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sankakunosora · 2 hours
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2024/7/24-cody beats
☆cody beats 何事もどうにもこうにも 歪んで繋がっていく そんな感じ
いびつとかゆがみとか、そういうニュアンスの違いについて、自分がどう感じるのか。形が崩れているような、線が乱れているような。あとは単純にストレートな歌詞に、納得する。
☆ギャクテンサヨナラ 存在証明なんても俺には間に合ってますもの さぁ 目を凝らせよ
凄い好き。ちゃんと自分自身の価値を認めたうえで、でも凝らさないと見えないっていう。ボーカルがめっちゃ良くて、聴くとテンションあがる。
☆空の飛び方 光はまだあるようだ 容体良好、なら、行かなくちゃ
とっても優しい歌なんだけど、今この時間に聴く空の飛び方は不穏な色をしてる。悲しいこと全部ってことは、たぶん沢山あって、泣いてたり嵐の中で怪我したりしてんのかなぁって思って。その中で見つける光とか新世界って、ちゃんとしたところなのかなぁって。
自分でも何言ってんねんって感じだけど、まぁ、好き勝手書けるのがここの良い所だしね。あとはcody beatsのMVが嫌いってずっと思ってて、たぶん片手で数え切れるくらいしか見てなかったと思うんだけど、今回見てみようってなってみた。そしたらやっぱり好きじゃなかった。何が好きじゃないのか、言葉にできたらいいけど。良く分からなかったわ。
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sankakunosora · 1 day
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2024/7/24-UNISON SQUARE GARDEN
☆カラクリカルカレ どうすんだよ、めちゃくちゃだぞ 平気な顔して、とんずら
ライブで聴けるとめっちゃ嬉しい。ユニゾンによる再定義で、風船みたいなプライドでも、違う国くらいには行けちゃうんじゃないかなって当たり前に思わせてくる。
☆センチメンタルピリオド 自転車に飛び乗って空を探したけど、雨
雨ってユニゾンの曲で良い意味で使われていたことあったっけ。と思ったからこれを選んでみた。私は良いことがあるって信じてるから、雨の日好きだけどね。
☆サンポサキマイライフ 全知全能神様も知ったもんか 付ける足あとが最良のアンサー
このくらいの気持ちでいつも居られたらいいのになって思う。選んでないのに書くけど、サビもめちゃくちゃ好き。今はもうサンポアトを歩けてる気がしないけど、でもまだいやじゃない。
☆デイライ協奏楽団 フリダシホームシックの俺泣き出しても一人ぼっちで ああ 帰りてぇ
ここが好きで抜き出したけど、サビの“君がダイヤモンドを壊して”ってところも、凄い好き。曲全体にほんの少しだけ感じる丸投げ?お手上げ?感が良くて、狂想って感じ。
☆等身大の地球 偶然なんだ どんな事だって サイコロの言うとおり
やっぱベースがよく鳴る曲はすごい。綺麗なアナクロニズムってフレーズが天才だと思った。ユニゾンなら悪い意味でしか使わないジンクスだって、はっとする言葉に置き換えられちゃうんだろうな。
☆MR. アンディ -party style- 僕らは悩んでないのに朝が来て 悩んでないのに夜が来てしまう
今度はこっちをちゃんと選んでみた。悩んでないのにってのを私はずっと望んでないのにって意味かなぁって思って聞いてた。今は単純に強制スクロールみたいなものかなって思ってる。(わかる?)
☆WINDOW開ける 神様の思し召し なら おしまい おしまい さよならよ
この前のライブでも聞いたね。どのフレーズを切り取っても好きが募る。タイトルがWINDOW開けてでも、WINDOW開けろでもなく、WINDOW開ける。なのが好き。
☆マスターボリューム 何が正しくて、何が間違っているのか 全部わからんないが、問題ない
だから、付ける足あとが最良のアンサーってことなのだと。わざわざ一つひとつを、点と点を繋がなくても、サブリミナル的に私の思考に刷り込まれている。
☆いつかの少年 ふらりふらりふられ振り返れば イメージと程遠いイメージのカラー
この次の部分も好き。歌詞カードを読んでない人はきっと、色しか聞こえてこないよね?そして、いつかまたそのステージで。これが続いて、続いて、私はライブをまた見に行くんだよなぁって。
☆箱庭ロック・ショー 変わらない世界で、開いて行く。振動、止まないマイクロフォン
最初、止まないの部分がちゃんと聞こえてなくて、でも無いマイクロフォンだと思ってたのはいい思い出。(いいの定義はわからないけど)
☆クローバー わかんないのはクローバーに込められた願い 夢ならば思い通りになるのにな
すごいロマンチックで、優しくて、大げさじゃなくて感極まる。別に要らないってフレーズの別にが、その世界への興味の無さみたいなのを強調していて、余計良いってなる。この曲がこの世にあって良かった。
久しぶりに歌詞カードを開いたら、こんなライブフォトとかあったっけって驚いた。ツアーフライヤーとか、見てるだけで当時を思い出せて楽しいね。
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sankakunosora · 3 days
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2024/7/24-マスターボリューム
☆マスターボリューム 北風を無視して5秒前を信じてみるんだ こんなもんじゃ全然倒れない
マスボリュだけに限らず、ユニゾンの音楽が好きなのって、どんな歌詞でも地に足ついてるからなのかも。ストイックって言葉は今はもうそのままの意味じゃ使えないのかもしれないけど、いつだって自らの手で逃げ道を塞いで、自分の意思で前に進もうって感じがして、聴くたびにグッとくる。
☆一人思うは雨の中 少し照れるな 少しらしくないな まぁ、たぶん、雨のせいだ
過去の自分のコメント見たら、背伸びしてるように感じるって書いてて、今はその感じが全然分からなくて戸惑った。こんな風がどんな風かきちんと書いてあるのにそれは全然わからなくて、でもどんな風かわからないはずなのに、こんな風がちゃんとわかってる、不思議な曲。
☆スノウリバース 火傷したような感じで足跡だけが残った ほんの小さな約束を信じて笑いました
いつかの人気投票で私は確かスノウリバースにいれたんじゃないかな。そのくらい好きだし、絶対に古いからって理由で好きなわけじゃないって言い張れるね。だって私には今でも大事にしてる約束があるから。
なんでもない事かもしれないけど、意味なんかないのかもしれないけど、歌詞カードを見ると足あとと足跡や景色や風景について、グルグルする。それはその言葉が意味することじゃなくて、言葉から連想するイメージについて考えること。答えがないから一生楽しめるね。
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sankakunosora · 4 days
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2024/7/24-センチメンタルピリオド
☆センチメンタルピリオド それだけで完成しちゃうならいつまでもカラッポシンドローム、みたいな
やっぱり、私はこっちのほうが断然好き。アレンジとか変わってないだろうけど、全然違う曲に聞こえる。もちろん、前のアンニュイな感じも大好きだけどね。
☆5分後のスターダスト 隙をついていたずらに紛れ込んだカラー、どうなるかな
ここだけ抜くのってどうなのかなって思うんだけど、好きだからいいかと思って。シングルのカップリングってやっぱり良いよね。
☆ガリレオのショーケース 反省が、そう、言い訳になって 最高峰のユートピア くつろいでたら置いてっちゃうよ
そこまでガリレオのショーケース好きじゃないっていつも思うんだけど、聴くとめっちゃめっちゃ良いんだよね。自分の中でライブでしか聴けない曲ってイメージが強くて、CDよりでかい音で聴きたくなる。
ジャケット可愛くて、本当に好き。ユニゾンはよくグッズとかジャケットで色んな動物のモチーフを使うけど、私の中ではウマが断然合うと思ってる。3曲聞けて定価1000円って安すぎるなって本当に思う。
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sankakunosora · 5 days
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2024/7/24-新世界ノート
☆アナザーワールド 現実は何だ 臨む 喜びを一つ 悲しみを一つ ポケットにつめて
このザラつきが、少しだけセンチメンタルな気持ちを呼び起こす。けれど、やっぱりここは出口じゃなくて入口だから、カウントの音と共にここから離れようと強く思える。
☆センチメンタルピリオド 現状の警鐘を鳴らしてるのが僕なら 紐解くステイドライフ、この手は離さないでいよう
9年前の私は、この曲をユニゾンのテーマソングだと言っているんだけど、今でも一番前向きなUNISON SQUARE GARDENらしい曲だと思う。今でも手を離さずにいられてるよ、と。これは、自分自身のって意味だから。
☆さよなら第九惑星 うつむいた 僕はつぶやく それは消えちゃいそうな声だけど
連想される九つ目の悲しみは親しげにこちらを見ていて、今日も塗りつぶされたその後ろに誰が居たのか、考えることをやめられない。ベースが重く語りだす曲は、感情を深く揺さぶられる。
☆サーチライト ここまでだ、って線を引かれては 続きはずっと白紙になってる
この曲を聞くといつも以上に背景を感じてしまう自分がいて、それがどうしてなのかずっと考えるのだけど答えはわからない。ただあの時から今まで、いつも同じ背景が見えるだけ。この曲も最初選んでた歌詞から、実際に聴いた後でこっちに変えた。見える背景が濃いほうを選んだ。
☆ライトフライト そして耳を塞ぐことをちょっとだけやめて 時計に身を任せてみる 簡単なフライトに
歌詞カードを読み返してみて、あれ?この曲こんなに藍っぽいフレーズばかりだったっけ?と不思議な気持ちになった。でもだからこそサビの開けた(伝わるの?)感じがより強調されて、走り抜けるような爽快感が産まれてるのかも。すっごい好き。大好き。あと、朝焼けを怖がって眠る午前の4時って歌詞もすっごい好きだった。今はそんな日は滅多に来ないけどね。
☆箱庭ロック・ショー ふがいないモノクロームコントラスト 僕の絵の具じゃちょっと足りないからさ、向こうへ
新世界ノートの最後の曲が箱庭ロック・ショーで良かった。初期の曲はもう聞きすぎてて、もう校歌って感じで身に沁みついてるんだけど、今もちゃんと胸が熱くなる。あと、アウトロがサビの開放感のままFAじゃなくて、ちゃんとカッコよく終わるのも好き。
もうずっと前に発売されたアルバムなのに、全く懐かしいって気持ちにならないことに今驚いてる。日々の情景にユニゾンの曲が紐づいていて、音が鳴らない日がないからかな。当時、歌詞をノートに書き写してたなぁって思い出して、ゴソゴソと探したらそれが見つかって、そっちは懐かしさを感じる前にきっつってなったけどね。若いって辛いわ。きっと10年後、この文章読むときっつってなるんだろうな。
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sankakunosora · 6 days
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お仕事終わり急いで、西川口。めっちゃ最高だった。 tacicaは鳥兎から数えて9年、LUNKHEADはユニゾンと対バンから数えて16年ぶり?それは、やばい。
ごちゃごちゃ書こうと思ったんだけど、上手く言葉にできなくて1時間が経った。から、簡潔に書こう。
tacica、こんなに間近にみたのは初めて見たときぶりだった。相変わらず透明のカーテン越しに見ているような、そこに居てちゃんと存在しているのか、確かめたくなるような不思議な感覚になる。熱いと思うのだけど、それは火傷じゃなくて凍傷のような。もちろん悪い意味じゃないんだけど、今すぐには上手く表現できない。ゼンマイは初めて見たライブでも聞いた。好きだ。これからも、近づきすぎず、離れもしないで、ずっと好きでいられるんだろうって思った。
そして、LUNKHEAD。すごい。カッコよかった。 音のない部屋って曲が好きだった。速攻買おうとしたら、当たり前にもう廃盤だった。とにかく言葉がずしっと胸に落ちてきて、サトウキビ畑を吹き抜ける風のように、ザーーーーって全身を駆け抜けていった。これはヤバいかもしれない。すっごい良かった。他の曲も歌詞がちゃんと読みたいってなったので、すこしづつCD買おうと思う。
気が向いてたまたま行ったライブだったけど、私は単純だから、すぐに幸せになって、音楽っていいなってなって。自分の思うままじゃなくても、たぶんここは724に行けない世界なんだろうけど、全部許そうって思えた。明日はもう6月。あっという間に来るよ。明日。
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sankakunosora · 8 days
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2024/7/24-流星前夜
☆流星前夜 でもそれが聞こえたのは確かであって 僕はそれを信じたいと強く願った
少し照れくさくなるような不思議な感覚。何度も聞いたメロディなのに、はじめて聞いたときと同じ感動がまだ確かにある。走り抜けるような最後に期待が混じるのは、次の曲がなにか知っているから。
☆フルカラープログラム ふざけろ!「いつか終わる、悲しみは」 どうか忘れないでよ
今胸の中を占拠してる泣きたくなるような痛みも、いつかは終わって忘れてしまう。でも、悲しみだって喜びと同じように自分にとっては大切で、薄れさせても忘れたくはなくて。だから、きっと歌詞の意味は違うんだろうけど、このフレーズが大好きなんだよね。
☆水と雨について 揺らいでいく。水槽に、落ちる
私は今日も揺らいでる水槽に落ちる感覚をわからずにいるよ。そして、いつまでもわからないままで居たいとも思う。タイトルだけでいったら、この曲が一番印象深いかもしれない。凄く好き。
☆2月、白昼の流れ星と飛行機雲 「消せないよ、全部は」 その一瞬が、願わくば、流れ星
すごいサビが好きで、サビに行くまでの流れが好きで。深夜、知らない街へ行く道すがら、休憩に寄ったコンビニの駐車場、アツアツの缶コーヒーを飲んでるときに、カーラジオからこの曲がリクエストで掛かっててほしい。
☆MR. アンディ シャボン玉みたいです 触れたらすぐ消えちゃうけど ひょっとしたら違う国くらいには行けるよ、存外に
すごい願いみたいな優しい曲だなって今は思う。喜びをヨロコビと表現するから伝わる思いがあって。それはやっぱり音楽を聞くだけじゃわかりきれない。好きな歌詞、最初は違うフレーズを選んでたんだけど、曲を聞いてみたら、これが好きってなったので変えた。
☆流星行路 帰り道とか知らないよ その先を見てみたい
宇宙の端っこって概念を私にくれたのは間違いなくこの曲。今も広がり続けてる宇宙と一緒に自分も飛び回れるんだというイメージが、すぐに一つのことに囚われて狭くなりがちな視野を押し広げてくれる。
まだ、恥ずかしげもなく簡単にユニゾンが好きだって言えて、自分の感情だけで突っ走って行動しちゃって、そんな恥ずかしい思い出がいっぱい詰まったアルバム。夕焼け、夜中、朝焼け、みたいなジャケットを自分の気分で変えるのが楽しかった。
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sankakunosora · 1 month
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あれからの9年、これからの10年
世間はGW、私は仕事。今、始めたいことがある。
もうすぐユニゾンは結成20周年になる。7月24日。9年前のあの日、私は武道館に居た。あの日のことは、今でも覚えている。すごいキラキラしてた。夜な夜な気持ちよかった、ワルツ大好き!普段喋らない人のMCとかあったよね。考えるだけで今でも胸が熱くなる。
9年前の私と今の私。気持ちは全然変わってない。別に何周年だからって特別祝いたいとか思わない。思わないんだけど!でも! せっかくその日があるんだから、それを祝える時間があるんだから、今回もなにか誰にも迷惑をかけず、かつ自分を苦しめられて、誰か一人をクスッと笑わせられるようななにかでお祝いしたいって、そう思ってる。
今回は・・・チケットがまだ取れてないから行けるか分からないけど。724に行きたいと思って、祈って、プレイガイドからの良い通知を待ってる。9年前の私だったら、先行でチケット取れなかった時点で発狂してるんだろうけど、そこはいい意味でもう大人になれたからね。その日だけが特別じゃないって思って、これからの全部を特別に感じて、その日じゃないライブを楽しむだけだから。(でも、映画館とかでライブビューイングくらいはしてくれるよね?PCだけで配信なんてヤだよ)
脱線した。で、何をするのって話。9年前は当時発表されてた楽曲を全部聞くってやつをやったんだよね。そして1行くらいの感想を書いた。実際には1行とかじゃなくて、好き勝手書いてたけど、それが自分の中でけっこう苦しかったけど楽しかったって記憶していて。またそれをやりたいなって思ってる。でも全く同じじゃつまらないし、9年の進化が見えないから、今回はCDのジャケットをきちんと撮影して、好きなフレーズの引用、感想を書こうかなって思ってる。
CDによっては、傷ついてたりケースが割れてたりするんだけど(引っ越しの時にしまい込んで見つからないのもあるんだよね・・・流星前夜とか)、こうやって撮影できるのも実物のあるCDだからだし、好きなフレーズを探して書くのも歌詞カードを捲る楽しさに繋がるかなって。音楽の良さだけじゃなくて、ユニゾンと過ごしてきた時間、まるごと20周年のお祝いに添加したいと思う。
でも、そうなると結構な時間が必要になるから、緻密なスケジュール管理が必要になるわけで、今日から準備を始めた。エクセルでリスト作って曲名だして的な地味な作業だけど、前みたいに1日でやろう!と思っても絶対に無理だからね。とりあえ��、コツコツやってみよう。
前は724に一気にアップした気がするけど、今回はすこしづつアップしていこうかな。自分の中でやり方を模索しながら、楽しく、苦しく、ユニゾンの20周年を自分なりに楽しめたらいい。
9年前に私は「いつから好きだったかだとか、どのくらい好きだとか、そういうものはくだらない」って言ってたけど、当時ちょっと強がっていたと思う。でも、今は心からそう思う。今好きなったとしても、最初から好きだったとしても、なにも変わりはしない。そして、そう思ったうえで言いたい。ずいぶん長く好きでいられたね。凄いね。
どうしてずっと好きなのか、どうしてずっと好きでいられたのか、ユニゾンの曲を全部聞いて、自分の好きと感じたことを言葉にして、それを並べてみたとき、少し答えがわかったらいいな。ちょっと自由研究みたいだね。
とりあえず今は、724のチケット当たってほしい。それか、映画館とかでライブビューイングの情報きて!じゃないと心が死んじゃうよ!(結局大人になんかなれてないや)
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sankakunosora · 1 month
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なんにもない週末、なんでもない私
土曜日、一週間のゴミをまとめる日。 母が飼っていた猫をお世話するようになって、それが新しい日課になった。当たり前だけど、猫は水洗トイレが使えない。だから、家猫は人間がお世話をしなくちゃいけない。生き物と一緒に住むことは、生活にたくさんの制約が産まれて、私はそれがずっと嫌だと感じていた。
でも、子どもの頃から抱いてたそんな嫌悪感は、今はそこまで感じない。おっきい方は毎日だけど、小さい方は一週間に一度でいいだとか、独特のにおいもお高めの砂や空気洗浄機である程度抑えられるとか、現代の技術によって飼い主の負担がいくらか減ったからだ。そもそも私は出不精だし。家を開けられないという点はそこまで大変じゃない。
猫は3匹いる。年寄なのに一番食いしん坊の猫、太っていてかわいいけど狂暴な猫、手足の長い宇宙人みたいな猫。責任を持って暮らすようになってから、その子達の性格や生活スタイルがなんとなくわかるようになってきた。かわいい以外の感情も産まれた。
最近、一番思うのは、この子らを死なせてしまったら、どうすればいいんだろうってこと。その理由が私の管理不足、知識不足だったら、どう贖えるんだろうかと。
この前、気持ちのいい風が吹く、良いお天気の日があった。私は仕事の合間、お部屋の掃除をしようと窓を開けた。もちろん猫が飛び出さないようにガードをしっかりと付けて。でも、猫は居なくなった。空いてる窓ではなく、ガードの無い場所の窓を自ら開けて、いっちゃった。
私は叫んだ。私のせいだと思った。家の前は通りの激しい道。家に住んでる猫だから、車が来てもよけられないかも。もう死んじゃったかも。もう二度と会えないかも。お母さんになんていえばいいの。どこ?どこ?どこ?やだ。やだ。やだ。
結局は隣の隣の隣の家の庭に猫はいた。よかった。生きてた。でも、猫は家にいたときと全然違う顔で聞いたことない声で鳴いてる。呼んでも全然近寄ってこない。こちらが捕まえようとすると逃げだそうとする。なんで?なんで?こんなに毎日一緒にいるのに。私がご飯もおトイレもやってるのに。どうして?私と一緒に居たくないの?私のことが好きじゃないの?私のことなんとも思ってないってこと?
猫に人間の感情を押し付けたって仕方がないってわかってるのに、そんな風に考えちゃう自分が惨めでばかばかしくて、本当にしょうもなくて悲しくなる。
いつもチュールをあげるお皿に乗せたことのない量を山盛り乗せて、おびき出そうとした。私が見てたら来ないから、見失うのが怖いけどそっぽむく。いつもだったら、カラのお皿の前でずっと座ってるくらい、寝ていてもお皿の音がなると飛び起きるくらいなのに、いつまで経っても猫は動かなかった。
まるで知らない猫だった。
でも、静かに足音がする。来た。食べてる。私は猫を掴んだ。お皿ごと一緒に掴んだ。猫が叫ぶ。爪が肌に刺さる。でも、服が破けても良かった。抱きしめた重みを嚙みしめた。猫を玄関に入れる。他の猫が駆け寄る。私はしゃがみ込む。ああ、生きていて良かった。かえって来てくれて良かった。失わなくて良かった。
もう、二度と出さない。もう、絶対に窓を開けない。そんな思いでいっぱいだった。
こんな思いはもうしたくない。
あれから猫はときどき玄関で鳴くようになった。外に出して、そう言ってる。多分。そのたびに私は悲しくなる。そんなに外がいいの。ここが嫌なの?でも、外は怖いし、病気があるし、エサはないし、一人で生きていけないよ。
猫相手になにいってるんだろう。
今も無防備に猫が寝てる。かわいいと思う。失う時のことを思うと怖い。最近爪を切られるようになった。ブラッシングは忙しいと忘れちゃうけど、やらないと部屋が毛だらけになる。もう少し経てば、お互いにもっと慣れるのかな。失う怖さと向き合えるのかな。
仕事から帰ってきて死んでたらと思うと、いつも怖い。それに今は一人で向き合わないといけないもの、もっと怖い。書きたかったことはこんなことじゃなかったはずなのに、でももう疲れたから今日はおしまい。
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sankakunosora · 2 months
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22時過ぎてもなお、光続ける。街は今。
終わった。怖くて怖くて、終わらせた。地面に転がった唐揚げ、拾い食べる。うまい。
怖くて、早く終わって欲しくて、逃げ出した。ルールは守ろう。退場、退場だ。自転車通る。
幸せだと。そう思った。苦しさも悲しさもあった。だけど、幸せだった。未来を信じたくなって、また、まだって、夏まで、724は無理だったとしても。だけど、同じくらい、月の下、死にたくなった。
長生きはしたくないよ。今、幸せのまま死ねたらいいのに。明日からの現実に会いたくない。虫が鳴いてる。電気も消えた。もう何度目かの青信号。だけど、まだ窓には灯りがあるから。
私は、私は幸せだ。満足しかけてしまったんだ。満足するのが怖かった。ポーチだって、靴下だって、私を引き留めるだけの何かでしかない。
誰かが耳元で叫んだ。ごめんね、ごめんなさい。わかってる。ルールは守ろう。だから。
三日月が笑ってるのか。泣いてるのか。
静かな夜。騒がしい頭。回らない首。22時15分。どうか、もう終わりにして。
会いたい。今日も今も会いたい。お願い、どうか。
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sankakunosora · 2 months
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心拍200でも、ただ心静かに。
2月、お母さんを亡くしてから、私はただ息を潜めて静かに生きていた。なるべく大きな音を出さず、不用意に物を捨てず、今私の傍にあるものだけで、ひっそりと過ごしていた。
いつだって悲しみは近くにあって、それ以上に恐ろしさが心を支配して、でも歩みを止めることは許されなくて。目の前に出されたそばを延々と食べていたら、外はもう春になってた。
そうだ、今日はライブだ。
行けなかったライブは昨日お金になって戻ってきた。お金は戻っても体験は戻らないから、全額募金箱に突っ込んだ。そしたら、カラスに糞を落とされたよ。消毒しなきゃと思ったら、すっかり色落ちしてもう着られなくなっちゃった。もしかしたらと思って買った宝くじももちろんスカ。スカ。スカ。そうっすか。
でも、今日は間違いなくライブだ。
仕事は午前中に終えた。家族のご飯も用意した。お部屋も掃除して、猫のおトイレも綺麗にしたよ。洗濯物も洗って、週末のためにお布団だって干した。おじいちゃんたちに顔も見せて、私のやらなくちゃいけないこと全部できた。
だから、だから、今からライブに行ってくる。
その前に美味しいドーナツを買おう。大好きなドーナツ。ビールも飲まなくちゃ、今日は飲んでもいい日なんだから。散歩しながら遠回りして行こう。
だって、今日はライブなんだから。
今日の私がどんな風に感じるのか、どんな風になるのか、正直。わからない。悲しくなるかもだし、苦しくなるかもだし。いつもみたいに楽しむかもしれない。だけど、確かな一歩になる。それが良い一歩なのか悪い一歩なのか、今はわからないけど。私自身はいい一歩になればいいって、そう思っているよ。
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sankakunosora · 4 months
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こんなにも終わって欲しくないと願った夜が今まであっただろうか。
2/4有明でピンときた人はこの先は読まない方がいい。曲名を出すつもりはないけど、相変わらずおしゃべりだから。きっと反吐がでると思うので。
とにかく、最初から最後までずるかった。1階の端っこ。今回その席が私が自由にいていい場所だった。視界良好。広々空間。やっぱりこのくらいが落ち着く。そして改めて、見る。自分の誕生日の座席。そんな小さい偶然にすら、すでにこの日にここに居られる自分に感謝した。まもなくだ。
アナウンスからいつも通りの暗転。指先から静寂が降りてくる感覚は何回経験しても慣れない。うっすら鳥肌が立つような、耳の奥でキンっと耳鳴りがするような。あの音がする。だから、始まる。だけど今日はいつも通りの少し奥。胸が苦しくなる。
なんて優しいんだろう。なんて美しいんだろう。どうしてこんなにも、心を動かされるんだろう。ソラさんの声はいつだって優しくて、木漏れ日のように透き通っていて、大きなホールをまるで魔法のように柔らかいベールで包み込んでしまう。だから今朝の憂鬱も、勢揃いしたキライも、あのソラまでは届かない。大きな音で聞くソラさんの声、どうしようもなく好きだ。
そして、言葉にできない。この日聞いたどの曲もどんな言葉も、そこにあるべくしてあったのだから、そのどれもが嬉しくて、すごく優しくて。私は幸せを感じてて。本当ならもっと攻撃的なセットリストもできたんじゃないかって。でも、そうじゃなかった。そうじゃないを選んだんだって思って。だから、泣くつもりなんかなかったのに、少し泣けちゃった。(気持ち悪いのは自覚してる)
でもね、単純に大好きな曲ばかりだったから、ライブで聞きたい曲ばっかりだったから、舞い上がって舞い踊って、とにかく楽しんだ。難しいこととかはその時は考えてなかった。歌詞をなぞったり、リズムを噛みしめたり、楽しむことで忙しかった。だから、途中終わって欲しくなくて、終わらないでと。今まで少なくない数のライブに行って、終わらないでと思ったのは初めてだったかもしれない。
そして、ずるいよ。逃げそびれた。自分から手放すからやっとこさ現実に戻れるのに。だから転がるように走り出した。怖かった。ずっとこのままでなんて絶対にないから。早くいつも通りに戻らないとと。不安になった。ゆりかもめの改札を抜けて、明日行の列車に飛び乗る。次があるから、今は地に足を付けて進むしかない。
ありがとうはなんか違くて。だから、全部勘違い。でも、だから有難う。私、まだ頑張れるよ。
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sankakunosora · 4 months
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全部の悲しみを今はここに置いて
昨日はわくわくで眠れなくて、ぬいぐるみをぎゅってしながら時間がすぎるのを待った。
大人になって、こんなに楽しみなことがあるのが本当に嬉しくて、でもちょっと楽しみ過ぎて怖いくらいで。
だれかにこの気持ちを伝えたくなっちゃうくらいは舞い上がっているのがわかる。
こんな日は大きな失敗しちゃうから、とにかく気を引き締めなくちゃ。
でも、だめだ。こんなに楽しみで仕方ない。駆けだして転げて笑い出したいくらいだ。
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sankakunosora · 4 months
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もうすぐ2月が来る
あれから少し時間が過ぎて、新年の慌ただしさも去り、もうすぐライブの日が来る。
その間も色んなことが起こって、未来のことを真剣に考えなくちゃいけなくなって、でもどこか気持ちが定まらなくて、私はぼんやり空を見てた。
風が強くて、でもそこまで寒くなくて、少しイライラしてて、でもそれは不安からくるものってわかってて。こういう時、いつも、ちょっとワクワクしちゃう自分がいる。後悔。きっとするのに、絶対にダメだってわかってるのに、謎の使命感みたいなのに酔ってるような。そんな感じ。
だけど、いやだから、自分の唯一の大事なものを、ちゃんと大事にしようと思う。大事なものを全部犠牲にして得るなにかは、たぶん絶対歪んでるし、私はわたしが産まれてきて良かったな、生きてて良かったなって、自分に思わせる責任がある。なんのために産まれたのかな?何のために生きてたのかな。なんて最後絶対に思いたくないから。
なので、ちゃんとお仕事して、家族のケアをして、大事な日をちゃんと迎えられるように。ソラさん、何の曲歌うのかなぁ。クジラ雲聞けないかなぁ。ユニゾンのセトリ、どんななんだろう。最初は?最後は?なにを選ぶんだろう。そう思うだけでワクワクするから。
そして、もしちゃんと無事にライブへ行って帰って来られたら、ネクストのセトリ、ちゃんと見ようと思う。11月をちゃんと乗り越えられるように。過去にして、ちゃんと次にいけるように。もう一度ちゃんと始められるように。
2月4日。絶対に楽しむ!
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sankakunosora · 6 months
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ツアープレイリストが見れなくて
年末がやって来る。当たり前に奇跡なんか起こんなくて、答えが道端に転がってる。ずっと欲しかったのにすっとは拾えなくて、手がかじかむまで立ち尽くした。今は逃げ帰ってこのブログを書いている。たったワンクリックもできない、私は憶病者だから。
今日は暖かくて、午前中は仕事。午後は美容室にいった。最近乗り始めた車の洗車も初めてやってみた。普段は時間を気にしないのに、年末っていう区切りをどこか自分も感じていて、なんとなくそういう行動をしてしまっている。
なんか、辛くてこれ以上はかけないや。今はただじっと膝を抱いて座っていたい。次を考えたくない。
次の日、このブログの続きを書きに来た。土曜日が仕事だと、なんだか休んだ気がしない。夜ご飯のあとにチョコ食べて、ヨーグルト食べて、レッドブル飲んだ。悪行だ。悪行だ。
レポート記事も怖くて見られない。きっと、映像になったりしないんだろうね。家族を置いてでも行った方が良かったのかと、自分のした決断に疑問ばかりうかぶ。次も私は行かないでいられるのかわからない。
相変わらず今日も家族は不穏。終わるなら早く終わって欲しいとも思う。その時、私は自分の大切なものを守るだけだし、その先のことは考えても仕方ない。
早く年末なんて過ぎて、いつも通りに戻りたい。
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sankakunosora · 6 months
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年末
当たり前なんだけど11月のライブに行けなかったから、私のライブ納めは納める前に納まってしまったんだね。まだ気持ち的には収まってないんですけど、どうすればいいの。その為に頑張ってたのに、そのために生きてたのに。走って走ってやっとゴールだと思ったのに、追加であと校庭20週って言われたよりもつらい。だって、行きたかったライブはこのあと何週走ったって行けやしないんだから。
最近はTwitterでもXでもなんでもいいけど、いろんなとこで誰の感想も妄想もな~んにも見たくなくて、一生懸命ブロックばかりしてる。映像作品がでたらいいよね。追加公演でも有難いよ。サンタにお願いするくらいには、すっごい見たかったんだよね。私は。
なんかね。こんなことブログで書くことでもないと思うんだど、でも私以外誰も見てる人いないだろうし、あれから一ヶ月経ったからいいかなって思って書くんだけど。家族が未遂しまして、そんなさなかのライブだったから、行かなかった。大事なのは行けなかったんじゃなくて、行かなかったってところ。
この一ヶ月。私は自分って薄情だなぁとか、救いがなくなっちゃったなぁとか、そういうなんか、虚しさみたいなものが胸に溢れてた。だってそんな状況でもライブに行ける自分がいたのも確か(常識的に考えて行かなかっただけ)で、未遂をした家族を見て悲しさ悔しさよりも先にしょうもないなぁって思っちゃった自分もいて。そんなしょうもないことは私にはできないなって思って、逃げ場をなくした気もした。
家族はそれからやっぱり、生きててよかったって言ったり、なんで助けたのっていったり。すごい不安定で、その不安定に飲み込まれて溺れそうになったりしてる。なにをすればいいのか、どんなことばをかければいいのか、今の私にはわからなくて。でも向き合うことから逃げたらいけないという、見放したりしたらいけないっていう思いだけで、なんとか毎日を過ごしている。
別にお葬式みたいな毎日でもなくて、むしろ前とさほど変わらない日々を過ごしてる。でも、どこか壊れているような、アニメや映画でみたことがある、作り物の幸せだってわかる描写がところどころにあって、余計それが不安にさせる。 皮はあるんだけど、中身はもう抜け落ちているような。怖い。
どうしようもなくて、ただ生きてるんだけど。どうすればいいのかわからなくて、ただ生きてるんだけど。
失ってから大事さを気づくなんて、そんなこと。ちょっと苦しくてごめん。
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sankakunosora · 8 months
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自分から見えているもの、それだけが真実だといつも思い込んでしまうけど、
全然そんなことないよね。
みんなは、日本は、人間は、ってどんどん母数を増やして、一括りにしちゃうけど。
当たり前にそれぞれ違うしね。
わたしの普通と人の普通が違うように。
自分の感覚や認識だけに頼ってると、そんなこともわからなくなる時がある。
総合的にとか、統計的にとか、まとめることも大事だけど。
全体的に先行き不安、概ね地球滅亡みたいなことになっちゃうもんなぁって。
部分的には希望がある、局所的に改善してるとか、暗がりの中、目を凝らして、ちゃんと光を探さないと、ずっと怖くて辛いままになっちゃうしね。
心に、光を。ってコピーを見た時、なんかいいなぁって思って、新幹線に乗って広い田園を見た時、この気持ちを忘れないようにしようって思った。
ちょい宮城行ってきます!
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