イラストレーターのHAI さんの画風を模してみました。
部屋は黒川紀章設計による大阪万博の住宅ユニット。
黒川のカプセルシリーズの最初期作です。
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「山陽先生宅観桜」(2021)
ひさびさに人間描きました。歴史上の人物で女性を好きになるってことはあんまりないんですが(というのは女性が主体的に行動したり感情を表現できない時代が長かったせいです)、このひとは好きだなと思いました。頼山陽の恋人で漢詩人の江馬細香です。細香はとある事情で山陽と結婚できなかったわけですが、そのおかげ…って言っちゃ申し訳ないけど、そのおかげで詩文の贈答による遠距離恋愛が作品となって残りました。
でね、このひとの詩がほんとにかわいいんですよ。山陽の妻になれなかったことをちっとも恨まず、自分の好きな人への感情を抱きしめるように言葉にするような感じ。細香は27歳で山陽と出会うまで、そしてそれ以後も、人生で好きになった男は山陽だけだったそうですから、自分の感情がこんなにも激しく動くことが嬉しくてしょうがなかったんだと思います。
さて、画題にした詩は頼山陽の家で桜を見た…という詩。「雨やみて春園いまだ乾かず。翠炉けむり冷ややかに夜香残る。暫雲、月をさえぎりて花梢暗し。燭をかりて簷頭、自在にみる」と読むそうです。「倩」という字は「たのんで借りる」という意味だそうで、たぶん山陽が明かりを持ってきてくれたんでしょうね。
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和田岬砲台(2021)。ひさびさの犬モノです。宮崎駿の兵器イラストっぽい絵を描いてみました。神戸市立博物館の企画展「大阪湾の防備と台場展」が面白かったので、和田岬砲台の設計構想をイラストにしてみました。もう少し手を加えたいところ。
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