#七千人フォロワー | Explore Tumblr Posts and Blogs

monogusafukurou · 4 years

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#創作2019_20　下半期

　上半期の記事はこちら⇒https://tmblr.co/ZPTFMj2mtljeS

【7月】

◎執筆…なし ◎ロゴ…『七夜月奇譚』　　　　『ファラールの舞曲』藍間真珠さん　有償依頼　　　　『やさしくツモる』りつかさんの創作『やさしくつもる』のパロディネタ

　執筆なしになってますが、表に出せるものがなかっただけで地味にちまちま書いてたりはしました。　でも、表にアップできない状態だと、何もできてないような気分になって駄目ですね～；　あと、執筆進まないときの気分転換にロゴや宣材作ることが多くなりました(七夜もその産物) 　ご依頼品の藍間さんのファラールのロゴは、ご依頼品としては最速で仕上がりました。驚きの速さでした(笑　ロゴ作成に関してしみじみ思ったのは、お付き合いが長かったり好みをしっかり把握している方のロゴは作りやすいなぁと。　やさツモのロゴは、フォロワーさんの誤変換から生まれたパロディネタだったんですが、完全にその場のノリで作りました(笑　本編はありません(よそ様の創作なのに、私が書くことになってますがw) 　こういうネタロゴ作るのも楽しいですよね(笑

【8月】

◎執筆…なし ◎ロゴ…『ドリームワールドオンライン』『旅人ノ夢』和条門尚樹さん　有償依頼

　娘が夏休みに入ったことと、旦那様の実家に一週間ほど帰省していたため、ほとんど活動できていませんでした。　ので、ご依頼いただいたロゴを二点作ったくらいですね。　どちらも今までに作ったことのないタイプのものだったので、なかなか苦労しましたが、気に入っていただけて良かったです。

【9月】

◎執筆…『夢のあとさき』第三話　のべつ幕なしオフステージ02 ◎ロゴ…タグいいね150超え記念『Todestrieb』さおりんさん、『夜空に魅入られし』星川さん、『西山中学陸上部』砂原さん　　　　『Honey and Apple』りつかさん　完結記念＆FA 　　　　未公開有償依頼1件

　娘の夏休みが終わり、ぼちぼちと執筆も再開。改稿前とは結構書き直しているので、なかなか進まず四苦八苦してます(現在進行形) 　ロゴの方は、 #繋がらなくていいから俺の創作タイトルロゴを見てくれ( 該当ツイ：https://twitter.com/LAZYxOWL/status/1169380820982755328 ) というタグで自創作のロゴまとめの画像を流したら、思いの外たくさんの♡やRTを頂いたので、嬉しくなって先着三名様でフォロワーさんの創作ロゴを作らせていただくという突発企画的なものをやりました。　また、追いかけていたりつかさんの『Honey and Apple』が無事完結されたので、完結のお祝いとしてロゴを(勝手に)作らせていただきました(笑　有償依頼のものは、まだご依頼主さんが公開されていないので画像には載せておりませんが、一件作らせていただいています。

【10月】

◎執筆…なし ◎ロゴ…『Reciprocal Eclipse』『夢のあとさきそめし朝』『白銀の魔女は黒を厭う』　　　　未公開有償依頼　1件

　10月って何してたんだろう……と真剣に考えてたんですが、この時期あれです。保育園＆小学校のイベントラッシュなんですよね；　運動会に遠足に授業参観。うちの場合は授業だけでなく娘のことばの教室の参観なんかもあったので、余計にバタバタしてました。　あ、あとあれです。推しアニメの三期が放送開始されてしまったので、ちょっと二次の方に熱が……(笑　毎週金曜になると考察で忙しかったんです(言い訳) 　ロゴは自創作のものばかり。　一件ご依頼受けておりますが、こちらもまだ公開されていないので掲載してません。　よく考えると、毎月一件はご依頼いただいてるんですよね。本当にありがたいことです。

【11月】

◎執筆…Novelber企画参加作『霜降る月に君と』　　　　『風にゆれるかなしの花』いい夫婦の日SS「とある新人騎士の恋の話」 ◎ロゴ…『霜降る月に君と』　　　　『Mi nenufar』ゆかりさん　ハンクラ屋号　有償依頼

　Twitter上で見つけたNovelberという企画にかる～い気持ちで参加した結果、甘々バカップル夫婦のお話が何故か出来上がってしまいました(笑　毎日お題に合わせて一話ずつ上げる(遅刻もしましたが)というのが、私に��絶対に無理だと思ったのですが、やってみたらなかなか楽しかったです(喉元過ぎれば何とやらw)　これまでこんなにあっまあまなお話書いたことなかったんですけど、意外に書けるもんだなと自分の可能性を再発見しました。てか、甘々書いてると、感覚麻痺してきてどこからが甘いんだろう……？　ってなりますね(笑　風花も久しぶりに短編SSを書きました。そのせいか、なろうさんの方で日間のランキングにも載せてもらったり、その影響で他のお話も読んでもらえたり……。11月は執筆的な面で今年一番頑張っていた気がします。　代わりにロゴは自創作以外はご依頼一件のみ。　ご依頼ロゴは、ゆかりさんご自身が描かれたイラストを素材として組み込ませていただきました。初めての経験だったので、かなり難しかったですが、何とか気に入っていただける形に収まりました。

【12月】

◎執筆…『朝チュンなんてきいてない！』01 ◎ロゴ…『ビターフラワーバースデー』『朝チュンなんてきいてない！』　　　　クリスマスなのでフォロワーさんの創作作品紹介するタグ　　　　『女王の化粧師』千花鶏さん、『戸谷秀平の難儀』半井幸矢さん、『いきもの前線24時！』陣野さん、『叶うのなら、また来年』きづきさん、『ハートの魔法使い』雨井チョコさん　　　　未公開有償依頼　2件

　某版権三期の放送が終わってしまって悶絶していた所為で、別所で二次をがつがつ書いておりました(笑　でも、そっち書いて少しすっきりしたので、朝チュンの公開を始めました。　近いうちに二話目を投稿する予定です。久しぶりのアホっぽいコメディは楽しいですね。　ちなみに、カクヨムさんの方で三月新刊の書下ろしである『ビターフラワーバースデー』を公開して、カクヨムコンの短編賞の方に参加しております。それに合わせて、ロゴも新しく作りました。　そして、今月はFAロゴを作りまくりました！　去年の12月にもフォロワーさんの推し作品を紹介するタグはやっていたんですが、今年はどうせならロゴを(勝手に)作らせてもらおうと思いまして。　その為に「ロゴテロしていい人」というリスト作ってるので(笑　自分で言うのも何ですが、好きな作品のロゴということでめちゃくちゃ気合入れて作りました。　幸いにも作らせていただいた方皆さんに喜んでいただけて、ウハウハでした。時間があればもう少し他の方のも作りたかったし、宣材テロもしたかったんですけどね……；　ロゴテロより少し前に、有償依頼のロゴも二点完成しているので、12月はがっつりロゴ作った月になりました。

【下半期＆年間まとめ】

　下半期は思ったよりも執筆が捗ってないなーと思ったんですが、11月に霜降る書いてそれが5万文字あったので、そこまで書いてないわけでもないんですね。良かった良かった。　てか、今年書いた文字数をざっくりと計算してみたんですが、一応12万7千文字ほど書いてました。思ったより書いてた！　TLには速筆な長編書きさんが多いので、全然大した文字数ちゃうやん言われそうですけど、私にしては多いんですよ、これ！！！　夢あとの改稿が4万文字ほどしか進んでないのが少々残念ですが、それはまた来年頑張るということで……。　そして、下半期に作ったロゴの数が24個(画像の空白は未公開分)。年間では49個となりました。　49個ってキリ悪いですよね；　今年はまだあと数日残っているので、余裕があったらあと一個作りたいなぁと思ってたり。　何だかんだと、ロゴも作り慣れてきて、楽しく作れております。　これからも自分のは好き勝手に、ご依頼品はご依頼主さんが満足できるように精進していきたいですね。　もしかしたらもう一個、来年の抱負的なものとか今年作った宣材並べたりとかする記事を書くかもです。　手帳に関しても、そちらに書こうかなと。　まあ、私の場合、手帳というよりはノートなんですけどね；

　書きました！⇒https://tmblr.co/ZPTFMj2mug09Q

　記事書いた後にもう一個ロゴ作ったので追加で置いときますね！

　これで年間で作ったロゴが50個になりました！　わぁ～パチパチパチ～！

　長々とお読みいただきありがとうございました。！！

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isawa-nkb · 6 years

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平成の音楽を振り返る回、を振り返る

Twitterで散々告知していた、「軽音サークルOB(と現役)が集まって、『平成(OO年)といえばコレ』な曲を各々30曲ほど持ち寄り、平成を彩った名曲を振り返ることで平成という時代を総括する会」の第一回を、先日8/11の夜に執り行いました。その時に流した曲のリストが出来上がったので、会の模様を録音していた駄弁りデータを参照しつつ、ぼく視点で改めてコメントをつけてこの会の様子を残したいと思います。一応ブログ末に録音したmp3を詰めた泥箱のリンクを貼るつもりではいますが、会議が6時間を超える長丁場になってしまったの��さすがにそれを全部聞く暇人はこの世に存在しないだろうということで、文章にまとめた方がまだ追体験しやすいだろう、というのがこのブログ執筆の目的です。録音データの書き起こし、というわけではないですが、脱線や菓子の受け渡しみたいな雑音が入ってるよりはむしろこの方がいいかと。勿論このブログ形式にしてしまうことで、筆者のバイアスがかなりかかってしまうことは重々承知してはいますが。

というわけで今回集まったメンバーから紹介。・ぷれしお　今回の首謀者。ブリットポップやシューゲイザーが専門ながら、J-popをほとんど網羅している平成の申し子。今回は「平成各年のオリコンシングルチャートTOP100を参照しつつ」「取り上げるのは1アーティスト1曲で被らないように」30曲を持ち込み、個人の思い出ではなく売上データからの分析的な検証を試みます。・まえぴ　ぷれしおの同期。高校時代はジャズピアノを、大学軽音サークルではベースに持ち替えて精力的に活動したマルチプレイヤー。今回は「これぞ平成」な懐メロを多数用意してくれました。・伊38　筆者。賑やかし役。このブログに辿り着く人ならぼくの趣味はわかってると思うので割愛しますが、基本的に「他の人が持ってこなさそうな曲」をセレクト。このブログ内での「平成の語り」はぼく視点によるものなので文責はぼくにありコメントはぼく宛でお願いします。・各方面　軽音サークルの大先輩。筆者より10歳くらい上なのかな……？今回は各年にハマった音楽を「表プレイリスト」「裏プレイリスト」にまとめ、交互に触れていくことで時代を多角的に検証します。年長者として、10代の多感な時期を平成と共に過ごした年代としての語り口に期待。・かっしー　軽音サークルの後輩。筆者より4歳くらい下。激動の平成音楽シーンにおいて数歳の差でいかに音楽体験が異なるのか。年少者からの視点が必要だとして今回参加。

この5人でお送りします。そして出来上がったプレイリストがこちら。 https://twitter.com/Plesio_/status/1028826230232047616 https://twitter.com/Plesio_/status/1028826235890102272

わかりづらいですが、一人が一気にプレゼンすると平成30年を一息に駆け抜けてしまうので、「平成をだいたい10年ごとに分け、それぞれの年代で自身が聞いていた曲を5人がそれぞれプレゼン、それを3セット」という形式を今回採用しました。つまり上記プレイリストで誰がどの曲を持ち込んだかは結構ばらけています。その辺はぼくのこれからの語りで解説・補完していければと。

それでは前置きが大変長くなりました、適宜コメントをつけつつ、各曲を紹介し平成を振り返る回を振り返りたいと思います。

　第一部、平成初期(平成元年～10年くらい) まずは主催ぷれしおから10曲ほど。開幕はプリプリのダイアモンド。昭和じゃねえんだコレ、と思うのはぼくがまだ生まれてないからか。開幕にふさわしい明るいナンバー。たまのさよなら人類。平成2年売上トップ10てマジ？小田和正。ドラマから有名ですからね。浜田省吾。「平成4年は売上トップにビッグネームが並ぶので、(彼の課したレギュレーション上)被りを避けるために」とのこと。 ZARDは平成初期では外せないですね。というか某番組のおかげで今も通用してますし。ミスチルからはイノセントワールド。この後もスマッシュヒットが続きますが、その後のヒット曲の紹介のためにここでミスチルのカードを切ることに。しかしこれ「百万枚売れるメロが書けた！」と桜井が言うだけありますね、ラスサビからの畳みかける歌詞もエモ。 B'zもここで紹介。しかしこのLOVE PHANTOMイントロ長いな。当時は色々余裕があったというか。そして4つ打ち。と言いつつ現代の4つ打ちとはノリも扱いも違うけど。ちなみにB'zの松本氏はその時々の最新のギターの音色で録音するので、B'zファンを呼んで30年分振り返るだけで平成のギターの音色の変遷がわかるのでは感も。詳しい人を呼びたい。 SPITZ「空も飛べるはず」。これ以降ずっと何かしらの曲でランキングに居座り続けるモンスターバンド。ちなみに会ではデモ版「めざめ」を流していました。「君と出会えた奇跡が」を「君と出会えた痛みが」に変えるだけで歌詞の意味がぜんぶ変わるという、スピッツがいかに歌詞を大切に考えてるかという好例。 Kinki Kids「硝子の少年」。「20年経っても歌えるから」とごり押ししつつちゃんとスマッシュヒットを叩き出す作曲・山下達郎もすげえし、山下達郎の曲というプレッシャーを跳ね返して歌い上げたキンキもすげえ。そしてGLAY「誘惑」。この10年で出てくるミュージシャンは平成をずっと席巻し続けるあたり、平成初期10年間がいかに強かったかわかりますね。というわけでぷれしお第一ターン終了。

次はまえぴのターン。一曲目は平成元年1月11日リリースという、滑りこみで平成な美空ひばり「川の流れのように」。平成の幕開けというよりは、これで昭和が幕を下ろしたといった方がいいでしょうか。ちなみに美空ひばりは同年に亡くなっているそうで、最晩年にこのテイクをCDに吹き込める美空ひばりもバケモノだなぁという……。 BE MY BABY。つい最近流行ったけど。初出はそりゃ平成だよなと。おどるポンポコリン。そりゃ我々世代聞いてない人間いないよなぁ……。実際B.B.クイーンズはBeingの凄腕ミュージシャンを集めて出来たバンドなので演奏がすごいんですよね。めざせポケモンマスター。説明不要。チャゲアス「On Your Mark」。チャゲアスから敢えてこれを持って来るという。 MISIA、「Everything」。歌うっま……。先日のフジロックでの名演も記憶に新しく。20年以上通用し続けた歌唱力……。残テ。ヱヴァはついに平成の間に幕を下ろせなかったね……しかしこのスネアやバスドラ、メタルというかハードロック的処理の音ではないかという。ウルフルズ。優勝。バンザイ。しかし平成初期のポップス、重心が高いというかウワモノ勝負みたいなサウンド。キックやベースの低音が決め手になっていくにはまだまだ時間がかかります。もののけ姫。平成ジブリといえば外せない。あ、リストから漏れてますがここで安室奈美恵「Can you celebrate?」が流れました。平成を振り返る回をやろうと言い出したきっかけは最近話題になってた安室奈美恵からだったりします。そして1999年、椎名林檎「丸の内サディスティック」でまえぴの第一ターンは終了。20年経っても軽音サークルのスタンダードであり続ける椎名林檎嬢の強さ……。

さてお次は不肖わたくし伊38のターン。Spookey Ruben「These days are old」タイトルではピンとこないかと思いますがYoutubeで10秒再生すれば「これぞ平成」とわかるかと。小松未歩「氷の上に立つように」、倉木麻衣「Secret of my heart」。というかコナンのOPEDを30年分振り返るだけで平成を振り返られるんじゃないか？アニソンつながりで「月灯りふんわり落ちてくる夜」小川七生。オラはにんきものと迷ったけど、色々あったクレしんEDの中で唯一、かつ強烈に覚えてるのはコレ。ポケットビスケッツ・ブラックビスケッツをそれぞれ。バラエティ番組の一企画として生まれたバンドだけど、今聞いても全然聞けるくらいオケが面白いし、千秋とビビアン・スーがべらぼうに歌うまいので企画バンドの枠を超えてると思う。実際ゴールデンタイム発でヒットチャートを動かそうというわけだから金かかってるんだろうけど。つまりは当時は色んな余裕があったんだなという。ジュディマリ「そばかす」。ぼくリアルタイムではないんですが。YUKIの歌とTAKUYAのギターが圧倒的で未だに軽音サークルでコピーされるあたりね。あと最後、一曲分枠が余ったので1999年RSRのブッチャーズを軽く流しておきました。というわけで次の方へ。

大先輩各方面氏。1989年はガンヘッドのテーマから開幕。そして1989年裏リストはBoredoms。これ持ってくるのか。米米CLUB「浪漫飛行」。これも平成なんすね……で裏がHANATARASH。さっきボアダムス流したじゃないすか……ちなみに選外に人間椅子、ビョークの幼少期ジャズアルバムなど。「SAY YES」チャゲアス再登場。歌うまいしメロがつよい。そし��裏はマイブラとニルヴァーナ。1991年の選外としてはレッチリも。 1992年は「それが大事」大事マンブラザーズと、裏リスト「戦え! 何を!? 人生を!」筋肉少女帯。筋少も代表曲に困るバンドですが今回はこちら。「EZ DO DANCE」。キンプリ、というかプリリズからリバイバルしてましたしね。そしてその年に裏で鳴っていたのがレディへ「Creep」。ちなみに翌年表プレイリストもTRF連チャンで「BOY MEETS GIRL」。 1995年、黒夢「SEE YOU」。90年代V系を持ってくるのはリアルタイム世代じゃないと……。裏リストはBjork「Hyperballad」。電気グルーヴ「誰だ！」そしてBloodthirsty Butchers「二月」。ちなみに1996年はLUNA SEA「STYLE」X JAPAN「DAHLIA」 L'Arc〜en〜Ciel 「True」とV系の重要シングルが立て続けに出た年という。 1997年、Cornelius「Star fruits surf rider」、裏に池田亮司「+/-」。テクノ(?)な選曲。 1998年、HIDEの死んだ年ということで「ever free」。裏リストはまたBoredomsで「Super You」。選外にBoom Boom SatellitesとかSystem of a downの1stとか、ゆら帝「3x3x3」など重要盤が並ぶ。ちなみにリストでは先に出てましたが、Boa「Duvet」もこの年。

10年振り返ったのでここでプレゼンテーター交代、後輩のかっしーのターン。ただし平成初期は生まれて間もない(!)ので、当時見ていたアニメから「ニャースのうた」(クソ名曲)、おじゃる丸「詠人」(北島三郎なんだね……)を流して終了。生まれたときにはポケモンが存在していた世代……。

　というわけで第二ターム。プレゼンテーターは一周してぷれしおに回り、平成11～20年のヒット曲を俯瞰するターン。 1999年、宇多田ヒカル「Automatic」。説明不要。ちなみに会では岡村靖幸によるトリビュート版を流していました。福山雅治「桜坂」。ちなみにこの年サザンの「TSUNAMI」も出てましたが、サザンからは翌年の「波乗りジョニー」をチョイス。しかし桑田佳祐もつよいボーカリストですよねぇ。「ピクミン愛のうた」。ゲームキューブってこの年だっけ……。そしてSMAP「世界に一つだけの花」。クソ流行りましたねぇ。槇原敬之最大のヒット作というべきか。ラルク「自由への招待」。イントロのドラムパターンが印象的だからとセレクト。トラジ・ハイジ「ファンタスティポ」。堂本剛の歌がめちゃくちゃ上手い。 TOKIO「宙船」。会では中島みゆきのテイクを流していました。このように平成中期はジャニーズがかなり時代を持っていくチャートになっているとのこと。「千の風になって」。クラシックでチャート入りしたのはこれと平原綾香「Jupiter」くらいなはず。「羞恥心」。まぁ流行りましたからね……。ぼくはTwitterでさんざ言ってますがJ-popを殺したのは島田紳助とヘキサゴンだと思っています。実際この後年にはAKBが出てくるので、J-popの印象が変化するきっかけと言えなくもないという。

そしてまえぴにバトンタッチ。日立グループこの木なんの木はいいとして。グランツーリスモより「Moon Over The Castle」。T-Square安藤まさひろ。まえぴが一番最初にやったテレビゲームだから、とのチョイス。そういや平成となるとゲーソンとともに過ごした人間とか呼んでみたい。そしてレースゲームつながりで、リッジレーサー4より「Urban Fragments」。アイマス以前のナムコのゲーム音楽はつよい。一青窈「ハナミズキ」。流れてたなぁそういや。「知恵と勇気だ！メダロット」。ポケモン出したからには出さないわけにはいかないよなぁ。筆者は普通にコロコロ派でしたがメダロットとかサイボーグクロちゃんとかはアニメ見てた気がします。覚えてないけど。 Do As Infinity「冒険者たち」。そういやこの時代、女性ボーカルとトラックメイカーの野郎、みたいなユニット多かったですよね、デイアフタートゥモローとかガールネクストドアとか。そーいや遠ーい昔どっかで、「ガールネクストドアはテレビ主導・Mステ主導で流行りを生み出せるかどうかの最後の実験だった」という言説を読んだ気がします、実際ガルネクはイマイチぱっとしないで消えたような。時代の流行りとテレビ(と時代の変化)の関係も詳しい人に語ってもらいたい。ちょっと時代遡って、「渚にまつわるエトセトラ」、「ハッチポッチファミリー」。ハッチポッチのインチキ洋楽カバー聞き直したい。森山直太朗「さくら(独唱)」。そういや平成中期はバラードも結構ヒット曲多かったですね。Youtube前の時代なんで90秒で掴む、みたいなこともなかったですし。というわけでヘラクレスオオカブト……じゃなくて「カブトムシ」aikoでまえぴの第二ターン終了。

というわけで伊38第二ターンですが、ぼくも平成10～20年は小中学生だったのでまだテレビっ子で音楽にも目覚めてない時代なんですね。スキマスイッチ「全力少年」。当時はズームイン朝で若手ミュージシャンをプッシュする謎のコーナーがあったんですよね。そういう余裕があった時代ってわけですが、スキマスイッチは頑張ってましたね。雨宮天の「奏」は神。続いてもズームイン朝枠で、nobodyknows+「ココロオドル」。ニコ動でも不動のMAD素材。というか映える声のMCを贅沢に5人も抱え、トラックも面白いし、ヒップホップブームの今再評価に値するのでは。今も活動してるか知らないけど。矢井田瞳「My Sweet Darlin'」。どこで聞いたんだっけ…… 奥井亜紀「Wind Climbing~風にあそばれて」。グルグル見てたはずなのに全然覚えてない…… 塊魂を流そうと思ってサントラ借りたら入ってなかったので仕方なく流した「塊オンザスウィング」。松崎しげるも歌うまいな……。ここまで誰も流してなかったので「Butter-Fly」かけときました。「カサブタ」と迷った。申し訳程度ですが菅野よう子も流さなきゃなぁ。ということで「Tank!」を。というか菅野よう子詳しい人に菅野よう子クロニクル解説とかしてもらっても平成振り返れそう。ていうか誰も「プラチナ」流してねえじゃねえか今回。筆者はCCさくら見てないのになんでオタクになったんだろう。 FLOW「DAYS」。エウレカも見てないのになんでオタクになったんだろう俺。「リライト」も「メリッサ」と迷った。最後は岡崎律子のために割いた枠で、メロキュア「Agape」を流して伊38第二ターン終了です。メロキュアもリアルタイムじゃ聞いてないんですけどね。なんでオタクになったんだろう俺。

というわけで各方面氏。この辺から表リストと裏リストの境が曖昧になってくる気が。 1999年。Mad Capsule Market「MIDI SURF」、Merzbow「Electric for ICC」。選外にハイスタなど。 Radiohead、KidAより「Everything in its right place」。エイフェックスツインが「ダサい」と一蹴したとかなんとか。裏は大友良英率いるGround Zero。 Daft Punk「One More Time」。が出た年にデビューしたのがDCPRG。選外はOwls、Ghost and votka、レイハラカミ、ASA-CHANG＆巡礼などなど。 2002年「Num-ami-dabutz」ナンバガ。裏はオウテカ。 Prefuse73「The End Of Biters」。裏はチルボドの4thより「Needled 24/7」。 2004年のアジカンからは「振動覚」というチョイス。裏は想い出波止場「触媒」。選外にSquarepusher「Ultravisitor」、アジカン「ソルファ」、フジファブリック・ZAZEN BOYS・東京事変それぞれの1st 。ザゼンと事変が同い年って。 Bloc Party「Like Eating Glass」。裏は吉田達也率いる高円寺百景「Rattims Friezz」。 NATSUMEN「Whole lotta summer」、裏は日本エモ界の隠し玉・倉地久美夫「あつい日本」。そしてここでヤスタカをセレクト。Capsule「Starry Sky」。ヤスタカのキックは2007年には完成してたということですね。裏は大槻ケンヂと絶望少女達「人として軸がぶれている」。 andymori「Everything is my guitar」。裏にgroup_inou「Coming out」。同年は9mm「Vampire」、相対性理論「シフォン主義」が出て第二次バンドブームでもある年。というわけでこれで1999-2008の10年間の(偏った)振り返り。かっしーへバトンタッチ。

1999年でもまだ1桁年齢のかっしーのターン。やっぱその辺の時代での音楽体験はアニメやテレビからが主に。松本梨香「OK!」、クレしん「ダメダメのうた」。既に出た「めざせポケモンマスター」、「月灯りふんわり落ちてくる夜」に対して、同じアニメでも入り口が違うというジェネレーションギャップ…… 「カービィ☆マーチ」。筆者は実は当時好きじゃなかったんですが今ヤバいアニメとして再評価されてますね。もっかい見直したいなぁ。そしてもう一つポケモンから、そもそもルビー・サファイア世代(!!)ということで「アドバンス・アドベンチャー」。筆者、逆に知らない曲だ…… ナルトより「悲しみをやさしさに」little by little。オアシスフォロワー。ロードオブメジャー「心絵」。CCさくらじゃないんだね……。「青春アミーゴ」。めちゃくちゃ流行ったなぁ。その流れでKAT-TUN「Real Face」。ホント当時破竹の勢いだった。嵐「Love so sweet」。やっぱ平成中期はジャニーズ外せない。 GReeeeN「キセキ」。流行ったなぁ…………というわけで第二ターム全員終了。怒涛の平成晩期へ続きます。

　というわけで平成21年～からの音楽。まずは例によってぷれしお氏によるヒットチャート分析リストから。 2009発売、2010にヒットしたゴールデンボンバー「女々しくて」。そしてきゃりーぱみゅぱみゅ「つけまつける」。Capsule、Perfumeで実験を重ねたヤスタカの結晶。進撃の巨人より「紅蓮の弓矢」Linked Horizon。まぁ紅白出てたしなぁ。 SEKAI NO OWARI「Dragon Night」。この辺からキックがえぐくなってくる。 BUMP OF CHICKEN「Hello World！」。EDのUNIZON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」と並んで名曲。星野源「恋」。売上基準のリスト故触れないわけにはいかない。そして小沢健二「流動体について」。なんか熟練戦士たちが復活してきたみたいなリストになってますね。というわけで趣味をなるべく排して売り上げ参照したぷれしおの俯瞰リストは終了。余り枠は彼の趣味を。ゆらゆら帝国「昆虫ロック」。ゆら帝は全部マストなのだけど、1stからこちらの選曲。 the brilliant green「冷たい花」。1998年。というかまんまOasis。彼らはBlurのカバーとかしてるし生粋のブリットポップの民。アイドルからはBABY METAL「ギミチョコ」。というわけでAKBにまみれたランキングからうまいこと外した選曲をしてくれました。

続きましてまえぴ第三ターン。「マツケンサンバ2」からスタート。あったなぁ……。「群青日和」。説明不要。「メルト」。Supercell。ついにボカロが出てきた。「恋のマイアヒ」。そう、平成といえばおもしろフラッシュ倉庫を外すわけにはいかないんですよ……。日本で唯一オリコンチャートに食い込んだルーマニアの曲。ゆず「栄光の架橋」。ちらっと書きましたがバラードが流行りましたよね平成中期。「最初から今まで」冬のソナタ、流行ったねぇ……。韓流ブームも触れないわけにはいかないよなぁと。というわけで少女時代「Mr TAXI」。日本の市場をアテにして日本語を歌いだす韓流アイドルたち。そういや会が終わった後にエクストラコンテンツとして「江南スタイル」流しました。相対性理論「LOVEずっきゅん」。やくしまるえつこ、平成晩期の女性ボーカリストのスタイルとして触れないわけにはいかないですよね……これ以降ウィスパーボイス女性ボーカリストがぐんと増えた印象。しかし相対性理論のキモはバックバンドのシンプルかつクソ上手い演奏でもあります。というか真部のコード進行とかもかなり独特なので詳しい人にみっちり解説してほしい。ここで今まで誰も触れなかったAKB48「ヘビーローテーション」。そして最後、まえぴ曰く「平成に始まり、平成で終わったジャンル」こと”””青春パンク”””からガガガDXを。確かにメロコアはともかくとして、ゴイステから始まった青春パンクはもはやフォロワーもいないし、創始者の峯田和伸自身が石原さとみとキスするような俳優になってしまったという点からも、青春パンクはジャンルとして終わってしまったと言って差し支えないと思われる。実際ゴイステの曲とかは平成のノスタルジーを抱えた平成の人間じゃないと書けないというのは間違いない。ここ詳しい人に語ってほしいですね。というわけでまえぴのターン終了。

さて伊38の第三ターンです。一番書きたかったパートゆえ、少々長くなりますがご容赦を。 BUMP OF CHICKENから「グングニル」。第一・第二ターンではテレビ経由の曲を紹介した伊38ですが、それに対して(当時)絶対にテレビに出なかったバンプは、いうなれば「オルタナティブ」でした。まぁ僕がバンプを知ったのは中学の先輩だったか、おもしろフラッシュ倉庫だったか、あるいはその両方だったか覚えてませんが。その流れでピロウズ「ハイブリッドレインボウ」。「テレビに出ない」どころか「永遠のブレイク寸前」たるピロウズは本当にオルタナティブだった。そのオルタナティブという枠に、「ロックンロールは鳴りやまないっ」神聖かまってちゃんを。そして先日映画「恋は雨上がりのように」主題歌に採用された同バンドの曲「フロントメモリー」。ただ映画主題歌版は、女性ボーカリストを呼び、亀田誠二がリアレンジしたもので、非常に聞きやすくなっているというか、の子自身のポップセンス・メロディセンスが非常によくわかる構成になっている。しかし「フロントメモリー」の神聖かまってちゃん本家版、それもYoutubeのPVテイクはどうかというと、ピアノが何やってるかもわからないし、高音がき��いし音も悪い、非常に「聞きづらい」ものになっている。しかし”””それこそが神聖かまってちゃんだった”””というか、「そもそもポップな人間だったの子だが、売れるため・認知してもらうため・ニコ動で頭一つ出るために、敢えて尖ったことをしていた」、それはよく知られる神聖かまってちゃんの破天荒なエピソードだったり、そして音源そのものの粗さ・聞きづらさ・尖った音質であったのではないか。あるいは、ニコ動という”場”がそもそも、そういったパンクで破天荒な振る舞いを要求するような場だったのではないか、それこそがニコ動文化だったのではないか。という仮説を立てられないだろうか。ここはもっとニコ動にどっぷり浸かっていた人間にコメントをお願いしたい。さてニコ動からボカロ文化をぼくからもほんの少々。「初音ミクの消失」。初音ミク登場当時に生まれた「機械のボーカリストが人間に勝てる部分とはどこか？」という問いに対しての安直な回答として「人間には歌唱不可能な超高速詠唱」が生まれた、その元祖の曲だと思う。これがヒトリエとかミイラズみたいな、後年の高速ラップ邦楽に逆輸入される流れになった。もう一つ、「般若心経ポップ」から始まる一連のムーヴメントを。同曲が流行った際に、製作者がボーカル音源を配布したために「般若心経ブーム」が起こり、「般若心経ロック」やら「般若心経シューゲイザー」など、ありとあらゆるジャンルの般若心経が生まれた。この般若心経タグを巡っていろんな音楽ジャンルを知った、なんて人間もいただろうし、これに限らず「初音ミクが歌ってさえいればどんなジャンルでも聞ける」というリスナーは沢山いたと思われる。これは(にせものさんの言葉を借りれば)”””ガワの文化”””というか、初音ミク以前・以後でも「V系なら・アイドルなら・好きな声優なら、どんなジャンルの音楽でも聞ける」という、ある意味逆にボーダーレスな音楽趣味を持つ日本人の特殊な音楽観に繋げて語ることができると思われる。この辺も詳しい人たちと議論してみたいところ。さてニコ動文化はこのくらいにしてぼくの高校時代からの邦ロック趣味変遷に戻ります。9mm parabellum bullet「The World」、あるいは「Discommunication」。バンプ狂いだった自分が衝撃を受けたテクニカル・バンド・ブーム。そして凛として時雨。今回は「ハカイヨノユメ」。発売日にこれ買って、CDプレイヤーに入れた瞬間に吹っ飛んだ思い出の曲です。しかし、パワーコードとオクターブ奏法さえできればバンプ・エルレ・アジカンがコピーできたぼく世代に対して9mm・時雨・ホルモンが出てきたほんの数代下のバンドマンたちとは技術的に大きな隔たりがあるのが未だにコンプレックスです。そしてこの辺をきっかけに残響レコードにハマっていく伊38。ハイスイノナサ「平熱の街」、そして「鏡面の波」。残響レコードの中でも最先端に尖っていたハイスイノナサがアニソンに接続したとき、得も言われぬ感慨にふけった思い出があります。さて最後に、こうやってニコ動や残響レコードを経由してアンダーグラウンドに潜っていったぼくが辿り着いたのがネットレーベル文化。その中から未だ伝説的扱いをされている「HanazawaEP」より「恋愛サーキュレーション(Shoegaze arrange)」。ニコ動とはまた違う、宅録ミュージシャンの発表の場というものは刺激的でした。というわけで永遠の名曲「ヴァイオリンケースの夢を見る」を流してぼくの最終ターン終了。ケンセイオガタさんはやく公式円盤出してください。

さあ各方面氏。残業にまみれた暗黒期から抜け出したという平成晩期を振り返っていただきます。 2009年、モーモールルギャバン「Pop! 烏龍ハイ」、そして裏リストといいつつポップな、Neco眠る「猫がニャ～って、犬がワンッ！」。実際この辺からアンダーグラウンドですらポップになってくるという。同年の選外はNuito、TTNG「Animals」、サカナクション「シンシロ」、相対性理論「ハイファイ新書」など。 2010、七尾旅人「Search Boy」、神聖かまってちゃん「ロックンロールは鳴りやまないっ」。 2011年、the cabs「キェルツェの螺旋」、TTNG「Adventure」。超絶技巧ギターバンド2つが並ぶすげぇ年だ。そして震災を経た2012年からは、LOSTAGE「Blue」、そして裏は面影ラッキーホール「おかあさんといっしょう」。震災を経て日本人は何を歌ったか？、に対してこの二つはとりわけ振り切れてますね…… KANA-BOON「1,2,Step To You」。に対して裏はうみのて「もはや平和ではない」。笑っていいともさえ終わってしまった今、もはや平和ではない日本でこの曲はある種象徴のように鳴り響く。の翌年、Wienners「Video Girl」。言わずと知れたでんぱ組のコンポーザー。の裏で生まれていたのはD'Angelo And the Vanguard「エイント・ザット・イージー」。 2015年。ceroより「Summer Soul」一切の音すべてが必然のもとに鳴らされた大傑作Obscure Ride。に対してChon「Splash」。これまた妥協の一切ないサウンド。好対照な年。 MUSIC FROM THE MARS「Seaside, Seaside」。そしてこの辺から裏リストというより同率一位という感じになってくる。この年の裏選曲はOdol「逃げてしまおう」。 2017年、ものんくる「ここにしかないって言って」。この辺りで各方面氏は菊池成孔のラジオを聞き始め、その影響で裏選曲としてジャズドミュニスターズ「革命」。 2018年。tricot「potage」。しばらく見てないうちに一皮どころか二皮くらい剥けたトリコ。ドラマーの交代らへんから音楽性が更なる深化を見せ、世界ツアーで得た経験値を完璧に開花させた名曲。そして裏選曲にCRCK/LCKS「No Goodbye」。ポップスといいつつ非常に複雑で難易度の高い音源をリリースする注目の音楽集団。を流して最終ターン終了。そして番外編として「 BEAMS 40周年記念プロジェクト『TOKYO CULTURE STORY 今夜はブギー・バック（smooth rap）』MV」。平成を振り返る回、これさえ流せばよかったんじゃねえの？

というわけにいかないということで、大トリのかっしー。宇多田ヒカルの再登場、キングダムハーツより「光」。平成において宇多田ヒカルは説明不要ながら何度でも取り上げたい。 AKB48「ポニーテールとシュシュ」。彼はハマった世代。そりゃそうか。 BUMP OF CHICKENから「ゼロ」。FF零式の主題歌。同じバンプでも入り口が全然違う……。そして放課後ティータイムから「U&I」。曰くこれがなかったら彼は軽音サークルに入ってなかったという。実際当時は相当勢いがあったし、サークルでのコピバンも沢山あった。けいおんが与えた影響はやはり計り知れないと思う、もっと詳しく掘り下げてもよかったかもしれない。 UNIZON SQUARE GARDEN「流星のスコール」。ぼくがユニゾンの1stを聞いたときには「これで下北系の音楽は終わったな」と思ったのだけど、ユニゾンは以後どんどん音楽性の進化を深め、アニソンとも接続してファン層広げつつ、しかし核の「ユニゾンぽさ」を消して失わず、器用なだけのバンドとは違って非常に強度のあるバンドとして邁進していったなという印象。 Champagne「Starrrrrrrr」。ドロスでなくシャンペインが好きとのこと。しかしこの辺の音楽をバンド音楽ネイティブとして聞いてきた年齢層ズルいなぁ。アジカン「ソラニン」。彼が軽音サークルに入って初めて演奏した曲だからとの選曲。アジカン何曲か上がったけど全然被らないな…… KANA-BOON「さくらのうた」。これきっかけにギターを猛練習するようになったとのこと。ちなみにKANA-BOONはこの曲がウケたのをきっかけに4つ打ちをやり始めて音楽性が変わっていったというが、この曲自体はそこまで4つ打ちを全面に押し出してるわけではないという。 Base Ball Bear「Perfect Blue」こちらも自身が組んだコピバンから。ベボベも取り上げる時期によって全然違うけど、こちらは非常にポップな時代。そしてthe cabs「anschluss」。ぼくからはなんも言うことはありません。ＫＥＹＴＡＬＫは殺す。最後はtricot。Potageをかけるつもりだったが挙げられてしまったので「Wabi-Sabi」を。しかしどうやってバンドで合わせられるんだtricot。しかし、懐古的・郷愁的になりそうだった「平成を振り返る」というコンセプトの中で、最後にtricotやCRCK/LCKSといった「最新を更新し続けるバンド」の名前が挙がったのは、非常に前向きな最後でよろしかったのではないでしょうか。

というわけで以上、録音を聞きながらざっと書いてみました。ぼくのパートだけ長くなってしまったのは本当に申し訳ないですが、いずれにせよここまで読んでいていただき、長々とありがとうございました。「あの曲がない、やり直し」などは今後の開催の際の参考にさせていただきたいのでお気軽にコメントを残してもらえればと思います。次回は9月頭に身内で、また何もかも未定ですが都内でも似たようなことをやれたらと思うので、直談判殴り込みの際はぼくのTwitter垢へリプかDMを。お待ちしております。

というわけで今回の駄弁りの録音です。平成のノスタルジアに浸りたい暇で暇で仕方ない方は適当に聞いてみてくださいまし。 https://www.dropbox.com/sh/rtbrnot2r26eyqx/AADxdHGXuJmtUx8TgYqYQ7x6a?dl=0

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yurina17tam · 4 years

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2019年を振り返って

今年を振り返って

冬春休みを返上して頑張った別科。地獄のアイデンティティ。懐かしみ。

1月、　

MAから始まった観劇会。帰ったら円盤買います。約11ヶ月後に彼女の生きたフランス🇫🇷に行くだなんて想像してなかったその時の私。

2月、

舞台暗くなるまで待って。推しのイカれ具合が半端なかったやつ。最後の人形刺し刺し場面は凄かった。

3月、

THRIVE単独ライブビューイング。来年のＢ−Ｐｒｏライブ一緒行けたら良いなぁ。

京都一回目。高校時代からの友人と。本丸みたいな写真！って喜んでた気がする。帰ったらディズニーリベンジしようねぇ。

ロミジュリ一回目、大阪初日の生田さんの大楽。

4月、

高津宮にてお琴の演奏。やっぱり好きだなぁこういうの。また何処かで弾ける機会があればいいのになぁと。因みに私は十七弦弾くのが好きです。

造幣局桜の通り抜けからの大阪城。B-Proの曲聞きながら下ってきたのはいい思い出。来年は彼氏さんと行くのかしら？？

誕生日。GTの皆で焼肉。美味しかった。帰ったら行くんだから準備おねしゃす。

ロミジュリ二、三回目。前楽と大千秋楽。こう見ると物凄くいいチケットとれたな私。ゆん最後のロミオだろうし見れて良かった。次の再演はいつかなぁ。

12番目の天使。大好きな本が舞台化されて見に行くっきゃない！ってなったのにチケ取りうまく行かず最後列になっちゃった奴。井上さぁん。

GW唯一のフリー日は友人共とすポチャへ。なんか色々あったなぁと。

そして泣きに泣いたEG。こんなに泣いた映画初めて。心の傷は深い‥。泣きながら一万字超えの感想を友人に送りつけたオタク。

6月、

バックビート。推しつまるところの加藤和樹が最っっっ高にイケてた奴。

成人写真撮り納め。カメラマンさんへ。なかなか笑わなくてごめんなさい。苦労をかけました。

和歌山へのプチ旅行というなのおばあちゃん家に滞在。

別科修了式。アミンと仲良くレッスン。軽くパニック初司会。その説はお世話になりました相方様。実は来年もやりたいだなんて思ってたり。

7月、

忘れもしない。ビザ取得旅行というなの東京遠征。ずっと会おうって言ってたフォロワーさんにやっと会えました。そしてそしてそして、何よりも、何よりもエリザベートを見れたことに感謝。チケット譲渡してくださったフォロワーさんに心からの感謝を。最高でした。プレオープン中の刀剣乱舞カフェに二日通ったのもいい思い出。まんばちゃん頼んでお小夜引き当てた私はすごい。

そして城田優納めのピピン。お客さんを引き込むのが上手な舞台。

からのミュージカル刀剣乱舞双騎出陣2019ライブビューイング。かっこ可愛かった源氏兄弟。来年もしてくれるらしいので楽しみ。

忘れもしないレ・ミゼラブルマチソワ。加藤和樹が目の前に。私大混乱。連れに心配されるの巻。再来年？のレ・ミゼラブルもチケ取り頑張る。

留学前に先輩とのお出かけ。美味しいお昼ごはんをご馳走になりました。

壮行会。ヨーロッパ組、来月ロシアで会えるのを楽しみに。

リトルマーメイド。初めての四季。とりあえず来年のオペラ座チケットお願いいたします。

２回目の京都。仲良しだと私が勝手に仲良しだと思ってる方と。その時買った鶴丸と三日月のお守りちゃんと持ってるよ。あとまんばちゃんも。

そして行った住吉大社のお祭りと全くよくわからないメンバーでの飲みなのか何なのかすらわからなかった珍会。皆さん元気ですか？お土産はワインで良いですか？

締めはおばあちゃん家にGo.花火をしました花火を。

8月、

3回目の京都。御父上と留学前最後のお出かけ。美味しいパフェを食べました。あと髭切もみたよ。

そして最後のラジオ。帰ったら初めは絶対この三人がいいのです。

そしてリトアニア着。行きたかった十字架の丘へ。またちゃんといきたいなぁ。

9月、

忘れもしないコミコン。最高にかっこいいコスした方に出会い沼にドボン。

10月、

何してたんだろうねぇ。

11月、

あれ？何してたんだろ私。

12月、

夢のフランス。またちゃんとリベンジしたい。

何だかんだ色々あったなぁと。なかなか濃いなこう見ると。　　

今年学んだこと

其の一、スルースキル

其の二、ワインには要注意(当分飲みたくない)

其の三、バイトがないとめちゃくちゃ暇

まだ年開けるまで6時間ほどありますが。それでは皆さん良いお年を。

Photo by Fuka

トラカイ城付近にて

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koizumihusuma · 4 years

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『インスタフォロワー二千人感謝プレゼント企画』おかげさまでフォロワーが二千人を突破いたしました。そこで、プレゼント企画を開催したいと思います。参加条件は簡単１インスタフォロアーであること（新規、友人、お取引先もＯＫ　他のＳＮＳでご覧の方はインスタのフォローお願いします）２いいね！してください３参加の意思をコメントに書いていただきたいと思います。（外国への発送はしませ��が外国人フォロアーが多く、抽選に入れていいか分かりやすくするため）４国内に受け取れる住所があることプレゼントはミニ屏風を3名様に！プレゼント企画のため柄はお任せとさせていただきます。開催期間は1週間（12月12日）抽選方法、および当選者の発表は致しません。当選者にはＤＭでお知らせいたします。3日以内にお返事がない場合は当選権を他者に移行いたします。嘉永年間創業小泉襖紙加工所は嘉永年間に日本橋通り３丁目に創業した唐七の初代小泉七五郎から始まっています。明治２５年に源次郎が独立し日本橋に唐源を創立し、昭和２年に湯島に移転しました。平成２８年埼玉県八潮市に移転現在に至ります。唐紙とは唐紙はその名の通り、平安時代に中国の唐から伝わってきた、加飾紙の事です。当時、唐紙は上流貴族の間で和歌や手紙を書く料紙として使われてきました。唐紙は字をきれいに見せる紙として浸透していきました。安土桃山時代ごろから襖としての使用が盛んになり江戸時代には町方庶民にも浸しまれ、今でも襖壁紙として室内装飾に幅広く用いられてます。その唐紙をとにかく身近に、気軽に扱っていただきたいと思い、和紙雑貨に力を入れています。襖紙製作について受注生産にて襖紙製作を承っております。柄や紙、色出来る限りのご要望にお応えしますので、お気軽にお問い合わせ下さい！詳しくはHPよりご確認下さい。楽天ショップ↓ https://www.rakuten.co.jp/kirimaru/ 自社HP https://koizumifusumagami.jimdosite.com #唐紙#襖#工芸品#和#からかみ#和柄#和模様#日本文化#japaneseculture #art #伝統工芸 #日本 #japan #職人 #ふすま #工房 #手仕事 #和紙#和紙職人#和紙雑貨#工芸#伝統工芸品#伝統#アート#埼玉県八潮市#八潮市#八潮#プレゼント企画#プレゼントイベント#プレゼント企画開催中 (Yashio-shi, Saitama, Japan) https://www.instagram.com/p/B5r2-9SApxm/?igshid=mytc3fszhuq3

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yuriage · 5 years

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出逢えて良かった　たまに喧嘩もするけど　この人はぜったい大切にしたい　ずっと一緒にいたいと　思える人と出会うことは　とんでもない奇跡であって　結ばれることは運命　　　世界に人はたくさんいる　その中で自分に大切な１人を　見つけたんだから... 　　　素直になれない時だって　あなたのことが大好きな証拠だよ　　　一人で泣くのは簡単だけど、　一人で笑うのは難しい　生涯あなたの横で笑っていたい _ 果たして私にも奇跡が起こるでしょうか？要介護4の母が、毎日デイケアから、老健に入所して、毎日ヘトヘトに忙しい日々から夜独り家飲みで寂しく過ごすようになり、その辺りから、投稿内容が変わってきたのか、フォロワーさんが四万七千から四万二千に減ったけど⁈まぁ所詮は震災仮設のラーメン屋ですから、芸能人でもあるまいし、本当に有難い事ですね。長々と酔っ払いの戯言にお付き合い頂き感謝！ https://www.instagram.com/p/B1jSHq3pNaH/?igshid=14rpo2otym2af

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lovesugar714 · 2 years

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@ais_20220504 👈をタップで他の投稿が見れる🙌 今回はキバナコスモスの写真をご紹介✨ 他にも素敵な投稿がありますので是非チェックしてください！ by @ais_20220504 . 【プロ直伝！】写真はこう学べ！ . こんにちは、愛花です。さてさて、このアカウントを見てくださっている方には、「写真がもっと上手くなりたい！」「もっと素敵な写真を撮れるようになりたい！」どうやって写真を撮ったらいいのかな？と思っている方が多いと思います。私も同じ悩みです。プロになっても悩みは同じなんだなと思います。常に、もっもっと成長したい、自分の表現できる範囲を増やしたいと思っています。さて、そんな皆様に、今日はキバナコスモスの写真について紹介したいと思います。かなりおすすめの写真の撮り方です。以下で、感想くれると嬉しいです。参考になった→🥰 とても良かった→🥰🥰 次の投稿が楽しみ→🥰🥰🥰 . ■□次回(7日後)投稿内容■□ コスモスの写真紹介 ■□■□■□■□■□■□■□ ☟ My tag \ 使ってくれたら遊びに行くよ！/ #BestMemory2022 ☟ 他の投稿を見る @ais_20220504 ---------------------- 東京、千葉を拠点に出張撮影カメラマンをしています。撮影のご依頼・ご相談は　@ais_20220504 のURLから ⚪︎商品 ⚪︎イベント ⚪︎カップル ⚪︎ウエディング ⚪︎フレンド ⚪︎ファミリー ⚪︎入学式、卒業式、成人式 ⚪︎マタニティ ⚪︎お宮参り ⚪︎七五三 ⚪︎お一人様（プロフィール） … etc ---------------------- #写真撮ってる人と繋がりたい #カメラ女子 #東京 #敬老の日 #ポートレート #イベント #followme #Nikon #Japan #東京カメラガールズ #千葉県柏市 #japan_of_insta #photography photography #instagood #フォロワー募集 #撮影依頼受付中 #tokyojapan #一眼レフ #撮影依頼受付中 #フォトジェニック　 #撮影モデル募集中　 #コスモス　 #紅葉　 #イベント　 #行楽 #写真撮り方 #写真加工 #写真講座 #キバナコスモス ___________________________________ (at あけぼの山農業公園) https://www.instagram.com/p/Cie4QE0r0ne/?igshid=NGJjMDIxMWI=

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raka0103 · 5 years

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十弾のはなしをしよう～春日井公演編～

前回のエントリに寄せて。　九弾のはなしをしよう～春日井公演編～ https://raka0103.tumblr.com/post/170564844322/%E4%B9%9D%E5%BC%BE%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97%E3%82%92%E3%81%97%E3%82%88%E3%81%86-%E6%98%A5%E6%97%A5%E4%BA%95%E5%85%AC%E6%BC%94%E7%B7%A8

　十弾への推しのキャスティングが発表された時点で、一瞬虚無を抱いてしまったところからドラマがすべて始まっていたような気もしなくもない。あっ、嬉しいな、とはもちろん思った。けれどその感情はちょっと機械的で、あまり瞬発力はなかった。「好き」「嬉しい」といった感情に対して理性があまりにも先行してしまったことに罪悪感を覚えた。私は、八～九弾ではファンとしておたくとして、感謝の意を伝えるためにできる限りのことをやりきったと思っているんだけど、結局自己満足のために消費活動をしていただけで、それ以上でもそれ以下でもなかったということをその瞬間に思い知らされてしまったのだ。頭では理解していたつもりだけど、それでも少しうなだれてしまう。まぁどれだけ御託を並べようが、「きっと推しの出演は九弾が最後なんだろうな（だからこそ"今"出し切ろう）」と思っていたとしか言い訳ができない。で、その考えは別に間違っちゃいない（し、そもそも正誤があるもんでもない）んだけど。ああ、５月に新体制になった忍ミュ十弾の幕が開いて、何度も通って、そこからまた地方まで行って、恐らくあるだろう再演でまた地方へ数日間遠征するんだなぁ…。一瞬でもそんな気持ちが心を掠めてしまった時点で、推しとコンテンツに対する感情だけは純粋であろうと決めていた自分に軽く失望した記憶はぼんやりと残っている。ただ正直なところ「早いところ綺麗な思い出にしてしまえれば」、人生における忍ミュの章はハッピーエンドなんだ、と思っていた自分への、コンテンツからの意趣返しだったのかもしれない（どう考えても自意識過剰だし考えすぎなんだけど）。まぁ、学園祭応援上映へのゲスト参加発表があった時点で「おや…これはまさか…」とは思っていたところはある。ただ私はずるいので、そこには気づかないふりをしていた。

　応援上映には、とりあえず応募はしたけれども当たらなかったので行かなかった。知らない人のレポに興味は無いので、そういったものも見なかった。同じく高倍率ではあったとは言え、シリーズ初の公開製作発表には一口だけ応募して、当然のように外れて、結局行かなかった。日比谷のオープンイベントにも足を向けなかった。十弾の初日こそ行ったけれど手紙は数公演見るまで出すのが間に合わなかったし、内容についてもものすごく楽しめたかと言ったら…当初はそこまででもなくて。記念すべきA沢くんの100回公演も特に何もせずにスルーしてしまったし、東京千秋楽だってその場におらず、再演の発表もTwitterで知り、「ああ、よかったなぁ…しかもGロッソじゃん！」とほっとした程度。茶の間ここに極まれり。それでも４回は行ったので決してお金を落としていないわけではないんだけど。A沢くんのことだって、そりゃあ、ずっと尊敬？敬愛？何か…私の感情のベクトルが向き続けている対象ではあるんだけど…これは（これまでの推し方と比べると）推していると言えるのか…？といった状況だった。そしてこれは自分に対する言い訳でしかないけどマジでリアルにメンタルリソースが割かれすぎて、この時期それどころじゃなかったのももちろん大きい。そして私ごときが現場に行かなかったところで、推しも、コンテンツも、何がどう変わるわけでもないのだ。知ってた。わかっていた。つもりだった、という言葉をネタとしてもつけるのを躊躇われるほど、本当に、わかってはいた。

　そんな私が何を言えた義理でもないし、別に誰に対して悪いことや迷惑をかけたわけじゃないから謝ることもない、ましてや後悔なんて1ミリもしているわけじゃない。する意味がない。ただ生きていただけ。だから…というわけではないけれど、大阪公演初回が中止となったお知らせは相当ショッキングだったとは言え、アナウンスの内容的に誰かが亡くなった…ということでないことにはまず安心したし、これまでも病気罹患で数公演キャストが出演しない、とかはままあったので、今回も…そうは言っても大阪で１公演もやらないことはないんじゃない？と、ここに至っても楽観視しようとしていた記憶がよみがえる。

　だからこんな展開になるなんて誰が予想した？

【大阪公演全公演中止のお知らせ】 https://twitter.com/myu_tama/status/1134456377781342208

　ああ、予定されている演目が、当初予定通りのスケジュールどおりに、全公演に全キャストが揃った状態で上演される、当たり前のことが決して当たり前じゃないんだって、忍ミュのファンが、A沢くんのファンである私はよく知っているはずだったのに。きっと九弾までつなげてきてくれたことに、どこかで安心しきっていたんだろう。（いやでもそれは別に悪いことではないのだ。たぶん。きっと。）今回舞台に立っている中で誰よりも、「次につなげるため」の重いバトンと責任とを背負ってきた主演にこんなことが起こってしまうなんて。信じたくないけど、これが現実なんだ。大阪公演に関しては、もともとチケットを持っていなかった立場の人間としては何を言うこともできないのだけど。それじゃあ愛知公演も…と思ったところにまさかのニュースが続く。

【愛知公演　反橋宗一郎休演のお詫びと演出変更のお知らせ】 https://twitter.com/myu_tama/status/1135471426578731008

　主演不在で一体何をどうしたらこんな判断が下せるんだ？とパニックになる。こうなる前に確保しておいた大千秋楽のチケットを握り締めて、当日フォロワーと一緒にわけもわからないまま春日井へIN。表面上はフォロワーも私も明るく振舞いつつ、それでも情緒崩壊を隠せないまま座席について、とにかく公演を観られるということに対する安心感と一抹の不安とを抱きながら大判のタオルハンカチを膝に置き、震えながら開演を待った。

　すごいものを観てしまった。

　主演が舞台からいなくなった。残ったキャストで舞台を再構築する決断をした時点でまず驚愕だけど、チケットを返金せず上演すると決めた以上は「最高のもの」を見せる（努力した過程ではなく結果のみを）のがプロだし、これは芸能人だろうがその辺のサラリーマンだろうが、仕事にプライドを持つという意味では変わらない。のんべんだらりと生きてる私が偉そうに言えた義理では本当にないが（頭ではわかっているのだ！）。そして、そういうものにするために解決すべきことはたくさんあったはずで、時間が無い中で一体どれほどの議論が交わされて、どれほどの人が納得して、「準主演が主演の行動をなぞる」リカバリストーリー構築というひとつの目的に向けて合意を形成していったんだろう。考えただけで気が遠くなってしまう。そして、主演と準主演のふたりの間に、任せます、やります。そんなやりとりが確実にあったはずで、もうこの事柄について私が語れることなんて何一つもない。

　登場キャラクターが変われば当然各自の行動も変わる。台詞が変われば展開も変わるし、ミュージカルだから、歌だって重要なファクターだ。そして、曲の歌い手が変わることで、その場にもたらされる意味も変わる。

伊作が取っていた行動を乱太郎が取る。留三郎が諫める相手が乱太郎になり、留三郎が信じて護る相手が乱太郎になる。長次が慰めた相手が留三郎になり、留三郎が担っていた足止め役を、文次郎・小平太・仙蔵が代わる。伊作が歌った歌を留三郎が歌う。伊作が取っていた行動を留三郎が取る。

　正直今でも変更点を思い出すとしんどくてたまらない。私の推しである食満留三郎は勝負にこだわる性格で、戦うために忍者になったんだ！と豪語するようなキャラクターで、十弾の登場シーンでは「戦いこそが人生だ」とすら息まいていた。そんな彼が乱太郎を護るために敵にボコボコにやられる「意味」、山田先生から「よく守った」と声をかけられる意味、長次とのやりとり、肩を叩かれた意味、そして満身創痍でゴールする時の「お前たち、怪我はないか？」の問いかけ。「本当に、本当に…色々あってな」や、一緒にいる乱太郎に言うでもなしの「保健委員っていうのは、みんな頑固者だなぁ！」という独り言。鬼気迫る間の取り方。そして七弾再演から連綿と繋がってきた舞台の、こういう形ではあるとはいえカーテンコールでセンターに立つ食満留三郎もといA沢くん。一歩場所を引いて、主演の場所を空けておくようにステージに立つA沢くん。いつも主演がやる様にトークを持っていき、コーレス投げかけなど行動をなぞるA沢くん。私はおそらく死ぬまでこうして、七弾再演からのA沢くんについての話を折に触れて独り言ちるんだろうけど、いま、十弾初演の彼に、こんな風にアンカーとしてバトンが渡されるなんてことを当時誰が考えられただろうか。あまりにもドラマが過ぎるのだけど、これがそのまま素の彼の人生なわけで、別に私たちに感動を与えるために面白おかしく脚色された結果ではない。結局私は、ここでも語る言葉を失ってしまう。印象深いシーン、できごとなんて数え上げればきりが無いけど、こうして挙げ連ねるだけでも涙がぼろぼろ出てきてしまって、どうにもならない。（キャラとキャストを同一視しない、と自分に言い聞かせて腹落ちしたつもりになって３年近く経とうとしているけど、一周回って境界線があやふやになってきている気がする。）

　舞台を観て号泣したのはCOCOON以来（２週間ぶりN回目）…と言いたいところだけど、あそこまで必死で嗚咽をこらえることは今後二度とないんじゃないかというレベルで観劇中に感情を爆発させてしまった。それもいっそ解釈違いで苦しんでいる方がまだ楽なのでは？と思えるくらい、「留三郎だったらきっとこうする」が、あまりにも納得できる展開で、本当に何も言えなくなってしまう。大筋が変わったのだから当然各キャラの機微も変わって、展開も台詞も変わって、結末も少し変わって、それでも最後はめでたしババンザイ！で変わらない。キャストが、スタッフが、忍たまのキャラクターを根底から理解していなければあんなことはできないはずで、私が思っている以上にみんな、忍ミュのことが好きなんだなぁ…と思い知ることになった。色々な背景を考えるといち観客ながら本当にたくさんのものが舞台上に透けて見える気がしてしまって、泣きたいけれど、でもキャストスタッフ一同が見たいファンの姿ってきっとそうじゃないんだろうなとも考えてしまう。一方で、大阪公演だけ、愛知公演だけ観劇するつもりでチケットを買っていたり、休みや交通手段を確保していたファンもたくさんいるはずで、その人達がこの顛末に一体どんなことを思うのか、もう想像もつかない。私が考えることじゃないんだけどな。そもそもおたくだかファンだかよくわからない存在の私が、３度きりのうちたった１度だけ春日井公演を観て、何かをわかった気になっていることがもう意味が分からないんだけど…それでもひっきりなしに何かが溢れて止まらないので書き留めておく。

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　たらればは無意味、とつぶやきながら、わかっていながらまたしても考えてしまうけど、もし24日の東京公演をフォロワーと観ていなかったら？終わった後、「みんな、最高ー！」って言いながらお茶してなかったら？「こうなったらやっぱり大千秋楽観ておきたいよね？」ってならなかったら？その場でチケットがやり取りできてなかったら、そもそも「もしかしたら」という思いで、愛知公演日の週末の予定を空けていなかったら。それはそれで、そういう未来もきっとあったんだろうけれど、そこのあたりのめぐり合わせもすべて含めて、忍ミュはまた私にとって奇跡の演目になってしまった。ありがとうミュージカル忍たま乱太郎第10弾初演。ありがとう、ありがとう、A沢くん。推しにはやっぱりこうして感謝を述べることしかできないな。私のこの目で見たすべての事柄が奇跡だった。そして忍ミュの、六年は組の、食満留三郎の、A沢くんのおたくだかファンだか何なのかよくわからない存在として、私は初演：春日井公演を観劇できたことに大変な悲しさと、嬉しさ、辛さ、誇らしさを抱きつつ、またしても生きてしまうことになった。

ミュージカル忍たま乱太郎第10弾再演～これぞ忍者の大運動会だ！～で、すべてのキャストスタッフが納得できるパフォーマンスができますように。そしてもし、再び同じメンバーで返ってこられるのなら、主演とA沢くんが、揃ってGロッソとあましんアルカイックホールに立てますように。

#忍ミュ　感想

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