Tumgik
goodnightinsummer · 4 months
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2023年振り返り
2023年、あっという間だった。気付いたら数ヶ月経ってて、それを数回繰り返したら一年が終わってた。
25歳になるときあんなに怖かったのに、ぬるっと27歳になってぬるっと生きてる。成人までに死んでやると思ってた15歳の決意もうやむやに、社会人3年目も終盤に差し掛かる。
気付いたら過ぎ去ってはいたんだけど、そんな中で質的な変化のある一年でもあったと思う。いろんな意味で大丈夫の土台ができてきたというか、底上げされたというのか。健全になってきた。ような気がする。人生が進んでいくのが怖いとか早く死にたいとか、そういうことを諦められるようになってきてまあこんな感じのまま続いていくんだろうなってことが受け入れられてきた。
トラウマ・過去のこと
なんといっても今年のトピックはこれだな〜。これから向き合わざるを得ないのにうまく向き合えず逃げられずの一年だった。でもなんの巡り合わせか、いい出会いにも恵まれて、環境のよさも相まって、一段乗り越えられたような感覚もある。
もうわたしのちょっとした選択ではどうにもならないくらい煮詰まってたと思うけど、そこに至る前にもう少し知識があれば、経験があれば、そうならずに済んだ世界線もあったのではないかと思ってしまう。答え合わせはできないまま風化していってる。
そういうこともきっかけに、トラウマについての勉強に力をいれようとしたけど、複雑性PTSDに関する記述を読むこと自体が曝露的で、読んでると動悸がしてきて涙が出てメンタルが不調になるので本を読んで勉強するってことができず。買うだけ買った本がたくさんある。
研修を受けられたのは幸いだった。やっぱり抉られはしたんだけど、自分のこれまで苦しんできたことがフラッシュバックの一種なのかもしれないこと、それは適切な処理をすれば軽減する可能性があること、しかも掘り下げる必要なく侵襲性の低い方法で解決できるかもしれないことを知れたのはかなり有用だった。著名な先生から直々に処理を施してもらえたのも大きかった。わかりやすい悪夢とかは出なかったけど、自分の中のインナーチャイルドと向き合うのが思ったより怖いことを知れたのはよかった。
その後、わかりやすい悪夢は出なかったけど、購買、食、睡眠とかはだいぶんめちゃくちゃになってしまって影響はけっこうあるなと感じた。でもメンタルの奥のほうにしまい込んで抑圧するしかなかったものが表面に出せるくらいに基盤が安定したんだなと思う。前までは症状を呈することができるほどの土台がなかったんだと思う。だから、症状が出て来れているということは治療していけるような気がして、ちょっと希望がある。
どこに焦点化するかは選びつつ、トラウマの勉強は続けていきたい。MBT、愛着、CPTSD、TICなどいろいろ。トップダウンとボトムアップそれぞれ最低一つ習得したい。
仕事のこと
仕事に関しては、もちろん頑張ってはいたんだけど、去年までほどコミットしなかったんだよね。ある意味休憩というか、頑張ることから少し距離を置いて辞めない休職しないで済むラインを保ったような感じ。
年末年始の休みを挟んだからなのか週6勤務が辛くなってしまった1月。その後早めに隔週にしてもらって、それでも気力がなかなか回復しなくて、2〜3月はわりとどん底を這うような日々だった。
4月はあんまり記憶がない。5〜6月も不調でとりあえず出勤すること、を目標になんとかなんとかやってた。
新人さんが入ってきたこともあって、そこでの後輩たるものみたいな意識への自己嫌悪とか、自分のポジションが取って代わられるんじゃないかっていう不安とコンプレックスとか、先輩になった最初の数ヶ月はつらかった。ごはんにいって人となりが少しわかって少しマシになったから見えない敵と戦うより目の前の人と向き合うほうがいい。
お盆にまとまって休めるっていうのを心の拠り所になんとか7月を乗り越えたけど、思ったほどうまく休めなくて結局8月もしんどかった。
9〜11月くらいは体調はよかったけど、頑張った記憶はあんまりないな。笑
検査所見はいつのまにかあんまり居残りしなくても書き上げられるようにはなったけど、内容がこれでよかったのかは全然自信がない。ほかの人の所見がわかりやすくて、見ると自分の所見が情けなくなる。勉強するしかないんだけど。
CBTを1件目標達成して終えられたのは心理職人生の中でもかなり大きなことだと思う。いろんな偶然のおかげもあったけど、力を添えられたことが嬉しい。
プログラムについては相変わらず2人と若干の温度差があるけど、わたしにはわたしの強みがあり、そこをやりきる形で貢献できたらいいのかなと思う。
恋愛・人間関係のこと
新年の女バド会で「今年は遊ぶの含め恋愛経験を積む!」と言ってたのを、上半期はそんな余力が全然なくって最後の4ヶ月くらいで追い上げた。数えたら8人くらい会ってた。人生経験としては2,3コマくらい進んだのかも?
アプリの人と何人か会ってみて、賢くて何かに打ち込んでいたり自分の意見を持っている人が好きっていうのがわかった。
人と連絡を取ったり会ったりするのがあまり苦痛ではなく、むしろ寂しさを埋められると感じるようになったのが、自分の中での対人関係への意識の変化を感じるところ。
過去を掘り下げる会話をしてた流れで、前に付き合ってた人と連絡をとってあの頃の自分の過ちを相手がどう受け止めたのかを聞いた。第三者に掘り下げられたことと本人と答え合わせさせてもらったことで、今まで歪めて記憶していたことが自分が空回って失敗したんだなという現実をみることができた。好きと合うは違うというのは胸に刻んでおきたい。その元彼氏のことすごく好きだけど(好きというか憧れと執着なのかもしれないけど)お互いの相性は最悪だろうから関わると傷つけるだろうなと思う。歪めた記憶が剥がれて現実を見た結果残った憧れがあって、それを未練とするなら、未練とどう付き合っていくのかなー。
話をきいてくれる人、社会のものさしをあまり内面化しすぎていない人が好き。あと、自分はメンタルの波があるから境界線を保ちつつ付かず離れずいてくれる面倒見のよさのある人。
でもそういう人と親密な関係でやっていくならわたしは他人軸ではなく自分軸で生きていけるようにする必要があるけど、どうしても相手がいるとその人のことで頭がいっぱいになって崩れていってしまう。そこが目下最大の課題かも。
4日間で3人とお泊まりするとか自分の中での冒険もして、そのくらいの距離感で人と関わってみることができるくらい自分と他人を信用できて、いい人生経験をできた。恋愛に求めるものも、性格も何もかも人それぞれ違って、うまくいかないとき私がただ足りないんじゃなくて合ってないだけってこともあるのかも、と知れたのがよかった。自分が自分のまま付き合っていける人を探してもいいんだよ。
マブの友人と結婚するのかなと思ってたけど、しないのかもしれないね。今は今の関係がベストな気がしてきた。名前が変わると齟齬が出てきちゃってお互いデメリットな気がする。
今まで出会った人との関係がどうなるのか人と長く関わる経験を積みつつ、新しい人との出会いにも邁進していく他ないね。
趣味・生活のこと
充実していたって言える一年だった!新しいことに挑戦したり、自分のために生活を整えたり、自分の人生に集中するってこういうことなのかもと思えた。
職場の先輩に誘ってもらって、登山した!学生の時にも同じ山に登ったことがあったけどそのときは遊歩道的な整備された道を登って、今回はめちゃめちゃ山道の中を登った。爽快感はあったけどハイになった影響か2日くらいうまく寝れなくて困った……笑
職場内バンドにひょんなことから入れてもらって、念願のバンド演奏をやった。アンプを繋いでギターをかき鳴らすの超気持ちよかった。絶対またやりたい。練習がんばらないのは変わってなくて、そこは要改善だなと思う……。
ライブとフェス合わせて20回行った(そして出演1回)。迷ったら行く精神で今までにないペースで行った。上半期はグッズも欲しかったら買っちゃえ!で買ってたけどさすがにちょっと疲れてきたのか下半期はライブ頻度もグッズ購入もちょっと落ち着いた。でも、このMCを聞くためにとかこの曲を生で聴くためにライブに行きたいバンドがいくつもあるから、そのバンドだけでも調整つけて行くようにしたい。今年行ったライブでは、SHE'Sが変わってしまったようで変わらないものもあること、椎木さんの大丈夫に救われたこと(YouTubeのライブ映像にもかなり励まされた)、GENちゃんの squallのMCに奮い立たされたこと、KOTORIではじめてのダイバーがいるライブを体験したこと、バニラズのお守りのようなあたたかいライブに励まされたこと、こういう瞬間のおかげで生きている、と思う。
年始、お盆など2〜3回断捨離をできた。あと洗濯物のラックを買ったり、座椅子やベッド周りのものを買ったり、自分の生活を自分で整えることができるんだ、と一回ずつ実感できて、それがとてもよかった。今まで出来るわけないとブレーキがかかっていたのが、成功体験におきかわっていってる。部屋は結局まだまだ物だらけですぐめちゃくちゃになっちゃうんだけど、焦らず、内なる他人の声に抗うためじゃなく自分が居心地よく過ごせるためによくしていこう。
ポケモンスリープとApple Watch導入をきっかけに睡眠時間を意識するようになって7時間以上寝ることを最優先にしたら気力も回復して、メンタルも立て直すのが早くなって、人と会ったり連絡取ったりするのが前ほどしんどくなくなったんだよね。睡眠はこれからも最優先にやっていきたい。でも寝るのは年々下手になってていよいよ睡眠薬ないとやれなくなってきた。いつか自然に深く眠れるようになるのかな。
自分のこと
体調は崩しがちな一年だった〜〜〜。1〜3月はなかなか追い詰まってて、というか社会人なって一番くらい追い詰められてて職場で涙が止まらなくなったり抗不安薬が出たりするレベルだったし。そのあとも反動かしばらく気力が底をついてて気分の低空飛行が続いてた。そしたら今度は胃が死んで食欲なくなって、戻ったというかハイになったらまた食欲なくなったり風邪引いたりして極めつけにインフルになって笑 ずーーっとめちゃくちゃな一年だった笑 胃がやられたのと風邪が1ヶ月以上治らなかったのが年齢かもって思ったな〜。
反対にメンタルは立て直すのが早くなって。1月からお盆明けくらいまではずーーっと低空飛行でもうダメかなとも思ってたけど、そこからハイになってから落ち込むこともあるけど1週間くらいでちゃんと過去になって感情の揺れがおさまってくるようになった。レジリエンスが強くなった的なことなのか、揺さぶられ続ける体力がなくなったのかわかんないけど、時間が解決するってすぐに実感されるのすごいことだ。年老いてるなとも思う。
自分のトラウマもえぐられてて全然それに合う技法の本とかも読めなくて、相談ができないこととか、いろいろ日常の中の自分の不備が全部トラウマからきてるように感じて、トラウマと向き合うしかないのにその勇気がないって感じで一人で悶々としてた。大先生に脈をみてもらって、これは……とその場で治療をやってもらって。なんかいつも身体が丈夫でヘラヘラしてるからかあなたは大丈夫って言われる側だったからようやく認められたって思ったり。守護霊のきつねさんも置いてもらって。でも結局一人ではこわくて1回くらいしか会いに行けなかった。自分の心の中と直面するのがこんなに恐ろしいと思ってなかった。自我状態と向き合う自我が弱いとおもう。でもその後だんだんと対人関係の怖さが減ったんだよね。
部屋を自分のために片付けられたこととか、睡眠を増やしてメンタルが元気になったこととか、崩れてもわりとすぐ立て直せるようになったこととか、胃がやられて痩せたのも含め、いろいろ、自分のこと大丈夫って信じられるようになってきて、わたしはわたしのままでもけっこういい感じじゃんって思えることが増えてきた。これが2023の何よりの成果だと思う。大丈夫の底上げ。
わりと、やってみたいことをいろいろやってみることができて充実した一年だった。思いっきり自分のために生きたら人が大事にしてるものも見えてくるし人の大事なものが大事だってわかるから自分も人も大切にしながら生きられるよ。心が揺れてしまうこともあるけど、一つずつやっていこう。
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goodnightinsummer · 1 year
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2022振り返り
下半期にひっぱられてるんだろうけど、2022年は自分的に大きな一歩を踏み出せた年だった。
ずっと受け入れられていなかったことに気が付いて苦しんで、苦しんでることも含めて受け入れられて可愛がられて、そんな環境のおかげでそういう苦しさ込みの自分を受け入れられた気がする。で、受け入れてもらって自分でも受け入れられたから少しだけ視野がひらけて、本当は今までもずっとわたしのこと大切に思ってくれてる人が近くにいてくれてたのかもということも受け入れられた。不幸でいなくてもよくなった。不幸な自分を守らなくてもよくなった。
否定せずに見守ってくれたこと、もがいてることも含めてそのままでいい楽しく生きてくれたらいいと言ってもらったこと、話したら聞いてもらえたこと。それらを通して、あの頃とあの頃を含めた今の自分とを肯定されたと思えた。言葉にしようとすると頭が真っ白になって言葉が出なくなるくらい苦しい、話そうとするだけで涙が出るくらい傷ついていたことを、否定されないところにやっと来れた。報われるとかではないんだけど、なんとか生きていけるのかもしれないと思えた。
加えて、あなたはそのままでいい、楽しく生きてたらいいって繰り返し言ってもらって、自分の中の受け入れられなかったことも自分の一部として認めてもいいのかもと少しだけ受け入れられるようになった。片付けが苦手なこととか人付き合いが下手なこととか。自分がこれは受け入れられないはずだってそういう自分のことを頑なに拒んでたのかもというか、自分よりも世界のほうがやさしいのかもしれない。今の環境が優しすぎるだけかもしれないけど。少なくとも自分ごと否定されるかもって怯えなくてもいいのかもと思えたのが大きい。
仕事のこと
いろんなこと挑戦させてもらって、経験をたくさん積ませてもらったと思う。書き出していくと、ほんといろんなことがんばったね。
心理師というアイデンティティをやっと受け入れられて、名乗ることに抵抗がなくなってきた。心理職としての職務を全うしたいなという気持ちが芽生えた。臨床の基礎がないことへのコンプレックスは依然としてあってなら勉強しろよと思うけど、独学でどうこうなるものじゃなくね?と。外部のSV受けるのが一番なんだろうけどまだ否定されるのが怖いのがある。
カウンセリング(CBT)を外来とDC合わせて計4ケースもった。DCの関わりとはまた違って、枠も目標もハッキリとあることの難しさもあるけどやりがいがある。直前に勉強しながらで拙いんだけど試行錯誤から得るものがたくさんあったし、DCの面談でいかせることも多くて、勉強がんばりたいなと思う。
DCの面接もいろんなこと考えながらやるようになった。時間の枠とか今の話題を意識したり、踏み込んだり、引いたり、エンパワメントしたり。失敗もいろいろあったけど、大体はリカバリーしながらやれたと思う。自分はどこかで人を信頼しきれないところがあるから、役割に向けてのものだとしても信頼を向けてもらえるのはすごいことだと思うし、応えられるよう必要なことをもっと学びたいと思う。
K式のテスター任されてやりきれた。準備でソワソワしたり、当日はまあグダグだったんだけど、やっぱり子どもはかわいいなと思った。子どもの勉強もがんばりたいなと思った。非公式で講習してくださった先生にもお褒めの言葉を頂いて嬉しい。後輩にほしいってこの上ない褒め言葉だ。
大学生ASDグループ、なんとか第1クールを終えた。決起集会をしたときはどこか絵空事で現実感がないまま輪の中に置いてもらってたのが、企画の提案をして、Drに紹介文だして参加者をリクルートとして、あれよあれよという間に始まって、いつの間にか終わってた。成人のほうではおまけでやってるようなつもりがあったから、自分が担当して何回も前に立って話すとまた重さがちがって、でも繰り返すうちに落ち着いて話せるようになって、身になった気がする。グループでのレクチャーって個別とはまた違う難しさがあって、でも集団だからこその力もあっておもしろかった。どこか他人事で2人の熱量には追いつけてなかった気がするけど、今のやり方でも許してもらえていてありがたいからこのまま頑張りたいなと思う。
その関連で、人生初の学会にも参加と発表させてもらった。人の実践を知れるのすごいおもしろいし、勉強になるし、学会もっと出てみたらいいね。発表も自分は準備をあんまり頑張れてなかったけど、まとめていく中でやってきたことが整理されるのはある。言語弱いから言葉にするとか言葉でまとめるっていうがうまくいかなくて、何を言ってて何は言えてないのか、人の質問とかも意図がどう伝わってないのかとかがわからなくて困ったり。そのあたりは今後の課題だなと思う。
本当にかわいがってもらった!直属の上司も、グループの先輩方も、たくさん褒めて認めてくれて、何してもと言っても過言でもないくらいどんなときもかわいがってもらっていた気がする。
上の部署のお手伝いに行ったのも、顔見知りが増えたり支援の色んな幅を知れたりで行ってよかったと思う。あと意外と自分は体力があるとわかったこと、お金が多く貰えること、冬は体が忙しいくらいのほうが落ち込んでる暇がなくていい感じということなど副産物も多かった。
講習会のお手伝いを紹介してもらって、ひょんなことからではあったけど年内のうちに講師までさせてもらった。知識が深いとは全然思えないんだけど、たまたま学生時代の環境のおかげで身につけた知識と経験が、いま新しい環境とお金につながってるの本当にすごいことだと思う。
音楽のこと
今年はいっぱいライブにいけて、初めてのフェスやイベントにもいけたからかなり充実してた。一人でも楽しめる人間だけど、人と一緒だと共有する楽しさがあることを知れたのが大きい。来年もすでに約束してるのがいくつかあるから楽しみ。
夏フェスも冬フェスも行けたの嬉しい。ミセスのいつか��で聴きたいと思ってた曲聴けちゃったのとか、SUPER BEAVERを生で聴いちゃったのとか、マカロニ3回くらい聴けたのとか、フェスの恩恵をかなり受けた。
体力的にはけっこうキツい時もあるんだけど、やっぱり生で聴くことというかその場にいることで浄化される何かがあるんだよね。大げさでなく生きる活力を得るというか。PEOPLE 1に生かされ、ふぉるてに生かされ、マイヘアに生かされ、フォーリミに生かされ、バニラズに生かされた。他にも良いバンドにたくさん出会えた。音楽の力でこれからも生きていきたい。
なんとなくSHE'Sを卒業したのも一大ニュースかも。あの頃生かされたのは変わらないけれど自分の人生のフェーズが少しうつり変わったんだなと思う。
ギターをとうとう買ったのも今年の大きな出来事。ゴールドトップのレスポール(正確にはレスポールタイプ)、ほんっとうにかわいくて見る度にかわいい。大正解。週6勤務になってからはなかなか触れる時間が減ったけど少しずつ練習がんばりたい。
自分のこと
はじめにも書いたけど、自分を一段受け入れられたから今年は人生の中でも大きな変化の年だったんだと思う。
片付けが苦手すぎて、そういう自分への恥の意識と劣等感に苛まれてたけど、別にいいじゃんって少しだけ思えるようになったから前より話せるようになったり、中途半端な状態で人を呼んだりできたんだよね。年末の断捨離もまあまあ及第点くらいにはやれたし、出来ない自分を否定するためじゃなくて自分が心地よく生きていくために引っ越したり模様替えしたりと改善していけたらいいなと思う。
リハやカウンセリングを通して、認知の歪みに気付くポイントを繰り返しインプットしたから、セルフモニターが少しうまくなった気がする。気付いたからってすぐ解決するわけじゃないんだけど、無理しない次の選択を選べるようになった、と思う。基本はYESマンでいたいけど、ダメそうなときには止まれるようになってきた気がする。この調子でいいペースを見つけていきたい。
結婚願望が芽生えた。恋愛は結局なーんにもがんばれなかったからここは来年の課題。おひとり様も楽しいけど人と一緒も楽しいんだなって思ったり、自分のこと受け入れてくれる人もきっと世の中にはたくさんいると思えたのも大きい。自分が人のことをちゃんと受け入れられるのかどうなのかはやってみないとわからないけど…。結婚したいならもう視野にいれて動かなきゃだと思うけど、来年は気負いすぎず、純粋に恋愛楽しみたい。
仕事も充実してるし、ギターも手に入れたし、人から大事にされてることを受け入れられるようになってきたし、自分のことを認めることが少しずつ周りのおかげで出来てるし、全体的に自分の人生が望んだ方向に進んでる気がする。なりたかった自分に近付いていってると思う。
前に進まなきゃいけないとも思わないし、折れてしまえと思うときもくじけそうなときもたくさんあるけど、あせらずにこのままいこう。
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goodnightinsummer · 3 years
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい
20210126読了 
 真綿につつまれて窒息しそうでした、という帯のコメントの通り、やさしさに癒される話ではなくやさしさの中で苦しむ話だった。
 10代のときに読んでたら、もっと共感できて、肯定された気持ちになれてたかもしれない。でも20代の真ん中まできたわたしは、やさしさっていろいろあることを知ったから、読み終わってからずっと共感と否定の間で揺さぶられてる。(自分へ。この文章は、公開するために多少なり整理して書こうとしたものだけど、揺さぶられたままの感想は読書アプリにあります。)
『つらいことがあったらだれかに話した方がいい。でもそのつらいことが向けられた相手は悲しんで、傷ついてしまうかもしれない。だからおれたちはぬいぐるみとしゃべろう。ぬいぐるみに楽にしてもらおう。』
 やさしいから、ぬいぐるみにしゃべることを選ぶぬいサーのひとたち。
 わたしは しゃべる が苦手だから、 紙に書いて捨てたり、フォロワーのいない鍵垢や匿名で人とつながってるアカウントに書いてみたりしてたけど、やっぱり誰かの目(耳)につくかどうかで客観的に考えられるかとかどのくらい整理できるかに大きな差があって、だからあえてひとりの場じゃなくボックスで話したりしてるのかなと思った。話してみて自分でも初めて気付くことってある。デジタル・アナログで書くのは”吐き出す”に近くて声にだして”話す”ことに意味があるような気がする。苦手だけど、頭の中ぐるぐるしてしまうとき、やってみようかな。
『それに、話さなきゃ。話さないと相手のことにも自分のことにも気づけない。あ、だからみんなぬいぐるみに話してるのかな。そうかも。自分のことばでひとのこと傷つけたくないから、でも話さなきゃって思うから、ぬいぐるみに話してるのかも。』 
 つらいことを話した相手が、悲しんで、傷ついてしまうかもしれないっていう想像で話せなくて自分の中に閉じ込める。ぬいぐるみに初めて話してみて相手のことにも自分のことにも気付くことがあるかもしれないけど、結局は自分の中でのことでしかない。想像することって大事だけど、相手の全部を想像だけで理解なんてできなくて、話さないとわからないことがある。自分の中で想像して片付けてしまうのは、ことばで伝えて相手が本当はどう思うかを知ろうとすることよりもやさしくないんじゃないかって思う。少し傷つけたり傷ついたりしてしまったとしてもその方が誠実だって思う。その少しは必要悪だって思いたい。どうやったってちがう人間だから、傷ついたり傷つけてしまったりしてもことばを通して伝えないと知ることができないことがあると思う。
 自分のことばでひとのこと傷つけたくないっていうやさしい弱さを克服してひとと向き合ってみたいと思ってやってきたところだったから、七森くんたちには自己嫌悪の同族嫌悪を向けてしまった。つらいことを話されて傷ついてしまうかもしれないけど、話されなかったことに悲しむひともいるってことを忘れたくない。 (でも、傷つけないやさしさを選ぶひとを否定してしまったら本末転倒だ。)
 七森くんたちのやさしさって、無菌室みたいなやさしさだと思う。でも、それを間違ってるとか、いつか困るって思うのは、もしかしたら、白城さんが言ってたみたいなひどいことばっかり起きる社会に適応しすぎてるのかもしれない。打たれ弱いひとのために、打たないやさしさの選択肢がもっと当たり前にあってもいいのかもしれない。社会の中で、人間関係の中で、打たれることを受け入れてしまっているのかも。打たれ弱いの、悪いことじゃないって言い切った七森くんのことばを胸に刻んでおかないといけない。自分のことばでひとを傷つけることにさえ傷ついてしまう打たれ弱さを、その打たれ弱さを補うために不器用でアンバランスになってしまうひとを、安易に否定したくない。
『ひとのこと、「男」とか「女」じゃなくて、ただそのひととして見てほしい。僕は男だけど、女にモテるために生きてるわけじゃない。』
『あいつらの、僕らのことばがどこまでも徹底的に個人的なものだったらよかった。(嫌なことをいうやつから耳を塞いで、そいつの口を塞いでそれで終わりなら、まだこわさと向き合えた。でもそうじゃない。中略)どんなことばも社会を纏ってしまってる。どんなことばも、社会から発せられたものだ。』
 ひとのこと、ただそのひととして見るってむずかしい。偏見なんてもちたくないのに、性別とか障害とか通ってきた環境とかいろんな偏見が、自覚してるより深いところに自覚してるよりずっとたくさんある。そういう話題のときに慎重になりすぎてことばが出てこなくなったりするけど、それでもふとしたときに偏見が表にでてきてげんなりする。
 だから、七森くんのこの文章は刺さった。自分の中の偏見も社会を纏ってる。自分のもつ偏見を社会に責任転嫁したいわけじゃなくて、自分の中で改めて、自分の口を塞ぐだけじゃだめなんだってこと。そう思ったら、自分やひとのなかにある偏見に気付いたときに考えることも変わる気がする。
 最後に、ジェンダーのことについて。七森くんが自分が男であることに苦しんでる描写が印象的だった。いままでジェンダーの女性の権利についてのtwitterの炎上とかをみてても、不平を訴えて女性の権利向上を主張するひとたちとそれを弾圧・否定したいひとたちと、第三者にばかり気がいってて、男性の立場って、不平等に加勢するか(問題を認識して大変だねって思ってる人も含めて)他人事かのどちらかだと思ってた。でも、社会の文脈で、男性に加害性が含まれることで、自分自身がどうであろうと、自身の性別に加害性が含まれてしまうことに苦しむ人がいるんだって初めて理解した。ジェンダーのこと、もっと知りたいし勉強したい。
 長くなったけど、いろんなこと考えるきっかけになって読んでよかった。やさしさに決まった正解はないし、偏見はなくならないし、ジェンダーの問題も山積みで、そんな世界を生きていくひとりとして考え続けていきたい。
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goodnightinsummer · 3 years
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[お酒]デザートワイン
20210101
20/21の年越しは、甘い白ワインとともに
ミステラ・モスカテル・トゥリスっていうラベルもかわいいワイン
年末に買いものに行ったときにKALDIで見かけて、ワインのセールをしていたからつい買ってしまったもの
デザートワインっていうらしく、フルーツのリキュールを飲んでるみたいに甘かったけど、それがとてもおいしかった。 度数は15%だけど、ワインで酔いやすいわりにほろ酔いで楽しめたのもよかった
このワインを飲みながら、年の瀬をはさんで2020年をひと月ずつ振り返っていて、本当に苦しみの多い一年だったなと改めて実感した
だけど、味方でいてくれて励ましてくれる人たちがいたから、なんとか乗り越えられたんだってことも再確認した
自分のつらさばかりに気が向いていて、そういう大切な人たちのことも自分自身のことも蔑ろにしてしまっていたから、余計につらさから抜け出せなくてさらに苦しんだんだと思う
死んだ方がマシだって何回も泣いた
希死念慮が今まででいちばん具体的になってこわかった
もうあんな思いをしたくないけど、生きてたらやっぱり全部捨ててしまいたい夜は来ると思うから、そんな夜を乗り越えるためのきっかけになるかもしれないモノたちを記録に残しておきたい
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goodnightinsummer · 5 years
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[映画]海獣の子供
海獣の子供を観た 20190809
約束の中身も映画の内容も全然わからないと思いながら「大切な約束は、言葉では交わさない」っていうタイトル回収ならぬコピー回収のセリフで終わってしまった
なにもわからなかった
印象に残ったのはひまわりが綺麗だったことと、空と海の青が綺麗だったこと、それから、ルカの「わたしなんて…」にデデさん?が「空と海を、自分自身を信じて」と返したこと
空と海が、人物のほうなのか自然のほうなのかわからないところが、わからなくてもどかしいけど、いいなと思った
「言葉では交わさない」って言ってるんだから言語化して解釈しようとする��をやめてみたら、わからないながら何となく彼らが約束と呼んだ何かを感じとることが出来たような気もする
そういう形を掴めないものを抽象的なまま伝えていてすごいと思う
すごく単純に言ってしまうなら、言葉ではなく隕石で彼らは約束を交わしていて、でもその隕石はあらゆる海の記憶で、海は人間であり宇宙で、あの隕石もきっと宇宙に存在するあらゆるものと記憶のすべてで。
それを交わすってどういう意味なんだろうな
観ながら考えていたこと(というより頭のなかに浮かんできていたことかもしれない)は、
言葉ではほんの一部しか伝えられない 言葉の枠組みにははめ込むことができない感覚のような感情のようなものが内側にたしかにある 大きいでも深いでも濃いでもなくてうまく表せないけどものすごく程度の大きいものが掴みどころがない状態のまま内側にある それはどこにも境界がなくてあらゆることが混ざりあって果てしなく存在している それを自分自身が掴むために言語という枠組みを与えて切り取ってあげないといけないんだなと、浮かんできた
言葉では表現できないものをたしかに私は持っているのに陳腐な言葉に無理やり切ってのせたくない と言葉なんてって思っていたけど、枠で切るから掴める大きさになるんだと思えて、言葉の存在理由を見つけた気がした
同時に、言葉なんていう不完全なものを通さなければ考えることも伝えることもできない人間の無力さを感じたし、それが人間らしさなのかもしれないとも思った
泳げないけど、水の中に浮かびたくなった
CMでサビだけ聴いたときは米津さんぽくないと思ったけどフルで聴くとやっぱり米津さんだった
歌詞も含めて映画全体の解釈や感想をみたいけどみたくない葛藤がある 「海くんってどっちだっけ」ってセリフだけはみたい気持ちのが若干つよい
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