Tumgik
#しま三毛チーム
ari0921 · 5 days
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 米社会の病い、性別違和に苦しむ少女達
   櫻井よしこ
日本ルネッサンス 第1094回
今日、4月9日の産経新聞に『トランスジェンダーになりたい少女たち』の広告が掲載されていた。米国人ジャーナリスト、アビゲイル・シュライアー氏の『IRREVERSIBLE DAMAGE』の邦訳で、出版元は産経新聞出版だ。
広告には「あの“焚書”ついに発刊」の字が躍る。「皆様の激励に御礼申し上げます」「Amazon総合1位」の文字が誇らしくも嬉しくも輝く。それはそうだろう。本書の出版に際して産経新聞出版も同書を扱うと推測される大手書店も、放火予告というとんでもない脅迫を受けていたのだから。
同書は当初、大手のKADOKAWAが出版する予定だった。しかしわが国の一部左翼勢力が「トランスジェンダーに対する差別を助長する」として抗議し、KADOKAWA本社前で集会を開くなどと警告した。国際社会に名を馳せる大手出版社でありながら、KADOKAWAはジェンダー思想に染まった左翼勢力の恐喝に屈した。斯(か)くしてその時点で、言論の自由も出版の自由も踏みにじられた。出版界の名門がそんなことを許したのは痛恨の極みだ。
本書の内容は後述するが、ジェンダー思想に染まっている人やWokeの人々にとっては、確かに気に入らないだろう。かと言って、それを出版禁止にせよというのは無茶にも程がある。そんな圧力に屈すれば自由と民主主義を基盤とするわが国の社会の根底が揺さぶられる。出版社の存在意義も吹き飛ぶ。KADOKAWAの情けない姿勢を見て、弱小の産経新聞出版、瀬尾友子氏が名乗り出た。するとそこに先述した放火の脅迫が降りかかったのだ。それでも産経新聞出版は遂に刊行に漕ぎつけた。しかもAmazon総合1位、だ。
日本社会も捨てたものではない。
奇妙なのはいつも言論、表現、思想・信条の自由などを金科玉条の如くに持ち上げる朝日などのリベラルメディアが同件にきわめてよそよそしいことだ。報道もしない。安倍晋三総理に対して行った「報道しない自由」をここでも発揮しているのだ。
ナブラチロワの抗議
シュライアー氏の著書は実に読みごたえがある。取材対象の当事者は200人、50家族に上る。意見を聞いた専門家の数、調べた専門書の幅広さにも感心する。彼女は驚いた。思春期に突然「性同一性障害」を発症し、「生物学的には女だけれど実は男だ」と主張する少女たちが急増していることに。2016年から17年にかけて米国では、女性に生まれついた人で性別適合手術を受けた人の数が4倍に増えた。英国ではジェンダー医療を望む10代の少女の数が過去10年で4400%増えた。
シュライアー氏は以下のように分析している。ここ10年でトランスジェンダーが目立つようになり、対照的に女性と少女が目立たなくなった。アメリカ全土の高校で最高水準にある女子選手たちは、女性を自認する生物学上は男子の選手に圧倒されている。その多くは男子チームでは月並みの選手だったのに、である。
文化面でも少女たちは支持を失った。女性専用だった場所は男女共用になり、スポーツの記録は先述のように不公平となり、抗議をすれば偏見だとどなられる。レズビアンを公表しているテニス選手のマルチナ・ナブラチロワは「トランスジェンダーの選手に女子スポーツで競技させるのは生物学上の女子に不公平だ」とサンデー・タイムズ紙に書いた。するとトランス嫌悪(フォビア)だとレッテルを貼られ、スポンサーから放りだされた。
世界でもっとも有名な同性愛者の女子アスリートであるナブラチロワが少女たちのために立ちあがったことで反トランスジェンダーの偏狭な人物だというレッテルを貼られたのなら、無名の女子選手たちが反対することはなおさら不可能だ。
そしてトランスジェンダー活動家は女性の生物学的な独自性を完全に否定しようとする。たとえば妊婦(プレグナント・ウィメン)は次第に“#妊娠中の人(プレグナント・ピープル)”と表現され、“膣(ちつ)”は“#前方の穴(フロント・ホール)”という忌まわしい言葉で表わされてしまう。トランスジェンダーを包括する語彙では、生物学的な女性は“養育者”あるいは“出血がある人”などと表現される。トランスジェンダー活動家はこのほうが繊細な言葉であり、より正確に表現することができると主張するのだという。しかし、とシュライアー氏は問うている。
「ほんとうの少女はどう感じるだろうか」と。
少女たちは女性であることに意味を見出し得なくなり、或いは居心地が悪くなり、自分はトランスジェンダーだと思い始める。そのような傾向をスンナリ受け入れて助長するのが昨今の大学だとして、幾つもの事例が記されている。
「抑うつ、自傷、薬物依存」
たとえばカリフォルニア大学ロサンゼルス校などである。そこでは、両親にはぜったいに知らせずに、キャンパス内だけ、あるいは法律上も名前を変更できるように簡単な説明と申込用紙を提供しているという。アイビーリーグをふくむ百を超える大学でトランスジェンダーのためのホルモン剤に健康保険が適用されているともいう。
こうして少女たちは男性になっていくが、その世界のことを21歳のヘレナ(米シンシナティのポーランド移民の娘)はこう語っている。
「トランスジェンダーのコミュニティにはあまりにも多くの抑うつ、自傷、薬物依存が存在しています」
ネットでトランスジェンダー・アイデンティティについて知った思春期まで性別違和を抱いたことはなかったヘレナは、途中で何とか引き返した。引き返した人をディトランジショナーと言うが、そのほとんどの人々が後悔に苦しんでいると、シュライアー氏は次のように指摘する。
テストステロンは数カ月摂取しただけでも、男性のように驚くほど声が低くなり、それは摂取をやめても元に戻らない。もっと長く摂取した場合は、通常とは異なる秘部を“肥大して小さなペニスに見えるクリトリスを”恥ずかしく思うだろう。夕方になると目立つひげや体毛もいやかもしれない。手術まで行ってしまった場合は胸に走る傷跡と一生つき合わなければならない。
シュライアー氏は、自分が語り合った全員が、自分の人生に関わった大人、とりわけ医療専門家が性別移行を促して助長したことを非難したとも書いている。
多くの少女たちがSNSでトランスジェンダーを知る。暴力的なポルノを見て正常なセックスもできなくなる。新しい傾向をもてはやすメディア、大学医療関係者がトランスジェンダー化への動きを無責任に後押しする。
トランスジェンダー問題はこうした思いやりに欠けた世界で運動家らによって尚も推進される。少女たちは回復不可能な傷を負い、少なからぬ家族が崩壊しているのがシュライアー氏の伝える現実である。この本は多くの貴重な教訓を与えてくれる。是非、わが国の政治家全員、最高裁裁判官たちにも読んでほしいものだ。
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mari8log · 10 months
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2023/07/11
ベイブレード33話、最新話まで見ました。ユーロ編はタカオ君とカイ様のどっちがメインになるのかまだわからないので楽しみです。
↓別所で書いていた各話感想まとめです
15話
冒頭でまさかのバンダナを外しているレイ君が!でも後ろ髪は解いてない。
頑なにカイ様が試合に出てこないのか謎、ベイサーの姫👸
次回予告見てもなにもわからない。めちゃめちゃピンクなことしか伝わらない。
ガオウさん、デカくてパワーのあるモブって感じのテンプレデザインで、ほんと爆転くんって中身と見た目が一致するわかりやすいデザインを出すの上手いな〜になってる。
11:41あたりのレイ君、頭にコンセント差し込まれてるみたいな髪の描かれ方しててとてもかわいい。
マックスは今日も人間力が高い。
16話
「レイ様結婚してー!」ってなんですか!????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????
この回、全体的に演出過多じゃないですか?!?!?ブレーダーの人格が駒に入りすぎているし、ベイが建物にめりこむし。
決勝戦にもなって手加減してるなんて、イナズマイレブンだったら腹にサッカーボールぶちこまれてるぞ。カイ様にまた怒られますよ。
18話
ホビーを大切にしない主人公描写苦手だから一瞬ヒュッ…になったけど、ホビアニの箸休め回らしさ全開の回でしたね!タカオ君とキョウジュはいつも仲良し。
ついにEDの曲が挿入歌として使われた。OPもいつか挿入歌として使われる日が来るのかな。
レイ君日本にゆかりの場所がないってのもありそうだけど、また現地先回りしてるじゃないの 前回は母国の中国だったからまだわかるけど、アメリカまで先回りする必要ある?ベイ筋鍛えすぎ。
久しぶりに隣町のチャンプのアキラが出てきた。
19話
ママーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!マンマ!!!!!!!!!!!!マ゛ン゛マ゛ーーーーーーーーーーッッッッッッッ゛ッ゛゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(ジャック・オ・蘭たん)
レイ君に続きマックスママもバンダナに眉毛貫通させていた。ベイブレードに携わるもの、眉毛を貫通させることなど容易。
まあまあの齢の子どもが周りにともだちがいるのもかまわず「ママ!」って縋り付きにいくの、よっぽどママに会えて嬉しかったんだと思うんですけど、なんか話の展開的にマックスの顔が曇る展開が続きそうでオォォ〜ン…… 。ホビアニだからたぶん円満になるんだろうけども。
エミリー、勝ち気で上から発言で好きなタイプの子ですね。ママを奪った女の子、みたいな属性も相まってニコニコしながら見ている。
ところでこの19話、放送時期的に考えて、2001年5月?くらいなんですよね。ベイブレード19話でマックスママの取り合い、2001年7月に地上波初登場の劇場版エンテイでサトシのママの取り合いの話と、この頃ホビアニ空前のママ争奪戦ラッシュだったんだな…。
マックスやタカオ君、カイ様にはファミリーの話が大なり小なりあったのにも関わらず、レイ君のパパやママの話が今の所一切無くて本当にコイツなに?になっている。生い立ちやら日本チームに所属する経緯やらに空白部分がありすぎるし、回によってキャラの振り幅がデカいし、レイのこと全然わかんない。お前のことを知るためにアニメ見てるんだぞ。
マックスママを見てふぇ〜みたいな顔してるレイ君かわいい。おまえのママ、いまどこにいるんだよ…。
20話
マ゛ン゛マ゛〜〜〜!!!!!!マックス可哀想😢なんでこんなに痛いげキッズに寂しい想いさせるの…なんだこの煽り劇弱チャイナ!!!!?!?(驚愕)真っ先にバトルしにいく狂犬!よっBBAの鉄砲玉!
なんだこの腕ムキムキ⭐︎オッパイモリモリ⭐︎スケベマフラー!!!!!!!!!!!マックスのピンチに現れるタキシード仮面ポジション?!?!?!?どこからともなく現れて助けてくれる…かっこよすぎる……。
レイ君はこの回は負けてしまうのですが、ドライガーが減速して朽ちる所の作画があまりにもスケベすぎて何回でも見られる。
さっきまで吠えて噛みつきまくってたレイ君がくっ…しか言わなくなるのもスケベでいい(?)。
21話
カイ様が薪割りやってるんですけど。
22話
マックスがかわいい。レイ君はアホ。
23話
メキシコ戦は演出過多で激アツ面白かった。カイ様がマックスにママの位置を教えてくれるの、なんで?
マックスママがマックスのことを嫌いになったわけではないみたいで一安心。マックスに愛想を尽かして冷たくしているわけではないとハッキリわかって良かった…。マックスを心配する親心を助手のエミリーに見透かされてるのもいい。
25話
これまでずっと言おうか悩んでたんですけど、そろそろ確信になってきたので言います。カイ様マックスに甘くないですか????
タカオ君が腹痛でダウン!BBAには4人しかいないからタカオ君が外れたら残りはカイ様しかメンバーはいないのに、レイ君はカイ様のことを把握していなかったのか「しかし、(メンバーは足りないから)試合はどうする?」とか寝言みたいなこと言ってて草。もしかしてレイ君、カイ様のことをベンチの妖精かなんかと勘違いしているのでは??
「35点」ってなに?私はレイ君のことをなにも把握していない。
よベイブレードがサーキットを従順に航行しているのも謎。ベイブレードってなんなの?
次回予告のキョウジュ「どうしたのですか?いつもあんなに良い子なのに?」←マックスは誰が見てもいい子なんだ〜
キョウジュ「やはり、母とのもつれが原因ですか?」←それしかないだろ!!!!今までの流れちゃんと見てた??!?
26話
マックスがかわいすぎる。カイ様はマックスに甘い。
摩天楼スタジアムを見るとス、スカイスクレイパー…!!!!!!になってしまう。ニコ動だったら真っ先にコメントで書かれていると思う。
27話
・伝説のトライピオさんの試合があった 
・じっちゃんが大人やってる
・マックスがかわいい
・カイ様はマックスに甘い
28話
カイ様が毎週マックスのパトロン化してるんだけど、なんで???
おそらく中国大会編のカイ様がまったく喋らなかったため台詞の割り当て量のテコ入れが入ったのだろうけど、あまりにもマックス周辺の話の時だけ喋りまくるので、マックス激甘デレ男みたいになっている。一応タカオ君達とも会話はしてるシーンもあるのだけど、マックスに助言するシーンがダントツで多い。今の所。
マックスに対してニコ…してることも多い気がする…火渡カイ、なんなんだおまえは。
家の軒下に作られたツバメの巣の雛を毎日見上げて成長を喜ぶタイプの男と見ました。ちっちゃくてけなげな子が好きだろ私は知ってるぞ。
マックスが好きという贔屓目もあるけど今の所この回が一番好きかもしれません。アメリカ編に入ってからみんなの結束力上がってるよね?BBAが尊い。
29話
総集編回。最後カイ様が声張っててワロタ。あの距離から声を届けるの相当の声量が必要でしょ…。
30話
かなり不思議な作画をしている回だった。
ラルフさんが顔も髪色もインパクトがありすぎて私の中で第二の隣町のチャンプのアキラポジションになりそう。思ってたより凶悪な性格というわけでもないただの強いベイブレーダーなだけっぽいし、いい人なのでは?
これまでは聖獣達はベイから出てくることはあれど守護霊程度の活躍しか無かった印象なんですけど、30話は劇場版イナズマイレブンGO究極の絆グリフォンか?ってくらい聖獣たちが殴り合っていてかなり既視感があった。展開もちょっと劇場版イナズマイレブンGO究極の絆グリフォン味あるし…。
31話
決勝はロシアなのになぜ『ユーロ編』なのか不思議だったのだけどここでわかる。ヨーロッパ横断って見ると明日のナージャを思い出しますね。
BBAは海外にも支部があるらしいんだけど、BBAって結局なんなんですか?日本チームではないんですか??説明あったっけ…?
EDのキャスト欄で タカオ君たちに嘘の時間を教えた老人役として『老人(大転寺会長)』とクレジットされていたんだけど、このGGIまさか黒幕じゃないですよね?大丈夫か?ポケモンスタジアムのワルダックみたいになっちゃわない??
タカオパパは出てきたしミイラ男も出てくるし、急に毛色変わりすぎてません??これ少年達の楽しいベイブレード遊びのアニメじゃなかったんですか??
カイ様がいないと詰んでいた回だった。カイ様しか頼りになる人間はいない。カイ様、お慕いしております……。
32話
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なにもかも「これこれイナズマイレブンとダンボール戦機で見た!!!!!!」になっている。教会のシーン、聖獣バトル、フードの男たちと勝負、イギリス、列車で事件…。頭では違う作品だとわかっているのに三国さんやトリトーンや神谷コウスケやワイルドバッヂが脳裏をちらついて集中できん!!!!!!
33話
15話?ぶりにベッド一個に三人押し込むシーンがきた。
寝る時までベイブレード握るな。
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kennak · 1 year
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姉から連絡があり、母さんの体調が悪いこと、癌の可能性もあることを知らされる。母さんは自分の意志でがん検診は受けていなかったから、不安を感じつつも、「姉は大袈裟だからなー」と、大ごとになるとは思っていなかった。ただ、残念ながら婦人科系の癌だった。コロナ禍ではあったものの、運良く地域の基幹病院に入院することができ、溜まっていた腹水を抜いてもらったり、検査をしたりと、色々と処置をしてもらったらしい。医者からは一般論として「5年後にはいないだろう」という話をされたが、「医者は短めに言うんだろうな」と、前向きに捉えようとした。仕事の帰り、一つ手前の駅で降りて、歩きながら母さんに電話した。「そうじゃないかと思ってたから、分かってスッキリしてるよ。子供たちは立派に独立して、みんな家族もいるし、私は思い残すことはないから。」とサラッと話していた。なんとか気丈に話そうとしたが、涙が出た。帰宅し、妻に報告したら、また涙が出た。祖父を癌で看取った妻は「そんな簡単に亡くなりはしないよ」と、怒っていた。彼女なりに励ましてくれてたんだろう。「何で癌で人が死ぬのか」ということすら知らないことに気づいて、いくつかの本を読んで、「多臓器不全で死ぬ」ということを今さらながら知った。翌月、帰省すると、「で、何しに帰ってきたの?」と、とぼけたことを聞かれたので「様子見にだわ」と。特段変わった様子はなく、いつもの調子。溜まっていた腹水を抜いてもらって、楽になったらしい。「しばらくは大丈夫かな」と思う。翌朝、母さんは「そのうち、『あれが最後に作ってもらった朝ごはんだったな』ってなるわよ」と軽口を叩きながら、目玉焼きを焼いてくれた。その後の検査で、癌はそれなりに進行していて、「ステージⅢの後ろの方」と評価された。外科手術や放射線治療を行う段階にはなく、化学療法(プラチナ製剤)を試してみて、癌細胞が小さくなるようであれば、外科手術や放射線治療を検討しようということに。母さんは「『髪の毛が抜けることがある』じゃなくて『絶対抜ける』って言われたわ」と笑っていた。程なく、抗がん剤治療が開始され、母さんの髪の毛が抜けた。この頃は、抗がん剤の副作用が抜ければ、食べたいものだとかも色々あったから、買いだめしといてあげたりした。実家に家族と帰省して、夜遅くまで母さんも交えて酒を飲んだりもした。まだ、言葉もしゃべれなかった娘も、母さんにはよく懐いていた。副作用に耐えながら抗がん剤治療を続けたものの、思うような効果は得られなかった。「癌の専門医の先生の方がいいんじゃないか」という思いもあり、主治医の先生にも相談の上で、セカンドオピニオンを取ることにした。その道の専門医の先生2名にお話を伺いに行ったが、どちらも「うちなら治るかもよ」だとか「この治療法よりも、こっちの方がいい」なんて話は、当然なく、今診てもらってる病院で、「そのままお世話になる方が良い」とやんわりと伝えられた。それでも、「やっぱり経験値が高い専門医の先生の方がいいんじゃないか」と、先の2名の先生のうちお一人にお世話になることにした。細かく検査もしてもらったが、「やれることは限られている。選択肢がないわけではないが、リスキーな上、効果の期待値は低いので、おススメはしない。本人の希望に沿うならば、通いやすい、もともと診てもらっていた病院で改めて診てもらっては。」とのお話があり、結局、出戻ることにした。その病院からの帰路、高速道路の大きなSAに寄った。「あなたたちが小さい頃には、旅行の度に、いつもこのSAに寄ってたのよ」と懐かしそうに話していた。ちなみに、今でもそのSAを通過すると、その時の母さんを思い出して、なんだか泣きそうになる。改めてもともと診てもらっていた病院に伺ったところ、事前に調整はしていたこともあってか、主治医の先生は嫌な顔一つ見せず引き受けてくださり、次の段階の抗がん剤(単剤)にトライすることになった。これ以降、段々と体力の低下、食欲不振が顕著になりだし、当初は「抗がん剤の副作用かな」と考えていた。思うような効果が得られず、抗がん剤の投与を中止してからも状態は改善しなかった。母さんが癌であることは、母さんの希望もあって、積極的に知らせることもせず、また隠すこともしなかったが、状況を知った遠方の親類達が揃って見舞いにきてくれたりもした。この頃は、まだ座ってコーヒー飲むらいのことはできていて、楽しそうにお喋りもしていた。妹が介護休業を取り、母さんの面倒を見てくれることになった。その時点では、自分のことは自分でできていたし、正直言って「早いんじゃないかな」と思っていたが、結果的には、ドンピシャのタイミングだった。死ぬまでに行きたいと言っていたスカイツリー。東京で結婚式に出席したので、その足でスカイツリーに行き、ビデオ通話で見てもらった。「すごいねー」と笑ってくれた。12月下旬は、早めの冬休みを取って実家に。妹からは、体力の低下が著しいということは聞いていたが、想像よりずっと悪かった。ベッドの脇に座って吐いてばかりいた。思っていた以上の状態に言葉が出なかった。夜も眠れず、食事も摂れず、水分を摂れば吐き。かわいそうで見ていられなかった。足のむくみもひどく、母さん曰く、頭の中は「しんどい」一色だった様子。肩をさすったり、足を揉んであげたりしかできない。足をマッサージしてあげていると、少しの間だけ、寝てくれたのが、せめてもの救いだった。そんな中、母さんは「とても渡せそうにないから」と、お年玉と一緒に娘の七五三の祝いを渡してくれた。涙が溢れた。母さんも「湿っぽくなってごめんね。」と言いながら泣いていた。年明けも早々に再入院。あまりに辛そうな母さんの姿に、打ちのめされてしまった。母さんの希望は、「できる限り家にいたい」だったので、妹が訪問看護の段取りを取ってくれ、病院には無理を言って予定より早く退院した。この訪問看護のチームが素晴らしく、親身になって、それも超速で対応してくれた。母さんは「病院から逃げ出して正解だった」と、喜んでいた。急遽、仕事を休み、実家へ。妹と交代で診る体制に。眠れず、体の置き所がない母さんは、15分おきくらいで、姿勢を変えてあげなければいけなかった。辛そうだった。少し話ができそうなタイミングで、「今までありがとう。母さんの子どもで良かったよ。」と口に出すと、涙が溢れた。喋るのも辛く、手をあげるのもしんどいはずの母さんは「何を言ってるの。こっちのほうが、ありがとうよ。いい子だね。」と言って、頭や頬を撫でてくれた。涙が止まらなかった。妹と交代で眠りながら看ていたが、日に日に意思疎通がとれなくなり、意識レベルも低下。せめて、苦しまず、穏やかに逝かせてあげたいと、鎮静剤の量も増やしていった。眠る時間が増え、顔をしかめる頻度も少なくなり。「母さん、先に横になるね。また後でね。」と声をかけて寝ようとしたところ、ほとんど意識のないはずの母さんが、少し手を上げて応えてくれた。「バイバイしてんの?」と、妹と2人で笑った。その晩、妹に「やばいかも」と起こされ、会ったときにはほとんど呼吸もなく。子供3人が揃ったところで、母さんは静かに息をひきとった。目を瞑り、とても穏やかな顔だった。皆、口々に「お疲れ様。よく頑張ったね。」と母さんの闘病生活の終わりを労った。泣き崩れてしまうかもと思っていたが、不思議と涙は出ず、ホッとしたような気持ちになった。訪問看護に連絡したところ、深夜にも関わらず、看護師さんが来てくれた。死亡診断は医師しかできないとのことだったが、脈拍を見たり、瞳孔を見たりして「確かに亡くなられていますね」と手を合わせてくれた。そこからは、子供三人で、看護師さんの指示に従って、母さんの体を拭いたり服を着せたり。服は死装束じゃなく、妹が見繕ってくれていた、いつも母さんが来ていた服を着せることにした。最後に看護師さんが、母さんに化粧をしてくれると、すっかり血色が良くなって、まるで寝てるみたいだった。看護師さんが帰られてからは、葬儀屋を探したり、段取りや役割分担を話したり。葬儀屋は、空いてるところに頼むしかなかったというのが実態で、なんなら「火葬場に直送しろ」くらいのことを言っていた母さんの考えとは違ったんだろうけど、普通に葬儀屋に頼むことになった。一旦、各自寝て、翌日以降に備えた。翌日は午前6時の医師の死亡診断に始まり、寺や葬儀屋との調整や、親類への連絡、行政関係の手続きなどで忙殺され、あっという間に通夜になった。どんな感じで動いたのか、正直、思い出せない。覚えているのは、いつも気にかけてくれていた母さんの友達が、偶然訪ねて来られ、母さんに会って「信じられない」と泣いてくれたことと、一報を受けた母さんの義姉にあたるおばさんが寄ってくれて、母さんに会って「寝てるみたい」と泣いてくれたこと。おばさんは「お母さんは若い頃はお父さん(自分の祖父。自分が小さい頃に他界。)と、喧嘩ばかりしててね。今頃、お父さんから「うるさいのが来た」って言われて、また喧嘩してるかも。」と、知らない話をしてくれた。納棺のときには、たくさんの花と一緒に父さんの写真や、自分を含む子どもの写真を納めた。短い髪の毛の頭には、ウィッグをつけたかったんだけど、生前に「あんな高いものを燃やすなんてもったいないから、棺桶には入れるな。」と言われていたので、やむなく頭はそのままに。誰が使うんだよ。マジで。葬祭会館で通夜を終え、そのままそこに泊まることにし、姉と妹は一旦、家族と帰宅。酒を飲みながら待ち、時々、隣室の母さんの顔を覗きに行っては、線香をあげ、その度に泣いた。夜中の2時になっても、誰も帰って来ず、体力的にも限界だったので、寝た。深夜に姉が、朝型に妹が戻ってきた。翌日も葬儀、火葬とバタバタ。孫たちが大騒ぎしてくれたおかげ(?)で、終始、湿っぽくならずに済んだような気がする。母さんも、「あんたらねぇ」と笑ってくれただろう。母さんが望んでいたような「火葬場に直送」じゃなくて、普通の見送り方にはなってしまったけれど、許してくれると思う。それから職場に復帰するまでは、皆で家の片付けや、クレジットカードの解約やら銀行関係やらのたくさんの事務手続き、親類縁者への連絡などを分担して対応している間に、あっという間に過ぎていった。その間、近所の方だとか、母さんの旧来の友達だとかがたくさん弔問に訪ねてきてくれた。皆が口々に「いい写真だね」と言ってくれた祭壇の遺影は、母さんが自分で選んで、わざわざトリミングまでしていたものだったから、本人も満足してるだろう。母さんの旧来の友達からは、母さんの若い頃の話や、その後の友人関係の話しを伺った。学生時代のことや、社会人時代のことだとか、自分が知らない母さんの一面をたくさん知ることになった。当たり前だけど、母さんは「母」としてだけでなく、一人の人間として、たくさんの人と関係を作り、それを続けていたんだなと気付き、なんだか新鮮な気持ちになった。そういえば、ウィッグは友達の一人で、自分もよく知っているおばさんが貰い受けてくれることになった。何度も「管理が大変だけど大丈夫?」と聞いたけど、それを踏まえて快く受け取ってくれた。ウィッグの販売店には、その旨は連絡しておいた。弔問に来てくれた時にお渡ししたところ、母の遺影に向かって「返さないからね」と笑っていた。思い返してみると、母さんが癌になってからというもの、母さんとは色んな話ができた。父さんのことだとか、嫁いできた経緯だとか、これからのことだとか。癌との闘いは、とても辛かったと思うけど、近い将来確実に訪れる「死」に向かって、本人も家族も、心の整理も含めて、時間をかけて準備することができたように思う。僕は癌で死にたくないけれど、そんなふうに、ちゃんと準備をして死にたいなと思う。母さん、ありがとう。母さんの子どもで良かったよ。【追記】たくさんの方に、暖かな言葉をいただき、恐縮しております。ありがとうございました。私自身が、母さんが癌になるまで癌のことを何も知らず、また、どのような経過を辿るのかを知らなかったので、「自分用に書いたけど、同じ境遇を迎えてたり、これから迎えるかもしれない誰かのためになるかも」と、乱文を投稿させていただきました。野暮かなとも思いましたが、いくつかコメントいただいた内容を踏まえ、その趣旨に合うかなとも思うので、いくつか追記いたします。母さんが癌の宣告を受けたのは、2月上旬で、翌年の1月中旬に60台後半で他界しました。10月頃まではまずまず元気でしたが、以降は段々と体力の低下が顕著になりました。12月中旬までは、体調が良ければ妹の運転でドライブに行く程度の元気さもあったのですが、食事を受け付けなくなってからは、あっという間でした。思っていたよりもずっと早い経過だったので、「もっと会いに帰ったら良かった」と思うこともありますが、「そうさせないところが母さんらしいな」とも感じています。経過は個人差が非常に大きいものだと思います。母さんよりも早い経過を辿る方もいれば、もっと緩やかな経過を辿る方もおられるでしょう。早い経過を辿ることを前提に、たくさん話し合って、準備をしておいた方が良いと思います。特に、残された時間はできたら住み慣れた自宅で過ごしたいという方が多いと思うので、それができるよう、家族の介護+訪問看護の体制を整えられるかをしっかり考えておくべきだとも思います。うちの場合は、姉が実家の比較的近くに住んでいたこと、妹が介護休業に理解のある職場環境だったこと、また、訪問看護のチームが素晴らしかったこと等、様々な要因が重なって、自宅で看取ることができました。なお、母さんがやっていてくれた事で本当に助かったのは、エンディングノートをしっかり書いていてくれたことと、重要書類(通帳、カード、年金手帳、マイナンバーカード等)を整理してくれていたことです。特に、亡くなったことを誰に知らせるのかは、親類縁者ならまだしも、友人関係はほとんど分からなかったので、これがなかったら不可能でした。「私も書くから一緒に書かない?」と、提案されてみても良いと思います。長くなってしまいましたが、皆様の一助になりましたら、幸いです。皆様のコメントから、元気をもらいました。改めて、ありがとうございました。
母さんがガンで死んだ(追記)
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hibikore-archives · 2 years
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よしもとかよ「日々是好日」。vol.82 (2022/5/25 + 6/1)
2022  25th may + 1st june  
M1 洗濯日和 (Harmonigon)
  M2 THE CHARMING STORY (さねよしいさ子)     M3 アメリのワルツ (Yann Tiersen)
  M4 you make me feel so young (Michael Buble)     M5 party poop (Henry Mancini)     M6 エスプリ No.5 (Isabelle Antena)     M7 silver lady (Annett Louisan)       M8 tout le monde (Zazie)
        < 好日の素 …おしゃれについて考えること >  
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  いよいよ気温もあがっていて そろそろ本格的に衣替えかな、と 思いつつ…。 ここ数年、わたしの中で ずっとひっかかっていることば、「おしゃれ」。 本来はきっと心躍るたのしいことの はずなのだけど、 どうしてなのかモヤついてしまう…。 なので、このタイミングで 向き合ってみよう、と思ったのです。   衣服に限らず、 空間や何や、ありとあらゆるものに対して 本来の意味がぼんやりしたまま つい「おしゃれ」と言ってしまいがちだな、と 思うようになっていて、   ではそもそも「おしゃれ」とは どういう意味のことばなのか、 まずそれを調べてみますと…。   服やメイクを「洗練したもの」にしようと 気を配ること、 または「洗練されている」さま、または そういうひとを指すのだそう。 ちなみに反対語は「野暮」。   ということは、単に 流行りのスタイルをまとっているとか 個性的なデザインのものを着ている、というだけでなく、 つまりは立ち振る舞いや佇まいにも 気を配��て初めて、「おしゃれ」という ことばが適用されるのかな。   もちろん、感じ方は 人それぞれだったりもするので 極端なことを言うと 人の数だけ「おしゃれ」の基準が あるのだろうと思うのですが、 つまりは まとうものや手にするものと じぶんの内側の成熟度?のバランスが しっくりきている状態を そう呼ぶのかな…。
と、鏡をのぞいて アホ毛にトホホ、となっている まだまだ野暮チームのわたしは、 一旦はそういう理解に たどりついた感じです。 これはもう少し ちゃんと掘り下げてみたいテーマかもしれません…。       * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *      < 日々是食べたい! …お好み�� >  
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  さて、マヨネーズの回から 続くシリーズ…今回はお好み焼です! あくまで個人的なイメージですが これもまた、ご家庭や個人それぞれに こだわりのある食べ物なのではないかと 思うのです。   生地に何を入れるかひとつとっても、 三者三様でおもしろいな、と思ったことがあります。 わたしの場合、まずキャベツの1/3量を あれば白菜にする、とか かつおぶしは生地に混ぜちゃう、とか 細切りの塩昆布を入れる、とか 卵は最後に混ぜる、とか…。   この具は絶対入れる!とか 逆に、これは入れないなぁ…とか、 本当にそれぞれで まさにお好みで焼くもの、なんですね。   豚玉、イカ玉などいろんな バリエーションがあるけれど、 じぶんでつくるときは 豚玉、もしくは具を入れない キャベツ焼的なものが多いです。 生地にかつおぶしや塩昆布、干しエビなどを 入れてしまっているので、 ソースとマヨネーズをかけるし それはそれでおいしく食べられる、という感じ。   そして 今回、お好み焼をテーマにした際 ふと思い出したのが、 亡き父がかつてつくってくれた お好み焼、的なもの…。 というのも、 キャベツは千切りじゃなかったし ソースではなくしょうゆだったし、 なぜか忘れられないのが かまぼこ入りだった、ということ!   今でこそあまりないかもしれませんが、 わたしが子どものころは ご近所や親戚にお祝い事があると おおきな鯛のかまぼこを おすそ分けでいただくことがあったのです。 そういうかまぼこを ほどほどの大きさに切って 生地に混ぜてあったのを、思い出したりして…。   当時の男性としては 父は料理を割とじぶんでする方だったと 思いますが、 お好み焼に関しては なんともざっくりした仕上がりだったな、と。 (おとん、ごめんね!笑)   どうやってつくっていたか 見ていないので、 食べたいなぁ、と思っても 再現しようがないんですよね。 当時は何とも思っていなかったくせに いなくなってから、こうして ふと思い出して 食べたいなぁ、なんて言うのは ずるいのかもしれませんが。   しょうゆの焦げたにおいと 生地の中の、焼けたかまぼこの食感。 そんな、もう食べたくても食べられない お好み焼もあるなぁ、と思ったのでした。
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cosmeoven · 5 days
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in-cosmetics Global  Paris 2024に行ってきました。
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コスメオーブン.com主催の加藤です。in-cosmetics Globalに参加するためパリに行ってきました。
実はin-cosmetics Global は2年に1度パリ。2年1度はヨーロッパのどこかで開催となっています。(決まりではないかと思いますが)。昨年はバルセロナ、来年はアムステルダム。毎年参加すればヨーロッパの主要都市を周遊できます。
さて、パリは個人的には1年半ぶり。前回は2022年12月だったので寒かったけども、4月のパリはセーター1枚かスプリングコート1枚でちょうどいい気温。 
CDG空港からは電車RER - B線で市内まで移動します。プラットホームは駅の地下なので注意。地上は高速鉄道です。
こちらを参照
まずはDenfert-Rochereauの駅まで移動。そこから地下鉄を乗り継いでモンパルナス駅近くのホテルまで。
ホテルは一泊2万5千円くらい。パリにしてはお安い。(けど日本人にはなかなか厳しい値段)
*展示会場は地下鉄12番線のポートドベルサイユなので、12番線沿いのホテルに投宿することが多いです。
1日目はモンパルナス近くのビストロで1人寂しく食事をしました。鶏もも肉とじゃがいものコンフィ
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フランスは食事が美味しいので、あまり酒を飲めない自分にとっては嬉しい国
2日目。さて、いよいよ展示会本番です。 
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まずはINNOVTAION ZONEをチェック
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各社一押しの新原料が展示されているので、昨今のトレンドを把握するのには丁度いいです。
その後各ブースを回ります。
昨今のコンセプトでよく見たのはニューロコスメと海洋性原料、ホリスティック美容でしょうか?
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ソラビア社の資料。トップビューティートレンドになっている。2030年には4000億円市場になると予測。背景には新型コロナウィルスのパンデミックに起因する生活環境の変化から、現代人が感じる多様なストレスがあるのかな。
コスメオーブンでの検索ヒットは2件 https://www.cosmeoven.com/products/search?q=ニューロ 
あと個人的にはクマやダークスポット、まつ毛など眼の周りのケア原料が多くなっている印象。これもマスク生活のせいで顔の印象=眼の印象のようになっているのかも。
ご興味ある方はこちらのQRコードで原料検索できます。
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フランスCapsum社のブースデザイン。ブースに金かけるくらいならシーシェパードに寄付するわ。っていう力強いメッセージ笑(1970年代生まれ以前の日本人は給食で鯨を食っていたと聞いたらどうゆう反応なのかな)。噂ではCapsumはシャネルのメガヒット美容液イドゥラ ビューティ マイクロ セラムの受託などもしているフランスを代表する受託企業なので、技術は確かだとおもう。
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褐藻由来のアンチセルライト原料だそうです。アンチセルライトって市場大きそう。
と、一つ一つ見ているとキリがないので、会場を後にしてBSB Innovation awardの会場へ。
BSBについてはこちらを参照ください。私は2016年からBSBの日本の代理人をしています。
なんだか荘厳な入り口。
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化粧品業界のディカプリオです。嘘です。
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授賞式の様子。総勢20社30名以上が参加しました。
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日本からの参加企業は成和化成さん、三菱商事ライフサイエンスさん、丸善製薬さん、一丸ファルコスさん。
日本チームは以下の通りみなさん受賞されました。
一般化粧品カテゴリー
・機能性原料
Conditioner, product protection, moisturizing 部門 3位Yeast Veil/三菱商事ライフサイエンス(株)
Emulsifier, all-in-one-base部門 1位アミトースGCA/ (株)成和化成  2位コメ発酵液PD/丸善製薬(株)
ナチュラル化粧品カテゴリー
・天然由来有効成分原料
Hydra Plumping, conditioning, hair部門 2位ボタニカルシルク/(株)成和化成
Luminous + even skin tone, even+firm skin部門 2位ジュニパーブライト/一丸ファルコス株式会社
・天然由来機能性原料
1位GlucaMoist/三菱商事ライフサイエンス(株)
チームジャパンで記念撮影。
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最終日は余った時間で少々観光をしてきました。パリは5回目くらいだけど、観光は初めてかも。
まずはお決まりのルーブル美術館。予約なしでは入館できないので要注意
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例の貴婦人の肖像。大人気です。ダヴィンチコードのファンとしては感動の対面
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ヨイトマケの。。違った。サモトラケのニケの像です。圧巻。
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続いて徒歩でシャンゼリゼ通りへ。遠くに凱旋門
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最後のシメにホワイトアスパラを食べて帰りました。この季節の風物詩です。
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展示会の詳しい報告をリアルで聞きたいという方いらっしゃいましたら、ご連絡ください。
zoomやオンサイトでのミーティング設定いたします。
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kitsunehanachigusa · 2 months
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中一の生徒が美術の授業で描いた作品です。鉛筆の濃淡で立体的に美しい!鑑賞力は技術力へつながります。
さて、教室では2月、3月と生徒の皆がたくさんの賞状を学校、町から頂き心より感謝しております♡
⭐︎大槌町教育委員会、大槌町芸術文化協会様より芸術文化奨励賞、小六 一名
⭐︎県書写書道作品コンクール
岩手県書道協会長賞 毛筆中一 一名、硬筆中一 一名岩手県市町村教育委員会協議会長賞 毛筆小六 一名、優秀賞 毛筆小六 一名
吉丸正夫賞 硬筆小三 一名
推薦、特選、準特選 多数
(3/8現在)
皆様おめでとうございます!来年度もさらに上を目指してチーム一団となって頑張りましょう!
また、高校では全国学生防災書道展にて河北新報社賞一名、特選二名、入選一名の入賞・入選をいただき心より感謝申し上げます。より一層稽古の強化、生徒部成人部の育成に努めてまいりますので、今後ともよろしくお願い致します。私は6月にかけて、初めての大きな書展2つに挑戦中です。限られた時間ですが筆耕、来年度計画…諸々と、風邪を絶対にひかぬよう挑みます。皆様もお身体ご自愛ください♪
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takachan · 4 months
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2023 年 Google 検索ランキングを発表
2023 年 の Google 検索ランキングを発表します。今年、Google 検索は誕生から 25 年を迎えました。そこで、今年は総合ランキングに代わり、この間に人々が Google 検索で何を調べたのかを見てみました。Google トレンドの提供開始以降*、各カテゴリーごとに最も検索された言葉を一部抜粋し発表します。  世界で最も検索された言葉 (カテゴリー別) カテゴリー 最も検索された言葉 カテゴリー 最も検索された言葉 アニメ (anime) NARUTO-ナルト- 疾風伝  (Naruto: Shippuden)  スポーツ (sports) サッカー (football) 交差点 (crossing) 渋谷スクランブル交差点 (Shibuya Scramble Crossing) スポーツ選手 (athlete) クリスティアーノ ロナウド (Cristiano Ronaldo) テーマ音楽 (theme music) スーパーマリオブラザーズ (Mario) ボーイズバンド (boy band) BTS ビデオゲーム (video game) マインクラフト (Minecraft) ガールズバンド (girl band)  BLACKPINK ゲーム解説や攻略 (walkthrough) ポケモン (Pokémon) ネットスラング (internet slang) lol *2004 〜2023 年 2023 年 日本国内の検索ランキング ここからは、毎年発表している日本国内のカテゴリー別のランキングを発表します。各ランキングは、前年までと比較して 2023 年中に Google で検索が急上昇した言葉であり、今年の話題や流行を反映しています。(調査対象期間: 2023 年 1 月 1 日~ 11 月 20 日)  スポーツ スポーツ選手 * WBC * 女子サッカーワールドカップ * ラグビーワールドカップ * バスケ ワールドカップ * 井上尚弥 フルトン * バレーボール 男子 * アジア大会 サッカー * 世界水泳 * アジアプロ野球チャンピオンシップ * 阪神 優勝 * 山川 穂高 * ダルビッシュ 有 * 吉田 正尚 * ラーズ ヌートバー * 栗山 英樹 * 藤澤 五月 * 近藤 健介 * 高橋 藍 * 高橋 宏斗 * 今永 昇太 2023 年は多くのスポーツの世界大会が開催されたことにより、日本中を熱くさせた大会や競技がランクインしました。侍ジャパンがアメリカを下し 3 大会ぶり 3 回目の制覇を果たした「WBC」が 1 位に、なでしこジャパンが惜しくも準々決勝敗退となった「女子サッカーワールドカップ」が 2 位にランクイン。また、日本男子がアジア 1 位となり、2024 年開催予定のパリ五輪への出場権を獲得した「バスケ ワールドカップ」が 4 位、38 年ぶりに念願の日本一となり多くのファンが歓喜に沸いた「阪神 優勝」も 10 位に入りました。【スポーツ選手】ランキングには、WBC への注目度の高さが現れました。WBC 優勝経験者としてチームをひっぱり活躍した「ダルビッシュ 有」選手が 2 位、ペッパーミル パフォーマンスも大流行した「ラーズ ヌートバー」選手は 4 位にランクインしました。 人物 ドラマ * 市川 猿之助 * りゅうちぇる * 広末 涼子 * 永山 絢斗 * 佐藤 めぐみ * CANDLE JUNE * 坂本 龍一 * 中村 倫也 * 鳥羽 周作 * 道端 ジェシカ * VIVANT * どうする家康 * 最高の教師  * あなたがしてくれなくても * 大病院占拠 * ブラッシュアップライフ * 王様に捧ぐ薬指 * ペンディングトレイン * 真夏のシンデレラ * 星降る夜に 映画 アニメ * 君たちはどう生きるか * シン・仮面ライダー * わたしの幸せな結婚 * ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー * リトル・マーメイド * インディ・ジョーンズ * マイ・エレメント * 怪物 * ジョン・ウィック * 鬼滅の刃 * 【推しの子】 * ブルーロック * 薬屋のひとりごと * 葬送のフリーレン * 地獄楽 * 山田くんとLv999の恋をする * MFゴースト * ひろがるスカイ!プリキュア * 「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編 * シャングリラ・フロンティア     【ドラマ】ランキングでは、大ヒットとなった TBS の日本劇場「 VIVANT 」が 1 位、今年の大河ドラマ「どうする家康」が 2 位となりました。【映画】ランキングでは、宮崎駿監督の最新作「君たちはどう生きるか」が 1 位にランクイン、公開前に情報を公開せず内容が気になった人が多かったのではないでしょうか。また、子供から大人まであらゆる世代に愛されるゲームを映画化した「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」が 4 位となりました。【アニメ】ランキングでは、主題歌も大ヒットとなった「【推しの子】」が 1 位に、魔王を倒した後の勇者たちの話を描く「葬送のフリーレン」が 4 位、子供人気を維持し続けるプリキュアシリーズ第 20 作目となる「ひろがるスカイ!プリキュア」が 8 位にランクインしました。 ゲーム レシピ * スイカゲーム * ホグワーツ・レガシー  * ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム * Pokémon Sleep * 崩壊:スターレイル * BLUE PROTOCOL * FINAL FANTASY XVI  * 漢字でGO!  * BIOHAZARD RE:4 * ディアブロ IV * ゴーヤチャンプル レシピ 人気 1 位 * きのう何食べた? レシピ * 鶏胸肉 レシピ 人気 1 位 簡単 * ピーマンの肉詰め レシピ 簡単 * スナップエンドウ 人気 レシピ * じゃがいも レシピ 簡単 早い * ズッキーニ レシピ 簡単 人気 * コールスロー レシピ 人気 1 位 * 月読くんの禁断お夜食 レシピ * 親子丼 レシピ 人気 1 位 【ゲーム】ランキングでは、今年になり人気が急上昇した「スイカゲーム」が 1 位にランクイン。また、ハリー・ポッターの世界を舞台としたアクション RPG の「ホグワーツ・レガシー」が 2 位、1986 年の初代の発売以降ユーザーから支持され続けている「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」が 3 位となりました。【レシピ】ランキングでは、「ゴーヤチャンプル」( 1 位)や「ピーマンの肉詰め」( 4 位)など料理名で検索されるものや、「鶏胸肉」( 3 位)「スナップエンドウ」( 5 位)など材料名での検索のほか、「きのう何食べた?」( 2 位)や「月読君の禁断お夜食」( 9 位)など、人気ドラマに出てきた料理のレシピを検索する人も多くみられました。 Google レンズ の画像検索ランキング 今年は、 Google レンズで検索された画像のランキングもご紹介します。身近な存在として人気の「犬」と「猫」のランキングをご紹介します。 Google レンズ【犬】 Google レンズ【猫】 * 柴犬 * トイプードル * 秋田犬 * チワワ * ポメラニアン * マルプー * プーション * シーズー * コッカープー * マルチーズ * トラネコ * ドメスティック・ショートヘア * マンチカン * マンクス * 三毛猫 * ペルシャ猫 * 黒猫 * メインクーン * ターキッシュ・アンゴラ * ラガマフィン 今年の検索ランキングはこちらのサイトでもご確認いただけます。また、今年の世界のトレンドも紹介していますのでぜひご覧ください。 47 都道府県名と一緒に検索された検索ランキング 47 都道府県名と一緒に検索された急上昇キーワードのランキングは下記をご覧ください。今年は、統一地方選挙があり、複数の場所で選挙に関する検索がみられました。 2023 年は、みなさんにとってどんな一年でしたでしょうか。 Google 検索にとっては 25 周年という節目の年となりました。Google… http://japan.googleblog.com/2023/12/year-in-search-2023.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=tumblr Google Japan Blog
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honyakusho · 5 months
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2023年11月28日に発売予定の翻訳書
11月28日(火)には20冊の翻訳書が発売予定です。 歎異抄の繁体字版も含みます。
ベスト版 たんぽぽのお酒
レイ・ブラッドベリ/イラスト 北山克彦/翻訳 荒井良二/イラスト
晶文社
未来のための選択、同伴成長
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鄭雲燦/著 金弘来/翻訳
博英社
裸足で歩こう 大地がくれる治癒の奇跡
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朴東昌/著 伊波浩樹/翻訳 呉宣児/監修
博英社
アメリカ聖公会の歴史
ロバート・W.プリチャード/著 西原廉太/監修 中原康貴/翻訳
教文館
戦略の要諦
リチャード・P・ルメルト/著 村井章子/翻訳
日経BP 日本経済新聞出版
繁体字版『歎異抄ってなんだろう』
高森顕徹/著 高森光晴/著 大見滋紀/著 『歎異抄ってなんだろう』翻訳チーム/翻訳
1万年堂出版
夢の扉 : マルセル・シュオッブ名作名訳集
マルセル・シュオッブ/著 澁澤龍彦/翻訳 日夏耿之介/翻訳 日影丈吉/翻訳 種村季弘/翻訳 ほか
国書刊行会
正義の人びと
アルベール・カミュ/著 中村まり子/翻訳 岩切正一郎/解説
藤原書店
戒厳令
アルベール・カミュ/著 中村まり子/翻訳 岩切正一郎/解説
藤原書店
ほんとうにやくにたつ機関車
クリストファー・オードリー/著 クライヴ・スポング/イラスト 金原瑞人/翻訳
ポプラ社
真・モンスター事典――奈落に還れ――(アドバンスト・ファイティング・ファンタジー第2版)
スティーブ・ジャクソン/イラスト イアン・リビングストン/イラスト アンドリュー・ライト/著 ほか
グループSNE
キース・ヘリングとポップショップ―アートを共有するための新しいネットワーク―
梁瀬薫/監修 櫻林恵美理/著 原田麻穂/翻訳 長内研二/編集 三上豊/編集 後藤充/写真
中村キース・ヘリング美術館
サイバーセキュリティの教科書
Thomas Kranz/著 Smoky/翻訳 IPUSIRON/監修
マイナビ出版
人形からとどいた手紙 : ベルリンのカフカ
Larissa Theule/著 Rebecca Green/イラスト 野坂悦子/翻訳
化学同人
チャールズ・M・シュルツと『ピーナッツ』の世界 : スヌーピーの生みの親の創作と人生100
チャールズ・M・シュルツ美術館/著 ベンジャミン・L・クラーク/著 ナット・ガートラー/著 ほか
河出書房新社
新版 地図とデータで見るエネルギーの世界ハンドブック
ベルナデット・メレンヌ=シュマケル/著 ベルトラン・バレ/著 蔵持不三也/翻訳
原書房
じかんをまもれなかったクマのはなし
ジャン=リュック・フロマンタル/著 ジョエル・ジョリヴェ/イラスト しみずれいな/翻訳
河出書房新社
第三帝国全史 上 : ヒトラー 1933ー1939
フランク・マクドノー/著 辻元よしふみ/翻訳
河出書房新社
第三帝国全史 下 : ヒトラー 1940ー1945
フランク・マクドノー/著 辻元よしふみ/翻訳
河出書房新社
インサイド・バンガード : 世界最強の資産運用会社
チャールズ・エリス/著 鹿毛雄二/翻訳 鹿毛房子/翻訳
日経BP 日本経済新聞出版
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ayukoitakura · 1 year
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【ドイツ語自動翻訳→自動翻訳のため意訳が含まれます。ドイツ語に詳しい方は原文でお読み下さい。】
リンク先には沢山の病理組織図があります。
まだ日本ではこのような研究が一般公開されていない段階の最新の資料だと思いますので、医療分野の専門の方々は、リンク先の写真も是非ご参照下さい。
病理学者のブルクハルト博士:
「実質的にすべての脳で血管の変化が見つかりました」。
2023年1月1日
写真:Arne Burkhardt教授による、Covidワクチン接種後の血栓症について。
(C)第2回医師シンポジウム(ブルカーハウス)。
Covidワクチン接種による健康被害と死亡-科学的な再評価が続いている。その間にどのような異物が確認できたのでしょうか?
謎の "血栓 "とはいったい何なのか?
いわゆる成人病の突然死は、主流とは別の説明があるのか、また具体的にどのような臓器・組織の病変が見つかったのか。
Arne Burkhardt博士は、医師たちのシンポジウムで病理学会議チームの最新の研究成果を発表しました。
2022年9月18日、Dr.-Max-Otto-Bruker-Hausで開催された第2回医師シンポジウムの一環として、Arne Burkhardt教授がCovid-19ワクチン接種に関する最新の観察結果を講演しました。
検死例に加え、生検例も発表され、死者に限らず、生者も検査対象となったことが紹介されました。病理学者によれば、コビド接種に起因する特定のパターンが発見されたため、これは将来的に特に重要になるとのことである。
こちらもあわせてお読みください。
病理学会:"ワクチン接種を受けた人のほとんどは、今どれだけ病気になっているかを知らない"
第2回病理学会:"ワクチン接種は、病気予備軍には通常致死作用"
そして、ブルクハルト博士の発表「COVID-19ワクチン接種による有害事象と死亡に関する検死と病理組織学の研究」はこちらの記事でご覧ください。以下、抜粋して掲載します。
体内で自ら生成される毒素
スパイク蛋白は、注射した上腕の筋肉で形成されることが分かっています。
当時、スパイク蛋白は三角筋だけで作られるというドグマがあったが、それは通用しない。実際、ほとんどすべての臓器、組織、細胞で検出され、特に内皮で検出される。内皮炎は、すべての病変の共通項と考えることができます。概要では、どのような包括的なパターンが認識されているのかを紹介する。
脂肪組織に囲まれた染色された毛細血管。内皮はスパイクタンパク質を活発に生産している。
この現象は、剖検例だけでなく、生検例でも示すことができた。重篤な循環器障害を持つ生身の女性。
船舶の内部を表現したもの。もし、スパイクタンパク質の働きで細胞が破壊されると、2つの危険が生じる。一方、血栓が発生することもあります。第二に、スパイクは血管内にとどまるだけでなく、基底膜や弾性ラメラを突き破ったり、近づいたりする。これは、血管障害に不可欠な役割を担っている。
異物の特定:コレステロール?
異物巨細胞を持つ肺。すでに第1回病理学会で発表済みです。異物の特定については、現在も作業中です。
ブルクハルト教授によれば、分析する物理化学者は、異物がコレステロール(通常は体内に存在しない純粋なコレステロールの結晶)であることをかなり確信しているそうです。特定された量は、ワクチンそのものから得られるものではありません。
したがって、コレステロールの代謝に影響を与え、コレステロールによる動脈硬化性塞栓症を引き起こすという方向で考察しています。
現在、さらに調査を進めており、最終的な解釈は未定です。現在のプレゼンテーションをグラフィカルに表示します。
異物の識別:アミロイド
また、当初は未確認の物質、すなわち血管壁の好酸球性沈着物がアミロイドであることが判明した。アミロイドーシスは、慢性炎症で発症するため、高齢者が主な対象です。また、生体患者の皮下脂肪組織にも沈着が確認された。
"血栓 "のこと
死体で初めて発見されたセンセーショナルな現象として話題になったのが、いわゆる「血栓」である。ブルクハルトは、この黄白色の弾力性のある造形は、死後に生じたものに違いないと主張する。「すべての容器?を注ぎ終えた人間が、これほど長く生きられるはずがない。その前に、最初の器が閉まっても死ぬ。もちろん、それも可能です。"
さらに詳しく調べるために、生きているワクチン接種の被害者(この女性は最初のコビド接種後に大規模な循環器系疾患を患った)から血液を採取し、これを遠心分離機にかけて調べた。
血液が下にあり、その上に血栓(矢印)が形成されている。
ブルクハルト「白っぽい、かなり固めの素材で、少し弾力性がありますね。これは、実際に全体の中で発展してきました。
ということに驚きました。そして、こんな感じです。これがこの塊です。そんな小さな出っ張りがあって、そこに伸びていると思ったり、感じたりするのです。つまり、これは自己組織化タンパク質と呼ばれる現象である。つまり、タンパク質は血液の中にあって、暖かいときにはまだ単体なのです。そして、それらが冷えると、これがクライオタンパクになります。"
この血栓には細胞がなく、繊維状の構造もあるため、現在、オランダの大学から質量分析によるさらなる調査の申し出があった。
さらに、片方の肺にスパイク状のタンパク質、アミロイド、フィブリンを含む異物が発見された。「これも、死後の冷却時に形成されただけで、成長を続けていた可能性がある」とブルクハルトは自分の考えを述べている。
いわば、この血栓ができる種であったのかもしれません」。
特定組織病変
まず、一番は小型塊です。抹消までの変化が観察された。
ブルクハルトも、大型塊の調査結果は極めて憂慮すべきものであると強調する。
大動脈だけが影響を受けるわけではありません。ブルクハルト「私たちが調べたほとんどすべての大型塊で-先ほど言ったように、すべてのケースから採取したわけではありませんが-テクスチャーの乱れを検出することができたのです。
これは規則的な所見で、私にとってはワクチン接種に関連し、それによって引き起こされるものです。
スパイクが明らかにエラスティカやそれを担当する細胞を攻撃している限りは。
そして今、突然、40年間病理学で聞かなかった用語が登場しても不思議はない。
SAD(成人突然死症候群)のことです。
これでなければ、何が原因なのか?そしてまた、なぜ今、脳を供給する動脈の解剖が、最後の医学雑誌で突然話題として取り上げられたのか・・・だから、何らかの形でこのことに注目が集まったのだろう。"
リンパ系臓器の主な所見
非リンパ系臓器の主な所見
これまで発表されていない知見が一つ。ラマン分光法で調べた糸状菌の沈着した肺の2例。
すでに述べたように、すべての臓器で炎症が起こりやすいということについて、Burkhardtは、前立腺にリンパ球の浸潤を観察することができた泌尿器科医のことを報告している。彼自身、チームのテストの中で発見したのだ。新たに加わったのは、ある歯科医が突然、患者の中に「爆発的な歯根膜肉芽腫」を発見したことです。
「リンパ球の暴走」という言葉は、先に作られたものである。
コビドワクチン接種後、以下の自己免疫疾患が発生した。ブルクハルトによれば、これらは「実際に知られている自己免疫疾患で、明らかにその後に発症したもの」だという。少なくとも以前は知られていなかったことです。もちろん、すでにサブリミナル的に存在していたものが、ワクチン接種によって、いわば比喩的な意味でのブースターを手に入れたという可能性もあります」。
主な研究成果
「私たちが研究してきたほぼすべての脳で、このままではすまされない血管の変化が見つかったことに、私はショックを受けています」とブルクハルトは結論付けている。そして、かつては冗談のつもりだったことが、今では悲しい現実となっています。現在、病理医には、患者や故人の親族から1日に20件もの電話がかかってくるそうです。医者が話を聞かないから・・・。
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zakki-jp · 1 year
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2022 出来事8選
多分、恐らく、そして殆どの場合、毎日誰かのドラマに参加させてもらいながら、そして自分自身のドラマを成り立たせながら過ごしているんだと思う。
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今年はそんな風に思うことが多かった。遅かれ早かれドラマになるようなこと、年月が過ぎたらドラマの、歴史の生き証人になるようなこと、毎日はそんな時間で多分埋め尽くされている。
映画になることの全てがやたらと劇的でエブリデイタイタニックなんてことはない。劇的なことの合間合間にお茶を飲んだり、トイレに行ったり、犬が散歩してるのを見たりしているはずだ。毎日変わらない何かがあるからこそ、ドラマはドラマたり得、変わらない何かに突然安心したりするに違いない。
ということで、今年のドラマチックな出来事を書き出してみたい。
突然何かに出会い、これまでの自分の時間と混ざり合うことが決してなかったものを突然取り入れて過ごすようになる。出会いは必然?それとも偶然?
・10/8 横浜FマリノスvsG大阪
J2降格圏内が続き、なかなか勝てない。負けたら終わりという緊張感で毎週末がヒヤヒヤだった。そんな中、首位マリノスとの対決、この日のガンバは守りに守った、そしてセットプレーから2点を取って勝利した。その後の選手のインタビューは何回でも読みたい。相手に合わせて走り、負けない試合運びをした。あの最終節に近づくと出てくる「負けない試合」を力の限りやった。相手に合わせて走るのは普通よりもかなり体力を消耗するらしい。負傷明けの宇佐美が前に体力を消耗して交代になったが、マリノス戦では自分のプレーが悪いということ以外だったら交代させないでくれと監督にお願いしていたそうだ。ユースから上がってきた時は生意気で少年だった宇佐美が、攻守に渡って献身的にプレーし、後ろからチームを支える選手に成長していた。それは、選手の集中が全く切れなかったことと大きくつながっている気がする。この試合でチームは一瞬たりとも集中力が切れることはなかった。いつもフッっと集中力が切れて得点されることが多いので、その点においても選手の気合を感じた。2点目が決まった時は膝に置いた荷物のことなんか忘れて立ち上がって飛び上がって喜んだ。あんなに嬉しいことがあるか。この試合で私たちは首位のチームに勝った。「負けない試合」で一瞬の隙をついて、「勝つ試合」をした。松さんの采配、選手たちの松さんへの信頼。全てに拍手だった。
・11/12 日比谷野音 D.A.N.ライブ活動休止
ドラムの川上輝が不調により、ライブ活動を休止することになった。私が最後に見れたのはOgreとのツーマン企画の日比谷野音公演。初めて見た時からブレない演奏、数年にわたっても軸が全くブレることなく音源をリリースして、音源を超えるライブをいつもしていた。ライブバンドなだけに、このような日を迎えてしまうのがとても辛く悲しかった。
この日は客もかなり盛り上がっていて、そうしたら、櫻木大吾が「いつもこのくらい盛り上がってくれてたら…」と言っていた。アンコールでラストにやったTime Machine、響いたわな…最後にファーストの曲をやるということに、気持ちをガーンと感じた。
https://open.spotify.com/track/18QhkHV29Nl5wyHx92HlOE?si=12YH8CKTTK2tufMXgGPVDg
最近はサンプラーを使うことも多々あった川上輝がほとんどドラムを叩き続けたことも、最後の顔も、忘れられないんだろうな〜〜
そしてこの日のオウガはちょっとバタついてて、初めて見たそんな姿に刺激を受けてワクワクした。また何か新しいことを始めようとしているという感じがした。
・12/3 幾何学模様ラストライブ
今年で解散すると発表した幾何学模様。東京は2公演あったが、チケットを取り忘れる事件。チケットが欲しいとツイートしていたら、譲ってくださる方が現れた。迷わず譲ってもらった。幾何学模様を見たのはこの日で2回目。日本に来るタイミングも多くはなかったけど、もっと見たかった。
バンドメンバー同士の不和などではなく、バンドを解散するというのはきっと人生の次のステージにバンドとしてではなくそれぞれ個人として進むということなのかな〜ただ、あんな大団円で終わるライブを生まれて初めて見た。拍手をやめられなかったし、生まれて初めてのスタンディングオベーションをした。この時が永遠に続かないと分かってるからこそ、より美しいものってあるなと思ったし、ある意味で私の中では永遠になってしまった。幾何学模様というバンド、密度の高いサウンドの中に独特の郷愁があって、そして何よりメンバー全員がロン毛だというのが最高である。
ラスト、本当のラストにやったDawnの音がまだ頭から離れない。光の溢れたステージに、そして完璧な演奏だった。バンドを見る時、ドラマチックな夢を見させてもらっているんだと思わずにいられない、今年見たラストライブ二つだった。
・デパートのコーヒーと蕎麦
今年ついに、ついに、憧れに憧れたデパートの地下のカウンターでコーヒーを飲んだ。目の前で豆を挽いて淹れてくれるのだが、眼に見えるような道具へのこだわりなどはなく、結構庶民的な道具が使われている。狭い空間で作業できるように整えられた台に。ケーキを箱から出したら、箱に残数を書く。アイスコーヒーを作る時は、ポットに入った熱々のコーヒーに氷を入れかき混ぜる。冷えたらその氷は捨てて、泡も捨て、新しい角のある氷をカップに入れる。一度角の取れた氷は溶けやすいみたい。
今まで食べたアイスの中で1番美味いアイス。コーヒーフロートの上に乗ったアイス、あいつは誰だ。クリームのようだけどアイスで、バニラビーンズがめっちゃ美味しかった。数回に一回は出くわす変な客(常連)。キャラメルを置いていく人、ポーションは入れ物に残るのが勿体無いから、入れ物から吸って飲むんだという人、いつもとちょっと味が違う気がする、と責めるでもなんでもない人。みんな普段何してるんだろう。
程よくザワザワしているので、コーヒーを淹れるところを見ながら、隣の客の発言を耳に入れつつ過ごす20分くらいはやたらと頭が空になった。ヨガに行くよりよほど。
レストラン街で蕎麦を食べてから、飲むコーヒーがよかった。
今年、完全に蕎麦を克服した。蕎麦、美味い。今まで食べて、美味しくないなと思っていたのは蕎麦(仮)であって、蕎麦ではなかったんだなと思った。蕎麦、美味い。蕎麦を食べられるようになったことは今年起きたハピネストップ5には入ると思う。
・エルグレコ 羊飼いの礼拝
展示室に入ると、一際光を放っている作品があって、真っ先に向かっていくとエルグレコだった。そのようなことが今年は2回もあった。エルグレコのハイライトの使い方が光を放ってるように見せていたのだと思うけど、今まで見た絵画の中で1番眩しくて、絵画の外の世界に光が放たれていると感じたのは初めてだった。傑作、とはああいう作品のことを言うのだと思った。
・W杯カタール大会(モロッコ🇲🇦)
今回のW杯で一番のサプライズはモロッコだと言われた。4位の成績。ハキミの確実にボールにチャレンジするディフェンスが美しかったな…
そしてツィエクのプレーがと���も好きだった。あの緊張のシーンで出す柔らかいパス、それが奪われない。有識者の中にはプレーにムラがあると言う人もいたけど、何その漫画のような話…と思ってる。紛れもない中盤のヒーローである…そして髪型が山王の沢北と似てる。
ハキミとツィエク。
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今大会でよくよく分かった、強いチームは全員で守り全員で攻める。守りの最終ラインはつまり攻めの最前線…グリーズマンのプレーがお手本…
四年に一度の祭典、私生活のほとんどをサッカーに捧げる時。こんなに早起き頑張れるのだから、私って結構サッカーが好きだな?と思った。体調を崩さず大会を終えられたので御の字。(選手か?)
冬のW杯、夏より辛かったな。夏なら日も昇るので起きやすいのだが、なんといっても寒いので起きるのが難しく、キテレツ大百科のベンゾーさんのような顔で見て、2時間したら寝て、起きて、をすると、起きた後はもう「あれ、あの試合いつの話だっけ?」というように過去のことになってしまってな。W杯は夏の方が燃える、間違いない。
・THE FIRST SLAM DUNK
整理がつかないのでまだ何も書けないけど、2022年の最後の最後にスラムダンクに心かき乱された��とだけは記しておきたい。��井………あああ…
・NCT
1番好きなグループを今年は何回も見ることができた。イリチルのドームツアーは東京と大阪に行くことができて、ますます大好きになった。アイドルのコンサートを見たのは初めてだった。(地下アイドルとかはあるけど)すっげ〜〜のな、イリチルって。2Baddiesのカムバもワックワクだったし、自分が思ってる以上にイリチルのことが好きなのだなと気がつく瞬間が何回もあった。
そして、初めてこの目でテンくんを見た。テンくんは私にとって、救いの存在だった。テンくんが笑うと私はとても嬉しいのである。威神カムバおめでとう〜!!一年の最後にとっておきのご褒美をもらったような気持ちになりました。11月はドリムの公演も行くことができて、本当にNCT尽の一年だった〜〜〜来年も何卒よろしゅうおますぅ〜〜〜
【総括】
ライブやら映画やら展覧会やらをまとめながら、今年は例年以上にエンタメに埋め尽くされた一年だったんだなと思った。ライブにあまり行けなかった年を乗り越えて、以前並みにライブに行けた。この2ヶ月は特にライブが多くて、あまりライブのことをリサーチしていなかったために慌てることも多かった。
好きなものだけを好きでいると、正しく食指が働くことが分かった。
ただ、好きな物を好きでいられるということは環境が穏やかであるという、何かに脅かされることなく過ごすことができている、暇を満喫する余裕があるということの証なのだなと感じた。
サマソニにも行けて、今年は好きなバンドをたくさんみれてうれじがっだな〜!(ついにELLEGARDENを見ることもできたな…色々思い出してきて書ききれなくなってきた)そしてありがとうプライマルスクリーム…来年もこの調子で行きたいでがんす。
年々、自分の扱い方がわかっていく感じがする。何をするのが嫌で、何をすると機嫌が治るのか、何には惜しまず、何には躊躇するのか。だんだん分かってきて結構面白い。このまま行ったら80歳になるくらいには自分を超えて行ってしまっているかもしれないな…
あと今年は友達に誘ってもらってSpotifyの Podcastというのを初めてやった。好きなものについて話すのって本当に難しい。友達は私の話し方が好きなバンドの人に似ていると言って喜んでくれたのでよかった。
来年も、いろんな物を摂取しながら生きていきて〜!!みなさんどこかでお会いしましょう〜!最後に今年の10曲を意地で選んで終わります。
1. Under My Skin / DYGL
2. Dreams Come True / NCT127
3. TONBO / Age Factory
4. I Think There's Something You Should Know / The 1975
5. Broken Love / WayV
6. 第ゼロ感 / 10-FEET
7. Black Clauds / NCT127
8. Feel The Pain / Dinosaur Jr.
9. Change My Way / Tony Molina
10. ECDのロンリーガール / ECD feat.DUB SHINE
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ari0921 · 4 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)1月4日(木曜日)
    通巻第8080号
 中国の「認知戦」専門チームは「311基地」の61716部隊
  敵の人々の認識を誤断させるフェイク、脅迫情報をおくり続けよ
*************************
人間の知識を司る意識に巧妙に操作された攪乱、陽動情報、嘘の情報、フェイクなどを植え込んで戦意を削ぎ、モラルを弛緩させ、士気を低下させる高度な情報戦争が「認知戦」で認識の領域に侵入し、敵の総合戦略を麻痺させる。
 嘗ては地下出版や風船によるビラの散布、潜入スパイのたれ流した嘘情報からはじまって筆跡をまねた手紙、命令書の偽造もあった。印鑑も偽造した。
 近年の情報操作の戦場はラジオ、テレビ、新聞からネット網に移行し、ときに敵のプラットフォーム、公的機関のHPを乗っ取り、あるいは権威筋の機関を騙る詐欺(なりすまし)の手口に似た戦術が多用されている。
生成AI、チャットGPTは、いとも簡単に画像や音声を偽造し、たとえば敵の政治指導者になりすます。女性指導者の裸の写真やら擬装されたベッドシーンまで機械がつくってのけるのだ。
すでに中国軍機関紙である『解放軍報』は23年4月13日号点で、「対話型AI『チャットGPT』の軍事利用の可能性を議論する」という論文を掲載している。これによれば「偽情報で敵を混乱させて有利な状況を作り出す『認知戦』や情勢分析などは有望である。とくにチャットGPTの文章作成能力を利用し、偽りの言論を作り出し、民衆の心理に影響を与え、民衆の認知を誘導、欺まん、操作することで社会の分断や政権転覆の目的を達成できる」と明記しているのである。
 ロシアがクリミヤ半島を軍事占領し電光石火に併呑する前の段階で、こうした作戦をロシアの認識戦チームが行使した。「ハイブリッド作戦」と呼ばれた。
このハイブリッド作戦は、発案者がゲラシモフ参謀長だったために「ゲラシモフ・ドクトリン」と命名された。
 こうした認知戦(RECOGNITIVE WARS)を得意とするのが中国人民解放軍である。軍内部に「認知戦部隊」を持ち、とくに「台湾統一は歴史的使命だ」などと大言壮語を宣伝し続けてきた習近平にとっては重要な工作部隊である。
米国の軍事アナリスト、ティモシー・トーマス退役軍人が米国陸軍戦争大学の学術誌『パラメータ』に寄稿した論文「マインドにファイヤーウォールはない」では「人の心、意識、精神の重要性を無視することはできない」とし、ハードウェアだけの戦争はもはや意味が希薄になったとした。
 ▼情勢判断を誤らせる高度な戦争
認知戦とは相手の認識領域に誤った知識、情報を植え込んで情勢判断を誤らせる高度な心理戦争のパラダイムに含まれるが、人間の心理を読みこなさないと高度な戦術は取れない。しかし知的レベルの高い人に効果がなくとも、無知蒙昧な大衆の誌認識力を誤らせば良いのである。
個人のメールアカウントはすでに中国が掌握している。台湾、香港に、或いは日本を経由して個人情報を売り飛ばす輩がいる。
日本の例を挙げよう。LINEヤフーの利用者は9600万人。23年11月に無料通信アプリLINEで大規模な個人情報漏洩が発表され、夥しいプライバシー情報が漏れていたことが判明、なかでも取引先の企業、氏名、メルアドが特定できる情報だった。LINEヤフーは業務を中国、韓国から切り離すと再発防止を言明したが、徹底されていなかった。LINEヤフーは「韓国よりも、中国支配といった方が正確で、昔も今も���INE情報は中国に筒抜けだと見て良い」(「テーミス}2024年1月号」
ベトナム戦争のおり、ベトナム反戦運動がこともあろうに当事者のアメリカ国内で起きた。これはソ連がなして絶妙な世論工作だった。
「ソ連の代理人」たちがメディアを誤導したのだ。ヒューマズム、人命尊重という普遍的価値観は重要だが、戦略的見地から言えば、これは利敵行為となる。戦争をやっているときに自分の国の指導者を後ろから首を絞めるようなものだろう。
ま、日本でも朝日ブンカジンとか、小田実とか、アジビラ一枚でかけ回った、おっちょこちょい左翼がベ平連とかのソ連の代理業務のごときを展開していましたからね。
中国人民解放軍の対台湾『認知戦争』は福建省福州に」ある311基地が本拠だ。
ここで専門部隊が対台湾工作を担当とし、傘下メディアを通じて情報操作を行う。311基地の司令部は、台湾海峡対岸の福州市だから台湾と言葉も共通であり、また台湾人駐在員が多いので、脅迫やハニトラで工作員に成り下がった台湾人も多いらしい。
311基地は「世論戦、心理戦、法律戦基地」として編成された軍の機構改革によって新設された「戦略支援部隊」の傘下にあり、部隊番号は61716である。
311基地の由来は「世論戦、心理戦、法律戦」の三戦(3)と軍事作戦(1)、ネット上の情報作戦(1)の組み合わせだと台湾筋は推測している。傘下にラジオ局「海峡の声」と「中国華芸伝播公司」、出版社の「海風出版社」を持つ。 
フランス軍事学校戦略研究所(IRSEM)は、2021年の報告書『中国の影響力』のなかで、これらメディアの「会長」は偽名で、311基地の司令官(少将)と同一人物だと指摘した。
311基地はニュースサイト「華夏経緯網」を開設しており、北京のIT企業が開設したとされているが、新華社通信や中国共産党機関紙、人民日報と同列のメディアの一つだ。
▼若者の失業対策だった五毛幇
中国には失業した若者が展開する「五毛幇」が存在し、一説に20万人が従事したとされた。フェイクメールを一通打てば10円、一日に200通ほど打ち込んで発信し、日銭、食事代を稼いだ。
この五毛幇たちは党の指令通りの文書を無数のネットに流し続けたが、いまや生成AIで、人を雇わなくてもできる。あらゆるソーシャルメディアサイトやプラットフォームを活用して、攪乱、フェイク、陽動、恐喝などのニセ情報、心理的威圧を目的とする情報の発信を続ける。
中国は、認知ウイルスを拡散する手段として、内部対立の醸成、人々の怒りの扇動、分割と統治という3つのアプローチを使い分けている。
現地の協力者を招いて論争を煽り、虚偽の情報を拡散させることで、台湾の世論を操作し、政府に対する不満と怒りを引き起こす作戦である。周辺国も巻き込んで主要敵を孤立化させるのである。
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the-home-base · 1 year
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「あと1点が届かない」 【Claimers JAPAN】 2022.11.19 #オープン戦 #毛馬野球場 <通算成績:2022年> Claimers JAPAN 37戦 21勝 15敗 1分 <通算成績:2022年> C★STARS JAPAN 5戦 1勝 4敗 0分 <SCORE> #EGOIST 003 000|3 001 010|2 #Claimers_JAPAN <Battery> 投:福田(1-2)-窪田(3)-内野々(3)-中田(3-4)-泉翔(5-6) 捕:阿部(1-2)-福田(3-5)-阿部(6) <Starting Member> ① 窪田 #99 DH ② KOU #90 左 ③ 宮本★ #32 DH ④ 稲葉 #39 二 ⑤ 阿部 #23 捕 ⑥ 長谷川 #26 遊 ⑦ 六波羅 #11 右 ⑧ 泉翔 #10 中 ⑨ 中田 #29 DH ⑩ 釜谷 #8 三 ⑪ 内野々 #21 一 ⑫ 福田 #16 投 <Comment:六波羅キャプテン #11> 序盤は緊張感のある流れを感じながらも、守備の好プレーが続き、来季の可能性を感じる展開となりました。 投手陣も連続四球を除けば、少ない被安打で相手の強打者達を自分のペースで打ち取ることが出来ていたので良かったと思います。 ただ満塁からの無失点が2度あった事は勿体なかったです… 接戦をものにできず、久しぶりに悔しい思いをしましたがこれを糧にして頑張りましょう、お疲れ様でした! <Comment:阿部ゲームキャプテン #23> あと1点が遠い試合でした。 試合の流れを変えるプレーや声掛けができなかったことが、一番の反省点です。 淡々と進む試合こそ、大きな変化をつけることが重要であると感じました! ただ、強いチーム相手に最小失点で抑えたことは今回の収穫だと思います。次は勝ち切りましょう!!! <Comment:KOUゲームキャプテン #90> 今日の試合に勝つことができなくて、惜しかったです。 でもこの試合を見て、いいところは今日の守備はよかったと思います。 打撃の部分をさらに強化する必要があります。 特にチャンスがある時、点が取れないのは惜しいです。 これからもよろしくお願いします。 みんな一緒に頑張りましょう! <Youtube> https://youtu.be/tWKPbO3MX0E <Blog> https://redc0660.wixsite.com/climaxjapan/blog https://ameblo.jp/claimers-group/ <Facebook> https://www.facebook.com/blackclaimers <instagram> https://www.instagram.com/the_homebase_2020 @c_stars_tokyo.c_stars_japan @claimers_tokyo.claimers_japan @the_homebase_2020 #大阪男女混合野球チーム Claimers JAPAN #東京男女混合チーム Claimers TOKYO #大阪女子野球チーム C★STARS JAPAN #東京女子野球チーム C★STARS TOKYO 大阪、東京共に #新メンバー募集中 #対戦相手募集中 #練習を楽しむチーム #初心者からでも参加可能 (Osaka, Japan) https://www.instagram.com/p/ClJL2UovG92/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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bluebaby00123 · 2 years
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偽破産は司法を弄び、急場しのぎに毒を盛る
事の異常には必ず妖がいる。「戦友」たちを連れて富を築いて自由になると信じていた「郭教祖」は、破産宣告で熱中していたアリの頭に水を差し、米国の司法を激しく摩擦させた。脳細胞を枯渇させたコレラ亀は、殻を脱ぎ捨てて野放図になり、名将や信者からの投資金もすべて飲み込んで一石二鳥に仕上がると思い込んでいたのだから、耳を塞いで鈴を盗めるほど無邪気だったのだろう。
破産を申請して億の「負」翁の人は設定して、前提条件は本当に破産して、それによると、明らかに郭文貴はまだ標准に達することができません。奸詐な「亀児」は元来狡兎三窟で、卵を全部一つの籠に入れることは決してない。財産を隠匿するという一手から見ても、騙し取った金はたいてい「元に戻して」隠匿することがわかる。天道は輪廻をよくして、苍天は誰を許したことがあります。コレラ亀は罪深さを自覚しているので、せめて棺桶帳を持っておいてやらねばならない。周知のように、GTVは郭文貴を募金して10億ドルを儲けたが、椅子のお金は一銭も返していない。法治基金、法治社会はまた多くの投資家を釣った。約束した財務は公開したが、結局は一筆のどんぶり勘定になった。アリが少しでも知能者になれば、自分の金や金が「詐欺師」の財布に入ったと思わなくても、雁が渡るたびに毛を抜くという気質は、バノンなどには一切出さず、自然と保ててしまう。
昨日の生放送で、「詐欺の兄」は、横平幣と喜幣を将来世界で最も安定し、最も安全で、最も迅速で、最低コストで、決して奪われることのない私的な富の鋳造権を作り、信者を率いて富の自由を実現しようとしている。それだけでなく、「鶏の寝返り」の見通しもますます良くなっている。昨日の生放送では、コレラ亀が唯一無二の「鶏の寝返り」の赤いジャンパーを着て、つばを飛ばして商品を運んだ。アリたちが忘れていなければ、コレラ亀がウクライナでの救援にヘラクタを出すと言って、いくらでもくれと胸をたたいたことを覚えているだろう。このような富裕国の「金主」が、破産したからといって破産したと言えるのか、またしても嘘である。こうしてみると、蟻ギャングは邪教である。一部の蟻はコレラ亀に協力を求め、「教祖」のために金を集めようと泣き叫んでいる。
俄烏戦が勃発し、絶体絶命の境に立たされた郭文貴は、命を救う菩薩を見たかのように、無熱不磨の痴狂で演技を始めた。郭ギャングの法治基金は売名し、30人余りをポーランドに派遣したと言っていたが、結局半月余りもウクライナ救援活働に偽りを演じ続け、すべての約束がうそになってしまった。何が国連、ヘラクレス、ヘリコプター、バス、チャーター便、無料の食事と宿泊はすべて「亀」の意淫出てくる美しい画面で、原因はとても簡単で、寄付をだますためです。更に亀児に心配しなくて安心させるのは長島の「三常務委員」がとても力を与えないことで、犬が犬を噛んで危うく「欺した兄」の良い事を悪くして、新中国連邦の最も厳しい懲罰に直面するのも「亀」理の中の事です。小さい詐欺師は更に人を笑わせて笑わせて、コレラ亀のうそを信じて、毎日おいしいのを食べて辛くて、ステーキ、鮭はすべてあって、その時誰が「郭教主」のそこで成功して清算することができることを見てみますか?他の救援チームは毎日インスタントラーメン、冷たい牛乳を飲んで行働を開始し、救援に忙しい。蟻どもはうまいうまいのはもちろんのこと、時間にこびへつらうのは、救援とは金をだまし取るための道具であることを明らかにしている。先日、郭文貴は生放送の中で、ギャングの救援隊がウクライナで96人の子供を助け、彼らを無料でスペインに送ったと主張した。真偽はともかく、園児たちの現状はいまだに明らかにされていない。本当だとすれば、児童売買の疑いを持たれては罪が重い。
天は罪を犯してもなお赦すことができ,自ら罪を犯しても生きてはならない。ESCがGTVのプライベート・エクイティを金融詐欺と規定したのは、その証拠が山のようにあり、Gclubに対する捜査も拍車をかけている。ブーツが着地するのを待って、郭文貴の手の中にどれだけの蟻たちのインスタントラーメンが隠れていたか、すぐに明らかになる。コレラ亀の破産申請の流れを整理してみると、筋目ははっきりしていて、破産を理由に無理強いを続ける、自作自演の「一人芝居」に過ぎない。ネット上で郭文貴という文字を検索すれば、どのような商品であるかが一目でわかる。偽救援でニラを刈ろうとするコレラ亀のドタバタ劇はおそらく舞台に上がっても観客はいないだろう。悪補で学んだ十八番のだまし技は消耗してしまった。
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kei139-line · 2 years
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上野樹里主演!あの名作法医学&ホームドラマ「監察医朝顔」が、1年半ぶりに帰ってくる!東日本大震災で母を亡くした法医学者が、死者の最後の声を聴く…。
今作は第2シーズンラストの翌年夏を舞台に幕を開ける。 東日本大震災以降、里子(石田ひかり)の遺体と“生きた証”を探し続けた朝顔(上野樹里)と平(時任三郎)は、里子の遺体の一部と対面を果たした。終わりのない悲しみを互いに癒やしながら、次女・里美(中村千歳)が誕生し、一層にぎやかな日常を過ごす朝顔一家。しかし、2人の育児や認知症が進行した平の様子に朝顔の心は落ち着かない。 一方、真也(風間俊介)が異動先の神奈川県警から野毛山警察署へ戻ってくることに。歓迎ムード一色かと思いきや、昇任試験を経て警部となった真也が山倉伸彦(戸次重幸)の上司となり、強行犯チームでは気まずい雰囲気が漂っていた。…
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mskun · 2 years
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corona diary
8月6日コロナに罹った。38.6度。食欲なし。そっと胸に手を当ててみる。心臓がほとんど打っていない。次第に呼吸も弱くなってきた。意識して呼吸しなければ無呼吸状態になってしまう。このまま寝て起きたら死んでいるかもしれない。誰にも知られず、ひっそりと死ぬ。それも悪くない。二日目。38.3度。残念なことに死ねなかった。おそらくここから症状悪化することはないだろう。りんごを食べた。三日目。38.8度。熱が上がってきた。高熱が平熱になりつつある。フィーバーしちゃってる。不思議と食欲はある。何を食べたか覚えていなくとも何かを食べたことだけは覚えている。解熱剤等のヤクには手を出していない。自力での治癒にこだわった末に急変してもよいからだ。発汗が足りないのかもしれない。Tシャツの上にジャージとオールスターのコーチジャケットを着て羽毛布団にくるまる。冷房はつけない。気温はおそらく30度前後だろう。不思議と暑さは感じない。コロナで高熱が出ているときに熱中症を併発することはあるのだろうか。知らない。どうでもいい。安倍が殺されて一ヶ月経つ。四日目。37.4度。勃起障害。立たない。または立っても一瞬で萎える。嗅覚障害。香水の瓶を鼻に近づけてもほとんど匂いがしない。咳がひどい。のどが痛くてメシを飲むのがツラい。保健所から連絡がこない。保健所の意味がない。さすがに風呂に入ることにした。汗疹がひどい。内腿と臍の下と背中。いままでこんなところに汗疹ができたことなどなかった。まるで性病だ。我ながら気持ち悪い。五日目。36.9度。汗疹治る。保健所からの連絡いまだなし。SMS一通まともに送信できない役所のバカども。厚労省のアホども。届かないのは百歩譲る。届かない場合どうしたらよいのか書いていないのが異常。質問が押し寄せて余計にテメエらの仕事が増えるだけだろう。本っ当バカのあつまり。「業務をスマートにしよう」と思わないのか。もし思わないなら思え。コロナ流行りだして何年経つんだよ。病気でイラついているから質問の電話も脅迫めく。私が怒鳴らなくても誰かが怒鳴るに決まっている。仕事は増えるし、怒鳴られてストレスもたまらあな。おめでとうとしか言いようがない。やれやれ。咳が引かない。死にたい。大谷さんがベーブ・ルース以来の快挙。鳥のロゴで有名なブルージェイズはトロント・ブルージェイズというのが正式名称らしい。アメリカにもトロントという地名があるんだなと思って調べたら、このトロントは例のトロントらしい。メジャーリーグで国外に本拠地を置く唯一のチーム。雑学が一つ追加されました。アメリカにトロントという地名があるのかどうかは不明。ブルージェイズはアオカケス(北米に生息する鳥)。
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usickyou · 2 years
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南極観測隊
 城ヶ崎美嘉
 アタシの朝は二人を起こすことから始まって、夜は二人を寝かしつけるところで終わる。時計をうしなった基地の窓は吹雪に覆われていて、つまり、この世界の時間はアタシだ。文句はない。自信もない。だけどやるしかない。もしどっちかに、あるいはどっちもに任せたとしたら十六時間の夜や二十時間の昼がたちまち足下をぐらつかせてしまう。足場がちゃんとしてなきゃうまく踊れないでしょ、と言ったとき二人はは神妙げに頷いてくれた。それはもう、子どもの頃の思い出みたいなのに日誌の上では七日前のことだった。  最初に起こすのは文香ちゃんだと決めている。彼女は非常に聞き分けが良くて、ただ朝が絶望的に弱い。特に燃料を節約するようになってからは青い寝袋で丸くなって到底起きようとしない。辛抱強く声をかけて、体を揺らして、そうしているうち次第に文香ちゃんになっていく彼女を見ているとアタシは家に帰ったら莉嘉の毛布をおもいきりひっぺがしたいなと思う。  文香ちゃんが起きると、一緒に志希ちゃんを起こしに行く。彼女は朝が絶望的に弱く、聞き分けも良くない。籠城するみたいな白い寝袋を二人で持ち上げて食堂へ連れていくこともよくある。そんなとき、イスに座りながら眠る小さなアザラシみたいな彼女を文香ちゃんがはらはらと見ているのは、すごく心地良い。こんなひどい日々の喜びに感謝したくなるような思いがして、レトルトのクラムチャウダーからはいつもより嬉しい香りがした。  アタシたちは犬を飼っている。朝食を終えると、代わりばんこに食べ物をあげに行く。「起きているでしょうか」と文香ちゃんが言う。「起きてるといいね」と志希ちゃんが言う。アタシは「任せてよ」と答える。なにしろアタシは時間だ。  観測基地の構造は入り組んでいて、広く、無駄がない。部屋同士を結ぶ通路にはむき出しの管や配線、それに案内図や矢印がある。初めての日にも迷うことはなかったし、今では鼻歌まじりに歩くこともできる。もっともそれはごく限られた場所のことで、リビング(とアタシたちが呼ぶ広い部屋)や食堂を中心としてそれぞれの個室、トイレとかバスルーム、倉庫……その一つがリカの家だった。  リカはアタシたちより早くからここにいた。理由は聞けずじまいだったかはわからない。リカは本当は、ノウという名前だ。アタシだけがこっそりと、二人で会うときだけリカと呼んでいる。小さな体や金色の毛並、恋しさがそうさせた。わんわんとあまり吠えたりしない。自分から飛びついたりしてくれない。そういうところは似ていないけど、かわいくて温かい。「リカ」と呼ぶと、アタシは嬉しくなった。  リカは家というより小屋、檻、そういう場所にいる。金網の向こう側に大人しく寝そべっていて、鍵を開くとぐうと顔を上げる。まだ眠たげな目を動かしてアタシを眺める。「リカ、朝ごはんだよ」と言うと、別に答えるでもないような調子で尻尾を一度だけ振る。缶詰のコンビーフのお皿に移して水を替えたりしているうちに、のんびりと近づいてくる。アタシはいつもするみたいにリカに触る。リカはアタシに噛みつく。アタシは思わずリカを叩く。リカは鳴き声をあげてアタシを離す。アタシは、後ずさりして金網に背中をぶつける。   リカを叩いてしまった。  だけど痛い。手のひらには深い穴が空いていて血が流れ出す。リカはもうコンビーフに夢中になっていてほとんど顔をお皿にくっつけているけれど、たまにアタシを見る。その気になればアタシを食べてしまうことだってきっとできるし、今日はちょっとした味見で済ますつもりかもしれないし、もしかしてムシの居所が悪くてつい当たってしまっただけかもしれない。そういうことって誰にでも、もちろんアタシにだってある。リカは大人しくて優しい子だけどこんな狭い場所に昼も夜もわからないままずっと押し込められて、たまにアタシたちが遊びに来る以外は一人でいて、それだって余計なお世話でむしろイライラさせてしまったのかもしれない。  でも、アタシはリカを叩いてしまった。  それでもう、何もかもが元に戻らなくなってしまったような気がした。点々と続く血痕がアタシたちを結びながら離した。アタシは今、リカを恐いと思っていた。背中には悪魔の羽が見えたし、その体以上に長く伸びた尻尾がゆらゆらと揺れ動いて次の獲物を探していた。  手のひらをシャツで巻いて、そうすれば血のにおいも届かないと信じながら注意を引かないようゆっくりと金網から背中を離した。リカは水を舐めてまたコンビーフ(いつもよりおいしいのかも)をかじっている。水音や、ねばついた咀嚼の音が聞こえる。なるべく音を立てないよう、おしりを滑らせて動いた。一メートルの距離を、とてつもない時間をかけて動いた。リカが顔を上げてアタシを見るたび、次の瞬間には飛びつかれて喉元を噛みちぎられる想像をした。幸いにもそんなことはなく、鍵をかけると金網越しのリカは空っぽになったお皿を何度か舐めてまた寝そべった。  アタシは「リカ」と言った。嬉しくなれと思いながら何度も何度も呼んだのに悲しいままだから、この南極に閉じこめられて初めてもう嫌だ、死にたいと思った。  それから、しばらく泣いてリビングに戻った。二人に話したいことがたくさんあって、特に規則正しい生活の大切さをちゃんと伝えたかったのに、うまく言えなかった。
 
 鷺沢文香
 私たちが可及的速やかに調べたのはまずノウがどこから来たのかということだった。しかしその情報は基地のどこにも存在しておらず、結果として焦燥と恐怖のみをもたらした。彼は一体、どこから来たのか。  次に調べたMSDマニュアルには幸いにも日本語版があったため、多くの情報を得ることができた。狂犬病からほ乳類咬傷、敗血症……ドッグイヤーを増やしながら志希さんが話す多くの情報を私が順序立ててまとめた。目の前の作業に没頭している間、少なくとも先の見えない不安からは解放される。仕事は人を救う。  私たちは動転していた。  美嘉さんが血を流して食堂へ戻ってきたとき、志希さんはほとんど恐慌に落ちた。震える目の奥に巨大な喪失が覗いたとき、美嘉さんが痛みや恐れを隠しながら笑ったとき、私は自らが年長者であることを強く感じた。そうでなければ、もし私が二人より年若ければ同じようには振る舞えなかっただろう。立場は人をつくる。アイドルが私を変えたように。  洗浄や消毒、止血の後に調査、抗生物質の投与やまた処置。マニュアルは聖書であり私たちは敬虔な子羊だったが、祈りは届かないこともある。美嘉さんは一晩を待たず発熱を起こしまた創部は化膿をきたした。なんらかの感染状態にあるのは明らかであり三日を経て状況に改善がみられない現在、私たちは決断を迫られている。  それはたとえば滅菌消毒されたメスや縫合針だ。注射器や麻酔薬の小瓶であり、開封を待つそれらだ。 「整理するよ」と志希さんが言う。彼女はリビングのホワイトボードのいちばん下に大きく『die』と書いた。  私は頷く。 「あたしが傷害で逮捕される」彼女はその上に『bust』と書く。私は「あるいは私が」と補足する。 「それと傷跡が残る」次は隣に『scar physical / mental』と書いた。そうしてから、それらに二重線を引いて私たちに死を残した。「これだけだよ、私たちにはこれだけ。だからあたしが手術する。質問は?」 「私が、します」と私は答えた。志希さんは「その震えた手で? あたしよりうまくできるの」とまた訊ねた。その冷笑的な様子は私をおびえさせ、また顔をかっと熱くさせたが正しかった。  彼女は「ごめんね、ひどい言葉だ」とすぐに言った。それから「死に触ったことはある?」と続けた。  私は答えた。小さな頃、一匹の猫がいた。猫はいつからか生家の庭に入り込み、私の小さな書架に居座るようになった。互いに干渉することはなく、私は書を読み猫は午睡をしたり夕方の間だけできるだいだい色の小さな日だまりで背伸びをしたりした。ある日、猫は死んだ。悲鳴をあげてしばらく苦しんだ後は私の腕の中でじっとしていて、そのまま息を引き取った。血栓による動脈閉塞だとは後に知ったが、私は何もできなかった。 「何もできなかったのです」と私はくり返した。 「だから自分の手で助けたい?」と志希さんは言った。その声が突然、あまり優しい響きを帯びるので私は私に会いたくなった。 「違います。ただ……何もせずにいられません」と私は答える。そうすれば震えもおさまる��信じ手を握り、続ける。「今の私には、それができない」  志希さんは、困ったり怒ったりする様子を見せなかった。ただ優しく、「私がするよ」と言った。 「マウスとか、想像つくと思うけど、大きいのだとピッグとかあたしは文香ちゃんよりちょっと、ちょっとだけ慣れてる。切って膿を出して塞ぐだけ、失敗はないよ。でも、あたしにもへたなことがあって、それを文香ちゃんに手伝ってほしいな」 「それは」と私は言った。 「願うこと」と彼女は答えた。 「美嘉ちゃんの手をつないだり、あたしの目を見たりしてほしい。猫をぎゅっと抱きしめてたときみたいに、絶対にうまくいく、みんなで一緒に帰れるって思っててほしい。文香ちゃん。あたしたちはチームだよ。得意なところを発揮して、苦手なところを補って、最高のパフォーマンスを見せようよ」  そう言った志希さんがなんだか美嘉さんみたいに見えて、だから私はそう伝えた。彼女は「友達って、似てくるんだって」と楽しげに笑った。  それは、もっと美嘉さんに似ていると私は思った。
 
 一ノ瀬志希
 それは成功した。しかし成功はその時点での結果でしかなく、美嘉ちゃんが元気になるまで評価は保留される。より正しく言うならあたしたちが笑って帰れるまで、あらゆるおそれが消えるまで失敗はいつもそばに佇む。  そしてその時、あたしが彼女の手背を切開縫合した時、魔女が生まれた。  魔女はあたしの姿をしていて、あたしの声やあたしの目を使って絶えずあたしを苛んだ。きみの手術は成功した? きみのおこないは本当に正しかった? きみは言葉たくみに文香ちゃんを誘導して思うさま操った? きみは美嘉ちゃんを助けた? あの犬はどこから来た? きみは狂犬病を知ってる? それは感染部位から緩慢に脳へ進行して早ければ一週間あるいは数ヶ月をかけて発症すると確実に彼女を殺してしまうしその症状は……。  あたしはうまく眠れない。  手術からは三日経った。  美嘉ちゃんの状態は安定したし、改善は得られなくともそれ以上の悪化は避けられた。つまり、きみは成功した? 魔女が言う。窓に張りついた雪の奥の吹雪の中に立っていてこの雪はきみたちをすっかり凍らせたら満足して止むのかも、と笑った。次の瞬間には扉の前にいて君は失敗したと目を見て言った。  あたしは恐い。  扉はひとりでに開く。あたしは部屋を出る。今やひどく寒い通路の矢印をなぞってリビングへ戻る。文香ちゃんは美嘉ちゃんの手を包んだままでいて、もしかしてずっとそうしているのかもしれない。充分にありえる。だって時計も日も夜の月もない。あたしには自分がどれくらいの時間を一人で過ごしたのかわからない。一時間かもしれないし、八時間かもしれない。文香ちゃんにはそれができるし、あたしにはできない。 「そんな時間ですか」と文香ちゃんは言った。あたしが頷くと「もう少し休まれた方が良いと思います」とはっきり言った。あたしには自分の様子はぜんぜんわからなかったので、「約束したよね」と答えた。  彼女はそれで、納得してない気持ちを隠そうともせず「では、ノウを見てから休みます。志希さんも、どうか食事を怠らないでください」と何かの缶詰を持って部屋を出た。テーブルにはひよこ豆のスープと乾パンが置いてあって、ひとまず手だけを合わせた。それは美嘉ちゃんが教えてくれた。もちろん他に教えてくれる人はいたけど、この生活が始まってからは毎食毎食きびしく言われるのでちゃんと身についた。  やるせない仕草だ。すぐに忘れて、また叱られたかった。  自然に手は伸びた。見よう見まねで包んで彼女の手は火炎のように熱くて、今も体内でおこなわれている恐ろしい戦いを感じさせた。「ごめんね」とあたしは言った。「うまくできなくて、ほんとにごめん」 「今、何時?」と誰かが言った。 「志希ちゃん。今、何時?」と美嘉ちゃんが言った。 「わかんない」とあたしは答えた。 「日にちは?」 「わかんないよ」 「じゃ、朝八時にしよ。九月十日の、朝八時」 「うん、うん」 「ね、顔あげてみせてよ」  そう言った彼女が体を動かす音が聞こえた。あたしは閉じていた目を開いて、手から腕、ベッドへ視線を向けると笑顔が見えた。発熱のせいでいまだ曖昧な瞳の奥底にある心がかたちを取り戻しつつあるのがわかった。 「美嘉ちゃん」 「あはは、ひどい顔」 「文香ちゃんも、ひどいよ」 「休んでる?」 「まだ起きてると思う」 「呼んでもらっていい? 会いたくて、アタシもう死んじゃいそう」 「笑えないね」と言って、あたしは文香ちゃんの名前を叫んだ。基地中どころかこの島の端まで響くような大声をあげたせいで裂けた喉から血のにおいが香った。そうしてから床につっぷしてどうしようもなく泣いた。「ありがとう」と美嘉ちゃんが言うたび頷いて床に頭をぶつける、その痛みで一つひとつのおこないが救われて天に昇っていった。
 
 それから
 その日から三日が経った。城ヶ崎美嘉は元気になってリカとの仲直りを果たしたし、鷺沢文香は思い出の中の猫を優しく看取って、一ノ瀬志希が魔女見ることはもうなかった。もちろん狂犬病や資源の枯渇という恐れは残っていたけれど、その日、三人は快気祝いにとっておきの焼きそばを作って食べた。ここは日本の基地なので保存食ではあるもののそれがあって、とてもごちそうとは言えない代物だったし青のりや紅しょうがもなかったけど彼女たちにはかえって嬉しかった。  基地も嬉しくなって、思わず笑った。するとあたりが少し揺れて彼女たちを驚かせた。しまったと思って、また彼女たちが焼きそばに夢中になるまで基地は黙っていたし、それからは気付かれないくらい小さな声でおめでとうと何度も言った。  だけど、別れはやっぱり寂しい。  彼女たちはまだ気付いていないけれど、白く覆われた窓の外で吹雪はすっかり止んでいた。雪のほとんど吹き飛ばされた乾いた地平では数匹のペンギンがふらふらとさまよっていたし、その向こうからは救助のためのヘリが飛んできていた。そのさらに先では巨大な砕氷船が分厚い冬を打ち破りつつあって、プロダクションでは彼女たちのための仕事の準備が着々と進んでいた。  さようなら、と基地は別れの瞬間の練習のために言った。答えるみたいに「ごちそうさまでした」とよく揃った声が響いた。その声を聞いたとき、三声の和音がかつてこの場所に響いたどんな音楽より豊かな情感をもって壁から配管を伝い屋根に積もった雪を揺り落としたとき基地は気付いてしまった、なんてことだ、君は彼女たちのとりこになってしまっていた!
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