Tumgik
#ハンダイガーラ bluefintrevally
concretewildernes · 5 years
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17END FLAT
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終日釣りができる最終日となる3日目の10月25日。
最初に入るポイントは、決めていた。
ただ、その動機は不純。
「固定観念」が主観的なものなら、「固定概念」は客観的なものである。
2つ前のエントリーで、
"これらに囚われない事が大事だと多摩川で学んだ"
と記しておきながら、囚われていた。
でも、好奇心がそれに気づかせてくれ、3日目の釣りに間に合った。
同じく2日前のエントリーで記したこと。
"こう言った「いかにも」綺麗な場所は大抵見掛け倒し。
そう高を括って、そこに隣接するインリーフで釣りを始めた。"
17END
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ここは"映える"写真を撮りに来る観光客が絶えない、白い砂とどこまでも青く、澄んだ水。確かに"映える"場所。
ここでとりあえず"映える''写真を撮っておこうと、ペアを組んだIさんとタックルを持って向かう。
見渡す限りの白砂と、青い海。そこでロッドを振っている写真を撮ろうと言う好奇心。
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白砂の上に立ち、とりあえずGOTCHAをキャスト。
リトリーブしているとフライを追う魚影が見えた。
オキザヨリを先頭に、後ろから青白い数十尾の魚影。やがて距離が詰まり、影は散り散りに。
慌てて二投目。今度は空振り。
辺りを見渡すと、再び沖側から青白い魚が入ってくる。
水深は30cm。進行方向にフライをキャスト。魚の視界に入る距離感を予想して高速ツーハンドリトリーブ。
ガツンときて、ギラギラ。
キレッキレのファイトで楽しませてくれたのは、コバンアジ。これまた初めて釣った魚であり、念願のアジ。白砂と銀色の魚。
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はからずも"映える"写真のファーストカットが、物持ちの写真と言う展開。それも釣り開始から、わずか5分の出来事。
最高か。
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その後再びコバンアジを追加し、Iさんにも是非釣って欲しいと思っていた矢先にヒット。てっきりコバンアジかと思っていたけど、Iさんの掌に横たわっていたのは、メッキ。しかも鰭の青い、カスミアジ。
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旅に出るまでは、50cmくらいのカスミアジを抱きたいな、なんて夢を見ていたけれど、順序と言うものがある。とは言え、小さくとも素晴らしく美しいカスミアジ。ボクたちにとっては至福の瞬間。
何せ"映える"ロケーションで、ただの観光客には絶対に撮れない"映える"魚を持って"映える"写真が撮れたんだ。
最高か。
「いかにも綺麗な綺麗な場所」は、見掛け倒しではなかった。ここは17end western flatと名付けることに。
潮位が下がるのに合わせ、目一杯沖へと歩いた。
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早々に素晴らしい出会いがあったものだから、気が楽だ。途中、50cmほどのオニヒラアジらしき群れを見たり、モンガラハギやムネアカクチビが飽きない程度に釣れてくれた。
最高のamを過ごした。
魚を探したら腹が減る。
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昼飯探しもまた、最高の時間。
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そして、おっさんだって、甘いもの食べたいんだ。
旅の途中で行き会ったSUPガイドさんに教えてもらった場所に入ったり、再びマングローブを分け入ったり。
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ほどほどに魚がフライを追ってくれる下地島。
最高か。
3日目の、午後が始まる。
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