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2021/11/14

幼稚園の帰りの会をする時の席順は決まっていなくて、毎日色んな友達の子と隣同士で並んで体育座りをした。ある日の帰りの会で3人の子が私の隣に座りたがって、私を挟んでも1人余ってしまうから誰が隣に座るのか？という話し合いが膠着した場面の記憶がある。幼稚園のとき私は人気があった。卒園アルバムの先生のコメントをいつだか読み返した時にみきちゃんはおっとりしていて優しい、と書いてあってそうだったのかと思った。大きくなってからのみきちゃんはおっとりしているとは誰にも言われたことがなくて、いちばん多いのはしっかりしてそう。

長い付き合いの(定期的にファミレスでワイン飲みながら2人で管巻いている)友達には私の家の話も聞いてもらっていて、今までの人生で親にもっと甘えたかったとか1ミリも考えたことがなかったのに今の彼氏に甘えるようになってから私って甘えてこなかったんだなって気がついた。という話をしたら、そういうタイプだと前から思ってたよ、しっかりしないとだめな環境だったんじゃない？と言われてあーそうかーと思った。今年は色んなことに初めて気がついた。自分と向き合うとかもう思春期に充分やっただろ、自分自身の内面のこと大体分かった気がするしもうあんまり興味ないわと思ってたんだけど、自分は自分のこと全然分かってないのよ。自分は自分のことよく分かってないというのも発見したこと。コロナで人と会えなくなったり実家が爆揉めして病み時代に入ったことでまじでたくさん発見があった。

幼稚園のときのおっとりしてて優しくて人気があったみきちゃんはどこかにいってしまったわけではなくて、やはりまわりの人から愛されてると感じるときには幼稚園のときと同じみきちゃんがいるような気がする。人気ものだったのは私は楽しいことをするのが大好きで一緒に遊ぶと楽しい子だったからだと思う。いまお店をやろうとしてるのって結構そのままじゃんって思った。

幼稚園の教室のすみで話し合いが膠着した時、最終的には先生がどうしたのかな？って介入してまとめてくれて無事帰りの会に参加したんだけど、くだらな可愛いこのエピソードは思い出すとなんとなく自分自身のことを肯定的に抱きしめられる記憶になっている。人気もののみきちゃん。

今だったら3人の子と膠着状態になっても自分が率先して話し合いで解決できる気がする。笑 しっかりもので幹事向きの大人になったから！

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2021/10/11

生きているとたまに、気が合うな、仲良くなりたい。と思う人にばーんと出くわす。嬉しいことだ。でくわす、と入力したら出会すと変換されて、こうやって書くのを初めて知った。仕事で本好きの女の子と知り合って本の貸し合いっこをしましょう、となって一冊貸してもらった。私は手元に置く本の量が一定以上に増えないようにしていて(実家に置いてきたり、人にあげたり)、あまり多く持ってないので貸す本を選ぶのが少し難しかった。いくつか候補を本棚から取り出したらたまたま全部黄色い本でおや？と思って今年買った本を見返したらそもそも黄色い本が多かった。偶然に。

今年運転免許の初更新をして初心者じゃなくなったんだけど、年一しか運転してないので必ず初心者マークをつけて運転していて、あれは偉大な威力を発揮するのですごくありがたい。人生も初心者マークつけっぱなしで生きていきたい。

水戸芸術館まで運転していって、ピピロッティ・リストの展覧会をみたんだけど、初期作品の中に出産の記録映像を使ったものがあって、妊婦さんの(作者の親類と書いてあったはず)お股の隙間から頭のてっぺんだけちらりと見えているときまではあぁそうだよね、赤ちゃんってこうやって出てくる、と思って見てたけど股の中にちらっと人間の顔面が見えたとき、わ、股から人の顔！人間出てくるやんけ！股から！あの私の足の間にもある股から？！わあ！？とちょっとウケてしまって、ウケてというか概念上理解してたことを目で見たらすんなりとは飲み込めない様相だったので、困惑と、いやそうだよね、という納得で、ウケる…(ウケない)みたいになった。

寝そべったりソファに座ったりベッドにしっかり寝てリラックスして映像を眺めるようなつくりになっているものが多かったけど、空調が寒かったり恐らくプロジェクターのツーンというかキーンという電子音がずっと聴こえてたり、が個人的にはちょっといやだった。

彼氏は道の駅が大好きで、今日は車だから何でも買えるぞ！！と意気込んで新米や栗や知らない野菜を買っていた。

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2021/9/19

女友達おもしろ…………

1年ぶりかもっと久々の友達と会ってランチしてうちでケーキ食べてピザも食べて12時間くらい喋っていた。すんごい久々でも武蔵美という同じ村の出身だから集まったらおれたちの村に帰ってきた…という感じがしてうれしい。村の外でのそれぞれの奮闘について時々報告したり労いあったりしたいよね。私は好奇心で自分の興味のあることを勝手に勉強している人が好きで(タモリさんとか)、美大の友達はそういう人がが多いから大好き。あと女友達ってあらゆる瑣末なことを話し合えるのが超いいのよね。メガ割りで買ったメディキュットの着圧レギンスが想像の3倍圧力強くてレーザーレーザー(競泳水着)かと思った笑とか一生言ってられる…

今年の春ごろに1週間くらいうまく寝られなくなって布団に入るのが怖くなってしまった時があったんだけど、久々に女友達と会ってゲラゲラ笑って何時間か過ごしたらすっごいハッキリと心のバランスが正常に戻ってその日の夜からスピーって寝られるようになった。

『男はつらいよ』を観たことがある同年代の人ってそんなに多くはないと思うんだけど(私も一昨年初めてみた)、葛飾柴又の隣にある金町ってとこが地元なのもあってこの映画シリーズが好きで、最近ふと車寅次郎のことを思うことがある。ひとことで説明するというわけではないが、なんとなく私がこの映画から受け取っているのは、何にもできなくてもお前のこと愛してるよ、ということなのかなーと思う。何かできるとかできないとか関係なく友達のことは愛してるだろ、と普通に思うから、私自身がジタバタして何にも出来なくても愛されてると思えるし、私も私自身のことを愛おしく思える。

寅さんシリーズは50作とかあるので半分も観れてないから色々観たいな。ちなみにだけど2年前に旅立った愛しのビーグル犬はおばあちゃんが名前をつけたリリーというメス犬でした。寅さんを観てからうちの犬の名前があのリリーからきてるのを理解した。強い犬でした。目力もね。小3だった私が名前をつけていたらチョコかマロンだったのだろうか。おばあちゃんはしばらく会ってないけど葛飾で元気なようです。

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2021/9/12

夜に自転車を漕いで家に向かっている時に、世界中にたくさんの扉が並んでいてそのうちのひとつに私は帰ろうとしているんだなみたいなことを思った。つばを飲み込んだらパック寿司に入ってるガリみたいな味がする。

先週パラリンピックが終わって、終わった途端にはるか昔のことみたいに出来事が遠くにすっ飛んだ感じがしてなんかすごいと思った。もう誰もその話してませんみたいな。でも今日彼氏がミラソメのグッズを買いに2020オフィシャルショップみたいなのに行っていた。ミライトワとソメイティは人気があるようで、その他の商品に比べて値下げされないらしい。私も安くなってたら帽子が欲しかったけど売り切れだったみたい。

お互いにフルワクチンになったので先週は彼氏とかなり久々に会った。スーパーに寄って、お家でお米を炊いて一緒に食べた。鰹の刺身が美味しかった。彼氏が仕事で遠くに行った先で神社の御守りと小さなピンク色の二枚貝の貝殻が箱に詰まったやつをお土産に買ってきてくれた。

8月のEテレの100分で名著「戦争は女の顔をしていない」が毎回すごく面白くて、この本も読まなくてはと思った。

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2021/4/15

洗濯物を溜めてしまったので夜にコインランドリーにきた。洗濯機もってないので毎回くるの面倒だけど静かな時間に一人でコインランドリーに居るのはすごく心地いい。狭くて明るい。洗剤の香りがする。

ここ数週間くらいずっとうっすら頭が痛い感じ。多分ピルのせいで眠りの質が悪い。ロングスリーパーなので眠れなくなると即体調が悪くなる。

仲良くなりたいと思っていた女の子とコロナで会えなくて、やっと会ったらとってもおもしろかった。新しい友達とかもうできないだろこんな世って感じのウイルス禍で丸一年生きている。それでまだ悪くなるってなんかの先生言っていた。

10年ちかく前にネットで出会って何回か遊んだ女の子のことを私は時々思い出していたんだけど、その子とまた会えることになって嬉しい気持ち。

自分は人間関係に対してこだわりがあるような気がする。そらみんなあるか。

日曜の夜に、彼氏の家の裏の公園に大人5、6人で集まってパエリアとステーキを食べたのが楽しかった。その公園にはなぜか校長が立つ台みたいなのがあって、そこに料理を置くと立ってつまむのにちょうどいい。手作りパエリアは本当に美味い。ホタルイカが入っていた。それなりに離れつつワイン飲んでお喋りして久しぶりに知らない人と話したからみんな盛り上がった。大人が集まって公園で遊ぶのはほんとにくだらない感じがして良い。あとこの公園めちゃくちゃトイレが綺麗らしい。このための公園じゃん……。

この世がこうなる前は彼氏の家(シェアアトリエ兼シェアハウスみたいなとこ)の台所でみんなで誕生日ケーキ食べたり夜更けまでワイン飲んだりお料理マンである彼氏の作ってくれたご飯を食べたりしてすっごく楽しかったから早くまたあの世界に戻ってほしい

それまでは朝礼台公園で

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1/28 木

雪が降ってすでにやんでしまった。月経が3日目。生理痛でぼんやりもやもやとお腹が痛いまま寝ると不気味な夢を見て目が覚めてしまうから嫌。毎月新鮮に、ひっくり返りそうな痛みだった生理痛がピルの種類を変えてからひっくり返らない程度の痛みになった。ひっくり返るというのは地上におおむね垂直に立っている私が床にへばりついて動けない状況のことも指すし、腹の中の袋型の内臓の裏と表がひっくり返っているところなんじゃないか？と思うような痛みのことも指している。

夢はこうだった。

生ぬるい砂浜に居る。夜なのだろうか、夕暮れなのか明け方なのか、空も水も一番暗い灰色をしていて私はその色があれとおなじだ、と思うがそれが何か分からない。私は海の中に歩いて入っていく。冷たいとも温かいとも思わないから水温は自分と同じなのだろう。あるところから大の字に浮かんでそのまま見えるものを見ている。しばらく。少し沈んで見えるものが空ではなく水面になるのが分かる。これでは息ができなくなる、危ないなと思うのに、私はなぜか苦しくなく、あれ、変だ、けど怖くはない。なんだか透明ではないようなとろりともったりとした水のなかに私がいる。口も鼻ももう水面に出てないな。浮かんだ方がいいのじゃないかと少し思う。別にここは海ではありませんよ、というような感じでごくごく自然に水上の空気のあるところから私を遠ざけるとろりとろりとした空間。水面がもう手で届かないかもしれないところまで体が沈んだとき、ああ戻らないと。と気がつく。浜に上がって戻らないと。そう思うともう体は水面に浮かんでいて、そのときに急にここに底がないことを知って、怖くて堪らなくなる。私の頭の側のもっと先に私がやってきた砂浜があるのだ。戻らなくては、と仰向けに浮かんだまま腕で大きく水を掻いて進んでいく。ない底を見るのが怖い。やがて私の手のひらは砂と水の混ざった泥のような砂浜を掴み、ようやく浜に上がることができる。びしょびしょの体でなだらかな砂浜を少し登って行くと私が置いていたらしいタオルが砂にまみれているのを見つけ、拾い上げる。砂まみれのタオルがこんなに嬉しく感じたことはなかった。

おしまい

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2021/1/25月

昨日日曜で、古道具屋店番の日、丸一日ラジオを聴ける。だから爆笑問題の日曜サンデーを3年くらい聴いてるが、この日は前日に田中さんが脳梗塞で救急車に運ばれて、しかし既にいつも通り元気だと聞く。良かったね。ゲストコーナーにえんとつ町のプペルの番宣で西野さんが来た。太田さんが、作品は良いのにお前自分で俺はこうやったああやったって喋るからダメなんだよ、黙ってりゃ他人が褒めてくれるよ、でも黙ってられねえんだろ？というような(意訳)ことを言って、あとさんざん詐欺師と言っていじっていて良かった。ツイッターしてると西野さんのすごく嫌われてるのかなって感じだし一生触れないどこって思ってたけど、太田さんとの会話聞いてそんなにやな人じゃないような気もした。カッコつけてるんですよ、カッコつけときたいんですからヒゲ生やさせて下さいよ、と言っていた。

ラジオを聴いてテレビはほとんど観ないから、ラジオでだんだん好きになってくる芸人さんがいる。木曜の0時にやってるハライチの番組いつも聴いてて、こないだの年越し特番もハライチがやったんだけど実家の布団の中で聴きながらゲラゲラ笑いながら寝落��したら夢にもハライチが出てきて楽しかった。

翌、元旦の朝、ねみーと思いながら起きてカニ食いながらついていたテレビ見てたらハライチがネタやっていて嬉しくなる。岩井さんはツイッターフォローしてるからちょこちょこお顔を見てたんだけど、ひっさびさに澤部さんの顔見て澤部こんな感じだったっけ？これ本物の澤部？と思った。ネタの内容は何も覚えていない…

今日「ブックオフ大学ぶらぶら学部」を読み終わった。ずっと読みたいなと思いながら本屋でうまく発見できず放置していたが、6日の私の誕生日に彼氏からのプレゼント、色々本を買いたいとリクエストして神保町の本屋をはしご。そのときぱっと目につくところに置いてあっておっ！と思い即決。嬉しい。表紙がいい。

先頭で書いている武田砂鉄さんはラジオで毎週権力者の悪口を言っているのを聴いていて私は好きなので文章も読めて良かった。ラジオでかける曲も、今週ブックオフで買ったCDです。と言って番組の内容とは特に関係なく氏の愛好するメタルなどかけるので、いい。

あれば吸い込まれる、ブックオフ。高校生のとき予備校の後にアキバのブックオフに行って月刊シリーズというグラビアの薄い写真集を買ってました。文庫本を持ち歩いて読むのが好きなので110円の文庫で死ぬほど小説買ったよね。と思ってるけど、ぶら学は現在古本屋の店主になっている方や専業せどらーが寄稿してるので私の「死ぬほど」の遥か先の世界で、オーラで、第六感でブックオフの棚を見まくってる人たちでめちゃくちゃ面白かった。ブックオフの開業から現在までをせどらーとの闘争という目線で振り返った文など最高だった。

この本を手にとる人はそもそもみんなそうだと思うけど、自分はブックオフ側の人間なんだよなと思った。ブックオフ側の人間。ブックオフがある人生。休日、嬉々としてブックオフにゆく。本が好きな人のなかでもブックオフ側の人間とそうでもない人間とがいると思います。ここ最近は経営に翳りが見えてきたらしいがブックオフ、なくならないでほしい。俺たちの人生から…

誕生日プレゼントには他にも数冊買ってもらったんだけど、ハードカバーの新刊ってやっぱり結構高いから普段サクサクは買えなくて、わりと身を切る思いになるので、お金のこと気にせず欲しかった新刊書籍を買えるって本当に最高と思った。ありがとう彼氏。そして、もっと大人になったらお金を気にせず新刊書店で欲しい本をサクサク買えるくらい稼げる女になるよ。ブックオフの110円棚でだけ大人買いが出来る私は26歳になりました。

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2020/9/14

9月は何となく好きな月。10月も好き。秋が好き。

流出した人のハメ撮り見て喜んでる奴らの行く地獄

私は地獄があってくれないと困ります。あらゆる人のためにあらゆる地獄が。私の地獄はなにかしら。

今日は東中野を散歩してみたけど入ってみたいご飯屋さんがいくつも見つかって、人を誘ってまた来ようと思った。あと線路沿いの壁画が広大な絵しりとりでいい絵がいっぱいあった。

行ってみたかった喫茶店が夏休みだったから近場で喫茶店を地図で検索して探してみたんだけど、私が求めているような渋い喫茶店は高い確率で全席喫煙可になっていて一人でコーヒー飲んでケーキ食べるのになんで全身煙草の匂いにならなくてはならないんだ…と思って入る気がしないのだった。

チェーン店の禁煙化によって喫煙者がたばこ吸える場所を求めて喫茶店に集まってくるのでどんどん煙が濃くなっていく気がするよ。

いまたばこ吸える場所めちゃくちゃ減ってて喫煙者も前より減ってるけど10年後とか20年後くらいにはどうなってるんだろう。美大は喫煙率高かったし今も友達で吸う人いっぱいいる。吸わない側からすると純粋にそんなに臭いのになんで平気なんだろうって思うけど相当うまいんだろうね。吸おうとしたこと何回もあったけど喉が弱くて全然吸えなくて今も全く意味不明です。でも喫煙所でお喋りするのめっちゃ羨ましかったんだよー。

たばこ吸ってる友達に吸うのやめなよと思ってるわけではなくて、文化があるし、お茶飲んだり酒飲んだりの時に相手が吸うのは一緒に過ごすことが目的だから何とも思わないんだけど、私みたいな一人で喫茶店で本とか読みたい非喫煙者にとっては喫茶店のほとんどが喫煙所化するのはつらい。

たばこ吸わない人が行く喫茶店がないというお話でした。

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2020/8/18

浅草ビューホテルにお泊りして遊んだ。2020年の夏の思い出はそれだけ。

ふだん彼氏の家まで駅から歩いて行くとき通りかかるから時折このホテルを見上げていたが、ここ数ヶ月客室の灯りはまばらどころかいくつか灯っているか、いないか、という具合だった。

8月の東京の新規陽性者数は2〜300台で推移しており、夏休みどこにも行けないねと話していた矢先にビューホテルが都民限定の夏休みプランをやっているのを発見。たぶん通常時の半額以下で、混んでないから更にいいお部屋にしてもらえた。

２３階のお部屋はスカイツリーとは反対側だったが良い眺め。馬鹿なので自撮りしてて部屋の写真をろくに撮ってなかったので送ってもらったやつ。ほかもほとんど彼氏が撮影したものですが許可とって載せてます。

唯一私が撮っていた部屋での写真。家からアマゾンファイヤースティック？を持って来てテレビで美味しんぼを観賞している人。

一息ついて灼熱の浅草観光へ出発。

雷門の前は観光客より人力車の客引きをしてる車夫の方が人数が多いような状態だった。コロナ禍ゆえだが、そもそも暑すぎる。

おやつに人形焼き。

これ去年も撮ったんだけど何なんだろう。なに？これ……

暑いし晩ご飯はホテルのレストランでビュッへ、ヴッヘ、ビュッフェ、なのでひとめぐりしてホテルへ帰る。てか先週もこの辺歩いてたような気もするしな。

特別用のワンピースを着て来たので鏡がある度に自撮り。

P-techiというブランド。去年たまたま作ってる本人と出会って、直接購入させてもらったもの。全て手作りでこれは２着しか作っていないうちの一着。私の体系にしっくりはまって嬉しい。

食事は26階、武蔵というレストランでワゴンスタイルのビュッフェ。パソコンでこの文章書いてるがローマ字でビュッフェを入力する能力をたった今得た。

各テーブルにショーケースのようなワゴンがやってきて、希望した料理をシェフが盛りつけてくれる。注文でも運んで来てくれる。感染症対策でこのようになっているのだがとにかくサーブする人数が必要だしてんやわんやしていた。とはいえ、お肉も蟹ちゃんも美味しくて、スカイツリーと夜景の眺望は素晴らしかった。

ただ、この写真をみて分かる通り、彼氏は窓に背を向けて座ったので壁と丸顔という眺望であった。別料金で窓際のスカイツリービューの席を予約することも出来るらしい。

先っちょまで光ってるでやんす。これは私がiPhoneで撮った

東京出身だし、彼氏にいたっては地元だし、そもそも今頃オリンピックやってたら絶対ここには泊まりに来ることはなかったんだな。浅草は観光地なので瀕死の稼業も数えきれないだろうが、どうにか街が死なないで欲しい。どこだってそうだけど。

泊まった数日後に彼氏から送られて来たビューホテルの写真は客室にたくさん明かりがともっていた。

近くて、短くて、とても楽しい夏休みでした。

望遠レンズで撮るのやめてほしい。

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2020/8/5

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2020/07/04

明日都知事選である。日曜いつも仕事なんだけどいつもより早く起きて投票してから出勤する。

ラジオで聴いたんだけど、東京都は休業協力金を払って、都の貯蓄のかなりの部分をすでに使ってしまっているそうだ。もう一回はどこからお金が出てくるのか。東京都というのはデンマークより経済規模が大きい都市らしい。都知事は政治家であると同時に経営者としての能力も求められる、という話をしていて目から鱗が落ちた。私は常に本物の人権派の方が政治家になってほしいと思ってきたから今回もそう思う候補者に投票するが、なるほどたしかに理想だけでは市民にご飯を食べさせられないのも事実だ。

でもだったらやっぱり夢みたいなオリンピックの持ち越しの為に金をバンバン払う人には投票しないね。

私は選挙大好きで毎回小躍りしながら投票しに行くんだけど、てくてく学校に行くとみんな何となく誇らしげな顔しててよい。今の場所に住んで今回で3回目の選挙だけど私の観測する限り同年代の人を投票所でまるで見かけない。こんなおもろいのに…。夜になったら開票特番見ながら推しが為政者になるやならんやを酒飲んで騒ぎながら見守るのも祭りって感じで楽しい。ただ結果によってはクソみたいな気分になるけど。

私は今回の都知事選わりと楽しみに思っていた。というのも普段自分の生活と、政治家を選ぶことに関連がないと思っている層、選挙行かない人びとがコロナ禍でさすがに政治にムカついたり疑問を感じたりしただろうから、投票率上がると思って。てかこれでも全く変わらなかったらさすがにどうかしてるでしょくらい思っていた。でも明日に迫った今はきっとたいして変わらないだろうなと考えている。結果があらかたこうなると予想されてると投票率は低くなる。一体なぜ前任者で良いのだろうか。謎は深まるばかり〜

政治に興味ないやつは投票しなくていいっていう人の声は一理あると思うけど、若い女の投票率が急に100になったら、政治家クソ慌てるだろうなあ〜。最高なのにな���。20代の投票率は20〜30%なので政治家は私たちに興味ないと思う。

政治に言いたいこと5万個あるマンだけど、てめーら今のままちんたらやってたら出生率なんか破竹の勢いで下がっていくからな、見てろよと思う。韓国は出生率1を切っていて、それは日本より一歩先に進んでいて、女性が自由だからではないか？

いや〜んゲロまじめに書いてしまって超つまんない気がする〜

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テミです。

葛飾うまれ。ブティックテミで古い物売ってます。あさりの中にいるちいこい蟹はピンノというらしい。

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ここから下はガチ日記

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2020/07/03

今日何回排尿したか数えようと思ったのに分かんなくなった。おそらく5回はした。明け方尿意で目が覚めることが多くて(トイレを探したりトイレに座ってるのに出ない夢を見る)それが嫌だから寝る前に3回くらいトイレ行っちゃうけど私トイレ行き過ぎじゃね？と思って数えようとした。

トイレは数えられなかったけど奨学金の返済終了予定は2034年であることを日中に思い出した。そして今日のコロナウイルス新規感染者数は107人。

10ヶ月くらい同じピル飲んでるんだけどここ最近子宮の調子が悪くてしぶしぶ痛いし一人で居ると悲しくなったりムカムカしたりする。次の周期から薬の種類を変えることにしていて、既にもらってある。いつも行く病院のパン屋先生(前に胸のしこりを触診してもらって私をパン生地の気持ちにさせたおじさん院長)ではなく、女性の先生が担当する曜日にたまたま行って、初めて診察を受けた。黒髪のショートカットに薄緑の陶器のイヤリングをしていて、金色の縁の眼鏡をかけた人。眼鏡が丸に近くておしゃれで、美大出身の友達と雰囲気が似てて新鮮だった。工デのテキみたい、、と思った。※

工デ先生は声がちっさくて超無表情であんまり意志の疎通上手くいかないんだけど既に好きになってしまっていた。

※母校むさびの工業デザイン学科テキスタイルコース。おしゃれで上品という偏見を持っている。

10ヶ月ぶりに股びらきチェアーに登ってエコーでおれっちの内部を工デ先生に診てもらったら子宮は綺麗ですね。卵巣も綺麗です。問題ない。と抑揚なくおっしゃいました。誇らしいです。しかし引っ越しした関係で去年は子宮頸がんの検査をしはぐっていて、ちゃんと毎年やって下さいねとちょいおこられた。いやそれも小声で淡々と言われたから別に怒られてないけど

性器に関することで最近衝撃を受けたことがあって

腰の下に枕を入れて高さを調整するみたいなやつ普通に聞いたことあったけど自分に関係あるとは思わずへー。って聞き流していた。女の子向けのエッチプロダクトのオンラインショップにめちゃくちゃ真面目な性の情報発信みたいなページがあって、たまにガン読みするんだけど、正常位で痛みがある時は腰の下に枕を入れて調整してみてね。っておしゃれにセックス中みたいなイラストの女の子が言っていたからふと思い出してやってみたら、なんでみんな今まで教えてくれなかったんだ！！！！！！！！と思うくらい超重要だった。

そのサイト知ってる人はおしゃれにセックス中みたいなイラスト、ですぐピンとくるんだろうな。

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2020/1/1 元旦

無事巫女さんとして採用され、元旦に参拝者の方にお神酒を注いで手渡すご奉仕をした。勤務のことをご奉仕、という。朝の9時から勤務開始だったんだけど私たちが到着した時から神社の職員さんたちは走り回っておりとにかく素晴らしく忙しそうだった。巫女のご奉仕には、授与所と呼ばれるお守りやお札をお分けする場所と、おみくじと、お神酒の担当がある。授与所はお金をやりとりするのでとにかく数字が苦手な私は避けたかったのだが上手い具合にお神酒の担当になった。よかった。神酒所のお仕事の手順は

(1)参拝者が来たらあけましておめでとうございます。と言う。(2)こちらのから一枚お取りください。と言って盃を取ってもらう。(3)大きな徳利みたいな容れ物から盃にお神酒を注ぐ。(4)参拝者の方が飲む。飲んだら使用済の盃入れに返してもらう。(5)ようこそお参りくださいました。と礼をする。

これが一通りの流れ。こういう単純な繰り返しを久しぶりにしてちょっと疲れた。でも参拝者の方それぞれの新年の幕開けを飾る出来事なので、私たちの所作は大切なのだ。ちなみに授与所ではお守りやお札をもし落っことしたらそれはよけて、あとでちゃんと祈祷をしなおすから絶対にそのまま参拝者さんにお渡ししてはだめと言われた。神酒所の担当は3人で、代わり番こに溜まった盃を洗いに行ったり裏で徳利にお神酒を補充したりする。社務所の台所で盃を洗っている時に、神様に捧げる食材の準備をしてる若い神職？の男の人が一緒にいて、超でかい鯛の下処理をした自分の手の匂いをかいで静かにくせぇ。と呟いていた。神酒所は、布をかけた長机のこちら側には砂利に足場の板と電気マットが敷いてあって案外暖かかった。そもそも、年末の説明会で散々冷え込みの凄さについて脅されたけど今年の三ヶ日は拍子抜けするほど穏やかな冬の晴れだったので運が良かった。

1時間の休憩を2度に分けてとっての9時間程度のご奉仕だったのだが前日にうまく寝付けず、それに12/30は朝まで働いていたので元日の朝早くからの労働は久々の限界労働って感じでとにかく疲れ果てた。しかしそれでもやってみてよかった経験だった。普段見られない神社の内部。スーツを着た女性職員の方や男性の神職と、今までも何度もご奉仕をしている先輩の巫女さんたちとお昼にまかないのハヤシライスを一緒に食べたのだが、辞めちゃったあの人はバーテンダーになるらしいよ、などとかつての同僚の話をしていた。実家が神社とか、代々神職、という家に生まれる人たちが居て、神社は成り立ってるんだなぁ……と初めて気がついた。生まれた時から何になるか決まっている人たち。まあ、バーテンダーになることもできるようだが。親と喧嘩になったりするのだろうか。巫女さんたちは20代前半の学生が多いようで自分がずいぶんお姉さんみたいな感じがした。話した中では一番年上は26歳の人がいた。私は5日後に25歳になる。まかないには付け合わせの野菜とミカンもあった。

18時を過ぎると参拝者の列も途切れてきて、神酒所は暇になったのでお仕舞いにして、手が空いた巫女さんたちで木の枝に結ばれたおみくじを外して集める作業をした。さっき誰かが結んだおみくじをもう外すあっけなさに多少気が引けたけど、枝はもういっぱいだし明日に備えてそうするのがならわし？らしかった。木の芽を傷つけないように気をつけておみくじを解いた。後日神社の名前でツイッターを検索したらその様子を誰かが写真を撮って載せていた。19時にやっとこさご奉仕が終わり社務所で着替えてみんなで待機していると、あついお汁粉が振る舞われて空腹に甘さが染みた。普段自分でお汁粉を作る時は塩を入れないから少ししょっぱいなと思った。餅はあまり柔らかくなく、私がいつもスーパーで買ってる個包装の切り餅と比べると、昔の手作りの乾燥させた餅の懐かしい味、みたいなものを思い出した。本当に小さい頃、おじいちゃんが生きてたから私が4歳くらいまではお正月には電動餅つき機を出してきて餅を作っていた。できたての餅は柔らかくとても美味しかったし餅つきマシーンの騒々しさは子どもたちには楽しかった。餅は大量に出来るので平たく伸ばして乾燥させて保存するのだが、一度固くなってしまうと煮ても焼いてもちょっと固く、その餅は小さな家族には持て余された。気がついたらいつのまにか餅つき機は出てこなくなって、市販の切り餅を食べるのが当たり前になっていた。当然と思っていることや、忘れていたことを思い返したり、思い出すのは難しい。何かきっかけがなければきっと思い出せない。バーテンダーを諦めた側の若者のことや、手作りの固い餅について。

てみ

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2019/11/5 パン職人

天気がよい。お昼に神社に電話をかけた。お正月の巫女さんのバイトに応募するため。未婚の女性、年齢制限はMAX25歳だと知った。おれっちもう既に24歳だぜ。一生に一度ラストチャンスなので巫女さんしてみたいですって言ったら採用してくれるんかな。でもきょうび、ピアスなしマツエクなしカラコンなしネイルなし黒髪の若い娘を集めるってだけでなかなか難しい気がする。彼氏と付き合い始めたとき23歳で小娘気取ってたけど年が明けたら私は25歳、さすがにラスト小娘イヤーって気がするね。AneCan世代だよね。姉キャン。CanCam読んだことないけど…

15:40にいつもピルを貰っている病院で乳腺検診の予約をしている。

生理周期のアプリを見返したら初めて右の胸のしこりに気がついたのが8/13に記録してあって、記録はとるもんだなぁと思った。診察室の狭いベッドに寝て上の服を脱ぎ、仰向けでバンザイをする。いつもの医院長先生がてのひらで左右の胸の柔らかい部位を、丁寧なパン屋が生地をすこーし伸ばすみたいにして職人的な手際で触った。こんなに人間をパン生地みたいな気持ちにさせるというか、世俗的な意味を持たせない接触が出来るのはやはりプロフェッショナルの仕業だと思う。

普段は対面の診察しかしてない(まあ一回性器は診てもらったけど)から、服を脱いだ私の身体を見て、この患者さんは随分痩せてるなぁ。と思っているのかなぁ。とかぼんやり考えながら触診を受けた。

これかな、うん、しこりはあるねぇ。でもしこりの全てが癌ってわけではないですから。へぇ。そうなんですね。透明のジェルを塗って超音波で私の胸の組織？の様子をみる。私も画面を見せて貰ったけどエコーなのでよく分からなかった。エコー検査の機械の側面にSONYって書いてあって、SONY製か…。と思ったくらいだった。

今年の7月にピルを始めてみようと思ってこの病院に来たけど60歳くらいのおじさん先生の態度が大変柔らかく丁寧で気に入っている。だからパン屋さんみたいな感じがしたのか。私のパン屋に対する好意的な偏見。

パン屋先生は、おそらく良性のしこりだけど、乳がんは怖いから乳腺の専門家に診てもらいましょう。とのことで近所の医院を紹介してくれた。女のための病院をはしご。こっちの先生はさらにおじいで、声が小さくて、全然コミュ力がない感じだったけどやはり手つきは職人的で安心出来た。天井しか見るものがないので天井を観察しながら、専門医って凄いな。この人は乳腺を専門に研究したり診察したりし続けてきたのか…と思った。私には私のお乳のしこりのことは何にも分からんよ。蛇足だけど比較的蕎麦屋的な雰囲気のおじいだった。

結論としてはやはりしこりは癌の心配はなく、前から有ったけどこの頃気がついただけだろうと。乳腺線維腺腫っていうらしい。サイゼリヤの間違い探しか？ってくらいの字面。しこりに気がついてから親に聞いたら親族に乳がんの人居ないって言うから本気で癌かもとは思ってなかったけど、やっぱり触ると毎回気になる。安心するために診てもらったら？ってことで病院行ったけどマジ安心。お医者さんありがとうございます。でも大きくなることもあるから定期的にエコーを受けてねってさ。乳がんの定期検診を勧められるのは30代〜らしく、私もお医者さんに乳房を診てもらうのは初めてだった。１日のうちに二度も知らない人に胸を生地的にされる。診察だから胸を触られているのは別に楽しくも嫌でもないけど、信頼できるお医者さんに診察とか処置してもらうこと自体がわりに好きなのかもしれない。治るし、安心するし。存在が具体的だし。美容師さんもそうだと良いんだけどな。私は楽しいお喋りとか求めてなくて、私は素材になって職人の手際に捌かれたい。

なんにせよ私のかわいいおっぱいちゃんはこのまま一緒に生きられることが分かってほんとうによかった。

パン屋への好意的な偏見のゆえんってジャムおじさんじゃない？アンパンマンの刷り込みすご。

テミ