Bloodaxe Festival 2023
川崎クラブチッタへ行き、Bloodaxe Festival 2023を観戦した。
ハードコアの力を感じた。このようなライブに行き始めてからかれこれもう20年以上経つ。自分より若い年代の人たちもものすごく多いし、昔から見たことのある人たちも来ている。外国から参加しているあろう人たちも大勢いる。
バンドの演奏はどれも凄まじい。どのバンドも全力を叩きつけている。観客も皆、激しい音を聴いて、激しくぶつかりあっている。
これぞThug Rock、これぞThug Core というIt's All Good、暗黒で重いグルーヴの音楽性を突き詰めたKruelty、タイからキレのあるミリタントエッジWhispers、オーストラリアからストレートなハードコアを見せつけたSPEED。どれも素晴らしいライブだった。
カリフォルニアはサンノゼからSUNAMI。1ギターとは思えない音。タイトに深く刻まれる。そして跳ねるビート。ものすごいグルーヴだった。観ることができてよかった。
大阪が誇る極悪SANDは、イントロからもう凄まじく、空気を変えるギターの響きはサイケデリックでドゥーミー。ハードコアのスタイルは一貫しつつ、その枠を超えて音楽性が広がり深まっている。Next Step Up のBruceに捧ぐ、というメッセージに続いて始まったのはFall From Graceのカバー。発狂するほど暴れた。
そしてAll Out War。前回来日したときは観ることが出来なかった、今日は念願が叶って観ることが出来たのだ。あのAll Out Warのライブを観ている。信じられない。どこか現実感のない出来事だった。Soaked In Tormentから始まり、イントロも含めたResistも聴けた。まさかEnemy Of Creation が聴けるとは思わなかった。発狂。
体力の限界までモッシュした。
放心状態のまま会場を出て、ラチッタデッラのバーガーキングでデラハッシュダブルビーフを食べた。店内はガラガラだったが、食べているとだんだん客が増えてきていた。
ハンバーガーを食べ終わり、痛む身体を引きずって帰路に着いた。左耳が血だらけになっていた。誰かのダイブでキックを喰らったのだ。早く家に帰って身体を休めよう。心からそう思った。
夏過ぎて 兵どもが 腕試し 力の限り 宴は続く
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