道ばたの影 https://www.instagram.com/p/Cp45hMLyxAC/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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灰色の鳥
行方のない灰色の雲に
羽ばたく鳥の群れ
花息吹く島にながれる
かなしみの唄よ
種のない芽吹きなどありはしないから
待つよ 待つよ たとえ変わる心が
変わることなく あなたを守れなくても
雨を打つ岩のかたわらに花
影をおとして……
光りのない闇などない
うしなわれた心が
いつか優しさの雫となり
あなたを雨で包む
たとえ悲劇のなかに運命の愛が生まれるとしても
青く 青く 空が鳴いてる
すべてを知った あの鷹のように
深く 深く あるだけの海に……
……人はなぜ恐れる?
待つよ 待つよ たとえ変わる心が
変わることなく あなたを守れなくても
いつか出逢える光ゆらぐ樹の下で
あなたが待つと信じて……
ゆれる ゆれる 運命の舟が
時を超えて 今を過ぎ去ったとしても
満ちる 満ちる 心の唄が
あなたのもとに届くまで
変わりたい 変わらないもの守りながら……
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セプテンバー
君の生まれた町を 見せてほしいよ
君の生まれた町の雪は どんな…… Ah……
木々の青が 夜になると
俯いて見える
すれ違う人たちも
まるでおなじね
あの頃 願っていた 夢は何色だった?
忘れかけた 思い出も いつか夢になる?
すべて愛して 愚かでいいの
私のままで すべて愛して
��してほしい あなたにだけ
私のままで すべてを生きてく……
鏡の前で ��んでた
あの日の少女は
髪を切り 裸足になり
大人になった
愛したい人よ 今どこにいますか?
恣意の宿る恋なんてしたくはないから
どんな事でも あなたといれば
すべての日々を 受け止めるから
すべて愛して 愚かでいいの
私のままで すべて愛して
許してほしい あなたにだけ
私のままで すべてを生きてく……
愛してほしい あなたにだけ
愛してほしい 私のままで
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はるかな僕らへ
あの白い雲はどこまでゆく 愛の旗をたえずはためかせ 信じていたものはどうしてたやすく壊れてしまうの? 森の声が 子供らの声が風となり 大地に謳ういつか きみとすごしたあの丘の木のもとまで
怖いものなどない それがいちばん怖ろしいこと 蒼い月の影の下で 見えない未来に怯えた このはるか うつくしい青い地球(ほし) いつか 滅んでしまうの? 風ゆれる森を抜けて 数えきれない運命のさきへ 森の声が 子供らの声が風となり 大地に謳う いつか きみとすごした あの丘の木のもとまで 戻れない刻(とき)のなかで 僕が僕であるために……
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はじまり
ドイヤーシュ、ドイヤーシュ。
あなたはどこにいるの?
わたしはここにいる。
ずっとあなたを待っている。
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写真のなかの未来
椅子のある風景
未来とうたった
小さな部屋の一角で
名もなき画家は
未来をうたった
煙がにじんだような壁に
意志のもつ図形を飾って
名もなき画家は語った
未来にいるはずの僕らに
海よりもとおいばしょ
古い栄光の旗をかかげて
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