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#小豆島の漁師はまゆう
monky-bod · 1 year
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kachoushi · 1 year
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各地句会報
花鳥誌 令和5年5月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年2月2日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
厨女も慣れたる手付き雪掻す 由季子 闇夜中裏声しきり猫の恋 喜代子 節分や内なる鬼にひそむ角 さとみ 如月の雨に煙りし寺の塔 都 風花やこの晴天の何処より 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
暗闇坂のチャペルの春は明日あたり きみよ 長すぎるエスカレーター早春へ 久 立春の市の算盤振つてみる 要 冬帝と暗闇坂にすれ違ふ きみよ 伊達者のくさめ名残りや南部坂 眞理子 慶應の先生眠る山笑ふ いづみ 豆源の窓より立春の煙 和子 供華白く女優へ二月礼者かな 小鳥 古雛の見てゐる骨董市の空 順子 古雛のあの子の部屋へ貰はれし 久
岡田順子選 特選句
暗闇坂のチャペルの春は明日あたり きみよ 冬帝と暗闇坂にすれ違ふ 同 大銀杏八百回の立春へ 俊樹 豆源の春の売子が忽と消え 同 コート脱ぐ八咫鏡に参る美女 きみよ おはん来よ暗闇坂の春を舞ひ 俊樹 雲逝くや芽ばり柳を繰りながら 光子 立春の蓬髪となる大銀杏 俊樹 立春の皺の手に売るくわりんたう 同 公孫樹寒まだ去らずとのたまへり 軽象
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月4日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
敬􄼲な信徒にあらず寒椿 美穂 梅ふふむ野面積む端に摩天楼 睦子 黄泉比良坂毬唄とほく谺して 同 下萌や大志ふくらむ黒鞄 朝子 觔斗雲睦月の空に呼ばれたる 美穂 鼻歌に二つ目を割り寒卵 かおり 三􄼹路のマネキン春を手招きて 同 黄金の国ジパングの寒卵 愛 潮流の狂ひや鯨吼ゆる夜は 睦子 お多福の上目づかひや春の空 成子 心底の鬼知りつつの追儺かな 勝利
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月6日・7日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
潮騒を春呼ぶ音と聞いてをり かづを 水仙の香り背負うて海女帰る 同 海荒るるとも水仙の香の高し 同 坪庭の十尺灯篭日脚伸ぶ 清女 春光の中神島も丹の橋も 同 待春の心深雪に埋もりて 和子 扁額の文字読めずして春の宿 同 砂浜に貝を拾ふや雪のひま 千加江 村の春小舟ふはりと揺れてをり 同 白息に朝の公園横切れり 匠 風花や何を告げんと頰に触る 笑子 枝川やさざ波に陽の冴返る 啓子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月8日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
雪を踏む音を友とし道一人 あけみ 蠟梅の咲き鈍色の雲去りぬ みえこ 除雪車を見守る警備真夜の笛 同 雪掻きの我にエールや鳥の声 紀子 握り飯ぱりりと海苔の香を立て 裕子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
東風に振る竿は灯台より高く 美智子 月冴ゆる其処此処軋む母の家 都 幽やかな烏鷺の石音冴ゆる夜 宇太郎 老いの手に音立て笑ふ浅蜊かな 悦子 鎧着る母のコートを着る度に 佐代子 老いし身や明日なき如く雪を掻く すみ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
朝光や寺苑に生るる蕗の薹 幸風 大屋根の雪解雫のリズム良き 秋尚 春菊の箱で積まれて旬となる 恭子 今朝晴れて丹沢颪の雪解風 亜栄子 眩しさを散らし公魚宙を舞ふ 幸子 流れゆくおもひで重く雪解川 ゆう子 年尾句碑句帳に挟む雪解音 三無 クロッカス影を短く咲き揃ふ 秋尚 あちらにも野焼く漢の影法師 白陶 公魚や釣り糸細く夜蒼し ゆう子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月13日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
犬ふぐり大地に笑みをこぼしけり 三無 春浅しワンマン列車軋む音 のりこ 蝋梅の香りに溺れ車椅子 三無 寒の海夕赤々漁終る ことこ 陽が風を連れ耀ける春の宮 貴薫 青空へ枝混み合へる濃紅梅 秋尚 土塊に春日からめて庭手入 三無 夕東風や友の消息届きけり 迪子 ひと雨のひと粒ごとに余寒あり 貴薫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
浅春の眠りのうつつ出湯泊り 時江 老いたれば屈託もあり毛糸編む 昭子 落としたる画鋲を探す寒灯下 ミチ子 春の雪相聞歌碑の黙続く 時江 顔剃りて少し別嬪初詣 さよ子 日脚伸ぶ下校チャイムののんびりと みす枝 雪解急竹はね返る音響く 同 寒さにも噂にも耐へこれ衆生 さよ子 蕗の薹刻めば厨野の香り みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月14日 萩花鳥会
水甕の薄氷やぶり野草の芽 祐子 わが身共老いたる鬼をなほ追儺 健雄 嗚呼自由冬晴れ青く空広く 俊文 春の園散り散り走る孫四人 ゆかり 集まりて薄氷つつき子ら遊ぶ 恒雄 山々の眠り起こせし野焼きかな 明子 鬼やらひじやんけんで勝つ福の面 美惠子
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令和5年2月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
吹雪く日の杣道隠す道標 世詩明 恋猫の闇もろともに戦かな 千加江 鷺一羽曲線残し飛び立てり 同 はたと止む今日の吹雪の潔し 昭子 アルバムに中子師の笑み冬の蝶 淳子 寒鯉の橋下にゆらり緋を流す 笑子 雪景色途切れて暗し三国線 和子 はよしねまがつこにおくれる冬の朝 隆司 耳目塗り潰せし如く冬籠 雪 卍字ケ辻に迷ひはせぬか雪女 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
指先に一つ剥ぎたる蜜柑の香 雪 大寒に入りたる水を諾ひぬ 同 金色の南無観世音大冬木 同 産土に響くかしは手春寒し かづを 春の雷森羅万象𠮟咤して 同 玻璃越しに九頭竜よりの隙間風 同 気まぐれな風花降つてすぐ止みて やす香 寒紅や見目安らかに不帰の人 嘉和 波音が好きで飛沫好き崖水仙 みす枝 音待てるポストに寒の戻りかな 清女 女正月昔藪入り嫁の里 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月17日 さきたま花鳥会 坊城俊樹選 特選句
奥つ城に冬の遺書めく斑雪 月惑 顔隠す一夜限りの雪女郎 八草 民衆の叫びに似たる辛夷の芽 ふじほ 猫の恋昼は静かに睨み合ひ みのり 薄氷に餓鬼大将の指の穴 月惑 無人駅青女の俘虜とされしまま 良江 怒号上げ村に討ち入る雪解川 とし江 凍土を突く走り根の筋張りて 紀花 焼藷屋鎮守の森の定位置に 八草 爺���膝捨てて疾駆の恋の猫 良江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
古玻璃の奥に設ふ古雛 久 笏も扇も失せし雛の澄まし顔 眞理子 日矢さして金縷梅の縒りほどけさう 芙佐子 梅東風やあやつり人形眠る箱 千種 春風に槻は空へ細くほそく ます江 山茱萸の花透く雲の疾さかな 要 貝殻の雛の片目閉ぢてをり 久 古雛髪のほつれも雅なる 三無 ぽつねんと裸電球雛調度 要
栗林圭魚選 特選句
紅梅の枝垂れ白髪乱さるる 炳子 梅園の幹玄々と下萌ゆる 要 濃紅梅妖しきばかりかの子の忌 眞理子 貝殻の雛の片目閉ぢてをり 久 古雛髪のほつれも雅なる 三無 老梅忌枝ぶり確と臥龍梅 眞理子 山茱萸の空の広さにほどけゆく 月惑 八橋に水恋うてをり猫柳 芙佐子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
師を背負ひ走りし人も雪籠 雪 裏庭開く枝折戸冬桜 同 天帝の性こもごもの二月かな 同 適当に返事してゐる日向ぼこ 一涓 継体の慈愛の御ん目雪の果 同 風花のはげしく風に遊ぶ日よ 洋子 薄氷を踏めば大空割れにけり みす枝 春一番古色の帽子飛ばしけり 昭上嶋子 鉤穴の古墳の型の凍てゆるむ 世詩明 人の来て障子の内に隠しけり 同 春炬燵素足の人に触れざりし 同 女正月集ふ妻らを嫁と呼ぶ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月26日 月例会 坊城俊樹選 特選句
能舞台昏きに満ちて花を待つ 光子 バス停にシスターとゐてあたたかし 要 空に雲なくて白梅すきとほる 和子 忘れられさうな径の梅紅し 順子 靖国の残る寒さを踏む長靴 和子 孕み猫ゆつくり進む憲兵碑 幸風 石鹸玉ゆく靖国の青き空 緋路 蒼天へ春のぼりゆく大鳥居 はるか
岡田順子選 特選句
能舞台昏きに満ちて春を待つ 光子 直立の衛士へ梅が香及びけり 同 さへづりや鉄のひかりの十字架へ 同 春の日を溜め人を待つベンチかな 秋尚 春風や鳥居の中の鳥居へと 月惑 料峭や薄刃も入らぬ城の門 昌文 梅香る昼三日月のあえかなり 眞理子 春陽とは街の色して乙女らへ 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
ポケットの余寒に指を揉んでをり 勝利 黒真珠肌にふれたる余寒かな 美穂 角のなき石にかくれて猫の恋 朝子 恋仲を知らん顔して猫柳 勝利 杖の手に地球の鼓動下萌ゆる 朝子 シャラシャラとタンバリン佐保姫の衣ずれ ひとみ 蛇穴を出て今生の闇を知る 喜和 鷗外のラテン語冴ゆる自伝かな 睦古賀子 砲二門転がる砦凍返る 勝利 小突かれて鳥と屋や に採りし日寒卵 志津子 春一番歳時記の序を捲らしむ 愛
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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thesunabar · 1 year
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弥生四日(土) ⁡ ✝️いつまでもあると思うな親と店✝ 89㎏⤵️⤴️ポンコツ肥満は今日もぼんやり ⁡ ⁡ 春めいた日中でしたねおピーカン☀️ 散策転寝日和ですね💤 ⁡ すっかり陽が長くなりましたが、夜の帳が下りると少しまだ涼しくなりますから、寒暖差ご自愛くださいませ🫡 ⁡ 【🌸NYFSのお花見2023🌸】 今年も開催🍶 4/9(日)です✨ ※参加資格は2022/04/11(月)から2023/04/8(土)までにご来店のお客様となります🤲 ⁡ 詳細は… 今宵、おまんちしております💋 ⁡ ⁡ 宮城県 一ノ蔵、3.11未来へつなぐバトン 秋田県、10周年の農醸ささにごり 福井県 田辺酒造、優勝 革命君バージョン 長野県 岡崎酒造、信州亀齢 山恵錦とひとごこち 新潟県 新潟第一酒造、山間ORI ORI ROCK 山形県 髙木酒造、十四代 本丸 角新本丸 ⁡ 他にも色々ございます🍶 ⁡ ⁡ ちょいと一杯のつもりが… でしたら【唎酒コース】が激しくお🉐 小鉢がついて1杯90ml×で5杯程 1時間で二合半(こなから)です🍶 ⁡ お酒は肥満のオススメ💡 1時間1本勝負でも、延長戦でもご気分次第でごゆっくりお楽しみください🤲 ※ご予約不要、1名様から4名様まで ⁡ よろぴこどうぞ🙏🙇‍♂️🙏 ⁡ ⁡ ⁡ 日めくりカレンダーによれば「海のことは漁師に問え」だそうです🤔 ⁡ ⁡ 牡蠣は北海道厚岸🦪 ⁡ ふぐ皮とカラスミの卵蒸、重慶飯店の麻婆豆腐、トマト卵炒め、ウインナーたまご🥚 生ハム ハモン デ テルエル切落とし、エ・イ・ヒ・レ😘 ⁡ 生ハムと青とうがらしの包みピザ、豚ロースの味噌生姜焼き、セセリ串葱蒸し焼き、も、おススメです💡 ⁡ 〆ものは、 クミン焼きそば 広島菜と紫蘇の混ぜごはん焼おにぎり カラスミ稲庭素麺 ⁡ ⁡ 【弥生の店休日】 5(日) 12日(日) 18日(土) 19日(日) 26日(日) ⁡ 【🚨唎酒コース🚨】 ・最初の1時間は3300円(4〜5杯) ・延長は1時間毎に1100円(状況に応じて) ※税込、小鉢付き ※グラス交換制 ※お酒は肥満のおススメを順に ※1組1名から4名迄 ⁡ 【⚠️予約制⚠️フードセット】 ・2名様から ・¥7700(税込) ・150分制(ラストオーダーは30分前) ・ガリ、突き出し、生ハム、卵、魚、肉、〆 ・肥満おススメ日本酒をご提供(4〜5杯) ⁡ ◎お席のご予約、貸切(8名様から)、承ります →お気軽にお問い合わせください📞📲 ※貸切予約はご来店ください🍶 ⁡ https://sunabar.thebase.in/ 視野を広く裾野を広く🌋 ご理解ご協力の程よろしくお願いいたします🙏 ⁡ ◎手洗いと手指消毒の励行🥷 ◎無駄な大声(地声含む)は永遠に自粛🙅 ◎マスクや距離感など優しいキモチ👼 ⁡ アタシ 待つは ⁡ どうぞ よしなに ⁡ かしこみ かしこみ ⁡ #新四谷舟町砂場 #the_neo_sunabar #四谷舟町砂場 #舟町砂場 #the_sunbar #日本酒スナック #NYFS #荒木町 #四谷三丁目 #舟町 #日本酒 #焼酎 #ワイン #麦酒 ⁡ ♨️新四谷舟町砂場(Neo Yotsuya Funamachi Sunabar) 〒1600007 東京都新宿区荒木町6 ルミエール四谷1FA 0333545655 [email protected] 17時頃から24時入店(変更の可能性有り) ※ラストオーダーは気分次第よ責めないで😘 不定休 facebook.com/NeoYFS facebook.com/the.sunabar instagram.com/the_sunabar twitter.com/_sunabar (新四谷舟町砂場) https://www.instagram.com/p/CpXCDlByzFB/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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cyunley · 1 year
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なう(2023/02/04 21:31:13) 今日の晩ごはん😀サラスパは作り置き! 明日は旦那休みやからほうれん草はガーリック 多めに炒めれて美味しかった😍🙌 #鶏とほうれん草のガーリック炒め #高野豆腐の含め煮 #サラスパ #キウイフルーツ #禁酒中 #家呑み #おうち居酒屋 #おうちごはん #おうちごはん部 #おうちごはんlover #今日の晩ごはん #TodaysDinner #晩ごはん記録 #献立記録 #てづくりごはん #てづくりごはん365 #cooking #cook365 #タベリー #フーディーテーブル #クッキングラム #キッチングラム #夫婦ごはん #ふたりごはん #豊かな食卓 #cyuley作ディナー #cyuley パントリーから大根出てきた😳使い切ったと 思てた大根、一本だけ残ってた🤪💦 早よ使い切らなまたお婆ちゃん持ってくる🤭 最近「小豆島の漁師はまゆう」とゆーチャンネルの YouTubeがお気に入りで毎日数本づつ観てる📺 アレ観てたら漁師になろかな?と本気で考える😂 せっかく海も近いし船舶免許も持ってるし 新潟の海なら旨い魚とって食べれるし… 船ないけど😂😂😂船欲しいけど維持費が 半端ないからなぁ🥺車とは桁が違うもんな😣💦 https://www.instagram.com/p/CoPa-sry0ts/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kaiji-udon · 2 years
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令和四年十月四日火曜日 イワシの日 海侍其の壱其の弐は元気に営業致します⚓︎ 画像は、#漁師youtuberはまゆう が営む居酒屋への遠征🐟今回は#はまゆう さんは#漁 に出ていて会えなかったけど、#太田くん には会えました♡ 海っ子1人足りませんが、#デッキ で潮風を1時間あびながら#小豆島 に到着🛳いい思い出ができました! 今日もがんばりまっしょい⚓︎ #うどん県それだけじゃない香川県 #さぬき #香川県丸亀市 #飯山町 #海侍 #うどん大好き #うどん好き #うどん好きな人と繋がりたい けど#らーめん好きな人と繋がりたい #らーめん大好き#きゅうり の#わさび漬け が#うまい #お店 #古代魚#水槽 のある#お店 #旧車 もある#店 #坂出市 #加茂町 にも#其の弐 #開店 しました。#御来店お待ちしております 。 (手打ちセルフうどん 海侍) https://www.instagram.com/p/CjRAu6Dvkaz/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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benediktine · 2 years
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フナと納豆のひと (元マンボウ拾ったひと) @wormanago - 午後10:57 ・ 2022年7月15日 : https://twitter.com/wormanago/status/1547943349143105538 : https://archive.ph/7pQxK いま琉球列島のウミガメ(アオウミガメ)は近年になく増加中なんですよね。巨大なウミガメが何匹も網にかかったとき、船の上から1匹ずつ、ぜんぶ健康に逃がすことはかなりの困難を伴う。大きいし、暴れる。昔のようにイリーガルに水揚げもできない。だったらこうするしかないということなのだと思う。 ============≫ 大童 澄瞳/Sumito Oowara @dennou319 - 午後10:29 ・ 2022年7月15日 : https://twitter.com/dennou319/status/1547936513949806597 : https://archive.ph/LrlZB 漁師「網から外して逃がしたが、外せないものは刺して駆除した」
沖縄・久米島の海岸で数十匹のウミガメが“死亡“ 首元に刺し傷も… 絶滅危惧種|日テレNEWS  {{ 画像 1 : news.ntv.co.jp 沖縄・久米島の海岸で数十匹のウミガメが“死亡“ 首元に刺し傷も… 絶滅危惧種 : https://news.ntv.co.jp/category/society/eade0fb677424cb287abdf3d61d4a896 : https://archive.ph/9W4wP : https://benediktine.tumblr.com/post/690347996921102336/ }} ≪============ ≫――――――≪
フナと納豆のひと (元マンボウ拾ったひと) @wormanago - 午後10:59 ・ 2022年7月15日 : https://twitter.com/wormanago/status/1547943973343625216 : https://archive.ph/x5PXN これで亀を殺すな、傷つけるなというならもう沖縄で網漁業はできないんじゃないかな。付け加えると、アオウミガメの劇的とも言える増加は、生き物たちのゆりかご、藻場の破壊を引き起こしている。それは水産資源の減少につながることだから、特に八重山では海亀を憎く思っている人もいる。 ≫――――――≪
フナと納豆のひと (元マンボウ拾ったひと) @wormanago - 午後11:02 ・ 2022年7月15日 : https://twitter.com/wormanago/status/1547944661381431298 : https://archive.ph/cC9Bd 実際に一面に広がっているかに見えた八重山の大規模なウミショウブ場は”砂漠化”している。そこに湧くようにいた魚たちには明確な変化が生じている。海亀かわいそう、だけの一面で捉えていいとは思えない。ウミガメとの共存や、藻場の維持、水産資源、そういったもののバランスをどう取るかということ。 ≫――――――≪
フナと納豆のひと (元マンボウ拾ったひと) @wormanago - 午後11:04 ・ 2022年7月15日 : https://twitter.com/wormanago/status/1547945243169148933 : https://archive.ph/rw8Ph もちろん、藻場がなくなるということは、直接の水産資源ではないものだって影響を受ける。もうあの場所で、ウミショウブハゼを捕ることはできない。ウミショウブを両手で挟んで、すーっと引き上げてを何度か繰り返すと葉にくっついている本種が捕れる。そういう得難い経験が本当に得難くなってしまった ≫――――――≪
フナと納豆のひと (元マンボウ拾ったひと) @wormanago - 午後11:07 ・ 2022年7月15日 : https://twitter.com/wormanago/status/1547945925292994561 : https://archive.ph/Sc8fk なお近年になく増加、というのは、必ずしも過去イチ多いということを意味しない。過日の乱獲からの回復過程にあると言えるものだけれど、その過日よりは藻場が大きく減っているなかで同じように亀が増えてしまったら、そりゃあキャパオーバーにもなるよね、という話。 ≫――――――≪
フナと納豆のひと (元マンボウ拾ったひと) @wormanago - 午後11:10 ・ 2022年7月15日 : https://twitter.com/wormanago/status/1547946803940958208 : https://archive.ph/uE7Rm 個人的にはもっと昔のように食べたらいいのでは、と思っているが、そうは問屋がおろしませんね、はい。 ≫――――――≪
フナと納豆のひと (元マンボウ拾ったひと) @wormanago - 午後11:24 ・ 2022年7月15日 : https://twitter.com/wormanago/status/1547950145639428096 : https://archive.ph/wKrSK 私は現状では、アオウミガメには少し減ってほしいと思っていますよ。藻場に依存する多くの、絶滅危惧種を含む生き物たちが影響を受けていると考えられるので。 ≫――――――≪
フナと納豆のひと (元マンボウ拾ったひと) @wormanago - 午後11:25 ・ 2022年7月15日 : https://twitter.com/wormanago/status/1547950437193912320 : https://archive.ph/KBL57 私の眼にうつっているのは大きなウミガメだけじゃない。か弱い小魚たちだ。 ≫――――――≪
フナと納豆のひと (元マンボウ拾ったひと) @wormanago - 午後11:45 ・ 2022年7月15日 : https://twitter.com/wormanago/status/1547955626206461953 : https://archive.ph/AU5Vw 海亀増加の状況の一部は本書で取り上げられています。カーミーとり(海亀漁)をする人物の漁獲状況や、いなくなったあとの八重山の状況についても活字になっている。  {{ 画像 2 : seibundo-shinkosha.net BIOSTORY vol.33 | 株式会社誠文堂新光社 特集:ウミガメと人 : https://www.seibundo-shinkosha.net/magazine/science/43040/ : https://archive.ph/RUpaY }} ≫――――――≪
フナと納豆のひと (元マンボウ拾ったひと) @wormanago - 午後11:46 ・ 2022年7月15日 : https://twitter.com/wormanago/status/1547955892205015047 : https://archive.ph/iAoA1 カーミーカキ、と書くべきかな。巨大なカギで引っかけて捕まえるんですよね。 ≫――――――≪
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xf-2 · 5 years
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防衛省は2019年7月23日、ロシア空軍の「A50」早期警戒管制機1機が同日朝、竹島周辺の領空を侵犯したと発表した。
 一方、竹島の領有権を主張する韓国は同日、緊急発進した韓国空軍の戦闘機が、「A50が『領空侵犯』したとして機銃360発あまりの警告射撃を行った」と発表した。
 日本政府はロシアと韓国に外交ルートを通じて抗議した。
 竹島は日本固有の領土であるにもかかわらず日本の防空識別圏(ADIZ)に含まれていない。また、竹島周辺の彼我不明機は、航空自衛隊機による緊急発進の対象となっていない。
 多くの国民は、この事実を今回の事案を通して、初めて知ったのではないだろうか。
 日本では、ADIZや対領空侵犯措置��ついてあまりよく知られていない。自衛隊機はこれまで、領空を侵犯した軍用機に対して警告射撃をしたことが一度だけあるが、撃墜したことは一度もない。
 世界の常識では、外国の領空を侵犯した航空機(軍用機であろうと民間機であろうと)は撃墜されてもやむを得ないというものである。
 事例として、1983年9月1日、ニューヨーク発ソウル行きの大韓航空機007便がソ連の領空を侵犯し、宗谷海峡上空でソ連空軍戦闘機に撃墜される事案が発生した。
 機体は宗谷海峡付近に墜落し、日本人28人を含む乗客乗員269人は全員死亡した。
 この事例を国際法の観点から見れば、国家主権とは「国家が領域内(領土、領海、領空)においてもつ排他的支配権」であり、国家主権が侵されたときは自衛権が発動されるのである。これが国際社会の現実である。
外国の軍用機による竹島の領空侵犯は今回が初めてであるが、今後、中ロの日本海での軍事活動が活発になるに従い、同様の事例が増加することが予想される。
 日本はどう対応すべきであろうか。竹島に関する問題点は2つある。
 一つは竹島が日本のADIZに含まれていないことである。もう一つは、竹島が対領空侵犯措置の対象となっていないことである。
 さらに重大なことは、なぜこのようになっているかを誰も知らない、あるいは答えられないことである。
 第185回国会安全保障委員会(2013年12月)において、渡辺(周)委員(元防衛副大臣)は次のように述べている。
「実は私も防衛省で、どうして竹島と北方領土の上空は入っていないのか、我が国の領土だろうと。そのとおりですと」
「だったら、その領空は当然、領空の外側にある識別圏、これが入っていないのはおかしいんじゃないかと。ある意味では、防衛省の皆さんにも何回も尋ねて、大変苦しんでいた」
 本稿の主旨は、現行のADIZの見直しと竹島に対する対領空侵犯措置の運用要領を見直すことである。
 以下、初めに今回の竹島領空侵犯事案の概要を述べ、次に対領空侵犯措置とADIZについて述べ、次に日本および日本周辺のADIZの現況について述べる。
 最後にADIZの見直しと竹島に対する対領空侵犯措置の運用要領を見直すことについて私見を述べる。
1.竹島領空侵犯事案の概要
(1)中ロ軍用機の行動
 当該中ロ軍機は、中国空軍「H-6」爆撃機×2機、ロシア空軍「Tu-95」爆撃機×2機、ロシア空軍「A-50」早期警戒機×1機の計5機で、うち4機の爆撃機が合流して行動し、日韓のADIZに進入している。
 竹島を「領空侵犯」したのは4機の爆撃機とは別行動していたロシア空軍のA-50早期警戒機の1機で、23日午前9時9分と33分にそれぞれ、およそ3分から4分間にわたって「領空侵犯」を行っている。
(2)日本の対応(緊急発進)
 菅義偉官房長官は7月23日の記者会見で、ロシア機に対して自衛隊機の緊急発進で対応したと述べた。
 一方韓国の中央日報日本語版(7月25日)は、「自衛隊戦闘機は東海(日本海)上でなく東シナ海に出撃させた。独島(竹島)は韓国領土のみならず実効支配しているので韓国ADIZの中に位置する。自衛隊戦闘機が出撃する名分がない。だが、菅官房長官はロシア軍用機の独島領空侵犯に関連し、自衛隊機を緊急発進させたかのように話した」と報じた。
 日本は竹島を領空侵犯したロシア機に対して自衛隊機を緊急発進させたのか。
 2012年8月28日の参議院外交委員会で、森本敏防衛大臣(当時)は、「自衛隊としては、従来から、竹島に対する対領空侵犯措置あるいは警戒監視活動などを行っておりません」と明言している。
 また、防衛省の伊藤茂樹報道官は、「(竹島をめぐる問題は)外交により解決するとの立場から、緊急発進は実施していない(朝日新聞デジタル7月23日)」と述べている。
 これらのことから、当初、緊急発進の対象は、中ロの爆撃機であったと思われる。その後、A-50の監視任務に転用されたと思われる。
 なぜなら、防衛省は、転用された戦闘機が撮影したと見られるA-50の写真をHP上に公開している。
(3)ロシアからの遺憾の意の表明
 竹島付近の空域で、韓国軍機がロシア軍機に対し警告射撃を行ったことをめぐり、韓国側が「ロシア側から遺憾の意が伝えられた」としていることについて、菅官房長官は、日本政府に対して遺憾の意が伝えられた事実はないと明らかにした(NHK7月24日)。
 一方、韓国大統領府の高官は、24日、ロシア側が遺憾の意を表明したうえで、「機器の誤作動で計画していなかった空域に進入したと考えられる。意図を持って領空侵犯したのではない」と強調した。
 ところが、ロシアのインタファクス通信は、24日にロシアが韓国に遺憾の意を表明したという韓国政府の主張について、「事実にそぐわないことがたくさんある。ロシア側は公式な謝罪をしていない」と否定した、と報じた(BBC7月25日)。
2.対領空侵犯措置とADIZ
 国際法上、国家はその領空に対して完全かつ排他的な主権を有している。
 対領空侵犯措置は、公共の秩序を維持するための警察権の行使として行うものであり、陸上や海上とは異なり、この措置を実施できる能力を有するのは自衛隊のみであることから、自衛隊法第84条に基づき、第一義的に航空自衛隊(以下、空自)が対処している。
 空自は、我が国周辺を飛行する航空機を警戒管制レーダーや早期警戒管制機などにより探知・識別し、領空侵犯のおそれのある航空機を発見した場合には、戦闘機などを緊急発進(スクランブル)させ、その航空機の状況を確認し、必要に応じてその行動を監視している。
 さらに、この航空機が実際に領空を侵犯した場合には、退去の警告などを行う。
 ちなみに、領空とは、国家の領土・領海の上空空域をいう。領空の高度限界については、大気圏内というのが一応の通説となっている。領海とは、基線(海岸の低潮線)から12海里(約22.2km)の水域である。
 防衛省は、対領空侵犯措置を有効に実施するために、我が国周辺を囲むようなADIZという空域を設定している。
(下図『我が国及び周辺国の防衛識別圏』を参照)
 一般に、ADIZは、各国が防空上の観点から国内措置として設定しているものであり、領空の範囲を定める性格のものではないが、中国やロシアの軍用機が活発に活動している日本海に位置する竹島がADIZに含まれていないことは、防空上の観点から見ればあり得ないことである。
 これに対して、東京から南へ1000キロの太平洋上に位置し、経空脅威が想定できない小笠原諸島がADIZに含まれてないことは妥当なことであろう。
 日本のADIZは、もともと米軍が我が国の防空および航空管制を実施していたころに設置したものを、当時の防衛庁が、1969年に米軍の線引きをほぼ踏襲する形で、防衛省訓令「防空識別圏における飛行要領に関する訓令」によって規定したものである。
 さらに、2010年に与那国島周辺空域のADIZの範囲を変更する防衛省訓令が発出されている。
 ADIZは、ICAO(国際民間航空機関)により設定された飛行情報区(FIR:Flight Information Region)とは異なるものである。
 民間航空機にあっては、あらかじめICAOの基準に基づき航空当局に飛行計画(フライト・プラン)が提出されているため、外国の民間航空機がADIZ内を飛行する場合においても、計画どおりの航路を管制されながら飛行する限り、緊急発進の対象とはならない。
3.日本および日本周辺国のADIZの現況など
(1)米軍によるADIZの設定
 なぜ、竹島が日本のADIZに含まれなかったかについて筆者の推論を述べる。
 米軍は1950年に日本のADIZを設定したとされる。
 1950年6月に朝鮮戦争が勃発したのに伴い、日本と朝鮮半島 の防空任務を担当していた第5空軍の司令部と隷下部隊が朝鮮半島に移転した。
空白域となった日本の防空のため、第5空軍の隷下部隊として新たに第314航空師団が任命された。
 この時、日本の防空と朝鮮半島の防空任務を分割する必要からADIZが設定されたものと筆者は推測する。
 そして、固有の領土である竹島は、北方領土などとともにADIZに含まれなかった。その理由・背景については次のことが考えられる。
 1946年1月、連合国総司令部は連合国最高司令官指令(SCAPIN)第677号をもって、一部の地域に対し、日本国政府が政治上または行政上の権力を行使することおよび行使しようと企てることを暫定的に停止するよう指令した。
 日本が政治上・行政上の権力を行使しうる地域に「含まない」地域として鬱陵島や済州島,伊豆諸島、小笠原群島等のほか、竹島も列挙された。
 1946年6月、連合国総司令部は連合国最高司令官指令(SCAPIN)1033号をもって、日本の漁業および捕鯨許可区域を定めた。
 この領域は「マッカーサー・ライン」として知られている。本指令では、竹島周囲12海里以内の地域を日本の操業区域から除外している。
 従って、当時、ADIZ作成に当たった米軍としては、上記2つの連合国最高司令官指令を考慮して、竹島をADIZの外に置かざるを得なかったと考えられる。
(2)日本によるADIZの設定
 初めに、防空任務の空自への移管について、簡単に述べる。
 終戦直後の第5空軍の駐留とともに、航空機の管制や防空のため日本周辺地域ではレー ダーサイトが逐次整備され、1946年頃から米軍航空警戒管制組織の編成、配置が開始された。
 1950年6月の朝鮮戦争勃発に伴い、より本格的な固定レーダーサイトの建設が進められた。これらのレーダーサイトは1951年から逐次運用が開始され、1957年頃にはほぼ現在空自が運用している形が整った。
 1954年7月1日、空自が発足した。
 1957年6月13日、極東軍司令部と防衛庁が交わした「覚え書き」に従い、レーダーサイトの移管が進められた。
 しかし、日米が共通の防空システム下での運用を開始するためには、具体的な手順や対領空侵犯措置の相違をどのようにするかという差し迫った問題が残されていた。
 そして、1958年4月23日、「対領空侵犯措置に関する第5空軍司令官と航空集団司令官の間の取極」 (いわゆる「源田・スミス協定」)が締結され、領空侵犯機の撃墜要件を除いては手順の連携が図られ、同一の防空システム内での運用が可能となった。
 その3日後の1958年4月26日、津島壽一防衛庁長官は空自に対し領空侵犯に対する行動命令を発出し、翌27日零時より実施するよう命じた。
 空自は1950年に米軍が定めたADIZに基づき、沖縄空域(南西防衛区域)を除き対領空侵犯措置を開始したのである。
 当時、沖縄は米国の施政権下にあった。沖縄の施政権が米国から日本に返還されたのは1972年5月である。そして、沖縄において自衛隊が対領空侵犯措置を開始したのは1973年1月である。
 この間の1969年8月に、防衛省は、「防空識別圏における飛行要領に関する訓令」を制定している。
 なぜ、この時期に当該訓令を制定したかについては不明であるが、筆者は次のように推測する。
 1964年の佐藤栄作政権の発足により沖縄などの施政権返還を求める動きが高まり、1968 年には小笠原諸島の返還が実現し、さらに1969年11月の日米首脳会談で沖縄の施政権返還の方針が合意されている。
 このような情勢の中で、独立国家として米軍の線引きを踏襲しているのはおかしいことに気づき、新たに自ら設定しようとしたのではないかと考えられる。
 振り返れば、この時が竹島をADIZ内に取り込み、かつ竹島を対領空侵犯措置の対象とするチャンスであったのではないか。
 当時、政府・自衛隊が、国内および米国とどのような協議をしたかは不明である。
(3) 与那国島周辺空域のADIZの範囲を変更
 与那国島の西側3分の2が我が国の防空識別圏の外にあることについて、沖縄県および与那国町から累次の見直しの要望があり、政府・防衛省は、与那国島上空の我が国の防空識別圏の見直しについて検討した。
 そして、2010年、与那国島西側の我が国領空およびその外側2海里について、我が国のADIZに含めることとする、与那国島周辺空域のADIZの範囲を変更する防衛省訓令(2010年6月16日省訓第23号)を発出した。
 与那国島上空の防空識別圏の見直しに関する日本の台湾側との協議について、「台湾の外交部は5月29日、日本政府が台湾に隣接する沖縄県与那国島上空の防空識別圏を修正し、台湾側の洋上に広げる方針を決めたことに対し、『受け入れられない』とする声明を発表した。『日本が事前に十分な意思疎通をはからなかったのは遺憾』とした」とする報道(日経2010年5月30日)もある。
 しかし、他方で「普天間問題をめぐる日米協議で、日本側は新たなADIZを与那国島より西側の台湾側洋上となる案を示し、米側は了承した。台湾側は与那国島を半月状に台湾ADIZから外しているとされ、台湾の理解は得られるとみている」とする報道(東京新聞2010年5月26日 )もある。
 いずれにしても、与那国島を巡るADIZの見直しは、日台間の外交上の軋轢を生むこともなく行われた。
(4)中国による新規のADIZの設定
 中国国防部は、2013年11月23日、「東シナ海防空識別圏」を設定した。これにより中国のADIZは、日本および韓国のADIZと一部重なることとなった。
 特に、尖閣諸島は日本および中国双方のADIZ内に含まれることとなった。また、中韓間でかつて「領有権」を争った離於島(イオド、中国名・蘇岩礁)が、中国のADIZ内に含まれることとなった。
 ADIZの設定と同時に、中国国防部は、すべての航空機に①中国当局に飛行計画の提出を義務づける②規則や指示に従わない場合は軍当局が防御的緊急措置をとる、などの規則を公表し、中国民用航空局も臨時航空情報で同規則を海外の航空関係者に通知した。
 この措置に対して、日米両政府は「飛行の自由を不当に侵害する」と反発して規則に従わない意向を表明したが、航空各社は中国側に飛行計画を提出するなど対応が混乱した。
 2014年12月、中国国防部が防空識別圏内で指示に従わない飛行機に対し、「防御的緊急措置を取る」とした運用規則を各国向けの航空情報から削除した(朝日新聞デジタル2014年12月28日)。
 中国のADIZ設定により懸念される問題は、日本は尖閣諸島には領土問題は存在しないとしているが、中国の立場に立てば、中国の領土とする同諸島の上空は中国の領空ということになり、これへの侵入を阻止する権利を有すると主張するであろう。
 従って、両国の戦闘機が尖閣諸島の対領空侵犯措置のため緊急発進した場合、上空で不測の事態が生起する可能性が否定できないことである。
(5)韓国のADIZの拡大
 2013年、韓国国防省は、中国が「東シナ海防空識別圏」を設定したことに対抗して、韓国の「防空識別圏」を南方に拡大すると発表した。
 拡大された範囲は、下図『我が国及び周辺国の防衛識別圏』において、韓国ADIZのうち破線表示された部分である。
 これにより、中韓間でかつて「領有権」を争った離於島が、韓国のADIZ内に位置することになった。また、韓国のADIZは、日本のADIZとも一部重なることとなった。
 韓国外交部の趙泰永報道官は記者会見で、「離於島は海中の暗礁で領土ではない」との見解を示した。韓国が、このように離於島が領土でないことを強調するのは、竹島を念頭に日本にADIZ拡大の口実を与えないためであると考えられる。
 つまり、離於島が領土であれば、韓国は、中国と「領有権」争っている領土を自国のADIZ内に取り込むために中国のADIZ内に自国のADIZを拡大したことになるからであろう。
我が国および周辺国の防衛識別圏
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(出典:平成30年版防衛白書)
4.現行のADIZの見直しおよび竹島に対する対領空侵犯措置の運用要領の見直し
(1)現行のADIZの見直し
 現在、ADIZの外に位置している日本の領土は、北方領土、竹島よび小笠原諸島である。
 小笠原諸島がADIZに含まれない理由は既述した。北方領土は現在返還交渉中であるので割愛する。以下、竹島について述べる。
 政府は、竹島問題については、問題の平和的解決を図るため、粘り強い外交努力を行っていくという方針を堅持しているが、聞く耳を持たない韓国相手では、未来永劫この問題の解決は不可能であろう。
 渡辺(周)委員(元防衛副大臣)は、第185回国会安全保障委員会(2013年12月6日)において次のように述べている。
「竹島と北方領土をADIZに入れた場合に、何かしらのお互いの外交的な一つの懸案になってしまうのではないか。そういう、現実的に考えれば、政治的な判断が、歴代政権の中にずっとあった」
 このような国会の「事なかれ主義」に対する国民の不満は高まっていくだろう。国民民主党の玉木代表は、2019年9月1日、自身のツィッターで次のように述べている。
「政府は、ただ遺憾と言うだけでなく、少なくとも米国とも協議して竹島上空を日本のADIZ(防空識別区)に組み込むべきだ。実は、我が国が領土だと主張する竹島も、そして北方四島も日本ADIZの対象に入っていない。これでは、日本の本気度が疑われる」
 日韓関係は戦後最悪であると言われる。これより悪くなることのない今、日本ADIZの見直しについて日本は韓国との協議を開始するべきである。
 もともとADIZの設定・変更に外国の了解は必要ない。各国が独自に設定できるものである。しかし、関係国の了解を得るに越したことはない。
 韓国は、中国のADIZ設定に対抗して自国のADIZを日本および中国のADIZ内に拡大したのである。ただし、韓国との協議に入る前に、米国政府・米軍との協議が欠かせない。
 まずは、日米安全保障高級事務レベル協議(SSC)での意見交換からスタートすべきである。
(2)竹島に対する対領空侵犯措置の運用要領の見直し
 対領空侵犯措置は、自衛隊法第84条に規定された自衛隊の行動の一つである。
 第84条には「防衛大臣は、外国の航空機が国際法規又は航空法その他の法令の規定に違反して我が国の領域の上空に侵入したときは、自衛隊の部隊に対し、これを着陸させ、又は我が国の領域の上空から退去させるため必要な措置を講じさせることができる」と規定している。
 この条文に反して、根拠が分からぬまま、竹島を対領空侵犯措置の対象外としていることは法治国家としてあってはならぬ行為である。根拠などについて是非、国会で明らかしてほしいものである。
 政府・防衛省は、竹島領空を対領空侵犯措置の対象にするよう早急に運用要領を見直すべきである。
 本来、ADIZの範囲と「対領空侵犯措置の発動」とは直接の関係はないものである。従って、ADIZの見直しと切り離して、早急に見直すべきである。
 その際、韓国戦闘機との不測事態を回避するための手順を加えておかなければならない。また、公になっていない日本と米国との間の取り決めがあるかもしれないので、米国との協議が不可欠であることを付け加えたい。
おわりに
 本稿は領空主権に関連するADIZと対領空侵犯措置について述べたが、国家主権には、領空主権のほか領海主権と領土主権がある。
 領海主権と領土主権の主管は、それぞれ海上保安庁・海上自衛隊と警察・陸上自衛隊であろう。
 それぞれの官庁においても竹島を管轄外としているのであろうか。そうであるならば、その根拠についても国会で明らかにしてほしいものである。
 さて、韓国による竹島不法占拠を排除する方策をそろそろ真剣に検討すべきである。
 政府は、平和的解決を図るため、粘り強い外交努力を行っていくとしているが、聞く耳を持たない韓国相手で��、未来永劫この問題の解決は不可能である。
 このままでは国際社会に、「日本は韓国による占拠を認める」という誤ったメッセージを送ることになりかねない。
 では、日本は何をすべきか。日本は、早急に竹島問題について国際司法裁判所へ単独提訴するべきである。
 安倍晋三首相は2014年1月30日の参院本会議での各党代表質問で、竹島を巡る韓国との領有権問題について「国際司法裁判所(ICJ)への単独提訴も含め、検討・準備している。種々の情勢を総合的に判断して適切に対応する」と表明した(日経1月30日)。
 それから、既に5年以上経過している。
 日本がICJに単独提訴して、韓国が同意しない場合は、韓国に理由の説明義務が生じるのである。
 しかし、単独提訴には幾つかのリスクが伴う。それらのリスクに十分な対策を講じるべきである。中でも米国の支持の取り付けが重要であることは言うまでもない。
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崇徳院《すとくいん》
「こんにちは、旦那さま、熊五郎で……なにかおつかいをいただきましたそうで……」 「ああ、熊さんか、いそがしいところをごくろうさま。待ってたんだ。またひとつ、やってもらわなくちゃあならないことができた……というのは、せがれのことなんだが……」 「若旦那がどうかなすったんで?」 「うん、一月ほど前から、ぐあいがわるいと寝こんでしまった。いろいろと医者にもみせたんだが、どの医者も診立《みた》てがつかないと首をかしげるばかり……どうも弱ったことになってしまった」 「へーえ、ちっとも存じませんで……そりゃあ、お気の毒なことをしましたねえ。じゃあ、あっしは、これから寺へいってきますから、葬儀屋は、どなたかほかのかたを……」 「これ、これ、ちょっと待っておくれ。せがれは、まだ死んだわけじゃないよ」 「へーえ、まだなんですか? はかがいかねえ」 「なにいってるんだ。はかなんぞいかれてたまるもんか。あんまり病名がわからないから、今朝《けさ》、ある名医におみせしたところが、これは、気病《きやま》いだとおっしゃる。つまり、なにか心におもいつめたことがあるにちがいない。だから薬を飲むよりも、そのおもいごとをかなえてやりさえすれば、病いはたちどころになおるが、ほうっておけば、重《おも》くなるばかりだという。そこで、あたしと母親と番頭とあれこれ聞いてみたんだが、どうしても口をわらない。では、だれにならはなすんだと問いつめたら、熊さん、おまえさんにならばうちあけるというんだ。ちいさいときから、おまえさんにはよくなついていたし、親にもいいにくいことも、おまえさんにならいえるのかも知れない。だから、その願いごとというのを聞きだしてやってもらいたいんだ」 「そうですか。じゃあ、あっしが、さっそく若旦那の胸のうちを聞きだしましょう。どちらにおやすみで? へえ、奥の離れに……へえ、へえ」 「あ、それから、熊さん、せがれは、ひどくからだが弱って、先生のはなしじゃあ、へたすれば、あと、五日《いつか》ぐらいしかもたないというんだから、耳もとで、あんまり大きな声をださないようにな」 「へえ、承知しました。まあ、あっしにおまかせなすって……ええ、奥の離れと……ああ、ここだ。うわー、薬のにおいがこもってるな。病人の部屋をこうしめきってたらいけねえなあ。もし、若旦那、若旦那!」 「ああ、大きな声をしちゃあいけないといってあるのに……だれだい?」 「なんてまあ、情けねえ声をだして……これじゃあ葬儀屋へいったほうがよさそうだなあ……若旦那、熊五郎でござんす」 「ああ、熊さんか。こっちへはいっとくれ」 「どうしました、若旦那、病名がわからないっていうじゃありませんか」 「医者にはわからなくても、あたしにはわかってるんだよ」 「へーえ、医者にわからなくって、若旦那にわかってる? じゃあ、おまえさんが医者になったほうがいいや。で、なにをそんなにおもいつめてるんです?」 「これだけは、だれにもいわずに死んでしまおうとおもっていたんだが、おまえにだけは聞いてもらいたい……けど、あたしがこんなことをいったからって、おまえ、笑っちゃあいけないよ」 「じょうだんいっちゃあいけねえや。人の病いのもとを聞いて笑うやつがあるもんですか。いってごらんなさい」 「ほんとうに笑わないかい? もし笑われたら、あたしゃ、恥ずかしいから死んでしまうよ」 「笑いませんよ。笑いませんとも」 「しかし……そういってても、あたしがこんなことをいったら、えへへ、やっぱり笑うだろうねえ、えへへへ……」 「おまえさんが笑ってるんじゃあねえか……あっしは笑いもどうもしねえから、きまりなんかわるくありませんよ。いってごらんなさい」 「そうかい、ほんとうに笑わないかい? じつはね……じつは……あたしの病いは……恋わずらい」 「うふふ」 「ほら、やっぱり笑ったじゃないか」 「すいません。もう笑いませんから、かんべんしてくださいな……しかし、また、恋わずらいとは、いまどきめずらしい病気をしょいこんだもんですねえ。どういうことなんです?」 「一月ほど前に、上野の清水さまへおまいりにいきました」 「へえへえ、それで?」 「ひさしぶりにおまいりしたけれど、おまえも知ってる通り、清水堂が高台で見晴しがよくっていい気持ちだったよ」 「そうそう、下に弁天さまの池がみえるし、向が岡、湯島天神、神田明神がみえて、左のほうに、聖天《しようてん》の森から待乳山《まつちやま》なんてんで、いいながめですからねえ」 「で、清水さまのそばの茶店で一服した」 「あすこのうちは、腰をかけると、すぐにお茶と羊かんを持ってきます。あの羊かんが厚く切ってあって、うめえのなんのって……羊かん、いくつ食べました?」 「羊かんなんぞ食べやあしないよ……こっちがやすんでるところへはいってきたのが、お年のころは十七、八、お供の女中を二、三人つれて、それはそれは水もたれるようなおかただ」 「へーえ、ひびのはいった徳利みてえなひとですね」 「ちがうよ、きれいな女の人を、水がたれるようなというんだよ」 「へーえ、じゃあ、きたねえ女は、醤油がたれるかなんかいうんで?」 「ばかなことをいうんじゃないよ。あんまりきれいなので、ああ、世のなかには、美しいお人もあるもんだと、あたしがじーっとみてると、そのかたもこっちをじーっとみていたかとおもったら、にこっとお笑いなすった」 「それじゃあ、むこうが負けだ」 「にらめっこのはなしじゃないよ……そのうちに、お嬢さんがでていらしったあとをみると、膝においてあった茶袱紗《ちやぶくさ》がわすれてある」 「こりゃあもうかったってんで、あなた、ふところへしまったでしょ?」 「そんなことをするもんか。あたしが立っていって、『これは、あなたのではございませんか』と、手から手へわたしてあげると、お嬢さんが、ていねいにおじぎをなすって、また、茶店へもどっていらっしゃると、料紙《りようし》をだせとおっしゃった」 「そりゃあ無理だ、上野あたりに漁師《りようし》はいやあしねえ。ありゃあ、やっぱり房州あたりまでいかなくっちゃあ」 「なにいってるんだよ。料紙というのは、ものを書く紙じゃあないか。茶店の亭主が、紙と硯《すずり》を持ってくると、お嬢さんが、紙にさらさらと歌を書いてくだすった。手にとってみると、『瀬をはやみ岩にせかるる滝川の』と書いてあるじゃあないか……」 「なにも泣かなくってもいいじゃありませんか……『瀬をはやみ岩にせかるる滝川の……』ふーん、やけどのまじないかね?」 「ばかなことをいうなよ。これは、百人一首にもはいってる崇徳院さまの有名なお歌で、下《しも》の句が、『割れても末に逢はむとぞ思ふ』というんだが、それが書いてない。これは、いまはここでおわかれしますが、いずれ末にはうれしくお目にかかれますようにというお嬢さまのお心かとおもうと、もう、あたしゃあうれしくって、うれしくって……」 「また泣くねえ、若旦那、およしなさいよ」 「その歌をもらって帰ってきたが、それからというものは、なにをみてもお嬢さんの顔にみえて……掛軸《かけじ》のだるまさんがお嬢さんにみえる。横の花瓶がお嬢さんにみえる。鉄瓶がお嬢さんにみえる。おまえの顔までが、だんだんとお嬢さんに……」 「そばに寄りなさるな、気味がわるい。しかし、ひどくおもいつめたもんですねえ。よござんす。あっしも男だ。それだけおもいつめたもんなら、なんとかいっしょにしてあげましょう。で、相手は、どこのかたなんです?」 「それがわからないんだよ」 「わからねえ? ずいぶんたよりねえはなしですねえ……なにか手がかりは? ……うん、その歌を書いた紙てえやつを貸してください。いえ、じきにおかえししますから心配しねえで……まあ、万事あっしにまかせてください……ええ、旦那さま」 「おう、熊さん、ごくろうさま、どんなことをいってました? せがれのやつは…��」 「せがれのやつはね」 「おまえまでが、せがれのやつというのがあるかい」 「へえ、なんでも一月ほど前に、上野の清水さまへおまいりにいって、茶店へ腰をかけたんですがね、あすこの茶店てえものは、腰かけると、すぐにお茶と羊かんを持ってきます。その羊かんが厚く切ってあって、うめえのなんのって……」 「ふーん、すると、せがれは下戸《げこ》だから、その羊かんが食べたいというのか?」 「いいえ、羊かんは、あっしが食いてえんで……」 「だれもおまえのことなんぞ聞いちゃいないよ。どうしたんだ?」 「若旦那が腰をかけてる前に、お供を二、三人つれた、年ごろ十七、八のお嬢さんが腰をかけたんですが、この人の顔が、ひびのはいった徳利みてえなんで……」 「ほほう、傷でもあったのかい?」 「いいえ、いい女のことをいうでしょ? 水がびしょびしょ……」 「それをいうなら、水のたれるようなきれいなかただというんだ」 「あっ、そうだ。やっぱり親子だね、いうことがおんなじだ」 「親子じゃなくったっておんなじだよ」 「で、若旦那が、そのお嬢さんをじっとみていると、そのお嬢さんも若旦那をじっとみていたかとおもったら、にこっと笑った。……旦那、これをにらめっこだとおもいますか?」 「そんなことおもいやしないよ」 「そうですか、あっしゃあ、てっきりにらめっこだとおもったんですが……そのうちに、お嬢さんがでていったあとに、茶袱紗がわすれてあったので、若旦那が、これをひろってお嬢さんにわたしてあげると、お嬢さんはていねいにおじぎしてうけとると、茶店へもどって、両親をだせといいなすった」 「なんだい、その両親をだせというのは?」 「旦那もわからないでしょ? 両親とはものを書く紙」 「それは料紙じゃあないか」 「そうそう、料紙だった。それをだしたら、お嬢さんが、さらさらと歌を書いてくだすった……百人一首にあるすっとこどっこいとかいう人の歌を……」 「百人一首にあるすっとこどっこいの歌? ……ああ、崇徳院さまのお歌か?」 「そうそう」 「崇徳院さまのお歌なら、『瀬をはやみ岩にせかるる滝川の……』」 「それそれ、その歌ですよ」 「割れても末に……」 「いいえ、それは書いてありません。こうして下《しも》の句が書いてないところをみると、いまはここでおわかれしますが、いずれ末にはうれしくお目にかかれますようにというお嬢さんの心かとおもったら、若旦那がぼーっとなってしまったと、こういうわけなんで……このお嬢さんをお嫁におもらいなされば、若旦那のご病気全快まちがいなしでさあ」 「こりゃあ、ありがとう。よく聞きだしてくれたねえ。熊さん、おまえさんは、せがれの命の恩人だ。ひとりむすこのあれが、それほどおもいつめた娘さんなら、なんとしてももらってやろう。で、熊さん、たのまれついでに、先方へかけあっておくれ」 「ええ、かけあえといえば、あっしも乗りかかった舟ですからかけあいますが、あいにく、相手のお嬢さんが、どこのかたかわからねえんで……」 「わからないといったって、日本人だろ?」 「そりゃあ日本人ですが……」 「そんなら東京中さがしてごらん。東京中さがしてわからなかったら、横浜、横浜でわからなかったら、静岡から浜松、名古屋、大津、京都、大阪としらみつぶしにさがしておいで。うまくさがしてくれたら、先月、おまえさんに貸した金、あれは棒びきにしよう。それから、いまおまえさんが住んでる三軒長屋、あれもあげようじゃあないか」 「へえ、そりゃあありがてえはなしですが、なにしろ雲をつかむようなことですから……」 「そんなことをいわないで、なんとかさがしてきておくれ。『瀬をはやみ岩にせかるる滝川の割れても末に逢はむとぞ思ふ』と、さあ、手がかりになる歌を紙に書いたから、これを持ってでかけておくれ。そうだ、さがしまわるのにわらじがいるな。おい、定吉や、そこにわらじが十足ばかりあるだろ? かまわないから、熊さんの腰へぶるさげちまいな」 「おいおい、なにするんだよ。人の腰へむやみにわらじをぶらさげて……これじゃあ荒物屋の店さきみてえじゃねえか……旦那できるかできねえかわかりませんが、とにかくいってきます」 「できるかできないかなんて、そんな不確かなことをいってちゃあいけない。お医者さんのはなしじゃあ、このままでは、せがれの命はあと五日しかないそうだ。だから、どうしても五日のうちにさがしだすんだ。もしもさがしだせないで、せがれに万一のことがあったら、あたしゃ、おまえさんをせがれの仇として討ち果たすからそうおもっておくれ」 「じょうだんじゃねえ。さよなら……こいつあ、とんでもねえことをおしつけられちまったもんだ。せがれの仇として討ち果たすってんだからおどろいたなあ……おう、いま帰ったよ」 「あら、お帰り。なんだったんだい、お店《たな》のご用は?」 「いえね、若旦那が病気なんだが、その病気てえのが、どっかのお嬢さんに恋わずらいだとよ。ところが、そのお嬢さんがどこの人だかわからねえ。だからさがしだしてくれってんだ。ところで、気前のいい旦那のこった、ただはたのまねえや。うまくさがしだしたら、先月の借金を棒びきにした上に、この三軒長屋をくださるとよ」 「あーら、運がむいてきたねえ。しっかりさがしとくれよ。はやくいっといで」 「おめえはそういうけど、どこのお嬢さんだか、まるっきりわかんねえんだぜ」 「だって日本人だろ?」 「きまってらあな」 「日本人なら、これから東京中をおさがしよ。東京中さがしていなかったら、横浜、横浜でわからなかったら、静岡、浜松、名古屋、大津、京都、大阪としらみつぶしにさがしておいで。ここにもわらじが十足あるから、おまえさんの腰へ……」 「おいおい、おめえまでがおなじように……」 「しっかりさがしてくるんだよ」  あっちをさがし、こっちをさがししましたが、その日はわかりません。そのあくる日も、朝はやくから、弁当持ちでさがしたがわからずじまい。そのあくる日もわかりません。 「あー、とんだことをひきうけちまったな。こうへとへとにつかれちまっちゃあ、自分のからだだか、人のからだだかわかりゃあしねえ……この調子じゃあ、若旦那よりもおれのほうがさきにまいっちまうぜ……かかあのやつ、また文句いうだろうなあ、まったくいやんなっちまう……おう、いま帰った」 「お帰り、その顔つきじゃあ、まただめだったんだね、どうするんだよ?」 「どうするんだよったって、おれだって、いっしょうけんめいにさがしてるんじゃねえか」 「どんなさがしかたしてるんだい?」 「このへんに水のたれるかたはいませんか……」 「土左衛門《どざえもん》をさがすんじゃあないんだよ。水のたれるかたなんていったってわかるもんかね。おまえさん、旦那に歌を書いてもらったんだろ? それがなによりの手がかりじゃあないか。それを大きな声でどなりながらあるいてごらん。そうすりゃあ、それを聞いた人のなかには、その歌についてこんなはなしがありますとか、こんなうわさを聞きましたとか、名のってでる人があるかも知れないじゃあないか。それでもだめなら、お湯屋とか、床屋とか、人のあつまるところへいってどなってごらん。お湯屋も床屋もすいてるところはだめだよ。あしたさがしてこなかったら、おまんま食べさせないよ」  たいへんなさわぎで……あくる日になると、熊さんは、朝めしもそこそこにしてでかけました。 「ああ、情けねえなあ、さがしてこねえと、めしを食わせねえってやがらあ……あの歌をどなってあるけったって、きまりがわりいじゃあねえか……このへんでやってみるかな、えへん、えへん……瀬を……瀬を……えへん……瀬をはやみ」 「ちょいと豆腐《とうふ》屋さん」 「なにいってやんでえ。人を豆腐屋とまちがえてやがらあ……こっちは、さがしものがあってこういう声をだしてるんじゃあねえか。しかし、ちょいとやってみたら、声がでてきたな。やってみるか……えへん……瀬をはやみ岩にせかるる滝川の……あれっ、ずいぶん子どもがあつまってきたな。人を気ちげえとまちげえてやがる。あっちへいけ、あっちへいけってんだ……瀬をはやみ」 「ウー、ワンワンワン」 「シー、シー。犬まで気ちげえあつかいにしやがる。こりゃあ、どなりながらあるいてもうまくいかねえや。床屋へでもいってみるか……うん、この床屋へはいってみよう。こんちわ」 「いらっしゃい」 「こんでますか?」 「いいえ、いまちょうどすいたところで……」 「さよなら」 「もしもし、すいてますよ。すぐにやれますよ」 「すいてちゃいけねえんだ。こっちは、都合があって、こんでる床屋をさがしてるんだから……よし、この床屋はどうかな? こんちわ」 「いらっしゃい」 「こんでますか?」 「ええ、ごらんの通り、五人ばかりお待ちなんで、ちょっとつかえてますから、あとできていただきましょうか」 「いえ、そのつかえてるところをさがしていたんで……」 「つかえてるところを? 煙突掃除みたいな人だね……じゃあ、一服しててください」 「そうさせてもらおう……すいません、そこでお待ちのかた、ちょいとたばこの火を……へえ、ありがとうございます……えへん……瀬をはやみ」 「ああ、びっくりした。あなた、なんです? 急に大きな声をだして……どうしたんです?」 「すいません。べつにおどかすつもりじゃあないんですが、ちょいと都合があるもんですから……やらしてもらいます……えへん、えへん……瀬をはやみ岩にせかるる滝川の……」 「ほう、あなたは崇徳院さまのお歌がお好きとみえますな」 「もし、あなた、崇徳院さまの歌をご存知で?」 「ええ、なんですか、うちの娘のやつが、このごろになって、始終その歌を口にしておりますんで、あたしもおぼえてしまって……」 「えっ、おたくのお嬢さんが? ……つかぬことをうかがいますが、おたくのお嬢さんは、たいへんにきりょうよしじゃあありませんか?」 「親の口からいうのもなんですが、ご近所では、とんびが鷹《たか》を産んだなんていってくださいますが……」 「とんびが鷹……しめた、水がたれますね」 「水はたれませんが、ときどき寝小便はやらかします」 「寝小便を? おいくつで?」 「五歳《いつつ》です」 「さようなら……瀬をはやみ……」  がっかりした熊さん、それから、風呂屋を三十六軒、床屋を十八軒とまわりまして、夕方になるとふらふらになって、 「こんちわ……こんちわ」 「だれだい? 情けない声をだして……」 「あの、ひげをやってもらいたいんで……」 「あれっ、おまえさん、朝から三べんめじゃあありませんか。ひげをやれったって、もうやりようがありませんよ」 「そうでしょう、あたしも床屋を十八軒もまわったんですから、顔なんぞひりひりして……」 「まあ、一服おやんなさい」 「やすましてもらいます……瀬をはやみ……」 「はあ、だいぶ声もつかれてきましたね」  そこへとびこんできたのが、五十がらみの鳶《とび》のかしらで…… 「おう、親方、ちょっといそぐんだけど、やってもらえねえかい? あっ、そこに待ってる人がいた。弱ったなあ」 「あたしですか? あたしならいいんですよ。もうどこも剃るとこがないんですから……」 「そうですか、すいませんねえ。じゃあ、親方、ひとつたのまあ」 「ああ、いいよ、しかし、ばかにいそぐんだねえ」 「うん、お店の用事でな」 「お店といえば、お嬢さんのぐあいはどうだい?」 「それがな、かわいそうに、もうあぶねえんだ」 「えっ、あぶない? 気の毒になあ、あの小町娘が……」 「旦那もおかみさんも眼をまっ赤に泣きはらしちゃって、気の毒で、みていられやしねえ」 「けど、あのお嬢さん、いったいなんの病気なんだい?」 「それが、いまどきめずらしいんだが、恋わずらいよ」 「へえ、あたしに?」 「ずうずうしいことをいうない。おめえなんぞに恋わずらいする気ちげえがいるもんか……なんでも一月ばかり前に、お茶の稽古の帰りに、上野の清水さまへおまいりにいって、茶店へはいると、前に若旦那風のいい男が腰をかけていたんだ。あんまりいい男なんで、お嬢さんがみとれてるうちに、茶袱紗をおとしたのも気づかずに茶店をでてきちまった。ところが、その若旦那が親切な人で、茶袱紗をひろってお嬢さんにわたしてくれたんだが、いい男ってものは、たいしたもんだねえ、お嬢さんは、おもわずからだがぶるぶるとふるえて、それから三日のあいだふるえがとまらなかった」 「へーえ、たった三日? うちのおやじなんぞ、一年もふるえがとまらないよ」 「ありゃあ中気じゃねえか。なにいってんだ……さて、それからうちへ帰ったんだが、床についたっきりあたまもあがらねえ。医者にみせても病名がわからねえ。で、ある名医にみせると、なにかおもいつめてることがあるにちがいない。そのおもいごとがかないさえすれば全快うたがいなしというんだ。ところが、そのおもいごとというのをだれが聞いてもうちあけようとしなさらない。だれにならうちあけるかといろいろかんがえたあげく、ちいさいときにお乳をあげた乳母をひっぱってきて聞かせると、ようやく恋わずらいということがわかった。そこで、その若旦那をさがせというので、出入りの者がみんな狩りだされて、東京中をさがしまわったんだが、どうしてもわから���え。とにかく日本人にはちげえねえんだから、こうなったら日本中さがせってんで、ゆうべ金ちゃんが北海道へ発《た》って、けさ留公が四国へむかって、おれがこれから九州へでかけようってわけだ」 「たいへんなさわぎだねえ……けど、なにか手がかりでもあるのかい?」 「ああ、なんでもお嬢さんが若旦那に歌を書いてわたしてあるんだそうだ。おれも旦那に書いてもらって持ってるんだが……この歌よ……『瀬をはやみ岩にせかるる滝川の割れても末に逢はむとぞ思ふ』……この歌がなによりの手がかりってんだから、まったく心ぼせえはなしよ」  このはなしを聞いた熊さん、夢中でたちあがると、いきなり鳶頭《かしら》の胸ぐらをつかまえて…… 「三軒長屋……三軒長屋……」 「おいおい、なにをするんだ。いきなり人の胸ぐらつかまえて……」 「てめえに遇《あ》おうがために、艱難辛苦《かんなんしんく》をいかばかり……瀬をはやみ岩にせかるる滝川の……」 「おや、その歌をなんで知ってるんだ? え? てめえんところのお店の若旦那が? ……こりゃあいいとこで会った。もうすこしで九州へでかけちまうところだった……おれもおめえをはなさねえぞ。さあ、おれんとこのお店へこい」 「なにいってやんでい、てめえこそうちのお店へ……」 「なにを! てめえこそ」 「てめえこそ」 「おいおい、待った待った。ふたりとも胸ぐらとりあって……あぶねえ、あぶねえ……はなしをすればわかるってえのに……よしな、よしなよ」  ふたりがたがいにひっぱりあうはずみに、大きな花瓶がたおれて前の鏡にぶつかったから、花瓶も鏡もめちゃめちゃ…… 「そーらやっちまった。だからいわねえこっちゃあねえ。鏡をこわしちまって、どうしてくれるんだ?」 「いやあ親方、心配しなくてもいいよ」 「なぜ?」 「割れても末に買わんとぞ思う」
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myonbl · 6 years
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2018年5月26日(土)
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小満・次侯は「紅花栄(べにばなさかう)」
あたり一面に紅花が咲く頃。紅花は古代エジプト時代から染料として利用されていました。花びらの水に溶ける黄色の色素と、水に溶けない赤の色素から、紅色がつくられます。(暦生活)
連日の暑さ、ついに半袖の着用に至る。
朝から荷物が次々と・・・
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makuake で支援した「24hグラス」が届く。驚くほど軽く、そして、目の負担が和らぐことに気づかされる。さすがに値段だけのことはあるなぁ(笑)。
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愛用する昆布革命、これまでは10g入りのパックを使用してきた。簡単に使えて便利だが、プラゴミの増量は少し辛い。今回から、1kgパックの利用に切り替え、これでごみは減らせるし、出費も(ほんの少し)抑えることができる。
車で買い物2箇所、ランチは「残り物カレー」+「チヂミ」、写真を撮り忘れる。
午後は、録画番組視聴。
新日本風土記「古事記への旅」
ヤマタノオロチやオオクニヌシノミコトなどの神話を伝える古事記。実は福岡、出雲、新潟、長野など各地に古事記にちなんだ祭りや風習が伝えられている。今年5年ぶりに現れた諏訪湖の御神渡りは古事記ゆかりの神が歩く道とされる。古代、大陸と日本列島の中継地だった沖ノ島ではアマテラスオオミカミの娘が祭られ、今も漁師たちは魚をささげ漁をする。古事記に秘められた古代日本の姿を探す旅。
上方落語の会▽「悋気の独楽」桂花團治▽「京の茶漬」桂福楽
「NHK上方落語の会」から桂花團治の「悋気の独楽」と桂福楽の「京の茶漬」の2席。▽悋気の独楽:旦那の帰りが遅く、気をもむ御寮人さん。お供のはずの丁稚が独楽を持ち帰り、これで旦那は本宅か妾宅かどちらへ泊まるかを決めると言い出し…。▽京の茶漬:京都の人間が客の帰り際によく言う「ちょっとお茶漬けでも」。毎度聞かされるお愛想の言葉に、いっぺんあの茶漬けを食べてやろうと、男が京都の知人宅にやってきて…。
【ゲスト】桂三度,【案内】小佐田定雄,桂花團治,桂福楽
そして、これはライブで。
SHERLOCK(シャーロック)2 <全3回>第1回「ベルグレービアの醜聞」
ロンドンを疾走する現代のシャーロック・ホームズ、人気ドラマ第2弾!シャーロックが恋におちる?「あの女」と呼ばれる大胆不敵な女性が握る国を揺るがす写真とは?
シャーロックとジョンは突然、バッキンガム宮殿に連れて行かれる。シャーロックの兄マイクロフトが現れ、匿名の依頼人は「高名な方」で、国家の一大事だと告げる。依頼内容は、性的サービスを提供し、「あの女」と呼ばれる女性アイリーン・アドラーが持つ写真を奪うこと。ある若き女性の不名誉な写真だ。シャーロックは、王室を相手に自ら写真の存在を知らせてきていながら、なにも要求していないアイリーンに猛烈な興味を抱く。
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京とうふの冷や奴、京都に住んでいていいと思うのが豆腐の美味さ。スーパーで普通に売っているもので十分楽しめる。
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五条マツモトの「ワイン5%引き」、必ず買うのがこれ。コストパフォーマンスが素晴らしい。
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monky-bod · 1 year
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kachoushi · 2 years
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各地句会報
花鳥誌 令和4年2月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和3年11月4日 うづら三日の月 坊城俊樹選 特選句
小六月ぼちぼち仕舞ふ鍬と鎌 由季子 木枯や五分刈り頭分け目つけ さとみ 気にかゝる今日の運勢冬に入る 都 短冊の文字のくづしや一葉の忌 同 兄逝きて里は遠きに冬ざるる 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月6日 零の会 坊城俊樹 選特選句
江戸よりのお香に塗れ菊仏 順子 古井戸を漕ぎて船屋の冬支度 はるか 舟魂の神は留守なる佃島 いづみ 鉄を裁つ音が遠くや小六月 光子 参道は潮へつづき神の旅 同 馬鹿高きビルの月島秋日和 梓渕 菊日和ひなたのまんなかに赤子 光子 秋寂の魑魅魍魎のもんじや焼 炳子 汐風にすだれ名残の佃煮屋 はるか 冬蝶の羽根重たげに船溜り 美智子
岡田順子選 特選句
教会に貼る福音や野ばらの実 和子 離れ里紅葉且つ散り元は海 いづみ 聖ルカの曳く影長し冬近し 眞理子 もんじや屋の電球秋のエレキテル 俊樹 鉄を裁つ音が遠くや小六月 光子 参道は潮へつづき神の旅 同 聖ルカへひと声高く海猫帰る 三郎 江戸風味買ひに佃の冬浅し いづみ 佃煮を売りて一献今年酒 三郎 元漁師ばかりがゐたり報恩講 いづみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
恋しても愛してならぬ木の葉髪 世詩明 神苑の葉擦れの音や神の旅 みす枝 吹かれても土を離れぬ秋の蝶 信子 幾度も糸先舐めて一葉忌 上嶋昭子 見えねども秋を惜しみてゐる鳥語 信子 おそろしき閉館あとの菊人形 上嶋昭子 褒貶は湯気の彼方におでん酒 同 秋天にハングライダーゆつたりと 錦子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月8日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
浅漬の出るおやつ時祖母の家 美貴 流れゆく綿虫瑠璃を極だたせ 三無 日輪に溶けて綿虫見失ふ 同 そば処まづは浅漬け山盛りに 迪子 浅漬の昆布のぬめりも一菜に 貴薫 大綿の行先未だ定まらず 秋尚 冬あたたかへら鮒釣りの竿の黙 三無 重力を無くし大綿さ迷ひぬ 秋尚 今もなほ冬温かき笠智衆 有有 冬あたたかベンチに鳩の忘れ羽根三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月11日 花鳥さゞれ会 坊城俊樹選 特選句
窓を打つ音傾ける古簾 雪 菩提樹は枯れ秋潮は音も無く 同 叡山の虚子碑しぐれて古り給ふ 匠 俊樹選なしと来る文そぞろ寒 清女 新米と仏に告げて供へけり 和子 手紙には里の落葉も入れもして 雪子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月12日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
峠路は叩く雨降る神の留守 あけみ か細くも白さ汚さず菊残る 紀子 白日の耳目を引いて冬の虫 登美子 まだ若き葉もありさうな柿紅葉 紀子 山間の忠霊場に木の実降る 同 干柿を吊るして揺れる風を見る 光子
(順不同特選句のみ掲載) ……………………………………………………………… 令和3年11月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
来ては去る鳥語の中に笹鳴も 和子 学園祭ネイルの指で��根売る 都 松茸や鉄灸の香に偲ぶ郷 宇太郎 山粧ふ電動椅子の行く田舎 同 渡し場の冬の小石に下駄乾して 悦子 鐘楼に釣鐘は無し帰り花 益恵 橡の実干す山家の縁を鉄に 美智子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月12日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
今朝の富士凜とそびえて冬に入る 和代 陽子墓碑ぬくき冬日を肩に乗せ 三無 凩の夜は読みきかすごんぎつね ゆう子 庭を掃く音の乾きや冬に入る 三無 凩や磨き上げたる鍋ふたつ ゆう子 木洩れ日の落葉の音を踏み登る 秋尚 一湾に凩の波せめぎ合ふ 美枝子 凩やくつきり浮かぶ富士の峰 白陶 茶の花や暗き葉影にぽつんと黄 三無 多摩川も富士も一望冬に入る 教子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月13日 札幌花鳥会 坊城俊樹選 特選句
秋天に知床岬盛り上がる 独舟 時雨るゝやかの花街は川向う 晶子 煙突の遺る銭湯冬の月 同 凩の夜の決断のプロポーズ 岬月 蝦夷富士の裾を踏みつけ大根引く 雅春 蝦夷富士のひつくり返る大根引 同 風花や小樽運河に舟一艘 同 (順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月16日 萩花鳥句会
茶の花やコロナの谷間吾娘来たる 祐子 畑で買ふ丹後枝豆宅急便 美恵子 初霜や名も無き草の薄化粧 吉之 庵主逝く嵯峨野路泣くや京しぐれ 健雄 茶の花や母の法要一人して 陽子 冬立つや里の浜辺は波静か ゆかり 野良猫も日向につどひ冬ぬくし 克弘
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令和3年11月16日 伊藤柏翆俳句記念館 坊城俊樹選 特選句
九頭竜の黙が募らせゐる寒さ かづを 師を偲ぶ三国時雨の中にかな 同 ひとつ付き二つ付いては秋灯る 富子 大根の畝高々と鍬を打つ 真喜栄 越前の七浦繋ぐ野水仙 みす枝 旧仮名の句集読みたる夜長かな 世詩明 高虚子を継ぐ中子忌を修しけり 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月17日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
凩の風の縺れは雨が解く 世詩明 面影はしぐれの中に去来せる 和子 木枯しに病棟の樹の揺れ止まず 昭子 木枯しに独りの髪をかき上げつ 同 夫のこと母のこととも時雨るる夜 同 黒猫も散歩してゐし小六月 啓子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月21日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
刀傷めける一すぢ蔦紅葉 千種 水音と鳥語に紅葉且つ散りぬ 三無 冬鳥の礫の黒く梢渡る 斉 大玻璃戸腕組む漢冬に入る 亜栄子 移築校舎に金の標章鳥渡る 炳子 盆栽の松へと大いなる落葉 千種 火炎立て三和土を焦がす榾火かな幸風 どの道も櫟落葉やこの径も 亜栄子 行秋や薬舗の壁に由美かおる 月惑 縄文は地下の賑はひ落葉踏む 菟生 鬼ごつこ落葉舞ひ上げ走る鬼 三無
栗林圭魚選 特選句
お醤油の焼ける匂ひのして小春 久 盆栽の松へと大いなる落葉 千種 万葉の歌碑に散りつぐ紅葉かな 芙佐子 菅公の梅に冬芽の尖り立つ 同 防人を恋ふ妻の歌碑積む落葉 眞理子 静寂なるハケの小川の冬桜 文英 梁は漆黒の蔵神の留守 亜栄子 鯉跳ねて十一月の水歪む 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月22日 鯖江花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
角取れし男の如く古団扇 雪 虚子の野菊左千夫の野菊いづれとも 同 落葉踏み思索の道となりにけり 上嶋昭子 七五三まうすまうすと祝詞かな 同 今日ばかり御座す神の子七五三 一涓 晩秋や朽ちて横たふ榧巨木 紀代美 冬空に硝子をはめる指物師 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和3年11月25日 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
落葉して見知らぬ空のあるばかり 美穂 天空に続く棚田や神渡 千代 冬薔薇の空の向うは眩しくて かおり 蒼穹に掛けたる稲架やかくれ里 千代 終りなき螺旋階段冬の月 愛 大根積む仏頂面の女かな かおり テーブルの日向を歩く冬の蝿 桂 手に触るる化石の時間虎落笛 喜和 山茶花やエロスを説きし比丘尼逝く 久美子 不実なる昼と夜の顔月夜茸 睦子 驛ピアノ男の指が生む小春 美穂 メレンゲの如く白鳥眠りけり 久恵 箱階段踏めばみしりと冬館 かおり
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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shodoshimacho · 4 years
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* 届け!お魚の魅力 *
瀬戸内・小豆島の穏やかな海は、昔から四季折々に様々な魚介類が水揚げされてきました。
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しかし、漁業者の高齢化や、消費者の魚離れ、水産資源の減少などにより、全国的に漁業の衰退が問題となっている今、小豆島も例外ではありません。
町では、水産業の活性化や未来を考えることを目的として、漁業関係者や行政等で「小豆島町漁業振興協議会」を立ち上げ様々な取り上みを実施しています。
その一つが「水産出前授業」です。
これは、町内の小学生に地元の水産業について楽しく学んでもらい、漁業への関心や理解を深めてもらうことを目的としたものです。
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8月31日と9月28日に、安田小学校5年生23名に出前授業が行われました。
5年生は総合学習の時間に「海とともに生きる私たち」と題した海に関する学習を進めてきました。
今回の出前授業で水産業に携わる漁業関係者から、漁にかかわる様々なことを学びます。
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さて、初日に講師として登場したのは、漁師兼YouTuber(小豆島の漁師はまゆう)として大人気の濵田祐輔さん。
まず「小豆島で獲れる魚」について、教えてもらいました。
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「アコウ、という魚は、関西では「アコウ」、関東では「キジハタ」と名前が異なる」とか、「流水で血抜きをすると血が固まらずにできる」など、
漁師さんならでは豆知識をたくさん教えてもらったのですが、
子どもたちも写真を見ただけで「鰆(さわら)」や「マナガツオ」の名前を当てたり、ヒラメとカレイの見分け方やタコのメスオスの見分け方を知っていたり、とさすが島っ子!!よくお魚のことを知っていました。
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続いて、底びき網漁や流し刺網漁、小型定置網漁、たこつぼ漁、なまこ漕漁といった「小豆島のおもな漁法」と「漁師さんの一日」について、出港から水揚げまでを動画で実際の漁の様子を見ながら学びました。
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そして、講師をバトンタッチして、内海漁業協同組合職員・中村直美さんから「魚市場について」として、漁師さんが獲った魚が、��に届くまでを教えてもらいました。普段見ることのできないセ���の様子なども教えてもらいました。
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2日目は、「魚のさばき方」。
初めて魚をさばく小豆島町水産担当者の様子を収録した動画を見ながら、さばき方やこつを教えてもらいました。
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うろことりは、ペットボトルのふたを使用すると上手にできるそうですよ!
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そして、海苔の養殖についてはまゆうさんの動画を見ながら養殖から出荷までの様子を教えてもらい、貴重な初摘みのりをいただきました!
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また水産業の課題として、
内海漁協が取り組んでいる「稚魚放流」や「海ごみ」についてもしっかり学びました。
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県内の海ごみは、海岸漂着ごみが約200t、漂流ごみが約60t、海底堆積ごみが約1000tと実は海底堆積ごみが一番多いそうで、そのうちの約8割がプラスチック類だそうです。
私たちにできることは、「生活から出るごみを少なくし、ごみはしっかり分別して捨てること」です。
最後に「おさかな検定」でこれまで学んだことを確かめます。
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「給食にも出ている鰆の旬はいつか?」「たこの雄と雌はどこで判断するか?」など大人でも難しい20問ですが、見事、2名が全問正解し、おさかな博士として表彰されました。
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講師の濵田祐輔さんは、漁師の仕事について「漁師の仕事は命がけであり、大変なこともあるけれど、自分で獲ったものをそのまま食べることのできる幸せや獲ったものがお金にかわるやりがいがある。」とし、「子どもたちに説明するのはYoutubeとはまた違って、勉強になった」とお話してくださいました。
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子どもたちは、「写真や動画で説明を聞いてわかりやすかった。たくさん学んで楽しかったです。」「あまり魚の種類は知らなかったけど種類や漁法を知ることができで、魚を身近に感じることができた」とお話してくれました。
今後は、子どもたちだけでなく、家庭で魚を使った料理を提供する機会を増やしていただくよう、地元でとれた新鮮な魚のさばき方を中心とした「料理教室」などを開催し、大人の方にもお魚の魅力が届くよう取り組みを進めていきます。
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kaiji-udon · 2 years
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毎度ありがとうございます⚓︎ 令和四年九月二十九日 招き猫の日🐈‍⬛ 本日も其の壱其の弐営業致します⚓︎ 画像は現在開催中の三越 での#北海道 #フェア で購入した肴達と、#小豆島 の#漁師#ユーチューバー #はまゆう おすすめの#鹿児島 #ハイボール 🍸での#晩餐 です⚓︎#ホタテ に#いくら に#牡蠣 に好きなものばかりで最高でした! 今日も元気に頑張りまっしょい⚓︎ #うどん県それだけじゃない香川県 #さぬき #香川県丸亀市 #飯山町 #海侍 #うどん大好き #うどん好き #うどん好きな人と繋がりたい けど#らーめん好きな人と繋がりたい #らーめん大好き#きゅうり の#わさび漬け が#うまい #お店 #古代魚#水槽 のある#お店 #旧車 もある#店 (手打ちセルフうどん 海侍) https://www.instagram.com/p/CjENlkMvXqA/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kakitake · 4 years
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ホームレスの人の仕事をつくり自立を応援する雑誌 THE BIG ISSUE日本版 新宿西口京王百貨店前で購入! コロナ緊急3カ月通販が終わったので、販売員さんから直接購入 https://www.bigissue.jp/backnumber/387/ 『特集 平和を照らす アフガニスタン、イラク、シリア、北朝鮮、沖縄。日本の敗戦から75年目に、世界で戦争の爪痕と人々を写真に撮り続ける新世代の写真家を紹介したい。 鈴木雄介さんは、シリアをはじめ戦場という最前線に立ち続ける。林典子さんは、北朝鮮で暮らす「日本人妻」に寄り添い、その思いを記録する。豊里友行さんは、沖縄戦や辺野古の基地建設に向き合い、いま平和を求める人々を写真に収める。 3人の写真家たちの作品とエッセイに目と心を凝らせば、戦争や争いの残酷さ、哀しみという鏡に、平和への祈りが写る。 いま私たちに必要なのは、相手を“知ろうとする心” 鈴木雄介 人生を切り開こうとした女性、生きた証を記録したい 林典子 死者の語りに向き合わねば、手繰り寄せられない未来 豊里友行 TOP INTERVIEW スペシャルインタビュー 少女時代 ユナ 日本では2010年にデビューし、「Gee」などのヒット曲でK–POPの火付け役となったガールズグループ「少女時代」。そのセンターを務めたユナは今年5月に30歳になりました。韓国では著名人が社会奉仕する「才能寄付」が一般的ですが、ユナは20代の頃からユニセフの広報大使や難病支援など積極的な活動を展開。つい先日も新型コロナ関連で寄付をしたばかりでした。7月に創刊10周年を迎えた『ビッグイシュー韓国版』のインタビューを掲載します。 リレーインタビュー・私の分岐点 伊藤 比呂美さん 1978年『草木の空』でデビュー。80年代の女性詩ブームをリードし、数々の作品を発表してきた詩人の伊藤比呂美さん。人生の分岐点となったのは17、18歳の頃「摂食障害」になったことだと語ります。果たして、伊藤さんが摂食障害から抜け出したきっかけとは? 国際記事 北マケドニア 依存症回復、希望のリサイクルショップ 北マケドニア首都近郊に、一風変わったリサイクルショップがあります。使われなくなった家具や家電に再び命を吹き込むのは、薬物やアルコール依存症の克服に奮闘している人たちです。依存症を抱える人に修理技術を習得してもらい、廃棄物を減らして環境問題にも寄与する回復施設「レト・ホープ」を訪ねました。 監督インタビュー 『パブリック 図書館の奇跡』エミリオ・エステベス監督 『ブレックファスト・クラブ』(’86)などのヒット作で俳優として知られるエミリオ・エステベスが、監督として最新作をリリース。自ら脚本を書き、主演を演じた『パブリック 図書館の奇跡』は、事実上ホームレスのシェルターと化している公共図書館を舞台に繰り広げられる笑いと感動の物語です。エステベスに映画に込めた思いを聞きました。 WORLD STREET NEWS 世界短信 国内記事 ワンダフルライフ:子どもの頃から生きもの好き……生物教師から海女へ 本田 藍さん 福岡県宗像市の鐘崎漁港で、海女の練習を始めて3年目。高校の生物教師を経て、海に潜り始めた本田藍さんは「海の中には雄大な景色が広がっている」と話します。本田さんを魅了した海女の生活とは? 連載記事 浜矩子の新ストリート・エコノミクス プレカリアートからプレシャリアートへ コミック マムアンちゃん ウィスット・ポンニミット ホームレス人生相談 × 枝元なほみの悩みに効く料理 けんかして5年、どのように連絡したら ☆ 干し納豆 ☆ 宇宙・地球・人間 池内了の市民科学メガネ ウイルスとの共生と疲労度調査 読者のページ My Opinion  販売者に会いにゆく スイス『サプライズ』 カリン・パコッツィ 』 #thebigissue #thebigissuejapan #新宿西口京王百貨店前売り場 #鈴木雄介 #林典子 #豊里友行 #少女時代 #少女時代ユナ #kpop #thebigissuekorea #伊藤比呂美 #レトホープ #北マケドニア #パブリック図書館の奇跡 #エミリオエステベス #本田藍 #海女 #浜矩子 #マムアン #枝元なほみ #タネ #小林宙 #小島直子 #鈴木一正 #スパイクリー #ザファイブブラッズ #小山田浩子 #三春充希 #浅井博章 #雨宮処凛 (京王百貨店) https://www.instagram.com/p/CDNdsR1AND2/?igshid=1tn8uh0ggpq6g
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theaulaitsilteplait · 4 years
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カウアイ島最終日は快晴!翌朝には帰国の途につくさみしさも吹き飛ぶ心地よさ。
見晴らしのいい2階の部屋にお邪魔して、朝から撮影会を楽しんで、すでに恋しいはみさん、ちかこさんの手料理をいただいて。もっちもちの玄米小豆ごはんに、乳酸発酵のほどよい酸味の自家製キムチと、実は苦手なツルムラサキも黒ゴマとマカデミアナッツで香ばしく美味しく、日本スーパーに売ってるものの3倍くらいの大きさのアボカドは美味しさも3倍くらい!野菜たっぷりの味噌汁にはディルを添えて。フルーツも自宅の畑で獲れたもの。アボカドよりも小さいバナナ(!)、エッグフルーツという卵みたいな形をしててゆで玉子の黄身みたいなほろほろした食感のフルーツと、ピンクグレープフルーツが大きくなったみたいなポメロ!その土地で獲れるものを使って、つくることの楽しさも伝わってきて、一緒に食べる仲間たちとここまでの経験が合わさって、最高の朝ごはんになりました。(そして次の日はもっと最高!)
貴重な一瞬一瞬を、身体全体で味わう日。
自然の中にあるヘイアウ(聖地)は基本的にはオープンで(中には立入禁止の場所もあるけれど)、物理的に入れるかどうかというより、その場所に受け入れてもらえるかどうか、ということを深く考えさせられた。
立入禁止だから入っちゃいけないというのも一つの表面的な判断基準に過ぎなくて、導いてくれる人がいたら入れたり、本当は入っていいけど人間が勝手に立入禁止にしているだけで、導かれている人はスルッとそこを抜けていたり(看板見てなかった、というのもアリ)できたかもしれないのに、可能性を狭めるものになることもあるのだ。もちろん安全や場所の保護を尊重する気持ちもあるけれど、入りたいとか危ない気がするとか、そこでどう感じたから入る/入らないを決める、自分で判断する機会を奪われてしまっているように感じた。
自分が感じていることやもっと大きな存在が示してくれるサインに、耳を澄まそう。
海辺のヘイアウで、太陽のあたたかさや潮風の心地よさ、大地の鼓動を身体全体で感じる。
まだ少し波の高い波打ち際に、網を持った人が現れた。ハワイアンの漁師さんだというが、しばらくの間、直立不動のままじっとしている。海の中の様子を探っているとのこと、どんな風に見えているんだろう?漁に行く時は人にそれを言ってはいけないし、聞いてもいけないそうだ。魚も神である自然からの贈りもの、期待して待ってはいけないということか?餌で魚をおびき寄せたり、やたらめったら網を投げることもしない。どんな風に漁が行われるんだろう、と期待いっぱいで見てしまったからか、この時漁師さんが網を投げることはなかった。
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