California Day-5
帰りのフライトがお昼過ぎだったので、最終日はほとんど何もできなかった。
朝ごはんを食べてから、友人たちに車で空港まで送ってもらった。
帰りもビビってかなり早く空港に着いてしまったけど、特に何することもなくぼーっとしていた。
この、いつもと違う景色の中でぼーっとする、というのが、私にはとても必要。
この3年間、仕事で慣れないプロジェクトに従事し、
ストレスを抱えたまま、どこへも逃避することも許されず、
どこへも行けないことがまたストレスとなり、
結果、毎日仕事ばかりしていて、ついにオーバーヒートするところだった。
久々に、全然違う景色の中で、いつもと違う空気を吸って、少し元気になることができて良かった。
最初に述べたように、これはもう「さが」なので、しょうがない。
2023年、気持ちを新たに、また人生を頑張って歩こうと思います。
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California Day-4
翌日は、もう1つの方のパークである、ディズニーズ・カリフォルニア・アドベンチャーへ。
大のマーベル好きの友人が1番行きたかったアベンジャー・キャンパスなどがある。
カーズランドや、ピクサーピアなど、他のパークにはない特有のエリアも多く、初めて乗るライドも多かった。
世界中で、1番古いカリフォルニアのディズニーランドに比べて、比較的新しいパークでもある為、見応えもあって楽しかった。
アトラクションの種類や数も多く、どちらかといえば大人向けのパークだった。
特に、インクレディブル・ファミリーのジェットコースターは、長さもスリルもあり、楽しかった!
この日は全身ずぶ濡れになることもなく、楽しく夜までパークを周ることができた。
友人Sが楽しみにしていた夜のショー、カラー・オブ・ワンダーも、とても良かった。
ショーが終わると、一気に人々が帰路に着く為、駐車場へ向かうトラムが混雑したり、駐車場から出るときに渋滞になるだろうと予想していたのに反して、全く混雑しなかったのには、本当に驚いた。
どういう仕組みになっているのだろう??
カリフォルニア・ディズニーは、フロリダのように広大ではなく、とてもコンパクトで、周りやすくてとても良かった。
東京よりも狭いかもしれない。
2つのパークの入り口が隣り合っているので、東京よりもパークホッピングしやすくて良いと思った。
2日間、ミニーの耳をつけてパークを回ったのでした。
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California Day-3
この日は、待ちに待ったディズニーランドへ。
実は3人全員、カリフォルニアのディズニーランドには行ったことがなく、初めてだった。
8年ぶりのディズニー。
なんとフロリダを後にしてから8年間、私は東京にすら一度も行かなかった。
大のディズニー好きである友人2人とパークを周るにあたり、
私は、人生で初めて、耳カチューシャというものを購入した。
(キャストとして働いていたことさえあるにも関わらず、カチューシャをつけてパークを周ることに全く興味を持てなかった為)
久しぶりのパークは懐かしかった。
ここでも「慣れ親しんだ」空気に触れた感じがした。
ある意味、米国のディズニーパークのことをよくわかっているはずの私が、初っ端に最大のミスをおかす。
最初に、スプラッシュ・マウンテンに乗ってしまったのだ。
東京のスプラッシュ・マウンテンがどうだったか、もはや全く思い出せないのだけれど、少なくともフロリダでは、頭からずぶ濡れになる。
尋常じゃないくらい、濡れる。
しかしそこはフロリダ、しばらく歩いていればすぐに乾いてしまう。
そしてカリフォルニア・ディズニーのスプラッシュ・マウンテンはというと、
フロリダと同等もしくはそれ以上に濡れたのだった。
ざぱーん、というよりも、だっぽん、と表現した方がいいかもしれない。
水が固まりで入って来たので、下着から靴下までぐっしょり濡れてしまった。
カリフォルニアとはいえ、1月初旬の曇り空の下、乾くわけがなかった。
このままだと風邪をひいてしまうので、すぐに近くのショップでほしくもないジャージを高い金額で購入した、友人も一緒に。
彼女は、スプラッシュ・マウンテンの経済効果に関心していた。
そんなハプニングがありつつも、夕方までパークを楽しんだ。
30代女子が3人、朝から晩までパークを動き回る体力はない為、
私たちは早々にパークを後にし、olive gardenで夕食にした。
オリーブガーデン!!!懐かしい!!
初めて訪れたのはカナダだったなぁ。
私がスピナッチ&アーティチョークのディップが好きだったという話をしたので、それが食べられるオリーブガーデンへみんなで行ったのだっだ。
おいしかったし、野菜をたくさん食べられたので大変満足した。
夕食の後、隣にあったmother'sというスーパーに立ち寄り、翌朝のためのフルーツや、お土産のハーブティーなどを購入して、帰宅した。
本当に、家に泊めてくれた友人と旦那さんのH氏には感謝。
ホテルステイだったら、お金はかかるし、リラックスできなかったと思う。
本当にありがとう!!!
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California Day-2
2日目には、アメリカ人の友人Sが合流した。
ランチにインアンドアウトへ。
インアンドアウトというのは、カリフォルニアのローカルのハンバーガーチェーンらしい。
いかにも米国のファストフード店らしい店舗で、地元のバーガーを頂いた。
とてもおいしかった!!
いくらでもリフィルできるけど絶対そんなに要らないソフトドリンクの大きすぎるカップとか、懐かしかった。
そのあとは、スーパーでお土産のカリフォルニアワインを選んだり、
近くのショッピングモールをふらふらと散策したりして過ごした。
お目当ては、お馴染みアンソロポロジー。
あとは、bath&body worksにも行った。
夕食には、現地出身の友人おすすめの店にて、メキシカンブリトーをテイクアウト。
これが、信じらないくらいのボリュームで…笑
あんなに巨大なブリトーは、初めて見た。
ありとあらゆるものが包まれていた。
牛肉、野菜、ご飯、フライドポテトまで入っていた!!!!
我々、3人で分け合ったけど、それでも多いくらい。笑
友人たちと人生について語り合いながら、カリフォルニア2日目の夜は過ぎて行ったのでした。
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California Day-1
2023年1月に、カリフォルニアを訪れた時のことをここに記録しておく。
実に4年ぶりの海外。
4年間、日本の外の空気が吸えなかったのは地味に辛かった。
やっと規制がなくなったタイミングで、ちょうど「暇」ができてしまい、
そういった「チャンス」が訪れると、するっと外に行きたくなってしまうのは、
もはや「性(さが)」なのです。
そういうわけで、カリフォルニアの空気を吸いに行ってきた。
結婚した相手の仕事の都合で、カリフォルニアへひっ越したばかりの友人を早速訪ねて。
新婚早々の新居へ図々しくステイさせて頂いた。
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久しぶりの国際線。
スタッフ不足でチェックインに時間がかかると聞いて、ビビって出発の4時間も前に空港へ到着したものの、チェックインはすんなりと完了し、長い間空港でぼーっとして過ごした。
久しぶりの国際線ターミナル。
空きテナントが目立つのが悲しかった。
大変幸運なことに、今回のフライトチケットは、大変リーズナブルに購入できたのだった、なぜか。
だから、特段文句を言う資格も理由もないのだけども、往路のデルタ航空はなかなかに簡素だった。
機内食も、本当に必要最低限。
いや、全然いいんだけど。
年々、太平洋を越えるのが肉体的にしんどくなるのを実感している。
まじで長い。
あと、着陸体制に入ってから着陸するまでの急激な気圧の変化に、ついていけなくなりつつある。
そんなこんなで何とかLAXに到着し、まず第一にして唯一の難関が、UBERの手配だったのだが、なんとか無事にできた。
事前に日本でアプリをダウンロード&設定し、
何ならペイペイでも支払いができるということには驚いた。
本当に、スマホひとつあれば、世界中どこへ行っても困らないかもしれない。
グレゴリー氏の車で、片側8車線とかあるLAのフリーウェイを爆走し、
(最初、POOL ONLYのレーンをFOOL ONLYと見間違って青ざめた)
友人宅へ無事に着いたら、もうあとは何も心配することはないのだった。
いつかのパリ珍道中とは大違いである。
(パリへは、滞在先のホテルの場所さえあやふやなまま行ってしまい、空港で出会った同じ便に乗っていた日本人女性の手配していた日本語のわかるドライバーのタクシーに便乗させてもらうと言う珍事件があった。)
実に8年ぶりの米国。
もっと感動するかと思っていたけど、全然だった。
自分でも驚くほど「ふつうに」受け入れた。
慣れ親しんだ空気だった。
そうだった、この国には、1年住んでいたのだった。
友人宅へ到着後、近くのPanera breadへ歩いて行き、スープとパンで軽いランチ。
パネラブレッド!!懐かしい!!
そのあと、時差ボケに抗う為、大きなカップにテイクアウトしてきたコーヒーを飲みながら、アパートのプールサイドのジャクジーで足湯(笑)しながら近況をキャッチアップしたり、
Whole Foods Marketでぶらぶら買い物したりした。
ホールフーズ!!懐かしい!!当時は滅多に行けなかったけども!!
初日は、こんな感じで過ごした。
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UK Trip Day-6
旅行最終日。
帰りのフライトが午前中だったので、この日はもう観光する時間はなく、
朝ホテルで朝食を食べたら空港へ向かうだけの日程でした。
前日に朝食をアップグレートしてもらったので、この日はイングリッシュ・ブレックファストだった^^
違いは、温かいものが食べられたということかな。
コンチネンタルは、パン、シリアル、ヨーグルト、ハム、くらいだったけど、
イングリッシュの方は、温かい��で卵や、温かいハッシュド・ポテトや、
温かいトマトの輪切りや、温かいウィンナーが食べられた。
以前から、イギリスの朝食は色が悪いと聞いていたけど、笑
たしかにそんな感じではあったかも。笑
でも美味しかったですよ!
ホテルをチェックアウトし、最寄の駅から乗り換えなしで空港に行けたのは本当に楽で良かった。
知らないで予約してたんだけど。笑
しかも鈍行でも1時間程度で着いて、かなり時間的にも余裕があってよかった。
チェックインしたあと、T子とお別れ。
本当に楽しかった。
本当に楽しかったのは全部T子のおかげ。
出会ってからもう10年近くも経ち、
しかもそのあとお互いばらばらに暮らしていて、数年に1度くらいしか会う機会もなかったのに、
時々会ってもとても心地のよい友人ってなかなかない。
自分と同じような目線でものを見ていて、
自分とは異なったたくさんの知識や経験を持ち、
いつもいつも、新しい発見や刺激をくれるので、本当に感謝している。
本当に大切な友人です。
彼女が頑張っている姿をみて、私も頑張ろうって思えるよ。
T子ありがとう!!
帰りもえらい長い時間のフライトで、そこそこ疲れた。
何より、やることがないのか辛い。
本読むと気持ち悪くなるし。
仕方がないので、帰りもずーっと映画を見ていました。
早朝の羽田に到着の便っていいね!
なんか、いきなりリセットされる感じで。
むこうを朝出発したのに、また朝っていうのが、時間を損しているような気分にもなるけど、よかった^^
朝日を浴びながら日本に着陸し、動き出した朝の街をスーツケースをごろごろ引きながら帰る。
なにより羽田は近くて良かったです、本当に。
イギリスは本当に楽しかった!
また行きたいと思える国です。
まだまだ知らない場所がたくさんあると思うから。
アメリカみたいに広すぎないところが、観光にもちょうどいいと思う。
完
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UK Trip Day-5
5日目。
ホテルの食堂で、コンチネンタル・ブレックファーストをいただく。
この日は、ロンドン観光のハイライト、大英博物館へ行く予定の日。
小さい頃、何かのテレビ番組で大英博物館のことを知ったんだよね。
その頃の私にとっては、大英博物館なんて遠い遠い国にある、自分の人生から随分と遠い存在だった。
いつか、大英博物館という場所に行ってみたいなぁと、なんの理由もなしに漠然と思っていた。
という夢の場所に行って来ました^^
ミッキーの言う通り、夢は叶うものです。
まさか、大人になったら大英博物館がこんなにぐっと現実的なものになるなんて、その時は想像もできなかったよ。
大英博物館の開館時間まで1時間以上も時間があったので、(何せホテルから徒歩10分もかからない場所なので)
朝食のあと、ぶらぶらとキングスクロス駅まで歩いて行った。
一応、ハリーポッターの国に来ているので、ハリーポッター的要素も体験しておかないとね!
現実のキングスクロス駅は、大変近代的な普通にみんなが利用する普通の駅だった。
でも、ちゃあんと観光地になっていて、「9と4分の3」と書かれた壁が用意されており、壁に半分埋まったカートの前で写真が撮れる。
しかも、スタッフ数人かかりで一眼レフで撮ってくれる。
(すぐに隣のショップで現像したものが買える、よくあるやつです。)
驚いたのは、その写真を撮るために、長蛇の列ができていたこと。
さらに驚いたのは、T子曰く、その日はまだ朝だったから少ない方だったらしいということ。
前にT子が見たときは、反対側の壁の方までめちゃめちゃ長い列ができていたらしいです。
それでも15〜20分くらい待って、やっと写真を撮ってもらいました^^
ご丁寧に、マフラーと杖がいくつか用意してあって、好きなものを選べるの。
マニアにはたまらないだろうね!
見ていると、やっぱりグリフィンドールのマフラーを選ぶひとが圧倒的に多くて、逆にハッフルパフのマフラーを選ぶ人が誰もいないので、スタッフのお姉さんが途中で
「誰かハッフルパフ選ぶ人いないのー?!」
って列に並んでいるひとに呼びかけて笑いをとっていた。笑
写真を撮ってもらったあと、隣のショップを物色。
私はここで父にTシャツをお土産に買いました。
わかりやすいと思ったので。笑
父とはわざわざ二人で映画館にハリーポッターを観に行ったこともあるくらいで、父も割とハリーポッター好きだし、
何よりも、お土産としてわかりやすいでしょう。
父にはグリフィンドールのTシャツを選びました。(スリザリンよりいいかな、と)
私たちがキングスクロス駅をあとにする頃には、30分くらいしか変わらないのに、写真撮影の列はさらに伸びていた。
ロンドン観光でキングスクロス駅で写真撮りたい方は、午前中がオススメですよ!
T子がドラッグストアに寄りたいと言うので、駅に隣接するドラッグストアでうろうろ物色して楽しかった。
海外のスーパーマーケットとか、ドラッグストアとか行くの大好き^^
日本では見たことないような商品が売ってたり、逆に日本で人気なメーカーの商品が格安で売ってたりして、楽しい。
そんな風に朝のお散歩を楽しんだ後、ついに大英博物館へ!!≧∀≦
T子は、まさか私がそんなにがっつり見て回りたいと思ってなかったみたいで、
そして彼女は見て回るつもりはなかったみたいだったので、
そこで一度解散して、2時間後に集合しました。笑
私は荷物をクロークに預けて、(入館料はタダだけど、クロークではお金取られた)
地図を片手に足早に全てのフロアを2時間でとりあえず全部制覇した!!
いやー、よかった!!
とりあえず押さえておきたい、ロゼッタストーンとか、ジンジャー(ミイラ)とか、その辺だけはじっくり見た。
あと同じような壺とかお皿とかとくに興味のないものは、かなりさらっと流してしまったけど、2時間はちょうどいい時間だったかも。
ニューヨークの自然史博物館には5時間くらいいたし、
東京の国立科学博物館も、だいたいいつも4時間くらいかけて回るけどね。
私は博物館が好きです。
楽しかったなぁ!!
世界史は全然好きじゃなかったけど、世界史の教科書で見たことのあるものが、自分の目の前にあるって、けっこう感動する。
2時間後、所定の場所でT子と合流。
彼女はミュージアム内のカフェかどっかで、課題をやって時間を潰してくれていたらしいです。付き合ってくれてありがとう!!
博物館を出て、ピカデリー・サーカスの方へ移動しながら、ふと見つけためちゃめちゃおしゃれなチャイニーズ・レストランにふらっと入ってランチにしたんだけど、ここがものすごく当たりだったんだよね!
まず、外観も内装もめちゃめちゃおしゃれ!!
東京にありそうな、近代的な感じ。
そうなんです、イギリスって、どの建物も歴史的で古い建物ばかりなの。
だから一見、その建物が駅なのか教会なのかホテルなのか美術館なのか、わからないことが多かった。
外観は石造りの古い美しい建物なのに、実はスーパーだったりするんだよね。
壊して立て直すんじゃなくて、中だけ変えて来ているんだよね。
そのおかげで街並みは統一されていて美しい。
日本でも、京都のコンビニは景観を損なわないように茶色かったりするけれど、国全体がそんな感じだった、イギリスは。
そんな国なので、日本やアメリカにあるような新しい建物が珍しいイギリスで、そのチャイニーズ・レストランはとても近代的だったんだよね。
料理はそれなりのお値段がしたけれど、どれもとっても美味しかった!!
安定の中華。
世界のどの国へ行っても、大抵中華料理はある。
そして大抵、はずれがないんだよね。
日本人も食べ慣れているから、ほっとする。
私たちは素敵なレストランで美味しいアジア料理が食べられて大変満足でした^^
ピカデリー・サーカスは、とても楽しかった^^
いろんなお店が立ち並んでいて、私たちもぶらぶらとショッピングを楽しんだ^^
(ここでもまたアンソロポロジーに行った。笑)
日本未上陸のイギリス発のブランド、「Super Dry」のお店にも行った。
カナダで初めて見たときは、吹き出しちゃった。
洋服にでかでかと「極度乾燥しなさい」って大真面目に買いてあるんだもん。
割と高くて、結構みんな着ていて、そのときは全然そんな有名なブランドって知らなかったんだけど。
ちなみに、日本のビールの、アサヒスーパードライのロゴに着想を得ているらしいよ!!
スキーウェアとか売ってたから、思わず買いそうになった。笑
日本未上陸のスーパードライのウェア着てたら、ゲレンデでちょっと誇らしいかなって思って。
(去年新しいウェア買ったばかりだったので、やめましたもちろん。第一、スーツケースに入らない)
そのあと行ったキャスキットソンのお店がすっごくよくて、思わず散財しそうになってしまった。(それなりに散財した)
地下と2階のある、3フロアに及ぶ大きなお店で、日本であれだけ大規模なキャスキットソンのお店はないと思う。
キャスキットソンといえばすぐに思い浮かぶのは、お花の柄のバッグやポーチだけど、日本では見たこともないような可愛いデザインのものがたくさんあって、これ全部キャスキットソンなんて信じられない!全部欲しい!と思うくらい楽しかった^^
好きになっちゃいました^^
その向かいに、Fortnum & Masonという、王室御用達の紅茶のお店があって、そこでもあやうく散財しそうになってしまった。(それなりに散財した)
広い広い店内に、ものすごいたくさんのひとがいて、お買い物していました。
高級感溢れる店内、さすが王室御用達なだけあって、紅茶のお値段も、安くない。
お金とスーツケースが許せば、もっとたくさん買いたかったな。(それでもけっこう買ったけど)
実際、日本に帰って来てから大切に飲んでいますが、本当に本当に美味しいんだよね、これが!!
T子曰く、飲みたくなったら東京にも店舗があるらしいので、よかった。
そんな風に気がつけばたくさんのお買い物袋を提げ、真冬だというのに汗だくなってしまっていた。笑
ちょうどフォートナム&メイソンの近くに、プレタモンジュがあったので、入って休憩。
この「プレタモンジュ」ですが、(フランス語かな?)
要はコーヒーショップというか、軽食やさんというか、ちょっとしたカフェのようなお店。
これが冗談抜きでワンブロックごと、街中にたっくさんあるの。
ブリストルにもあった。
そんだけたくさんあるならぜひ一度行きたいと思っていたので、最後にピカデリーで行けてよかった^^
日が暮れてどんどん夜になって行く街を、プレタモンジュのガラス越しに眺めながらゆっくりとコーヒーを飲む。
そこでゆっくりとT子と旅の振り返りをして、買ったものの清算をしました。
すごく素敵な時間だったなぁ。
週末に、ロンドンに来れたらいいのになぁって思った。
あ、今週末ちょっとロンドン行ってこようーって感じで。
住みたいというところまでは思わなかったけど、ふらっと週末に来れる範囲にあったら最高だなって思った。
すっかり暗くなった頃、最後にビッグベンを見に行ったら、なんと改修工事中で覆われていて、全然見えなかったっていう。笑
結局、全然いわゆる観光地を回らないで終わってしまったかもしれないです。笑
ホテルへ戻ると、部屋にダイレクトメッセージが挟んであって、
「これを見たらすぐにフロントへお越しください」
とのこと。
なんだろうと思ってフロントへ行くと、私たちの泊まっていたフロアで、どうやら排水管のトラブルがあったらしいとのこと。
しかも、清掃員がそれに気づいていたにも関わらず、なんの対応もしなくてすみません、的なことを言われた。
たしかに、チェックインしたとき、なんか臭いな、と思ったんだよね。笑
そしたら、若干広くて高層階の部屋に変えてくれた上に、次の日の朝ごはんをイングリッシュ・ブレックファーストにアップグレードしてくれました^^
ラッキー!
なんかもう遠くへ夕飯を食べに行くのも疲れてしまったので、その夜はホテルの1階に入っていた韓国系の鶏手羽のファストフード店で夕飯を済ませることにした。
アジア人がたくさんいて、なかなか美味しかった^^
食べ終わって1分で部屋に帰れてとても便利だった。
その夜は、アップグレードしてもらったホテルで一生懸命パッキングをして終わりました。
イギリス最後の夜でした。
続!
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UK Trip Day-4
4日目。
この日は朝6時前に家を出発して高速バスでロンドンへ。
すっごく安かった。
電車もそうだけどバスも、この国ではチケットを買うのが早ければ早いほど安いらしい。
すごいシステムだよね。
日本にも早割とかってあるけど、運賃がそこまで上下することってないから、なんだか不思議な感覚。
ロンドンまで高速バスで3時間。
ほぼ満席でした。
高速バスも2階建だった。
そしてこのバスの旅が本当に辛くて><
エコノミークラス症候群?
すごく気分が悪くなっちゃうんだよね、最近。
日本でも、もはや2時間以上のバスの旅って無理かも…
今回は、2階の席で、空調が効きすぎていて暑くて暑くて、それに加えてやっぱり揺れなどにもやられた結果、ロンドンについた頃には割とヘロヘロでした。
朝早くに出発したおかげで、10時くらいには着いた!
とりあえずホテルにチェックイン。
日本であらかじめT子におすすめのホテルをいくつか聞いて、予約しておいたホテルでした。
なんでも、アレックスが仕事で何度か利用したことがあったそうで。
けっこう大きくて、立地もいいホテルでしたよ。
徒歩10分以内に駅が2つくらいあって、目の前は公園とバス停。
歩いて行ける範囲内に大英博物館とハリーポッターでおなじみのキングスクロス駅がある、あの辺です。
東京とかにあったら割といい感じだなというレベルのホテルだったにも関わらず、お客さん全然いなかった。笑
お正月だったから、というのもあるかもしれないけど、心配するレベルで人少なかった。
なのに、従業員がたくさんいるという、経営が心配なホテルでしたが、よかったです。
まだ午前中なのに、(お客さんが少ないせいか)普通に部屋まで入れてくれたので、荷物をおいてから観光に繰り出しました^^
イギリスへ旅行へ行くとドイツ人の友人に話したら、ロンドンへ何度も訪れたことのある彼女が、絶対行ってほしいというおすすめの場所をいくつかおしえてくれていました。
そのひとつが、ナショナル・ミュージアムの隣にある教会です!
そこは、教会としての建物も大変美しいうえ、定期的に演奏会などを催しているという素敵な場所。
何よりも、その地下にカフェテリア(←ちなみにこれはアメリカ英語らしい。)があって、知るひとぞ知る隠れ家的場所だそう。
実際、「ロンドンの隠れ家的カフェ」と書いてありました。
説明するのが難しいけど、どどーんと広い石造りの地下室全体が食堂になっていて、好きなものを好きなだけトレイに乗せて最後にお金を払うシステムのカフェでした。
サンドイッチとか、スープとかあって、ここでもアフタヌーンティーができました。
ここで、やっとオーセンティックなスコーンをいただくことができた^^
クロテットクリームとジャムをたっぷり塗っていただく。
本当に、本当に美味しかったんだよね、これが!!
スコーン自体は全然油気がないので、クロテットクリームの脂肪分がよく合う。
自分で脂肪分を調整できるのもいいよね^^
ジャムも美味しかった!!
日本へ帰ってきて数週間後に、もうすでにあの味が懐かしくなってしまったほど。
クロテットクリームは日本にはないんだよねぇ><
このカフェは、T子もいたく気に入ったみたいだった。
またロンドンに来たときには友達連れて来たいなぁって言ってた^^
ドイツ人の友人が教えてくれなかったら、絶対に行くことはなかったと思うので、本当に感謝!
こういう、ガイドブックに乗っていないところに行けると本当にいいよね^^
ランチのあと、ちょうど隣がナショナル・ミュージアムだったので、ちょっと寄った。
本当は、がっつり見たかったけど、パリのルーブル美術館しかり、ニューヨークの自然史博物館しかり、ゆっくり見てたら丸一日もしくはそれ以上必要なくらいの分量なので、泣く泣くゴッホのひまわりだけをピンポイントで見て来た。
ここには、ゴッホのひまわりの本物が置いてあるのです。
そして、何が素晴らしいかって、ロンドンのミュージアムは大抵無料なんです。
だから、ふらっと立ち寄ってゴッホだけを見る、なんていう贅沢なことができる。
だからなのか、すごくたくさん人がいた。
静かにゆっくりと絵画を見たいひとにとっては、人でごったがえしているのがきになるかもしれないというレベル。
椅子に座って写生しているひとも何人もいた。
T子曰く、それってなかなか許されている場所少ないらしい。
(日本の話かな?)
ゴッホを目指して館内を歩きながら、建物の美しさと、展示されている絵画の質の高さに驚いた。
時間があったら、ぜひともじっくりと鑑賞したかった><
もし近くに住んでたら毎日でも行きたいくらい、素敵な場所でした。
ひまわりもよかったけど、ミュージアムショップも大変よかった。
私、ミュージアムショップってすっごく好き。
普通のお店には置いてないような、ニッチでレアでコアなものがたくさん見つかるから。
そのミュージアムに展示してある作品のデザインだったりするから、気に入ったものがあれば、記念にもなるしね^^
広いミュージアムショップを、結構長い時間をかけてじっくりと見て、いくつか記念におみやげを買った。(自分の記念にね)
後々思い返してみても、実にいい買い物だったと思える。笑
スーツケースとお金に余裕があったら、もっと買いたかった。笑
私は海外でよく絵本を買う。
理由は、ちょっと外国語が書いてあっておしゃれだから。
あと、絵本だったら読めなくても楽しめるから。
今回、このミュージアムショップで、コンパクトな、じゃばらになっている仕掛け絵本を買った。
テーマはイギリスで、イギリスの名所を紹介している内容のもの。
ブリストルは載ってなかったけど、バースは載ってた!
すごく可愛いので、ロンドンへ旅行へ行った際のおみやげには大変オススメです^^
ナショナル・ミュージアムの前は広場になっていて、(トラファルガー広場?)様々なアーティストたちがストリート・パフォーマンスをしている。
地面に(おそらくは水性で無害の)チョークで大作を描いているひとや、
二人組の大道芸のお兄さん、
どうやって立ってるのか不思議な、宙に浮いたヨーダやダースベイダーのコスプレのひとたちや、(何かに乗っているのかな?)
ギター片手に弾き語りしているミュージシャンなど。
ひとり、超イケメンで超歌上手いお兄さんが、ギター弾きながら歌ってて、やっぱりみんな上手いと思うのか、その人のまわりには人だかりができていた。
エド・���ーランも、あんな風にあそこで歌っていたのかもしれないと思うと、なんとも感慨深かった。
そんなアーティストたちをしばらく鑑賞したあと、バスに乗って、コヴェント・ガーデンに向かった。
ここも前述のドイツ人が教えてくれたオススメスポット。
ここは割とガイドブックでも紹介されるような有名なスポットらしい。
いろんなお店がたくさんあって、とても楽しかった^^
Whittardという紅茶のお店に入って、美しい紅茶たちに囲まれて幸せな時間を過ごした。
Whittardはバースにもあって、バースでも入ったけど、コヴェント・ガーデンの店舗の方が大きくて、試飲もたくさんあって、(←これ素晴らしいよね)楽しかった^^
この、コヴェント・ガーデンの店舗でしか売っていない、コヴェント・ガーデン・ブレンドが、試飲したら素晴らしく美味しかったので、思わずリーフで1パック自分にお土産^^
(缶は記念になるけど缶の方が高いし、荷物になるので、紙箱包装の方で。)
コヴェントガーデンをひとしきり堪能したあと、またバスに乗って今度はボロー・マーケットへ。
着いたときにはもう夕方で、マーケットはもうどの店も店じまいの時間だったのが残念。
もっと早くに行っていれば、野菜やらお魚やら蜂蜜やらナッツやら、いろんなものが売っていて、美味しい食べ物の屋台もたくさんあって、もっと楽しめたと思うけど、どの店ももう店じまいしてた…
次の日リベンジしようかって話したけど、残念ながら次の日はマーケットはおやすみだったので、断念。
ボロー・マーケットへぜひとも行きたい方は、午前中に行くことをオススメします!
マーケットから少し歩くと、かの有名なロンドンブリッジに行ける。
日が暮れてうす青くなったロンドンの街のあかりが、テムズ河に沿って二重に見える。
ロンドンブリッジは、まぁこんなもんかな、橋だな、というくらいの感動だったかな。
例えるなら日本橋に初めて行ったときの感動と似ていたね。
そこから、寒い寒いと言いながらも、いい感じの川沿いの道を、タワーブリッジの方向へしばらくお散歩。
寒すぎたので、タワーブリッジまでは行かず、ちょっと遠くから眺めて写真を撮っただけで満足しました^^
近くの駅から電車に乗ってまたトラファルガーの方へ。
夕食に、メキシカン料理をいただきました。
私は、本当に本当にメキシカンが大好き!!
フロリダにいたときは、そこらじゅうで食べることができたけど、日本であの味を体験できる場所ってほぼないから、自分で作って食べるくらい好き。
アメリカはメキシコと陸続きだから、メキシカンはメジャーな食べ物だとは思うけど、実際イギリスのメキシカンってどうなんだろうな、とあまり期待はせずに行って見た。
そしたら、ちょっと待つくらい店内が混んでいて、これはひょっとしたら期待できるのでは?と思ったけれど、
結果から申し上げると最悪でした。笑
まずかったね。
申し訳ないとは思いながらも、残しちゃったもんね。
なんだろう、私はエンチラーダを頼んだんだけどね、
ちょっとの刺激ですぐに破れるくらいふにゃふにゃのトルティーヤに全然ちゃんと包まれていない謎の料理だったね。
これは残念だった。
ちょうど私たちの隣の席に、若いお兄さんがいて、父親と思しき年配の男性と食事をしていた。
彼が私たちに話しかけてきて、お、ナンパ?と思ったけどそんなことなかった。
彼曰く、彼はちょうど昨日帰国したばかりとのことで、仕事だか観光だか知らないけど、おとといまで台湾にいたらしい。
明らかにアジア人の私たちに、どこ出身?と聞いて来ただけでした。笑
そして残念ながらジャパニーズっていう。
しかもT子も私も台湾には行ったことないっていう。笑
まだ旅行気分が抜け切らないテンションで、アジア人を見かけたらちょっと話しかけたくなる気持ちはわかるね^^
そんな素敵な交流をしつつ、美味しくないディナーを楽しんだのでした。
続!
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UK Trip -Day 3
3日目。
この日は流石に8時半くらいには起きて活動開始。
ブリストルの隣街のバースという街に行きました。
電車で一駅。
英語のお風呂という単語の「bath」の語源になった街で、古代ローマ人の造ったテルマエ的な大衆浴場のある街。
今はミュージアムになっていて、見学できるようになってます。
白い石造の建物が建ち並び、とても美しい街だった!
ここはガイドブックにも載っている観光地なので、アジア人もたくさんいました。
私としては珍しく、ここバースではガイドブックにも載っている有名なカフェでランチ。
イギリスに行ったら絶対にやりたいと思っていたことのひとつ。
それは、アフタヌーンティー^^
イギリスでは割とどこでもアフタヌーンティーができる。
価格もピンキリで、ホテルのラウンジみたいなところのアフタヌーンティーは結構高いし、ドレスコードなんかがあったりもするらしい。
その辺のカフェでもできるけど、それなりの値段はするかな、という印象。
アレックスに教えてもらったんだけど、アフタヌーンティーよりもカジュアルな、クリームティーというのがあるらしく、それは値段もかなり手頃。
本格的なアフタヌーンティーには、サンドイッチやケーキや数種類のジャムなどがつくけれど、クリームティーは、基本ティーとスコーンだけらしい。
アレックスの意見では、それで充分とのこと。
私はバースのサリー・ランというカフェで、ランチにクリームティーをいただきました^^
サリー・ランにはこの店のオリジナルのふわふわのパンがあって、ここではスコーンの代わりにこのパンが出て来るので、オーセンティックなスコーンは食べられなかったんだけど、このパンはすっごくおいしかった^^
お店は大人気らしく、激混みで、少し待ったくらいだった。
でも私はこのカフェでちょっと悲しい思いをする。
私たちの注文を取ってくれたウェイターのおじちゃんは、わたしにティーの種類を聞かなかったんだよね。
え、ちょっと待って、思わずエクスキューズ・ミー、おじちゃん、ですよ。
私は紅茶の種類は選べないのですか?と聞いたら、
「あぁ、何にしますか?」
だって。
選べるやないかい。
わたしが聞かなかったら、一体何のティーを出すつもりだったんだか!
確かにお店は激混みで、すっごく忙しかったんだと思う。
明らかに慣れてなさそうでもたもたしそうな観光客に、いちいちティーの酒類を聞く余裕がなかったのかもしれない。
でも少なからず、私たちがアジア人だったから、そういう態度になったんじゃないのかな、と思う。
残念だけど、そういうことはしばしば起きるのが現実。
私は今まで、そこまでひどいことされたことはないけど、T子はイギリスで、結構ひどいことされたことあるって言ってた。
カナダにいた時なんて、全くそんなことなかった。
さすが、マルチ・カルチュアリズム先進国ですよ、カナダは。
サリー・ランでのランチのあと、バースの街をぶらぶらと散策。
この日はすっごく寒かったので、お店の中に入ってゆっくりショッピングなどを楽しみました。
アンソロポロジーという雑貨屋さんがバースにもあったので、久しぶりにアンソロポロジーで随分長いこと素敵なものたちに囲まれて素敵な時間を過ごした。
アンソロポロジーは、アメリカ発祥の雑貨屋さんで、T子のお気に入りのお店。カナダにいたとき、彼女としょっちゅう行っていた。
残念ながら日本にはまだ未上陸だけど、もしかしたら日本でははやらないかもしれない。
なぜかというと、とくに食器などは全てアメリカサイズで、単純に日本のおうちにはフィットしないと思うから。
ただ、カナダのアンソロポロジーでよく見かけたデザインの食器が、数年後に日本のあちこちで見かけるようになったので、(もちろん日本サイズのものが)もしかしたら今回バースのアンソロポロジーで私が見たデザインのものが、数年後にはまた日本でも流行るかもね。
陽が落ちると更に寒くなるので、
私たちは日が暮れるころにはバースを後にして、また電車でブリストルまでかえりました。
その日の夜は、おうちの近くのインドカレー屋さんでディナーにした。
アレックスとジェイミーと待ち合わせをして、4人で夕食をとった。
イギリスは、歴史的に昔からインドとの交流が盛んだったため、現在も数多くのインド料理屋があり、文化も色濃く残っているらしい。(byジェイミー)
最近では日本にもかなりインド料理のお店は増えていて、私も好きで時々行くんだけど、イギリスのインドカレーは日本で食べるインドカレーと全然違ってて驚いた。
どちらがよりオーセンティックなのかはわからないけれども。笑
それはインド人に聞いてみないと。
でも、ジェイミーが言うには、バターチキンカレーなんてものは日本向けのカレーであり、(本国はわからないけれども少なくとも)イギリスにはないそうです。笑
4人で賑やかに色々な話をしながら食事をするのはとても楽しかった。
私とT子は、次の日の早朝のバスでロンドンへ向かう予定だったので、
その日の夜は早めに切り上げて、ゆっくりとお風呂に入ってさっさと寝ました。
アレックスとジェイミーとの出会いはとても貴重なものだった。
彼らのおかげで、本当に様々な経験ができたし、同年代のネイティブブリティッシュとの会話から、本当に色々なことを学んだと思う。
何よりも、私の英語が「アメリカなまり」であることを、あれだけバカにされた(そんなつもりはなかったかもしれないし、こちらもそこまで気分を害してはいないんだけれども。笑)のは、本当にいろんな意味で衝撃的だったし、いっぱしの言語オタクとしては、実際にブリティッシュイングリッシュを肌で感じることができたのは非常に有益な経験だったと思う。
アレックス、ジェイミー、本当にありがとう^^
またいつかどこかで再会できるといいなぁ!!
続!
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UK trip -Day 2
次の日。
時差ボケ解消の為、と称して、11時くらいにのそのそと活動開始。
前日の夜は遅すぎて挨拶ができなかったので、T子が間借りしているお宅の大家さんであるローラにご挨拶。
ローラの職業はナースで、14歳の女の子と11歳の男の子を持つシングルマザー。
ちょうど私の滞在中は、子供たちはパパのところへ遊びに行っていたので、家の中は割と静かでした。
いつもはけっこう騒々しいらしい。
ローラはとっても素敵な方でした。
朝寝坊してしまったけど、たまたまその日はローラも遅番だったので、彼女の出勤前に会えてよかった^^
のんびりと朝食(もはや昼食の時間だったけど)をとってから、13時くらいにアレックスとT子とブリストルの街へ散策に出かけました。
ブリストルは素敵な街だったな!
こじんまりとしていて、でも田舎すぎなくて、何でもあった。
観光地じゃないから外国人も少なくて、アジア人はほとんど見なかった。
アレックス先生がいろいろと豆知識をおしえてくれながら案内してくれたので、とても勉強になった。
途中、大聖堂に入って中を少し見学したり、
(僕はもう大聖堂なんて見飽きた、とアレックスは言っていた)
ローラが働く病院の前をバスで通りかかったり、
アレックスの会社の前や、T子がバイトする中華料理店の前を歩いたり、
(たまたま中国人オーナーが外でタバコ吸ってたので、みんなで挨拶した)
半屋外になっている劇場に用もなく立ち寄って見学したり、
水族館や科学館のあるエリアで、観覧車やカルーセルで遊ぶ子供たちを眺めたり、
本当にただぶらぶらと、ブリストルの街を散策した。
こういうのがいいんだよね。
川沿いのボードウォーク(もはや英国でそれをボードウォークと呼んで正しいのかどうか自信がないけれども。笑)を歩いていると、アンプからフォークソングをガンガン流しながら、マイクでカラオケしているおじいさんがいたりして、なんだかとっても楽しい気分になった。
微笑ましいなぁと思いながら歩いていたら、そのおじいさんと目が合って、おじいさんにウィンクされてしまった。
こういうのが大好きなんだよねぇ。
普段自分がいる日常とかけ離れた文化や空気に触れること。
外でノリノリでカラオケしているおじいさんって、あんまり日本では見たことないし、目が合ったときにウィンクする文化って本当に素敵。
ランチに(といっても15時くらいだったけど)アレックスがおしゃれなハンバーガーショップに連れて行ってくれた。
イギリスはごはんまずいってみんな言うけど、私の今回の旅はそんなことはなかったよ。
アレックスはビーガン・バーガーを食べていました。
イギリスは、ビーガン多いらしい。
とくにブリストルはアートの街だから、そういう思考のひとが多いかもしれない。
日本でも最近ベジタリアン・メニューを置く店は増えてきているみたいだけど、イギリスの方がずっと進んでいます。
ビーガンであることに何の不便さも感じないくらい、ちゃんと選択肢が用意されているのが素晴らしい。
なんていうか、ビーガンに限った話ではないんだけど、そういう意識の高いひとが多い国だなと思った。
環境問題とか、諸々のことに。
私はビーガンではないけれど、最近はとくにゴミ問題に心を痛めております。
日本の過剰な包装とか、すぐに捨ててしまうだけのビニール袋とか、それらのものが自然界を汚染している現状とか、集めてもそれを処理しきれないこととか、そういうこといろいろ。
私はなるべく過剰包装のものは買わないようにしているし、スーパーやコンビニでもよっぽどのことがない限りレジ袋はもらわないし、ペットボトル飲料もほとんど買わない。
(愛車も環境に優しいハイブリットカーです。笑)
私だけが意識しても焼け石に水だって思うけど、でも自分の気持ちが収まらないの。
そしたら、イギリスには、私と同じような意識のひとがとてもたくさんいることがわかって、本当に嬉しかった。
国としての意識が高いと思った。
アレックスも、プラスチック容器に入った食品は選ばない。
彼は必ず、紙の箱に入ったお菓子とかを選んでいた。
で、驚いたのが、各メーカーが、紙包装のものと、プラスチック容器のものと、複数通りのパッケージを製造・販売しているという点。
おんなじクッキーなのに、パッケージが二通りあるの。
値段がどうだったかとか、すべてを詳しく見比べることはできなかったけど、そういう選択肢があるのは買う側にとって、すごくいいと思う。
まず日頃からその選択肢を見るだけでも、確実に意識は高くなると思うし。
私が今回初めてイギリスという国を訪れて、一番気に入った点は、そこです。
ぶらぶらと散策しながら私たちは、アジア系のスーパーに寄って食材を買い込み、夕食に私がすき焼きを作ってみんなで食べた。
すき焼きはT子のリクエスト。
仕事から帰ってくるローラを待って、アレックスとT子と4人で、すき焼きを食べたのはとても楽しかった。
国際交流。笑
食後にはもちろん、みんなでティーを飲む。
この習慣も、私の日本における生活でも欠かすことのできない大切な時間である為、自分とイギリスとの間に特別なシンパシーを感じずにはいられなかった。笑
(私が日々お茶を入れる時間を総計したら、1年で1週間くらいになります。リアルに。)
ティーを飲みながら、いろんなお話ができて楽しかった。
ローラの家の最大の難点は、寒かったこと。
「暖房費はケチります。」
と最初から宣言されていたらしく、本当に家の中が寒かった><
暖をとるものが何もない!かと思いきや、
居間の片隅に暖炉があるやないのー^^
炭ガールとしては、たまらない。
勝手につけていいらしいので、つけたんだけど、なぜか大して暖かくはならなかったのが残念。笑
屋根から煙突出ているおうちばかりでした。
さすが、メリー・ポピンズの国!
暖炉の火のそばで、ローラの家で飼っているニャンニャ(ペバルという名前のかわいいニャンニャでした)と戯れながら、友人たちと過ごすのは、なんとも贅沢な時間でした。
イギリス旅行2日目は、贅沢な時間の使い方をして、のんびりと過ごしたのでした。
続!
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UK trip -Day 1
2019年のお正月にUK在住の友人を訪ねて初めてUKに旅行に行ったときのことについてまとめる。
******************
カナダ留学時代の同志であるT子がUK在住の間に、絶対一度は夢のイギリスへ行くと決めていました。
本当は、寒い時期は避けたかったのだけれども、
お正月休みくらいしか長期休暇がとれないことと、
私の海外行きたい症候群が限界だったことと、
またT子が予定の都合をつけてくれたことから、
今回1月に決行することに至ったのでした。
今回は、羽田−ヒースローの直行便を選択。
もっと安い便の選択肢はあったけれども、今回はお金より時間を優先しました。
羽田空港を利用したのは、実は初めて。
だいたいいつも成田空港で、成田空港は私の家から遠いので、
今回羽田空港のおかげで往復の時間とお金がだいぶ節約できて本当によかった!!
本当に楽だった!!
久しぶりの海外だったので、いつから変わったのかわからないけれども、出国も、帰りの入国も、無人のマシーンになっていて驚いた。
もう、パスポートに出国/入国のスタンプは押してもらえなくなっちゃったみたい。
どんどん無人化されるのはいいことだとは思うんだけど、スタンプはなんかほしくないですか?笑
フライトは直行便でも行きは13時間くらいかかった。
初めて利用したBritish Airwaysはよかったです。
安定の狭いエコノミー(British AirwaysではWorld travelersとかって呼ぶみたいだったけど)は、もうやっぱりしんどい。。。
最近はもう3時間の高速バスにも耐えられないので、ちょっと心配だったけど、フライト中は体調が悪くなることもなく、なんとか大丈夫でした。
ちょうど観たかった映画が何本かあったから、往復で8本観た。笑
こういう時、英語がそこそこ理解できることが重宝するね。
そんなこんなで、午前中に羽田を発って、飛行機は無事にヒースロー空港に着きました。到着はだいたい13時くらいだったかな?まだまだ長い一日は終わらない。
パリへ行ったときは完璧なまでの準備不足により、ホテルの場所もあやふやで、空港からマジどうやってホテルまで辿り着こう、みたいな状況だったけど、今回は私にしては割とちゃんと下準備をしていったため、スムーズに移動ができました。
ヒースロー空港からは、いわゆる各駅停車みたいな電車も出ているし、いわゆる成田エクスプレスみたいな特急もある。
新幹線みたいな特急電車でT子の住むブリストルまで行くには、まず空港からパディントン駅まで出て、そこからブリストル行きの電車に乗り継げば行けるとのことでした。
で、電車の切符が、事前に買えば安く買えるんですね。
当日その場で買うのと、えらい価格が違うらしい。
という情報をT子から聞いていたので、もう日本で数週間前にネットで切符買っておいたんですよ^^
クレジットカードで支払いも済ませておいたの。
支払いに使用したのとおんなじクレジットカードを駅の発券機に挿入することで、照合して切符が発見されるという��組みでした。
空港に駅があるので、空港内の発券機で無事に発券した。
お兄さんも優しく教えてくれるから安心でした^^
それで、そのお兄さんの案内に従って、滑り込んできた電車に乗り込む。
どれが各停でどれがエクスプレスで、どこへ行くやつか、まったくわからなかったけれども、とりあえず来た電車に乗ってみたら、超リッチな内装で、さすが英国半端ないわーと感動。
電車内は無料Wi-Fiがあるので、(JRが世界水準から遅れをとっている点ですね)車内で自分の乗った電車がどこを走っているのか、Googleマップで確認し、確かにパディントン方面へ向かっていることを確認し、安心。
リッチな内装の車内には私のほかに誰もいなくて、その時点で車窓の外側に書いてある文字が反転しているけど「BUSINESS CLASS」であることに気づき、そわそわ。
間違えたわ。笑
そりゃリッチなはずだわ。
そのうち切符を拝見に乗務員の方がやってきて、切符を見せつつ、
「あれ、ここビジネスクラスですね?私間違えちゃったかな?追加料金いる?」
と聞いてみたら、いいよ、そのまま乗ってて、というので、堂々とビジネスクラスを堪能しました。笑
電車は無事にパディントン駅へ到着し、くまの銅像を観る余裕なく、乗り換え。
当初乗る予定で指定席とっておいた電車の出発より1時間前に駅につけたので、一本前の電車に乗ることができますか、と聞いたら、要は自由席だったら乗っても良さそうだとのことだったので、一本前の電車で1時間早くブリストルに到着することができてよかった。
電車の車窓から見える風景は、「牧歌的」という言葉まさにそのもの。
その昔、大学のイギリス文学の教授が、イギリスを「牧歌的」という言葉で形容していたのをよく覚えている。今回、まさにその通りだなぁと実感できた。
ブリストルには駅がふたつあって、私は間違えた方の駅までしか切符を買ってなかったんだけど、日本的感覚で、まあ乗り越し清算すればいいかなと思ってたんだけど、あとからT子に聞いたところによると、イギリスでそれやっちゃうと罰金らしい。
前払いで買っていない区間乗っちゃだめなんだって。
で、そのときはそのことを知らなかったんだけど、私はラッキーだった。
案の定私の切符では自動改札機は開かない訳で。
あれ、あれ、とか何回かやってれば、改札の前にいる駅員さんが助けてくれるだろうと思ってたら、切符の確認もせずに改札あけて通してくれた。笑
こういうこと、日本では絶対にあり得ないじゃん。
でも割と日本の外ってあり得ることが多くて。
私は、そういう空気が大好き。
海外旅行に行くのは、バッキンガム宮殿を見学することでもエッフェル塔に登ることでもなくて、そういう空気を吸いに行くのが目的なんです、私の場合。
(実際、今回はバッキンガム宮殿には行かなかったし、エッフェル塔にも登らず遠くから観ながらサンドイッチを食べただけでした。)
ブリストル・テンプル・ミーズという方の駅まで、T子とそのボーイフレンドのアレックスが迎えに来てくれました。
到着したのは夕方17時くらいだったけど、もう完全に日が落ちて夜だった。
寒くてね!!
歩いて「繁華街」の方へ行く道中、思わず、
「で、このあたりがブリストルの”ダウンタウン”(繁華街)なの?」
と聞いた私ですが、これが旅の間中私を苦しめることになる「アメリカ・アクセント」の壁の始まりだった。笑
ふいに口をつぐんだアレックスの代わりにT子からご指摘が。
「きょんちゃん、あのね、ダウンタウンはアメリカ英語だよ。イギリスでは、”City Centre”(<ースペルにも注目)って言うんだよ」
。。。知らなかった。。。!!
これを皮切りに、私の北米仕込みの英語が、けちょんけちょんにされるのであります、旅行中ずっと。笑
そんなこんなで、”シティ・センター”をちょこっとぶらぶらしたあとに、二階建てバス(ダブル・デッカー)に乗って、T子の下宿先とアレックスの家(実家)のある住宅地へと向かう。
現地に友人のいる旅のいいところは、土地勘のあるひとにすいすいどこへでも連れてってもらえることと、ガイドブックには一切書いていない、リアルな現地人の生活が垣間見れること。
つまり、国際交流ができることです。
彼らの家の近くのフィッシュ&チップスの店で、オーセンティックなフィッシュ&チップスを大量にテイクアウトして、アレックスの家(実家)でみんなで夕飯にした。
アレックスの両親もいたけど、主にアレックスとT子、アレックスと同じ顔をした双子の弟のジェイミーと、4人で食べた。
ジェイミーは日本で1年間ALTをしていたので、(あとたぶんオタクなので)日本についてよく知っているし、日本語も結構できる。
みんなでそれぞれの仕事の話や日本の話、はたまた「ブリクジット(英国EU脱退のことをそう言うらしい。私は恥ずかしながら知らなかった)」に至るまで、いろんな話ができて本当に楽しかった。
アレックス兄弟は二人とも頭がいいみたい。
私より3つ年下だったけど、二人と話していて本当におもしろかった。
その会話の間中も、ずーっと、私は私のアメリカなまり発音を小馬鹿にされ(たように感じただけだったかもしれないけど、旅行の間に出会った英国人で、私の英語が流暢で上手だと言うひとは誰一人としていなかった。僭越ながら、他国では必ずといっていいほど言われるのに。)、
私は私で、知ってはいたけど全然違うブリティッシュ・イングリッシュを初めて目の当たりにして、困惑しました。
本当に違うのね。使う単語も。これは慣れない。
大体、義務教育の時代から訓練され続けてようやく自分のものにできた発音を、全否定され、笑
今更変えろと言われても、もう無理です。笑
私はもう一生アメリカなまりの英語を話し続けるよ。。。
ちょうど、クリスマスの残りのクリスマス・プディングが残っているから、それをキョンに出してあげようっていう話の流れになり、
アレックスのお父さんが、これまたオーセンティックなクリスマス・プディングを温めて振る舞ってくれました。
最後に、たっぷりブランデーをかけてフランベするのが英国流の食べ方らしい。
初めて食べるクリスマス・プディングは、体積のおよそ8割から9割がレーズンで、残りの1割はかろうじてのつなぎ。
そして破壊的な量の砂糖が入っていて、激甘も激甘でした。
アレックスのお母さん曰く、英国人でさえ苦手なひとは多いから、無理して食べなくてもいいよ、とのことでしたが、とりあえずサーブしてもらった一切れはなんとか食べきった。
そんなこんなで、楽しい夜は賑やかにあっという間に更けていき、長時間のフライトから寝ていない私の体力はもう限界。
結局23時近くになってようやくアレックスの家から歩いて15分のT子の下宿先へ行き、私はT子のふっかふかのダブルベッドの半分を借りて、ぐっすりと眠ったのでした。
続!
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