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#お雛様犬
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こんにちは🐩 まっくろくろすけさん🎀 うちの子になったばかりの アランとお雛様🌸 素敵なお雛様の一日になりますように🫶 Hello🐩 Makkuro Kurosuke-san🎀 I just became my child. Alan and Hina dolls🌸 I hope you have a wonderful day for Hina dolls🫶 #お雛様犬 #お雛様飾り #ドッグウェア#おしゃれワンコの会 #犬youtube #dogyoutuber #toypoodle #dog #dogstagram #instadog #doglover #petstagram #doglovers #dogsofinsta #シニア犬との暮らし #dogyoutuber#おしゃれワンコになりたい #おしゃれ犬 #ペトラフイケメン部 #ゆーちゅーばー#토이푸들분양 #ティーカッププードル大好き #トリミング難民 保護犬#ティーカッププードル#おしゃれワンコの会#グリィ#トリミングサロン #グリィちゃんねる好きな人と繋がりたい#グリィちゃんねる #もふもふ#犬 https://www.instagram.com/p/CpTpyZ4pRSz/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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miminaka · 3 months
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mom2024年3月号(イオンクレジットサービス株式会社発行)のP.19〜26の特集ページ『春到来、心華やぐひな祭り』のイラストを描かせていただきました。
3月3日は過ぎてしまいましたが、 4月初旬まで楽しめる全国のひな祭りのイベントやお雛様の展示、 桃の節句の可愛らしい祝い菓子などが紹介されています。
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mari8log · 11 months
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2023/07/11
ベイブレード33話、最新話まで見ました。ユーロ編はタカオ君とカイ様のどっちがメインになるのかまだわからないので楽しみです。
↓別所で書いていた各話感想まとめです
15話
冒頭でまさかのバンダナを外しているレイ君が!でも後ろ髪は解いてない。
頑なにカイ様が試合に出てこないのか謎、ベイサーの姫👸
次回予告見てもなにもわからない。めちゃめちゃピンクなことしか伝わらない。
ガオウさん、デカくてパワーのあるモブって感じのテンプレデザインで、ほんと爆転くんって中身と見た目が一致するわかりやすいデザインを出すの上手いな〜になってる。
11:41あたりのレイ君、頭にコンセント差し込まれてるみたいな髪の描かれ方しててとてもかわいい。
マックスは今日も人間力が高い。
16話
「レイ様結婚してー!」ってなんですか!????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????
この回、全体的に演出過多じゃないですか?!?!?ブレーダーの人格が駒に入りすぎているし、ベイが建物にめりこむし。
決勝��にもなって手加減してるなんて、イナズマイレブンだったら腹にサッカーボールぶちこまれてるぞ。カイ様にまた怒られますよ。
18話
ホビーを大切にしない主人公描写苦手だから一瞬ヒュッ…になったけど、ホビアニの箸休め回らしさ全開の回でしたね!タカオ君とキョウジュはいつも仲良し。
ついにEDの曲が挿入歌として使われた。OPもいつか挿入歌として使われる日が来るのかな。
レイ君日本にゆかりの場所がないってのもありそうだけど、また現地先回りしてるじゃないの 前回は母国の中国だったからまだわかるけど、アメリカまで先回りする必要ある?ベイ筋鍛えすぎ。
久しぶりに隣町のチャンプのアキラが出てきた。
19話
ママーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!マンマ!!!!!!!!!!!!マ゛ン゛マ゛ーーーーーーーーーーッッッッッッッ゛ッ゛゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(ジャック・オ・蘭たん)
レイ君に続きマックスママもバンダナに眉毛貫通させていた。ベイブレードに携わるもの、眉毛を貫通させることなど容易。
まあまあの齢の子どもが周りにともだちがいるのもかまわず「ママ!」って縋り付きにいくの、よっぽどママに会えて嬉しかったんだと思うんですけど、なんか話の展開的にマックスの顔が曇る展開が続きそうでオォォ〜ン…… 。ホビアニだからたぶん円満になるんだろうけども。
エミリー、勝ち気で上から発言で好きなタイプの子ですね。ママを奪った女の子、みたいな属性も相まってニコニコしながら見ている。
ところでこの19話、放送時期的に考えて、2001年5月?くらいなんですよね。ベイブレード19話でマックスママの取り合い、2001年7月に地上波初登場の劇場版エンテイでサトシのママの取り合いの話と、この頃ホビアニ空前のママ争奪戦ラッシュだったんだな…。
マックスやタカオ君、カイ様にはファミリーの話が大なり小なりあったのにも関わらず、レイ君のパパやママの話が今の所一切無くて本当にコイツなに?になっている。生い立ちやら日本チームに所属する経緯やらに空白部分がありすぎるし、回によってキャラの振り幅がデカいし、レイのこと全然わかんない。お前のことを知るためにアニメ見てるんだぞ。
マックスママを見てふぇ〜みたいな顔してるレイ君かわいい。おまえのママ、いまどこにいるんだよ…。
20話
マ゛ン゛マ゛〜〜〜!!!!!!マックス可哀想😢なんでこんなに痛いげキッズに寂しい想いさせるの…なんだこの煽り劇弱チャイナ!!!!?!?(驚愕)真っ先にバトルしにいく狂犬!よっBBAの鉄砲玉!
なんだこの腕ムキムキ⭐︎オッパイモリモリ⭐︎スケベマフラー!!!!!!!!!!!マックスのピンチに現れるタキシード仮面ポジション?!?!?!?どこからともなく現れて助けてくれる…かっこよすぎる……。
レイ君はこの回は負けてしまうのですが、ドライガーが減速して朽ちる所の作画があまりにもスケベすぎて何回でも見られる。
さっきまで吠えて噛みつきまくってたレイ君がくっ…しか言わなくなるのもスケベでいい(?)。
21話
カイ様が薪割りやってるんですけど。
22話
マックスがかわいい。レイ君はアホ。
23話
メキシコ戦は演出過多で激アツ面白かった。カイ様がマックスにママの位置を教えてくれるの、なんで?
マックスママがマックスのことを嫌いになったわけではないみたいで一安心。マックスに愛想を尽かして冷たくしているわけではないとハッキリわかって良かった…。マックスを心配する親心を助手のエミリーに見透かされてるのもいい。
25話
これまでずっと言おうか悩んでたんですけど、そろそろ確信になってきたので言います。カイ様マックスに甘くないですか????
タカオ君が腹痛でダウン!BBAには4人しかいないからタカオ君が外れたら残りはカイ様しかメンバーはいないのに、レイ君はカイ様のことを把握していなかったのか「しかし、(メンバーは足りないから)試合はどうする?」とか寝言みたいなこと言ってて草。もしかしてレイ君、カイ様のことをベンチの妖精かなんかと勘違いしているのでは??
「35点」ってなに?私はレイ君のことをなにも把握していない。
よベイブレードがサーキットを従順に航行しているのも謎。ベイブレードってなんなの?
次回予告のキョウジュ「どうしたのですか?いつもあんなに良い子なのに?」←マックスは誰が見てもいい子なんだ〜
キョウジュ「やはり、母とのもつれが原因ですか?」←それしかないだろ!!!!今までの流れちゃんと見てた??!?
26話
マックスがかわいすぎる。カイ様はマックスに甘い。
摩天楼スタジアムを見るとス、スカイスクレイパー…!!!!!!になってしまう。ニコ動だったら真っ先にコメントで書かれていると思う。
27話
・伝説のトライピオさんの試合があった 
・じっちゃんが大人やってる
・マックスがかわいい
・カイ様はマックスに甘い
28話
カイ様が毎週マックスのパトロン化してるんだけど、なんで???
おそらく中国大会編のカイ様がまったく喋らなかったため台詞の割り当て量のテコ入れが入ったのだろうけど、あまりにもマックス周辺の話の時だけ喋りまくるので、マックス激甘デレ男みたいになっている。一応タカオ君達とも会話はしてるシーンもあるのだけど、マックスに助言するシーンがダントツで多い。今の所。
マックスに対してニコ…してることも多い気がする…火渡カイ、なんなんだおまえは。
家の軒下に作られたツバメの巣の雛を毎日見上げて成長を喜ぶタイプの男と見ました。ちっちゃくてけなげな子が好きだろ私は知ってるぞ。
マックスが好きという贔屓目もあるけど今の所この回が一番好きかもしれません。アメリカ編に入ってからみんなの結束力上がってるよね?BBAが尊い。
29話
総集編回。最後カイ様が声張っててワロタ。あの距離から声を届けるの相当の声量が必要でしょ…。
30話
かなり不思議な作画をしている回だった。
ラルフさんが顔も髪色もインパクトがありすぎて私の中で第二の隣町のチャンプのアキラポジションになりそう。思ってたより凶悪な性格というわけでもないただの強いベイブレーダーなだけっぽいし、いい人なのでは?
これまでは聖獣達はベイから出てくることはあれど守護霊程度の活躍しか無かった印象なんですけど、30話は劇場版イナズマイレブンGO究極の絆グリフォンか?ってくらい聖獣たちが殴り合っていてかなり既視感があった。展開もちょっと劇場版イナズマイレブンGO究極の絆グリフォン味あるし…。
31話
決勝はロシアなのになぜ『ユーロ編』なのか不思議だったのだけどここでわかる。ヨーロッパ横断って見ると明日のナージャを思い出しますね。
BBAは海外にも支部があるらしいんだけど、BBAって結局なんなんですか?日本チームではないんですか??説明あったっけ…?
EDのキャスト欄で タカオ君たちに嘘の時間を教えた老人役として『老人(大転寺会長)』とクレジットされていたんだけど、このGGIまさか黒幕じゃないですよね?大丈夫か?ポケモンスタジアムのワルダックみたいになっちゃわない??
タカオパパは出てきたしミイラ男も出てくるし、急に毛色変わりすぎてません??これ少年達の楽しいベイブレード遊びのアニメじゃなかったんですか??
カイ様がいないと詰んでいた回だった。カイ様しか頼りになる人間はいない。カイ様、お慕いしております……。
32話
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なにもかも「これこれイナズマイレブンとダンボール戦機で見た!!!!!!」になっている。教会のシーン、聖獣バトル、フードの男たちと勝負、イギリス、列車で事件…。頭では違う作品だとわかっているのに三国さんやトリトーンや神谷コウスケやワイルドバッヂが脳裏をちらついて集中できん!!!!!!
33話
15話?ぶりにベッド一個に三人押し込むシーンがきた。
寝る時までベイブレード握るな。
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solomon13703597 · 10 months
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私個人の考えとしては、猫は人を人として認識していない。特に親しい間柄である時はそうで、この場合、猫は親しい人を同族と認識している。これは犬の場合でも変わらない。そうでなければ犬は人である飼い主を群の上位固体として認識しない。コンラート・ローレンツ博士が発見した刷り込みと言う行動にもこれは通ずる。鳥の雛は最初に見たものを親だと認識する。詰りこれは、同族意識やコミュニティにおける関係性が後天的なものである事を示唆している。記憶と学習の成果により、動物個体は他者との関係性を習得する。程度の低い知性と呼べる様なものを���たない動物程、コミュニティと言う考えは希薄になる。昆虫などはそうで、だから彼等はしばしば共食いをする。蟻や蜂などは高度に社会化した生活を営む昆虫とされているが、私はこの説には賛同できない。彼等はある種のフェロモンで同族か否かを区別しているとされているが、私の考えではこれは性フェロモンが変化したもので、本来生殖に関係するものだったと考えている。生殖相手を攻撃したり食べてしまっては種として存続できないので、その様な特定フェロモンを備えた種だけが存続したのだろう。固体における認識とは主観的なもので、ある特定のシグナルに対する反応応答系として捉える事が出来る。光や音、触覚や痛覚、或いは匂いなどの感覚器に働きかける���激を、我々は記憶、分類し認識する。故に、一度記憶したものは以後同様のものとして扱われる。動物の行動、特に認識に関する諸機構は私も考察途中のものなので、ここらで一旦筆を置く事にする。とりあえず考えの纏まっている部分だけでも公表したのは、それも無駄ではないだろうと判断しての事だ。我々人間が一体なんであるのかと考察する事は、人として生きていく上で必要な事だと考えたからだ。
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ayanonozaki · 1 year
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マーブルちゃんの初節句🎎🍡🌸 御歳9歳のマーブル姫👸多分これが犬生で初めてのお雛様🎎 これからもたくさんの初めてを経験しようね💕︎ #初節句 #初節句フォト #初節句のお祝い #保護犬 #繁殖引退犬 #犬 #ヨーキー大好き https://www.instagram.com/p/CpWZDneySV1/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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team-ginga · 1 year
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映画『夢幻紳士、人形地獄』
 Amazon Primeで映画『夢幻紳士、人形地獄』(2018)を見ました。
 高橋葉介なる漫画家の怪奇漫画『夢幻紳士』を映画化したもので、監督は海上ミサコ、出演は皆木正純、横尾かな、岡優美子……知らない人ばかり。
 それもそのはず、この映画、クラウドファンディングで作ったもの。つまりインディペンデント映画です。
 なぜそれを見たかというと……タイトルが「いかにも」という感じで、たまにはそういう映画も見てみたいと思ったからです。
 それにそういう映画を見て面白かったら……拾い物じゃないですか。
 「拾い物」という言い方は語弊があるかもしれません。言い直しましょう。そういう映画の中から面白いものを見つけるのが、映画を見る醍醐味です。
 で、実際に見てどうだったかというと…‥
 時代は昭和初期(なのかな)、場所は東京近郊の田舎の村(なのだと思います)、事故を起こし運転手が即死したトラックから木箱が発見されます。木箱の中には着物をきた少女が入っています。少女は意識がなく、人形のように(はい、ここがポイント! 試験に出ますよ!)正座したまま微動だにしません。
 たまたまその土地を通りかかった「帝都の名探偵」夢幻魔実也(むげん・まみや)が事件の解明にあたります。夢幻は目を見るだけで暗示をかけ、相手の意識を操れる特殊能力の持ち主です。
 人形のようになってしまった少女・那由子は、両親が外国に行っているため一人で暮らしているお嬢様・雛子の女中でした。足の悪い雛子は人形が好きで、どうやら女中としてやってきた少女を次から次へと人形に変えているようです。
 え? どうやって生身の人間を人形に変えるかですか?
 えーっと、それは……夢幻同様、雛子もまた超能力の持ち主で、彼女が「犬になれ」と言えば、相手は姿形は人間のまま地面に這いつくばってワンワンと吠えるし、「人形になれ」と言えば、相手は微動だにせず人形のようになるのです。
 実際、雛子はそのようにして人形を買い付けに来た商人を犬に変えています。
 確かに期待に違わず「いかにも」な映画です。悪くはない……決して悪くはないけれど、素晴らしいかというと決してそうではないという映画でした。
 最大の問題は物語の一貫性のなさ…‥というか話がところどころ矛盾しているように思えることでしょうか。
 例えば雛子ーー最初はかわいそうなお嬢様という設定だったはずですが、口調や態度を見ているとズベ公にしか思えません。それどころか途中で「私が見世物小屋にいたとき」とまで言い出します。
 足の悪い彼女は見世物小屋で見せ物にされていたということのようですが、良家のお嬢様がどうしてそんなことになるんですか。それとも最初の設定は嘘だったということなのでしょうか。
 犬に変えられた商人も、実は一文なしの女衒だったということがわかりますが、えーっと、それなら彼は何をするために雛子のところに来たのでしょう。
 時代が昭和初期に見えないのも問題です。まあ、これはある程度やむを得ない部分もあります。
 時代劇はお金がかかります。セットや衣装を揃えなければならないからです。昭和初期を舞台にしたこの映画もその点では同じです。
 この映画はその点で頑張ってはいたと思います。例えば、那由子の母親は確かにモンペを履いて姉さんかぶりをしています。でも、昭和初期の農家の女性には見えません。
 どうしてなんだろう。立ち居振る舞い、つまりは演技力の問題なのでしょうか。それとも髪型やメイクの問題なのでしょうか。せめて顔を少し汚しておけば、それらしく見えたのにという気もします。
 インディペンデント映画は予算的に制限があります。クラウドファンディングで作られたこの映画の場合は特にそうでしょう。しかし、それだけに誰からもうるさいことは言われず自由に撮れるはずです。
 もっとはっちゃけて寺山修司とか鈴木清順とかの映像美を狙ってはどうだったか……もちろん寺山や清順のようなわけにはいかないのはわかっています。でも狙うことはできたのではないでしょうか。
 そういう映像美って、予算の問題ではなく、作り手のセンスの問題ですから。
 とはいえ決して悪くはない映画でした。
 テレビとタイアップしてお金を使って撮った「映画版あなたの番です』などと比べるとはるかにいいと言うべきでしょう。
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kitatou403 · 2 years
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FGO2部6章アヴァロン・ル・フェ感想2:精神は肉体に逆らえるか/人が人を見限るとき
 妖精騎士と女王様の話をします。  まずバーゲスト。モースの王から黒犬の呪いを受け、愛した人を食べてしまう本能に苦しむ。  愛した人を自分の手で損なう悦びに浸るベリルと好対照だなと思う。バーゲストの中身がベリルで、ベリルの中身がバーゲストだったら平和に生きられただろうになぁ。きっとベリルは「これは可哀想な呪いなんだエヘヘいただきま〜〜す」くらいのノリで恋人を作っては傷つけ、作っては傷つけて楽しく暮らしただろう。本命のマシュを手に入れられなかったとしても、それとなく楽しく肉体という名の制限を受け入れたと思う。
 肉体はある意味枷のようなもので、必ずしも中に収まっている魂と相性バッチリあたしたち一生ずっと一緒よダーリン(※アルテミス、君さぁ敵を撃破した後の素っ頓狂なダーリン大好きィボイスは何とかならんのか)ってわけでもなかろう。  妙漣寺鴉郎という人間がどうしても女性を抱けなかったように、アルトリアキャスターが自分の運命にイマイチ乗り気じゃなかったように、肉体と魂がキチッと合致しているパターンばかりではないのは妖精騎士たちを見ているとよく分かる。
 バーゲストの話を続けます。彼女は汎人類史の騎士にかなり近い魂を持っていて、その理想に近づくべく血の滲むような努力を積み重ねた妖精に違いない。しかし肉体の声をいつまでも無視できないんですね〜私たちだって飢えや渇きを長くは我慢できないじゃないですか?バーゲストは十分よくやったんですよ。
 次いで妖精騎士ランスロットというかメリュジーヌ。このひとも前節で述べたマシュとエルキドゥ同様に自我が薄い。自我が薄くて桁外れの戦闘力を持っているのって結構最悪ですよ。うまく言いくるめれば簡単に利用できるから。  オーロラに救われ、その行いに一方的に感動して彼女の姿形を真似る。少年パーシヴァルの面倒を見て、二人ともを愛していると言う。自我が薄い人は怖い。卵から��った雛が最初に見たものに愛着を持つのと何が違うのか。まぁ、このひとも最後には吹っ切れて自分はメリュジーヌなのだと確信しながら燃え尽きていきました。
 で、問題の妖精騎士トリスタンことバーヴァン・シー。彼女、たぶん素の性質は旅の最初と最後に会った弱々しい妖精ホープと同じだと思うんです。搾取され、使い潰され、それでも皆が嬉しそうだからいいの、とボロボロになるタイプの子。  モルガンはそれを見ていられなかったんだね。そんな痛ましい姿になるくらいなら、いっそ悪辣に振る舞えと教え込む。その結果が失意の庭の無断持ち出しに起因する体の腐敗であり、ケルヌンノスの神核に取り込まれ予言に謳われた『巫女』への変化なのだからマジで救われない。バーヴァン・シー戦とケルヌンノス戦の音楽、ほぼ同じやん。ケルヌンノスが放ったスキル『グレイマルキン』は彼女のもの。いかないでって叫んだのにごめんなさい、さようならスカーレットダンサー。でも、理由は何であれ大量殺人を犯したものは罪人なので6章を生き延びることはできません(バーヴァン・シー、ペペロンチーノ、ベリルは全員退場)  妖精さ〜〜「のこったものもだいじにつかいました」じゃね〜〜んだわ、どうせ楽しい楽しい言いながら巫女を切り刻んだんでしょ?子供が虫の手足をもぐように。バーヴァン・シーの第三再臨の体の黒ずみと猿轡は何のためだっていうんです??切り刻まれる痛みと苦しみで絶叫するようすを外部へ知られないように細工したんじゃないですか?それとも舌を噛み切っての自害すら不可能にしましたか??
 最後に、トネリコについて。  トネリコはアルトリア・キャスターの道行きがバッドエンドに傾いた場合のシミュレーション。持っている才能の方向性は違うものの、途中まで本気で妖精國のために尽くしていた様子からトネリコ=モルガンとアルキャスは割と似た人物造形であるのが窺える。
 人が人を見捨てるきっかけって、別に戴冠式のような大事件のみが原因ではないと思うんです。そもそも山盛り積み上がった不信が、大事件に後押しされて崩壊しただけのパターンが圧倒的に多い。
 人間の暮らし方を真似て、穏やかな生態をインストールしたところで、前述のとおり妖精は3歳児なのですぐ怠けて暴力に走る。  野生の生き物なんですよ妖精はきっと。動物園で飼育員が大型動物に襲われる痛ましい事故がたびたび起きるように、妖精が妖精らしく素直に生きるとああなっちゃうんですよ多分。  人みたいな暮らしを志向すること自体が無理なんだと思う。ままならない肉体に魂が閉じ込められている状況は妖精も人間も同じなんですね。コツコツ学習できない、検証する根気がない、気分で仲間を殺しちゃうみたいな性質を備えて生まれてきて、矯正のしようもない。仕方ないんですよ。飼育員の手首を食いちぎってしまった虎を誰が責めますか?モルガンは妖精という存在そのものにも夢を見ていたのだなあ。
 正直なところ、アルトリアについては特に思うところもなくて、役目を終えられて良かったね…と思うのみです。主人公と彼女は、物語の最初から最後までを駆けた語り手でありました。
 〜難しいことはここまでとして、頭の悪い萌トークに入ります〜
 バゲ子ちゃん弊カルデアで幸せになろうねぇンフフ…トリ子ちゃん、いつも道満とセットで呪いを撒き散らしてくれてありがとう、お靴をたくさん作っていっぱい踊ろうね…  アルキャス、いつも敵の猛攻撃を防いでくれてありがとう…私のファースト星5サーヴァント…
 メリュジーヌ??モルガン??うちにはいないよ しりません ですが お二人ともお美しいです最高です 胡乱イベントに来てください!!
 1部7章バビロニアに匹敵する充実した読後感だった。次の章も可能なら奈須さんでお願いしたいな。  実は1.5部剣豪と(武蔵がウザくて断念)セイレムを(ホラーみを感じて逃げた)やり残しているので、イベントの隙間で消化して真の全クリを目指します。おもしろかった!!!
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parakavka · 2 years
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柴犬マイア お雛様になりました(2021年) - マイア 柴犬ですが服着て悪い?
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kaorikaori331 · 4 years
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昨日昼から宝塚・岸先生のお教室へ そこにちりめん細工の藤本先生が来られてて 「この間教えてもらったお雛様💓顔はちりめん細工にしてサイズ等ちょっと変えて作ったわよ🤗」 教室にネズミのお雛様の見本を持っていってたら「これいいわーーー❤️私にも教えて頂戴」ってそんな藤本先生に教えるなんて💦💦 出来上がったらすごく気に入ってくださって「このアイデアいいね💓ウチの教室でも使わせてもらってもいい?」 こんな経緯いだったのですが もうねーものが違うめっちゃ可愛すぎ❤️ 流石〜藤本先生です💕 藤本先生が作られるお顔は絶品の可愛子ちゃん❤️ この日ちょうど千原さんが対で橘と桜の薬玉が仕上がったので みんなで寄ってたかって飾付け😊 岸先生の作品もいっぱい飾らせてもらってすっごく贅沢な段飾りになりました❤️ みんなでこのままケースに入れて欲しいよね〜😍 あまりにも可愛らしかったので 皆様にもご覧いただこうと思って藤本先生に許可を頂きupさせて頂きました❤️ #ちりめん細工#つまみ細工 #藤本先生#お雛様#ネコ雛#犬雛 #宝塚#可愛すぎる 藤本先生のお教室は大阪産経と姫路玩具館にあります 元がわたしのデザインとは思えない (Takarazuka, Hyogo) https://www.instagram.com/p/B8mfy5bgGck/?igshid=1n3t977jbi4d2
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bonitapraia · 5 years
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キャンプ場で⛺️ ひな祭りの🎎写真だけ😅 ももにはチュール🍭 私はこっち(酎ハイ😆) 朝はカレーと目玉焼き🍳 パパにたくさん遊んでもらって🥎 湯のみの湯のひな壇🎎 . . #コーギーのいる暮らし #コーギー#ひな祭り #お雛様ケーキ #キャンプでブー #snowpeak #スノーピーク #シーフードカレー #リビングシェルロングpro #バーベキュー #犬用チュール #湯のみの湯 #キャンプ場の朝ごはん (オートリゾート苫小牧アルテン) https://www.instagram.com/p/BuiZGFlAm5G/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1bnrxmaz690zw
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etoryoichi23-blog · 4 years
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「FJ時事新聞」社長 江東良一 監修誰しもが1度は作ったことのあるお面
幼稚園や保育園、小学校で誰しもが1度は作ったことのあるお面。 クレヨンで各自思い思いの顔を描き、それを輪ゴムで耳にかけて着けたりしたものだ。 手作りで世界に1つしかないオリジナルのお面を作ることは楽しいし、有意義なこと。 だが、そうした有意義なことを端折ってでも、とにかくお面をササッと作って、顔に着けて遊びたい、遊んであげたいという子供や親にとっては、無料でダウンロードして簡単に作れちゃうお面の方が良いと飛びつく人もいる。 お面作りでも、そうした「無料ダウンロードして作る派」のためにあるのが『幼児教材・知育プリント|ちびむすドリル【幼児の学習素材館】』の「おめん 無料ダウンロード リンク集」だ。 無料でダウンロードできる様々なお面サイトを網羅している。 掲載されたお面の種類も「おかめ」、「ひょっとこ」、「男の子」、「女の子」、「赤ちゃん」といった人間から、「ウサギ」、「ネズミ」、「ネコ」、「クマ」、「レッサーパンダ」等の動物もあったり、また、「ニャン博士(ネコ)」、「ワン博士(犬)」、「ゾウ博士」、「ブウ博士(豚)」、ディズニー・アニメ「白雪姫」、「くまモン」といったいわゆるキャラクターのお面もある。 「FJ時事新聞」社長 江東良一 監修
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白雪姫 おめん|ダウンロード|ディズニーキッズ公式HPから引用[/caption] 定番である鬼のお面のリンクもあるのだが、「赤鬼」、「青鬼」、「緑鬼」に紛れて「鬼嫁」のお面もあり、鬼の範疇に入れているのが微笑ましい。 「FJ時事新聞」社長 江東良一 監修
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鬼嫁のお面 『無料ペーパークラフト集』から引用[/caption] 変り物としては「般若」、「おたふく」、「お内裏様」、「お雛様」といった日本文化に直結したお面もあり、大人でも気になるところだ。 「FJ時事新聞」社長 江東良一 監修
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般若のお面 『無料ペーパークラフト集』から引用[/caption] 残り少ない夏休みを子供と遊ぶのに色々頭を巡らせている世のお父さんたちは、一度このお面のリンク集にアクセスしてみるといいだろう。 ■おめん 無料ダウンロード リンク集|幼児教材・知育プリント|ちびむすドリル【幼児の学習素材館】 https://happylilac.net/linksyu-omen.html 「FJ時事新聞」社長 江東良一 監修
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koamisie · 5 years
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美しく燃える森
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2019.1.27発行※転載禁止
動物園
 ホッキョクグマ。クマ科クマ属。食肉類……    水槽に埋め込まれた金属パネルには動物の情報が表記されていた。その隣にあるアンドロイド用のタッチ端末を覗き込んでいると急に目の前が白く眩しく染まった。水槽が大きく波をたてて、子供たちの歓声が館内に響く。 シロクマが水に勢い良く飛び込んだのだ。青く輝くソーダのような水中を踊るように泳いで、シロクマは水面に顔を出した。オモチャのボールを掴むとプカプカ漂いくるりと回転する。 「へえ、よくできてるもんだな…」 ギャビンは水槽にそっと手を伸ばした。 シロクマの額にはアンドロイドを示すLEDが光っていた。 「ええ、私は映像と写真でしか見たことはありませんが、本物と変わらないように思います」 シロクマは飛沫を上げて泳ぎ、また歓声が上がる。 「そうか、もう居ないんだよな」 水面の模様が水槽や壁に反射して白く光り、ギャビンの表情はよく見えなかった。
 花曇りの空の下、動物園のエントランスは閉園前にも関わらず賑やかだった。ケージの中で飛びまわるサルや、カラフルな羽を広げる鳥たちの声が響く。園内で売られている軽食の油っぽくて甘い香り。校外学習だろう、同じ緑色の帽子を被った子供たちが園内をかけていく。 「どうだった?初、動物園は」 ギャビンと並んで売店の前のベンチに腰掛け、ワゴンで売られていくパンダやキリンのぬいぐるみを見つめている。先程見たシロクマにそっくりのぬいぐるみも山積みにされていた。 「はい、とても満足しました。ありがとうございます…ここへは来たことが?」 「いや初めて来た、ガキんとき行ったのは普通の動物園だったし」 春の夕暮れ、皮膚のセンサーが冷たい風を感知する。随分と暖かくなったとはいえ、日が沈めば気温はぐっと下がる。ギャビンはいつものインナーの上にゆったりとしたカーキー色のカーディガンを着ていたが、少し肌寒そうにしていた。 「冷えてしまいましたね、帰りましょう。本調子ではないのに、お付き合いさせてしまいすみませんでした」 「別に。自宅療養ってもやることねーし、暇つぶしには丁度良かったよ」まあ、自分がヘマした現場見に来るのも妙な感じだけどな。ギャビンはそう言ってベンチから立ち上がるとふらりと売店に入っていった。ついて行こうとすると、そこに居ろよと言われてしまったので再び腰を下ろした。 「………」 ガラス張りの売店の中を物色する彼を目で追いながら、一ヶ月ほど前にこの動物園で起きた事件を思い返していく。  子供のアンドロイドが誘拐されたとの通報でギャビンと共に駆け付けた。難解な事件ではなかったものの、ギャビンは運悪く犯人の所持していたナイフで脇腹を刺され、一週間ほど入院していたのだ。 売店のガラスに自分の黄色いLEDが映っている。 ガラス越しにギャビンと目が合うと、彼はにんまりと目を細めて笑った。  あの日、彼の異形に気づいた。 倒れたギャビンの傷口に押し付けた自分の上着。その血のぬくもりの下には、おおよそ人間とは言えない毛皮の身体があったのだ。 応援が来るまでの短い時間ではあったが、ギャビンが自分の知らない「なにか」なのだと理解するには充分すぎた。 店内をうろつくギャビンを目で追いながら、あの日の彼をメモリから検索する。彼が人間ではなく、アンドロイドでもないかもしれない。そんな非現実的な事があるのだろうか。 あのような事象が他にもあるのか調べてもキーワードすら浮上しないので、夢や妄想だったのかとも���覚してしまいそうになるが、ウイルスや不正なプログラムも診断済みだし、なによりこうやってあの時の映像を鮮明に再生できるのが絶対的な証拠だった。 深層のメモリに保存してある彼の呪文のような遺伝子。あの時舌で感じた彼の血液は、確かに彼ではあるが、どうしてもヒトの物ではなかった。 こうしていても答えは出ないのに。今も売店でぬいぐるみを手にとるギャビンを遠くから見つめているだけだ。 本人に聞くしかないのは明確であるのに、結局言い出せずに、あの日の彼を探すために動物園に行きたいなどと言ってしまったのだ。 ギャビンの姿は物陰に隠れて見えなくなってしまっていた。 (分からなかった…) ガラスに映る自分は、迷子のような顔をしていた。自分が変異体でなければ、こんなにも考え込まずに彼に聞けていたのだろうか?  変異に気づいた時、まず感じたのは、肌寒い春先の気温と沈丁花の香りだった。 変異はするとか、なるとか、そんな話をよく聞いていたが、自分の場合は「気づく」だった。動物園での犯人逮捕の後、病院に運ばれたギャビンは普段どおりで、とりたてて大きな問題も無かった。付き添って居た病室で肌寒さを感じて、慌てて窓を閉めたのだ。その時につんとした甘い香りを感じて、それが心地よいと思った。 あれだけ恐れ避けていた変異も、してしまえば「こんなものか」という感覚だった。幸いなことにサイバーライフも、DPDも大した言及はしてこなかったのだ。きっかけも「あの動物園での事件」としか言いようが無かった。 拍子抜けだった。  ギャビンは、変異した私に「ロビン」という名前を付けた。彼が病室で目覚めた時に私が着ていたサイバーライフ製の上着。事件時のまま、胸元の白が彼の血液でくすんだ赤に染まっていたそれを見て、アメリカコマドリを思い浮かべたのだという。 「だからロビンですか」「ああ、それにお前の目の色、コマドリのタマゴの色だしな」丁度良いだろうと彼はおかしそうに笑った。 変異する前からギャビンとはそれなりに良好な関係を持てていたと思う。最初こそ反発はあったが、慣れてしまえば彼の仕事の効率は上がり、私は彼の相棒という肩書きを手に入れた。名前こそ無かったが、いつの間にか冗談を言い合うような間柄になっていた。今も病み上がりの彼を看るために半同居状態だし、変異したということを伝えてからも関係は変わらなかった。 ただ一つ、あの時の毛皮に包まれたギャビンを知ってしまったことと、どうしてかそれを言い出せないことを除いては。 彼との関係が変わってしまうかもしれないということが、こんなにも怖いなんて。 「ロビン、おい」 「は、はい、おかえりなさい、ギャビン」 「フリーズか?」 すぐにギャビンは戻ってきた。売店は先程よりも人が増えて賑わっている。 「いえ、少しデータを…それより、買い物は終わりましたか?」 「ん」無言で差し出された物を受け取る。それは黒くて、胸元が赤い円らな目の小さな鳥のぬいぐるみだった。ふわふわとした合成繊維のさわり心地が好ましいが、尻尾の根元についた動物園のタグが大きくて少し気になった。 「アメリカコマドリですか」「お前にやるよ、動物園デビューの記念だ記念」彼から贈り物をもらったのは初めてだった。嬉しい。 「いいのですか?ありがとうございます」 「ああ。帰るか…どうせ明日も休みだ、酒買って…いや、めんどいしなんか食って帰るか」 「飲酒はまだ駄目です」 小鳥のぬいぐるみを上着のポケットに入れる。そういえば、今日は臙脂色のインナーに黒いジャケットを羽織っていた。名前も、色も、この小鳥のぬいぐるみとお揃いだ。  出口に向って歩き始めると共に閉園の放送と音楽が流れてきた。するとそのメロディに共鳴するように遠吠えが聴こえてきた。ここから程近い、オオカミのケージから聴こえる歌声だった。 ギャビンと共に誘われるようにオオカミのケージの前に来た。そこには六匹のオオカミが居て、その内の二匹はアンドロイドだった。各が走り回ったりじゃれあったりしては遠吠えを続けている。 「シンリンオオカミか」「ええ」 冬毛のオオカミは大きく、威厳に満ちている。ゴージャスなたてがみと、背中や肩の色の濃いコートのような毛皮。足先は骨ばってごつごつと逞しい。鋭い牙と爪、耳はふっくらとしていて厚みがある。 ギラリと光る目に捉えられ、一ヶ月前の彼の姿がフラッシュバックする。一瞬身動きが取れなくなるような感覚をおぼえた。 ギャビンは、ケージ前の手すりに肘をかけて、オオカミを眺めている。 弱弱しい北風が夜を運んでくる。ギャビンの髪に、桜の花びらが絡まった。ケージの中にある桜の木が、夕焼けの色に染められていた。 「ギャビン、私は、夢をみていたのかもしれないのですが」 「夢?」 「ええ。その夢ではあなたが、オオカミなんです」 ギャビンの目が静かに見開かれた。 「アンドロイドも、夢を見るんですね、変異体はみんなそうなのでしょうか?」 ざわざわと風が強くなって、桜の木がうめき声を上げる。枝が揺れて、薄桃色の花びらが吹雪のように舞った。 「ロビン…」 風に乗せるように、ギャビンが声を漏らす。 その姿は、普段通りのギャビンにしか見えない。 ケージの中のオオカミは力強く遠吠えを続けている。 ギャビンは何も言わなかった。彼の薄い若葉色の虹彩が、夕日を反射してギラリと光った。
ワタリガラス
「ある一羽のワタリガラスが、浜辺に落としたハマグリ。その中から生まれた人間が最初の人類である。
 それから、ワタリガラスはありとあらゆる植物、動物に魂を与え、その後ハクトウワシに命じて人間に火を与えた。そして人間は……ええと…」 獣人は文字を必要としないために、一切のその記録が無い。伝承は全て神話や歌のみで受け継がれ、現在まで至っているという。 ギャビンは円周率を思い出すかのように、その記憶の中に記された自らの種族の神話をポツポツと語ってくれた。 「お前が調べても分からなかったのはそもそも書くやつがいなかったからだし、まず獣人以外は獣人の存在も知らないんだよ」 「そうだったのですね」 「UMA居るだろ」 「UMA…未確認生物。ネッシーやイエティなどですか?」 「ああ。ああいうのは殆んど獣人だよ。ネッシーあたりは何なのか知らねぇけど」
 頭上で真っ黒いカラスがガアガアと声を上げた。雨に沈んだネオンが弱々しく光る裏通りは、錆びた鉄と排気ガスが混ざってひどい臭いがした。コンクリートを打つ雨音に混ざってクマネズミやコックローチが這いずる音が響く。 「くそ…」 ターゲットの臭跡は途絶えたようだった。 夏の雨は肌や服にまとわりついて、前を走っていたギャビンは不快感についに足を止めた。 「ギャビン、一先ず署に戻りましょう、あなたでなければこんなにも追跡できませんでしたよ」 ギャビンは不服そうに鼻を鳴らした。 「お前でも無理か」 「ええ、もうとっくにセンサーは感知していません」 ギャビンが雨避けに被っていたフードを取ると、先程まであったはずの獣の耳はすっかり消えていた。署に連絡を取りながら少しだけ彼を観察する。ターゲットを追っている最中、絶妙に揺れてはバランスを取っていた尻尾もジーンズの隙間から消えている。 今はもう、よく見知ったいつも通りのギャビンだ。 動揺の黄色いライトは誤魔化せただろうか。 「変異した動物のアンドロイドは人型のアンドロイドよりも厄介です」言語機能がプログラムされていないため意思の疎通ができない。変異すれば人型以上に人間の手に負える代物ではないのだ。 「見りゃわかる、アレはただの猛獣だ…作った奴馬鹿だろ」 「接続さえ出来れば」 「暴走してるコヨーテに触ろうなんてむちゃくちゃだな」 「ですがアンドロイドです…」 「知ってるよ」 触れさえすれば機体に接続して動きを止められるのだ。しかしそう簡単なことではないだろう。 待機中だった通信が入る。ギャビンもLEDの輝きに気づいたようだった。路地を抜けて広い通りに出たので、シャッターの下りた店先で雨を凌いだ。 「ギャビン、上からの指示でここから別行動になります。この先の通りにアンダーソン警部補とコナーが来ているそうなのであなたは二人に合流してターゲットをまた探してください」 「はあ?なんで俺が向こうなんだよ」 「ギャビンの方が動物の追跡に詳しいでしょう。私の判断です」 雨足が弱くなり、また頭上でガアガアとカラスが鳴いた。ギャビンは苛立たしげに唸り首筋を掻いた。 「分かった。お前は」 「私は別件で分析班に行きますが終わり次第合流します」 では、と体の向きを変える。自分は来た道を戻るほうが近い。 「ロビン!」 「?」 「まて、ちょっとこっち来い」 振り返ると、すぐ目の前にギャビンの顔があってうろたえる。耳に彼の髪が当たった。お互いの頬が擦れるようにぶつかってすぐに離れた。彼の髭が当たる感触が心地よかった。
「群れがお前と共に走ってくれますように」
ボソリと低い声でつぶやくと、彼は表通りへとかけていった。足音も気配もすぐに雨の中に消えてしまう。 取り残された路地に、雨の音と遠い街の喧騒だけが響く。彼が触れていた頬が熱を持ったように熱くなった。 「群れ…」 ギャビンが話してくれたワタリガラスの神話。秘密を教えてもらったあの日、彼の口から聞いた獣人の伝承を思い返す。ワタリガラスの落とした貝、つまり海洋から始まった生命は進化を続け、様々な生物が発生した。生存の日々、ひ弱な人間は他の動植物を捕食しその力を借りるという方法で生き延びてきた。元々は自然の循環の一部だった人間は、いつしかそのサイクルから離れ、自然を搾取するようになり、一方、植物や動物は生き残るために共生を選び、人間の繁殖力を利用して長い年月をかけ獣人へと進化を続けた。そして今はその殆んどが人間として社会に暮らしている… その一人が彼だ。 「…………」 気の遠くなるような時間だ。雨が河になり、岩を削り渓谷を作るくらい。遠い星が生まれ、その輝きが届くくらい。自分には無い、そして絶対に追いつけない時間。 そのゼロとイチでは測りきれないほどのギャビンとの距離を、あの一言が埋めてくれた。ギャビンにとっては何てこと無い挨拶なのかもしれない。しかしそれは、プラスチックの体を持つ自分が、40億年の遺伝子を持つ彼の群れの一頭になってしまうまじないだった。 頭上でまたカラスが鳴いた。 弾かれたように路地を駆け出す。いつの間にか、電気信号とブルーブラッドで動く二本の足は広大な地を蹴る四本の足に変わり、黒と白のジャケットは豊かな毛皮になって雨を弾いて風を切った。 彼が横を走っているような気がした。
灰色熊
 初雪に包まれた朝のDPDは騒がしい。電話が鳴り、怒号が飛び、ギャビンはずっと不機嫌に唸っている。 触らぬ神に祟りなしだ。気の毒にだれもが彼を避けて通っていた。 ギャビンにコーヒーを持っていくためにブレイクルームを出ると、コナーに呼び止められた。 「おはよう、ロビン。腕のところすごい毛がついてるけど、君、犬でも触ったのかい?」 「いえ、ああ、はい…それよりもコナー、警部補を起こした方が良いのでは?」 「えっ…もう!ハンク!お腹が一杯になったからって寝ないでください…!」 「それでは…」分析される前に足を速める。今はそれどころではないのだ。 ギャビンのデスクにコーヒーを置くと、突っ伏していた顔が上がる。 「おせーよ」 「1分もかかってません」 隣にある自分のデスクに戻る。彼は受け取ったコーヒーを一口飲むと、手元の端末を操作した。うつむいた項の生え際にふわふわとした毛が浮いている。うっとおしそうに首筋を掻くと重いため息をついた。 「はあーーーー痒い痒いかゆいかゆいかゆい…」 「ギャビン…あまり掻かないでください…」 席を立って彼の背中を強めにさすってやると、あーとか、うーとか…なんとも言えない声が出る。ひとまず顔周りをバリバリにさせることは防げたようだ。 「しんどすぎる…」 「春はそうでもなかったのにどうしたのでしょうか…何か心当たりは?」 例年より気温が高い日々が続いていたのが最近になって急激に下がったために、換毛がスムーズに行かなかったのだろうか。即座に「犬、換毛期、トラブル」で調べるが、目ぼしい情報は見当たらなかった。 視線を感じ顔を上げるとコナーと、その向かいにいるアンダーソン警部補が顔を突き合わせてニヤニヤとこちらを見ていた。 (良い旦那もらえてよかったな) 警部補が口の動きだけでそう言った。ギャビンは無言で中指を立てている。 「絶滅種が…冬眠してろや…」 「冬眠?」 唸るようなギャビンの声に首をかしげるとコナーから通信が入る。 《君たちはいつの間に結婚したんだ?》 《してません》
またギャビンがむずむずと動き出したので肩をさする。マルチタスクで業務の手は止めていないが、周りからすれば介抱しているようにしか見えないだろう。 《ところでリード刑事大変そうだけど、さっき君の袖に着いてた毛が原因なんじゃないか?…それで調べたんだけど、これ犬じゃなくて…オオカミみたいなんだけど、君たち動物園にでも行ったのかい?》 《………》 《ロビン?》 《ええ、そうなんです。それでちょっとアレルギーが出てるみたいで… それよりコナー、警部補は冬眠されるのですか?》 《冬眠?》 コナーは不思議そうに首をかしげた。
山鳩色のタペータム
 隣で小さく跳ねた体温が、穏やかにたゆたっていた意識を浮上させた。ゆっくりとスリープモードを解除する。 「ギャビン?」 「うーん…」 背中をむけて眠っていたギャビンは器用に寝返りをうつと、ごそごそとこちらの胸元にもぐり込んでくる。 寝ぼけていてもなかなか寝顔を見せようとしない様子に苦笑いする。静まり返った夜更けの空気が少しだけ震えた。朝日が入るようにと開けられたカーテン。少しだけ開けられた窓から花の香りがする。仕事を終えて静かに消えた街灯のむこうに、沈みかけの月が見えた。 肌のセンサーが気温を感知する。寝汗で彼の体が冷えないように毛布をそっと引きあげてやる。 「目がさめた…」 胸元からくぐもった声がする。枕に押しつけられてくしゃくしゃになっている髪をすいてやると、パッチリと目が合った。前髪を直す彼の癖。 「今何時だ?」 「3時45分12秒です」 声帯を震わさずに出す声は内緒話をしているようで楽しい。普段寝起きの良い彼の舌足らずな声を聞くのは久しぶりで、慌てて深層の保存領域にアクセスをする。 「あ?真夜中じゃねーか…」 「最近出ずっぱりで疲れすぎていたのかもしれませんね、眠れそうですか?」 「ん〜…」 「気温が急に上がったので体が慣れてないのかもしれません」 そっと頭を撫でると、ぐずるようにパジャマにしがみついてきた。今着ているのは、彼が買ってくれた綿と合成繊維でできた濃紺のパジャマだ。 彼はその匂いを分析するかのように鼻を動かすと、息を吐き出す。パジャマの下の機体がもわりとした湿度を感知した。 「変な夢見た…」 唇にやわらかな感触。彼の髪の毛から覗く、ふっくらとした毛皮。穏やかにとんがったシルエットはオオカミの耳だった。 「お前は夢見ないからいいよな…」 「はい、良いかは分かりませんが…人間のような夢を見ることはありません…」 満足そうな鼻息が聞こえる。 ギャビンのこの姿を見たのは数えるほどしかない。腕に触れるうなじの生え際や毛布の中で絡まる足先がうっすらと毛皮をまとって、フサフサとした感触が擽ったい。 体は人間のまま耳と尻尾だけオオカミのものになっているのだ。獣人という種族の最も合理的な姿をしている。彼曰く、これが一番楽で自然体なのだという。 「ギャビン…?寝ぼけているんですか?」 「うん?起きてるよ」 「触れても、良いですか?」 欠けている方の毛皮の耳がぴくりと動いた。 「触んなって言ったら触んねーのかよ?」 毛布の中に隠れている、彼の尾骨から伸びる尻尾は苛立たしげに揺れただろうか。 「あなたの…嫌がることはしたくないので…」 ぴくぴくと動く耳は音を探しているだけではなく、落ち着かない彼の心情をそのままに伝えてくるようで、小さく笑みを漏らしてしまう。 「好きにしろよ」 そっと毛皮の耳に口付けると、データには無い、不思議な遺伝子情報が流れ込んでくる。 「ありがとうございます」 彼の目に見つめられると、その瞳から目が離せなくなる。霜がおりた木の葉のような、山鳩色の虹彩が、LEDの黄色を反射してギラリと色を変えた。オオカミのマナーを思い出す。目を逸らさなければならなのに動けなかった。オオカミに追い詰められ、凍った湖に足を取られて、動けなくなったアカシカになった気分だ。 このうつくしい獣に食べられてしまいたいとも思ってどうしようもない。 「おい、いつまで撫でてんだ…ぬいぐるみじゃねーんだぞ」 「ギャビ…」 唇に、毛皮とは違う柔らかな濡れた感触。いつもよりほんの少しだけ深く触れ合った舌に、かたい犬歯が当たる。 「味見」 「…食べられてしまうかと思った」 それを聞いた彼が静寂を揺らすように大きく笑う。開いた唇の隙間から長く鋭い犬歯が見えた。 「お前のこと食っちまいたいよ」 乱暴な言葉とは裏腹に、触れる手つきは優しい。うっすらと毛皮の生えた手��甲で頬を撫でられると、声が漏れそうになる。 「ーーーーー」 どこの国の言語とも一致しない不思議な言葉。喉を震わせる歌うような声。彼の言葉が理解出来ないのは、少し寂しい気持ちになる。しかしその顔を見ると、都合よく意味を解釈してしまう。 「私もですよ、ギャビン」 驚いたような、けれど嬉しそうな意地悪な彼の微笑み。きらきらと光を反射する不思議な色の瞳。それだけで今は十分に満足だった。
 中庭のジャカランダは、ここのアパートの大家がチリ旅行に出かけたとき気に入ってわざわざ植えたのだという。熱帯の植物だが、寒帯の気候に適応するまでそうかからなかったらしい。ギャビンのようだと思った。動物だけでなく、植物もこの世界での生き残りに必死なのだ。もしくは、温暖化が進んで平均気温が上がっているだけなのかもしれないが。 北米の初夏、紫雲木とも呼ばれているその木は、紫色の花が満開の見ごろをむかえていた。薄曇まばらな空から朝日が差し込んで、ジャカランダの透き通る青みの強い紫が照らされる。うつくしい色だ。 「こんな朝早くから…ピクニックだ?てか何年ぶりだよ。しかも家の前って…」 「綺麗ですね」 散った紫色の花が木の周り一面に絨毯を広げている。持ってきたラグを木の根元に敷いて腰を下ろすと彼も隣に座った。紫の地面に使い古された織物の白が映える。昨日の残りのポテトサラダをハムと一緒にパンに挟んで朝食を作った。 「ぜってー昼眠くなるだろこれ」彼は大きく口を開けるとそれを二口で食べてしまった。パン屑をねだりにムシクイがピョンピョンと木から下りてきた。 キスのあと二人は本格的に眠れなくなり、ベッドを抜け出すと早すぎる朝食を作ったのだった。 起き出す前「早く食っちまいたい」と彼は言ったけれど、しかしどうやらそれはまだらしい。 彼とはいつの間にか、ゆるやかに、人間でいうところの恋人のような関係になった。病み上がりの彼を診るために半同居をしていて、そのまま一緒に暮らすようになったのだ。 直接的な言葉はもらっていないし、渡していない。けれど彼からの接触は、グルーミング以上の意味があるように感じているし、それが嬉しくも思う。 「昨日と今日に0時という区��りがあるのは面白いですね」 「はあ?」 「朝と夜は繋がっている。暗い空の向こうから太陽が昇ってきて、明るくなる、そして沈んで暗くなる。正確には地球が回っているのですが…人間はそれの繰り返しに区切りを付けて日付をつけた」 「お前ってアンドロイドの癖に時々哲学的だよな」 日ごとに同じ長さ伸びる枝はありません。芽は随時伸びているし、鳥の雛も区切り無く成長している。そう言うと、彼は「そうだな」と一言、またサンドウィッチに手を伸ばした。聞いているのかいないのか、ムシクイにパンをちぎってやっていた。 「私は…あなたのことを愛していますよ」ギャビンの手が止まる。爽やかな夏の朝の風が吹いてジャカランダの筒状の花がぼとりと落ちてきた。 「………」 彼の耳が赤いのは、透ける朝日のせいだけではないはずだ。ふわふわのオオカミの耳も表情豊かだが、人間の薄い耳だってこちらが恥ずかしくなるほど彼のことを教えてくれる。 彼の特別な言葉が分からなくたって彼の大体のことは分かってしまうのだ。 ぼふんと毛皮の耳が現れる。この傲慢で世間を見下している一匹オオカミは、とんでもなく奥手で優しくて愛情深い。私がもしオオカミなら、尻尾を千切れんばかりに振って、くんくんと鼻を鳴らして彼におなかを見せていることだろう。 山鳩色の瞳がじっと見つめてくる。私は尊敬を込めて、ふいと視線を逸らした。
「ーーーーー」
やっぱり、確かに、幾度となく囁かれたこの歌うような言葉は。彼からの愛の言葉だ。
湖畔
 シャワーを浴びて部屋に戻ると、ソファーの上でロビンが縮こまってスリープモードになっていた。 付けっぱなしの電気、ヒーター、加湿器。煌々と明るく暖かい部屋。秋も終わると言うのに、ここだけはまるで春のような暖かさだ。 とっくに日付は変わっていた。早くこいつをを起こして寝床に移さないと面倒なことになる。寒さに弱いアンドロイドは機能を保つため冬は人間のように暖かい。そうすると暖を取ろうとしてくっついていたくなってしまうのだ。 (このままじゃ俺がソファーで寝ることになる…ていうかアンドロイドって寝落ちするんだな…) 電気を消す。やっと、この部屋にも夜が来た。どこからかキツネの声がする。
仕事が終わり家に帰ってくると、暗いはずの部屋の窓にあかりがついていた。
中古で手に入れた郊外のアパートの一室は隙間こそ多少あるが趣があって気に入っている。 駐車場兼中庭の葉の落ちたジャカランダが窓の明かりを鈍くはね返して陶器のように光る。 ウーフウーフとフクロウの鳴く声が遠くから聞こえた。 深緑色のサッシの窓がカラカラと音を立ててスライドする。 「おかえり、ギャビン」 「おう」 窓から顔を出したロビンがふわふわと笑っていた。自分の息が外気で白く凍る。 「寒かったでしょう」 バイクで風に当たり凍えた身体も少し暖かくなった気がした。 「今日は買い物をしに外に出ただけであとは家に居ました」 「そか」 ソファーで一息ついたら、ロビンがコーヒーを出して隣に座った。こっくりとした白練色の焼物のマグカップ。取っ手が欠けてしまったのをロビンが金継ぎで直したやつ。お気に入りにならないはずがなかった。コーヒーの香りが心地良い。 「お疲れ様」 「サンキュ」 あとは?と聞く。バラバラに過ごした日、お互いの出来事を話すささやかな日課だ。昼食が遅かったので、作ってもらっていた夕食は明日の朝にまわすことにした。 「昼間、中庭にハイイロリスが来てたのでクラッカーをあげました」「うん」「そしたらショウジョウコウカンチョウとアオカケスが大群で来て襲われました」「笑える」 ロビンはよく鳥たちの止まり木にされる。人間のように臭わないし、危害もくわえないので鳥たちも餌をくれる機械くらいにしか思ってないのだろう。ブルージェイやカーディナルに群がられているこいつを想像してにやけていると、ロビンは拗ねた顔になってしまった。が、かわいいのでそのまま無視した。頬に甘噛みしてやるとくすぐったそうに返される。グルグルと喉を鳴らしてわざとらしく匂いを嗅ぐ。石鹸の良い香りがした。 「あーだからお前小鳥臭いのか」 「もう…本当に意地悪なひとですね…」 「あはは」
 明かりを落とした部屋の中、カーテンからこぼれた細い光が、ベッドに横たわっているロビンの薄い頬を照らしていた。埃がキラキラと輝いている。満月が近いのかやけに外が明るい。窓に手を伸ばしそっとカーテンを開けると光は一気に溢れて洪水のように部屋中を満たした。まぶしい光に狭まった視界を暗い部屋に戻すと、世界が青みがかって見えた。ロビンの息遣いで静かな水面が揺れているようだ。 「すごい月だぞ」 返事は無く、静かに結ばれた口元が少し震えたように見えた。眩しそうに眉間に皺。完全なスリープモードではないのかもしれない。 もし今、こいつが目を開けたら凍った湖のような秘色色があふれるんだろう。 氷の張った湖に大きな月が反射する。それをどうしても手に入れたくて、湖畔から踏み出す。しかし向こう見ずのオオカミは、薄くなった氷に気づかず湖に捉えられて沈んでしまうのだろう。 大人しく湖畔のベッドに腰を下ろして月がロビンを照らすのをただ眺めていた。艶やかなエルクのような髪の色。水底の光をかき集めて、影を作る睫毛を、通った鼻筋をなぞる。人間と変わらない肌だ。 ロビンが身じろいだ。まるで視線で愛撫しているようでおかしいと思った。 ロビンが目を開けていた。 「起きてたのか」 凍った湖に自分が映っている。変な顔をした、赤茶けたオオカミの姿。ヒーターのジーという音がやけにうるさく感じて、耳をせわしなく動かしてしまった。 「貴方に食べられるのを待っていました」 気づけば足元は薄い氷だった。
六本足の踊り
 オオカミの背の毛皮はマホガニーのような色をしていて、波打つ度に金色にきらめいた。 横腹や足先の毛は銀色で雪を反射してキラキラと風のように光る。ようやく登ってきた太陽が森を照らしはじめて、オオカミのたてがみは一層きらめきを増した。遅い遅い朝が来た。 頭の上ではジョウビタキがさえずり、足元ではライチョウのグロロロという声が静かに響く。葉の残っているトウヒたちはさわさわと賑やかにお喋りをしては身体を震わせて雪を落とした。その間を縫うようにギャビンはどんどん走っていった。 オオカミの姿をした彼は四本のたくましい足で飛ぶように木々を抜ける。その後ろを離れないように、二本の足を懸命に動かしてついて行く。いくら自分が戦闘に特化しているといっても、雪深い木々の間を走るのは一苦労だった。小さな吹き溜まりに足を取られて転びそうになる。激しい動作により通常の機能では排熱が追い付かず、はあはあと口を開けて熱を逃がした。 「ギャビン、」 待ってくれと声をかけるが、前を走っていたギャビンはすでに姿を消していた。雪の上に、彼が残した足跡が転々と浮かんでいるだけだった。 溜息と共に口から出て行った熱は外気に白く溶けていく。幸いここはGPSも機能するし、ギャビンも相棒を置いてきたことに気づけば戻るか待つかしてくれるだろう。  足を止めてしまえば、雪を踏むザクザクとした音も、耳の側を駆け抜けていく風の音も止んで、自分の排熱音が響くだけだ。雪のツンとした香りがする。見上げると、カバノキの白い枝の間から薄い青空が覗いていた。 雪を掻き分けてようやく吹き溜まりから抜けた。相変わらずギャビンの気配はなく、どうしようかとLEDを回して立ち尽くしているとどこからかキツツキの笑い声が聞こえた。 ギャビンがいなければ自分はすっかりこの森の異物になってしまう。 足跡を辿ってゆっくり進むと沢の音が聞こえてきた。ネズの茂みに被った雪が固まり氷柱になって垂れ下がっている。沢の上まで来ると流れが良く見えた。黒々とした岩の間に飛び越えられるくらいの小さな流れを見つける。そこへ音も立てずヤマセミがとまり、捕まえた魚を岩に叩きつけていた。 気づけば一面足跡だらけだった。ギャビンの物を追うのは造作も無いが、その他にも賑やかに走り回るキツネやクズリ、アカネズミ、カワウソの様子が予測機能で次々に再現されていく。 足元に突き出ている枝に絡まっているのはノウサギの毛だろう。パキパキと後ろで音がして振り向くと、エルクの親子が鼻先で雪を退かして器用に苔を食べていた。鳥たちは騒がしく縄張りを取り合い、相変わらず木々は楽しげにお喋りを続けている。雪に覆われた世界は、生命に溢れていて、全てが自分に無関心だった。 すっかり落ち着いた機体が吐き出す息はもう白くはならなかった。  ゆっくりと歩きながらオオカミの足跡を辿っていく。頭に何かが当たり見上げるとハシバミが咲いていた。クリーム色の羊の尻尾のような花が辺り一面に垂れている。花を落とさないように薮をくぐっていると、夏にギャビンと羊を追いかけた事を思い出す。デトロイト郊外で飼われている羊が遠くまで行ってしまい、一日中追いかけ回したのだ。彼は終始悪態ばかりだったが楽しかった。 そんな事を考えながらハシバミを観察していると、峰の方でオオカミが吠えた。サイレンのように低く長く響き、最後は掠れて溶けるように途切れる。 ギャビンが自分を呼ぶ声だ。 『どこに居るんだー!さっさと来やがれ』といったところだろうか。その声に驚いたワピチがぴょんぴょんと茂みから飛び出して跳ねていった。 すると遥か遠くの山からオオカミの群れの声が届いた。 『きみはどこにいる?』 『ここはすばらしいぞ!』 『仲間がたくさんいる!獲物もたくさんいる!』 『オレたちはすばらしいところにいる!』 遠吠えがこだまする。大きい群れだろうか。物珍しそうに、ギャビンの返事を待っているのだ。しかし彼はその声を一切無視してまた自分を呼んだ。 『ロビンーーーー!』 「いま行く!!」 遠吠えではない、ただの大声でそう返すと、その音量に驚いたコガラがバタバタ逃げていった。 ビャクシンの間を抜けた先の山頂付近の雪原、ぽつねんと一本だけ立ったオークのそばにギャビンは居た。後ろから朝日に照らされて大きなオオカミの身体が黒く浮かび上がる。 「何してたんだよ」 不機嫌な声。鼻にシワがよっている。手を着いて雪原を登る。 「すみません、ヤマセミがいて、初めて見たので気になってしまったんです。マスを叩きつけて仕留めていたんですよ、エルクの親子もいました」 録画しましたよ。ギャビンの隣に腰を下ろすとふさふさの尻尾がおざなりに揺れて少しだけ手に触れた。 「ったく…オーロラが見たいの次は朝日が見たいときた…次は夕日か?」「よく分かりましたね」 ここはデトロイトから遠く離れたカナダの最北だ。極夜があけて初めての晴れた朝、ギャビンとともに泊まっていたロッジを飛び出して、朝日を見るために山頂まで走ってきたのだ。 氷河は溶け切り、森林限界は年々北上しているという。北極圏も近いというのに、賑わう森があった。 「年始休みは南の島にでも行こうかと思ってたのにな」 「北の果てに来てしまいましたね」 「ふん…」 「あなたと極夜のオーロラと朝日を見ることが出来て幸せです」 ギャビンが後足を崩してもたれかかってきて、右肩にずしりと重みを感じる。その毛皮の下の暖かさも知りたくなって、温度感知機能をオンにする。 「!さ、さむ…」 しかし、彼の体温を知る前に、外気の凄まじい寒さを感知してしまった。思わずギャビンにしがみつく。 「うわ!なんだよ」「さ、さむくて…!」 生体部品が凍りつかないように防寒はしているが、予想以上の寒さだった。 「お前、気温感じないようにしてたんじゃないのかよ」 「少しだけオンにしてみようとおもったんです」 ギャビンがずっとオオカミの姿をしていた理由に気づく。あたたかな毛皮と、雪に沈まないかんじきのような四本の足が羨ましくて、ぎゅうと抱きつく。 すると重みに耐えられなくなった足元の雪がズルズルと悲鳴を上げながら砕けて滑って、ギャビンと共に雪の中に放り出された。 「うわ!?」 なだらかな白い丘陵に描かれたいびつな線を、太陽がぬるく照らした。ごろごろと雪煙を上げてふたりもつれ合って転がっていく。視界が空と地面を何度も往復して、やっとのことで雪山にぶつかって回転が止まった。 重み、そしてゆっさりとした毛皮の感触。生暖かい息が顔にかかる。揺れていた視覚ユニットが正常に戻れば、ギャビンは雪まみれになって自分の上にいた。 「この、ポンコツ」言葉とは裏腹に、あたかく湿った舌でめろめろと顔をなめられた。お返しにと彼の鼻先とヒゲをなめる。毛皮にこびりついた雪が舌の上で溶けると、氷の成分と一緒に彼の情報が表示された。 その表示の向こうに見える空は果てのない黒々とした青空だった。薄い空気の先の宇宙が見えるようだ。目が痛くなるほどの白と青のコントラスト。 「もっと暖めてください」 ごろんと彼の上に乗ると、ギャビンは甘えるようにスピスピと鼻を鳴らした。 目の前で揺れる、木の色の毛皮に指をうずめて、顔をこすり付けて、彼の匂いを吸い込む。 あれだけ賑やかだった森を抜けてしまえば、雪の上にいるのは自分とギャビンだけだ���た。
美しく燃える森
 ミシガン最北の島、アイル・ロイヤルは紅葉の季節を迎え、森は宝石のように色づいていた。 エルクの群れはのんびりと苔を食んで、キツネの親子のお喋りが聞こえる。小鳥たちはうるさく囀り、木々は色鮮やかに染った葉を揺らして楽しげに歌った。 眩しいカエデの並木道を早足で進む。頭上を舞う木の葉も、足元でがさがさと音をたてる落ち葉もその全てが、金色や、アンバーに輝いた。ハクガンだろうか、白い鳥の群れがV字を描いて遠い青空に浮かんでいた。 しばらく森の中を歩きハイキングコースに出る。メタセコイアの横にある鉄の橋を渡ると、かつてビジターセンターだった小屋が現れる。木とレンガで出来た小さな一軒家だ。壁に葡萄が伝って実が成っている。ポストを確認すると、一通手紙が入っていた。餌を貰えると勘違いしたのだろう、アカリスがやってきた。秋バラの小さなゲートをくぐって、玄関扉を開ける。 「ただいま」 暗い室内。朝に出たときのまま、固く閉められていたカーテンを勢いよく開けると埃がきらめく。陽光が矢のように差し込んで部屋に色をつけた。 「ギャビン、起きてください、休みだからと言って寝すぎですよ」 窓辺の大きなベッドを独り占めするように、毛布やキルトに包まってくちゃくちゃになっているギャビンをたたき起こす。 持っていた籠いっぱいの野イチゴを掲げた。 「あなたの大好きなベリーをたくさん頂きました。食べませんか?」 「んー…?んー…たべたい…」 「ほら、起きて」 「ロビン……」 「もう」 毛布から顔を出したギャビンは髪をあちこちに跳ねさせて、おまけに耳も片方ひっくり返っていた。それが可愛くてくすくすと笑うと、すぐ不機嫌になって毛皮の耳は仕舞われてしまう。お詫びに籠から野イチゴを一つだけ抓むと、彼の口に運んで食べさせてやった。
「もうすぐシーズンが終わるので、仕事が少なくなると思います」 「ん」 温暖化は進み、地球上の生物の四分の一が絶滅したといわれている。 数年前に起きた都市大気汚染による獣人の大量死。環境悪化の魔の手はギャビンにも伸びて、ついに二人でデトロイトの街を出た。ここに来てからはギャビンは環境保護警察として、犬や外来種の規制、狩猟の取り締まりなどの仕事を任され、デトロイトに居た頃ほどではないが急がしく働いていた。 「今日は?」 「一組が今日の帰りだったのでビーバー島まで迎えに行ってきました」 ネイチャーガイド兼レンジャーの仕事は楽しい。DPDで勤務していた時とは違い、常にギャビンと共に居る事はなくなってしまったが、島で働く者もそう多くないので仕事場は近い。 「それで、ビジターがベリーをくれたんですよ」 「なるほど」 「野生のオオカミが見られなくて残念そうにしてたので行ってあげてくださいね」 「絶対嫌だね…お前言ってないだろうな…」 「まさか」 ギャビンは大きく口を開けて一気に野イチゴを頬張った。あとでジャムにしようと思ったのに、もう半分以上食べられてしまった。タンブラーにブルーブラッドを注ぐと、彼の金継ぎのマグカップにもコーヒーを用意する。ホーローのポットがおだやかに湯気を立てていて、漂う先を目で���う。ロフトやハシゴから吊るされているドライフラワー。暖炉の横に立てかけられたスノーボードと釣竿。薪置きには「アイル・ロイヤル・ナショナルパーク」の広報誌が溜まっている。古く歪んだガラスの窓に映る紅葉は絵画のようで、部屋の中の全てのものを優しく照らしていた。 「またすぐ冬が来ますね」 「ああ、そうだな」 「ギャビン、川の方の紅葉が見ごろでした。朝食が終わったら、ビジターの見送りついでに見に行きませんか?」 彼は頷いてから、今度はパンにかぶりついた。自家製の黒パン。これも職場で貰ったものだ。その他にも廃屋だったこのビジターセンターをリノベーションしてくれた島民、ブルーブラッドなどの物資を運んでくれる連絡船のアンドロイドたち。そして獣人のコミュニティ。随分と周りに支えられて生きていることに気づいて暖かな気持ちになる。 「そうだ、コナーから手紙が届いていました」 「手紙ぃ?あいつほんとアナログ大好きだな…さすがじじいのわんころ…」 「ギャビン、行儀が悪いですよ」 椅子の上に乗せられた足をポンと叩く。
 午後の日差しは暖かで、入り江は凪いで鏡のようだ。今シーズンで最後の旅行者になるだろう、彼等をカナダへの連絡船に乗せて、今日の仕事は終わりだ。 桟橋を戻ると、現ビジターセンターの小屋で待たせていたはずのギャビンはそこには居らず、すぐ近くのバーチの木立の中にいた。 「!」 白樺の白い幹とレモン色に染まった葉に紛れるように、5、6歳の子供がギャビンと話していた。雪のような肌と髪の、まっ白い少年だ。ギャビンは困ったような顔でしゃがみこんでいて、少年と目を合わせて何か喋っている。迷子だろうか。島は東西に長く、ビジターセンターや港、我が家がある西側とは違い、東側には少数だが島民が住んでいるのだ。急いで彼らに合流すると、ギャビンはホッと息をついた。 「ーーーー!」 「あ、」 ふと呼び声が聞こえて振り返ると、木立の向こうに人影を見つける。 「ママ!」 少年は弾かれたように駆けていった。彼と似たもう一人の子供をつれた、母親らしき人物がこちらに頭を下げていた。手を上げて応える。 少年は母親に抱きついて再会を喜んでいた。 「双子でしょうか?大事無くてよかったですね」 「オメー、来るのが遅いんだよ」 「ギャビンがワタワタしてるのを見るのがおもしろくて、つい」 「あ?型落ちロボコップは人助けの仕方も忘れたか?」 足に蹴りを入れられた。お返しにと落ち葉をかける。ヒートアップしそうだったので、彼を羽交い絞めにして動きを止めた。 親子はこちらに背を向けて森の道に入っていった。三人の白い髪と肌が、紅葉の中に溶けていくようだ。子ども達のころころとした笑い声が、爽やかな秋の風の中で響いた。
「シロクマ…」 「?」 ゆったりと遠ざかる親子を見て、シリウムポンプが強く脈打つような感覚に襲われた。あっと声を上げる。ギャビンは動きを止められたままの格好で不思議そうに彼等を見つめた。 「ギャビン、シロクマです、あの親子…」 「シロクマ?…ホッキョクグマはとっくに絶滅してるだろ」そう続けるギャビンはもがくのを諦めたようだった。 「でも、そんな気がするんです」 「ふーん…ならそうかもな」 ギャビンは彼等の消えた先を見つめて眩しそうに目を細めた。その表情に満足して、ふと腕の力を抜いてしまう。すると閉じ込めていた体が急にググっと動く。ズルズルと体の形を変えた彼は、器用に羽交い絞めから抜け出し、四つの足で落ち葉の絨毯の上に着地した。 「ざまぁねぇな!」 そのまま牙を見せて不敵に笑うと家の方向へ駆けていった。 「それは!反則!ですよ!」 敵わないのは分かっているが、必死に足を動かして彼を追いかけた。 「ギャビン、待って!」 転々と落ちている、彼が脱ぎ散らかした服を引っ掴んでは走る。 視界を流れていく、色とりどりの宝石のような紅葉。常緑樹に垂れ下がる不気味なサルオガセ、豊かな緑の苔、川の音。カラフルなキノコ。視覚ユニットが情報でどんどん溢れていく。 『おせーよ!ロビン!』 彼の呼び声が響く。蕩ける様な遠吠えだ。 足を止めて、手で口元を覆う。 「ゥワォーーーーーーーン!」 彼の遠吠えには似ても似つかない、ただ音量を最大にしただけの、人間の声に似せた音を響かせる。意味の無い、おまけに呼吸も必要無い、ただの叫び声。 けれど彼には届いているだろう。 二人の遠吠えはサイレンのように響き渡り、森の中に溶けていく。 騒がしい森。どんぐりをさがすアカリス、野ねずみの足音、薮に入ると絡んだウサギの毛が舞う。うるさく笑うキツツキをやり過ごして、ミツバチの羽音が耳元を掠める。木の洞ではワシミミズクがあくびをした。 エルクの群れを横切る、オオカミの足跡。この先に彼がいる。 ブルーブラッドが体中を巡る音。 生きている、何もかもが。美しく生命が燃えるこの森で。
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news-uchinoshitsuji · 5 years
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★公開記念パーティーレポート★
5月7日(火)、結婚式場の「アニヴェルセル 豊洲」をお借りして、“映画『うちの執事が言うことには』公開記念パーティー”が開催されました。映画の世界を体感できる“上流階級”のパーティをイメ―ジしたイベントに、ドレスコードのお客様100名をご招待。
定刻になり扉が開くと、そこにはなんと、永瀬 廉さん、清原 翔さん、神宮寺勇太さんの3人が揃って姿を見せ、サプライズでお出迎え!
何もお知らせしていなかったため、お客様はあまりにびっくりしすぎて放心状態に。
やっと実感が湧いて震えて涙ぐむ方も。
永瀬さんからはご招待の座席チケットを、清原さんはティザーチラシ、神宮寺さんは本チラシを、それぞれお客様にお渡ししました。
 驚きすぎたお客様の反応に、少し戸惑いながらも(笑)、皆さんのドレスコードに「映画の中のパーティーみたい」「こんなの始めて」と喜んでいらっしゃったキャスト陣。
そんな中、永瀬さん、清原さん、神宮寺さんがあらためて会場に登場すると、心の準備が整ったお客様からの大きな歓声と拍手に包まれ、うれしそうなご様子でした。
3人はテーブルの間を縫って歩き、声援にお応えしながらステージへ。
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 「ようこそ皆様。烏丸家のパーティーへ。27代目当主・烏丸花穎を演じました永瀬廉です。皆さん本日はドレスコードして頂いて、いやー、僕は見とれそうですよ!!」と、まずは主演の永瀬さんからご挨拶。本作の原作や台本を読んだときの感想を問われると「普段、僕らが過ごしている生活とは違いますよね。かけ離れたような生活。それこそ執事がおったり・・・だって、ベルならしても人来ないですからね、普通(笑)。それくらいの非日常的な生活を僕が演じられるのかと思うと凄く楽しみでしたし、それをこの映画は忠実に再現できていると思うので、今日は皆さんにもこの世界を楽しんでもらいたいです。」と目を輝かせてコメント。
執事役を演じた清原さんは、「僕、執事というものを、本当に映像とかドラマでしか見たことがなかったので、どう演じればと悩みました。やっぱり執事の方の所作は凄く綺麗で、実際演じてみて大変でした。中でもティーポットが思っているよりも重く、左腕だけ筋肉が付きました」と演じて大変だったことを吐露、永瀬さんも「凄かった!」と絶賛!
対して清原さんは共演した永瀬さんについて問われると笑いながら「いやもう、すごかったです。最初の頃なんてわがまま当主にしか見えなかった(笑)。撮影の裏でもワガママですし(笑)。撮影の合間だったんですが、僕の横にたまたま置いてあった水を「翔くん取ってくれへん?」って言われて、、、なんで俺撮影の合間もお前の水とらないといけないの?」って(笑)。」 と永瀬さんのかわいいわがままっぷりに笑顔で物申し、永瀬さんは「本当にごめんなさい。役が抜けなくて・・笑」と茶目っ気たっぷりに謝罪し、二人の仲むつまじいご様子がうかがえました。
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更に豪華な雰囲気の撮影について聞かれた神宮寺さんは、「最初に撮影した登場シーンがパーティ会場で、まさにこの会場のような感じ。その光景が忘れられないですね。それに僕が初登場するシーンですし。また外の景色もすごく綺麗で印象に残ってます。」と語りました。
実はその撮影を行ったのも結婚式場。
「なんか結婚するみたいやなぁ…俺ら。」(永瀬さん)
「…えっ!?俺ら???…あぶなっ。」(神宮寺さん)
というやりとりも。
続いて、本作が“上流階級”を舞台にしている“ミステリー”であることにちなみ3択で答えていただく「上流階級ミステリークイズ」を実施することに。
映画の見どころシーンを見ながらのクイズ出題に、謎も解きやすそう!?
1問目は、執事・衣更月が給仕をしながらの、花穎が朝食を食べるシーン。
そこで、いわゆる“執事の七つ道具”についてのクイズ。自信たっぷり永瀬さんと清原さんに相反して神宮寺さんは「ヤバいヤバい」と不安なご様子。
全員答えがわかれましたが、さすが、執事役の清原さんがただ1人正解。
「七つ道具身に着けてたの?」、「ソムリエナイフは危なくて持ちたくないな」と永瀬さん、神宮寺さんから突っ込まれるひとこまも。  
2問目は、映画の中でも愛らしい烏丸家の番犬・ペロにまつわるクイズ。
予告編でもおなじみ、ペロが花穎に抱き上げられるシーンで足をばたつかせていると、お客様からくすくすと笑い声が・・・「もしやなついてないのではllと会場がざわつきはじめると、「撮影の合間に抱っこし過ぎで、本番ではバタバタしていますが、なつきまくりです」と永瀬さんは弁解。
そんな中、3人ともペロのクイズを仲良く全員はずしてしまい苦笑い。 
3問目は、この日がクランクインとなった芽雛川家のパーティーシーン。「芽雛川家の事業は何?」のクイズには全員見事正解!「パーティー会場に船の模型とかあったので」と撮影時を振り返る清原さん。
この日の思い出話にも花が咲き・・・
この日仲良くなって「食べたいものしりとり」をしていたという清原さんと神宮寺さん。
「食べたいものしりとりとはどんな・・・?」という問いに、「んーーーー」と考えた神宮寺さんが「たまごかけご飯!」と言ってしまい、ご自身で(最後に「ん」がついてしまって)まちがえたことに気付くと「やばっ」と恥ずかしそうに、回答札でお顔をかくされていました。
「わざと、わざと!」と言っていた神宮寺さんは、どう見ても天然・・・。
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最終問題で出題されたのは、烏丸家のエントランスに飾られた絵画の名前を当てるクイズ。雨が上がった様子を描いた風景画に対し、3択中の1つの回答がなんと「シンデレラガール」。
男気を見せた永瀬さんはまさかの「シンデレラガール」を選択。
「シンデレラガール」を選ばず、ちゃっかりこの場での勝利を選んだ神宮寺さんに対して、永瀬さんは「信じていたのに、5年恨みます(笑)」と恨み節。
この問題が勝敗を決め、残念ながら永瀬さんは最下位に。 そこで発表された罰ゲームは・・・なんと「所作実演」。
永瀬さんは劇中同様「スープを飲む」所作実演にチャレンジすることに。
「マジか!」と驚きを隠せぬ様子の永瀬さん。(罰ゲームで何をするかは本当におしらせしておりませんでした。)
撮影から1年振りの実演でも、見事美しい所作で「スープを飲むときは手前から奥にすくって飲むのがポイントでございます!」と胸を張ってレクチャー。
しかしながら実は「めちゃくちゃ手が震えてたの見えた?1杯目量入れすぎちゃって・・・(笑)衣装着てるやん?こぼしたら怒られる!と思って」と劇中の花穎様とは違う一面も垣間見える「所作実演」とな���ました。
最後に、烏丸家の煌びやかな玄関ホールを彷彿とさせる会場のエントランスにてドレスコードのお客様100名と一緒に、フォトセッション。
永瀬さん、清原さん、神宮寺さんを取り巻くように両階段に100名のお客様に並んでいただき、「上流階級のパーティー」らしい華やかな撮影となりました。
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 「あと10日で公開です。僕が演じた赤目刻弥はストーリーの鍵を握る役なので、注目して見てください。」(神宮寺さん)、
「5月17日に公開になりますが、今日実は3人で一緒にもう一度作品を観て楽しかったので、たくさんの方に観ていただけると嬉しいです」(清原さん)、
「この映画で沢山の取材や番組に出させていただいて宣伝させて貰いました、あともう少し皆さんのお力をお借りして盛り上げていけたらと思っています。愛される映画にしていきたいです!」
と、皆さんそれぞれの想いを込めたコメントで締めくくり、イベントは大成功で終了しました。
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pinoconoco · 6 years
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甘味な復讐 4
新台札の納品もあったし、初日だし、泣くの堪えていたあの顔が脳裏に焼き付いてたのもあって、今日は特別に朽木を迎えに行ってやることにした。ちょうどホールにマネージャーがいたから声をかけた。
「お疲れ様です、朽木どうでした?」
「お、志波さん、朽木さんは好きなアニメの台がたまたま倉庫にあったんで、それやらせてみたら楽しいって喜んでましたよ」
「そ、そうですか。まぁ、初日だしそんなんでいいですかね」
そんな話をしながらマネージャーと事務所に向かう。「朽木さーん、お迎えきたよー」とマネージャーが事務所の扉を開けて声をかければ、遅れて入った俺の目に飛び込んで来たのは地味でクソ生意気な女などではなく、まるで飼い主を待っていた忠犬というか保育園で母を待ってる幼子のような可愛い顔の朽木だった。
「志波さん!来てくれたのか?」
「‥来てくれたんですか?だろ。全くおまえは言葉遣いからここで学んでもらわにゃなんねーなこりゃ‥」
そう、朽木は敬語もろくに使えないのだ。あははとマネージャーが笑いながら、朽木の隣に座って二人でパソコンをいじっていた様子の黒崎に声をかけた。
「いや、ここではちゃんとしてましたよ?なぁ?黒崎」
「いや?俺には態度悪いっすね。色々教えてやったのに」
「貴様の言うことは全然ためにならん。腹立たしいことしか言わぬ奴の話など聞きたくない 」
「ぅえ、キッツー」
「ふんっ」
ありゃ。黒崎とは相性が悪いらしい。ごめんなべりたん、と代わりに謝れば「いいっすよ志波さん。でもこのクソ可愛くない女、ここにいるあいだは俺がミッチリ育てますから」と朽木に向かって指を立てた。声は笑いが含まれてるし刺々しい感じは受けないが、朽木には納得いかないようで「え~ 貴様はいやなのだが」と真顔になって言ってから、マネージャーに媚を売る顔をしながら「黒崎以外でおねがいします」と頼んでいる。
「うーん、黒崎はウチのトップトレーナーだからねぇ。これでも彼は優秀なのよ。教えるのは彼が一番なの、仕事だしね?ごめんね」
「そんなぁ」
「そんなぁじゃねーよチビが。おめー、明日はホールまわらせっからな!返事は?」
「はいはい‥」
「はいは1回!」
「は~~ぁい」
ぶっ、と俺とマネージャーが笑ってしまう二人の会話に、朽木はイヤイヤと首を振ったがここにはここのルールがあるんだからと朽木の頭を撫でてやった。朽木は唇を尖らして上目遣いに俺を見上げていて、あれ?これちょっと甘えてんのか?と思うと少しだけ朽木が可愛く見えてしまう。
「‥‥今のは、ちゃんと女にみえましたよ~ じゃ、志波さんお疲れ様っす」
そう言って黒崎が立ち上がると事務所から出て行った。ん?と思ってから、あぁそうか、そういや黒崎は最初朽木を男と勘違いしたんだっけかと思い出した。でも今は女に見えたってどういうことだ?
「志波さん、早く帰ろう!」
「はいはい、じゃあマネージャー、明日も宜しくお願いいたしますね」
「はーい、明日はティッシュ配り用のチラシ作るの朽木さんお願いね」
「わかった」
わかった!じゃねぇだろと頭を叩けば、「わかりました‥かしこまりました!」ととりあえず朽木も頭を下げながら言い直した。
「どうだった?今日は何やってたんだ?」
車の中で朽木に尋ねれば、此所に来る前に買っておいてやったドーナツにかじりつきながら「パチンコとスロットと、両方とも倉庫で遊ばせてもらった」と答えた。
「パチンコは確変中という必ず当たる状態にしてもらって、スロットは設定を一番いいというのにしてもらって、ちゃんと玉もメダルも出るようにしてくれた。それをちゃんとジェットというところで流して、お金に帰るまでを真似事でやらせてもらった」
「なるほど。一通り客の立場での流れを教えてもらったのか」
「一箱ぱんぱんにして、交換すると八千円になった、あ、子供銀行のお金でもらったのだがな。でも驚いた。楽しくてお金になるなんて凄い。だから皆やるんだとわかった」
「‥ギャンブルだからな‥実際はそうそう毎回勝てるもんじゃねーよ」
「うむ‥でも、リーチとか、楽しかった」
「そっか」
何はともあれ、少しは自分の仕事に関わるものに興味を持てたかなと思えば、この研修も無駄じゃないかもしれないと思えた。それに気がつけば言葉遣いはともかく、朽木がいつもよりよく喋っている事にも気がついた。
「この一ヶ月で俺達の仕事先の事、しっかり覚えてこいよ?あ、あと一応出向扱いにしてもらってるから日報だけ書いてメールで俺と社長に飛ばしといてくれ。成果が見えりゃ2週間に早めてやってもいいぞ?」
「本当か!? わかった、じゃないかしこまりました、じゃぁ2週間でおわらせるように頑張る、り、ます」
「なんだよ、会社戻ったら今度は〆切に追われる生活が待ってんだからな?ガイアでチヤホヤされてる方がよかった~とか言うなよ?」
「‥‥パチンコ店も大変なんだと思った。バイトの子達も、トイレ掃除から台を運ぶのから駐車場のゴミ拾いまで仕事はたくさんしていた‥でも、私の仕事はその人達の働く店のポスターとか作る事だし‥‥でもそれより何より、黒崎がイヤだ」
しんみりと、真面目に話ているかと思いきや、最後は子供みたいな事を言い出してブッと吹き出してしまう。
「何だよそれで早く会社戻りたいわけ?」
「だって、アイツは酷い。言い返せない事を言ってくるんだ」
「は?例えば?」
「もう少し服に気を使えとか髪型変だとか、化粧すればもう少しあか抜けるとか‥人は見た目が9割とまで言った。そんなこと言う奴は嫌な奴だと思う。でも、」
「でも?」
「じゃぁ、おまえは好きな芸能人とか、顔が好きだったりその人の持ち物や服に憧れたりしないのかと言われたら、言い返せなかった‥」
「へぇ~」
黒崎、面白いなと朽木の話を聞きながらぼんやりと思った。確かに一理ある。外見しか見ないのは正しくないが、外見が大事なのも本当だろう。朽木は元がいいからか興味がないからか、確かに女としては無頓着だ。黒崎がそこをついてきて腹をたててるのだろうがー
逆に言えば、元がいいのだからもっと化けれるのにもったいないと言いたいのかもしれない。
「‥会社の人は、皆、黒崎みたいな意地悪言う人はいない。桃ちゃん先輩も優しいし‥だから、あそこにいたいから、私も仕事もっと一生懸命やる‥やります」
「お、いい心がけだな」
偉いぞ?と褒めてやれば頬を少し赤らめてにしゃっと笑った。そうか、コイツがそう思えたならよかった。
「雛森はちょっと今日いねーけど、会社戻ったら皆で飯行くか!」
「え?」
「忙しくておまえの歓迎会もやってねーだろ?おまえもウチでやってく気持ち見せてくれたし、アホメンズ達とももう少し仲良くなって欲しいからさ」
「‥はいっ!」
嬉しそうな朽木に何となく自分も嬉しくなる。どうせ一角達も飲みに行くかと言えば喜ぶし、あ、でも雛森から奪ってやった仕事あるから俺はあんま飲めねぇなと運転しながら考えていた。元々は2時納品のヤツだったのを先方にウマイこと言いくるめて明日の納品にしてもらってるし。12時には切り上げて会社戻らねぇとな、まぁなんとかなるよな。
夜行くから
餃子食いたいなんて
朝、都に言った事を
もうこの時にはすっかり忘れてしまっていたのだった
忙しいのは知っている。
皆の仕事にも目を配っていることも、会社の売り上げに貢献するように仕事をするのも、何よりきちんと丁寧に仕事をするのも全部知ってるし理解もしている。
何よりそんなところが好きなのだから。
海燕の会社に派遣で行ってた3年間は楽しかった。皆のへとへとになっても作品を作り上げる体力やパワーに尊敬して同情して、そしてちょっと羨ましかった。
わかってる
海燕が立場的にも気を抜けないのはちゃんと、わかってる。
あの仕事ぶりを3年も見ていたから、だからわかってるから、かまってもらえないからってキーキー泣く女になんかなりたくない。疲れてる海燕の癒しでいてあげたい。
でも
こんなこと思いたくないのに
ドタキャン、何度めかな
並べた餃子を眺めて、呟いてしまう自分がいる。
こんな風に思ってしまうのは、あたしがただ待ってる女だからだと思う
海燕と並んで生きて行きたいのなら
あたしはこのままじゃやっぱり駄目なんだと
朝貰った名刺に電話を架ける為、立ち上がった。
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アランと迷っていった まっくろくろすけのお家 今は白内障で片目が見えないけど その時は見えていて 何時間も迷いながら二人で行ったね お雛様が飾ってあって 綺麗だったね また行こうね アラン I was at a loss with Alain Makurokurosuke's house I can't see one eye because of cataract now I was able to see at that time We went together for hours without hesitation Hina-sama is decorated It was beautiful Let's go again Alan #ペトこと犬部#いぬ部#いぬバカ部#トイプー#犬のいる暮らし#いぬすたぐらむプードル #ドッグウェア#おしゃれワンコの会 #おしゃれわんこ服  #てぃーかっぷぷーどる #toypoodle #dog #dogstagram #instadog #doglover #petstagram #doglovers #dogsofinsta #きょうのわんこ#ハグログ#cachettepet#dogyoutuber#ビューティープロコンテスト#グラマーイズムのお洋服#グラマーイズム#モデル犬になりたい #wanqol#ゆーちゅーばー#サンデイ#つくつなうちの子自慢#ペットインフルエンサー https://www.instagram.com/p/Cao9CArvdQM/?utm_medium=tumblr
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mutendog · 2 years
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半世紀を過ぎたお雛様は、
年代ものになるのかしら。
今日はムテンよりも、
お雛様が主役になってますね。
#ムテン
#ともnet卒犬
#ムテンの日記
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