Tumgik
seasandandsorrow · 4 months
Text
Tumblr media Tumblr media
中学生の頃から、追い求めている美というのが、とても抽象的なものだから。顔の構造というよりも、目線の鋭さや髪の馴染み方や思慮深さや指先の軽やかさ、要するに、神秘的でエロティックなものでありたいという願望があって、それは本能を計算するようなずるいものなんだけど。飛び抜けて美しいひとたちは、研究している。ナルシストたちは自分の理想の高さに負けて、毎日打ちひしがれてる。それを生まれた時から持ってる魅力みたいに纏うのが上手なだけ。人間の自然体な美って、やっぱりたかが知れている。人間というのは元の姿が醜いから、馬や蝶の美しさと初めから並ぶことはできなくて、そういう神秘的な存在の纏う空気を再現するには多大な努力が必要なんだ。
思い返せば、今の思想にたどり着くまでにいろいろな精神状態を経験してきた。若いときは美しくなりたい願望が強すぎて、自分が常に美しいかどうかを見張ることに疲れて、孤独だった。お風呂の鏡に映る自分の姿勢と腰の曲線と、水に濡れる髪の流れ方や分け目さえ全部確かめた。その結果本当に首が長く伸びた。いつのまにか肉体を改造していた。食べない方が美しい肉体を作れるか、もしくは自由に好きなものを食べる体験を持っている人格の方が美しいか、そういう概念で考えていて、単純な造形的な話ではないからこそ、本当にうんざりするほど自分の言動一つ一つを矯正しようとした。生活感のある自分が許せなくて、生きているクソ長い時間の一分一秒余さずすべて美しくあるべきで、生活感のある部分は全部脳内で早送り、今のなし、目を瞑って耐えてた。
その反動で、大学の途中から、今度は美しいものを見つめることを少しずつ辞めた。美しくなくてもいいという考えを受け入れることがこんなに楽だったんだって知って、ヒールの高い靴を履かなくなったし、俯く角度を考えなくなったし、座り方の曲線を意識しなくなった。それはそれで良い時間だった。生きていることの実感があって断然楽しかったし、いろんなものが明るくてきらきらして見えたし、たっぷりと自分を許せたけど。
でも今度はそれも飽きてきて、今はやっぱり美しいものに飢えている。美しくなりたい願望を意図的に忘れておこうとしてた間に、なんだか顔が老けたような気がした。美しいものでありたい。その厳しさと生活感とのバランスを、ずっと試しているし、きっとにいなにとってそれは死ぬまで残される課題なんだ。
30 notes · View notes
seasandandsorrow · 4 months
Text
失楽園
わたしはイヴ
二人で生きるために禁断の果実を食べてあげた
はやく 急いで
手を引いて楽園を去る
ついてきて
間違えてばっかりのわたしの宝物
秘密基地の場所
あとすこししたら教えるから
ありったけの余白をあげる
だから絶対優しくして
失楽園
落ちたひと順 ルールきめていーよ
正しいかどうか、ほんとはどっちでもいいのかも
絶対に優しいのなら
昨日より一回多くキスして
海で砂流したら
汚れないように家まで抱いて
寝言で名前を呼んで
玉ねぎ切って
薄着で出るから上着借して
手を繋いでいて
私を観察して
髪であなたの足を拭う私をよくみて
全部あげられる私を恐れて
神が男だと断言する彼らは
花を理解しようと蕾を裂き覗く
子守できず死産ばかり
ちぎるだけの花占い
胎内の子を無意識で潤す女をみてもまだ
神が男だと言い張るお前を産んだのもまた女
わたしはイヴ
花が咲くのも待てない弱虫の強情を
微笑んで見守れる
それはやわらかな枯渇
人を殺せても
人のために自分を殺せないアダムたちを
なぜだか愛すことができる
眠る仔犬薄い耳たぶ
あたたかい寝息を撫でるとき
あなたを産んだような気がしてくる
強烈な愛憎の波
寄せては返し
あなたを握りつぶしてしまいたい
無償の愛で飼い慣らさせて
10 notes · View notes
seasandandsorrow · 6 months
Text
Tumblr media
40 notes · View notes
seasandandsorrow · 6 months
Text
あのひとの歌
日本の女たちが歌う詩には、男の求める女を内面化したようなものしか見つけられず、自分が体験していた恋や苦悩の実感がそこにはなかった。そんなもんだと思っていたけど、中学生の時に椎名林檎の「修羅場」を聞いて衝撃を受けた。
椎名林檎の詩を聞いた時、これだと思った。シンクロした。身勝手なのに悩みづけていて、本当は知りたくないけど貪欲で絶対に覗き込みたくて、魂を引き裂くナイフとそれを縫い合わせる針と糸を持ち合わせた誰かをずっと待っている。正誤よりも、胸の奥に静かでいて強烈な喜びを感じるかどうかを軸にして耳を澄ませていて、その衝動を待っている。「幸福論」、「勝訴ストリップ」、「加爾基 精液 栗ノ花」あたりの初期のアルバムが、自分の少女時代の葛藤と偏愛を記録していた。
それに女の子の苦悩は、男の子に振り向いてもらえるかなんてものではない。それは男の望む女が悩むことで、実際のつまらない悩みを隠蔽するための虚像。
本当の苦悩というのは、老いた時に愛してもらえるのか、女の��値は若さにのみ宿るのか。生きる糧が生の振動で零れ落ちていってもそれを受け入れて自己犠牲して生きるしかないのか。魅力的な女にいつかなれるのか、なれなかったらどうするのか。特別じゃなかったらどうやって生きるの。少なくとも自分にとってはそういうものだった。椎名林檎はそれらの苦しみや不安を言葉にして問いただしていく。「三文ゴシップ」「日出処」から今に至るまで。
自分の本心をしつこく引っ叩くこと、昔言ったことを否定すること、一新すること、取捨選択を惜しむこと、全部の葛藤をやって見せてくれるから、女たちの母だと思って尊敬している。どこのなにをとっても魅力的なんだ。
10 notes · View notes
seasandandsorrow · 10 months
Text
可哀想に という言葉について考えていた。
自分が辛いとき、「可哀想に」と言われることが、どちらかといえば好きだった。痛みを分かってくれている。自分が苦しみを受け止めて耐えている様子を、不公平だと判断してくれている。そう感じるから。
でも、可哀想にという言葉はあまり言ってはいけないと言われてきた。確かに、社会的な格差や差別によって被害を受けている人を「可哀想に」と言って、「言ってるだけでなにもしてないじゃないか」と言われるのは分かる。または単純に、可哀想に思われること、つまり下に見られているというヒエラルキーが露骨で嫌いだという人もたくさん居るようだった。
でも、身近な人で、不幸なことがあった人や傷ついた人が悲しんでいる時に、「可哀想に」と言うのはケアだと思う。あなたは本当はこんな苦しみを感じなくていいのに、運悪くこんなことになってしまった。そういうニュアンスを感じるから。その苦しみの責任はあなたが背負わなくていいのだと言ってもらえているみたいだから。
小さい頃、転んだり怪我したりすると、アメリカ人の父によくI’m sorryと言われていた。これは可哀想にとそっくりだと思った。小さい頃、なんでパパが謝るの?といつも思っていたけれど、次第にその言葉は自分のボキャブラリーにもなっていった。アメリカでは、相手に辛いことがあったときにI’m sorryと言う。例えば、誰か親しい人が亡くなったときI’m sorry for your lossと言う。あなたにこのような悲しみが降りかかってしまうことを、誰かが許してしまってごめんね、のようなニュアンスで使う。あなたが辛いことを知っているよ、そして、私もその苦しみを分け与えられたかのように強く感じている。可哀想も、I’m sorryも、不公平な世界に反発して、あなたの味方なのだと表明する言葉だと思う。
Tumblr media Tumblr media
23 notes · View notes
seasandandsorrow · 11 months
Photo
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
Марина Фомина.
2K notes · View notes
seasandandsorrow · 1 year
Text
木蓮
太陽のした明るさ100にしても見えない画面みたく
夜の大気の音は大きすぎる
誰もいない空気が響く
よく聞こえない
水?
暗闇の底に光る川を目掛けはしる
手にはサンダル
はだしは草の声をきく
とにかく走らなくてはならないわたしの
細胞たちがうるさいので
指の先から静かにdissolve
生ぬるい肉体は涼しい春の夜
とめどない自由となって溶け出し
少しの狂気をくすぐり
私を野性的に散布する
すれ違う空気に皮膚が細胞が内臓が解き放たれてゆく
草を背中に空を見上げると
星があまりにも白い
こんなに?
今美しくてもそうでなくてもどちらでも
わたしはどちらかを選ぶ世を捨て
美しいひとを知らぬみんなのおうちへ迎えられた
戸締りに気をつける
不審者の破壊
さたさた悪気のない足音
わたしの表面張力は破られこぼれた
男?男は木蓮きれいだねと言ったようだった
スカートの裾を直しなさいと祖母の声がする
川と木蓮
小さい頃にいな
蕾を鶴の卵と思ってた
先が尖って
垂直に枝に乗る卵たち
ほんとだそう見える
木蓮食べれるの知ってる?
男は卵を片手で包み
ぷちりと摘み
川に静かに沈めて洗い
むしゃむしゃと花を食べた
どんな味がするの
花の味、少しからい
わたしも選びとるつるりとした卵たち
形の良い蕾
指先で撫で冷感に憑かれた
ぷちり、
死体を手に寝かせて見ていると
体温のない花を温める恐怖に襲われすぐに川に浸けた
花は月の水に照らされ
マイナス0度の水滴を滴らせて佇む
むしゃり
花びらは良い音を立ててつぶれ
口の中は花屋の死体冷凍庫
孵化の予感
花弁割いて
太ももで七並べ
花びらに触られていると
内臓が静か
草を繰り返し撫で
幽体離脱
寝付き悪い脳みそ
電気ショックでしつけて
Tumblr media
16 notes · View notes
seasandandsorrow · 1 year
Text
子守唄
悪いことしよう
あなたはサンダルつっかけて
私は裸足のまま 毛布を巻いて
揺れる自転車
でこぼこのコンクリート
夜明け前の田舎
水のなかを切り裂く人魚
息を詰めてしがみつく
本当は少し
水色に透けた空気が怖かった
冷えた石のような孤独をたった今
あなたも見据えているのだろうか
頬を背中に押しつけて
無言で心臓に詰問していることが
あなたには聞こえていない
質問も分からないまま答えを求めた
激しく、体の中身裏返しにするくらい熱烈に
自分が憎たらしい
小道にそれて傾斜する体
泥の固められた薄暗い小道は
緑に重なる霧に守られている
小さな橋を過ぎたとき
姿を見せぬ藤のにおい
ねえ 
ああ悪気なく漕ぎ続けるうなじ
無音で泣き叫んだ
こんなに近くて聞こえないのなら
誰のやさしさも無駄だった
小川 苔
割れた甕
私たちは行き止まり
自転車を草に倒して
手を繋いで丘を登る
泣いた頬は夜風に撫でられて
静かに花びらになって散った
毛布を肩に巻いたまま
二人のパジャマは裾を擦る
すこやかなオレンジの産声のもと
睫毛で顔を舐めあう
オレンジの木は実と花を同時につける
投げ出された足は若く
生き生きと伸びていた
空の青は白に近く
朝を確認できてようやく眠ることができる
草の布団に毛布をかけて
秘密基地 互いの足をきっちり結び
白苺のようにうずくまる
悲しい溝に挟まったわたし
物理的なような力で 底に押しつけられる
11 notes · View notes
seasandandsorrow · 1 year
Text
Tumblr media Tumblr media
最近、また昔みたいに、あ、この先ずっと普通になれないのかもしれないって頭をかすめることが増えて、泣くことが増えた こうやっていつまでも、ひとりぼっちの気持ちになることから逃げられないんだなって漠然と思い知る時に全部消えちゃえばいいのにって思うことが、やっぱり本当に悲しい
大丈夫になったと思ったのに しばらく自分のこと正当化できてたし、ちゃんと信じてたから楽しかった 少しの間大丈夫だったのに、また底の冷気に置き去りにされるようになっちゃって、やっぱりこの厄介で逃げられないやつ、なんなんだろう いつまでも対処の仕方がわからない 慣れない
死ぬまでこうやって得体の知れない孤独と絶望に押し潰されるのを押し返して生きていくのかな 出どころのわからない責任感みたいなものが重たくて、もうだめなのかもって思う、一時的にではなくて、もうこの先ずっとだめなままかもっていう、自分と周りの世界との間にあるズレを感じて、にいな失敗作かもって思うの そっかあ、やっぱりそうだったか、って涙ぬるくて、でもそっかあ、それなら、仕方ないよね、どうしたらいいか分かんないなあ、って、冷蔵庫の光で仄暗い台所見つめて、沈黙を聞いて、家と一体化して耐える 進むしかないから進むし、別に壊れないから大丈夫だし、このままただ1人で勝手にへこんで、浅い眠りで感じの悪い夢を見て、寝不足の体引きずって生きていく 仕方ないし、そういうものだから
18 notes · View notes
seasandandsorrow · 1 year
Text
Tumblr media Tumblr media
左脳が多分、壊死してる あるいは、もともと備わってなかった
昔からそうだった 授業で聞くとあんまり沁みてこないことが、1人で読み返すとすぐわかる もはや見えてる文字が違うとおもう なにかを面白く言うことや、何かを魅力的に映し出すことや、変わった表現で関心を引くことは得意だけど、自分の言葉を使わずに簡潔に話すとか、正しい敬語で説明することがとても難しい
文学研究進んだ時に感じたギャップについて考えるとき、たぶん感性を軸にしていた自分には試練だったなと気がつく 新たな感情を知ったり、あるひとつの現象を深く考えたり、感情を分析したりすることがすきだった でも研究は、全体の構図を、人生ゲームのコマみたいに捉えて照らし合わせて答えを出すみたいなことばかりする にいなにはそれをやる意味があまり分からないし、面白いと思えない にいなの持ち味は不必要だしむしろ邪魔で、単純に、淡々と機能することができない 
ずっと悲しかった 思い返せば、面白いくらい、いつも褒めてくれる人たちは詩を専攻してきた先生たちだった 小説の先生には、いつも理解ができない反応をされてきた 詩の先生たちはいつも、テクストをみるようにと言っていた 小説の先生たちは、理論を参照するようにと言っていた にいなにはテクストしか見えない テクストに映し出されてる身体とその中の血の渦しかみえない
この前学会で教授たちがそれぞれ自己紹介をしていた中で、おしゃれなおじいさんが「19世紀イギリス文学を専門としています ハーディーとフォースターを大変愛しています」と言っていて、絶滅危惧種だ、と思った 研究してると、作家を愛していると言ってはいけないような気持ちになる 批判しろ、世界と照らし合わせて、異常やミスを見つけろ、と言う声の雲がかかって霞んで、視線が良くない方に歪んでいく感じがする それ正しいと思えない 甘えてない
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
16 notes · View notes
seasandandsorrow · 2 years
Text
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
12 notes · View notes
seasandandsorrow · 2 years
Text
Tumblr media Tumblr media
6 notes · View notes
seasandandsorrow · 2 years
Text
苦しみの淵で踊る
薄暗い朝の淵で
水を飲もうとかがみこむ
触れた水面は艶の向きを変える
胸の奥が小刻みに揺れて
涙が目玉の淵で震えている
植物だけは美しく伸びていく
わたしたちなんの意味も持たないの
真剣に命えぐっても届かない
わたしの1票意味ない
わたしの誠実な態度意味ない
誰も聞いてない
おいじじい
てめえの地位と金を手に入れるためにわたしは
てめえの倍働いて倍茶番に付き合わなくてはならない
ただ弱って不幸になって
不幸になったことを責められて
砕けそうな骨に皮膚が張り付くほど痩せ細って
なにも残さず砂になる
救って なんて
聞くひといないから言わないほうがマシ
わたしたちを救いたいひとはいない
みんな賢いからしってる
だから苦しみの淵で踊る
砂に横たわる貝殻の内側の虹を
みんな指先で撫でて涙流して
手を繋いでいて
みんな一生懸命寝ぼけて生きてる
まだ跪かずに立てているのは
谷から登る風に押し返されているだけのこと
11 notes · View notes
seasandandsorrow · 2 years
Text
本当はもっとちがっていた
もともとが正しかったのだと、
今思うこともなくなったほど、
私は魂を疲弊させてしまった
可哀想に
馬鹿正直に傷つくことをわざとやめた
私は人生と真摯に向き合うことを諦めたんだった
つまらない
切れない包丁
剥がれる絆創膏
心に麻酔をかけたから
傷付かなくなったけど
思い切り重たい涙が流せなくなった
肉体などなんの問題もなかった
ただ息をするだけ、
それさえもどちらでもいいくらい
目を合わせるためだけに
肉体は魂にくっついていたのに
Tumblr media Tumblr media
11 notes · View notes
seasandandsorrow · 2 years
Text
どうやって浅瀬で生きるの
顔を水につけず底に手が届くところ
私の底5億年かけても届かない
入水拒むくせに
むせるほど深く進む
底では水が透けないこと
知らないんでしょ
くそ眠いけど絶対寝ない
ふて寝できるほど愛持ってない
ぐっすり 許さない やり方がわからない
羨ましい 教えてほしい どうやるの
浮き輪がない
船もこない
生身で夜の海水浸かってるから
半日で風邪ひいてしまう
愛は届いてないようですが
不在届は連絡しません
忙しく予定入れたらいいんじゃない?
気持ちの問題じゃない?
ははは あなた底を知らないのね
よしよし うんうん ありがとう
ご自愛くださいね
あなた浅瀬で海水浴してるあいだ
わたし底で深海魚にも相手にされないで眠る
あのね底では血が枯れてるの
黒い塊飲み込んでたら重たくなっちゃって
上に向かって泳げないみたい
甘えたばかとおもうでしょあなた
わたしもおもう うるさい
ご自愛できたらします
お風呂冷たくなっても出られないけど
できればします
冷蔵庫にバターしかないけど
いつまでも冬服着てるけど
音楽が全部耳障りだけど
できればしたいと思います
11 notes · View notes
seasandandsorrow · 2 years
Note
大好きです!!!!🥰
🥹❤️‍🩹
6 notes · View notes
seasandandsorrow · 2 years
Text
翻訳しないで
わたしの詩も変換されるの
このなか社会なんてどこにもないの
わがままわたし、感情だけみてる
世界のことはみんなにまかせてキスしてようね
怒るなよ
だいそれたこと言わなきゃだめなん
ことばに時代が反映されてるからなんなん?
そんなの分析してばかみたい みんな同じことばっか
解釈しないで、話聞いて?
これゲームじゃないから
わたしの人体解剖してんの
愛の角度を見てよ
わたしの愛を見てあなたの愛をおしえてよ
知らない愛をみせてよ
あなたの脳みそ、貸して
憎たらしいきもちみせて
世界をみなきゃいけないのなんで
自分勝手って言われるのなんで
生きてる意味なんかはじめからないのに
犠牲に他人救えない
あと50年地球住んだら死ぬのに
ひとのこと本気で憎んでるの
なにしてるの
30人の女の人を拷問して殺した死刑囚が
最後のご飯選んで気持ちよく死ねる世界で
真面目にやるわけ
わたしそんな熱くなれないの
死んでるの
世界の怒りみてわたし怒れないの
ごめんね
12 notes · View notes