UPLOADED (pixiv)
[fancomic] お屋形様 最後の面談
[考察] #17「2001年宇宙の旅」
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UPLOADED : 貘とハル カラー絵まとめ 2 (pixiv)
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初期の漫画読むと一瞬で初心に戻る。お互い背伸びして「自分はコドモじゃないよ」って牽制してる少年たち。円満期の感情のブレーキが無くなったふたりも好きだけど、ブレーキ掛けながら距離を詰めていく緊張感もよい。1998のふたりの方がよっぽどオトナっぽい。
SEX AND DEATH (1998 貘ハル貘 R18) (pixiv)
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ホテルインフェルノpixivアーカイブ
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これつづきがあったはずだけど思い出せないよ
Untitled
貘ハルと梶くん(円満期)
平日にもかかわらず百鬼夜行にはそこそこ客が入っていた。待ち合わせた僕の“依頼人”はいつもの黒スーツではなく、オモテの職業である公務員らしい地味な色の、しかし完璧に体に合ったスーツを身にまとってカウンター前のテーブルにいて、僕が彼の前のソファに腰を下ろすと同時に手にしたコーヒーカップをテーブルに置いた。
「お待たせしてすみません」
「うん、こちらこそ急に呼び出して悪かったね」
時々この人がこういう台詞を言う場面を見たことはあったけどほとんどの場合は形式的な挨拶で、本当に「悪い」と思ってはないように見えたが今日は何だか様子が違う。もっとも彼から直接電話がかかって来て「頼みがある」と言ってレア中のレアケースなのだ。
「どうせヒマですから。それで用事って何すか?」
注文する前に夜行オーナーから差し出されたコーヒーを受け取りながら単刀直入に訪ねた。依頼内容は十中八九“あのひと”がらみなんだろう。
「貘さんのことなんだけどね」
ですよね。でも喧嘩の仲裁はしませんよ。命がいくつあっても足りませんから。
「彼って変なもの集めてるだろう?」
「変なもの?」
「珍しい品とか……趣味のコレクション、君見たことある?」
「いや〜全然知りませんでしたけど」
プライベートは謎な人だし貘さんの部屋をじろじろ見たことはないけどそもそも勝負服のスーツ以外にそもそも荷物らしい荷物を見たことがない。
「そうか、隠してるのか。やっぱり君に来てもらってよかった」
「いやいや、俺今全然知らないって言いましたよね?」
なんだか嫌な予感しかしない。
「そのコレクションの中からあるものを取ってきてほしい」
「え? ちょっと待って下さい! コレクションある前提で僕に貘さんのものを盗めって言ってるんですか!?」
「ちがう。あれはもともと僕のものだから、君はそれを本来の持ち主である僕の元に返すという事だ」
「……ちょっと意味がわからないんですけど、“それ”って一体何なんですか?」
「僕のパンツだよ」
「だから濡れ衣だってば!」
創一さんの依頼内容は“秘密裏に貘さんが持っている創一さんの昔の下着を取り戻す”というものだったけれど、僕が貘さんにバレずに隠密行動できるはずもなく、ホテル家探ししている犯行現場をあえなく押さえられ僕達はいま貘さんを交えた3人で前回と同じ喫茶百鬼夜行のバーカウンター前のテーブルについているのだった。
「俺は断じて下着泥棒なんかしてない!」
「じゃあ僕が穿いたパンツはどうしたの」
「だから処分したって言ってるじゃん」
「嘘だ。貘さんがそんなに踏ん切りがいいはずがない。絶対隠してる」
真っ向から対立する主張が繰り返されるばかりの堂々巡りがかれこれ30分は続いていた。
「いやいやそれおかしくない? 最初の屋形越えの時に俺を丸裸にしたのはハルじゃん?」
「裸にした覚えはないしその時穿いてたのかも」
「あんなダサいパンツ俺が履くわけないでしょ!! しかも3年も経ってるからサイズだって無理だし」
「“あんなダサい”? やっぱり持ってたんじゃないの?」
「それはハルが着替えてる時とかちらっと見えたり」
「少なくとも“あんなダサい”と認識できるくらいは観察してたっていう事だね」
「いやいや、風呂場に脱ぎっぱなしたりとかもしてたくせに〜」
「クリーニングに出すからそのままでいいって言ったのは貘さんだ」
「出しましたよ、俺が。そんで受け取ったのも俺。お前は何もしなかった!
あ、そう! それでそん時初めて見たんだわお前のダサいパンツ」
「さっきから証言が変わってる気がするけど」
「10年前のことなんかそんな覚えてないってば〜」
貘さんがむにゃむにゃ言い出したとたん腕組みをして陳述を聞いていた創一さんが急に体の向きを変えて僕の方を振り返った。
「君はどう思う? 貘さんは本当のことを言ってると思う?」
「正直マジでどうでもいいです」という台詞を飲み込んで
「そうっすね、嘘はついてないんじゃないっすか……」
と自分でも煮え切らない返事を返してしまった。
「そうかな……」
再び創一さんは貘さんに向き直った。ここから疑惑をシロにするのは不可能では?と思った瞬間貘さんが立ち上がった。
「あーもーハルはそんなに俺のこと下着泥棒にしたいの!? だったら気の��むまで家探しでも何でもすればいーじゃん! そんで見つからなかったから偽の証拠でもでっち上げるようなことすんでしょ?」
「そんな事しない」
「ハッ!どーだか。ハルが俺を信じないんだったら俺だってハルの言う事なんて信じられないね」
「もう知らない」と言うと貘さんはそのまま店を出て言ってしまった。
取り残された僕らは冷め切ったコーヒーをすすった。
「君、どう思う?」
「どうって言われても……」
「僕は貘さんはそのまま部屋に直行して今頃証拠品を処分してると思うんだけど」
「……創一さんも結構しつこいんですね。貘さんの証言を信じてあげる気は無いんですか」
「だって彼が僕のパンツを捨てるはずないでしょ。っていうかダサいってどういう事? パンツに貴賎はあると思う?」
「正直どうでもいいっす」
くだらない痴話喧嘩に付き合わされてつい頭の中の言葉が口に出てしまい慌てて口を塞いだものの、バーカウンターの夜行さんから鋭い視線を受けた。一方当の創一さんは一瞬考えたあとに
「……そっか。パンツだもんね。そんなに目くじら立てることでもないかな」
と言ってずっと組んだままだった腕を初めてほどいた。
「そうだよね。最初の屋形越えで全部捨ててるはずだし、持ってる訳ないか。疑って悪い事したかな」
「そ、そうですよ! 貘さんが創一さんに嘘つくわけないじゃないですか。もっと信じてあげなきゃ!」
「うん、貘さんに謝るよ。相談に乗ってくれてありがとう」
憑き物が落ちたようにスッキリした顔の創一さんをあとにしてホテルに戻ると、貘さんは焦った顔で部屋中の引き出しを漁っているところだった。
「……」
「どうしよう梶ちゃん! ここに入れてあったはずなのに無いんだけど!」
「え? ちょっと待って下さい。無いって何が?」
「あれだよあれ!」
「あれって……まさか、貘さん本当に持ってたんですか?」
「いつから見てないんだっけかな〜、前回の引っ越しの前までは確かにここに……まさかマルコが穿いたとか……だとしたら伸びちゃう……」
ひとりでブツブツ言い出したのでそっと部屋を出た。ホテルを出たあと依頼人である創一さんに報告しようとスマホを出したがそのあと起こるであろう事を考えると何もかもめんどくさくなってそのままスマホをしまって久しぶりにひとりでパチンコに行くことにした。
元ネタ:お題トーク02 少年ハルのパンツ問題
(230519)
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UPLOADED : 貘とハル カラー絵まとめ (pixiv)
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BKHAL
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ハルの変顔がツボる貘 (200229)
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実写屋形越えが待ち切れない (self-repost)
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[完売御礼] 巨悪GAME mini
先月刊行した巨悪会議(ポチョ山さん+ホテルインフェルノ)の新刊「巨悪GAME」完売御礼記念に無料配布ペーパー公開です。本誌と同じく漫画と小説で1セットの作品です。手にとっていただいた皆様ありがとうございました。
「巨悪GAME」近日再販入荷予定→詳細 (booth)
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Office Affair
(バラバラだったので再アップ)
(180918)
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Baku&Hal
天使と悪魔の悪だくみ
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UPLOADED : THE ODOR つづき
描きたいところから描いてたページに追いついた〜
(これ1年前から描いてる…そしてアップしてからつづき思い出した)
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DOUBLE BLUFF (敵対期の貘と創一)
最終回以降も少年期も良いけど、やっぱりいちばん好きなのは敵対期の本心を隠してブラフを張り合う2人。
初回屋形越えで負けた貘はゆっきーにアリバイを押し付けるまでのあいだ、切間創一のものだったのも滾る(それで貘を好き放題するのは「挑発ゲーム」)。
こっちは遊びたいけど、口実が無いと遊べないから「口で聞いても素直に答える訳がないから自分の身体で聞く」っていう創一とその挑発に乗る貘。
ダブルブラフは裏の裏っていう意味で、お互い手の内を見せないように牽制しながらマウント取り合うけど、はたから見るとただイチャイチャしてるのが最高。
裏の裏は結局表だからね。
→ ダブルブラフ (貘創貘) (pixiv)
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UPLOADED:ゴーストとナイトメア(pixiv)
悪夢を喰べるのが貘だよ
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pixiv用に扉つくった。
ONLINE GAME (pixiv)
屋形越えという究極のメンタルセックスを経験した貘とハルがその後も体を交える理由についての漫画。
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甘い罠 HONEY TRAP (pixiv)
甘い罠はアウトテイクもまとめたのでTumblr版とちょっと違います。初めて描いた長めの漫画なので思い入れがある。
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