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#俺の嫁ちゃん、元男子
jaguarmen99 · 2 years
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673 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2022/05/31(火) 11:16:39.70 ID:AL5ZhUiK [1/3]隣町のおっさんに不倫疑われた時が修羅場俺 30代前半俺長女 幼稚園年中おっさん 30代後半おっさん長女 幼稚園年中おっさん次女 未就園児ある日、俺仕事終わりに会社の駐車場で二人組の男に話かけられる男1「俺さんですか?」俺「はい、そうですが何か?」男2「お話したいことがありまして、お時間よろしいでしょうか?」何の話かはここではちょっと…って事で近くのファミレスでと言われ自分の車で男たちの車に着いていったファミレスにはおっさんが居て男たちは俺の横とおっさんの横に座った写真を見せられたおっさんの長女、次女、嫁、そして俺長女の写真写真見てびっくり!俺長女とおっさん次女そっくりだった俺長女とおっさん長女が同じ幼稚園で、運動会の時に俺長女を見たおっさん腰ぬかすほど驚いたそう俺長女は残念なことに俺そっくりだったので俺長女にそっくりなおっさん次女も俺にそっくりだったおっさんは俺とおっさん嫁の不倫を疑い興信所を使い俺のことを調べていた(男2名は興信所の調査員だった)676 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2022/05/31(火) 11:50:48.43 ID:AL5ZhUiK [2/3]身に覚えがない俺は知らぬ存ぜぬを繰り返したがおっさんは信じないだんだんとエキサイトしてきたおっさんを調査員が宥めたりしていた俺もいい加減頭にきたのでDNA鑑定でもなんでもしろよ!と強く言ったときハッとなって俺「アンタと次女のDNA鑑定はしたのかよ?」お「いや、してない」俺「まずはそこからだろ?それでアンタの子じゃなけりゃ俺が鑑定してやるよ身の潔白を証明するためにな」お「いやしかし妻に何と言ったらいいのか…」俺「そんな事は俺の考える事じゃねえだろ!それを確認もしないで興信所やとったのか?(調査員に)アンタらも確認しねえで俺のとこ来たのか?」調「いや、我々はあなたの身元調査と本日の立ち合いの依頼をされただけでして…」俺「とにかくアンタが鑑定しろ!結果次第では俺も鑑定してやるよ!住所も職場もわかってんだろ俺は逃げねえからよ結果は報告しろよ!」おっさんに言ってファミレスを出た679 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2022/05/31(火) 12:19:48.63 ID:AL5ZhUiK [3/3]後日、俺の携帯におっさんから着信(携帯の番号まで調べられてたw)近所のファミレスで会うことになったいきなりおっさん謝罪お「この度は大変ご迷惑をおかけしました!次女は私の娘でした!俺さんにはなんとお詫びしてよいか」検査の結果、おっさんと次女はほぼ間違いなく親子だとの事封筒を差し出してきてお詫びの気持ちだと言うが受けとらなかった実際俺長女とおっさん次女を並べたら10人が10人、姉妹だと思うだろうって位似てたしおっさん長女と次女は全く似てなかったおっさんの気持ちも分からんでもなかったのでその場で飯を奢ってもらって終わりにした鑑定は興信所の紹介で嫁に言わないでしたそう鑑定の費用と興信所の費用の総額を教えてもらってびっくり!原付バイクが2台買える金額だったよそれからしばらくしておっさん次女が小学生になるころには俺長女よりおっさん長女に似てきたと写真を見せられたで、それっきりおっさんの前途に幸あれ
続・妄想的日常
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bearbench-tokaido · 1 month
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四篇 上 その五
また、別の女中が、お茶をくんできた。 「もし、お客さん。お淋しけりゃ、女郎さんでも、お呼びなさいませ。」 弥次郎兵衛は、女中をキッとにらんで、 「ばかいうな。どうせ、石地蔵を抱いて寝ることになるんだろう。」 「ホホホ。変なことをおっしゃります。」 北八は、仕方がないというしぐさで、 「そんなら先に、風呂に入ってこよう。」 と、湯殿へ行く。
また、亭主が部屋に入ってきた。 「ところで、お客さま。今晩は、私どもに祝事がございまして、祝い酒でございます。一つお召し上がりくださいませ。」 と、言いながら、台所より、酒と肴を持ってくる。 弥次郎兵衛は、 「おかまいなさるな。で、どんなめでたいことがあるんだ。」 「はい、私の甥が、嫁を貰いまして、今晩が、婚礼でございます。 まあ、少々、やかましいかもしれませんが、なにぶんめでたいことですので、お察し下さい。」 と、いいすてて、立っていく。
そのうちに、北八が風呂からでてきた。 「なんだこりゃ。ここの計らいか。」 「ああ、なんでも、この家で、今夜婚礼があるということだ。 こりゃいよいよ、狐が本性をあらわしてきやがった。 やっぱり、水風呂へは、入らないでおこう。」 弥次郎兵衛は、腕を組んで一人でうなずいている。 「まったく、疑り深いもんだ。もう、いい加減にしなせえ。」 弥次郎兵衛は、そういう北八をじろりとにらんで、 「いやいや、油断大敵。どうせこの肴もこんなにうまそうに見えているが、大方、馬のくそや犬のくそだろう。」 「ああ、そうだそうだ。お前は、そこで見てろ。一人で食ってしまおう。 こいつはいい。遠慮なしにやろう。」 と、北八は、手酌で、さっさと飲み食いを始める。
弥次郎兵衛は、その様子を疑り深く見ていたが、北八があまりうまそうに食べるので、本来の食い意地がおこって、さすがに黙ってみていられなくなり瞬きしながら、 「いまいましい。美味そうにくいやがる。」 北八は、 「心配いらねえ。さあ、弥次さん。一杯飲みな。」 弥次郎兵衛は、我慢が出来ずに、 「いやいや、馬の小便だということはわかっているが、どれ、匂いをかいでみよう。」 と、北八から、盃を受け取ると、鼻に近づけて、 「どうやら、匂いは本物のようだ。むう、我慢が出来ん。ええ、飲んでみよう。」 と、ぐいっと飲んでしまう。 「酒だ。酒だ。こりゃ、美味い。どれどれ、肴はどうだ。 おっと、この玉子はどうも色合いが気にくわない。こっちの、海老にしよう。」 と、弥次郎兵衛は、かりかりと食べてしまう。 「こいつは、本物の海老だ。美味い。」 と、ひっかけひっかけ、差しつ押さえつさっさっとのみかける。
そのうち、台所のほうから、ガチャガチャと騒がしい音が聞こえてきた。 どうやら、例の婚礼が離れの座敷で始まったらしい。 高砂の声も聞こえてきた。 「四海波静かにて、国も治まる時つ風、枝を鳴らさぬ御代(みよ)なれや、あひに相生の松こそめでたかりけれ。」 「やんや、やんや。」 と、北八は、手を叩いて囃し立てている。 「いや、こりゃ、やかましい。」 弥次郎兵衛は、手に持っている盃をぐいっとあおると、手酌で継ぎ足しながら言う。
「やかましいはいいが、お前は、さっきから盃を持ったままだ。 ちっとはこっちへ回しな。さっきは馬のくそだの、小便だのと言ってたのに、今は独り占めしてやがる。」 北八が、弥次郎衛衛から、酒を取ろうとする。 「いや、俺は、本当に化された気になっていたんだ。 今思えば、そうでもね。とんだ、苦労をしたもんだ。」 「ふん、お前の苦労に比べたら、俺は、縛られてへんてこなめにあったわ。」 と、二人は顔を見合わせて笑いあう。
また、台所から、膳が出てきた。 支度をする女中をみていると、又、奥の座敷から歌が聞こえてきた。 「千代もかわらじいく千代も、栄え栄えうる松香の、ふたばの竹のよをこめて、老となるまでと結ぶぞ楽しかりける。 めでたいめでたい。天下一の嫁を取りました。」 と、手を打ち叩き、騒ぎ立てる。
そのうち、女中がやってきて、 「あなたがた、もう、お床を敷いときましょうか。」 と、その辺りを片付け出す。 弥次郎兵衛は、残った酒をあおり、 「そうだな。そうするか。」 と、北八のほうを見る。 北八も、うなずいて、 「ところで、女中さん。祝言は、もう済んだのかい。 お嫁さんは、さぞ美しいんだろうな。」 と、聞く。 「ええ、そりゃもう。それに、婿様もいいおとこなんですよ、これが。 嫁様も美人だし、もう言うことなしですよ。でも、お客様はお気の毒ですね。」 弥次郎兵衛は、怪訝な様子で、 「へ、なんで、美男美女の婚礼が俺の不運になる。」 「だって、あちらの座敷で、寝ることになりますから、聞きたくなくても、聞こえてきますよ。」 弥次郎兵衛は、顔をしかめて、 「なんだ、なんだ。そんな連中と隣りあわせか。閉口する。」 北八も。 「こりゃ、寝られないかも知れないぞ。大変大変。」 「おめでたいことですから、どうぞ、我慢してくださいな。ホホホ。」 と、女中は、おかしくて仕方がないと言うふうで、出て行く。
しょうがない。 早く寝てしまおうと、二人は、横になったのだが、隣の座敷から音がこきこえてきた。 どうやら、例の婿と嫁が寝にきたようだ。 ひそひそと小さな声で話をしているらしい。 この二人は、昔から付き合っていたのか、いちゃついている様だ。 時々、嬌声を上げたりしている。 その様子が、手にとるように聞こえる弥次郎兵衛と北八は、寝ていられず、 「まったく、お前は、とんでもない目にあわせる。」 弥次郎兵衛は、小さな声で、北八をなじる。 北八も、弥次郎兵衛の非難にこたえる気にもならなくて、 「本当だ。悪い宿を取ったもんだ。人の気持ちも知らないで、なんだか、仲睦まじい声が聞こえてくる。畜生め。」
と、急に静かになった。弥次郎兵衛は、 「さあ、話し声がやんでしまったぞ。いよいよか。」 と、だんだん、布団から這い出してきて、隣の様子に聞き耳をたてていた。 そのうち、どうせ寝られないのならと、弥次郎兵衛は、そっと起き出してふすまの隙間から、隣を覗いてみる。
北八も、その様子に裸のまま起きてきて、 「おい。弥次さん、嫁さんは、美しいか。俺にもちょっと見せてくれ。」 と、弥次郎兵衛を押さえこもうとしながら言う。 「こりゃ、静かにしろ。これからが、肝心なところなんだから。」 北八���、肝心な所ときいて、きがきではなく、 「どれどれ、俺にも、見せろ。」 と、ひっぱる。弥次郎兵衛は、 「おい、引っ張るな。」 と、頑として動かない。 「いいから、ちょっと、どいてくれ。」 と、夢中になっている弥次郎兵衛をどけようとして引っ張るが、ますます力を入れて、意地を張る。 引いてもだめなら押してみようとすると、それでも、弥次郎兵衛は、どかない。 そうこうしているうちにはずみで、ばったりと隣の座敷に、ふすまごと倒れこんでしまった。 二人は、ふすまの上で転げまわっていたがはっと、我に返ると自分たちが倒れこんだふすまの下で、もごもご動いてる婿と嫁に気がついた。
「アイタタタ。なんだ。こりや。いったい誰じゃ。なぜ、ふすまを倒したんだ。」 と、跳ね起きたが、運の悪いことに、灯りをひっくり返してしまった。 そのため、辺りは、真っ暗闇になってしまった。 弥次郎兵衛は、チャンスとばかりに、自分の寝床にさっさともぐりこむ。 北八の方は、まごついて、かの婿に捕まり、仕方なく、 「いや、ごめんなさい。便所に行こうと思って、つい、つまずいた。 だいたいここの女中が悪い。 座敷の真ん中に灯りをおいておくから、それにけつまずいて、本当に悪いことをした。 ああ、小便がもりそうだ。 はやく、行ってこよう。ここをはなしてください。」 黙って聞いていた婿は、 「いやはや、あきれたお人じゃ。嘘をつくならもうっちょとましな嘘をつけばいいものを。 ほれ、寝巻きも布団も、油だらけになった。おおい誰か、来てくれ。」 と、大声で呼び立てる。
その声に台所から女中が、火をともして来て、そこらを片付けると北八もすることもなく、倒してししまったふすまを元に戻すと、平謝りしてやっとのことで許してもらい、もとの寝床におさまる。 弥次郎兵衛は、その様子を見ていて、おかしくふきだして、
寝て聞けば やたらおかしや ふすまらと 共に外れし あごの掛け金
北八も夜着うちかぶりながら
新婚の 寝ているところを かぎまわり 我は面目 失いしとて
などと、言って、二人で笑いあった。 そのうち、双方とも、静まり、ただ、いびきの音だけが、響いてきた。 夜も更けていった。
四篇 下へつづく。
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canarycradle · 3 months
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鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
事前情報
水木という片目に傷のある男と、身長がでら高い着流しの男がいる(愛妻家らしい)
私が好きそうな男が出てくるらしい(オサダ?)
感じたこと、覚えてることだけ。まとまりはない。
出だしは正直あんまりよくわからなかった。猫娘が今風のキャラデザだったから、あ、1番新しい方の鬼太郎なんだな〜とは思った。
野沢さんの目玉親父初めて聞いたのでびびったけどそんなに違和感はなかった。
過去編。まず水木の声が生身の男っぽくていいなと思った。
そりゃあもういい声なんだけど、何というか、絶妙な「身近なところにそう」感。
等身も高すぎないし、絵柄は新しいんだけど昭和みを感じる。いい。
親父が出てきたら声が良すぎて、またその対比が良い。めちゃくちゃに異界。際立つ。ありがとうキャスティング。
電車の中の女の子が人形を持ってて、あれ冒頭のやつじゃんと思う。えっこの子…大丈夫ですか???
沙代お嬢様。木陰で立ってる。あっなんかここ二次創作で見たことある気がする。
出世するために来た水木に頬を染めるお嬢様かわええなあと思ったら急に真顔になる。何……?横溝正史感じる。
トンネルを潜る時、屋敷の敷居を跨ぐ時の足元のカットが印象的。境界を跨ぐ瞬間の演出なのかな〜。
立派な屋敷だけど斜めに写すのが気持ち悪くていい感じ。
まあ、こんな迷信深い山奥の名家で、入婿は跡は継げないわな。知ってた。タイプの違う三人姉妹。仲悪そう。横溝正史じゃん(二度目)
時麿が当主に決まって号泣してる時、左目がピクピクっと痙攣?したのが気になった。気のせいか?沙代お嬢様に向けてる目が嫌だわ〜。直前に「妻も取れずに…」って言ってたからあーこいつなんかやらかすなと思った。
被害者が片目を抉られまくってるのを見て、あー、隻眼やら片足やらは異界の住人の象徴だったなと思う。そういえば鬼太郎もゲゲ郎もそうだわね。あ、そう思うと、水木が片目に傷を負ってるのもそっちに片足踏み入れてるって暗喩なのかな。
時ちゃん可愛すぎる。ゲゲ郎に「ごめんなさい、わからない」って謝るのを見てめーちゃくちゃ賢い子じゃんと思った。わからないで、拗ねる怒る泣くみたいな大人いくらでもいる。めちゃくちゃ未来志向。めっちゃいい子。こんな村にいちゃいけねえ…
私は妻を溺愛している男が大好きなので、ゲゲ郎のおのろけだけを無限に聞いていたい。
水木とゲゲ郎が墓場で話してるシーン。ゲゲ郎がいいやつすぎてにこにこしたし、なんだったらこのシーンが1番好きだったかもしれない。ゲゲ郎のおのろけだけを無限に聞いていたい。
ゲゲ郎が裏鬼道集と戦ってるシーン、線がぬるっとしててめちゃくちゃ動いて気持ちよかった。1番好みなのは水木とゲゲ郎の墓場で酒盛りシーンだけど、ワクワクしたのはこのシーン。ゲゲ郎がなんかすごい力を発揮するんじゃなくて肉体戦闘派なのがすごく良かった。手摺で刀を受けるのかっこよすぎんか?狡い。これは嫁も惚れる。
そのあとはなんか記憶が曖昧である。
地下であの人形を見かけて、ウワあの電車に乗ってた人たちもここで亡者にされてるの…?どうやって…?とモヤモヤした。
沙代ちゃんのくだりはやっぱ横溝正史じゃん(三回目)ってなった。トンネルに置いてくればよかった…という気持ちと、置いてきたらみんな死んでたな…という気持ちで葛藤している。なんとかして幸せになれるルートはなかったんか?沙代ちゃんの肩身だけでも外に連れ出してくれ、とも思ったがそれも俺(水木)のエゴなのかもしれない。というか水木はやらなそう。
血で染まった桜がCGでゆらゆらするの、気持ち悪くてとてもシーンにあってた。なんか全体的に、逆光とか顔に照り返す赤とか青とかのライティングがめちゃくちゃ好みだった。1番印象に残ってるのは禁域の島のシーンかなあ…と思い出しながら見ていた。
水木が斧でめちゃくちゃ根っこ切ってるけど大丈夫?それ、めちゃくちゃ流血してるけど。囚われてるゲゲ郎の奥さんにダメージ行かない?と心配になるなどする。まあ、夫が止めてないし大丈夫か。
地下研究所のシーンといい、井戸の底のシーンといい、展開がやや早くて飲み込みにくい。土蔵での会話とか、墓場での酒盛りとか、川辺での幽霊族の歴史についての話とかその辺が丁寧に描かれているから余計になんか…温度差を感じる。(だから親父と水木のカップリングが人気になるのか〜)(他人事)
個人的には既婚者が絡むカップリングを好んで摂取しないのでその辺はわからない。ゲゲ郎と嫁の話が欲しい。
この辺りで、なるほど!水木はボロボロだけど、ここでMの血液製剤飲んで時貞に対抗するのか!奥さんや村の人を犠牲にしたアイテム…でも時貞を倒すためには…?!とか思っていた。違った。
時貞翁が狂骨に飲み込まれて、すり潰される時、「それ時ちゃんの身体……!!!!」って思った。内心、お願いだからビビり散らかして時ちゃんの体から離れてくれ、なんとか時ちゃんを救ってくれと願っている自分がいた。
ブレスレットが急にちゃんちゃんこになってびびる。それそんな由来だったんです?「ご先祖様…」のセリフはなんか唐突感あるなと思った。
ゲゲ郎は水木に「これがあれば大丈夫」ってちゃんちゃんこ着せてて(着せてたよね?)、水木は嫁さんに着せてあげてたのでこいつらの優しさ好き。男前。と思った。
水木はこの件の記憶無くすんですね…。何で…?ひどくない…?
いや、沙代さんにとってはこれは救いなのかも。
アナログ風漫画のエンディングがとても良かった。ちょっとよくわからなかったんだけど、記憶がない水木がゲゲ郎夫妻に出会う→一旦は逃げる→なぜか気になって戻ってくる→夫婦は死んでる→妻だけ埋葬する(何故?)→妻の亡骸から鬼太郎が生まれる の流れ…?
伏線いっぱいだし、明言しない範囲でしっかり回収してくれてて気持ちよかった。すごく好き…?と言われると難しい。別の作品追ってる人だったらもっと楽しいんだろうなと思った。昔の砂かけ婆とか一反木綿とかが出てくる時代の鬼太郎しか知らんのよ。機会があったら別の作品も読んでみたいなくらいの気持ち。
そういえば長田あれか。胡散臭い細目だったら好きと思われてるのか私?!なんかいちいち長女を庇うシーンが目について、時貞の命令で三女と番ったけど、実は長女の方に情があったのでは?という印象を受けた。知らんけど。長田が実は妻のこと愛していたみたいな話があったらそれはそれで好きです(現金)
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nogoodlife2nd · 4 months
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C103お疲れ様でした
冬コミケお疲れ様でした!
nogoodlifeに来てくださったかた、声かけてくださったかた、差し入れくださったかた、スケブ頼んでくださったかた、諸々本当にありがとうございました!!!
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自分的には前回の夏が3年ぶりで今回も久々の冬コミケだったけど、前回に引き続き「久しぶりに来ました!」って言ってくださる方もいてめちゃくちゃ嬉しかったです。夏出てたの知りませんでしたよ!?とかね、告知不足ですまぬ……すまぬ………!!!みたいな会話したりしたんですけども、見つけて来てくださって本当にありがとうございます、嬉しい、こういうやり取りがあるからコミケやめらんねーよと思いますね。
あと5年ぶりにコミケ来たんですって方が連続でいらっしゃって既刊ごと買って行ってくれたりして、自分は時間止まりがちなんで感覚狂っててアレなんだけど、5年ってわりと長いよな!?それでもまた思い出して来てくれるってほんとありがたいです、ありがとう……いつも来てくださるかたもありがとう、新しく来て全部1冊ずつくださいしてくれたかたもありがとう………!!水のようだとかもうさすがに出ないだろと思ってあんまり持っていかなかったんだけど、持ち込み分なくなってしまって嬉しい誤算でした。
あれも冷静に思い返すと初版が2014年とかだから10年近く経つんかよって、なに最近出した本ですよみたいな顔で並べてんだってはなしなんだけど、改めて読み返したらめちゃくちゃ良い漫画でなんかワロタ。今こんなん絶対描けねーよとか思ってしまった。
水のようだまではいかなくとも、過去の自分と張り合える程度にはもうちょっと頑張らんとな、と反省しました。頑張ります。
以上ありがとうコーナーでした。
コミケの度にありがとう嬉しいみたいな正の感情でメンタル持ち直す、これがあるおかげでなんとかなってます。最近の自分の漫画(を描く行為)がマジで上手くいってない自覚があるので、特にそう思う。いつもありがとうございます。頑張ります。
書店委託も毎度遅くなって申し訳ないですがやる予定ですので、コミケット来られなかったかたも是非読んでいただけると嬉しいです。
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新刊は、とにかくまず時間がかけられなかったことを謝りたい。すみませんでした………。
元々筆が進んでなかったところでチバが死んで、なんか好きだったバンドのこととか色々考えちゃってめちゃくちゃ落ち込んでさらに描けなくなったんだよね。でも逆にそのおかげで(?)これはちょっとキモいから絶対表に出さんどこ、って思ってた内容の漫画を感情のままに出せたから良いのかな、いや、良いのか………???
なんか、自分キモいか???って思っちゃったんですよね、最近の漫画全部そうだけど、オリジナルキャラクター出して好き勝手描くのキモくないか??って、いや実際キモいんだけど、これ一般的に見て不快だったりするんじゃないかとか急にビビってなんも描けなくなっちゃって(今更………???)(ちなみに顔無しモブにしない理由は2個前くらいの記事に書いてるんですけどそれも含めて。)
いや最近インターネット怖くないっすか、匿名掲示板とかじゃなく作者に直接見える形でガンガン負の感想ぶつけてんの怖すぎなんだよな、しかも素人の漫画にすらそれやってるの見るとそんなんもう戸締まりしとこってなる。(逆にコミケットはそういう恐ろしい人たちが来ないから安心できるんですけど。)
でも結局、自分が見たいのが、春香の、ファンに対する顔だったりするわけで、それは既存のプロデューサーさんだったりとか同僚アイドル相手では見れない顔じゃん。クラスメイトに向けられる顔だって、それはそこでしか見れないはずだから。その意志が変えられないんだったら、誰にどう思われようと気持ち悪くともやるしかねえんだよ!!!って。
今まで普通に男性向けジャンルの文脈というか、懐かしいけど俺嫁文化みたいなものをベースに生きてきたので、キモいかも??とか変に気づくまでは何も気にしてなかったんですけどね、言い方悪いけど、エロ漫画の竿役は汚いおっさんがイチバン好きですみたいなもんなんだよな結局。フツメン相手の純愛モノが好きな人は最初っから汚いおっさん読まないしな。
今自分の漫画を読んでくれてるかたは、キモいけどそれが好き!と思ってくれてると好意的に解釈して、今後もやっていこうと思います。思いました。
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でもなんだかんだ新刊の内容は気に入ってて、自分では結構好きです。しょうもない話しだなとも思うけど、なんか内容がかわいい。
あと春香がめちゃくちゃかわいい。かわいくて久々に「なんで男描かなくちゃいけねーんだよ」みたいな気持ちになった。いや福田も描いてて楽しいから良いんだけど。でも描き方全然忘れてた。ごめん。
これはどうでもいいネタバレですけど、最後のほうで思わず本音が漏れるシーンが特に好きです。春香かわいいよな、わかるわかる。
なんか、なんでコイツこんなに春香に悪態つくんだよ……とかふつーに思った。いや好きな女の前ではかっこつけていたいタイプなんで最大限かっこつけた結果がこの態度なんだけど。そんなんだから上手くいかんのよな。とも思うし。でも根っこの部分で、春香にはもっと相応しい相手がいるんじゃないか、もっと「良い」人間じゃないと春香を幸せにはできないんじゃないか、みたいに諦観しちゃってて、それがああいう言動に繋がってしまってる気はする。かと言って完全に諦め切れるかって言ったらそれも無理で、ほんとは全然春香と両思いになりたいし誰にも渡したくないし普通に付き合ってイチャイチャして手繋いでデートだって行きたいしそれ以上の関係にだってなりたいに決まってんだよなあ!!!!!?!?!!!!!なあ!!!!!!!!!!
だから少しでもそんな気分を味わいたくて、けど絶対無理とも思ってて、あと単純に恥ずかしくて、夢オチにしたのは逃げですね。完全に。描きたいよそういう漫画だってさあ!!!!!キスくらいしたかったって!!!なに日和っちゃってんのダッサ。ただ本当に恋仲になれたとしたらそこで見た景色は自分だけの特別っていうか人様に見せるもんじゃなくなると思うので絶対描かないと思いますけどね。(は?????)
春香に対して理性保てなくなったって話しもそうなんだけど、そうやって好き勝手に振る舞えるのも単純に福田が子どもだからってのはあって、そういう意味では馬鹿みたいに動かしやすかったし感情ぶつけやすくて助かった。タカナシくんじゃこうはいかんよ、大人だから。
まあどっちの立場が上とかないけどね、ある部分では勝っててある部分では負けてるでしょ、お互い。そんで結局どこの世界線に立ってもプロデューサーさんには勝てないってワケ。あなたが私の最後の男ってワケ。(※英傑大戦というゲームに出てくる常盤御前というキャラクターの台詞です。)
ただどの立場にせよ、恋愛できるかもって踏み出そうとするとき絶対「今はアイドルじゃない」って条件守ってるのめちゃくちゃキモい律儀で良いよね。これ自分無意識でやってるのに気づいて笑っちゃった。そこに縛られてる限り、本当の意味で好き勝手に振る舞うのは一生無理っすよ(笑)あ〜あ、アイドルオタクのつらいとこね、これ。
長々言い訳しましたけど、コミケットの会場で、The Strokesみたいな雰囲気の海外のおにーさん(例え下手かよ)が、新刊立ち読みしながらだんだん笑顔になってニコニコしたまま買って行ってくれたの見て、こういうのでいいんだよ………!!!ってなったんですよね。
天海春香、かわいい、好き、以外に言うことなくないか。極論。
今回の本はまあ薄いしそんなカンジで軽く読んでもらえればなあと思います。
また次は少し長い漫画描きたいです。
タイトルはスパルタローカルズの「まぼろしforever」から取りました。
youtube
最初のプロットでは全然夢オチに意味持たせようとか思ってなかったんだけど、歌詞の「劇的な夢を見た」「朝目覚めたら全部忘れていたけれど」がめちゃくちゃハマるなあと気づいて上手いこと収まったカンジです。まあこんな明るいテンションの漫画じゃ全然ないけど。
君の全てを忘れることが 出来たとしても しんどさなんか変わらんぜ
結局これなんだよね。無かったことにしてもしんどいんだったら、好きでしんどいままでいいよずっと。
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xxxcuriosity09 · 6 months
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【映画】名探偵コナン
劇場版『名探偵コナン』がアマプラで公開してたので全部見返したついでに一言感想を書いたときのまとめだ!!
………
1997年『時計じかけの摩天楼』 白鳥刑事が出る。いろいろ言われてる犯人だけど若いころの作品爆発したくなる気持ちはわかる
1998年『14番目の標的』 「毛利さんは(自分の関係者が襲われてるのに)平気なんですか?」「私が狙われるのは5番目ですから!」サイコパスか?
1999年『世紀末の魔術師』 平次、和葉、哀ちゃん、高木刑事が出る。怪盗キッドが変電所爆発して大阪一体を停電させてるんだが。怪盗ではなくテロリストでは
2000年『瞳の中の暗殺者』 佐藤刑事、千葉刑事が出る。あの人死にの出たジェットコースターまだ動いてるんだ…
2001年『天国へのカウントダウン』 トメさんが出る。小学生のアフレコここから? 人員不足のため自ら狙撃するジンニキが見られる。まだまだすかすかなのに定員オーバーになるエレベータ。南斗のシェルターか?
2002年『ベイカー街の亡霊』 俺と新一はホームズについて解釈が違うからよ、お互い関わらない方が賢明…だよな? 蘭姉ちゃんが新一から吹き込まれたホームズ知識だけで無双するのすごい。興味ないことよく覚えられるな 
2003年『迷宮の十字路』 白鳥警部の声が変わった。京都に住んでるのにまるたけえびすの歌を知らなかったのでこの映画を見てあわてて覚えました。同じ京都住みの友人もこの映画を見てあわてて覚えたと言っていました
2004年『銀翼の奇術師』 神奈さんと三木さんがゲストキャラの声優で出てる。2003年にすでに松田と萩原で本編出てるのになんで??? 
2005年『水平線上の陰謀』 最後の蘭姉ちゃんのピンチ展開必要だった? また神奈さん出てるので前作のはたまたまなのかもしれない…
2006年『探偵たちの鎮魂歌』 当時白馬くん見に映画館に行ったのに白馬くんじゃなかったのでがっかりした。黒の組織より先に新一を見つける一般犯人すごない? ジンニキもがんばって
2007年『紺碧の棺』 サメ映画。チキンレースする佐藤刑事と煙草吸う高木刑事が格好良い。コナンくんが携帯電話を持ち始める
2008年『戦慄の楽譜』 佐藤刑事狙撃つよつよ。格好良すぎる。音痴なのに声で電話かけられるのもおかしいが数十m先の受話器に声が届くのもおかしい
2009年『漆黒の追跡者』 電話してるのに声かけてくる和葉、やばい女すぎる。アイリッシュなんで死んでしまうん…
2010年『天空の難破船』 テンポが良くてすき。南港に鈴木財閥のタワーあんの? やめて?? 飛行船の窓から放り投げたはずの子供がいつの間にかまた飛行船に乗り込んで来てて、犯人グループは恐怖したやろな…
2011年『沈黙の15分』 方言成分が多くて良い。同じ顔のおじさんが二人いる。ダムが爆発してるので被害規模はでかいはずなんだけどなんとなくスケールが小さいなと感じてしまうのはダム近辺だけで話が終わるからか。記憶喪失の男の子の手を引いて走ってあげる元太やさしい
2012年『11人目のストライカー』 梓さんが出る。カズの夢小説あり〼。サッカー選手より子供の方がアフレコが上手い。この世界爆発予告多すぎ! 真田〜〜〜!
2013年『絶海の探偵』 コナンくん正義のためならなんでもやっていいと思ってるので迷惑すぎる。頻尿でもある。クラウドサービスの説明が入る。そして当たり前のように不正ログインしてる。なんで??
2014年『異次元の狙撃手』 世良ちゃん、沖矢昴、FBIの三人が出る。コナンくんがながらスマホのせいでスケボーで車道に突っ込む。この内容でよりによって綾小路警部も出る。映画館で見たかったなこれ
2015年『業火の向日葵』 改めて見ると、自殺か他殺かとか十二使徒とかポイントポイントはおさえてるなあと思いました。急にゴッホとゴーギャンの仲良しエピを挟まれて喜んじゃ��た。鈴木財閥ってどこに金あんの?? どういうわけか新一とキッドは顔立ちが似ているらしい
2016年『純黒の悪夢』 あむぴ、風見、水無怜奈が出る。ラムが喋る。風見がボコられて始まりボコられて終わる。ジンとウォッカのカウントダウン芸コマ。「地上は闇に包まれやしたぜ」。阿笠博士がさらっと発信元偽装してメール送っとるが。あむぴって赤井さんのこと「あなた」って呼んでたっけ。あんなめちゃくちゃになったのになんで死者1名なんだよ
2017年『から紅の恋歌』 紅葉、伊織が出る。爆発に始まり爆発に終わる。テレビ局から脱出するときずっとやかましい和葉ちゃんかわいいね。京都泉心高校の元ネタわからんくやしい。伊織って何者なの
2018年『ゼロの執行人』 黒田管理官が出る。小学生と普通に世間話すな。あれもこれもIoTテロだ! ハッキングの話してるのになんで家電へのハッキングの可能性に気づかないんだ? 犯人の動機がやばい
2019年『紺青の拳』 物防は高いけど魔防は低い京極真。傲慢チキお��さんの銃シャブもうちょっとちゃんと見せてほしかった。みんな戦闘能力高すぎ
2021年『緋色の弾丸』 メアリー、羽田秀吉が出る。蘭姉ちゃんにされるがまま服脱がされるおっちゃん好き。英語話せる言い訳に学校の授業が出る。ひつまぶし食べてるおっちゃんと哀ちゃん良…。どういう流れでこの二人でお昼食べに行くことになったんだ。ジョディ先生のこと先生だったから「先生」って呼んでるだけなのに謎の協力者になってるの好き。雑に扱われて喜んでる哀ちゃんかわいいね
2022年『ハロウィンの花嫁』 松田、萩原、伊達、諸伏景光が出る。萩原なんで死んでしまったん…。めちゃくちゃやってるあむぴたちがよかった。「諸伏景光も来ないということはおそらく…」って言われるのつらいね。コナンくん灰原さんがロシア語話せるのは少々やりすぎでは。あむぴは…まあ…
2023年『黒鉄の魚影』 コナンくんが正義の名の下にめちゃくちゃやる。男気があったのは良かった。灰原さんの話なのに少年探偵団が活躍しないのでちょっとがっかりした
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shukiiflog · 6 months
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ある画家の手記if.97 雪村絢視点 告白
「みんなで初詣いこうよ」 元旦の朝。俺が早起きして作ってたお雑煮を三人で朝食に食べてたら光さんが言った。
食べる量も食事の回数も三人バラバラだから俺たちはいつもそれぞれ好きなときに食事してるんだけど、昨日の夜はなんとなく話に聞いてた年越し蕎麦ってのを俺が「こんなんかな?」って想像しながら作ったら、三人で一緒に食べることになった。 俺のイマジナリー年越し蕎麦は(態度に出てないけど)真澄さんにウケてた気がする。光さんは初めて食べるらしくて感心してた。 ここに来たとき俺の食べる量について小食な光さんは意外にもびっくりしたりはしなかった。「むすこが親とはんたいがわにふりきれてる」ってなんか嬉しそうにクスクス笑ってた。 年末に差し掛かってきた頃から光さんが 「こたつにみかんをのせたい。」 「こうはくというものをみたい。」 って真澄さんにいろいろ打診して、真澄さんは一番でかい毛布で簡易こたつみたいなの作ったり、俺と光さんで果物屋までみかん買いにいったり、 で、昨日の大晦日の夜にほとんどオブジェになってたテレビを暗い部屋でつけたらチャンネル合わせる間もなくテレビの光量で光さんが敵から攻撃受けたみたいに倒れて、紅白ってやつは無理だった。 俺も温室育ちの世間知らずだと思ってたけど光さんには負けるかもしれない。
「初詣、ってみんなで神社とか寺とかに新年の挨拶に行くみたいのだっけ」 本家ならこの時期は普段はあちこちに散ってる親戚中が帰省してきて新年の挨拶したり食事したりかなりカオスな空間になるけど、俺はそういう席に呼ばれたことほぼないし、正月の雰囲気とか味わい深さみたいなのは多分知らない。 「みんなで着物きていこう。真澄も絢も着物にあうよ」 俺たぶん着物ちゃんと着たことないかも。
てことでその日にレンタル着物屋に三人で出かけた。 街中にも今日はけっこう着物とか着てる人多くて、着こなしを参考にする。 試着させてもらってて、着物を汚さないように着てきたパーカーの上から試着してたら「そんな着こなしもお似合いですね」って言われて、俺は中にパーカー着たままのコーデになった。 光さんが「おはしょりのながさがやばい。袴のサイズがない。」って真顔になってたから、店を出たあとに普通の服屋に寄ってかわいいふわふわした巻きスカート買って袴のかわりにした。 真澄さんは着物一枚着ただけでなんかすでにサマになってて、光さんと二人でどうにかここから今どきっぽくいじれないかって思考錯誤して、真澄さんが着てきたロングコートを羽織りみたいに袖通さないで肩にかけたらちょっとポップな感じになった。 三人とも肌があんまり強くないから下駄とかが履けなくて、真澄さんはブーツ、俺はコンバース、光さんはサボ。 着崩し的にこれでセンスがどうなのかは正直よくわかんないけど、色合いだけなら綺麗な組み合わせだと思う、多分。
近くの神社に行ったら、人だらけだけど自分たちのペースで歩ける程度の賑わいで、たくさんお店とか出てて、参拝するだけじゃなくて遊べそうだった。 見たことないお菓子とかおもちゃとか売ってる…   真澄さんが得意そうなの見つけた! 「真澄さん、あれやって!」 射的のお店を指差しながら真澄さんの着物の袖をひっぱってねだったら、俺がほしいって言った景品一発で狙い撃って取ってくれた。お店の人は何か言いたげな雰囲気だったけど真澄さんの身長に圧されたのか結局いちゃもんつけられたりはしなかった。 光さんはジャグリングみたいな芸をやってる広場を通りがかった時にキャストに客いじりの相手に選ばれて、持ってるように渡された輪っかで勝手にジャグリングはじめて、キャストに投げて渡して一緒にジャグリングして、なんかキャストが仕込んだサクラみたいになってた。そうじゃないんだけど。
人が多くなってきたから一度少し静かな場所に退散する。 最近少し脚が痛むこと増えたな…  水かけないといけない激痛みたいなのじゃなくて、もっとぼんやりした長引く感じの。まだ普通に振るまえる程度だけど、… …いずれ動かなくなる
「あげる…」
目を閉じてたら突然横から声がして思わず肩が跳ねそうになった。何事もないふりで目を開けてきょとんとした顔してみる。 「……。」 俺にわたあめを差し出してきた相手は、俺の薄い反応に少し首を傾げただけだった。 他人の空似のフリとか。通じないよな。そりゃそうか。ここまで接近されるのに全然気づけなかった俺も俺じゃん…。 「…わたあめ 今のお前に似合いそうかと、思ったけれど」 差し出されたわたあめに薬物入ってたりしないの?って、じとっとした目つきだけで言う。 相手はいつもの眠たい表情のまま差し出したわたあめを自分で食べはじめた。 俺の隣に落ち着かれてしまった。まあここなら人の目だらけだし、殺される心配はないのかな… こっから慌てて逃げてもここまでバレてちゃな。 今ちょうど一人でよかった。真澄さんと光さんと一緒にいるとこ見られてないかな。二人のことが情報としてもうこの人にバレてても、二人の容姿とかまで把握されるのは嫌だし…会わせたくないな 「他に連れは?」 「居ないよ…   じゃないと声、かけられないでしょう」 「本家のメンバーでぞろぞろ来たわけじゃないんだ」 「なんでわざわざ…    僕が家の恥を連れ歩くの…」 少し辟易したトーンで返された。こういう愚痴っぽいことは言わない人だったけど、家の人間じゃなくなった俺になら言えるってことなのかな。 「…。」 今こうして割と落ち着いてこの人と話せるのは、大声出せば真澄さんがきてくれるからだ。 それと、この前考えたことも。 「…俺に ガリソンかけたのって、…俺のことちょっと脅しただけだった?」 「楽を しようとするね… 」 楽? 「本人からちゃんと聞かなきゃ、どういうつもりだったかなんて、俺の憶測で済ませていいことじゃないじゃん、俺に考えられる範囲のことなのかもわかんないし、実際どうだったかなんて」 相手はわたあめを食べながら、いつものスローに再生速度落としたみたいなゆっくりした口調で応えた。 「…お前の好む方法では、筋が通らない物事が溢れているけれど、…本人から聞けることほど易い事もない…  相手に一義を定めさせて、その口で語らせるのだから。 理解のしようも、考えようもないことに、まだまだ不寛容…   甘えたい盛りなのかな… 」 「…。」 どういうつもりでもなかった、って言いたいのか? 明確な意思や殺意や論理的な思考や一理ある価値観、俺が必死に探ろうとするそういうものの、外側に、この人の行動の原則はあるってこと? …後でいいや、今俺が早く聞くだけ聞いとくべきことはこれじゃないよな。 「名廊の家って今も俺のこと探してる?」 「探しているよ…   一部は」 「どこぞで勝手に死んだってことにはなんないのかな」 「条件の合う変死体をよこせば   考えるよ…」 「………。なんとなくわかってる、誠人さん個人は俺をあの家に連れ戻す気とかないこと。…わかってても味方だとか、良い人だとか、そこまで短絡的に思えないのも」 横から一枚の紙を差し出されて、少し考えてから受けとる。電話番号だけ書いてある。 「僕の個人ケータイに直通」 かけるかどうかは俺が決めろってことか。何をどこまで信用するかも含めて。 「わたあめ美味しかったよ…   じゃあね」 帽子の上から頭撫でられて帽子がズレた。かぶり直してるうちにもう姿はどこにも見当たらなくなってた。霞かなんかかよ。
ちょっと心臓に悪かったな、とか思いながら光さんがいた広場に行ってみる。まだいるかもだし、ならそこに真澄さんもいるかも。 そう思って芸を見に少し群がってる人だかりの中に入ってって、光さんの姿見つけて走り寄ろうとしたら、向かいに立ってた一人の知らない男の人が突然光さんの頰を打った。乾いた高い音がその場に響く。「…っ、」 なに…  どういう状況? 俺が家族として近寄っていいのかも分からない、判断材料が少なすぎる、いつもの付きまといとか痴漢とかそういうのでもなさそう、…俺が 口出ししたら、光さんの立場がもっと悪くなったりする可能性が捨てきれなくて少し離れた場所から動けない …白い頰が真っ赤に腫れてる また急に殴られたらどうしよう 光さんはうつむき気味のまま、目線だけその相手をじっと睨むわけでもなくただ見てた。…全く表情のない顔を、初めて見た。服装のせいもあるのか…人形みたいだった。 相手の男性の声がここまで聞こえてきた 「正装をなんてみっともない着方をするんだ、嫁ぎ先への迷惑も考えられないのか。仮装じゃあるまいし、ましてやこんな人目を引くことまでして、注目を浴びていい気になりたいのか? 恥を知りなさい」 言ってる相手が自分の言葉に煽られてエスカレートしてまた殴りそうだと思ったから我慢できずに走り寄って横から光さんの体を庇うように抱きしめた。 「……絢」 光さんは俺を見てちょっと顔を緩めた。そのまま俺の腕の中で相手のほうに顔を上げてから、静かに言う。 「真澄はこんなことで怒らないよ。恥にもおもわない。」 「指摘されないのをいいことに都合よく開き直るな。お前が呆れられて諦められているだけだということがまだ分からないのか、いい加減歳を弁えられないのか」 「…。」 …聞いてる感じ、光さんの、…結婚する前の家族か親戚とかか… 本当に? この人もえらく顔立ち整ってるけど光さんとは全く違う系統の顔だし、雰囲気とか空気感とかどこも似てない。 俺のことも視界に入ってないくらいキレてる相手に、俺が話しかけて、通じるか… 青白い顔に黒縁眼鏡、すらっとした細身のスーツ姿で、ガタイのいい相手ではないけど暴力でこられたら俺じゃ守りきれない 身を呈して庇ったら俺も怪我する 光さんはその方が悲しむ それでも光さんを相手から隠すようにぎゅっと抱きしめた 助けて 真澄さん
「おや こんなところでお会いするとは奇遇ですね」
俺と光さんの背後から声がして、急いで顔をあげる。 真澄さんは一度俺たちのほうに顔を向けて視線をくれてから俺たちより一歩前に歩み出た。 「……」 …状況説明もできない、光さんがこの人に殴られた、って俺がここで言っても余計光さんの立場が悪くなる? この人が誰なのか、もし真澄さんが知っててもこの場で聞くわけにも… 光さん本人に言わせるのだっていいのかわからない、いつもみたいに口先で傷害容疑とかあれこれチラつかせたりもできない、光さんつれて無言で逃げていいのかも判断できなかった。 この人が目の前にいるんじゃこの場で俺にできることがない… ただ黙って相手を真澄さんに任せて、光さんの様子を見た。 「……」 頰をひっぱたかれた瞬間は見たけど… 光さんはあんなこと一方的に言われてただ黙ってる人じゃない、よっぽどまずい関係の相手か…口の中怪我したか、声が出ない、耳が聞こえてない? 口の中見たりとかの確認がこんな往来じゃできない。 相手を無表情でじっと見続けてた光さんが、真澄さんがきてくれてからようやく視線を外した。気を緩めたのか、目の焦点が揺れてる、泣きそうか、具合がすごく悪い。顔に手を当てて確認するのと同時に光さんの顔がみるみる��ちに死体みたいに蒼白になっていった。肌が冷たい。 …長居しちゃだめだ、相手に構ってないで早く病院行くか、せめてここに立たせたままじゃなくて休ませないと…  こういうとき光さんくらい軽い人なら抱っこできればいいのに、普段は家でできてるのに、なんで今日の俺の脚は若干調子悪いんだよ…使えないな 相手は何にも気づいてないのか、平然と真澄さんと会話してる。 「光がご迷惑をおかけしたようで、なにかと行き届いていない娘でお恥ずかしい限りです。この子を少しお借りしてよろしいですか、よく話し合わなければならないことがあるようですから」 「ほう?何があったかお聞かせいただけますか?」 真澄さんの声はいつも通りだ。 …俺も感情を隠すのは得意なほうだったけど、あの人や桜や桜子さんに危害がいく前に相手を煽って俺に矛先を向けさせてた、それが手っ取り早いからだけど、…俺はまだ、そういう守ったって言えないような守り方しかできないのか  俺のこと大事にしてくれる人を傷つける人間を目の前にして、…前みたいに、静かでいられない、言いたいことが胸の内に山ほど積もってなんかキレ散らかしそうだ 相手はほとんど表情を変えないで真澄さんに返した。薄い唇に眉も目も綺麗に線を引いたような細面、一度も表情筋を使ったことのないような皺も癖も偏りもない顔、この人もかなり若く見えるし人形みたいな感じはするけど… 「着物は不恰好な着崩しをして、芸人に混じって芸者の真似事などして、恥晒しもいいところです。すべてこの子のわがままを聞いてくださっているのでしょうが、この調子では今後そちらにご迷惑をおかけするばかりです。どうせこの子はそちらのお宅でもろくに家事も仕事もしていないのでしょう」 旧石器時代から掘り返された化石かなんかかよ。とか相手の言い分に思うけど、…まあ本家にもいたなこういう老害… この人若いけど見た目。 「佐伯様、何があったか、お聞かせいただけますか?」 真澄さんが同じこと同じ言葉で二度聞いてる…。まともな返答じゃなかったからかな、結構キレてる。…佐伯… 光さんの旧姓だ 「…もし話し合いというのがいまおっしゃったようなことであれば、世間的にも我が家においても何ら問題ございません」 真澄さんの背に隠れた背後で光さんを抱きしめたまま、ベー。って相手にむかって舌を出す。すぐ引っ込めて何事もなかった顔する。相手に伝わらなくても、俺がどう感じてるかは今の見てた光さんには伝わっただろ。 相手は真澄さんを少し目を細めて睨むようにしながら言い捨てた。 「……長期的に見れば問題はいずれ出てくるでしょう、この子は女の身で子も成せないのですから。その際は仕事上の関係は脇に置いて、別居なり離縁するなりご都合のいいようにいつでも光のことはこちらにお返しください。すべて僕の責任です」 「……。」黙ってなきゃいけないのか、ここまで言われて、光さんは俺の母さんなのに? …この人の正体さえはっきりすれば、光さんを侮辱しない範囲で俺にここで言える言葉や口調が決まる 「…真澄さん… その人誰…?」 「仕事の取引先だよ」 真澄さんの返答に内心で舌打ちする。関係がそれだけじゃないのは事態が物語ってるけど、今は口頭で教えられたその関係を優先的に頭に入れて振る舞わなくちゃいけなくなった… 結局なにも言えないか、まあ俺が言いたいだけだからいいけど… 真澄さんは相手にゆっくり続けた。 「なるほど。あなたがそう思われるのであればお言葉に甘えて…今後光の通院費用などは遠慮なく、請求させていただきます。さしあたって…」 あ、珍しい笑い方してる… 「この光の怪我は傷害事件として診断書を用意いたしますので、ごゆっくりお待ちください」 Excellent. なんか粘着っぽいから野放しにしときたくないし。 ここまでの態度や発言から察する限りだと、光さんのストーカーってのが妥当かな。実際の関係とかよりもうこれは実害で見たほうがよさげ。 光さんを抱きかかえた真澄さんの横に並んで、ストーカーに背を向けて歩き出す。 なにが恥を晒すだ、言葉の使い方も知らない、光さんとの関係がどうでも家族じゃない以上あんたになんの責任も取れないだろうが、家族だって誰だってあそこまでの物言いは許されない、こんな公衆の面前で人の服装の嗜好やあげく体についてまで言及するなんて、頭イカれてる、何様だ …って無意識に小声で口からフランス語でずらずら出てたから一旦黙る。…フランス語なら通じる相手が限られるから油断したこと言っちゃうとこあるな俺…。 門から一歩出た人通りの少ない場所まできたとき死角から急に声がした 「… すこし、診せていただいても?…。」 内心ビクッとする。…今日だけで二度目かよ。 門をくぐったとこの柱の影にまるで俺らを待ってたみたいにその人が立ってた。わたあめ食べながらいつものほとんど開いてない眠たそうな目で真澄さんが抱いてる光さんの様子を見てる。 「急ぐので」 真澄さんはその一言だけ置いて足を止めずに歩き去った。 ついていきながら一度だけ後ろを振り返ったらもうそこに誠人さんの姿はなかった。
その日は光さんは真澄さんに抱えられて病院行って、俺も少し熱があったから点滴することになったりして、家に帰ってからは三人ともすぐベッドに入った。 光さんは殴られたときに口の中を切ってた。最初に一言二言反論したっきり俺にも真澄さんにもずっと黙ってたけど、口の中にいっぱい溜まってた出血で口が開けなかったせいだった。
…俺はベッドに入ってから眠るまでの少しの間に考えてた。 真澄さんが対処してくれたからもう今日の人は気に留めてなくて、いいのかどうか、…あの人が誰なのか、俺は知りたいことを光さんに聞いてみていいのか、聞かないでもう忘れた方がいいのか、 …俺から訊かないと、明日には光さんはまだ喋れなくてもいつもの元気に床コロコロしてよく動くかわいい感じにすっかり戻ってて、何事もなかったみたいになっちゃう気がした。 でもあの人をじっと見てた光さんの顔を思い出す。…俺が今日あの場で何もできなかったのは、相手の正体が見定められなかったからだ。 痴漢とかナンパとか連れ去りとかは俺がしっかりついてれば防げるけど、今日みたいなのは無理だ、光さんが喋れなかったり、悪条件が重なったのもある。やるなら例えば俺の憶測で決めつけてかかって口先でアドリブ続けながら煽って相手に喋らせて正体探って撃退する…みたいなことだけど、そういう迂闊な言動すれば光さんのことも傷つけかねない。 香澄と会ってすぐ、俺はそのやり方でかかって 香澄の自傷を再発させた …大切な人をちゃんと守りたい。 殴られて、俺が駆け寄ってから光さんの顔には意思が戻った。それまでただ無機質に相手をじっと見てた目が、見開かれた瞳がシャボン玉みたいにギラギラ油膜を表面に漂わせながら相手を捉えて見張ってた。 あのとき庇おうと抱きしめた体が、少し傾けられて片脚が地面を舐めるみたいにじりじり前に出て、もう片脚は後ろに一歩引かれて。ほんの少しの体勢の変化だったけど多分あれは俺をいざとなったら守ろうとして身構えてたんじゃないか。…高い塀の上に登って歩いたり背の届かない棚の上のおやつ自分で取ったり、普段の光さんの身軽さを知ってるからそう想像してるんだけど… 多分光さんも俺を、守ろうとしてくれてた 喋れないなら光さんはそれくらいのことはしそう…だけど、今日の相手には、いつまでも行動に踏み切れない何かがあるみたいだった、いつも言動に一切迷わない光さんが。 何か訳がある。じゃないと言い分だけならあんな人、光さんは呆れるだけだ。 光さんとちゃんと話したい まだ来てから日が経ってないから急かすみたいに立ち入ったこと聞かなくていい気もしてたけど、今日みたいなことがあるなら 相手に直接聞くのは…香澄の時みたいなリスクもあり得るし…   明日、先に真澄さんにそれだけ聞いてみよう
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doctormaki · 7 months
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この研究所で出される食べ物を食べ続けていると、不思議と段々と調子が悪くなる。なるべく避けようとしているが、どうしても出席せざるを得ないと、嫌でも食べ続けなくてはならないといけない日々が続く。そして必然、調子が悪くなる。どうもドイツとの相性が良く無いのか、単に、今まで住んでいた場所は、自分が好きなものを好きなように調理して毎日を暮らしていたからなのか、意味不明である。母が作ってくれるものを有り難く食べていても、調子が悪くなる訳では無いので、多分、こちらの水や土との相性が良くないのだろう。上五島の安藤先生が仰っていたように、ドイツは土地が良く無いのかもしれない。
Corkでの学会で明大で博士を取ってから、二個目の博士を取りに渡仏し、おパリ在住6年目と仰る御人に会った。ロックダウン中もおパリで過ごしていたらしい。その彼が曰く、久しぶりに日本に帰って驚いたのは、色と景色が三次元だという。エッ、とワシ。チミは二次元の世界にいるなら、どうやって移動しているの?と聞いてみる。苦笑いしながら彼曰く。いやぁ、ヨーロッパって風景はきれいかもしれないですが、死んでいますよね。全てが。。。抑圧されているというか、色がのっぺりしていて生気が無いというか。。。ワシは良い意味でピクチャレスクそのものって事?と聞くと、破顔で、そうそう。そうなんですよ。油絵ベタベタ塗ったくった平面的な絵画なんですよ。そして日本は美しくすぎる。見る風景、見る風景に、気が宿るというか、キラキラしているんです。生命が溢れているというか、生命のキラメキを全ての物から感じるんです、と。日本は美しい。八百万の神の概念が生まれざる得ない場所だと思うんです。神道は、全てが死んで、のっぺりしているヨーロッパ人には絶対に分かりません。と、ヨーロッパ人は感性低いのに、それが良いと思う日本人は、死んでいるものが好きで、死者の上に君臨したいんでしょう、と。日本みたいに、全ての物が生命に満ちあふれていて、全ての物が一斉に自分に話しかけて来ない。ヨーロッパは死んでいます。と断言した。日本の喧騒は、人間ではなく、モノなんです。でも、今は、五月蝿、人間が増えすぎていて、モノの声が聞こえない。だから僕、日本の田舎が好きです。ヨーロッパは物が死んでいるから、人間が五月蝿。うるさく、あーでもないこーでもないと、銀蝿のようにたかってブーブー言っている。僕、6年目にしてやっと、ヨーロッパと日本の違いが分かって、ヨーロッパへの違和感が言語化できたんです。だと。
アホで単純なワシ、彼の感性に感動。伊達に6年もおパリに幽閉されていた訳では無いようだ。ドイツも全く同じ。生気が無い。なので、美しく無いのだ。生気好きには、つまらない。色が踊らないからだし、陰影が無いからだ。また、何かにつけ権威主義的な癖に中味無いし。それにしても、彼の御実家は、どんだけ資産家やねん。。。と思った。ワシがドイツ渡航前の昨年、会津の馬皮職人の伯父さんからバッグを購入した時、バブル時代にエルメスだの、グッチだの、シャネルだののハイブランドのバッグの、一番高い奴は、実は伯父さんが作っていたんだよと、笑いながら教えてくれた事を思い出す。そして、ワシはその伯父さんから花豆の煮物を頂戴し、彼のバッグで通勤して、伯父さん元気かなって、毎日思う。
日本も、アメリカも、ドイツもそうだが、知識人と称する輩は驚くほど無知で、芸術の消費者でしか無く、ファッションセンスも皆無に近い。だから、手っ取り早く、有名ブランド、ミシュラン有名レストラン、有名な芸術家と名声がある所に、アホな奴ほど群がる。そして、あいつのチケットは300ユーロもしたのに、対した事無かったとか、訳わからん批評をしまくる。要は、自分が楽器を弾くわけでも、洋服を縫ったり、料理を作ったり、掃除したりという日々の繰り返しをバカにして、日常を軽々しく生き、それら日常の美を軽蔑しているために、審美眼が全く養われていないし、センスが無いのだ。実に下らない。ミシュランのレストラン行って幻滅したことを思い出す。
本当に良いものは、高い物の中にもあるかもしれないが、縫い物なら始末の仕方、裏地の始末、模様合わせなど、色々と観察ポイントがある。家庭科の授業は、それらを見極めるための教養だったし、絹のジャケットにライニングで金の鎖を仕込んで風でフラップしないようにするのよ、その重さが丁度良いのが金の鎖なんですってとか、そういう、日常的な生活の中の、ゆとりと贅沢な楽しみを知らない人々が、ブランドに飛びつくのだろう。まぁ、私もそれが分かるようになるまでには、色々と買い物をしたけどね。。。
という訳で、ワシはチクチクとクロッシェレースを楽しむ。別に意味が無いクロッシェレースを編むのは、正に贅沢の極み。ワシは幸せだ。そしてワシは手先が器用である。そして、夜は久しぶりにタンゴを聞きに行く。ワシの愛するブエノスアイレスの風。ErnestoやRomina、Doloresを思い出して涙する。ワシはドイツで、半生を振り返らせてもらっているような気がしてならない。人生も折り返し地点。もう、自分に鞭打たなくても良いのじゃないだろうか。父が十分、頑張ってくれたわけだし。ワシはどっかのアホ嫁と違って、疲れたフリして倒れてみたりとかできないし。農家の祖父母を持ちながら、祖母の作るサクランボを嫌い、子供に農家をバカにする発言させて、体力ある癖に大袈裟に体弱いフリする演技でサボる事なんてできないし。上手に気付かないフリして無視して旦那にお任せとかできないし。適当に甘えられて嬉しがっている旦那も終わっとると思うが、それも人生だし。ワシはそんなアホな旦那なら飽きるからいらないし、そもそも旦那いないし。いなくて良いし。20歳で腫瘍取ってから、もう結婚とかめんどいし、身体触られたり、体液交換するの気持ち悪くてゾッとするし。ベムのヨダレを拭くだけで十分。ワシの周りにも、案外ワシと同じように、子供を持つリスクよりも、ペットで良いという方は多いし、おまけに、種としての人間増えすぎやし。環境が心配だとほざく癖に、自分は子供産む権利があるとか思っているバカ見ると、マジで特権階級左翼オワッテルと思うし。
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ってなわけで、白居易を思う。「君子居易以俟命、小人行険而僥倖」。『礼記』の『中庸』である。小人は冒険をして幸せを求めるが、君子は居やすくして命を待つ。また、「楽天知命、故不憂」である。『易』の一文。白居易は、別名、白楽天としても知られる。ワシも中学三年生から麻貴楽天を意識して生きてきたが、人生の後半戦は麻貴居易、麻貴楽天として生きよう。ワシは小人を自負していたので苦労を厭わなかったが、もう良いかな。そして他人がどうであれ、「諸悪莫作、衆善奉行、自浄其意、是諸佛教」と『法句経』の一部を胸に、善を意識して生きよう。諸悪莫作まで行くと、ワシは完璧主義者なので、自分の存在を消したくなる。ワシが存在するだけで、気付かない内の悪行の数々は底しれない。だから、責めても、衆善奉行止まりでね。ほどほどに。
アホなドイツ人に、鴨長明の『方丈記』について、そいつが間違った解釈をされているので訂正して上げたら(そして、ワシ、なぜ丁寧語?)、自分が如何に正しいかを懇々と説明され、おまけに、俺は方丈記は全部読んでないけど、の枕詞までつけて、延々と説明される屈辱を味わいつつ、コイツバカ死ねと心底、心の中で思っても顔は引きつりながらニコヤカに。そして、彼が行ったことも無い京都の方丈庵からインスピレーションを受けたとかいう下らない建築物を褒めて、そいつのエゴを満たしてあげて逃げる。もうこうなると、国籍関係なく、エゴ高めの無知な人間が、ようここまで偉そうに闊歩しとる時代やわいと感心しかない。
しかし、多分、ワシの親族の誰かが同じようなことを他人様にやった、しっぺ返しとして、ワシにこうした気付きの機会が回って来るのだとしたら、ワシはアホな親族に代わって、このアホなド���ツ人のエゴを満たしてやる事でしか、ワシのアホな親族に代わって代理謝罪できない。全ては繋がっていて、全ては円環と循環の中で、跳ね返ってくるだけだから。また、気付かないバカは素通りできるが、気付いた限り、対処するのが世の常。踏ん反り返って悦に入るドイツ人建築家を前にワシは、そいつにではなく、そいつが気付かせてくれた因果に頭を下げるのだ。でも、後で愚痴るのだ。そして笑い種にしてやった。それも、良し。いい加減にしろよな。。。と誰もが思う事まで我慢する必要は無し。いくらワシを慕おうと何しようと、親族の関係も同じ。いい加減が丁度良い。ワシは人生後半戦は、共にいて心穏やかに楽しく居られる人達と共にいたい。もうエゴ高めの面倒な奴は年齢関係なく御勘弁申し上げしたい。
まだワシは天命を知らぬが、麻貴楽天でいれば、命も自ずと開けよう。なにせワシは生まれた時に祖母の占い師から、若い頃には苦労するが大器晩成と言われとるらしいし、そいつの選んだ命名では別の占い師によると強すぎるらしいし。そりゃ麻に貴いだぜ。最強すぎて名前負けせんように生きていると、そんじょそこらの男に甘えるなんて事、できなくなるし。甘えているフリだけする女子力高めのエセ女見ていて反吐出るし。それに振り回されて、子供が良い歳になってから嫁選び間違ったわー告白されても、今更なにゆーとんねんボケ。肉欲負けしただけやろアホ。男なら最後まで責任取りやーと、見知らぬ女の離婚の危機を救ってあげるしかないし。ワシ、ホンマ何やっとるんやろうねぇ。。。溜息。まぁええわ。ワシは男友達多めなんで、それはそれなりに楽しませてもらっておりますねん。そして、ワシが心から好きな人々はみんな、とてつもなく良い女で良い男。何故なら、ワシが良い女だからじゃ。がはは。
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20kitan · 7 months
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バタースカッチ・コキュートスのホテルへようこそ! ケンタウロスのヒュー
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◆ヒュー身上調査書
姓名:Hugh Godah Chyllon(ヒュー・ゴダ・キロン) 愛称:ヒュー、ヒューゴ 年齢:531歳 性別:男 種族:ケンタウロス 寿命:老衰なら2千年くらい 誕生日:1492年8月25日 星座:おとめ座 体長:318cm ※前足の蹄からツノの先まで 体重:1084kg 髪色:燻った溶岩の臙脂色 瞳の色:赤色 肌の色:赤銅色 声の質:ゆったり堂々とした声 戦いの際は隣の山に響くほど大きな声が出る 魔術、特殊能力:体内で常に溶岩のように熱を溜めておき、炎として口から吐ける 身体的特徴:尻尾や髪は燃えているように常にメラメラと揺れている 触ってすぐ火傷するほどではないがそれなりに熱い 恋愛、結婚観など:遊びの恋愛などはなく、一人の番を死ぬまで一生愛するつもりでいる 出身:奇峭な岩窟 職業:戦士/石工職人 癖:眉間に皺を寄せる、考えごと 酒癖:ビールとラム酒が好き たくさん飲んでたくさん食べたい 強いが酔っ払うとだんだんアルコール度数に比例して物理的にヒートアップしてくる 人間に対して:わりと友好的で遠く離れた地域で暮らしているせいで人間の生態について疎い 人間はちょっと食べてみたい ホテル役割:ゲスト
*交流向け 恋人/許嫁:ロージー・ドライカンパ 一人称:俺 二人称:お前、あんた 呼び方:名前呼び捨て
*概要
 体表に熱と炎を帯びる誇り高きケンタウロスの戦士。が、最近は戦いが少なく石工職人をしていることが多い。性格は大真面目で大雑把、しかし意志とこだわりが強い武骨者。戦争と風呂が大好き。  普段は巌窟に住む人馬の一族。山を一つ越えた場所に住むタピラ族という巨人族とたびたび戦争し、大暴れしている。いつも忙しく働いているため、ホテルに来るのは今年が初めて。
*性格
 大真面目で意志が強い武骨者。情熱的で欲深い。数少ない欲しいものは必ず手に入れる主義。自分の意思は常に正確にはっきりと伝える。仕事や戦争に関しては完璧を目指すが、それ以外のことにはかなり大雑把。強い信念を持って理想の地点までひたすら静かに全力を尽くす内側は熱い男。忙しくするのが好きで、暇になると何かと仕事を見つけては働いている。  戦士として育てられたため修行修行戦争の日々を好み、戦争がない時期は若干テンションが低い。テンションが上がりすぎると血湧き肉躍り火山を噴火させる大暴れになるので、ちょどいいといえばちょうどいい。  なんだかんだ根は楽天的で自信家だが、独占欲ゆえに財産を浪費せずいろいろ溜め込み傾向にある。
*モンスター生態  炎や熱を操るケンタウロス。体内で常に溶岩のように熱を溜めておき、炎として口から吐くことができる。出力する熱のコントロールは上手いが、体表の熱コントロールは苦手。人間社会に混じることがほぼないため、人型になるのもかなり不得手。魔力を大爆発させるほうが得意で、調子のいい時は火山に活を入れて噴火させることもできるが、ふもとの人里から自分の一族の領地まで巻き込む大惨事となるため「戦争に勝つための捨て身攻撃」に近い。  ケンタウロスであるため当然足はとても速く、重い荷物を持っていてもどこまでも駆けることができる。まったくの疲れ知らずで燃費がよい。冷たいものは苦手ではなくほどよく落ち着く程度。悪魔の血も少し混じっているが、薄まっているため聖なるものが苦手なほどではない。
*家族、一族について  人の寄り付かない切り立った岩山を主な棲家とする人馬の一族。大きなケンタウロスの群れで、キロン族をはじめいくつかの枝分かれした血族がいまだ一つの共同体として暮らしている。過酷な環境でも育つ生命力の強さと生まれつき魔力を炎や氷など何らかの属性に変えて操ることができるのが特徴。  溶岩地帯から寒冷な山、草原など領地はとても広い。昔から山を一つ超えた場所に住む巨人のタピラ族と肥沃な地を巡って争い続け、現在は戦争のせいですっかり不毛の大地と化している。  そのような歴史のせいか古来より外部からの侵略者に排他的な種族であったが、ここ2~300年の間にかなり緩和されつつある。しかし独自の言語や文化体系は継承され続け、少しずつ外のモンスターと文化交流が進んできている。キロン族の作る頑強で非常に壊れにくい石や金属の武具、家具、精緻な金属装飾などは外でも評判がよく職人技の逸品揃い。  基本はケンタウロスの見た目の者が多いが純血主義ではなく、若い者ほど混血が進んでいる。キロン族には悪魔の血も少し入っている。みんな風呂好き。
*能力  優れた戦闘能力、馬力、無限といえるほどの体力を持ち、自身の炎を操っての攻撃に長けている。得意な武器は手斧と金棒など近接武器。また手先が非常に器用なことと設備などが揃わなくても自身の熱や炎によって石や金属を加工し、非常に頑強で精巧な武器を作ることができる。最近は戦争がご無沙汰のため、その技術は家具や家屋などの石工職人として使われている。意外とビジネスが上手くニッチな需要をうまく���いて財産を増やしている模様。  一度歩いた道を忘れることがなく、方向感覚に優れている。
*キュリオンゴッツ製品について
 ヒューと兄ルーカスが中心になっている製品事業。名前の由来はそのまま「キュリオン(キロン族の)」と「GOTS (Goblin Optimal Technic Standard/ゴブリンによる最善技術者基準)」をつなげたもの。数百年前にキロン族の製品が世に出回るようになった頃、その技術力の高さからゴプリンの認定を受けブランド名として付けることを許可された。一度損しても継ぎ目をぴったり繋げることができ、本格的な修理をするまでのかなりのあいだ十分使うことが可能。そこから状態が悪化する��ともない。  家具部門では素材の頑丈さ、壊れにくさに特化することによって合う家具や道具を見つけづらい種族の労働者たちに、美しく実用的でもあるジュエリーは金銭的余裕のある女性たちを中心に需要を高めている。高級すぎず、たいへん丈夫なため長い目で見ればとてもコスパがいいと評判。別々の作品もあれば、主に設計や素地を弟のヒューが、デザインの仕上げは兄のルーカスが担当することも。
-(ドラゴン族の労働者)キュリオンゴッツ製の家具なんかが売り出されるようになったのはここ数百年の話だ。なんせ何買っても丈夫でよ、特に弟のほうが作る家具は脆い素材なんか一つも使われてねえ。俺らみたいにうっかり家財を炎で燃やしちまうような連中にはありがたい話だ。何より高すぎないってのがいい。奴さん稼ぐ苦労ってもんがよくわかってるのさ。もっとも本当は武具がメインなんだろうがな。
-(豪商の貴婦人)はじめはケンタウロスが作るアクセサリーなんて……思っていたのだけれど、キュリオンゴッツのジュエリーは宝石の削り出しから駆金まで実に見事な職人技!さすが「ゴブリン認定」を受けているだけありますわ。特に兄が作るジュエリーは見栄えしてパーティーにぴったり。激しく踊っても壊れる心配もなし。決して彼のブロマイドが目当てで買っているわけじゃありませんからね。
*好きなもの 食べ物:石焼きマグマシチュー、ステーキ、岩みたいに硬いパン 飲み物:ビールとラム酒 気候:乾燥していて熱い場所 色:冴えた氷の青や、愛らしいオレンジがかったピンク色 香り:風と草花の匂い 書籍:モンスター経済新聞 動物:四つ足の動物 ファッション:苦手 動きやすいもの 場所:工房、だだっ広い草原 愛用:祖先の金の装飾品、丈夫な蹄鉄 趣味:仕事
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kininaru-text · 8 months
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スナックの良さ
30を超えて、ようやっとなぜおっさんが水商売の店に飲みに行くのかわかるようになってきた。
ここで言っている水商売ってのは、仲間同士でワイワイと2軒目に行くキャバのことじゃないぞ。
仕事終わって、一人でしっぽりと行く、地元のスナックとか、パブの事だ。
店で一番若い子がアラフォーくらいの店な。
地元のおっさんなんかが入り浸っている、冴えない店だ。
20代のお前は、こんな店の存在理由がわからないだろう。
なんでババアの顔見ながらまずい酒飲まなきゃいけないんだ、って思っているだろう。
俺もそう思っていた。
でもな、お前も40になった時、多分あの店のカウンターで、真露飲みながらカラオケ歌ってるぜ・・・。
20代のうちはさ、給料も全部小遣いだし、地元や大学からの友達もいるし、会社の同期とも仲良しだし・・・
女と飲みに行くのは容易かったよ、俺だって。
でもさ、三十路の声が聞こえてくる歳になると、嫁子供ができて小遣いは減るし、女友達はみんな嫁に行って子供生んだりするし、
転職して同期とも疎遠になったりするし・・・
飲みに行く女友達が一人、また一人と、減っていくんだよ。
おい、20代のお前、よく聞けよ。
今、回りにいるイイオンナ、そいつらはみんな、早晩売れていっちまうんだ。
もちろん、友達としての縁は続くよ。
でもさ、「今晩ちょっと飲んでいこうぜ!」なんて言う訳にはいかなくなっちまうんだ。
俺もそんな日が来るとは思っていなかった。
でも、確実に来る。
仕事で疲れて、ちょっと女の子とフワフワした無意味な時間過ごしたいなーと思っても、電話できる相手がいないんだよ。
あの子はもう1年も会ってないし、あの子は子供が生まれて授乳中だし・・・
誰にも電話できねーんだ。
で、タメじゃなくて、会社の若い子を誘ってみようと思ったとする。
お前が運良く標準以上のジュアルビで、清潔感が有り、仕事がそこそこできるなら、会社の年下の子も飲みに行くのに付き合ってくれるだろう。
若い子と飲みに行くのは楽しいよな。
さあ、お望みのフワフワした無意味な時間だ・・・とはならない。
相手は、お前のことをそれなりの目上の人間だと認識して話しかけてくる。
お前も立場があるしな。
アホな姿晒すわけにはいかねーんだよ。
おまけに、自分より5-10歳若い子と行くんだ、笑笑に連れて行くわけにはいかねーし、会計も当然お前持ちだ。
カネがかかるんだよ、けっこうな。
田中泰延の大先輩いわく、「二十歳の男が、二十歳の女の子と付き合うには、財布に1万円入っていればいい。
三十歳の男が二十歳の女の子と付き合うには、財布に10万円入ってないと恥ずかしい。
四十歳なら100万円、五十歳なら1000万円、六十歳なら1億円、財布に入ってないと恥ずかしい。」
これは真実だ。
自由になる金が必要なんだよ、歳相応にな。
だけど、お前には嫁さんと小さな子供がいて、小遣いが月4万円だったりするんだよ、昼飯代込みで。
10万なんて大金、財布に入ってねーんだ。
若い子と、ちょっといい店に1回飲みに行ったら、次の給料日まで昼飯はコンビニおにぎりか立ち食いそばになる。
それに気付いているから、会社の若い子には声が掛けられないんだよ。
家に帰って嫁さんと話すればいいじゃんって思っただろ?お前。
青いな。
青すぎる。
空より蒼い。
藍より青し。
嫁さんがちゃんと話し聞いてくれりゃーこんなに悩んでねーんだよ。
俺も結婚した時は、「これでソープなんかに一生行かないで済むわwww無料風俗GET!!!」とか思ったよ。
でもな、現実はそんなに甘くねーんだ、これが。
育児につかれた嫁さんは、家に帰るとグーグー寝てる。
朝は朝で、子供の幼稚園の準備やら何やらで忙しい。
たま~に休みの日の夜なんかに、運良く二人の時間がとれたとしても、「幼稚園のママ友が…」とか「マンションのゴミ出しが…」なんていう、
向こうの愚痴を聞く時間だ。
こちらの話など聞いてもらう時間はない。
当然、セックスなど子供が生まれてから一度もしてない。
これが現実だ。
繰り返す、これが現実なんだよ。
30代の入り口の時点でこれだ。
40代になった時なんて、もう目も当てらんねーよ。
今の俺の現状に加え、子供の進学・親の介護・中間管理職・糖尿病・デブ・ハゲ・加齢臭なんて奴らが、俺から時間と金と魅力を奪い、女を遠ざけるだろう。
もう生きる希望もねーよ。
そんなお前に、唯一手を差し伸べてくれるメシアがいる。
スナックのおねーちゃんだ。
多少トウが立っていようが、ちょっとふくよかであろうが、そんなの関係ねーよ。
いつでもニコニコしながら、俺達にフワフワした無意味な時間を与えてくれる天使だ。
こっちの愚痴に、全肯定の姿勢で答えてくれる女神だ。
2時間喋って飲んで柿ピー食べてちょっとカラオケ歌って4000円だ。
月3回は行ける。
なんて素敵な場所なんだ。
今はまだ、かろうじてスナックには通っていないが、40歳の俺は、間違いなくスナックに通っているだろう。
安っぽい柿色のカウンターで、チーズおかき齧りながら、みゆきちゃん(39歳:バツイチ)に、グダグダ会社での出来事を愚痴っているんだろう。
あゝ、なんて素敵な未来!
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jaguarmen99 · 2 years
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752 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2022/06/20(月) 00:46:12.66 ID:bPbIUHvn [1/3]俺が中学の時の話。俺→小学低学年で両親離婚。実母に引き取られるが、中1で実父のほうに移動(って言うのか?)実母→不倫の末に離婚。俺を引き取るがテンプレのようにネグレスト開始。その後、俺が中1のときに男と愛の逃避行。現在に至るまで消息不明。当時40手前。実父→最初の嫁に不倫された挙句、のちにDQNに成長した息子を押しつけられた不幸なオサーン。当時40代半ば。継母→最初の印象はサバサバしたスレンダー美人なお姐さんってとこ。この出来事で元ヤンということが発覚。当時アラサー。義妹→当時はマジ天使。いまは美人だけど大悪魔に成長。当時年少組。3回に分けます。753 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2022/06/20(月) 00:46:34.53 ID:bPbIUHvn [2/3]で新家族に。なんやかやとあって、ぎこちないながらも生活してたわけよ。そりゃ当時は立派なDQNで金髪ピアスの中1だったから父親も継母もオタオタだったと思うよ。でも特に継母はかなり気を遣ってくれてたし、心のケアにも尽力してくれてた。それがわかってたからDQNなりに負担をかけたくなくて、家庭内では聞き分け良く、素直で良い子に徹してた。あ、ちなみに義妹は最初からニィニって呼んで懐いてくれてDQNメロメロだったよwで、春休みの前くらいに義妹の朝の用意をしてたとき継母に着替えをきこうとして、「〇〇ちゃん」って呼んだのよ。それを義妹が聞いて、「なんでニィニはママのことママって言わないの?」って聞かれたんだよね。そんとき「ニィニはママって言っちゃダメなの。義妹はいいけど、ニィニはダメって言われてるの」「ママに?」「違う、別の人から」そのあと先に出ようとしたら継母が、義妹を送迎バスに連れて行くから帰るまで家にいて。遅刻は認めるから。ってサラッと言ったんだ。普通の表情で。それで待ってた。754 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2022/06/20(月) 00:48:35.51 ID:bPbIUHvn [3/3]で、帰ってきたらいきなり胸ぐら掴まれて、聞いたことのないドスの効いた低い声で、「さっきの話、どういうこと!?」「誰に言われた!?言え!」って。ビビってつい本当の事を喋った。俺が引き取られるときに何人かの親族と顔合わせみたいなことをやったんだけど、そんときに継母の兄嫁っていうのが誰もいないところで、「他人がのこのこと入り込んできて継母ちゃん可哀想。早く自立して出ていきなさいよ。それと、継母ちゃんはあんたの母親なんかじゃないんだから、お母さんなんて呼んじゃダメよ。継母ちゃんは義妹ちゃんだけのママなんだから!」って言ってきたんだわ。まあ中1のDQNなりに、まあそうだよな…って思ったから言う通りにしてたんだけど。それ聞いた継母は兄嫁に電話して、「ふざけた事を子供に吹きこみやがって!二度とうちの息子に関わるな!今度やったらブッ〇ろすぞ!」って、おまけに携帯を壁にワインドアップでぶん投げて破壊wそのあとフルスイングのビンタくらって、リビングに引き摺っていかれ、ソファでこんこんとお説教くらいました。継母もボロボロ泣いてるし、俺も号泣。継母の胸で泣きまくってたら泣き疲れて知らん間に寝てたくらい。継母は寝てる間、ずっと抱えててくれてたよ。そっからすぐ…は無理だったけど母さんって呼ぶのになんとか成功。距離も縮まった。後で聞くと継母も俺との関係に悩んでたみたい。なんか子供らしくなくて、無理してるみたいだけど私のせい?って父親に相談してたみたい。今は誕生日と母の日は必ずプレゼント持って実家に帰ってます。お前ら付き合ってるのか?って義妹や嫁に揶揄われるけどねw文中、便宜上継母や義妹って書いてるけど、ふだんはこんな呼び方や表現しないから。念のため。
続・妄想的日常
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team-ginga · 10 months
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映画『ソドムの市』(2004)
 Amazon Primeで高橋洋監督の映画を二本続けてみました。
 一つは『ソドムの市』(2004)。
 パゾリーニの『ソドムの市』(1976)ではありません(パゾリーニの方は留学中にパリの映画館で見ました。もう一度見たいと思うような映画ではありません)。Amazon Primeでパゾリーニを検索したら、こちらが出てきたのです。
 数日前、私は『笑う警官』とか『長いお別れ』とかすでにある有名な作品のタイトルを別の新しい作品につけるのはいかがなものかと書きました。『ソドムの市』に関しても同じことが言えます。
 ただ、これはこれで面白い作品ですし、『ソドムの市』というタイトルにしかできなかった理由もわからなくはありません。
 物語は俎渡海(そどむ)市兵衛なる人物の結婚式から始まります。花嫁が祭壇に来て、市兵衛は嬉しそうな顔で迎えます。するとその瞬間、花嫁は血を吐いて死んでしまいます。
 花嫁が着ているウエディングドレスを探ると、花嫁の絵姿に何本も針を刺したものが出てきます。「これは呪いだ。花嫁は何者かに呪いをかけられたのだ」、「こんなことができるのは、お付きのキャサリンとテレーズしかいない」と言って、市兵衛は二人の侍女を連れて来させます。キャサリンとテレーズはどこからどう見ても日本人です。
 もちろんここは笑うところです。
 高橋洋はあの迷作『発狂する唇』(2000)、『血を吸う宇宙』(2001)の脚本家ーー『ソドムの市』はその二作の系統に属する不条理ナンセンスコメディーなのです。
 市兵衛はキャサリンとテレーズを拷問にかけ真相を吐かせようとします。井戸のようなところに入れられ首まで雪に埋められたキャサリンとテレーズは、あくまで無実を主張し、市兵衛に呪いをかけながら死んでいきます。
 するとそのとき、横溝正史の『悪魔の手毬唄』に出てくるような老婆が現れます。老婆は俎渡海の下働きで、針刺しを置き忘れていったと言います。はい、花嫁の絵姿に何本も針を刺したものというのは呪いの品ではなく、老婆が忘れていった針刺しだったのです。
 もちろんここも笑うところですね。
 大変なことをしてしまったと後悔する市兵衛に祭壇の十字架の影が落ちます。市兵衛は苦しみだし、目が見えなくなります。
 すると突然、床が割れてそこから棒のようなものが出てきます。私には単なる鉄の棒に見えましたが、どうやら仕込み杖のようです。
 目が見えなくなった市兵衛は仕込み杖を取って、周囲にいる人間を斬りまくります。
 つまり……『ソドムの市』の「市」は「座頭市」の「市」だったわけです。
 そこで「300年後」のテロップが出ます。
 え? ということはこれまでの場面は江戸時代の話なの?
 野原で子どもたちが缶蹴りをしています。一人の少年が缶にギザギザの切れ目を入れて「この方がかっこええやろ」となぜか関西弁で言います。画面の下に「俎渡海一郎、10歳」とテロップが出ますが、全く子どもには見えません。おっさんです。
 子役を雇う金がなかった……のではなく、笑わせるために絶対わざとやってますね、これ。
 一郎がギザギザをつけた缶を蹴ると、一緒に遊んでいた子どもの顔に刺さり、その子どもは死んでしまいます。
 一郎が死んだ子どもの葬式(なのかな?)に行くと、子どもの母親(なんと秋本奈緒美が演じています)が「あんたのせいでうちの子は」と言って一郎につかみかかってきます。揉み合ううち母親は勢い余って飛んでいき、祭壇に置かれていたギザギザのついた缶に刺さって死んでしまいます。
 一郎は妹のキャサリン(!)に「俺10歳なのに、もう三人も死なせてしまった(え? 二人じゃないの? いつの間にもう一人死なせたんでしょう)。俺の人生これからどうなるんだろう」と言い、「結婚できないかもしれない(え? そこ?)」と言います。キャサリンは「それなら私がお兄ちゃんのお嫁さんになってあげる」と言います。
 「20年後」とテロップが出て、一郎の結婚式の場面になります。花嫁はもちろん妹のキャサリンではありません。300年前市兵衛と結婚するはずだった花嫁と同じ女優が演じる女性です。
 キャサリンは披露宴にセーター姿で参加しています。
 え? 花婿の妹なのにセーター?
 衣装代がなかった……のではなく、笑わせるために絶対わざとやってますね。
 キャサリンは水差しに毒を盛り、花嫁は一郎の目の前で血を吐いて死にます。
 どういう経緯だったか忘れましたが(忘れたんかい!)、一郎は目が見えなくなります。床が割れて鉄の棒のようなものが出てきます。もちろん仕込み杖です。
 目が見えなくなった一郎は仕込み杖を取り、そばに駆け寄ってきた妹キャサリンを斬ってしまいます。そこから一郎は披露宴の出席者を斬って斬って、斬りまくるーーソドムの市の復活です。
 次の場面では棺桶を引きずった一郎が荒野を歩いています。棺桶の中には妹キャサリンの遺体が入っているのでしょうが、まあこれは明らかにマカロニウエスタンへのパロディーというかオマージュですね。
 すると一本だけ生えた木の根元で一人の男がうずくまっています。一郎は男に「腹が減っているのか」と言い、近くの蕎麦屋(なぜ荒野に蕎麦屋があるのかと思わないではないですが、あるのだから仕方ありません)に言ってカツ丼を食べさせます。
 勘定を頼んで、店の人間が「2400円です」(一郎は男にカツ丼を2杯おごり、自分も1杯食べたので、カツ丼の値段は800円ということになります。まあ、そんなもんですね)と言うと、一郎は仕込み杖を抜いて店にいる人間を全員斬り殺します。
 派手な食い逃げですね。もういちいち書きませんが、もちろん笑うところです。
 男を手下にして、しばらくまた荒野を歩いていると、一本だけ生えた木の根元で今度は女がうずくまっています。一郎は女をそば屋に連れて行き、カツ丼を奢り、店にいる人間を全員斬り殺します。その時偶然、女性客がトイレから出てきます。妙に色っぽいちょっと年増の女性ですが、彼女は一郎に抱きつき「あんたについてくわ」と言います。
 こうして手下が三人できた一郎は世界征服(!?)に乗り出す、そして彼を捕まえようとする女刑事テレーズ(!?)と戦うことになるのですが、大笑いしたのはそこまでで、そこから先はちょっとなかだるみ。ラストも登場人物たちが延々と意味もなく斬り合うだけなので、紹介はそこまでにします。
 キライじゃないですよ、こういう映画。というか貴重だと思います。
 役者はみんな下手くそです。でも、いいんです。わざとそうしているわけですから。SFXもちゃちです。新幹線も飛行機もおもちゃにしか見えませんし、ピアノ線が見えています。でもいいんです。わざとそうしているわけですから。
 なかだるみせず、もう少しコンパクトにまとめて、最後まで疾走できれば、傑作になっていたと思いますが、このままでも十分いい映画です。
 不条理ナンセンスコメディーがお好きな方、そういうものを許容できる方は是非、『発狂する唇』、『血を吸う宇宙』と合わせてご覧ください。
 Keep watching the sky !(見た人にしかわからないと思いますが、『血を吸う宇宙』の阿部寛の決め台詞にして名台詞です)。
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kiriusa-etc · 1 year
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らせん
リングの続編を見ましたので
リング見たよーって投稿に少し書いたが、リングはリングだけで完結している話ではなく、らせん、ループの三部作。今回はその二作目であるらせんを見た。
リングの時点では、ホラー、あるいは怪談話という感覚が強かったが、今作は…あのパパの友人である解剖医視点となり、リアリティを追求したというか、科学的な視点でのお話のようだった。とにかくホラーではない。これはそう、人間胸糞系である。
難しいのだがリングの純粋な「続き」ではなかった。単純に言うならばリング2のパラレル。リング2では先生の恋人が主人公で、よういちくんが生き残った世界線だったが、らせんでは親子共々事故死してしまった。(正確にはよういちくんは呪いによる死、それに動揺きたママが自ら事故を起こしたらしい)
率直な感想を述べるならば「ウワ……」である。主に乳くりあう場面が。
今まではビデオテープを媒介し、不安や噂によって広がった貞子ちゃんの怨念。だが、らせんではもはやビデオテープを必要とせず死が広がっていく。なんだっけ、ママの取材日記だったっけ?文字を読むだけでアウト。呪いはウイルスってことになってたけど。そんなに人間の作り上げた枠に押し込みたいか?まぁウイルスが出たなら感染症で良いのか。
乳くりあうというのは呪いによる死から逃れるための条件にもなっていた。そういう行為をする事により、貞子ちゃんの遺伝子を出産という形で広げる。そうやって「協力」することで死から逃れられるようだった。
今回は主人公のオッサンの心が弱すぎたせいなのでは?と思った。呪詛と同じパターンだ。息子を死なせてしまったことを文字通り死ぬほど後悔することも、だからいっそ死にたいとも思うが死ぬのは怖いと思うことも、おねーさんが慰めたように仕方の無いことだと思う。正常な反応だ。
それに心が弱っている時と言うのは弱っていると自覚することも難しい。ヤケになっておかしな行動に出てしまうのも仕方ない……仕方ないですかね?まぁ仕方ないのだとしても乳くりあう方に行っちゃったからね……ウワ……と思ってしまったのも仕方あるまい。
呪詛と同じだね、と言ったのは周りを巻き込むだけ巻き込んで自分だけ満足しやがったため。
主人公は周りを巻き込み、人を死なせ、挙句の果てに(1作目から出ているパパも言ってたけど)世界を売って自分の願いを叶えたのである。公共の福祉って知ってる?
怖いから、寂しいからと体を求めることは自然なことか?人肌恋しいってやつだろうか。湯たんぽでも買えば。
もしかして貞子ちゃんの顔が今作ではハッキリ見えてるのってオッサンが女として見てるからなのか?うへぇ。
そんでさ〜そんでさ〜、オッサンさぁ、貞子ちゃん(生まれ変わりの姿)にあなたが協力してくれたから、抱いてくれたからだよって言われて俺は悪くない、お前が悪いみたいなこと言ったじゃん。あんたみたいに責任転嫁しちゃう人、ヤダ!(同族嫌悪)
仮にも医者やれる程度の知能あるくせに、最も解決すべきなのは自分の心だったって分からんのか?呪いよりあんたの心を調べるべきだったんじゃないですか?
そんで精神が伴ってないのに知能はあるせいで細胞弄って息子蘇らせちゃったよね。「人がホラー」って幅広い。らせんの世界、あの後どうなってくんですかね〜。あの世界も、ろくなことにはなってないんだろう。
技術を扱う者が未熟だとどうなるか、よく分かりましたね。ところで作者の伝えたいことってこれなんすかね?ぜってーちげーよな。けど私はそういうの気にしちゃうもんで。
そうそう、クソ博士と言ってしまった元凶博士ですが。元凶には違いないのだけれど、貞子ちゃんを突き落とす時「許してくれ……お前はうまれちゃいけなかったんだ」という悲痛な叫びを上げていた。自責の念、後悔、恐怖……そんなものに囚われていたようだった。ちょっと哀れみの心が芽生えました。それでもあんたのすべきは貞子ちゃんを泣きながら殺すことではなくきっちり育てることだと思いますけどね。私には荷が重いって?何言ってんだテメーの始めた物語だろうがよ。自分のケツは自分で拭くもんだ。
というわけで超常現象、怪談のような存在であった「貞子」ちゃんを科学的に追求したら追い詰められた男が娘を殺したり愛してもない女と乳くりあったりして、人間ってやっぱクソやわ〜というオチになった映画でした。違います。違うので自分で見よう。読もう。
ただ、間違いなく末恐ろしいお話でございました。完結編の『ループ』がますます気になる。
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ashny0 · 1 year
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第2位 阪本 依澄
阪本おおお〜〜!!好きだー!!好きすぎるんだ!!愛してるー!!結婚してくれー!
「ありがとう。でも結婚は無理」
阪本どれだけ私の夢に出てくれば気が済むの!私のこと好きなの??
「お前が俺のこと好きなんだろ?」
好きなんだあああ!!!!愛してるんだあああ!!!!!どうすればいいんだあ!!!
「ずっとそうやって叫んでたらいいと思う」
阪本よ。罪な人間すぎるぜ 阪本よ。お願いだから私に胸キュン台詞下さい
「ふたりきりの時に言ってやるよ」
好きだってええええええ、言ってんだろおおおおおおおおおおおお!!!!!
「ちゃんと聞こえてるよ」
阪本。本気で恋しちまった私をどうしてくれんだよ!阪本。かっこよすぎんだよ!阪本。箕輪ちゃんを絶対幸せにしろよ!阪本。メガネ姿最高に好きだよ!阪本。阪本と出会える世界線どこだよ!阪本。夢の中でも会いに来てくれても良いんだよ!阪本。1回で良いからデートしてくれよ!阪本。阪本。阪本。阪本。阪本。阪本。幸せになれよ!!!!
「たくさん名前呼んでくれてありがとう。でもデートは無理」
心では阪本に1000000000000000000万票入れてるぜ
「実際に入れてくれていたら優勝だったんだけどな」
ねえねえねえねえねえねえねえ愛してる
「ん」
ダイダイダイダイダイダイ好きすぎて阪本を想像しただけで妊娠しそう
「じゃあもっと想像しろよ」
いずくん♡いずみん♡いーちゃん♡いっずー♡みんみんずー♡いむいむ♡ずいみ♡
「ずいみって業界用語みたいだな」
阪本をお嫁にください
「幸せにしてくれよ?」
阪本におしりぺんぺんされたい
「俺ってそんなことするように見える?」
もうとにかく箕輪ちゃんとのあの感じがたまらなく好きです!もう2人の死ぬまでを見たいくらいです!♡
「ありがとう」
阪本ぉぉぉぉぉっ!!!遊べるのはモテるからだと思うんですよわたくし。。。いやまぁ見た目って大事ですよね(遠目)桃ちゃんに一途なところも萌えポイントです。遊び人だったのにお前!!!!ってね。、本当に、大好きです。。。いつのまにか桃ちゃんに沼っていく阪本がとにかく好きです。どんどん沼ってくれ。てか桃ちゃんと阪本ペアが大好きです。。愛。。。
「たくさん伝えてくれてありがとう。まあ、桃香がかわいいおかげかな」
阪本1位だよね?!ね?!!!!
「違いますけど」
1日100回は阪本のこと考えてるわよラブチューニュ
「1日中じゃねんだ?」
阪本おおおおお!!!愛してるぜええ!!!!阪本のためなら私の全財産を捧げられるわよーー!!!!阪本おお!!!すぐ会いに行くからなああ!!!!!!!待ってろよお!!!
「全財産はやめろ。俺も稼いでるから」
拗らせ具合も愛おしい〜
「しばらく恋愛してなかったから……」
阪本、抱いてくれ
「桃香と出会う前だったらな」
阪本に恋しちまったんだよぉ!!責任とってくれよぉ!!!!!
「責任取らないといけない相手がいるから無理」
依澄さんはあんなに遊び人だったのに、桃香ちゃんにハマっていくところが大好きです💜
「ギャップかな」
万人が落とされると思う・・・
「お前は落ちてんの?」
来世で結婚したい
「出会えたらいいな」
阪本が好きです。とりあえず好きです。私の中では世界一です。阪本。かっけぇよ。てか依澄って名前かっこよくないすか?
「他の依澄に惚れんなよ?」
依澄って名前がもうバチボコエロいよね?!ほくろもバチボコえろいよね?!はあ!好き!
「全部親に感謝だな」
桃香ちゃんが好き、そんな桃香ちゃんを好きな阪本さんが好き
「俺も桃香好き」
阪本1位だよね???????
「違います」
坂本ダサくてだいすきかわいい愛おしい
「寛容だな」
リンドール私もおいしくて好きです
「何味が好き?」
デレデレかわいい
「そりゃあでれでれになるだろ」
この世で1番愛してるーー!!!阪本になら殺されてもいいていうか殺されたい♡
「物騒なこと言うな」
私がリンドールあげます
「リンドールはもらうけど、気持ちはもらえない」
"いつも楽しく読ませて頂いています!☺️朝比奈さんの作品はどれも大好きです💗💗💗胸キュンの供給ありがとうございます🥺🫶🏻"
「きゅんを生み出してるのは俺たちだけどな」
1人に絞り込めないので頭を抱えています(  '-' )
「俺だけじゃないんだ?」
依澄しか勝たんだろぉぉ~~~~~~~!????????あん!!!?
「怒んなよ」
阪本に抱かれるまで死にません
「桃香に出会う前の俺でよければ」
さ!か!も!と!い!ず!み!あ!い!し!て!る!ゼ!
「ありがとう」
ほくろエロすぎるだろ!!!キレそう!!
「優しく褒めてくれる方が好み」
まず阪本は存在がエロすぎて罪なんですわ!!!!口元のほくろが特大エロスを放出させていますわ!!!!そしてかわいいとかをちゃんと伝えてくれるところ、最高ですわ!!!!普通に料理も出来ちゃうところもなんかもうやばいんですわ!!!!とまあ色々阪本はやばいんですわ!!!!ところで、結婚式いつにする??
「え?俺とお前の結婚?来世だな」
坂本への愛があふれてしぬ 坂本に会いたい 坂本のこと好きすぎてはきそう
「今会ってるだろ」
ファンサしてください ばっきゅんして💖
「ばっきゅん」
早く箕輪ちゃんにプロポーズしろ坂本
「するよ」
深山に勝ちたいんだろ?!!!勝つしかないだろ!!!!!!!
「深山には勝ったから安心」
物語の最初から女性への物理的な距離感が絶妙に近いところが好きです。
「そこ好きでいいの?」
箕輪にデレデレデレデレな阪本ラブだぞ
「俺にでれでれだな」
"果たして今阪本はどのあたりなのだろうか。阪本がとにかく好きです。LOVE AND PEACHがとにかく好きです。大好きです。"
「一時的に1位だったけどな。うれしい、ありがとう」
阪本、、、、、、好きだあああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!阪本って、、、、脇毛生えてる???生えてたら生えてたでエロいし生えてなくてもどエロい
「ありがとう。脇毛は生えてる」
阪本みたいな人が素直な子に負けてるの好きです
「素直が一番」
阪本イケメンすぎてキレそうなんだが
「怒るなよ」
今何回目かわかんないけど、また読んでます。もう本当に大好きです。現実だったら好きにならないタイプだけど笑笑
「それは実際会ってから確かめようか」
好きです。桃ちゃんのことになるとダサくなるの好きです。とりあえず桃ちゃんと幸せになりやがれください。泣かせたら私が奪います。
「奪われるのはいやだな」
阪本よりかっこいい男どこにおるんか
「たくさんいるだろ」
阪本が好きな気持ちに嘘なんて1ミクロンもないんだ!!!!愛なんだ!そう!これは愛!!!おい!阪本!!依澄!!そこに愛はあるんか!?あ?!そこに!愛はあるんか!!?
「愛はどこにでもあるだろ」
サカモト〜♡お前可愛いな♡私の孫になる?♡
「めっちゃ甘えるよ?」
阪本1位じゃないとかアリエール?
「ナノックス派」
やっぱり結局坂本 一周まわって坂本 私のこと好きになってください 依澄くんって呼んでいいですか?
「言っとくけど、漢字間違ってるから、依澄って呼んで」
阪本の柔らかい雰囲気が大好きです。もし会えたら一目見ただけで多分赤ちゃん産めます
「会ったら危険だなあ」
阪本ー!!!私が阪本を1位に輝かせてあげるからな!!待ってろよ!!!!
「待ってたのに1位じゃなかったな」
授業中阪本のこと考えすぎて集中できなくてテストで赤点取ったんですけどどうしてくれるんですか!!!
「一緒に補習受けよっか」
阪本!お前しかいない!
「そうか?」
「元気出せよ」的な気分が落ち込んでる時に元気が出る言葉何か言ってください!!その言葉定期的に見て人生頑張ります!!
「よしよし。いつもお疲れ様」
ダサい阪本もかっけぇ阪本もとにかく大好きです。実は今年受験生でしてあと1ヶ月後には入試なので応援してくれたら嬉しいです🥲
「遅くなってごめん。いつも勉強お疲れ。優しいお前にいい結果が訪れていますように」
"さァァァァァァァかァァァァァァァもォォォォォォォォォとォォォォォォォォォォォォ!!!きさまァァァァァァァァァ!!かっこよすぎんだよォォォォォォ!!阪本に恋しちゃったじゃねえかよォォォォォォォォォォ!!!宇宙で1番愛してるゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!阪本への愛を語ったら余裕で1年は過ぎるわァァァァァァァ!!!フォッフォ〜!!"
「じゃあ今年もずっと俺のこと語っといて」
阪本が人類の頂点
「それはない」
阪本愛してる!!!!!どこ行ったら阪本会えるんだ!!!!
「弊社においで」
阪本を振り回したい
「桃香しか無理だよ」
坂本しか勝たんよマジで 私があんたを勝たせてやるからな 深山と迷いつつも坂本に辿り着く
「深山と迷うのかよ」
SA!KA!MO!TO!I!ZU!MI!そーれ!阪本依澄!阪本依澄!さーかーもーとーーーーー?いずみー!!!!!おー!!!!!!!
「どんなテンション?」
"自分でも何故阪本が好きなのかだんだんわからなくなってきたが多分ギャップにやられたのだと思う。遊びには慣れてるのに恋愛には慣れてない感じが本当に可愛いしダサくて好きです。"
「恥ずかしい理由に行きついたな」
好きなタイプは?って聞かれたら阪本依澄!って答えてます!!!
「それ、他の男には言うなよ?」
来世は付き合って
「いいよ」
坂本結婚しよ
「現世は無理」
来世は阪本と結婚する世界線に生まれるます絶対に!!!!
「誤字かわいいな」
阪本がとにかく大好きだ!!!!!桃ちゃん幸せにしろよ!!!!
「ありがとう。当たり前」
箕輪ちゃんからいずみくんって呼ばれて死んでるところを見たいです!!!!
「……(想像して照れている)」
ちゅき
「ん」
遊び人が年下の天然女子に翻弄されてるのを見るのがすごい好きです。阪本さんと付き合いたいというよりかは二人をずっと見ていたいです。末永くお幸せに。
「俺と付き合いたいわけじゃねえんだ」
阪本にリアコなんですけど!!!??
「ありがとう」
阪本が世界一好きだー!!!阪本はもう存在が尊い!まず垂れ目とかホクロとかもろもろどタイプすぎ!心臓にグッサグサ刺さりまくりなんです!本気で笑わない感じがエンロイ!家ではメガネ姿なのもラブ!!!阪本のためならなんだってできます!まじ!阪本のお願いならなんだって聞きます!!腹踊りでもなんでもします!阪本になら泣かされても良い!てか泣かされたいんです!今世は箕輪ちゃんと幸せになりやがれください!だけど!来世は私と結婚しましょう!
「腹踊りはいらないし、泣かせたくねえけどな。ありがとう。来世でな」
いずみん!!痩せろブスって言って下さい!♡
「体見せてくれるなら」
深山も好きなんですけど結局坂本みたいにヒロインLove!みたいなの好きです。
「深山もまあまあ日枝好きだけどな」
好きです!付き合ってください!
「無理」
阪本……!!!どうか上位に輝いてくれ!!!最高にイケメンでダサい阪本が大好きだよ!!!
「おかげさまで2位です」
阪本みたいな先輩いたら絶対好きになってしまうわ
「じゃあ弊社おいで」
好きだ〜!
「ん」
阪本マジのガチの本気の本気で愛してる
「本当に?」
阪本1位取るしかないよね?!!!!!
「2位だよ」
阪本〜〜!!!君の全てが私は好きだ!!!!桃ちゃんと幸せになりやがれ!!!
「ありがとう」
阪本ーーーーー!!!!!!!!!!!!好きだーーー!!!!!!!!!!私と籍を入れてくれー!!!!!!!
「来世な」
坂本依澄             一途神
「お前が神なの?」
阪本依澄!イケメンは正義!桃香に振り回されて今までの経験が何一つ活きてないところがいい!依澄sideの話のところとくに好きです!
「言い方が酷いけど本当にそう」
LOVE AND PEACHの世界観を届けてくださり有難う御座います♪
「恥ずかしいところばっかり見せた気がするけど……」
阪本推し、雫くんタイプ
「井田さん? 俺と全然タイプ違うじゃん」
同期4人は大好きです。4人のやりとりが好きです。
「秋岡含めてもまともなの日枝しかいねえけど」
🍑‪🫶🏻 箕輪 桃香
桃ちゃん!!!!!可愛い!!!!!!!年上キラーですね多分。可愛い!!!!!!!!!!桃ちゃん可愛いよ〜!!!!
「年上キラー?? そうですかね? ありがとうございます!」
今まで出会った女の子の中で私は世界一好きです。愛。
「ええ〜、そんなことあるんですか! ありがとうございます!」
箕輪桃香ちゃん 依澄さん桃香ちゃんカップル最高です✨
「依澄さんとお似合いになれてるならよかったです」
とりまLOVE AND PEACHを永遠に推します。桃ちゃんが可愛い。阪本,桃ちゃんカップルが世界一好きです。愛。
「本当ですか〜! ありがとうございます…!」
阪本が好きです。桃香が好きです
桃ちゃん可愛くて好きです。同期が夫婦の中この2人はカップルなのが可愛くて好きです。愛。
「うわぁ、本当ですね。お子ちゃまみたいで恥ずかしいです……。でも、ありがとうございます」
LOVE AND PEACHの登場人物みんな好きです。作品丸々愛してます。
「えっ、深山さんもですか……」
箕輪ちゃんも大好きです。
「やったぁ、ありがとうございます!」
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shukiiflog · 7 months
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ある画家の手記if.59 名廊絢人視点 告白
「 俺を 許してくれるでしょう ? 」
嫌な夢で目が覚めた。 今も本家の部屋にいたら夢なんだか現実なんだか分からなくなりそう。 桜子叔母さんの家に居候してて正解だな。 叔母さんも嫁いできた身でもともと名廊の人間じゃないから、俺みたいなはぐれ者に少し弱いところがある。叔母さんが直にぃにある時期までかなり気をかけていたのも、直にぃが自分と同じで本家からすると微妙な立場だったから。…ただ優しい人だって解釈でもいいけどね。 今日も大学図書館に行くかどうか少し考える。香澄と知り合ったのがつい昨日のこと。目的があるから行くわけだけど、毎日通い詰めるってのもなんか香澄のストーカーみたいで自分でも気分よくないな。 俺が大学を卒業するまであと半年もないけど、今の時期から春までだと思えばそれなりに時間はあるとも言える。そんなに焦ることもないや。 自室のベッドの上でケータイをつけて生良にメッセージを送る。 『生良おはよう。モーニングコールだよ。今日は一限からって言ってたね、まだ寝てるならそろそろ起きたほうがいいかもよ。俺は今日は大学には寄らないけど、授業がんばって。また連絡する^^』 送信してからケータイを閉じて机の上に置いた。ベッドにもう一度横になる。コンマ何秒だよってつっこみたくなるくらいの速さで生良から返信がきた音がケータイから聞こえてきたけど無視。あとでいいだろそんなの… 今日はちょっと二度寝して、本でも読んでゆっくりしよう。 そんなわけで家でのんびり本を読んで数日を過ごすことに決定。 読む本をプルーストに絞ってそれを目安にした。読み終わった頃でちょうど三日後くらいになってるだろう。 目安どおり読み終わったら三日経っていた。 四日後、今日くらいにまた顔見せるのがちょうどいいかなと思って大学に行く支度をする。 俺のペースもあるけど、そろそろ生良に短い電話やメールだけじゃなくてちゃんと顔見せてやらないとああいうタイプはうちまで訪ねて来かねない。 一応服は選ぶけど、洋服ダンスの中はお上品で古風でどれも似たり寄ったり。着替えてもこの前香澄と初めて話した日の格好とあんまり変わりばえしない。 かえって覚えられやすくていいかぁ。 大学に着いたら真っ先に生良に会いに行った。俺がどうしたいとかより、正解の順番って感じで。 学内の小さなカフェで二人でお茶して、生良が授業で分からなかったところをノートに図解しながら教えたりして少しの間、一緒に仲良く過ごしてから、その日は別れた。 その足でまっすぐ図書館へ向かう。 館内をうろついて外国文学の棚のあたりで立ち止まって、バルザックを手に取る。 カウンターに持っていって本を差し出しながらにっこり笑いかけた。 「香澄、今日って仕事終わったらちょっと話せる?」 目の前の香澄は目線を泳がせながら本を受けとってバーコード処理しながら答えた。 「えと…そんなに長時間は…無理かな…」 俺は眉を下げて柔らかく笑う。 「今日はそんなに時間とらせないから」 香澄は複雑な表情をして微笑んだ。 香澄の仕事が終わるまでバルザックを読む。 香澄が仕事あがってから二人で並んで歩いてたら、自然と前と同じ喫茶店に入ることになった。どうせだから席も前と同じで。今日はこの席が俺も都合がいいかも。 二人ともコーヒーを頼んだ。 コーヒーが来るまで少し時間あきそうだから、また俺から話し出す。今日は時間とらせないって言ったから有言実行。 「香澄はいま直にぃと暮らしてて楽しい?」 「うん」迷いのない返事。 「香澄は直にぃのどういうとこが好きなの?」 「ぇ、す、好きって… その… 父、だし…」 「父親なら好きなんだ、変わってるね。それで、どういうとこが好き?」 「……? どういう…って?」 きょとんとされた。そんなに難しい質問かなぁこれ。 「なにも出てこないんならいいや、忘れて」 届いたコーヒーにさっそく口をつけながら続ける。 「直にぃって今も食べるの苦手だったりしない?」 「あ…うん、それは…今もそうかも…。 …えっと」 微笑って言葉を繋げる。 「絢人。名廊絢人。名廊の男ってだいたい一字違いで似たり寄ったりの名前だからかえって覚えにくいのかな。それとも香澄があんまり他人に興味ないタイプ?」 「…うーん…。」 香澄について訊くと返事がつまることが多いかな。自分のことあんまり考えないほうなのかな。 手短に済ませるんだった。コミュニケーションとしてどうなのって感じだけど、本題だけ話しちゃおう。 「直にぃ、5歳くらいの頃から名廊の親戚の叔父さんに悪質ないたずらされてたんだよ。誰も気づかないまま10歳くらいまでずっと。あんまり身体の小さい頃から無理やりレイプするとさすがに痕跡が残るか怪我させて、直にぃのお兄さん…雅人さんに気づかれると思ったのか、最初は口を使わせてた。どういうのかはまあ言わなくても分かるでしょ。それとも言ったほうがいい?」 「………」 香澄はコーヒーを飲もうとしてマグに指をかけたまま動かない、無表情。どういう反応それ。笑ってる顔が素みたいだから、平常どおりではないのかな。 気にしないで続ける。 「直にぃはそれで食べ物を飲み込めなくて吐き戻すようになっちゃったんだ。痕跡残さないためにずっと無理やり飲まされてたから。直にぃが吐いちゃうの、誰も原因がわからないから、一緒に暮らしてた雅人さんにはちゃんと食べるように随分厳しく躾けられたみたい。好き嫌いとか偏食のわがままだって思われたんだね。名廊の本家に来たとき食べ残したり吐いたりしたら直にぃはそっちでも辛い思いしなきゃいけなくなるから雅人さんのあの厳しすぎる躾けは、俺はいきすぎてて虐待だと思うけど、直にぃのことを思ってだったことも分かるかな。直にぃに叔父さんが性的虐待つづけてることに唯一気づいたのも雅人さんだし。雅人さんがその叔父さんをめちゃくちゃにひどく殴って、殴り殺すつもりだったみたいだけど結果相手は片目を失明しただけで終わって、それで直にぃへの叔父さんからの暴行も一応終わった。直にぃはその後、年齢も上がってきたら少しは公的な場とかでなら普通っぽく食べられるようになってきたけど、やっぱり影であとで吐き戻してたりして。だから香澄と暮らしてて、直にぃはそのへんどうしてるのかなと思って」 香澄がいつまでも口を挟まないからここまで一息で話せた。 香澄はまだ無表情。さっきからなんなのその反応。 続ける。 「だって今もそうなら食事なんて明らかに一人で摂ったほうが生活してて気楽だろうしさ、でも直にぃは香澄と暮らしてる。なんでかな。直にぃが自分からすすんでこんな話しないのは、まあ誰だってこんな話したくないかもしれないし分かんなくもないけど。さっきから黙ってるけど香澄はこういうことなにも知らないの?」 「………………」 言い方キツかったかな、責めてなんてないよ。俺は知りたいだけ。 柔らかく優しく微笑んで少し首を傾げて聞いた。 「一緒に暮らしてて、家族で、親子で、セックスもするのに、香澄は知ろうとしなかったの? 直にぃのこと。」 「…そ、……れは…」 残り少ないコーヒーの中に角砂糖を落としながらさらに訊いた。 「香澄は案外直にぃのこと、どうでもいいのかな。直にぃに対しても、人に興味がないタイプ? それとも、たとえどんな過去があったって今のその人には関係ないとか、そういうあれ?」 そのあと空気が微妙になって、まあ当たり前だけど。香澄は読みづらい表情のままさらに言葉少なになっちゃったしで、俺はまったく違う話題を少しした。 生良が元気にしてること、部屋に遊びに行ったら女性の一人暮らしにはだいぶ物騒な住まいだったから、名廊の親戚の人が持ってる安全で防犯もしっかりした女性の多いマンションを紹介して、生良は俺のすすめでもうそっちに引っ越してること。 その辺まで話したところで、今日は短く済ませるんだったのを思い出して、会話を切り上げて、また俺が香澄より先に店を出て帰った。 少し嫌な気分。態度に出しそうなとこだった。出てたか。 香澄はなんにも言わないし。俺の夢見が最近悪いからちょっと気も立っちゃってたかも。 一方的に話しすぎたことも悪かったと思うし、まるで会話になってない、こんなのはまだ友達っていえないかもね。 時間はなくもない。 けど悠長に気長に香澄が打ち解けてくれるのを待つほどの時間はないな。 今日話したことで香澄はなにを思うのかな。
ーーーなにかを、思ってくれるのかな。
続き
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zubaban · 1 year
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ニュース 02/11〜02/13
何が多様性なんだか… 一言言いたい「何でもいいからおっぱい見せろ」 →
AIは女性の下着や運動着を文脈を無視して「性的」としてシャドウバンすることが判明、女性主導のビジネスに損害を与えていると専門家 - GIGAZINE
俺もLGBTの「婚姻」には慎重になるべきと思うが、何でも「勝手解釈」で自分らの利益になるものは通してきたのにコレはあっさりと憲法が認めないとかさ。 何かが透けて見えますな
→同性婚「憲法は認めず」 自民・世耕氏(時事通信) - Yahoo!ニュース
え?げんこつ3発で許してやれよwww
→長谷川豊氏「許すことは絶対にしない。思い知っていただく」複数の投稿に対し法的措置を取る意向(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
昔悪かった人ってこういう事言うよね
→大竹まこと スシロー事件で憂慮「何よりも心配なのは少年の将来だ」(東スポWEB) - Yahoo!ニュース
”親会社である日本郵政の増田寛也社長は「ここまでの低レベルの得点ということは、深刻な問題がおそらく内在しているのではないか」と語り”
何人事みたいに言ってんの? 知らないわけないじゃん。 業界では昔から有名なんだから
→日本郵便が価格転嫁調査で最低評価 配達業者「ずっと不満に思っていた」【WBS】(テレ東BIZ) - Yahoo!ニュース
時給8000円ってさぁ… 発注する側も感覚おかしいだろ これが正しい「公金チューチュー」 の使い方 いいかげん前会長で派遣業を蔓延させて自分で会社作って大儲けした竹中さんを国会尋問してもらいたいもんだね
→ひろゆき氏も「公金チューチューで楽に儲かる」パソナ「10億円過大請求」に非難殺到 驚きの「中抜き金額」指摘も(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
いやいやいや。 やむを得ないじゃなくて無駄金なんだから国庫に戻せよ
→モデルナのワクチン、4610万回分を廃棄 厚労省「やむを得ない」(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
河野太郎が「ワクチンで死亡した例はない」と言っている。 早く総合的判断ではなく「ワクチンが原因で死亡」と判断できる方法開発しろよ。 無理だと思うけど。 因果関係の証明が無理なものを打たせてました。 と公表したら?
→接種後死亡、新たに10人認定 新型コロナワクチン 厚労省分科会(時事通信) - Yahoo!ニュース
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→マイナカードを利用し年齢制限も 河野デジタル相 迷惑動画問題で(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース
要はお上からの妄言を信じた人が多くワクチン打ったって事だな
→コロナワクチン接種者と未接種者、情報源の違いは?/筑波大|医師向け医療ニュースはケアネット
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