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cafe-coquette-blog · 5 years
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先日とても嬉しい出来事がありました。 いつもネットショップでお買い物してくださっているお客様がご来店くださいました。 熊本県からわざわざお越しくださり、スタッフ一同本当に嬉しかったです。 店内は休日なこともあって、大混雑。 お席にご案内するまでお時間を頂いたにもかかわらず快くお待ちくださり、お買い物も楽しんで頂けたようでした。 でも、せっかくお越しいただいたのに申し訳なくて、お帰りになった後も、もう少しお話ししたかったなあと色々後悔。
はじめはインターネットを通じてだけのお付き合いだったのが、実際にお会いすることができて、コミュニケーションの広がりが生まれる。 そのことがとても嬉しかったのです。
ネットショップを作るというのは、片思いのようなものです。 ページを見てくださるお客様が理解しやすいように意識して文章を書いたり、画像を工夫したりしています。 買っていただいたあとも、使い心地はどうかなあ?気に入っていただけたかなあ?と、思いは一方通行なのです。 それが、ご購入後に感想コメントをいただいたりすると、もうめちゃくちゃ嬉しい。 ラブレターの返事が来た!くらいの感動なのです。
リピート購入してくださる方々の中には、備考欄に一言添えてくださる方などが増えてきて、私もお返事をお返ししたり、少しずつコミュニケーションが進んできました。 お顔の見えないお付き合いではあるけれど、実店舗のカフェコケットでお会いするときと同じ思いでいます。 そして、いつしかコケットを旅先に選んでくださる日のためにカフェの運営も精一杯頑張っています。
ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット 大分県中津市京町1484-6 Tel. 0979-22-8234 (金曜定休+不定休) 営業時間 11:00~17:00 #カフェのこと・暮らしの道具のこと
※ 中津城から徒歩1分 周辺に市営駐車場(無料)が多数あります。 カーナビで表示されない場合は、中津城を目安にお越しください。 迷った場合は、遠慮なくお電話を。
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cafe-coquette-blog · 5 years
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「磁今 JICON」今村製陶さん【Coquette Talk On Vol.3】
コケットのお客様にはお馴染みの食器ブランド「磁今/JICON」を展開する今村製陶さんは、古くからの町屋が立ち並ぶ有田の目抜き通りにある。
有田陶器市が催されるときには、たくさんの出店が並び最も賑やかな場所になるメインストリートですが、催し以外の日常は、なんとも静かな田舎町だ。
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こちらが、代表の今村肇氏。 やんちゃ坊主のような笑顔が印象的。
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そして上品で美しい奥様の支えがあって、今村氏の情熱が素敵な作品となって羽ばたいているんだなあ。
(記事中の表記、今村肇氏=今村、コケットのマスター高橋通泰=髙橋、筆者コケット高橋香=香、敬称略)
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高橋:磁今は、作品にドラマを感じるんです。 佇まいのその向こうにストーリーが見えるっていうか。 和にも洋にもテイストが合う、そして現代にもアンティークにも合う。 何も盛り付けられていなくても、ドラマがある器なんですよねえ。 それはやっぱり生成りの白が所以なのかなあ。
香:「ストーリー性がある」っていうのは、コケットのモノ選びの基準にしていて、それだけで完結しない。 他のものと掛け合わせたときにいい役者になる。 モノの向こうにある物語を大切にしているんです。
今村:まあ、うちのはそんなに主張が強くないんで、馴染みやすいっていうか。
高橋:逆にそれがいいんですよ。 出すぎず引きすぎず。そしてすごく温かみがありますよね。
今村:前からあったかのような?(笑) これ出来た時もみんなで言ったんですよ。あれ、前からあったかなって(笑)
香:ああ、そうですね。分かります、その感じ。 そのままでアンティークのようでもあるし、アンティークと一緒に使っても違和感がない。
今村:ひと昔前だと、伝統を否定して新しいものをっていう考え方があったんだけど、僕らは伝統を引き継いで肯定して、今必要とされている部分はどこなんだっていう考えの上でモノづくりをして来たし、これからもしようねっていうふうには考えています。
なるほど、モノづくりに対するとても真摯な姿勢が見て取れた。 そうか、今村氏が語った“自己主張しない”という磁今の個性は、そのまま今村さんのものづくりの姿勢でもあるのだ。 伝統工芸の世界にいると、伝統という長い流れの中に立って、自分という個のあり方とのジレンマに苦しむこともあるだろう。 しかし、彼はその流れに掉さすことはせず、流れの一部として自分という個をうまく表現している気がする。 伝統を引き継ぐ者のその真摯な生きる姿勢に共感を覚えつつ、私たちは工房へと向かった。
その時、奥様が「全工程をしている有田焼の窯元ってなかなかないので、どうぞご覧ください。」とおっしゃった。 全工程?そのファクトリーな響きに、そもそも有田焼つまり磁器ってどうやって作られるのだ?という疑問が、いまさらながらに沸いた。 焼き物って、土をこねてロクロで成形して窯で焼く。 高校の美術の授業で作ったことがあったから、何となくだがそんなものだろうと思っていた。 しかし、このあと磁器と陶器ではこんな違いがあるのかと驚くことになる。
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今村:有田焼っていうのは、基本的には分業制なんです。 原型は自分で作って、石膏型を作って、そこから窯元で焼いて、上絵付けはまた別の業者がする。 それぞれの専門職があって外注するんです。
高橋:分業制なんですね。知らなかった。
今村:400年やっているので、分業のほうが生産効率もいいし、そのほうがクオリティも高く保てるんです。 大量生産大量消費の時代は、それが良かったんだけど、今はそんなにめちゃくちゃ売れる時代でもないし。 やっぱり分業制のデメリットもあって、自分は大量生産するつもりはないし、かといって個人の作家さんが一個二個っていう作り方もしたくない。 自分は程よい量を安い値段で、しかも味わいあるものを作りたいと思ったんです。 なのでうちは、外注に出さず全部うちでやっています。
そうか、先ほど奥様がおっしゃった全工程をやっているというのはそういうことか。 工房の一角では職人さんが、湯のみのひとつひとつに釉薬をかける作業を行っていた。
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高橋:僕は磁今のイメージは、どちらかというと使うというよりは飾っておきたい感じなんですよね。
今村:えっ、使ってください!(笑)
香:あら?私は使いたいけどなあ。 実際コケットのランチでも使っているしね。(笑)
今村:あ、でも分かります。 食器棚に置いて絵になるっていうのは、みんなで意識して作ってます。 これを見てもらったらわかるんですけど、これがなま生地っていうもので、型から抜いただけの押したらポコって折れるような生地なんですけど、型の切れ目のフチなんかがやっぱり残っているんですね。 それを一個一個キレイにフチを削りなおして、フォルムをはっきりさせる。 大量生産だとこのまま次の工程に行ったちゃうんだけど、うちはここでいったん形を決めなおして、形をはっきりさせるんです。
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香:こまかい作業に手間がかかってるんですね~。
今村:手間っていうより、地味(笑) 地味なんだけど、これがけっこう重要でここで磁今の思う形を作るんです。
高橋:受注生産でもないし、大量生産でもない、程よい量って感じですか?
今村:そうですね、自分たちはそれぐらいのほうが気持ちがいいですね。 最初の石膏型を使ってできる形以外は、ほぼ作家ものと変わらないんですよね。
高橋:やっぱりこの菊のデザインっていうのは、大事なラインなんでしょうか?
今村:そうですね、ただ菊のデザインっていうのは一番手間がかかるので、生産率としてはなかなか上がらないんですが。
高橋:有田焼=菊っていう伝統的な形ですよね。
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今村:そうですね、昔からある形なので、でもそれをあえてやりたいというか。 あるとき東京のディレクターさんが「あらためて、磁今が菊皿っていうものをいいなと思わせてくれた」とは言ってくれましたね。
高橋:ほかにも有田の菊皿ってありますが、僕は磁今は他とは違うものを感じているんですね。 フォルムの丸さに温かみと優しさを感じるんです。
今村:それは、じつは意識していて、他はコンピューターで作るんですね。 デザイナーさんからコンピューターでデザインが上がってきて、作るのもコンピューターで作ってます。 でもうちは、もちろんデザイナーさんからはコンピューターで作ったデザインが来るんですが、そこから先はぜんぶ手でやる。 それによって、あえてちょっとゆるい仕上がりなるんです。
高橋:ああ、それがこの独特のぬくもりを生むんだなあ。
この後、実際に磁器を作る工程を見せて頂いた。 「土をこねて焼く」のではないことを改めて知った。 磁器は、本来とても機械的に作ることができるものだ。 それゆえに、大量生産品のように海外に多く輸出されていた歴史がある。 磁今も機械を使って作るのだが、それは大量に作るためではなく、原料の特性によるものだ。 原料の粘土を型にはめて形作るのだが、それをあえてすべて手づくりするのはナンセンスだ。 原料の特性に合わせた作り方をし、そこに出来る限り人の手を加えて、手作りの良さを加えるのだ。
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次回は、工房のさらに奥へ。 磁今らしい温もりが生まれる工程をご覧いただきます。 お楽しみに。
(つづく)
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cafe-coquette-blog · 5 years
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AI・ドローン、小売業の未来
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コケットはカフェですが、暮らしの道具も販売しているショップでもあります。 日々モノを売るという仕事もやっていて、そのうえで小売業のデジタル化とその未来について考えさせられることが多いです。 近年、労働力不足といわれて久しいのですが、たしかにコケットも年中労働力不足で、常に人員募集状態です。 今国会でもその労働力不足を外国からの人材で補おうと新たな法案審議が続いています。 一方、その足りない労働力をコンピューターの力で補おうという流れがあります。 顧客サービスはAI、流通はドローンにという方向へ大きく動いています。 コケットは通販事業もやっているので、コンピューターが舵をとる小売と流通の大きな変革にやはり影響を受けています。 常にデータを分析し、売れ筋商品は何か、どの商品をどの時期に販売するのが良いのか、そういったことをデータをもとに決めていかなければなりません。 コケットのような小さなショップでさえその影響は免れません。
そうすると何が起こるか。 ショップは、需要と供給のバランスから分析して”売れる”と見た商品、つまり安全な商品を選ぶことになります。 やりすぎると個性がないお店になってしまいます。 バランスをうまくとらねばなりませんが、いずれにしても個性にかけ、どこかで見たことあるようなお店になってしまいます。 自分のお店のつもりが、コンピューターが作ったお店になりかねません。
でも、バイヤーの選択は違うことがあります。 バイヤーは経験と勘とセンスで商品を選びます。 いまは全く売れてもないし、広く認知されている商品でもないけれど、その商品にキラリと光る何かを見つけるのです。 モノはすべて人が作り出しています。(今のところ) それを作り出した人の魂が込められています。 商品になるまでには何度も試作を繰り返したり、アイデアを練り直したりしながら、多くの時間と労力をかけてひとつのモノが生まれます。 何気なく入ったお店で何気なく手に取った、ハサミ・ノート・タオル・お茶碗・お鍋・・・・・ すべては、誰かの魂の結晶です。 バイヤーの仕事は、商品に込められた魂の結晶をそれを使うことで輝かせてくれる誰かにバトンする、そんな仕事じゃないかなと思うのです。
コケットもまがりなりにも通販をやっているがゆえにデータ分析による経営は必須です。 けれど、私たちはもっとアナログでもいいかなと思っているのです。 今までいわゆる流行の商品を取り扱ったこともあります。 たしかにそれはよく売れましたし、お客様はよく知っている商品に出会って喜んで買ってくださいました。 でもその商品、今だから正直に言うのですが、使い心地は全く良くない、見た目重視のデザインと原材料を極限まで削減し、”売ること”を目的としたプロダクトだなと思っていました。 「本当に使って心から良いと思った商品を」というコンセプトから完全に逸脱していました。 この経験は本当に申し訳ないと思っているのです。 猛省しています。 けれど、お客様は大喜びでした。 複雑な心境です。
頑固ですみません。 やっぱり心から良いと思ったものしか売れない性分で、たとえ売れ筋商品だったとしても、嘘はつきたくないのです。
コケットにはよく知られる名の通った商品もたくさんありますが、これは本当にいい!と思った商品がたくさんあります。 作り手の魂の結晶が並んでいます。 誰かが心を込めて人生をかけて作り出したモノ、それが誰かの暮らしに小さな幸せをもたらしてくれる。 そんな素敵な循環が生まれるといいな。 そんなことを思いながら日々お店にたっています。
【実際に使って、心から良いと思うもの】
かご/Deep Baskeet with handle/ディープバスケット
東屋/ジューサー/レモン絞り器
(新入荷)ベレー帽/Le Beret Francais/ルベレーフランセ
(あとわずか)LAPUAN KANKURIT/ラプアンカンクリ/ポケットショール/UNI
(あとわずか)LAPUAN KANKURIT/ラプアンカンクリ/ポケットショール/MARIA
保存瓶/セラーメイト 日本製/密封瓶
ざる/アルマイトざる/松野屋
ケトル1.5L/OPA オパ/Mari マリ
お盆/東屋/あずまや/真鍮めっきトレー
ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6 Tel. 0979-22-8234 (金曜定休+不定休) 営業時間 11:00~17:00
https://kurashi-coquette.jp/
※ 中津城から徒歩1分 駐車場をご案内しますので、お声掛けください。 カーナビで表示されない場合は、中津城を目安にお越しください。 迷った場合は、遠慮なくお電話を。
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cafe-coquette-blog · 5 years
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音楽、日常的に聴きますか? ドライブ中、勉強中、仕事中、BGMを流してるとか、音楽が日常的に存在する人ってどれくらいいるんだろう。 音楽って不思議。 一瞬でその音楽をよくきいていた時代にタイムスリップさせてくれる。 私は実家がレストランだったので、BGMはいつもリチャード・クレイダーマンのピアノだった。 だから今でもリチャード・クレイダーマンを聴くと子供時代を思い出して、ちょっと切なくなります。
最近の私のBGMは、もっぱらラジオ。 それも神戸や大阪のラジオ番組です。 関西ではラジオを聴く人がとても多いのですが、私も幼いころから朝はラジオと決まっていました。 今は全国の地方ラジオを聴けるアプリもあるので、なじみ深いラジオ番組で朝の時間を過ごしています。 私が聴くのは、もっぱらAMラジオです。 AMしかも大阪の番組ですから、お笑いトーク99%! 朝からラジオ放送をバックにケラケラ笑いながら家族のお弁当や朝食を作っています。 明るく一日を始めるにはもってこいなのです。
コケットのBGMは、ボサノヴァです。 ボサノヴァはブラジル発祥の音楽で、いかにもブラジルらしい太陽が似合う明るいサウンドもあれば、木漏れ日の下でのんびり過ごすシエスタのような、リラックスしたサウンドも多くて私は大好きです。 アストラッド・ジルベルトや小野リサなど、スタンダードナンバーやアメリカンポップスアレンジなど、幅広く流しています。
ちなみに、今度の定休日11/30(金)の夜は、NHK・BSプレミアムでボサノヴァ特集 Sound of Brazil が放送されるそうです。 ボサノヴァ誕生60周年を記念した番組で小野リサさんのライブなども放送予定なんだとか。 ボサノヴァ界の有名アーティストがずらり出演する予定なのだそうです。 楽しみです!
ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6 Tel. 0979-22-8234 (金曜定休+不定休) 営業時間 11:00~17:00
カフェと暮らしの道具 https://kurashi-coquette.jp/
※ 中津城から徒歩1分 駐車場をご案内しますので、お声掛けください。 カーナビで表示されない場合は、中津城を目安にお越しください。 迷った場合は、遠慮なくお電話を。
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cafe-coquette-blog · 5 years
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マイナスなことも目線をかえれば楽しくなる
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11月12日から各テーブルにキャンドルを置くというサービスをはじめているのですが、昨年とはまったく違う現象が起きています。 昨年も冬期間は、お客様のテーブルにキャンドルを出していました。 カフェしかも昼間という意外性もあってか、「あら、素敵~!」なんていうプチ感動リアクションが必ずといってもいいくらいあったのですが、今年はそんな反応がほぼ見られないのです。 むしろ「はい、これこれ」なのか、「そうそう、これね」なのか、もうテーブルにキャンドルがやってくることを知っていたかのような反応。 はじめはこの昨年との差に戸惑ったのですが、よく考えてみれば、キャンドルを出すということはすでにSNSで告知してあることだし、それだけ皆さんがコケットのSNSを見てくださっているっていうことなんだなあと、だんだん嬉しくなってきました。 さすがに無反応だと、なんだかやってるこっちは「もん、なんか反応してよん」って言いたくなってしまうのですが(笑) キャンドルの灯りに照らされたその笑顔を見て、こちらもお腹の中でムフフと喜びをかみしめているのです。
昼間っからキャンドル? たしかにちょっと疑問ですよね。
コケットは中津城から歩いて1分という一見華やかな観光地のど真ん中にありそうですが、じつは路地裏にひっそり佇んでいるのです。 観光ルートとは逆方向ですし、観光客どころか生活道路としてもあまり人気のない通りに面しています。 そのうえ、木造平屋という条件も相まって、秋冬の時期はお天気がさほど良くない日はなんだか薄暗い。 このマイナス面をどうしたらいいだろう。 単純に思い浮かんだのがろうそくの灯りでした。 ろうそくの小さな小さな灯りなのですが、各テーブルに点々と照らされた光景は、ゆったりとした癒しの空間を生み出してくれます。 コケットの薄暗い冬をほっこりと温めてくれるキャンドルのある空間。
今度の連休は、金曜日も営業します。 月~木曜日限定のランチはお休みですが、焼きたてワッフルや自家製サワードリンクなどはいつもどおりご用意しています。 サワードリンクは、ホット(お湯割り)も美味しいです。 オープンは11:00~。 早めの時間がおすすめです。
ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6 Tel. 0979-22-8234 (金曜定休+不定休) 営業時間 11:00~17:00
#カフェと暮らしの道具 https://kurashi-coquette.jp/
※ 中津城から徒歩1分 駐車場をご案内しますので、お声掛けください。 カーナビで表示されない場合は、中津城を目安にお越しください。 迷った場合は、遠慮なくお電話を。
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cafe-coquette-blog · 5 years
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あの人の秘密の舞台裏を大公開!
【Coquette Talk On】インタビュー連載 Vol.2今回は、フードコーディネーター古賀順一さんのアトリエにお邪魔しました。
古賀順一さんの料理が生まれる秘密の舞台裏を大公開!
コケットマスター高橋:古賀さんって本当にアクティブですよね。 どこでも仕事できる人っていうイメージです。 料理のプロデュースだけでなく、レストランなどから声がかかれば実際に料理人として現場にも立つ。 活躍の場も湯布院だけにとどまらない。
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古賀順一さん:ただ湯布院に居ても頭が固まってしまうからね。 僕は湯布院で長く仕事をさせてもらったんで、やっぱり湯布院には“恩”も“縁”もあるから、仕事量としては多いんだけど、湯布院だけにはあまりこだわってないんだよね。 それは、亀の井別荘時代の影響が大きいかもね。 当時、中谷健太郎さんには、日本中いろんなところへ連れて行ってもらった。 やっぱり東京が一番多かったかな。 他にも京都の料亭や神戸のレストラン、近江の熟れ寿司とか珍しい料理も食べ歩いたね。
高橋:わかります。 健太郎さんってそういう人なんですよね。 その“勉強旅行”の中で一番記憶に残っているものってありますか?
古賀:印象深かったのは神戸の「ジャンムーラン」やね。
高橋:美木剛さんですね。
古賀:あそこは料理もサービスも何もかもにパワーが満ち溢れているというか、バイタリティーがすごいよね。 本当に良い勉強をさせていただいたよ。
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高橋:日本全国いろんな土地の料理を勉強に行くってすごいことですよね。 それだけ古賀さんが期待されていたってことですよね。
古賀:いやいや、でもおかげで貴重な経験もたくさんさせていただいた。 ある時は、道場六三郎さんとジビエ料理対決なんていう企画があって、イノシシを一頭まるまる使って料理を作るんだよ。 猪肉の内臓シチューとかね(笑) すきやばし次郎の次郎さん もいらっしゃったね。 懐かしいな。
高橋:けっこうなハードルを飛び越えてきたんですねえ! 俺だったらそんな課題を与えられたら、ストレスできっと剥げるな(笑)
古賀:いやあ、むしろ楽しかったよ。 高橋君も知っての通り、中谷健太郎さんはすごい人でね。 アイデアや発想が常人じゃない。 文化人の友人知人も多くて、本当に魅力的な人。
高橋:はい。よく知っています。
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古賀:普通じゃなかなかできない体験をさせてもらったよ。 湯布院だけ亀の井別荘だけでは、頭も固くなるし知らず知らずのうちに錆びついてくるからね。
高橋:僕らもカフェ経営がもちろん主軸ではあるんですが、カフェだけで終わらないように、心の中の三割くらいは常に新しい何かを求めているように心がけているんです。 時代の流れが早いのでおちおちしていられない、気が気じゃない感じは常にあるんです。
古賀:やっぱり外に発信していかんとね。
高橋:でもコレよくあることなんですけど、ネット上ではすごく良くみえているんだけど、実際に体験してみるとちょっと違うなっていうことありますよね。
古賀:ああ、あるね。 グルメサイトで評判のお店に行ってみると正直美味しくないとかね。 前評判が良すぎるとハードルが上がるせいかもしれないけど(笑)
高橋:そうなんですよね。 僕らもその辺はいつも気を付けているところです。 ネット上であまりにも期待して来られちゃうと困るんで(笑) 情報はそこそこに、あとはお客様ご自身の目で耳で舌で五感で、体感してくださいって。
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古賀:だからなんかな、コケットのサイトには、カフェ以外のことを書いたブログや記事が多いよね?
高橋:ははは、そうですね。 今日もこうして来���ますね。 カフェは、お客様ご自身に体験していただきたくて。 その時にその体験が、10倍楽しくなるとしたら面白くないですか? 今日の古賀さんとのトークを読んでいただくと、コケットオリジナル商品の作り手の顔が見えるのはもちろんのこと、商品への想いとかその商品が生まれる背景みたいなことも情報として知っていただける。 それからご来店いただいて、実際に商品を手に取っていただく、あるいはご購入いただく。 自宅に帰って実際に食した時、その情報も味に含めて楽しんでいただける。 たった一つの商品なんだけど、その楽しみ方がすごく膨らむじゃないですか?
古賀:ああ、なるほど確かにそう考えると面白いね。 情報発信の時代だね。
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高橋:古賀さんは、SNSはやらないんですか?
古賀:いやあ、なかなか難しいよね。 俺なんかスマホも使いきらんもんね(笑)
高橋:もったいないですよ。 古賀さんのお仕事ぶりをもっと公表して良いと思うんですよね。 昔の同僚が言ってましたよ「古賀さんは断れない人だから」って。 「なんでも、うん分かったって言う性格やからね」って。(笑)
古賀:あはは、うちのかみさんには「NPOしてる」って叱られてばっかりだよ。
高橋:でもそれが古賀さんらしいなって。 人と人を繋ぐ才能があるんですよ。
古賀:まあ、料理を作るのも同じなんだけど、人に喜ばれるのが嬉しい、そういう気持ちがないとなかなか美味しものは作れんと思うんだよね。
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高橋:古賀さんは元々どこから料理の世界に入られたんですか?
古賀:もとは地元の久留米の料亭で修業してたんだけど、24歳のときに亀の井別荘に入って、26歳の時に料理長になってね。 それから約20年間勤めて独立したんやけどね。
高橋:なぜ独立しようと思ったんですか?
古賀:うん、それはね、ずっと若い時から思ってたんだよね。 50歳くらいになったら独立しようって。 自由に仕事がしたいっていう想いがあってさ。 自分の力でどれだけやれるか、挑戦してみたいって思ったんだよね。
高橋:ジャンムーランの美木剛さんみたいじゃないですか。
古賀:いやいや、そんな立派なもんじゃないよ。 ただ、人に使われるんじゃなく自分の力でやりたいって思ったんだよね。
高橋:職人ってそういうものですよね。 独立してこそっていう、情熱を持った人が職人の道を歩いている気がします。 でも、最近はそういう人が少なくなりましたよね。 サラリーマン職人が多くなった。
古賀:たしかに雇われてるほうが気は楽だよね。
高橋:そうですね。 僕もカフェをやってからサラリーマンのほうがどれだけいいかって思いますもん。 でも、自分の店だったら自分の自由に出来るんです。 自分のやったことが来客数や売り上げやお客様の声で、ちゃんと評価として返ってくる。 失敗しても自分のやったことだから、失敗を糧にして、今度はもっと良いものにしてお客様に届けようって、バイタリティーに変化させられるんですよね。
古賀:そう、やり甲斐っていうかね、自分がやっただけのことが自分に返ってくるっていう面白みがあるよね。
高橋:僕は、僕に関わってくれる人が喜んでくれたらそれが一番嬉しいっていうか、儲けたいとか稼ぎたいとかっていう気持ちがあんまりないんです。 じつは。
古賀:そのへんは俺も同じやね。 周りの人間がどれだけ幸せか、そればっかり考えてしまうよね。
(おわり)
【 profile 】
古賀順一(フードコーディネーター) 湯布院亀の井別荘元料理長。 26歳の若さで料理長に抜擢され、その後18年間料理長に就任。 独立後は、DEAN&DELUCA等にて多数のフード商品を展開する傍ら、玉の湯などのフードギフトをコーディネート。その他ウエディング料理のコーディネートなど多くの場で活躍中。 九州を代表するフードコーディネーターとして注目されている。
コケットと古賀順一さんとのコラボで生まれた新商品。 ただ純粋に“食べたいもの・美味しいもの”にこだわってみました。
ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6 Tel. 0979-22-8234 (金曜定休+不定休) 営業時間 11:00~17:00 #カフェのこと・暮らしの道具のこと
※ 中津城から徒歩1分 周辺に市営駐車場(無料)が多数あります。 カーナビで表示されない場合は、中津城を目安にお越しください。 迷った場合は、遠慮なくお電話を。
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cafe-coquette-blog · 5 years
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ぬか漬け
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ランチでぬか漬けをお出ししているので、ときどきランチ用のぬか漬けと一緒に自分の好きな野菜をぬか漬けにしたりしています。 野菜だけでなく果物なんかも意外な発見があっておもしろいんですよ。 この前もリンゴを漬けてみたのですが、これがすごく美味しいんです! しょっぱくて甘くて不思議な味。 思いついて、冷蔵庫から子供のおやつに買っておいたプロセスチーズを取り出して、スライスしたぬか漬けりんごでサンドしてみたら、これまた美味! 「白ワインに合うなあ~、日本酒もいける」 なんてお酒は飲めない私ですが、いろいろ想像だけは巡らせて楽しんでます(笑) 今度ランチに出してみようかな。 野菜のぬか漬けは、塩漬けに比べてミネラルは2倍に、ビタミンB1・ナイアシンは10倍になるものもあるのだそうです。 す・す・すごい!
ぬか漬けだけでなく、私はどうやら”漬ける系料理”が好きみたいです。 コケットのメニューにもなっているサワードリンクも”漬ける系”ですね。 ”漬ける系”は出来上がるまでの待ってる時間が楽しい料理です。 サワードリンクなどは漬けている瓶の姿もまた素敵。 それだけでインテリアにもなります。 これからの季節は、温度的にも失敗しにくい涼しい(寒い)シーズン。 初めての方にもおすすめの季節です。
滅菌性・抗菌性に優れたパーツのすべてが日本製 (はじめてさんには2Lタイプがおすすめ) #セラーメイトの保存瓶/ガラス製密封瓶
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ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6 Tel. 0979-22-8234 (金曜定休+不定休) 営業時間 11:00~17:00
#カフェと暮らしの道具 https://kurashi-coquette.jp/
※ 中津城から徒歩1分 駐車場をご案内しますので、お声掛けください。 カーナビで表示されない場合は、中津城を目安にお越しください。 迷った場合は、遠慮なくお電話を。
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cafe-coquette-blog · 5 years
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コケットの周辺は、いま紅葉がとても綺麗です。 写真は、コケットから徒歩1~2分あたりの中津城お堀わきの遊歩道です。
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見えている木々のほとんどは桜です。 桜は、春だけでなく秋の紅葉シーズンもとても情緒があるんですよ。
この遊歩道沿いに無料の市営駐車場があります。 もっとコケットに近い場所にも駐車場はありますが、せっかくなら、コケットまでの小道を紅葉を楽しみながらというのもおすすめです。
カフェをオープンして以来、季節を楽しむ旅行などには行けなくなってしまったけれど、コケット周辺は、秋は紅葉が、春には桜が楽しめます。 働きながら季節の景色も堪能できるなんて、なんてラッキーなんだろうと思います。
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コケットは、スマホやカーナビで住所検索すると表示されません。 なので、中津城を検索してお越しください。 中津城のすぐ近くにコケットはありますが、それでも初めての方には少しわかりずらい場所にあります。 迷ったときは、どうぞご遠慮なくお電話ください。 二十四節気ごとの手作りのおばんざいや、自家製サワードリンクに焼きたてワッフル。 日々を彩る暮らしの道具も。 心づくしのおもてなしで皆様のお越しをお待ちしています。
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ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6 Tel. 0979-22-8234 (金曜定休+不定休) 営業時間 11:00~17:00
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cafe-coquette-blog · 5 years
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コケットはいつも、人工的な明かりや風にあまり頼りすぎないようにしています。 自然に漂う風にのってやってくる季節の香りを感じるのが、私は好きなのですが、コケットもなるべく自然を感じられる空間でいたいと思っているのです。 小春日和の暖かい日は、窓や扉を開けていますし、冬の薄暗い日中でも照明は極力小さめで。 古小屋をリノベーションした建物なのですきま風はご愛嬌ですが(笑) お店の奥のほうには、天井からおひさまの暖かい陽光が降り注ぐテーブルがあって、そんな日はもうそこから離れたくないくらい本当に気持ちいい。
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これからの季節、コケットはさらに癒し度高めになります。
営業時間は11時~17時なので、明るい時間なのですが、秋冬のこの時期、店内はそれでもやっぱりちょっと暗め。 そこで、お客様のテーブルにキャンドルをお持ちして、いつもより大人ラグジュアリーな空間にします。
炎には癒しの効果があるのだそうです。 それは1/fゆらぎと呼ばれるもので、雨の音、木々のざわめき、川のせせらぎ、炎の揺らめき、などなど。 規則的にみえて、じつは不規則な「ゆらぎ」 それが、心地よさやリラックスを生み出すんですね。
テーブルのキャンドルにゆれる灯とエレガンスなカフェタイムを。
ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6 Tel. 0979-22-8234 (金曜定休+不定休) 営業時間 11:00~17:00
#カフェと暮らしの道具 https://kurashi-coquette.jp/
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cafe-coquette-blog · 5 years
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スタッフ研修で湯布院を訪れました。 参加できなかったスタッフには本当にごめんなさいってくらいに美味しいものをたらふく食べるという研修になってしまった(笑) お天気最高!紅葉も最高! この時期の一番いい日だったんじゃないかなってくらいにとても美しい湯布院を久しぶりに満喫しました。
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”おもてなし”について学ぶ良い機会にもしたいし、スタッフが現場を離れて自分らしく意見交換できる場所にもしたいし、と欲張りを詰め込んだ一日にしてしまったのですが、私を含めスタッフは皆主婦でもあり、何かと忙しい身なので、ダーッと行ってダーッと返ってくる弾丸研修です。 とはいっても、中津から湯布院なので、片道一時間くらい。
日頃の業務ではなかなか話せない大切な話ができたかなと思います。 コケットらしい”おもてなし”とはとか、コケットのこれからのビジョンとか。 ”おもてなし”って一口にいってもなかなかそれを具体化して想像するのは難しいものですが、”おもてなし”を重視している現場に居て実際に体験することで、なんとなくでいいので自分の中に”おもてなし”の心が芽生えてくる。 そんな研修になったかなと思います。
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コケットは中津城のすぐ近くにあります。 耶馬渓の紅葉を楽しんだ後、中津城、そしてコケットへというお客様も少なくありません。 遠くからやってきた友人をおもてなしするようなそんな気持ちで皆様のお越しをお待ちしています。
天高く女子肥ゆる秋でした。(笑)
ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6 Tel. 0979-22-8234 (金曜定休+不定休) 営業時間 11:00~17:00
https://kurashi-coquette.jp/
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cafe-coquette-blog · 6 years
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感動のレモン絞り器
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我が家の台所にまた新しいメンツが加わりました。
これがもう、ちょっとした感動ものなのです。
レモン絞り器にハンドル付きのポットが付いた。
ただそれだけのことなのに、このジューサーのおかげで我が家の食卓がぐ~んとレベルアップしました。
お鍋のポン酢がしぼりたての手作りになったし、サラダのドレッシングもその場で出来立てを楽しめる。
買い置きの心配もなくなって、一石二鳥とはまさにこのこと。
もう革命といっても良いくらいの素敵な道具だと私は思うのです。
磁器だから電子レンジもOK。
ポットに白ワインやバター、塩コショウなどを入れて絞り器でオレンジをぎゅうっと搾り、電子レンジでチン。
チキンステーキやポークソテーのオリジナルソースも簡単に作れちゃう。
あとはポットのまま食卓へ。
ポットのまま食卓に出せちゃうってところが、私はお気に入りです。
温かい料理を温かいうちに食べたいのはやまやまですが、いくつかの料理を一度に出すってなかなか大変。
もたもたやって少し冷めたチキンステーキでも温かい出来立てのソースをかければもうご馳走です。
朝、搾りたてのジュースを飲むのも最高。
溝はしっかりシャープなので、最後の一滴までストレスなく絞り切れます。
種は受け皿に残るので、果汁だけをきれいに漉しとれます。
この使い心地の良さもこのジューサーの魅力のひとつです。
このジューサーがひとつ我が家のキッチン道具に加わっただけで、こんなにも食生活を豊かにしてくれるなんて。
ころんと丸い形状に白一色。
無駄のないシンプルな機能美にあふれた形は、和食、洋食、中華、エスニック、あらゆる食卓にしっくりきます。
ポットの注ぎ口は、本体の他の部分より釉薬を薄く仕上げることで、切れが良く、液だれしにくい構造なっています。
絞り器とポットとの噛み合わせもストレスゼロ。
だから果汁を絞るときも不安なくしっかり力を込めて、これでもかってくらいに絞ることができます。
もう本当に気持ちいいくらいに絞れるので、お手元に届いた方はぜひやってみてください。
新鮮な搾りたてジュースを楽しむようになってから、果物の直売所にも足しげく���うようになりました。
どれを絞って飲��うかなと考えながら買い物するのが楽しくて。
感動のレモン絞り器 東屋/ジューサー https://kurashi-coquette.jp/SHOP/az-jys-01.html
搾りたてジュースを飲むならこのグラスで! 東屋/コップ https://kurashi-coquette.jp/SHOP/az-kop-01.html
グラスといえばやっぱこれ! iittala/カルティオ https://kurashi-coquette.jp/SHOP/172676/list.html
ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット 大分県中津市京町1484-6 Tel. 0979-22-8234 (金曜定休+不定休) 営業時間 11:00~17:00 カフェのこと・暮らしの道具のこと
※ 中津城から徒歩1分 駐車場をご案内しますのでお声掛けください。 カーナビで表示されない場合は、中津城を目安にお越しください。 迷った場合は、遠慮なくお電話を。
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cafe-coquette-blog · 6 years
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ヨーガンレールの社員食堂
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ヨーガンレールの社員食堂は、一般公開されていません。 年に数回ある展示会などの機会には、バイヤーやプレスなど、社員以外の訪問者も利用する事ができます。 今日は「ごはんとおやつと暮らしの道具店Coquette」の店長高橋通泰が、2018年秋、ヨーガンレール本社を訪れた際の社員食堂での様子をお知らせしたいと思います。
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こちらのひときわ趣のある建物がヨーガンレール本社です。 近年、ブルーボトルコーヒーやおしゃれなカフェなどが次々に出店していることでも注目されている東京・清澄白河の閑静な住宅街にあります。
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そしてこちらが、ババグーリのショップのエントランスです。 ここでもうすでに、ヨーガンレール・ババグーリの世界観にぐっと引き込まれてしまいます。 緑あふれる階段を上った先にヨーガンレールの社員食堂があります。
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大きな窓から見える緑の木々が清々しく、ここが本当に社員食堂かと疑うくらいのおしゃれ空間が広がります。 高橋が訪問した日は、外部からの訪問者を受け入れる特別な日でしたので、それぞれがごはんやスープを好きなだけ盛り付けられるように前方に島が作られていました。
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毎回、ヨーガンレール本社訪問で心から楽しみにしているのが、ヨーガンレールの社員食堂でのランチです。 ヨーガンレールの社員食堂は、オーガニックのベジタリアン料理として有名です。 コケットのランチも野菜ばかりのおばんざい料理ですから、よく似ているのですが、ヨーガンレールの社員食堂のメニューはもっと徹底しています。 その季節にできる旬の野菜で、ごはんは玄米、調味料も含めてすべてオーガニックのものを使用しています。
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「土に還らないものはつくってはいけない、仕事でも生活のシーンでも環境を考えることが重要です」 これはヨーガン・レールさんのお言葉です。 自然との調和と共生を大切にされてきたヨーガン・レールさんのこだわりが食という場面で表現されているのが、ヨーガンレールの社員食堂なのです。
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肉・魚・砂糖を使わずに満足する一皿を作る。 私たちも毎日苦心しているので、それがどんなに大変なことかよくわかります。 ましてや、コケットでは砂糖は使用しますから、砂糖さえ使わないなんてことがどんなにすごいことか。 ごはんは赤米入りの玄米ご飯、たかきびのズッキーニボード、トマトと小松菜のスープ、ラタトゥイユ、キャベツやなすびのぬか漬け、りんごとセロリのサラダ、きのことほうれん草の炒め物。 どれも、口に運んだ瞬間すぐ「美味しい!」とはなりません。 よく噛んで味わって、食べ終わった時には不思議なくらい満足感に満たされる。 じんわり染み込むような美味しさ、それがヨーガンレールの社員食堂なのです。
ヨーガン・レールさんの自然環境への畏敬の念がもっとも込められていて、もっとも表現されていると言ってもいいのが、ババグーリの暮らしの道具です。
環境を汚さない、土に還る素材で、ていねいな手仕事でつくられた服や暮らしの道具など、自分にとって必要不可欠なもの。 それがヨーガンレールのババグーリです。 ごはんとおやつと暮らしの道具店Coquetteにお越しの際は、ぜひババグーリを手に取ってみてください。
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#ヨーガンレール #ババグーリ
ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット 大分県中津市京町1484-6 Tel. 0979-22-8234 (金曜定休+不定休) 営業時間 11:00~17:00 #カフェのこと・暮らしの道具のこと
※ 中津城から徒歩1分 周辺に市営駐車場(無料)が多数あります。 カーナビで表示されない場合は、中津城を目安にお越しください。 迷った場合は、遠慮なくお電話を。
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cafe-coquette-blog · 6 years
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スタッフ募集(増員します)
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私たちは、アルバイトスタッフを「ともにコケットを創り上げていく仲間」と考えています。 コケットのコンセプトやビジョンに共感し、同じ思いで働く仲間であること、それが採用の第一条件です。
コケットは、ただお腹を満たすだけの場所・時間をつぶすだけの場所・欲しいモノを買うだけの場所ではありたくないと考えています。 ご来店くださったお客様にとって、日々の暮らしがちょっと楽しくなったり、小さな幸せを感じて頂けたら私たちも本当に嬉しいです。 小さなきっかけになればいいなと願いながら、私たちは”おもてなし”に心を尽くします。
【募集要項】
・料理が好きな方 料理が得意でなくてもかまいません。 むしろ好きであることが大切です。
・人が好きな方 接客業ですから"人が好き"であるほうが仕事そのものを楽しめます。
・社会人として当たり前の接遇スキルをお持ちの方 弊店のコンセプトを理解し、”接遇”をもった上でのお客様へのおもてなしを理解できること。
・誰が見ているわけでなくても高いモラルを持って行動できる道徳心がある方。
・正直、素直、親切な方。
・短期的な損得勘定でなく、長期的なリターンを考えて行動できる長期的視野を持っている方。
・好奇心と成長意欲のある方。
・将来のビジョン(目標)をお持ちの方。
※年齢・性別は問いません。(ただし高校生不可)
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あなたの得意分野があれば、十二分にスキルを発揮してください。
・調理 コケットのメニューは幅広くありません。 ですから、調理の仕事も幅広くありません。 簡単とは言いませんが、手順を踏んできちんとお教えしますので、料理好きな方なら難なく仕事を楽しんでいただけると思います。
・接客 ホールでのウェイター業務や暮らしの道具の販売など。 お客様との会話も仕事の楽しみのひとつです。
・その他 食器洗浄やガーデニング、商品の写真撮影など。
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兼業勤務や副業をお持ちの方でも大丈夫です。
≪勤務時間≫ 営業時間11:00~17:00のうちおよそ4~6時間程度。 出勤日数は、一か月10日~15日くらいが目安です。 定休日は金曜日です。
できるだけ、土日祝日や大型連休の出勤が可能な方。 「毎週土日」や「連休は毎日」などとは言いません。 他のスタッフとシェアしながら、またそれぞれの家庭の事情や個人的事情などを考慮しながらシフトを組みます。 ただ、平日のみ勤務希望の場合は難しいとお考え下さい。
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サイトやブログ・SNSだけを見て、実際のコケットを体験したことがないままスタッフ募集に応募される方もいらっしゃいます。 たしかに、コンセプトやビジョンに共感してくださったことは間違いないと思います。
けれど実際に働いてみると、サイトやSNSからだけでは見えないリアルなコケットがそこにはあります 思っていたより地道な目立たない作業があったり、理想や妄想からかけ離れた段取り重視の俊敏な動きを求められたりするものなのです。 おしゃれでカッコいい場面や感動的で素敵な体験が、そう頻繁にあるわけではありません。 ほとんどの日々は、坦々と粛々と通り過ぎて行きます。
コケットはおかげさまで、遠方からわざわざお越しくださるお客様も多いです。 せっかくわざわざお越しくださったお客様に心置きなく楽しんでいただくために、心を尽くし身を尽くすのが私たちの仕事です。
コケットのコンセプトやビジョンに共感し、見えない努力の多さにも耐えられる。 いやむしろ、そこにこそ自分自身の財産が埋もれていることに気付ける。 そんな仲間に出会えますように。
【必読】こちらのページを必ず読んでください。
Coquetteとは(About Us)
ブログページを読んでいただくことでよりいっそうCoquetteをご理解いただけると思います。 Coquetteのブログ
【応募の連絡先】
必ずメールにて、下記のアドレスにご連絡ください。 お電話では受付できません。 メールタイトルに、「スタッフ募集について」とし、本文に下記の内容を記入して送信してください。
≪本文内容≫
氏名/生年月日/年齢/住所/連絡の取れる電話番号 応募理由(200文字程度以内) なんらかのスキルをお持ちの場合は、内容・経歴などを簡潔に。
≪弊店メールアドレス≫ [email protected]
担当:高橋 香
※頂いた個人情報は、採用以外で使用する事はありません。 採用・不採用の決定次第、責任をもって情報を破棄します。
ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット Tel. 0979-22-8234 (金曜定休+不定休) 営業時間 11:00~17:00 #カフェのこと #暮らしの道具のこと
※ 中津城から徒歩1分 周辺に市営駐車場(無料)が多数あります。 カーナビで表示されない場合は、中津城を目安にお越しください。 迷った場合は、遠慮なくお電話を。
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cafe-coquette-blog · 6 years
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小野さん :ところでさ、高橋君はなんでハンドドリップ珈琲にしたの? いまどきのカフェって、マシーンが好きじゃない? 高橋 :コケットをオープンするとき、マシーン、フレンチプレス、マキネッタ、いろいろ考えました。 でも日本人として、珈琲はやっぱりハンドドリップだなと。 小野さん :そうなんですよ、ハンドドリップなんです。 高橋 :だってハンドドリップって面白いじゃないですが、じつはすごく奥が深い。 湯の落し方、スピード、それだけでも味がぜんぜん変わってくる。 丁寧に入れた珈琲の美味しさって、やっぱりハンドドリップが一番だなって。 小野さん :そう、ハンドドリップこそ日本の珈琲の象徴ですよ。 高橋 :日本らしいですよね、茶道の野点にも似ている。 エンターテイメント性がありますよね。 小野さん :昔ね、亀の井別荘で国際的な建築学会があったんだけど、食事会の時にみんなの前でハリオの珈琲ドリッパーでハンドドリップで珈琲を淹れたら拍手が沸き起こってね。 ちょっと驚いたんだけど、日本人の僕からしたらハンドドリップって珍しくない。 けど、世界から見たらそうじゃないんだよね。 もう立派なエンターテイメントだった。
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高橋 :小野さんの珈琲って、どこか懐かしいっていうか、いつかどこかで飲んだことがるような感じがするんですよね。 だからといって、古臭いとかそういうんじゃなくて、ノスタルジーっていう表現が一番しっくりくるかなあ。 小野さん :その辺ってすごく大事なんですよね。 たとえば、ローストにしても僕はいつもこのくらいまでは焼くので。
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小野さん :浅煎りで酸っぱい味をだすのも面白いかもしれないけど、普段の食事で酸っぱいものばかりだとちょっと辛いでしょ? 主食のごはんみたいな、毎日飲んでも飽きない珈琲っていうか。 高橋 :要するにバランスが大事ってことですよね? 小野さん :そうだね。だからローストの位置なんかもそのへんやっぱりヨーロッパなんかはしっかりしていて、ミディアムローストの珈琲がやっぱり主流で、ミルクにも合うし砂糖との相性もいいしっていう。 が:結局今の時代はおかずだけでも生活できるっていうか、偏食傾向みたいなところがありますね。 小野さん :生活が豊かになって、味覚範囲も広がって、すっごい苦いのもあるし酸っぱいのもある。 それは自由だけど、毎日飲むんだったらどこなんだっていうことを僕は考えるんだよね。 高橋 :流行に左右されない。 小野さん :うん。そうだね、流行りのものを追いかけたほうが、もっと売れるのかもしれないけど(笑)
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小野さん :でも僕はやっぱり、中谷健太郎さんと出会って、亀の井別荘の珈琲を任せてもらうことになって。 中谷健太郎さんは、僕にとってみれば生きがいだったから、亀の井別荘の珈琲として恥ずかしくないものをって、そこをずっと追いかけてきた(笑) 高橋 :中谷健太郎さんは、小野さんの道を切り開いた人、人生のきっかけを作った人なんですね。 小野さん :そう、僕はホント、ただの玖珠の田舎の焙煎師だったんだけど、中谷健太郎さんに出会って変わったんだよね。 草野球やってたところ、健太郎さんに「お前やってみろ」って言われて、まともな野球選手に変えてくれたんだから、それはもう僕は一流にならざるを得ないぞって一生懸命やってきました。 高橋 :やっぱり小野さんもそうなんだなあ、芯がありますよね。 ブレない。 良い時も悪い時もあるんだろうけど、変わらない。 小野さん :流行っても流行らんでもしっかりした仕事は続けとかんと、芯がないとね。 ただ、僕の場合は特異ですよ。 健太郎さんがそれだけの負荷を俺に与えてくれた。 だからこれまでやってこれたわけで、本当に感謝ですよ。 高橋 :僕もブレない男でいたいなあ(笑) (おわり)
【 profile 】
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小野 悦典 湯布院・塚原高原「珈琲木馬」代表。 丁寧にローストされた自家焙煎珈琲と奥様の焼く素朴な焼き菓子は、多くの食通・珈琲通に定評がある。 珈琲木馬 大分県由布市湯布院町塚原奈良山4-35
ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット 大分県中津市京町1484-6 Tel. 0979-22-8234 (金曜定休+不定休) 営業時間 11:00~17:00 #カフェのこと・暮らしの道具のこと
※ 中津城から徒歩1分 周辺に市営駐車場(無料)が多数あります。 カーナビで表示されない場合は、中津城を目安にお越しください。 迷った場合は、遠慮なくお電話を。
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cafe-coquette-blog · 6 years
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インタビュー連載をはじめました!
今回は、珈琲木馬代表の小野悦典さん。
珈琲への情熱!
きっかけとなった中谷健太郎氏との出会い!
亀の井別荘の思い出!
あの木馬の珈琲の味。深くてコクのあるそしてバランスのいい芳醇な珈琲は、この人から生み出されている。
納得のHOTなお話しが聞けました。
https://kurashi-coquette.jp/blog/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E7%8F%88%E7%90%B2%E6%9C%A8%E9%A6%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8-%E5%B0%8F%E9%87%8E%E6%82%A6%E5%85%B8%E3%81%95%E3%82%93/
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cafe-coquette-blog · 6 years
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実際に使ってみました!
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【実際に使ってみました!】体験リポート
ヨーガンレールの天然石鹸を使って洗顔してみました。
お肌を柔らかくするといわれるハーブのジャタマンシを使って作られている天然石鹸。
天然成分100%で作られているとは思えないほどのふわふわもちもちの泡で洗い心地もさっぱり。
コケット専属モデルのえりかがリポートしています!
https://kurashi-coquette.jp/blog/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E5%A4%A9%E7%84%B6%E7%9F%B3%E9%B9%B8%E4%BD%93%E9%A8%93%E3%83%AA%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88/
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cafe-coquette-blog · 6 years
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Hello!
九州のはしっこ、海の見える小さな城下町。 人通りの少ない路地裏に、そこだけやわらかい空気に包まれた場所があります。
神戸から大分県中津市に移住して、夫婦ふたりで小さなカフェをはじめました。
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お店の名は「ごはんとおやつと暮らしの道具店 Coquette」
(コケットと読みます。)
この場所にもともと立っていた小さな古屋をリノベーションして、こぢんまりした可愛い空間を作りました。 日々の暮らしを大切にする女性たちが自分を解放して心から癒される空間を作りたい。 そんな思いでオープンしました。
今では、そんな女性たちを温かく見守ってくれる男性たちが心おきなくのんびりできる場所でもあります。 ときには、学校帰りの友人達とインスタに収まる写真を撮りあったり、はたまた80代の女子会が開かれたり。 様々な幸せの笑顔があふれる場所になりました。
メニューはシンプルです。
ランチは一種類のみ。 野菜づくしのおばんざい料理です。
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二十四節気をテーマにした季節の野菜づくしのおばんざい料理です。 地元産の野菜を使ったすべて手作りの優しい味です。 自家製ドリンクと小さなデザートがついています。
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焼きたてワッフル
外はサクッとして中ふわふわの焼きたてワッフル。 オーダーいただいてから焼き上げます。
自家製ドリンクは15種類以上
心と体にやさしい自家製ドリンクを作っています。
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生姜シロップは、我が家に伝わる家伝のレシピを自分なりにアレンジしたものです。
たっぷりの生姜を使いじっくり炊き込んだ素朴な味わいです。
その生姜シロップを使ったジンジャードリンクメニューは3種類。
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心と体にやさしい自家製ドリンクを作っています。
自家製サワードリンクは、新鮮な果物やスパイスをリンゴ酢に漬け込んで熟成させたオリジナルレシピです。
合わせて15種類以上のオリジナルの自家製ドリンクがあります。
暮らしの道具
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日々をともにする暮らしの道具を販売しています。 実際に使って心からよいと思った生活道具や日用品を店舗とネットショップにて販売しています。
Coquetteの暮らしの道具は、きちんと作られたもので長く使えるもの。 そして、アンティークを意識して使えるもの。
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暮らしの道具というものは、ほぼ毎日それを使い共に生活をする仲間です。 使用感になるべくストレスのないもので、生活をスムーズにしてくれる、一種の潔さをもった気持ちのいい道具を揃えたい、と私たちは考えます。 使い続け年季の入った姿がまた愛おしくなるような、ともに時を重ねる喜びのある、そんな暮らしの道具たち。 そういう視点で出会ったものや私たちが長年愛用しているものなどを取り扱っています。
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使い続けるうちにいつかアンティークになる。 まだ新しいものでも、年月のたったものと一緒に使っても、違和感なくさまになっている。 デザインの普遍的な美しさにもこだわっています。
実際に使って心からよいと思った暮らしの道具です。
ごはんとおやつと暮らしの道具店コケット
大分県中津市京町1484-6 0979-22-8234 (金曜定休+不定休) https://kurashi-coquette.jp/
【車でお越しの方へ】 東九州自動車道 豊前IC・中津ICから約20分
【電車でお越しの方へ】 日豊本線中津駅から徒歩約15分
駐車場はご案内しますのでお声かけください。 カーナビで表示されない場合は、中津城を目安にお越しください。 迷った場合は、どうぞ遠慮なくお電話を。 ※中津城から徒歩1分
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