Tumgik
mukaiamanori · 10 years
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七つの大罪 #4 (7, 7)
ディアンヌの最初の舞台ってことになるんだけど、その伏線として姫様との持っている持っていないの話があり、そして初の女性聖騎士という全てのお膳立てが整ったところにゆにこ脚本という乙女モードたまらない。
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mukaiamanori · 10 years
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グリザイアの果実 #5 (9, 8)
物語構造は極めてシンプルなんだけど、演出的な仕掛けがすごくうまい。 結局のところ鑑賞者は画面の外側にいるので、アニメ世界に干渉することはできない。ということは、誰かが鑑賞者に代わって行動しないといけないわけで、多くの場合その役割を担っているものを主人公っていう。 ただ、ギャルゲーエロゲー的な快楽を享受したい鑑賞者としては、主人公とやらに勝手に物語を動かされるのは癪だ。 だから、前話で一瞬だけ鑑賞者をよりヒロインに近い場所に立たせた。より分かっている状態になった。で、その直後に、ネコの死を前になにもできないという無力感でもって鑑賞者と主人公を同期した。 これで主人公氏がヒロイン嬢を助け出す準備は整っているんだけど、今回はその救出方法がクレイジーで、鑑賞者からしても「そこまでやるのか」といういい意味での裏切りがあった。つまりここで自然と同期は解除されている。主人公氏が、すなわち制作者が物語を転がしていい状態になっている。 だから、そこに描かれているのは紛れもなく彼らの物語なんだけど、そこにはわずかに同期の残滓がある。より深く関わったという実感が残っている。だから心に届く。 他にも演出はかなり刺さったんだけど、いいなって思ったのは汗とパンツ。みちるの身体のリアリティが格段に上がる。 それは、みちるの精神や人格というこのルートの主題とも密接に関わる。鑑賞者を精神や人格の議論のテーブルにつかせるためには、みちるの身体が「本当に」存在していると錯覚させる必要があるから。
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mukaiamanori · 10 years
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棺姫のチャイカAB #4 (8, 7)
すっごい丁寧に物語を動かしてきている本作だが、ようやく、ようやく、ようやく本題に突入したという印象。 これまでの展開を踏まえて何かしらの結論が提示されるとよいと思う。
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mukaiamanori · 10 years
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魔弾の王と戦姫 #4 (7, 7)
胸の大きさを除くとすごくバランス感覚のいいアニメ。 美少女アニメとしては珍しく自分に傾倒しない点も面白い。
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mukaiamanori · 10 years
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棺姫のチャイカ #3 (8, 8)
本作は一貫して自分を問い続けることを主題に置いてきた。父上の遺体集める。父上弔う。基本的には、この自分の中にある絶対のアイデンティティだけで動いてきたチャイカだが、じゃあその自分の中にあるものとやらは、本当の意味で自分のものなのか、という問いかけが1期のハイライトだったかと思う。 今回のチャイカの単独行動も、自身の欲求に従ったのか、それもまた何者かにコントロールされたものなのか、という疑問に、残念ながら回答は用意されようがない。 ただまあ、なにかしらの結論は提示してくれるだろうと思う。あと、提供絵がずっと何かを口に入れるチャイカなんだけど、あれも彼女自身の身体が求めたもの、と解釈できる。
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mukaiamanori · 10 years
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魔弾の王と戦姫 #3 (8, 7)
アニメはこうでなくちゃというツボを的確に押さえてくる。オープニングからずっとテンション高い状態をキープしてくれてありがたい。
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mukaiamanori · 10 years
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グリザイアの果実 #4 (9, 7)
非常によい。これだからエロゲーアニメはやめられない。 基本、会話ベースで何気ないおしゃべりの中にキャラクターのヘルプを混ぜ込むことで、鑑賞者の中にキャラクターを形成する。鑑賞者が「分かってあげる」という構造がアニメ作品と鑑賞者の擬似的なインタラクションを形作っている。これはエロゲーギャルゲーアニメの鉄板。 今回のグリザイアの優れている点は、アニメ内にしか存在しないヒロインと鑑賞者の架け橋になる主人公キャラの外し方だと思う。 みちるの別人格が出てきた瞬間、主人公は「分かってあげられない」状態になった。この瞬間だけは鑑賞者は主人公を飛び越えてみちるに近い位置に立った。 最後のネコの死は、シナリオとしても重要だけど、それだけではなく、みちるになにもしてあげられないという点で、鑑賞者と主人公を強制的に同期する効果を持っている。 こういう、鑑賞者とヒロインキャラの距離をどうコントロールするか、みたいな話に関して、エロゲーギャルゲーアニメはやっぱり面白いアプローチをいっぱい持ってるし、グリザイアはその中でも群を抜いているかもしれない。
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mukaiamanori · 10 years
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七つの大罪 #3 (8, 7)
ファンタジーとしては王道だけどキャラクターの内外の造形に関してはかなり新しい。 ヒロインちゃんはヒロインしてるけど見た目が趣味丸出しのキメラキャラだし、メリオダスは見た目少年漫画だけどすごく飄々と生きてて主人公らしくない。 シナリオとそういうののバランスは、新しいかというとそうでもない(というか七つの大罪自体がそこまで最新のタイトルというわけでない)けど、うまいなあと感じる。
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mukaiamanori · 10 years
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異能バトルは日常系のなかで #1 (7, 6)
あたまからっぽにして見れるやつだ! なぜかやたらシネスコープ長かったくらいしか印象にない。これがGAっていうのはちょっとイメージ違うかも。
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mukaiamanori · 10 years
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ガンダム Gのレコンギスタ #1, 2 (8, 7)
なんだこれすごい話だな。これだけ視聴者置いてけぼりにして、ガンダムシリーズじゃなかったら絶対許されないところだけど、なんかクセになる引き込み方だ。少なくともヒロインの描き方は破天荒だがすごい。
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mukaiamanori · 10 years
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魔弾の王と戦姫 #2 (8, 6)
あれ、敵の大将に手傷負わせたし、てゆーか屋敷に追い詰めてるし、これもう戦終わりじゃね?みたいなツッコミが当然予想されるのに、ティグルの屋敷という場にこだわり、バルコニーというシチュエーションにこだわったと好意的に解釈できる。 帰ってきたということと、ティグルが変わらずティッタが想い続けたティグルであったというのがよい。
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mukaiamanori · 10 years
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グリザイアの果実 #3 (8, 8)
前話の異物感はいったいなんだったのよさというレベルで受け入れられている。受け入れられるというよりは、干渉されている。 ギャグ回を作って強引に受け入れられたという事実を作り上げてしまった。
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mukaiamanori · 10 years
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棺姫のチャイカAB #2 (8, 8)
1期の最後は自分との対話っていうところに帰着させたわけなんだけど、それは世界の変化とかそういうものの中で、じゃあ自分ってなんなんだっていうところにあったはず。 2期の最初のエピソードとして、皇帝を討伐し、その後の世界の変化にうまく適応した英雄を出してきたというのは、イントロダクションとしてうまいと思う。 あと、自分との対話という意味では、今期のキーパーソンはヴィヴィで間違いない。彼女は彼女の内と外の両方に重大な変化があって、それでも彼女はヴィヴィであり続けられるのか。
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mukaiamanori · 10 years
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魔弾の王と戦姫 #1 (8, 7)
1話のOP抜いてEDに差し込むやついつの間にか多くなったけど、こういうふうにすれば全然いけるっていうかすごいテンション上がるんだよっていうお手本だと思う。 ちなみに前情報なしで見てるから、佐藤竜雄の名前ばっかりで個人的にはすごいテンション上がるOPだった。 おっぱいアニメではあるけどただのおっぱいアニメじゃない感じはすでに出せているし、戸松キャスティングも若干違和感あったけど、私は戦姫だから〜のセリフ聞いたらこれしかない!って感じになった。
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mukaiamanori · 10 years
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七つの大罪 #2 (8, 7)
2話目にして大人と真の意味で感覚を共有できない子供を登場させて、そういう悲しい隔たりをエールビールという道具でより鮮やかに描いて、それでも受け入れられるというところまでをやってしまったり、村ひとつ救うエピソードがあったりするのは非常に王道感があってよいと思う。
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mukaiamanori · 10 years
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ソードアート・オンラインII #14.5 (6, 6)
振り返り回だったので特に言及することもないが、本編つなぎ合わせであれだけのOPムービーを作れてしまうというのは、単純にアニメーションとしての質の高さを物語っていると思う。
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mukaiamanori · 10 years
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棺姫のチャイカAB #1 (8, 7)
自分が何者であるのか、という点にフォーカスを絞っているように思う。5年前と同じようにサバターであるトールや、他のチャイカと出会っても弔うという目標を曲げないチャイカ。フレドリカの問いかけなんかはまさしく自身は何者なのか、という点に言及している。 そういう意味、今回のキャリアウーマンみたいな元英雄さんは比較対象としてすごく好例。 アクションは動かすとクールだが、チャイカみたいに止まって銃を構えるだけだとちょっと物足りない。直近、SAOで唸らされたのでハードルは上がっていると思う。 それより安済ちゃんの声が若干鼻につくというか、前はもっと自然におかしな声を出せていたのに、今は少し違和感を感じる。
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