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#三むそスタンプ遊び
mogu359 · 4 days
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真・三國無双8
スタンプ練習のまとめ8 遠近法とスタンプのサイズを段階的に変えて遊ぶ回
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mintkoko · 7 months
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Picrew 7
Masterlist
Keyword : ゆる女子メーカー
1. かまたろ~ Kamataro~
可愛いあの子 / That cute girl
2. 마법의곰인형 magic bear doll
마법의 곰인형 / magic teddy bear
3. 菜。 vegetable.
まるめーかー / Marumaker
4. Allece (2 Picrew)
5. @Flower_5187 (2 Picrew)
探咲者芽花 / Explorer bud flower
6. 饼子子 Pancake
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7. つつじ azalea
つつじメーカーβ / Azalea maker β
8. samomusubi
ゆるふわ女メーカー / Yurufuwa onna maker
9. ゆちんこ Yuchinko (2 Picrew)
ゆち式人外女子メーカー / Yuchi style non-human female maker
10. ぴんぽん Pingpon
ぴんぽんの女の子メーカー / ping pong girl maker
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me--me--me · 1 year
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ポケモンSV《ドS・バイオレンス 》🦉天国と地獄編🥚
追記(2023/03/28):💛おむらいちゅ(ぺろぺろ)💛のタンブラーを見ろ見ろ見ろ🐣🐣🐣🐣🐣🐣🐣
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♪♪下線付いてる文字はクリックするとURLに飛ぶよ♪♪
各自まる誕も無事終わったし最強ジュナイパー討伐&打ち上げ会しよう‼️🥳🎉🎊と集まる旧知トリオ(仮)🌼🐈🐣(てゃとみーくんとおむらいちゅ) 💮
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ココには画像載せてないんですけど一人が時間内に絵描いて残り二人が当てるゲームがドチャクソ面白かったいやコイツら🌼🐣と遊ぶ時は何やってもドチャドチャに楽しいんだけど🐈(毎秒デレ期) てゃおむ!💕ホラゲしょ💕(ログボ👈毎秒勧誘👈可愛い悲鳴が聞きたいだけ♡👈クソ💩)
\ジュナイパー〆っぞ‼️🦉👊/
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流れるように孵化作業。トレーナー三人、男一人、女二人…ピクニックに集い〝やる事〟は一つ…
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可愛すぎるが?????🤦🦉‪🌱‬✨
この記事の先頭の動画メチャクチャ可愛いから見てくれ〜ッッ;;🤎💚😭🙏🦉🦉🦉🦉🦉 ((🦉⚽️
小さくて丸っこくてふわふわの〝いのち〟がそこにあった…ヴーン(吟味)🙏💘😇こんなのメロメロにならざるを得ないッッ‼️‼️スマホを構えカメラを連射する🌼🐈🐣の三人であった。この後ハピナス狩り〜無限テラピ収集編〜が始まるとは露知らず…楽しかったネ〜〜ッッ‼️💥⏰💥‼️(時間が溶ける音)😍😆😅
ここまでならポケ充に見えるデショ😃もう一つの本題…に入る前に!✨思ひ出✨アレそれ💙💛
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てゃに貰ったいろちミニリュウ〜‼️💕😍💕体がピンクいのマぁ〜ジで激可愛い!!💕🙏🐉🌼 進化後のハクリューもピンクいまま&お上品で可愛いンだよなぁ〜♪♪♡;;🥹💘どうしてカイリューはヨッシーになってし��うのか(抹茶色も可愛いやろ😡👊🍵)
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これは開始早々左腕がバグってしまい終始ポーズが作画:荒木飛呂彦になってしまったおむらいちゅ💖🐣✨🌼🐈<⁉️シエルたん♡(イケメン美少女) ミーくん(イケメン)に挟まれてる癒し系ふわふわヒロインなのにお前までイケメンになるんじゃあない😅🐣<❓
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ここまで天国ネ👆😁👇こっから地獄
以下、見る人が見たらヴッ🤢ってなるもの
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158➕101➕145➕160➕105➕48➕225➕110 🟰1052(念仏)(呪詛)(黒魔法)
これ何の数字かって?😉国際孵化から色違い出るまで割った卵の回数💕😭👊💔🥚
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一番しんどかったの巷で目安の500↑を超えた辺りですかね700辺りで徐々に精神が蝕まれはじめ自身の運の悪さを「俺のSwitchには国際孵化に関わる全機能がバグか何かで未実装なのでは…?」と無駄に疑いだし責任転嫁する事により心の安定を測り冷たい雨に打たれながらビシャビシャの皿に国際孵化では意味が無いかがやきパワーを無駄に発動させたサンドイッチ🥪作ってみたりと大変に色濃い四日間(3/22〜3/26)でした本当に有難う御座いましたポケモン楽しィィ゛〜〜〜‼️‼️‼️‼️‼️‼️www(😭血涙👹)www⤴︎⤴︎⤴︎🤪🤪🤪✌️✌️✌️
当時の僕に良く似てるスーパーカビハンのスタンプかびちゃも一緒に添えときます孵化回数が1000超えた辺りでコレwwはww3000コースかもしれねぇwwwガハハ🤪‼️😭️(精神崩壊)しかけていた1052回目…
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ゔわあああああああああああああああああああああ!!!!????(大号泣)😭😭😭🦊🦊🦊
《ポケットモンスタースカーレット・バイオレット》~完~…いや気分的にはガチでコレだった
歓喜以上に開放感と安堵がデッッカイ‼️‼️‼️😇😭🙏な、な、長かったァァあぁあ;;…ッッっしゃ‼️念願のいろちゾロアークに進化させて、この確率と乱数との死闘に終止符を打つぞッッ!!😠 …あれ?😮
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いろちゾロアめちゃくちゃ可愛いな…???(おやおや…???🦊🦊🦊)
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二週目入ります
人類は何故、繰り返すのか
(2023/03/27 22:00:29) 🥚🐈
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oka-akina · 1 year
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新刊「イサド住み」 冒頭試し読み
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 おれは怖くてたまらない。おれにどうやら命みたいなものがあって生きているってこと、おれの体の隅から隅まで生き物で、心や記憶まであって、おれという生き物が死ぬまでずっと生きているってことが本当に怖いんだけどうまく言えない。怖い。べそべそ泣いている。おれの言いたいことわかるか。わかれよ。うまく言えなくてもわかってくれよ。あんたは怖くないのか。たまたますれちがった誰かの気まぐれな採点によりおれの発言の価値は決まってしまい、裁定はそうそう覆らない。おれは布団をかぶって絶望している。隠れている。おれの話は誰にも聞いてもらえない。  でも川と川が十字に交差しているところが好きだ。毎晩見に行く。十字の縦も横もとても静かで、川面に団地の明かりが揺れている。夜の運河は油膜を張っているみたいにとろりとして見える。流れているというよりあれはきっと震えている。実際、横軸の小名木川に流れはないようなものだ。隅田川と旧中川を結ぶ水路で、雨の後や風の強い日くらいしかはっきりした流れを見せないし、流れの向きもしばしば変わる。きっとここには始まりも終わりもない。  始まりも終わりもないけど階段がありエレベーターがある。扇橋閘門といって、二つの水門が並んでいる。閘門より東は海抜ゼロメートル地帯で、満潮時の海の高さよりも低い土地。川を遮断して水位を下げてあり、小名木川には段差がある。川底ではなく水面に作られた差。船が通るときは二つの水門の間に船を入れ、水位を上げ下げし、船は差を乗り越える。  夜の運河はにおいが濃い。潮のにおいとどぶのにおいが混ざって、三階のおれの部屋まで届く。水面にちらちら揺れる明かりは銀紙を丸めてまた広げたみたいな光で、夜の黒い水はそれらを飲み込もうとせず震えるだけ。水はとても静かだ。ねっとりと移動している。光もにおいも川の上にとどまっている。  さっき風呂から出たらスマホが震え、ムムくんからのLINEだった。昼間ムムくんからスタンプが飛んできたからおれもスタンプを投げ、スローペースの投げ合いが続いていた。おたがい焦らしあっていたというかはぐらかしあっていたというか、言いたいことはわかっていた。今日はムムくんが先に折れた。 「今くん明日ってひま?」  おれもそれを聞きたかった。ほっとした。続いて自撮りの写真も飛んできた。鏡に向かってスマホを向けていて、美容室の鏡だ。ムムくんのスマホケースはいつもステッカーとかチェキとか挟まっていて、折り畳んだ千円札も見えた。緊急用の金かな。靴の中に入れておくみたいな。ちょっと笑った。鏡の中の鏡には切ったばかりの後ろ頭も見えた。襟足とサイドがかなりさっぱりしていて、指でなぞったら気持ちよさそうだ。  自撮りのムムくんはマスクのゴムを一回くるりとねじっていた。きっともみあげにゴムがかからないようにそうしていて、おれも先月髪を切ったときそうやった。こうするといいですよと美容師さんが教えてくれた。コロナ禍に生まれた工夫、その共有。いつかぜんぶ収束したらこういうことは誰も思い出さないだろうか。  二〇二〇年が明けてすぐ、あれよあれよというまに世界中みんなが巻き込まれた感染症に関しておれから言えることはあんまりない。恐怖や混乱の波が寄せては返し、定まらない。ここ二、三か月かはなんとなく凪いだ感じになっている。か? わからない。なんとなくの雰囲気でそうだというだけ。慣れ。どうやら常識も見通しも変化し続けていた。おれは少し前の恐怖をほとんど思い出せない。おれは夥しい数の死者を忘れ、配られた十万円と二枚のマスクを忘れ、いまいま分かち合っているささやかな工夫を可愛がろうとしている。これもいずれぶっ壊れるとは知っている。死が数の話でもないのもわかっている。もしおれが、何か、たとえば呼吸器に疾患があったら、とてもこんな雰囲気任せではいられない。それじゃあおれには特権があるってことだ。  頭を拭きながら「髪切った?」と送った。明日がひまかどうかはすぐに返さず、といってもこれ以上拙い駆け引きや意地悪をしたいわけではなかった。なんとなく話の順序をいじくりたくなった。ムムくんとはアプリで知り合った。四つ歳下のゲイで、現状セフレの関係にある。そしてこれについては毎日、毎分検討しているけど、もう腹を括ろうと思う。おれはセフレのムムくんに恋をしている。そうしてムムくんには好きな人がいるからおれのこれは片思いだ。  聞け。おれの話を聞け。いや聞かなくてもいいか。どっちでもいいや。おれがここで話をしているってことだけ、おぼえていてくれたらいいや。べつにすごく話をしたいってわけでもないし、おれは話の糸口をつかみかねている。糸の端っこはここじゃない気がして手近なところをあれこれ手繰っている。とっ散らかっているし絡まっている。声の出し方だ���てうまくない。あーとかうーとか唸りながらともかくチューニングし続けていて、もうずっと、自分の出すべき声の高さを探っている。長いこと口ごもっている。でもこんなふうに音程にばかりこだわっているうちに歌い方を忘れてしまうんじゃないかってちょっと怖くなった。それでおれは手持ちのはさみで糸を切ってみた。とりあえず、ここから始めることにする。  ここはどこか? ここは運河沿いの歩道で、毎晩川面を見に行くのは犬の散歩のため。緑地公園を抜けて橋の下をくぐった。歩道の一部は艀になっていてこれも水位で高さが変わるが、おれと犬が歩くくらいではぜんぜん揺れない。 「台形、今日はたくさん歩いてるね」  おれは犬に話しかけた。小さい足を懸命に動かし、よちよち歩いている。ときどき立ち止まっておれを振り返り、そろそろ抱っこしてという顔だ。だめだよ台形、もうちょっとがんばろう。おれは話しかける。台形はふんふん鼻を鳴らしている。  台形というのは犬の名前で、白黒模様の狆。鼻ぺちゃ顔のか弱い犬だ。体の形が台形ですと誰かのブログに書かれていたのがなんだか気に入った。どうやって辿り着いたか思い出せない、知らない人の野良ブログで、たぶん「犬 飼い方」とか「狆 飼い方 コツ」みたいに検索していたらたまたま行き合った。  ほかのサイトや本では狆の体型はスクエア型とか四角とか書かれていて台形という語は見かけなかった。どこぞの誰かの語彙と気まぐれがおれの犬の名付けの根拠で、そういうめぐり合わせをなぜか素敵なもののように思った。おれはそういうものをとろうと思った。  そうして艀を歩いていたら、ぱしゃぱしゃぱしゃぱしゃ……と音がした。魚かなと思ったけどぱしゃぱしゃはけっこう長くて、まさか誰か溺れているのかと思ったが、川には何も見えなくてとても静かだった。念のため柵に上って辺りを見回した。水面に乱れたところはなくいつも通りに見えた。人影も水しぶきも見当たらなかった。いつのまにかぱしゃぱしゃの音も止んでいた。 「台形、どう思う?」このどう思うは水音のことでもあったしおれの恋愛の話でもあった。  ムムくんから「髪切った?」の返事はまだ来ていない。といってもまだ何十分も経っていない。でも明日ひまかどうかをスッと送らなかったことを早速後悔していた。ひまに決まってんだろ。台形が立ち止まったのでベンチに座った。おれのために立ち止まってくれた気もした。「明日は夕方からなら平気だよ」とLINEを送り、続けて「早いと寝てるかも。今日はこれから仕事で、今は犬の散歩してる」「明日の夜は仕事休み」と送った。しゅぽん、しゅぽん、しゅぽん。散歩中だから返信が遅いんだよとアピールしたつもり。会話はキャッチボールというよりジャグリングだろうか。空中のお手玉は二つ三つと増えていく。  すぐに既読がついた。「わーい」というスタンプが送られてきた。「前髪短すぎた気がしてきた……」「じゃあ十七時くらいに家行きたい!」しゅぽん、しゅぽん、しゅぽん。しゅぽんのタイミングが心臓の音と重なる気がした。だいぶ間の抜けた音だ。おれの恋はこういう音なのか。  お手玉だからべつに落っことしても気にならないのにちょっとのことで一喜一憂し、いったいおれはどうしちゃったんだろう。明日の夜が休みというのは前回会ったときに話してあった。夕方からならひまだよとすでに言ってあった。ムムくんはそれをちゃんと覚えていて、でもちょっと焦らして、連絡してくれた。そう思うとかなりうれしかった。  台形が歩き出した。チャッチャッチャッチャッと地面に爪がこすれる音が好きだ。小さい体の細い足。まあでもさっきの水音は溺れているような音ではなかったなと思い直す。切迫した気配はなく、プールでゆったりと泳ぐみたいな音だった。背泳ぎのキック、ストローク。誰とも競争していないときの静かなバタ足。ああそうか。おれはむしろ、誰か泳いでいるんじゃないかって期待していた。運河はいつも緑色に濁っていてかなり深い。とても泳げるような川ではないんだけど、一瞬可能性を夢見た。溺れていたら大変だなんてほんとは思っていなかった? 自分の心の中なのにおれは嘘をつきそうになっていた? 「まあ、嘘っていうのもちょっとちがうんだけどさ」  おれは台形に言う。べつに言わなくてもいいようなことだけど声に出して言う。台形はおれの足をすんすん嗅いでいて、体が動くと尻尾もふわふわ揺れる。白くて豊かな尻尾だから暗がりでもよく見えるが、夜の散歩には光るハーネスをつけておく。蓄光オレンジ。リードもLEDでぴかぴか光るからやけに賑やかだ。パレードとかお祭りとか、あるいはクラブ遊び? 台形自身はとてもおとなしくて内気な犬だ。いやおとなしくて内気なクラブ好きはおおぜいいるけど……。ああ。ほらね。おれの思考は訂正と注釈の繰り返しでとんちんかんな思いつきばかりしている。そうして、クラブってもうずいぶん行ってないなと思う。熱心に通っていたわけではぜんぜんなかったけど、人生のある時期になにがしか意味を持っていた場所が、今ではとても遠い。人生が思ったより長い。  さっき声の高さを探っていると言ったけどあれは比喩であって比喩ではなかった。ほんとにおれは声変わりのさなかにあった。ホルモン注射によって声が低くなり、ひげが生え、肌も硬くなった。生理はほぼほぼ止まった。そろそろ声は落ち着いてほしいけどどうも安定しない。  性別移行のいろいろ。この水面にも段差がある。三週間にいっぺん注射を打ちにいくが金がかかって仕方がない。でもおれはこれをやりたかった。高校生の頃からバイトばかりしてきた。いろいろの変化は二次性徴をやり直している感じだなあと思っている。それならばおれはいま思春期をやっているのかもしれない。もうすぐ三十だけど。  おれは何か? 元女子ですという名乗りは正確でない気がしているが、面倒なのでそれで済ませることはあった。女子だったことなんてあったっけ。でも、じゃあ、本来の姿、正しい状態に戻りたいんですという言い方も、それはそれでしっくりこなかった。他の人はどうか知らないけどおれの場合は。うまい言い方がわからない。  十字の縦軸、大横川を下っていくと仙台堀川とぶつかってまた十字に交わり、やがて大きくカーブ、またまた十字路。これを東京湾側に折れて平久川に入ると今度は五叉路になり、網目のように張り巡らされた水だ。大潮の晩、運河はぶよぶよ膨らんでゼリーみたいだ。  台形がにゅうっと体を伸ばしておれのひざにまとわりついた。なんの音かなんてわかんないよと言っている気がした。首の下の白い毛がオレンジの光に染まっている。扇橋水門の赤信号。夜は門が閉まってランプがついている。あれもコンクリートの柱を赤く染めていた。毛の黒いところはそうでもなかった。オレンジの光を黒が吸い込んだ。そうだよな、おれもわかんないよと顎をなでた。 「まあ魚か何かだろうね」  おれは台形に言った。「そうでなければ空耳だよ」とも。台形に話しかけているのか、台形のせりふもおれが一人でしゃべっているのか、自分でもよくわからない。  ああそうだ。おれはわかりやすい語り方をいつも探している。誰かの受け売りをがんばって身につけ、しゃべり、それがときどき屈辱的だ。おれがこのようにあるためにはわかりやすい物語とその語りが必須だなんて、なんだか馬鹿にされている。どうして男になりたいんですか? いつからそう思っていたんですか? やっぱりスカートは履かなかったんですか? ときどきおれはめんどくさくなって「死ぬほど悩んでるんです」とか「死にたいです」とか、可能な限り暗い声で言う。暗い顔もする。会話を遮断する。そうしてそれは、必ずしも嘘をついているってわけでもない。 「でも魚って夜でも起きてるのかな……」  とつぶやいてみたら、すかさず反論を述べるみたいにどこかでからすがぎゃあーっと叫んだ。台形はびくっと震えた。鳴き声は川沿いの倉庫の壁に跳ね返り、わあああんと響いた。両岸に建物が並んでいるからトンネルみたいになるのだろう。川の向こうで誰かがくしゃみしたのも聞こえるくらいで、天井はなくても反響する。あー。はいはい。そうだとも。寝ているやつらが突然目を覚ますことはある。あるいはたまたま夜ふかしの個体はいる。  おれもそういう個体だと言ってみようか。クリーニング工場で委託のドライバーをやっている。ちょっと前から始めた仕事。夜にコンビニやロッカーを回って集荷と配送を請け負い、ほとんど昼夜逆転みたいな生活になった。  ドライバーデビューはAmazonの軽貨物配送だった。これはおもに昼の仕事で、アプリでオファーを選んで好きな時間に好きな量だけ働き、というとなんだか聞こえはいいが、割り当てられた荷物を時間内に配り切るのはけっこう難しかった。小さい箱物ばかりで、物自体はそんなに重たくないが量が多く、積み込みがパズルみたいにややこしい。時間指定に慌てたり、マンションの宅配ボックスで誤配したり、知らない細い道を走るのも怖かった。でも一人でやれる仕事はいいなと思った。車の中は自分一人の空間で、自分の体の延長だ。  それで求人サイトを延々スクロールしていたら、今やっているクリーニング工場のドライバーを見つけた。業務委託。夜勤。けっこうレアな仕事だ。たまたま見つけたおれはラッキーなのだろう。まあ深夜労働の割には大した収入にならないし、がんばればAmazonの方が稼げるんだろうけど、ルートが決まっているので安心感があった。それもコンビニやマンションと工場の往復だから、わりあい運転しやすい道が多いのもよかった。荷物は服で、それなりに重い。ただ持ち方のコツを掴めば腰は傷めないと同業者のnoteやツイートを読んだ。腕の力だけで持ち上げようとしない。両肩と両足を荷物の正面に置く。筋トレと思えばなんとかなると知らない誰かが書いていて、これまた知らない誰かの知識や気まぐれにおれはかなり助けられている。そして深夜の配送はAmazon以上に個人プレーの仕事で、ほとんど人としゃべらずに済んだ。それが何より気に入った。  べつにそこまで人嫌いというわけではなかった。前に働いていた工場で、配置替えやら班分けやらの話の流れで自分はトランスであるとほぼほぼみんなにカミングアウトする羽目になり、なんかもう個人事業主になりてえな、なっちゃおうかなと思っただけ。  いやちょっとちがうか。ホルモン注射を始めたら見た目や声に変化があり、おれの場合はけっこうわかりやすい変化だった。カミングアウトするしない以前になんかもうばればれだよなと思った。ばれるという言い方もなあとは思うし、周囲の人にいちいち事情を知ってもらう必要はないんだけど、何かしら説明が必要なことはあった。それは何か書類の提出を求められるとかではなく、素朴な疑問や世間話に応じ、遠慮のない視線を浴びるという形でだ。マスクをしているからひげは見えない。じゃあ、コロナ禍じゃなかったらもっと目立ったのか。そして思い出したから言うけど、いつかちんこ生えてくるって思ってましたか? って質問はなんだったんだ。  悪い職場ではなかったしあからさまにひどい奴がいたわけでもなかった。なんていうか……、人と関わるとその手のコンフリクトが生じることはままあり、しょうがないよなという気持ちと、くそったれという気持ちは日毎、いや秒単位で入れ替わり、おれに中古の軽バンを買わせた。  一応言っておくけど、どうしておれがこうなのかって話はあんまりしない。たぶんあんたが一番聞きたいことだとは思うけど、きっとおれは話さない。べつに勿体ぶっているわけじゃない。なんていうのかな、いちいち説明しないほうがいいんじゃないかって気がしている。これについてはあとで言う。言いたいことだけ言うから、言ったことだけ聞いてほしい。言ってないことは聞こえてないはずだ。聞こえたとしたら、それはあんたの想像だ。原則としてね。  今はクリーニング工場と、金がないときはAmazonもちょっとやっていて、ほんとにこれでいいんだかときどき不安にはなるが車を買っちゃったんだからやるっきゃない……のか? もうだめだやってらんないと思うたび居場所や人間関係を断ち切るみたいなことを繰り返してきた。おれはずっとこうなのか? 自問自答。決まった振り付けのダンスみたいにいつも同じことを考えている。  からすに驚いた台形はきゅうきゅう唸って伏せてしまった。ほんとに臆病で、前にドッグランに連れて行ったときも周りの犬にびびって縮こまっていた。おれはそういう台形が愛しくてたまらないし、内心ちょっとほっとする。おれも人目が怖いし、大勢の中で過ごすのは苦手だから。  びっくりしたよな、怖かったよなと台形のあたまをなでたらとうもろこしみたいなにおいがした。焼きたてのパンみたいなこともあるし、芝生みたいなこともある。においをかぐと落ち着く。おれも台形もおたがいにそうだ。マスクをちょっとずらして強く吸い込んだ。夜に散歩しているだけなんだからマスクなんてしなくてもいいのかもしれないが、顔を隠している方がリラックスできた。台形が臆病なのはおれの飼い方や生活リズムのせいかもしれないと思うことは思うが、べつに怖がりだっていいじゃんかとおれはおれに反論する。  台形をあや��ながらムムくんに「前髪短いの似合うよ」と送った。もしかして明日おれと会うから髪を切りに行ってくれたのかな。さすがにうぬぼれかな。「そういう髪型好きだよ」とも送った。虫が鳴いている。りんりんりんりん、短い叫びを繰り返し、鈴の楽器を振っているみたいだ。  きみのことが好きですと言いたかった。言いたいのだと自覚したらへんにドキドキして、なんでも話してしまいたくなった。さっき川で何かぱしゃぱしゃ音がしたんだ。一瞬、誰か溺れているのかと思った。でもすごく静かなぱしゃぱしゃで、まるで誰か泳いでいるみたいな音だったんだ。せっせと文章を打ち込んでみたがしっくりこなかった。だって音の正体はわからない。それがどうしたって話にしかならない。送るかどうか迷って結局消した。代わりに「夜だけどからすがすごい鳴いてる」とますますどうでもいい話を送ってしまい、送った瞬間後悔した。どうでもいい話以上に、今からすはもう静かになっていて、辺りを騒がせているのは虫だから。べつにうそをついてしまったわけではないけど正確ではないことを言ってしまった。既読になったかどうか見たくもないがこういうときに限って秒だ。すぐにムムくんから「からすって夜も鳴く気がする……」と返ってきて、ほんとに恥ずかしくなった。  さるすべりの枝が街灯に照らされて、ピンクのフリルみたいな花びらが明かりに透けていた。濃いピンク。夏っぽいなと思ったけどもう九月だ。おれは花を見上げ、花を見上げるおれを台形が見上げていた。丸い目玉がつやつやしている。抱っこ用のバッグに入れてやるととすっかりすました顔だ。台形の体とおれの胸がぴったりくっついて、こいつのために今日もがんばろうと思う。やけに殊勝なことを考える。だからおれにとっては夜が朝だった。  やがてムムくんから「あっちがうかも、からすは明け方かも」とLINEが届き、「今度おれも台形の散歩行きたい!」「仕事がんばってね」と来たのでちょっとほっとした。台形の写真を送った。散歩中の写真。おととい撮った写真だから今日の台形ではない。でも今送ったら、今撮ったみたいに見えるのかな。何も言わなければわかんないのかな。  ムムくんからは「カワイイ」というスタンプが二つ飛んできた。きっと大事なことは二回言う。あるいは単に指先のしくじりでダブってしまった。おれにはそれがどっちなのか判別できない。想像することしかできない。じゃあ、言ったことだけ聞いてほしい、言ってないことは聞こえてないはずだというのは、けっこう難しいのかもしれない。やっぱりおれはとんちんかんだ。うまいことが言えない。でも言いたいことはある気がする。意見を述べたいというよりは、おれに声を出させてほしい。長い話をしてみたい。すごくしたいってほどではないけど、しゃべりたい。誰にも聞いてもらえないから勝手にしゃべる。吠える。おれは遠吠えをする。
「イサド住み」
価格・ページ数未定。2022年11月20日文学フリマ東京新刊予定。
文学フリマwebカタログ
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冒頭8000字くらいを載せてみました。だいたいこういう感じの語りで、トランス男性が主人公のボーイズラブです。軽貨物ドライバーをやっている主人公と、アプリで出会った年下の男の子・ムムくん。そしてムムくんがベタ惚れしている既婚男性・優人さん。三角関係のお話です。
イサドというのは宮沢賢治の「やまなし」に出てくる言葉で、「もうねろねろ。遅いぞ、あしたイサドへ連れて行かんぞ。」のイサドです。この蟹のお父さんの言うイサドが何なのか、読者のわたしたちにはわかんないですが、この蟹たちにはわかっている……というような話を書いているつもり。
そうなの、なんとまだ書いているんですが…というかごちゃごちゃいじっているのですが、精一杯やっておりますのでどうか見守っていてください〜。文フリ東京のあとは、BASEでの通販、渋谷○○書店での販売を予定しています。イベント参加は1月の文学フリマ京都、4月のJ.Gardenを予定しています。よろしくお願いします…!
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doglok · 5 months
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【三毛猫】いつもと違う遊び方に楽しそうにする猫 布団の中に手をつっこむミケがとてもかわいい チャンネル登録はこちら →https://onl.la/hbHiNij 実写版LINEスタンプ ... via YouTube https://www.youtube.com/watch?v=jEBPnH6XN2g
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shukiiflog · 6 months
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ある画家の手記if.100 冷泉慧鶴視点 告白
このままでいさせてくれないか このままの俺じゃあだめか 誰かと誰かが関わるとき、譲歩や折衷ではなくて 劇的な変化が必要なら 必然それが訪れるまで 俺は立ち尽くす以外にどうあればいい
普段ならこの時間は部屋のステレオで曲を流してるんだが、病人に余計な音は身体にさわるかと思って控えた。 自分が根っからの低体温でそんなに熱も出さない方だからまったくの手探りだが、少ない実体験や疼痛時の具合の悪さから推し量って、あとは発熱の対処についてググってでもみるか。ネットにふれるのは好きじゃないんだがそうも言ってられん。
とりあえずキッチンではちみつレモンを作ってあっためたのをマグに入れる。トレーの上に解熱剤と普通の水も置いて、解熱��って食後だったかと思って粥も作って添えて、寝室に持ってく。 今更ながら、トレーから食器類までガラスや透明な素材尽くしで、こころばかりにステンレス素材が混じる程度。もうモノを買うときに透明度でチョイスしちまうのは嗜好やらこだわりというより惰性に近い。 香澄は三つある寝室のうちベッド以外ほぼ何も置いてない部屋に寝かせてる。 「はいよ。粥と白湯と解熱剤とはちみつレモン。粥には余計なもんは一切入れてねえ、味気なくてまずけりゃ適当に残せよ」 苦手なもんやアレルギーがないか先に聞きゃよかったな。 はちみつレモンは前に買って渡したら普通に飲んでたから大丈夫かと思ったが、香澄の場合その辺どうだろうな。 「わぁ…かいじゅうのマグだ…!」 ベッドの上で俺が乗せた毛布に何重にも包まれた香澄が毛布の隙間から目を輝かせてる。 「最近買ったばっかだった。いいタイミングで熱出したな」 笑って言いながら別室からデカくて重たいシェーズロングを運んできて、ベッドの隣に置く。ちょうどリビングから寝室に移動させてたからこいつは破片を受けずに済んだ。 いつまでもマグと見つめあってっから「冷めるぞ」って横からつっこむ。 簪買ってやって以来、なんとなく目につくんで物を買うとき、ついコイツのグッズ買っちまってる。ポップな色合いの恐竜みてえな怪獣、プラントン。似たデザインも多いんで間違えて買わねえように公式の商標まで調べちまった。子供でも使って平気なようにかどれもガラス製品じゃねえから、逆にこの家ではこのマグは浮いてる。 スタンプは香澄に送ったら喜ぶかと思って買ったが、直人には使ってやらねえ。 「…こういうの、俺とかが使っていいんですか…?」 遠慮がちに訊かれた。これは潔癖についてか?公言してあるから遠慮せんでいいんだがな。 「潔癖症じゃねえんだ、厳密には。専門医にかかったわけでもねえし、ただ他人に迷惑かける範囲が似てるから便宜上そう触れ回ってるだけで。まったく平気なもんもタイミングもあるから、気にせず使えよ」 気にせずっつったってまるで気にかけねえわけにもいかねえだろうし、難儀な体質で悪いな。ってだけ言い添える。 どういう線引きかは俺にも分からんが、香澄が使ったあとのモンはよく洗えば捨てずに済みそうではある。 この前さんざん直人を殴った本も捨てずに済んでる。直人が寝てたベッドはマットレスとリネンと枕だけ捨てて買い換えた。 はちみつレモンをちびちび飲んでる香澄に向かって言う。 「俺はなかなか熱出したりしねえから正直対処がわからん。必要なものやして欲しいことがあったらお前から言えよ」 「でも、こうして寝かせてもらえてるだけでも楽だし、…これ以上迷惑かけられないです」 シェーズロングから上半身を起こして香澄と少し体を近づけて向き合う。 「まだお互いによく知らねえ。それでもここで養生させるって言い出した以上、その責任はとらせてくれよ。病人に頼むのも気が咎めるが、俺一人じゃ察しがつかねえことが多いから協力してくれねえか?」 安心させるように笑って言ったら香澄は素直に小さく頷いた。 「マグがよく似合ってんな」 はちみつレモンの入ったプラントン…かいじゅうのマグを手にしてる香澄に素直な感想を述べたら、嬉しそうに笑った。
持ってきたトレーはガラス製だから意識の端に留めながら香澄が食べ終わるのを待つともなしに隣で淡々とノーパソ使って仕事をこなして、食べ終えたタイミングでさっさとキッチンに引く。 「あの、俺自分で引けます」 「寝てろ寝てろ。またガラスにぶつかるぞ?」 洒落にも冗談にもならねえが、迂闊に動かねえようにさせとくのにはこう言うのがいいだろう。 香澄の寝てる寝室は、この家で唯一ガラス製品を一つも置いてない。この部屋に置いてる限り同じ事故は起きねえだろう。 俺に例の疼痛が起きたときはいまだにみっともなくあちこちに体をぶつけてねえと耐えられねえから、その時のための部屋だ。 こんなガラスばりの空間に暮らしてても、俺は自傷行為じみた発想でそうしてるわけじゃあない、…そう思いたい。
この部屋に俺が招き入れた ようやく大事にしたいと思え始めた人間に 歩み寄ろうとして …間違えたのか、俺は …昨日までの自分を綺麗に捨てて一新でもしなけりゃ誰かを大事にすることがかなわねえなんて そいつは逆だろう、変わるためにはそれまで継続した土台が必要だ この部屋からガラスだけ全部叩き出したって  俺は誰かと寄り添うために自分自身の身を削ぐような方法は一切とらない  それが 自己犠牲じみた自傷的な寄り添い方が 否定してやらなきゃいけなかった直人の眩暈を容認して俺や他人への暴力に発展させた、あいつを加害者に仕立てたのは俺だ 笑い話だな 寄り添うなんてことがどういうことか何も分かっちゃいないだろうに この部屋はなんだ ガラスを時に俺は自分でわざと割って 何がしたかった 「………」 俺を最初にガラス細工に喩えたのは中郷稔だ。 直人が似たようなことを言い出したのが奴の影響かどうかは知らねえが、意味合いや向けられた感情は似てるようで違った。 直人はガラス細工の美しさを無邪気に称えてんだろうが、 ”美しいが無色透明な物質の屈折を見てはたして何を美しいと言ってるのか、まざまざと見える屈折そのものかもしれないな” 中郷稔があのうすら笑みで穏やかに述べたのは皮肉だ。一見美しいと持て囃される俺には 屈折しかないと。 反駁は簡単だ、屈折そのものに可視性を与えるのはガラスって物質だろう 屈折してはじめて可視性を得るにしたって、無色透明であっても、存在しないわけじゃあない、屈折する限り誰の目にも明らかなように。 ああ、嫌になってくる、こんな小理屈、言葉遊びにいちいちムキになるほど苛立つことに。
体温計を持って寝室に行ったら香澄はよく眠ってた。 部屋の間接照明の光度を静かに落としておく。 寝返りをうって少し捲れた毛布を整えてやってから、隣のシェーズロングに静かに腰掛ける。 ケータイで直人に簡単に現状と香澄の様子だけ伝えてから、返信を待たずにケータイを閉じた。 正直今回のことであいつにも情にも絶縁されてこれっきりになるかとも思ってたがそうはならなかった。 今日ばかりはリビングに座り込んでるわけにもいかねえな。どうせそんなに睡眠が必要な体質でもねえし、今夜はここで急変がないか見とくか。 いつでも車を出せるように酒類を控えて、いつも通り適当にナッツ類だけ夕飯がわりにつまむ。 レザーも毛皮も好んで着るし牛乳も飲む、ヴィーガンってわけじゃねえけど、豆とかナッツ類ばっか昔から食うから直人に「ハムスターみたい」って言われたな。 生徒からは「吸血鬼なんじゃないか」とか噂されてたのも思い出した。そっちはまあまあ的を得てんのかもな。人前で飲み食いしねえし、日焼けに弱いんで陽は避けて歩く癖がある、夜型で朝に弱いから午前の講義は持たねえようにしてる、この西洋人の血筋まる出しの色素と容姿に痩せきってて青白い肌、極めつけに外出先で不意に鏡にうつるのが嫌いとくりゃあな。鏡に関しちゃ自室でヘアケアするときなんかは気にならねえんだが。 そういうもんを生き辛く感じたのは今よりもっと若い頃だ。 もう開き直ってそれなりに俺は俺の人生を楽しめてると自負してる、勿論。こんな歳になってまで何かのせいにして言いたい不満なんてみっともなくて抱えてられるか。 これで満足だと言えるんだ、
このままでいさせてくれないか
このままの俺で
このままではまともに関われないか?
関わりたいと思えた矢先のこの事故だった
相手が望まないなら俺にはどうしようもないから、なら相手にとって安全な距離感にとどまって そこからできることを尽くそうと
それも、結局は正当化への逃げだった
香澄からもらった飴細工を間接照明越しにじっと眺めながら時間はゆっくり過ぎていった
深夜にさしかかって少し熱が上がってきたのか、苦しげに寝返りを打ちながら顔を顰める香澄の体を少し起こしてやって、意識のはっきりしてない人間にどこまでが危険か正確な判断はつかないものの、水差しで少しずつ水を飲ませながら、解熱剤を与えた。 一応喉に詰まらせずに飲み込めたのを確認してから、濡らしたタオルを香澄の額に当てておく。 もう一枚濡らしてからあっためた方のタオルで、香澄の首回りや顔の汗を拭いてすっきりさせる。 心中で身構えたほどの嫌悪感は香澄の身体への接触には湧かなかったものの、他人に触れて看病する自分ってモンがあまりにこれまでと乖離しすぎてて、その齟齬が…今更滑稽だとせせら笑うように俺��心のどこかを引き攣らせた。 足に疼痛の前兆。「……」 ��ずいな ガラス製品のない部屋は香澄を寝かせたここしかない 背中に腕を回して抱き上げてた香澄の体をベッドの中に綺麗に寝かせて、毛布をかけ直す。 ちゃんと眠ったのを確かめてから、音を立てないように静かに一人、壁伝いにリビングへ出る。 流石にガラス塗れのここじゃどうにもならねえな 隣の二つ目の寝室に入って床に蹲る 痛む足を抱えこんでさすったり額を擦り付けたりしながら身体を揺らして時間が過ぎるのを待つ 幼い頃からあるこの疼痛は、リウマチに似てるとかなんとか言われたものの結局なんなのか判明してない 何がなぜ痛んでるのかも 効く薬も治療法もなく治りもせず今だ 起きれば過ぎるまで耐えるしかない ストレス性だとかもよく言われたもんだが俺にストレスなんてねえしなぁ 耐えるしかなくても耐えられないほどじゃない もっと耐えられないことはいくらでもある
見通しがよけりゃよかったんだ 何もかも隠れられない 隠せない空間に居さえすれば そんな場所はどこにもないならせめて 自分で自分に用意してやるしかなかった こんな歪な形になっても それでよかったんだ俺は それが 香澄に牙を剥いた 床でのたうってた体がコート掛けを引っかけて倒して
ああ ツケがきたかと 
思う暇もなかった コート掛けがガラスのテーブルの上に倒れて
テーブルが横にあった全身鏡を割って 砕け散った大量の破片が俺の体に降り注いだ
香澄視点 続き
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misttimes · 10 months
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7月5日のツイート
横須賀公演だけどおそらくwmツアー会場から一番ドムドムハンバーガーに近い。最寄り駅の汐入から特急で2駅、金沢八景下車。 domdomhamburger.com/shop/area_kt/5…
posted at 23:01:36
むしろ地方の方が統率取れていると思われる >RT
posted at 22:53:34
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RT @kekke_ama: ご新規さんが「地方なのに統率とれてる」って言ってて世間一般とのギャップを感じた
posted at 22:52:54
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RT @yukachiofficial: (ゆ)お聴きいただきありがとうございました〜🖤🖤🖤 2人とのおしゃべり、本当に本当に本当にうれしたのしかったです🥹🫶 また呼んでくださーーーーいっっっ! そしてむんにも遊びに来てくださーーーーーーーーーーいっっっっ!らぶぅ🩷! #ゆみりさ #muuun #agqr twitter.com/lst_qr/status/…
posted at 22:40:32
>たくさん飲んでも効果に変わりはありません。また、一度に多く飲んでも効果の持続が期待できるものでもありません。1日1本を継続することをお勧めします。 www.yakult.co.jp/faq/cat-2.html
posted at 22:29:43
はとつー
posted at 22:28:24
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RT @osucinema: 2023.7.9(日) まで自主制作アニメーション特集 あと4日残すのみ!お見逃しなく! 『ガディガルズ』 監督・脚本・キャラクターデザイン:でぃーきー キャスト:二ノ宮ゆい、逢来りん、Machico、大橋彩香、田所あずさ、関智一、木村昴、田村ゆかり、新谷良子、速水奨、五十嵐麗、イジリー岡田、他 pic.twitter.com/fKA5sXerMe
posted at 21:59:51
任務欄確認して無かったからどちらも達成済なのだろう。全然記憶に無い…… >RT
posted at 21:51:52
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RT @zekamashinet: 以下任務が次(07/07)メンテで終了するみたいです。やる方はお忘れなくー ・春の海上警備行動!艦隊、抜錨せよ! zekamashi.net/kancolle-koury… ・春!「三一駆」旗艦「長波」、出撃せよ! zekamashi.net/kancolle-koury… 2019/03/22に実装された任務みたいです
posted at 21:51:04
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RT @VSTORAGE: 【#EMOTION40th🗿】 7月1日(土)0時より 『おねがい☆ツインズ』 『Simoun(#シムーン)』 『#ぽてまよ』 「EMOTION」全3作品が 各配信サービスにて見放題配信決定🎉 v-storage.bnarts.jp/anime/etc-anim… 👓#Please20th🏠#おねてぃ #おね2 pic.twitter.com/A5j0sCIcIE
posted at 21:44:55
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RT @sugiko_deluxe: 七夕の日🎋にクリィミーマミの期間限定無料配信がはじまりまーす。 嬉しい☺️💕たかこ #クリィミーマミ40th #クリィミーマミ #太田貴子 #島津冴子 #水島裕 #井上和彦 twitter.com/studiopierrot/…
posted at 21:42:19
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RT @official_genco: [きんいろモザイク] カレン風パーカー(半袖) www.amazon.co.jp/dp/B0CB6Q3JQZ 販売開始となりました! 価格:税込¥9,900 サイズ:M・L・XL 限定数:3サイズ合計200着 ※先ほどまで販売ページ内でエラーが出ておりましたが、現在は修正されております。 サイズはページ内タブで選択頂けます。 #kinmosa pic.twitter.com/5x0ypv3QfB
posted at 21:36:30
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RT @official_genco: 【きんいろモザイク新商品情報】 カレン風パーカー(半袖)の試作品が完成しました! 明日7/5(水)20時より約2週間Amazonにて予約を受け付けます! 200着限定です。 サイズはM・L・XLの3種。 袖はまくればカレンのように着ることが出来ます。 この機会に是非ご予約くださいませー。 #kinmosa pic.twitter.com/hZ2lhLrwi1
posted at 21:35:31
ゆかちはヱビスビール記念館で琥珀ヱビス試飲した事あります #ゆみりさ pic.twitter.com/7V3bGvARND
posted at 21:34:10
面白かった 2曲もかけるとは太っ腹な #ゆみりさ #agqr
posted at 21:30:01
以前ゆかいなおさんぽ企画で呑んでましたな #ゆみりさ #agqr
posted at 21:24:45
ゆかさンちwww #ゆみりさ #agqr
posted at 21:18:26
GYOZA🥟 #ゆみりさ #agqr
posted at 21:14:34
全員アラフォー #ゆみりさ #agqr
posted at 21:13:41
GGFの頃から知ってるw #ゆみりさ #agqr
posted at 21:09:23
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RT @maigehn: 「私だけを見て」みたいなことをどストレートに言う、(そう思い続けられる?)所こそが、田村氏の超弩級の才能なのであろーか? 「さん、じゅうななさい」の件からさらに10年経ったんよ。どこまで登るのか。
posted at 20:58:17
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RT @maigehn: 田村ゆかりライブ よかった… 何がいいってまず他のお客さんがとてもよかった。いいふいんきだった。田村氏はいいお客さんを持っておられるなー。定番曲での客たちの「せかいいちかわいいよーー!!」の大合唱がほんとによかった。わしの中の何かが救われた。(何が?かはまだ謎)
posted at 20:58:15
札幌はNH988使うとその日のうちに帰京しようと思えばできるのか。
posted at 20:55:45
@neru_sleep トップページに「Sorry! Japanese Only!」と書かないと。
posted at 20:00:23
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RT @neru_sleep: ツイッターが死んでるのでこれからは個人ホムペの時代 インフォシークでURLを取得し、frameタグで2カラムにし、忍者カウンターを置き、もっと書き込み隊をレンタルし、20カキコで専アイを渡し、cgi-binフォルダでFFAを開発し、⭐︎リンクでイラストを閲覧させ、常連と相互リンクし、同盟バナーを並べる
posted at 19:58:59
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RT @otsune: 「Twitterが普及する前って、毎日のネット巡回はどこを見てたんですか?」 「まずAirCraftというソフトでNIFTY-SERVEを自動巡回して、オフラインでフォーラムの書き込みを読んでリプライをいくつか書き溜めて、接続し直した時に一気にアップロードして……」 「そこまで昔の話は聴いてないです!」
posted at 19:57:39
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RT @FukuokaAirport: #FUK駐機中の機内から @Starflyer_pr の新機材A320neo<JA28MC>が本日SFJ45便で福岡空港に初飛来しました!✨ 大きな頭上手荷物棚やタッチレスの化粧室を備えるAIRSPACE、デバイスホルダーやUSBポートを完備するシートなど、より快適な機内に!💕 皆さま、羽田=福岡線のご利用お待ちしております! pic.twitter.com/c0IhWKGAA0
posted at 19:54:25
wmツアー開始前は40000以上溜まっていたJREポイント様々である。まだ5桁ある。
posted at 19:53:20
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RT @miso_katsu: インプレッション減ってる? pic.twitter.com/FXUQgr3P0m
posted at 19:43:47
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RT @_22714_: 倉敷公演の時に「今日初めての人いるー?」ってゆかりんが聞いた時に、私が手上げたら、右横のお姉さんが手をキラキラ私の方に向けてニコニコしてくれて嬉しかったのに、緊張で全く反応できなかったことを後悔してる。Twitterにいるかな、あの時のお姉様。ツイートが届きますように。1階16列目でした。
posted at 19:42:42
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RT @mup_contents: ❁ ┈┈ ❁ ┈┈ ❁ ┈┈ ❁ TVアニメ 「#私の百合はお仕事です!」 LINEスタンプ発売📖 #わたゆり の名場面が たっぷり詰まったスタンプが 販売開始しました。 ぜひお気に入りのスタンプを 教えてくださいね❣ ❁ ┈┈ ❁ ┈┈ ❁ ┈┈ ❁ ▼購入はコチラ☕ line.me/S/sticker/2359… pic.twitter.com/SljRyMEdst
posted at 12:43:07
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RT @ztkszero: まさにこれ。 マイナンバーカードにしても海洋放出にしても、今反対してる人の大半は話しても通じない。 説明されても、基本に立ち返って理解することができない。 あれ全員に理解を求めるなんて無理。 理��的な疑問や提案にはしっかりと応えつつ、ノイズは捨てて粛々と進めるべき。 twitter.com/tatsuvar/statu…
posted at 12:42:33
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RT @tatsuvar: もういいから、政府はガンガンとマイナンバーカードの活用を推進してくれ。 いま反対している人の大半は、多分、話しても通じない。 実感した。 twitter.com/tatsuvar/statu…
posted at 12:42:28
あそこしか思いつかない。半場さんお嬢様学校出身なのか。 >RT
posted at 12:41:35
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RT @hanba69: 偶然会った高校の同級生がちょっと信じられないくらい変わってなくて、わりと本気で時空が歪んでるのかと思いました。わたしもあの子と同じ時間軸の住人になりたかったです。ちなみに高校での挨拶は「ごきげんよう」でした。 ごきげんよ��、みなさん。
posted at 12:39:46
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RT @kidatch: 盛岡や仙台のライブに参加する予定だけど、えきねっとトクだ値取れんかった方へ 新幹線の指定を普通にとって乗車券を週末パスにしてはいかがでしょ?これに、くりこま高原↔盛岡の乗車券を追加したほうがお安く済むかと 普通に買うと17160 週末パス+追加乗車券8880+3960=12840 www.jreast.co.jp/tickets/info.a…
posted at 12:38:57
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RT @east_japan: E5系、JR東日本アプリで「コンセント:有」だと全席に、「コンセント:一部有」だと窓側だけにあるのが分かるから参考に出来る。 pic.twitter.com/KMRrSUCr0T
posted at 10:39:24
JREポイント特典で確保成功。
posted at 10:14:06
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RT @masa_0083: Twitterがまともに使えなくなり、他のSNSへの移住を考えたみなさん。 慣れ親しんだフォロワーとの別れ、異文化への不安。そして次のSNSに自分の居場所はあるのだろうかと不安に思いませんでしたか? 国土を失うとは、そういう事です。
posted at 08:50:28
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RT @ishiitakaaki: 川口市民は、巻き込まれるのは嫌でしょうから、どんどん動画をSNSにTwitterだけではなくあげてください。クルド人の行動パターンで、騒ぐ、国会議員に泣きつくで。変な勢力の動きは抑制されます。世論を作りましょう。 twitter.com/nasunasunaasu/…
posted at 08:48:53
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RT @nasunasunaasu: 川口市立医療センターでクルド人が騒ぎを起こしてたね。すげー人数。日本じゃないみたいやったわ。 ホンマ、勘弁してよな。入院患者やら居るんやで? 日本人を人間だと思ってないんか、このバカどもは。真面目にやっとる同胞の顔に泥を塗りよってからに。 機動隊まで来る始末。日常が失われていく。 pic.twitter.com/05L8zt9WUM
posted at 08:48:49
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tanamaphoto · 4 years
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【Blog】静かに虐殺されている
今日、イトコが死んだ。
朝、携帯の最初のアラームが鳴る15分前に母親から着信があった。 テキストでもトークでも「とりとめのない」長い話をするきらいのある母親の性質を億劫に感じて一度はその着信を見送った。
(15分後に起きたら掛けなおそう)
そんなことは今に始まったことではなく、
わたしはなかなか電話に出ないので(元来電話ぎらいである)母親も慣れてしまったのだろう、めずらしく簡潔なLINEメッセージがぽこ、ぽこと送られてきて、携帯の液晶がぴかっと光った。
「今日お通夜で、明日葬儀。」
しばらくして、わざと寝ぼけ声で母親に電話を掛けた。母の声は平生よりワンオクターブ低く、
もともとの早口がさらに早く急かされるような口調だった。内心冷静ではないのに冷静を装おうとして失敗しているパターン。分かりやすすぎる誤魔化しはわたしを更にアホにさせた。
むにゃ、むにゃ、へえ、そうか、うん、と山下清のような口調で母の話に相槌を打った。3月に祖父が危篤になり、先月祖母が救急車で搬送されたこともあり、母親は随分と疲弊している。空気を換えたかった。
自殺だった。
三重県に住んでいる彼の年齢は一個上(たぶん)で、私の叔父にあたる母親の双子の兄の長男だった。小さい頃はよく叔父と一緒に長崎に遊びに来てくれた。その下に妹がいたが、生まれつきの半身麻痺だったので叔母と一緒に留守番していたのだろうか、彼女の記憶はわたしのなかにほとんどない。
わたしの兄と、彼と、わたしの3人が祖父母の家のお風呂場で、たらいに入って遊んでいるオールヌードのほほえましい写真や、 わたしが彼の肩に手を置いて、頬にキスをしている写真がある。独特の蒸気を帯びた、とてもよく撮れたツーショットだ。
わたしは幼少期一重瞼でたいそう不細工な子どもだったので、気に入った写真などほとんどない。だけどこの写真は好きで、よく眺めていたのではっきりと記憶に残っている。彼は真正面を向き、下唇を少し噛んで、うっすら鼻水を垂らしている。
そのくりくりとした大きな美しい瞳はまっすぐとレンズをとらえていた。
やがて叔父が離婚したので、彼とはますます疎遠になった。
もともと親戚が少ないうえ、身近に住んでいる従姉妹(ギャル2人、1人は結婚式の入場曲でLADY GAGAのBad Romanceをかけていた。どうかしている)とはほぼ交流がなかったので、
あの、わたしがキスをしたまんまるな瞳の男の子はわたしの中で何となくの希望だった。
わたしには歳が近いイトコがいる。 
連絡を取り合うことも会うこともなかったけれど、彼には彼の人生があり、喜びがあり、困難があり、秀才だろうがアホだろうが、肥満だろうがマッチョだろうが、彼は彼の人生を謳歌しているものだとばかり思っていたのである。 それなのに、だ。
ぺらぺらと誰かに話す話題でもないが、ひとりだけ、頻繁にLINEのやりとりを交わしている年上の友人に連絡した。
彼女はそのふるまいからは想像もできないほど壮絶な経験を背負って生きているひとで、やはり今回も「大人になってからの出来事は、全部自分にしか由来しないから。」と、達観した言葉をくれた。 その通りだと思った。
「フィカスを買おうと思う。」 「いいねぇ!」 すぐに互いの趣味のガーデニングの話題に戻り、タイムラインは茶目っ気のあるスタンプであふれた。 自転車で10分、テレワークの昼休みに前日から目を付けていたフィカス・ベンガレンシス(ゴムの木系の観葉植物)を買いに近所の園芸店を訪れた。 他の立派な木に気後れするようにお店の隅にいたそのちびの木を、海外旅行用のリュックに詰めて背負って帰った。
植物は、気持ちを明るくしてくれる。部屋の中に置いているいくつかの植物たちは、新しいちびの木を一瞥して、にこりと笑った気がした。
戸建て住まいが多いこの下町エリアでは野菜の苗やパンジー、マリーゴールドなどはばんばん売れるらしいが、
ちびのフィカスは随分長い間売れ残っていたのかもしれない。土の表面には苔が生えており、根の状態がすこし気になった。
幹や葉は生命力を保っているように見えるのに、根が死にかけていることはままある。 前述の友人が使わなくなった鉢を譲ってくれるというので、数日中に綺麗な土に引っ越しさせてあげることにした。
夕方になり、部屋に蟻がいることに気が付いた。
蟻!
はじめは1匹だったが、ふと見ると2,3匹まとまって見つかる。
いったいどこから、と行方を追うと1匹がフィカスの鉢底に消えていった。 生きているのか、死んでいるのか、わからないこの新入りのちびの木に、ひっそりと別の命が住んでいたようだ。
部屋の中にはとても置いておけないので、植え替えまでの間、屋上の家庭菜園スペースに仮住まいしてもらうことにした。山椒の木や、パクチーのプランターなどの隣におさまったちびの木は屋上で堂々と天を仰ぐ。
この、ちびの木を見る度に、彼のことを思い出すのだろうか?
饂飩をすすりながらぼんやり考えた。 このタイミングで新しい植物を迎えたことに意味を持たせようとしている自分に気が付いた。
その夜、以前から気になっていた「ラッカは静かに虐殺されている」というドキュメンタリー映画を観た。
戦後最悪とも言われるシリア内戦をテーマにした衝撃作で、スマートフォンを武器に世界に「真実」を伝えることで命を懸けてイスラム国と戦う市民記者「RBSS(“Raqqa is Being Slaughtered Silently”=ラッカは静かに虐殺されている)」たちの姿をとらえたドキュメンタリーである。
映画鑑賞についての備忘録は「Filmarks」に綴っているので、ここでは多くを語らないことにする。https://filmarks.com/users/TANAMA64
人は映画を観た後、実際に涙を流していなくても「泣けた」とやや大げさなコメントをしたりするが、
何だろうか、不思議なもので90分の映像の中でわたしはほとんど、涙を流していたように思う。
「シリアは世界中から5年も無視されている」と語る市民記者の青年の言葉が胸を打った。数秒後、数分後に迫る死が簡単に想像できる世界で生きる人たちのことを思って、観終わったのは夜の2時だったがなかなか寝付けなかった。
先般ちょうど西加奈子の『i』を読み終えたばかりということもあり、シリア問題はわたしの脳みその割と大きなスペースに鎮座しぶすぶすとくすぶっていた。
恥ずかしいけれどわたしは、脳みその構造が随分単純なのかとても感化されやすいので、その夜は自分の故郷が「シリア化」して、イスラム国に酷似した黒づくめの過激派組織によって大量虐殺が行われているという夢を見た。
まさにそこは地獄だった。
翌日は久々の出勤日で、昼から会社に向かった。 ラッカのことか、イトコの「彼」の黒い大きな瞳かを思い出して電車の中で少し泣いた。 自分に驚いた。
心の中にはあらゆるものに対してのとむらいの想いが渦巻いているのに、
忌引きを取るわけでもないし、それはどうしようもなく「自分の問題」だった。 きのうの出来事が嘘のようだけれど、死は紛れもなく平等に、思ったよりも近くにある。
ちびの木を生かさなくてはいけないと思った。
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thereareonlydeer · 2 years
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あく
ちょっとしたおはなし
最近寒かったので昨晩は鍋を食べることにした。あたって、オクムラを我が家に呼びつけた。独りで鍋をつつくのは(冬の寒さも相まって)いささか寂しいし、コストパフォーマンス的にもよろしくない。規模の経済と固定費用の問題だ。
ボクがオクムラに連絡を入れたのはちょうど日が沈むくらいの時間だった。唐突に思い立ってしまったのだから仕方ない。「は?無理」の一言で断られても当然。ダメ元のお誘いだった。ところがオクムラは5分たらずでボクのメッセージに既読をつけ、二つ返事で了承してくれた。連休最終日の夜の急な呼び出しにも関わらず。お文具さんのスタンプ付きで。よき人とお近づきになれたものだと思った。自らの日頃の行いに感謝せざるをえなかった。
ーー何鍋がいい?
ーーミルフィーユ鍋
ーーりょうかい
ーー白菜と豚肉買ってくね
ーーじゃあその間にカセットコンロ買ってくる
ーー今から!? よくコンロなしで鍋しようとか言ったね
ーー<何か御用ですか?>
そんなやり取りの後ボクは家を出て、(手袋を忘れたり鍵を忘れたりで玄関と駐輪所の間を数往復した後)GIANTのクロスバイクに跨がりカインズへのsnow way home(center)を走った。薄らとはいえ雪の積もった道を、28Cとはいえスポーツバイクのタイヤで走るのはそれなりに神経を使う。人気映画のネタバレを踏まないようにSNS巡りをするようなものだ。つまりボクは浮かれていた。
そんな訳で家に帰ったときにはボクのリュックサックはパンパンだった。コンロに加えて売れ残りの福袋まで買ってしまったのだった。どう考えても処理に困るものしか入っていない、そんなことは分かっていた。分かっていたところで止められないからこその躁なのだ。でも正直帰る途中、何入ってんだよってキレかけてた。(多分8割方コンロの重さだけど)めちゃくちゃ重かった。肩紐がめちゃめちゃ食い込んでた。東堂に踵落とし喰らった花御の気分だった。
件の福袋はオクムラが来てから開けた。宝くじとかもそうだけど、こういう類のものはハズレと確信してはいてもなんだかんだワクワクしてしまう。オクムラも例に漏れないらしく、あらかじめラインで福袋のことを伝えておいたら、ウチに入るなり白菜と豚肉が入ったマイバックをほっぽりだして「早く開封の儀を始めよう」とボクを押し倒した。
福袋の中身はおたまとゴムべら、電子レンジ調理用のプラスチック容器、それから韓国食器と思われる金属製の箸と深皿とのセットだった。案の定急速に冷めたボクは微妙な表情になってそれらを紙袋の中に戻そうとしたのだけど、オクムラは「ちょうどいいじゃん」と待ったをかけた。オクムラはお片付け作業に入っていたボクの手からおたまと韓国食器セットを掠い「ねっ?」と笑った。まあ確かに鍋だしな、と思った。
鍋制作はオクムラがすることになった。「あんたに任せたらもんじゃ鍋になるから」とのことだった。ボクはお言葉に甘えることにした。罵倒を甘受したと言ってもいいかもしれない。とにかくボクは申し訳程度の感謝の印として台所に足下ヒーターを持っていった。それからリビングのこたつに足を潜り込ませた。ブレーカーが落ちそうだったのでこたつのスイッチは入れなかった。HUAWEI製タブレットを取り出してプライムビデオのアプリを開き、メイドインアビスを探した。台所からオクムラが「具材切って鍋に突っ込んだらすぐそっち行くから」と言った。じゃあヒーターの意味ないじゃん、と思った。
宣言通りオクムラはすぐこちらにやってきた。カセットコンロの上に土鍋をセットし点火する。「強火じゃないと灰汁が出ないから」オクムラはそう言って火を大きくした。火柱が鍋からはみ出そうだった。顔面に吹き付ける炎の熱に割とビビった。そこでふと気づいたのだけど、ボクらは向かい合って座っていて火力調整用のつまみはオクムラ側にあった。ついでにおたまその他食器類もそちら側にあった。オクムラは鍋奉行をするらしかった。ボクはまたもや甘えることにした。こたつの電源をつけて腕までこたつの中にしまい込んだ。
オクムラは灰汁代官をしながら「あちーあちー」と連呼していた。何事かと思ったら、例の金属製韓国深皿を灰汁受け皿として使っていた。そりゃ熱かろう。「陶器のお皿もあったでしょ」と言うと「だって使ってみたいじゃん」と返された。ボクは机の端に置かれた箸箱へ視線を向ける。金属の箸は入ってなかった。使ってみたいじゃん精神がここまで及んでなくてよかったと思った。
土鍋に蓋をして煮込む間ボクらは思い出話に花を咲かせた。旅行先でふと立ち寄った籃胎漆器のお店でその軽さに感動し手頃なお値段のコースターを買おうとしたら数千円の小物入れもサービスでつけてもらった話。たまにはこういう物もと薩摩切子のペアグラスに大枚をはたいたはいいものの、一緒に買った芋焼酎が未だ栓も開けられずにボクの家の台所で眠っているという話。有田の陶器市に行き何故か安物の器は唐草や唐辛子モチーフの柄ばかりで「代わり映えしないねえ」「面白いデザインは高いねえ」と言いながら工房を回りつつ結局駅前の大型店でその安物の陶器を物色していたところ、やっぱり心から気に入った物が欲しいという結論に至り通りの端っこのお店を訪れ鯨の意匠が施されたウン万円するお皿を買ってホクホクしながら帰った話。
積もる話が全部済んだころには鍋のグツグツ具合も最高潮に達していて、ボクはこのくらいの仕事はしますと言わんばかりに蓋を持ち上げた。湯気がもわっと巻き上がりすぐに立ち消えた。「おいしそうでしょ」オクムラは自慢げにめくばせをする。ボクはそういう表情がこの上なく好きだと思った。
にっき
約5年前、キッズグーというポータルサイトが閉鎖した。今は亡きこのサイトでは色々なブラウザゲームを遊ぶことができた。名前に違わず子供向け。小学校低学年がターゲット層だったんじゃないかと思う。個々のゲームについての記憶はほとんど消え去っているけれど、子供ながらに若干引くほどラインナップが充実していたことは覚えている。
その中で「なべぶぎょうとあくだいかん」というゲームだけは名前までしっかり記憶している。その名の通り鍋をテーマにしたゲームで、プレイヤーは鍋奉行になり上手く仕事をこなさなければならない。画面上には鍋とおたま、菜箸が映っていて、ゲームが始まると吹き出しが現れ具材が示される。プレイヤーはそれと同じ具材をクリックし要求通りの具を取り分ける。時間がたつにつれ次々と注文が来るようになるので素早くかつミスしないような操作が要求される。それに加えて時間経過とともに鍋の上には灰汁が浮かんでくる。プレイヤーは灰汁代官としてこの灰汁も処理しなければならない。当然おたまと菜箸の使い��けも必要で、これを間違えれば減点を喰らってしまう。具材取り分けが遅かったり具材を間違えたり灰汁の処理が遅かったりしても減点で、これらの減点が閾値を超えるとゲームオーバーとなる。鍋奉行としてどれだけ長く場を切り盛りできるか、という耐久型ゲームだ。
最近ふとこのゲームのことを思い出して「あくだいかん」が「灰汁」と掛かっていたことに気づいた。当時は悪代官という言葉の意味は漠然と知っていたものの、どうしてこのゲームにその言葉が使われているのか理解できなかった。今回その掛詞に気づいてすごいアハ体験だった。鍋奉行については奉行という言葉のイメージからなんとなく「鍋をたべるときの仕切り屋」なんだろうなと思っていた。この認識自体は概ね合っていたのだけれど、ちょっと調べてみたら実際にそういう役職があったらしくいい勉強(?)になった。
あとついでにほんとに全く関係ない話。今この文章を書いているのが七条へ向かうバスの中なんだけど、さっき二条を通り過ぎて次のバス停が三条でお?って思ってたらその次は「条」関係なくて萎え萎えです。
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565062604540 · 2 years
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16
※三人称です  汐里は、逃げるようにして兄の家を出た。  5階分の階段を早足で下りて、古い雑居ビルを出た。  少し歩いて、ビルを振り返る。 「はぁ……」  そこで、ため息をついた。  あの5階に兄がいる。きっと、わけがわからなくて困っている。 『おはよー! ドラゴンスープレックス日和だね!』  そして、とうとつに鳴ったスマホが表示したメッセージもわけがわからない。こんなメッセージを送ってくる人間は、汐里の交友関係では一人のみだ。  てきとうにスタンプを返しつつ、あらためて昨日の夏帆とのやりとりを見る。 「……これはいけない」  冷静でなかったとはいえ、ひどい。主に自分が。  そもそも、共通の話題としていちばん大きなものが兄だから、そこに言及した話題が多いのはしかたない。しかしこれはない。  そういう前提でさらに会話を遡る。  自分の発言に一定の傾向が見えてくる。  それは「兄は自分が好きなのではないか」という質問の形式をとりつつ、実際はそうであってほしいというものだ。文字になって残るのはやばい。客観的に自分がどれだけめんどくさい人間なのかわかってしまう。他人だったら、たぶんこいつはだめだと汐里は判断する。  もう、認めるしかないかもしれない。 「認めるもなにも……」  あんな声を出してしまった。  自分で触れても、別にどうということはないのに。  デートごっこをしてみた。  恋人みたいにふるまってみた。  それ以上のことも考えて、昨日、実際に触れられて……。  いやじゃなかった。いやじゃないどころの騒ぎではなかった。  人通りの多い商店街を歩きつつ、汐里はひとり赤面する。 「……」  昨日は、よく眠れた。  ぐっすりだった。  あんなことがあって、兄が隣の部屋にいるというのに。むしろ、いたからこそ。 「うん。やめよう。考えるのをやめよう」  これ以上はよくない。  なにをどう考えても、兄にされることで、いやなことというのがひとつも思いつかない。 「ただいまー」 「おかえり。今日は早かったのね」  帰宅すると、ちょうど母が昼食の準備をしていた。 「食べてきたの?」 「ううん。おなか空いてる。お父さんは?」 「仕事中。しばらく出てこないわよ」 「そう」  少しほっとする。  汐里は、父親の利通が苦手だった。  悪い人でないのはわかる。ただ、行動原理がまるでわからない。外面で接しようにも、頭の回転がべらぼうに速くて、いきなり切り込んでくる。母だってテンポも速いほうだし、汐里自身、そんなに人に劣っているとは思わない。しかし父親のあれは異次元だ。しかもデリカシーがない。抜身の凶器を振り回しているような感じだ。少なくとも、母のようにその存在をおもしろがることなんてできそうにない。まして兄は、あの父とずっと一緒に生活していたわけで……。  制服から部屋着に着替えて戻ってくると、食事ができていた。再婚前、母親と二人で生活していたときも、食事だけは欠かさずできたてを作ってくれた。 「いただきます」 「どーぞ」 「お父さんはいいの?」 「いつ出てくるかわからないもの。スタンバイして待ってるだけよ」 「……いまさらなんだけどさ」 「なに?」 「失礼な話かもしれないんだけど」 「だからなによ」 「あの人のどこがよくて結婚したの?」  口にしてから、はっとした。思ったよりきつい言葉になってしまった。  しかし母親は気にした様子もなく、にまーっと笑う。 「聞きたい?」 「……う」  変なとこをつついたかもしれない。  母親は、汐里の様子を見て、苦笑する。 「ま、あの人がかわいいと思えるのは、きっと世界で私だけね」 「かわいい!」 「そうよ」 「……かわいい?」 「ええ」  母親が遠い。そういえば、キャラの趣味なんかでも、母親のセンスはよく理解できないことが多い。どこからどう見てもデザインの敗北だろうと思えるようなゆるキャラに、目をきらきらさせていることがある。 「こういうの、理屈じゃない部分があるものね。見て、話して、ああこの人だと思う。思っちゃう。収入だとか外見だとか、そんなのはあとづけよね。自分の直感が正しいと思いたいから、いろいろ理屈をつけて自分を説得する。汐里は、そういうのわからないかしら」 「……」  一度だけ、それを感じたことがある。  でも、その人は兄だった。  兄だと思えば、確かに兄だった。つい最近まで、それでやってこれた。  そのはずだった。 「感情は、否定しちゃだめ」 「……否定?」 「そう。感情に流されていい、という意味じゃないわよ。どう動くにせよ、それは確かにあるんだと、自覚したうえで行動しなきゃいけない。自分に嘘をついたら、そのあとの行動すべてが歪んでしまう。だから汐里」  母は、気がついているのではないか。  まっすぐな視線に、射すくめられるような気がする。 「あなたは、考えて。考えて、考えて、わからなくなったらそのときは……」 「そのときは?」 「相談してくれればいいわ。答えはあげられないけれど、考えかたは教えてあげられる」  前提を飛ばして、話をしている。  母は、鋭い人だ。この鋭さは、たぶん自分には受け継がれていない。 「あのね、お母さん」  そのときだった。  書斎の扉がバンと開いた。 「早百合さん、僕は空腹になった」 「はいはい、すぐ用意できますからね」 「ありがとう。早百合さんの料理はいつでも最高だからな。僕は、5年経ったいまでも毎日新鮮な感動を覚えつつ早百合さんの料理を食べることができる」 「ありがとう。じゃ、座って待っててね」 「わかった。おお、汐里ちゃん、ひさしぶりだな!」 「あ、はい」  ダイニングの対面に父が座る。  外見は、整っている。兄は、この人によく似ている。もっとも雰囲気はかなり違う。父を見た絵美里の印象は「直球で鬼畜ドSメガネ」だった。それほどではないと汐里は思う。  その父が、汐里をじーっと見つめる。 「な、なにか」 「うむ。汐里ちゃんは今日も世界で二番目に美しい!」 「はあ、ど、どうも」 「僕の自慢の娘だ!」  この人が苦手でない人、この世に何人いるんだろうか。テンションが高いときはこれだし、一度思考に沈むと、今度は完全に周囲をシャットダウンする。 「ところで、貴大はどうだ」 「どう、とは?」 「よく行っているのだろう? 僕としてはあまり推奨できないが」 「どうしてですか?」  少しむっとする。もちろん、汐里の些細な変化など気づいてくれる相手ではない。 「それはあいつが常識人だからだ。なぜ常識人かといえば、僕を反面教師として育ってきたからだ」 「……」 「常識は煩瑣だ。人間の行動を束縛する。ゆえに、あいつは細かいことでうだうだと悩む。血縁のない妹が頻繁に遊びに来るのは問題だ、そのことによって汐里ちゃんによくない噂が立ったらどうしよう、などとな」 「それは……」 「僕に言わせればあいつはバカだ。汐里ちゃんみたいなかわいい妹を持ったのなら、全世界に向かってかわいいと叫べばいいのだ」 「それができない人だっているのよ」  母親が料理を運んできて、助け舟を出してくれた。 「あいつは、できない理由を突き詰めたのか? これ以上はもう問えないという限界まで、自分の感情を分析したのか? それをしていないうちは仮説ですらない」 「はいはい、ごはん食べましょうね。おいしいですよー」 「そうしよう。空腹は思考の敵だ」 「それじゃ、私は部屋に行くね」  ごはんも食べ終わった。この空間にいる理由がない。  食器を台所に運んで部屋に戻ろうとすると、母親に呼び止められた。 「汐里、冬休み中、一日空けられないかしら」 「予定はないけど」 「できればでいいんだけど、おばあちゃんの家に行ってほしいのよね……」 「いいけど。なんで?」 「このあいだ入院してから、めっきり弱気になっちゃって。愚痴攻勢がすごいのよ。このあいだ私が行ったときも、このまま孫の顔も見れずに死ぬんだとかなんとか……」 「……そういう人だったっけ?」 「まちがいなく大義名分でしょ。そういえば汐里が来てくれるっていう。死ぬわけないじゃない、毎日2時間も散歩してる人が」 「ああ……」 「できれば、貴大くんも予定をあわせて一緒に行ってほしいの。あの人、貴大くんのこと気に入ってるから」 「ん。わかった。聞いてみる」 「よろしくね」  この家は、両親が再婚した翌年にできた。  兄は、高校を卒業してまもなく一人暮らしを始めた。だから、この家で兄と過ごした時間は、2年弱だ。  兄の部屋に入る。  暖房の効いていない部屋は、底冷えするような寒さだ。  自分の部屋と広さは変わらない。シンプルなデザインのデスクとチェア。壁面には大きな本棚と、そこに大量���詰まった本。ベッドも��っている。たまに兄が戻ってきたときに泊まるからだ。 「……」  本棚に、兄の部屋着が下がっている。ハンガーで引っ掛けてある。なんとなく手に取った。  ベッドに腰掛けて、手に持った兄のパーカーを凝視する。  それから汐里は、周囲をきょろきょろと見回した。 「べ、別になにもしないし……」  謎の言い訳をしつつ、汐里は、兄のパーカーに顔をうずめた。  柔軟剤のいいにおいがする。  同じ家で暮らしていたときでも、兄に体臭めいたものを感じたことはない。しかも、母の洗濯は完璧だ。  あてが外れたような顔で、汐里はパーカーから顔を離す。 「いいもん。じゃあ着るもん」  ぶつぶつ言いつつ、汐里はパーカーに袖を通す。  兄は、背が高い。汐里は、女子の平均並みだ。サイズがあうはずはない。 「えへへ、ぶかぶかだー」  余った袖をぷらぷらと振ってみたりする。  しばらく、緩んだ顔をしていた汐里だったが、はっと我に返ったような顔になった。  恥ずかしいことをしている。  よくわからないが、ものすごい恥ずかしいことをしている。  なにが恥ずかしいって、兄とはいえ、異性の服を着てぶかぶかだーとかゆってしまったことが最大に恥ずかしい。その行動を自分に許してしまったことが恥ずかしい。 「うぅぅ……」  よくわかんない唸りをあげつつ、汐里は兄のベッドにころんと転がる。  だめだ。  これは、どうしようもない。  包まれたい。そう思ってしまう。  お兄ちゃんに、すっぽりと包まれて、小さい子供みたいになって、お兄ちゃんのことしか考えられなくなりたい。  そう考えること自体が恥ずかしいのに、止められない。もっと、もっと、と、心臓が自分を急かしているような気がする。  感情は、これを否定してはならない。  母はそう言った。  これは、ここにある。この気持ちは、ここにある。それを否定したら、きっとまちがえてしまう。  でも、だからといってどうすればいいのだろう。  スマホを取り出す。兄の休みは不安定だ。連絡は早めにしたほうがいい。トークの画面を開いて、文面を考える。  お兄ちゃん、好きです。  そう書いた。書いて、消した。  あわてて、母から聞いた内容をきちんと書いて送る。  心臓がぎゅっとなるような気がして、体を縮こませる。  私、バカだ。  こんな、ラブコメみたいなバカなことする人間だったんだ。  バカなこと、という自分の判断とは乖離して、心は感情に惑溺していく。熱くて、痛くて、甘くて、苦い。  その感情を言葉にするなら、たったひとつの言葉しか思いつかない。  スマホが震えた。 『なんとか休みをもぎとる。年内には……たぶん……』  兄からメッセージが返ってきた。  お兄ちゃんと、出かける。  この家でも、お兄ちゃんの部屋でもない場所に、二人で行く。  いろんな感情がマーブル模様になって押し寄せてきて、汐里はうつぶせになった。そうでもしないと、なにもかもがあふれてきそうだったから。  でも、このままじゃだめだ。  きっと兄は気遣ってくれる。いつもの兄妹に戻れるように、自分を押し殺す。汐里の知っている兄は、そういう人だ。 「うん」  汐里は一人頷いて、スマホを手に取った。
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mogu359 · 22 days
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真・三國無双8
貂蝉 と甄姫 2023 ※貂蝉ちゃんのみ、6・16・26日 を目安に投稿します。
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arororo44 · 6 years
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200題(カメリア)
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めちゃくちゃ暇な人向け。
●キャラについて語る200題
01:身長/体重   157cm/45kg
02:字のうまさ   文字が小さくて丸っこい字。よく綴りは間違えている。
03:絵のうまさ   自称うさぎが変なクリーチャーに見えるくらいには絵心はない。
04:歌のうまさ   音痴ではなさそうだけど自分の歌声を聞かれるのは若干恥ずかしい。   昼間はお客さんがいない時には鼻歌とか歌を歌っているかも。
05:視力   視力はいい。特に夜目が効く。
06:香り   花に囲まれているし、フローラルな香り。
07:声質   ちょっと高めの可愛い声?CV当てていただいたので   三森すずこさんの役とか歌聞いた感じの私の感想なんですけど。   ラブライブの海未ちゃんくらいしかまともに聞いたことがないのですが、   どちらかというと三森すずこさんの元気な女の子役のイメージなのかも?
08:髪質   やわらかくて細かい、プラチナブロンドの髪。毛先に行くにつれてゆるくウェーブがかっている。
09:美人(美形)度   顏が良いプロバンス兄弟の一人なので整っているのかなと。   昼の方が美人には見える…。
10:プライド   結構一度決めたら貫くタイプなので高い。
11:ハマっていること   枯れてしまった花でドライフラワーを作ること、商品に出せない花を押し花にしてしおりを作ること。出来は微妙。
12:チャームポイント   おくち(・ω・)
13:甘党辛党   甘党。
14:自己紹介の内容   昼「カメリア・プロバンスと申します。兄と弟と一緒に花屋をやっています。よろしければお越しください^^」   夜「グッドイーブニング!皆ご存知の怪盗ブーケ参上~!!今日もこの花と引き換えにお宝を取り戻すからよろしくね!」 
15:最近の悩み   クロワッサン頭のケーサツちゃんによく怪盗活動を邪魔される。当たり前だ…
16:嘘の内容と上手下手   嘘も欺くのも平気、むしろ武器かな…怪盗だしね(?)   本音はあまり見せない。
17:給料(小遣い)の額   自営業どうなんだろ?お兄ちゃんが生活費とは別に少額でもきちんと分配してそうだけど…。
18:特技   瞬間鍵開け。ろくでもねぇ…
19:寝相   よ、横向き? 夜活動した後疲れてるときはうつぶせに突っ伏してそうでもある(笑)
20:最長不眠時間   24時間が限度。お肌にもきっとよろしくない
21:平均睡眠時間   普通に疑問だけどあの世界皆寝てるの???   怪盗やっているのは毎日ではないと思っているので何もない日は7時間くらいは寝ているのではと   思っているのだけど。警察側はそうもいかないのかなと…大変そうだ(小並感)
22:パジャマ   シンプルなネグリジェ、生地は薄い。
23:鞄の中身   昼:持っていない。   夜:脱出用小道具、鍵開け用のピックとかは隠し持っている。
24:いつも身につけているもの   花の髪留め
25:休日の過ごし方   兄弟で買い出しとかちょっとしたお出かけしていたらいいなぁ。   買い出しの途中でたまにトレモロとかでお昼してたら私は幸せ。
26:毎日の習慣   花に水やり、そして毎日どこかでへまをする。
27:集めているものと所持数   リボン。花束用に使うリボンとかの余ったやつを集めている。
28:心から気を許している人   うーん…家族以外はいないかなぁ
29:会ったことがないけど気が合いそうな人   フォロワーかよ…笑
30:本気で嫌っている人   お金を持っているだけでただ威張っている人たち。権力をかざして弱者を虐げる人たち。
31:警戒する人への態度   基本的に普段通りに接するけど   隙を見せないようにしたり、その場にいたら見失わないように視界の端で追ったりはしそう。
32:尊敬する人   幼少期に読んだ絵本の主人公の怪盗
33:客観的に見た性格   昼:落ち着いてて穏やかそう   夜:子供っぽい(笑)
34:他人に持たれている印象   ローカルアイドルっぽい
35:プレゼントしそうなもの   無難にブーケか押し花のしおり…後は大穴で手料理。   36:貰うと喜ぶもの   何でも喜ぶけど、花束かな。
37:お礼を言うときの言葉と態度   昼「まぁ、ありがとうございます!」ってニコニコしながら嬉しそうに   夜「気が利くわねサンキュー!」って軽く言ったり    「あ、ありがとう…」って少し恥ずかしそうに言ったり
38:謝り方   昼「きゃっ!ごめんなさい!私ったらまたやっちゃった…」って申し訳なさそうに   夜「今日も私の勝利みたいね!ごめんね~!!」多分思ってない
39:足の速さ   夜は速い。身体が軽いのか、軽やかにちょこまかとぴょんぴょん飛び回るイメージ。
40:勘の良さ   鈍い。特に自分の事になると。
41:器用さ   怪盗関連のあれこれ以外は基本的に不器用。
42:礼儀正しさ   花屋店員やっているときはそれなりに。
43:涙もろさ/泣く頻度   幼少期とかは弟と兄弟喧嘩したときに泣いてそうだけど   両親が亡くなってからはあまり泣いてないです。
44:大人度/子供度   大人になろうとしてるけどまだ子供
45:オシャレ度   こだわりはなくあまり気にしてない。服は箪笥に入ってた母の昔の服を主に使っている。   でもひそかにコレットちゃんのお店は憧れ…
46:ロマンチスト度   奪還屋みたいな怪盗やっている時点で結構高いのでは?
47:負けず嫌い度   高い。ムキになるし負けるとめちゃくちゃ悔しがる。
48:子供好き度   子供は好き、ただ純粋すぎてあまり自分からは接しない。
49:他人の外見を気にする度   あまり気にしない。本人が好きなものを着ればいいと思う。
50:ツンデレ度   ちょっと夜はっぽい…
51:知名度   怪盗ブーケをよろしくね☆!!!
52:気持ちが顔に出る度   夜は結構表情豊か。嫌そうな顔とかすぐしちゃう(笑)
53:ボケ度ツッコミ度   昼:ボケ   夜:ツッコミ
54:ワガママ度   口には出さないけどそれなりに…?
55:友人が愚痴ってきたら   友人いない疑惑が私の中で高く…
56:旅行するなら   プロバンス(フランス)のラベンダー畑
57:疲れたときは   何も考えず咲いてる花をぼーっと眺める
58:他人にされると嫌なこと   身近な人が悪く言われてるのは好きじゃない。   あと、咲いてる花を踏んでいく人たち
59:恐れていること(もの、人)   捕まること
60:言われ慣れていること   「また?」(やらかした時)   「出たな怪盗ブーケ!」(出くわした時)  
61:無人島に三つ持って行くなら   瓶とペンとメモ帳   無人島に咲いているかもしれない花と植物をできるだけ記録して死ぬ。
62:秘密の数と内容   秘密♡
63:実現不可能な願い   殺人のない世の中になること   弱者が虐げられず、皆平等に生きられる世の中になること。
64:神や悪魔の存在について   いないと思っている。いたら両親だって生きているはずだから。
65:幽霊の存在について   信じていないけど、未練を残して死んだら化けて出そうとかは言いそう。
66:虫嫌い度   花屋なので好きではないにしてもまぁまぁ平気。G以外は…
67:好きな時間帯   花が咲いている昼間  
68:現在までの経歴   あまりにもふわっとしか考えてないためわからなくて…   学校とか行ってたのか微妙で?行けた?   とりあえず名護さん設定でカメリア4歳の時に両親が何者かに殺されて   亡くなっている事だけ(事故死って兄に言われてるけど)   15前後から花屋の手伝いやってるんじゃないかな(適当)
69:幼少時代   どちらかというと今の夜姿が近く、結構元気で物怖じせずやんちゃ。
70:二年前   きっと花屋にいる
71:黙っているときの雰囲気   美人
72:トラウマやコンプレックス   コンプレックスは昼間が無能なこと  
73:暑がり寒がり   暑がり
74:目と髪の色   目は赤。髪色は兄弟お揃いのプラチナブロンド。
75:似合わない服   カッコイイ服…とか男らしい服?スーツは似合わなそう。   でも遊びでヴォルフラムさんの女装の対で男装とかはさせてみたいね!
76:怪我する頻度と原因   昼間に何もないところでつまずいて転ぶなどのくだらない理由で小さい怪我はしてそう。    77:スタイル/体つき   良い。細身でグラビア体型
78:服の選び方   母のおさがりなので、流行り要素などはなさそう…
79:喧嘩を売られたら   基本スルー。無用なことにはかかわらない。でも、しつこいと買っちゃう。
80:将来の子供の数   男の子2人女の子1人欲しいという…願望だけなら・・・
81:何歳まで生きそうか   なんとなく両親が死んだ年齢よりは長生きしたいとは思っている。
82:機械操作   アナログ人間なもので
83:自信   ある。特にビオラくんとタッグ組んでるときは基本負ける気がしない。怪盗ブーケは最強だもんね。  
84:自分の好きなところ   決めたことは貫こうとするところ
85:自分の嫌いなところ   頑固ゆえあまり柔軟な考えができないところ  
86:好きな/嫌いな季節   好き:春、花がいっぱい咲いてるから   嫌い:冬、植物が枯れてしまうから
87:好きな/嫌いな色   好き:赤   嫌い:特にない
88:世界一綺麗だと思うもの   プロバンスのラベンダー畑(多分、写真でしか見たことないだろうけど)
89:一度は言ってみたい台詞   縁がないからこそ『盗まれちゃった』とか言ってみたい     ビオラ君は奪われちゃってて可愛いなっていう
90:一度はやってみたいこと   美術館とかにある展示を奪うとかの大型奪還イベントやりたいね!   めちゃめちゃ怪盗っぽくてスリリング!そんな依頼をお待ちしてま~す!
91:動物に例えると   リボンとお口がとてもうさぎ(ミニレッキスあたり)
92:色に例えると   赤
93:使えそうな魔法   逃走成功UP、回避能力UPとかの補助魔法、もしくは相手からのアイテムゲット…これは物理か
94:驚いたときに上げる声   昼「きゃっ!」   夜「えっ!!??!」「嘘でしょ!!!」
95:笑い声   昼「ふふっ」控えめ   夜「あははははっ…!!」気持ちよく笑ってそう
96:よく行く店/場所   たまに買い出しに町へ行く以外はあまり外でない引きこもり。   夜はターゲットの住居付近を偵察。
97:よくする表情   (*´ω`) (`・ω・´)  
98:よく取るポーズ   在さんが描いてくれた腕を腰に手を当ててどや顔してるポーズが私の中で一番しっくり来てる!
99:漢字一文字で表すと   花
100:キャラに合う四字熟語を作るなら    狡兎三窟 ?ごめんなさい詳しくなさ過ぎてめちゃくちゃググりました…
101:好きな音楽   クリスマスの時期に協会から聞こえるキャロル
102:好きな/嫌いな言葉   好き:花言葉   嫌い:死を彷彿とさせる言葉
103:好きな/嫌いな天気   好き:快晴   嫌い:嵐
104:好きな/嫌いな食べもの   好き:お兄ちゃんの作る料理   嫌い:嫌いなものはあまりないけどフランスパンは苦手、硬すぎて中々食べるのに苦労する
105:好きな花   チューリップやガーベラ。カメリアはあんまり好きじゃない。
106:好きな/嫌いな動物   好き:雀   嫌い:カラスはちょっと怖くて苦手
107:好きな作品の傾向(小説、映画、美術etc。「シリアスな映画が好きそう」みたいな)   今はそんなに活字を読んでいる印象ないけど、   幼い頃に読んだ絵本の印象は強く残ってそう…ファンタジーやわくわくするような冒険もの。   後は花や植物の図鑑とかかな…
108:好きな/嫌いな飲みもの   好き:ローズティー   嫌い:特にない    109:悩みができたら   誰にも何も言わない
110:運命の存在について   運命は自分で切り開く(強い)
111:自分の容姿への感想   「そりゃ当然かわいいに決まってるでしょ!」
112:自分の能力への感想   「昼も夜くらいの精度をキープできれば完璧だったんだけどねぇ~まぁ仕方ないかしら    人間多少欠けてる方が魅力的なものもあるしねぇ~えっ違う?」
113:恋への興味   したことはないけど他人の恋模様とか見てるといいなぁとは思っていそう
114:恋をしたときの様子   無意識だけどきっと相手のことばかり考えているし、別れた後にちょっぴり寂しくなるし   早く会いたいなぁって思う    
115:恋をしたときのアプローチ方法   よく喋ることで、引き留めようとする
116:異性への耐性   兄と弟がいるので耐性はある
117:モテ度   本人は気づいてないけど夜より昼の方がモテている。
118:性的なテクニック   お゛お゛ぉ゛ん…(困ったときのにゃんちゅう)
119:告白するときの言葉   「えへへ…好きになっちゃったみたいです」 な、なんつって…
120:フェチ(マニア)   香り?
121:愛し方   控えめ、そっと寄り添う
122:甘え方   袖を引っ張る
123:一途さ   夜はファンたちが~とうるさい奴だけど、好きになれば一途
124:体の丈夫さ   普通、健康体
125:体力   あまりない。夜活動してる時は感じないけど、昼間に疲れとか反動がくる、次の日に筋肉痛がくるみたいなもん(?)
126:記憶力   悪い、人の名前とかもあまり覚えられない
127:リーダーシップ   ブーケやってるときは(二人しかいないし)お姉ちゃんだしそこそこ発揮される、はず。   でも基本は兄弟の真ん中なのもあって丸投げマン  
128:社交性   花屋にいる時くらいの…最低限の社交性。       129:下着   お゛お゛ぉ゛ん…(困ったときのにゃんちゅう)   19世紀の一般的な下着だよきっと
130:誕生日と血液型   1月2日/A型
131:教え方   花の事なら色々優しく教えてくれますよ
132:詳しい分野   植物
133:これのためなら死んでもいい   「自分の死と引き換えにこの町が良くなるなら考えるわよ」
134:体温(平熱)   36.5度
135:世間知らず度   自分の身近ばかりしか見えてないから世間全体を本当に知っているとは思えない
136:外出頻度(ペース)   週1、2くらいは昼間も外に出てほしい…
137:声の大きさ   大きくないし、昼は強弱もあまりない。夜はよく叫んでる。笑
138:ゲームの強さ   強い、あまり頭脳戦は向いてないけど筋と運がいい
139:化粧   夜は薄く口紅を引いてる
140:ご飯を一緒に食べる人   兄弟と
141:物を買うときに重視する点   長く使えるものかどうか
142:心の中で認めている人   めげずに自分を捕まえようとしている警察のあの子  
143:気の合う/好きなタイプ   自分の信念を持っている人、諦めずにチャレンジする人
144:合わない/嫌いなタイプ   すぐ人の悪口を言う人、弱い者いじめする人  
145:色々な相手への二人称(目上、部下、友人、敵etc)   基本的には昼間はさんづけ、夜は呼び捨てか勝手に変なあだ名をつけたり
146:寂しがり度   たまに家族連れとか見ると寂しくなる
147:ドジ度   一日一ドジ。もはや日課。
148:好みじゃない物を貰ったら   ありがとうと言ってもらう。何でも貰ったらきっと喜ぶ。
149:カラオケに行ったら   デンモクの使い方に苦戦して序盤で詰む
150:上機嫌なときの様子   すんなり奪還成功した後とか…得意げな顔しながら鼻歌混じりにスキップしながら帰りそう(イメージ)
151:不機嫌なときの様子   逃走邪魔されそうになった時とか…チッって普通に舌打ちとかしちゃう  
152:(学生だった場合に)入りそうな部活   園芸部
153:つい他人にやっちゃうこと   人助け
154:実は嫌いじゃない人   何だそのフェイント…嫌いか、興味ないか、好きかははっきりしている
155:周囲からの人気   現在ファン急増中(本人談)
156:常識人度   普通
157:他人の目を気にする度   自分の事とかは気にしないけど、ヴォルフラムさんと並んだときはあまりにも自分が庶民すぎて気にするかも。  (そんなシーンあるかは別として)
158:可愛いもの好き度   可愛いものも好きだけど変なものとかちょっと変わったものも好き
159:考えを口に出す度   あまり出ないけど、相手に求められたらぽつぽつしゃべるかな。後はそれこそカッとなるとペラペラ喋りそう
160:冷徹度   低い…からアンチヒーローになってでも誰かを助けたくなるのだろうね
161:執着心の強さ   強い、一度決めたもの・引き受けたものは守る
162:持病   なし、健康体。    
163:純情度   唯一の女の子だし…良くも悪くもピュアに育ったかと…  
164:腹黒度   グレー
165:本(書類)を読むスピード   遅いし中々一冊読み終わらない    
166:起きたら最初に   カーテンを開ける
167:告白されたら   ありがとうございますと言って流す
168:精神の強さ   強め
169:敏感な場所   首筋
170:読んでいる雑誌   新聞くらいかな?ブーケの記事ないかついつい見ちゃう
171:必殺技   ビルからビルへハイジャンプ  
172:雑学の量   ほぼなし。
173:恋愛遍歴   お゛お゛ぉ゛ん…(困ったときのにゃんちゅう)
174:S度/M度   どちらかと言えばS?
175:好きな数字   12
176:料理の腕   聞いちゃいます…?作るのは嫌いじゃないけどセンスが…
177:運動神経   夜はいい
178:部屋の様子   こざっぱりしていて必要最低限。あまり女の子らしい部屋じゃないかな?   唯一、大きな鏡が一つあるくらい。
179:癖   よく頬に手当てたり、髪をくるくるいじったりする
180:口癖   「~でしょ!」とか「当然!」とか…断定系…どこからくるのその自信は  
181:あだ名   ブーケ、ブーケさん
182:メールアドレス   bouquet4649あっとまーく…嘘です。
183:メールの内容と文体   業務用の短いで簡単なメール、もしくは楽なスタンプとかの一言(OKとか)
184:(学生だった場合の)得意教科/苦手教科   得意:生物 苦手:体育
185:性経験   お゛お゛ぉ゛ん…(困ったときのにゃんちゅう)
186:腕力   ない
187:趣味   お花の雑貨づくり
188:お金の使い道   食費や花束用のリボン
189:起床・就寝時刻   7時起き、夜は早い日は22時には寝ているのでは
190:家族構成   兄、自分、弟。 弟の事はあまり心配してないけど、お兄ちゃんが地味に心配だよ…
191:怒り方   喧嘩になるくらいなら怒りは軽い、   本当は泣きながら怒るタイプ
192:酒の強さ   弱い。どちらかというと笑い上戸だし唐突に絡む
193:RPGのキャラだった場合の職業   盗賊(笑)私のイメージ、テイルズオブデスティニーのルーティ
194:頭の良さ   もうここまで読んでくれていたらお察しできるかと
195:運の良さ   運はいい
196:もしも現実にいたら   私は、やじうま根性でブーケの活躍を見に行く……!!   昼間は普通に花屋のアルバイトのお姉さんしてそう
197:コーヒーの飲み方   砂糖多め、猫舌なので少し冷ましてから飲む
198:自覚してない欠点   察しがよくない 
199:ここ一週間で一番幸せだったこと   窓際で育ててたサボテンに花が咲いたこと  
200:キャラへのメッセージ   ブーケ窃盗ライブ会場どこ・・・
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gamehayapkmod · 4 years
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HUNTER×HUNTER アリーナバトル
HUNTER×HUNTER アリーナバトル
Game HUNTER×HUNTER アリーナバトル là dòng game Card
Giới thiệu HUNTER×HUNTER アリーナバトル
「はさんで攻撃するだけ」で遊べるルールながらも、 プレイの上達次第で"戦いの幅"が広がるため 初心者から上級者まで楽しめます。 お気に入りのキャラクターを育成して、自分だけのデッキを組んだり やりごたえも満載です。 アニメエンディングテーマ「JUST AWAKE」を起用したオープニングムービーも必見! 目指せ、三ツ星ハンター! ■念がぶつかる、盤上バトル ・基本ルール 「キャラクターを配置する」→「敵をはさむ」→「敵をひっくりかえして攻撃」 敵のHPを0にしたら勝利となります。 ・プレイヤーの数だけ戦い方があり 各キャラクターはさまざまな「スキル」を持っており 「配置する場所」「使うタイミング」によって戦い方の幅が広がります。 これによって、 HUNTER×HUNTERならではの 「スキル」を使った「かけひき」を再現! 遊びごたえ満載のバトルが楽しめます ■キャラクターを仲間にして自分だけのデッキで戦おう ゴン、キルア、レオリオ、クラピカ、ヒソカなどはもちろん 幻影旅団の面々など、多くのキャラクターが登場します。 育成して、自分だけのオリジナルデッキをつくる楽しさはもちろん 特にお気に入りのキャラクターを「キズナキャラクター」として設定することで ホーム画面、バトル画面にそのキャラクターが反映されるだけでなく キズナレベルを上げることで、キャラクターのスキンやスタンプなどがアンロックされていきます。 ■HUNTER×HUNTERの世界を体験できる アニメの設定どおりにデッキを組むことで、 各キャラクターが持つ力を引き出すことができたり、 名シーンを切り取って再現した「アクションカード」を使って 例えば「盗賊の極意(スキルハンター)」を発動すると、相手の能力とコンボを盗むことができるなど HUNTER×HUNTERの世界を再現したバトルで体験できます また、ゲームを進めていくことで、 アニメHUNTER×HUNTERの名シーンをムービーで観ることもできます。 ■推奨環境 Android7.0以降、RAM2GB以上の端末 ※一部非推奨・非対応端末がございます。 ※ダウンロードに時間がかかる場合がございます。Wi-Fi環境でのダウンロードをお奨めします。 ■免責事項 ・推奨環境以外での動作につきましては、サポートの対象外となります。 ・推奨環境以外で正常に動作しない場合は一切の動作保証、および払い戻しはいたしかねます。ご了承ください。 ・お客様のご利用状況により、推奨環境であっても動作が不安定な場合があります。 Although it is a rule that you can play just by attacking with sandwiches, Because the "width of the battle" expands depending on the progress of the play Enjoy from beginner to advanced. Develop your favorite character and build your own deck It is also packed with challenges. A must-see opening movie featuring the anime ending theme "JUST AWAKE"! Aim, three-star hunter! ■ A battle on the board where you can hit your heart ·basic rule "Place the character" → "Pick the enemy" → "Turn the enemy upside down" If you set the enemy HP to 0, you win. ・ There are ways to fight as many players Each character has various "skills" Depending on where you place it and when you use it, you have more ways to fight. by this, HUNTER x HUNTER only Reproduce "Kakehiki" using "skill"! You can enjoy a battle packed with fun ■ Fight with your own deck with your characters as friends Gon, killua, leorio, clapica, hisoka etc. Many characters will appear, including the members of the Ghost Brigade. Of course, the fun of nurturing and creating your own original deck Especially by setting your favorite character as "Kizuna character" Not only is the character reflected on the home screen and battle screen By raising the Kizuna level, the skins and stamps of the character will be unlocked. ■ Experience the world of HUNTER × HUNTER By building a deck as set in the animation, You can draw out the power of each character, Using an "action card" that cuts out and reproduces the famous scene For example, if you activate "The Thief's Secret (Skill Hunter)", you can steal your opponent's abilities and combos, etc. You can experience in a battle that reproduces the world of HUNTER × HUNTER Also, by proceeding with the game, You can watch the famous scenes of the anime HUNTER x HUNTER in the movie. ■ Recommended environment Android7.0 or later, terminal with more than 2GB RAM * Some terminals are not recommended or supported. * Downloading may take some time. We recommend downloading in a Wi-Fi environment. ■ Disclaimer ・ Operations other than those recommended are not supported. -If the device does not operate properly in a non-recommended environment, no operation guarantee and no refund will be given. Please note. ・ Depending on your usage, operation may be unstable even in the recommended environment. 更新内容 ・スターターパックの追加 ・アプリアイコンの変更 ・交換期間中にイベント交換所への導線を残す調整 不具合修正 ・防御エフェクトの出現タイミングの調整 ・ソロバトルイベントのレイアウトの調整
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zetsukigu-blog1 · 6 years
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shukiiflog · 6 months
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ある画家の手記if.89 告白
『大トトロと中トトロと小トトロに会ったよ』
香澄が帰ってしまってから、年末まであと数日。
ケータイの待ち受け画像になってるぬいぐるみと香澄のツーショット写真をじっと見る。 喜んでくれたみたいでよかった。
普段は働いてる成人男性が持ってたらよさそうなネクタイピンとか時計とか万年筆とかをあげてるから、ぬいぐるみは子供っぽすぎるかなって思ったりもしたけど、香澄はうちのかいじゅうくんと仲良しだし、やっぱりあのいぬでよかった。並んで写ってたら香澄の白い肌や髪の毛がよく映えて綺麗。 本当は仔犬か仔猫を飼ってあげたいと思ったりもしたんだけど、僕らは日中は二人とも働きに出ちゃうから動物の世話はできないかなと思って、それでぬいぐるみにした。 住んでるマンションはペット可で、それも大型犬とかちょっと変わったペットでも脱走なんかに気をつけて飼えばいいみたいだったから、いずれ本当に動物とか香澄と育てられたらいいな。 今は僕と香澄の二人の生活だから、一緒にいないときはお互いに家ではひとりぼっちになる。 僕はもともと一人の生活が長いからそれで平気だけど、香澄が一人の時についててくれる強い番犬がいてくれたら頼もしいな。 『ぬいぐるみ、絢も直人に似てるって』って香澄からきたときはちょっとびっくりした。いぬ…僕と? 『次に会うまでに名前を考えてあげてね』って返した。 会いたくなっちゃうからなるべくスタンプだけとか一言で短めのやりとりだけして終わらせるようにしてる。
年末年始の旅行のプランは今回は香澄が仕切ってくれるみたいだったから、僕はそれまで大した準備ができない。 せめていいプレゼントでも見つかれば買おうかと思って、仕事着のスーツを着てコートを羽織ってホテルを出る。今日は天気のせいかちょっと左脚と肩あたりの調子が悪いから、腕に杖を引っかけて持った。 部屋はスイートから元の一人部屋にまた戻してもらってる。
クリスマスが過ぎてしまったら街は完全にお正月に向けての色に塗り変わっていて、みんな切り替えが早いなぁ。僕はまだ香澄と一緒に過ごしたクリスマスの余韻から抜けきれてない。 余韻でとめておいてあんまり細かいところまで思い出さないようにしてる。何度思い出しても恥ずかしい… 言わないできてたことだだ漏れになって香澄に知られちゃって、普段ならあんなこととてもじゃないけど言えない、引かれそうだと思ってたけど香澄はなんか嬉しそうだったような…? …やめておこう。一人ですることになるのは嫌だし。
デパートの中を特に目的もなく物色して回る。 香澄と一緒にくれば服とか靴とかいろいろ選ぶのも楽しいけど、僕一人じゃすることもないし味気ないな…。 情香ちゃんが香澄のところに時間見つけて行ってくれてるみたいだからお礼になにか買いたい…んだけど、似合いそうな装飾品とか小物とか靴とかあげてもまったく喜ばれなくて、僕はいまだに情香ちゃんを喜ばせるポイントを知らなかったりする。人の気持ちや物を粗末にはしないから、使ってはくれるんだけど…。 付き合いが長いから、変にチープな安いキーホルダーとかをあげたら喜ばれるというか面白がられるのは知ってるけど、この建物の中にそういうものはなさそうだし、チープだったら全部ツボに入るわけでもない。パーキングエリアで売ってるようなのが一番ウケがいい。 そういえば香澄から絢と二人でおそろいのパジャマ着てる写メが送られてきて、かわいいなぁと思って見てたら瞬時に情香ちゃんから僕に『かわいい』って一言送られてきた。 伝えたいことなら情香ちゃんは香澄本人に直接送信するだろうから、僕だけに送ってきたってことは同意を求められてる…って思って、少し笑ってしまった。ほんとに香澄が好きだね。 『そうだね』って僕も一言だけ返した。
付近にいくつかある本屋の中で僕の好きな本がありそうなお店に入る。 人気作家の新刊とかは置いてないけど、バイブルのように読み継がれてる文学とか画集とかが棚に並んでる。 僕が仕事で教えてるのは実技だし、実際はなにも教えたりなんてしてないに近いんだけど、生徒たちの中には勉強熱心な子もいて、絵画論とかの話をたまに振られたりもする。 そういうのは僕じゃなくて冷泉みたいな美術史の先生と話したほうが面白いと思うけど、ちょうどホテルには何も本を持ってこなかったし、買って少しは僕も勉強しておこう。
結局本を数冊買っただけでお店を出て、街の中を歩き回る。年末にさしかかって人通りが多い。 遊園地では香澄を見てれば酔わなかったけど、今はどこに焦点をあてようか迷って少し酔いそうになる。 人混みをすり抜けてひらけた公園に出た。 薄曇りの空の下でベンチに浅く腰かける。体に負担をかけないように右手で買った本を開いて読み始める。 しばらく読んでたら同じベンチの僕が腰掛けてる位置から遠いところに、一人の女の子が座った。 艶のある黒髪を三つ編みにしてる、俯いたら三つ編みが顔の横で揺れた。 家族と一緒のようでもないし、荷物ひとつ持ってない。この辺に住んでる子かな。 僕が本を閉じてベンチから立とうと思ったときに、女の子から急に声をかけられた。 「人間を高次に導くのは見返りのない積極的な消費だと思う?」 「…………え。」 一瞬ほんとうにその子が発した言葉なのか疑った。冷泉が言いそうなこと言ってるけど…今のって僕に聞かれた、んだよね… しっかり僕のほうを見て目を合わせて言ってるし 女の子は僕が持ってる本を指差して言った。 「その本よんだんじゃないの?」 「……まだなんだ。さっき近くのお店で買ったばかりだから」 「そういう本がすきなの?」 「分からないな…この手のことには詳しくないし、よく知らないから」 「なにもしらないのに急にバタイユ買ったの?」 女の子は僕のいるほうに向かってベンチに両手をついて身を乗り出してきた。馬鹿にしてる感じのニュアンスじゃないな…ものすごく興味深そうに大きな目で僕をしげしげと見てる。瞬きのたびに黒くて長い睫毛がパチパチ大げさに開閉する。 中学生か、背丈だけならまだ小学生くらいに見える… 通じるのか分からないけど、ちゃんと返事をする。 「この本にはマネについての絵画論もあるみたいだったから、バタイユは名前しか知らないけど絵画論だけでも読んでおこうかと思って」 「絵がすきなの?マネってエドゥアール・マネのこと?」 間髪入れずに質問がくる。ベンチに座って地面から完全に浮いた両脚を交互に揺らしながら。目がキラキラしてる。親御さんがこういう学問を教えてるとかなのかな…? 僕はベンチから立ち上がってコートの埃を払った。 「今は学校で教えてるだけで、特に好きではないかな…。マネの絵ならアスパラガスのが好きだよ」 「せんせい! 絵のせんせい?」 女の子はスカートのポケットから取り出したスマホを素早くいじって僕に画面を向けた。カメラロールにたくさん四角い箱の写真がある。 「これぜんぶわたしが作ったの。どうおもう?」 以前はこういう、作品への意見を求められるのは相手が子供でも関係なく苦手だった、僕に言えることなんて特にないから、僕ならこうする、ってくらいのつまらないことしか言えないし。 でも最近はそういうことを仕事で言わなきゃいけないことが多くて、少し慣れてきたというか、…どこかの誰かみたいに無神経に一蹴して笑い飛ばすような横暴な真似はさすがにしないけど。 写真を拡大したりしてちゃんと見る。箱の中にいろんなものが綺麗に配置されてる。箱の中の小宇宙…小さな箱庭ーーーージョゼフ・コーネルを思い出した。ボックスアート…作風がよく似てる。 「……君はコーネルを知っててこれを作ったの?」 女の子は首を傾げながら呟く 「…その人はしらない…。」 「知らないで作ったんならバランス感覚がいいね。どうして箱の中に入れようと思ったのかな」 仕事のおかげで絵や作品に関するやりとりが結構スムーズにできるようになった。 女の子は僕のほうに掲げて見せていたスマホをポケットにしまいながら言った。 「いやなものは箱にいれてとじこめておいたらいいかもって。大事なものもしまっておけるし」 「………。」 閉じ込めておく、か… 「父はわたしの箱をガタクタって言って捨ててた」 「ガラクタも美しいよ」 「なるほど。そうかもしれない。…えっと…」 言い淀むその子に名乗る。 「直人。名廊直人、です」 「なおとくん。わたしは光。Lumièreって意味の。」 こんな小さい子にくん付けで呼ばれたの初めてだ。lumière…ってフランス語か、懐かしいな。絢も英訳と仏訳でこれから仕事するって言ってたっけ。 「光くんは今日はお父さんとお母さんは一緒じゃないの?」僕もくん付けで���わせてみる。 「…うん」 ひと呼吸おいてから彼女は続けた。 「いっしょに買い物にきたんだけど、夫も息子も迷子になっちゃったからここで待ってるの」 それはつまり君が迷子なんじゃないかな…    夫と息子?!
「いた!!!!!」
遠くから綺麗に通る聞き慣れた声がしたと思ったら、絢だった。いつの間にか睫毛も金色になってて、ますます星の王子様みたいになってる。 駆け寄ってくるから僕のことを言ってるのかと思ったら、絢は走り寄ってきて彼女の前に片膝をついた。 絢は光くんの首に自分のマフラーを巻いて、片腕に持ってた彼女のものらしい小さなケープコートを彼女の肩にかけて前を合わせてる。 光くんは絢の髪の毛を撫でながらにこにこして僕に言う。 「この子が迷子の絢。わたしのむすこ。」 「光さんが迷子ね。またなんか追っかけられた?どっか怪我とかしてない?」 「しつれいな。わたしはそんなにドジじゃないぞ。」 まじめな顔した女の子に絢は笑ってから、僕と彼女を見比べて難解な顔をした。 「えーと…これどういう取り合わせ?直にぃはここで何してんの」 「僕は買い物にきただけ、そろそろ帰ろうかと…」 僕をじっと見ていた彼女が急にくるっと背後に振り向いた。 低いフェンスを跨いで公園に入ってきた人のもとへ光くんが走り寄る。嬉しそうに笑いながら彼の手を引いて絢と僕のところまで戻ってくる。
彼を知ってる
一年前のちょうど今頃 突然居なくなった香澄 クリスマスに香澄から紹介された「兄でも親子でも夫婦でもあるような関係で 父親がわり」 絢を引きとってくれた人 僕は絢を信頼してるし、僕よりよっぽど人を見る目があるから その絢が信頼している人 絢の…家族 「ーーーーお久しぶりです。絢がそちらでお世話になっていると聞きました。込み入った事情のある家からこの子を連れ出してもらえたことを感謝しています」 ……他にも聞きたいことや言いたいことはある。って前に情香ちゃんに話したら「それは私に任せてお前は何もするな」って言われた。確かに一年前の僕ならもうここで警察がくる喧嘩沙汰になってるだろう。 昔はそれでよかった。今はそれではだめだ。守りたいたくさんの人も同時に傷つける。 「いえ 僕は何も」 短くそれだけ言った彼の片手を光くんが手遊びみたいに握って、自分の小さな両手で包んで白い息を吐きかけてあっためようとしてる。彼の長い前髪が冷たい12月の風に少し浚われていく。 目線がちょうど同じくらいで逆に少し首の据わりが悪い。だいたい僕より小さい他人の目を見て話すとき、少し顎を引いて俯きぎみにするのが癖になってるから。 彼に…僕がここで今伝えたいことはなんだろう 「………どれだけ助けたくても…僕にできることが何もなかったとき、香澄とあなたが助けてくれた。絢は聡明な子だから、どうにか僕が匿って養えたとしても僕と居ては苛立たせるばかりでしょう。…僕でなくてよかったと思っています、絢の新しい家族が。」 僕の隣にいて僕を見ていた絢の頭を撫でてから、コートの内ポケットから名刺を一枚取りだして笑顔で彼に差し出した。 「何かお力になれそうなことがあればいつでも連絡してください」 彼が名刺を受け取ろうとする前に僕と彼の間を光くんが踊るように素早くすり抜けて、僕の手から名刺を掠め取った。 「ありがとうございます」 名刺を読んでる光くんを置いといて彼のほうが僕にお礼を言った。 「あいにく今日は名刺を持ち歩いてなくて。お渡しできず申し訳ない」 「いえ…そちらの連絡先が明記されたものを僕は持っていないほうが絢に…「ほんものの絵のせんせいだ!」 彼のまわりをくるくる回って三つ編みとケープコートの裾を宙で衛星みたいにひらひら揺らしながら、光くんが名刺を見て大きな目をさらに大きくした。 「光も挨拶した?絢の母ですって」 「ううんまだ」 光くんは彼の隣でピタッと回るのをやめて僕に今さら丁寧に深々と頭を下げた。小さくてまん丸な頭が地面に���きそうなくらい眼下に見える。 「絢の母です。このひとは雪村真澄。わたしのだんなさん。なおとくんは絢の友だちなの?」 これって迂闊に答えていいことなのかな。どうやら光くんは本当に彼の妻で絢の母親らしい。結婚できる年齢よりは上なのか、今は婚約だけしてる状態なのかな。家族なら絢の事情も知ってるかな。 「僕は絢のいとこのお兄さんだよ」 「ほう。つまりわたしのとおい義理のむすこ。」 謎の結びつけられ方で僕は光くんの義理の息子になった。
そのまま立ち去る彼に絢も光くんもついていく。 絢は通り過ぎざまに「Elle est ma mère, Vraiment.」って僕ににやっと笑って言っていった。 光くんは後ろ向きに歩きながらにこにこ笑って「バタイユよみおわったら感想おしえてね」って言ったと思ったら彼の長いコートの裾の中に素早く潜りこんで見えなくなった。コートから小さな手だけがにゅっと出てきて、僕に手を振ってる。
見えてないだろうけど、僕も笑って小さく手を振り返す。 僕は去っていく三人の後ろ姿を見送ってから、香澄にメッセージを送った。
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chaukachawan · 4 years
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団員紹介
こんな時間になってしまいました。いっひです。団員紹介をします。
【31期】
ちゃわんちゃうか?
君が入ってきてくれてほんとに良かった。体験稽古で初めて見た時はビックリしすぎて別人かと疑ったよ。舞台で何度か見た君が後輩として関わることになるなんて予想外過ぎたぜ。演技に関してはアドバイスしたことを直ぐに吸収して自分流にアレンジするためいつも新鮮だった。色々大変なこともこれからあると思うけどこれからもちゃうかをよろしく。また話そうぜ。
youtarak
共演したことはないのだが同じスタッフのため話す機会は多かったね。今回の仕込みで君の姿を見ていて今後照明に不安はないなと思ったよ。君の話し方はなんというか癖になるよね。同期でも先輩でも同じように接している君は後輩が入って来ても上手く指導してあげられると思う。もう一度主役をやる君の姿を楽しみにしてる。新人も頑張ってな。
伊東涼乃介
ちゃうかでは何度か急にBBQとか餃子パーティーとかを開催されるのだが高確率でこの子は参加している。アクティブなのかフッ軽なのか…なんにせよそーゆー子は好き。遠藤のノリについていける君は間違いなくちゃうかを代表する人外になれる。あと、君はほんとに上手くなってる。自信を持ってこれからもやっていってくれ。いつかまた会う時君の酔ったエピソードでも聞ければ嬉しいな。
小宮山珠里
個人的に君は俺の推しだ。なんでかわからないけどいたら目を惹き付けられる。話したことは数える程しかないが笑ってくれた時にすごく安心した覚えがある。芸創で仕込みをしたときにキャット上でオッズと3人で笑いがとまらなくなったことは記憶に新しい。新人ではどうか分からないけどまた君が役者をしてる姿を観れることを期待してる。
尾形莉奈
オムニで役者として俺を観てくれてめちゃくちゃ嬉しかった。役者として絡むのは今回が初めてだがその前から割と話していた希少な存在。冗談抜きで餃子パーティの後、箱で数人で酒飲んではしゃいでいたのが今年一楽しかった。またああいうことが出来たらいいね。ホラー映画を観たのも今ではいい思い出です。あ、アナベル公開してるらしいよ\=͟͟͞͞(꒪ᗜ꒪ ‧̣̥̇)/
カーメン
オムニの幕裏でもやし♪もやし♪と言ってたり打ち上げでありがとうございましたって言われてから無性にこの子に対して保護欲がかきたてられる。君のその優しさがホストファミリーにも伝わってるんだろうね。学祭の通しでセリフを聞いたとき凄く聴きやすくて驚いた。真摯な姿勢は言語の壁を超えるんだなって実感させてくれた子。何かあったら頼ってね。
Anna
君は自分を責めるきらいがあるね。初めのうちは確かに自分が小さな存在に感じるかもしれないけどそれは大きな勘違いだよ。間違いなく君はちゃうかの一員だし今この公演を引っ張ってる1人になってる。これから色々なことを学んでいって、その学んだことを後輩に引き継いでやって欲しい。君だからこそその役目を人一倍こなせると思ってるよ。
国分栞
君は凄いね。いつの間にか教えられたことを全て吸収して頼りがいのある人になってる。トニーもそうだけど君も照明班の柱になっていくんだなって感じたよ。今回のオペ、何も不安がない。役者としてそう感じれる環境に身をおけるのはとても幸福なことです。君の何でも楽しそうにこなすその姿勢には頭が下がります。もう少し一緒に演劇やっていたかったな。
津島ヨモツ
見ないうちにめちゃくちゃしっかり者になってた。班が違うから詳しくは見てないけど純情の通しとかゲネを観てると演出がしっかりしてるんだなって感じたよ。新人、間違いなく面白いものになると思う。よくイジられてるところを見るけどそれは親しみやすいってことだと思うんだ。それだけ君は色んな人に影響を与えてる。尊敬してるよ。
島﨑愛乃
現制作チーフとしてほんとに尽力してくれてる。細かなところまでよく気がつきいつも笑顔をたやさない。一昨年の俺にはそんなことは出来なかった。そんな君だからこそ皆に好かれてるんだと、そう思うよ。これからも多分役職が増えて大変になると思う。立場的には俺と似てるので気にせず頼って欲しい。いつでも力になる。関係ないけど君の赤ずきんスタンプにはすごく癒されてました。
もく
オムニで同じ脚本に出演できてほんとに嬉しい。オムニの時、穏やかな声と動きで観客を魅了していた。稽古場では自分の読みの仕方を熱心に練習していた姿が印象的で不思議と現実じゃないみたいな感覚に陥ってた。あと素直に美人だと思う。絶対舞台で人気出るので是非また役者やって欲しい。
須田颯人
31期唯一のスタオン…なのだが会う頻度は役者とそう変わらない気がする。いい傾向だね。爽やかに笑うんだよこの子。トムに須田ちゃんはヤバいと言わしめるその敏腕ぶりはまさにスペシャリストといって過言ではない。是非ともこれからはBBQとかを主催する側になってくれ。その時は呼んでI˙꒳​˙)
役者とスタッフを兼ねるのはメリットもデメリットもある諸刃の剣。そんな中、君のような人がいてくれたら今後も安泰だ。よろしく頼む。
西岡克起
ごめんずっと理系だと思ってた。外公の時、間違えて君の体の部位の長さ測っちゃってごめんな。腕長いんやね。オムニの時の稽古場で君をくすぐってた時、妙に嗜虐心が目覚めかけたのは内緒。絡みやすさというか話しかけてOKという雰囲気が体全体から出てる。間違いなくウェイウェイしとるで。ファンデとせんべいって似てるよな。
西田幸輝
頼れる大道具チーフになってる。笑い方がほんとに可愛い後輩。君の芯の強さは今後非常に役立ってくると思う。力強い演技も出来るようになってきている君だからこそ、実体験も伴っていい先輩になれると思う。部署としては違うけれど、頑張っていたのは知ってる。よく頑張ったね。
なしもとはな
1番君と話してみたかった。趣味が合う気がするんだよな。第一印象はカッコイイ人。今でもその印象は変わってないよ。今回は非常に難しい役を当てられてると思う。その中で自分の立ち位置をしっかり見つけてこなしているのは本当に凄い。またオムニのような役が見たいな。
橋本悠樹
君はずるいな。元々上手いのに稽古場では誰よりも役について考えて練習してる。引退しても大丈夫だな…って思えたのは君の姿があったという理由も大きい。プライベートではあまり絡む機会がなかったのが残念でならない。甘え上手になった君も見てみたいが先輩がキュン死にするからやめておこうか…
でぃあ
よく頑張った。普段先輩風ふかすようなことは言いたくないんだけど今だけは言わせてくれ。君がいてくれて良かった。最後に共演するのが君でよかった。役者としてもスタッフとしても重い役目だったにも関わらずどちらにも手を抜かない君の姿は最高にかっこよかった。新人も皆を引っ張ってやってくれ。
福島亜理沙
久しぶりだね。体験稽古で君の演技は特に印象に残ってる。オムニでも共演できてありがたい限りだよ。オムニ以来色々大変だったと思う。ただその経験は、絶対に今後役に立つものだ。これからも頑張ってくれ。ハロウィンではお菓子ありがとう。何か言うことありませんか?っていうのにはちょっとドキッとしたけどねハハ…
堀文乃
人の演技を上手いって心から感じることはあんまり無いんだけど君はほんとに上手い。キャラが実際にそこに立っているような見方を作ってくれる。君は今後も関わる機会があるからよろしくね。自転車乗ったまま歩くってそんなにウケるかい…?学祭、これで終わりだね。色々頑張っておくれ。
山内一輝
君の役柄はいつも俺の好きな役柄だ。オムニ以来ずっとそうでちょっと好感度が限界値を越えそうなのでそろそろ許して欲しい。小道具としてもお疲れ様。君の作った小道具には毎度感心させられる。前に舞美作業中に遊びに行った時に遠藤と3人でしたあのトークは大爆笑したわ。そーゆー話を頭空っぽにしてまたしようね。
若林桃源郷
まじで久しぶり。今回はコントだけの役者参加だけど、キキに演出をつけてもらってる君の姿を見てとても懐かしくなったよ。いつの間にか桃源郷を求めるようになった君は既に理想郷を手に入れたのだろうね。余談だけど俺の父が君のことめっちゃ褒めてた。なんか嬉しくなったよ。
ガウス
31期のトリを務めるのはこの男。まぁ間違いなくプライベートで一番話した男だろう。その純粋な瞳が黒く濁ったとき君はどんな風になるのだろうね。俺の持っていないその純粋さは今となっては希少価値の高いものだ。29期が引退して、その純粋さを上手くのばしていってくれ。君と知り合えたことは俺の大学生活の中でも誇りに思えることになったよ。これからも期待している。
【30期】
あみ
君が大集会前でいつものテンションでいた時、俺の知り合いが、「あれがいつものテンション?」と聞いてきたのが結構面白かった。でも君はそのテンションの裏で真面目に自分の考えを持っているのを知ってるよ。なんだかんだで人気者。そのポジションは強いと思う。これからもめげないでくれよ。
樹木キキ
オムニで演補として声をかけられた時、すごく���しかった。君はほんとに魅力的な人だと思う。締めるべきところでビシッと決めてあとは皆を楽しませる。ある意味での理想系だ。君が照明チーフだった時の仕込みはまったく辛くなかったよ。それって凄い才能だと思う。これからも色んな人を楽しませてやってくれ。頼んだぜ。
lulu
直属の後輩。君は間違いなく俺以上にしっかりしてるから今後制作の心配は何もしてないよ。君との会話はほんとに面白い。役者としても尊敬出来る人だった。舞台上で観た君の姿は惚れ惚れするものだった。今後、ちゃうかの看板を担う役者になると思う。もしなにか困ったことがあればいつでも声をかけてくれ。何でも力になるよ。
小澤祐貴
君とは友達として会っても違和感なかったように思う。今後どうするのかは分からないけれど君がちゃうかを楽しんでいてくれたのならそれに勝る幸福はないよ。稽古場の雑談で1番楽しかったのは君を交えての雑談だった。それがもうできなくなると思うと悲しいね。また会おうぜ。
木下梨実
今月のイベントまじで行きたかった。3月以降はプロデュースないからまたイベントあったら誘ってくれ。照明の仕込み中に君とした話にはほんとに笑い転げてた。あの時間が俺は大好きだった。君ならきっと最上回生になってもちゃうかを引っ張る先輩になれる。皆をよろしく頼んだ。
KIM YOUNG JOON
君がこれを読む時は来るのだろうか。今は向こうで大変な思いをしていると思う。なんだかんだで俺は韓国によく行くので行った際にはまたご飯でも食べよう。君が学祭と新人で見せたあの演技には笑いをこらえきれなかった。また遊びに来てくれ。
岸田月穂
最初に制作として絡んだのは君だった。優しげな君の雰囲気はぴったりだと思ったよ。これから留学等で忙しくなってちゃうかに関わることも減ると思うけれど出来る限りで制作班を支えてやって欲しい。30期の中で一番大人なのは君だと思ってる。そこにいるだけで安心、という存在に是非ともなってもらいたい。
古家健作
底をみせないところが面白い所でもあり怖いところでもある。ハープさんから演出ランキング一位になったって聞いた時は笑いもしたし腑に落ちた。演劇という世界だからこそ出会えた関係は危ういものだと個人的には思ってる。これからもちゃうかちゃわんを魅せてくれな。
小林秋人
君が一番気軽にLINEを送れる。大道具や舞美の話をする君の姿は本当に輝いてた。なんでそんなにカッコイイんだ。時折見せる君の優しさには癒されてばかりだった。君ならちゃうかの顔になれる。君が思うままに行動して欲しい。というより君もまだ会うよな。そちらでもよろしく頼むぜ。
髙木悠
君は知識量が多いんだろうね。ただそのせいで周りを置いていくことがある。人に合わせる、っていうと言い方悪いけど人とはその人との適切な距離がある。それを測れるようになると最強かもね。一番稽古しがいがあるのは君だね。メイクとしてもこれからも頑張ってくれ。
東崎望
大分長いこと会ってないよなー。最初のオムニで関われたのはいい思い出だ。君と中戸が酔ってる姿を見てるのは好きだった。酔ってる姿を面白がれる人達で飲みに行きたいね。もう参加することはないのかしら?君が後輩と話してるところで是非見てみたい気もするけどもう無理か…,それは残念だなぁ。忙しいと思うけどまたちゃうかの君が見たいね。
中戸太一
感謝するのはこちらの方だ。君が入ってきてくれて嬉しかった。共演できて楽しかった。気兼ねなく飲みに行けるのは君だけだ。最初に話した時、まさかこんな関係になるとは思ってなかった。それは俺と君が行動をおこした結果だと思う。どっちが行動しなくても今の関係はなかった。行動してくれてありがとう。感謝している。
岡山桃子
君とはもう少し話したかった。なんだろうね。君と話そうとすると少し躊躇ってしまう。これからは今まで以上にちゃうかでの人気者になると思う。そんな君の姿を見て、また俺は嬉しくなるんだろうなって感じるよ。スタッフとしても役者としても、これからの君の活躍を楽しみにしてる。
GEO
君は皆を引っ張っていける人だと思う。けれどそれ故に人の演技プランにまで干渉する恐れがあると思う。その人にはその人の考える演技プランがある。そのプランを聞いた上でその演技を伸ばせるアドバイスが出来るようになればいいね。そうなれば最強だ。期待してるぜ。
ルーチェ
同じ学部の後輩って珍しいからつい嬉しくなっちゃうよね。音響オペとしての君の姿は凛としてて格好良かった。人科は3年の前期は忙しいけどそれ以降は暇だから新しいことできる時間はまだ沢山ある。自分のやりたいことをやっていこう。それはちゃうかに関わることかもしれないし関わらないことかもしれない。応援してるよ。
三葛麻衣
最後にヒロインを演じる君の姿が見れて嬉しかった。人に気を遣う君だからこそどんな役でも演じきることが出来ているんだと思う。けれど君はたまに怖くなる所がある。人に気を遣わない体験をすると演技も変わってくるのかな。俺は去年君を交えて飲んだ時めちゃくちゃ楽しかったよ。じゃあね。
渡部快平
最近穏やかになったよね。稽古場で笑いかけたら笑い返してくれたのが今公演のハイライト。君の脚本は観てて心が穏やかになる。どんどん書いてくれ。同期に可愛がられるとの噂を聞いた時変に納得してしまったよ。これからもその穏やかを保ってくれ。任せたよ。
Airman
俺から君にアドバイスをしても多分薄っぺらいものになってしまうからアドバイスはしない。けれどこれだけは言わせてくれ。君が演出で良かった。君の脚本は面白い。演じていて楽しかった。照明としても班員に決して無理をさせようとしなかった君の姿勢は尊敬に値するものだ。君は間違ってない。これからも貫いてくれ。
【29期】
大林弘樹
君の体験談を聞くのが大好きだ。君が困った時に出す「うわぁぁ〜!」って叫びがすごく面白い。今後もいっぱい絡むのであまり悲しくはないよ。でも共演はもうしないのかな…。真面目な話は真面目に聞いてくれるところが本当に頼りになる。吐き出せてスッキリした。3年間ありがとう。
石英
最初は仲良くなれるか不安だったけど、君の話は引き込まれる。ずっと聞いていたいくらいだ。今ではすっかり照明のお兄さんで後輩の面倒見もいい。最高の先輩だよ。人のことを素直に褒められるってある種の才能だと思ってる。君のそういうところが俺は大好きだよ。3年間ありがとう。
児玉桃香
今公演で一番話してるし一番楽しく話せるよ。ノリが良くなんでも面白がってくれるところが本当に好き。個人的には狂った役やってる時がとても生き生きしてるので多分根がそんな感じなんだろうね。うん嘘ではないよ。今後絡むことは少なくなると思うけどまた皆で飲みに行こ。3年間ありがとう。
佐々田悠斗
一点突破型?っていう言い方で合ってるのかな。本人は演劇に向いてないって言ってるけど恐らくそれ故に繊細な演技が出来るんだろうなって思う。そういや酔った時の姿見たことない気がする。いや酔っても変わらないのか?それは凄いな。いい先輩ポジを手に入れたと思う。3年間ありがとう。
サミュエル・ツヤン
太った〜っていうのが口癖みたいになっとるで。大丈夫かい?仕事が早いのはマジで変わらなくて気質によるものなんだなぁって感じてる。最初のオムニの拉麺が一番好き。マジで格好良かった。君はオシャレで色々な店を知ってるよね。そーゆー所、ほんと尊敬してるよ。3年間ありがとう。
武田聖矢
後輩からの質問にズバッと答える姿はマジで格好いい。正直羨ましい。君一人で公演がうてるんじゃないか?と最近思ってる。割とマジで。今後も演劇するんでしょ?楽しみにしてるぜ。君が酔った時の姿結構俺は好きやで。舞台、大変だったな。お疲れ様。3年間ありがとう。
野井天音
最初のオムニで共演できたこと、本当に幸運だった。舞台上で君と役者としても絡んで、君を満足させられた自信がない。少しでも君に追いつきたかった。もうこれ以上その機会はないけれどこれからは一友人としてよろしくとりあえずまた劇観に行こうね。3年間ありがとう。
初田和大
君がいなければ今のちゃうかはなかったと言っていい。それぐらい皆にとっては当たり前になりつつある存在。それは稽古日誌を読んでいて実感している。俺にとっても君はなくてはならない存在だったよ。ノリのいいところも、君の声も、今となってはなくてはならないものだ。また遊ぼうな。3年間ありがとう。
音川
皆の妹となりつつある。そのくらい妹キャラが定着してきている。真面目という言葉で表すのは薄っぺらいけれども言わせてくれ。君はとても真面目でとても純粋だ。そんな君だからこそ今までしっかり者のお姉さんとしていられたのだと思う。これから演劇に関わることは少なくなるかもしれない。また会おうな。3年間ありがとう。
森中社
君がプロデュースを打つ時、真っ先に俺を誘ってくれて、俺はすごく嬉しかった。誇らしかった。君の脚本を客として初めて観た時、感銘を受けた。君の脚本はこのちゃうかに色を塗ったといっても過言ではない。カリスマ性を持った脚本家であり確かな実力を持った役者、それが君だ。これからの活躍も期待してる。3年間ありがとう。
町民I
ありがとう。君がちゃうかに入ってきてくれて本当に感謝している。君がいなければ今の俺はいなかった。君がいなければ俺がここまで自分をさらけ出すことは無かったと断言出来る。君とはまた会うだろうと思うからあまり悲しくはないよ。でも君にも俺は伝えたい。3年間ありがとう。
久保伊織
俺。
遠藤由己
ありがとうな。この1年本当に世話になった。君が座長になった時俺を副座長に選んでくれて嬉しかった。BBQや餃子パーティ、凄く楽しかった。この1年俺が楽しめたのは君のおかげだ。本当にお疲れ様。君がプロデュースを打つ時はぜひ誘ってくれ。時期が合えば出たい。3年間ありがとう。
この仲間に出会えて、俺は本当に幸せでした。今までありがとう。
さぁ、引退だ。
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