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#御神籤は中吉でした
bluefilms · 1 year
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Happynew year ‼️ Thank you for your continued support this year 😊 あけましておめでとうございます㊗️本年も宜しくお願い致します😊 #赤富士 #氏神様から見た初日の出 #初詣 #御神籤は中吉でした #お節料理 #日本酒 #ねこのいる暮らし https://www.instagram.com/p/Cm-4o48ScPl/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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moongalleries · 10 months
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、という幸せ
末吉の御籤を本の栞に また大雨だ 貴方と会うと雨が降る
笑顔で人を明るくする、音楽で人を元気にする、言葉で人を救う、私は私で、貴方を守りたい 私という存在で守りたいんです 明日がもし世界の終わりでも私が貴方を守った事実で終わらせたい 貴方にとっての天国でありますように そんな私の涙を慰めるのは、貴方だ 湖で日が沈むのをみて、スローペースで曲が終わっていって、キャンドルの火が消えた 神様も涙するほどの失態 貴方を失うこと 感情が無という感情 なんでも名前つけなくていい 言語化しないでいい 16分割しないでいい貴方が私を見ていてくれたらいいから 今晩、電話でてくれたらいいから 丸一日中は考えなくていいから 星も月も見なくなって、太陽を浴びるようになって 悪口を言わなくなって 愛想を覚えた 私は貴方と幸せになりたいのだ 貴方という人を愛でていたい 褒めていたい称えていたい誇りを誇りのまま飾っておきたい 誰にも触れさせずに。あそれはエゴで我儘で傲慢なのだ でもね、貴方 春になっても焦らなくていいし 変わろうとしなくていいし 良い方向に前進しなくていい 夏になっても秋になっても冬がきても、貴方のままでいいから 今踵を返したらこれまで積んできた徳が、運になってるよ
それは全部貴方が教えてくれた 受け売りだよ
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kachoushi · 2 months
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零の会
2024年1月6日
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於:国立オリンピック記念青少年総合センター
坊城俊樹選 岡田順子選
坊城俊樹出句
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坊城俊樹出句
神の森へと絢爛の春著かな おちよぼ口紅を差したり春著の子 ハスキーな初鴉とて神のもの 春著とは後ろ姿のありにけり 去年今年神の焼そば食らはんと 神苑の神乗り移る初鴉 神宮の八手の花は交信す まぶだちを亡くせし朝の初御籤 去年今年菊紋美しき大鳥居 去年隔つ菊の御紋の大鳥居
坊城俊樹選特選句
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坊城俊樹選特選句
ドッグラン鼻と鼻とで交はす賀詞 荘吉 裸木のはるかを白く光る街 要 頰切るは鷹の翔つ風かもしれず 順子 人波をこぼれながらの初詣 光子 焼芋の煙たなびく志んぐうばし 和子 群衆といふ一塊の淑気歩す 順子 寒雀神馬と分かちあふ日差し 光子 寒雀入れ神苑の日のたまり 光子 寒の水明治の杜のまま映す 小鳥
坊城俊樹選▲問題句
晴れし日の雪吊龍の手に化けて 小鳥
坊城俊樹選並選句
大前に縦一列で冬帽子 荘吉 はじまりもをはりも青き初御空 和子 馬場の日にふくら雀の落ちて来し 光子 弦を背に颯爽とゆく小春かな 風頭 参宮橋より白日の冬木立 小鳥 輪飾の紙垂の歪みもめでたけれ 和子 神木の黙しぼんやり春を待つ 三郎 鎖樋垂らして永く竜の玉 順子 白き手首して清正の若水を 順子 清正の井へと恵方の歩の続く はるか 初声の想ひありしか本殿へ 三郎 小春日や亀石に吾も甲羅干し 風頭 悴める指に解きて恋みくじ はるか 笹鳴や旋毛に当たりつづける日 緋路 青空に深く沈みて冬の鳥 和子 参道を逸れ神域の淑気かな 六甲 神宮の鳥居の罅も淑気かな 佑天 楪や隔雲亭は夢の跡 順子 寒椿落つれば湧くや清正井 眞理子 京訛り唇紅く寒の紅 三郎 江戸よりの井戸の名水ぬるき冬 眞理子 皇后の大もみぢ枯れても落ちず 慶月 積樽も淑気を帯びて並びけり 佑天 百年の落葉溜りのほつかほか 慶月
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岡田順子出句
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岡田順子出句
潔き新玉ぶりを隈笹に 頰切るは鷹の翔つ風かもしれず 国の春へロマネ・コンティの献樽を 楪や隔雲亭は夢の跡 鎖樋垂らして永く竜の玉 帷のごとく陽に鎖し白障子 なんでもなくて冬草の青ければ 群衆といふ一塊の淑気歩す 寒天を逆しまにして蒼き井戸 白き手首して清正の若水を
岡田順子選特選句
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岡田順子選特選句
跼り清正の井を初鏡 昌文 本殿につぶやく寒紅をつけて 光子 楪の浴ぶる日我にゆづらるる 慶月 肺胞に沁み込んでゆく淑気かな 緋路 冬草や喧騒去りて井戸残し 眞理子 馬見えぬ乗馬倶楽部の六日かな 六甲 寒鯉来おのれの色の水を分け 緋路 寒椿落つれば湧くや清正井 眞理子 寒の水明治の杜のまま映す 小鳥
岡田順子選▲問題句
遠近法その中を往く初詣 荘吉
岡田順子選並選句
初日記驚天動地で始まれり 佑天 去年隔つ菊の御紋の大鳥居 俊樹 一連の真珠を胸に初句会 光子 枯菖蒲妄想の中春を待つ 風頭 神の森へと絢爛の春著かな 俊樹 一枚の青空歌ふ初鴉 和子 補聴器を外し砂利踏む初詣 軽象 清正の井へと恵方の歩の続く はるか 清水の写すみ空の冬木の芽 きみよ 鳥居新た杉のひらけて寒に入る 小鳥 吉祥の天へ跳ねたる寒雀 はるか 冬日燦々熊笹の隈閃々 風頭 笹鳴や旋毛に当たりつづける日 緋路 神木の葉擦れ大鷹睥睨す 眞理子 明治旧り樹間に満つる淑気かな 眞理子 寒鯉の水重さうな一と揺らぎ 昌文 拭きあとの白き硝子と日向ぼこ 和子 百年の落葉溜りのほつかほか 慶月 ひよつこりとシャンパンを手に雪女 きみよ 大前に縦一列で冬帽子 荘吉
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taka0811 · 4 months
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日付けはけっこう経ちましたが、先日1月7日に千葉神社へ初詣に行ってきました⛩️
去年の10月9日に父が亡くなって現在喪中ではあるのですが、初詣には行ってもいいという事なので、今年一年、家族全員の幸福を願ってお参りしてまいりました。
自分と嫁さんと子供、家族全員のお守りを買い、嫁さんの妹が今年受験なので、合格祈願のお守りも買いました。妹よ、受験勉強頑張れよ👍
その後おみくじを引いたら、自分は大吉が出ました✌️良い一年になるといいなぁ〜✨
今年は元旦早々、能登半島を中心とした大地震が発生したり、飛行機事故が発生したりと、世の中的には不幸な事が立て続けに起きていますが、被災地の早期の復興と世の中的にもこれ以上悪い事が起きないようにと、家族全員、幸せな一年になるように願ってます。
#初詣 #妙見本宮 #千葉神社 #神社 #⛩ #殿星尊 #妙見様 #妙見 #北辰妙見尊星王 #北辰妙見尊星王様 #厄除け #厄除 #厄除開運 #八方除け #八方除 #お参り #お詣り #家内安全 #無病息災 #幸福祈願 #合格祈願 #お守り #御守り #おみくじ #御神籤 #大吉 #令和6年能登半島地震 #早期復興を願います #家族全員幸せでいられますように #千葉
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nmmm19 · 1 year
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2023/1/14
タンブラー更新するの久しぶりな感じがしていて2023から書き始めていたのでおぉなんか新鮮(^^)!と思ったら一個前の更新は年明けだったのに2023をつけていなっかったバカすぎる。
前置きはここでおわり、本題。
今日はリーバイスの517を探しに古着屋に行った。この前試着した517がサイッコーで嬉しくなったのに値段見たら17,000円くらいしていて流石に買おうと思えなかったのでリベンジマッチ。絶対に見つけて���りたいの気持ち。運が良かった。2店舗目で3枚も置いてあったので試着。3枚の中でサイコーの1本に出会った値段も6000円。サイコーのシルエット。やっぱり俺って偉い。店員さんに”フレアパンツとブーツカットがいま自分の中でキテるんですよ”と話したらたくさん出してくれた。ノリノリの俺はアースカラーのフレアパンツもゲトってしまった^_−☆ 偶然、お客さんが俺しかいなかったので試着室の前で永遠のような時間悩んでいた。試着室の外から店員さんが髪型を褒めてくれて俺は本当に嬉しくなった。相対して褒められていたらどんな顔をしていたのか全く���像できないくらい嬉しかった。褒めてくれる人は本当に極小だから。レジ前でバンドの話になり17:00前にお店に入ったのにお店でたら18:30になっていた。ありえない、初対面でこんなにずっと会話ができる人がいるなんてびっくりしたし嬉しい嬉しい。今年は外にたくさん出ていろんな人と話してみたいな〜とか思う(食らっちゃうのも込みで)。今日の思い出が良すぎたばかりに。いくしかない。 日付変わって1/15の投稿。御神籤を引いてきます。大吉が出る気しかしていない厄年なのに(^^;;
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mikatantan · 1 year
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お正月飾り 保存瓶 御神籤 カレースパイス 今年のお正月は初めて葉牡丹を飾ってみました。飾る植物はそれぞれ意味があるのですね。 竹の器、葉牡丹、松・南天などの束を別々に買って組み合わせてみました。 ↓参考にしました。 https://lovegreen.net/lifestyle-interior/p259954/ このお休み中、普段なかなか出来ない保存瓶の総チェックをしました。写真はほんの一部😅 大型の保存瓶から細々としたガラス瓶まで、果実酒、松葉酒、ハーブなどのチンキ、蜂蜜🍯漬けなどがキッチンにあって、全て取り出して確認をしました。傷んでいるものは無くて幸いでした。  チンキ作成中のものは全てコーヒーペーパーで濾して保存瓶に入れ直しました。 梅酒はいい感じでもう飲めそうですねー。松葉酒は沢山ありすぎる😅 果実酒や薬草酒、酒税法の為、自家用に作るのはいいけど販売はできない😵 家族で消費はなかなか難しいです🤣 何年分も有りますねー。 昨日はアバター2を観に行き、今日は神明神社に初詣、実家訪問と言うことでお正月🎍スケジュール終了しました。 御神籤は中吉です☺️夫と次男は今年もまた大吉らしく、嬉しそうでしたが、、 そして最後に、、いつも時間が無くて出来ない手作りカレーを作りました。 20種類のスパイスが入っているパッケージを開けたけど、混ぜるのはまた今度にしてエスビーの赤缶カレー粉でインド風サラサラのチキンカレーにしました。 レシピには玉葱炒めるとしか書いてないけど、にんじんとじゃがいも、舞茸を加え、お正月スペシャルとして見通しの良いレンコンを加えてみましたよ🧐 普通のヨーグルトが無かったので、冷凍保存してあった松の豆乳ヨーグルトを使ってみました😛これは使えますね。 チャツネの代わりにバナナ、トマト🍅缶の代わりに生のトマトを使いました。割と好評😊 まだお休みは続きますが三が日は終わりですね〜☺️ #お正月 #おせちもいいけどカレーもね #葉牡丹 (Sakai-shi, Fukui, Japan) https://www.instagram.com/p/Cm9Kkk9rJEQ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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airinhishou · 1 year
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一年の計は元旦にあり 早朝出勤を終えた後 ダッシュで小国両神社さんへ 嘉麻峠の道端の雪 東峰村の畑や屋根に積もった雪☃️ もう〜Sammyやら Nemmyやら😅 小国両神社へ到着すると 警備員さんがバイク好きで、私達を見るなり話し掛けて来てくれました^ ^ 手帳の中に大切にされていた、無数の自分の乗って来たバイクの写真を見せてくれました。 みんな…流れている時間は一緒なのでしょうが、思いの積もった写真を見せて貰うと その人の生きて来た重みや証を感じます。 素敵な写真ありがとうございます。 小国両神社さんは参拝客で凄かった… 神職様 また、改めて参拝に参ります^ ^ 御神籤 末吉でしたが… 内容が大吉以上の内容で 物凄く嬉しかった 素敵な一年になりますように #元日 #小国両神社 #バイクの神様 #ここで沢山の縁を頂きました。 #今年もよろしくお願いします (小国両神社) https://www.instagram.com/p/Cm5TGAGyd01/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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seiryousya · 1 year
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大吉
今年もまた大吉。 誘われて夜中に初詣した。 コロナ前は神社で無料配布される甘酒が楽しみで、参拝して、来て良かった、と思ったものだ。 今年も期待したが、無かった。 残念だ。 いつも通り破魔矢を買って御神籤を引く。 今年もやっぱり大吉。 凍えながら家に帰ってレオン(愛猫)に、 おい、今年もいい事あるぞ、 と言ったがオレの顔をジッと見て耳を後ろに回転させてしまった。
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saitoyuichi · 1 year
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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします🎍 初詣は近所の産土神前野熊野神社へ。小さな神社ですが人が多かった。今年も大病大怪我なく仕事に励めることを願いました。御神籤は中吉でした。 #初詣 #元日 #2023年 (前野熊野神社) https://www.instagram.com/p/Cm3LkM6vuCIGmMlfQQjNh5Zpmr3MVEM4Fuxngg0/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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kazuhirofijita · 1 year
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明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 元旦早々、初日の出初詣を兼ねてジョギング。 いつもは走ってると暑くなるのだが、今日はいくら走っても暑くならんし、汗が出ない。 体温を上げるためにピッチをあげて走っていたら、予想以上に早く保土ヶ谷公園に着いた。 そこで日の出まで待っていたが、なかなか出て来ず、そのうち冷えてきたから走っていたら、自分の背後で日は登っていた。 初日の出を拝んだ後は、坂を下り神戸神社で初詣。 お参りを済ませて、安い御神籤と高い御神籤を引くと、正月仕様の確率変動のせいか どちらも「大吉」 幸先良いスタート。走って家路に着くと、小銭入れがない。神社から寝ぐらまでの道中で落としたようだ。 のっけから失せ物。御神籤には「失せ物、ものに隠れて出ず」と書かれていた。 厄落としと思い諦める。 でもあの小銭入れ、5000円したんだよな。 #初日の出 https://www.instagram.com/p/Cm22A2dSruy/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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papatomom · 2 years
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20220410(日)
美浜町にある御嶽山(おたけやま)の麓に県の無形文化財「王の舞(おうのまい)」で有名な「彌美(みみ)神社」がある。
「王の舞」とは中世から伝わり、若狭地方の多くの神社で奉納されている芸能のことだ。
車を降りると明るい陽射しの中で、澄んだ空気が心地よかった。
鳥居をくぐり、階段を上ると左側の境内に樹齢700年以上といわれる御神木の杉が聳え立って、ひと際目を引く。
拝殿の中には神主や巫女がいるわけでもないが、御神籤などが頂けるようになっている。
次に向かった 「若狭国吉城歴史資料館」 の前では職員が狼煙台を作っていた。
館内を一通り見終わった後、国吉城址の本丸跡まで20��30分位で登れると聞くと、パートナーが登りたいという。
山頂近くの曲輪(くるわ)に着くと、春の日差しを受けた若狭湾が目に飛び込んできた。
戦国時代の武将や姫たちが同じ景色を見ていたんだと思うと、何か不思議な感覚にとらわれる。
彼女は草むらに座り、セルリアンブルーの美しい海の景色を眺めていた。
本丸跡へ登った後、この曲輪近くの登山道まで戻ると、年配のご夫婦が手をつなぎながら海の見える場所まで歩いていくのがみえた。
南風で桜が舞い散る景色を眺めながら車に戻る。
「汗をかいたね」と話し、花はす温泉「そまやま」経由で帰ろうということに決めた。
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kachoushi · 2 months
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各地句会報
花鳥誌 令和6年4月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年1月6日 零の会 坊城俊樹選 特選句
ドッグラン鼻と鼻とで交はす賀詞 荘吉 裸木のはるかを白く光る街 要 頰切るは鷹の翔つ風かもしれず 順子 人波をこぼれながらの初詣 光子 焼芋の煙たなびく志んぐうばし 和子 群衆といふ一塊の淑気歩す 順子 寒雀神馬と分かちあふ日差し 光子 寒雀入れ神苑の日のたまり 同 寒の水明治の杜のまま映す 小鳥
岡田順子選 特選句
跼り清正の井を初鏡 昌文 本殿につぶやく寒紅をつけて 光子 楪の浴ぶる日我にゆづらるる 慶月 肺胞に沁み込んでゆく淑気かな 緋路 冬草や喧騒去りて井戸残し 眞理子 馬見えぬ乗馬倶楽部の六日かな 六甲 寒鯉来おのれの色の水を分け 緋路 寒椿落つれば湧くや清正井 眞理子 寒の水明治の杜のまま映す 小鳥
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月6日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
一束もいらぬ楪もて遊ぶ 成子 深井より羅漢に供ふ冬の水 かおり 赤なまこ横目に買ひし青なまこ 久美子 畳みたるセーターの上に置くクルス かおり 再会のドアを開けばちやんちやんこ 朝子 半泣きのやうに崩るる雪兎 成子 火を見つめ男無口に薬喰 かおり 歳晩の一灯母を照らすため 朝子 悴みて蛇となる能の女かな 睦子 その中の手話の佳人やクリスマス 孝子 悪童に悲鳴をはなつ霜柱 睦子 凍空とおんなじ色のビルに棲み かおり かくも典雅に何某の裘 美穂 唐突に雪投げ合ひし下校の子 成子 楪や昔硝子の磨かれて かおり 奥伝の稽古御浚ひする霜夜 愛 出会ひ重ね寿限無寿限無と年惜む 美穂 冬灯一戸に遠き一戸あり 朝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月8日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
流れ来し葉屑も霜を置いてをり 昭子 御慶述ぶ老いも若きも晴れやかに みす枝 初春の光りまとひし石仏 ただし 神なびの雨光り落つ氷柱かな 時江 地震の中産声高き初笑ひ ただし 歌留多とり一瞬小町宙に舞ふ みす枝 まだ誰も踏まぬ雪道新聞来 ただし 奥の間に柿餅吊し賑はへり 時江 さびしさの枯野どこまで七尾線 昭子 万象の音の鎮もり除夜の鐘 時江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月9日 萩花鳥句会
初句会吾娘よりホ句のファクシミリ 祐子 書き初め震何んぞ訳あり辰に雨 健雄 吹雪突き突進するエネルギー 俊文 日本の平安祈る今朝の春 ゆかり こがらしが枯葉ころがしからからと 恒雄 平穏な土地にて食べる七草粥 吉之 御降や茶筅ふる音釜の音 美惠子
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令和5年1月10日 立待花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
被災���にすがりし木の芽盛んなる 世詩明 的中の乾いた響き弓始 誠 初場所の桟敷の席の晴れ着かな 同 初御空耶馬台国は何処にぞ 同 石段を袖振り上がる春著の子 同 細雪番傘粋に下駄姿 幸只
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月11日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
年上の夫に引かるる初詣 喜代子 地震起こり慌てふためく大旦 由季子 曇り拭き笑顔映りし初鏡 さとみ 地震の地にぢりぢり追る雪女 都 冴ゆる夜の天井の節をまじまじと 同 男衆が重き木戸引き蔵開き 同 寒月や剣となりて湾の上 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月12日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
海鳴や雪の砂丘は祈りめく 都 初電話卒寿は珠のごと笑ひ 同 針始友が未完のキルト刺す 同 授かりし神の詞や竜の玉 悦子 蜑に嫁し海山詠みて老いの春 すみ子 焚上げの火の粉加勢や冬銀河 宇太郎 古傷を思ひ出させて寒四郎 美智子 枯葦の透き間に光る水一途 佐代子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月12日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
寒の雨誦経とよもす陽子墓碑 文英 寒林を上り来よとて母の塔 千種 顔消えし元禄仏へ寒菊を 慶月 道祖神寄り添ふ寒の雨うけて 慶月 就中陽子の墓所の蕗の薹 幸風 裸婦像の背にたばしる寒の雨 同
栗林圭魚選 特選句
信州へ向かふ列車の二日かな 白陶 寒林を上り来よとて母の塔 千種 晴天の初富士を背に山降る 白陶 大寺の太き三椏花ざかり 幸風 空までも続く磴なり梅探る 久 はればれと良き顔ばかり初句会 三無 就中陽子の墓所の蕗の薹 幸風 五姉妹の炬燵の会議家処分 経彦 走らざる枯野の車両咆哮す 千種 凍蝶のポロリと落つる影哀れ れい 三椏の開花明日かと石の門 文英
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月13日 枡形句会(一月十三日) 栗林圭魚選 特選句
嗽ぐをどる喉越し寒の水 幸風 七福神ちらしの地図で詣でをり 多美女 七福神詣りしあとのおたのしみ 白陶 凍て鶴の青空渡る一文字 幸子 金継ぎの碗に白湯汲む女正月 美枝子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月15日 なかみち句会 栗林圭魚選 特選句
曇天に寒紅梅や凜と咲く のりこ 寒梅のつぼみの枝の陽の仄か 貴薫 青空に白き寒梅なほ白く 史空 朝の日に紅色極め寒椿 廸子 我が机散らかり初めし二日かな 和魚 倒れ込む走者にやさし二日かな 三無 釦穴に梃摺る指や悴かみて あき子 夢てふ字半紙はみ出す二日かな 美貴 二日早主婦は忙しく厨事 怜 りんご飴手に兄妹日向ぼこ 秋尚 雪遊びかじかむ手の子包む母 ことこ
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月16日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
幼子の運を担いで福引へ 実加 寒空や命尊きこと思ひ みえこ ことわざを子が覚えをりかるた取り 裕子 元旦の母と他愛もない話 同 元旦や地震の避難を聞くことに みえこ 初詣車椅子の児絵馬見上ぐ 実加
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
古里に温石と言ふ忘れ物 雪 師の墓に愛子の墓に冬の蝶 清女 寒の月見透かされたり胸の内 眞喜栄 鴨浮寝無言の中にある絆 同 降る雪を魔物と今朝を天仰ぐ 英美子 藪入りも姑の一言行けぬまま 同 庭仕事今日冬帝の機嫌よき かづを 玻璃越に霏々と追はるる寒さかな 同 正月が地獄の底に能登地震 みす枝 雪しまき町の点滅信号機 ただし お御籤の白き花咲く初詣 嘉和 若狭より繋がる水脤やお水取 やす香 水仙の香りて細き身の主張 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 福井花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
寒紅の濃き唇が囁きし 世詩明 お雑煮の丸と四角と三角と 同 正月の馳走其々ある謂れ 千加江 新年の風も言の葉も美しく 和子 磯の香も菰巻きにして野水仙 泰俊 捨て舟を取り巻くやうに初氷 同 左義長や炎崩れて闇深し 同 去年今年形見の時計よく動く 同 ふと今も其の時のマフラーの色 雪 天地に誰憚からぬ寝正月 同 迷惑を承知の猫に御慶かな 同 不器用も父似の一つ初鏡 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月17日 鯖江花鳥句会(一月十七日) 坊城俊樹選 特選句
而して九十三の初鏡 雪 蛇穴に入り人の世は姦しく 同 紅を差し眉ととのへて近松忌 同 懐手おばあちやん子を憚らず 同 鬼つ子と云はれて老いて近松忌 同 着膨れて顔ちさき女どち 一涓 歌かるた子の得て手札取らずおく 昭子 年新たとは若き日の言葉とも やす香 新年を地震に人生うばはれし 同 元旦を震はせる能登竜頭めく 同 裂帛の気合を入れて寒みそぎ みす枝 風の神火の神乱舞どんど焼き ただし 八代亜紀聞きをり外は虎落笛 清女 寒怒濤東尋坊に砕け散り 同 波の腹見せて越前浪の華 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年1月19日 さきたま花鳥句会
月冴えて城址うろつく武者の翳 月惑 仲見世を出て蝋梅の香に佇てり 八草 枯菊や木乃伊の群の青き影 裕章 寒鴉千木の反り立つ一の宮 紀花 合掌す金波銀波の初日の出 孝江 青空に白き一機や寒紅梅 ふゆ子 初詣令和生まれの児と犬と ふじ穂 白鼻緒水仙の庫裏にそろへあり 康子 激震の恐れ記すや初日記 恵美子 お焚き上げ煙を浴びて厄払ひ 彩香 我が干支の年につくづく初鏡 みのり 家篭りしてをり冬芽萌えてをり 良江
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令和5年12月1月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
師を越ゆる齢授かり初鏡 雪 初笑玉の如くに美しく 同 大晦の右大臣左大臣 同 猫の名は玉と答へて初笑 同 天が下縁深めゆく去年今年 数幸 能登の海揺るがし今日の空冴ゆる 和子 しろがねの波砕かれて冴え返り 笑子 語り継ぐ越前の秘話水仙花 同 雪降れば雪に従ふ越暮し 希子 皺の手にマニキュア今日は初句会 清女 初電話親子の黙を解きくれし 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年11月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
蟷螂を見て戻りたるだけのこと 雪 もて余す老に夜長と云ふ一つ 同 蟷螂の緑失せつゝ枯れんとす 同 小春日や袱紗の色は紫に 泰俊 正座して釜音聞くや十三夜 同 海沿ひにギターの調べ文化の日 千加江 枝折戸をぬけて紅さす返り花 笑子 祇王寺の悲恋の竹林小鳥来る 同 大胆な構図を取りし大銀杏 和子 宿の灯も消して無月の湖明り 匠 秋の海消えゆくものにますほ貝 天空 落葉降る賽の河原に降る如く 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年12月 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
異ならず枯蟷螂も人老ゆも 雪 世の隅に蟷螂は枯れ人は老い 同 無造作に残菊と言ふ束ね様 同 冬ざれや汽車に乗る人何を見る 泰俊 石膏でかたまりし腕冬ざるる 和子 山眠る小動物も夢を見る 啓子 路地裏の染みたる暖簾おでん酒 笑子 冬ざれや路面電車の軋む音 希子 おでん屋の客の戯れ言聞き流し 同 風を背に連れておでんの客となり かづを にこにこと聞き役おでん屋の女将 同 冬紅葉地に華やぎを移したり 同 街師走見えざるものに背を押され 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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k-yoshizawa · 4 years
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2020年6月11日
熊野神社(旧中丸村鎮守) 板橋区熊野町11-2 祭神は伊佐奈美命、速玉之男命、事解之男命です。
今日は、ダイナミックな書き手さん不在と言うことで、八咫烏の御神籤を。('∇')
『中吉』でした。
って、お願いすれば、シンプルバージョンの御朱印頂けたかな?
#御朱印 #御朱印帳 #東京都 #板橋区熊野町 #熊野神社
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standlikeapeony · 5 years
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好きな人に会ってきたよ
車の中でもちゃんと喋れたよ
でも また 恋愛の話は出来なかったよ
縁結びの神社に行って 御籤をしたよ
大吉だったよ
恋愛は 他人の言うままに任せて吉 必ず叶う
だってさ
必ず叶う って言葉に嬉しくなったよ
夜 友だちと予定があるらしくて 早い解散だったよ
車の中でかけてくれた
銀杏BOYZの エンジェルベイビー を
電車の中でずっと聴いてたら
イヤホンの充電が切れてしまって 寂しいよ
次会う予定をまた決めれなかったよ
なんでLINEを続けてくれるのか聞けなかったよ
好きな人がいるのか分からなかったよ
進まないこの関係が もどかしいよ
友だちにはなりたくないよ
また会ってくれるかな?
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forbethcooper · 5 years
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2019.01.22
 明けましておめでとうございます。果たしてそこには如何様のめでたさがあるのか、僕には杳としてわかりませんが、便宜上使わざるを得ません。空気の読める男です。日本人として最低限の節度を持っております。しかし、やれ洟垂れや、やれ小童や、やれ悪たれらがちょっとの血縁(思考を巡らさねば何親等の間柄かもわからない程度の)を理由に、お年玉という大義名分を振りかざし僕の雀の涙程のお給金の一部だか、全部だかをがめとる心算で僕の預金口座を転覆させる画策をするこの初月に幾許のめでたさがあるのか。贈与税の課税対象になればいいのに。  一富士二鷹三茄子四扇五煙草六はなんでしたっけ。初夢どのようなものでしたか。僕は何だか小汚い街で犬を探しに行く夢でした。理由はわかりませんし、どんな犬なのかも知らず僕は当て所なく街を彷徨うのです。街はコンクリ製の高い建物が続き、狭い路地をばかりです。膨大な量の室外機は轟々と唸り、その狭い路地をさらに狭くさせます。見上げれば細長い空が伸びましたが、なんだか錆びたような青に見えました。月も太陽も見えませんでしたが、昼間であることはなんとなくわかります。ただ僕の歩く先は延々と薄暗く、近寄りがたい雰囲気が流れ出ています。しかし、そこかしこには屋台があり、威勢のいい声とともに鳥やら豚やらを調理していました。意味が無くてもいいような歌を謡う青年たちもいれば、路地の角から角へ現れては消えるように走り回る子供たちもいます。露店商が何やら声をかけてきますが、何を言っているのか不明瞭で僕は無視をしてしまいました。ボロ布を纏った歯抜けの老人が幾分か身なりの良い老人と将棋駒をおはじきの要領で弾いて遊んでいました。これはやばい、まずいと頻りに口にしながら楽しそうに駒を���ばすのです。そして、僕の探し物はその道の先にあるよ、と助言するのです。僕はずんずん路地を進みます。どこまで進んでも同じような光景でした。何度か道を折れるとその先に友人(と認識しただけの人)がいて誰かに水をかけられたと怒鳴り散らしているのです。そこで目が覚めました。一富士と四扇というのは形が末広がりで縁起がいいとするようです。僕の苗字には八という漢数字がありますが、まさに末広がり。別段にめでたい人生を歩んでいる訳ではないので一富士二鷹三茄子とか考えるだけ無駄です。どうして夢の話をしたのかと言うと、僕は安部公房信者だからです。彼の見る夢は狂気です。やばいですこの人。  皆さん姫始めは済まされましたでしょうか。僕はしてません。インスタントラーメンやコンビニのおにぎりばかり食べていましたので、柔らかいお米を食べておりません。姫飯を炊かなかったことを後悔しております。当たり前ですが、俗な方の話はしません。健全優良図書に推薦されてしかるべきウェブログですので、そう言ったお話はご法度としております。健康優良不良少年が故に今日も筆が進みます。初詣はもうお済みでしょうか。僕はしっかりと済ませました。地元から離れた縁もゆかりもない土地の神社を参拝してまいりました。御神籤を引きましたが末吉でした。所詮その程度の運命力しか持ち合わせておりません。最弱です。これと言って良いこともなく、怠けずに過ごせ的なことが書いてありました。去年は大吉でした。しかし良いことは例年レベルで、悪いことも例年レベルでしたので所詮番号で割り振られた運勢に振り回されるなんて愚の骨頂だと、一喜一憂もせずに毎日を過ごしていきたいと思います。今年の目標はライブをすることです。  世界中の紳士諸君に伝えたい大発見をしました。ラジオネーム恋するうさぎくんに朗報です。愛の告白というものはかなりの緊張を伴うことでしょう。そして可能ならばスマートに且つ大胆なセリフを言いたいのではないでしょうか。インパクトや、サプライズ感の重要性は紀元前より続く議論で決定稿として国際法で取り決めれられています。不文律なので知らない方も多いかもしれません。「好きです」なんて詰まらないし、「愛してる」では少し大仰だし、「月が綺麗ですね」は正直何が言いたいのかわからない。学生でもなければ鉄棒で懸垂しながら「付き合ってくださっっ」てのも十割無理でしょう。「君のためなら死ねる」なんて胡散臭い言葉ですね。愛の度量が故に死ねるのなら当事者は本望でしょう。ただ死んでどうするのかと。残された人の思いを考えたことがあるのかと。しかし、ここにはヒントがあるように思いました。愛とは滅私奉公にあるのではないか。そして僕の大発見に戻ります。是非とも皆さんに使っていただきたい。「僕は君のためなら家畜人ヤプーにだってなれるよ」というセリフを。きっと二つ返事で告白を受け入れてくれることでしょう。自己責任でお願いします。  僕は新年ウェブログの記し初めから何をしているのでしょうか。
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mutsumihirose · 2 years
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4/24(日) 三鷹おんがくのじかん (東京)
2022/4/24(日)三鷹おんがくのじかん
料金は自由となります。
https://ongakunojikan.com/2022/04/24.html
open/start 12:30/13:00
humming pipoo/ヨガポテト/手塚桃子/鈴木健太
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ライブ後記
二日間の初東京ライブが終わりました。1日目の試聴室の公演詳細ページにライブ前期を載せたので、後記は2日目のこちらに載せることにします。
それと、食べたご飯がどんなふうに美味しかったかは、また別の機会にしっかり書きたいなと思ってます!だからあえて美味しかったとしか表現していないグルメたちが沢山登場しますが悪しからず。
...............
 初めての遠征ライブ、せっかくなので1日前乗りして思いっきり東京を満喫した。行きたいところはたくさんあったし、ほとんど知らない街は歩いているだけでも興味が尽きなかった。例えば、東京の電車は運賃を1円単位で刻んでくる、とか。前来た時もへえと思った覚えがあるけど、そもそも久しぶりに来た東京だったので、改札を通って初めて思い出した。
 気付いたことの中でも特に大きな発見だったのは、「東京は大阪よりも緑が多い」ということ。���京は日本の首都で大都会なのに、街中にやたら緑がある。歩いても歩いてもどこかしらに緑が揺れている。一緒に泊まってくれた大阪出身東京在住の友達も激しく同意してくれたので、たぶん本当にそうなのだと思う。限られたスペースにも緑を植える心の余裕こそが東京マインドなんだなと思った。
 22日の朝にバスタ新宿に到着してから、新宿~代々木~渋谷区~北沢とそこそこの距離を一人で歩いて移動し、前乗り日の総歩行距離は約19キロ。我ながら元気だなあと思う。そう、私はかなり元気なんです。
 めいいっぱい歩いた分おいしいものもたらふく食べた。大学最初の夏に初めて東京に旅行した時に訪れて、お料理の美味しさとお店の洗練具合に衝撃を受けた場所、PATHのクロワッサン(5年振り)、フィナンシェ、そしてコーヒー。YeYeちゃんに東京のおすすめスポットをきいたら教えてくれた(というかそういえば一度ショートブレッドを分けてもらったことがあり、美味しいお菓子屋さんであることは知っていた)、sunday bake shopのチョコレートブラウニーとクッキー、衝撃の安さに惹かれて入った喫茶せざんぬの焼うどんとメンチボール定食(750円!)、前からずっと気になっていたMY PICNICのドーナツ、など。
 沢山歩いたとはいえ、目くるめく小麦三昧にさすがにお腹が苦しくなってしまう。午後9時を過ぎても、どう考えても美味しいご飯を美味しく食べれるコンディションではなかったので、晩御飯は仕事終わりに合流した友達と宿泊先のホステルで適当に済ませた。さけるチーズとあたりめ、そして昼間買ったクッキー。この、sunday bake shopのクランベリーカルダモンクッキーが抜群においしかった。なので少ない晩餐ながらも満足度上々。 
 銭湯でゆっくり湯船につかり、早めに就寝。
 23日朝、神保町試聴室でのライブ当日。ライブまで時間があったので浅草寺に行ったり周辺を散策した。
 浅草寺でお神籤を弾いたら大吉が出て嬉しかった。この上なく良いことしか書かれていなかったので晴れ晴れとした気分。お寺の前の観光街で売られていたおもちゃの犬がずっとけなげに鳴いているのを見て切ない気持ちになった。電池付き1890円とそこそこ安かったので連れて帰りたい気持ちが一瞬ぶわっと湧きあがったけど、冷静に考えてスーツケースにスペースがないしたぶん一時の気の迷いなのでやめた。
 写楽というたい焼き屋さんで手焼きのたい焼きを食べた。行ってみたかったお店に実際に行ってみて、おいしい!と思えるのはすごく嬉しいことだなと思う。お店の前で友達とたい焼きをかじっていると、法被姿のきれいなお姉さんが現れた。地元の人かなーと思っていたら、お店の人が「きょうこちゃんだよ」と教えてくれた。でもキョウコちゃんと言われても誰かわからないので首をかしげていたら「きょうこちゃんだよ。あの、はまぐちきょうこ」ともう一度お店の人が言った。
はまぐち、きょうこ?浜口、京子?浜口京子?あの?
 まさかの遭遇に友達とあたふたしていると、「写真撮ってもらいいなよ。いい子だから撮ってくれるよ」とお店のおじさんが笑った。実際、恐る恐るお願いしてみると二つ返事で浜口さんは写真を撮ってくださった。いい人だなあと思った。去っていく後姿を見ながら、友達と「めっちゃきれいやったな」と言い合った。
 それから、なんとなくタイ料理の気分だったので、近くのタイ料理屋を探し当て、歩いて行った。しかし着いてみるとまさかの定休日。仕方がないので行きしなにあった洋食屋さんでポークソテーの定食を食べた。美味しかった。タイ料理を食べたかった気持ちなんてすぐに忘れてしまったほどだった。隣のテーブルに座っていた男子大学生二人組がばりばりの関西弁で話していた。話を聞いている限り慶應生らしかった。東京っぽいなと思いつつ、どこの出身か気になった。大阪か、奈良か、京都か、兵庫か、和歌山か。なんとなく大阪か京都っぽいなと思ったけど、違うかもしれない。
 他に行きたいところもなかったし、ライブ前に活動しすぎると疲れそうだったので、そのあとは大人しく宿に戻った。残っていたクッキーをちょっと食べたりした。衣装を着て行こうか持って行こうかちょっと迷った結果、荷物が増えるのは面倒だという結論に至り、部屋から着て行った。
 地下鉄浅草駅から乗って九段下駅で降り、歩く。途中のセブンイレブンで揚げ鳥を買ったら、なぜかななチキもくれた。もうちょっとで時間になっちゃうので、サービスです、と言われた。コンビニでサービスとかあるんや、ありなんや、と思った。大阪では聞いたことがないけど、東京はあるんだろうか。いや、大吉効果かもしれない。
 ライブ終わり、見に来てくれていた例の友達とロイヤルホストに入った。遠征先でチェーン店というのはちょっと無粋な気もしたけど、時間も時間でまだ営業しているお店を探す方が億劫だったし、大前提としてロイホはどこでも美味しいので、入った。年末に神戸のロイホに行った時に初めて食べたカシミールカレーがかなり美味しかったことを思い出し、また食べようかなとも思ったけど、結局「国産豚と彩り野菜の黒酢ソース&雑穀ご飯」と「オニオングラタンスープ」にした。前者はお初にお目にかかるご飯で、後者はいつも食べる一品。パフェにも心惹かれたけど、翌日のライブ終わりにもし時間が許せば、絶対に資生堂パーラーに行こうと心に決めていたので我慢した。相変わらずロイホの料理は美味しくて、無難に大満足だった。チェーン店にはチェーン店特有の安心感がある。
 宿に戻ってすぐ、疲れた体を奮い立たせて銭湯に向かった。前日とは別の、ちょっと大きめの銭湯。結構混んでいて、みんな夜遅くまで頑張ってはるんやなあと思った。湯上りにガリガリ君温州みかん味を食べた。食べるたびに思うけど、ガリガリ君は求めているよりも甘く、量が多い。
 24日、おんがくのじかんでのライブ当日。なぜかグロテスクで猟奇的なSF風の夢で目覚める。最悪の起床。まだしばらく時間があったので二段ベッドの上でごろごろしていると、突然大学の履修登録をミスしたことに気が付いてしまった。前期の単位がゼロになる可能性が浮上。絶望感に駆られる。留年するかもしれないという憂鬱な気分で出発。朝ごはんは残っていたクッキーの最後の1枚。ご飯どころの心地ではなかった。
 新宿へ向かう電車の中で、実は履修ミスなんてしていなかったことに気付く。つまり、勘違い。心からの安堵と共に謎のパワーが湧いてくる。いい風吹いてるんちゃう、これ。やっぱり大吉は伊達じゃないわ。俄然やる気が漲ってくる。朝騒いでごめん、いけてたわ、と友達に連絡を入れる。しばらくしてから、ほんまやで!よかったな!と返信が来た。
 三鷹市は地図で見る限り、宿泊していた浅草からはかなり距離がある。遠いな、と思っていたけど実際に電車の時間を確認してみると意外にすぐ着きそうで拍子抜けした。東京は電車が速いし、イメージより小さくて近い。交通が発達しているだけかもしれないけど。
 三鷹駅に到着。いつもドラムをたたいてくださっているsenoo rickyさんにおすすめされていた三鷹ラーメンに行ってみようかと思うも、満腹では歌えない質なので泣く泣く断念。駅に入っていたパン屋さんでカヌレとパリ・クロワッサンなるものを買う。
 おんがくのじかんに到着してすぐ、そのはす向かい10メートル先くらいにフレッシュネスバーガーを見つけた。さっき買ったパンのことをすっかり忘れて、フレッシュネスに吸い込まれてしまう。クラシックアボガドバーガーとポテトSを注文。すぐに運ばれてくる。やっぱりフレッシュネスは美味しい。普段はアボガドバーガ―なんて頼まないけど、なぜかこの日は即決だった。東京に来てチャレンジ精神が旺盛になっていたのかもしれない。アボガドが思ったよりたっぷり入っていておいしかった。モスとかフレッシュネスはやっぱりおいしい。でもマクドも好き。あれはもう好きとか��いとかではない。
 お腹がいっぱいになって満足したので、気合をいれておんがくのじかんに向かった。
 ライブ終わり、アドレナリンと達成感でふわふわしながら電車に乗る。新宿に到着、友達と合流して資生堂パーラーへ急ぐ。さすが銀座、と言いたくなるような高級感あふれる雰囲気の建物。5年前に初めて来たとき、かなり緊張したのを思い出した。案内されるがままにエスカレーターで3階へ上がり、360度どこから見ても上品で格好いい紳士に導かれ、真ん中のテーブルにつく。メニューの冊子の重厚さにそれだけでどきどきしてしまった。色々と迷った結果プリン・アラモード・パフェにする。
 しばらくして運ばれてきたパフェは気品と愛らしさを兼ね備え、何とも堂々とした佇まい。バニラとキャラメルの層が発するオーラは完全に金色で、その中で色とりどりのフルーツがごく自然に輝いている。こんなのなんてことない、ごく普通の日常ですわ、とでも言いたげな苺やメロンやオレンジの定位置感。根っからの江戸っ子ってこんな感じかもな。どうだろう。イメージが先行しすぎているかもしれない。強いていうなら私はなにわっ子(by rickyさん)で、そんな私からすると江戸っ子と呼ばれる人たちは、さっぱりと気前がよくて度胸もある、いかした都会人、という印象。
 大事に、丁寧に、きらきらのパフェをいただき、その後は銭湯へ。帰りのバスまで時間があったので月島まで行くことにした。この最後の銭湯は今回浸かった3つの湯船の中で一番お湯が熱かった。地元のおばあちゃんたちに話しかけてもらい、しばしおしゃべり。きっちり髪を乾かしてから外へ出た。
 バスタ新宿に向かうにはまだ絶妙に早く、暇つぶしに近くのマクドナルドに入った。すっきり白ブドウとポテトsを購入後、壁に貼ってあったポスターに誘惑され、ベーコンポテトパイも買った。友達と二人、やっぱりマクドのパイはアップルパイが一番おいしいという結論にたどり着く。どうでもいい話と3日間の感謝を伝えて解散。
 一人新宿へ向かう。
 日曜の夜のバスターミナルには人が溢れていて、改めて東京って首都なんだなあと思った。バスの行き先を見ながら、仙台までバスで行ける距離なんだとしみじみ関東と関西が全然違う場所であることも再確認。しばらくするとバスが来たので、首枕と耳栓、アイマスクを手荷物に移して搭乗した。席は6列目のAで窓側。行きのバスで掴んだ、夜行バスでよく眠るコツみたいなものをゆっくりと頭の中でシュミレーションし直していたら、東京に来てから初めて、大阪が恋しくなってきた。バスが出発してしばらくは起きていたけど、気が付いたら眠っていた。草津と京都で一瞬目が覚めた他は殆ど熟睡。しっかり目が覚めた頃にはもう梅田だった。新幹線は確かに速いけど、バスだって別に速くないわけではないかもな、と今回の遠征を経て考えた。
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