Tumgik
#パスタも飲み物
elle-p · 7 months
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P3 Club Book Shinjiro Aragaki short story scan and transcription.
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料理天国、食べたら地獄
······ったく、 何で俺がこんなこと······」
「す、すいません荒垣先輩······っくしゅん!う~げほげほっ」
「ゆ、ゆかりちゃん、大丈夫?」
ここは、寮のゆかりの私室。ピンクのパジャマにカーディガンを羽織り、つらそうに咳き込むゆかりの背を、優しく風花がさすっている。体調不良を押してタルタロスに出撃し、ゆかりはすっかり風邪をこじらせていた。そんなゆかりのベッドの横には、同じく心配そうにたたずむ美鶴と、やや所在なげに立つ荒垣の姿があった。そして荒垣の手には、彼が言った “こんなこと” の成果である、温かそうな料理がトレイに乗って湯気を立てていた。どうやら、ゆかりを心配する美鶴に頼まれ、病人食の定番となる粥を作っきてくれたらしい。
「荒垣先輩って、優しいですよね」
「んな······っ!?ま、まあ、ただの気まぐれだ。気にすんな。さっさと食っちまえ」
風花の素直な言葉に、荒垣はそれだけ言ってぶっきらぼうにトレイを差し出す。
「 うう、ありがとうございます。はふ······」
ゆかりが、一見普通の粥に見えるその料理をスプーンですくい、ぱくりと口に入れた。
「どうだ?岳羽?」
熱くないか、ちゃんと飲み込めるかと、美鶴が母親のように心配げに声をかけるが、その目の前でゆかりの表情がみるみる蕩けた。
「ぅ美味しい~っ!何これ、どうやって作ったんですか? 信じらんないー!」
先ほどまでの苦しそうな様子はどこへやら、あっという間に元気を取り戻したゆかりが、凄い勢いで手と口を動かし、器の中身はさほど間を置かずに空になってしまっていた。
「どうやってつーか、ま······適当だな。普通の粥じゃ栄養が足りねえかと思って、中華風のミルク粥にしてみた」
あっさりと荒垣は言うが、じつはけっこう手間がかかったもの。ニンニク、生姜、ネギのみじん切りをゴマ油でじっくり炒め、米と具---拍子木に切ったニンジンと大根を投入して鶏ガラスープを注ぎ入れる。あとはフタをし、沸騰したら吹きこぼれないよう弱火でことこと30~40分。米が十分柔らかくなったところで、牛乳を入れて塩で味をととのえ、できあがったものがこちらにございます、という感じ。体の免疫力を高める、炭水化物や蛋白質、ビタミンA・B・Cに β カロチンを含む、まさに完璧なる病人食なのだ。
以前から、荒垣の料理はプロ並だと真田あたりが言っていたが、その現物を実際に口にしたゆかりは、想像以上の感動を味わっていた。ゆかりは素直に、その賞賛を口にする。
「適当なんてとんでもない!荒垣先輩、もう最高ですよ!尊敬します!」
「バカ野郎······なに恥ずかしいことを······」
「なーに謙遜してるんですか?食事は人間の基本ですよ。大切なことです。それをしっかりできる荒垣先輩は立派です!もう、他の男連中にも見習わせたいぐらいですよ。人として、料理のひとつもできなきゃ駄目だって、ね」
興奮気味で止まらないゆかりの演説に、そこで突然ストップがかかった。
「ちょーっと待ったぁ!」
「!?じゅ、順平?それに皆も?」
ゆかりの部屋の入り口に、順平を先頭にして寮生の面々、すなわちこの部屋にいなかった全員が集まっていた。順平の足元からはコロマルまでが顔を出している。
「何ごとよ、いったい?」
「いや、あんまりいい匂いなんでな、つい······」
正直に真田が言いかけるが、それを体ごと遮って順平がびしっと指を突きつける。
「ゆかりッチ······貴様はオレを怒らせた!」
「は、はぁ?」
「料理ができなきゃ人として駄目?料理がお上手な岳羽サマは、オレたちが人間じゃないとおっしゃるわけだよな?」
「い、いや、別にそこまでは······。そ、それに順平がまともに料理できないのは事実じゃん」
と、そこで順平は、ちっちっと指を横に振る。
「料理が “できない” と “やらない” は違うんだぜ、ゆかりッチ。それに、オレだけじゃねえぞ、お前が傷吻つけたのはな······」
くくっと、芝居の気まんまんで順平が涙をこらえるように両目を手で押さえた。その言葉に、ゆかりが周囲をあらためて見ると。 「あ」
ベッドの脇で美鶴と風花が、顔を伏せてどんよりと暗い空気をまとっていた。
「い、いや、あの。私······別にそういうつもりじゃ······せ、先輩?風花?」
「ゆえにっ!!」
ぐわっと伏せていた顔を上げ、順平は大いに 盛り上がって高らかに宣言した。
「貴様に料理勝負を挑むっ!!」
「はぁ?」
かくて、第一回巌戸台分寮クッキング王決定戦の開催が決定したのであった (どどーん)
「という訳で、本日の司会はわたくし、アイギスがお送りするであります。いかがでしょう、解説の天 田さん」
「······みなさん、ヒマですね」
「なるほど。では、審査委員長の荒垣さん」
「······ったく、 何で俺がこんなこと······」
順平が宣言した翌々日。ゆかりがすっかり体調を取り戻し、ちょうど日曜ということもあって、ついに料理対決が開催される運びとなった。おそらく仲間内でもっとも鋭敏な味覚を持つであろう荒垣を審査委員長とし、味覚がないアイギスは司会を勤めることになっている。天田も参加をうながされていたが、「なんで僕が料理なんか······小学生に何を期待してるんです?」と一蹴し、解説者の席についている。そして、残る全員が参加者兼審査員というわけだ。
当初、美鶴と風花は徹底的に拒否の構えを見せていたのだが、「お祭りみたいなもんだし」とか、「何ごとも経験だし」とかいう順平の甘言で徐々に態度を軟化させ、ついには「······にイイとこ見せるチャンスなんだけどなー」という、とある個人名を出しての決定的なひと言で、料理対決に参加するよう洗脳、もとい説得されてしまったのであった。
「では、いよいよ競技を開始するであります。最初はゆかりさんからお願いします」
「オッケー!見てなさいよ、順平!」
意気揚々とゆかりが持ってきた料理、それは本人の自信を裏切らない見事なできばえ。見た目からして美味しそうな、幕の内弁当である。卵焼き、焼き魚、かまぼこといった幕の内弁当定番のおかずに加え、小さなハンバーグやチーズチキンカツなど洋風のおかずも入っている。もちろんご飯は俵型に成型され、上にはパラパラと黒ゴマが振りかけられている。
「うん、なかなかやるじゃねえか」
卵焼きをひと口かじった荒垣の評価に、ゆかりがガッツポーズを決め、それに続いて他のメンバ ーも横から次々に箸を伸ばす。
「焼き魚は西京味噌漬けか······いい仕事だ」
「うわあ、このかまぼこの切り方、凝ってる」
「もう、優勝は岳羽で���定か?」
立て続けに上がる賞賛の声に、ちょっと照れたような誇らしいような顔でゆかりが言う。
「あ、でもね。今回は意外なライバルがいたっつーか······私も食べてみたいんだよね、 彼の」
そのゆかりの視線の先にいるのは、自己主張が足りない気味の現場リーダーの姿。だが、前髪で隠され半分しか見えない顔に、常にはない自信がかすかに滲んでいるような気もする。
「では、続いてお願いしましょう」
アイギスに促され、2番手の料理が運ばれる。
「おお······!」
それは、ちょっとしたレストランで出してもおかしくないアサリとトマトのパスタ、ボンゴレ・ロッソであった。さっそく審査委員長の荒垣が、フォーク一本で器用にパスタを巻きつけて、ぱくりと口に入れる。
「ちょっとパスタが柔らかいが、合格点だな」
「どれどれオレにも······おおっ、美味ぇ!」
「アサリとトマトって合うのねー」
意外といえば意外だが、幼い頃に両親を亡くしてひとり暮らし歴も長い彼は、料理の腕は決して悪くないのである。ただ、あっさりした性格ゆえか、パスタや丼ものなど簡単に作れるものに限られるというのが弱点といえなくもない。
「で、次は誰だ?」
連続して出される美味い料理に、最初は苦い顔をしていた荒垣も、上機嫌になってきたようだ。やはり、楽しい食事は人を和ませる。もしかすると順平は単に、荒垣と他のメンバーとの間の距離を、少しでも縮めようとして料理対決を企画したのかもしれない。もし、そうだとしたら、その意図は十分に果たされつつあった。
だが。
そんな楽しい雰囲気は、あまり続かなかった。
「······なんだこりゃ?」
「え、えーっと、ラーメンっす」
「カップ麺じゃねえか」
荒垣の前にあるのは、お湯を入れて3分でできるカップ麺だった。ちなみにシーフード味。
「い、いやカップなんすけど!ちゃーんとオレなりの工夫があってですね。荒垣先輩のミルク粥にヒントを得て、牛乳で作ってますっ!」
荒垣がうげっという顔をする。残りの連中も、一様に嫌そうな顔を浮かべている。 「え?え?みんな何だよ?いや、マジ美味い
んだって!」
「たとえ美味くても······料理じゃねえだろ」
「順平さん、失格であります」
どこに置いていたか、アイギスが横にあった鐘をカーンと1回鳴らす。
「いいっ!?そ、そんなぁ······」
がっくりと肩を落とす順平。ただひとり、そのカップ麺をひと口すすった現場リーダーが、うんまあ不味くないよ、といった感じで順平の肩をぽんぽんと叩いていた。
「では、続いて美鶴さん、お願いします」
事態は、破滅に向かって加速していた。
「鴨肉のコンフェ、フォアグラとトリュフ添えだ。素材はすべてフランスから空輸させた」
胸を張って、 豪華な銀の皿を突き出す美鶴の顔には、しかしだらだらと汗が流れていた。皿の上の料理を凝視しつつ、荒垣が尋ねる。
「······鴨は、どれだ?」
「こ、これに決まってるだろう」
「この黒いのは?」
「と、トリュフだ」
「こっちの黒いのは?」
「フォアグラ······だと思う」
「んじゃ、こっちの黒いのは?」
「ええと······付け合せのポロ葱、か?」
聞かれても困る。
下を向いていた荒垣は、凶悪な光を目に宿らせつつ、美鶴に向かってぽつりと言った。
「全部、炭じゃねえか」
「ま、まあ多少火加減を間違えたかもしれないが、素材はいいんだ。食ってないと······」
「食えるかぁ!次だ次!」
世界の終わりのような顔をする美鶴を尻目に、アイギスが鳴らす鐘がかーんと響いた。
「俺は料理などあまりやったことがないからな。変なものを出すのも申し訳ないから、シンジの料理を真似させてもらうことにした」
続く真田の料理は、白濁したスープのようなものだった。どうやら、 荒垣が一昨日作ったミルク粥を参考に作ったらしい。
「順平も、どうせシンジの料理を参考にするならこうするべきだったな。まあ、俺も多少は自己流にアレンジさせてもらっているが」
既に勝ち誇った様子の真田に、荒垣も苦笑しつつ答える。
「くくっ、アキの料理か······そう簡単に俺の味が盗めるもんかよ」
「食べてみなければわからんだろ?」
「わかったわかった。じゃ、いただくぜ」
スプーンで粥をすくい、軽く冷ましてから口へと運ぶ。そして、刹那の間を置いて。
ぶぴゅる。
変な音と同時に、荒垣の鼻と口から白濁液が吹き出した。
「な、な、な、なんだこりゃあっ!!」
「牛乳よりも高蛋白で低カロリーなプロテイン粥だが······筋肉にはいいぞ?」
「食えるかあああああっ!!」
「最後に風花さん、どうぞ」
鐘を鳴らしつつ、 アイギスが淡々と言った。
---それから、5分後。この世のものとは思えない絶叫が、月光館学園巌戸台分寮から響き渡った。付近の住民の通報で、パトカーや救急車が���動したが、とくに事件性はないとのことで早々に引き上げたらしい。ただ、目撃者の証言によると、捜査員や救急救命士たちは一様に、口や腹を押さえていまにも嘔吐しそうな表情を浮かべていたとか。その日、どんな恐ろしいことがあったのか、口を開くものはいない。
「いいかお前らっ!料理の命は火加減!それと塩加減だ!いいな、順平!」
「う、ういっすっ!」
「あと常識だが、プロテインは料理に入れるなよ!わかったか、アキっ!!」
「あ、ああ、わかった」
「つか、山岸!なんでそこでタバスコとか入れるんだ!色を基準にして調味料足すんじゃねえ!味見しろ味見っ!」
「は、はいっ!」
料理対決の翌日。寮のキッチンでは突発料理教室が行なわれていた。こいつらの料理の腕を放置していたら、いずれ人死にが出る。事実、俺は死にかけたという荒垣の命令で、順平、真田、美鶴、風花に対し、マンツーマンで料理を教えることになったのだ。
「······ったく、何で俺がこんなこと······」
そうボヤきつつも、手取り足取り指導する荒垣の頑張りもあり、徐々に全員の料理は “食えなくはない” レベルへと上がっているようだ。
「おら、待て美鶴。焦げそうになったら、一度フライパンを火から降ろして······そうそう。落ち着いてやりゃあ大丈夫だ」
「りょ、了解した」
そんな荒垣の様子を横目で見て、風花はくすりと笑って言った。
「やっぱり、荒垣先輩って優しいですよね?」
その言葉が届いたかどうか定かではないが、荒垣は黙々と料理指導を続けていく。ただ、その横顔には、かすかに笑みが浮かんでいるような気がする。やがて、料理のいい匂いを嗅ぎつけてか、ゆかりたちが同じく笑顔でキッチンへと歩いてくるのが見えた。やはり、楽しい食事は人を和ませる。どうやら、今日の夕食も楽しいものになりそうだった。
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oka-akina · 6 months
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1123-1129
1123 宇都宮の正嗣の餃子。フライパンをあたためてサラダ油とごま油を多めに引く。大さじ1ずつくらい。凍ったままの餃子を並べる。5人前の箱だと26センチのフライパンにぎっしり丸く並べられる(正嗣の餃子は小さいのでふたりで食べるなら5人前でちょうどいい)。そこに熱湯をまわしかけ、餃子が半分浸かるくらいにして強火で焼く。ふたをして5,6分。作り方の紙には「絶対に途中で弱火にしないでください」と書いてあって、絶対にって言われるの面白いなと思う。他人に絶対を求めることも求められることもそうそうない。水気が飛んで焼き目がついたらできあがり。 皮がパリッとしていて、具は野菜が多め。生姜がきいている。いたってシンプルなのになんでこんなに美味しいんだろう。冗談抜きに世界で一番美味しい餃子だと思っている。前に「水ギョーザとの交接」という小説を書いたのでいろんな人が餃子を食べに連れて行ってくれるんだけど、申し訳ないけどどこの餃子よりも正嗣の餃子が美味しい。本当に一番美味しい。 あとこの冷凍のは、家で焼いてもちゃんと美味しいの���すごいと思う。わたしの焼き方が上手いとかでもなく、紙に書いてあるとおりにやるだけでたぶん誰が焼いてもこうなる。ほかの冷凍餃子だと皮が破けたり焦げついたりけっこう失敗するんだけど、正嗣のは毎回パリッと焼ける。 正嗣のお店には「餃子専門店なのでライスやビールはありません」と書いてあってひたすら餃子だけを食べるストロングスタイルの店なんだけど、FCの駒生店のみライスがある。ので、宇都宮に住んでいたころはよく駒生店に行っていた。
1124 どうにも調子がよくない。きのうは同人誌の通販で本を入れまちがえて送ってしまったようで、一冊入ってませんでしたよとメールが届いた。ああついにやってしまったと思った。あわてて追加で送ったけどいつもできていることができなかった自分がショックで、きのうはそれを日記に書けなかった(それで餃子のことを書いた気がする)。 こういうメール送るのしぬほどめんどくさいよな…ほんとに申し訳ない。やっぱ疲れてんのかな。そしてついにやってしまったと思ったけど、もしかしたらこれまでもまちがえたことはあったのかもしれなくて、でもしぬほどめんどくさくて言い出せなかった人もいたかもしれないよな…と詮無いことも考えた。 えもとLINEで通話した。わたしのようすが明らかにおかしいのだろう、ちょっと休んだ方がいいよと言ってくれた。同時に「でも休んだ方がいいって言われるとなんかムッとすることはあるよね…」とも言ってくれたので、だめなときの気持ちがわかる人は優しいよな…と思った。だめなときほど焦ってしまう。送ってくれたナポリの男たちの動画を見た。
ここには書かない方がいいような気もするんだけど、まあこれは日記なので書くんだけど、ZINEフェス長野、noteの告知には出展者30人程度を予定って書いてあるんだけど開催前々日で集まっているのは10人(10組)っぽい。これって10人だけなんですかと軽い感じで出展者用のLINEグループでたずねてみたら、2日経って主催さんから「そうなんです…」と返事が返ってきた。こじんまりしてるのはそれはそれでいいと思うんだけど、お客さんから入場料300円とることになっているイベントで出展者10組だとちょっときびしくねえか…と思った。今からでも入場料無料にできたらいいんだけど。 わたしはこういうときすごく疑り深くなってしまうし性格がとても意地悪なので、もしかしたら主催さんも損切りを始めてるのかなーとか思ってしまった。ZINEフェスのtwitterアカウント、来年の吉祥寺回に関するリツイートはしてるけど長野はスルーしてるし。えーっどうしよう。遠出したい、ともかく電車に長く乗って遠くに移動したい…という気持ちで申し込んだから本をたくさん売ろうとは思ってないんだけど、やっぱりハラハラはする。 とりあえずペーパーを作る。だいたいおすすめみたいな本を一日一冊並べた読書カレンダー。そして文フリで使った優人さんのポスターをスチレンボードに貼ってみたらいい感じのパネルになった。これを文フリでやれって感じ。やることが2週間遅い。長野に持って行こうかなと思って作ったけど初めて行く場所でこれは目立ちすぎるし荷物になるよな…。
1125 明日ほんとに長野行くのかよ〜と思いつつゴルフの練習。ゴルフは小説の活動とあんまり関係なくやっている。こういうルーティンみたいなものがあるのはちょっといいかもなと思う。ゴルフ自体は、男!女!というスポーツでけっこうきついけど。 土曜だけどパートナーは在宅仕事で、仕事の前に肉を食べて元気を出したい…と言いお昼はブロンコビリーへ。いや食後ぜったい眠くなって仕事やらないだろ〜。と言ってみて、あっ完全にフリをやっちゃったなと思った。家に帰るなりちょっと食休みと言って布団に潜ってしまった。わたしは午後出かける用事があって、帰ってきたら同じ姿勢のまま寝てるパターンだな…と思ったし言った。言っちゃったから本当にそれをなぞっちゃいそう。フリとボケみたいな。悪いことしたなと思った。
渋谷ハチ公前のデモに参加。ガザの犠牲者の名前が読み上げられていく。一人一つ赤い涙を描いていく。名前はぜんぜん読み終わらない。名前と一緒に年齢も読み上げられる。ゼロ歳の名前が続き胸が苦しくなる。肌寒い日だった。通りすがりの人も参加しているように見えた。描くというアクションによって参加しやすい空気があったように思う。 小さな男の子が「Free Free Palestine!」と声を上げ、近くにいた大人たちもあとに続いてコールになった。男の子の(たぶん)お父さんは隣にいて横断幕を持っていた。自分が叫ぶと大人も叫ぶから男の子はちょっと楽しそうで、和やかな、けれども力強い時間だったと思う。デモのハッシュタグを検索したら西川火尖さんと冬野くじさん(きさめさん)の名前が見えて、自分が(一方的にでも)知っている作家の名前が見えるとなんだかほっとするなと思った。なのでデモのようすをツイートした。このあいだとぜんぜんちがう気持ちになっている。
渋谷◯◯書店の棚の補充。『顔たち、犬たち』など持って行った。久しぶりにのぞいたら思ったより本が売れていてわかりやすくうれしい気持ちになった。これもこないだと言ってることがちがうと思う。自分は現金だと思う。 明日のコピー本とペーパーの印刷でキンコーズへ。キンコーズのコピー機ってなんか難しいというか意地悪というか、いつもうまく扱えない。まあでもできたものはなかなかよかった。
帰ってきたらパートナーはやっぱり昼寝していて、いやでもやらなきゃだよな〜とかなんとか唸ってなんとか起きた。自分を見ているようだと思った。わたしも在宅のときってだいたいこう。 遅めの夕飯。トマトとじゃがいもとツナのパスタを作った。にんにくと玉ねぎのみじんぎりを炒め、じゃがいもとツナとホールトマトを入れて煮る。ほうれん草もちょっと入れた。かなりじょうずにできて自分で自分にびっくりした。なんか疲れていたので明日の準備も夕食の後片付けもせず寝た。
1126 ZINEフェス長野。暗いうちに家を出た。といっても朝6時の電車なのでぜんぜん始発とかではない。朝が来るのが遅くなった。空気がきんと冷えている。冬だなと思う。夜勤明けっぽい人やこれから仕事に向かう感じの人、朝まで飲んでいたっぽい人、大きなスーツケースを引いた人…。案外駅は人が多くて、みんな冬っぽい格好をしていた。遠出の気持ちが高まってワクワクした。優人さんのデカパネルは結局持って来た。ものすごく雑に梱包したけど、一回使ったポスターだからまあいいかと思った。でかいけど軽いし。リュック、トートバッグ、パネル。さほど本は持っていかないので身軽に荷造りできた。 電車で寝ていたらすっかり明るくなっていて、立川からあずさに乗り換え。寝てたからだと思うけどあまりに寒くてタイツを買った。あずさのトイレで履いた。 寒くてやけに腹も減っていた。ツナおにぎりと焼きそばパンとスコーンを買って食べた。あったかいミルクティーとコーヒーも。食べすぎだと思ったけどほんとに寒かったのでしょうがない。スコーン、かりっとしてふわっとしていてすごくおいしかった。駅のポップアップみたいなところでパッと買ったけどちゃんとお店の名前見ておけばよかったな…。津島佑子『笑いオオカミ』を読みながらうとうとした。松本に着いたのは10時前。息が白くて驚いた。山が近くて眺めのいい街。
イベントとか旅行とか楽しいことがたくさんあった日の日記ってうまく書けない。たぶんぜんぶ書こうとしちゃうからだと思う。結論からいうとすごくいい一日で、いいイベントだった。出展者は結局10組。それゆえの親密さがありのびのびしたイベントだった。 自分としては旅先の気安さもあったと思う。知っている人が誰もいない、初めて行く街の初めて参加するイベント。いつもより自由にふるまえた気がする。まったく知らない人、その場限りの人しかいない場所はあまり気をつかわない。リラックスして自分を開示できた気がする(とするとふだん自分が何をストレスに思っているのかがわかってくるな…)。 お客さんはけっこう来ていたように思うし、思ったより本も手に取ってもらえた。何よりお客さんとも参加者さんともたくさん会話ができてうれしかった。これ伝わるかわかんないんだけど、交流をしたい(人間関係をやりたい)わけではないんだけど、人と話はしたいんだよな…。 きのうまでの不安はどこへやら、じゃないな。この「開催前のもろもろに不安な要素がある」と「行ってみたら気さくでいいイベントだった」は表裏一体なんだなと思った。意外とか挽回とかではなくてこの雰囲気はこうでなくては出てこない。これについては別途イベントレポ的にまとめたいつもり。
どういうイベントになるか不安だったので、ネットプリントで印刷した「END WAR NOW」のプラカードを机に貼ることにした。あずさの中でふと思いついて、何かネプリないかなーとツイッターを検索した(戦争じゃなくて虐殺だと思うけど「STOP GENOCIDE」はネプリの期限が切れていた)。水色、ピンク、黄色。パンセクシャルフラッグのカラーだなと思った。 イベントの案内に政治的なことはだめって書いてあって、は?という気持ちがありつつ参加している。は?と思うならやめときゃい��んだけどなんだろう…。ダメって言われたら帰ったろと思って貼った。なんか試し行動みたいだ。 新しくてきれいな会場で、大きな窓から日が差し込んで明るかった。空も山もきれいで、ああ遠くに来たなあと思った。机は5台ずつ向かい合わせに置かれていて、机半分という話だったけど一人一台になった。奥行き60センチのでかい机。当然持ってきた布は大きさが足りないんだけどのびのび使えてよかった。いつになくちゃんと設営できた気がする。優人さんのデカパネルを机の前に立てかける。こういうのは文フリではできない。蹴飛ばされそうだし「スペースからはみでる」に抵触すると思う。自由にふるまえている。 そう、自由にふるまえている。リラックスしている。プラカードを貼って、新刊のでかいパネルを置いて、いつもはイベントに置かないコピー本『小説を書くquuerのzine』も机に並べた。「陰気なクィアパーティー」用に作った、通販はしたくないコピー本。いろんな人ともう一回初めましてからやり直したいみたいな気持ちってあるよな…と思う。
主催さんいわく、想定より規模が小さくなってしまったので入場料は無料にし、事前決済の人には返金したとのこと。そして今日参加している人は吉祥寺のシェアカフェを一日無料で使ってOKにしますとのことで、えっラッキーと思ってしまった。ほんとにわたしは現金なのだと思う。 イベントは11時から16時まで。全部のブースをまわっていろいろ話をし、全部のブースで買い物した。べつに義理とかではなくて、人の話を聞くのって面白いから、気になるものがなにかしらいっこはあるものだと思う(こういうとき思想的に苦手だな、無理だなと思うものはもちろんあって、それはそっと避ける)。 ただこういう場で小説って難しいかもなーとは思った。これは何ですか、どういうものを作っているんですか、あなたは誰ですかみたいな自分のことを話す場だと、フィクションの世界にチューニングを合わせるのはしばしば難しい。気になるものがぜったいいっこはある、にはなりにくい面がある。まあぶらっと来たお客さんにとってはそうでもないかも。長くなりそうなのであとはイベントの記事で書きます。
1127 尻が痛い。きのう帰りの新幹線、『笑いオオカミ』の真似をしてデッキの床に座ってみたのがきっとよくなかった。冷たい床だった。たぶんまた痔が破裂するだろうなと思う。最近イベント終わるたびにこうだと思う。 『笑いオオカミ』を読んでいたら、自分はこう見えてけっこう大食いでカレーを12皿おかわりしたことがあったとしゃべるシーンがあって、ZINEフェスで買った日記の本に「かきあげが美味しすぎてごはんを5杯もおかわりした」というくだりがあり、どっちがどっちだっけと一瞬混ざった。 長い小説は当然ひと息では読みきれないので何日もかけてちょっとずつ読み進める。その間に読んだほかの文章や生活の中で見聞きしたものと混ざってどこからどこまでが小説だったかわかんなくなる。それがけっこう好きだし醍醐味だと思う。 どこからどこまでが小説だったかわかんなくなるというのは小説そのものにちゃんと集中していないようでうしろめたさはあるんだけど、なんというか、わたしは人格全部で小説をやっていたいんだよな…と思う。物語に振り回されてうわの空で仕事したり、夢中で読んで寝落ちたり、べつのことをしているときにふっと思い出したり、目の前の景色と小説の情景が混ざり合ったり。みたいなの。なので書評とか感想とかがあんまり上手じゃない。そして、上手な感想とそれを述べる人がち��っと怖く思えてしまうことさえある(これはやつあたりかもしれない)。
1128 痔が痛いし生理も来た。イベントが終わると本当に毎度こう。ヨロヨロしていてなにも進まなかった。とても眠かった。労働のメールを書いていたら簡単な言葉なのにパッと出てこなくて自分で自分にがっかりした。本当におまえは小説を書いているのか、文章ぜんぜん書けないじゃんと思う。元気なときは、いやべつに文章うまくなくても小説は書けるでしょ(どのように書いても小説にはなるでしょ)と思うのに。
1129 引き続きいろいろ痛い。なんも進まない。『不思議の国の少女たち』を読んでいる。 異世界へ行って帰ってきた子どもたちの集まる寄宿学校の話。死者の国から帰ってきたナンシーが寄宿舎に入るところからはじまり、異世界から「帰ってきたくなかった」子たちが集まっている学校。 まだ読み始めたばかりで、ヤングアダルトはチューニングを合わせるのが難しいなと思う。でも急にカチッとはまる瞬間がある。 「王は敵だったけど、人生ではじめて俺をまともに見た大人だったよ」、これは妖精界から帰ってきたケイドのせりふで、あっいいなと思った。どうやらケイドはトランスジェンダーの男の子のよう。 そしてナンシーのルームメイトのスミが「あたしがオナニーしたらいや?」とあっけらかんとたずねるところでめっちゃいいな!と思った。夜遅くにルームメイトが自慰をしてもいいか。見たくはないからそんなこと言わないでくれとナンシーは困惑し、まあそれはそうなんだけど、なんていうのかな…女の子の生活に自慰があると書かれていることにほっとした。「女の子だと扱われる子の生活」にそれがありますと書かれているのがうれしい。 子どものころ長期休みにホームステイとかサマースクーリングとかよく案内が来ていたけど、それをやってみたいかどうか考えるより先に、あるいは費用の捻出のような実際的なハードル以前に、長い期間他人の家に泊まったらそういうのどうするんだろうと思っていた。だから自分には無理だと思っていた。すごくばかみたいだけどほんとに。そしてあるとき友だちが「ホームステイって生理とか気をつかいそうだよね〜」と言い、わたしはそれに強く同意した。自慰の話をする代わりに生理の話をした。
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日記、毎日更新するとバラバラうるさいかなと思って1週間分まとめてみたけど、これはこれで長いな…。
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hiromusicarts-blog · 2 years
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アルポルト(名古屋・松坂屋、北館地下)でパスタランチ
なんたら豚のトマトソース。まずは、パスタを含め、すべての具材の火加減が、絶妙!
ピーマンの爽やかな苦味と甘味。そして、ブランド豚は、香ばしく旨味が強い。
これは、結構好きだな。これにバゲット一切れとオリーブオイル、サラダと飲み物付きで1700円弱。普段ランチはワンコイン付近で収めているが、ちょっとだけ贅沢させてもらいました。
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harawata44 · 1 day
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ペットボトルキャップで料理が「はかどった」 使い道に「これは賢い」「やってみる」 – grape [グレイプ]
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以下引用
キャンプやバーベキューの楽しみの1つが『食事作り』。家とは違う環境での調理に、不便さを感じることも少なからずあるでしょう。 しかし『ペットボトル』を上手に使えば、悩みを解決できるかもしれません。 ローソンの公式Instagram『ローソン Lawson Japan』(akiko_lawson)では『ペットボトル』を使った驚きテクニックを紹介しています。
1.キャップで皮むき
ニンジンや大根の皮をむく際はピーラーが便利。しかしわざわざピーラーを持っていかなくても、ペットボトルのキャップがあれば代用できます。 キャップのギザギザ部分で野菜の表面をこするだけでOK。皮を削り落とせます。 キャップなら刃がないので、子供でも安全に楽しく調理できるでしょう。
2.キャップで調味料の分量をはかる
小さじ1の分量を感覚で入れるのはなかなかむずかしいもの。計量スプーンがなくてもペットボトルのキャップを代わりに使えば、おおよその分量をはかれます。 キャップの上のラインを目安に調味料を入れると、小さじ1(5㎖)くらいの量になるそうです。飲み物やペットボトルの種類によって多少の誤差はありますが、目安にはなるでしょう。
3.パスタの量をはかる
パスタ1人前の分量をはかりたい時は、ペットボトルの飲み口を使いましょう。 ペットボトルの飲み口いっぱいにパスタを詰めるだけでOK。これで1人前約100gのパスタを簡単にはかれます。 キャップと同様、種類によって飲み口の大きさに多少の違いがあるため、あくまで『目安』としてください。
これらのテクニックを実践する際は、あらかじめペットボトルやキャップを洗い、しっかり乾かしておきましょう。 ペットボトルは工夫次第でさまざまなアイテムの代用品として生まれ変わります。アウトドアシーンはもちろん、普段の家事にも役に立ててくみてください。
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kennak · 3 months
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快楽の棚卸し 棚卸し……という比喩が正確なのかわからないが、まあ「快楽だと思っているのに実は惰性になっていること」について見直してみる必要はあるかもしれない。   生きがいだとか、生きるうえで必要な快楽だ��か、そんな風に思って、金を出したり、時間を使っているものについて、実は惰性になっていませんか? ああ、余計なお世話ですか。でも、そんなふうになっている趣味、ないですか? 趣味だと思っているそれ、本当に楽しいですか? 脳内でいい感じのなにかが出てますか?   おれはもう、ご褒美の月一の宅配ピザはやめます。というか、やめました。でも、かわりのご褒美はほしかった。ほしかったので、宅配サービスを使って、ケンタッキーフライドチキン食べました。 おれは二十年以上ケンタッキーフライドチキンを食べていなかったので、ひょっとしたら脳内にドバドバとチキン快楽物質が溢れ出すんじゃないかと思いました。   ……いや、出なかったね。というか、二十年ぶりに食べたオリジナルチキン、「あれ、コンビニのホットスナックのほうが美味しいのでは?」とか思ってしまった。 さすがにケンタッキーでは脳内になにかが分泌されないか。あ、名誉のために言っておくけど、バーガーはとてもおいしかったです。常識の範囲内で。   というわけで、ピザのかわりは模索中。しかし、模索する必要はあるのか? という気もする。 べつになくたっていいじゃないか。そうだ、べつにいいんだ。でも、なんか、ちょっと、月に一度のご褒美はほしいよな。   どっかいい店に食べに行け? めんどくさい。ピザにしたって、このあたりには「真のナポリピッツァ協会」に認定された店もあれば、パスタの美味しいピザ屋も、ドルチェが異常においしい(ちょっとこれは脳に衝撃がある)ピザ屋もある。でも、出かけるのはめんどうだ。   幸いにも、Uber Eatsをはじめとした宅配サービスはいくつかある。そこから、なにか探そうと思う。あるいは、宅配寿司。最初、ピザにしようか寿司にしようか迷ったこともある。日本人なら寿司か? でも、寿司ってなんか宅配ピザの暴力性に比べると、どんな高級寿司だとしても及ばないなにかがあるような気がする。   新しい快楽探し。惰性になった快楽の残骸を捨てて、またなにか取り憑かれたい。いや、それよりも、習慣をやめたくない。それがあるのかもしれない。 習慣への執着。人間にはそういうところもあるかもしれない。いや、主語が大きい、「おれには」。最初に書いたように、おれは同じものを食べつづける。コストの問題もあるが、同じことをするという習慣に取り憑かれているのかもしれない。   はたしてそれは健康的なことなのだろうか。たとえば、運動という習慣(おれもちょこざっぷにいやいやながら通いつづけている)、「ジョギングが日課です」というのなら文字通り健康的だろう。 ただ、おれはジョギングのやり過ぎで精神科で摂食障害と診断されるほど痩せてしまったこともある。健康的な習慣もやり過ぎはとうぜんよくない。当たり前だが、元来健康的でない習慣というものもある。   ときどき、習慣を見直す。見直さないと、惰性だと気づかないかもしれない。惰性だと気づいたら、やめる。依存をやめるのは大変だが、惰性をやめるのは簡単だ。 でも、快楽だと思っていたものを一つ手放すと、一つ欲しくなる。手放して自由だけ残ったのなら、それでいい。だが、おれはピザのかわりがほしい。   今日は金曜日だ。おれは毎週金曜日の夜に、コンビニでワインと東スポを買って、帰ったら飲みながら競馬を予想する。今日はワインを飲みながらピザのかわりを考えてみようか。   さて、おれは週に一度のワインに飽きていないか? 惰性になっていないか? 競馬はどうだ? いや、競馬はつねにフレッシュだ。それは断言しよう。これがギャンブル依存症かどうかの判断はあなたに任せよう。
あんなにも感動し、興奮したものが、惰性になってしまった。これは悲しい。 | Books&Apps
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14-sakiii · 17 days
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5月2日(木)
病院へ。左側の親知らずを一泊入院で一気に抜くことに。入院とは縁のない人生を送ってきたから、そわそわとする。その日のうちに必要な検査を受けた。血液検査が一番怖かったのだけど、全く痛くなくて良かった。検査が終わり、入院の手続きをする前に時間ができたから院内のカフェ・ド・クリエへ。ホットサンドとアメリカン。先生達の様子を見ながら食べた。お腹が空いているということを目の当たりにすると、みんな人間だなという気持ちになる。病院を出て、神社でお参りして、図書館で本を借りて、母の日用のお花と家族みんな用のお菓子を購入。夕方、迎えにきてもらい、そのままお寿司を食べた。7皿が丁度良い。おやつの杏仁豆腐がかっちりしてなくて、ラフな感じで美味しかった。
5月3日(金)
久しぶりの実家での起床。猫と一緒に寝ると、目覚めが良い。バナナサンドを作り、妹と庭で食べた。その後、40分歩いて足湯へ。足を湯に入れた瞬間の心地よさは半端なかった。また40分歩いて帰宅。お昼に炒飯を作ったり、余ったパンの耳できな粉ラスクを作ったり。夜は映画館へ。上映中の作品の中から見覚えのあるタイトルが目に入った。この映画が面白かったという日記を読んだから覚えていたのだった。ネタバレをしていない内容だったし、予告も観ずに鑑賞。わざわざ映画にしなくても良いけど、したら唯一無二で最高って感じ。余白が終始心地良く、場面転換の少なさが印象的だった。兎に角、会話に集中する。登場人物達の感情の機微を楽しめる。何より、夏が舞台で、具体的な記憶は浮かばないけど、こういう瞬間が確かに自分の学生生活の中にあったなという懐かしい感覚を思い出せたのが良かった。
5月4日(土)
父と母と霧ヶ峰へ。霧ヶ峰、凄すぎ。日本ですか?ってなる。夢に出てきそうな風景だった。エアコンを見る度にこの風景が頭の中で流れるようになった。営業力すごい。霧ヶ峰で食べたきのこパスタの味も忘れられない。引き算の大切さを教えてもらった気分。
5月5日(日)
祖母家へ。お墓参りとランチでハンバーグ。夜ご飯はおばあちゃん特製まぐろ漬け丼。朝から夜まで何から何まで話した。おばあちゃんの考え方、好きだからずっと話し続けられる自信がある。仲も良い。この日のおかげで将来が少しあかるくなった。
5月6日(月)
GW最終日。1日中、職調べ。頭がパンクしそうになる。生活を変えるって大変だ。夜中にワンピースを観て元気が出た。ワンピース、面白い。毎週欠かさず観るようになった。結局、アニメはワンピースしか観ていない。ワンピースって凄い。何年も何年もかけて作品を続ける体力が凄すぎて可笑しい。悪魔の実を食べているとしても不思議ではない。
5月7日(火)
連休明けだったから程々に頑張った。体調の悪さを自覚して早めに就寝した一日だった。これがかなりの英断だった。親知らずを無事に抜いてもらえるように体調管理にはしっかり気をつけなくちゃ。癖で頭痛薬を飲みがちだから更にこれは気をつけなくっちゃ。
5月8日(水)
日記を書くのが楽しい。仕事や将来の事で頭がごちゃごちゃとしてきたから、違うページにやるべきことなどを一気にずらりと書いた。スッキリ。わたしの今の職場に対するモチベの低さは異常。尊敬できる環境に身を置けるように動いていきたい。笑ってさようならできるように、我慢をしたりしないように。
5月9日(木)
一田さんの「大人の片付け」読了。最近の私は借りても読みきれずに返却をしていたから、なんだかすごく達成感に包まれた。求めていた感覚との再会って心地良い。朝一、母に将来についてLINEをしたら「色々悩んで決めたことだろうから応援します」とのことで、ようやく物事を動かす時がやって来た。よっし!となり、早速職場に辞める報告をした。帰り道、スーパーのポイントでラーメンと白バラのソフトクリームをゲットして最高になった。
5月10日(金)
華金はいつだって、嬉しい。今の仕事を辞めることが掃除好きの上司にいつの間にやら伝わっていた。すごく残念そうな顔をされ、「こんなこと言うのはあれなんだけど結構支えだった」と告げられた。どうやら、お互いにお互いをいい人間だなって思っていたみたい。それはそれで嬉しかったけれど、わたしの気持ちは変わらない。スーパーでおやつを買って、夕焼けを見た帰り道はいつもより大袈裟でドラマチックだった。
5月11日(土)
夕方からやる気が出てスーパーへ。珍しいサーターアンダギーを広島焼きを作ってるお店で購入。広島も沖縄も大好き。また行きたいな。高知にも行きたい。実はルーツ。お金を貯めなくちゃ。メルカリ活動を再開。真夜中にああ、そういえば…!となり、動画編集を開始、気づいたら朝4時。色味に対する自分のこだわりの高さにひぇ…と、なる。
5月12日(日)
目覚めの良い起床。洗濯物を干して家を出る。気になっていたユニクロ×マリメッコのコラボを実際に目で見てみる。やはり、たくさんの人と被ってしまうのはなあ…となり、諦める。併設されている雑貨屋さんで、ナリンのボディーミストを発見!これが、噂の…!北欧暮らしの道具店で度々紹介されているナリン。実際に香りを嗅いでみたら、初めて嗅ぐ香りでびっくり。好きな香りだった。いつかのご褒美はこれに決めた。帰宅後、与太郎さんの本を写経しながら読書。ゆったり、入浴。YouTubeとInstagramの更新。
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a-class04 · 7 months
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「香里鐘(カリヨン)」
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入り口が少しわかりづらい所にある、隠れ家的なお店です。Googleマップを頼りつつ、クラゲのマットを探してみてください。
ランチプレートはパスタにサラダ、スープ、ドリンク、デザートが付いてきます!
落ち着いた雰囲気の店内では、クラゲ(偽物)が水槽をふわふわ流され漂っています🪼
「エキゾチックアニマルカフェRicky」
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ふくろう、うさぎ、小鳥、爬虫類などなど様々な動物と触れ合えます!動物によって毛並みのもふもふが異なりますので体験してみてください🦉🐰
アニマルカフェ兼ペットショップですので常に同じ動物がいるとは限りませんが…
作画資料、癒しを求めている方オススメです🐾
「マンガの家」
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取材が10月でしたのでハロウィンの装飾がしてありました🎃
自分がまだ知らない作品に出会いたい!という人にオススメです。残念ながら物語の最後までマンガが置いてある訳ではないのですが、好きなマンガを発見できるかも?
缶バッジを作るワークショップなども開催しています。
授業が早く終わった日にでも立ち寄ってみるのはいかがでしょうか!
「古町ぺんぎん商店」
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以前食べたランチの写真です。豚汁のお肉が柔らかくておいしいです!優しい味わいでお米が進みます。
デザートはお味噌のチーズケーキです。少し苦目の大人な味。ペンギンのクッキーがかわいいです。
店内はシンプル&おしゃれで女性も男性も入りやすい雰囲気となっています。ペンギンの缶バッジなどのグッズも販売していました🐧
X(旧Twitter)ありますので、気になる方はぜひご確認ください!
古町ぺんぎん商店
https://x.com/penguinshouten?t=QEMoREJNKLT7loXnsv_s1A&s=09
ぺんぎんグッズ
https://x.com/Pemonozukuri?t=PBafSMW1dVhuegYh4vGYTw&s=09
「シュガーコート」
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ひっそりと佇む小さなティーハウスです☕約80種類もの紅茶があり、注文時にとても迷います。少し勉強してから行くのがオススメ。店主さんがアドバイスしてくださったり、茶葉の香りを嗅いでから注文できます。
私が頼んだメニューは手作りのスイーツと紅茶のセットで1000円です。紅茶はポット入りなので3杯ほど飲めます!
紅茶はもちろんなのですが、ガトーショコラが周りカリッと中しっとりで美味しかったです💕みんなに食べてもらいたい。
他にも季節の果物を使ったスイーツもあるそうなので、気になる方はホームページでご確認を。
お時間ある際にゆっくりとティータイムお楽しみください🍰
ホームページ 
http://sugarcoat-tea.com/
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dal2bb · 11 months
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霞を食べても太るのか、私は。世の中美味しいもので溢れていて、皆お腹いっぱいに食べている(ように見える)のに何故太らないんですか?私なぞ、水飲んでも太ってる気がする。SNSは良くないね、本当に。
と思っていたんだけど。
SNSじゃなくても周囲の人と会ったりしてもいろいろ体型管理のことで思うことが多くなってしまって、全く私らしくない。
根底にあるのは、着たい服を着たいだけ着たい。服が思うように似合わなくてストレスがすごい。痩せれば似合うようになるのではと思って食べるの我慢しても昔みたいにスッとは痩せないし。体重の増減5キロ以内の私がそう思うんだから激増激減してる人は一体どうやって気持ちに折り合いをつけているのか。
たぶん、単に数字的な体重のことだけじゃなくて老化で体型自体が変わってるんだろう、受け入れないとなぁ。顔も老けていってるんだろうし。でも着たい服がいっぱいあるんだよな。困ったな。(体重の数字だけなら5キロ以内の増減しか無いので)
SNS云々じゃなくて〜っていうのは、周りの友達で服買うの一緒に楽しんでた子とかでも、めっちゃ太ってて結婚して彼女の夫が料理上手らしくすごい食べてる!(でもしゃーない!あはは)ってなってたり、仕事で病んでストレスで激太りした子は私にはユニクロと無印があればもうそれでいい!とか言ってたりして。←全部に「嘘〜ん?」って思ってるんだけど、人は変わるのよね…。私は絶対にそうなりたくない!って思って努力せんばって思うけど、食べたい物我慢して私だけ結局一番不幸では?とか思っちゃうし。あ。やばいねこれ、深く考えたら病むやつ。
どっかに食べに行ってもずーっとカロリーのこと頭に浮かべながら食べるしな。やばいな。みんな密かに心の中では同じ?どうなん?
…件の友人たちはたとえばパスタを食べに行きました、絶対クリーム系のカロリー高めのやつ選んで食べるんよね。正直心の中でずっと「痩せたいってほんとに思ってる…?」とか思っちゃって性格最悪になってる。同僚も「痩せたい痩せたい」言ってるけど机の上のドリンクそれ砂糖入ってる甘いやつじゃん…ってなるし、いつも食堂でなんで!?ってくらいカロリー高めメニュー選ぶし…「じゃあ痩せたいって言うなよ…」って実は思ってる。
若干病みに入ってると思うんだよな。やばいな。
多分こんなこと食べるたびに思ってる私より、食べたい物食べて痩せないけど「痩せたいー!」とか言って無印とかユニクロでゆるい服着てる彼女たちのほうが断然幸せなんだわ。
運動すればいいじゃんね。そうなんだよな。お教室とかなんかに通って強制的にしないと絶対続かないな。運動大嫌いだから。
着たい服を着るの諦めて老いを受け入れるしか…はぁ。
※こんなこと言ってますが私はそんな痩せ型体型ではないし身長は高いけど体重の数字は結構もってる骨太人間です。太ってる方ではないとは思うけど痩せてはないです、決して。でも服買うとき絶対試着しなきゃ無理!って体型ではないです。中途半端。
何の話なんだろう…取り留めもなく書いてしまった。推敲一切してません。支離滅裂でごめんなさい。
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b-class03 · 6 months
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○ぷらっと本町
【イトーヨーカドー 丸大新潟店】
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ここは、イトーヨーカドーというスーパーがあり、1階と地下1階を占めています。
大学の帰りに買い物をしたいという時にちょうど良く、私も何回か利用したことがあります(私は牛乳が好きなので買い物をする時は必ず買うのですが、実は原信の方が安いので最近は行ってません笑)。
nanacoカード💳が使えるので、持っている人はポイントがついてお得ですね!
他の階には、DAISOや電気屋、手芸屋、ゲームコーナー、靴屋、服屋などもあります。
色んなお店が入っていて便利です。
○人情横丁
【甘味処 鎌倉】
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ここは、班の人がおすすめしてくれたので班員全員でいってきました!
わらび餅を主に扱っているお店で、わらび餅の入ったドリンクが売られていました。
私はいちごミルク(正確な商品名は忘れてしまいました)を頼みました。
複数人で一気に注文してしまったのですが、店員さん1人しかいなかったのですが、テキパキとされていて、1人しかいないとは思えないほど早く用意してくれました!
ドリンクには、たっぷりだけど重くないホイップクリームがかけられていて、見た目も可愛らしかったです。
底の方にはわらび餅だけでなく、イチゴの果実もいっぱい入っていて満足感があり、
とても美味しかったです!
○関屋下川原町
【イタリアーノ】
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ここは、イタリアン系飲食店です。
個人経営のお店で、スープパスタがとても美味しいです!
私の家族みんながこのお店の優しい味が好きでよく行きます。
パンやデザートも出してくださるのですが、どれも手作りでとても美味しいです。
ボリュームも栄養もたっぷりあって、とても満足のいく食事ができます。
大分以前からやっているお店らしく、建物に年季が入っているように見られますが、
店内の雰囲気は明るく、夫婦でお店を回しており、優しげな奥様が出迎えてくれます。
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インターネットで調べると定休日は水曜日になっているのですが、昨年あたりから店長の旦那様が入院されたので、現在は水曜日に加えて不定期でお休みになる日があります。
個人的にとてもおすすめしたいお店ですが、行く時はちょっと気を付けて下さい。
おすすめのスープパスタメニューは、「ハンブルグ(スープパスタにハンバーグが乗っかってます)」です!
日替わりパスタとサラダやデザートもセットで食べられるメニューもあるのでそちらもおすすめです!
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hisoca-kyoto · 7 months
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昨日も「遠藤素子 うつわ展」を楽しみにお越しいただきありがとうございました。お天気にも恵まれてる、お散歩がてらお出かけの方も多く、うつわとの出会いを楽しんで頂いています。 日常に寄り添ってくれるうつわ、耐熱のうつわ、Rとn製作室さんが展示器合わせて作ってくださった布小物、焼き菓子たちなど、まだまだ素敵な作品をご覧いただけますのでお近くにお越しの際はお立ち寄りくださいませ。 オーバル皿もM、Sサイズ、粉引き、鉄釉共に届いています。Mサイズはカレーやパスタ、ワンプレートやトレーとしてお使い頂けて色々楽しめますよ。今回マグカップは2種類、大きめのスープマグと太マグなど温かな飲みものやスープがたっぷり楽しめるサイズが届いています。これからの季節は一層活躍してくれると思います。 遠藤さんのうつわを日々使ってらっしゃるRとn製作室のちえみさんならではの目線で器が引き立つ絶妙な色合わせ、ハンドステッチ、パッチワークなどコーディネートが楽しくなランチョンマットもご覧いただけます。是非この機会にうつわと共に楽しんで頂きたいアイテムです♪一つずつ違う組み合わせなのでゆっくり選んでみて下さいね。 本日も19時までお待ちしております。
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short-sleeperdesu · 7 months
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『🥣🛌📝』
2023.10.21の日記とする。
朝、走っていた。5:32だった。目が覚めて雨が降っていた。なぜか興奮して走る準備をした。靴がぐちょぐちょになることも憚らず。前日の筋トレの『おかげ』で、胸が痛かった。走るたびに揺れる胸。俺、今何してんだー。走ってる時も思考をしてた。
「〇〇は、バカじゃないし、アホじゃないよ」
パートナーに言われた言葉。そういえば、木曜日に会ったなー。聞き返すことはしなかったし、顔も緊張して上手く見ることができなかったけど、彼女が僕の方を見ていたのは感じ取れた。
その言葉の『せいか』、最後の500mぐらいは歩いていた。
シャワーを浴びて、洗濯をした。雨だなー。
作業をした。50分くらい。終わることもなく、洗濯機がピーってなった。「スピーディーモードにするの忘れてた。」この言葉を発したのを明確に覚えている。
雨だった。だけど、外に干す。10:47
おそらく同じアパートに住んでる人からは、変な目で見られてるかもしれない。
寝て、起きた。15:41
あー寝てしまった。3時間ほど。ご飯食べてないなー。プロテインを飲む。ここ数年、お金に興味がない僕が、唯一贅沢と感じるものを買った。『エナジードリンク』を買う。僕は、『〇ンスター』の味が大好きだ。例えば、他の人がそこらへんの黒い色の水(コーヒー)や清涼飲料水や、お酒を好んで飲むように、僕は、前記した飲み物が好きだ。ただ、高い。だから、贅沢だ。
夜暇だなー。
とりあえず、ジムに行った。なぜだか歩いて。17:31
脚の日で吐きそうになりなが��トレーニングをしてた。18:50
腹減ったなー。固形物食べてないなー。シャワーをしながら、そう思った。あー、飲みに行くか。アパートにあった、パスタ2人前に、一人前のパスタ用ツナマヨを混ぜながら、そう思った。準備をした。(本と鍵を入れた財布と懐中時計を持って)20:01
なぜだか、ワクワクしていた。一人で飲みに行くの久しぶりだなー。3ヶ月ぶりくらいかなー。そう思いながら、歩いていた。雨も上がって、ひんやりしてるなー。良い天気だなー。口元が緩んだ。『ー』☜口調も穏やかになる。やっぱり独りも良いな、向いてるなぁ。だけど、独りでいる時も必ず、僕の中にはパートナーがどこかにいて、彼女の基準と僕の基準と二人の基準で物事と接してしまうと気付かされる。
一軒目、本当にたまにしか行かないバーに行った。一年に2回とか。人がいないし、マスターも僕らみたいに人見知りだから気に入っている。1杯目にホットミルク、2杯目にジントニック、3杯目にネグローニを飲んだ。1,800円だった。美味しかった。22:12
二軒目に、よく行くオーセンティックバーに行った。必ず僕の話のネタになる事が発生する。マスターに挨拶をしたら、「今日は一人?」って言われた。「はい」と答えたら、「そういう日もあるがー」って言われた。カウンター席に案内された。マティーニを頼んだ。
「バーで本読むってマナー違反ですかね?」
「わからんけど、暗いけん読みづらいでしょ。」
たしかに、一軒目でも、二軒目でも読みづらかった。今日の収穫はそれだなぁと思った。22:41
土曜日ということもあって、それなりに人がいた。ソファ席が2セット(4〜5人用)とカウンターが6席ぐらいの店だ。
カウンター  女 男 男 女 〇 僕
こういう並びでカウンター席が埋まっていた。ソファ席は、大学生くらいの人たちのグループとスポーツ少年団の保護者会だった。
(なぜ、二軒目のことを詳しく書いているかというと変なことが起きたから)
マスターも一人でやっているし、本を持っていってたので、読書をしていた。マティーニがきた。相変わらず紳士の味だった。まだ美味しいとは、思えなかったので僕は紳士ではない。
2杯目に、チャイナブルーかソルティドックどっちにするか迷っていたら、女性に話しかけられた。カウンターの一番奥の席にいる女性に。
「お兄さん、体大きいね、鍛えてるの?」
「鍛えてませんよ。酔っ払ってますか?笑」
「少しね。ほぉーら、腕の筋肉凄いね。」
「ここのお店、お触り禁止らしいですよ。僕は有料制にしてるので、お酒ご馳走してもらいますから次からは気をつけてくださいね。」
タンブラーのネタができたなーと思ってると、
「絡んですみません」と男性が言ってきた。「良い夜ですね」と言っておいた。
2杯目にチャイナブルーを飲むことにした。23:15
内容が頭が痛くなるようなものだったので、読書をやめて、ぼーっと飲んでると、次は、隣の席の人たちに声をかけられた。
「面白いですね、お兄さん。笑」
「季節の変わり目ですからね。」
「彼女とかいるんですか?」
「俗にいう彼女はいます。お二人はカップルですか?」
「会社の同僚です」
「良い夜にしてくださいね。烏滸がましいけど。」
二組とも男性の目が怖かった。僕に向ける目が。
最後にギムレットを飲んで店を後にした。23:45
家に着いた。24:00
学んだことは、二つ。
一つ目は、バーで読書はしたらダメ。
二つ目は、バーでは、自分に酔ったらダメ。
タンブラーの書き方真似してごめん、誰かへ。
おやすみ。
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kennak · 3 months
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令和6年2月20日(火曜日)午前10時30分頃、「令和6年2月17日(土曜日)に港区内の結婚式場にて披露宴及び二次会を行ったところ、二次会に参加した76名中20名以上が食中毒様症状を呈している。」旨の相談を受けた都内保健所を通じて、港区みなと保健所に連絡があった。 調査結果 港区みなと保健所は、直ちに食中毒調査を開始した。 患者は、2月17日(土曜日)に当該結婚式場で行われた披露宴及び二次会の両方又はどちらかに出席した計39名で、2月18日(日曜日)午前1時00分から同月20日(火曜日)午前7時00分にかけて、下痢、吐き気、発熱、倦怠感等の症状を呈していた。 患者全員の共通食は、当該結婚式場が調理、提供した料理以外になかった。 当該結婚式場内でおう吐などの感染症を疑う情報はなかった。 複数の患者、調理従事者1名を含む当該結婚式場職員計5名のふん便からノロウイルスを検出した。 決定 本日、港区みなと保健所は、以下の理由により、本件を当該結婚式場が2月17日(土曜日)に調理、提供した料理を原因とする、ノロウイルスによる食中毒と断定した。 患者全員の共通食は、当該結婚式場が2月17日(土曜日)に調理、提供した料理以外になかった。 複数の患者及び調理従事者1名のふん便からノロウイルスを検出した。 当該結婚式場での食事を起点とした潜伏時間に一峰性が見られ、その長さ及び症状はノロウイルスによるものと一致していた。 当該結婚式場内でおう吐などの感染症を疑う情報はなかった。 患者を診察した医師から食中毒の届出があった。 措置 当該結婚式場は、令和6年3月4日(月曜日)から営業を自粛しており、港区は本日から6日間の営業停止の処分を行った。 発症関係 (3月5日午前9時00分現在) 発症日時 2月18日(日曜日)午前1時00分から 2月20日(火曜日)午前7時00分まで 症状 下痢、吐き気、発熱、倦怠感等 ※患者の症状は、回復傾向にある。 発症場所 自宅、職場 等 患者数 患者数39名 男:27名(31~53歳)、女:12名(4~49歳) 入院患者数 0名 診療医療機関数・受診者数 15か所16名(男9名、女7名) 原因食品 当該結婚式場が2月17日(土曜日)に調理、提供した料理 病因物質 ノロウイルス 原因施設 屋号 旧石丸邸ガーデンテラス広尾 業種 飲食店営業 営業者 ディライト株式会社 代表取締役 出口哲也(でぐちてつや) 営業所所在地 東京都港区南麻布五丁目2番3号 地下1階、1階、2階 営業者住所 奈良県奈良市春日野町98番地 法人番号 9150001005462 連絡先電話番号 電話 03-5860-2413 備考 主なメニュー 2月17日(土曜日) 【披露宴メニュー】 鰆の藁焼き、オニオンとトマトのポタージュ、鯛のカダイフ巻き、牛フィレ肉ポアレ、ブランマンジェレモンゼリーとフルーツ、ドリンク類 【二次会メニュー】 鮮魚のカルパッチョ、ブリニ(パンケーキ)サワークリーム・いくら・ディル、鴨スモーク&ローストビーフ、ブリオッシュとサワークリーム・ナッツ、トルティーヤ(サーモン、サニーレタス、つま)、クラッカー(チーズとハチミツ)、イカ墨パエリア、牛肉と野菜のスペアリブ、若鳥のフリットポテト、職人のピッツア(チリコンカン、チーズ)、魚介のパスタ、ブリュレ、苺プリン、苺ティラミス、カヌレ、パウンドケーキ(バナナ)、フィナンシェ、ドリンク類 検査関係 (3月5日午前9時00分現在) 検査実施機関:東京都健康安全研究センター 患者等ふん便:細菌18検体(16検体陰性、2検体検査中) ノロウイルス21検体(17検体ノロウイルスG2検出、1検体ノロウイルスG1検出、3検体陰性) 従事者ふん便:細菌14検体(14検体陰性) ノロウイルス14検体(5検体ノロウイルスG2検出、9検体陰性) 拭き取り検体:細菌8検体(8検体陰性) ノロウイルス4検体(4検体陰性) 食品(検食):ノロウイルス15検体(15検体陰性) 食品(残品):細菌1検体(1検体陰性) ノロウイルス1検体(1検体陰性) ※「G1」「G2」の数字の正しい表記はローマ数字です。 参考 東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない。)   発生件数 患者数 死亡者数 本年1月1日~3月4日まで 28件 708名 0名 (昨年同期) (20件) (216名) (0名) 本年3月中(4日まで) 0件 0名 0名 (昨年同期) (3件) (12名) (0名) ※別紙 ノロウイルスについて(PDF:154KB) 問い合わせ先 保健医療局健康安全部食品監視課 電話 03-5320-4405
食中毒の発生 港区内の結婚式場|東京都
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swagkon · 8 months
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2日目 in Portland, Oregon
気分爽快で朝起きてゆっくりスタート…
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気になってたSpileman bagel & coffee へ。
ダウンタウンの定義曖昧だけど、ちょっと郊外へ行ったところにあるSpileman。
計2回しか行ってないんだけど、おすすめのバンズはSesami。
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フラッと街を回ってケーススタディで休憩。
因みにオフィス街っていう感じのエリアがなくて、1-2階にお店、その上がオフィスみたいな感じの街並み。多分。笑
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1度は行ってみたかったみんな大好きREI。
物がありすぎて店内ツアーもありました……。
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一応スリフト見学。でグッドウィル。
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夜は。どうしてもパスタが食べたくて。。ん?パスタ?チーズの下にトマトベースのパスタが埋まってて、美味しかった。$15。
「10分経ったらできるよー」って15分経っても作ってる気配なしで、「どんな感じ?」の返しが
「今会話中だからさ」とイタリア人。「alright 」しか言えなかった日本人。オーライでもないけどな。
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近くのバーで1杯飲んで、2日目終了☑️
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yfukuoka · 1 year
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【3709日目】2023-03-14 ホワイトデーの日。ランチ限定のスペシャルメニューは真っ白なインド🇮🇳 Thanjai meals タンジャイミールス@幡ヶ谷 ‪____________________________________ “White Day Special Set” バレンタインデーの一面ピンクのインド料理もすごかったけど、今度は白銀の世界。 *Lassi 白ワインが飲めない僕はラッシーを注文。 *Porotta *Chicken white Kuruma *Fried egg ポロタにグレイビーをバシャバシャかけちゃうタンジャイミールス名物スタイル。ココナッツミルクの白いクルマをバシャバシャ。うめぇです。 *Vermicelli chicken ギュッとドーム形に固められたちょっと変わった料理。極細パスタを使ったプラオというべき料理でしょうか。塩もスパイスもやさしめなのに、奥ゆかしい大人の風味がある。すごいことを考えるなぁ。 *Onion pachadi ヨーグルトと玉ねぎのパチャディ。 *Thengai Paal Vada 豆のドーナツ「ワダ」をココナッツミルクに浸して食べるデザート。シャンカさんの創作かと思ったら、ネットで調べてみると、レシピがたくさん出てきますねぇ。僕の勉強不足でした。 どこまでも清らかで白い世界。 えーーーっとホワイトデーってそういう日だっけ?まぁいいか^^ *chai ‪____________________________________ 🇮🇳 #Tamil #thanjavur #india #indianfood #asia #asianfood #foodpic #foodstagram #tasty #delicious #spice #thanjaimeals #curry‪ #インド #渋谷 #幡ヶ谷 #スパイス #タンジャイミールス #カレー ‪#‬フクドローン #ふくすたぐらむ #白 #white ↓タンジャイミールス @thanjaimeals (Thanjaimeals - タンジャイミールス 南インド料理店) https://www.instagram.com/p/CqRY1oASHPS/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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maigochan · 9 months
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2023/08/18
プラネタリウムとプラネタリウムを流し込んだ。楽しかった。朝9時にさいたま市にいる意味があった。しかし朝が苦手すぎ、ちょっと記憶が曖昧。
さいたま市のプラネタリウムすごいので、行ける人は行ってみてください。都内というかコニカミノルタに飼い慣らされているので、高低差が劇場よりもすごくてうおってなった。宇宙劇場、大宮駅出てすぐだったよ。「あと5分ほどありますのでね、ここでは飲食できませんのでぜひ給水機に行ってきてください、給水機はここにあって〜」「あと3分で始まりますので、スマートフォンや光る機器を〜」「あと1分で上映スタートですから、今のうちにぜひメールの返信を済ませてくださいね」を10分くらいやるアナウンス、丁寧が過ぎる。エンタメ。メッセージアプリを指しているのだろうけど、60秒で事務メールを早打ちするのは心当たりがありすぎて面白い。おっともう電池が切れそうだ。解説員さんの似顔絵がオープニングムービーになってて強かった。辞めにくそ〜。
パスタとドリアとモダン焼きを食べた。炭水化物♪( 'ω' و(و "
今日やけにお金が減った気がする、特に交通費。
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prostrayer · 10 months
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早起き。電車。急病。停車。疲労。ミスド。朝から生フレンチクルーラーと生エンゼルフレンチを食べた。外はちょっとだけサクっとしてて中はやらかくてしっとりとぺしょぺしょの間。エンゼルだとチョコの重みで崩壊するのとクリームでしっとり過剰になるからプレーンのほうがうまいかも。食欲なくて冷たいそばを吸い込み昼食としたが、そばを吸い込んだら胃袋が目覚めて腹が減ってきて困った。忍耐。夜。この前飲み会で帰りの電車一緒で仲良くなった社の人とサシ飲み。いい店あるんすよと連れて行ったイタリアンが予約満席。スマートな大人なので慌てずもう一軒あるいいイタリアンへ。正体のよくわからない甘い酒でマルゲリータと白えびフリットとズッキーニのフリットと燻製ほたてと九条ネギのパスタを流し込む。九条ネギが入ったパスタって必ずうまい。一対一の会話が得意でないため憂鬱だったが、いざ飲み始めたらあっという間に3時間半経ってた。向こうのコミュニケーション能力の賜物。感謝。しゃべりすぎて食べるペース遅かったせいか家帰ったら普通に腹減ってきた。なんか食べようか……
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