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mugebon · 4 years
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事故物件 恐い間取り(映画館) - ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
そもそもね、犬鳴村をね、、観たかったんですよあのオシャレなポスターが好きだったので。でも新型コロナの隆盛とモロかぶりの時期で、映画館が突然閉まったりして観に行けなかったので、ジャパニーズホラー観たいよ欲だけが消化されないまましこりになってたんですよね。それが良くなかった。それがこれを私に、わざわざ劇場公開日に観させてしまったんだ。。まあ犬鳴村も結局どうなのか分かりません(評判悪いみたいです)が。
この映画への文句やツッコミをつらつら書いていたらマジで論文みたいな長記事になってしまうので簡潔に述べますね。まずね怖くない。というか、怖く見せることを自ら放棄しているその姿勢が意味不明です。さらにどう見ても実話じゃない。というか、実話の部分とフィクションの部分の取らなきゃいけないバランスが真逆です。そして演者にやる気がない。というか、いくら何でも無理あるだろって演ってる人も撮ってる人も観てる人も全員感じてるのがツラすぎる。話も微塵も腑に落ちてこない。本当に全員が全員とも「どうしてそうなる?」と不思議でしょうがない言動。なぜこの状態で制作を続けたのか・・・誰も引き返すことができなかったのか・・その環境のほうがよほどえげつないホラーだよ。これらの問題点がず~~っとありつつ、よゐこのシーンの後くらいからの後半はとくに、あの『来る』をも凌駕する空前絶後の酷さでした。もうホント、炎上に気をつけて書く余裕がないくらい酷かったんですよそこだけわかって欲しい。
こんな濃いキャラクターが揃って事故物件という舞台、いくらでも映画としてホラーとして練り上げられたはずなのに・・・う~~~んでもどう考えても大の大人が寄ってたかって真面目に考えて真面目に作ったものとはとても思えないし、かといって腹抱えて笑えるほどの出来でも題材でもないし、何なんでしょうねこれは・・・・?まぁ観客の語彙を食らい尽くすほどの駄作であることは間違いないです。冗談抜きで本人を取材した宣伝記事のほうが16倍くらい面白かったんですけど・・・一緒に行った人にも「亀梨くんはあんなにカッコ悪くなかったはず」って力説される始末だし、これから観る方は色々と覚悟完了してから行ってください。できれば行かな(営業妨害)。
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mugebon · 4 years
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プリズナーズ(prime video) - ★★★★★★★★★★☆
ここ最近勝手に開催している「家庭ぶち壊され復讐ムービー」祭り第3弾にして、とん・・・・・っでもない名作サスペンスと出会ってしまいました。ビックリしました。多分今年の1位だこれ。
第3弾の被害者はヒュー・ジャックマンさん(とあと何人か)でしたが、な���ほどヒュー・ジャックマンさんもこうした幸せ絶頂からのどん底大絶望ブチキレリベンジャー役が素晴らしくお似合いです(褒めてますよ)。愛する家族が思わぬ形で欠けたときの、家庭がはじめ持ちこたえようとするけどやっぱり確実にぶち壊れてしまう様をはじめ丁寧に描かれ、話の運びと主要キャラの考え・動きにも普通じゃないのに大変納得感があります。演出も含め全体的に超がつくほど映画が上手で、重苦しいテーマとクローズドな舞台に2時間半の長丁場と根本的にヤバイ要素ばかりなのですが、きちんと途中でぐっと来たりハッとしたりウッとなったりするシーンをトッピングしてあって飽きさせない姿勢もエライですし、主役2人の静かに話しているだけなのに観ているこちらが動悸を催してくるような張り詰めた演技ももちろんハラショーですし、伏線や暗示もバッチリ回収しつつサスペンス大好きな私も予想していなかったラスト(アオリになるのか?)に向けてまさに蛇のように不気味にうねうねと展開し、シュッと収束して消え去った(終わった)ときはまったくその長さを感じず感動すら覚えました。思い出したけど蛇のシーンのあたりもなかなか凄まじかったな・・・
真犯人めっちゃ有能だったのにどうして最後だけそんなツメ甘いの?とか、警察はそんなに人いないの?とか、アレックスくんの言動の理由とか、子どもたちのリアクションをあまり見せてくれなかったりとかちょこちょこと惜しい部分はありますが、復讐がどうとかテーマのリアルさ云々よりもサスペンス映画としてこれはたまりませんでした。これに出会えたらもうこの祭りは終わりでいいや。ちなみに、巷ではこの作品どんな評価なのかなまさかまかり間違っても「毛むくじゃらヒューはカッコワルイ(・A・)!」とか「ジェイクのお腹プヨプヨすぎ(・A・)イクナイ!」とか「シンプルにクライ(・A・)!」とかの愚にもつかないレビューで溢れたりしてなかろうな、とかるく検索したのですが出てきたキリスト教と本作との関係解説記事がむちゃくちゃ良かったので皆さんはこんな私の雑感なぞを眺めてないで早くこれを読みに行かれたほうがいいと思います。
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mugebon · 4 years
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ハングリー・ラビット(prime video) - ★★★★★★★☆☆☆
前回、「幸せな家庭ぶち壊されてからの復讐ムービー」を避けていると言いましたが絶対に同じ起点でアレより面白いのあるやろと思って逆にわざわざ選んで観てみることにしました。他にもいくつか観ようと思ってますが、いきなり小当たりを引いた気分です。
正直やっぱりブルース・ウィリスさんよりニコラス・ケイジさんの顔のほうが、哀愁から来る怒りと戸惑いを確実に表現してくれるんですよね。これは俳優としての良し悪しではなく役割の問題なわけで、一言でいうと「ハマってる」んですよね。でもキャストに甘んじることなく、絶妙なセリフ回しとかカットの挿入を含めて映画として心理描写をちゃんとしているのが好感を持てました。ただニコラス・ケイジが序盤で仮面つけててもめっちゃニコラス・ケイジで笑った。こりゃ指名手配されたら逃げられんわ。
そんなリスクでかい逃亡するかね?ってくらいの逃亡劇ですが、平凡な教師の割に逃亡中の手際が素晴らしくて見とれてしまいます。上手い人のRPG攻略を見ている気分で、端役たちもNPCみたいで動きや会話が非常に面白い。途中どこに向かってるんだか分からなくなる部分もありましたが、乱暴ながらきちんとまとまってくれて嬉しかったです。後味も良い感じ。根本として、「組織」の存在がこの作品の問題提起だと思いますがこれもゲーム的な非現実感と、犯罪被害の現実感との間でいいバランスを取って横たわっていたと思います。必死で素人にやらせようとする意味はよくわからんけど・・・・それならもうちょっとパズル的に殺人を達成してほしかった。一番残念なのは、”The hungry rabbit jumps”にはもうちょっと面白い意味が込められててほしかったな~
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mugebon · 4 years
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デス・ウィッシュ(prime video) - ★★★★★☆☆☆☆☆
20年来くらい(多分)の生粋のブルース・ウィリスファンに「これ良かったから絶対観ろ!!!」とゴリ押・・・・・勧められて観たんですが、何のことはない娘と妻を奪われ幸せな家庭をぶち壊され復讐に走る、ニコラス・ケイジさんとかがいつもやってる気がするやつでした。しかしこういう話の映画ホント多いですよねそんなに需要あるジャンルなのかな?個人的には本来避けてるんですけどね。
しかし稀代の悲しみ顔俳優ニコラス・ケイジさんならいざ知らず、ブルース・ウィリスさんみたいにガタイと目つきのヤバいスキンヘッドなんか優秀で真面目で善良な外科医と言われても脳が追いつかないんですよね。なんでそこでぶん殴らないの?とかなんで銃ぶっ放して蜂の巣にしないの?とか何度も思ってしまいます。最初に手術着で登場したときなんか暗殺で潜入してるのかなとすら思いましたが、今作のウィリスは銃なんて産まれて初めて扱いますっていうピュアウィリスで、素人同士の撃ち合いや白昼堂々の犯行にはちょっと萎えました。ただ途中の医者ならではの拷問にはなかなか趣があったので、あの路線で展開してくれたら良かったのにな~と残念です。後で知りましたが『ホステル』撮った監督みたいなのでそれを期待して観る人もいるかもしれませんね。その期待は外れますのでご注意ください。
動画を撮られていたせいで社会問題に発展していわゆる「ダークナイト状態」になってしまう状況はまぁご時世といえばご時世ですが、あんまりストーリーに意味を為さなかったですね。全体としてこれ以外にも思わせぶりな要素がいろいろ散らばっていたのですが悉く放置して終わってしまったのと、銃を持ってるほうがむしろ自然で葛藤を感じないウィリスさんはじめ誰の内面も描ききれてなかった感じがするので、こちらは全編6時間あるうちのダイジェスト版ですと言われたら即納得しちゃう感じの出来でした。あ~~ウィリスファンに何て言おう・・・・あ、上の画像は公式がふざけて作った版らしいのでちゃんとしたものが見たい方は公式HPへ。
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mugebon · 4 years
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七つの会議(prime video) - ★★★☆☆☆☆☆☆☆
うん、正直全然受け付けませんでした!申し訳ない・・・でも無理だよこれは。普通の会社に普通に勤めたことのある人ならこれがどれだけ現実とかけ離れているか、語るまでもないと思います。コンプライアンスのコの字も無ければガバナンスのガの字もない、どこかの国のいつかの時代の物語。そう思わないと尖りすぎたキャラも漂う空気もそれぞれの言動も起こっている問題もすべてがファンタジーすぎて私のようにずっと苦笑いしてしまいます。もしこれを観てリアルさを感じたり深く共感してしまった人がいたら即刻転職活動を始めることをお勧めします。面白い医療ドラマとかも医師が観たらこんな印象だったりするんだろうかと不安になりました。
池井戸潤さんはホンット、「企業内と下請けとの関係が真っ黒の話」と「ネジ1本が大企業を揺るがす話」と「会議で勧善懲悪の話」が大好きだね~~・・・あっ全部言っちゃった? まぁお家芸というか、時代劇みたいなモンで予定調和なんでしょうね。たとえリアリティが犠牲になったとしても、多分これらが無ければ生粋の池井戸ファンは暴れ出すのでしょう。キャスティングも主演の野村萬斎さん以外はだいたいが『半沢』を彷彿とさせる・・・というより意識せざるを得ない、捻りのない人選なのが残念。そして野村萬斎さんは演者としては一流なのだと思いますが、発声と振舞いが全然画面向きじゃないですよね。立ってる場所が舞台にしか見えてこない。それだけに最後の演説は良かったですが。。まぁもしかしたらこのキャスティングによってこの映画はファンタジーですよと伝えてきているのかな?という気もしていて、そうであれば策士だなと思います。
ところで会議は七つありましたっけ?実は私、終盤で問題収束のために会議が7面で同時進行して見せてくれるのかと過剰にワクワクしていたのでその期待は思いっきり外れてしまいました。この構成ならタイトルはネジもしくは八角にスポットを当てるべきでは。詮無きことですね。
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mugebon · 4 years
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ブレイン・ゲーム(prime video) - ★★★★★★★☆☆☆
まず映画どうこうの前にアンソニー・ホプキンスさんですが、ホント���のひとはこのひと以外で想像し得ないような繊細な役が多いですね。しかしどう見ても悪人面(褒め言葉)なのでFBIの装備似合わなすぎだし友達に冷たすぎるその姿がしっくり来すぎてわろた。まーアンソニーファンは十分楽しめます。
展開としては別に高度なブレインで知的なゲームをするわけじゃなく、チートVSチートの単純なぶつかり合い。序盤は不可解な殺人事件が起こって右往左往するんですが何も話が進まないので正直ツライです。この作品は画像にいる2人の能力者こそが主人公であり能力者同士にしか解り合えない悲哀こそがキモなので、2人揃うまではすべてが前座。その証拠に終盤チャールズが姿を現してからは展開スピードとオシャレさが突然加速して面白くなります。最近観たステイを彷彿とさせる、こだわりの画づくりの”Concentrate・・・”のあのシーンは個人的には垂涎モノ。本当は序盤の退屈さで★6にしたかったんですが、終盤がツボすぎたので+1。是非諦めずに最後まで観ていただきたいです。
扱っているテーマ(殺人の理由)は意外と面白いですが、もうちょっとコリン・ファレルさんを掘り下げないと問題提起までには至らないですねまぁそこまでの意図はないかもしれませんが。能力を「極端に鋭いカン」って言ってますがチートすぎて無理あります。。結局何なんその能力。ていうかその能力あったらカーチェイス必要なくない?いいえ、ハリウッド映画だから要るんです。
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mugebon · 4 years
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Pride Chuck 70@CONVERSE
キレイすぎて外に履いて行くの無理・・・・・・
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mugebon · 4 years
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フラグメントケース@BALENCIAGA、Paul Smith
キャッシュレス化を進めてもはや財布って要らないのではって気がしてきたので
最低限のカード類と小銭が持ち歩ければイイじゃんと思ってメインとサブのつもりで2つ購入。フラグメントケースって名前は探して初めて知りました。
これであの小さすぎるバッグももっと使っていけそうやな、��、
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mugebon · 4 years
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ダイナー(VOD) - ★★★☆☆☆☆☆☆☆
冒頭から恐縮ながら、そろそろハッキリと断言しておきたいことがあるんですけどね、「映像化不可能と言われた○○」は映像化不可能なんですよ。もうマジで肝に銘じてくださいとくに邦画界は。腰抜かしたわ。こんな酷い映像化あっていいの?原作小説の著者平山夢明のピュアオタで、漫画版もなんだかんだわりと良かったなって思っている私としてはこの映画は本当に観てる間じゅう吐き気を催すほど嫌悪感があったし、原作とは全くの別物という眼前の現実を理解するためだけに費やした苦痛極まる2時間でした。ぜ~~~~んぶ監督の蜷川実花がやりたいことを、ていうかいつもの極彩色のやつをやって見せただけじゃん。なんで「※本編は平山夢明さんの傑作長編『DINER』から影響を受けた蜷川実花の自己顕示欲塗れチンドン屋パレードインスタ映えコメディです」ってテロップを予め入れないの?そしたら観なかったのに。「これ大好きな作家の小説の映画化なんだよー!」って紹介した相手と2人で観ましたが、終わった瞬間議論も弁解も拒否して涙をこらえてフテ寝しました。
舞台設定とか、CGとかアクションとか、原作の解釈とかキャラ・ストーリーの映画への落とし込みとか全てにおいてケチをつけたいんですがそれ以前にそもそもキャスティングの時点でほとんど失敗に終わっているので、とりあえず上の画像に載っているキャラを全コメしますね。
奥田瑛二さん:演技は文句ないんですけど、、そのキャラその末路で本当に納得いってます?
真矢ミキさん:演技は文句ないんですけど、、さすがにもうちょっと若い宝塚スターいるのでは?
小栗旬さん:登場シーンのアレが本物だった、とかないと何のために起用したのか全くわからん。ホント邦画の自称大作はこういう予算消化兼人脈自慢みたいなキャスティングが嫌
本郷奏多さん:マジこういう無茶はやめて。この人もうすぐ30やぞ。今日びあれくらいできる子役いくらでもおるやろ
武田真治さん:脱ぎたかっただけだよね
土屋アンナさん:乳盛りすぎわろた
窪田正孝さん:スキンの見せ場全面カットであのまま終わったら残念すぎだろ、あとなんでそんな声小さいんだ全然聴こえん
藤原竜也さん:そもそもボンベロは藤原竜也だけではねえだろ!
玉城ティナさん:可愛すぎだろちくしょう!!!
・・・念の為上記に申し添えておきますが、これは全て「キャスティングとそのキャストの使い方の」問題であってキャスト自身を誹謗するつもりは微塵もございません。私は蜷川実花は実は男で、玉城ティナにあの制服を着せてその尻をカメラで追っかけ回すためだけにこの映画を作ったんじゃないか?と疑っている、というだけの話です。
ところで映画館で観た方は多分怒りのあまりスタッフロールまで席にいられなかったことだろうとお察ししますが、主題歌の『千客万来』は超カッコイイ曲です。映画的には圧倒的★1のはずが玉城ティナで+1、DAOKO✕MIYAVIで+1。異論は認めなくもない。
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mugebon · 4 years
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クラシック カレ オートマチック ハートビート@FREDERIQUE CONSTANT
国が10万お小遣いくれるというので先んじて買っちゃいました。こういうのはパーッと遣って経済回さないとね!
日本限定300本で3年前くらいに発売されたようですが普通に売れ残ってるぽいかな?ブラック・マザー・オブ・パールとかいう善なのか悪なのか分からないボスみたいな名前の文字盤がめちゃくちゃキレイで写真で表現するのに苦労します
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mugebon · 4 years
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ラスト・デイズ(prime video) - ★★★★★★★☆☆☆
最近観たウィルスで人類が地下に潜った話、人と近付けなくなった話に続いて今回は外に出られなくなった話。こういう映画を今の絶賛緊急事態宣言真っ最中にわざわざ観るってどうなんかなとも思いますし、人類に対して地球の淘汰が始まっているみたいに思うとツライんですが、視聴ランキングとか見てると『感染列島』や『コンテイジョン』なんかが分かりやすく上がって来てて今だからこその怖いもの見たさは全国共通なんだなと興味深いです。
さて、こちらの映画ですが重大発表があります。本作品は一言で表すなら、誤ってハリウッド的味付けをしてしまったスパニッシュファンタジーです。あくまでスペイン映画、そしてファンタジーなんですよ。スペイン映画って分かります?残念ながら私はググってもほとんど思い出せなかったんですが、とにかくこれはハリウッド映画じゃないんですよ。全世界の人が分かるように単純明快に描いてくれてはいないんですよ。主人公はヒーローじゃないし、基本無力。世界に何が起こってるか解らないし、カッコ良く解決したりしない。ただ手の届く範囲の後悔に耽り、幸せを追う、等身大(以下)のストーリーなんです。多分脚本時点では思いもよらなかったくらいの予算が集まっちゃったんじゃないですかね、オカネかけまくって変にリアリティが出ているし、シブいおっさんたちも迫真の演技だしそもそもお先真っ暗な展開なので、こういったことに気を取られて真剣にかぶりついてしまうと、「車はナシで吹き抜けはアリって定義どうなってんだ」とか「TVもラジオも公共サービスも一瞬で全滅かよ建物内で仕事できる人いるだろ」とか「マンションとショッピングモールの民度の差激しすぎかよ」とか無限に疑問点が湧いてきてしまうんですが、これはもう徹頭徹尾空想科学ファンタジーなんですよ。余計なことを気にせずおっさん2人の友情に絆されてればイイんです。このことに出産シーンの描写でようやくハッと気付いた私はかなり手遅れ気味ではありましたが、おかげでラストシーンに向けては眉間のシワが取れましたしこのレビューの方向性も修正できましたし、そう思うとシーンの組み立ても説明臭くなく説明してくれたし、最後の感動的かつ抽象的な締めくくりに向かって無力な主人公の誠実さが積み上がる、悪くないストーリーだなと思います。スペイン映画が何たるかが知られていないのに配信で世界の人に観られ、「わけわかんねえ」「設定雑すぎてイラつく」とコキ下ろされる。非常に勿体ないですね。まぁスペイン映画だからこうなのか、この映画がたまたま見栄えと内容がちぐはぐなのかは知りませんが。
ただそれでも、あの超重要シーンは歩いちゃダメだろwwwwと誰もが思ったはずでそこは私にもフォローできないです。個人的にはもっとこう、ロープ渡して段ボールの中に入って滑車で突撃するとか面白くしてほしかったです。というかマルクくんは世界でも指折りの早さで気付いていたようなので、もうちょっと準備してくれても良かったかもしれないですね。次回がんばろう。あとスペイン語は全然わかりませんが、訳がかなりヘタクソだったように思います。ここら辺は普通にマイナスポイント。
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mugebon · 4 years
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セブン・シスターズ(prime video) - ★★★★★☆☆☆☆☆
いやいやいやオモロかった~。無類のおバカSF、ここに爆誕ですわ。参っちゃったよ。7つ子がそれぞれ決められた曜日にしか外出できないとかいう無茶すぎる設定に惹かれ、最初の5分地点の名付け方に笑い、曜日ごとにイッパイ飲める奴とか仕事しなくていい奴とかいて偏るよな、とか男を作るときは7人の審査と同意が要るのかな、とか考え始めてた時点でこの映画に引き込まれてました。
もうね、7人の物語が幼少期から今の30歳時点まで一気に飛んでいるので、いやそれくらいは30年間の中で想定して話し合って決め���こうよ、とかそんなことも合わせられないのかよ、とかツッコミどころが山のように盛られて出てきます。これ相席食堂で流したら「ちょっと待てい!!」ボタンが毎分のように押されて5時間くらいの大作になるよ多分。代表的なツッコミどころは「それは木曜に付けてやればええんや!」「なんでそんな月曜にしか合わない職を選んだ?」「みんな水曜に冷たすぎるんや!もっと優しくせえ!」の3点です。
敵側の分配局さんも物凄い早さで実力行使に移行して初っ端からムチャクチャするし、舞台の2073年も端末だけがSFなのにそれ以外がまるで普通でクルマなんかちょっとデコっただけだし、最後の格闘はみずほ銀行の行員同士がもみ合いの喧嘩してるようにしか見えなかったし、もうちょっと予算積み立ててから作り始めてほしかったなあ・・・と無念の作品ですね。ただ予算が無かったんじゃ、じゃ片づけられない意味不明ポイントもけっこうあって代表的なのは「分配局さんがこれだけ強権を振るってる世界観なのに法律は未制定ってどゆこと?」「こんな映像1つすぐに揉み消されるのでは?」「いや何も解決してなくね?」の3点です。扱ってるテーマがそこそこ重めなのに、ここまではっちゃけられるなんて相当空気読めない監督だな。怖いぜ。あとラストシーンはマジで掛け値なしに怖い。
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mugebon · 4 years
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ラディウス(prime video) - ★★★★☆☆☆☆☆☆
新型コロナウィルス隆盛の真っ只中で、「半径15m以内全��即死」なんてコピー見たらみんなが必死でソーシャルディスタンスを保つためになる話かと思ってつい観ちゃったんですがわりと違いました。コロナは1.8mとか言われてるからラディウスより現実のほうがラディウスだな。(?)
プロットだけ読んで、これは対象者(1人だったけど)が自分の「症状」にどうやって気付くのかが見ものだなーと思ってたら異様なくらいのひらめき力でちょっと、いやかなり残念でした。普通そんな可能性考えんでもっと殺しまくってしまうやろ。1人で用水路に転がり落ちるおじさんとか、「全員即死」ってコピーで期待してる観客に何を見せとんねん。そして主人公はここで名探偵だった割にはそこからとくに序盤、頭悪いムーブが続きます。納屋に寝て速攻見つかるのはさすがに笑った。またヒロインというか行きずりというのか分かりませんが相手役も、勝手に人の家漁りまわす(犯罪)し意味の分からない(無い)思い出エピソード披露してテンポを壊すしいつの間にか主人公にゾッコン(死語)だしでイライラします。何なんだこいつは。そんな2人の珍道中だから他人に説明するのも下手すぎてただのバカップルにしか見えないし、、、いくらでもちゃんと理解を得ることできただろ。そのトライを描かないならはじめから頭悪い2人ですよと分かるようにしていただきたい。暗殺もいいし害虫駆除とかにめっちゃ使えそうですよねこの能力。
ただ、単に思いついた超常現象を描いてみたSFってだけではなくサスペンス要素を孕んだ雰囲気ある絵面になっていて、一応最後にどんでん返しはちゃんとあるんですが、伏線の張り方がごっつい下手で全然嬉しくなりません。記憶なくて人間性も変わってノーヒントだったら全くの別人じゃん。どこかで深淵を覗く伏線を張って欲しかったですね残念。あと池に入ったらそこは魚がプカプカ大量に浮いてくるべきじゃない?いろいろと納得性が不足している凄苦残念な作品でした。
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mugebon · 4 years
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オールド・ボーイ(prime video) - ★★★★☆☆☆☆☆☆
エリザベスのおっぱい!おpp・・・10年前から進歩がないムゲさんはさて置き、エリザベス・オルセンさんの熱狂的なファンというわけでもないのであれば、この映画を観ようとしている人に私は言いたい。韓国版のほうが面白いよ?と。そもそも韓国版『オールド・ボーイ』(なぜタイトル全く一緒なんだ)は韓国映画の中で私が最も評価している作品で、いやむしろこれ以外はほとんど全く評価していないんですが、これだけはDVDまで買って愛でているんですよ。そんな私にこれは観せちゃいけないですよ。勝手に観たんだけど。
韓国版も元々は日本の漫画原作なのですが、それでも韓国映画ならではの凄みエグみ雑味そして汚さが画面にすこぶる映えていたのであって、日本で映画化していたら確実に亜人をも凌ぐゴミになってたであろうプロットなんです。ハリウッドは何でも自分のものにしたがるけど、これはゴジラと同じくらいハリウッド化しないほうが良かった。何ていうかね、欧米人見てるとこの人たちがそこまで1つのことに執着して陰湿に復讐するような性格じゃないのが判るので、役が完全に浮いちゃってるんですよね。これがけっこう観ている上で名状しがたい違和感になってきます。
ストーリーはそりゃ2回も映像化されてるくらいだから面白いんですよ。演技もいろんな人に断られたらしいですが結局有名どころを揃えて来れていて、なんら心配なく観られるんですよ。もちろん大筋は解っている中で観たのですが、ところどころ微妙に変えてきていて原作や原々作(漫画)を知っている人も楽しませようとしているのかな、とは感じました。でもこの内容で満足いくはずないだろ・・・漫画版10年→韓国版15年→ハリウッド版20年となぜか監禁期間がどんどん延びているのはご愛嬌ですが、20年で劇的に老けてシワッシワになったわけでも鍛えてガッチムチになったわけでも髭ボッサボサになったわけでもなく変化が分かりにくい。そういえば締まったかな?ってレベル。20年ですよ!?そして中華屋からの尾行シーンも1カットの2D格ゲー的なカチコミシーンもアホみたいなドタバタシーンになってました。。極めつけに、基本的なやり取りは踏襲しているものの最後のあの最高の懇願ワンちゃん舌切りシーンも全カット、、、どゆこと???リメイクするならあのシーンの衝撃を超えるのは必須だろ・・・何スマートにまとめようとしてるの?と嫌悪しました。振り切れないのなら手を出すべきじゃない。韓国版をまた観たくなるだけの出来でした。実際観ました。
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mugebon · 4 years
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ステイ(prime video) - ★★★★★★☆☆☆☆
説明にサイコスリラーと書かれていましたが、全然サイコでもスリラーでもなく、微量のホラー混じりのアーティスティック現代ファンタジーとでも言うでしょうか。始まってすぐに気づくんですが、とにかくシーン切り替えとサムの部屋がオシャレにもほどがある。アートが題材の一つでもあるためか、音楽も含めてすごく体裁の美しい作品です。最後の橋のシーンのなんと幻想的なことか・・・そして美しさの中に漂う不思議さがストーリー自体の不思議に深みを持たせています。表面的なものだけでなく、気付いた人も多いと思うんですがそこかしこに双子や三つ子みたいな人が出てきたりと小ネタもあり、観客をあらゆる角度から夢うつつにさせます。そして大抵の人は予想できない(少なくとも中盤までは)であろうラストで締めくくり。なかなかよく出来てます。私の好きな要素がたくさん詰まっているのになぜ手放しで褒め称えていないのか、それはネタバレ以下に記載。
「も���すぐ自殺したいヘンリーくん」と「雰囲気抜群のヘンリーくんに秒殺でほだされて自殺を止めたいサム医師」の狂騒曲が主線ですが、脇の個性が強めでストーリーがけっこう脇に揺さぶられてしまうのがちょっともったいないところ。ライアン・ゴズリングさんは失礼ながら何が良いのかよく分からない俳優の一人だったんですが、声のトーンと質に素晴らしくオーラがあることに気付きました。対してユアン・マクレガーさんはこの映画で良さを出し切れていたのかどうか・・・なんかカッコ悪かったよ?まぁそれもオチを考えると仕方ないのかもしれませんが。
オシャレすぎる絵面の中、ナオミ・ワッツさんの箸を使ったヌードルの食べ方はそこはかとなく汚かったのでアレは何か別のスマートな食べ物にしてほしかったです。ウイダーinゼリーとか。
【↓ネタバレ注意↓】
私は途中からだんだんディカプリオさんのあの駄作と被って見えてきて、サムのほうが本当は精神病患者なんじゃないかと思って完全にサム目線で観ていたのでサムのいないところで目を治した辺りでアレっ?ってなった挙句オチは外しました。曰く、全てはヘンリーくんの死の間際の記憶障害と走馬灯とのこと。。ただ、全編ヘンリー視点だったとして振り返るとサムパートの分量が多すぎるし、それも全くヘンリーと関係ないシーンが多々あり、ヘンリーが実際にはそれだけ幸せだったなら尚更もっとヘンリーのエピソードも考えも環境も反映されるだろと。混濁している状態だからぐちゃぐちゃな内容でもぜんぜん説明がつかなくてもいいんだ、で押し切るのはちょっと違うと思います。
発想は非常に好きな作品なので、観客の予想を裏切ることばっかりじゃなく筋道を立てることにも神経を使ってほしかったなあ残念です。観客(私)はたしかに予想を裏切られたいけど、それ以上にあーなるほど!だからあそこのシーンはこうだったのか!このストーリーはこうだったのか!!・・・って言いたいんです。
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mugebon · 4 years
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キャプテン・マーベル(Disney DELUXE) - ★★★★★★★☆☆☆
マーベルのゲームをやってたのでキャラとしては知ってたんですがぶっちゃけ、エンドゲームを観たときこれ何者なのよ?ってなってた最後のヒーロー様。いや、最初か。最後のピースが実はむちゃくちゃ重要で、このピースがMCUの世界にカチッとはまるそのクリック感を楽しむための作品ともいえると思います。とくにアベンジャーズ観ている人は絶対に観るべき。できればエンドゲームの前に。これを観てからまたニック・フューリー周りのエクストラ映像を観て回るのも乙だなあと思いました。(まとまった動画誰か作ってくれえ)ていうかマーベルはとてつもないパワーや未知の要素に晒されて変異したミュータントが多いですね。
おっさんなので90年代の雰囲気はそこそこ分かるものも多くて楽しかったですが、まさかサミュエル・L・ジャクソンさんは本人使ってくるとは。え・・これ本人だよな?息子とかじゃないよな?ってずっと思ってました。今考えたら息子でもあそこまで雰囲気出せないよな。凄いレベルに達してるなCG・・・でもぶっちゃけ、キャプテンマーベル状態のコスチュームは全然クソダサイですよね。いくら90年代のセンスといっても何なんあれ。あともう当たり前みたいに星間移動する世界観の中、「ゴミ溜めのような」C-53でわざわざ研究する意味はあったんですかね?別に隠れられていたわけでもないしシンプルに進めにくい気がするんですが。その2点がちょっと気になったけど、ストーリーラインはそこそこ楽しめました。ジュード・ロウさんは若干無駄遣いされていたような気もしたけど光ってましたし。
まぁMCUの中という意味では存在が最強すぎて、都度ちょっと寄ってもらったらアベンジャーズほとんどのヒーロー要らなかったんでは?ニックのプライドのためにみんなあんなに働かされてたの?ってなってしまう(なってる)し後付けで全然説明になってない説明をしなきゃならなくなるくらいならもう少し活動制限とか、来れなかった理由みたいなんを足してくれるとよかったのかもしれませんね。終盤なんかもうスターウォーズ無双でもやってるのかと錯覚したわ。
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mugebon · 4 years
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ブラジル(prime video) - ★★★★★☆☆☆☆☆
星5個を付けはしたんですがね・・・・多分私、この映画のことを30%くらいしか理解できていないと思うんですよね。観終わった今、話の展開は説明できるんですがそれぞれのシーンがどういう意味なのかほとんど説明できない。答えがあるのかどうかも判らない。何が言いたいのか以前に、何か言っているのかも判らない。統制社会からの逃避・・・・いや逃避はできないってこと・・・?いやただそれだけのために映画1本作るほどのテーマか・・・?星5は評価じゃなくて、単にギブアップです。鏡の映画で10年離れ、つい最近の猿の映画で見直したテリー・ギリアム監督のオリジナル作なのでこれでついて行くかどうか決めようとしたのですが、まさか着地する前に向こうから振り落とされるとは。。唯一、「これのどこがどうブラジル!?」って思ったら敗けだということは解る。
監督が大好きなんでしょうディストピアが舞台ですが、邦題が『未来世紀ブラジル』と言っていた割には劇中で未来の話とは一言も言っていないそうで、これはおそらく邦題を付ける人も理解しようとすることをやめてああそうだこれは未来の話なんだーあへあへってなったということでしょう。マトモな精神を持っていたら143分(長ぇな)の中で60回くらいは何やねんwwwwwって言わされますからね。とにかく製作された1985年にとってのSFなのか、テリー・ギリアムさんにとってのSFなのか不明ですが絵面がシュールすぎて笑うシーンなのかそうでないのか落ち着いて判断しながら観るのが一等大変でした。鎧武者とのバトルとかどういう気持ちで観るのが正解だったんだ。。。
いや、でもね、そんな私でも終盤のカーチェイスくらいからは笑い転げてて、画面の中で起きていることはめっちゃ面白かったんですよ。最初から諦めて観るほうがよかったのかもしれないですねもう観ないけど。シャーリーの演技はなかなか良かったと思うのでもっと見たかったですねもう観ないけど。あっただサムの胸毛はちょっとレベル高すぎてNGですねもう観ないからいいけど。
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