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sarahalainn · 2 months

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Valentine Dinner Show in Kure - Sarah Àlainn Quartet

Valentine Dinner Show - Sarah Àlainn Quartet

2024.2.5 Kure・Hiroshima

丁度呉でのバレンタインディナーショーから一週間が経ちました。

バレンタインにセトリとサラッと舞台裏をご紹介！

Sarah

1. As Time Goes By

2. A Time For Us～永遠の愛

3. Nuovo Cinema Paradiso

Jazz Ballads

4. My Funny Valentine

5. Misty

6. Up-tempo Love Medley

Love to Love You Baby

Lovefool

Can’t Take My Eyes Off You

呉・日本

7. Eidelweiss

8. 無限に広がる大宇宙「宇宙戦艦ヤマト」

9. 糸

Idol/Self-love

10. アイドル

11. Laisse Tomber Les Filles

Europe

12. Tout, tout pour ma chérie

13. Spain

Encore

14. I Wish

15. Can’t Help Falling In Love

16. Lovin’ You

今回は日本の最強ジャズメンとのサラカルという豪華編成。選曲をギリギリまで悩みました。

私にとって初となるバレンタイン・コンサート。

そもそも、私はほとんど恋愛の歌がない。カバーしたレコーディングにも限りあり。

広い意味での愛の歌に拘って来た自分に、バレンタインという課題で悩む悩む。

サラジオでも極力バレンタインの時はラブソングを避けて来た私。

そう、どちらかというと、苦手派。

バレンタインやクリスマスは何かとプレッシャーに感じる。もっと素直に愛を表現したい。愛の記念日なら、先ず自分を大切にしてるか確かめたい。毎日ボロボロ傷だらけにしている我が身。精神的な傷の話ですが、今回のサライブは距離が近く、アッパーな選曲に合わせた足を出すサラスタイルにすると、早速怪我をされてないかと心配されたお便りがラジオ局に。あれは去年フランスの石畳で転んだ時の傷。当初は５０倍酷かった。表面でも傷は中々すぐ綺麗に治らないものですね！(写真はメイクと光のせいでほぼ見えない）

さあ、どうするよ選曲。

毎回来られるサポーターさんに新しい作品を見せたいという思いで極力選曲を変えて来ましたが、アルバムの曲を楽しみにしてる方の為に、今までの録音に目を通す。

本当にラブソングが少ない。

しかし、私はシネフィル。映画音楽ならお任せを。

丁度イタリアでピアニストのクリヤ・マコトさんと共演した２曲があるではないですか。オリビア・ハッセーに恋した（私が）、Zeferelli監督の「ロミオとジュリエット」より『A Time For Us～永遠の愛』。ヴァイオリンソロでは狂ったジュリエットを表現してます。

A Time For Us 〜永遠の愛 / Romeo and Juliet

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イタリアのドラマー🥁さんも今でも聴いて下さってるという「Nuovo Cinema Paradiso」から愛のテーマ。

作曲家のAndrea Moricconeの前で生で歌った経験は宝物です^_^

しかし、ロミジュリはアカペラからスタート。せっかくのディナショーなので、客席を通りたい。そうして、せっかくのジャズカルなので、jazzyな一曲から。

Time・永遠の愛繋がりで『As Time Goes By』をチョイス。クリヤさんとの配信ライブで演奏した以来。モノクロ名画で「Casablanca」で流れる愛の歌。

片手にワインらしき🍷ものを、もう方にはマイク。客席を回りつつ、サラッと英語質問。 “Here’s looking at you kid”. この表現を知ってる方は？

近くにいらっしゃった男性は気持ちよく拍手。残りの皆さんシーン。ディナショーでクイズからスタートするこの人の性格って？と思われたのだろうか。

これは名台詞「君の瞳に乾杯」。日本語訳がまた素敵ですね。呉に来てKureた皆様に乾杯🥂

サラの定番曲から次はジャズバラードへ。

『Misty』は近年レパートリーに入れてる曲で、『My Funny Valentine』はお初。どちらも低音でスモーキーなサウンドが醍醐味。ウィスキーに例えるとLagavulinと言うところでしょうか(好きです🥃)。

こう言う気怠く歌う曲は凛と立つよりハイチェアに座って歌うとより雰囲気が出やすい。しかし丁度いい椅子がない。

大好きな舞監さんに、ピアノに寄ってみたら？との一言で、人生初めてのポジションからの歌唱。立ち方、動き方、寄り方、慣れないなりに雰囲気を味わう。

クリヤさんのピアノソロをこんなにじっくり観れる特等席ではないですか。ライブ後クリヤさんから、あんなに近く演奏を見られたことがなく、緊張したとのこと🤣

ビルボードの時もスペースがあればまたピアノと一体になってみたいものだ。

ここからも新曲！MC不要なメドレーですね。

この編成だからオシャレに盛り上げていけたラブメドレー。

最初はDonna Summerの大人の愛の歌から。

オリジナルでは彼女は自分の声を��ねていくので、ルーパーの出番だ！ライブでループした音源とバンド演奏を交互して行くうちに、ループがずれてくるというリスクは毎回ありますが（あまりライブでイヤモニをしないのでクリックが基本ない）、今回は本番で見事にずれてしまいました。く〜〜。おそらくペダルを踏むタイミングが甘かった。またこれはいつかライブでリベンジしたい。

メドレーで一番聞きなれないものがあれば、こちらかな？私はドンピシャ世代。日本では分かりませんが、オーストラリアやヨーロッパではずっとラジオで流れてたヒット。これは現代のロミジュリ「Romeo + Juliet」で大ヒットした『Lovefool』。監督はオーストラリア出身のBaz Luhrmann。歌はスエーデンのバンドCardigans。英語で歌うヨーロッパのアーティストが多くて当時は全て勝手にアメリカかイギリスのバンドだと思い込んでいました。嫌というほどラジオで流れてたので歌う日が来るとは思っていませんでしたが、改めて聞いて楽譜を見ると、面白い転調やふわりがあるシャレオツなポップスだなと。

そしてラストは、自然と手拍子したくなるあの曲。君の瞳に乾杯してからの、『君の瞳に恋してる』。

サビはもちろん、バースもブリッジも全てキャッチー。これも改めて、なんとよく書かれてる一曲！インストのジャージャッジャージャッの部分は腰を振りながらヴァイオリン演奏。意外と筋肉を使う。

元気なラブソングも、悪くない。ライブでは曲の成り立ちや自分の思いを語れる唯一の場でもあるのでMCは欠かせないですが、このような説明不要で体と耳で楽しめる曲がいかに快感か。おそらくお客様にもその楽しさが伝わったかと。ますます、みんなと歌える、動けるオリジナル曲を作りたいと思えてきました。

MCといえば、今回は広島弁や呉独特の言葉もチラホラ。ブログだとイントネーションが伝わらないので、東京以外でのライブに是非！

必ずその土地の言葉で話すようにしてます。

そんな呉と言えば、色々ありますが、私にとっては一目惚れした、こちら。

本番、カリンバを弾きながら、エーデルワイス愛を語った独り言。＊呉弁でご想像下さい。

「私は一度呉で野外ライブをしたことがあって。

そこで、一目惚れしました。

その日から、私にとって、呉といえば、たちまち、Edelweiss。生物だから、広島にいても、食べれない

月日を経て、遂にEdelweiss 発祥の地で、ソロコンサートが実現しました！

本日、月曜日…休日！

明日、火曜…休み！

もう、わやじゃ！

幻のEdelweissに、手がたわん。叶わぬ恋のようだ。

ほいでな、ご存知かもしれませんが、Edelweissという歌があります。

オーストリアを象徴する花 Edelweiss 。

Sound of Musicに出てくるこの歌の歌詞。

『小さくて、白くて、私に会えて嬉しそう』

そう、あの時のEdelweissのクリームパイは、まるで私を見上げて、こう言った:

『たべんさい』

ほいでな、そんな、私の片思いが、なんと、呉阪急ホテルまで響いたらしく、奇跡が起こりました。。。＊パク＊」

サラジオへのお便りでも、何人かがこの場面が1番涙した、良かった、と綴られていました。

私は甘党ではありません。なのにこのパイの味が何年経っても忘れられない。呉阪急の皆様に感謝しきれません。

ステージでは一口パクリ。片手でカリンバが弾きづらいは、右利きでないので、本当に一口しかフォークで取れないは。

そして、クリームは歌う前は避けたいもの。しかも次の曲はアカペラで始まるから逃げ場がない。

このタイミングで何かを飲むと間が悪いし、エーデルワイスへの注目が薄れる。舞台では伝わらない、裏サラの以外と大変だった一面。

次の選曲に？されてた方。

呉と言えば大和。「宇宙戦艦ヤマト」もインスパイアされてたと言うことで『無限に広がる大宇宙』。松本零士氏の記念日も近かったですね。

SAYONARA “Adieu Galaxy Express 999” 「さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅」The Infinite Universe “Space Battleship Yamato” 無限に広がる大宇宙「宇宙戦艦ヤマト」| Sarah Àlainnサラ・オレイン

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ラストは定番の『系』弾き語り。

そうだ、こちらも本来ラブソングでしたね。

自分にとっては日本で出逢った方とのご縁を意味する一曲です。呉・広島・日本に関連するメドレーの最後ということもあり、いつもとちょっぴりアレンジを変えました。

【糸】《LIVE》Orchestral Vers.｜サラ・オレイン｜カバー｜Sarah Àlainn

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エーデルワイスを始め、自分にとってはこの三曲は故郷への愛を意味しています。戦争なんかなくなればいい。こんなに世の中に素晴らしい縁と愛に溢れている。

さぁて、ここから最後、アンコールまでどれもアッパーな曲！生涯で最もエネルギーがあるサライブになりました。

ヒールで自分なりに踊り、筋肉痛の日々が続きました。

沢山涙を流して来たから、こう言う賑やかで笑顔になる曲はスッキリ。クリヤさんも今まで1番楽しくバランスが良いセトリと言われてぶち嬉しい。

日本のメドレーに引き続き、まずは日本の『アイドル』ソングへ。星野アイちゃんの愛の歌！

この曲はテレビを始め、ファンクラブでリクエストされたとんでもない曲。日本語だから尚更難易度がお客様に伝わる=盛り上がる。やります🤣

何とも癖になる。複雑な愛の歌ですね。アニメ「推しの子」お勧めします。ドロドロとした芸能界が垣間見える。今回もJazzyなアイドルをお届け。クリヤさんとはお初で不思議な転調に笑ってました。

続いて丁度50年前のフランスのアイドルの一曲。フランス・ガルが歌う『Laisse Tomber Les Filles』。

いつもとは違う人格になり、気怠くコケティシュな表現に。演じられるからとても好き。

セクシーでキュートなサウンドですが、これはセルフラブソングと言っても良いでしょう。訳すと「女子をなめんな！」。

服装、喋り方、仕草。見た目によらず、中身が強いものをなめてはあかん。ヒールを履かない男性嫌いのフェミニストのイメージ、なくしましょう〜

アイドルといえば。。もう少ししたら一つシェアできることが。。！お楽しみ！！

そして、フランス繋がりで去年生で見に行けたポルナレフ！Tout Tout ! 楽譜は母が70年代の時に買ったもの。

なぜか日本で大ブームだったMichel Polnareff。FFの作曲家の植松伸夫さんも母世代で、ポルナレフを絶賛。きっとリバイバルが来る！と。ライブの時の動画を見せたら一ファンとして「生ポルだ〜」と仰られたのがなんともスイートでした。まだまだ現役で活躍されてます！日本でツアーがあればぜひ行かれて下さい！最高に盛り上がり、声も演奏も美しい。

『シェリー��口付け』して、次で最後じゃけぃ！

FranceからラストはSpainへ！サッカーではありません。

サントリーホールでフルオケとのJazz！LIVE音源があります。Jazzやアッパーな曲は殆どライブでしかやってないため、配信だけでもサラなる進化を共有できたら嬉しい。

Spain <LIVE>

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さて、アンコールへ。さっとバービーサラスタイルに早着替え。因みに本編の赤ドレスはマレーシアで一目惚れした一着。

盛り上げて終わるパターン！去年のビルボードでこのメンバーと初めて歌って演奏したStevie Wonderの『I Wish』。

以来ハマりすぎて、ソロの時その時のライブのテーマに合わせた選曲を入れて行く。

I Wishのウォーキングベースの上からどうやって上手く別の曲をはめていくか。元々短調の音楽の方が乗りやすいので、『また君に恋してる』は意外と入りやすい！

地元ネタの時にたまに演歌を歌いますが、これまた気持ちい。ジャンルが掛け離れていればいるほど、面白いフュージョンが生まれる。

その前には短いリフで、Dreams Come Trueの名曲から「Love, love, love」、Beatlesから「She love’s you yeah yeah yeah」、「All you need is love」。

ラストは会場全員とのコール＆レスポンス！舞台上からもしっかり皆さんのお声届いていました。5月のビルボードでもこんな風にまた一体になりたい！！

そう、丁度今年の日本での活動のスケジュールが全て出ました。是非とも盛り上げて最高な思い出を皆さんと作りたい！

また会える日までオリジナルで一体になれる曲を作ってみますね。

サラバンドと楽しく、激しく、ラストを迎えた後、アンコールのアンコールで、サラッとワンウーマンショーへ。

以前ヴァイオリンと歌で動画を撮ったプレスリーの『Can’t Help Falling In Love』。生でも聴きたい！とのことで、初めて披露。

伴奏にはヴァイオリンのPizz。事前に録音したハモリをルーパーから流しつつ歌唱。

Can't Help Falling In Love’

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ディナーショーなので、最後は客席へ。盛り上がる曲はたくさんあったので、最後は一人一人に囁くMinnie Ripertonの『Lovin’ You』。

歌いながら退場。待っててね、エーデルワイスよ。

呉・広島の皆様、遠くからいらした皆様、雪の！東京からいらした皆様、

「Happy」なValentineになりました。

バレンタイン・ヴィーガン・クッキーも無事皆さんの元に届いたみたいで何より！動画もサラッと見れたかな？バレンタインライブで歌ったあの曲もサラッと歌ってます。

私はバレンタインの手作りサラメシとワインのコンビの後気づいたら寝てしまっていて、ブログが今日になってしまいました＞＜

今夜の手作りサラメシ

❤︎白茄子(野菜あまり食べなかった時代から茄子好き)

❤︎ブルスケッタ

❤︎キッシュとクリームシチューの合体？

見た目は崩れてアレだけど、愛いっぱい

❤︎ヴィーガン・クッキー🍪

さて、次のサライブは恒例の八ヶ岳へ。いよいよプロデュースさせて頂いたカリンバを皆さんと演奏できる！

サラ・オレイン天上の音楽

2024年3月16日（土） 14：30開場 / 15：00開演

八ヶ岳高原音楽堂

SARAH ÀLAINN オリジナルカリンバ

台数：限定150台（予定）

受渡：2024年3月17日（日）9：30～八ヶ岳高原音楽堂にて

※当日シリアルナンバーNo.1～50迄（予定）の抽選会を行います

木材：八ヶ岳産天然カラマツ

アンバサダー：サラ・オレイン

大自然がお好きな方、落ち着いた、アコースティックスタイルがお好きな方は八ヶ岳がおすすめです。

アッパーで盛り上がるスタイルが好みの方は、Billboardと名古屋で。

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srs-deep-dives · 5 months

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Tifa's Theme: A Musical Deep Dive (Part I)

(A repost from my old side blog no longer in use. All future analyses will be on this one.)

Greetings and welcome to our deep-dive into Uematsu-senpai’s masterpiece of a character theme. We will examine the rich marriage between composition and storytelling – ie. how its musical elements express Tifa’s personality, conflictions, relationships, and story motifs. If you’ve come with zero knowledge in music theory, then my hopes are that you will leave here somewhat enriched (no prior knowledge is required). If you are a fellow geek for music, then I hope this adds insight in a storytelling sense. Ultimately, the goal of this post is to more deeply understand Tifa Lockhart.

I have divided this analysis into five sections each built on the prior: (A) the key; (B) the intro; (C) the leitmotif; (D) the game’s use of the leitmotif; and (E) the compilation’s use of the leitmotif. (The leitmotif of course being Tifa’s recurring melody, of which the first subphrase is sampled above.) Because Tumblr allows only 5 videos per post, each section will be its own post, bar for the first two which will overlap in Posts I and II.

So have your headphones/audio ready, and let us commence.

Disclaimer: these are simply my own interpretations offered with supporting evidences. I can only, to my best limited efforts, speculate as to what Uematsu did or did not intend when composing the piece.

Section (A): The Key

Tifa’s Theme is composed in the key of F major, one of the happiest keys in music. It is argued by many, in fact, to be the happiest key (though this is subjective).

“F major is at once full of peace and joy…” – Ernst Pauer (19th C. composer).

This is a reason, I presume, that Uematsu-san chose F major for the track which represents home.

“Welcome home, Cloud,” is the first line that Tifa speaks to Cloud in the game. “I’m home” (from the Japanese dub, 唯今 – “Tadaima”) is the last thing Cloud says to Tifa at the end of Advent Children. Home is our first story motif embodied by Tifa’s character.

But of course Uematsu’s decision likely only began there.

“F major is at once full of peace and joy, but also expresses effectively a light, passing regret – a mournful, but not a deeply sorrowful feeling.” – Ernst Pauer (quote continued).

So we have peace and joy with an undertone of mournfulness; a juxtaposition between two opposing ends of the emotion spectrum. To appreciate how the key of F major achieves this, we can benefit from a quick comparison with two other tracks.

It might surprise you that Tifa’s Theme – our warm song of home – shares the very same key notes as the tensest and most sorrowful track in Final Fantasy VII. Listen to the Cries of the Planet is composed in F major’s relative minor key: D minor. It has the same key chords as F major, yet the chords serve different functions (something we will get to later). Put another way, it has all the same notes, yet they are arranged differently. Where F major is (argued) the happiest key in music, D minor is almost universally called the key of “true sorrow.”

Let’s compare the two tracks here:

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I wanted to begin with this little contrast for three reasons. First, to excite you non-music-theorists about the emotive power of music. Here, from our two related keys, come two completely contrasting moods. Second, we are concerned with what and how the notes will speak. Third, well… that’s a little more selfish. Listen to the Cries of the Planet is my favorite track in the game.

Our other track is the main section of One-Winged Angel (there are a total of three keys in this track.) It is curious that the foil character to Tifa has his theme in the relative minor of hers. Like a mirror – for as Sephiroth is Cloud’s darkness, Tifa is Cloud’s light. D minor is also the key from Those Chosen by the Planet.

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And now, onto our deep-dive into Tifa’s Theme, which features in the original game, Advent Children, and 2020’s Remake. For now we’ll be using the piano sheets from Advent Children.

Section (B): The Intro

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Tifa’s Theme begins with a tonic chord (the ‘home’ chord of our key). The further we move away from our tonic, the greater the tension (‘instability’) will be.

By ‘home’ here I am referring to the music’s tonal center – not ‘home’ the story motif which Tifa embodies. In light of that distinction, however, with the tonic being the home point of the track and home being a story motif central to Tifa’s character, we are simultaneously referring to both.

So we begin with our tonic (the F major chord) which draws us “at once [into] peace and joy.” Yet there is concurrently the hint of a mournful undertone. Only a tiny, tiny allusion – perfect for our introduction to Tifa. When we first meet her after all, we’ve no idea of the burdens locked in her heart.

This opening tonic is presented in whole notes (the longest kind of note in common composition). In our piano version, these whole notes are arpeggiated (see the squiggly lines to their left), meaning that the chord is ‘spread’ or ‘rolled’ – the notes are played and held one after the other from the bottom up. We are at once drawn in by Tifa’s inviting warmth and we linger there.

Our tonic is immediately succeeded by a chromatic chord (a chord composited of notes outside the key; notes that ‘don’t belong’). This second chord is, in fact, is the sort we would expect to find in F minor. It does not ‘belong’ in our key of F major – thus the mournful undertone which would have been further hinted is brought into direct statement. Foreshadowed is the revelation of Tifa’s burdens. She is carrying deep and unsettling secrets.

How does this work? Uematsu-san has effectively ‘borrowed’ the second chord of the F minor key and inserted it into the track’s opening chord progression. This subverts the natural expectation of our ears and creates instability – a trick he will frequently pull to toy with our emotions.

Uematsu-san then extended this borrowed chord to heighten the mournfulness by adding a 7th (a note seven intervals above the root note which further colors the mood). This enlarges the magnitude of Tifa’s mournfulness: we feel that her burdens are heavy.

The next two bars instantly carry us back to the tonic (see the harmony on the bottom stave below). This occurs in a slow fall, a faster fall, then a faster, now extended lift: the intro’s re-establishment and emphasis on the motif of home. We are never to stray from feeling at home when we are around Tifa. Simultaneously, these bars speak the ‘locking away’ of Tifa’s burdens. Her sufferings are buried quickly as her love for others is brought to the forefront.

Where our chromatic chord had an added 7th to heighten the mournfulness, our tonic build is extended with a 7th and 9ths in its lift – heightening home in a stronger comparative sense. Tifa being a home to others, in other words, overpowers her own sufferings.

There are three things we can grasp from this sequence of slow-fall to faster-fall to faster-extended-lift.

First, Tifa holds a profound motherliness toward others which outweighs thought for her own wellbeing.

Second, Tifa is insecure in dealing with her emotions, and thus strives to keep herself distracted from them. We will see this displayed right from the time of her childhood:

At 8, unable to cope with her mother’s death, she treks up the perilous mountain to try and ‘find her’ on the other side;

At 15, unwilling to face the grief of her father’s murder, she recklessly rushes to confront Sephiroth;

At 17 (in Traces of Two Pasts), she confesses to Jessie that she has been “running” from learning the truth about Nibelheim;

At 20 (in Remake), she admits she’s not even allowed herself time to decorate her apartment;

At 22 (in On the Way to a Smile), she avoids being alone in keeping extra busy with the bar and the kids during Cloud’s absence.

Thirdly – and perhaps most jarringly – Tifa embodies home despite her life being plagued by suffering.

Tifa, who lost her home and had to rebuild her life from scratch, provides a home for Cloud, Marlene and Barret, Avalanche, and later, Denzel.

Tifa, who lost her mother as a child, mothers everyone else, is for all intent Marlene’s mother, and becomes the mother of a family unit with Cloud, raising two kids who are not her own.

We have now travelled through the first subphrase of the intro.

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We begin Subphrase Two with our opening tonic again, but this time in a quite surprising extension. Rather than adding a happy 7th or 9th to accentuate the warmth of our home chord, Uematsu-san gives us an E note which clashes with our F. Moreover, he builds the chord from this E as the bass (bottom) note.

What does this mean? Dissonance. Home is re-emphasized, but now directly with mournfulness. Although Tifa’s burdens are locked in her heart, they are ever lingering in the picture.

Compare this tonic (with the clashing E) to our opening tonic in Subphrase One. We now also have an additional climb in the harmony, which includes an added 9th. So while we can more deeply sense Tifa’s mysterious burdens (even though she’s our place of peace), extra emphasis is placed on her warmth and motherliness.

Subphrase One opening vs. Subphrase Two opening:

And so we continue Subphrase Two, following the pattern from Subphrase One. A chromatic chord follows the tonic – again ‘borrowed’ from the key of F minor – bringing Tifa’s plights to bubble once again. But before we can linger on them, we are taken back to an extended tonic chord – this time with an ‘unbelonging’ note.

From the next bar, however, things begin to shift…

Before moving onto this shift, let’s consider what we’ve covered so far. We began “at once full of peace and joy” (Tifa’s warmth pulled us toward her, pulled us home), to be immediately carried into an expression of suffering (Tifa’s secret, unsettling burdens were glimpsed). That suffering was overpowered – but not entirely suppressed – by a magnified emphasis of home (Tifa locked her burdens away behind her nurturing kindness). The suffering surfaced briefly again, and again home was accentuated (Tifa’s endless heartache continues, beneath the bounds of her love).

As is very clear by now, Tifa is facing great internal conflictions. Let us dig into what the music so far has conveyed of those conflictions.

Spoken in long-value notes, our Subphrase One melodic chords convey Tifa’s hesitance in expressing her burdens. That they shift and waver between tonic and chromatic conveys her uncertainty.

Subphrase One conveying hesitance (in long-value notes):

Subphrase One conveying uncertainty (tonic > chromatic > tonic):

Tifa is longing to confront Cloud with the truth of his psyche. At the same time, she is uncertain of both what that will bring and what the truth is: she fears losing Cloud; and she doubts the validity of her own memories from the events he is recounting so accurately. These hesitancies, fears and doubts are gnawing at her heart, buried from the rest of the world under the forefront of home.

Subphrase Two contains less long-value notes and more wavering than Subphrase One, building the intensity of Tifa’s conflicts clashing within her. Rather than wavering from tonic to chromatic to tonic, we go from a dissonant tonic to a chromatic chord to a tonic with chromaticism to more tension in a predominant chord. I’ll get to what this means in the next post, but for now, just know it is a chord of instability.

Subphrase Two (less the final bar) building instability:

Following our new tension chord (the predominant G minor in blue) we have just one bar left to end the phrase. As it is the end of the intro as a whole, we expect to return to the tonic. But (bless Uematsu and his subversions)… the opposite happens.

Our ears expect resolution, but we are instead dragged right into the highest point of tension. Here, we are pulled into the world of the dominant chord.

Continued in Part II here.

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