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#名古屋振袖美人
kimonoyamanaka · 1 year
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~ 黒の振袖 ~ 「きものやまなか」にて振袖をご購入いただいたお客様のご紹介です。 黒の古典柄は重厚さと豪華さがあり、毎年人気のカラーですね。 当店では皆さまのご希望の色を、お下見当日までにご用意させて頂きます。 今回のお客様つきましては、プロフィールのURLの弊社ブログ記事にて詳しくご紹介しております。⇒⇒⇒ @furisode_yamanaka #振袖 #着物 #成人式 #きものやまなか #きものやまなか振袖 #きものやまなか振袖美人 #創寫舘鶴舞本店 #創寫舘 #黒振袖 #黒色振袖 #古典振袖 #振袖購入 #振袖販売 #伝統工芸 #手描き友禅 #京友禅 #名古屋振袖 #名古屋市振袖 #振袖名古屋 #振袖名古屋市 #名古屋市で振袖選び #名古屋市の振袖販売店きものやまなか #名古屋市で振袖購入きものやまなか #日本 #kimono #nippon #japan #japanesestyle #japaneseculture #lovejapan (名古屋市の振袖販売店【きものやまなか】) https://www.instagram.com/p/Clm8mRqLz5a/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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elle-p · 1 year
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P3 Club Book Mitsuru Kirijo short story scan and transcription.
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桐条美鶴の暴走
桐条美鶴は悩んでいた。
どうやら、自分は普通の同年代の女子とは、少し違っているらしいのだ。
思えば、いままではシャドウとの戦いと、勉学に明け暮れる毎日だった。愛する父親のため役立つことなら、どんな苦労も厭わなかった。そしてそれは、ごく普通のことだと思っていた。ごく最近までは。
きっかけは、やはり修学旅行だろう。日ごろの学校での勉強と違い、たとえ数日のことであっても、���友たちと朝から晩まで寝食をともにすることで、ほんのちょっと、自覚せざるを得なかった。何というか、一般常識的に、自分は少しズレているのではないか、と。そういえば特別課外活動部の仲間も、生徒会のメンバーも、自分から距離を置いているのではと思えることが、しばしばあるような気がする。
つい先日も、真田明彦に「なあ、私は······普通とは違うのだろうか?」と率直に相談してみた。美鶴の質問を聞いた明彦は、いつもの爽やかな笑顔のままピクリとも動かなくなり、たっぷり1分ほど時間を置いた後に、個性というものがいかに大切か、ひとりひとり違う人間とはなんと素晴らしいことかといった内容で熱弁をふるい、歌を歌いながら立ち去った。曲目は『世界にひとつだけの花』。最後まで、美鶴と目を合わせようとしなかったのが、印象的だった。
これはやはり、遠回しに「問題あり」と言っているのだと、さすがに理解できた。
生徒たちの上に立つ生徒会長として、そして特別課外活動部を率いる責任者として、これではいけない!いまさら、一朝一夕で一般常識とやらを身につけることは不可能だろうが、せめて、せめて周囲の人々に慕われるような、そんな人間になろう!そう美鶴が発奮したのも、無理のないことだろう。そして、彼女の性格上、行動は迅速だった。---はた迷惑にも。
「か······会長っ?いま、何と言······」
「ど、どうかしたのか?い、いや······違うな······どうかしたの?ち、千尋ちゃん?」
「か、かいちょおぉぉぉつ!?」
生徒会室に、生徒会会計である伏見千尋の絶叫が響き渡った。美鶴の“慕われる人柄になろう作戦”が発動した翌日の放課後。彼女はさっそく、それを実行し、戦果を上げていた。
やっていることは大したことではない。まずは形からだけでもと、美鶴が知る限りでもっとも人当たりがいい少女---山岸風花の喋りと動きを真似しようと思った。それだけだ。
それが、予想以上の破壊力だったことは、誰にとっても不幸なことだった。美鶴はただ、千尋の「会長、この件はどう処理しましょう?」との質問に、こう返答しただけだったのだ。
「ち、千尋ちゃんは、どうしたらいいと思う?」
そして、にっこり。
柔らかい笑顔、のつもりだが、日ごろ使っていない表情筋を酷使したため、頬の端がピクピクしていることに本人は気づいていない。おかげで、それは笑顔というよりも、どう見ても何かを企んでいる顔にしか見えない。
それでも、悲鳴を上げて真っ白になった千尋を心から心配して、美鶴が優しく声をかける。
「大丈夫?千尋ちゃんっ?」
これがトドメとなった。
ぴきっ。千尋の中で何かが壊れる音がした。
「いやあああぁぁぁあ!ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!私が悪かったなら謝ります!お願い!許して!言いたいことがあったら死ぬほど責めてくださって構いませんからぁ!丸呑みにして生きたままじわじわ胃の中で溶かしていくみたいな生殺しはしないでぇ!ごーめーんーなーさーいー!!」
ありうべからざる異常な現象を目撃し、千尋の脆弱な精神は、簡単に灼き切れていた。恐怖に翻弄され、被害妄想で心は満たされ、ついには胎児のような丸い姿勢でうずくまって、ごめんなさい会長を差し置いて彼には手を出しません、とか訳のわからぬことを呟いている。
「え······お、おい、伏見?みんな?ど、どうしたんだ?何が起こった?」
千尋の狂態に、ようやく状況に気づいた美鶴が周囲を見回したときには、すでに生徒会室の中には、まともに口がきけるものはいなかった。
「そ、それは······申し訳ありませんでした······って言うのも変ですね。うふふ」
「いや���私が半端に山岸の真似などしたのが悪かったのだ。やはり、本物には敵わない」
生徒会室の惨事が、数台の救急車のサイレンをもって幕を引かれたあと、美鶴は廊下でたまたま出会った風花を連れ高等部校舎の屋上へとやってきていた。作戦失敗に少々へこみつつ、美鶴は無断で手本としたことへの侘びを風花に告げ、自分のミスの原因を率直に訊いてみる。
「やっぱり······口調や立ち居振る舞いって、その人だけのものですから······。無理をしてもどこかでボロが出るのは仕方ないです」
「しかし、それでは······皆に一歩引かれてしまうのだ。私の態度は、どうも硬すぎるらしい」
「だったら、話す内容かなあ······」
「内容?」
「少ししか······一緒にはいられませんでしたけど、荒垣先輩って話してみると面白い人だったんですよ。最初はちょっと怖くて近づきにくかったですけど、けっこう冗談とか言うし」
「冗談か。なるほど······」
美鶴の脳裏に、高等部に上がったばかりの頃の荒垣の面影が浮かぶ。確かにあの事件が起きるまでの荒垣は、どちらかというと陽気なタイプで、いまで言えば順平のようなパーソナリティの持ち主だった。
「そうか······納得いった!山岸、恩にきる!」
「え?あ······桐条先輩?どちらへ?」
「さっそく寮に帰って、草稿を練ってみる!明日は幸い、全校集会がある日だからな!」
そう言って、風花を取り残したまま、猛スピードで美鶴は立ち去った。それは、入浴中に「わかった!」と叫んで裸のまま往来へ飛び出したアルキメデスのような勢い。もちろん、美鶴は何にもわかっちゃいなかった。
翌日の朝、講堂には集会のため全校生徒が集まっていた。恒例の眠気を誘う校長訓示、学年主任教師からの諸注意のあと、「続いて、生徒会からのお知らせがあります。会長、どうぞ」とのアナウンスが、エコーを伴い講堂に響く。そして、いつものように堂々と背筋を伸ばした。桐条美鶴が壇上に姿を現わした。
カツカツと靴音を響かせ舞台中央に立った美鶴は、演台上のマイクの角度を軽く直し、視線を前に向けて講堂を隅々まで脾説する。それは正しく、王者の貫禄。昨日のようなイカレた様子は微塵も感じさせない、常と同じく凛々しい姿に、舞台袖に控える生徒会役員たちが胸をなでおろした、その瞬間。
「······おっはー☆」
······ざわつ。
軽く短いざわめきが広がる。一瞬、その場にいた全員が、自分が幻聴を聞いたと思ったに違いない。ただひとり、山岸風花だけが、昨日の不用意なアドバイスのことを思い出し、顔面蒼白にして固まっている。
ざわざわざわざわ。
徐々に増えるざわめきに、美鶴は焦っていた。おかしい。こんなはずではなかった。最初に軽いツカミで聴衆の緊張をほぐし、その後、小粋なジョークの連打で笑いの渦を我が物とするはずが······。そのために、わざわざ古書店で『アメリカンジョー 100選』やら『大人のフランス小話』やらを買い漁って研究したのに。やはり、美鶴が幼いころに 一世を風靡した朝の子供向け番組の名セリフとはいえ、ネタが古すぎたのだろうか?しかし、最近では滅多にテレビも見ない自分に思いつくネタは······あった!確か伊織が言っていた最近流行りの······。
「······お手上げ侍」
しーん。
今度こそ静寂が周囲を包み込む。生徒ひとりあたり、平均して5本ずつ白髪が増えていた。もはや働く者はいない。そして、しばしの言葉の真空状態を経て、「いやあぁぁぁぁぁ!!」と響き渡る千尋の絶叫。昨日のトラウマが、このタイミングで蘇ったようだ。ここが学校でなく職場だったら、PTSDで労災がおりるに違いない。
その日、月光館学園に緊急出動した救急車は、10台を越えたという······。
放課後、今度こそ真剣に、美鶴は落ち込みまくっていた。ほぼ徹夜で考えたスピーチが目も当てられない失敗に終わったことも原因だが、何より、アドバイスを活かせなかったことを風花に告げに行った際。
「別に構いませんけど、今度からは一般人の目の前でマハブフダイン (氷結ハイブースタにより威力1.5倍) は止めてくださいね、うふふ」
とか、ぐっさり言われたことが、相当に堪えていた。あれで、風花は意外と毒がある。ちなみに風花の目は、微塵も笑っていなかった。
そんなわけで、美鶴は意気消沈して寮への帰路をとぼとぼと歩いていた。と、そこに。
「あれ?やっほー、美鶴センパイ」
と、声がかけられる。それは、美鶴も良く知った、岳羽ゆかりの声であった。いつもならここで、「ああ、ゆかりも今帰りか?」などと、自然と会話が始まるのだが、連日の失敗で美鶴はすっかり調子を狂わせていた。思わず、美鶴の口を突いて出たのは。
「や、やっほぉー、ゆかり······」
言葉が美鶴らしくないなら、態度も美鶴らしくなく、ゆかりの反応を下から窺うような、おどおどした表情になっている。
「······」
「······」
「······きもっ」
ぐっさり。
容赦のないゆかりの言葉が、美鶴の胸に深く突き刺さる。そして---。
「う······ううっ」
「あ、あれ?美鶴センパイ?」
「······うえっ」
「え?ウソ?ちょ、ちょっと泣かないでくださいよ!ご、ごめんなさい、ごめんなさい。ちょっとした冗談ですから。あー、よしよし」
子供のように、美鶴は泣きじゃくっていた。
---夕刻。なかなか涙が止まらない美鶴を、ゆかりは長嶋神社の境内へと連れてきていた。小さジャングルジムや、その向こうの境内が、照り映える夕陽で橙色に染まってゆく。
「すまない······ゆかりにまで、愛想をつかされたかと思って、つい······」
「だーかーら!違いますって!だいたい、仲良くなかったら上級生相手に『きもっ』なんて言えるわけないじゃないですか?」
やや目の端は赤いものの、美鶴は何とか泣き止んで、今は少し落ち着いた様子だった。
「で、いったいどうしたんですか?今日のセンパイ、はっきり言ってヘンでしたよ?」
親しさゆえとはいえ遠慮のないゆかりの物言いに、美鶴はうぐっと言葉を詰まらせるが、それでも淡々と先日からのことを説明した。すべてを聞き終えたゆかりは、大きく溜め息をつくと、ばっさりと切り捨てるように言う。
「バッカじゃないですか?」
「ば、馬鹿とは何だ! これでも真剣に······」
「バカですよっ!」
そう言って美鶴の目を見つめるゆかりの表情は、なぜだか少し怒っているようだった。
「ゆ、ゆかり?」
「センパイ、ぜんぜんわかってない!」
怒っているようで、それでいて、少しだけ寂しさを含んだ顔。
「いいですか、一度しか言いませんよ?少なくとも寮の連中や生徒会の人たちは、誰も美鶴先輩を敬遠なんて、まして嫌ったりなんてしてません!見ててわからないんですか?」
「ゆかり······」
「風花が美鶴先輩に親身にアドバイスしたのはどうしてです?いつもと違う先輩にみんなが驚いたのは、いつもの先輩がいいと思ってるからでしょ?まったく、いつも自分ひとりで納得して突っ走るの、悪い癖ですよ?」
「私は······このままでいいのかな?」
「そのままの先輩で、いいんです!」
「······一般常識がなくても?」
「はなから期待してません!」
「······嫌われて、ないか?」
「みんな、先輩が好きなんです!」
どくん。
ゆかりの言葉に含まれた、ひとつのキーワードが、美鶴の胸を打つ。それは、自分でも気づいていなかった、もっとも欲しかった言葉。
「も、もう一度!」
「へ?」
しょんぼりと気力を失っていたはずの美鶴が、一転してすごい剣幕でゆかりに詰め寄る。
「いまのセリフ······」
「え?みんな······先輩が······好き?」
じ~ん。
そんな描き文字がバックに見えるように、美鶴は全身を震わせて感動していた。そして、 さらに顔を紅潮させ��つ、ゆかりを問い詰める。
「ゆ、ゆかり······は······どうなんだ!?」
「わ、私っ!?私は······きですよ」
「聞こえない!」
「あー、もう!そんなことわざわざ口に出して言わなくても······。あ······」
言わなくてもわかるだろう、と言いかけて、ゆかりは美鶴の目を見てしまい、そして悟る。美鶴はもちろん言わずとも理解していた。だが、いま必要なのは、はっきりとしたゆかりの言葉なのだ。それを訴えかける、美鶴の必死な視線を受けて、ゆかりは苦笑しつつ言った。
「私も、美鶴先輩が好きですよ。······ほ、ほかの人と同じようにですけどね」
心からの言葉を美鶴に贈り、それでも妙な感じに誤解されないよう釘を刺すことも忘れない。
「さ、さて!そろそろ暗くなりますから、さっさと寮に帰りましょう!」
ゆかりが、軽く染まった頬の色を隠すように、ベンチから腰を上げて美鶴に背を向けた。そしてそれを追うように、美鶴も慌てて立ち上がる。
「お、おいゆかり!ちょっと待て、できればもう一度······その······」
ゆかり以上に頬を染めて、美鶴が先ほどの言葉を重ねてねだる。しかし、ゆかりは構わず先をずんずんと歩いてゆく。
「知りません。もう十分でしょ?」
「······ゆかりは、意外とケチなのだな······」
「ケチって何ですか!ケチって!」
「ケチじゃないか。先日だって······」
「あ、それ蒸し返します?先輩こそ······」
ぎゃあぎゃあと喚きつつ、薄明のなかを歩くふたり。その姿は、10年来の親友同士のもののよう。美鶴の小さい悩みは、いつの間にか春の雪のように融け去っていた。
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shukiiflog · 7 months
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ある画家の手記if.81 雪村絢視点 告白
I’m singing’ in the rain Just singing’ in the rain, What a glorious feeling, And I’m happy again. I’m laughing at clouds So dark, up above, The sun’s in my heart And I’m ready for love…………
直にぃが「そろそろお昼ご飯にしようか」って三人分の食事作ってたから、ケータイで検索してピザとかかつ丼とかラーメンとかいろいろ片っ端に電話かけて出前とった。頼むときに一応マナーかなと思って「二人の分も注文する?」って聞いたらすごい勢いで首を横に振られた。 それから三人で食事しながら香澄のとなりに座って香澄を構い倒した。直にぃのほかにも心許せる人間がいたらいい、とかなんとかいう思惑はなくもなかったけど、それより香澄が口開けて笑ってるのを見れるのが嬉しかった。いつもはちょっと大人しくて照れぎみっていうか、まことくんちでも声をあげて笑い崩れたりってとこはまだ見たことなかったから。今も無理して明るく振舞ってるわけじゃなさそうだし、なら遠慮せずにいこうと思って俺も好き勝手やり放題だった。香澄もつられて笑った。 ーーー自傷は、無意識からの心理的な圧迫や抑圧のひとつの現れ方だ。真澄さんの話で俺の憶測はすこし確信めいてきた。なら心からの感情をなるべくたくさん自然に発露させてやるのは有効だ。核心部分につられて心理はほかの感情も圧迫するから、圧死する前に溜め込ませないで出させたほうがいい。普通に考えて、核心部分を圧迫できるのは核心部分そのものじゃなくてその外側にあるものだ。それを溶かしたい、そのあとで圧迫されなくなった無防備な核心部分を守るのはーーー俺の役目だ。 で、何で溶かせるか、これはフリや演技じゃ通じない、香澄を心から大事に想う人間がほんものの関係を築いていかないと。俺がなんでここまでゴチャゴチャ考えてるかって、香澄のことが大事だからだ、つまり俺は普通にしてればいい。 今のところは順調、特に俺の心理面はね。誰も無理しないで好循環を築くことが俺の当面の目的だ。
風呂に入ることにしたら「片付けは僕がやっておくよ」って直にぃが食べ散らかしたものをキッチンに引こうとした。 「待って直にぃ!それまだ食べかけ!」 眉に皺を寄せてソファの上から直にぃが皿を持った腕をすこし強めに掴んでとめた。直にぃは皿に乗ってた最後の一個のタコ焼きを串に刺して俺の口に入れてくれた。パクッと食いついてもぐもぐしながら直にぃの腕をパッと離した。 ここにきたとき香澄の向こうでわたわたしながら部屋の中を片付けてる直にぃが視界の端をかすめた。そのとき直にぃは今おろしてるシャツの袖まくってて、腕には引っかき傷のあとみたいなのがちらっと見えた。どれくらいの怪我かよく見えなかったけど、まぁ掴んでもまるで痛まない程度には治ってきてるっぽいな。 うっかりにしたって直にぃはもうすこし気をつけたほうがいいな。香澄を守ろうとしてんだろうけど、それで直にぃが傷つくと香澄は自分を守られること自体に否定的になりかねない、もうなってるか? だから直にぃがそばについてても、いや、そばにいるほうが自傷悪化するかもな、今は。帰る前にチャンスがあれば説教しとくか。それか様子によってはしばらく香澄と俺だけで旅行でも行くかな。多分二人にそういう発想ないし。 もぐもぐし終えてタコ焼きを飲み込んだら先に風呂場にいこうとしてた香澄の背中に助走つけて飛び乗った。 「わ、絢まってまって、落ちるって」 香澄が俺の両脚を慌てて抱える、香澄の背中に乗っかりながらおんぶされて笑いながら言う。 「脚がいたむ~歩けない~」 「えっほんとに?!」香澄がさらに慌てたから香澄の顔の横から風呂場をビシッと指差した。 「すすめ香澄号!身体的弱者のために!」 「もう…絢の冗談しゃれにならないよ」 香澄が俺をおんぶして脱衣所で下ろした。 「有効な対処方法が見つかったって言ったじゃん。俺の脚なんてもうジョークのネタくらいにしか使えないね」 俺が服を脱ぎながら笑い飛ばしたら香澄はどこか安心したような笑みを浮かべてた。 焼き殺されかけたんだもんな、それを香澄が助けてくれた。 俺はもう大丈夫だよ。そんな感情を込めて、にっこり俺も笑って見せた。
香澄と一緒に読んだ「星の王子さま」の本は直にぃの私物らしい。原著じゃなくて和訳だった。 俺ははじめて訳したときからあの本の新訳が出るたびに全部に目を通してた。ずっと一定の人気を誇る本だから新訳がどんどん出る。サン=テグジュペリの描いた挿絵がすげーかわいいから書店でもすぐ目につく。直にぃが持ってた本は相当古いやつで今はネットとかじゃないとなかなか手に入らない、訳も日本語の言い回しも古めかしくてサンテックスの生きた時代を連想できる俺の好きなやつだった。
「おお~浴槽でか!」 風呂に入って浴槽のサイズにビビる。真澄さんとこのも標準より大きめだと思うけど。 「直人サイズだからね」 「この部屋って直にぃが購ったの?」 「うん。画家だった頃のアトリエを後輩に譲ってここに移ったの」 「なるほどね」 ここに住み始めたのと画家をやめたのは同時期で合ってるらしい。真澄さんが調べやすいように追加情報まとめてあとで報告するかな。しなくてもあの人ならこれくらいのことは割り出せてるかもな。
風呂の中で香澄とお互いの体を確認し合う。 香澄の体に新しい怪我は増えてなかった。それを褒めるみたいに香澄の頭をポンポン撫でて手と手を絡ませる。香澄の指先を指の腹でさりげなく撫でた。会ったときから気になった、やけに爪を短く切り込んでるから、いつ切ったのか切り口の感触で伺う。昨日今日、ってわけじゃないな。とするとこれは切ってから伸びてきてようやくこの長さってことか。直にぃの腕の傷はそれでか。 「香澄、爪切りすぎたろ」 目を細めてにまーっと意地悪く笑って言ったら正面の香澄がおたおたした。 「えと…寝てる間見ててくれてた直人の腕引っ掻いちゃって、なら爪切ったらいいかなって」 「切りすぎ。直にぃのこと守ろうとすると香澄は視野が欠けがちになるんだから、直にぃを傷つけたくないとか守りたいって思ったときは、思いついても行動する前に一度5分くらい深呼吸してみな。本当にしなきゃいけないこととその加減が見えてくるかもよ」 説教っぽくなりすぎないように向かい合って手を絡めて一緒に手遊びしながら笑ってそう言ったら香澄は素直に頷いた。 「絢、ありがと」
身体洗いあって二人で湯船に浸かって、話がひと段落ついたとこで俺は目を閉じて湯気に向かって歌い出した。風呂の中で歌うの、音が響いて楽しいな。 「それなんて曲?」 「Singin’ In The Rain.  ”雨に唄えば”だよ」 歌詞がないところのメロディは口笛にした。こんなこと名廊本家でやってたら殺されるな、シャレじゃなく。 香澄は隣で静かに俺が歌い終わるのを聴きながら待ってた。 歌い終わってから、すこし落ち着いた声で話す。 「俺の脚、雨が降ると痛んだり動かなくなるんだ。気圧だか湿度だか原因よく知らないけど。香澄をラブホで手当てしてから公園で倒れてまことくんに病院つれてってもらったけど、あれは帰ってる途中で雨が降り出しちゃって、脚が動かなかったから公園のゾウのお腹んとこに隠れてたの」 「ゾウのお腹?」 「こーいう丸い穴があって、潜れそうだったから」 腕を頭の上にあげて丸を作ってみせる。 「前は雨が降ったら俺はそこでお手上げだったけど、おとなしく本読む以外にも雨がやむまで歌うって手もあるよな~みたいな」 そこにいた頃は気づいてなかったけど前は相当たくさんの不可視の縛りがあった。あの頃は歌うって手段は頭のどこにも浮かばなかった。誰かに聞こえたら俺の分際で浮かれてでもいるのかってキレられるに決まってるし、雅人さんの家は沈黙に支配されてるような破っちゃいけない空気感があったから。 「絢、いまの曲もう一回歌って」 「いいよ」 ねだられてもう一回同じ曲を披露した。ジーン・ケリーほど美声じゃないしあそこまで声を張り上げるわけじゃないけど、音読するときと同じくらいの感じで、優しく湯気に乗せるみたいにして。 それから話は二転三転しつつ、『からっぽのいきもの』の訳の話になった。 あれって真澄さんが好きな本なのか、俺の訳が気に入ったのか、どっちなんだろ。 「それはたぶん絢の訳を好きって言ったんだよ。兄ちゃんあの絵本は好きじゃ無いから」 「そうなの」 「うん。なんて訳したの?」 「Ils font des animaux en ballons gonflables.」 まだあの本の内容は覚えてる。子供向けにしては意味深だったからつい暇なときリピートして考える。 あの物語の冒頭は”かれは ほんものをかうおかねが ありませんでした”だった。金銭で買えるどうぶつたち。みんなと同じようにかれに財産があったなら、自分のさびしさを使ってまでなにかを作ろうとは考えなかったかもしれない。かれをそらに運んでくれたどうぶつたちは、かれの作った尊く愛しいにせものたちだ。貧しさが、自分を高次へ導く豊かなものをもたらしてかれに生み出させた、宙に吐くだけじゃ霧散して消えるだけのかれの吐息が形になって、なにひとつ持ってないスタートラインから。 訳したときには、直にぃや理人さん、誠人さん、真澄さん、香澄…みんなに似てると思ってた。でもあれは俺の話でもあった。なにひとつ持たずに逃げ出して、残ったものもすべて捨ててそこから新しく始めた俺の。 どこまで高く上昇できるかは俺にかかってる。そして俺はあのとき上昇や浮上に無意識に墜落の未来を感じてた、でも ーーーー「物語にもただの日常にも無限の解き方があるけれど、絢も覚えておいで」 俺を俺だと分かってたときの理人さんがこっそり教えてくれたこと。 ”なぜあの犬は吠えなかったのか? …聞こえなかったこと、書かれていないもの、見えないもの、起こらなかったこと、決められた枠の外側に目を向けてみつけるんだよ、想像力をつかってね” つまり、あの物語はあそこまでしか明文化して書かれてないだけで、続いてたかもしれない。実際、最後はぷつんと切れたような形で特にここで終わりだなんて書かれてなかったし。 どう続けるのかは読み手次第ーーーかれも、俺も、香澄も、真澄さんも、直にぃも。どれだけそういう予測が立っても無残な墜落に終わるかは、書かれてないんだ。書かれなかったことに、作者の思いがあるかもしれない。…いま訳したらまた違う感じになるかもね。
「……さびしさは…彼の命なんだね」 となりで香澄が呟いた。 なにか考え込んでるみたいな顔してる。ーーーかれの、命… 「…香澄?」 香澄が俺の肩にもたれて頭を擦り付けてきた。ねこみたい。 「さっき絢は冗談みたいに言ってたけど…俺、ほんとに会いたいと思ってたよ。絢に」 「…………」 「会えてよかった。すごく大事なんだ…また…一緒にいられて、嬉しい。おかえり、絢」 凪いだ水面に広がる微かな波紋、 香澄の首に腕を回してぎゅっと体を抱き締めた。 触れた腕や体からざらざらした感触が伝わる、身体中にたくさん重なった傷跡、 …もう大丈夫だよ、俺がきたから 俺がついてるよ もう誰にも傷つけさせない、俺じゃなきゃだめなんだ、香澄にとって俺はもう”絢”だから それを嬉しく思う どこにもいかない ずっとついてる どんなときも俺がいて香澄が自分を守るのを助けるよ ”絢”は いらなくなんてない 「………俺もだよ」 香澄の首筋に頭を押しつけて静かに目を閉じた。嬉しくて、自然と口元が緩んで微笑んだ。 俺にもあった 俺が俺だったから、守れるものが 「…香澄が、すごく大事だ。…会えて、よかった、Je suis très heureux n'ai jamais été aussi vivant.…」
風呂から上がって夕飯作って、直にぃと香澄と三人でまた話しながら食べた。 話してて思う、直にぃもけっこう面白い本を読んでる、ずっと絵ばっかり描いてたってよく聞いたから何も共通の話題なんてないかと思ってたけど、案外俺と読んだ本で被ってるのもあった。 そして被ってる本は、正気だったときの理人さんに「読んでごらん」て俺が勧められたものだ。直にぃはきっと、雅人さんから勧められたか、借りて読んだ。 まだ本家で一緒に暮らしてて仲のいい兄弟だった頃、理人さんと雅人さんは一緒に同じ本を読んでたのかもしれない。そう思うと、嬉しかった。
それから直にぃを口先でいじりながら香澄と一緒に寝室に入った。 なんとなく歩くとき香澄の腕を引いて俺の前で絡ませるのがもう癖になってきた。なんだろ、落ち着く。香澄がうしろついてきてるからか? 絡ませた腕の上に俺も両手を置く。列車みたいにつながって歩く。香澄は俺の足踏まないようにしててちょっと歩きづらそうだけど。 かわいかったから鍋つかみに恐竜みたいな柄のやつ買ってきたら香澄はそれを見てえらく喜んでた。このキャラクター有名ななんかだったのか?? 香澄は丸くした目をきらきらさせてる。俺は鍋つかみを一度手にはめて、香澄の鼻にパクッて噛みつかせた。香澄は鼻を押さえられて笑ってた。花が咲いたみたいな笑顔だ。俺もにこにこする。 はしゃぐ香澄の手に鍋つかみをしっかり装着させて、香澄を寝かせる。以前やったみたいに、首筋を俺の体で守るようにして覆いかぶさった。優しく体を抱きしめて明かりを消す。 「香澄、おやすみなさい」 「うん、絢おやすみ」 俺の考えてた「具体的に試したいこと」ってのは、ここからだ。 入眠時の意識状態の行動には、起きている間の当人にいくら説得しても働きかけても効果は薄いだろう。カウンセラーとか臨床心理士とかちゃんとした人が専門知識持ってやるならそういうことも有効なのかもしれないけど、俺がそうじゃない以上俺にできることは別のことだ。 俺のフラッシュバックから生じる脚の痛みに燃えてもないのに水をかけて効果が出たとき思った、問題行動が起きた時が解決の契機にもなる、眠っている意識には、眠っている間に、俺が起きててずっと声をかけ続ければ…
…まだ眠たい もう少し寝てよう…あったかくて気持ちいいし… 「……。」 じゃないんだって!!!!! 「香澄、香澄!」 急いで体を起こして目の前で眠ってる香澄の肩を揺さぶる まさか眠ってたのか、初めてきた他人の家で? 今って、OMG、嘘だろ、部屋ん中もうすっかり明るい、まる一晩俺眠ってたのか?! 何しにきたんだよ?! 完全に脱力した俺の下敷きになってた香澄はぼんやり目を覚まして、俺の背中に回してた手をおそるおそる外した。 「……。」 「……。」 ……は?? 香澄も同じことを思ったのか、綺麗に嵌められたままの状態の鍋つかみをそーっと手から外してみる。…何もない。血の跡とか、指先が腫れてたり赤くなってもない。深爪ぎみだったから一晩中俺の背中を鍋つかみでこすってたとしたら爪の生え際にダメージあるはずだ。 「……。」 香澄の手をとってよく見る。香澄も自分の手じゃないみたいに目を丸くして俺と一緒に、見る。 ……何もない。 「………。」 「絢?!」 脱力してボスッと枕に顔面から倒れ込んだ。…マジか。論理的に現実だけ見て、理詰めで勝負しようとして挑んだら勝負開始のゴングが鳴るのと同時に俺がスヤスヤ眠りこんで、しくじったと思って見れば何も起きてすらなかった… ーーー惨敗。人間ってのは理屈でできてない。十分わかってたつもりだったんだけど… 「…っはは、」 腕をついて枕からゆっくり顔を上げて起き上がったらおかしくて笑いと一緒に目尻から涙でてきた。指先でそれを払う。 起き上がった香澄の体にぐたっと凭れたら重心がずれて香澄の膝の上に倒れた。 俺の顔を見下ろして覗き込んでくる香澄のぽかんとした顔を見て、その頰にそっと手を伸ばす。 俺ちょっと驕ってたかもね、頭使って情報揃えれば俺に事態をどうにかできるかも、なんて。俺の想定した希望より人間の可能性の方がひと回りもふた回りも大きなスケールで軌道を描いてた。人の命を生かす方向へ。 愛で人間の命は守れない、でも愛し合うことで人間が変わって、それが誰かや本人の命を守った。 惨敗だ。 俺が嬉しそうに声を立てて笑うのにつられたのか、香澄も笑い出した。 真澄さん、香澄は奇跡を起こしたよ、自分で。
そのあと一応全身を見てみて何も起きてないのを確認してから、香澄と一緒に寝室からリビングに出てった。 直にぃはもう朝ごはん作って俺たちを待ってた。俺のために何品目かをまだ追加で作ろうか迷ってたみたいだ。 俺が「じゃーん」て言って後ろから香澄の両手を掴んでバンザイさせて直にぃに見せたら、意味をすぐに察したのか直にぃは走り寄ってきて、香澄を抱きしめて泣いてた。幸せそうに笑いながら。
続き
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7974darling · 7 months
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出会い
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 太陽が姿を見せるより前の、薄暗い夜明けの時間帯が好きだ。  今の時期は特にそう。こんな寒い明け方に誰かと毛布にくるまって、温もりを分かち合えたなら、それが愛する人だったなら、最高に幸福ってものだろう。 「レオン、そろそろ閉めるぞ」 「……はーい」  声を掛けられ、返事をしながら店内へ視線を戻す。  外の青く光るような夜明けの暗がりとは対照的に、店内はオレンジの暖かい光が満ちている。土地柄、今の季節は夜明けが長い。朝の十時頃まではどこの屋内も陽が入らない。手元がとくに暗いから、こんな酒場は客が帰ってから片付けが終わるまで煌々と灯を点している。  今が一番ぼんやりした時間帯。 「隅の席で寝こけてる奴、あ��つを起こしてやってくれ。うちは��屋じゃねえからな」 「オッケー」  声を掛けてきた彼はここの主人だ。どうやら仕事上がりに酔い潰れた客を回収していけ、ということらしい。  主人に示された隅の席へテーブルをぬって歩み寄る。「寝こけてる」その客は、この地域には珍しい黒い髪と、異国に多い細身の骨格をしてた。  "黒い髪は…影をつくる、顔を隠す、妖しげな魅力があっていい。目元まで伸びた前髪が首を振る度に揺れて、影の形を変えて。黒髪じゃないとこの雰囲気って出せないぜ"……って、こないだ来た客が俺にそう言ってた。  俺と一緒の黒い髪。  一方的な親しみを覚えて、眠っているらしい客の肩を叩く。両腕の上に突っ伏したその顔が、少し揺れた。 「ハーイ、お客さん!もう夜の時間はおしまい。街が目覚めるまでちゃんと家の寝床で休みな?霧の中は歩いたことある?あれってストリートの目蓋みたいだと思わない?」  声を掛けて反応を待ちながら、ここに来るのは初めての客だな、と思う。  黒髪はこの辺りでは珍しい、俺以外は初めて。だから、一度見かけたら忘れない。この人のこと。もう忘れないだろう。  そうでなくても酒場の常連は覚えてるけど、この人はその中の誰とも違った。異質、だった。  色だけじゃなく長さも珍しい肩を流れおちる長髪。前はいつハサミを入れたんだかわからない。ボサボサで、仕事に邪魔になりそう。肌は青白く、日に焼けてない。目元には隈。上下の顎には無精髭が生えている。  この街は夜の方がみんな元気で、仕事の後、その日一日のシメに酒場を訪れる時にこそ身なりを整える。でも、この人は普段から酒場に出入りしてる感じがしない。  それに、彼が着てるだぼだぼの白いパーカーの袖、そこから覗く手首は平らで細かった。これも珍しい、オッサン方はみんな大抵恰幅よくって、俺より身長無い人だって俺の倍近い体重してんのに。痩せてるってのはこの街じゃ、今にも死にそうってふうに見られる。このオッサン大丈夫なのかな。浮浪者かな?  良くない酔い方してなきゃいいけど。 「……体調悪いなら家まで送ろうか?」  口を耳元まで近づけ囁いた時、ようやく彼が身じろいで目を開いた。  ゆっくりとした動作で腕を解き、身を起こす。ぼさぼさになった前髪が掛かった額に片手を当てながら 「……本当に?」  寝起きの掠れた声で呟いてきた。 「送ってくれる?助かるよ」 「……」  思わず、一瞬彼の声と動作に意識を奪われた。  特別なことなんて何もない、少し身を起こして視線を逸らしたまま返事をされただけ。なのに  仕草や雰囲気が妙に静かな人だった。  あまり酔っているようには思えないのにどうにも危うい気がして、俺はそれが当然であるかのように「ああ勿論」、と請け合ってしまった。 「ありがとう」  そう言って立ち上がった彼は座っている時の印象より長身で、俺とほぼ同じくらいの位置に顔がきた。即座に肩を組むようにして俺は彼の身体を支えた。彼が少し顔色を悪くしてふらついたから。  ……抱き寄せた腰に腕がめり込むみたいだ。立ったことで見えた両脚も細くて、黒いジーンズの幅が余っていた。全身痩せていて、埃っぽい。 「家あんの?」  およそ衣食住満ち足りた生活をしているとは思えなくてそう訊いてみたら、意外なことに相手は 「あるよ」  と答えた。  俺の肩に悪びれる風もなくもたれ掛かりながら、吐息混じりの掠れた声で「スラムか公園にでも連れてく羽目になるかと思った?」なんて軽口まで返してくる。彼がふ、っと笑ったような呼気が俺の頬を撫でた。  その返事と一連の遣り取りで、ふと、彼の細い腰を抱きかかえながら、違和感に気付いた。  ……匂いがしない。  これだけ身体の密着した状態で彼が息を吐き出しても身動きしても、酒の匂いが一切しない。酒場からの帰りなど、みな吐く息は酒臭くてかなわないのに、酒の口臭はおろか汗の匂いも体臭らしいものすらも感じなかった。  不潔そうなのに意外、と思ってから、このオッサンはこの場で一体何をしていたんだ?という疑問が湧く。酒場に居たのに食い物の匂い一つしないなんて。  そうしたら店を出たところで、まるでその疑問に答えるみたいに、彼は唐突に肩に掛けた手で俺の背中を叩いて上機嫌に言った。 「君の演奏は素晴らしかった。聴きに行ってよかったよ、レオン」 「……え?」  演奏。  ……演奏だって?  この街で演奏って言ったら、俺が酒場で弾く古いピアノしかない。  娯楽の少ない街だ。みんな働いて、食べて寝て、また働いて。遊ばなきゃ気持ちが持たないから酒を飲みにくるけど、それ以上の余裕はない。  俺は体力だけは人よりあるから、踊ったり歌ったり、ピアノを弾くこともある。  ピアノは街の中であの酒場にただ一台だけ。だから確かに「聴きに行く」ならあの酒場に行けばいい。 「オッサン俺のピアノ聴きに来てたの?」 「うん」  あっさりと肯定した彼は顔に笑みこそ浮かべていないものの、願いが叶ったかのような浮ついた、夢みるような声音で続けた。 「君のピアノは夜の街じゃ名物だ。冬の酒場は君に似合うな。にぎやかで、閉ざされた熱が混じり、酔いそうな赤い灯が路地裏に満ちる」  身なりからは想像できない詩的な表現。彼が話す言葉は最初からこの地域の言語だったけれど、今はっきりと耳にしたそれはよどみのない美しい発音をしていた。彼がこの土地に馴染んで長い証拠のように聞こえた。
 送り届けることになった住居は、街をずっと上がっていったところにあった。  防音に特化したミュージション。周りは見慣れない、広々とした閑静な街並み。まだ暗い明け方、道にいる人影は俺達二人だけで、他に誰も居ない。 「5階だよ。エレベータがある……もう立てるよ。世話かけたね。ああ、シャワーでも浴びていきなさい、ぼくに触って汚れたろ」  エレベータ前で帰ろうとするとそう言って引き留められた。特に断る理由もなく、興味が勝ってついていくことにする。5階に着くと彼は三部屋並んだ一番右奥の部屋へ歩き、首から提げていた鍵を取り出して差し込むと、ガチャリと回してドアを開けた。 「どうぞ」  と声だけ掛けて彼が先にすたすたと室内へ入っていく。その後ろをついて入った。  室内は広くて雑然としていた。床に直接紙類が積まれ、やけに大きなローテーブルの上にごちゃごちゃと物が大量に出しっぱなしにされている。  右と左に別の部屋へ続くらしいドアがあり、右の壁際に寄せてピアノが置かれていた。  白い、ヴァーチカル。 「楽にしてて」  彼は自分から誘ったわりに構うこと無く、部屋の電気も点けないまま、左のドアの奥へ姿を消してしまった。 「……不用心だなぁ」  これだけごちゃごちゃと物が散らかっていて、何か盗られたら気付けるんだろうか。俺は何も悪さする気は無いけれど。ああ、いや、向こうには俺の顔も職場も知れているから、何をされてもやり返せるのかな。  ならば。  気を楽にして部屋の中を歩き回る。奥の棚に入っているのは大量の本と、CDやレコード盤。隣の棚は開け放されていて、ヴァイオリンのケースとクロスや樹脂などの手入れする道具類が仕舞ってあり、ヴァイオリン本体はどこかと見回すとローテーブルの上で紙の下敷きになっていた。  興味を惹かれるものばかりだ。俺は店の主人が楽器好きで、雑誌類の写真を見て楽器を知ってるけど、本物が手の届くところに置いてあったことはない。それも、こんなにたくさん。 部屋中を散策して、最後に白いピアノの前に立つ。 「……綺麗だ」  白いピアノは、初めて見た。  ピアノは黒くて大きくて、ずっしりと重厚感のある、頼もしい王様だと思ってた。鏡のように赤や金色の照明を吸い込み、夜の酒場をその体に鮮やかに映し出すキング。  けれどこの白いピアノはまるでお姫様のようで、まったく別の音を奏でそう。 「弾きたいかい?」  唐突に耳元で声がした。  びくっと肩が跳ねる  驚いて振り返ると、いつの間に戻ってきたのか、彼が背後に立っていた。黒髪からぽたぽたと雫を垂らしてる。タオルを掴んでいた細い指が一本、すっと前へ差し伸べられて、ピアノを示した。 「触れてもいいよ。君のシャワーの後でね」  細く白い指が俺にタオルを渡して離れていく。  ……なんだか、動けなかった。両眼を瞬かせて、彼を見詰めてしまう。ピアノに向いてた関心が一気に彼の方へ持って行かれたのを感じた。  シャワーを浴びてきたらしい彼は清潔な白いシャツを着ていて、髭も綺麗に剃っていた。思ってたよりも若い。平らな顔立ちから突き出た下向きの鼻、薄い唇、寄せられた眉、針のようなまつ毛に縁取られた目。どれも神経質そうな、アンニュイな雰囲気を漂わせている。 「オッサ……君って本当は何歳くらいなの?」 「今年で二十三」  聞かれたから答えた、それ以上何もない返事をして彼はテーブルの上の瓶を取り、中身を煽った。それからテーブルに腰掛け、ヴァイオリンの上に重なった紙を読み始める。俺への注意は完全に失くしてるみたい。  俺は今年二十一、いま二十歳。それと大差ない。オッサンどころか、友達だ。 「君、ぜったい髭剃ってた方がいいよ。そっちの方が似合う」 「…………」  返事してくれない。あー。彼ってかなりマイペースなんじゃないかな。会ったばかりで勘だけど。  話し掛けても反応がなくなってしまった彼を置いて、大人しくシャワーを浴びにいった。
 遠慮なく石鹸やシャンプーを使って身体を洗い、存分に温まってから、シャワールームを出る。ガラス戸を開くと、四角いボックスの内側で溜まっていた蒸気がふわっと解き放たれる。  明かりがどこにあるのかわからず点けないままだったけれど、次第に日の光が差し込んできていた。朝の青みがかった、白い、けぶるような光が、浴室のタイルや水滴に反射する。脱いだ服をもう一度着て、靴と靴下は指に引っ掛けて持った。  ひんやりしたタイルに裸足のまま降りる。  ドアを開けると、音色が聞こえた。 「…………」  震えるように繊細な、高い音色。美しい――――ヴァイオリンの調べ。  そっと指先でドアを押す。音を立てないよう。無意識にそうしていた。  押された分、ゆっくりと静かにドアが開いていく。隙間から覗き込むようにして視線を さしいれて 室内を見る。  正面の壁にピアノ、視界の淵にカーテンのレース。開け放された窓から朝陽がすうっと差し込んで、照らし出された部屋の中央は清らかな薄い光のベールが掛かって、そこだけ別の空間だった。  その中に一人の青年が立ち ヴァイオリンを弾いている。  逆光に透けたシャツが、奏者の動作と、波打つカーテンと共に揺れる。彼は室内の何よりも白く見えた。
彼の音がなかったら、 冬の朝をこんなにも静かだとは思わなかっただろう。
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solitude-klang · 8 months
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ザアザア × VIRGE 2MAN TOUR DARKNESS BLOOD RAIN @名古屋ell FITS ALL
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先攻ヴァージュ
SEと同時に一気にステージ出てくるけどまだ何も始まってないのにお立ち台に立つ遼さんの教祖っぷりが伝わる。あの人の言うことをきかねば大変な事になる。
3曲目 かの有名なループ曲 二枚舌 久々
あと50回とか言ってたことあるくらい無限ループされる拳横モッシュ(超疲れるw)
が 始まってすぐ遼さんが消えて
今日は春さん連れてきた(しかもフロアから上がってった気がする)
思いっきり私服で紫月さんのギターを奪い取りwデッデデデッデデ…っていうヴァージュ独特のあのリズムを人のギターで楽しそうに刻みます
自由になった紫月さんも嬉しそうにフロアを煽ってた
遼さんがお立ち台に脚を畳んで座り歌う姿が痛苦しい 深海 マイクをぶんと振り下げて生声で歌っても十分に響いて美しく哀しい
遼さん今日は憂璃さんにほっぺにチューされて笑いそうになってた(笑ってた)そして片手で吹き払ってた
ラスト 空に落ちる蛍を演奏した後 あともう一曲だけやらせてもらっていいですかとマイクスタンドを持ってきて レンズ(だと思う)
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https://x.com/virge_official/status/1705590752531898654?s=46&t=uhUsDFLEfL0OfgvCYi4Eog
ザアザア
幕が (開くっていうか上から落ちた気がした)降りると楽器隊が音を出している
新衣装
左身黒、右身白揃え サテン地っぽいけど一葵さんのアウターとパンツは生地違うっぽく見えた
零夜さんは黒の編み上げブーツイン
春さんは柄タイツに白黒のヘドレ
亞んちゃんの大きなオーバーオールが可愛くて可愛くてとても可愛かった
後から入ってきた一葵さんは左側の髪をピンで留め上げて安定の片目界隈
1曲目がドローだとばかり思っていたけどリード曲になるほどの長さとキャッチーさが無いと思えばカップリング?
そして早々に赤い拡声器を持ち出し感電 早速フロアへ降りてきた
(みんな大好き一葵さんなのにみんなちょっと広めに避けるのがいつも面白いw)
他バンギャさん達を白目剥いて煽りながら(笑)ステージに戻るとコワイクライ
変わったセトリの入れ込み方
ヨルガオは笑う 春さんあわわわわ(インディアンが仲間呼ぶみたいなやつ笑)またやってたあわわわわわww
朗読は依存 → 気付いて 珍しい ワンマンみたい
かけっこしようぜぇ ララララ は春さんに新兵器ホイッスルで煽られ普通の運動会
一葵さん フードアウターの袖から左腕を抜き 、、右腕も抜くと
二の腕🎊🎊
いい笑顔だね^
みんなのその笑顔ぶっ潰します
笑顔嫌い笑顔嫌い笑顔嫌いキラキラ嫌い…
笑顔こわい笑顔こわい笑顔こわいこわいこわいこわいこわい→ラスト 反骨ドッグへ
↓アー写入になった!
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simacks · 9 months
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2023.09.02The Cheserasera 夏の再生 東名阪ワンマンツアー(新栄シャングリラ)
大好きだったアポロベイスの跡地にオープンした新栄シャングリラ。コンクリート打ちっぱなしの床はきれいに塗装されて、ステージが下手に長いことと柱以外、まったくの別ものになってしまった。寂しい。
何故か私が馬鹿みたいに緊張してしまって、SEのあと出てくる3人をまったく見れなかった。1曲目のグッドラックではほぼずっと美代さんを見てた。「おはようございます!」と声を上げる宍戸さんに歓声を上げるフロア。 月と太陽の日々で宍戸さんのパンツの裾が捲れ上がって白い靴下が丸見えになってるのをガン見してしまった。MCまでずっと右足めくれてた。セトリの最初のブロックは東京と同じっぽい。
「ただいま!なんかもう楽しすぎてやばい。自分で言うのもなんだけどほんとに俺たち状態がいいんだよね。ハナノアって知ってる?あれ、鼻から入れてうがいするやつ、あれ超いいよ(笑)もしこの中に歌やってる人がいたらぜひどうぞ(笑) 再開してから思うんだけど、男子!増えたんだよね!…前からいたんでしょ?(隠れてたんだろ、的なニュアンス) 嬉しい。もちろん女子もうれしいよ(笑)俺たちここからまたやってくから、みんなよろしくね。布教してよ!(笑)」 「新曲持ってきました!会場限定にしようと思ってたんだけど、実はタワレコさんからオファーもらってて…もしかしたら流通させられるかも。昔はこっちからお願いしますってしてたのに…嬉しいです。また詳細お知らせします。僕と美代君がいろいろやり取りとかしてます!」 この1回目のMCで宍戸さんが「なんか大事な事ほとんどここで言っちゃった」と、それだけ早く話したいことがたくさんあったんだね。
そして「かっこいい曲」のGUS TOKYO。私これ普通にめっちゃ好きだな~~。音源はベースもぎゃんぎゃんに歪ませてるんだろ…?にやつきを抑えられない。 「もう1曲!」とカプチーノ。なんかおしゃれして出かけようみたいな曲だった。ガールフレンドっぽい印象あったんだけど後から聞いたらなんか違った(笑) ジャ~~ンとギターを鳴らして「青春の曲」とYouth。「オンベース!西田裕作!」ベースソロのときにしやん前出てきて弾いてくれた久々にベース浴びたぞ~~~~~~いうわわ(以下略) そしてNo.8、昨日、聞けたらいいな~聞きたいな~なんて考えながら通勤してた。嬉しい。頭のところのベースばちんて叩いてなくて、普通にピックで弾いてた。お気に入りの場面が…かなし。 もしかして、にしやんタオルない…?なんかびっしょりだ。2回目のMCの時やっぱり汗拭いてなくてタオルなかった…(私の色褪せたTheCheseraseraタオル……貸したげよか…?) ちなみに衣装は西田さんやっぱり長袖で、よく見たらロンTとかじゃなくて薄手のトレーナーだった。そりゃ暑いよ。びしょ。宍戸さんはカーゴパンツっぽい硬めの生地のパンツ、右手にも左手にも指輪しちゃって、よくそれでギター弾けるねと思った。左手中指と右手人差し指。右手人差し指は、ご飯食べるときにお箸使いづらいよ(笑)美代さんはサンダルにいつものシャツ。
2回目のMCは「ふたりどう?(笑)」の時間。どうぞどうぞし合った後、西田さん。 「今日はなんも話すこと決めてない(笑)」ので美代さんに振る。そしたら美代さん「新曲について話せば?」「新曲について?!」と言っていたらフロアから「こだわりとか!」と声が。美「話題振ってくれてありがとうございます(笑)」西「ありがとうございます(笑)こだわり?こだわりねぇ…どうでもいいみたいな顔するじゃん」宍「いやいや(笑)みんな聞きたいよ(どうぞどうぞの手)」 西「あの~~GUS TOKYOってさっきやった曲ね、あれはレコーディングのとき、プレベで、あ、俺このジャズべのほかにプレベを持ってるんだけど、そのプレベでガリガリに、ギャンギャンに歪ませまくって録りました…っていう、興味ない顔するじゃん(笑)」宍「いやいや(笑)」 そういう話大好きなので嬉しいんだけど、にしやんはにしやんだなって思った。いろいろやったんでしょ?指弾きとかピックとかさ…いろいろやってるんだよ、とか思ってたら美代さんが何話してたか忘れちゃった。 「もう一曲、新曲聴いてください。バンドをやめたり、休んだりする友達がいて」君がギターを弾かないなんて。なんか、レトロな曲だな、と。なつかしさと、どこかで聞いたことのあるようなないような、記憶のどこかにはあるような。 久々のワンモアタイム、宍戸さん歌詞ぐちゃぐちゃやん!バカぁ!とか、全然何も歌えてなかったけど、「もういい、なんだっていいよ」ほんとそれ(笑)相変わらずの疾走感で駆け抜けて、一瞬だったわ。 「もう最後のMCのブロック。早くない?早いよね?(笑)楽しんだわ、きもちいわ」体感で30分も経ってないくらいだった。これが相対性理論か…
讃美歌って名古屋Ver.があるって聞いてるんですけど(ベースがね)いまだにぜんぜんわからない。ただ、なんとなく「ん?」て感じる違和感。もしかして、足元切り替えてない…?わからん。この人たち讃美歌はもはや寝てても気絶してても身体が勝手に動くレベルなんだろうな…と思った(Spotify、14万回再生くらいされてるし)。東京タワーのベースすごく良かった、ガシガシ弾いててとても好きだった。詳しいことはわからないけど上からピックで弾くやつ(雑)でガシガシしてて好きだった。相変わらず大サビのあと?のところの動き回るベースのところ好き。忙しい~~。あとコーラスで勢い余ってマイクがずれちゃうとこあるんだけど、ちょっと遠いところで歌ってたの可愛かった。 後半の曲のどこか、美代さんが本当にすごい顔してドラム叩いてた。ちいかわのくりまんじゅう先輩よりすごい顔してる!歯剥き出しにしてる!(そこをすかさずカメラマンさんが押さえに来てたのさすがだった)
ファンファーレ、ちょっと走ってる感じが良かった。「好きにやればいい!」のところすごく好き。「ひたすら前へ!」で西田さんが拳突き出してくれるの好き。きっとココみんな好き。しあわせな瞬間。昔、「ケセラセラの中で一番ポジティブな曲」って宍戸さんも言ってたよね。IHLSも、リリースしてからずっとやってる曲な気がする。やらなかったライブってほぼないのでは。最後のブロックでズチャズチャするのも、美代さんのドラムだけじゃなくて、みんな同じ感じで息ピッタリだったのが印象的だった。 「ありがとう!」と颯爽と帰っていき、アンコール。 「新しいTシャツです!これあとで物販、自分たちで売ります、マネージャーいないから。前のやつのロゴおっきくして、生地もしっかりしてます。だいぶへたってるの着てくれてるひと多かったからね。(にしやん黒いTシャツ見せてる。美代さん白XL、宍戸くん黒L) みんな新しいグッズ何欲しい?くつしたとかね、…ハンカチ?紳士か(笑)」この紳士か、のタイミング天才だった。そういうギャグだね、もう。 宍戸さんが「ハンカチな~いくらだろ…」って言い始めたら「それは今決めなくていいんじゃない?」と美代さん。「いやそうだね、でも1300円とかあるからさ(笑)高過ぎたらあれじゃん(笑)あとなんだろ?なにほしい?…ネクタイ?紳士か(笑)言わせたいだけやろそれもう(笑)」 宍「ネクタイもさ、全体に柄あるやつじゃなくて、裏側のところにロゴのね!いいよね。それつけてえらい人と会ってほしい。偉い人とあってほしいよね(笑)」と。ループね。ブランドタグをTheCheseraseraにするってことね。それもいいし、大柄で入れても良いけどね。 そのラインナップだったら靴下もさ、絶対長いやつじゃん…と思ってたら宍戸さんが「くつした、ハンカチ、ネクタイ…洋服の青山みたいになってきたな(笑)」と。本人たちが全然フォーマルじゃないのに紳士グッズ出すバンドおもろ(笑) アンコールは「生まれ変わってもまた会えますように」さよなら光。いつかの名古屋でもさよなら光やってたな~私のおばあちゃんが亡くなる前日のライブでもやってた。歌詞はエモーショナルなんだけど、リズムとかポップな感じなんだよね。
Drape、宍戸さんが歌い始め、リズム隊が入っていくとき、2人で目配せして息合わせてたのすごく貴重なものを見た気分だった。ふたりは幼馴染なんだな〜。小学校からの幼馴染でバンドやっててずっと一緒にいるって本当に奇跡だよね。算数の小テストの点数競い合ったりとかしてた2人だよ?ここまでの付き合いになるとその時思ってなかったじゃん、きっと。宍戸くんもそうだけど、3人が一緒にいるっていうことが奇跡だよね、ほんとに。…宍戸くん、1ブロックすっ飛ばしませんでした?(笑)『あれ?』って思わず顔を見合わせちゃったじゃないですか… キラキラの笑顔でステージを去り、最後に美代さんが本当にぺこ、ぺこって頭を下げながら、手を振りながら帰っていく。 ダブルアンコール。「いやもうほんと、疲れたわ(笑)」出し切ってる。「来てくれて、本当にありがとう。最後短いのじゃっとやって帰ります!SHORT HOPE!」 体感は30分なんだけど、きっちり2時間、そりゃ疲れるよ! 「ありがとうございました!TheCheseraseraでした!」と宍戸さん、西田さんも「ありがとうございました!」と言って去り、美代さんが最後たくさんお辞儀して、ステージを後にしてました。
物販は長蛇の列で、西田さんがひとりで捌いてた。��しやんがんばれ…の気持ちで物販を尻目に帰路につく。(だって…移動の時、荷物になるから(笑)) 帰宅して地元のスーパー銭湯でサウナ入って外気浴してたら、隣の女子高生達が一生恋バナしてて「マジで絶対こっちの方が愛が大きいよね」とご立腹だった。「愛の大きさなんてどうやって測るんだろう」とぼんやり考えながら遠くの星を見てたけど、私達の時もどうしようもない彼氏の話してたな(笑) そういえば宍戸さんがどこかのMCで「一緒に歳をとろうね」と言ってた時に「歳を重ねて、曲の聞こえ方も変わってきたでしょ?いろんな含みを持たせて書いたから」とも言っていたのを思い出した。彼女達の年齢の時に聞いていたらどうだっただろう。 良い時もあれば悪い時もある。でも、『変わっていく』って良いな。 ----------------------------- 2023.09.02The Cheserasera 特に後半うろ覚えのセトリ good morning 月と太陽の日々 BLUE 最後の恋
(new) GUS TOKYO (new)カプチーノ Youth No.8
(new)君がギターを弾かないなんて ひとりごと 幻 ワンモアタイム
讃美歌 東京タワー ファンファーレ IHLS
en. さよなら光 Drape
en.2 SHORT HOPE
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hunkydorynagoya · 2 years
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【JACKMAN】JM7292 GG SWEAT CREWNECK
【JACKMAN(ジャックマン)】は、『アメリカンスポーツフリークのワードローブ』をコンセプトに、オールドベースボールをオマージュしたプロダクツを展開する福井県発祥のファクトリーブランド。70年近い歴史のある自社工場と職人が作りだす素材の良さ、縫製の美しさに加え、シンプルで着る人を選ばない普遍的な価値観が魅力のブランドです。 太い番手の国産糸を使用して日本国内で編み立てたブランド定番のGG(ガラガラ)裏毛素材のクルーネックスウェットが5年振りにリニューアルしました。2022年より着心地を良くするために身頃と肩幅を広げ、肩の傾斜を付けることで腕を下げた際の窮屈感を解消しました。アームホールにもゆとりを持たせ、袖付けや脇下など主要部分をフラットシーマ縫製に変更して肌あたりを向上させています。首元のガゼットを前後に配して頭を通す際の伸縮性を高める一方で伸びを防止します。日本国内に数台しか存在しない明治初期に考案された日本独自の紡績機『ガラ紡』でゆっくりゆっくりと糸を紡いで生地を編み立てており、しっかりとした厚手でありながらもフンワリとした柔らかさや、独特の凹凸とした風合いが魅力です。BUTTERは当店が提案する店舗限定カラーです。 裏地は起毛していない裏毛ですので、秋冬だけでなく春にも着れてシーズンも幅広く活用いただけます。ヴィンテージ顔でありながらも古臭さを感じさせず、70年の歴史を誇る質実剛健なスポーツアパレル工場が細部まで拘って製作したスウェットです。生地感、シルエット共に、きっとご満足いただける一着になることでしょう。着用を続けることで体に馴染み、ご家庭で洗濯ができる手軽さや、日本国内で生産された安心の品質はもちろん、日本人に合わせたバランスの良いサイジングもお勧めです。是非この機会にお試しください。
お問い合わせはお気軽にメール、またはお電話下さい。
オンラインストアも是非ご覧ください。 HUNKY DORY NAGOYA | ハンキードリー名古屋店 〒460-0011 愛知県名古屋市中区大須3-13-9 アンドール大須1F-D Map Tel:052-251-3390 e-mail:[email protected] Open:12:00-19:00(水曜定休)
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nancehester55 · 11 months
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Gepida 泥漿保護器 Iglow 套裝
期望團聚的一種表現是男人和女人的性結合。 這方面存在著極大的混亂,兩極之間的舞蹈,吸引與排斥,兩性之間幾乎是無窮無盡的。 第二天,曼谷航空、One-Two Go 航空在舊機場恢復客運服務。 2005年9月23日,99名佛教僧人為其開光,驅除當地邪靈,素萬那普機場鬼屋也竣工。 您必須乘自動扶梯到四樓(第 5 層),然後才能到達機器。 第五層和第六層(6-7 層)已位於航站樓內。 我們向所有喜歡完整服務和安心的人士推薦我們的舒適服務。 很大程度上,這也是對女原則的恐懼的原因。 這種恐懼的另一部分源於對星界的可怕維度和影響的無意識了解。 歷史學家對這份文件幾乎不感興趣,因為它沒有提供有關耶穌的新歷史事實,儘管耶穌在這本福音書中至少笑了四次。 此刻,人類單子已完全中和,它不再適合任何活動,在戲劇性的情況下,它只能通過其心靈、通過其個人犧牲來獲得解放。 一個非常不祥的副作用是,動物人逐漸本能地竊取了他們領袖的某些智慧。 有時,他們甚至脫離了這些領導者,開始獨立運作。 您現在無需做任何事情,除了明天將精心包裝的產品與快遞員交換之外。 沒問題,進入個人數據菜單並請求反向高級套餐兌換。 整骨 推拿 為了盡可能輕鬆地訪問您的帳戶數據,並通過幾個步驟記錄您的訂單,而無需輸入密碼。 愉快放鬆的理想選擇,我們推薦給所有時尚人士。 Cookie(最初稱為“cookie”)是互聯網服務存儲在瀏覽器中的小數據包。 時尚大獎這一獨家社交活動的匈牙利代表的目標是能夠組織國際時尚界最負盛名的活動之一,該活動在整個歐洲都很受歡迎,具有顯著的地位和悠久的傳統。 這項盛典在歐美乃至我國都是堪稱時尚界奧斯卡的盛典,成為候選者就已經意味著很大的威望,而參加頒獎盛典對關鍵人物來說更是真正的威望。 此次,卡托納約瑟夫劇院非典型人才獎Jászai Mari獎得主傑出藝術家Tamás Keresztes也接受了我的邀請。 我對根據日記改編的《瘋狂》、醉漢中的夢幻宇航員拉伊科、諾和加布里埃爾感興趣,但今天我主要關注天才的踪跡,在此基礎上他是第一個獲得非典型天賦的人流浪獎。 是什麼讓他們與眾不同,甚至在許多人眼中有時很奇怪?
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“如果一個人缺乏堅實的原則、堅實的基礎,如果不可估量的熱情蒙蔽了理性,自負壓制了判斷力,那麼僅僅熱心、積極和堅持是不夠的。 整骨 [……] 洞察奧秘的前提是要有極大的才能和精確性;觀察事實的洞察力;健康、平衡和邏輯思維;生動但不高尚的想像力,以及純潔心靈中燃燒的���望。 另一種觀點是內心的沉默,這是一種明智的判斷力,可以吸引和激起盡可能少的阻力。 第三種觀點是人們的沉默特徵,他們知道並以這樣一種方式行事,沒有任何其他事情可以分散他們的注意力。 因此,雖然在古代松果體的新功能是發育過程的頂峰,但如今這一切都只是開始的標準。 這第一步被 17 世紀的老玫瑰十字會稱為“從神而生”。 澳大利亞人和荷蘭人有很多共同點,因為他們通過緊密的業力聯繫在一起。 這些身份或利益衝突、發展和聯繫也會對深奧層面產生影響。 我們今天所知的瑜伽的基礎是由印度學者帕坦伽利 (Patanjali) 在 2000 多年前奠定的。 長期以來,只有男性才能修習身體教義。 在這個國家,直到幾年前,瑜伽還被認為是一項“女性運動”。 Broga——這個名字來自兄弟和瑜伽的雙關語——顯然正在崛起。 世界各地的許多工作室專門為男性提供瑜伽服務。 它的振動將靈魂人提升到空間和時間的界限之上,以鼓勵實現和進一步的精神意識。 所有這一切都意味著完全脫離限制和永恆的進化。 第一個類似於今天互聯網的計算機網絡是美國軍隊於上世紀中葉創建的,用於執行內部管理、通信和其他控制任務。 隨著時間的推移,所有這一切及其龐大的多兆計算機網絡已經發展成為一種世界範圍的工具,幾乎可以對所有事物進行數字記錄、控制、竊聽和觀察。 虛擬現實的範圍已經達到了巨大的程度,其結果根本無法預見。 眾所周知的“谷歌地球”只是想像中的數字現實的一角,對人們來說它只是一個漂亮的小遊戲。 現在的問題是我們要切實履行我們剛剛承諾的事情並堅持下去。
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thyele · 1 year
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2023年5月14日
猫好きYOU_THE SOUND BEE HD☠️MARY RUE☠️Lemさん「【LIVE決定】 2023年07月09日(日)下北沢ReG ✨濃ゆい夜vol2✨ OPEN17:30/START18:00 前売¥3500 当日¥4000 出演 しゃべらなければイイオンナ AWAKE THE SOUND BEE HD 【チケット購入URL】 https://t.co/dsHnhkGVgj 【配信購入URL】 https://t.co/TlSqjldaaM https://t.co/jSPPkpyFzk」https://twitter.com/YOUsoundbee/status/1657043319027793927
猫好きYOU_THE SOUND BEE HD☠️MARY RUE☠️Lemさん「なんか緊張して寝られん💦酒飲むわけにもいかんし😥あ✨こんな時だけど、良いお知らせは色々告知していくよ☺️まずは明日20時に1つ、Lemのお知らせあります✨THE SOUND BEE HDの7.9の LIVEも告知されたしね❣️MARY RUEの新たなLIVEもそろそろ発表できるかな✨ とりあえず、明日頑張る❗️麻酔効くかなぁ💦」https://twitter.com/YOUsoundbee/status/1657044959810437121
猫好きYOU_THE SOUND BEE HD☠️MARY RUE☠️Lemさん「明日のLIVE物販をHIRO様が取りに来てくれた✨そして差し入れくれた😢HIRO様、優しいなぁ。ありがとう😭 松山、頑張ってきてね❗️メンバーみんなと連絡とった。明日はよろしくね。 見に行くみんな、ガッツリ盛り上げてね✨ THE SOUND BEE HDは18:05からだよ🧟 https://t.co/CKghnORMwy」https://twitter.com/YOUsoundbee/status/1657046261382672389
魚住 英里奈(独唱)さん「2023.5.12 熊本NAVARO 1.袖に隠したチョコレート 2.アマニタパンセリナ 3.僕の名前は生活 4.足音 5.バニラ 6.勇敢なソーダ 7.きえる アンコール 終電 https://t.co/NxFqVgmoxD」https://twitter.com/erina_chas/status/1657050254750138368
猫好きYOU_THE SOUND BEE HD☠️MARY RUE☠️Lemさん「さっき、良いお知らせ受け取った✨5.6にくも膜下で病院搬送された仲間、処置が早かったのが幸いして、思ったよりかなり軽症で退院の目処がたったらしい😭よかったー💦ほんと、良い知らせと悪い知らせが目まぐるしいなぁ。。。」https://twitter.com/YOUsoundbee/status/1657052505594032132
HERE 尾形回帰さん「昨日は首振りDolls、赤いくらげと激突スリーマン💥両バンドとも東京でガッツリ対バンは初。#HEREライブ を初めて目撃した人も多かったのでは?!こういう刺激的な対バンをライブハウスが組んでくれるのはとても嬉しいし、頼もしい。 首振りは我々のレコ発7/12横浜FADも出演してくれます。みんなこい https://t.co/GLUPqGXUl0」https://twitter.com/ogatakaiki_HERE/status/1656965713238831105
yoshikitty_goodsさん「5/26 17:00まで、パニカムトーキョーにてサンリオキャラクター大賞連動受注中! yoshikittyのグッズを買って投票しよう♡ 詳しくはコチラ https://t.co/vNytHsJ5UU @YoshikiOfficial #yoshikitty #yoshiki #xjapan #hellokitty #サンリオキャラクター大賞 https://t.co/kYgcop7b3V」https://twitter.com/yoshikittygoods/status/1656569840159825920
横山企画室さん「2023年LIVE&moreデータ https://t.co/jkaDQKnI4o #YokodieS #TheBrowBeat」https://twitter.com/yokodile01/status/1657148083762008064
GRAMMY Museumさん「Seize the light with the legendary rockstar @YoshikiOfficial at the #GRAMMYMuseum. ✨ Get your #AmexPresale tickets #withAmex Terms apply to see the composer, pianist, and rock drummer on Monday, May 15th for an intimate conversation and performance: https://t.co/X764vhzmfZ https://t.co/4ceuhtxGLG」https://twitter.com/GRAMMYMuseum/status/1651662556564430876
Ryuichi Kawamura officialさん「おはよう‼︎ https://t.co/WpdiOwdQwy」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1657161942866481152
Deshabillz2023 8月19日(土)心斎橋SHOVELさん「さあ、やって参りました土曜日です! 押忍!変わらないですよね?あなた 俺はな!だが!この子達は違う!中にはカオスから脱出できる2日間とかもいるはずや! 押忍!大袈裟笑 おはよ #撮影もうすぐ全員いるよ笑 https://t.co/qAwquQ9Ybx」https://twitter.com/Deshabillz2022/status/1657166887208521728
森 翼Tsubasa Mori/MIMIZUQさん「おはよう。コンビニ行ったら雨降ってたよ。今日から大阪2days。楽しんできます。 https://t.co/hhmIzcyRaG」https://twitter.com/mori_tsubasa/status/1657169815474409472
Deshabillz2023 8月19日(土)心斎橋SHOVELさん「いいか、これ俺が若干ブタに見えるのは衣装と入院のせいだからな! 押忍!笑、豚笑、いつものライブ前節制できなかったですし、入院は動けないですが言い訳す クソが」https://twitter.com/Deshabillz2022/status/1657171218460708864
⚓️航跡kou-seki⚓️(大概 梶原航)さん「今週最後の平日夜9時を迎えました! #新美南吉『#ごん狐』(全8話) Instagramにて投稿✨ 4話まで〜 川で網漁をしていた村人の兵中の獲ったうなぎに、小狐ごんはいだすらをした。その10日後、兵十のおっかあの葬式をみて、ひとり、ねぐらで後悔し… #航跡おやすみストーリー https://t.co/9RPpaXfgLj」https://twitter.com/wataru_kaji/status/1656993750055546880
TOMO/ 4月29日Deshabillz 名古屋Music Farmさん「すごーく控えめに言って、いいライブです! https://t.co/tYVHbM5K3b https://t.co/Q1tv3qWhcb」https://twitter.com/tomo1108gt/status/1657024583600427015
Ryuichi Kawamura officialさん「『アルバムSora幸せな夜に』 #アメブロ https://t.co/aZZr98vDbJ」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1657183755235213314
deadman_officialさん「【FC限定イベント】 deadman official fan club 「FUZ」会員限定公演 「FUZ TALK vol.03」 2023年6月17日(土) 名古屋 静かの海 本日10:00よりチケット販売を開始します。 FC内の特設ページよりご購入頂けます。 https://t.co/XAOjIUCRkx」https://twitter.com/deadman_fuz/status/1657188712034476032
seekさん「チケット発売開始しました。 seek弾き語り「水槽のたゆたう」東名阪ツアー 6/11(日)渋谷LOFT HEAVEN 第四十一回 FC限定 第四十二回 GUEST PIANO:西山小雨 7/8(土)名古屋鑪ら場 第四十三回 FC限定 第四十四回 7/9(日)なんば紅鶴 第四十五回 FC限定 第四十六回 https://t.co/Poc0jofLOl https://t.co/01oC9Zyep5」https://twitter.com/seek_bonshisya/status/1657189443525279746
静かの海_officialさん「【チケット販売情報】 ■6月17日(土)開催 deadman official fan club「FUZ」 会員限定公演「FUZ TALK vol.03」 本日13日10:00〜FC内特設ページよりLive pocketにて抽選受付開始! [イベント詳細] https://t.co/8RvUqXgP8a #deadman #眞呼 #aie #静かの海 https://t.co/hWAN0m6xZN」https://twitter.com/shizuka_n_osu/status/1657166537802027010
yura 🌠Lem「Quintet」6/5 Release🌠さん「前に三重で食べたおっきな海老フライが食べたいな(🍺飲んでる!) さて、今夜20:00大事なお知らせがあります❣️❣️ わくわく…🌠 https://t.co/jLVWM1y5XZ」https://twitter.com/yura_voxxx/status/1657196445194403840
nao 首振りDollsさん「しんやさんハピバー! そして私のケーキまで用意してくれてありがとうございました!」https://twitter.com/kubihuri_nao/status/1657196461975814144
KINGRYOさん「おはようございます✨ 2023.5.12(土)am10:30 昨日叫様と車の話ばっかりしてたから機材車にワックスをかけて拭き取るというベストキッド的な夢を見ました😴 起きたら雨降っててせっかくワックスかけたのにって思いました。 今日も頑張ります👍 https://t.co/hdz9kBr48v」https://twitter.com/kingryoworld/status/1657196507794386945
hévn編集部さん「⭐️✨✨本日発売日✨✨⭐️ ヘヴンのお祭り☆天まで飛ぼう‼︎ ~音楽の絆編~ 5月19日(金)EDGE Ikebukuro 【一般発売日】 5月13日(土)10:00より 【e+購入URL】 ページURL】 https://t.co/7JW0LnWf8Z #VIRGE #ZOMBIE #MIMIZUQ #夕暮れガールスーサイド https://t.co/FJmEumUiiV」https://twitter.com/HevnInfo/status/1657170845197041665
怪人二十面奏さん「【本日チケット発売!】 二万電圧PRESENTS"激突" 東高円寺二万電圧 6/7(水) vs 鐘ト銃声 https://t.co/9g17jAXHzZ 6/14(水) vs MIMIZUQ https://t.co/zziHYrFbEp 6/21(水) vs のろゐみこ https://t.co/LjdFWr9GgG 6/28(水) vs The THIRTEEN https://t.co/PM7AlzJqb8 https://t.co/ct3SHoWEgE」https://twitter.com/kaijin_20/status/1657175454607081472
ポルトマン takashiさん「5/13(土)、14(日)日本保育学会にてポスター発表をさせていただきます 5/13(土)15:30〜16:00 P-B-5-01 重症心身障害児を含む集団のインクルーシブ保育技術に関する研究 -子ども同士の関わり合いを促す重点項目の抽出- 桜花学園大学 小柳津和博 インクルーシブおおぞら園 野々山貴 https://t.co/0l64dK65rd」https://twitter.com/poltman_takashi/status/1657216243806633986
Natsuさん「お久しぶりにDRUM☆GODS出演します🤘👁よろしくお願いします!」https://twitter.com/Natsu_NB/status/1657065057841455104
HIROKIさん「久しぶりに出演させて頂きます! ドラムの楽しさはもちろん、出演者の個性も光るイベントなので一緒に思い出に残る最高の時間を過ごしましょう!」https://twitter.com/D_HIROKI_D/status/1657010988422688770
S1TKさん「ドラマーとして一つの目標だったDRUM☆GODSに参加させていただきます めっちゃ嬉しい🙆」https://twitter.com/Ashmaze_S1TK/status/1657009300580216833
Johannes-ヨハネスさん「久々 3回目 DRUM☆GODS 出演 決定 Yeah!!」https://twitter.com/DOF_Johannes/status/1657010222949609472
Tohya@vistlipさん「DRUM☆GODS🥁また出演させていただくことになりました!メンツも激アツや🔥🔥とーやさんの応援に来て欲しいよ🥹🙏みんなで一緒にシャイニング⚡️⚡️楽しみだ!!」https://twitter.com/tohya_vistlip/status/1657027377266868236
BUCK-TICK OFFICIALさん「🔱BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA-🔱 本日(5/13)、香川:ハイスタッフホール 大ホールにて開催❗️ OPEN17:00 START18:00 ✅ご来場の皆様は、 <ツアー特設サイト>の注意事項等を今一度ご確認くださいますよう、お願いいたします。 https://t.co/hoO1Xx20f9 #BUCKTICK #異空 #IZORA」https://twitter.com/BUCKTICK_INFO/status/1657219116393021440
BUCK-TICK OFFICIALさん「\📢メモカぴあ受付中❗️/ ライブのベストショットをフォトカードにしてお届けする『ぴあメモリアルカードサービス』を 「BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA-」全20公演で実施✨ 受付期間は、2023年8月23日(水)まで。 🔽詳細・お申し込みは https://t.co/lCbARsLAEp #BUCKTICK #異空 #IZORA #メモカぴあ」https://twitter.com/BUCKTICK_INFO/status/1657219362330402816
BUCK-TICK OFFICIALさん「📢ツアー会場のCD販売ブースにて、 Album『異空 -IZORA-』をお買い上げの方に、 先着で「BUCK-TICK/異空 -IZORA-」B2告知ポスターをプレゼント!🎁 また、デビュー35周年メモリアルグッズ「BUCK-TICK ORIGINAL NAIL COLOR SPECIAL BOX」も販売✨ ぜひ、お立ち寄りください🙌 #BUCKTICK #異空 #IZORA」https://twitter.com/BUCKTICK_INFO/status/1657219362510757888
BUCK-TICK OFFICIALさん「🔱BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA-🔱 本日(5/13)ハイスタッフホール 大ホール公演の当日券を、 17:00〜会場窓口にて全席指定11000円(税込)で販売予定です🎶 ✔️紙チケットでの現金精算のみ ✔️購入時にお客様情報(氏名/電話番号/メールアドレス)のご記入をお願します #BUCKTICK #異空 #IZORA」https://twitter.com/BUCKTICK_INFO/status/1657219362586066947
BUCK-TICK OFFICIALさん「🔱BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA-🔱 ツアー特設サイト<SPECIAL>にて ファンクラブ[FISH TANK]、モバイルサイト[LOVE & MEDIA PORTABLE]会員様を対象とした企画他、様々なツアー連動企画を実施❗️ 🔽ぜひ、<SPECIAL>をチェックしてください🖐️😊 https://t.co/7wYLoylFuG #BUCKTICK #異空 #IZORA」https://twitter.com/BUCKTICK_INFO/status/1657219362628022272
BUCK-TICK OFFICIALさん「🔱BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA-🔱 本日(5/13)、ハイスタッフホール 大ホール公演の会場グッズ先行販売は14:00〜16:30予定です。 オフィシャルグッズの詳細、グッズ購入に関しての詳細等は、 🔽ツアー特設サイト<GOODS>をチェック❗️ https://t.co/GkKdCHuNyl #BUCKTICK #異空 #IZORA」https://twitter.com/BUCKTICK_INFO/status/1657219362636587008
小美玉たかしさん「昨夜~今朝まで某撮影3本撮りでした…† 敏腕事務所スタッフが超絶美味しい『塩唐揚げ弁当』を差し入れしてくれました† https://t.co/FpTbjDZezf」https://twitter.com/TAKASHI_OMITAMA/status/1657222287005982720
KING OFFICIALさん「【TODAY】 2023.5.13(土) 原宿RUIDO KING ONEMAN LIVE 〝GO TO 獅子王〟 OP18:00 / ST18:30 ※配信なし 入場 ■A 会場販売   ■B KING WEB予約   ■C 当日券   [入場順] A→B→C ※17:45~整列開始。 ※終演後物販〜 2023.7.23(日) 青山RiZMチケット販売開始 https://t.co/LW4tExIXeO」https://twitter.com/KINGOFFICIAL114/status/1657225908116398080
KING OFFICIALさん「【KING WEB SHOP】 ■チェキ 公演当日21:00まで https://t.co/O4cjT66UHp ※受付期間後は、フォームが開いてる間は、ご注文承ります。 お忘れの方は、ご注文いただいて大丈夫です。 ■KING NEW ALBUM 〝CRY OUT TO HEAVEN〟 https://t.co/epgpeQqgtO ■通常通販 https://t.co/ERDSYYIonH https://t.co/WjdeaikHl7」https://twitter.com/KINGOFFICIAL114/status/1657225989712388096
KING OFFICIALさん「【会場販売チケット】 2023.7.23(日) 青山RiZMチケット 本日終演後物販より発売開始 チケ発日に購入しなくても、公演までの会場物販にて購入可能です。 チケットは、物販には並べません。POP等もありません。 物販で「〇月〇日のチケットを購入したい」とお伝えください。 よろしくお願いいたします https://t.co/tYC5UIMX4p」https://twitter.com/KINGOFFICIAL114/status/1657226022667063296
YOSHIKI CHANNELさん「TV📺出演情報 #YOSHIKI 出演 5月19日放送 TBSテレビ 「A-Studio+」 番組HPに予告編がアップされています♫ こちらもお見逃しなく👀 https://t.co/fKzS6T2Kd4 #Aスタプラス #tbs @YoshikiOfficial @a_studio_tbs」https://twitter.com/YoshikiChannel/status/1657225230899879937
yoshikittyさん「☆yoshikittyショップで購入して投票☆ YOSHIKIさんも愛用!yoshikittyパステルぬいぐるみ https://t.co/X3HAvb49ZP 購入すると16票投票できます♪ ▼WEB投票 https://t.co/DFKCwu43kt #サンリオキャラクター大賞 #YOSHIKI #yoshikitty @YoshikiOfficial https://t.co/TFZ6kVqH5r」https://twitter.com/yoshikitty/status/1657226911884677120
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deisticpaper · 1 year
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蜃気楼の境界 編(一二三四)
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「渦とチェリー新聞」寄稿小説
連載中のシリーズ、第一話からの公開、第七話まで。第八話以降、朗読版に繋がり、最新話に辿り着けます。
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蜃気楼の境界 編(一)
序件
 赤に黄を混ぜると橙になるとか、分子だとか原子だとか、決まりごとで世界を理解した気になれるとしている人達の視た光景が世界の基準になっていることがそもそも気に食わないと、二〇一六年春、高校一年生になったばかりの渡邉咲は思っている。彼女はやがてクラスに、背が高く視力の悪い市川忍という一見平凡な男子生徒がいることに気づくだろう。麗らかな新大久保、韓国料理店をはじめとした多国籍渦巻く通り、彼女よりも背の高い通行人達の隙間を縫いながら気分よく和楽器専門店へ向かう道すがら、迷いのない機敏さですれ違った、いつだったか見たような気のする少女に勘が働き、あとを追うと、二人の男が対立していたのだ。さっぱりとした面立ちの男が軽やかに束感ショートの若い警部補に、これは高橋さんお久しぶりです、と話しかけるが、その警部補は、探偵に用はないよ、と軽くあしらう。少女は、この探偵と警部補の間を通り過ぎ、可憐に立ち止まり、一、三、三十、千五百と口にしたのだ。新規上場企業連続殺人事件の際はな仲本慧きみのお世話になったが、警部補がいう、本当に高くついたよ闇のポケットマネーだった、今回の捜査はもう済んでいる���知県岡内村の淵に発見された男の水死体はここのホステスとの恋の縺れで半グレが実行したと調べがついている。ところが、探偵仲本慧は、隠れて話を聞いていた渡邉咲が耳を疑うようなことを坦々と喋りだしたのだ。少女崔凪が口にした数から推理するに、彼女の身長百五十センチが百五十万μm(マイクロメートル)だね、目視可能な基準五十μmより小さい花粉が三十μmで飛沫や通常マスクの捕獲サイズが三μmで細菌は一μm、零点三μmはN95マスク捕集サイズ、零点一μmはインフルエンザやコロナのウイルスサイズつまり著名なウイルスは人間の千五百万分の一の小ささでその一回り大きい細菌が百五十万倍の少女を視れば頭は火星にあり地球からの距離十三光分だね月までなら一点三光分、符号、十三、仲本慧が楕円を描くようにぐるぐる歩く、火星は周期七百八十日で地球に近づき月との接近を天上で愉しめるわけだが今年はそれに当たる、七百八十と十三に関係する郵便番号が高知市青柳町で、そこに住む犯人は七百八十日周期で男を殺しに東京を訪れる。
 雑居ビルの階段下で警部補は少女崔凪を見、腰を低くし、初めまして警部補の高橋定蔵だ、二年前はお世話になったがきみは知ってるのかな、という。崔凪は強い瞳のまま無言。警部補は探偵に、依頼はしてないから助言と受け取るがどうして事件を追ってる。陰で話を聞きながら、渡邉咲は胸を熱くしている。着信音がする。それを無視した仲本慧、曰く、単なる不倫調査で慧探偵事務所の探偵チームはターゲットの男がある女とホテルへ入るところを写真に収めたが依頼の追加でその女のプロファイルを求められたという。追加依頼を探偵チームに投げようとしたとき事務所に遊びにきた崔凪が、一、三、三十、千五百と自ら口にしたのだ。推理から、と仲本慧はいう、写真に収めた女は、蜃気楼だと気づいた、真の不倫相手の女、つまり犯人が、虚の像を追わせたのさ、ここのホステスは事件の蜃気楼、無関係だね。渡邉咲は、どういうこと、と驚くが、何度か鳴っていた事務所からの着信を仲本慧が受けて、崔凪に、さぁ行こう、と告げ、去り際、ふと足元を見、ツバキの花は境界に咲くというが、現世と魔界の境界にも咲くんだね、と笑みを浮かべる。警部補は二人を追わず高知警察署へ連絡しているらしい。数日後、高知の青柳町に住む女、宮地散花が連続殺人容疑で逮捕されたことを渡邉咲はニュースで知り、午前の授業中はずっと雑居ビルの階段下でのやりとりの記憶に捕らわれ、探偵仲本慧の絡んだ事件の真相って境界の狭間に咲く花のよう、と夢見心地になるが、少女崔凪による真相は、甲乙ムの三文字の一体である鬼を抱く宮地散花が千五百年つまり明応九年に践祚した後柏原天皇の詠んだ歌、心だに西に向はば身の罪を写すかがみはさもあらばあれ、に心打たれるも意味を取り違え、三十人の男の供養を願ったことに始まる。その鬼の念、情景を歪ます程に強く、探偵や警察を巻き込み、一高校生渡邉咲さえ巻き込んだが、彼女は探偵仲本慧による更なる次元さえ加わった渦の中でときめいている。その様は、クラスメイトの市川忍の何かを揺るがしたのだ。窓の下、体育館でのバスケの授業をずっと眺めていた市川忍は、突然渡邉咲の存在に気づき、それは彼のもう一つの人格、仟燕色馨の方が先だったかもしれない。胸騒ぎだ。
蜃気楼の境界 編(二)
書乱
 春の夕、上海汽車メーカーの黒い車が高田馬場駅は西、高校の校門を通過し、停車する。奇妙な車がよぎった、脳裏より声。授業も聞かず窓の下、体育館でのバスケの授業をぼんやりと眺めていたが、脳裏に響く声に高校一年生の市川忍、カジョウシキカ唐突に何だよ、と聞く。一昨年にきみを冗談交じりに犯人と疑ってみせた探偵がいたのを覚えてないか。そう問われたものの市川忍は思いだせず、それがどうかしたのと内側へ声を。すると、微かなタイヤの摩擦音と停車音の比較から目的地はすぐ側の一軒家だろうちらと見えた、運転手がその探偵だ、という。この七年前は二〇〇九年五月、関西の高校生から広く流行した新型インフルエンザ以降雨の日以外つねに窓が少し開けられている。空気は生ぬるい。チョークの音。市川忍、幾つか机の離れた席に座る渡邉咲に視線を送る。チャイムの音が鳴り、放課後、別のクラスの生徒、石川原郎がやってきて無造作に横の机に座り、市川おまえ高校はバスケ部入らないの。まあね。受け応えしながら机の中の教科書類を鞄にしまっていく。渡邉咲立ち上がり、教室の外へ。一書に曰く(あるふみにいわく)と仟燕色馨の声が響く、混沌のなか天が生まれ地が固まり神世七代最初の神、国常立尊が生まれたが日本書紀に現れない五柱の別天津神がそれより前にいて独神として身を隠したというのが古事記の始まりということは教科書にも書かれていたが先程の古文の教師はイザナギとイザナミの二神から説明した、これもまた一書に曰く、数多の異神生まれし中世ではアマテラスは男神ですらあり中世日本とは鎌倉時代からつまり末法の世まさに混乱した世の後で超自然思想は流行り無限の一書織り成す神話に鎮座し人々は何を視ているのか、きみが気にしている渡邉咲、退屈そうに探偵読本を机の中に置いていった、大方、探偵に夢を見、探偵業に失望したのだろう、数分の場所に探偵がいる。市川忍は脳裏に響くその声をきっかけにし会話一つ交わしたことがない渡邉咲のあとを必死で追う。走りながら、どう呼びかけるのかさえ決めていない。仟燕色馨のいう一軒家は平成に建てられた軽量鉄骨造で、渡邉咲が通り過ぎた頃合いで咄嗟にスマホを耳に当て、探偵が入っていった、と強く言う。驚き、振り返る渡邉咲。
 目黒にて桜まじ、遊歩す影二つ。吹く風に逸れ、冷たし。怪異から死者が幾人、立入禁止とされた日本家屋をちら見し、一つの影、あァお兄様さらなる怪奇物件作りどういたしましょうと口元を手で隠し囁く明智珠子に兄、佐野豊房が陽炎のごとき声で私達はね共同幻想の虚空を幽霊のように漂っているんです、井戸の中で蛙は鬼神となりたむろする魍魎密集す地獄絵図の如き三千大千の井戸が各々の有限世界を四象限マトリクス等で語る似非仏陀の掌の架空認識から��れ下がる糸に飛びつき課金ならぬ課魂する者達が世を牛耳りリードする妄想基盤の上で生活せざるを得ないならば、宇宙に地球あり水と大地と振動する生命しかない他のことは全て虚仮であるにもかかわらず。明智珠子がその美貌にして鼻息荒く、あの探偵とだけは決着を付けなければいけませんわ、家鳴の狂った解釈で恐怖させる等では物足りません残酷な形で五臓六腑ぶちまけさせなければ気が済みません。佐野豊房は、だがただ凍風を浴びるがままである。翌週は春暑し、件の探偵仲本慧はそれでも長袖で、奇妙な失踪調査依頼で外出している。我が探偵チームが二日で炙りだしたターゲットの潜伏ポイントは男人結界つまり男子禁制の聖域だからねと探偵事務所二番窓口女性職員橋本冷夏にいう、琉球神道ルーツの新興宗教だそうだ。いつも思うんですが年中長袖で暑くない���ですか。東京中華街構想があった年と探偵仲本慧プロファイルを口にする、同士と約束したんだねハッタリ理由に青龍を肌に翔ばす気がなかったから年中長袖を着る決着にしたわけだ。えっ、一体何が。その会話を引き裂かんとついてきていた少女崔凪、突飛な言葉を口にする、卑弥呼は、自由じゃない。ハッとし振り返った仲本慧問いかける、今回の件、どう思う。崔凪、気分良さげにいう、男子禁制だから教えられない。生暖かい風が東京湾から。晴海アイランドトリトンスクエアをぐるっと回ってみたわけだが、と元の駐車場に踏み入った仲本慧、あれはかつて晴海団地があった土地だね、我が探偵チームが弾き出した潜入ポイントにも寄った方がいいかもしれないね。そうして訪ねた一軒家の門の外、仟燕色馨を秘める二重人格者は市川忍と、探偵仲本慧を気にする渡邉咲、二人の高校生が現れたのだ。
蜃気楼の境界 編(三)
朔密
 白雨あったか地が陽を返す。探偵との声に驚き振り返る渡邉咲の前に市川忍。彼をクラスメイトと理解する迄に数秒。バスケ部上がりの忍は別世界の男子生徒に見えたし圧も弱く視野外にあったのだ。水溜りを踏んで市川忍は彼のもう一つの人格仟燕色馨と心の内側で会話をしている。探偵が入っていったとスマホを片手に口にしたが通話はしていない。咲に向け、ここで事件が起こっているから静かに、俺には知り合いに探偵カジョウシキカがいて今彼と話していると囁くように言い、表札にある「朔密教」と火と雫の紋章、白い香炉を模った像をちらと見、呼び鈴を鳴らす。片や探偵仲本慧はその軽量鉄骨造の一軒家の門の斜め向かい、車中にいる。突然現れた高校生の男女がターゲットの家の呼び鈴を鳴らしたことで注目する。ガチャと鳴り玄関から高齢の女、倉町桃江が姿を見せ咲を見ると、何か用ですか、と聞く。戸惑う咲の前に出、忍、朔密教の見学に来たのですが、というと、男子禁制ですから、そちらのお嬢さんだけでしたら。運転席の仲本慧とともに慧探偵事務所窓口職員橋本冷夏が後部座席から降りるが助手席に座る少女崔凪は出てこない。通り雨は天気予報になかったねと口にしながら歩み寄る仲本慧を間近に見た咲が紅潮する。仲本慧が高校生二人を一瞥し、倉町桃江をじっと見つめ、貴女がここの教主ですか、こちらの橋本冷夏が見学に来たのですが。ぬるい風に織り混ざる卦体。そうですか。倉町桃江は表情一つ変えず、弥古様はおられませんが、さ、どうぞ、屋内へ消える。門前に探偵と忍と咲が残る。脳裏の声に促されて忍、何か事件でもあったんですか、と慧に。素性を見抜かれた質問を受けた慧はほんの僅か忍を見、ああきみは以前事件のときに少し話かけた学生だね、とにっこり笑いながら名刺を差し出し、慧探偵事務所の仲本慧だ、困ったことがあればいつでも訪ねてくるといい金額は安くはないけどね、そう話を逸らす。スマホを耳にあてた忍は仲本慧の目をじっと見て、知り合いの探偵と連絡を取りあってるところでもしかしたら同じ事件を追ってるのかも、弥古様を、と挑発する。ここに、咲の目前で、二人の探偵の戦いの火蓋が切られたのだ。咲の気をひく為に市川忍によって仟燕色馨が探偵とされた顛末である。
 門と玄関の境界の片隅、雨露に濡れるツバキの花に気づくのは、仲本慧のスマートフォンに朔密教内部に潜入した橋本冷夏から失踪調査対象は石文弥古の姿見当たらずとのメッセージが届き、車内の崔凪に視線を送った直後、片や、市川忍の視界には、はらはら雪が舞い、脳裏に津軽三味線の旋律流れ、声響く、曰く、表札に火と雫の紋章があったがイザナミが命を落とすきっかけ火の神カグツチを当てれば雫はその死悲しむイザナギの涙から生まれしナキサワメであり白と香炉を模った像から琉球の民族信仰にある火の神ヒヌカンを合わせれば朔密教の朔は月齢のゼロを意味し死と生と二極の火の神を炙り出せるだろう男子禁制からヒヌカンによる竈でのゼロの月の交信を弥古様は隠れて行い目的はイザナミの復活か、次元異なる宗教織り成す辺りの新宗教らしさから朔密の密を埋没神と見るなら竈は台所更には死した大いなる食物の神オホゲツヒメの復活とも関連し故に弥古様は台所を秘めたる住処、家としている。この象徴的絵解きのごとき推理の意味が市川忍は何も分からなかったが解が台所であることのみ理解しスマホへ向け成程仟燕色馨、君の言う通りだ敢行するしかないねと言い渡邉咲を見、ねぇ仟燕色馨から君にお願いがある、この中は男子禁制、だから、と耳元に。咲はこのとき、心を奪われたのだ、市川忍ではなく、仟燕色馨の方に。現場が男子禁制ゆえに崔凪の手助けが得られず動揺して仲本慧は自力で推理する。ここへ来る前に出向いたかつての晴海団地はダイニングキッチンが初導入されそれを一般家庭に普及させた歴史的土地で朔密教が琉球神道ルーツの新興宗教であることは調査班の報告で分かっているから潜入した橋本冷夏は台所へ案内されている筈、儀式は日々そこで行われるが石文弥古の姿はないという、ならどこに。その事務的に戸惑った様子が渡邉咲には探偵読本にもあった只の組織である商売人の探偵にしか見えなかったのだ。咲は仲本慧を背にして走り、玄関をくぐり、朔密教内部に潜入する。だが、濡れた車、助手席から出てきた少女崔凪が数字の羅列を呟き、仲本慧は、そうか分かったぞ、と声をあげて橋本冷夏に通話する。崔凪が、涼しい顔でのびのびと呟く、負けるくらいなら今だけ男子禁制じゃなくてもいいかな。
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蜃気楼の境界 編(四)
你蜃
 燻銀の月が空に二人の高校生公園で座る。笙の天音が鳴り、お母さんだ、とラインの返信をしながら渡邉咲、探偵カジョウシキカは推理で勝っていた、と市川忍を見、探偵仲本慧に出会ったきっかけはそもそもあの少女崔凪だったと思いだす。一昨年にこの公園で鼻歌交じりハーブの栽培をしてた子だ、だから見覚えがあったんだ、と。軽量鉄骨造一軒家、朔密教本部から出てきた探偵職員橋本冷夏に、今宵は重慶三巴湯と青島ビールで宴会だね、と上海汽車メーカーの黒い車へ去る仲本慧の側にいた少女崔凪が高校生の二人をちらと見ふっと笑う。市川忍は悔しがるだけで、だがその内側に潜むもう一つの人格仟燕色馨は市川忍の瞳を通し崔凪をじっと見つめる、夜の公園で仟燕色馨、只の勝負なら勝敗などは所詮遊戯それに君も渡邉咲と親しくなり目的は果たしているだろうしかし慧探偵事務所は現世と魔界裏返りし境界ありこれは魔族の矜持に触れるゆえ既に仕掛けをしている君も再戦を覚悟してほしい、と。その脳裏からの声の本意を掴めない市川忍に、咲、貴方のお知り合いの探偵さんはどう言ってるの。その輝く瞳妖しく、市川忍はときめく反面恐怖を覚え、無意識にポケットから作業用の黒ゴム手袋をとりだす。刹那、何故か海峡で波を荒らげる雪景色に鳴り響く津軽三味線の調べが聞こえ、再戦を望んでると伝えると、只ならぬ興奮を見せて咲は喜ぶのだ。先刻、朔密教内部へ駆けていった咲は、仟燕色馨の伝言、台所の真下に女の住居有り、を忍から受け儀式行われし白い炊事場を目指したとき、倉町桃江の脇で動揺する橋本冷夏の姿を見たが、その元に着信が入り中国語で会話を始め、瞳に青龍の華が光れば、香炉、水、塩、生花を払い除け床下収納庫の先に階段を見つけると、独房のような地下室で失踪調査対象である石文弥古を発見、最早咲は事の成り行きを見届けるのみ、異変の只中で、少女崔凪の存在が頭によぎったのだ、確かに探偵仲本慧は推理が届かず動揺していた、何か得体の知れない事が起きたのだ。それにしても、咲は思う、探偵仟燕色馨どのような人なのかな、市川忍という同級生がどうして魅力的な探偵さんとお知り合いなの、ふふ、取りだしたその黒ゴム手袋は何、月がきれい、まるで、私の住む世界のよう。
 朔密教、明治に明日香良安が琉球神道系から分離し設立した新宗教である。分離したわけはスサノオに斬り殺されたとされるオホゲツヒメの復活を教義の核に据えた故で、同時期に大本で聖師とされる出口王仁三郎が日本書紀のみ一書から一度だけ名が述べられるイヅノメ神の復活を、同様に一書から一度だけ名が述べられるククリヒメの復活を八十八次元の塾から平成に得た明正昭平という内科医が朔密教に持ち込み妻の倉町桃江を二代教主に推薦し本部への男子禁制を導入、女埋没神の全復活によりイザナミ復活へ至る妻のお導きを深核とし今の形となる。女埋没神はイヅノメ神、オホゲツヒメ、ククリヒメの他に助かったクシナダヒメを除くヤマタノオロチの生贄とされた八稚女らがあり、更には、皆既日食により魔力が衰え殺されたとされる卑弥呼を天照大神と見定めての復活とも融合している。それらを依頼主に説明しながら仲本慧は殺風景な部屋で分厚い捜査費用を懐に入れ、他の探偵にも依頼してないかな、と冷えた目を向ける。依頼主である小さな芸プロのマネージャーは、業界に知られたくない件だから貴方を紹介して貰ったんだ、深入りはしない彼女どういう様子でしたと聞く。調査ではと仲本慧、社会にある数多の既存の道筋を歩めないという認識から石文弥古は芸能に道がないか訪ね、今は朔密教を訪ねているのだろうね、弟以外の人の来訪を絶ち鬼道を続けたとされる卑弥呼の形式で、倉町桃江の最低限の関わり以外を完全に断って地下で儀式を八十八日間続ける任務を受け入れた石文弥古は、我が優秀な女子社員いわく、自らの意志とのことだ。屋外へ出、仲本慧、通話し、高校生市川忍を調査して、という。崔凪の口にした数は、四四八、二四七、一三七。仲本慧はタワマン供給実績数を推理し晴海団地へ出向いたわけだがその推測は二〇二一年の上位三都府県に予知のごとく一致し、崔凪はのちに数列に隠していた八十八を付け足し、慧の推理は台所の地下へと変化したが、二四七が卑弥呼の日食の年を指すように、海とされるワタツミ三神がたとえ人智の蜃気楼であってもなくても推理と崔凪の真意とが違っても。仲本慧は思う、人々は、この街は大地は、紀元前、胡蝶の夢は一介の虚無主義ではない知が、華が、騒いでいる。
by _underline
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kachoushi · 1 year
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各地句会報
花鳥誌 令和5年2月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和4年11月5日 零の会 坊城俊樹選 特選句
秋風や日覆ひの色褪せしまま 秋尚 のつそりと冷ゆるがままの地蔵かな 軽象 佃煮屋間口小さく秋灯す 三郎 神水を掬へば木の実溢れ出る はるか 残菊やまことに細き路地ぬけて きみよ くつくつともんじや躍らせ小春人 眞理子 欄干に頬杖をつく鯊の竿 はるか 猫じやらしいづれも佃生まれなる 和子 小鳥来て路地の少女の消えてゐる 同 晩秋に釣糸たらす女かな きみよ
岡田順子選 特選句
初冬の海月は川の色をして 小鳥 のつそりと冷ゆるがままの地蔵かな 軽象 大��の風沸く交番神の留守 小鳥 もんじや屋の高き箆音小六月 眞理子 てつぺんへ鳥入れ替る柿の空 千種 産土神の留守の月島一号地 いづみ 朝寒し江戸の醤油の煮詰まれり ゆう子 佃とは小鳥姦し婆もまた 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月5日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
鷹匠の脈打つ腕畏鳥 美穂 襟元を直す鷹師の指女性 勝利 風の待つ鷹一点を凝視して 孝子 鷹匠の血脈誇り隠れ棲む 美穂 白樺の空ふかぶかと鷹柱 朝子 りんりんと月呼びよせて虫の声 成子 七五三背中をあふれさうに帯 美穂 隼の一閃に散る鳥の群 由紀子 風も日も包みて蓮の枯れにけり 孝子 あまたなる祈り睡らせ枯蓮 かおり 前を行く心変りの時雨傘 久美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月7日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
石蕗の黄飛ばねばをれぬ蝶一つ 雪 赤とんぼ飛んで昔の空の色 同 この晴を授けて神は旅に出し かづを 幾千里子連れの鴨の渡り来し 匠 在りし日や歴史は遺る左内の忌 千加江 潮風や句碑は礁に柏翠忌 同 霙るるや獄舎の左内穀然とし 千代子 天高く貫ぬく像や左内の忌 笑 街路樹の一夜に痩せて神渡 希
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月8日 萩花鳥会
石蕗の花段段段と崖ぷち 祐子 コロナ禍の波乗り上手に冬構 健雄 小春日の暮れて待たるる燗一杯 俊文 風に揺れ森の囁き木の葉散る ゆかり 会釈から世間話に小春の日 陽子 ただふるへ明日を求めぬ木の葉かな 吉之 流星の如く零れし小夜時雨 明子 南窓微睡む父や冬ぬくし 美惠子
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令和4年11月5日 さくら花鳥俳句会 岡田順子選 特選句
袖揺らし拙く歩く七五三 あけみ 傷のない大根抱へ師を訪ひぬ 登美子 面取りの暇なき夕の煮大根 実加 徒歩多き歴史ツ��ーや椎の秋 紀子 細路地に並ぶ地蔵や朝時雨 実加 葛湯して今夜は静かすぎる母 登美子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月10日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
凩や気にしても今猫背かも さとみ 句をよんで名を知れるなり石蕗の花 同 手の先に触れ行く物の冬に入る 都 廃船のたゆたふ河や冬めきて 同 前山に人の呼び合ふ小春かな 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
蒼穹へ差し出されあり鵙の贄 都 トタン屋根黒く被ひて山葡萄 史子 迷ひ来し犬は小春の匂ひして 都 神名備へ舞ひ降りて来し渡り蝶 宇太郎 冬籠老いて小さくなるままに 悦子 遠き日の灯台の下大根畑 すみ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月12日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
欠礼の葉書一通冬に入る 恭子 大綿の飛ぶ一角や時ゆるむ 同 朝の日に虻を待ちゐる花八手 三無 初時雨移ろへる景厨より 和代 蒼天に柿の朱色の映り込み 三無 大綿の抱へる影の漂へる 秋尚 想ひ出は些細なはなし花八手 ゆう子 木々の葉の手さわり厚く冬来る 恭子 綿虫のふうはり中子師の化身 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月14日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
こつこつと振子の音や冬灯 時江 残菊に風の別れか纏ひつく 同 丁寧に描く絵手紙曼珠沙華 ただし 神なびの落葉時雨や岩を打つ 時江 花八手午後の日早も翳りゆく 昭子 職人はなべて無口や日短 同 落葉踏む音にも山の深さあり みす枝 踏み入りて銀杏落葉に呑まれたる 信子 マネキンの衣裳着膨れしてゐたり 世詩明 初霜の夜なりオリオン瞬きぬ 信子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月14日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
山茶花の掃きたるあとに二三片 廸子 ものの影長く濃くなる冬めきて 三無 隼の腹白じろと急降下 怜 街路樹の風音乾き冬めける 秋尚 夕散歩我が影長く冬めきぬ 怜 箒持ち山茶花散るを楽しめり ことこ 青空を切るビルの影冬めける 秋尚 立ち話続く山茶花日和かな 和魚 冬めきて木立の空の広くなり 廸子 蒼天を蹴りて隼矢となりぬ 三無
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月16日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
字余りの句をつくりたる文化の日 世詩明 桟橋も浚渫船も冬に入る 千代子 神の旅紅く際立つ大鳥居 笑子 茅葺の千古の家に散る紅葉 希子 玉砂利の中に見つけし木の実かな 和子 存問もせずしづむ身に石蕗の花 数幸 せめて欲しうすばかげろふ程の翅 雪 人の世を仏の流転秋の風 同 だんまりを通しきれずに蚯蚓鳴く 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月17日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
人の世に蓑虫鳴くと誰が云ひし 雪 火取虫飛ばざれば灯も淋しきか 同 寺小春上品上生仏仰ぐ 千代子 ぼてさんは越前蟹を売り歩く 同 銀杏散り大樹の影の細りゆく かづを 千年の古都の時雨にあひにけり 同 潮風に磨きあげられ石蕗の花 眞喜栄 腕白も今日は神の子七五三 みす枝 秋風に揺れてゐるかに弥陀の耳朶 やす香 冬ざれや星をつけたる兵の墓 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月18日 さきたま花鳥句会
参道を江戸小紋なる散紅葉 月惑 冬凪や島のなぞへの墓の群 裕章 麦稈のロールどすんと冬を待つ とし江 藤袴やさしく撫づる福禄寿 ふじ穂 あかあかと冬田息づく日の出かな 康子 神無月何事もなく老いの日々 静子 美女と言ふ嘘を重ねて冬鏡 良江
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令和4年11月20日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
照紅葉ここは武蔵野ど真ん中 三無 黄落の熄み変哲もなきベンチ 千種 落葉して三面恐し馬頭尊 慶月 重さなき影を揺らして枯尾花 三無 藁屋根に落葉降り積み主留守 慶月
栗林圭魚選 特選句
冬枯や蚕飼の匂ひふと間近 炳子 冬灯しコルクのもろき薬瓶 久 初時雨お薄いただく森の庵 久子 雲割れてゆく黄落の激しさに 千種 大根の髭剃られあり品評会 久子 山茶花や雨の重さも散り敷きて 亜栄子 黄落の熄み変哲もなきベンチ 千種 白銀の手摺り冷たく磴下る 炳子 乾びたる音の遠のく冬木道 眞理子 ちりちりと咲き揃ひたる冬桜 秋尚
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
秋祭皮張り替へし大太鼓 雪 而して九十一の菊膾 同 七福神旅立たれたる村静か みす枝 百地蔵に散華の如く紅葉舞ふ 同 湯豆腐の正面に座す強面 昭子 掃き終へし箒立て掛け花八手 同 季は今し厳き面となる猟夫 一涓 還り来し神をねぎらふ祝詞かな ただし 百鉢の菊の位を競ひけり 世詩明 一寺置く知恵の文殊の山眠る 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月27日 月例会 坊城俊樹選 特選句
皇のげに隙のなき白障子 昌文 身を包むコートの中が愛国者 いづみ 箒目を真直ぐに神を迎へけり 光子 陸士らの祈りの長き神迎 はるか 今にして見えてくるもの綿虫も 千種 大前へ小春は人を歩かせて はるか 孤独なる鴨の水脈とはもつれざる 光子
岡田順子選 特選句
桜もみぢ防大生の整列へ 眞理子 狛犬の阿吽おそらく息白し 俊樹 黄落す絵画の中に居るやうな 政江 参道の冬日の中へ防大生 同 幾そ度落葉の艶を神の池 幸風 すれ違ふ男冬野の匂ひして 千種 大前へ小春は人を歩かせて はるか すめらぎの濠へ映りて柿たわわ 眞理子
栗林圭魚選 特選句
冬蜂のとどまるところ香の濃ゆし 光子 ハーレイの枯葉舞ひ上ぐ九段坂 要 靖国は黄金色に神迎 千種 枯蓮の影縮こまる濠深き 秋尚 日を溜める力残せし枯尾花 同 すれ違ふ男冬野の匂ひして 千種 孤独なる鴨の水脈とはもつれざる 光子 紅葉散る城跡になほ地の熱り 千種
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和4年11月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
蓮根掘る胴長干して昼餉時 光子 蓮根掘り母のがめ煮の待つてをり 美穂 目貼せし仏間に母と長話 愛 黄落やへうたん池を膨らませ 由紀子 手の窪に在はす仏や霜の声 成子 蓮根掘るまぶしき泥の太古まで 睦古賀子 冷たき掌胸に合はせて百度石 かおり づぶづぶと臍まで沈む蓮根掘 千代 抜き足は得意技なり蓮根掘 美穂 蓮根掘るこのまま脚の根付きさう 愛 冬銀河泳ぎ止まざる大魚達 ひとみ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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2022f · 1 year
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20221127
macaron_sol_325:#メ~テレPremiumConcert2022  生歌でのCHEMISTRYさんと藤巻亮太さんを袖で観ていて浦井くんとマネージャーさんが「本物だぁ!すごい!」ってなってたそうだけど、私も「本物だぁ!すごい!」ってなってました😌🎶 そしてもちろん浦井くんのことも「本物だぁ!すごい💕」ってなってました😊 [https://twitter.com/macaron_sol_325/status/1596878290715017220]
shiba051420:#藤巻亮太 さん 「まほろば」 「日日是好日」 「3 月 9 日」 「もっと遠くへ」 「粉雪」   浦井さんじゃないけど 「粉雪」聴いて わぁ、本物だ〜と感激💘 [https://twitter.com/shiba051420/status/1596877087734124544]
macaron_sol_325:#メ〜テレPremiumConcert2022 行ってよかった♪ フルオケをバックに歌い音を奏でる  #浦井健治 さん、 #CHEMISTRY さん、 #藤巻亮太 さん、皆ステキでした✨  耳がとっても幸せでした!!!   #三ツ橋敬子 さんの躍動感のある指揮、大好きです🎵  #セントラル愛知交響楽団 さんの演奏も素敵でした🎶 pic.twitter.com/9HLyXANDh7 [https://twitter.com/macaron_sol_325/status/1596876066987331588]
shiba051420:2022.11.27 #メ~テレプレミアムコンサート 愛知県芸術劇場コンサートホール  幸せな2時間だったな 本当にすごい組合せ もう二度と聴けないよね あ〜、まだ余韻が… 本当に行けて良かった😄  他の曲も聴きたくなったので 3組の歌をSpotifyで いろいろ聴いてみます💕  #浦井健治 #Chemistry #藤巻亮太 pic.twitter.com/IeYO1Lg5cR [https://twitter.com/shiba051420/status/1596873886460968960]
hiroko_fujimaki:@GreenPotato66 セトリありがとうございます❗️ 藤巻亮太さんの曲以外は知らなかったり覚えていられなかったりしたのですが、素晴らしかったコンサート全体の流れを振り返れてとても有り難いです‼️ そう思う方が他にもいらっしゃると思うので勝手ながら引用ツイートもさせて頂きます🎵 [https://twitter.com/hiroko_fujimaki/status/1596866962721628160]
ririkoko_r_k_:今日は名古屋まで。 メーテレ Premiumconcert2022に行ってきました。  先月も名古屋に来たけど😂 また来年も藤巻亮太さんのツアーでお世話になります。 m(_ _)m  初めまして出来たフォロワーさんありがとうございました! pic.twitter.com/b1GpZYVmKh [https://twitter.com/ririkoko_r_k_/status/1596865478189674498]
GreenPotato66:名古屋出張③ そして、メインイベントの愛知県芸術劇場へ。 「メ~テレプレミアムコンサート2022」と題して、オーケストラと浦井健治さん、藤巻亮太さん、CHEMISTRYの饗宴。 素晴らしいホールで、オケとスーパーボーカリストたちのコラボを堪能しました! 4枚目はセトリです。間違いあるかもです…。 pic.twitter.com/AeMdzgPTZU [https://twitter.com/GreenPotato66/status/1596863651100532741]
keikomitsuhashi:時代を牽引する輝かしいみなさんの歌声を身近に浴びる幸せ✨とてもスペシャルで贅沢な時間をありがとうございました!ご一緒できて光栄でした! #浦井健治 さん #CHEMISTRY さん #藤巻亮太 さん #セントラル愛知交響楽団 のみなさん twitter.com/kajimoto_news/… [https://twitter.com/keikomitsuhashi/status/1596862081164529665]
picoron_n:出張からのコンサートはなかなかハードやったけど来て良かったな〜って思う素敵なPremium Concertでした🎷🎺🎹🎤 生ケミストリー知ってる曲たくさんで楽しかった🎶 亮太くんはもちろん最高でフルオーケストラで聴く曲たちはいつもとまた違った感じでウットリしました🥹🤍 #藤巻亮太 pic.twitter.com/XkifwP8VOW [https://twitter.com/picoron_n/status/1596861361786454017]
hm0405cheese:#メ~テレPremiumConcert2022 浦井健治さん CHEMISTRY 藤巻亮太さん めちゃくちゃ上手い4人の生歌と オーケストラのハーモニーに感動🥹 私にとって思い出深い名曲も いっぱい🥰  本当に贅沢で夢のような時間を ありがとうございました💕 pic.twitter.com/uZXR0kja4t [https://twitter.com/hm0405cheese/status/1596856746752245761]
hito__02:【11/27 メ~テレ Premium Concert 2022】浦井健治さん、CHEMISTRYのお二人、藤巻亮太さんの歌とオーケストラの演奏が合わさったの豪華で贅沢なコンサート😊音楽の心地よさに身も心も癒やされました✨夢のような時間を過ごせてとっても楽しかった〜!! [https://twitter.com/hito__02/status/1596853949247918081]
ScqyMJSsB0HNU1o:#メ~テレPremiumConcert2022 、「同世代の男たちとフルオーケストラの豪華共演」は、ドンピシャ同世代のわたしにとっては本当に豪華✨ 体感5分なんだけど、ほんとに2時間やってた?笑 キングアーサーもますます楽しみっ♫♫ #浦井健治 #Chemistry #藤巻亮太 pic.twitter.com/jCP8MHud0a [https://twitter.com/ScqyMJSsB0HNU1o/status/1596853920634007552]
VrEqRvU1q0ZfGgo:藤巻さん、粉雪しか知らないと思ってたけど、歌聞いたらほぼ知ってた😂生粉雪は感動。あの歌は大好き。でも何より藤巻さんのお人柄も好きだなぁと思った。「19時に帰らないでくださいね」って言葉にちょっとドキッとしました(笑)藤巻さんもサッカー見たかったのね😂#メーテレ #藤巻亮太 [https://twitter.com/VrEqRvU1q0ZfGgo/status/1596850320193523713]
KazukoK2010:@Dohuzu メ~テレPremiumConcert、お疲れ様🍀今、ケミスタッフさんのtweet見てたところ👀  要さんいて、浦井ちゃんいて、ふじまっきーさんもいて、��れは堂珍さん、絶対楽しいよね🥳歌聴きたかった〰️💕💕  これからずーっとお忙しいのだから、今日はゆっくり休んでね🌼😴  #ケミストリー #浦井健治  #藤巻亮太 [https://twitter.com/KazukoK2010/status/1596845662678945793]
Kajimoto_News:【#三ツ橋敬子】 メ~テレ Premium Concert 2022にて #セントラル愛知交響楽団 と共に、#浦井健治 さん、#CHEMISTRY さん、#藤巻亮太 さんの素晴らしい歌声をお届けしました🌟 楽屋からはたまたま近くに来ていた #角田鋼亮 の応援も😆📣 pic.twitter.com/WIzzPYbZqg [https://twitter.com/Kajimoto_News/status/1596844468992643072]
Dohuzu:"メ~テレPremiumConcert2022" #メ~テレPremiumConcert2022 #浦井健治 #藤巻亮太 #ケミストリー #ずっと歌い繋ぐ曲 lineblog.me/dohchin/archiv… [https://twitter.com/Dohuzu/status/1596840082924720128]
remiyuki8012:藤巻亮太の旅是好日 藤巻亮太×高橋久美子 同世代音楽家対談【前編】 音楽を作る作業は農作業と同じ book.asahi.com/article/147761… [https://twitter.com/remiyuki8012/status/1596838122079555585]
Bgz11Hiro5580:お疲れ様です(^^ゞ 今日の弾き語りショートは… 『ゆらせ/藤巻亮太』です。 youtube.com/shorts/iP1cp3A… #shorts  #ヴァンフォーレ甲府  #伊東純也  #負けられない戦い  #ゆらせ  #藤巻亮太  #弾き語り  #アコギ  #アコギ弾き語り  #アコースティック [https://twitter.com/Bgz11Hiro5580/status/1596836201008275456]
hiroko_fujimaki:#メ~テレPremiumConsert 、浦井健治さん、亮太さん、CHEMISTRYさんの3組が交互に出て来ては数曲ずつ歌う構成で、亮太さんが歌ったのは、まほろば、日日是好日、3月9日、もっと遠くへ、粉雪。オーケストラをバックに一段と伸びやかで力強い歌声を聴かせてくれた最高のコンサートだった🎶✨ #藤巻亮太 pic.twitter.com/dsVW9waxfs [https://twitter.com/hiroko_fujimaki/status/1596835912108736513]
CHEMISTRY_2011:本日は名古屋にて「メ〜テレPremium Concert」にCHEMISTRY出演してきました!久しぶりのオーケストラアレンジでの歌唱、やはりいつもとは違った緊張感がありますね。共演者の浦井健治さん、藤巻亮太さんともご一緒できて感激でした!  #ケミストリー #浦井健治 #藤巻亮太 pic.twitter.com/zt6hlloTSD [https://twitter.com/CHEMISTRY_2011/status/1596833620110774272]
victor_nagoya:そんな #藤巻亮太 ですが 来年1/25にアルバムのリリースが決定👏 現在「この道どんな道」が配信リリース中🛣  全国ツアーも決定しているので 要チェックです💁‍♂️  ▽ この道どんな道 🎧 jvcmusic.lnk.to/konomichidonna…  ▽ツアー情報🎸 fujimakiryota.com/news/live/?id=…  ✅名古屋公演は 3/10 @新栄シャングリラにて🎙 [https://twitter.com/victor_nagoya/status/1596831366272155648]
Kenji_Staff:浦井です! 生でCHEMISTRYさんの名曲の数々、そしてレミオロメン藤巻さんの名曲の数々を、堪能させて頂きながら、交響楽団さんの音に合わせて歌ってきました! 幸せでした! そしてケミさんから光栄にもこんな素晴らしいものを頂いてしまいました!  #堂珍嘉邦 さん #川畑要 さん #藤巻亮太 さん pic.twitter.com/50RCsjDoS7 [https://twitter.com/Kenji_Staff/status/1596830773008510977]
victor_nagoya:[ live🎙] #藤巻亮太 メ~テレ Premium Concert 2022 @ 愛知県芸術劇場 コンサートホール  フルオーケストラでお送りする 贅沢なコンサート🎻  藤巻さんの楽曲のオーケストラver、 華やかでとても素敵でした☺️✨  お越し頂いた方はオリジナルともぜひ聴き比べてみてくださいね🎧 pic.twitter.com/9jQ3P9el3R [https://twitter.com/victor_nagoya/status/1596830738900746241]
tomotacho:浦井健治さん出演コンサート「メ~テレ Premium Concert」を鑑賞した。 けんちゃんが藤井フミヤさんの「Go the Distance」を歌ってくれたのが凄く嬉しかった。間接的に推しと推しが絡んだ。笑 キングアーサーの曲もかっこ良かった。本公演が楽しみ。 初めて生で聴いた藤巻亮太さんの「粉雪」に大感動! [https://twitter.com/tomotacho/status/1596830473044389888]
beanbag_silver:メ~テレ Premium Concert 2022 終演。CHEMISTRY、藤巻亮太さんとご一緒できて光栄と喜ぶ浦井くん、フルオケバックに役に入り込んだ歌唱がとても素敵でした🥹 指揮者の三ツ橋さん、一緒に歌ってくださっているような指揮っぷりで惚れました☺️ #メ〜テレPremiumConcert2022  #浦井健治 pic.twitter.com/NgmwUif03G [https://twitter.com/beanbag_silver/status/1596829458924961793]
brokenclayhart:合唱曲 いいですね‼️  #僕を見つめて  #ジェジュン  #藤巻亮太  #Fallinbow twitter.com/smile_988/stat… [https://twitter.com/brokenclayhart/status/1596828621691564033]
yamada_nobuharu:メ~テレ Premium Concert 2022 終演しました🎉 本当に夢の様なプログラムで、浦井さんも仰ってましたが「本物だ…!!」の連続でした😭 個人的に「もっと遠くへ」「My Gift to You」「Go the Distance」は演奏しながら昇天しそうになりました😇  #浦井健治 #Chemistry  #藤巻亮太 #メ〜テレ pic.twitter.com/dKG4Ry3oKe [https://twitter.com/yamada_nobuharu/status/1596825513792000000]
sekimukaiyayoi:本日愛知県芸術劇場にて開催された メ~テレ Premium Concert 2022において、 #藤巻亮太 さん歌唱「日日是好日」 #浦井健治 さん歌唱「The Origin of Love」 のオーケストラ編曲を担当いたしました🎻  指揮の三ツ橋敬子さん、 セントラル愛知交響楽団さん、 ありがとうございました💐 twitter.com/event_nagoyatv… pic.twitter.com/swi2p5of0L [https://twitter.com/sekimukaiyayoi/status/1596824451290521600]
zhtqQiNieS3SwNI:藤巻亮太@名古屋 久しぶりのフルオケライブ♪ ギターも一切持たず歌う亮太くんの左手が 見てて面白かったし可愛かった✨笑 ライブ中もみんなしんみり聞いてるから 私の両手も亮太くんと同じ状態やったw 今日のクラシックナンバーはチャイコフスキー!!!!最高すぎる(;o;)❤  #メ~テレpremium concert pic.twitter.com/8jDynJAc1E [https://twitter.com/zhtqQiNieS3SwNI/status/1596823417160077312]
ib11a:藤巻亮太さん、CHEMISTRY、浦井健治さん出演のメーテレプレミアムコンサートに行ってきました。 セントラル愛知交響楽団の演奏にもうっとりでしたが、藤巻さんの声量にびっくりした次第です 生「粉雪」や、生「3月9日」に感動…。ウルっときました。   #藤巻亮太   #CHEMISTRY  #浦井健治 pic.twitter.com/M1oR99clif [https://twitter.com/ib11a/status/1596822535789719552]
BlumenStrauss4:名曲揃いの壮大なオーケストラコンサート✨あっという間の至福の時間でした ロックの曲も素晴らしいオーケストレーションで楽しめました  #メ〜テレPremiumConcert #メ〜テレ #PremiumConcert #浦井健治 #CHEMISTRY #藤巻亮太 #三ツ橋敬子 #セントラル愛知交響楽団 pic.twitter.com/BizWX9oNzz [https://twitter.com/BlumenStrauss4/status/1596821239620046853]
erichaaan39:久しぶりに愛知来てくれて嬉しかった😭❤️ オーケストラの迫力すごい…。 もっと遠くへ聴けたの久しぶりだったなー。 亮太くんライブは年内は多分これでラスト。 #藤巻亮太 pic.twitter.com/RXfyOCygZt [https://twitter.com/erichaaan39/status/1596817717616857088]
white2on2:今日もコンサートきたー フルオーケストラとボーカリストたちの共演! 歌も音楽も力をくれる 楽しかったあ  #メ~テレPremiumConcert2022フルオーケストラと共に贈る一夜限りのプレミアムコンサート  #浦井健治 #CHEMISTRY #藤巻亮太 #レミオロメン pic.twitter.com/v4S2Czv4Ik [https://twitter.com/white2on2/status/1596814183676272642]
tea_side:メ~テレ Premium Concert  (一息で早口でお読みください)シャツのボタンを一番上まで閉めてネクタイつけてスーツ姿でジャケットの下ボタン開けて、ギター持たず左手動かしながら歌う藤巻亮太からしか摂取できない栄養素がある  まほろば/日日是/3月9日/もっと遠くへ/粉雪(季節もの縁起物w) [https://twitter.com/tea_side/status/1596813323848548352]
mydreammerr:メーテレコンサート🎤  #CHEMISTRY  #藤巻亮太  #浦井健治 pic.twitter.com/iyUChdIiac [https://twitter.com/mydreammerr/status/1596787832135487488]
Ryota_Fujimaki:【ファンクラブ更新情報】 FC会員限定の動画をアップしました。 先ほどOAされた「#FM藤巻」収録直後の #藤巻亮太 を直撃! fujimakiryotafan.com/movies/80119 [https://twitter.com/Ryota_Fujimaki/status/1596730567667556352]
U8YU7Xd2lyZf98K:アライさんのコロッケ、くしゃくしゃにされてましたけど笑 コントに出るってスゴいですね! 来月のHATTALLICA楽しみDEATH🤘 萬みきおの「愛娘」は藤巻亮太さんが作曲なんですね。  #ミートアライ #藤巻亮太 #HATTALLICA pic.twitter.com/3BBsICb3Pk [https://twitter.com/U8YU7Xd2lyZf98K/status/1596720235759169536]
Ryota_Fujimaki:【メール募集✉】 #FMFUJI からお届けしている「#FM藤巻」12月のメールテーマは<今年イチの〇〇>✨ 思い出、経験、雑学、驚いたこと etc.  2022年を振り返ってみてのあなただけの「今年イチの〇〇」を #藤巻亮太 に教えて下さい!  送り先はコチラ▼ [email protected] [https://twitter.com/Ryota_Fujimaki/status/1596715449697255425]
harusameboxer:FM藤巻 | FM FUJI  お疲れ様でした! ありがとうございました! ライブに新曲にアルバムに楽曲提供と、精力的に活動されていることを実感しました! なかなか追えてない部分も多いけど全力で追います! 来月のテーマは「今年いちばんの〇〇」!  radiko.jp/share/?t=20221… #radiko #藤巻亮太 #FM藤巻 [https://twitter.com/harusameboxer/status/1596714114780659712]
KOUKIJR787:「愛娘」 作詞: 萬みきお 作曲: 藤巻亮太 [https://twitter.com/KOUKIJR787/status/1596713864560726016]
event_nagoyatv:\\本日開催// 『メ~テレ Premium Concert』@愛知県芸術劇場  会場でも当日券を販売‼️  #浦井健治 #CHEMISTRY #藤巻亮太 それぞれの音楽シーンを牽引する同世代の男たちとフルオーケストラによる一夜限りのプレミアムなひとときをお見逃しなく✨  詳細はこちら🔽 nagoyatv.com/event/entry-31… [https://twitter.com/event_nagoyatv/status/1596701727050563584]
erichaaan39:今日もリアルタイムで! あとでまた会えるの幸せ。  FM藤巻 │ FM FUJI  radiko.jp/share/?sid=FM-… #radiko  #藤巻亮太 #FM藤巻 [https://twitter.com/erichaaan39/status/1596701192553320448]
harusameboxer:FM藤巻 | FM FUJI  radiko.jp/share/?t=20221… #radiko #藤巻亮太 #FM藤巻 [https://twitter.com/harusameboxer/status/1596700358075887616]
haru_ryo:あら!びっくり! クイーンズ駅伝2022 テーマ曲 この道どんな道/藤巻亮太 [https://twitter.com/haru_ryo/status/1596699240629010434]
sinyoko22:藤巻亮太が作る春の曲は名曲しかない [https://twitter.com/sinyoko22/status/1596694212933656577]
BOOK_asahi_com:藤巻亮太さんと高橋久美子さんは、レミオロメン、チャットモンチーとして同時代の音楽シーンで活躍してきました。二人の意外な共通点は農業。対談で「音楽を作る作業は農作業と同じ」と意気投合していました。book.asahi.com/article/147761… [https://twitter.com/BOOK_asahi_com/status/1596688516083163138]
Ryota_Fujimaki:【まもなく📻】 #藤巻亮太 の「#FM藤巻」はこのあと正午12:00から。  本日は、メール紹介回✉ みなさんからのメッセージをたっぷりご紹介! #サンドウィッチマン さんへの楽曲提供のお話も🎤  #FMFUJI はPC・スマホからでも radiko.jp/share/?sid=FM-… pic.twitter.com/At8eaRH4XD [https://twitter.com/Ryota_Fujimaki/status/1596685260288245760]
stardustichi:ただ今、歌謡祭www  萬みきおのパンチ強すぎるwww 単独ライブ中だとこのネタテレビでできないよねネタバレになるからw  単独で観れてよかったよ萬みきお…w  ※作曲 藤巻亮太はホントですよw 藤巻くんから曲提供してくれるって言ったらしいからw [https://twitter.com/stardustichi/status/1596682758213885952]
VFK_Hachioji802:藤巻亮太の旅是好日 藤巻亮太×高橋久美子 同世代音楽家対談【前編】 音楽を作る作業は農作業と同じ #SmartNews  🎀山梨県笛吹市出身❗️ #レミオロメン #藤巻亮太 #FM藤巻 #fmfuji #日曜日 👨‍💼八王子 book.asahi.com/article/147761… [https://twitter.com/VFK_Hachioji802/status/1596680651406966786]
siikoromen0309:@raraura_ar FF外すみません そうですあの藤巻亮太です [https://twitter.com/siikoromen0309/status/1596677467892482048]
39_RF_223_030:@hiroko_fujimaki TVer情報めっちゃ嬉しいです!😊 さすがに藤巻亮太で自動録画にはなってなかったので、TVerありがたい~ [https://twitter.com/39_RF_223_030/status/1596672558392147969]
himawar19930225:毎年豪華なアーティストさんたちがフルオーケストラとともに音楽を奏でるコンサートだけど、今年もめっちゃ楽しそ〜🥰✨ #CHEMISTRY の曲にフルオケとか✨名曲が更に進化しそう🎶  『メ~テレ Premium Concert』@愛知県芸術劇場 #浦井健治 #CHEMISTRY  #藤巻亮太 twitter.com/event_nagoyatv… [https://twitter.com/himawar19930225/status/1596668739210317824]
teranosin_onod:萬みきお、作曲藤巻亮太なの笑うわ #ただ今コント中 [https://twitter.com/teranosin_onod/status/1596665465669324800]
umesmpl:萬みきおの曲、作曲藤巻亮太なのよねぇ 萬みきフラメンコも聴きたかったw レキシもコラボしないかなぁ♪ #ただいまコント中 [https://twitter.com/umesmpl/status/1596657190118780928]
RyotaGoforit:これ見たかったんです♡  萬みきおさん「愛娘」 作詞: 萬みきおさん 作曲: 藤巻亮太さん (番組開始後31分くらいから)  楽しい🤣 情報くださったかた、ありがとうございます☺️  ただ今、コント中。 tver.jp/lp/episodes/ep… [https://twitter.com/RyotaGoforit/status/1596651344794103810]
HolicYugo:藤巻亮太さん、ザ・ラジオショーサタデーにゲスト出演したときに「萬みきお」の曲を作曲するって約束→サンドさんのライブでお披露目済。うとくて知らなかった、びっくりした😊 [https://twitter.com/HolicYugo/status/1596645509334454272]
Norihirofans223:作曲が藤巻亮太ꉂ🤣𐤔 新曲愛娘いいね👍🏻 ̖́-契りも好きだけど  #萬みきお  #愛娘  #藤巻亮太 pic.twitter.com/zxnNGMmUxg [https://twitter.com/Norihirofans223/status/1596643605707624448]
almitora:狩野B孝みて爆笑している。ただ今、コント中。豪華だなぁ。萬みきおの曲、作曲藤巻亮太やんけ [https://twitter.com/almitora/status/1596633757888356352]
c_ircle_Lilly:#2023年あなたの神推しルーレット 《ルーレットスタート》宮本浩次=ペク=真空ホロウ=慶行=眞鍋=名張=アリ=鈴木=三重=金=藤巻亮太=かもしれん     _人人人人人_ チ〜ン >  三重  <       ̄Y^Y^…  appli-maker.jp/analytic_apps/… ウケる、地元じゃん(とにかくサウスはセルポ連れて) [https://twitter.com/c_ircle_Lilly/status/1596524228714541056]
3434_bu:#ただ今コント中 面白いよ〜。 いま、 TVerで見てるんだけど、萬みきおの作曲、藤巻亮太ってなってるよ?笑 レミオロメンの人だよね。 演歌も作れるのね!👏 [https://twitter.com/3434_bu/status/1596521925085630464]
hiroko_fujimaki:亮太さん作曲の「#愛娘」が聴けた「ただ今、コント中。」(全体の1/3くらいの部分)#萬みきお #藤巻亮太 #TVer tver.jp/lp/episodes/ep… [https://twitter.com/hiroko_fujimaki/status/1596519520172011521]
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vlst-tblr · 2 years
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最初に宣言しておくと、これらは全て主観、想像の域、全く的外れな見解かも知れないけど、洋服をこんな視点で見る楽しみ方もあるということでお許し頂きたい 基本的にテーラードジャケットについて言及することは避けている 理由は少なからず本粋(BESPOKE)を知っているだけにブランドの作るテーラードJKTについて伝えるときに私如きの知識では、どうしても縫製、仕様云々を持ち出して語るしかない それは同じテーブルに乗せて比較するというナンセンスな議論に陥るのが分かっているから、しない(ちょっとしたリスクヘッジ) オーダーメイドと量産を比較するほどナンセンスなことはない、どっちが上とか下とか、そんなものではない 14年(いや13年か)両方の真ん中に立って見てきた自分だから、良くわかる この良くわかるというのも俯瞰のポジションでの話(ディレクターやバイヤー、ファッションアドバイザーの立ち位置) パターンも引けないし、デザイン画も書けない、勿論、縫製もジーパンの裾上げを4分で出来るぐらいの腕しかない (これは昔バイトしていたロードサイドのジーパン屋で初日から業務用ミシンで無理やり縫わされて身についた、1日20本ぐらい、、、ブランク26年ぐらいだけど、一時間ミシンを走らせれば、多分、キワキワのコバを攻めても片手で縫えると思う) クリエイティブな脳は持っていないけど、売り場と工場(こうば)を行ったり来たり、それも丸縫い職人と量産の縫い子さんを同じ日に相手して(ほぼ怒られて)次の瞬間、売り場でヴィンテージを売るとかミクスチャーにも程がある日常に身を置けたから身に付いたある種の真贋(心眼)能力 さて本題 そんな私が伝えたいと思ったジャケットがある これ。 前出したように私の中ではテーラードとして見ていない(勿論、ディスではない) 接客の時に便宜上、そのワードを用いることは許して頂きたい このジャケット、普通じゃない(故に面白い) 何が面白いかというとディレクションが面白い ぱっと見のディテールはテーラードJKTの持ち物を纏っているけど、明らかにバランスが違うというか出発地点が違う 30年代ぐらいまでのフレンチワークの極端な肩傾斜と若干の前振り袖、肩線の倒し方もテーラードというより明らかにワークの意匠に近い、前肩と言ってもトルソーに着せつけた画像を見ればブリブリでもない(抱きジワはない) 等半袖は、そもそもワークジャケットに用いられる仕様 ここまで来ればサックコートに該当する でも背面は見るからにワークジャケット、ウエストの絞り位置も特段高くないと言うよりもボックスに近い(もしかしてアメトラ??) あ、袖口仕様はマルタンへのオマージュか? とは言え襟が抜けなさそうな美しい上り襟はナポリ的だし、バルカポケットと手閂も同様、今の空気を盛り込んだハイゴージも狙っているように思うし、何より最もクレイジーに感じたのが生地のチョイスと、手の入れ方 シャークスキンと言えば英国では定番の生地、本来は以下にもイギリスらしい端正や艶とはっきりと見せるジグザグの織りが特徴。 縦糸はシルクなら、本来、艶で表現しそうなもの。そのシルクの持つもう一つの側面、起毛感を選択している、故に表面にモヤがかかったような曖昧なニュアンスが現れてくる。これならイタリア直系のバーズアイで表現しそうなもの。 お気づきだろうか、すでに3カ国(いや背面のアメトラを入れると4カ国)の要素が入っている、しかもかなりの変化球で でも袖を通したときに、その意図が理解出来たから、セレクトした(そう、振り幅が相当広い、扱いはカバーオールで正解) 幾つものエレメントを素直に入れるのか、はたまた捻るのか、その割合と濃度、足し引きの加減 やっぱり面白い、(そもそもだがモデル名に既にヒントが隠されて��た→未構築ジャケットだって) 一先ず、うちのスタイリングは、これを提案してみた、非常に直球。パンツはワイドに敢えて振らない、欲を言えば足元はcary grantが望ましい (捻りは隠すのが流儀なので) お題maateeに対して20代、30代、40代の酸いも甘いも内包した、うちの楽しみ方はこんな感じです、 (古着のオーバーオールにジャックスターなんて感じに振ってもOKよ) (VELISTA) https://www.instagram.com/p/Ck1tpAMvPZ_/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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chaukachawan · 2 years
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役者紹介って書こうってなるまでに時間がいるよね
こんにちは。まりお改め緒田舞里です。まだ新しい名前に慣れてなくて、「緒」の字がパンフレットで間違われていることに自分でも気づきませんでした。それぐらい周りが全く見えていませんが、役者紹介していきます。
他の人のを見ると、嬉しい反面、そんなに書けない...語彙力も観察力もない...なんでそんなに見れてるのすご...となります。
・握飯子さん
凄い人。オムニの時は濃いキャラができて、いるだけで惹かれる人だとだと思っていたけど、今回でガラッと印象が変わった(変わったというか進化した感じ?付与された的な)。自分のシーン練がない時も他のシーンを率先してやったり、発声を教えてくれたりとめちゃめちゃ引っ張って貰いました。技術の吸収先がまた増えたぞ!やったね!必ずや盗み出してみせます。クオリアさんの演技は自然なのに目が良く、そんな演技だと思ってます。大好きです。
・杏仁アニーさん
今回初めて役者としてのアニーさんを見たけど、オーバーに劇してますって感じじゃない演技がとても好きです。特にあのシーン(伝わるかな?)、初めて稽古場で聞いた時びっくりして思わず振り向きました。あのシーンの声と表情がすごく好きで本番正面から見れないのが悔しい。そして神レベルのアクセサリーをありがとうございます。めちゃめちゃモチベ上がりました。本番は見せつけるように動きまくります。
・田中かほさん
ゆるっとゆるあさん。このフレーズが何故か気に入っています。オムニの時は名前の通りの人だな〜とか思ってました。あと発声と演技の自然感がえげつない人。稽古始まってビビった記憶。でも今回の舞台でなんて役幅の広い人なんだと思った。かっこいい。そしてやはり自然。現実ではほぼ言わないような感じでも難なくいける。もっと色んな役を見てみたい。好きです。付き合ってください。
てか今回のメイン3人とも自然な演技する人ばっかりだ。だからこそ暖かい空気が作られるのかな。
・εさん
イプシロンなのに普通にベータさんって呼んじゃう不思議。今回も雑なノリに沢山付き合って頂きありがとうございました。おかげでまりおはとても楽しかったです。いやもうほんとに楽しかった。銀河級に楽しかった。まりお的雑に絡んでも何とかしてくれるオブザイヤー金賞を差し上げます。それはさておき、実は絡みたかった人その1であるベータさん。オムニで見た時の「なんだこのハマり役感と貫禄は!!」って印象は今回も引き継がれてます。なんなんですかねベータさんのこれだ!感。来年にはいなくなっちゃうらしくとても悲しいですが沢山爪痕残します。残しすぎて来年行くの悩ませますよ絶対。あとイヤリングハマってくれてありがとうございます。元気200%のまりお何時でもご注文ください。
必ずや下克上を果たしてみせますので最後までお気をつけください。
・君安飛那太さん
実は絡みたかった人その2。自然なのにちゃんと劇してる、現実離れしている会話なのにまじでリアルに居そうなあの感じ、コルクさんにしか出せないんだろうなと思いました。毎公演ファンが着くのが納得しかない。これはファンなる。てかなった。セリフない時の動きや、大きすぎず、でも観客に伝わる身振り手振り、本当に本当に吸収したい。こんな演技出来たらいいなの究極系に近い。そういった意味でも絡めてよかった。でももっと絡みたいな。特に掛け合いもっとしたい。あと音響に映像マジでお疲れ様です。
・坪井涼さん
初めまして!!だったのにめちゃめちゃ楽しい人でした。いや〜かわいい。役も相まってより可愛い。大きすぎず、でも役を観客に伝えていてテクいなこの人と思って見てます。文にするとコルクさんと同じになっちゃうけど少し違うんだよな。最初脚本読んだ時、自分だったらめちゃめちゃ動くなこの役と思っていたところを、止まる動くのメリハリをはっきり付けていてその演じ方いいな!!好きだな!!ってなりました。この人と面白いシーンを一緒にやったら最高に楽しいだろうから次もやりましょう。あとさっき見てて気づきましたが新歓のメインの人だったんですね。全く気づきませんでした。新歓最後の15分しか見てないのでそれで許してください。
・一宮仁
絡みたかった人その3。色々振り回してしまい申し訳ない。でも楽しかった。オムニで見た時からいいな〜!!真面目な役似合うな〜!!と思ってました。あとカチッと役がハマっててかっこいい。真面目な役できるのってほんとうに貴重だからうらやまポイント。あと1部でまことしやかに言われてるけど去り際カッコよすぎんか。本番でもキメキメで行こう。指摘されたところ、何回も言って身につけようとしてるのロキのいい所。あと笑顔が素敵。
・緒田舞里
It's me, Mario!! こんな名前ですが最近初めてUSJのマリオワールド行きました。こんな名前ですがカチューシャはテレサです。
・梅本潤さん
しあらさ〜ん!!速く言いすぎて最近しゃーらさんになってる気がする。気がするだけだね。オムニでは稽古でほぼ会わなかったのに仕込みで一緒だったからお馴染みのしあらさんとか思ってたけど、役者で絡むの普通に初めてですね。舞監として抜くとこしっかり抜いて、決めるとこしっかり決めてるのさすがだなって思います。メリハリ大事。これでちゃうかは安泰だ。大船に乗った気分です。絡むとか言ってるけどもうちょい掛け合いしたいな。今回ないし。そういえば33期新人と秋公のマーメイド見ました。ツッコミしてるしあらさんの間が最高でした。何なんでしょうかあの絶妙に気持ちいいケツ噛み具合。そういう掛け合いやる機会欲しい〜!!!!
・えどいんさん
不思議な空気感を持つ人。オムニではしっかり見れなかったけど、見れば見るほど独特の世界観を持ってる人だった。実は外で演出してる。参加しているとはいえ現場が全く見えないから忙しさの想像がつかない。どうしてそんな演技が出てくるんですか。頭の中見てみたいな。他にも見たい人いっぱいるけど第1号はえどいんさんにします。大丈夫です。ちゃんと元に戻しますから、ちょっとその手術台に横になってくださいな。
・ふぉにゃ
ふぉにゃにゃにゃにゃ。ふぉにゃふぉふぉふぉふぉにゃ!ふぉにゃにゃふぁにゃふぁふぉにゃ。にゃふぉふぉふぉふぉふぉにゃ。ふぉ〜にゃふぉ。ふぉにゃにぁふぁにゃふぁにぃ。
(訳:かっこいい女ふぉにゃ。芸名可愛すぎて鳴き声がふぉにゃになる症候群発症した。なんてかっこいい演技をするんでしょう彼女は。女の子で自然にそれができる人ってちゃうかには居ないからまじで貴重。どんどん伸びて行くのを日々実感する。いや〜怖い。そして何より怖いのが本番で覚醒するタイプであること。本番楽屋で聞いていて、あれ?こんなにふぉにゃって声大きかったっけ?ってなる。畏敬の念を抱いている。ちなみにこの文はふぉにゃの家で書いてます。恐れおののけふぉにゃの真後ろでこんなこと書いてる事に。)
・亜臨界橋本濃度さん
今回のイヤリングのタッセルと水引をを作ってくれたすごい人。今回初めて関わった人で、初めの方の稽古で声量と響きやば!!となった記憶。1回生の頃は声小さかったとか聞いたけど未だに信じていません。いつも役に真剣でセリフの一つ一つを細かく確認している。だからこそ大事なシーンでのセリフに深みが出ているのではないでしょうか。セリフと迫力と、言った瞬間の舞台が色づく感じがクセになる。あとノリとリアクションがとても良い。話しててめっちゃ楽しいのがこの人です。
・雜賀厚成さん
「本番すごく伸びる人」というお噂はかねがね。場当たりでも既に片鱗を見せていたから客席から本番を見れないのがとても悔しい。第一印象は「声が良い」です。普段から良いのに、舞台の発声になると響きがましてより磨きがかかってるなと常々思います。そして良い人。これ以上の良い人を体現している人は居ないぐらいの良い人。あと本当に面白い。自分の役はすごくハマっているのに、代役をした途端面白くなる。個人的優勝は隊長の代役です。今思い出しても面白い。
・たぴおか太郎
たぴたぴたっぴのタピオカ太郎。またの名をなすか。ナスが食べたくなる名前だね。めちゃくちゃ仲良いはずなのに役としては1度も絡んだことがない。無念。その代わりになすかの演技を前から見れる機会が多いから一概に絡めないことが残念とは言えない。場当たりでなすかの演技を袖から聞いていて、度肝を抜かれた。脅威のパ��ーアップを遂げていて褒めまくった。最高だよなすか。声量とか動きに悩んでいたようだけどすごく様になってる。動きが少ない演技は自分が苦手なので見習いたいな。
・岡崎仁美
「私のカヌレがグレちゃった。」カヌレ〜!!!カヌレのせいでカヌレがいつも食べたくなる(高いけど)。舞台をあまり経験していない中、役者やりたいって言ってくれたのが本当に勇気のいることだったと思うし、凄く嬉しい。最初の方と比べて動きや発声が段違いに伸びてる。自信もっていい。みんなで33期から発声を学んだ時、カヌレの発声が怖いぐらいに良くなってた。教えてもらったことをすぐに実践できるのか君は。すごいぞカヌレ。いい子だカヌレ。
・水琴冬雪
ベガべ〜。演技において感情の流れは大事だけど、それを実践するための努力をとてもしている人。よくそんなとこ気づくね。でも、気づいてくれたことでやりやすくなることが多々ある。ありがとう。あとノリがいい。しっかりしてると思いきや暴れ出すと手がつけれなくなる。とても楽しい。色んなことにやっているみたいだけど、複数の事に同じ熱量で取り組めるのは才能です。私にはできない。尊敬する。
・夕暮児
今回唯一オムニの脚本が同じだった同期の人。オムニの時から片鱗は見せて���たけど、本当に訳幅が広い。普通の人がやったら普通の人になるのに、こたちがやったら面白くて魅力的なキャラクターになる。ファン増えるぞこれは。まあ既になってるけど。あとずっと練習していた滑舌が格段に良くなっているのを感じた。外郎売とこたち様様だ。できることが多くて全てが様になるからどんな演出付けられても対応しそう。これから色んなこたちが見てみたいな。
・アリリ・オルタネイト
イルル〜!!かわいい。さらっと色んな役やっちゃうこの子。時折見せる年上感がとても頼りになる。どんな役も自然だし、大きく動けるし、本当にポテンシャルが高い。もっともっとこれからその力が発揮されて言って欲しい。私が知ってるだけでは勿体ない。そして天才的なマイムを思いつく。これ書いてる直前の2ステで最高のマイムいきなりやっててやっぱりイルル天才って思った。
・佐々木モモさん
コロコロころーねさん。衣装めっちゃ楽しい!!これからも衣装入ります。それはそれとして。お上手やころねさん...子供が嫌になりつつある母ってのが少ない出番で伝わってくる。あ〜いるいるこんな母親って思う。実年齢より上の役ってどうしても違和感残ったりするけど、声や立ち姿、目線などでその違和感を拭い去っているのが誰にでもできることでは無い。あと、よく34期と話してくれる。オセロ形式で行けば何度34期ころねさんになったことか。いっそ34期に移籍しませんか?
・中津川つくもさん
つくもさん。これぞカメレオン。オムニ終わってから過去公演を見だしたけどどんな役見ても違和感ない。どんな役やっても「上手い」って人はいるけど、「違和感がない自然さ」まで持って行ける人はどれぐらいいるんだろうか。あと包容力やばい。ママ〜。次でいなくなるのが辛すぎる。そうだつくもさん、私の母になりませんか。そして34期ととなりましょう。
・宙稚勇貴さん
くうやさん。未だに次回公演で引退なのが信じられません。基礎まだまだなのに焦りますよ普通に。なんでいつもそんなに良いアドバイスくれるんですか。またくうやさんの演出でやりたいなって思いました。機会あったらいいな。あとキャスパ作りたくなった。教えてくださいね。 
・黍さん
演出様。神様仏様黍様。しあらさんと同じで、同じ脚本だったのに仕込み週の方がよく話した人。やればやるほど面白いなこの人ってなる。それは脚本も同じで、やればやるほど面白いなって思った。毎回袖で聞いて新しい発見や良い点を見つけられる。噛めば噛むほど美味しいスルメイカのように。黍さんの脚本と演出で出られて良かったなって思ってます。次は役者参加らしいから絡めたらいいな。絶対楽しい。
てか33期ってなんでこんなに絡んだら楽しそうって人が多いんだろう。
・大門宙羽
らしらしらし子。オペありがとう。キャスパ照明の手元初めて見たけど地獄だったね。でも楽ステらっしーがやってると思うともっと元気が出る。頑張るどん。
・荷電レプトン
オペありがとうパート2。場当たり2日目本当に笑った。元気出たぞ。真面目そうなのに面白いところきちっとあるの最高です。効果音多そうだけどファイトだドン。
本当に本当に楽しい稽古期間でした。絡みたかった人とも絡めて、もっともっと上手くなりたいなって思いました。黍さん、この配役にしてくれてありがとうございます。
次はかっこいい役やりたいな。あとキャスパ作りたい。
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usickyou · 2 years
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イルクーツクにて
 リカ・アンガラの支流が凍りついた朝、私と奏さんは出かけた。じゅうぶんに厚着をして、氷点下二十度の気候にも耐えれるようインナーにインナーを重ねてぶくぶくになった姿を見て少し笑いあった。  そこは私たちの仮宿の遠くにあって、市街地からも充分に離れているため、人影はまばらだった。もっとも、人工物より自然が濃く色づくこの地に暮らす彼らには慣れっこなのかもしれない。物珍しいというふうに人々が騒ぎ立てることもなく、ただ子どもたちだけが凍った川の上ではしゃぎまわっている。叩いても踏んでも割れない、それが楽しくて仕方がないのかいつまでもその分厚い氷で遊んでいる。飽きもせず、恐れもしない、そんな光の粒の数々を私たちはずいぶん風化の進んだ煉瓦造の橋から眺めていた。  突然、奏さんがくしゃみをする。くしゅと愛らしく、少女のように。  私より早く、彼女は「寒いわけじゃないの」と言う。見ればぼろぼろと涙をこぼしているので、私はその一粒ひとつぶを凍ってしまわないよう拭った。「とても温かい、そうですね」と答えると嬉しそうに笑って、朝もやをくぐり抜けた陽光みたいそっとかがやいた。  実際のところは、ひどく寒い。この街の(特に朝の)気温は尋常ではないほどに低く、私にとっては生まれ故郷のさらに高地、滅多に行くことはなかった佐久の気候にほど近く感じられたが、しかしその深度は比べようもない。しみる、と祖父母が発していた声が記憶の底よりぼんやりと甦り、肌に”しみた”。凍えとは沁みるのだと私の体は知った。そんなこと、心についてはとうの前より知っていたのに、その両者は私という存在のうちでまるで別々の生命であるかのように振る舞った。  それらがまだ一つであったころ。今はもう遙か遠くに感じられる。  温かな景色を心ゆくまで眺めて、奏さんの涙がすっかり止むと私たちは橋を渡る。小さな、小さな喫茶店で苦いコーヒーを買って、重たいコートを脱ぐとやっと深く呼吸をできるようになる。平日の昼間、生木の香りさえ漂う店内は人もまばらで、日本人の姿はよく目立つ。しかし、今の私たちは誰からもすぐに忘れ去られるようにできている。どこにいようと、絶えず二人きりでいられる。そういうふうにも、人は変わる。思うまま、願うそのままに。 「面談は、今日?」と奏さんが訊ねた。明日であることを伝えると、「そう。大事なことなのに、ちゃんと覚えていられなくてごめんね」と続けた。 「謝罪は受け取れませんが」私は答える。「面談、ではなく友人と会うだけですよ」 「認識の相違ね」 「それは、仕方のないことです」 「ばか正直」 「それも仕方ありません」 「ねえ、文香」 「はい」 「一緒に過ごせるのね」 「はい」  私たちは手を繋いだ。カウンターテーブルの下、ふたりの体でつくる影、誰にも見つからない場所でそっと。  窓の外では、古びた自動車や時おり過ぎる人のたてる白い煙がまたたく間に大気に溶けていった。その光景には厳然さがあった。よく澄んで、そうでないことなど許さないという荒々しい態度。  だからこそ、人々の姿やその営み、奏さんとの日々を温かく感じるのだとふと思った。
 街へ戻り私たちは争った。帰るのか、またはどこかへ行くのか。  寒いから、と仮宿へ戻ろうとする奏さんを説得するのは骨の折れる仕事だったし、実際のところ私もそうしたかったが、彼女にとっては数日ぶりの外出だった。人工照明や二層の断熱ガラス越しの日射しではなく、純粋な光に触れてほしいと私は思った。あるいは冷気の放射や駆けめぐるハスキー犬の激しい息遣い、膨張した氷雪が軋むとき起きる極小の稲妻など。 「さあ、どこへ連れていってくれるのかしら」と半分、私の思い違いでなければ奏さんは心の半分でいたずらに言う。それからもう半分で、「楽しみにしてるから」と雪をそっと足蹴にする。きらきらと光が舞う。 「落胆はさせません」と私はしっかり答えた。本当は行くあてなど持っていないのに嘘をついて、連れ出したくて、そればかりを考えていたから願いが叶ったいま私は空っぽだった。急いて何かを詰め込むには(または何かが湧き上がるには)、私はこの地を知らなすぎた。私は、彼女よりほんの少しだけ日々のうちでこの地を知ったにすぎない。  イルクーツク。私たちが迷子になったその地の名前。ひと月前、ひと月と二日と十四時間(二十分五十五、五十六秒……)前より私たちは迷い続け遠くへ来た。いずれまたどこかへ行き、しかし戻ることはもうない。  長く深い迷いの内にある、ほんの、ひとときの優しい迷子。  私は歩いた。奏さんに先んじて、行くべき場所を知っていてそこにまっすぐ進んでいるというふうに、ロッジを目にした遭難者のごとく力強い足取りで。彼女は隣を歩き、よく話した。こっちにはよく来るの? あの街角、映画のセットみたいね。こんなに寒くなかったけど、パリを思い出すわ。私は一つひとつに丁寧に応じた。シベリアのパリ、そう呼ばれる街の美しい景色は少しだけ私の味方をしてくれた。セルリアンブルーの外装に見事な雪化粧を施されたアパート群や、帝政ロシア時代から続くという貴族のラウンジのようなカフェ。その隣には土蔵に似た様式の、しかし冷徹でよく冴えた白磁の内面を持つ画廊。そして、この瞬間を逃せば二度と訪れない無数の出会いが息をする書店(覗いていってもいいのよ、と奏さんは笑う。私は、準備をしてまた伺います、と答える)。  しかし、それには果てがある。私が決めた。自らの嘘は、それがいかに微細なものであろうと通りを一つ過ぎるたび、角を一つ曲がるたび首をやわく締めつける。嘘をつけない、それをあなたは美徳だと言った。私は嬉しかった。しかしそれは常なるものではない。美徳は今、欠損に変わろうとしていた。まるであの、女神のなくした腕がエーゲ海の底より浮かび上がり泥にまみれた姿をさらすように。 「申し訳ありません」と私は告白を始めた。  しかし、奏さんがそれを遮った。しい、と立てられたその美しい指に私は、たったの一すじ、ささくれを見つける。 「角を曲がるまで、ね」と彼女は続ける。私は頷き、ふたたび先んじて歩き出す。運命づけられた瞬間を渡るように、きっと袖より舞台へ踏み出す一瞬と同じ決意をもって曲がった角の先には何もない。イルクーツクの彩り豊かな街並みが続いていて、少年が二人、サッカーボールを蹴りながら私たちを通り過ぎていった。  私は何も言えなかった。彼女は「散歩、楽しかったよ」と優しく笑ってふたたび涙をたくさんこぼした。始まってしまえばすぐには止まらないそれをぬぐながら私は、そう言えば良かったと、嘘などつかず何もなくともあなたとただこの街を歩きたいのですと伝えれば良かったと後悔し、またそれを思いつかなかったことに気づく。  涙がおさまると、私たちはタクシーを拾い仮宿へ帰った。遅い昼食にポトフやライ麦のパンを食べて、それからは穏やかな午後を過ごした。
 *
 凍りついたままの窓を確かめて、朝が始まる。わざわざ開いて極寒の外気を招き入れるつもりは毛頭ないが、それが開くか否かは私たちの生活に多大なる影響を与えた。  まだ眠っている奏さんを起こさないよ���、身支度を始める。狭い部屋だ。しかし寝食を共にするうち、彼女の琴線はゆっくりと理解されていった。たとえば、衣擦れの音は問題ない。水音も、バスルームを閉じればほとんどの場合そう。調理の音は、刃物やアルミボウルなどを用いなければ目を覚まさない。グラスは、グラスとなにかが触れ合う音はそれがどれほど小さくとも彼女の安寧なる眠りを妨げた。  プラスチックカップでのコーヒーは味気なく、苦く、目を覚ますには最適だった。あらかじめ用意していた具材を取り出し、配置を済ませる。深い眠りにいる彼女を確かめて、ローストポークやチーズ、レタスを挟んだサンドイッチで食事を手早く済ませた。連れ合いは『外套』。その心境はいかばかりであっただろうかと、このおそろしく凍える地にて少しだけ彼の無念に近づけたように思えた。 「出かけるの?」と奏さんが言う。少し驚いて、彼女がまだ現実の浅瀬にて滴をしたたらせていることを確かめると、私は「もう、時間ですから」と答える。「そう」とだけ答えて彼女は再びベッドより眠りの深い海へ潜った。  彼女の睡眠は、著しい不整にある。まる二日眠らなかったかと思えば、その後の三日間をほとんどベッドで過ごしたりした。しかし健康状態は、少なくとも肉体や数値に現れる部分については一切の問題がなかった。そういう生物になってしまったようだと、納得はできずとも私はそう理解した。たとえそれがどんなに受け入れ難くとも、生きるため人は順応する。それこそが人類の性質であると視野を広げ、ことの中心より焦点を外した。  私たちは、生きるため精一杯だった。  サンドイッチと念のための書き置きを残して、仮宿を出る。懸命に身をちぢこまらせて(雨雪が降らないことはせめてもの救いだった)、駅へ向かうと空港直通の路線バスへ乗り込む。運良く、なのか一つだけ空いていた座席に腰を下ろすとスマートフォンが震えた。それが着信であったため、鳴り止むのを待った。ずいぶん長くかかったが、折り返しの文言を入力しているうちにトークは届いた。 『たいへんです』『空港を離れます』とたて続けに、感嘆符や絵文字の類もなく。  茜さんらしくないと思った。  それほど何か逼迫しているのだろうと、『大丈夫です。私は空港へ向かっているのですが、どうされましたか?』そう返した。  返信までは、またしばらくかかる。 『連れ去られています』『大丈夫です、おばあちゃんの道案内です』 『本当に、大丈夫ですか?』 『大丈夫です!』 『現在地を、教えていただけますか?』 『やり方がわかりません』『ごめんなさい(泣きがお)』  私は、心がやわらいでいくと感じる。 『落ち着いたら、これを試してみてください』と、現在地共有の方法を送った。それから『バスを降りたら連絡します。困ったらすぐに教えてください』とつけ加えて、それが届いたことを確かめると、すっかり市街地を抜けて広々としたものに変わっていた景色を眺めた。薄雲の隙間よりいくつもの光帯が地平に降り注ぎ、きっと、そのいずれかの内に彼女がいる。あの小さな体で、言語や出自などものともせず、温かなたましいの鼓動で今も誰かを救っている。  こんなとき、人は泣きたくなるのだと思う。  その人がその人であるという、そんな単純なことが私を強く揺るがした。  自然と頬はゆるみ、一方で背すじは伸びて、一刻も早く彼女に会いたくなる。バスを降りるより先に位置情報は届いて(!)、私は空港にてタクシーを拾いその画面を示す。運転手が頷くと、北へ、広大な道を驚くべきゆるやかさで進んだ。道路の舗装がなくなり、木造の家屋が増えていき、辺りには農地や牧草地につきものの生ぐさい香りがたちこめた。決して長くはない、散歩にちょうど良いくらい道のりの先にその場所はあった。  白くくすんだ木の柵。枯れた立ち木の向こうには、さらにくすんだ白い外壁と淡い空色の屋根。一見しただけでは家屋と見分けがつかないが、そこには宗教建築だけが有する聖なる気配があった。ひどく薄く、それこそカザン大聖堂とは比べようもないが、祈りが呼吸をしている音が感じられた。  気がつけば、タクシーは走り去っている。  おそるおそる扉を開くと、湿った空気が流れ出した。事務所の倉庫や、それよりも西早稲田のある古書店が記憶の底より甦った。有機物から生じる微少なかび。どれほど追い払おうと無限に蓄えられる水分。何よりも、成熟した木材の心地良い香り。私は数秒でこの場所を気に入ったし、泥酔した司祭が影で倒れていそうな教台も世紀の犯罪者が罪を打ち明けるべき懺悔室も、一度愛してしまえば全てのものは好ましく映った。  そこで、ひときわ美しいのが茜さんだった。  茜さんは老婆に寄り添っていた。老婆は一心不乱に、自身にしかわからない(言語理解の問題ではなく、発音そのものが曖昧だった)祈りの言葉を唱えている。それが理解できるはずもなく、しかし茜さんは真摯にその声を聞いていた。意味ではなく、その奥にあるものを聞き分けようと懸命だった。今にも、もしかして既に廃棄された小聖堂に彼女は生命の熱をちりばめた。  私は、しばらくその様子をぼうと眺めて、背後で扉が開くとやっと目を覚ます。振り返れば、年老いた男性が息を切らせて立っている。彼は腰を曲げて、左足のみに体重をかける辛苦に満ちた歩き方で私を横切った。そうして老婆に声をかけると、次いで茜さんを呼ぶ。決して伝わらない言葉をいくつか話すとその手をかたく握って、深く頭を下げる。その意味は、私にもわかった。  そうして、彼は祈りをやめない老婆を引き連れて去っていく。彼は老婆の杖で幾度も殴られるが、それでも手を離さない。すれ違う瞬間、老婆が盲いていることがわかった。灰色に濁った目は私を、あまねく事物のことごとくを映していなかった。  二人は去り、私たちが取り残される。  茜さんはしばらく迷うようだった。視線が私やこの空間をさまよい、やがて今はもういない二人へ「ちゃんと、できましたか」とつぶやいた。   私は、歩んだ。彼女の放った熱の残滓を拾い集めると、「あなたは完璧です。いつも」と答える。そうして、ここは寒いからと来た道をふたたび辿り(途中で拾えればと思っていたタクシーは、一台も通らなかった)空港から中心市街へ向かう。そこで小さなダイナーに入り昼食をとると、色々な話をした。辺りが薄暗くなる頃に私たちは別れ、そして仮宿に帰ると奏さんの姿はなかった。
 *
 凍えている。何もかもが、私も奏さんもこの街も国も世界や宇宙の全て、スマートフォンを持つ手が震えている。彼女は応えない。コール音ばかりが続く。電源を落とすか室内に置き去りにされているか、だとしたら意味は明確だった。捜さないで。それならば、私は捜す。追いかけないで、そっとして、私を見つけないで。私は見つけだす。必ず。あなたがしてほしくないこと、してほしいこと、それらはかつて等しかった。  今、彼女は笑いながら涙をこぼす。  すべてがおかしくなってしまった。時は逆巻きに流れたりしない。地球は自転を続け、大地も空も水や草木も絶えずそこにあり、北緯58度の凍える地は人の命などたやすく奪う。しかし、私たちの何もかもは狂ってしまっていた。狂人の目には、世界が正しければ正しいほどいびつなものばかりが見える。  失うとは、そういうことだとやっと知った。  私は走った。仮宿の周辺や奏さんの知る場所、あるいは彼女がいてくれたらと、温かな湯気のたつマグカップを両手にした彼女に「待っていたよ」と笑ってほしい、そういう明かりの内にことごとく踏み入り、幾度もひどい落胆を味わった。そうして驚くべき早さで日は沈んだ。「どうか、どうか」と私はくり返した。そのたび立ちのぼる呼気はオレンジの街灯を浴びるとまたたく間にきらめく氷の細粒と化し、救われるように消えていく。それを眺めている。私は、気がつけば立ち止まろうとしていた。膝をつき、凍りついた根雪を掘り返し大地に口づけをする間際にいた。それでどうなるだろう。もしかして、運が良ければ命は助かるかもしれない。しかし私たちは終わってしまう。未だ鳴り続けるコール音はその瞬間に途絶え、育んだあらゆる実りは枯れ果て、私たちは今生の果てまで出会うことなくまた天寿を全うした宇宙が縮退し消滅するまで、それからも、二つの命は離ればなれになってしまう。  そんなのは、いやだった。  光を蹴りつけ、走った。どうすればいい、何もわからず、しかし私たちはまだ生きている。一歩ごとに脚の骨は砕かれるように痛み、寒気に喉を焼かれ、肉食動物に追われる野兎の鼓動をくり返し、それでも走り続けてはいられる。もしかして、とうに生ける屍であろうと、それでもまだ、私たちはまだ。 「終わっていない」と口にする。すると、その時が近いことが私にはわかる。北の空の星が一つ落ちると、地の底より伸びた骸の五指が足首を掴み私を引き倒した。  私は這いずった。立ち上がれなくとも走ることはできる。まだコール音が聞こえている、その合間よりぐうぐうという振動が雪を伝った。スマートフォンには通知が、茜さんからのトークが届いた。息を切らせた亀が兎を追い越すその速度でそれを掴み、名前を呼ぶ。すぐに彼女と通話が繋がると、「助けてください」と言う。あの老夫婦にとってそうであったように今、彼女は私にとって唯一なる神様だった。  うわごとのように全てを伝え、もう一度「助けてください」と言った。彼女の返事は私を立ち上がらせ、そして「茜さん、どうか」と通話を終えた。  再び走り出し奏さんへのコールを始めた(それはまだ繋がっている)スマートフォンにある位置情報が届く。リカ・アンガラ。私たちが眺めたような支流ではなく、市街地よりほど近くにある本流。人を生かし、包み込みまた滅ぼしさえする永遠の流れを私は目指した。茜さんがどのような手段、理由を持っているか、それは今置き去りにされた。明日、奏さんをまじえ三人で、あるいはより多くの人々と言葉を交わすことさえ私は夢に見た。それは希望であり同等の恐怖だ。  果たして、そこには橋がかかっている。たもとより等間隔に、ほの白い街灯がそれぞれ孤独に並ぶその途中に奏さんはいた。光と光の間隙、最も暗い場所に彼女は立っていて、手にした明かりに照らされた表情はぼやけて見えた。 「奏さん」と私は呼ぶ。その声は、数十メートルをたやすく越える。  彼女は顔を上げる。私を一瞥すると、スマートフォンに触れる。私の手のひらにあるそれのコール音がついに止み、『文香』と聞こえた。 「あの」と私が言い、『うん』と彼女が答える。それきりしばらく言葉は止んだ。私は息を切らせていて、凍りついた喉が砕けるように痛んでいて、未だ捜していた。彼女にかける言葉を捜していた。見つけました。心配をしました。何をしていたんですか。どうしてこんなところへ。寒くはありませんか。どこか痛みませんか。もう離れないでください。近くにいてください。あなたがいなければ私は無です。奏さん。私は、あなたが大切です。あなたの大切な人があなたを大切に思うより、それよりも、強く。けれどやっと、あの喪失より三十三日を経て私は初めて、「帰りましょう」と彼女に言えた。それはダイナーを出ようとする間際に茜さんが言ってくれた言葉であり、私の心臓で成長を続けていた病巣だった。  それが剥がれ落ち、血が吹き出す。ひどく痛めつけられた喉の奥より流れ出した血はゆっくりと体内を下り、生臭い、腐敗した金属のような香りとして脳を揺さぶった。嘔吐をしないように、せめて口内にたまった血を吐き出せばそれは漆黒の、この空の夜と同じ色をしている。 『私、祈っていたの』と聞こえた。彼女の声は今、限りなく近いまったくの別人のものとして聞こえた。『日付が変わるまでに文香がここに来てくれますようにって。叶うなんて、思わなかった』  そうして彼女は小さく笑った。私は、そんなものいらなかった。そんな、誰かの笑い声を聞きたくなかった。笑いながらこぼす涙を見たくなかった。奏さんに会いたかった。ずっと、そばにいながらも失われ遙か遠い世界をさまよう奏さんに会いたかった。  私は、あなたを捜している。 『ありがとう、文香』と彼女は言う。 「やめてください」と私は答える。歩き出す。しかし凍える大気が、とうに使い果たされた肉体が、私を阻害する。一歩はもう、絞首刑台を拒みながら登るような重みだった。 『出会えて良かった』 「聞きたくありません」 『楽しかったよ』 「そうではありません」 『あなたが好きよ』 「私たちに必要なのは、もっと」 『愛してるって、言ってくれないの』 「伝えます。あなたを抱きしめて、何度でも」 『残念』  そう言って彼女は欄干を乗り越え、すうと飛び降りた。それはあまりに優雅で、私に微塵の時間さえ与えてくれなかった。  私は名前を、呼ばなかった。応える人は、たった一人のあなたはもういなくなった。リカ・アンガラの冷酷な流れに還っていった。全てが終わったとわかると、心は可能性を旅した。もし、彼女に触れられていれば。朝、異変に気付いていれば。もっと早くから捜していれば。この街に来なければ。国を越えなければ。少なくとも日本にて暮らしていれば。誰かと共にいれば。ふたりきり��さえならなければ。失わなければ、失いさえしなければ、私たちは。  やがてそれすらも過ぎ去ると、放棄された肉体は地に伏し終わってしまった世界を眺めた。氷雪の上には、私のスマートフォンが転がっていた。その画面は、未だ通話を示していた。  まだ、繋がっている。  私はそれを耳に当てる。ほとんど感覚が消えているために、つぶすほどに押しつける。かすかな、規則正しく聞こえる何かの旋律にぼうとしたノイズが紛れると、私の体を青白い風がひと撫でした。 「奏さん」と呼んだ。応えはなかった。私は立ち上がり見下ろす。彼女が飛び立った欄干より、その光景を見る。彼女はそこにいて、泣いている。声もあげず、膝を丸めて。その体を、白銀の氷が抱きしめている。大いなる流れはせき止められ、彼女の命は還らなかった。終わらなかった。私たちは、まだ、続いていられた。  私は飛び降りる。彼女がしたように、そうして手ひどく体を痛める。凍えていて、また全身が絶えず鞭打たれるように痛んでいてどこがどれほど傷ついたのかは判然としないが、しかし、彼女も同じであることは容易にわかった。だから、私は彼女へ近づく。この薄い氷が(その下で流れる水の様子さえはっきりと見える)割れないことは、信じられた。  私は這いずり、時が流れる速度でやっと、彼女に触れた。彼女は泣いていて、もう笑っていなかった。彼女の涙があふれていた。それはこぼれては凍りつき、失われたものと混ざり銀の星になった。 「あなたを、愛しています」と私は言った。そうして震える手を、小指より薬指、中指、人差し指そして親指までを繋げると自然に手のひらが重なり、そのとき、彼女は声をあげて泣きはじめた。おそろしい、なくした心の半分を悼む叫び声を絶え間なくあげ続けた。  私は彼女を抱きしめ、まくしたてた。帰りましょう。私たちの仮宿へ。ひとまず眠り、朝には軽い食事をして、そうしたら出かけましょう。この街を、ただ歩きましょう。少し寒いかもしれませんが、大丈夫です。そう、あなたに見ていただきたい場所があるのです。それに、茜さんにも会いたい。たしか帰国は夜の便だと言っていました。三人で夕食、もしかして昼食になるかもしれませんが、ご一緒しましょう。その後はまた仮宿へ戻り、眠りましょう。そんな日々を、心ゆくまで過ごしましょう。そうしたら、それから。それから。  彼女はくり返し、一言ごとに頷き、帰りましょうとふたたび私が言うと「うん」と心臓で答える。ひとつ息をついで、「ありがとうございます」と私は言う。氷上の星が一度またたく。
 *
(from)
『my dear dark blue e.p.』 https://funenbutsu.booth.pm/items/1074856
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kimonoyamanaka · 3 years
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~ ベースと振袖 ~ いちばん大切な物と一緒のとき、 いちばん私らしくなれる。 ---------------------- こちらのお嬢さまが着ておられる振袖も「きものやまなか」にてお見立てさせて頂きました。 当店ではお嬢さまの美しさと個性がいちばん輝く晴れ着をご提案しております。 詳しくはプロフィールのURLより当社ホームページをご覧下さい ⇒ @furisode_yamanaka --------------------- #振袖 #着物 #きものやまなか #kimono #振袖美人 #きものやまなか振袖美人 #ベース #bass #音楽 #music #インスタ映え #うすピンク振袖 #うす紫振袖 #古典振袖 #名古屋 #日本 #japan #japon #japanesestyle #japaneseculture #lovejapan #japanlife #instagramjapan #成人式前撮り #振袖前撮り#前撮り #名古屋振袖 #名古屋市振袖 #振袖名古屋 #振袖名古屋市 (振袖 名古屋市 きものやまなか) https://www.instagram.com/p/CJVtxx-s9EY/?igshid=ct9hcrjgqsjd
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