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#fancollection_to_maaya
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15.約束はいらない
illustration by みかっこ
【 Anniversary comment 】
「約束はいらない」から祝25周年!いつも素敵な作品に助けられてきました。感謝。芯の強い真綾さんの背中に憧れています。 イラストは馬と美女の組み合わせが描きたい気持ちにエスカ風味を添えてみました。これからも応援しています!!
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11.今日だけの音楽 [2019]
illustration & notes by 葉月 紗
1.はじまり
じわりと始まるイントロの音が夢の中を漂うようで、ちょうどストーリーを読むのに合わせた尺なのか?と感じる。導入としては、一瞬長いようで、でもちょうどよくて。繰り返されるピアノの音で段々と深い眠りに落ちていく感じ…思い出せない、夢で聞いたメロディって確かにこんな音だった。
2.HiddenNotes
こんなに満たされたアルバムなのに空っぽの、と始まるのが白紙を染め上げていく合図の様で納得する。あなたは生きている、信じているとこんなに堂々と言える、晴れやかさ。強さとしなやかさをもって最初の曲に相応しい。生きてい『る』、の音の戻る様な真綾さんの歌い方がとても好き。
3.ホーキングの空に
MONDO GROSSOらしいリズム感、コーネリアスとコラボした時とは違うアプローチの揺蕩い方。手を伸ばしたら掠ってしまうような掴みどころのない音が一つ一つ落とされていくのが、静かな宇宙の果てによく似ている。シンプルな構成だから目立つ声の美しさ。ブレス音の演出が最高…。
4.ユーランゴブレット
確かに川谷絵音は天才だ!といいたらしめる『キャッチー』さ。不可侵領域にある感情が自分の器から溢れ出しそうな、その水を悠々と滑る客観的な自意識の船の歩み、その不安定な景色が歌に被る。効果的な『声』は彼女をよく知らない(推測)彼だからこそ出来たアプローチだろう。
5.お望み通り
逆光コンビ、今度は事変に寄せてきた…!(私得で最高)小刻みな音で作られた鮮やかな+艶やかな波が心地よい。Cメロ前のサビで半音あがる(?)のも華やかさに溢れる。『最適な未来/劇的な将来』の言葉の並びが天才。伊澤さんの色気たっぷりのピアノに触発された歌との絡みが堪らない。
6.オールドファッション
この爽やかさとキュートさ……。こんな事歌われたら好きになっちゃう(もう好き)王道JPOPというか、昼下がりの散歩にも、夕暮れの帰り道にも、全てが光に照らされてきらきらしていて、嫌いな人いないんじゃ?『この時代の香りが好き』が、同じ事思ってた!と嬉しくなった。
7.火曜日
巡る春夏秋冬と共に姿を変えていく同じ景色、その中に取り残されてしまったいつか交わした言葉……こんなにセンチメンタルになれるのは曲が何処までも優しいから?最後の『丘で』のメロディの上がりと共に、見つめていた町並みから視線が真っ白な空へ浮かび上がるのが瞼の奥に焼き付く。
8.トロイメライ
盛り上げ十分なアップナンバー!すぐそばを通り過ぎた、たくさんの流星が目の奥でチカチカ煩く踊るよう。いつか覚めると知っていても、その世界に浸ってたい、そんな無邪気さと無謀さの様な、心から楽しめる歌。きっとそれは弾いても叩いても歌っても。ライブで聞きたい!
9.細やかに蓋をして
タイトルから作者が明白。彼が坂本真綾に言わせたい言葉が『女になる』なんて挑戦的すぎる。間奏部分のわざとらしい刃の切れるようなピアノの歪む音が、Cメロのベースの刻みと対照的で際立つ。計算づくしのストーリーが悲劇とも喜劇ともとれる終わりを迎えた時、彼女に残る物は?
10.ディーゼル
SSWの時のような朗らかさ!岩里さんが寄せる言葉が紡ぐ何気ないような描写がお気に入り。車体が軽快なリズムにあわせて上下しながら、コーラスで賑わう一行を連れて行く様。「忘れてしまえたら"なあ"」なんてぼやきが、柔かい空に消えたらきっと、あの日の事も愛しく懐しい思い出に。
11.今日だけの音楽
それは夢の景色、何処にもない、でも何処かにあった場所。不思議さも抱かない程、自然にーー私はこの空の色を覚えている。けれど、いつか覚めてしまうとも知っていて。時間を連れた風が舞えば、美しい旋律にのせた言葉が高く立ち昇る。その声は、今日だけの始まりへ続く歌。
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18.かすかなメロディ
photography : だぼ
夜明けとともに、忘れたくない景色が消える。 今日は来てよかったと、またいつか来ると、 コーヒーを飲みながら、その空間に別れを告げる。 暗い夜空を求める観望や撮影は、 新月期の夜の晴れ間というごく限られた時間のみ適している。 夜明けはいつも名残惜しさとともに、 暗闇が照らされる暖かさと、安心を与えてくれる。 そうして、今日だけの自分が、 また次にここに来るための自分が、始まるのだと思う。 消えてゆく、それをつかまえるために。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
"昴 "
M45 プレアデス星団は、おうし座に位置する散開星団である。日本では「すばる」の愛称で親しいが、七つの主要な明るい星々とギリシャ神話のプレアデス七��妹から、“Seven Sisters”ともよばれている。東京などでも双眼鏡を使用すればその存在を目視できるこの星々は、それでも地球との距離は約400光年だ。周辺をとりまく淡いガスは大口径の望遠鏡で観察することで確認できるが、写真に写すと刷毛でサッと履いたような模様が大変美しい。秋から冬にかけて出会えるその姿を、特に冬の星座が輝く氷点下のなか、「03」を聴きつつ眺めてほしい。きっと、時計は動き出すだろう。鍵は開くだろう。
"マルカリアンチェーン "
マルカリアンチェーンはおとめ座に位置する銀河が鎖状に連なった集団である。きらびやかな一等星たちが輝く冬の夜空に対し、春の夜空は淡い銀河が支配する。これらの銀河たちは地球から数千万光年以上のスケールで離れており、我々が目にするのは少なくとも数千万年前の銀河たちの姿だ。チェーンから外れたところには、2019年に Event Horizon Telescope が中心のブラックホールを撮影した M87 の存在も確認できる。絶対にたどり着けない場所、星の果て、旅の果て、時の果てに、我々は何を見るのだろうか。
"星空記念写真 "
明け方に近い春の夜空、東から夏の天の川が上り季節を告げる。観望、撮影は一人でも、複数人でも楽しめる。孤独の寂しさを噛みしめることも、その日に知り合った人たちと、こうして一枚のフレームに収まることも。一度ポケットを空にして、夜空を眺めに行けば、素敵な出会いがあるかもしれない。
【 Anniversary comment 】
坂本真綾さん 25周年おめでとうございます! これからも、点と点が美しく、星々が星座をなすように結ばれ、 真綾さんと、そのファンの方々の生が彩られますように。 微力ながら、応援しております!
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1.グレープフルーツ [1997]
illustration & notes by 葉月 紗
1.Feel my self
タイムラプスで過ぎていく景色の中、焦点は真っ直ぐ「私」に向いている。1stアルバムの1曲目の役割は、初めて出会う人に、私はこんな人で、こんな歌が歌っていきたいんです、と伝えるための曲だと思う。彼女にとってその答えが、このタイトルだった事が、私が彼女を好きな理由。
2.I and I
高校生の時、朝の雲一つない空を見上げて、踏み込んだ自転車の感覚を思い出す曲。いつも使う駅でもしかしたらあの人に会えるかも、今日のテスト嫌だなあとか、待ち遠しい放課後を考えたり、楽しくっていつだって晴れ模様の毎日は、上昇する気持ちと共に回っていく。無謀で無邪気だった頃の歌。
3.グレープフルーツ
Aメロのシンバルの響きは波が伝っていく姿を連想させる。どこか内向的で、ずっと遠くに自分を置いて、その姿を見つめているような。口に含んだ果実の酸っぱさが目の奥に広がれば、フィルターは曇って、少し緑がかる。そうして、Cメロの後に覗き込む世界は鮮やかに開けていく。
4.右ほっぺのニキビ
あっちに行ったりこっちに行ったり、気持ちも体も忙しい。曲を聞きながら、リアルな歌詞にいつでもハラハラしちゃう。なかなか自分の思う完璧の状態で、タイミングって図れないよね…。憎らしいこの右ほっぺのニキビも、この曲を思い出せばちょっとは好きになれる。
5.ポケットを空にして
背中を押すような力強さはないけれど、軽やかなギターが行く先にはいい風が吹いていると教えてくれる。両手を突っ込んだ、空のこのポケットに、これから出会う宝物を一つ一つ大切に詰めていこう。不純な動機だっていい、それが確かに僕らの旅の、始めの一歩になるならば。
6.オレンジ色とゆびきり
眩しいくらいの夕焼けが差す道に、二つの影が伸びている。たくさんの思い出に溢れるこの町にかつて二人でいたこと。君とじゃなくて、オレンジ色と指切りするのがいい。だって君の感触はいつか忘れてしまうけれど、離れていても同じ夕焼けを見ることはできるから。
7.青い瞳
深い闇が落ちる部屋に置かれた、バロック調の絨毯、机に置かれた一つの指輪。船を漕ぐようにたおやかな、ひとときの恋を夢の中だけでも続けられたら。哀しくて、やり場のない、けれど変わらない気持ちを抱えたまま、月明かりに照らされたこの部屋の青さだけがぼんやりと目に浮かぶ。
8.約束はいらない
これは伝説の始まり、そして彼女自身の始まり。体の中に眠る血が目覚めていくように、大地に息づく鼓動が足元から伝わるように、この歌を聞くと忘れていた誰かを思い出せる気がして、涙が溢れてくる。最後の煌めきのような音が、プラチナの光も連想させて。正真正銘の名曲!
9.MY BEST FRIEND
口で言うと照れくさいから、あなたに分かる言葉で言うと直球すぎるから、英語で歌ったの、という感じがする。何気ない日々を共に過ごしていたこと、あの頃は気付かないふりをしていたけど、本当はすごく幸せだと感じていた。大事な友達を思い出して、贈りたい曲。
10.風が吹く日
橙の空に鮮やかな緑の草原が広がる。寒くもない、暖かくもない、心地のいい追い風が吹いて、体中の全てを浄化してくれるみたい。この景色を眺めながら考える、自分のこと、世界のこと。過去への後悔、今への苛立ち、未来への不安、でも希望の光もあるって信じるこの気持ちも此処にある。
11.そのままでいいんだ
夕方から夜にかけて、紫色に変わる空に一番星が見え始める頃。ゆっくりと歩きながら、思い出す誰かの一言の暖かさに救われていたことを思い出す。寄り添うようなサビのコーラスが、ギターの刻みが瞬く星のようでどこまでも優しい。このアルバムを最後に暖かく包んでくれる曲。
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10.FOLLOW ME UP [2016]
illustration & notes by 葉月 紗
1.FOLLOW ME
あなたには私を捕まえられない、でもついてきて、と言う彼女の姿は太陽みたいで眩しい。軽やかに飛び上がって、鳥のように歌って、無邪気に笑って、なんて楽しいんだろう!この世界の全てを、宝石に変えてしまう魔法。その輝きに憧れて、私は今日もあなたを追いかける。
2.Be mine!
最��からクライマックスのような勢いで息をつく暇もない目まぐるしい景色。でもこのドラムのスピード、ベースの唸り、ギターのライン!全部がどうでも良くなるほど完全で、急降下も急上昇もモノにしてしまう勢いがここにある。あなたもこの歌で無敵になってみない?
3.さなぎ
このサウンドを止めることは誰にもできない。マジックナンバーのような明るさとも、Get No Satisfaction!の様な等身大さとも違う、この曲だけの強さと鋭さ。雑念を取り払って直感だけに耳を澄ませれば、この翅の輪郭が見えてくる。殻を破るタイミングはきっと、今!
4.SAVED.
緩やか川の流れ、風に揺れる穂や、見渡す小さな街。この日常に、見えなくても、私を見守ってくれている存在をどこかで感じている。それはかつて出会った誰か、もう会えない人、いつか向き合うあなた。ふと、その声や体温に耳を澄ませる時、その暖かさが懐かしくて涙がこみ上げる、そんな歌。
5.東京寒い
ブルーグレーの朝、まだ人の少ないビル群の隙間をバスで通りかかる。
一本向こうの路地にかつてあった熱は冷めてしまって、もうみんな、知らない人になった。熱帯魚の尾鰭をつつくような余裕さで、薄く開けた瞳で街を眺める。座席に沈む心地よい疲労感、また夜に踊る為に目を閉じて。
6.アルコ
絹のように伸びる薄い雲、広がる空の果て、飛び立つ鳥の群れに想いを寄せる。それは静かな祈り、深い慈しみの姿。どうかこの広がりの中、巡る優しい風が、傷ついたあなたにも吹いていますように。そして、どうか祝福を、愛を告げますようにーー私はずっと、此処で、あなたを待っている。
7.幸せについて私が知っている5つの方法
煌めきに溢れるサウンドで描かれた心が沸き立つような世界。銀河に包まれた星の軌道のジェットコースターは止まることなく周りの景色を幸せの色に塗り替えていくよう。私だけの特別なレシピ、その仕上げは大好きな君と一緒にいる事。さあ、たーんと召し上がれ!
8.はじまりの海
スロウなテンポで海沿いを散歩する、只々なんて歌詞のフレーズがちょっぴり歩く音みたい。ずっと走り続けていたら、気付けたはずの小さな幸せも見逃してしまう。宝物は、遠回りの途中にも転がっているもの。一つずつ拾いながら、休憩だってしても良いし…それなら歌声はフラットで。
9.これから
ストリングスの始まりから、あの20周年ライブを思い出して目の奥が熱くなる。あの歴史を語る様なステージで、この歌はより強い意味を持って、言葉はより深い響きで、私の心に届いた。出会いと別れの繰り返しの先に見える光。あなたの未来を信じる言葉に救われてきた。きっと、これからも。
10.Waiting for the rain
私の上に広がる柔らかな彩雲から、虹色の光の雨がシャワーのように降り注ぐ。かざした掌に輝きは撥ねると、2つに分かれて空気に優しく溶けた。それはとても甘い粒、流星にも似た弧を描いて、乾ききって荒れ果てた大地を鮮やかに染めていく様を、静かに見届けていた。
11.ロードムービー
セピア調のエンドロール、その褪せた画面に一台、古びた車が走っている。少しがたつく屋根も、丸いフォルムも、この先の道にしっくりくる形で愛おしい。流れるクレジットに連なる名前は袖触れ合った人たちで、かけがえのないキャストだった。私達の旅は画面の先でまだ、続いていく…
12.That is To Say
雨が降る窓越しのライトがちらつく夜。見慣れたこの広い部屋を本当は持て余している。大人になって、大体のものは手に入るようになった。けれど、その中で忘れてしまった思い出もあって。この手で抱えられるは少ない、それでも大切にしたいものは、君へのこの気持ち。
13.レプリカ
暗闇の中、激しく点滅するライトに僕のアウトラインが浮かび上がる。世界は複雑で、善悪の判断もつかなくて、それでも光を信じて走ることしか僕らにはできない。絶望に竦む足でも、闇雲に駆け抜ければ必ず出口はあるだろう。だから、何度でもこの強い声が君に届くように、叫ぶんだ。
14.かすかなメロディ
パチッと小気味のいい音で、橙色のルームライトがついたら、ほっと気が緩んだ。作り置きした夕食が温まるのを待ちながら下手くそな口笛を吹く。こじんまりとした机に並べたお皿に、今日はお酒も添えて。なんとなく、身の丈にあった小さな幸せを楽しむ、という言葉が似合う歌。
15.アイリス
読み掛けの本を閉じて窓に目をやれば、湖にまだ夕暮れにも満たない薄い青がうつりこんでいた。それはとても穏やかで、向こう岸の鳥の囀りまでこの部屋に届くようなーー。どことなく手紙が上手な彼女を思い出す美しい歌声は、心の中に眠っていた原風景を呼び起こして、私を震えさせる。
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12.シングルコレクションシリーズ 
illustration & notes by 葉月 紗 →***後日公開!
【シングルコレクション+ ハチポチ】[1999]
1〜8.
***
9.Active Heart 
無機質なビル群の景色に、この歌が流れたら、まるで大自然の中に放り出されたかのような晴れやかさが広がった。裸足から伝わる地面の冷たさ、真夏の高い空!まだ見つけていない私だけの愛を探しに行こう。心動く瞬間、いつでも僕らはあの頃に戻れる。ずっとそれを忘れないでいて。
10〜15.
***
【シングルコレクション+ ニコパチ】[2003]
1〜4.
***
5.しっぽのうた
実は初めて買ったCD、ニコパチ。決め手はこの歌で、でも考えれば不思議な動機。可愛らしいハテナがたくさん浮かぶ歌詞に、掌に収まる世界で、あくせく働く妖精を眺めているような感覚がなんだか面白くて。つまりは菅野さんの茶目っ気、一倉さんのセンスにこの頃から惹かれてた?
7〜16.
***
【シングルコレクション+ ニコパチ】[2003]
1〜4.
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5.しっぽのうた
実は初めて買ったCD、ニコパチ。決め手はこの歌で、でも考えれば不思議な動機。可愛らしいハテナがたくさん浮かぶ歌詞に、掌に収まる世界で、あくせく働く妖精を眺めているような感覚がなんだか面白くて。つまりは菅野さんの茶目っ気、一倉さんのセンスにこの頃から惹かれてた?
7〜16.
***
【シングルコレクション+ ミツバチ】[2012]
1〜17.
***
【シングルコレクション+ アチコチ】[2020] <disk1>
1〜13.
***
<disk2>
1〜11.
***
12.クローバー
フレーズに深い共感を覚えるこの曲は、自分と同じ様に頑張っている人がいる事に改めて気付く朝の様。限りある時間を前へ前へと、一生懸命に進むのは大変だけど、絶対に過去の自分には負けたくないから。幸せは自分で掴むもの、この歌でエネルギーチャージをして、また走りださなくちゃ!
13.
***
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8.You can't catch me [2011]
illustration & notes by 葉月 紗
1.eternal return
コーラスのオープニング感とリズムがライブ向き!20周年ライブで真綾さんの姿と言葉を通して、初めてこの歌をちゃんと聞けた気がする。いっそ諦めてしまえたら楽なのに、それでも何度も手を伸ばすーー夢への焦がれるような気持ち。真っ直ぐ前を見つめた横顔はとても美しかった。
2.秘密
自分の中に眠る、まだ自分でも気付いていない感情。ふとした時に現れるその衝動にハッとして、隠そうとするのに溢れ出した音が止まらなくなる。叫び出したくなるような激しさは誰にも知られなくて良い。それでもこのくすぶる熱は、ガソリンの様に燃え上がって、走り出すための力になる。
3.DOWNTOWN
待ちに待ったお休みの日の夜、何も気にせず華やかな街に繰り出して、イルミネーションやネオンで飾られた道を行く時の、あのすべてが輝く高揚感!色とりどりのグラスを手に持ち、すべてを忘れて楽しむこの場を仕切るのはジャズのテンポで。いつの時代もこんな音楽が大人には必要なんです。
4.美しい人
大海に漕ぎ出してゆく船の先頭に、この旅路の行く末を祈願するように天女が舞う。その羽衣が風に靡く姿、伏せられた瞳の美しいまばたき、空を行く鳥達の群れ。海を渡ってきた彼らの気高き志に思いを馳せる。
5.キミノセイ
マイソウル、なんてとても安っぽくなってしまいそうな歌詞だけど、真綾さんの声で歌われるとすんなり受けいられるから不思議。Aメロのもどかしい低音が、Bメロで韻を踏むことで段々と上へと登ってゆき、サビで突き抜けるこの輝かしさ。僕の中のいい感情も、悪い感情も、全ては君のせい。
6.ゼロとイチ
もうそらでも打ててしまうほど、頭の中で繰り返した番号を躊躇いがちに押しては消して、意を決して次に進むようなメロディラインがたまらなく愛おしい。距離や時間を超えて声が聞けるようになり、姿が見えるようになって、それでも触れることが���きないって、現代が一番切ないのかも。
7.みずうみ
か細い灯を捉えた水面が、ゆっくりも伝わっていくような始まり。星のように見えていた光はやがて点滅して、ゆるやかな軌跡を描いていく。こうして二人、眺めている距離はこんなに近いのにきっとあの飛行機が行ける果て程に、お互いの気持ちは遠くにあって、どうしようもなく悲しい。
8.stand up,girls!
泣いたって凹んだって明日は来る。自分の機嫌のとり方は色々あるけど、私の特効薬は友達と結論の出ない話を延々とすること。みんなで肩を組んで笑い飛ばすパワーを持って、女の子達は強く生きている。そんならしさが詰まった歌が私達のためだけにあるなんて、凄く得した気分!
9.ミライ地図
少し俯きがちに口を尖らせて、地面に並べられた○を一つずつ踏むような始まり。それでもキミが前を見て!と無理やりにでも立ち上がらせようとする強引さに、どこか安心して、そういうとこが好きなんだよね、とほころぶような。歌詞のせいか自然とキミノセイと対に聞いてしまう。
10.ムーンライト(または"君が眠るための物語")
まるでミュージカルのように、柔らかいスポットライトが眠る君の顔を照らしている。いい夢が見れるように暖かなココアを、雲のような布団に包まれて。どんな事があってもあの光はあなたの味方。もし私に子供が生まれたら子守唄として歌いたいなんて。
11.手紙
素朴なギターの音色、「ボクとキミ」と発する声の優しさに心がポカポカになる。弦を滑る音がカサカサした紙に触れている感覚に近い気がして、歌声と共に言葉をなぞれば会いたい人が浮かんでくる。最後に書き留められた名前の文字だけで、こんなにも愛しさが溢れてくるなんて不思議ね。
12.トピア
もう終電も間近、ふと高いビルの隙間にあのシルエットが浮かび上がるのを見つけて立ち止まる。並んだ窓の一つ一つにそれぞれの生活があり、その中には私達のための明かりもあって。あなたとの幸せの形をした、この街が好き。だからこそ、東京タワーは恋人たちにとっての、永遠の浪漫。
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5.夕凪LOOP [2005]
illustration & notes by 葉月 紗
1.Hello
煌めきが風に靡く、これは天国の景色だと思う。薄いヴェールを纏って君の頬に触れたら、それはキスにとても似ているんじゃないかって思うんだ。ずっと君の傍にいるために、僕は永遠になった。君に来る明日、そして未来が幸せなものである様に。透明な愛に包まれたラブレターを送ろう。
2.ハニー・カム
縮みそうで縮まらないこの距離のドキドキして、気持ちがはやる様が迫るリズムに表れている様でひたすらに可愛くて。私は手を握って気持ちを伝えてる、だから君には口に出して欲しい。その時は、手を広げて、愛しいその胸に飛び込んであげる!そんな駆け引きはくすぐったくて楽しい。
3.ループ
この曲を聞くと、ありありと主題歌になったアニメの映像を思い出せる。国や世界を、時を超えて、願いの為に旅をする彼らの姿を追いかけていた。その奇跡を願っていた。そして歌詞をなぞる様に、私が彼女との3度目の巡り会いをこの歌で果たした事。確信の瞬間を、私は今でも忘れずにいる。
4.若葉
友達の運転する車に初めて乗ったとき、普段は同じ顔をして笑っている彼女がぐんと大人っぽく見えて、なんだかときめいてしまった。好きな音楽が流れる車内で、みんなで歌いながら窓辺から連なる電灯の流れを目で追って。その瞬間のかけがえなさを噛み締めていたあの車内に一番似合う曲だった。
5.パプリカ
少し前まで野菜が好きじゃなかった私。でもこの曲のリムショットみたいな包丁の音を聞きたくて、夏野菜カレーを作ってみたら、案外美味しくて感動した事があって。そんな風に恩恵を受けたから、楽しく美味しくなるように、この歌を聞きながら料理をすることがマイルールになっています。
6.My Favorite Books
小さい頃に読んだ絵本。なんとなくその時の感じたことが、今の自分の人生にも影響しているなと思う瞬間がある。勇敢に立ち向かう背中、守りたいものを抱えた腕。そして臆することなく愛を伝える事。僕らも僕らの人生の主人公として、勇者にも旅人にもなろう。
7.月と走りながら
秋の夜の帰り道。名残惜しく別れを告げる後ろでススキが静かに揺れていた。最終電車というフレーズなのに、何故か思い出すのはよく使っていたバスの終点地で。微熱を帯びた頬を冷たい窓につけて、向こう側の月を眺めている姿が歌に、その空気感が柔らかな男性コーラス表れる様。
8.NO FEAR / あいすること どこまでも透明で温かい風に包まれながら、安らかな眠りにつける曲。見返りはなくても、あなたの側にいて、恐れを取り払う存在でいたい。慈悲のような優しさで、でも何よりも強くて、美しい気持ち。それが、愛することなのだと思う。
9.ユニゾン
初めて聞いたときこの曲の不思議さに戸惑ったけれど、それは幾億年もの時の流れをなぞった時、その果てしなさに目眩がする感覚なのだと気付く。壮大な物語、過去ーー現在ーー未来ーーに、視点は大きく動き、そしてまた始まりの宇宙へ還っていく。今はもう、その深さに漂えるようになった。
10.冬ですか
ちょっと走ったら息が白い、そんな冬の知らせが嬉しい朝に聞きたい曲。北風がコートの隙間を通り抜けて身震いする寒さの中、ホットなリズムで展開されるスカが気持ちのウォーミングアップに丁度よくて。そうしたら傘に積もった雪をはらって、思いっきり走り出してもいいんじゃない?
11.夕凪LOOP
凪の姿を見せるような音が通り過ぎて、ほんの一瞬で夕暮れが目の前に現れる。街灯や月、飛行機雲、覗き込む影、揺れる稲穂、これまで見た景色をうつした水面。寄せては返すその波の繰り返しと、指先から広がる波紋の廻り。橙と青の空と風が攫えば、明日のための夜が優しく出迎えてくれる。
12.a happy ending
オムニバムの絵本のようなこのアルバムを締めくくる、ハッピーエンド。白いブーケに浮かびあがる、ささやかで幸せな日々。ずっと手を繋いでいてねと微笑む顔が涙で滲む。いつか来る別れの日、その時はこの愛を君の頬に優しく触れる風に変えて、また会いに行くと誓って。
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4.少年アリス [2003]
1.うちゅうひこうしのうた
何気なく見たテレビの向こう、いつか図書館で読んだ本の挿絵に似た素朴な線で、宇宙飛行士が漂っていた。優しい歌とピアノ、時折聞こえる未知の信号、嗅いだことのないレタスの匂いは黄緑色で、どこか懐かしいと思った。隙間のたった5分が待ち遠しい、それは2度目の出会い。
2.ソラヲミロ
赤く焼けた大地に聳え立つ岩場、地層を上に追っていけば厚い雲が走る空がある。強い風の中で、何度も倒れそうになりながら、その二本の足でしっかりと立つ姿。決意を感じさせる眼差しと、その背中は誇り高い魂を呼び起こして、咆哮にも似た声をあげる。まるでそれは映画のように。
3.スクラップ〜別れの詩
肌を切り裂くように吹きすさぶ風にさらわれて、溢れ落ちた記憶のスクラップが遠い空へ去っていく。疾走感に溢れたこの歌は、泥臭さの中に見つけた光の欠片。この鼓膜から体中を駆け抜けて、貫かれた魂が痺れる様にうち震える。追い立てるリズムが廻る車輪の様で息もつけない。
4.まきばアリス!
いろんな言葉に感嘆符がつくような、そんな楽しさで紡がれる言葉。手拍子をしながら、楽器隊は立ち上がり、高らかに歌う。握った君の手が少し汗ばんでいても、その足取りがもたついてもどうだって良くて、全部が愛おしくて世界ごと抱きしめたい。だって、僕らは恋人だから!
5.真昼が雪
触れればすぐに溶ける儚い雪も、降り続ければ世界を真っ白に変えてしまうように、積もり積もっていく思い。遠くまで続く送電線を伝って、この声があなたに届けばいいのにと思う。そんな事を呟いて思い出す、柔らかくて忘れたくないその腕はいつか来る春に似ている。
6.KINGFISHER GIRL
古びた背表紙の本を読んでいる。19世紀初頭に描かれた、子供たち向けの童話を集めた一冊。カリグラフィで飾られたタイトル、所々薄れた文字、そして鉱石のような輝きを持つ翡翠色のカワセミの羽根ーー歌うようにその物語をなぞる。燃えゆく最後さえも美しい、羽ばたきを聞いた。
7.ヒーロー
遮光カーテンの向こう側で、車や信号の点滅する光がちらついている。膝の上にはまるでずっとそこに収まっていたかのように馴染んだ体温があって、その硬い髪を撫でると時折耳の筋に指先が触れた。草臥れた重たい体に被さると、なんだか私達は一つだったかのような気がしてくるね。
8.夜
砕け散ったガラスの破片が暗い部屋の中でその輪郭をちらつかせている。片付けるのも嫌になって、ベッドに倒れ込んだら飲みかけのワインの縁が目に止まった。どうしてここにあなたが居ないのか、全然わからない、そうたとえ叫んでも声は夜に吸い込まれて、もうきっとあのドアは二度と開かない。
9 .CALL TO ME
夕暮れが傾いて、高い窓からこの部屋に落ちてくる。見覚えのある番号が、また鳴り出すのを待ちながら、どうしようもなく不安になって部屋の隅に座って夜が来るのを待っている。その焦がれるような空気がギターの刻みに見えて。弾き語りをするなら一番にこの曲が歌えるようになりたい。
10.光あれ
夕暮れの川沿いに立って、橙が世界を満たすのを見つめていた。掌に透かしても、真っ直ぐ胸に届くこの熱さに泣きだしそうになるのを堪えて、その光を見据えれば、眩さの中に見える未来に向かうのは自分の足でしかないと思い知らされる。信じる事が、かけがえのない力に変わる瞬間。
11.ちびっこフォーク
草原でギターを奏でながら、誰に向けてでもなく旅人が歌う。かき鳴らされるメロディに時折交じる、弦がしなる音に気付くと、かつてこの場所で起きた出来事が幻影のように今の景色に重なっては消えた。若人の嘆き、それでも戦うのは何故?答えを探して、僕らはまた旅に出る。
12.park amsterdam
ビルに囲まれた都会の公園で、高い背をした彼のポケットから出てきた恋人。歌うように笑い、面白可笑しく夢のような旅の話をしてくれた。気球の模様よりも、空から見た世界はそれはそれはちっぽけでしょう!二人だから素敵な物語に、私はもうお腹がいっぱい。どうかお幸せに。
13.03
世界が静かに生まれ変わろうとする夜明け、連なるビルが空の色に染まっていく。新しい日の訪れを知らせる風に乗るように、目を閉じれば、遠い果てまで見えるような気がした。朝の空気に溶ける身体は、やがて透明になり、金色の光が消えゆく輪郭を縁取ってゆく。それは私が最も私らしく在る時。
14.おきてがみ
手触りのいい、お気に入りの便箋にペンを走らせた。言い忘れている事がないか部屋を見渡すと、様々な物が大切な思い出として浮かび上がる。過ごした日々が教えてくれた事、愛された事を、忘れない。白い息を吐く。この部屋の窓から見る最後の朝日。そして私だけの道を行く、新しい旅へ。
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3.Lucy [2001]
1.Lucy
インスト曲での始まりは、最初こそ不思議だったけれどすぐに耳に馴染んだ。彼女たちの物語を読む前に、その本の表紙をなぞっているような愛おしさを感じる。ゆっくりと開かれたページに佇む序文を目で追うように、時に柔らかく、時に立ち止まる様なストリングスが印象的。
2.マメシバ
「走る」の無邪気さとは違う、ひたむきさと言うより、すべてを振り切っていくがむしゃらさ。間奏部分の少し景色が灰色がかるような曲調から最後のサビへの盛り上がりが最高!息を切らし、立ち止まって、また走って、雨も風も連れて、ただ真っ直ぐ君の元へ走っていく、そんな体温を感じている。
3.ストロボの空
突然に開けた明るさに反射的に目を閉じて、薄い瞼の向こうの真っ白な世界に包まれる瞬間。まっさらな空では無い、あの雨が去った後に流れる雲の隙間から溢れんばかりに姿を見せる光。目の奥が滲むような熱を持って、歌詞の所々や重たく響くドラムに、その痛いくらいの輝きが見える。
4.アルカロイド
大学生くらいの彼女が語る、恋人との距離感の様。考える事もやる事もたくさんあるけど、面倒くさくなっちゃったとあっけらかんとしている寝坊した朝に。それでも彼には会いに行くし、愛の言葉を貰えたら今日は満足と言うような歌詞が清々しい。コーラスのソファが2つの意味なら可愛くて憎いなあ。
5.紅茶
初恋がいつまでも香り高いように、最初の恋人という存在はいつまでも特別だと思う。道端で飲んだものなんて些細な事が、どうしてか一番心に残って温かい。儚げな声で歌われる景色に被さるコーラスが、一瞬触れ合う時計の秒針のようであまりに切なくて、この一杯を聞き終わるのが惜しくなる。
6.木登りと赤いスカート
ピアノのリズムよく刻まれる音が、灰色の空から降る雪が積もるのを眺めていく様でどこか楽しい。冬らしい赤いチェックのスカートを着た君が、笑ったり、泣いたり、怒ったりする、すべての瞬間の傍を見つめる優しい目。可愛らしい絵本のような雰囲気にぴったりな「僕」という一人称がとても好き。
7.life is good
落ち込んでいる気持ちの腕を引っ張って、太陽の下に連れ出してくれるような明るさが眩しいこの曲。世界は複雑に見えるけれど、実はとてもシンプルで、空は青いし、新しい今日も輝く光もある、だから絶対良い人生にしかならない!+君と僕でね、と告げるチャーミングさはこの英詩ならでは。
8.Honeybunny
ちょっと不貞腐れ気味にこんな歌い方をされたら、理不尽な怒られ方をされても許しちゃいそう。そんな面倒な彼女感が溢れる曲を歌いこなすのも声優(女優)故?20代のこの時にしか醸し出せない捻くれ感は、わざとらしいくらいでも丁度いい。君を困らせたくて、分かってやってるんだもんね。
9.Tシャツ
昼間の空高く太陽が登り、部屋が強く陰る頃。開け放つ窓に真っ白になったTシャツがはためく。暑さの中に吹いた風の様に、この耳に届く声は爽やかで。それでも心にある熱も消えないまま、歌に乗せているのが素晴らしい。こんな風に気持ちに駆られる瞬間があるから茹だる夏も少し恋しくなる。
10.空気と星
暗闇の中、かすかに浮かぶ地平線とその上に瞬く星。その輝きを静かに見つめながら、波の音を聞いている。体温のない空気は貴方を思い出すけれど、そんな切なさを振り切ってこの風はあの海の向こうへ通り過ぎてしまう。儚げな夢を見ているように、現実味のない世界はどこまでも悲しい。
11.Rule〜色褪せない日々
初雪が降ったら一番に聞く曲。はじまりの1音からのパッと景色が展開されるようなイントロを聞けば、途端にあの頃に引き戻される。自由の切なさに今ある事。見上げた雪、くすんだガードレール、あの帰り道にはもう戻れない。でも悲しくはない、延長線の未来を私はちゃんと生きているから。
12.私は丘の上から花瓶を投げる
丘の上にぽつんと立つ小さな家に、真っ白な空からスローモーションで花々が降り注ぐ景色が浮かぶ。その一つ一つの花言葉を、私は知らない。情緒的とも違う、このひりつく、切迫するような気持ちに溢れた歌声。私の中にいるLucyの面影はこの曲。
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2.DIVE [1998]
illustration & notes by 葉月 紗
1.I.D
真夜中に抜け出して、誰もいない車道の真ん中を歩きながら夜空を見るのが好きだった。自分らしいってなんだろう、誰にでもある自身への問いの一つの答え。その時感じたことに素直に、ありのままの気持ちが自分自身だと確かに言えるようになったのはこの曲があったから。
2.走る
まだ何も分からないままに、拙い歌声で「永遠」と口にしてしまう無邪気さ。このニュアンスは絶対にひらがなで。リズム隊が、なんのしがらみもなく走っていける体の軽さを連想させるようで心地良い。このぐらい幼いほうがむしろ、本当の愛の場所には一番近い所にいるのかもしれない。
3.Babyface
少し気取って、大人にBabyfaceなんて言ってみるの、というような歌声が眩しい。歌詞はただシンプルに笑顔になって!と言い、淡々としながらも明るい曲調に、不思議とゆっくり気持ちが上向きになる。真昼の賑やかな日差しと底抜けに笑う声が聞こえる気がしたら、もう涙は綺麗に乾いてる。
4.月曜の朝
鈍色の、今にも落ちてきそうな曇り空に向かって歩いている。昨日はこの道に立ち込めていた雨の匂いは空に吸い込まれて、ただ同じ表情が続くだけ。抗えない重さに耐えきず、鋭い刃物のような感想のギターソロが、火花のように散る。白い光に包まれる終わりに、いつも鳥肌が立つ。
5.パイロット
ゆっくりと離した指先から、風にのって静かに上昇する紙飛行機を見つめている。見えない高さまで飛んでしまえばあとは身を任せるだけ、悠々と吹く温かな風は、きっと隣にいる君の体温と同じ暖かさだと思う。柔らかい羽毛布団のような曲、あの白い姿を思い出しながら、眠りにつきたい。
6.Heavenly blue
完璧な青い空と比例してうまく行かない自分の気持ちにもどかしくなったり、嫌になったり、たとえ綺麗な景色を見ていても気持ちもそうだとは限らなくて。でもなんとなく何もない空を見ていると、段々と自分の気持ちが整理されていくような、いい意味で諦められる瞬間が来る、そんな歌。
7.ピース
最強(凶)で最高(悪)な二人のお話。女子高生時代の自分達の為に世界は周っていて、今の私たちは無敵だって、みんな思っていたあの感覚。サビへの疾走感と共に、歌詞に溢れる自信が最高!ちょっと憎らしいけど許せる可愛さで、尻尾を隠して意地悪に翻弄する女の子の曲にいつでも完敗してる。
8.ユッカ
極彩色に囲まれた世界で、大声で叫���声を高らかに緑に反射させるような開放感。肺いっぱいに吸い込んだ空気が体中を駆け巡りながら、不思議な力が湧き上がってくるのを感じて。喜びも悲しみも、全ては自分の糧になるためにある。手を広げて、世界を抱きしめて、この愛を育ていきたい。
9.ねこといぬ
正反対のように思える二人、どうして上手く行くのか本当はわたしたち自身が不思議。でもそれってパズルのピースがちょうど隣だったから、そんな些細だけど、大事な理由なのかもしれない。この微睡みの一時、付かず離れずの距離が心地良いことを知っている、そんな関係性に憧れる。
10.孤独
高速道路を走るテールライト、街の明かりで照らされた雲に、否定も肯定もしないような生温い風。誰もが眠りにつくようなこの時間に、ただ一人車を走らせて、ありふれた夜を進む。苛立ちと、諦めと、滲む視界。握りしめたハンドルの感触だけは確かなまま、孤独に包まれている。
11.DIVE
光も届かないような、深い海の底から声が聞こえる。それは生き物たちの声、それとも、私の?肺を満たしていく冷たさが体内から鼓膜へと響き、視界は薄れていく。抗わずに流れに身を任せれば、瞼の向こうに光が刺すのを感じた。もう大丈夫だと水が言う。手を離しても、きっと私達は…
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17.あふるる
photography&styling:hiro model:hazuki tae
【 Anniversary comment 】
大好きな真綾さんの25周年お祝い企画に参加できて幸せでした。音楽の中の真綾さんに背中を押され、今の真綾さんに引っ張ってもらってきた人生です。幸運すぎる。これからもずっと大好きです!
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14.約束はいらない
illustration by きいた
【 Anniversary comment 】
坂本真綾さんデビュー25周年おめでとうございます! 今年もこうして3月31日を、そして25周年の特別なお祝いをできることに感謝です。 また次の1年も迎えられるようにこれからも応援します!
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13.コンセプトシリーズ
illustration & notes by 葉月 紗 →***後日公開!
【イージーリスニング】[2001]
1〜7.
***
【 30minutes night flight 】[2007]
1〜7.
***
【Driving in the silence】[2011]
1〜9.
***
【Duet】[2021]
1〜5.
***
6.星と星のあいだ
ぽつりぽつりと暗い海に浮かぶ船の灯に手を振りたくなって、でもきっと私の姿は彼らには届かない。その事がもどかしくて唇を嚙み締めた。自分の中に眠る原石もいつか、星のように輝く時が来るのだろうかーー彼らの歌声は、形のない風となって名も姿も知らぬ者たちへ届く。
7.
***
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19.僕たちが恋をする理由
photo  by 葉月 紗 
11年前、初めて覚えた星座はこの歌でした。 そして、今もずっと、あなたに恋をしています。 - date: 2010.01.02  - date: 2021.01.02
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16.色褪せない僕の魂
illustration by meisa
【 Anniversary comment 】
25周年おめでとうございます! 真綾さんの楽曲は、学生の時と大人になってから聴くのとで それぞれ違った印象を受け、新鮮なような懐かしいような、 不思議な居心地の良さを感じています。 これからも真綾さんの楽曲と共に歩み続けます!
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