大阪環状線での出来事
今日は、私が高校生の頃に大阪環状線で見た珍光景についてお話したいと思う。
大阪市には大阪市の中心部で「キタ」と呼ばれている大阪駅(大阪メトロや他の私鉄では「梅田」駅と呼ばれているが場所は同じ)と、「ミナミ」と呼ばれている天王寺駅を結ぶ鉄道が複数走っている。
その中でも、JR西日本が運行する大阪駅と天王寺駅を結ぶ路線は大阪市内をぐるりと環状に走っており、「大阪環状線」と呼ばれている。
「大阪環状線」を、東京23区をぐるりと走っている山の手線の大阪版と思ってはいけない。
大阪環状線は、洗練された都心部を走る山の手線とは異なり、コアでディープな地域を走っているし、乗客層もしかりである。
そのとき、私は高校2年生だった。
当時、スマホなどは勿論なく、携帯電話やインターネットも普及していなかったので、電車の乗継時刻を調べるには書店で販売されている分厚い時刻表と睨めっこするしか無かった。
青春18きっぷを持って、私は実家の最寄り駅から、今日はどこまで行くことができるのだろうと、最終目的地も決めずに、胸を弾ませながら、大阪環状線で大阪駅へ向かっている最中だった。大阪駅で東海道線に取り換え、その後、関東方面へ向かおう...心の中で私は浮き立っていた。
学生の夏休み期間ということもあり、その日、私の乗っていた車両は人もまばらだった。
私は扉に一番近い席に座り、小さな荷物を網棚に乗せ、時刻表と睨めっこをしていた。
私が乗った次の駅で、数人が乗車してきた。
その中でひときわ目立つ男性客がいた。
年齢は恐らく40代前半ぐらいだろうか?身長は180cm以上はあるであろうかなりの高身長だった。
その男性は、ボディービルダーのようにガチなマッチョで上半身が裸で日に焼けた浅黒い健康的な肉体を惜しみなく晒していた。下半身のファッションはよく覚えていないが、ダメージジーンズにくたびれたサンダルだったような気がする。
普通、上半身裸の大男が乗ってきただけでも、周囲はドン引きするだろう。
だが、その男性は上半身裸ということだけでなく、両乳首に蛍光緑色をした絆創膏を貼っていた。
そして、その男性は私の真正面にドカンと座った。
私の近くに座っていた人はさりげなく席を外し、別の車両へと移って行った。
しかし、私は呆気にとられて、席を外すこともなく、しばらくポカンと馬鹿のような表情をしながら男性を観察してしまった。
普通の肌色の絆創膏を乳首に貼っているだけでも、目立つだろうに、蛍光緑色の絆創膏なんて、一体どこで売っているのだろう?など、どうでもいい疑問が頭の中をよぎった。
私が男性をマジマジと見ていたことに、男性は気を良くしたのか、彼は私と目が合った瞬間、「ふふん♪」と言って、雄っぱいを膨らませ、片腕の力こぶを見せてきた。
何かリアクションしなければならないと、変な義務感に駆られた私が微笑み返すと、男性は更に気を良くしたらしく、ボディービルダーが両腕の力こぶを披露するようなポーズをしてウインクを送ってきた。
私は一応は相槌を送っておいたものの、『関わってはロクなことが無い。見ないふりをしよう』と思って、再び時刻表を読み始めた。
列車は次の駅に停車して3人の若い大学生ぐらいの男性が乗車してきた。
その中の1人は赤いランニングシャツに黒のスウェットを履いている細マッチョな青年だった。ちょうど、私がよくファンアートで描いているミロのような服装である。
ランニングシャツの青年は、私の向かいに座っている上半身裸&乳首に蛍光緑色の絆創膏男を見て大声で叫んだ。
「うわっ?!なんじゃアイツは?変態か???」
声に出して叫ぶかどうかは別にして、ごく当然の反応と感想だろう。私も心の中では全く同意見だった。
だが、乳首絆創膏男はカッと目を見開き、ツカツカとランニングシャツ青年に立ち向かっていった。
乳首絆創膏男はランニングシャツ青年の胸倉を掴むと、「貴様、今、何と言った?この俺様の崇高なファッションを侮辱するつもりか?!」と言うと、ランニングシャツ青年の腹部にキョーレツなパンチを喰らわせた。
私の他にいた乗客はいそいそと他の車両へ移って行った。
だが、私は乳首絆創膏男が言った「崇高なファッション」という言葉が耳に付いて離れず、思わず吹き出したいのを必死で我慢していた。
上半身裸&乳首に絆創膏を貼っていることの一体どこが『崇高なファッション』なのか...このオヤジ、頭は大丈夫なのかな?それにしても面白いことになってきたな~と、のんきな事を考えながら吹き出すのを必死で堪えていた。
腹部に強烈なパンチを喰らった青年は、当然のことながら反撃に出た。「上半身裸なうえに乳首に絆創膏を貼っている格好の、一体どこが崇高なファッションだ!貴様、ふざけんなよ!この変態が!!(怒)」と言いながら立ち上がると、今度は青年の方が乳首絆創膏男の顎に強烈なパンチを喰らわせた。
その後のことは、よく覚えていないが、二人は掴み合いながら、取っ組み合いを初めていたような気がする。勝負は互角で、乱闘はずっと続いていた。列車が停車する度に乗車してくる人はいたが、みんな、すぐに別の車両へ移って行った。
ランニングシャツ青年の連れの若者2人も、乳首絆創膏男と青年との乱闘を止めようとしない。
私に至ってはこのリアルストリートファイト(列車の中だから、ストリートではなく、トレインファイト?)の行く末がどうなるの気になって仕方ないから、顔がニヤつくのを必死で堪え、時刻表を読むふりをしながら、彼らの様子を見学していた。
そうこうするうちに私の目的地である大阪駅に到着してしまった。
彼らの戦いは、まだ続いていた。
私は、この勝負の行く末を見届けたかったが、あんまり深く関わるとロクな事が無いという心の囁きに従い、大阪駅で降りることにした。
その後、彼らの乱闘の結末がどうなったのかは知らない。
勝利の女神は、乳首絆創膏男に微笑んだのか、ランニングシャツ青年に微笑んだのか、あるいは、駅員か車掌に制止されたのか、とても気になるが、知る術は今はもう無い...
念のため、大阪在住民の名誉の為に断っておくが、大阪環状線でこのような珍光景を見たのは後にも先にもこのときのただ一度きりである。
また、このような物騒な乱闘騒動が目の前で起こりながらも、車掌や駅員に通報もせず、逃げずに半ば楽しみながら様子を伺っていた珍乗客も私1人だけである。
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暇だからシン・ゴジラ見た。最初のゴジラの幼体?の造形がやばすぎだし
政治家の動きばっかりやってる印象だったけど後半からの展開は好みだった。
私は平成ゴジラに馴染みがあるので最初の幼体の顔にはかなり違和感感じてた。
落胆がかなり入ってたが、また陸に戻ってきて厳つい顔になって
おお!これだよ、ゴジラ!ってテンション爆上がりだった。
まさか最後ゴジラの口に毒を注入して倒すとは笑
戦闘機じゃなく電車やポンプ車とか使って倒すのがなんだかあの監督らしいというか。
あんなに戦闘機以外の車がかっこいいと思ったのは初めてだよ。
まぁでも外部からの破壊がダメなら内部からってなるのかな。
正直シン・ゴジラのグロテスクなゴジラってまだ違和感あるんだけど
核廃棄物によって生み出された生物、に絞るなら
ああいう造形が不気味でアリなような気がする。
平成ゴジラは人間、怪獣側どちらの味方でもない立ち位置で
結果的に人間に利があったというだけだったな。
狛犬とかシーサーみたいなちょっと愛嬌があるような造形なのが好き。
ゴジラシリーズだったら私はビオランテも好きだな。
あれも別に人間の味方をしたわけじゃなくてビオランテと縄張り争いみたいになって
結果的に戦うハメになったゴジラの話なんだけどもゴジラ応援してたよね。
私は怪獣シリーズだったらモスラかガメラが好き。
ゴジラも良いんだけどやっぱ一歩引いたところがある。
子供向けっていうよりはちょっと大人なイメージ。
モスラは見た目からも伺えるけどガメラも明確に地球の守護者っていう立場を取ってたような。
ガメラは攻撃がマジでかっこいいんだよね。イリスだと炎のパンチ使ってた。
モスラは電撃とか光波などの魔法使いっぽい攻撃使って
ガメラは炎と格闘の魔法剣士的な感じの攻撃使うのよね。
ああ、モスラもガメラも見たくなってきたけどアマプラだと有料なんよね。
だいぶ前だけどHuluでガメラシリーズ見たからまぁ見るとしたらモスラかな。
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千里眼のチャールズならメタ発言も思いのまま。
はじめての…!?
さて、登山家でカメラマン宛の荷物を預かる。
今度はBTとテロリスト、どちらも避けて進めそうなルートがわかりやすい。特にBTの場合、雨が降っていない場所を進めばいいのだ。時間もあるし。壊れものでもないし。
ジップラインをどこから建てようか。とはいえ、そうなるとバイクを置いていくことになってしまう。
しばらくバイクで下山していると、テロリスト拠点の東側にセーフハウスが見えたので、そこで荷物整理がてらにバイクを預けてひとやすみ。
目的地までのルートを辿ってみると、そこでふたつのジップラインが目に留まった。そうだ、あれに続くように建てれば、今からでも使える! このセーフハウスに来るのも便利!
さっそく他人の建てたジップ目がけて、うおーーーこれ便利ーーーーって、あれ?
2個見えてたけど、ここから次に行けんやん!!!!
他人同士が建てたジップだから、必ずしも繋がっているとは限らないのだなあ🫠 仕方なく徒歩で崖を降りて、届きそうなところに自分でもう1個建てた。
カメラマンまでの道のりは、山向かいにBTエリアがあるためどうしても時雨に降られてしまうがその他は問題なく。
しかし、到着してやはり、先ほどの登山家と同様、すぐにはカイラル通信を繋げてはくれないようだった。
クラフトマンやジャンク屋みたいに思うところがあるわけではないようだけど、まずは目先の問題を解決しないといけないんだよな、ウンウン。
それが「テロリストからカメラを奪還」とかでなければ、なお良かったんだけど……いや、BBいないから座礁地帯から回収とかより1000倍マシか。
何より、あそこのテロリストは一度全滅させてるからな。
やるぜ俺はやるぜ。
トラックでの突っ込みはバッテリー切れが最大の難点。自分が前に建てた発電機を使っていたら、テロリストのトラックが次々と水辺に沈んでてさすがに笑った。
例に漏れず、今回もトラックで突進! 次々とヒット! 機銃は引っかかるものの、敵がうおっと離れるのでそこを狙うか降りてボーラガン💪
(ていうか初めて気付いたんだけど、この機銃ってサムも使えるんだね)
残るはあと一人! くらえ! トラックアターーーーック
💥
😨 ⁉️
実はこの前にきちんと判明していたことなのだが、今回の荷物はテロリストの拠点に落ちているわけでもポストに入っているわけでもなく、
テロリストのうちの一人が持ち歩いていたのだ。
そんな相手に思いっきりトラックでぶつかったら、それは……まあ……こうなるよね。
多分、はじめてのゲームオーバー。
サムがクラクラしながらセーフハウス上で目を覚ます。こうなるんだなあ……そして、ほぼ全滅させていたのでかなり惜しいことをしたと思った。
今度は慎重かつ大胆かつ確実に行こう。
とか言いながら、懲りずにトラックに乗り、先ほどと同様、荷物を持つ敵以外をトラックとボーラガンで撃退した。
それと、これ! パワーグラブ!!🤜🤛
パンチ力が上がって、前より気絶させやすくなった! あと、音がなんかカッコいい👊
倒したテロリストの落とした荷物が偶然、梯子に乗っていた(このあといつの間にか流されていた)
このあとテロリストのポストを漁っていたら、使用済みの予備弾倉が出てきて「捨てろーーーー」って思った。リサイクルした。
セーフハウスでバイクに乗り換えてカメラマンに配送&カイラル通信の接続が完了!
ハートマンも早くカイラル通信を接続してほしそうだけど、どこにいるんだろう……まさか西部?
それと、急に壁画の話題が出てきて何かと思ったら、はるか昔にもデス・ストランディングの現象を紐解く手がかりが残っていたという。すごい……。
BBの回復まではあと一歩。もう一箇所だけカイラル通信を繋いでほしいと言われた。このへんまだまだプレッパーズあるっぽいもんな。
返してよぉ!
次の指名依頼のために、ジップラインで登山家へびゅーん!
※実際にはセーフハウスまで飛んで、そこからバイクに乗った。
登山家が言うには、オカルト研究をしている人がここよりさらに高い山に住んでいるという。ええ……。
しかし、オーパーツという響きは好きだ! 古代のロマンを感じる!
早くBBと再会したいよ〜。
追記:よく考えたら、はじめてのゲームオーバーは戦場だった気がする。
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20230317
4/29 往復飛行機+チケット確保 残:超会議のチケット
5/4 気づいたら摩天楼オペラのZeppチケット売り切れてた
5/27 Ruinsのワンマンもあるらしいので東京検討
生きてさえいれば!!!!!
4/29~は一泊することにしたしせっかくだから色々したい 日帰りだとレコ屋巡って帰るだけになってしまうから…… とりあえずエリックサウスのモダンインディアンを食べに行きたい気持ち その他は……わからない!
ぷにるの出張版のためにコロコロを買う 電子版があるのはありがたい ついでにオモコロコラボのも眺めて、その他のページもパラパラと
パラパラとした結果原色の攻撃に脳をやられ頭痛が止まりません パンチが強い 大昔は読んでたんだけど昔と比べてどうとかはあまりない 昔の記憶が無いので……
とりあえずぷにるの出張版はエロじゃんと思いました なるほどこれが本誌出張版と思わせる書き方の中にエロじゃんもいてる いいじゃんね
運命の巻戻士、なんか一部の層に変に人気がありそうな漫画だ!!
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ピンキーの団員紹介
おひさしぶりです。ピンキーです🐭
一年ぶりにこういうの書きます。
まずは、引退しました!今年1年、想像以上にサークル以外が忙しすぎて(主に授業)、
参加できるやろ〜とか思���てた時ありましたが、家に帰るので精一杯で全く関われませんでした…🙇🏻♀️
スタッフは…とかも考えたけど、皆さんに多大な迷惑をかけることが予想できたので、1人のちゃうかファンとして公演を観に行かせていただきました。観客として見る、ちゃうかの劇はまた違った印象で、役者の時よりもワクワクして観劇できました。
勢いで書いてるので日本語めちゃくちゃかも……ごめんなさい
てことで、お世話になった方々へメッセージ!
まずは32期
杏仁アニー
アニー。副座長!どんな時もあたたかくて、優しくて、アニーがいると安心する。私の知らない間に小道具の教祖さまになっていて…器用なのはアニーが入団した1回生の秋公演から感じてたけど、さすがにこの前の外公のイヤリングの画像をTwitterで見た時はびっくりしました。器用なのは多方面で、ガッツリ役者している姿を見てうるっときたのはこの前の外公。新人公演の時から、ピンクのつなぎを着たアニーがぬいぐるみを持って子供の演技をしているところを見て、役者の人だ!って感じたあの瞬間を思い出しました。冷静に物事を考えて、笑う時は笑い、しめるときはしめ、アニーが作業してたら私もやらないとって感じる、お手本のような人です。アニーの32期紹介を見て、卒公出れるように国試頑張りたいなと思いました!(笑)
留学いっちゃうみたいだけど、またちゃうか以外の舞台のパンフレットにアニーの名前があるのを楽しみにしてる!
空稚勇貴
くうや。気づいたら改名してた笑
くうやはいつでもニコニコで、優しすぎる。めっちゃ申し訳ないんやけど、出会った時の記憶があまりない……32期新人では諦めずにくうやが粘ってくれたから、打てたと思ってます。コロナにぶちのめされそうになった時は、いつもくうやの熱量で助けられてた新人だったのを覚えてます。当時あんまりくうやとぶつかった記憶がないのは、くうやが寛大なおかげだと思ってます。
役者としてめっちゃ大きくなっていて、芸創で見たブラックくうやは多分これからも忘れないと思う。くうやは運動神経良いからどんな動きしてもサマになる。声もよく通る。くうやがツイートしたら半角のびっくりマークで気づいてしまう自分が嫌です。あと‼️←これ。くうや、これからも演劇続けてくれ〜!観に行くぞ!
P.S.前髪伸ばしてるせいで吹田で私が声かけるまで気付いてない。かなし。
雑賀厚成
シド。最後まで、本名やん!いやーシドにはお世話になりました。なんだかんだ共演というか絡み多くて、公式不仲とか当時はシドに対してあたり強かった気がする。シドはずっとほわほわしてて、掴みどころないし、たまにレスポンスまでの間に数秒あくから、おっとりした人やな〜って思ってたけど、上回になった時に、実はシドはめっちゃ色々考えて最適な返答を数秒の間に選択してる頭の回転早すぎる人なんじゃないかとか思った時もありました。静かな人ほど一番怖い。結局、シドが怒ってるところは一度も見たことなかったので真相はわかりませんが…
にいちゃん、なつかしいね。僕の腹筋、なつかしいね。でも昨日見たシドは超絶イケボでちょっと混乱しました。32期のマスコットシドくん。大変お世話になりました。
茶髪の方が似合ってると思う。
佐藤舞弥
まやりん。メイクチーフだったまやりん。衣装メイク会議、長時間頑張った記憶ある。
早く終わらせるで!って二人で頑張って爆速で終わらせた記憶もある笑
幕班も一緒で、脚立にいっぱい登った記憶ある。大体仕込みの時は、K-POPの話してたな〜PVみたり、韓ドラの話したり、それが楽しみで仕込み行ってたっていうのもある笑
まやりんと話してると心が和むから、帰り道とかわちゃわちゃ話してるのが楽しかった。まやりん仕事早いから、まやりんが担当振り分け表作ってるの見て、私も作らな!って急いで作ってた笑
まやりん優しすぎてめっちゃ甘えてた、ありがとう。
スウェーデンに行っちゃったけど、この前電話で声聞いた時、変わってなくて安心した。
こっち帰ってきたらご飯行こうね
かけうどん
ロッドマン。一番初めの舞台では車校か何かで全然稽古場いなくて不思議な人やな〜って思ってたけど、新人公演の時にいっぱい喋ってから、熱い男だなと思いました。でも、めっちゃ優しいし、語弊あるかもやけど他人に甘いな〜って思った笑笑(すみません、怒られたことないから笑)自分の中の信念は強いから貫き通すけど、結構ミスしても「大丈夫大丈夫」って言ってくれてる気がする。笑
ロッドマンは料理が上手で、(自炊駆け出しの私、見習いたい)新人の打ち上げの時はずっと何か作ってて、全然話に参加してなかったけど、外で皿洗いしてた私に急に熱く語って急に去ってた記憶があります。
やることが奇想天外だけど、やることはしっかりやるロッドマン、また髪染めてね!
ありがとう。全然関係ないけど、ロッドマンってスタイルいいよね
中津川つくも
つくも。つくもには色んなこと相談した気がする…すぐ泣く私の肩を優しくさすってくれた。つくもはめっちゃ聞き上手で、先輩とか後輩とかともすぐ仲良くなるから、いいな〜って思って見てた笑
でも、そうやって慕われるのにはちゃんと理由があって、役者もスタッフもきっちり最後までやり遂げる所は尊敬しかない。
一番初めのオムニでくうやと仕切りみたいな板を回してスポットライトに当たって透き通る声でエモエモセリフを言ってたつくもが
今回の完全にボケにふってて、もっとつくもの演技を見たいって思ったから外部でも役者してね!!
二人でお好み焼き食べて、ゲラゲラ笑ったのも懐かしい。つくもの家でPV撮影したのも懐かしい。新人公演でパンチしてたのも懐かしい。なんか全てが懐かしい……。これがエモって言うんかな…。最後の方は全然顔出せなくてごめんね。
友情出演
ロビンソン。天才ってこういう人のこと言うんだな〜ってずっと思ってる。入団当初はいきなり演出やってるから、近づきにくくて。でも、新人公演で沢山作品の話をして、貰った脚本も初めは私の脳が追いつかなくて、フローチャートみたいに書き出して考えた記憶があります。ロビンソンの作品で一番好きなのはトートロジーでした。観客として、トートロジーを見て言い回しとかに衝撃を受けた覚えがある。
毎回、「一番人間に近い人間」って書いてた気がするけど、最近出会ってないから結局のところはわからない笑笑
なんだかんだでめっちゃ優しいと思う。
たこパ楽しかったな〜ずっとゲームしてた気がするけど笑笑
ロビンソンのプロデュースも沢山観たいので楽しみにしてる!
あしもとあしっど
ニトロ。本当に永遠に言ってるけど、入団した当初の「草履作ってます」っていうLINEが忘れられない。何者や?!ってびっくりした。ニトロはめっちゃ身長高くて見た目ゴリゴリなのに繊細で傷つきやすいから、色々考えんでいいのにな〜ってめっちゃ思う。理由とかを聞いてみると、なんとなく落ち込む理由は分かるけど笑
観客を石にする勢いで、目力光線を出してるところも面白い。
なんやかんやでよく話してた気がするから、一番新しい32期やけど仲良くできて嬉しかった。滑舌の練習めっちゃ頑張ってたのも懐かしい笑
またこの人とはどこかで会う気がする笑
永満柊斗
みっつぇる。みっつぇるの団員紹介に「新人で喧嘩してる姿を二人で見てたね」って書いててめっちゃ懐かしかった笑
新人の大道具では、ドライヤーをストーブがわりにして一緒に作業したね。
去年、みっつぇるの別サークルの発表を観に行こうとしたら人数制限で観れなくてめっちゃ後悔した。
明るくてニコニコしてるみっつぇるは、周りの空気を綺麗にする。踊れるし、話せるし、明るいし……真の陽キャだなってめっちゃ思う。
結局新人以降全く共演できなかったけど、今回の執事の役はかっこよかった。
新人の時は、みっつぇるの身長高すぎてめっちゃ見上げて話してた気がする。
今回も身長高かった。この前北千里でみっつぇるを見かけた時も足の長さでみっつぇるって気がついた笑
ひろせんせー。
ひろせんせー。ひろせんせーというあだ名は大学入学前に先生っぽいからという理由で私が勝手に名付けた。大学入学前からの知り合いで、同じ推薦組で2月暇すぎて夜フォートナイトしてたのが懐かしい。32期の団員が少なすぎて悩んでた時に、急に「ひろせんせーって喋り面白いし、声めっちゃ出そうやし生徒会長してたらしいから、ちゃうか向いてるんじゃない?!」って思って突然LINEしてゴリ押しで30分で入団させたのは思い出。
ひろせんせーのホクはほんまにひろせんせーにぴったりで、ずっと演劇やってたんかな?レベルで上手かった。ひろせんせーがちゃうかでも愛されてて、やっぱり大物やな〜(上からでごめん)って思ってた。
マジで入団してくれてありがとう。
最後に……ごちゃい!!
ごちゃい。我らが32期の座長様。ごちゃい適任すぎて、ごちゃいが座長でほんまによかった!アニーとのコンビも良すぎて。
ごちゃいも実は高校生の時から会ってて、というかわんちゃん中学の時からコンクールで会ってたっていう笑笑
当時は気づいてなかったけど、神戸市大会から大阪大学演劇サークルまで繋がってるのはなんか感動する笑(で、実は塾も一緒だったというオチ)
ごちゃいはツッコミが凄すぎるし、勉強もめっちゃしてるし、頼りになるし…妹さん宝塚好きやし…しかも雪組好きらしいし……一言で最高!!ごちゃいに助けられた人はいっぱいいるし、私もその中の一人。新人公演で役者してるごちゃいも素敵だった。ごちゃいのモノマネも後輩が引き継いで行ってほしいな〜
ごちゃいに新人で頭叩かれる演出は本当に光栄だった。
どうか灯体とこれからも一緒にいてほしいです。ほんまにありがとう。
以上32期!ここから33期!
急に団員を例えるやつ最後にやりたくなったから、団員を女子アイドルに例えたいと思います。これは見た目が似てるとかじゃなくてグループのポジションとか性格とかも込みです。
我らが次期衣装スパチは長文です。
許してください。
佐々木モモ
コロネ。本当にありがとう。頭が上がりません。放任しまくって沢山迷惑かけました。それでもこの前ご飯誘ってくれたことが嬉しすぎて。すぐ予定あける準備したよね!笑
楽しくやってますって言葉聞いて本当に安心したし、嬉しかった。今回やばい役で叫びまくるんですよ、って言ってて楽ステ見たら想像以上に叫んでて、でもコロネがコメディに出てるの凄くしっくりきて。
思い出すと、チーフを決める時にシドとコロネを取り合いして、勝ったことが嬉しかったです。衣装チーフになってくれてありがとう。でぃあさんから、何も私は吸収できなくてひたすら予算削減部署として全うしようとしてた所に衣装をこだわりたい!っていうコロネが来てくれて。本来衣装はこういうところでないといけないんだなと思った。
今回の衣装もやっぱり凄くて。衣装の存在感ありまくりで、衣装を楽しみにこれからもちゃうかの公演観に行こうと思いました笑
きび: 欅坂46の平手友梨奈
えどいん: AKB48のぱるる
君安飛那太: =LOVEの齊藤なぎさ
トロン: 日向坂46の丹生明里
ベジータベジ子: ルセラフィムのユンジン
ζ: AKB48の指原莉乃
かの: 乃木坂46の西野七瀬
田中かほ: ももクロの佐々木彩花
坪井涼: 乃木坂46の与田祐希
寺崎啓太: 欅坂46の鈴本美優
Aru=R: 乃木坂46の掛橋沙耶香
荻野琥珀: IVEのリズ
握飯子: TWICEのサナ
梅本潤: BLACKPINKのジェニ
34期は本当に絡みなかったので割愛……ごめんね……外公とか今回の舞台とか観て、新人が楽しみすぎるので是非見に行かせてください!個性爆発!みたいなイメージがある。でも、34期みんな自分を持ってて仕事バリバリできるイメージ。
今日、追い出し会に行って、少しだったけどちゃうかっていい空間だな〜って改めておもいました。
病院実習で毎日気を張って過ごしてたので、ちょっと心が軽くなりました。
高校の演劇部の時はコンクールとか考えないと行けなくて、楽しかったけどそんなに大笑いすることはなくて。でも、ちゃうかはゲラゲラ笑える楽しい場で本当に楽しかったです。
何を書いたらいいのか分からないけど、コロナ禍でちゃうかに入ったのは大正解だったと思いました。周りにも恵まれて、自由にさせてもらえて……関わってくれた全てのみなさんありがとうございました。
意外と引退は寂しくないなと実感してます笑
今年参加してなかったからかもしれないけど…
どこかでまた会える気がしてるので(吹キャンでピクニックしてるゆるあとクオリアにも会えたし)会える時を楽しみにこれからも頑張ろうと思います。
ありがとうございました。
てっしゅう!!!
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Rexsoka week 2021 Day 4: It happened once in a dream/AU Day
I reposted the story of Rexsoka babies that I wrote a few years ago in the original Japanese version.
I think this story can be read as a dream of Rex who broke up with Ahsoka and retired to Seelos.
狩り
シーロスの砂漠を吹く風は、いつもベタついている。地表に厚く堆積した岩塩を砂嵐が削り、粉々に砕けた塩の結晶が風に乗って舞い上がるからだ。塩の岩盤の下には巨大なワーム類が棲んでいて、僕と僕の家族はそいつらを狩って暮らしている。この過酷な土地に生きる者にとっては、ワーム…特に脂の乗ったジューパは御馳走だ。干し肉にしても良いし、ベーコンにしても美味い。砂漠の縁、岩だらけの山の麓に細く貼り付いた緑地帯に住む人々のところに持っていけば、クレジットや他の品物に替えてくれるから、僕達はそれで食料や燃料、必要な生活用品を手に入れる。
その日、コックピットで“家”を操縦していた父さんは、僕に双眼鏡を渡して言った。
「ジャンゴ、上で周りの様子を見てこい」
「分かったよ、父さん」
僕は双眼鏡を首に掛け、テラスからコックピットの上に突き出したキャノンの砲身にコワキアン・モンキーみたいに飛びついて、するすると上に登る。赤ん坊の頃からやってることだから朝飯前だ。
こんな風に話すと、どうして家にコックピットやキャノンがあるのかって、皆不思議に思うみたいだけど、僕らの家がクローン戦争時代の全地形対応型戦車だと言うと納得してくれる。見かけは鈍臭く見えるけど、6本の脚で広大な砂漠を渡り、切り立った崖も登ることが出来る、とてもタフな乗り物だ。父さんは宇宙空間でも戦えるって言ってたけど、ホントかな。AT-TEと呼ばれるこの戦車を、父さんと母さんは廃材を使ってあちこち改造しまくった。キッチンと煙突を付け、車体の横に新しく出入り口を開け、家の周りにはテラスを巡らして、外からもコックピットに出入り出来るようにした。屋根の上は広いデッキになっていて、風のない穏やかな日にはここで食事をしたり、夜には星を眺めたりする。もちろん戦車としての機能もちゃんと残っている。5門のキャノンはまだ現役だ。特にコックピットの上の長い砲身を持つ主砲には“リール”が装備されていて、これでジューパを釣り上げ、主砲でとどめを刺す。
屋根のデッキに上がった僕はコックピットの真上、主砲の脇に立って空を見上げた。紺碧の空には雲ひとつ無く、ぎらぎらと陽が輝いている。風は強く吹いていたが、砂嵐の兆候は見えなかった。
天候を確認すると、僕はゴーグルを上げ双眼鏡で注意深く地表の観察を始めた。ジューパが地中を移動すると、地殻が崩れて地表にひび割れが出来る。その方向や崩れた幅からジューパの大きさや移動方向を推測するために、地道な観察は欠かせない。
「…2時の方角に地面の割れを発見!」
下のコックピットの窓から剃り上げた褐色の頭を出して、父さんが怒鳴った。「規模は!」僕も負けずに怒鳴り返す。「全長7~80、幅1.2ってとこ!」
「でかいな!」
「ビックボンゴかな?」
「わからん」
視界の前方にうっすら砂煙が上がった。
「ああ、俺にも見えた!来るぞ!!」
地響きを立てて地面が盛り上がり始め、地殻が割れて、紅い八つの複眼を持つ巨大なクリーチャーの白い頭が現れた。「ビックボンゴだ!」ゾクゾクと鳥肌が立つ。普段、地中深くにいるジューパだけど、僕たちが撒いた餌…今日は小さめのワームだ…の匂いを嗅ぎつけたらしい。
「思いのほか早く来やがったな!」父さんの口調は荒っぽいが嬉しそうだ。「奴さん、よほど腹を空かせてるらしい。母さんは主砲に付いたか?」
「さっきまで配線をいじってたけど、今はクーンにお乳をやってる」クーンは僕の妹だ。まだ赤ん坊だけど、お腹が空くとガンダークみたいに凶暴になる。
「早くするように言え」
「無理!クーンがグズってるんだ。あいつ行っちゃうよ!!僕にやらせて!」
「駄目だ」父さんは短く答えて、母さんを呼んだ。「アソーカ!」
車体の脇の扉が開いて母さんが出てきた。肌蹴た胸にはまだクーンが吸い付いてる。母さんの頭には青と白の縞模様で彩られた二本のモントラルと、それに繋がって左右に二本、後ろに一本のレックが生えている。トゥーカの耳みたいに尖ったモントラルとカラフルな肌の色(母さんのは綺麗な夕焼け色だ)はトグルータ種族の特徴だ。父さんと母さんは種族も違うし、歳だってどう見たって父さんのほうが20くらい上なんだけど、とにかく僕は父さんと同じ褐色の肌で、頭には白地に灰青色のまだら模様が付いた小さな瘤みたいなモントラルとレックがある。つまり、僕は父さんにも母さんにも、半分ずつ似ているんだ。妹は目の色以外は母さんとそっくりだけど。
「レックス、ここで止めて。クーンをお願い」
母さんは胸から引き剥がしたクーンをコックピットの開いた窓から父さんに渡した。クーンはギャー!と砂漠中に響き渡るような声で喚きながら暴れてる。「そう怒るなよ、おチビさん…いてッ」キックとパンチをまともにくらいながら、父さんは猫撫で声でクーンの機嫌を取っていた。「父さんの膝においで。母さんは忙しいんだ」僕に怒鳴る時とは全然違う。ホント、妹って得だよな。
デッキに上がって、キャノンの砲座に掛けた母さんに僕は頼んでみた。
「母さん、僕に撃たせて!一人で出来るから」
「一人じゃ無理よ」
「大丈夫だよ!この前僕が仕留めたの、母さんだって見てただろ?」
「あの時は獲物が小さかったからね」母さんは僕に構わず機器を操作し始めた。
「そんなことないよ!僕は…!!」
下から父さんが笑いながら叫んだ。
「ジャンゴ、母さんの言うことを聞け!我が家のコマンダーだからな」
「レックス、からかわないで」
母さんは砲座から降り、僕の眼を見つめて言った。
「いい?ジャンゴ。このキャノンは撃った時の反動が大きいの。あなたの身体じゃ、吹っ飛んじゃうわよ」
「…そんなら母さん、手伝ってくれる?狙いは僕がつけるけどね」
母さんは笑って僕の頭の小さなモントラルにキスをした。「勿論よ。やってごらん」
僕は歓声を上げ、トンボ返りで砲座に掛けた。あのビックボンゴを僕が仕留めるんだ!母さんは座席ごと僕を抱えるように後ろから支えてくれている。
今回ジューパを仕留めるにはキャノンを2発使う。1発目、ケーブルの付いた鉤針を獲物に撃ち込んで電流を流し、弱ったところ���2発目でもって頭を撃ち抜くのだ。
ジューパまでは少し距離があったが、僕には”当たる”っていう確信があった。自信とは少し違う。上手く行くときもそうだけど、上手く行かないときにもそういう予感がして、大体その通りになる。
砲身にはケーブルを繋いだ鉤針をセットしてある。撒き餌を食べ尽くしたのか、ジューパは地表に半身を出して他の餌を探していた。今のこいつに鉤針を命中させるのは、そんなに難しい事じゃない。僕は狙いを定めてキャノンの発射ボタンを押した。ケーブルを巻き取るドラムが凄まじい勢いで回転し、繰り出されたケーブルは真っ直ぐにジューパへと向かって行く。ケーブルの先の大きな鉤針が上手いことワームの白い背に突き刺さった。ガクンと衝撃が伝わる。やった!僕はやったぞ!!
「踏ん張れ!!」父さんが叫ぶ。慌ててリールにストッパーを掛け、電流を流す。ワームが失神した隙にケーブルを巻き上げ、とどめを刺すって算段だ。でもジューパは感電してビクッと跳ね上がりはしたものの、次の瞬間には激しく暴れ出した。「弱過ぎる!!もう一度だ!」父さんが怒鳴る。母さんは電圧を最大に上げようとした僕の手を抑えた。「配線の修理がまだ。回線が焼き切れるわ」
僕は叫んだ。「もう!なんだよそれ!」クーンのバカ!!おまえが母さんの仕事を中断させたせいだぞ!
そんな僕の心の声が聞えたのかどうか、母さんは涼しい顔で淡々と言った。「オーケー、文句はあと。とにかく、今のこの事態をどうにかしないとね」
こういうときの母さんはいつも妙に落ち着き払っていて、一体何を考えてるんだろう、って不思議に思うよ。
僕はブツブツ言いながらリールを巻き上げ始めた。クリーチャーは巨体を大きくうねらせ、無茶苦茶に暴れているから、AT-TEの重い車体は軋んだ音を立ててギシギシと揺れる。ひっくり返るんじゃないかと思うくらい、物凄い力だ。「ジャンゴ!キャノンを使え!」父さんの声に身を乗り出すと、ジューパはもう尻尾まで全身が地表に出てしまっていた。「無理ならケーブルを切って」ワームは大きく左右に身体を振って、鉤針を外そうともがいている。母さんの言う通り、ここで仕留められないなら、これ以上獲物を引き寄せるのは危険だ。近づき過ぎて、あのびちびちと跳ねる尻尾が直撃したら、僕らはぺしゃんこになる。僕は全く気が動転してしまった。キャノンを撃つ手が震えて狙いが定まらない。
その時、母さんが僕の肩に手を置き、静かな声で、きっぱりと告げた。「目を閉じて。ジューパに意識を集中してごらん」
母さんの手から僕の中に、何か暖かい、力強いものが流れてくるのを感じる。僕は落ち着きを取り戻し、大きく息を吐いて眼を閉じた。
照り付ける陽射し、唸るエンジン音と振動、吹き付ける風さえも息を凝らして、世界が静まり返った。動いているのはビックボンゴと僕だけだ。
僕の頭の中で、ジューパの動きはスローモーションのようにゆっくりと、或いは静止したかのように見えていた。巨大なクリーチャーの尻尾がのたうつ不規則な動きさえ、コマ送りの連続画像を見るように数秒先の様子が分かる。
今だ。
砲弾は標的に向かって飛んだ。だが、ジューパに引っ張られた僕たちのAT-TEは前のめりになっていて、後脚は少し浮いて不安定になっている。車体が振動して気を散らした僕は思わず目を開けてしまった。弾道は僅かに逸れてワームの頭を掠めていく。まずい、と思ったその瞬間、パキッと何かが割れる音がして、次にAT-TEの後脚がドスンと落ち車体がガクンと揺れた。鉤針がケーブルから外れたのだ。自由の身になったビックボンゴは鉤針を付けたまま地中に逃げ込んで行った。
「あああああ…」
僕は情けない声を上げて、地面に潜り込んで行くクリーチャーを見送ることしか出来なかった。ものすごくがっかりだ。噂に聞いていた大物を仕留められなかったのと、大事な鉤針をジューパに持って行かれちゃったからだ。
「ジャンゴ」母さんに肩を叩かれて、僕は我に返った。「最後まで気を抜いちゃダメ。焦りは禁物よ」だけど叱った後で母さんは僕をぎゅっと抱き締めた。「でも、最初にしては頑張ったわね」
僕と母さんはデッキからテラスに降りた。父さんとクーンもコックピットから出て来た。父さんの腕に抱かれたクーンは眠っている。あの騒ぎの中で寝ちゃうなんて、どういう神経なんだろう。
「アソーカ、助かったよ」
「いいえ。私じゃないわ」
父さんは母さんの顔を見、次に僕の顔をまじまじと見た。僕も顔を上げて見慣れているはずの父さんの顔を見返した。陽に焼けて深く皺が刻まれた褐色の顔には、怒りの色も失望の表情も無く、ただ何かに驚いているように見えた。そして、僕の目には、父さんが急に老け込んだように見えた。頬と顎の無精髭に白いものがちらほらと混じっているのを、見つけてしまったからかもしれない。
「ごめん、父さん…ビックボンゴを逃しちゃった。それに鉤針も」
父さんは少し笑って、僕の頭の瘤を大きな手でわしわしと撫でた。「何事も経験だ。次は上手くやるさ」
ふと見ると、父さんのシャツにしがみ付いてるクーンが、よだれを垂らして眠ったまま、にっこりと微笑んでいた。
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You are (not) alone
横浜のアミメニシキヘビがいったい何処に消えてしまったのかが気になる今日この頃です。(追記: 無事に発見されたみたいです🐍)
皆さんは「シン・エヴァンゲリオン」をご覧になりましたか? TV版から始まり、旧劇場版、新劇場版と25年続いた物語が遂に完結しましたね。本当に終わってしまったという喪失感に加えて、TV版と旧劇場版のトラウマを経ての今回のラストはハッキリ言って『最高』でした。
僕は映画と同じくらいアニメが大好きです。今や"アニメ好き"と言っても特に何も思われない世の中ですが、それこそエヴァがリアルタイムの時のアニメ好きはいわゆる“オタク”と一括りにされ、少し肩身の狭い時代でした。しかしその後はどうでしょう?深夜にアニメが放送されることが当たり前になり、現在では日本経済を支える(言い過ぎかも)世界に誇る素晴らしいカルチャーの一つ。その中でも唯一無二の日本を代表するアニメが“エヴァンゲリヲン”なのです。
エヴァはどれから見ればいいですか?とよく聞かれますが、結論は全部です笑 でも1から見るのはめんどいなーという方はとりあえず新劇場版“序”から始めてみるのはいかがでしょうか?なぜならあの“ヤシマ作戦”が描かれているからです。“序”を見てハマらなかったら多分エヴァにはハマらないと僕は思います。
いやいや、NARI君。アスカが登場してからがエヴァでしょ!という声も聞こえてきそうですが、僕はアスキストではないですし、レイかアスカで言えばレイ派。更にOasisかBlurであればOasis派です。
それでは今回のテーマ“ヤシマ作戦”
概要は、近距離戦(パンチやキック)では倒せない第6使徒(ラミエル)を長距離から馬鹿デカい銃に日本中の電力を集めてコアを射抜く作戦。
ヤシマ作戦をメインに作られた“序”は幼馴染と地元のダイエーの隣にあった映画館(まだあるのかな)で鑑賞しました。スクリーンで見た時の戦闘や日本中が真っ暗になるシーン。キャラクターの作画の素晴らしさにはATフィールドならぬ鳥肌全開だった事を今でも覚えてます。
攻撃担当のシンジ。防御担当の綾波。プラグスーツに着替えるシンジと綾波。この作戦を前にエヴァに乗るのが怖くなっているシンジにレイはある言葉を伝えます。
「あなたは死なないわ。私が守るもの」
そして第3新東京市を2人で見ながら、シンジに何故エヴァに乗るのか?と聞かれた綾波。
「絆だから」
この二つのセリフはエヴァ好きなら大好きセリフですよね。
いざ作戦開始。第一射は失敗に終わります。第二射でラミエルを殲滅しますが、必死に初号機を守り負傷してしまった零号機。エントリープラグに残されている綾波を助けに向かうシンジ。
シンジ 「別れ際に、さよならなんて悲しいこと言うなよ」
綾波 「ごめんなさい。こういう時どんな顔すればいいのか分からないの」
シンジ 「笑えば、いいと思うよ」
このシーンはエヴァ屈指の名シーンであり、日本アニメ界でも間違いなくTOP10入りだと僕は思います。
綾波はTV版よりも新劇の方が感情を表に出すようになってます。ネタバレになりますが、クローンである綾波は、シンジの事が好きになる様にプログラムされていることがシンエヴァで同じくクローンだったアスカによって明かされました。これを踏まえて見返すと、“破”の通称ポカ波。“シン・エヴァンゲリオン”のアヤナミレイ(仮称)にここから繋がるとても大事なお話です。
そして“序”では作戦前にミサトさんがシンジに『みんな一緒に戦っている』と伝えたり、トウジとケンスケからの激励のシーンが追加されています。シンジや制作スタッフ陣の“ヤシマ作戦”に対する強い思いがTV版より一層増しています。
最後に“シン・エヴァンゲリオン”のテーマソング“One Last Kiss”のイントロ部分がこの“ヤシマ作戦”の時のBGMと同じリズムになっている事に気付きましたか?これに気付いていた方はなかなかのエヴァ賢者です。
感想やリクエストお待ちしてます。
NARI
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人生のほとんどの期間、俺は自分が狂っていると思っていた。
狂っている。キチガイ。精神病。暴力的。病んでる。
"おいエディ頼むよ。冗談言わないで 。これはワークでしょ。わかってるよ。これはキャラクターの一部だってこと。"
友よ、お前はは何も分かっていない。俺は物心つく前から気が狂っていた。高校1年の時、ある子と近所のくだらないことで喧嘩をした。文字通り、何が原因だったのかも分からなかった。次の日、授業を受けていると、そいつが廊下を歩いているのが見えた。テストステロンと無駄なエネルギーに満ち溢れていた俺は椅子から飛び出して "元気か?"と言ったんだ。
ここはヨンカーズ(ニューヨークの下町。キングストンの地元)だから、昼休みに駐車場の外で待ち合わせとかなんてことはしない。そんなことはないんだ、兄弟。始まりだ。奴は本を捨てて教室に入り、俺に突進してきたんだ。授業の真っ最中−プリントはあちこちに飛び散り、先生は叫び、生徒は机の上に飛び乗った。大混乱だ。実際俺たちは“宗教”の授業中だった。神に誓って言うが、俺はキレていた。記憶もとんだ。俺は拳を叩きつけた。本で、フォルダで、あらゆる物で奴を殴りつけた。学校は新約聖書を教えようとしていたのに、俺はクソ野郎をジャーマンスープレックスで黒板に叩きつけようとしていた。あれは手に負えない状態だった。
俺は世界と戦いたかった。
刑務所に入らずに済んだただ一つの理由は、若かったからってだけだ。俺は怒り、怒り、怒りだけの子供だった。世界と戦いたかった。どこでも落ち着いた気持ちになれなかったからだ。俺はアイルランド人とプエルトリコ人のハーフで、全ての方向から攻撃を受けていた。近所のアイルランド人たちの間では「おい、元気かスピック(補:スペイン語話者。もちろん侮辱的な意味で)」、近所のプエルトリコ人たちのところにいたときは、別のくだらないことを言われていた。真面目な話、小学2年生の時に「おい、このスピックを追い出せ」と言われたのを覚えている。
それは傷跡を残すことになる。弱々しい人間になるか、狂人になるか。それで、俺はどうなったと思う?11歳の時に叔父たちから数分間パンチの打ち方を教わってから、俺はストリートでフェンスに向かってスイングしていた。俺を落ち着かせることができたのは、プロレスのテープだけだった。昔のVHSテープだ。母親はブロンクスのビデオビジョンに行っていた−ブロックバスター(補:レンタルビデオの大型チェーン)なんかじゃなくて俺が言っているのはビデオビジョン、おばさんとおじさんと猫がいる、カウンターの後ろにアダルトコーナーがある奴だ−母親は何を借りたらいいのか全然分かってなかったから『レスリング』ってあるやつを適当に掴んで借りてきていた。毎週金曜日、小学校で誰かの首を絞めたりしないで一週間を過ごすことができたら、中華料理とプロレスのテープがご褒美だった。
ある夜、母親が適当なテープを持って帰ってきたのを覚えている、90年代のVHSテープは何が入っているのか分からなかったんだ。何かを借りるとき、店はカバーのついてない硬いプラスティックの謎の箱を渡してくる。で、俺はリビングルームのテレビを占拠した(アイルランド人の父親は「ニュースを見たいのに、この子はまたレスリングだ!」と大声を上げ、プエルトリコ人の母親はキッチンから「落ち着きな!今週この子は良い子だったんだよ!!」と叫びかえした。)。私はこのランダムなテープを入れ、静電気やトラッキングやコピーの警告なんかが終わった後、スクリーンにこの3つの言葉が表示された。
メンフィス血の決闘
このテープを見始めて1分もした頃にはもう自分は夢中になっていた。それは何か別の惑星からの光線のようだった。違う狂った次元。このテープには全てがあった。1979年、有名でもないミシシッピー州のテユペロの売店での戦い。俺が何を言ってるのかわからなかったらyoutubeを見てくれ。最初はごく普通のタッグマッチがリングで始まった。それから男は客席をずっと通り抜けて後ろの売店の辺りまできて、ポップコーンの機械やら鍋やフライパンやホットドッグを使ってお互いに攻撃し始めた。で、売店の人が「ストップ!ストップ!止めて!警備員!」ってずっと叫んでた。
俺はびっくりした。想像してくれ。俺は半分アイルランド人、半分プエルトリコ人の小さいキチガイで、ブロンクスのソファに座ってワンタンスープを食べて、昔ながらのメンフィスレスリングを見て、母親に向かって「今の見た!?信じられる??」
このテープには全てがあったエディギルバートが会場外の駐車場でジェリーローラーを車で轢いた。男がリングで血を流した。俺はレスリングが何なのかよく分かってはいなかったが、その時俺が大きくなって何になりたいのかは分かっていた。
俺はヤンキースタジアムでホームランを打ちたいとは思っていなかった。
俺はスーパーボウルでタッチダウンのパスを出したいとは思っていなかった。
宇宙飛行士になりたいなんて思っていなかった。
俺はプロレスラーになりたかった。
それから数年が過ぎて中学生になった俺は全日本プロレスとインターネット上のニューヨークのテープ交換掲示板��見つけた。全日本三冠王座戦のテープを知り合いの知り合いの知り合いのクイーンズかなんかのやつから手に入れるのに何ヶ月も待たなきゃならなかった。それと交換したかったらお前も良いテープを持ってなきゃいけない。ポケモンカードみたいなもんだけど、ただこれは知らない奴とインターネットで連絡をとって街角で会わなきゃならない。どっかに出かけてよく知らない奴とテープを、ビデオデッキに入れるまでは何だかわからないものと交換するんだ。お前は何にハマっているのか分かってなかっい。その相手が良い奴だといいなと思ってた。掴まされてないってことを祈ってた。家に帰って、テープをデッキに入れて、なんだかわからない日本語の文字がが画面に飛び出てきて、スーツを着た奴が実況席で訳がわからない事を叫んでるのが映し出されてくる事を祈っていた。古いマーティン(補:90年代初期のコメディ番組)なんかじゃなくて全日本のテープを手に入れられる事を祈っていた。
94年の川田vs三沢を手に入れた時のことは絶対に忘れられない。本物ファンにはこれだけで十分だ。その日付けだけ。94年の6月。皆知っている。ザラついたビデオテープでも激しいチョップで汗が飛び散るのが見えた。その音は信じられないくらい大きく響いた。あのバックドロップ。あれはリアルな暴力だった。それをヨンカーズの小さなアパートで見ていて、俺は座ることも出来なかった。今だって、それを座ることも出来ずに見ている。神に誓って、その94年6月の試合を1000回以上は見ていると思う。エアポートで飛行機の搭乗待ちをしている時、YouTubeにつないでそれを見ると俺はもうただその試合のことだけしか考えられなくなる。はまり込む。これだけの為に生きている。
この試合のせいで何度も飛行機に乗り遅れそうになったことがある。デルタ航空の人が来て俺の肩を叩いてこう言うんだ「お客様!」。その時俺はここにはいないんだ。俺は東京にいて、全てのラリアットを感じている。
レスリングを見ることはいつも逃避だった。これは俺の聖域だよ。これは多分ただ一つの、刑務所に入らずにいさせてくれる物だった。高校生になって、何をするか分かると思うが夜友達に来いと呼び出されたりしていたが、俺は家にいてRawを見て、スーパーJカップを見て、ECWを見ていた。ニューヨークの奴らはECWが夜中の2時に宗教チャンネルで放送されてたのを覚えているか?眠気と戦いながらきちんとした女性が癒しだか赦しだかについて話したその直後、
EEEEEEE SEEEEEEE DUBBLE-YEEEEWWWWWWWW!!! (いーーーーしーーーだぶりゅううううううううう!!!)
男たちが有刺鉄線を巻いたバットで殴られる。ダッドリーデスドロップを喰らう。客席に向かってムーンサルトをする。
宗教チャンネルで。
俺はこれは別次元からのメッセージみたいだったと思う。悪魔が主導権を奪ったんだぜ。俺が初めてECWを知った時、知ってる奴を見ているような気分だった。他の奴らと同じようにWWFも見ていたけど、でも俺はいつもあれはソフトなように感じていた。ECW、あれはキャラクターじゃない、あれは自分が知っている街角にいる本当の男たちみたいだった。
俺はニュージャックのような男を知っている。俺はドリーマーのような男を知っている。
そういう奴らがテーブル葬叩される時、自分の叔父さんがテーブル葬されている気分だった。
正直にいうが、鬱屈とした気分から引き上げてくれるものはプロレスだけだった。近所の人達と戦わないでいられるのは、家で座って試合を見ることだけだった。それ以外はずっと鬱のような状態だった。あの頃、そういう状態を表す言葉はなかった。俺は強い奴でいようと思ってメンタルヘルスだとか、セラピストだとか、感情だとかに耳を貸したりしなかった。
「鬱?鬱って何だ?」
自分でそれをコントロールできない時、授業の途中で誰かを殴ってしまっていた。宗教の授業の乱闘という事実が問題になって高校を退学させられた。18歳の時に俺の人生はどこへ向かっているのかわからなくなった。有難いことに父親と叔父たちは溶接工で、大人たちのように俺が自分の手でどうにかできると思っていたし、なおかつ俺が働き者だと言うことを知っていた−これが一番大切なポイント−のでIronworkers580(補:歴史あるニューヨークの建築系溶接労働者組合)に入れられることになった。そこには911のワールドトレードセンターの瓦礫を越えて行った男たちがいた。本物のブルーカラーの、ニューヨークのタフガイ。映画みたいなもんじゃない。正真正銘のタフガイだ。毎日の弁当にフラスコ(に入れたアルコール)とタバコ2箱持ってくるような奴らだ。
ある日地上50階の現場にいたことを俺は一生忘れない。コロンバス59丁目(補:地下鉄駅。セントラルパークのあたり)。俺は鋼鉄の梁に腰掛けてマンハッタンを見渡して、振り返ると70歳ぐらいの男がサンドイッチを食べていて、タバコを吸いながらあと数年頑張って働いてもうちょっとお金を貯めたら息子を同じように組合に入れると話していて、その時全てが止まったように感じた。全てが静かになった。そして気づいたんだ。
これは、残りの人生で俺がやりたいことじゃない。俺は自分がやりたい事を知っている。いつだって分かっていた。
その夜家に帰ってコンピュータをAOLの黄色い奴(補:今で言うGoogleみたいなもの)に繋いで「プロレスリングスクール ニューヨーク」と打ち込んだ。
これが俺の人生を変えた旅の始まりだ。3年後、俺はスターになった。何億もの金を稼いだ。レッスルマニアのカーテンをくぐり抜けた。
���ハハハハハ(そんなわけないだろ!)
冗談だろ?3年後俺は破産寸前で、太り過ぎで、鬱で、ビンゴホールで8人の客の前で試合をしてた。ペンシルバニア州のパロアルトっていうとこがあるのを覚えている。俺と友達はそこへ車で行って、ちゃんとギャラが出る事を祈り、試合をして、車で戻った。給料はそこへ行くまでのガソリンと後の食事代で全部消えた。で、そこで興行をする為に行って、バックステージで準備をするんだが、ずいぶん静かだった。ブーツの靴紐を結び、カーテンをくぐり観客を見渡すと…
8人。
リングサイドの片方に3人、反対側に4人。変なやつは1人で座ってた。
最初に思ったことは、こりゃあ今夜はギャラは出ないなってことだった。せめて良いものにしようじゃないか。
ビンゴホールの8人の前でした試合は、それでも痛みを伴うものだった。チョップもまだ痛かった。次の日でも身体は痛かった。でもレスリングを愛していたら、それはどうでも良いことだ、プロレスへのプライドと尊敬の為にそれをやったんだ。だから俺は自分にできる全てのことをしたし、その観客のなかの1人が熱狂的になってくれた事を死ぬまで忘れない。彼女は立ち上がり、俺たちに向かって叫び、文句を言った、そしてそれが俺に火をつけ、俺はありとあらゆる名前で彼女のこと呼びつけた。がっかりしないでほしいんだが、たしかラージマージと彼女の事を呼んだんだ。彼女はポップコーンを投げた。素晴らしかった。
試合が終わりバックステージに戻った、もちろんプロモーターは金を払わなかった。近くに座ってた奴がこの後どこで食べるかって話していて、俺は金が全然なかったから腹が減っていないと嘘をついた。
「ああいや、俺はいいよ。良いって。腹減ってないんだ。一緒に行って水でも飲んでるよ」なんて下らない事を言っていた。
そして俺のタッグパートナーは友達で本当にいい奴で、いつも誰にも言わずに俺の分を払ってくれていた。興行の後、駐車場で荷物を全部積み込んで、俺は全てに落ち込んでたその時、「ちょっと!ちょっとあんた達!」と叫ぶ声を聞いた。
ラージマージだ。
彼女は「すごく良かったよ!めっちゃ楽しかった。みんな最高!ありがとう!!」みたいなことを言った。
俺は20年インディで活動してて、大した事は何も達成出来なかったし、辛い思いをしたし、自暴自棄になったり、鬱になったり、両親に家賃を払うための金を借りたりした。正直言って、なんでこんな事を続けているのか度々わからなくなったりもした。
でも多分彼女にしたことが原因だと思う。
時々たった1人の人だけで物事の原因になる。ある人の一晩を素晴らしいものにする、そしてそれが続ける原因になる。だから俺は続けていった。16年以上の間世界中で試合し、氷のリンクの上や、VFW(退役軍人センター)や、エルククラブや駐車場で試合をして、晴れ舞台を迎えることはなかった。溶接工として働くのは趣味で、プロレスが俺の本当の仕事だとよく言っていた。組合の連中はそれを面白がっていた。俺がだんだん歳をとってくると身体にガタがきて、鎮痛剤に頼るようになった。酒をもっと飲むようになった。そして自分自身に嫌気がさし、怒り、落ち込み、最終的に薬を止めた「おい、わかるか?何で薬に金を注ぎ込んでるんだ?くそっそんなことなら酒に使うぞ!」って思ったからだ。
哀れだろ?
で、酒だ。俺は飲んだ。もっと酒が飲めるからバウンサー(補:警備員というほどかっちりした仕事ではなく、バーにいて揉め事を起こした人を外に追い出す役目)になった。週末には昼の1時から7時まで飲んで、どこかで試合をしてバーに戻り、朝の7時まで飲んだ。で次の日起きるとフットボールのある日曜日で昼から夜中の2時まで飲んだ。
俺はムカついていた。俺は自分が嫌いだった。家で座ってウイスキーを飲んで、インディで一緒にやってた奴らが大きいプロモーションのテレビ番組に出ているのを見ていた、そして俺は座って怒りが爆破するまでただイライラしているだけだった。壁を殴り穴を空けた。酒の瓶を粉々にした。自分自身にとっても他の人間にとっても危険な奴だった。ある週、俺は最終的に酒で絡んで最悪なことになって、姿を消すことにした。興行にも出るはずだったが、行かなかった。自分の携帯電話を壊し、誰も捕まえることができないようにした。みんな俺が死んだんじゃないかと心配していた。午後に目を覚ますと、アパートには割られたビール瓶がそこらじゅうに散らばっていた。何かの理由で、多分奇跡かなんかで、郵便受けを確認したら、そこには手紙が入っていた。「手紙?俺に最後に手紙を送ってくれたのは婆ちゃんだったな」
その手紙は友人のアレックス・ワイブロウ、ラリー・スウィニーからだった。長いことインディでやってる素晴らしい男。そいつが最後の手段として手紙を寄越したんだ。そこには、皆が心配しているから連絡してほしいと書いてあった。忘れもしない、その手紙の最後の行にはこうあった…
「親友をなくしたような気分だよ。お願いだから連絡してほしい」
これで目が覚めた。アレックスに電話をして、穴から這い出た。俺はいつも誰も俺のことを気にしてなんかいないんだと思っていた。失敗作、負け犬、悪い知り合い、そんな感じに。子供の頃からずっとそう感じていた。もしもアレックスがその手紙を送ってくれなかったら、俺は今日ここにはいないだろうな。多分死ぬまで飲んでただろう。奴は命の恩人だ。
そして一番悲しい事は、言ってくれたその言葉はあいつ自身の心のずっと奥底から来ていた…何故ってその数年後にあいつは自殺しちまったから。あいつは俺が味わっていた痛みを知っていたんだと思う。その暗闇を知っていたんだ。
そしてだからこそ俺はこんな話をしている、振り上げた拳を引っ込めたりはしないし、オールドスクールな奴らはこんな話聞きたくもないだろうし、話すべきじゃないと思ってるだろうが、そんな奴らは糞喰らえだ。もしも俺が抗うつ剤を飲まなかったり、メンタルヘルスのために手を借りたり、怖がってこう言った事を話せなかったりしたら自殺していただろう。以上。こういう事を話そうとする俺の口を塞いだり、そういう気持ちを薬や酒で消したり出来ないほど沢山の友人をこの業界で亡くした亡くしてきた。
アレックスの思い出として、この話をしよう。あいつは俺を救ってくれた。でもあいつ自身を救う事はできなかった。ずっと俺はもうここには居たくないと思っていた。罪悪感と怒りと情けない気持ちでいっぱいだった。アレックスが死んだ後、俺はゆっくりと(アルコール依存やメンタルヘルスの)助けを貰いほんの少し身綺麗にしていった。でも37歳になったある日、俺にはその日は永遠に来ないことに気が付いた。先人たちは俺にチャンスを与える事は絶対にない。多くの橋を燃やしすぎた。地獄へ行けと多すぎるプロモーター達に言い放った。評判が悪過ぎた。
俺はもう終わりだ。ある日、兄弟が家に来たときにアラスカに引っ越すつ��りだと伝えた。自分の手で働く。新しい生活を始める。結婚もしていない。子供も1人もいない。プロレスというこの仕事に人生を捧げてきて、失敗して、そして辞める時が来た。
兄弟は俺を見た、兄弟だけが出来る視線で。そしてウイスキーをひと口飲み、動きを止めた。そして「わかったよ。ああ、自分のことは自分でするんだもんな。お前の人生だ。でも俺の息子になんて言えばいい?」と言った。
俺の甥は生まれたばかりだった。
「お前は何を言ってるんだ?」俺は言った。
するとやつは「叔父さんは夢を諦めたのに、俺の息子に諦めるなってどうやって説明したらいい?」と返事した。
俺はただ奴を見つめ「糞野郎。なんて事言うんだ?なんて事を」と思った。
俺は想像した、甥が1年生になり友達と話す。「僕のおじさんはレスラーなんだ!」
そして小さい子供はこんなかんじだ「えー??違うよ!おじさんはレスラーじゃないよ!」
その時、俺は辞めることはできないと決意した。もう数年このままやり続けよう、甥が学校で携帯のYouTubeを使ってエディ叔父さんがリングで誰かをスープレックスするところを友達に見せることができるぐらい大きくなるまで。WWEだとか AEWだとかに行くみたいなことじゃあない。そんなことは気にしちゃいなかった。ビンゴホールか、VFWか−叔父さんが本当にレスラーでいる限り、他は気にしなかった。
だから続けた。で、去年のコロナ禍だ。全てが閉鎖された時俺は海を超えてイギリスで試合をしていて、国境が閉鎖される時に残りの2000ドルを使って家に帰って来た。何ヶ月も全てのインディが活動停止して、すぐにそれが何を意味するのか知った。終わりは見えなかった。レスリングブーツを売り払ってローンの返済に充てなけりゃならなかった。あと1ヶ月でどうにかしなければ、家を失うことになる。母親に電話をして、この契約のことを伝えた。屈辱的だった。このままだとヨンカーズの両親のところに戻らなければいけなくなる。
その後、ニュージャージーの野外での興行の連絡を貰った。駐車場の真ん中にリングを立てて、お客は車から試合を見る形で許可を取っていたんだ。ノーとは言えなかった。ニュージャージーまで行き、興行の最中これが自分の最後の試合になるだろうと思っていた。俺は家を失う。崖っぷちだ。
そして試合後にマイクを取り、俺が一番得意な事をただ始めた。俺は悪態をついた。大きいプロモーションの全てのチャンピオン達に呼びかけた。そしてそれがどういう事なのか考えもしなかった。俺はただ俺でいただけだ。俺は俺が好きな事をやっただけ。でもそれが何故か、どうにかして、誰かが俺がキレているところのビデオをソーシャルメディアに載せて、それがコーディ・ローズと AEWへの道を作った。多分それは面白いとか狂ってるとかなんかわからないけど思ったんだろうが、でもそれが思いがけない AEWのタレント部門の目に留まって「ビデオを見ましたよ。あなたにコーディと試合をしに来てほしいんです。」となった。
そして俺はまたその時に鬱で落ちこんでいたから、最初に口から出てきた言葉は「いくら払うんだ?」だった。
俺はトライアウトだとは思っていなかったよ。奇跡だとも思っていなかった。「家のローンを払わなきゃ」それ以外の事は考えてなかった。俺にとってはただのブッキングだった。明細評。38歳だぜ。契約する訳がない。ただの小さなクソったれなやつだ。誓って言うが、そのショーに行ってバックステージにいる時は無感覚だった。誰とも話さなかったし、興奮もしていなかった。
鏡の前にいる時、8マイルな事は何もなかった。俺は文字通り「これをさっさと終わらせたら金が手に入る」と言うことだけ考えていた。コーディは全てにおいて素晴らしかったことは覚えてる−そして俺がリングインする時にどんな曲がほしいか聞いてきたから俺は本当のことを言ってやった「何で俺に入場曲があるんだ?俺はここで働いてないだろ。音楽はいらない。俺はただ出て行ってお前をぶっ潰す。俺はただの男だから。」
するとコーディは「わかったよ。じゃあマイクを渡そうじゃないか」
「マイクを?」
「そうだ。ただマイクを持って出てきて俺の事を非難するんだ」
つまりこれがコーディ・ローズだ。こういう「男」だよ。俺に出てきて非難してほしいと言う男なんだ。今思うと鳥肌が立つな。俺には随分と大それたことだけど、彼は俺にはその時を与えてくれて、それが人生を変えることになる。
その他の俺の人生を変えた男はブロディ・リーだ(安らかに眠れ)。ブロディのことはインディで何年も前から知っていた。最高の男だ。本物のプロ。奴はバックステージでカーテンから出て行くその直前に側に立っていて、俺が無感覚になっているのを見ていた。
俺に近づいて真面目な口調でこう言った「おい、俺の知ってるエディ・キングストンはどこだ?」
そして強く押し退け、俺は後ろによろけた。それはまるで野獣が目覚めたようだった。
俺は奴の目を真っ直ぐ見て、押し返した。
ブロディは数歩よろけて「ここにいた」と俺を見て言った。
俺たちは笑い合った。
その夜歩いてカーテンをくぐった俺はボロボロの男だった。38歳。憎しみに満ちた。自虐的な。母親の元に引っ越す寸前の。
次に何が起こったのかは説明ができない。いまだに理解できない。今でも誰かが夢から呼び起こしに来るのを待っているんだ。
コーディと試合をした。俺は今まで1万人と試合をして、1万回試合をした。俺は仕事をした。やつを叩きのめした。奴も俺を叩きのめした。画鋲にパワーボムをした。物語を伝えようとした。これを見た誰かに何かを感じさせようとした。ただ1人でもいい、つまらない日を過ごした誰かがそこから逃げ出すためにこの試合を見てくれたら。
俺はただ自分の仕事をして、奴が俺をピンフォールして、歩いてカーテンをくぐって戻った。
そこでブロディリーとジョンモクスリーを見た。あいつらは飛び跳ねてたよ。拍手はしてなかった。あいつらは俺にすげえとかは言わなかった。そういう奴らじゃないんだ。ただ笑っていたのは気づいていたよ。
俺は「大丈夫だったか?」と言った。
モクスは「良かったぜ。上手くぶちかましたな」と言った
そしてその時気がついた、「おい、お前はテレビに出てるじゃないか。すごいことだよ。ここで終わったとしても、少なくとも俺にはその事実があるってことだ」
テレビで試合が放送された時、俺の携帯におかしな事が起こった。Twitter、ソーシャルメディア、全部のそういうやつ−今でもどうやってそうなったのかはわからない。俺の知った事じゃない。それで俺の携帯にそういうあらゆるものが(Twitterの)小鳥と一緒にポップアップしてきたけど、俺はまだ理解していなかった。その後は色んなメッセージ、 AEWの人間からも「エディ、トレンドになってますよ」と送られて来た。
俺は「トレンド?何だそりゃ?もっと金が貰えるってことか?」と言った。
彼女は「いいえ、これは大きな事ですよ。人々が#SIGNEDDIEKINGSTON(エディキングストンと契約しろ)とトゥイートしてるんです。」と返事をよこした。
それでもまだ変な感じだ、今でもまだ、俺は愛を受け入れ難い時期があったからだ。俺はニューヨークのハードな男。そんな事は信用してない。俺は疑い深い。俺はいつもなにか別の悪い事が起きる事を待ち構えている。だから全ての関わりのない人々が俺のために立ち上がってくれた時も、どうとも思わなかった。ただ居心地が悪かった。わかっていなかったんだ。 AEWが契約したいと連絡をくれた後でも、どうにも腑に落ちなかった。俺のような男にはあり得ない話だったからだ。
それは2週間後まで続くことになる−俺はガールフレンドとモンタナに旅行に来ていて、2人で車に乗り彼女の友人の家に行こうとしたところで動きを止めて、彼女を振り返りこう言った「おいちょっと待て」
「どうしたの?」彼女は尋ねた。
俺は言った「俺が契約したのは知ってるよな?俺はテレビに出た。俺の甥は叔父さんがテレビに出るのを見れる。本当に契約したみたいな感じで。ええと、20年もだ。俺は家を失くすところだった、俺は…」
そして俺は泣き始めた。波のようにこの事実が俺に押し寄せ、やっと何が起こったのか理解し、車の中で堰を切った様に涙が溢れ出た。
この人生には全てがあった。俺は怒りの子供だった。憂鬱なティーンエイジャーだった。中毒者だった。迷い混乱させる細胞をたくさん抱えていた。自虐と自分から他人との諍いを作ることで身動きが取れなくなっていた。残りの金を使い果たした。
ただ一つ俺がこれを続けている理由は、地球上で本当にただ一つ、全ての友人達は俺を支え助けることを止めなかった事だ。
俺はラリー・スウィニーのような友人がいてとても幸せだ。
俺はブロディのような友人がいてとても幸せだ。
俺はモクスのような友人が今もいてとても幸せだ(そしてモクスが本当の勇気を見せてくれて誇りに思う。わかってるぜブラザー。頑張れよ。)
おかしい事を教えてやろうか?昔は俺とモクスはブルックリンのエルクロッジで85人の前で試合をしていた。コロナ後のジャクソンビル初めての大観衆の中、ヤングバックスとの生放送の試合、やつと一緒にカーテンをくぐって歩いて行くのは信じられない出来事だった。モクスがドアを蹴り飛ばして開ける寸前に「おい、大スターになる準備をしておけよ。さあ、あいつらのケツを蹴り飛ばしてやろうぜ」と言ったのを覚えている。
今でも苦しみ足掻いている。
今でも全ての愛と関心を受け入れ難い時がある。
今でも抗うつ剤を飲んでいる。
今でもパニック障害が起きる。
事実、ALL OUT PPVでのミロとの試合後に、俺の携帯は多くの人々からの素晴らしい試合だったというメッセージ、人々からの好意を自分ではどうにも消化できないでいた。ただ圧倒されていた。胸が締め付けられた。壁が俺を閉じ込めていった。感情を失っていった。まるでストローを使って息をしている様だった。でもゆっくり呼吸をして自分で自分を落ち着かせる事ができたのは、専門家の助けを求められるくらい俺は勇敢で、何をすべきか知っていたからだ。自分の不安障害と鬱を抱えてどう生きるかを知っている。その事について話す事を怖がったりしない。この業界のオールドスクールな奴らがなんて言うか知った事じゃない。今はもう1987年じゃない。
自分が治らないことはわかっている。俺は完璧じゃない。正直に言うと、今でも本当に落ち込む日もある。でも朝目が覚めて、どんなに悪い気分だったとしても、確かな事が一つあって、それを誇りに思う…
ここからどんなに悪い状況になったとしても、いつだって甥の目を見てこの歳をとってボロボロの打ちのめされたエディ叔父さんは絶対に諦めなかったと言う事ができる。
そして彼がもう少し大きくなって、一年生になって悪ガキに「お前のおじさんはレスラーじゃないぞ。うそつき。」と言われたら、携帯を取り出してエディ叔父さんがクイーンズのアーサーアッシュスタジアムの叫び声を上げる2万人の観衆の前を歩いてゆく−そこは日本のプロレスのテープを交換したり、喧嘩をして警察から逃げていたストリートからほんの少し先にある。
甥は悪ガキのびっくりした顔を見て「ね?」と言える。
彼の叔父さんはニューヨークヤンキースじゃない。
彼の叔父さんは医者や弁護士じゃない。
彼の叔父さんは宇宙飛行士なんかじゃない。
叔父さんはレスラーだ。
−エディ・キングストン
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📛 184 「空手バカ一代」 #30。
テレビの中で 「空手バカ一代」 が はじまりました。今回は 「必殺!さそりパンチ (第30話)」 というお話です。バキィィィイイイッと氷を割るアスカケンは 「ミスター、空手を甘く見ない方がいい」 とオレンジパンツのレスラーに忠告します。コンクリートの壁にボカッと穴を空けたレスラー。彼は "赤サソリ" と渾名を付けられているさうで 「大した人気ですね!」 と ここではあまり人気のないアスカケン。次なる "70試合目" の相手は あいつだと赤サソリの試合を見ながらの力道山。昔ながらのプロレスで相手を叩きのめす赤サソリ。さう簡単には勝負を付けさせません。「いつもの手口?」 とアスカケンは 試合に釘付けです。逆上した相手レスラーに殴られまくりな赤サソリ。「まるで打たれるのを楽しんでいるかのやうだ」 とアスカケン。「奴の胸をご覧なさい」。と力道山。「さ、サソリの刺青が!」 と赤サソリの異変に気づくアスカケン。ドクトルGのやうなマークの刺青が眩しい赤サソリは いきなり反撃を始めます。あっさりマットに崩れ落ちる相手レスラー。翌る日、力道山を交えて朝の特訓に励む三人。「力さん、わたしの話を聞いてくれませんか!」 とアスカケンは 「指の曲げ方で破壊力が違う」 と 実写映像をそれなりに交えながら 破壊力の違いを語ります。ヤシの木にカラテチョップを ビシッと決めた力道山を 「ハッ!」 としてGooとはせずに ドーンッと押し出し、上から落ちて来たヤシの実を拳でビシッと割るアスカケン。スイカを手刀で割る実写映像も交えます。それらの果物を千疋屋か何処かに持ち込む気なのかもしれませんけれど、そんなことはさておき、どんな部屋なのか "shawer room" という部屋の前で、威力が増したカラテチョップと力道山の悪口を言う赤サソリは、ボクサー相手に 「力道山め見てるがいい!」 と瞳をギラリと光らせます。場面は変わり、今度は 力道山の試合を赤サソリが観に来ています。「カラテカ?」 と赤サソリ。試合が始まり 「力道山が抜群に強くなった」 と こちらも観戦中のアスカケン。パンツの中に仕込んでいた栓抜きをヒュッと取り出して、力道山の額から血を吹き出させた相手レスラーをカラテチョップでのした力道山。そんな白熱した試合の中、事務所に電話が入っているとアスカケンに声が掛かります。「こちらです」 と部屋に案内されたアスカケンに突然に襲いかかる謎の男。そんなこんなで アスカケンも心配ですけれど、いよいよ第70試合目のゴングが鳴り響きます。「何をするんだ!」 と 試合を見ることもままならないアスカケン。「どういうことだ!」 とアスカケン。「どうしても邪魔をするのか!とアスカケン。「こ、これは!」 とアスカケン。「この男のボクシングはまさに空手に匹敵する!」 と相手の拳を浴びるアスカケン。と、ここだけ読んでいても ちっとも分からなかったりしますけれど、そんな中で行われております試合の方も大変なことになっています。苦戦する 力道山。カラテチョップが当たらない力道山。危し力道山。そんなころ、やりたい放題な男の隙を見て 不意に腹に一撃を喰らわして倒したアスカケンは、やっとこ会場に戻ります。そんなとき、胸に赤いサソリが浮かんだ赤サソリの拳を真面に受けてリングに沈む力道山の姿が。ささっと運ばれ、控室で横になっている力道山に 「仇を取る」 とアスカケン。そんなところに 力道山の世界に転向すると 突然の電撃発表をするイガラシさん。「がんばってください!」 と 妙にあっさりしているアスカケン。そんなアスカケンは上半身裸でロウソクの火をシュッと消しています。サソリパンチはカラテ殺しとカラテカを侮辱され、エキサイトするアスカケンは トウゴウにサンフランシスコに連れて行ってほしい、そして赤サソリをギャフンと言わせてやる!とハートをボワワッと燃え上がらせます。
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🎼 00826 「Lonely Sea」。
"緊急事態宣言" がどうのこうので揺れる東京の空の下、今週も "仮面ライダー" のお時間がやって参りました。今回は 「3匹の発電怪人 シードラゴン!! (第76話)」 というお話です。"人間の自由のためにショッカーと戦うのだ!" とナレーションが聞こえる度に 現在の不自由な世の中をどうにかして欲しいなって思いますけれど、そんなことはさておき、道を歩く 少年仮面ライダー隊とガールを ふたりの怪しげな黒服や、雑貨屋のおばちゃんがチロチロと、彼らの様子を伺いながらサインを送り合っています。つい売っていたら買ってしまいさうな 仮面ライダーを模したヘルメットふうキャップを被った 少年ライダー隊らに "待ってました!" とばかりに 看板をガッと取り出した雑貨屋ふうなお店のおばちゃんは彼らを呼び止めます。「アメリカから輸入した怪獣モンスターのカンヅメだよー」 と おばちゃん。どう見ても手作��ふうな "キミもそだてよう!" なんて書いてある看板と おもちゃのカンヅメを少し長くしたやうなカンヅメを見せられても 全く靡かない3人に 「安くしとく」 とおばちゃん。アメリカから輸入した割に、ひとつ200円というリーズナブルなお値段で薦めてきますし、3人に合わせたかのやうに カンヅメは ちょうど 3つしかありません。「水に入れると大きくなるよ」 とおばちゃん。何がどう大きくなるのかすらも聞かぬまま、怪しさのカケラも持たずに 何となく買ってしまう3人に 「どうもありがとう」 とおばちゃん。去っていったキッズの後ろで 物凄く悪さうな顔をしています。場面は変わり、深夜、部屋の中で 犬が吠えています。その隣の部屋で すやすやと眠るカンヅメを買ったひとり、少年ナオキ (なぜか両親は登場しません)。金魚鉢ともフラスコとも思えない透明の容器に 1匹のタツノオトシゴが入れられているのですけれど、突然に その容器から 赤や青の煙が ブクブクブワーッと吹き出してきます。夜のヒットスタジオでもはじまるのかと思いきや、そこに現るるは タツノオトシゴとは到底思えない、何だかキモい怪人です。吠える犬。キモ怪人は 右手の鞭の一振りで 犬を爆死させます。中々の迫力です。その音に目覚めたのか 目をこするナオキ。キモ怪人は どうしてかナオキの命は狙わずに ふっといなくなります。可哀想な犬。つづいて、ナオキと一緒にカンヅメを買った少年の部屋が映ります。こちらも 水槽がぶくぶくと黄色い煙を吹き出したりして お部屋の火災警報器が鳴りさうな雰囲気ですけれど、ナオキと違い 「ハッ!」 と目覚めた少年は 目の前に キモい怪人がフラフラ部屋を彷徨いているのを見て ガバッと毛布を被ります。けれども キモ怪人に気づかれてしまった少年は、水槽があったテーブルを軸に 時計回りで 早送りで襲われ逃げ回ります。部屋にあった消化器のやうな物を噴射させて応戦する少年。後片付けが大変さうですけれど、何とかキモい怪人を撃退します。そんなころ、工事を終えた工事現場の作業員は 何だかんだと言いながら作業を終えて 帰り支度を始めやうとしているのですけれど、そこに現れたキモ怪人に右手の鞭を ビシッと浴びせられます。火柱を上げながら爆死する3人。どうして犠牲になったのかは最後まで分かりませんけれど、それこそが 無差別に殺戮を繰り返すショッカーのおそろしさです。そんなこんなで 夜が明けて、警察が作業員爆死現場の検証をしています。そこにバイクで現るるは アクション2人組。「見ろ、ふつうの燃え方じゃないぜ」 と 跡形もない作業員の亡骸を見つめる アクション大好き滝和也。ふたりは とりあえず おやっさん家に戻ります。と、ちょうどカンヅメがどうのと話していたナオキとおやっさんに その話にガッと割って入り 「ナオキ!その缶詰は 一体どこで買ったんだ?」 と本郷猛。ナオキを連れてバイクで買ったお店へ急行します。「ここだよ!」 とナオキ。「御免ください!」 と和也。お店はシャッターが閉まっています。「よし、裏へ回ろう!」 と猛。和也とふたりで裏へサッと回ります。が 「助けてー!」 と ナオキの叫び声。慌てて戻ったふたりは、いつの間にか高いビルの上で捕らえられているナオキとキモい怪人らを見つけます。「卑怯者め!」 と猛。「わめけ!もっとわめけ本郷猛!」 と そんな猛らをモニターしている地獄大使は 「貴様には 地球征服計画をことごとく邪魔されてきたが、もう手も足も出まい!」 と、地球征服というビッグな計画を立てていたことを つい漏らします。「発電怪人シードラゴンは 触覚がどうのこうので 死人の山が出来るでせう」 なんて首領に言っている最高幹部。どこが触覚なのかよく分かりませんけれど、最高幹部が首領とシードラゴンが ああのこうのと お話をしていた間に 屋上まで上って来たらしい猛は 「ショッカーの化け物め!」 と、ナオキの解放を要求するのですけれど 「この子どもを殺してから 貴様をころす!」 と シードラゴンに予想外なことを言われて驚いたところで お知らせに入ります。お知らせが明けると 「よく見る��いい!」 と、本郷猛に ナオキの首絞めを まざまざと見せつけるシードラゴン。動くに動けぬ猛。と、そんなところへ ちょうど階段を上ってきた滝和也が 戦闘員を叩きながら スッとナオキを救い出します。それにしても、廃ビルのやうな屋上で物凄く危険なアクションをかませながら戦う正義と悪の凄まじさ。「どうした!おじげづいたか本郷猛!」 とシードラゴン。本郷猛で無くてもおじげづくやうな場所です。「この鞭には 12,000ボルトの電流が流れているのだ!」 と右手の鞭を振り回すシードラゴン。これはたまらんと 「ライダー 変身!とぅっ!」 と変身をキメる猛。(しかし このボロンボロンの建物は元々何だったのでせう?)。とっても危険な廃ビルで 撮影ギリギリな死闘が繰り広げられる中、命綱も何もないままに 一歩誤れば命を落とすやうな場所で バック転する戦闘員。めちゃめちゃヒヤヒヤさせられますけれど 「ラァァイダー 貴様の最期だー!」 とシードラゴン。どういうヒラメキなのか 「やつの弱点は足だ!」 と気づいた第1号は 不意にシードラゴンの足を掴み、ビルからブンッと投げます。地面に落ちて燃えるシードラゴン。何故に燃えたのかは分かりません。そんな有様をモニターしていたのか 「地獄大使!仮面ライダーはシードラゴンの弱点をついてきた!」 と首領。弱点は改良したから大丈夫っと最高幹部。そんなころ、帰りがけな猛の目の前で (池のやうな場所で) 溺れている男性を見かけます。「あー 助けてくれ!」 と男性。池に飛び込んで男性を助け出さうとする猛。と 「死ね、本郷猛 もうお前には邪魔させん!」 なんて言いながら 猛を罠に嵌め、池に沈めるシードラゴン二世。そんな光景をまじまじと見ていた 自転車ライダー隊のふたりは 「本部に連絡だ!」 と焦ります。いつものアジトふうな場所に連れて来られた本郷猛は、感電して完全に仮死状態らしいです。あの本郷猛が感電したくらいですから、きっと 池で生息していた生き物は全滅したんじゃないかなって思いますけれど、それはさておき 「待て!」 と最高幹部は 倒れている猛の命をあっさり奪おうとしたシードラゴンの手を止めます。誤った判断をする最高幹部。「あっさりころさぬ」 と誤った判断をする最高幹部。「頭の先から足の爪先まで悪の権化に作り替えてやる!」 と誤った判断をする最高幹部。「頭蓋骨に穴を開け、大脳と小脳を悪の電子頭脳と取り替えるのだ!」 と誤った判断をする最高幹部。「へへへへへへへ 本郷猛、今日からお前は生まれ変わって、最も優秀な悪の手先になるのだ!」 と あまり優秀ではない最高幹部は、手にした ホームセンターで売っているやうなドリルを使って 猛の脳天に穴を空けやうとします。が!「おかしいぞ!」 と最高幹部。急にドリルの回転が止まります。あわあわする最高幹部を睨みながら ドリルのコンセントを抜いた猛がニヤケます。「ハハハハハ!」 と、アジトが知りたくて死んだふりをしていた 悪の秘密結社よりも ずっとずっとワルな猛は、繋がれていた お立ち台から 「ライダー 変身!とぅっ!」 と再度変身をキメます。「シードラゴン二世、お前の威力を見せてやれ!」 とヘマが得意な最高幹部。第1号に襲いかかるシードラゴン。いつの間にか 最高幹部が手放したドリルを手にして、シードラゴンにブスブスと穴を空ける残酷ライダー。シードラゴン二世は何の活躍も見せないまま、空けられた傷口から液体を吹き出させ、苦しみながら絶命します。「おのれライダー!シードラゴン三世、やれっ!」 と最高幹部。「何っ!シードラゴン三世もここにいたのか!」 と第1号。陸に上がったシードラゴン三世を追う第1号。草むらから現れた戦闘員を次から次へと池に投げ落とす非情な第1号。そこへ颯爽と バイクメン滝和也が現れ、助太刀します。「ライダー!貴様を焼きころしてやる!」 と三世。戦闘員らを相手に バック転をキメる和也の格好良さと "Japan Action Club" と赤文字で大きく書かれた Tシャツの着こなしに痺れたわたし同様、余所見をしていたのでせうか 「ライダーめ 何処へ行きやがった!」 と 第1号を見失った三世は 隠れていた お茶目なライダーに ぬわっと襲われ、そして不意に繰り出した 「ライダー パンチ!」 を喰らって池の中に落ちました。「危ない!伏せろ!」 と第1号。池に落ちた三世は、水面を赤く燃やしました。ショッカーが自信を持って送り込んだ シードラゴンは 仮面ライダーのお陰で その行手を阻まれてしまいましたけれど、海水で生活していると思われるタツノオトシゴの改造人間が、海で戦えなかったことが そもそもの敗因かなって思います。
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WDLのシーズンパスBLOODLINEの感想
【ゲームシステムの話】
RETURN TO WATCHDOGSと公式がキャッチコピーを付けた通り、エイデンを操作すればそこはシカゴのハードボイルドな空気に、レンチを操作すればサンフランシスコの陽気が戻ってくる。本当に過去作向けのファンの為に作られてる感じがする(カメオ出演も含めて) 。 スキルも2人ならでは!がフルで装備されていて、名称や内容を読んでるだけで笑顔になる。
Twitterにもつぶやいたんだけど、WDにハマった要素の一つに操作性、攻略性の自由があったので、エイデンを操作していてハッキングから銃撃戦、テイクダウンまでどこからでも攻略出来るようになったのが嬉しい。(WDLのスカウト性も好きなんだが、やっぱり行動制限がかかるのが中々辛い所。途中でメンバーの変更も出来ないので。中々難しい。)そして何より2021年にエイデン・ピアースを操作できる喜び!!シルエットや動作がそのままなのだ。最高。
レンチはWD2でもっと操作したかった!の夢がかなって嬉しい。あと単純に画が映える。写真いっぱい撮るのも楽しい。貨物ドローンが喋るのもポイント高い。これぞレンチのアイテム。かわいいやつめ。サブミッションでは色んなアクションやらせてもらえるのも楽しかった。(ワルキューレの騎行を口ずさみながら)後半ちょっとロボット相撲みたいになってしまったのはやや残念かな。
WD2で夢中になってやってた衣装変更が、2人にも出来るようになるのでそこも嬉しいポイントの1つ。やったね!コート以外も着れるよエイデン!
【おおまかなストーリーの話】
エイデンはフィクサー絡みの仕事で事件に発展していくのだろう、とある程度想像が出来てたけど、レンチがどう絡んでくるのかプレイ前はマジで解らんかった。蓋を開けてみれば、レンチの問題にエイデンが急にシカゴから現れたという図になるのが面白い。過去作のキャラをプレイするにはがっつり1本よりこうしたオムニバス形式のDLCが良いなと思っているので、ボリューム的にも満足。WD4ではエイデンとダミアンの出会い編出してくれてもいいんですよ(救われた魂をすぐ闇へ葬ろうとする)
【ジョルディとエイデンの話】
冒頭でジョルディからエイデンへ仕事の電話がかかってくるところから物語はスタート。WDではお互いに銃口を向け、命のやり取りもした2人。
「クリア後に一度だけ聞ける引継ぎメッセージ」「DLC(BADBLOOD)の熱烈音声ログ」「モブから聞けるエイデンと契約解除後に絶不調になってしまったジョルディ(※個人的な解釈です)」など、機会があれば再契約がありそう…と思わせる要素はたくさんあった。でも続編WD2では、お互いサンフランシスコにいるにも関わらず一切の接点無し。「敵同士になってない?」「2人ともシスコ入りしてるのナンデ?」「再会したの?」「レギオンまで生きてる?」など数年やきもきして過ごしてきたのに、なーーーーに普通に連絡とりあっとんじゃ!!!アドレス帳の待ち受けまで設定してる!!!カーッ!!!公式が不安をよそにスッとレギオン軸の関係性をお出ししてきた。
直接会うシーンは無かったものの
・ジョルディはエイデンが殺し屋まがいの仕事は受けないことを理解した上で、連絡をしてきている。
・ロンドン入りが出来ない自分の代わりに、エイデンを頼る=未だに腕を買ってる。
・連絡がつかないことで仕事とエイデン本人の心配もしている。
・エイデンを開放しないとお前をラッピングして俺の所に届けさせるぞ発言
・自分は軽口で唯一のダチというくせに、本気でエイデンから感謝されると全く受け流せない。
ふぅ~~~~~~~~~ん!そぉ~~~~~~~なの!2人はシカゴ~サンフランシスコで新しい関係が始まってたかもしれないし、ここからもっと新しい関係が始まるのかもしれない。言われたことに対してどう受け止めるか考えてジョルディ。頼んだぞ。考える時間が必要?一緒に船旅とか出て世界一周とかしなよ。そっから先の想像は任せてくれ。
【エイデンとジャクソンの話】
ジャクソンの役割は「エイデンをロンドンに連れてくるためのキーパーソン」だと思っていたので、彼がエイデンにかける言葉や行動にめちゃめちゃ心を打たれるとは思っていなかった…。ジャクソンに身の危険を知らせようと部屋に勝手に侵入、PCを物色(メッセージを残す、もしくはハッキングして監視しようとした?)。なんかちょっと自分のルーツがジャクソンにも受け継がれてるんじゃない?と嬉しそう。浮かれとる場合か。クッキーを食うな!と思っていたら潜んでいたジャクソンにボコられます。
「仕方ないとか言って何やってんだ!メールでもなんでも他にも方法あるだろ!普通はそうする!」ごもっともです!
レンチを始め、敵も味方も「あのエイデン・ピアースだぞ」と言うのに対し、ジャクソンは「自分にとってはただの叔父さん」という態度をとる。エイデン自身にも。裏社会の人間、ではなく周囲にいる一般人と同等に見てる感じ。その辺りから、ヴィジランテでもFOXでもない“彼自身”はジャクソンとニッキーの中にしか存在できないのかも、と思い始める。なんだか悲しくなってきた。
ミッション中も、もはやジャクソンはプレイヤーの代弁者なのでは????と思うほど、エイデンをずっと見てきた自分(プレイヤー)が思ってたことを全部言ってくれる… ぶつけてくれる。
・ロンドンへ来た理由
エイデン「金払いが良くて二人を養える(罪滅ぼし)と思った」
ジャクソン「自分も母親も自立してるし金銭面で困ってないことも解ってる、自分から渦中に飛び込んでる」
・レンチのこと
エイデン「マスクで顔を隠してるが、イカれたパフォーマンスで自分を偽装してる」
ジャクソン「似たような人を知ってるけど?^^」
・レナのこと
エイデン「(マーロットで)逃げずに立ち向かうべきだった。お前の気持ちが晴れるなら何でも話す」
ジャクソン「真っ当な生き方をしてたらそもそも問題は起こらなかった。話してあんたの気持ちは晴れるのか(許されたいだけじゃないのか)」
明らかに言い訳じみた発言も正論パンチが炸裂する。ジャクソンじゃないと言えないしこっちもすんなり受け入れられなかったと思う。他のキャラだと急に出てきてあんたにエイデンの何がわかるの!!となるだろうし、ジョルディはキャラじゃないので(個人の感想です)。エイデンはずっと「事故に対してどうしたらよかったのか、ダミアンと協力すればよかったのか、違う道を走らなければ、郊外に行かなければ…」と色々と悩み続けている中で、ジャクソンは「事故が起きた原因を作ったのがそもそも悪いし、今も同じ過ちを繰返してる、やめようとしない」って主張。解らせる方法はあるのかなあとプレイしてる最中は思ってた。
【エイデンの深層心理の話】
もうね…ボロッボロに泣いたよ…。まさかエイデンの深層に潜り込める日がくるとは思って無かった。エイデンが自分を責め続けてることも、復讐の衝動を抑えれないのも、それが大事な思い出の家で起きてることも、その家の間取りからどこに何があるのか解るのも、全部ひっくるめて感極まって号泣。
WDでマーロットの件はエイデンの中で区切りがつけれただろうけど、レナに関しては無理だろうなと思っていたので。それが前を向くエピソードが追加されて、内容も納得がいくもので、自分の手でプレイできたのが本当に嬉しい。ありがとう…ありがとう…WDスタッフ…。
プレイヤーがジャクソンだったのも凄く良かった。ブラッドラインのメインストーリー中にジャクソンから「人助けはFOX以外にもやり方はある、普通の生活に戻ろう」と言われるけど「自分でもわかっているけどやめられない」と返していたように、エイデン自身にはレナの件を解決できなくて。(というか出来たらもうやってるはずだし…。)そんで現実世界で誰から何を言われても拒絶するしはぐらかすんですよ…。何回後で話そういうねん。
そんな頑固なおじいちゃんをどうやって立ち直らせるか。外がダメなら内から。もうねえ…びっくりしちゃったよねえ…。おじいちゃん自分でFOXの象徴捨てられないからさあ…。ジャクソン(プレイヤー)が取ってきて埋めるっていう…。エイデンを救うために、FOXを葬るのをプレイヤーにさせるっていう…。ハー…。中には自分で解決して欲しかった人もいると思うんですよ。克服して欲しいみたいな。でも、もう庭で穴掘ってるエイデン見ちゃったら、自分はあの家に入れさせたくなかった。誰かに救いあげて欲しかった。それがジャクソンで良かったな、とプレイ後の今めっちゃ思ってます。
普通の生活に戻るには失ったものも誰かから奪ってきたものも多すぎるけど、エイデン自体を開放してあげたいとは常々思ってたし、もうあの家で苦しむことはないと思うと、それだけで今は十分かな…。
【マーカスとレンチとジョルディの話】
人は凄い物を見てしまうとおめでとうしか言えなくなるんだな、とういう一文で終わってしまう。そんな内容だった。
まさかマーカスに続いてレンチがジョルディのお仕事体験をすると思わず。かなりびっくりした。お互いお喋りで破天荒で自由気ままなところがあるので、マーカスより会話が成立しつつも、ジャンルが違うので噛み合わないところもあり。ジョルディが会話を切り上げたがるのが新鮮だった。(ラチェットだの何だの名前をわざと言い間違えるクセに、働きぶりを褒めるときには「レンチ」というのでそういうとこだぞジョルディ。)
その後にマーカスとレンチのコンビが復活して、めちゃめちゃ楽しそうでスムーズな会話にやっぱコレコレェ!!!となる。場を盛り上げつつも、真面目なトーンで真摯に寄り添ってくれるマーカスがWD2と変わらずいてくれて本当に嬉しい。なんかレンチがマスクを外すのに抵抗がややなくなっているのも、マーカスのおかげなのかもしれない。都合のいい解釈をするのが得意なオタク。というか留守電を無視しまくるレンチ(騒ぎが大きくなりニュースにもなってる)と、どーにかしてコンタクトをとるために、ジョルディにめっちゃ金払って色々下準備したサンフランシスコ在住のマーカスくん…。そりゃお互いに愛してるで会話をしめますよね解ります…。それもラブ…これもラブ…。
【わかりにくいファンの感想】
・PT演出よりも急に現れたアサクリ定番ギミック部屋に笑った
・ビルの停電とシカゴの大停電を同じ基準で語るエイデンおじさん好き
・まさか事故現場に行けるなんてなあ…
・クソほど露出がなかった鉄壁ガードなエイデンおじさんが嘘のようだぜ
・レーンチ♡って声がすごい
・自分の復讐は果たさなかったけど、仲間に危害を加えると言われてブチ切れるレンチは良い奴だよほんと…
・レンチの手のモデリングと走るときの族っぽい感じが最高
・ところで話題に出てこなかった伝説のハッカーは一体…
・バナナケーキがあったら死んでいたので危なかった
【めんどくさいファンの感想】
・ジャクソン偽名使ってないんですか???てか音声ログとか残してんのね…
・ニッキーのお家で必死にダミアンの痕跡を探す
・ピアース呼びが恋しい
・ジャクソンも本編で使えたら良かったのにな~
・ニッキーがなんでエイデンの服装セット持ってたのかちょっと謎(シカゴを急いで出る時にエイデンも一緒だと思って家にあるお泊りセットみたいなん持ってきてしまったんかしら…)
・WDのDLC(BADBLOOD)の独白を聞いてたのですんなりジャクソンのところに行ったのがちょっとモヤモヤ(確かにいかないと始まらんのだが)
・いやでもマスク外し過ぎな気がするんよなレンチ…
・おじさんの復讐の連鎖を断ち切ったあとレンチをいったん止めるもしゃーなしやな協力するってなったのは上手く呑み込めなかった…おっ…おう…
・CVの件まったく告知なかったのはマジで一生怒ってる(ゲームの出来とは別問題、お金払ってる分は怒ります)
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BTどんだけ怖いねん!!
露骨な回り道
今回は、キャピタル・ノットシティ→西中継センター→西配送センターへと、一気に運んだぞ✊ というかお話の展開がそうなっていた。
西中継センターへの道中には、NPCが建てたロープの看板があり、そこで使うといいね50をもらえた!
落とし物は拾ってとりあえずポストに入れて……XLは今のサムにはまだ重い! スタミナガンガン減る!!
ミュールをパンチで倒してやるぜと意気込んでいたが、最初に遭遇するミュールはやはり交戦に入る前に時雨の演出が入って、いなくなってしまうようだった。
問題はその先のBT……初見時は息ができなくなるかと思った記憶がある。
ふと、西配送センターからルーデンス・マニアで山の斜面を往復していた時にはBTと出くわさなかった(偶然?)ことを思い出し、山沿いに行ってみることに。
しかし、やはり、出るんじゃないかという恐怖から、段々と山の上の方へ行き……先ほどのスクショの足跡にもある通り、一度滑って転げ落ちてしまった。
難易度Normalだと荷物が21%も劣化するのね😱 時雨の中を遠回りしているものなので、荷物ケースの損傷率もすごい勢いだった。先行きが不安だ。
回り道しすぎてほぼ山の向こうを行くことになっていたが、幸い比較的安定した足場を見つけられたこと、早いタイミングで自家中毒になったものの、ついにBTの気配を感じないまま雨が上がったことから、結果オーライではあった。
西配送センターのプライベートルームで、サムの両足の爪を確認して、ほっとした。
あと、ディレクターズカット版だから? 初めて見る看板がいくつかある!! イカした晴れマークとか☀️🕶
やっぱりこの先、風力発電所とポート・ノットシティへの道のりが最大の鬼門になりそうだな……特に前者は、まだBTを倒すこともできないしorz
ポート・ノットシティまでの道は、座礁地帯が広い! ここの最適解がいまだにわからないんだけど、バイクで行っている人たちはどうやって捕まらずに……?
東部のプレッパーズは、サムのステータスが上がってからフラジャイルジャンプで戻ってきても良さそうだな。
まあ、諸々の前にまずは……ミュールのテリトリーに突撃じゃーい!!!(カイラルプリンター接続ユニットを取り返す指名依頼)
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01/21 ヤクザと家族 The Family 試写会に参加しました
*ネタバレどころか全編通しての感想なので一定期間が経過したら本記事は非公開に移行いたします🙆♀️
*記事全体でお名前や役名などを敬称略にて記載させていただいている部分が多数あります。ご不快に感じられる方がいらっしゃいましたらブラウザバックしていただけますと幸いです。
2021年1月21日(木)、映画「ヤクザと家族 The Family」試写会に参加させていただきました。年末年始は「1月29日を迎える」ことを目標に繁忙期を生き抜いたため、当選通知のメールを見た瞬間私の2021年は終わったような気持ちでした。(誇張表現)
今回も初見時の気持ちをフレッシュに残しておくべく、鑑賞しつつこんな感じでメモっていました。
黒い文字が上映中のメモ、緑の文字は帰宅後に補足で書き足したメモです。
これまでは人に見せることを前提とせず目と耳に入ったことや感想を自由にメモっていたのですが、今回を機にメモを見返しつつ(時に載せつつ)感想ブログなどもしたため始めてみようと思い、画像と文字を投稿しやすそうなTumblrを開設してみました。普段芸術と程遠い業務にいそしむ会社員の感想を眺めて「わかる〜」「いやわからね〜」みたいな楽しみ方をしていただけたら幸いです。
今回はB6ノートに見開き10ページ分ひたすら悶絶しているメモとなりました。
映画開始から終了までの時系列順で書いています。ちょこちょこ下記のようにスクショで掲載します。
水中から始まる……
フレッシュなダイイングメッセージみたいな文字で書き始めているのですが映画冒頭、あぶくに包まれながら沈んでいく推定・綾野剛さんの映像がとても綺麗でした。今思い出すと「ああ〜Familia……」という感じです……
一緒に見に行った方が観賞後、「この映画は山本賢治の走馬灯なんじゃないか」という話をされていて打ちのめされました。
そう言われてみると最後の沈むシーンでは刺された血液か返り血かで体の周りにもやのような赤が浮いていますが、冒頭の沈む映像ではそれがなかった気がするので山本さんの自己認識的な映像なのかな〜とも考えていました。
確か右手を伸ばすようなカットがあり、写っている手がなんだか小さく見えたので「19歳の前に胎児からスタートなのかな?」と斜め上なことを考えていたのですが、上方に伸ばした手を自分で見上げているので確かに小さい感じに見えるんだな〜とも考えていました。
1999年
小さい原チャリの山本賢治くん(19)が着席するまでの一連、白い上着で葬儀場に入って行く俯き気味の後頭部が愛しかったです……読み間違いかもなのですが喪主が山本賢治に読めて、あ〜頼れる親族いなかったんだ……とすでに泣きそうになっていました。
少し後のシーンで山本宅が映る時、お父さんの名前で賞状も雑多に積まれていたのが何だったのかな〜と思いながら観賞後にサイトを読んだら証券マンだったとのことで、優秀な社員さんだったのかな……と思いつつ母親も離婚などではなく亡くなっているという記載からかつての山本家に思いを馳せて切なくなっていました。
いちはらはやとかわいい
市原隼人さんをドラマ版『ROOKIES』で知り、『猿ロック』『ボックス!』くらいしか見たことがないながらにくしゃっと笑う顔が好き^〜〜〜と思っていた高校生時代を思い出しました。原チャに足乗せて数珠をいじってるの大変かわいかったです。数珠は手作りなのでしょうか🤔2019年で大原の墓前にも赤マルと一緒にお供えされてるのを見ると三人でお揃いで作ったのかしら……と深読みして涙する私でした。
おかねにはしゃぐのかわいい
夜の堤防で強奪してきたクラッチバッグを開けるシーン。大原を演じる二ノ宮隆太郎さん、お顔は存じていたのですがお名前が出てこず、さらに事前にあまり情報を入れないようにして映画に没入しに行ったので「大原」「細野」の名前が最後までわからず迷走したメモになっています(言い訳)
バッグの中から20万円くらいが出てきて堤防でめっちゃはしゃぐ大原が大変かわいかった……1999年でも2005年でも大原が笑ったり喜んだりすると見ているこっちもニコ……☺️と笑顔になるのが不思議でした。
このシーンで月におシャブさんをかざして「きれェ」って言う細野もやばいけど投げ捨てちゃう賢治くんの衝動性も心配な感じでした。この衝動性が2005年の川山を瓶でゴン事件に繋がるんだろうな〜と思いつつ……
あかちゃんあやすいちはらはやときゃわ
オモニ食堂で赤ちゃんの翼くんをせっせとあやす細野の笑顔がほんと〜〜に好きで……
山本・細野・大原の三人でいっぱい食べてるのめちゃめちゃかわいい空間でした。
くみちょうかっこいい
帰宅してから追記したメモもだいぶ頓珍漢なのですが「激シブ」と書きたかったんだと思います。
この食堂乱闘事件の最後、大原が出口手前の机に綺麗にぶつかって気持ちよくひっくり返して走って出て行くのも爽快でした。(どんな感想?)
ドアちゃんとしめるけんじくん
寿司パに呼ばれた賢治くんがビルの入り口ドアを後ろ手ながらちゃんと閉めるのが偉いな〜と思って見ていました。(今思うと金文字の「柴咲組」を見せるためかな〜とも思いつつ)
この後商店街を走る時も「どけどけ!」だったのが「どいてどいて!」になって、後に続く言葉の方が優しい感じになる辺りに人柄を感じてグッときました……
はねられたあとはしるけんじくん
雑誌の『キネマ旬報』だったかで綾野さんがスタント無しで挑んだというのは読んでおり、事前公開された映像も見たので心の準備はできているつもりだったのですが劇場で見ると迫力が凄まじかったです……は、はねられている……あと確か長回しがはねられた後も続いていてハラハラしていました。
そしてこのあと盃交わす場面までほとんどメモ取ってませんでした。SNSの完成披露会を見られなかったので一緒に行った方に教えていただいたのですが、あのシーン本当に蹴られているということで……よくぞご無事で……😭
香港までの密輸(入国)船のサイズが意外と小さくて、時々ニュースで見る国境近辺の船ってそういえばこんな感じだったな〜と思い出していました。
あと加藤こと豊原功補さん、『のだめカンタービレ』の江藤しか知らなかったので「なんか見たことあるような…」とは思いつつ一瞬気づきませんでした……!江藤塾の指導が「ヤクザのとりたてみたいな指導しやがって!」と千秋に言われるのですが江藤と加藤全然違う人間ですごかったです……
ところでこの臓器くん三人が密輸されかけるくだりの辺り、賢治くんが柴咲組との関係を否定したのに中村の兄貴が迎えに来てくれて三人とも助かってる描写の理由が1回目だとわからなかったので今後わかるまで見に行きます(ムビチケを追加で積んだ顔)
盃交わすシーンで縦書きのクレジット入るのめちゃめちゃテンション上がりました。かっこいい……ここのシーンの背景や人の配置とお顔など、後で出てくる方いらっしゃるのかな〜と思いながら見ていて白文字を読んでいなかったので結局エンドロールまで気づかなかったのですが今回岩代太郎さんが音楽だったそうで、初めて映画のサントラ買ったのが『武士の献立』だったのでエンドロールでもテンション上がる事態になっていました。
2005年
おしりまで入ってるの
銭湯で山本さんが湯船に向かう後ろ姿のシーンで刺青が背中通り越しておしりと太ももにまで入っていた衝撃のメモ。
そういえば私も小学生くらいの頃、近所の銭湯にどうしても行ってみたかったのですが連れて行ってもらえなかったことを思い出しました。(誰彼構わず話しかけては走り回って物を壊す子供だったのでいろいろな意味で人生変わるところでした)
大原と細野の背中にも線彫りでごっついでかい刺青が一面に入っているのですが、山本賢治さん(25)の気合の入り様がエグいかっこよかった……何年かけて彫ったのか……
米国にいた時スナック感覚で一緒に刺青入れよ〜と誘われた際、断りつつ色々調べて知ったのですが、線ではなく面の刺青は痛さも尋常じゃない上にグラデーションは彫り師さんの技術も問われるところとのことでお尻やふとももとか脇の肋骨のあたりみたいな皮膚の薄そうなところにまで見事に入っているのを見て山本さんの六年間に思いを馳せたりしていました。あと全然関係ないですがお風呂めっちゃ気持ちよさそうで私も帰宅してお風呂沸かしました。
中村「てれるな」かわいい
安易に「かわいい」という形容詞を使いがちなのですが魅力を感じた時にさくっとメモする時やっぱり「かわいい」とか「かわ」って書くのがラクという。
若頭襲名?就任?のお祝いをされてぽつっと一言中村の兄貴が「照れるな」と言うのがかわいかったです。立ってるだけでめちゃめちゃ怖いし1999年の方でも怖かった中村さんが口を開くと思ったよりフランクで端々にポップさが垣間見えて「あっ好き」と引き込まれた瞬間のひとつでもありました。ドラマ『アンナチュラル』の宍戸だ!!と思って警戒しながら見ていたのですがここで警戒を解いて仲間だ〜🌼と思いながら見ていたので2019年の方で落ち込みました……(鑑賞中に落ち込む視聴者とは)
このシーンで細野が「これ山本の兄貴からです」のような文言で中村さんにプレゼント(とは言わないのかしら……)を渡す時、言い方や間の取り方があまりにも自然なモブっぽくて一瞬細野だと思いませんでした。山本さんから中村さんにお祝いの品を渡すだけの舎弟の役割を果たしている細野aka市原隼人にグッときていました……
せんえんくれる
オモニ食堂で小学生の翼くんに千円札をくれる山本さんのシーン。一万円とかではなく、でも小学生には大金の千円札をお小遣いにくれる山本さんのバランス感覚がとても好きでした。愛子さんが止めるでもなく受け取っときなと言う様子になぜか嬉しくなってました。そして翼くんがンマ〜〜〜かわいい……その翼くんと会話してる時の山本さんと細野がこれまたンマ〜〜〜かわいい……あの笑顔は無形文化遺産認定の日も近いです。
「子供と会話すると笑顔になるよな〜」と思いつつ見ていたのですが今思うと大原くんと亡くなった翼くんのお父さんが似ていたというところから、自然と人を笑顔にさせる特性みたいなものを翼くんもお父さんから受け継いでたのかなぁとか、いろんな人の居場所になってたオモニ食堂を切り盛りしてるお母さんから学んだりしてたのかなぁとか色々考えていました。
ジッポのチーンかわいい
この「かわいい」も魅力的だったな〜の「かわいい」です。2005年の山本さん喫煙シーンで印象的なジッポライターの開閉音、薄い金属音がおしゃれで好きでした……小中学生の時分、ジッポに憧れて百均やらドンキやらで安いのを買ってはガチッとかバチッみたいな音を立てて開閉させていた勢なので「かっこいい……」と痺れていました。あと山本さんの手が綺麗で二倍痺れました……
2019年、山本さんの出所後に「柴咲組一同、盛大に」のシーンで煙草に火をつける時は百円ライター的なジッという音になっていて泣きそうになりました。対比がエグい……
くうきのかわりかた
2秒前まで翼くんと近所のお兄ちゃんみたいな会話をしていた細野が山本の電話の様子を見て一瞬で空気を切り替えるのがビリッと来ました。オモニ食堂の壁際に飾られた七五三か端午の節句かの人形を挟んで会話していたのも何故か記憶に残っています。
この画面大原があまり映ってなくて若干寂しかったりしました。三人でご飯食べにくるの可愛かった……ビールの乾杯の時にグラス合わせる位置が特に山本さんが上という感じもなく三人でかんぱ〜いってなってたのが本当に好きでした。(見間違いだったらどうしよう…)山本さんの貴重な笑顔……
あめちゃんなげるのかわいい
この「かわいい」は「かっこいい」と「かわいい」が半々くらいのかわいいです。去り際に細野が翼くんに2つか3つか何か投げるので「小銭?にしては雑…?」と思っていたらキャラメルなのかラムネなのかアメなのかオレンジ色の細長いのを翼くんが両手で受け取ってて可愛くて死にました。
お菓子を持ち歩く細野……
続くクラブ C'est la vie で敵対勢力が煽りに煽るシーン、細野が身を乗り出してゴリゴリに睨んでる中、山本さんが微動だにせず立ってるのがめ〜ちゃ怖かったです……まじで身じろぎひとつせず川山のことをじっと見ている様子が、あまりにも静かなのに絶対静かな訳がない嵐の前の大気そのものでひたすらぞわぞわしました……
川山が立ち去った後でママが気を取り直して女の子たちに声をかけるのがまた好きでした。ママの肝の据わり方よ……
そしてここで登場するみゆきちゃんこと工藤由香。青いドレスが似合ってて素敵でした。今思い出すと冒頭や最後の海を思い出すような深い青なのですが、由香ちゃんの明るい人柄と真逆な色かつ尾野真千子さんの雰囲気にぴったりの綺麗な深さだったな〜と思いました。(小並感)
自己紹介もなく隣に座り山本さんの親指の付け根部分にガラス片が入っているのをそっと取ってくれる由香ちゃんを見つめる山本さんの目元がサングラスと前髪でわかりづらかったのもエモでした。わかりづらいけれど、川山と話していた時とは完全に異質の静けさ……
さっきまで流血沙汰の事件起こしてた男が、自分で気にもしていない(蔑ろにしている)傷に気づいて手当てをする由香ちゃん、彼女の来歴が映画の中ではほとんど見えないのも「山本の走馬灯」と考えると納得でした。
ついでにこの後ホテルに呼び出される由香ちゃんのシーンがめちゃめちゃ可愛くてニコニコしながら見ていました……
由香ちゃんの到着で、画面には映らないジッポの音が「山本さん緊張してるのかな…」という感じでかわいかったです。そして由香ちゃんの私服(チェックのシャツワンピースとフードつきダウン)が青いドレスとこれまた180°正反対とは言わずとも90°くらいの位置にある感じでとてもかわいかったです。◯まむらかパ◯オスか……
ぺちぺちたたかれてる かわいい
抵抗する由香ちゃんのぺちぺちパンチが大変かわいかったというメモでした。
そういえば山本さんの背中におわしますは修羅でしたね
抵抗している由香ちゃんに動揺しまくる山本さん、さっきまで貫禄凄かったのに急に中学生男子になってニコニコしちゃいました。川山とか加藤にこんな態度を取ったら親族もいない由香ちゃんは臓器ちゃんコースでもおかしくないのに、運転しておうちまで送ってくれる……
ここで携帯渡して「入れろ」だけ言われて、一回でちゃんと正しい情報を打ち込んで渡してくれる由香ちゃんの律儀さもかわいかったです。ラブコメ映画ならここで一回ギャグ挟んでから山本さんが「あいつ…!」って思ってるときに携帯に由香ちゃんから連絡入るパターン……🤔💭と思考が逸れるくらいかわいいシーンでした。
セーターのおじちゃんかわいいね…
この「かわいい」も「かっこいい」と「魅力的」の混ざった感情でした。川山の件で加藤との会談に中村の兄貴を連れて行く柴崎さんにスルッと流されてしまって立ち尽くす山本さんに肩ポンしながら「たまには兄貴に花持たせたれや」のようなことを言うおじちゃんがその場面で一人だけスーツではなくセーター着用だったのがかわいいな〜と思った感想。
ビリビリに張り詰めた空気の中で元凶とも言える山本さんに声をかけようにもかけられない(かける勇気が出なさそうな)雰囲気の中、かる〜い感じで声をかけてくれるおじちゃんが大変好きでした。何かあったときに気持ち的にラクにしてくれる方が職場とかに一人いてくださると心理的安全ダンチだなぁなどと今打ちながらしみじみ考えます。みんな頼ってひっそり相談に行く感じ……
あとこの「たまには」という一言、最初はおじちゃんが気を遣ってくれてる感じかと思っていたのですが、2019年の方で中村の兄貴と乱闘になる場面で出所したての山本さんに兄貴が「いつもいいとこどりしやがって」みたいなことを言っていたのを考えると、1999年〜2005年の6年で相当派手に活躍していたんでしょうね山本さん……
出待ちしてるのかわいい
これは紛れもなく「かわいい」でした。クラブの前で車で由香ちゃんを待ってる山本さんのシーン。この直前の事務所でソファで仰向けで煙草吸いながら起き上がって天井見上げてまた吸って……というシーンの山本さんは手首や体の動かし方から漢と色気の混ざり合った匂いを画面越しに感じるほどかっこいいのに、由香ちゃん呼び出して「無理なんで……」とわりと年単位で寝込みそうな断り方をされて無言クラクションパーーーーーで強制的に呼び止めるあたりの流れまじでラブコメでかわいかったです。
みゆきちゃんにオラつけてないのかわいい
まさしく。別に山本さんが「オラついている」訳ではなく「ペースを乱されまくっている」と書きたかったのですが勢いでメモっていたのでこんな書き方になってしまいました。語彙力……
このシーンではまだ「ゆか」という名前が出てこなかったので鑑賞中のメモが「みゆきちゃん」記載。
ドライブ(きょうせい)かわいい
由香ちゃん青いドレスのまま上着だけ持ってきてドライブしてたような気がします。白い上着に青が映えるな〜と思いながら見ていた気がするのですが見間違いかな……次見る時確認します。
そして今気づきましたが「(強制)」と言うと常田大希さんが年末にSNSで公開していた綾野剛さんとのメッセージを思い出します。どんなおせちだったんだろう……ちょろぎ入ってたのかな……🤤
顔が良いあやのごう
夜明けの海岸で由香ちゃんに「どうやって儲けてんの」「なんでヤクザやってんの」のような質問攻めにされるシーン。今回のメモぶっちゃけ6割くらい綾野剛の顔が良い(または諸々が「��わいい」)で埋まっていたのですが、この辺りから各俳優さんの様々な「美しさ」に魂が震える映像になっていった気がしてメモ内容が圧倒的に表情のことや空気感についての言及になっていたので我ながら記述が曖昧で頭抱えました。咄嗟の語彙力 増強 方法 検索👆ポチ
夜通しドライブした二人が由香ちゃんの気軽な質問からほんの一瞬だけお互いの深いところに触れる描写が夜明け前の一瞬の空を思わせてエモでした。
まじすか!? かわいい
ここからしんどかった…釣りに出かけた柴咲さん・山本さん・運転手の大原くんの三人が車内で会話しているシーン。
電話で呼び出された時山本さんが着てたセーターかわいかったな〜というのも記憶に残っています。そういえば山本さんが住んでるところって柴咲組の寮的なところなのかしら🤔最初に由香ちゃんが呼び出された時、ドアに避難経路が貼ってあったのでホテルかと思ったのですがそういえばこの場面でも同じベッドな気がするのでホテルじゃなくて家なのかな……?
運転手の大原くんが嬉しそうに相槌を打つのが可愛すぎて劇場でニマニマしてました。「こいついっつもお前の話するんだよ」みたいなことを柴咲さんに言われて山本さんが呆れてるのに「すみません!」ってお返事しながらニコニコしてるの本当にかわいかったです。
気を張ったり気が立ったりがデフォルトの中で大原くんみたいな人がそばにいるとホッとして笑顔になったり少し安心したりするんだろうなぁ、愛されてるんだなぁと思って(由香ちゃんとのラブコメからのエモの流れで完全に油断していたこともあり)完全にリラックスしてたところで二人乗りバイク………………………………
ずるい………………………
大原くんの魅力にフォーカスした直後のこれはずるい……………………
今思い返すとこのシーンも多分長回しでした。どこからどこまでだったんだろう……完全に頭から世界観に浸って「釣りか〜何が釣れる時期かな〜」とか考えてたのでめちゃめちゃ衝撃でした……
そしてここで山本さんが車を振り返って呆然とする流れが辛いのにめちゃめちゃ綺麗でした。昼前の太陽の明るさ……
ないてるいちはらはやと
翼くんを撫でて笑おうとする細野がぼろぼろ泣いてしまうシーン。シンプルにつらすぎて胸にきました。トレーラー映像で主題歌が入る前あたりに映る煙、煙草かなぁと思ったらこの大原の葬儀のシーンだったんですね……ずるい……
この時の翼くん6〜7歳でしょうか。物心ついてから初めて参加したお葬式だったのかな、と思うと普段と様子の違う知ってる人たちの中で細野ならいつもみたいに笑ってくれる!と思ってたりしたのかなぁみたいなことも考えて辛み増してました。ちょっと戸惑うような様子が辛かった……
細野の翼くんと接する時のあの笑顔が印象的に描かれていたからこそ辛さが倍増(どころの問題じゃない)でした。
そういえばこの後から細野の笑顔がちょっと変わったような。🥲
2005年ではもう笑うシーンがなく、2019年の方でも相当苦労したんだろうなぁという感じで笑顔の雰囲気が変わっていて辛かったです……パパしてる時ももう翼くんに笑いかけたみたいな笑顔じゃなくて……無形文化遺産儚い
メタい感想だと「笑顔」ってそんなに種類分けられるものなの……?と市原隼人さんの表現ぢからにタコ殴りにされていました。安仁屋……
けいさつとヤクザの髪型 ちがうのすごい
柴咲さんと大迫が会話するシーン。画面右側に柴咲さんと中村の兄貴、左側に大迫と若い警官?が映るのですが、中村の兄貴も警官も「髪が短く襟足は刈り上げに近い感じ」「スーツ」「姿勢良く立ってる」とほぼ同じ条件のはずなのに、どう見ても右側がヤクザで左側が警官だったのがすごかったです。さらに場面的に逆光でほぼシルエットだったにも関わらず明らかな差異があったので痺れました。
ケン坊なのかわいいな……
入院している山本さんのお見舞い兼報告?で柴咲さんと細野が病室を訪れるシーン。もうすでに嫌な予感はしていたので感想がかわいいポイントだけフォーカスして書いてありました。柴咲さんが「ケン坊」って呼ぶの本当に愛が深くてなんでか泣きそうになります……
花籠を置きながらずっと泣きそうな顔をしている細野の私が代わりに泣きました。(なんで?)
えっ えっ顔が良い あやのごう……
だいぶ動揺しています。ベッドで横になった山本さんの思考をなぞるように俯瞰でゆっくり回る画面のシーン。天井視点というべきか何と言うか……
1999年に侠葉会から逃げる賢治くんのシーンでも画面がぎゅん!と回って大混乱なところがあってすごく好きでした。
あの静かな表情が怖いのか美しいのか、ぞっとするのか狂おしいほど愛しいのか、全部詰まっていて文字通り息が止まりました。二重幅の目元がずっと脳裏に残っています。
そしてこの後クラブの中で山本さんに紙袋を手渡す細野、サイトのキャスト紹介の写真もしかしてこの場面では……?と気づいて地に倒れ伏しました。苦しい……
な…中村さん……
1999年でおシャブさんを扱わない柴咲組に「じゃあ何をやってるんだよ」みたいなことを聞いた賢治くん19歳に、凛と張りのある声で答えていた中村さんを思い出しました。山本さんとはまた別の理由で耐えきれなかったのかな中村さん……
屋上でゴルフしてる柴咲さんと山本さんを見てる時の中村さんの目線がなんとなく不穏だった気がしたのですが、中村さんは任侠の人でした……😭
刺殺する時は刃物を縦ではなく肋骨に沿うように横にして差し込むと致命傷になるみたいな話を思い出して現実逃避しながら見ていたのですが銃を選んだ山本さんと刃物を選んだ中村さんの違いみたいなところにも思いを馳せていました。
(そういえばサイト読むとドス的なものではなく包丁だったんですね)
そぼくなゆかちゃんハウスかわいい
質素倹約大学生の一人暮らしアパートとてもかわいかったです。調べたら2005年といえばファーが流行したりエスニック柄が流行した時期らしいのですがそんなものの影もない本棚やキッチンの生活用品のカゴに生活を感じてグッときました。そこに転がり込んでくる血まみれの山本賢治……
震えてる山本さんに動揺しながらも少しずつ落ち着いて癒してくれる由香ちゃんと、最初触れるだけのキスをするのがすごくグッときました。
みあげるとき 19さいだ…
翌朝、事務所に帰ってきた山本さんがソファに座ったままぼんやり柴咲さんを見上げて立ち上がるシーン。1999年、加藤の元から助け出された後を思い出しました。ESSE のインタビューで綾野剛さんが語られていた内容もふと思い出し、朝陽の入る光景に胸が痛くなりました。
その後で柴咲さんが山本さんが怪我をしている左肩を大切にして首元を引き寄せて、自分の白い上着を気にするそぶりも見せずにガッと抱き寄せるのがまた辛かったです……(あまりにも当たり前のように深く抱き寄せてたのでしばらく柴咲さんの上着が白いことにも気づきませんでした)
大迫が入ってきて手錠をかけているあたりのシーンで柴咲さんの上着に血がついててウグ……となっていました。
よりにもよって連行される時のニュースを翼くんがガッツリ見ているというのも辛かった……来なくなった大原、逮捕された山本さん、細野は一人でオモニ食堂にご飯食べに行ったりしたんでしょうか……2019年の方だと細野と翼くんのコンタクトが一切なかった気がしてまた辛いです……
怪我が治ってないのに歩かされて収監されてる山本さんが辛すぎると同時に、真っ暗な中から明るいところに出る流れの表情に鳥肌バキバキでした。
2019年
2019年の方が青いの…?(色)がめんの
早朝出所する場面から始まることもあってか映像が青くて「あれ…?」と思うなどしていました。初めて見る丸メガネの若い子と中村の兄貴が迎えにきてくれて、「細野くん来ないんだ…」とざわざわしていました。
そして事務所に到着すると剥がされている金の「柴咲組」。剥がされた後のスプレー跡が残ってるのが傷跡みたいでまた辛い…(この後ほぼ「つらい」「しんどい」しか形容詞が出てこない)
19才の鼻のキズのこっちゃうんだなぁ
出所後にすっかり様変わりした街並みを見上げながら事務所に戻り、多分14年ぶりに柴咲さんにも会うシーン。和装の柴咲さんに嬉しそうにしてる山本さんの鼻に傷跡が残ってるのがなんとなく印象的でした。
20年経ってるんだなぁと思いつつ、2005年の加藤との会談での「俺のたまでも取ってみるか」はもちろん何気ない会話の一言でも声の厚みがめちゃめちゃかっこよかった柴咲さんの声が弱くなっててめちゃめちゃ不安になりました。
あとこの事務所が映る時に「がらんどうだ………」と思った覚えがあります。置いてある小物の数が著しく減ったとかではなかったと思うのですが、何が違ったんだろう……2005年の時から人が減ったのに様子が変わらないから寂しく見えたのかしら……次見に行った時確認します……
そういえば美術の部谷京子さんが『容疑者Xの献身』の方と後で調べて知って唸り倒しました。寂寥感とあたたかさが混在する空間大好きです……
SEKISUI HOUSE
山本さんの新居のアパートの壁にSEKISUI HOUSEのロゴがありましたという。なぜこれメモったんだろう。しんどさが限界点突破して何か関係ないものメモりたかったのかな……
このシーンの前でたぶん大原くんのお墓参りをしているんですが、そこで赤マルお���えしてるのと、あと多分ほどけてる数珠がお供えしてあったのも印象的でした。お揃いで作ってたのか、それとも細野が趣味で作ってたのを置いてったのか、ちょっと次見る時に三人が1999年と2005年でおそろっちしてるか確認します……
丸メガネの子がしょんぼり辛そうに条例の話をシンプルにしてくれるのを聞いてから山本さんがまず由香ちゃんに連絡取ろうとしてるのがかわいかったです……しかし繋がらない……
ここのスマホ使い慣れてなさそうなところがまた紛れもないかわいさでかわいかったです。通信機器って差し入れできないんですね……
そしてこの後の出所祝いが😭ひ、ひたすら辛かった………
「柴咲組一同、盛大に」という文言はきっと昔から使われてきたもので、山本さんも何度も聞いたことのあるような乾杯の掛け声なんだろうなと思いつつ、どうしてもかつての賑やかさを思い出してしまって辛かったです……煙草に火をつける音が百円ライター……ビールは瓶のプレモル……(これも現実逃避メモ)
追い討ちをかけるようにシラスの密漁シーンが入り、大変な寒さに違いないだろうに「これで食わせてもらってんだよなぁ」的なことを言いながらはしゃぐようにしてるオジキたちがしんどかったです……
そして現存していたオモニ食堂😭よかった……!あった……!変わらず待っててくれる愛子さん、久しぶりの細野……!でもやっぱり笑い方が変わってるというか、なんかあんまり山本さんの方を見てなかったような……この辺りメモがくちゃくちゃ(文字が重なってて)になってて己の動揺を見ました🥲
配偶者を「ヨメ」って呼ぶ細野かわいいな〜と思いつつ、丸めた千円札をぎゅっと押し付けて出て行くまでの流れが辛すぎました。慰めるでもなく何か言うわけでもなく一緒に時間を共有してくれる愛子さんの存在に私も救われていた沈黙のシーンからの翼くん帰宅。上着こそ赤ですがまんま1999年の山本賢治(19)でかわいい〜!となるやら翼くん〜😭となるやら、感情のジェットコースターでした……
あとで加藤と会話してる時にも思ったのですが、翼くんの敬語の使い方が大変最近の若者感で好きでした。何が違うんだろう…🤔何が最近の若者感なんだろう……
ふうとうにフッてするんだね…
親父の入院費を中村さんが徴収するシーン。細かい仕草なのですが気になりました。確かに新しい封筒を開いて紙の端を指で支えて、こう、中の空間を広げて……みたいなのをモタモタやるより一発でガッと開くので効率的ですね。完全に現実逃避の着眼点的メモです。
ここで出所祝金を封筒ごと出して全額出す山本さんもしんどみでした😭お守りみたいに持ってる……
(この部分、あとで由香ちゃんが14年間300万円に手をつけなかった部分と重なるなぁと思っていました)
な…中村さん…
おシャブ………………でもいろんな作品見てても「覚醒剤や大麻って儲かるのか〜」と思うので組を守るために背に腹だったのか……と思いつつ、本当に困窮するまで手を出さなかったであろう中村さんの葛藤を思って泣きそうでした🥲
ひかりのかげんすごいすき
車のライトの前で取っ組み合いする中村さんと山本さんのシーン。足が長い二人がこういう画面で喧嘩すると足しか映らないんだな〜と辛さから逃げる思考をしつつ、画面の中央に車を置かない、全部見えない、どっちがどっちかわからなくなりながら怒鳴って掴んで引っ張って引きずり倒して、という二人の感情の発露を息を呑んで見入っていました。この時どこかのタイミングで月も映ってたと思うのですが、1999年に細野がシャブをすかしてた半月と同じだったりしたのかな……早くもう一回見に行きたい……
中村さんよかった…やってない…
「そこまで落ちてねぇよ」的なことを言いながら自分のハンチング帽?で山本さんをぺしってする中村さんの仕草に「照れるな」の時と同じホッとする気持ちで気が緩んで泣きそうでした。ちょっと嬉しそうな山本さんの表情に私も嬉しくて…😭
(そういえばFitbitの記録見たら多分大原くんの死から2019年中盤あたりにかけてめちゃめちゃ落ちててすごい落ち込みながら見てたんだなぁと思いました)
出待ちしがち山本けんじ
韻を踏んでいる😄煙崎市の市役所職員入り口前で由香ちゃんを出待ちしているシーン。最後自宅前でも出待ちしてましたね。
私個人「来るかわからない」「いるかわからない」「会えたところでめちゃくちゃ嫌な顔をされるかもしれない」状態で待つのが辛すぎて無理の民なので、山本さんの忍耐力や相手を想う気持ちの強さに泣きそうになった場面でした。(よくわからないところで泣く系)
月の出ている夕方の海、かつて隣で見た明け方とは異なりこれから暗くなる空の下で会話して、送ってもらってからあの時の血のついたままのお金を持ってくる由香ちゃんのいろいろな気持ちを思うと辛すぎてダメでした………
キムチチャーハン(うまそう)
現実逃避メモ。お夕飯作ってる娘・あやちゃんが可愛くて可愛くて……😭😭そしてたぶんこれはキムチチャーハンではなくてケチャップライスでした。笑
昨年の『ドクター・デスの遺産 THE BLACK FILE』でも父だった綾野剛さん、今回は「父」としてあやちゃんに接する場面がありませんでしたが、先日公開された主題歌FamiliaのMVでおずおず近づいて抱きしめてくれるあやちゃんに腕を回して抱き返す姿になぜだか救われた気持ちがしました。(歌詞と学生服のあやちゃんが映った瞬間から涙が止まらなくて1日あけてからもう一回見ました)
オヤジからぬけろって言われるの…
入院した柴咲さんを見舞った山本さんに優しく柴咲さんが「お前はまだやり直せる」と言うシーン。辛かった…
ドラマ『アンナチュラル』5話で鈴木さんがミコトに「何が間に合うの」「果歩はもう死んだ」と返して刃物を握りなおすシーンを思い出しました。
山本さんにとっては何も間違えていなかった、やり直すことはなかったんじゃないかな、と思う反面、妻と自分の子供と静かに暮らすためには「やり直す」必要があったのか……と思うといろいろな感情で諸々ぐるぐるしました🌀
な…中村さん……
除籍後、密漁するオジキたちのカットの後で車中で細い注射器で………………おシャブを打つ中村さんのシーン………………………だったと思います……
ハンドルに寄りかかって乱れた髪を手でさらにくしゃっと握りながらメガネがズレるのも構わない様子にめちゃくちゃ……落ち込みました……中村さん……
謎に上から(笑)
加藤宅でお話ししてるシーンで翼くんがタメ語になる瞬間。この場面でも翼くんはずっと敬語でお話ししていて無用な軋轢を産まないというか禍根を残さないと言うか、処世術的にというか極端に悪い言い方をするなら日和見寄りな部分で現代っ子っぽいな〜という印象でした。あっ最近の若者感ってこれかしら…?
加藤の「時代遅れ」な助言の裏にしっかり見えてる支配欲に笑っちゃいそうな雰囲気が、絶えず続けられる撮影にも現れてるような気がしつつ、意外なところで動揺している様子が意外なようなちょっと安心するような気持ちで見ていました。お父さんのことが気になっていた翼くん……
く…くまさんカップ……!
工藤宅で朝ごはんを一緒に囲む山本さんがくまさんカップでスープなのかココアなのかをいただくシーン。この穏やかな朝ご飯の空気と山本さんの柔らかい表情をトレーラーで死ぬほど見てはいたので、これ多分後で崩れ去るんだろうな〜のような予想をしつつ色々気持ちの準備とか覚悟と��していたのですが、まさかくまさんカップとは思っておらず「かわいい」という気持ちで脳がパンクするかと思いました。と言うよりもパンクしまして準備していた覚悟的なものも全部粉砕したのでこの後のシーンのしんどさ全部真正面から浴びてしまって「もうやめて…やめて…」と泣いてました……(好き)
山本さんにくまさんカップを使わせるに至るまでのあやちゃんと由香ちゃんと山本さんのやりとりも考え始めると辛すぎました。かわいい。辛い。かわいい…………ゆるして…もうやめて………(好き)
空色の車で市役所と学校に二人を送るシーン、学校までのちょっとの時間をあやちゃんと二人で過ごす山本さんが愛しくて泣いてました。この辺りずっと泣いてる……
「最近ママ楽しそうだよ」って言うあやちゃんに穏やかに笑ってる山本さんがもう無理でした。愛しい空気のままここで見終わりたい……と大号泣している自分と、ここからの展開に期待全開で姿勢を正してアドレナリン分泌の大号令を出す自分が同時に存在したので多分このシーンで私の副腎は副腎皮質も副腎髄質も絶賛大稼働していました。
ありがとうほそのくん…
社長に無理を言って産廃処理工場に勤めさせてくれる細野くん。本当にありがとう……「初めてこいつに感謝したよ」みたいなことを山本さんが笑いながら言うのですがそんなところまで含めてかわいいシーン……………と思っていたら、二人の正面に座る若いの(かみやくん?)が口を開いた瞬間から不安でたまりませんでした。翼くんともまた違う若者口調……
そして場面が変わって翼くんがけつもち?しているお店に大迫が来るシーン。しかし一枚上手の翼くん💪いやここで頼もしい写真の証拠と、さっきのシーンでの記念写真の対比がエグい……
翼くんに一枚取られたのが悔しかったのか、八つ当たりみたいに産廃工場に来る大迫さん。シーンが繋がってたせいか余計そう見えてしまいました。大迫さんへいい感じに負の感情が向いた鑑賞中でした。
そういえば大迫さんもざっくり20年以上刑事を務めているんですよね。ドラマ『MIU404』のガマさんに一瞬思いを馳せていました。ふと思い出すと米ドラマ『The Mentalist』や『NCIS』だと現場に出てくる定年後の刑事ってあんまり出てこない印象があるなぁとも考えていました。『The Mentalist』に至っては『MIU404』の陣馬さんポジションのレギュラーいなかったような🤔ミネリはマメジかな……
「全部終わりだよ」とくずおれる細野、にやつく大迫と山本さんのやりとり、続く由香ちゃんとのシーンはただ呆然と見ていました。目も合わせてもらえないまま「お願いです、出ていってください」と泣かれて土下座されて、敷居を挟んで立ち尽くす山本さん……
ここで気づいたのですが、どのあたりからか山本さんのセリフがどんどん少なくなってってる気がしました。元々しゃべる立ち回りはしない山本さんでしたがますます口を開かなくなって……いたような……
まばたきもしないでないてるの…
病院にかけつけた山本さんが危篤状態の柴咲さんに「まだ親父って呼んでくれるんだなぁ」と言われてまばたきもせずぽろぽろ涙をこぼすシーン。微笑んで「俺の父親は親父だけです」のように返す声で心臓がぎゅっとしました…
このシーン、不謹慎ですが見入ってしまいました。綺麗だった……
6組「彩」ってしんどさよ…
転校?の挨拶をするあやちゃんの左奥、教室の壁に大きく貼られたクラスの標語が皮肉すぎました。名前の漢字、あやちゃん「彩」じゃなかったっけ……
このシーン山本さんが事務所から由香ちゃんの携帯に留守電を残すモノローグが入っていて嫌な予感しかしなくてずっと心臓ばくばくしていました。
そして帰宅すると家がからっぽの細野………土砂降り……
そして半グレの仲間達と金属バット持参で傘もささず父の仇のもとへ向かう翼くんと、その時にはもう着手している山本さん。返り血を浴びた表情がまさに背中の修羅そのものでした……担架で運び出されていた大迫はまだ息があったのか否か……
血まみれのまま朝方の堤防でぽやっと煙草を吸って2、3回軽く咳き込む山本さん、バイクの音が3人分聞こえてたような……
そして泣いてる細野……
このカットがチラシなの!?
心の底から思いました。「ただ、愛した」という短いコピーと薄い空の色にどんな場面なんだろうと思っていたので、ここかぁと胸が熱くなりました。
刺されながら抱きしめて「ごめんな」と返事をする山本さんの体からどんどん力が抜けて、それでも溢れるほどの愛情がそこにあったような気がして息を呑みました。
細野の右頬にべったりと血が残っているのが脳裏に焼き付いています。
そして冒頭の沈む山本さん。海水の中で目を開けて、海面に手を伸ばそうとするような動作をしていたと思うのですが正直泣いててあんまり見えてませんでした。早く次見に行きたい……
後日、大きな白い花束を持って堤防に来てくれる翼くん。山本が吸っていたセッターを一口吸ってから箱ごと供えて立ち去ろうとするとあやちゃんが入れ違いでやってくるシーンがまた最高に好きでした。
お母さんゆずりのグイグイ……
翼くんに「あんたヤクザ?」とどストレートな質問を投げかけ、「お父さんってどんな人だったの」と質問を重ねるあやちゃんに、夜明けの海岸で山本さんにグイグイ質問していた由香ちゃんを垣間見て涙腺にきました。その後の翼くんの表情の変遷がまためちゃめちゃ好きでした……
血を分けた家族、血や肉の繋がりを超えた家族、いろいろな家族が描かれる中で、ただ愛した人たちと一緒にいたかった山本さんの人生を時系列で見せてもらえてしばらく放心していました。
幸せは人によって異なり、一緒にいたい人と築く家族の形も世帯の数だけ存在すると改めて思いつつ、山本さんが幸せだった時間も一緒に見せてもらえたことが私にとって幸せでした。
感想何かちょっといい感じの感想で〆たかったのですが全然なにもまとまっていないので月間シナリオ2月号で掲載されているという台本を読みつつ1月29日を待ちます。あと円盤にインタビューやオーコメや未公開映像があったらいいな〜と思いつつ円盤も待ちます。あと今後藤井監督や綾野剛さん・舘ひろしさんをはじめとしたみなさんが今後いろんな媒体でまた『ヤクザと家族 The Family』について言及される機会があるだろうと願いつつ各種媒体おっかけながら生き延びます。生きます。
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今世紀最大の遅刻part2
すみませんでした!!!!!
本当にすみません…
こんばんは、柊 真昼です!
今月のお気に入り紹介のお時間です!!!
とっても遅くなってしまい、申し訳ないです…
今回のプレイリストが過去1で時間がかかりました…
悩みに悩みまくった結果、ラップミュージックオンリーでプレイリストを組んでみました!!
(ラップなので、ちょっとオ��クみたいな語りになってしまうか���しれません!すみません!)
通しで聴いてもらえるといい感じかもしれません〜!!繋ぎに関しては、今回あんまり自信ないです笑
では、早速いきましょう!
https://open.spotify.com/playlist/259YrR8NmeXTdFmoU2326S?si=r1N5gdcFQ3i_aVkQiUGa6Q
1曲めは東京ゲゲゲイの「BLACK LIP」です!
初っ端から、かなりトゲトゲしたサウンドです!
内容はかなりチクチクですが、耳心地というか、耳あたりの良い感じがして私はとっても好きです。ちょっと怖いけど…!笑
YouTubeにMVもあるので、ぜひ!
https://youtu.be/pldbjLuvIH8
低音域のhookでコーラスは高音域っていうのが、聴き心地の良さに繋がっているのかなって思います。韻なども込みでですが!
verseはメリハリがあって好きです!hookへの落とし方も統一されていて聴きやすいです!
所謂TRAPの乗り方を基調にしていると思うのですが、メロディに東京ゲゲゲイらしさが乗ってて凄くスキルフルだと思いました…!好きです。
2曲めはレオタードブタ&ヤギハイレグの「Anaphylaxies」です!
こちらはゴリゴリのTRAPですね。
hookなしで、バースのみで構成されてます。
(強いて言うなら最初のところがhookかな…?)
前半のバースがヤギさんです。
ヤギさんの乗せ方とっても好きです。
こういう滑らかな文字の崩し方ができるの羨ましいです。韻の踏み方もキッチリしてて、なおかつアクセントの付け方が豊富で好きです。
後半はブタさんのバースです。
オートチューンがぶっ刺さってますね。
フロウもえげつないのですが、ガヤもかなり凄いです。こういう曲ってガヤがかなり大事になると思ってるのですが、ブタさんはその辺最高に仕上げてますね…かっこいい。
しかも後半の畳みかけ方がやばすぎます。
異常に攻撃力の高いナイフを振り回してる感じです笑
普通に口悪いですよね笑、そういうところも好きです!
3曲めは踊footworksの「Papillion」です!
イントロからして、尖ったサウンドが続くのかな!?と思ったでしょうが、そうではありません!とっても爽やかなサウンドです!!
ここの繋げ方はかなり気に入ってます!笑
かなり難度の高いトラックだと思うんですが、最強な乗り方してますよね…
「広いなこの世界〜」からのラインがかなり好きです。
「狭い世界〜」から同じように乗せるのかな!?って思ったら変則的に「ae」でグルーブ感を生むという高等テク…!!
そして滑らかにhookへ…!
構成素晴らしいですね…かっこいい!
というかこういうhookよく作れますよね…リズム感抜群ですよね…
あとトラックが超オシャレです。素敵。
4曲めはSOUL'd OUTの「ALIVE」です!
満を辞してSOL'd OUTです!笑
ALIVEは私がSOUL'd OUTにハマったきっかけの楽曲ですね。
当時はラップミュージックとか全く聴いてなかったので本当に衝撃でしたね笑
今はラップミュージックをかなり聴いてますけど、それでもSOUL'd OUTはやっぱり次元が違うと思いますね。
韻とかフロウとかそういう言葉で表せられないんですよね。
もう音楽が豊かです。(?)
どうやって制作してるのかめっちゃ気になりますね。
多分リズムから歌詞を起こしてると思うんですが、にしても凄いですよね。
好きです。多くは語れません。
5曲めはVACONさんの「suckie fuckie pop -minute man edit」です!
SOUL'd OUTの次曲はVACONさんしかいない!って思いましたね!笑
VACONさんもかなりSOUL'd OUTの楽曲に影響を受けているとおっしゃっていました。
SOUL'd OUTの技術を自身のスキルに置き換えるのうますぎますね。舌の回り方とかメロディの付け方とかトラックへのアプローチとか、やっぱりVACONさんのオリジナリティが光っていると思います。
素晴らしすぎます…
あとVACONさんの楽曲で最も好きな曲を紹介させてください!
アナーキー・マインド / VACON https://nico.ms/sm26633475
アナーキー・マインドという曲なんですが、この曲やばすぎるんですよ…
VACONさんって自身の声ですら曲の一部にするというか、楽曲の中に自然と溶け込ませている印象を受けるのですが、それが遺憾なく発揮されている曲だと思います。
この曲を初めて聴いたとき、なんかもう泣きそうになりましたね。トラックの良さとVACONさんの良さが掛け算なんてレベルじゃないくらい高まっていて、感嘆です。ほんと。ぜひ一度聴いてみてくださいっ!
6曲めはASCAさんとぼくのりりっくのぼうよみさんの「Suspected,Confused and Action」です!
別のお話になるのですが、ヒプノシスマイクのシブヤディビジョン「Fling Posse」の新楽曲「Black Journey」をぼくりり、基、たなかさんが担当されていて。それを聴いたときに、「あっ!今月のお気に入りにぼくりり入れなきゃ!」ってなりました!笑
ちなみに、この曲と「Black Journey」の作曲・編曲に携わっている方も同じです!
この楽曲では、ぼくりりさんはコーラスなどをメインで担当されていますね。
もう、ぼくりり節が最高に出ていて好きです。
なんか歌詞とかメロディとか諸々を全力でぶん殴ってくる感じです。
ラップという歌唱法×純粋な歌のうまさ(歌唱力)、の組み合わせにおいて、ぼくりりさんはやっぱり規格外なレベルにいると思います…
韻の位置も緻密に置かれているイメージがあります。なので聴いていてストレスフリーというか、全く違和感なく耳に入ってくるんですよね。この辺の語りは「Black Journey」を語るときに取っておきますね!笑、(絶対お気に入り紹介で語ります!!!!!)
この曲もとっても大好きです!ASCAさんの歌唱がぼくりりさんの表現力と見事に調和していると思います…素敵です!
7曲めはEVO+さんとjinmenusaglさんの「Get up」です!
EVO+さん歌唱力が半端じゃないですよね。
(英語全然わかんないんですけど…)
ジメサギさんのバースも最高に好きです。
ラップがうますぎます。本当に。
声も渋くて好きです。
この曲なんか語彙力なくなっちゃいますね。
グルーブが良すぎてなんかもう、ひょえ〜ってなっちゃいます笑
多く語れません!すみません!大好きです、この曲!!!
8曲めはParadox Live(パラライ)というコンテンツからcozmezと客演にSKY-HYさんで「Good Time」です!!
正直、パラライはあまりストーリー?とかはわかってないんですが、曲はほとんどチェックしてます!
パラライは最初、ヒプマイのパクリやんけ!みたいな叩かれ方をされていたイメージですが、私はそうは思いませんでした。
着想は確かに得た可能性もありますが、それよりもavexという大手の音楽企業が、ラップミュージックを主としたコンテンツを展開したのが嬉しかったですね。
良い曲が生まれる可能性が広がるのは良いと思います。賛否あるのは当然ですが、やっぱり私は、私が思う良い曲とたくさん出会いたいです。(電音部について語った時とほぼ同じこと言ってますね!笑)
そして結局、声優さんは声が良くて、滑舌が良くて歌の上手い方が多いです。その声優さんにラップを歌ってもらうっていうのは、ラップ大好きな私からしたらご褒美以外の何者でもないです!笑
あと、どうしてもラップって大衆受けはしないと思うので、コンポーザーであるラッパーにもスポットが当たるのは良いことだなって思いますね!
すみません、少々語りすぎましたが、この曲とっても大好きです!cozmezの楽曲は基本私のツボを的確に点いてくるのですが、これは特に好きでしたね…
あと客演でSKY-HYさんを呼ぶの凄すぎませんか?笑、滑舌最強ですよね本当に。羨ましい!!この曲は今後もたくさん聴くと思いますね。それくらい好きです!
9曲めは、dodoさんとtofubeatsさんの「nirvana」です!
この曲本当に大好きです。もうやばいです。
リリースされてからずっと聴いてます。
(そのせいで1月何を聴いていたのか全く思い出せなかったんですよね…笑)
動画もあるので、ぜひ!
https://youtu.be/y-lQgqHD8Xs
dodoさんの等身大の歌詞と無理のないラップ、心地よいメロディに踏み外さない韻、何もかも好きです。
dodoさんはトラックも全部セルフメイクなので尊敬しますね。かっこいい。
そして同じようにトラックもラップも全部自身で行なっているtofubeatsさんとのコラボですよ!熱いですね!
dodoさんのバースの「俺らの存在、小せえ〜」から最高に好きです…
tofubeatsさんのバースも大好きです。
入りからして良いですよね。
「トーフビーツは誰かより長生き、誰かより早く死ぬ。
どっちにしろ、誰かにたまに気にされて思い出されたいし」
なんか凄く刺さりますね、この歌詞。
「10年前に作った物もいまだに超えられてもないし」って「水星」のことだと思うんですが、私からしたら10年間以上ずっと音楽を続けていること自体素晴らしいことだと思いますね。
創作って何かエネルギーがないとできないと思うんですよね。
そのエネルギーがいつまであるかわからないし、自分が創りたい!って気持ちをずっと持っていないとできないですよね。
でも、tofubeatsさんも、そういう感情がやっぱりあるんだなぁってわかって嬉しかったです。より好きになりました…
本当にこの曲大好きですー!
最後はPUNPEEさんとKREVAさんの「夢追人」です!
最高です、この曲!
https://youtu.be/WqP2vnILsZk
動画が何より最高なんですよ…!!!
もう最高すぎて何も言えないです。この曲。
「えもいわれぬ気持ちエモいじゃない」ってライン、パンチ力ありすぎて…
この曲全部がパンチラインで構成されてるんですけどね…
そしてKREVAさんのバース。
強すぎますね。
「そんな時間があったらまだやれるはず」って言ってくれるの最高すぎますね。頑張ろってなりますもん。
いやー本当にこの曲最高ですね。
何も言えないです。好きです!
ということで、1月のお気に入りでした!
多種多様なラップミュージック!というわけにはいかなかったかもしれませんが、私の好きなラップミュージックをたくさん詰め込めました!!やった!
本当にまいど遅くなってしまって申し訳ありません…
自分の良くない部分が出てるなぁ、と、しみじみ思います。重ねて、お詫びします…
というわけで、来月から「2月のお気に入り」を紹介するわけですが、
なんとこの企画を始めてから1年が経ちました!
なので次からはタイトルを変えるつもりです!お楽しみに!(内容は変わりません!笑)
こういう継続的に続けられることってあまりないので、私からしたら凄いことです…!凄いぞ!私!
と言っても、紹介はやっぱり楽しいことなので続きますね!笑
(あいも変わらずボキャブラリーが貧困なもので、言い回しがワンパターンになっていますが…!笑)
と、今回はこの辺で終わります!
ここまで見ていただき本当にありがとうございました!
それでは、また!
(誤字脱字などは気づき次第修正します…!)
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16日午後、ハーレムのセントラルパークノース・110ストリート駅で、全裸の男が利用客をプラットフォームから突き落とす事件が起きた。
事件があったのは午後4時ごろ。ニューヨークデイリーニュースによると事件前、裸の男は、電車待ちをしていた利用客に近寄り、ダンスを踊るなどしていた。その中の1人が戦うようなそぶりを見せると、裸の男が殴りかかり、線路に突き落とした。目撃者によると、落下した男性は、一時意識を失っていたという。
その後、その場に居合わせた男性が線路に飛び込み、男性の救助を試みると、裸の男もホームか��降りて、救出を妨害しようと攻撃を始めたという。救助の男性が、裸の男に強いパンチを打ち返すと、男は線路の上に倒れた。
警察は、裸の男は給電用レールに接触し、感電死したと発表した。レールには、625ボルトの高圧電流が流れているという。
落下した男性と救助の男性は、近くの病院に搬送されたが、命に別条はないと発表している。
事件の様子を撮影した動画には、裸の男が男性を突き落とす瞬間や、救助を試みた男性の姿が撮影されている。
海外反応! I LOVE JAPAN : NYで全裸の変態が大暴れして感電死する事件が発生! 海外の反応。
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