程の少年がいた。  大なり小なり様々な年齢の子供たちが身を寄せ合う中で彼は何かを食べている。彼が先程盗んできたパンだ。夢中になって頬張っているが人数を考えれば当然一人分はごく僅かな量であり、すぐに食べ終わってしまうだろう。彼等は指を舐め、ほんの少し��滓も逃さないよう、激しくも丁寧に食事をしていた。  クロはそれ以上歩みを進めることなく、考え込むようにしばらく見つめ、後に踵を返す。  乾いた建物の匂いが鼻につく。建物に寄りかかるこの地区の住民たち。目を合わせないように通り過ぎていった。
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「――で、見逃しちゃったん?」  ソフィが素っ頓狂な声をあげる。クロが声を抑えるよう合図を出すと慌てて口をすぼめる。周囲を見回すが騒ぎに紛れて誰も気がついてはいないようだ。胸を撫で下ろしながらソフィは小さな溜息を零した。 「今日はあそこのパン屋だったんね。けっこうこの辺じゃ有名なんよ、その子達。何度か捕まえて、ひどいと殴られ��りもするけど……逃げ足と嘘泣きでうまく生きとるなんて言われてん」  溜息を吐くソフィにクロは何度か納得したように頷く。 「でも、盗みを手助けするなんて人は初めて聞いたわ」 「勝手に体が動いた」 「どんな言い訳」  ソフィは思わず失笑を漏らす。 「あんま重ねるとクロ君も目つけられるよ。厄介事に巻き込まれないよう気をつけなね――あ、いらっしゃいませ」  客がやってきたのをすぐに察知してソフィは爽やかな笑顔を作り上げる。  器用なものだとクロは内心感心する。彼には到底出来ない芸当だろう。  そして肩を落とす。同じだ。この町もこの町に訪れた人もあの子供達もソフィも。 「クロ、後はこっちでやれるから、出かけたら」  金銭の計算をしていたラーナーは声をかける。彼女の言うとおり、夜へと時間は深まっていき、客足も減ってきているところだった。 「明日にはここ出ちゃうんだし、さ」 「あ、ああ……ありがとう」 「……どうしたのお礼なんて。なんか珍しい感じだね」 「別に」  目を丸くするラーナーに、いつものようにぶっきらぼうにクロは答えた。 「言葉に甘えさせてもらう。ソフィにはポケギアの電話番号を教えてある。何かあれば連絡しろ」  帽子を改めて被り、近くの椅子にかけていた上着と鞄を手に取ると、ラーナーが呼び止める間もなくさっさと店から出ていく。そこをラーナーがはっと思い出したようにすぐに呼び止めた。相変わらず機嫌の悪さを露骨に見せながら彼は立ち止まり振り返る。 「何、行っていいんじゃないの」 「ごめんごめん、あのさ、クロが出てる間にいつの間にか店にこんなのが置いてあったの」  ラーナーはそう言ってポケットから折りたたまれた小さな紙切れを差し出す。表になった部分にはクロへ宛てたものであることを記す字面があった。  不審な目でクロはそれを見やるとそっけなく受け取り、すぐにそれを開く。ただの白い紙には走り書きで短い文章が書かれていた。
 午後九時、巨大広場にて待つ。
 ひっくり返してみるも差出人の名はどこにも書かれていない。至ってシンプルな文面に彼は益々不信感を募らせる。そもそも自分に向けられた手紙という時点で、直感的に嫌な予感が走っていた。 「なんて?」 「大したことじゃない。誰が置いたとか見てないか」 「丁度接待してる間だったからちゃんと対応できなくて。ごめん」 「いや、まあそれなら仕方ない。とりあえず、俺は抜ける」  今度こそクロは店を完全に後にした。もらった手紙を手の中で握りしめ、心臓が僅かに速まるのを抑えようと少し深い呼吸を繰り返す。  その悪い予感が的中することを、彼はすぐに知ることになる。 < index >
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