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#辻褄合わせの話し言葉
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tomoya-jinguuji · 2 months
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天壌無窮の皇運を扶翼すべし
3月 14, 2017
FBに短文を投稿しようかと思ったけど、ここは一発話題の教育勅語を考察してみようか。 12の徳目が素晴らしいから教育勅語は正しいんだという論調は全く問題ないんだが、教育勅語が気に入らないと言っている人達が一番気に入らないのは 「天壌無窮の皇運を扶翼すべし」 ここでしょう? ここを論じることなくしては、議論にならないわけだ。 正面突破しようか。 この一文の前にある 「一旦緩急あれば義勇公に奉じ」と繋げて 「国が危機的状況に陥ったら自らを犠牲にして天皇陛下のために死ね」 と訳して、軍国主義だ〜〜〜とやるわけだ。 「一旦緩急あれば」はまさしく「国の」とは明記していないものの、確かに「危機的状況」には違いない。 「義勇公に奉じ」はもちろん「勇気を持って公の為に尽くしなさい」となる。 「以て」それにより 「天壌無窮の」天地に永遠に続く 「皇運を」後に回す 「扶翼すべし」助けなさい。 ここで皇運をどう捉えるかが問題だ。 皇=天皇陛下と捉えれば 皇運、即ち陛下の運、運命ないしは皇室の運という事になる。 ************ よく考えてみてくれ この教育勅語は 「朕おもうに我が皇祖皇宗「国」をはじむること広遠に 徳をたつること深厚なり」 皇祖:天照大神 皇宗:神武天皇以降歴代の天皇 は、遠い昔に日本国を建設され、代々その徳は深く厚いものだった。 つまり「国」を語るところから始まっている。 そして以下のように続く 我が臣民(略)億兆心を一にして代々(よよ)その美をなせるは これ我が国体の精華にして教育の淵源また実にここにそんす 日本国民は全国民心を一つにして代々その美しさを体現してきたのは、これはこの国の在り方そのものが発露したものであって、正に教育の根がそこにあるのです。 となる。 その後12の徳目が列挙されるわけだが、 なぜ国家を語るところから始まって 一旦緩急あれば、の段に突然天皇陛下お一人のことに話が変わるのか。 全体を読めば「天皇のために死ね」と解する事のおかしさが分かる。 この場合皇運とは皇国の運命と訳すべきで有り、即ち日本国の運命という事になる。 よって「緩急」とは単なる危機的状況ではなく 国家を揺るがす一大事に於いては、と訳すべきで有り、 義勇公に奉じ:その際には自らを顧みず皆のために全力を尽くし、 これをもって 天壌無窮の:天地に永遠につづく(べき) 皇運を扶翼すべし:日本国の運命を助けよ。 となる。 陛下だけ守って国民が居なくなれば、これは国ではなくなる。 公に奉じておいて、陛下だけの運命を守れ、では辻褄が合わない。 6年前の東日本大震災のおりに自衛隊の方々は、自分たちも余震に脅かされいつまた周辺の瓦礫が崩れ自らも二次被害に遭うかも知れないという状況にありながら、必至に行方不明者の捜索を行い、一人でも多くの被災者の命を救おうとしてくれた。 もちろん先の大戦の折にも、硫黄島に向かった兵士達は自らが生きて帰って来れないことは重々承知していた。しかしながら硫黄島が獲られればそこから本土に空襲に向かう爆撃機が飛び立つことが出来る事も知っていた。だからこそ、彼らが一日でも長く抵抗することが本国の愛する家族を守ることになる。だから5日で占領出来ると考えていたアメリカに対して1ヶ月以上も粘り続ける事が出来た。 昨今日本の道徳心が低下した等と言われるが、私は、日本人の心は根底では変わっていないと思っている。 話がずれた。 ************************* 皇運=日本国の運命 を理解するためには、そもそも天皇陛下と我々臣民(国民)との関係を理解している必要がある。 仁徳天皇の民の竈の話は有名だ。 日本独自の伝統~仁徳天皇 詳しい内容は上記リンクに譲る。 臣民(国民)の竈から煙が出ていない、すなわちご飯が食べられていない事を知り、年貢の徴収をとりやめた。おかげで皇居に雨漏りがするほど貧しくなってしまった。この事を苦にした皇后陛下に対し 臣民(国民)が貧しいことは自らが貧しい 臣民(国民)が富めるときは自らも富んでいる と答えられた仁徳天皇。 そして、竈に煙が戻り充分食べられるようになった人々は、 陛下の心に答えて自ら集って皇居を治した。 という話。 この話が事実かどうかは些末な問題だ。 それ以上に1300年近く前に編纂された日本書紀に書かれたこの話が、以降1000年以上の長きにわたって日本で語り継がれ、模範とされてきた事実が重要だ。 日本に於いて天皇陛下と我々国民の関係は、互いにその幸せを願い、助け合う存在だという事。時に人はこれを親と子になぞらえて語る。 陛下は国民を「たから」とよび我々は陛下を敬う。 この陛下と国民との関係を理想として、我々はこの国を代々継承してきた。 この関係は住民を自らの富のために搾取してきたヨーロッパの王の姿とは大きく異なる。結果フランスでは革命が起こり王が処刑される。 時にそのような理想的な天皇陛下に恵まれなかったことも歴史の中にはあったかも知れない。 それは正に夫婦と同様、仲むつまじい夫婦という理想を追いかけながら、現実は夫婦喧嘩もし、日々の様々な問題を乗り越えていく。 同様に、陛下と我々国民の間も長い歴史の間に於いて理想通りに行っていない時期もあったかも知れないが、それでも理想的関係を模索しながら切磋琢磨してきた歴史なのではないだろうか。 そう考えると、現代の我々国民のありかたは、はたして理想的姿を体現出来ているのか、幾ばくかの疑問が残ることを否めない。 また話がそれた。 天皇陛下の国民への思いは今も変わらない。 国民に知ってほしい陛下の祈り 詳しくは上リンクに譲るが、陛下は元旦早朝より日本の国の平穏を願い祈りを捧げる。 また、毎日祈りを捧げてから一日を始められるそうだ。 国民の平和と繁栄を第一に思う陛下だからこそ、日米開戦に最後まで反対されたのは他でもない天皇陛下だった。 大東亜戦争開戦前の御前会議 上リンクより引用
昭和16年9月6日、日本は昭和天皇の前で御前会議を開きます。その席で昭和天皇は、「外交が主か、戦争が主か」と閣僚たちに尋ねられました。及川海相が「重点は外交にある」と答えました。すると昭和天皇は、懐から紙片を取り出され、御自らお詠みになられた。 よもの海 みなはらからと思ふ世に など波風の たちさわぐらむ四方の海は、みんな同じ人間、同じ家族であり兄弟であると思うのに、なぜ争いの波風が起こるのだろうか。そう詠まれたこの歌は、明治天皇の御製です。昭和天皇のこのお言葉に、列席した閣僚たちは、全員、ただうなだれるより言葉がなかった。しばらくの間、誰もがうつむき、言葉を発する者さえなかった。
そして終戦を決断出来なかった政府に、終戦の聖断を下したのも陛下だった。
「迫水久常の手記」(終戦時内閣書記官長)天皇の聖断で受諾した“ポツダム宣言”
上リンクより引用
そして、いまにして思えば、終戦ができたのも、一に天皇陛下の御仁徳のおかげであった。陛下の真のご信念はいつも平��にあった、ということを、私はそのときほど強く感じたことはない。戦争終結の動機も、実にそのご信念から発したものであった。
陛下は常に国と国民の平和と繁栄を望み、その為に祈っている。 だからこそ我々は陛下のため、即ちこの国のため、この国に住む家族全ての同胞の為に資力を尽くす。 これを君民一体という。 これが理解出来れば、 皇運がすなわち我々全て日本に住む国民の運命だという事が容易に理解出来るはずである。 ******************* 最後に教育勅語のそもそもの在り方を好く現していると思う末尾を語って締めくくろう。 この道は(略):即ち12の徳目 古今につうじて謬(あやま)らず:昔から今に至るまで変わらないことで 中外にほどこして悖(もと)らず:外国の人達に伝えても正しいことです。 「朕汝臣民と共に拳々服膺して みなその徳を一にせんことをこいねがう」 私は、あなた方国民と共にこの正しい道理(12の徳目)を両手で大事に抱くように大切にしします。だから我々みながこの徳を一緒に体現していくことを願ってやまないのです。 教育勅語を支配者である天皇が従属者である国民に対して、あたかも命令のように下したものであると主張する旨が如何に根拠のないものか、この最後の一文を理解すれば良く分かると思う。
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patsatshit · 6 months
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日頃から公私ともにお世話になっているmole musicの店主、中村光貴にインタビューを試みた。メディアに露出する機会のほとんどない孤高の音楽生活者の「生活」についての一問一答、お楽しみください。
【2023年10月17日12時43分インタビュー開始】
〔土井〕 かつてタラウマラで発行していた季刊ZINE『FACE TIME』の記念すべき創刊号に素晴らしいテキストを寄稿してくれた光貴くん。そのなかで「それぞれが人生を続けるように、風景は変化し続ける。そして忘れ去られる。ユートピアは存在しない。悲しくもディープハウスは状況に対して意味を持つ」という極めて辛辣な言葉で論考に幕を下ろしていたけど、mole musicは大阪〜古市、古市〜新大宮と移転を繰り返してきた訳で、その都度、心境や生活に変化はあるの?
〔光貴〕 土井さん、こんにちは。相変わらず突然ですね。今日はよろしくお願いします。変化はあります。どちらかというと心境や生活の変化に合わせて、移動している感じですね。『FACE TIME』創刊号に提出した「無題」は2019年に自身のパーティーや物質の制作に向けて、普段は公開することのないステートメントや論考のテキスト断片と影響を受けたテキストのサンプリングをミックスして展開してます。昔から変わらないんですが、僕は動く前に書いてます。動いてから書くことは稀で。「無題」はカットアップというより自身のDJの方法に近いです。テマティック批評で編集したと思います。うまくできたかはわかりませんが。「無題」をタイトルとしたのはテマティックの逆説です。逆説の逆説かよってなるかもですが。僕の性質をよくご存じの方はまたやっとるわぁぐらいで思ってもらえれば。結果、活字の世界では違法な戯言みたいなものになりました。結果、土井さんが楽しんでくれていたので良かったと思っていますよ。
(中村光貴の「無題」は『FACE TIME vol.1』に収録)
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-skit-リズムを取る二人。土井返答無し。恐らく仕事。中村は定休日、湯に入る。
〔土井〕 ごめん、ごめん、パンク修理してた!なるほど。まさに「状況に対して意味を持つ」というか「はじめに言葉ありき」という感じやね。僕は古市時代からのお付き合いで、初めて家族でmole musicに合宿させてもらったとき、何か具体的なきっかけがあった訳でもなく、早朝から光貴くんとうちの息子が突然の音楽セッションをはじめたときのことがいまも鮮烈に脳裏に焼き付いてる。そもそも建物の佇まい自体が店というか、家。いや、家というか、掘っ建て小屋。街中によくある「古民家を改造して良い感じに仕上げました」という数多の量産型とは一線を画す、マジの荒屋やん。あそこを住居兼店舗として利用するのはそれなりの覚悟が必要やと思うし、「不便」と添い寝する気概がないと成立しないよね。ガスは通ってないし、水道管に地下茎が蔓延ってどえらいことになっていたし、夏は死ぬほど暑いし、冬は寒すぎて凍え死にそうになるし、秋は猛烈な花粉の飛散でこれまた死にそうになる。僕はmole musicに宿泊するたびに死にかけてる(笑)。それでもまた行きたいと思わせてくれる魅力があそこにはあった。一転、新天地は閑静な住宅街の一角という極端な振れ幅!それこそ光貴くんに教えてもらった西井一夫の『写真編集者』という本のなかに「写真をやろうと思う人は、人から何であなたは写真を撮っているの?というか何であなたは写真家になったの?と聞かれたときに、自分が写真というものを選んだ理由を言えるようにしていなければならない」というようなことが書かれていて、ほな光貴くんがレコード屋をはじめた理由を聞き出したら何日も夜を跨ぐことになりそうやけど、簡潔に言うとどういう理由でmole musicを立ち上げたの?
〔光貴〕 今日もパンクしてますね (笑)。古市は僕にとっては「不便」じゃなかったですよ。家が無い路上のハウスDJだった時代もありますし (笑)。奈良古市は住み込みながら、友人と4カ月かけてレコード家と呼べるような場所にしました。移転前、がらんどうになった家を見ながら、良いハウスになったなぁと勝手に納得していましたね (笑)。
レコード屋をはじめた理由を簡潔にいうと、制約のある時間、あるいは一生をかけて、語るには最高の方法だからじゃないでしょうか。それを続けられるかは別として (笑) 、今もそう思っています。肩書をレコード屋とDJのハイブリッド。これは僕の造語なのですが「音楽生活者」と名乗っています。因みに最高の方法っていうのは僕にとっての最高ですね。方法なので、目的はその先にあります。目的の先があってほしいとも思っています。続けられていることはラッキーです。
〔土井〕 「音楽生活者」という肩書きはめちゃくちゃ納得。mole musicの特異点は店舗そのものが完全自立型の語り部として機能していることやな。同じレコードを買うにしても、意味合いが変わってくるというか、そのレコードを手にした人間に、歴史的な背景や文脈を突き付けてくるというか、ほんま恐ろしい店やで(笑)。
〔光貴〕 その反応は純粋に嬉しいです。答えはなくて色んな方法で楽しんでもらえていると糧になります。僕自身が駄菓子屋からレコード屋に育てられてきた世代の人間なので。現代では何か目新しいことをしているように見えちゃうかもしれませんが、実は時代遅れの混成型。過去にあった、忘れられた当たり前の風景だと思いながら続けています。
〔土井〕 みんなええかっこして「お客さんのために」とか「文化を絶やさないために」とか言うけど、何よりも自分にとっての最善を模索し、追求し続けるのが自営業やと思う。
〔光貴〕 「お金のために?」「利権を絶やさないために?」(笑) 嗚呼、幻?気のせいです。
〔土井〕 自分にとっての最高の方策でないんやったら、店なんかやらん方がええもんね、しんどいだけやし……。
〔光貴〕 あっ、土井さん、しんどいのはお互いさまですよ。だって未だに好きなこと続けさせてもろてるから、しょうがないですよね (笑)。
〔土井〕 光貴くんがある種の目的を見据えて走り続けるmole musicを端的に表明するキーワードを挙げるとすれば何やろう?
〔光貴〕 キーワードかぁ。鍵の言葉ですよね。いつもなら反対とか逆説って言うような気がするんですが……。走っているつもりは無いのですが、うまく歩めていないかもしれません。歩むこともテーマなのですが、活動で脱落者が出てくるのは事実ですよね。ここは土井さんも思い当たる節はありそう (笑)。今日は定休日なのですが、実はさっきもお客さんが来てました。今は次の制作のミックスダウン作業をしながら返信しています。土井さんはパンク修理しながら質問を投げてるでしょう?休み方だけは忘れてしまったかもしれませんね (笑)。
〔土井〕 それはほんまにそうかも。僕も昨年に片足がもげたわ (笑)。好きなことを続けるのは絶対にしんどい!そう言えば、1年の半分以上を全国津々浦々の現場でライブをして生活しているブルースシンガーの方に「しんどくないですか?」ってアホみたいな質問を投げかけたことがあって、その方は「土井くん、子どもは好きなことやってるときは何時間でも何日でも同じことを苦もなくやってるやろ?わてはあれと同じや。好きなことしかしてへんねやからしんどいことなんてあれへんで」って言うてはって、やっぱりレベルが違うなっ��思うたんやけど、その数日後に体調を崩されてライブの途中にまったく声が出なくなったらしく、後日タラウマラに来てくれたときには「土井くん、やっぱり好きなことでもしんどいときあるわ」って苦笑してはって、逆に「好き!」ってなってん。
〔光貴〕 土井さんの生活はシーケンスがあるから。しっかりと家族と向き合ってるのが凄いなと。この間、ブログで売り上げのサンプルを提供してたじゃないですか。売り上げをデータベースにアーカイヴする時点でえらいパフォーマンスやなぁって思ってみてたんですけど。目的が明確だなと。もう素直過ぎるやんって感心してました。土井さんは家族と過ごしている時間は絶対譲りませんもんね (笑)。比べて僕は即興の要素が多いかもしれません。今やっていることが正にそうですし。あとで辻褄あわすかもやけど (笑)。
〔土井〕 いつも僕のわがままに付き合ってくれてありがとう (笑)。僕は光貴くんの即興性に底知れぬものを感じているから、ついつい無茶振りしたくなるねん。そのくせ自分は家族との時間を断固として死守するという超わがまま (笑)。あと光貴くんが挙げてくれた「歩むこと」「駄菓子屋」は確実に鍵となる概念やね。それこそうちの店名になってるメキシコのタラウマラ族の人たちも速く走ることを得意としている訳ではなくて、ゆっくりと永くいつまでも走り続けることに長けてるみたい。それってつまり「歩むこと」やと思うねん。周りの情勢や速度を気にせずに歩みを止めないというのは意外と大変なことで、誰しもついつい周囲と歩調を合わせてしまうもんやからね。それと2000年代前半くらいまでの過剰なマニュアル至上主義の横行によって、個人経営の店でさえも当たり前にシステマチックな対応を求められるようになったやん。店は客に対してこうでなければならない、というのを無意識に植え付けられている人が多い。でも僕らが子どもの頃に通ってた駄菓子屋のおっさんらは客である僕らに平気で怒鳴ってきたし、ひどいときには殴られたやろ(笑)。せやけど結局それが自然というか、店員と客である前に人間と人間やから、双方で怒りたいときに怒れば良いし、笑いたいときに笑えばいいと思うねん。そういや光貴くんとの電話をしている最中に「工具貸してくれや」って言うてきた客のおっさんにキレたこともあったな(笑)。
〔光貴〕 幼少期、駄菓子屋がはじめて触れた「社会」や小さな「世界」だったと思いますね。決して学校では無かったです。「社会」の教科書を見ても、殺した人間の数が多い人が太文字で書かれているだけだったので。あの書物は時間軸が遠くなればなるほど、太文字が神格化され、現代に近づくほど不明瞭な二元論で語られる不思議な読み物ですね。実際、今は「社会」と呼ばれる教科書を趣味で読んでます。特に意味はありませんよ (笑) 。子どもながらに駄菓子屋で思考するか否かで大きく人生が変わったと思います。田舎育ちだったことも影響しているかもですが、僕の好きな駄菓子屋の風景は無くなりましたね。まだフィールドワークは終えてないのですが、地元の駄菓子屋が潰された時期、各地で駄菓子屋が消えていってるんですよね。その後、街のたまり場はコンビニエンスストアになって、駄菓子屋の無い町の夜は大荒れ。
〔土井〕 いや、ほんまに。教科書ってやっぱり権力側の呪具みたいなもんやから、駄菓子屋のおっさんみたいに「俺が教科書」という人間との折衝はそのまま「社会」に出会う行為と等しいやんな。一時期、うちの長男が家の近所の「ひさご」っていう駄菓子屋で万引きを繰り返すということがあって大変やってんけど、あれも息子がはじめて「社会」というものに触れた瞬間やったと思う。さっき言うたみたいにうちの子らが打楽器で光貴くんとセッションしたり、共通の知人の息子が遊びに来ていたり、mole musicは駄菓子屋の原風景をいまも確実に描き続けてるよね。原風景という言葉で思い出したんやけど、光貴くんと友人との共同制作 Zip Up Parker 「帰り道」について聞きたくて、あの印象的なバックプリントの風景は何をモチーフにしてるの?
-skit-土井:因みに自分も「帰り道」パーカーを愛用している。マジで毎日着てる。
【インタビュー開始から6時間が経過】
-skit-中村:気絶 自称巨匠からのメールで起きる。理由もなく日々えらくなっていく巨匠に恐怖。
〔光貴〕 気絶してました。そうそう駄菓子屋はそういうイメージですね。子供にとっては実は軽く超えられる境界なんです。モールは敷居が高いイメージかもしれませんが、それは現代の風景から切り取ればそう見えるように作っています。住宅地の一角の何故か開かれた場所なので。一駅隣に住んでいる、鉄道マニアの中学生がたまに友達と自転車漕いでレコード買いにきたり。「書くのはやめた」って言ってたのですが、その子は仮想国家のSFも書いていて。まぁ、おもしろいですね。彼らのクルーには昭和アニメのマニアもいるので、この場所がきちんと店に見えてるんですよ。「帰り道」については去年奈良古市に店を置いていた時代に友人と製作したかったもので、タイトルそのままですね。完成して現物が届いてからタイトルを付けたので、特に深く考えずに出てきた言葉ですね。「深く考えず」にということは、日頃からある共通認識だと言うことで「帰り道」としました。モチーフはタッチ、タイトル、カタログ番号等から察して頂ければ幸いです。
〔土井〕 鉄道マニアの中学生クルーに是非とも会いたい!自画自賛になって気持ち悪いけど、ほんまに僕らの店に来る人たちって、良くも悪くも個性的で最高に笑えるよね。光貴くんの言うようにmole musicやタラウマラが「店に見えない」人たちにとっては、一向に可視化されないのに。それでも彼らは自然と集まってくる。そこに何があって、何が見えて、何が果たされたのかというのは各自が自分の胸に手を置いて考えたら良いし、それが通過点なのか終着点なのかは誰にもわからへんもん。光貴くんの製作物には常に何かしらの意図があって、それをこちらの解釈で勝手に紐解くのが面白い。さっきは無粋な質問を投げかけたなって、いまちょっと反省してる(笑)。レコード屋としての光貴くんの考えはほんの少し掴めたような気がするので、次はDJとしての活動について聞かせてください。キャリアはどれくらい?
〔光貴〕 いえいえ、大丈夫です (笑) 。楽しんでもらえればありがたいんです。(ここはインターネットメディアの露出が無ければ話しているかも知れません。でっち上げの可能性もありますが)。DJをはじめたと感じたのはギターからターンテーブルに持ち替えた18歳、地元でDIYパーティーをはじめた頃ですね。レコードプレイヤーを買ったのは16歳、この頃からレコードコレクターだったと思います。DJのキャリアは22年ですね。
《2022.11.26 Hopkins Creek at Northcote Theatre》
〔土井〕 キャリア22年!龍ちゃん a.k.a VNZ(東淀川区出身のラッパー)がオギャーと生まれてから現在までの人生をまるごと飲み込む期間やん!その22年間のDJ活動に於いての変化や矜持みたいなものがあれば教えてほしいな。
〔光貴〕 じぶんアーカイヴが下手くそなので、仮に22年としておきます (笑) 。実際はもう少し前かもしれないです。DIYパーティーと並行してDAWN(現NOON)でレギュラーパーティーをはじめたのは恐らく19歳でした。僕は行為においては物質より現場のみに重きを置いてきたので、制作物があまりにも少ないんです。変化について簡潔に書くと、僕にとって良いとされていた時代は去っていった、ということに尽きると思います。これは時代の話なので、個と音楽との関係性はもっと複雑かつ多元的です。僕の場合、レコードのような多元的な物質でなければ、ここまでDJを続けることができなかったと思います。戦後日本の時代の変革と世界の変革はおよそ10年と20年、ふたつのタームで考えることができるのではと過程していました。音楽においてもこのタームというのは有効で音楽史を振り返れば自然と見えてくるように思います。未成年(当時)の頃から20年ターム、この姿勢は続けてみようと思っていました。少し欲張って40歳までこの景色を見ようと。既に40歳を迎えたので、矜持としての行為者として続けるという役目はひとつ果たしました。その過程の中で行為として他人と同じことはしないという制約も徹底できたのかな?と。しかし求道的に今尚続けているのは、レコードという物質の魅力に尽きると思います。僕の場合レコード屋とDJのハイブリッドなので、ここを肯定できないと終わりなんです。かと言ってデジタルを否定している訳ではありません。じゃないと、このインタビューも厳密には成立しないので。いま現在もCD-Rで実験しています。この歴史はなかなかおもしろいんですよね。そろそろCD-R史のフィールドワークをはじめようかなと思っていたところです。
〔土井〕 めちゃくちゃ具体的な回答かつ、これが今日のハイライトかもしれない。「現場のみに重きを置いてきた」というのはここ数年の付き合いの自分からしても納得できる話で、mole musicという思想の実体化としての店舗、DJの現場ひとつひとつが光貴くんにとっての作品なんやと思う。レコードを多元的共有物と見据えて向き合う姿勢、CD-R史の探求など深掘りしたい話題がてんこ盛りで、興味が尽きない。ほんまに稀有なまなざしでレコード屋とDJを両立させてる人やと驚くわ。これも答えにくい質問かもしれないけど、光貴くんにとって特に思い入れのある作品(レコードorパーティー)は何ですか?
〔光貴〕 アナログとしてのCD-R史ですね。僕の青年後期は友人と何か作品を交換したり、プレゼントするメディアがカセットテープからCD-Rへと転換する時期でした。僕自身もこの転換は驚くほど簡単に移行できたんですよ。今は歴史と物質自体の持つ情報(ここでの情報はデータ情報で音楽の内容では無いです)その理由に近づいていってる感覚ですね。90年代にはポスト・テクノロジーミュージックの時代は既にはじまっていて、様々な試みが成されていました。実際そういった作品に触れることはありましたし、所有していますが、物質そのものを解釈するという段階まで、青年後期 (90年代後期~ゼロ前代初頭) では思考が追いつかなかったような気がします。まだまだ趣味として楽しめることはたくさんありそうです。そういえば、特別という事を意識したことが無いかもしれません。幸いなことに僕は身近に特別に感じられる人が多いので。ラッキーなのか、どうなのか (笑) 。作品は……ヒミツですね (笑)。
-skit-中村:音楽家の先輩来店、ひたすらレゾナンスについて語る、癒やしの時間。
-skit-土井:龍ちゃん超久々の来店、新曲を持参。
【インタビュー開始からすでに40時間が経過】
もしもし 土井さん、おはようございます。今日タラウマラに何時に入りますか?光貴くん、おはよう。今日からタラウマラは臨時休業で家族でおでかけするねん。えっ、マジで?せやねん、ごめんな。いやいや、頭の中どういう切り替えしてるんですか?こっちにはインタビュー投げっぱなしで (笑)。ごめんな、旅行中は電話でえへんけど、いまはまだ大丈夫やで。いつも思うけど、仕事の向き合い方が全然ちゃいますわ。光貴くんはひとつの案件があったら48時間とか平気で手綱を離さへんもんな。そうですよ、ずっと長時間向き合ってますよ、短時間での仕事の強度が土井さんとは全然ちゃうんかな。自分は究極のメリハリやからね(笑)。僕はこのインタビューに応じながら、店の営業して、次の制作のミックスダウン作業をして、今週末にはパーティーを控えてますからね。ほんまようやるわ、悪いけど僕は家族で温泉につかって来るよ。マジでむちゃくちゃやな、この人(笑)。そうそう、それはそうと昨日タラウマラに龍ちゃん来たわ。だいぶ久々ですか?うんうん、彼はサイクルショップすずめの頃から足繁く通ってくれてたけど、この2年での来店回数は1回か2回やからね、だいぶ久々やな、しかもインタビューで名前が出てきたタイミングで本人登場っていうね(笑)。それは素晴らしいことですよ、何やかんや言うて結局は僕ら、寂しいんですよ(笑)、ずっと続けていることは精神的にも負荷がかかるんで。ほんまそうやわ、ほなそろそろ赤穂に向かう準備するわ、一旦LINEでのメッセージのやりとりに切り替えてええかな?あと週末のパーティーは光貴くん何時の出番なん?ほんまこの人……(笑)
そういや今後の展望を聞かれていた気がするな。このインタビューを土井さんにデジタルアーカイブさせないことですね。
【2023年10月19日8時46分インタビュー終了】
……ということで、いつも通りに互いに仕事をしながらLINEとメールと電話とGoogleドライブを行ったり来たりしながら2週間かけてようやく終わりを迎えたインタビュー……いや、どう考えても僕が喋りすぎてるな、ほんま、すんません(笑)。最後に光貴くんが選んでくれたPARLIAMENT - GLORYHALLASTOOPIDをどうぞ。最高にイカれた週末をお過ごし下さい。
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yuihyz · 3 months
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23:00
2月の冬休み、大ちゃんとは会えないらしい。
別にいいんだけど、って文章で虚勢を張ってるけど、別に良くないよ。わざわざ「2/11これる?」「来て欲しい!」って送るくらいには、会いたかったよ。2人じゃなくても、サークルのみんなでいいから、会いたかったんだ。大ちゃんに会いたかった。
元気?なんて簡単に聞くんじゃなかった。
「そのうち一緒に住もうねって話してるよ」って。あー、ね、年上の可愛いお姉さん、付き合ってる人。
祝福してたつもりだったし、祝福の気持ちはあるけど、その文字見た時に、やっぱり痛かった。ちゃんと痛かった。これ、痛いわって実感する痛みは久しぶりだった。
この前ユキちゃんと須王さんにあった時
「いや、大ちゃんは痛い目見るよ。みないと辻褄が合わない」
って言ってたことを思い出した。「そんなことないでしょ、結婚するってあの二人は」なんて言ってたけど、どこかで2人の言葉に嬉しくなってる自分がいた。結局私は好きな人の幸せを喜べないんだ。自分勝手なままで、そんなんで好きになってもらえるわけないんだよね。
わたしは大ちゃんの何になりたかったんだろう。
いつも相談するのは私で、LINEするのも電話するのも私で、私が連絡しなくなったら、大ちゃんには1番の人がいて。
まあ、いいのよ。いいの。
好きという気持ちが大事。好きだと思える人がいて、よかったってことなんだ。
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ateliertanu · 4 months
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雨降りの昼下がり(詩篇)
いつから雨が嫌いになったのだろう。きっと嫌いになったわけじゃない。ちょっと面倒になっただけなんだ。だって、濡れた革靴を拭かなきゃいけないし、自転車だとレインコート着なきゃいけないし、待ち合わせに遅れるって電話したくないから。雨が嫌いになったはずはない。だって、雨の日のブーツだって持ってるし、昨日だって傘を丁寧にしまったし、黒い雲を見て目を背けたりもしなかった。赤茶色の枯葉を踏み分けて近道を抜けたつま先に、昨日蹴飛ばした空き缶のカケラがくっついているような気がして、段差を飛び越えるのを躊躇う右足と、置いてきぼりになった左足の膝に、水溜りに隠れた無数の水滴が飛びついて来るから、ちょっと嫌になっただけなんだ。いつから雨が嫌いになったのだろう。金属で出来たみたいな冷たい銀色の粒が、一日の終わりに辻褄合わせのように流れ込んできた光線と今日の言い訳ばかりの仕事を締めくくるチャイムとを無関心���装うよう…
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elle-p · 1 year
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P3 Club Book pages 29-30 scan and transcription.
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タルタロスの 不思議な ダンジョン
第1階層 : 世俗の庭テベル
第2階層 : 奇顔の庭アルカ
第3階層 : 無骨の庭ヤバザ
第4階層 : 豪奢の庭ツイア
第5階層 : 焦炎の庭ハラバ
第6階層 : 憂鬱の庭アダマ
第7階層 : 王居エレス
深層モナド
通常の影時間にも使われた影時間プラー。暗緑色ににじんでボヤける感じが禍々しい。
太陽の輝きが眩しい画面効果、ペルソナフレア。季節によって輝き具合が違ったりする。
Qタルタロスの不思議なデザインが大好きです。どこかの名画で見たような気もするのですが、タルタロスのデザインモチーフは?
美 名画というのは正しいな。デザイナー副島氏の希望で、タルタロスのテーマは、不可思議な空間、シュールレアリズムの要素を取り込む、というものとなった。そこで、オランダの画家マウリッツ・コルネリス・エッシャーや、イタリアの画家ジョルジョ・デ・キリコの作品のテイストを積極的に盛り込んだのだ。
天 各階層の名前が聞きなれないんですが、あれも何か神話から?
ア 肯定であります。ユダヤ教の世界観・死生観にある、7つに分かれた地上世界をそれぞれ示す名でありますね。モナドも同じくユダヤ教で、あらゆるものの構成要素「1なるもの」を意味する言葉であります。
順 あれ?モナド以外の階層って6つしかねえよな?7つの地上世界じゃひとつ余るぜ?
真 ニュクス・アバターと戦う直前の屋上みたいなフロアがあるだろ。あそこが第7層、王居エレスだ。
美 それ以外の各階層の、デザインコンセプトも聞いてきた。コメントを引用させてもらおう。
○第1階層
世俗の庭テベル
学校の雰囲気を残しつつ影時間の要素を入れて構成しました。隠し階層の深層モナドは1階層と同じくタルタロスの低い位置にある階層で、同じく学校のイメージを大きく残した階層になっています。
○第2階層
奇顔の庭アルカ
表面的な恐怖を出してみようと思い、デザインをしました。床の模様に騙し絵が仕込んであり、ある方向から見るとドクロに、反対から見ると天使に見えるようになっています。ケルトゴシックの建築やギーガーの歌などの要素で構成しました。
○第3階層
無骨の庭ヤバザ
エッシャーの騙し絵にある。昇り階段がいつのまにか下りになっているという不思議な感じを出そうとデザインした階層。辻褄が合わない様子を3Dモデルへ入れるのに苦労しました。壁の模様や、階段に見えるスロープなどに騙し絵の要素が入れてあり、結果的に今作のテーマが一番濃く出た階層になったと思っています。
○第4階層
豪奢の庭ツイア
欲の塊、ということで金色のダンジョンに。物語も中盤を越えて盛り上がってきているので、それにあわせてゴージャスな階層にしようと思い、宝箱の中身よりも豪華な素材でできている階層、と思って作成しました。
○第5階層
焦炎の庭ハラバ
混沌とした雰囲気を出したいと思いサイケデリック、螺旋模様をコンセプトに。終盤になり、ここまでの階層と変化が出るように抽象的なモチーフで構成しました。また次の第6階層へ入った時に大きな変化が出るようにと、黒い空間にしています。
○第6階層
憂鬱の庭アダマ
最後の決戦を前にして、無駄な物が無い状態にしようと思いました。壁や床に刻まれている溝は天の川や、宇宙、大気の流れを表現しており、ゴッホの描いた『星月夜』という夜空の絵の雰囲気を参考にしました。基本色調が白いのは、決戦を前に白装束という意味合いも含めています。
順 へー、色々考えてるなー。
美 タルタロスに関してはもうひとつ、「影時間ブラー」と呼ばれる特殊効果の存在が大きいな。これは影時間に常に使われているもので、 画面端がゆらゆら揺れるように見える。
ゆ そうそう、あれ実際に中を歩いてると、気持ち悪いんだよね~。
風 そういえば、色々な画面効果があちこちで効果的に使われていますよね。私は昼間の眩しい日差しのエフェクトが好き。
美 それは「ペルソナフレア」と呼ばれる特殊効果だ。スタッフ会心の力作らしいぞ。
ア あんびりーばぶる、であります。
美 アイギス、私のセリフを取るんじゃない······。
真 さて、まだ細々とした質問が残っているな。どんどん片付けるぞ。
Q今回、戦闘シーンが かなりコミカルなんですが、どうして?
美 たしかに、総攻撃の際の演出はやり過ぎだろうと思ったが。慣れると、あれはあれで面白い。
風 ほかの部分もそうですが、今までのシリーズと違う新しいことをやろう、という意欲が強く出ているのが、この戦闘シーンですよね。テーマは、「とにかく生き生きと楽しそうに!」だったそうです。
順 生き生きってのは、マジでうまく表現できてるよな。コマンド入力待ちのときに、オレらがちょろちょろうろつく動きがあるじゃん か?アレ、けっこう処理が大変らしいんだけど、無理して入れた仕様らしいぜ。
天 楽しそうといえば、武器のデザインも面白いのが多いですよね。骨とかバス停とか。
真 あのグラブを装備させられたときは死にたくなったぞ······。ただ、本当はあの倍ぐらいのモデルが作られていたらしいが、事情があって未使用らしい。機会があれば、残りも見てみたいものだな。
順 できれば防具のグラフィックも変われば······ああ、男の夢、ハイレグアーマー······。
Qストレガのタカヤの剣青は、何か意味があるの?
順 おーい、チドリ。あの露出癖のある兄ちゃん呼んできてくれよー。
タ 誰が露出癖ですか、誰が。あれは失敗サンプルの証--烙印を飾るためのものです。
順 烙印?何だそりゃ?
ジ ペルソナ制御ができんヤツの肌にはな、暴走するペルソナの力が溢れて文様みたいなもんが浮かびあがるんや。タカヤの刺青の中心は、刺青やなくてその文様や。ホンマは、あんまり人には見せたないもんやけどな。せやから、ちょっとぐらい暑くても、露出がない服着とるんや。
順 げっ······マジ?あ!じゃあもしかしてチドリにもその文様が?だからいつも、あんなゴテゴテした服······?
チ これは趣味。
順 あ······そ、そう?
Qアイギスの姉妹機について話だけ出てきますが、具体的には?
ア 詳細は機密に抵触するため言えないのでありますが、試作1号機からわたしに至るまで、10機前後が開発されました。最初は、まさしくただの戦車だったであります。人型となったのは、わたしの前に作られた数欄にとどまり、さらにペルソナ召喚を可能にする核--黄昏の羽が搭載されているのは、わたしを含め、たった3機であります。ただ、わたし以外の2機は、10年前に起動する前に破壊されてしまいましたが······。
タカヤのタトゥー
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mm0924 · 1 year
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April of Mei Nagano. 4月。〝新学期だから〟そんなありきたりな言葉に肖って日記を書いてみます。といってもながのもそこまで暇じゃないから目標は月に1回。日記本来の意味、日々の出来事を記録した文書にはそぐわないから〝月記〟ということにして辻褄合わせ。そもそもこうして文章を書こうと思ったのは、めいが大好きな升野さんがきっかけ。司会者や脚本家としての活動が主になりつつ中で毎年欠かさずお笑いライブをするのは、自分の腕が衰えないように流行に置いていかれないようにするためらしいです。有難いことに「めいちゃんの書く文章好きだよ」そう言っていただく機会が多々あります。文章の好みは人それぞれで1から10まで全て書かれてある文章が好きな人もいれば、3を読んで残りの7を考えるのが好きな人もいるから全員に刺さる文章を書くのはかなりの難題。だがし(「だがしかし」の略(最近のながのの流行り))、何はともあれお褒めの言葉をいただけるのは本当に有難い。そして嬉しい。ありがとうございます。升野さんが毎年欠かさずお笑いライブをするように、めいも腕が衰えないように流行に置いていかれないように一種のトレーニングのような気持ちで文章を書きたいと思います。今まではお笑いも文章も見てもらって初めて意味を成すものだと思っていたけど、升野さんがお客さん行きづらいだろうなっていう場所や曜日にライブをしていることを考えたら(「仕事で行けないんだよー!」と思うこともありますが)、やる事に意味があるということに得心がいきました。
今月はフォロワーさんを通して〝人間について〟考える時間が多かったです。春は出会いと別れの季節っていうけど、ながのにとっては出会いの方が多い1ヶ月。先月Twitterに復帰してから少しずつお友達が増えて、今では58人ものフォロワーさんに囲まれて楽しく賑やかに過ごしています。いろんな人といろんな言葉を交わせるのは凄く楽しい、だけどふとした瞬間にこんなに多くのフォロワーさんときちんと1対1で向き合えるのかなって不安になったりもします。「めいちゃんは自分のこと大切に思ってくれてないんだろうな」的なこと1㎜たりとも感じてほしくないんだもん。いろんな姿の方がいていろんな性格のいろんな考え方の方がいて、ここに見えるのは〝アカウント〟としてだけど、その後ろには喜怒哀楽の感情を持った〝人間〟がいるということを忘れないで向き合いたいと思います。凄く個人的な話になりますが、どれだけ考えてもどうにもならないのに考えちゃって頭から離れなくてどうしようもないことがあって「これではいかん!」と思ったながの、気を紛らわすために勉強を始めてみたりジムに行く頻度を上げてみたり...それでも頭から離れないものは離れないんだけど、「可愛くなってやるんだからなー!」って自分を奮い立たせる理由になってるからこの状況にも少しだけ感謝。なにか1つのことに対してこんなにも考えちゃうって初めてだから、こんな気持ちにそんな人に出会えたのはとても素敵なことだなと思います。新しい気持ちとの出会いもあって春らしい4月を過ごしました。 そしてお仕事!新しい情報解禁はまだ少し先になっちゃいますが、撮影もしっかり進んでいます。ふふふ、お楽しみに。今月は伊右衛門のCMやいち髪のCM、BeautyRoomのCMなどCMだらけで「〇〇でめいちゃんみたよ!」と、いろんな所で目撃されてました。そして、映画『母性』と『マイ・ブロークン・マリコ』のDVDも発売されました。いえーい!VODでの配信も近々?もしかしたらもう始まってる?と思うので、是非ご覧ください。
4月のながのイチオシソングは銀杏BOYZさんの『BABY BABY』。「〇〇(アーティスト)好きなんだよね」って人におすすめされた曲がメジャーな曲だったらがっかりすることがあるけど、「銀杏BOYZ好きなんだよね」って人におすすめされた曲が『BABY BABY』だったらテンションが上がる。それも「『BABY BABY』だけは絶対に聴いて!」的な感じだったら最高。もう爆上がり。絶対この人と仲良くなれるって無条件に思うと思います。最後の最後まで〝君〟のことばかりのこの曲を、圧倒的な熱量で感情を全面に出して愛を歌う峯田さん。人間の純粋な部分をぎゅっと詰め込んだ等身大の曲です。 長い前置きで升野さんの考え方を全肯定したけど、こうして文章を書き終わるとやっぱり誰かに読んでほしいし出来ればたくさんの人の目に触れてほしいと思うめいがいます。やっぱり文章は読んでもらって初めて意味を成すと思う。もちろんお笑いも。来年はお休みを取って升野さんのお笑いライブに行こうと思います。 自由に書きたいことを書きたいだけ書いためいの月記、最後まで読んで下さりありがとうございました。良ければフォローを...!と初回なので付け加えさせていただきます。 5月のながのめいもよろしくお願いします︎︎︎︎︎︎☺︎
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01-08-m-n · 2 years
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君と手を繋いでめちゃくちゃなダンスを踊れたら
私のことをいちばん好きでいてくれた彼のアカウントが、私が入ろうと思っていたサークルのフォローしている人みたいな欄に勝手に出ていて何とも言えない気持ちになる、似ているのか君があの頃みたいに私に会おうと辻褄を合わせているのかはっきりしてくれと思う。久しぶりに会いたいけど、ちゃんとした好きではないのに会いたいって言ったらダメだろうか、君はどんな顔をするだろうか、案外もう嫌いだったりするかな、でも会わない方がいい、会ったら私がキスしてしまう気がするから
君と見た映画の主題歌、なんか泣きそうになってしまう、日々が淡々と流れて行くんだということが、タクシーから夜の街を眺めてそのまま走っているみたいな、どうしようもなく寂しくなる、新潟の地方局の深夜に流れる天気予報のバックで流れる映像に似ている、私が今まででいちばん好きな映像。車内からの夜の街、新潟駅前を通って萬代橋、過ぎていく時間を、夜を突き抜けて駆け抜けて、このまま終わらないでくれと願っているような気がする。電車の大きな窓から見える景色、バスの窓から眺める触れられるくらいそこにある夜、タクシーから見える誰のものでもないのに自分だけみたいな光。
いつか君と、夜でも朝でも、手を繋いで、そんな光を見つめていられたらいいな
追記)この始まりに書いた彼とまた不思議な縁で繋がってしまい、またあの頃みたいに、”私たちって運命なのかもしれない”と思いかけてしまう。神様が仕組んでいるみたいにどこかで二人の糸がくくられている気がする。彼のくれる「青い月に言われるとうれしいよ」という言葉が あの頃と同じように光って見えて、彼がまだ私を少し離さないでいてくれているということに安心している自分がいる。 でもどうしようもなく今思っているのは彼ではなく君で、彼とはもっと違うかたちでずっと見つめ合っていられたらよかったのになんて思う。彼がまだ私を少し離さないでいてくれているように、私も彼をまだ離せないでいる。 君とは昨日も4時間話して満たされて、今日の寝不足さえ愛おしく思う。大学の3階、窓際のお気に入りの席で、たびたび舟をこいでたびたび伊達メガネをあげて授業中もずっと君のことを思う。はやく君に会いたい、ぎゅって痛いくらいに抱きついて、君のあたたかさを思い出したい。 (2022‐06‐20)
彼について書いた文章を下書きに見つけたので付けておく 「私だけが持っている君が書いた小説、まだ最後まで読んでいないなあ。でも、キラキラ輝いているよ。わたしを好きだと言ってくれた君には、キスくらいしておけばよかったな。でも、もうだめなの、寂しいときに君に縋るとこうなるんだってあの時わかったから。隣に歩く恋人としてじゃなく、生きるための方法として君を選ぶのはもうやめにしたんだ、わたしのエゴで君を泣かすのはよくないから   でももうすぐ死ぬなら死ぬ前に会っておきたいな。」  (2022-05-08)
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lighttothedx · 1 year
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★アニメ「弱虫ペダル LIMIT BREAK」第1話  勝手にCパート
※これは2話を見る前に描いたまんがです。
今回のアニメはCパートがないので、 こうやって毎週勝手にCパートまんがを描いていこうかな~ と思ったんだよね。 そして2話を見たんだよね。
※以下、2話のネタバレになります。まだ見てない方はご注意ください※
※若干感情的です。言葉が荒いです。苦手な方は読まないようお願いします※ . . . . .
なんであんな大幅に内容を変更しちゃったんだろうね?? 多少のカットなら、残念だけど尺の都合かなぁ…で終わるけど あんな変更をする必要、あった??
シーズン内にIHを終わらせたいから、とか? そのための尺調整でどこかしらのストーリーを大幅に削らなければならない? 最も尺を必要とするこのデスゲームを削るのが最適? よーし手っ取り早く2人をリタイアさせちゃおう!ってこと??
デスゲームは呉南の回想もチーム2人の回想もあるから確かに長いけど。 それでもあのやり方はちょっとひどくないか?? しかもあのオリジナルストーリーには問題があるよね。
1:御堂筋くんと浦久保くんが「互いに利用」していたのが、「全て御堂筋くんの筋書き」になっている
確かに御堂筋くんは賢いけど、浦久保くんだってそうなのよ! というのを原作知らない方に伝えられないじゃない。 そもそもアニメだけ追ってる方は「この2人なに??いきなり出てきたけど誰????」状態だよね。びっくりするよね。
2:とりあえず浦久保くんと庭妻くん出しておけばファンは納得するだろう!  と思ってたら大間違いだからね!!!  東村くんにも塩野くんにも里崎くんにもセリフがあるんだよ~~~!!!!バーカバーカ!!(´;ω;`)
それにミヤと井尾谷さんの出番もあるのよ・・・(´;ω;`) 東村くんなんて最高にセリフ多いのに、ぜんぶカットはひどすぎでしょ。
3:2人がリタイヤしたら、次のIHの順位どうなるの?
東村くんが1人でがんばったことにするの?それとも塩野くんと里崎くんと3人で協力して?それで辻褄あうの?? もし次のIHでこの場面の回想シーンがでてきたらどうするの? それとも6期やる予定が今のところないからどうでもよかったの??
制作サイドも尺の都合で泣く泣くああするしかなかった、のかもしれないけど。 それをすることによってどうなるか、想像できなかったのかね。 Twitterに今回のまんがをUPした後に2話を見て、 は!? と思って、Twitterの反応を見に行ったら、 なんかもう、みんなアニメを楽しめる状態じゃなくなっちゃってるよね。当然。
ペダルのファンは総北と箱学と京伏推しがほとんどだから大丈夫だろう!と、制作サイドは思ったのかね。 大丈夫なわけないよね。 総北だろうが箱学だろうが「推し」がいるなら 「もし自分の推しが、同じことをされたら」って考えちゃうもの。 そりゃ楽しむどころじゃなくなるよ。
ただ。Twitterで 「こんな状況なのにアニメ楽しめてる人もいるんだね(意訳)」 というご意見も見かけました。 それはちょっと違うんじゃないのかな、と思ったよ。 確かに2話見たあとだったらわたし��勝手にCパートなんて描けなかったと思うけど。
ないと思ってた5期がやっと始まって、楽しもうとしたら 大幅なカットとストーリー変更があって。 それでもせっかくのアニメ化だから少しでも楽しもうとするのは悪いことじゃないよ。 呉南ざまぁwとか言ってるんならまだしも、そうではなく、 なんとか楽しむことはできないか、盛り���げていけないか、って努力してる方は 悪でも敵でもないから、否定せず、尊重してほしいと思う。
わたし個人は勝手にCパートを描くのはやめるし、 アニメを見るのもやめるよ。
アニメって、みんなでわいわい、なんならTwitterで実況しながら楽しむのが好きだったんだよね。 だから仕事が早朝になり、リアルタイムで深夜アニメ見られなくなってからは ほとんどアニメ見なくなっちゃった。 今期のアニメも、みんなでわいわい盛り上がって楽しく見られないからやめる。
っていうかね。 ファンを絶望させるのも、 ファンになんとか楽しもうと努力させるのも、 そこへ亀裂を生ませるのも、 どうかと思うよ。制作サイドさんへ。
今後は今まで通り、よくわからないまんがをたま~にUPする形に戻ります。
前回の塩野くんにスキ!ありがとうございます😆🍶🍣💕!!
背景は静岡県用宗(もちむね)の海。
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本当は三保の松原に行く予定だったんだけど、 当時台風の影響であのあたり一帯が断水になっていてね。 こんな時に観光に行ってる場合じゃないな、と思い、急遽予定を変更。 せっかく静岡(駅)にきたのだし、せめて海は見て帰りたいな~と思って 静岡駅から1つ先の用宗駅に着目👍
念のため観光案内所で聞いたところ、 「三保の松原のほうは断水で大変だから行くのはやめたほうがいいけど  用宗なら大丈夫だよ!」 というお墨付きをいただいたので決行😆 ちなみに駅を出てまっすぐ5分歩けば海だよ!とも教えてもらえました。ありがとうございました😆
そして着いた用宗の海。
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人が全然いなくて、車もめったに通らなくて ただ風と波の音しかしないの。
最高だった😆
暑かったけど( *´艸`)
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tamanine · 2 years
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2022.5.3
3991歩+自転車移動
すごく悲しい夢を見て起きる。悲しい夢だったな、と思い、夢の中だけで起きる生々しさを引きずる。昨日焼いた微妙な仕上がりのスコーンに板チョコを挟んであたため、コーヒーを淹れて新聞を読む。
昨日はとても美味しい唐揚げも揚げたが、焼いてみたスコーンは��なり微妙な感じで、焼き立てを食べれば美味しいと言えなくはないが、お店で出されることはありえない小麦粉の焼き菓子として仕上がった。小麦粉ってこんな味だったな、と思うような味。板チョコを食べることが久しぶりで、挟んでみたら想定よりもだいぶ甘く、製品として食べるチョコスコーンはチョコの量もちゃんと調整されているんだな…と噛みしめる。
憲法記念日。改憲と言っても、どこをどうしたいのよ、どういう意図なのよ、が抜けていては意味が何もなく、どこかを何のためにどうしたいのか、そもそも憲法は対住人でなく対政治権力に向かって効力を持っているわけで、人権とかをどうしたいのよ政府、本当の緊急事態が起きた時にガーゼマスクをもっと配りたいのか政府、収支報告をちゃんとしてよ政府、コロナに関連して会見の人数や質問数を制限したままなのは他のイベント制限と全然辻褄が合ってないじゃないですか政府。
2年前くらいに本当の緊急事態が発生した時、じゃあ本当はもっと何をしたかったのか?(何もできなかっただけだろうなということは分かってる、憲法が、なんて3歳児の言い訳みたいだ。3歳児ですらそれを言い訳であると認識しながら言っているが、嘘を言っているうちに嘘と本当の見分けができなくなりそうな人間が政治に手をつけている)
香港での反政府運動弾圧の恐ろしさ、息苦しさはずっと続いている。
TBSラジオに出て喋っていた彼女は、今どんな気持ちで暮らしているんだろう。ラジオクラウドアプリでは、2019年の彼女のインタビューをまだ聞くことができる。雨傘運動について日本で話すことができる彼女。私たちはその後の、弾圧された後の彼女の話を聞くことができない。Twitterアカウントは止まっていて、渡航もできず、彼女は自由な言葉を発信できない。聞きたいのに、ずっと聞きたいのに、私は彼女の話をまた聞きたいのに。音楽は彼女の耳に届いているだろうか、デバイスもネットも管理されているんだろうか?
感染症対策の名目で、社会運動やデモや言論を踏み潰すことは国や政権にとってあまりにも都合が良い。たかが首相会見・官房長官会見ですら人数制限を解かない。改憲の集会の方がずっと人数が多いだろうし、発声だってしていそうだ。この理由もやっぱりただの嘘なのだ。日本の自公政権に対しては心の底からの不信感だけがあり、不愉快極まりない。
嘘は恐ろしい。嘘に飲まれて、嘘で注目されることに慣れてしまっていて、制御がきかなくなっていて本当にやばいと思った人が数名いる。あれは悲しい。人間関係を積み上げていく、ということが全くできないのだ。一部分は優しい、一部分はチャーミングで、だけど人格が組み上がっていない。本人が自分の本心を理解できていない。長く話していると矛盾が出る。話し始めてすごく早い段階で、「私はこういう部分を気にしていない/私はこういう人を憎んでいる/私はこういう人になりたい/こういう人を信用できない」が15分間の吐露の間にぐっちゃぐちゃ、みたいな人の場合はすぐ気がつけるのでうわーと思って離れることが簡単で良い。嘘は恐ろしい。
東京オリンピックも嫌で嫌で仕方がなかったけど、しょぼしょぼのまま始まり、東京では人が死に、そして終わって、決算発表が無い。日本の歳出・予備費の詳細だって分からない。立派なことをしたなら堂々と発表して欲しい。コソコソと隠して誤魔化され、気持ちが悪い。
何年もこのような不愉快さが続き、私はジャーナリストでは無いので、もう無理だと思えば放り出して違うことをする。怒りを持ち続け、ジャーナリストとしての矜持を持ち続け、書き続けたりラジオ番組をずっと続けて優しさを保っているかたを心から尊敬している。酷いことが多すぎる。
今日は鎮痛剤を飲み血まみれになりながら、この臓器取り出せないのかしら、こんな迷惑な臓器のために年間数万円分の薬代と物品費がかかり、あと15年分くらいでいくらかかるんだこれ…メリットが無いのになんで温存してるのよ…としみじみと感じる、嫌すぎる、せめてもっと良い医療を受けられたら良いのに、世界には技術として存在しているのに、女性差別のせいで日本に無い、気持ちが悪すぎる、それだけで保守系政党の全てに対してフレッシュな自分ごととしての強い怒りが溢れる。
何もかも嫌だけれども、でも私が憎み・怒っている人間のせいで死ぬのは癪に触るので、あいつらが死ぬのを見届けなくてはいけない。誇り高く見届けてやる。
怒りと憎しみが、私の手元から、甘やかな「死んじゃおっかな〜」を奪っていった。未来の展望が真っ暗でも、あいつらのために死ぬのは癪に触る。
5月3日
午前10時頃起きて、コーヒーを淹れ、かなり微妙な仕上がりのスコーンを食べ、新聞を読み、『非戦』の全面広告を眺めた。本当の改憲論争になったら、もっともっと大きなお金で広告が出るんだろうなと思う。オリンピックすら止められなかった、小池百合子さんは国政どうするのかしら(都知事、落とせませんでした…)、岸田さんの喋りかたも随分気持ちが悪くなってきたなぁ。
でも参院選で、維新以外の野党はズタボロに負けるだろう。無惨な負け方をするだろう。こんなに贔屓目に見ていても立憲に投票する理由が消えていく。国民民主のコケにされかたもすごい、何故それがうまくいくと思ったのか…?だけど投票をしない決断はするわけにはいかず、自公にもいれない。
ご年配のとても著名な評論家のかたが、「選挙には行かない主義」と堂々と書いていたが、ノンポリのことは評価なんてできない。残念ながらもっと切羽詰まっている。ご高齢なので、逃げ切れていいなぁ、男性だしね、と思う。
美術館には2ヶ所行ったし、映画も明後日見るけれど天気も良いので何を理由に外に出るか迷う。
綺麗な服を着てメイクもして綺麗な街に出るか/ぼちぼちの服を着て近場のショッピングモール的な場所に行くか/自転車に乗って大きめの書店がある場所まで行って書い損ねていたルシア・ベルリンの本を買うか
で自転車に乗る。昨日は顔すら洗わなかったが今日は顔も洗い髪の毛もなんとかして日焼け止めを塗り眉毛を描く。
午後3時半になっており、途中ラーメンを食べる。心地よく過ごしていると、10時に起きてぼちぼち何かを食べ絶対にコーヒーを飲み、何かをして3〜4時にお腹がへる。お店が空いていて都合が良い。
ラーメン屋さんのカウンターにはスポーツ帰りらしい2人組がいたが、食券を出して待っている間に帰ってしまい、店内には賄いを食べる店員さんと私だけになる。カウンター越しの厨房には巨大な寸胴が並び、右の寸胴から左の寸胴へ、骨か何かをザルで濾しながらスープが移されていく。工場製ではない、料理としてのラーメン。千円ぐらいの食事でも、業務用のビニールの中からちまちまとお皿に移されて温められただけの定食らしき何か、から、美味しいものを出す気で作られたラーメンからパスタまで色々ある。全然違う行い。料理を作る��がある場所で、美味しかった場合は、「おいしかったです、ごちそうさまです」と言う。1万円を越えていてとても美味しいものを出していただいた場合はあの料理のあれが美味しかったです、と数十文字増やす。
書店で、ルシア・ベルリンを見つけ、並んでいた「暇なんかないわ 大切なことを考えるのに忙しくて」アーシュラ・K・ル=グウィン著/谷垣暁美 訳 もあわせて買う。私は本が大好きだけれども、分厚い訳書2冊で5000円を越える。高い。本って高い。千円で収まる文字の少ない本の方が売れるのもよく分かる。
父からの誕生日プレゼントに、いつも図書カードを貰う。アマゾンギフトにしようか?と聞かれたのだけど、書店で本を買いたいので図書カードにしてもらっている。書店で本を買いたい。
大学生の頃は、新宿ルミネにあった青山ブックセンターに週4で行っていた。青山ブックセンターが一度倒産したときに本が運び出されるのを見に行ってしまい、リアルに泣いた。
本を読むことにしがみつきたい。本と映画は、ずっと変わらないまま、10年も20年もそこにいてくれる。私という人間が変わってしまっても、本は変わらずにそこにいてくれる。
私という人間は何かの寄せ集めでしかなく、DNAに刻まれた本は、私のDNAが破損しても修復してくれるんじゃないかと思う。肉体よりもずっと確かだ。
「暇なんかないわ 大切なことを考えるのに忙しくて」アーシュラ・K・ル=グウィン著/谷垣暁美 訳 はとても面白い。
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curry-cook · 2 months
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1日数食日記
2/12(月)
祝日だろうと関係なく出勤。横浜で会議に出て、少し作業をしたあと、今日は短時間で退勤し、家の最寄駅に着いてから妻とコメダ珈琲でコーヒーと味噌カツパンをいただく。帰ってすぐ晩御飯を食べ、お菓子を食べつつ映画鑑賞。まだまだ宵の口なのでYouTubeでクロマニヨンズのラジオを聴き、あと一本くらい映画を観ようと思ったが、結局早めに寝室へ行きウダウダする。
映画
1. 聖なる鹿殺し / ヨルゴス・ランティモス ★
この手の話にありがちな天涯孤独の少年ではなくマーティンには(割と普通の)母親がいる、というのがもう怖い。つまり変に現実感を持たされるから混乱してしまうのだ。理解を放棄して成り行きを見守ろうとすると、妙に辻褄を合わせたくなるシークエンスが現れる。そして衝撃的に美しい映像。困った監督である。
ところで結局のところ、マーティンの言葉と子供たちの症状が偶然重なっただけなのに、誰もが呪詛と信じて勝手に事を拗らせて悲劇を引き起こした話、ということでいいんですよね(、とつい悪い癖が出てしまう)。
音楽
1. You Were On My Mind / Ian and Sylvia
2. ヨ・ラ・テンゴが影響を受けたサウンド (Apple Music プレイリスト)
その他
1. ザ・クロマニヨンズ ラジオショー 2024年2/12放送回 (ラジオ→YouTube)
2. ブギウギ 2/12放送回 (NHKプラス)
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yuupsychedelic · 6 months
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作品集『TOKUSATSU』
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1.「Prologue ~ 君が地球に降り立った日」
それは、特撮の世界だと思っていた。 あの日が来るまでは。
それは、空想の産物だと信じていた。 あの日が来るまでは。
かつてバイロンは綴った。 「事実は小説よりも奇なり」と。 今ならその意味が手に取るようにわかる。
数年前の出来事から世界は変わっていった。 光の速度で変わっていった。 君が存在するのが当たり前になった。
明日、生きているかわからない。 今日、生き残れるかわからない。
何故なら、彼らはいつどこに現れるかわからないから。
それでも、君がいる限り。 君が地球に存在する限りは。
僕は生きることを諦めないでいようと思う。
君が地球に降り立った日。 僕に「生きろ」と勇気づけた瞬間。
僕たちは君を―――と呼ぶ。
2.「地球防衛軍は共生の夢を見る」
私の両親は怪獣に殺された。 ずっと怪獣のことが憎かった。 怪獣を殺したくて仕方なかった。
言葉にならない憎しみを溜め込んでいた。 そのうち、恋人が星人に殺された。 彼らへの憎悪はますます増幅していった。
大学卒業を機に、創設されたばかりの地球防衛軍に入隊した。 私が配属されたのは、怪獣と星人を調査する部署だった。 駆除部隊への配属を希望していただけに、失望した。
地球防衛軍は彼らを必ずしも駆除対象として見てはいなかった。 共生の可能性を常に模索していた。
現実に、身体の一部を引きちぎられたり、心に深い傷を負ったりした人がいるのに。
一応、戦闘行為が可能な巨大ロボットも保有していた。 しかしながら、それらの行為は駆除部隊の管轄で何も出来なかった。
言葉にならないもどかしさを溜め込んでいた。 そのうち、街がひとつ消えた。 政府の計画に巻き込まれたらしい。
廃墟と化した街に横たわる巨大な亡骸。 見たところ、星人に敵対心はないように見えた。
意思疎通に悩んでいただけで。 自らの言葉では何も伝えられなかっただけで。 私たちが見つめようとしなかっただけで。
なぜ、彼は殺されなければならなかったのか。 なぜ、街は殺されなければならなかったのか。
人も、怪獣も、宇宙人も。 たったひとつの命なのに。 たった一度の人生なのに。
夜明けがやけに美しかった日、私は変わった。 そして、地球防衛軍の思惑が更にわからなくなった。
3.「異銀河からの侵略者」
最近、妙なことが起こっているらしい。 あるブランドの靴を履いた人がいなくなっていく。 しかも、まるで取り憑かれたように、何処かへ行ってしまうそうだ。
地球防衛軍はただちに調査を開始。 一般人が報道で知ることの出来る情報はここまで。
だが、好事家たちは独自に情報網を構築。 不思議の正体を突き詰めようとしていた。 僕も情報網の存在は風の噂で知っていた。
ある夜のことだった。 いつもと変わらない大学の帰り道だった。 駅から離れると人が減っていく。 遠くに悲鳴が聞こえた。
見ると、星人が女性を連れ去ろうとしている。 女性は必死に抵抗するが、星人は力が強く、まったく相手にならない。 通りすがりの男性が掴み掛かったものの、一瞬で伸びてしまった。
僕は電信柱に隠れ、地球防衛軍に緊急出動要請を行った。
何故だろうか。 この先の記憶がない。
地球防衛軍に情報を伝え、星人が逮捕されるまで。 星人が逮捕されてから、女性とと���に取り調べを受け、帰宅するまで。 記憶の断片が繋がらない。
噂には聞いていた。 怪獣や宇宙人、地球外の現象に遭遇した者は記憶を消されると。 それでも、日本政府も地球防衛軍も、そんなことはしないと信じていた。
まるでぽっかりと穴が空いたかのように、存在しない記憶。 そこを埋めるかのように、辻褄の合わない記憶。
僕は一体何を見ていたのだろうか。 何に出逢ってしまったのだろうか。
秘密裏に処理された存在に想いを馳せる。
4.「宇宙怪獣に感情はあるか」
宇宙から怪獣がやってくる。 一週間前に宇宙から降ってきた怪獣を見るまで、非現実的だと思っていた。
一日目、その怪獣は工場地帯に現れた。 石油化学コンビナートの液体をすべて飲み込んだ。 地球防衛軍は迎撃するが、まったく歯が立たなかった。 怪獣は生物然とした姿をしており、海へと帰った。
二日目、その怪獣は都市に現れた。 まるでダクトのような構造物の中心に蠢く内臓。 地球防衛軍は新型ミサイルで攻撃するが、まったく歯が立たなか った。 怪獣はすべての戦闘車両を行動不能にした後、空へと帰った。
三日目、その怪獣は山に現れた。 野生怪獣を次々と叩き起こし、蹂躙した。 地球防衛軍は野生怪獣を守ろうとするが、まったく歯が立たなかった。 怪獣はまるで満腹になったかのように、数日間、山で眠り始めた。
私たちのチームは怪獣の調査を始めた。 行動パターンの予測が立たず、常に姿を変化させる怪獣。 攻撃も、防御も、意思も、すべてが存在しない。 ただ毎日現れ続けては、甚大な被害を与え続けた。
地球防衛軍は怪獣を凍結させる作戦を立てた。 かつて地球に初めて怪獣が現れた日と同じ作戦。 今回はさらに自動運転が可能な車両を転用し、火力を増幅させる。 困った時には必ずといっていいほど実行されてきた案だ。
だが、今回の怪獣にはそれが通用しなかった。
翌日、二日目の形態が人型に変形したかのような姿に変わった。 いわゆる第五形態である。 宇宙からやってきた怪獣は街を光線で破壊し始めた。
しかし、ある少女が涙を流しながら、テディベアを差し出した。 すると、怪獣は同じように涙を流し、翼を生やして、地球を去っていった。
私はその少女の記憶を削除した。 少女は無邪気に怪獣の話をしていた。 ほんとうに健気でやさしさのある少女だった。 すべての作戦が終わった時、私の何かが壊れた音がした。
5.「謎のエージェント・ナギを見破れ!」
僕が裏路地であの星人を見つけた時、心が凍りつくような感覚。 そして、プリンア・ラ・モードのような甘美さ。 トラウマに焼き付けられた愛の記憶。
あらゆる世界が塗りかえられていく音がした。 だが、その刹那に銃撃音。 星人を追いかけていく地球防衛軍の兵士たち。
僕はその場から立ち去った。 真夜中、夢の中に星人の笑顔が焼き付いていた。
真昼、夏の風が衣を替えようとしていた頃。 友人とサンドイッチを頬張る。 カフェテリア、突然の混乱。
慌てて手足が動かなくなった友人に、星人が迫る。 僕は友人を助けようとしたが、身体が固められてしまった。 一歩ずつ、距離を縮めてくる中で、スローモーション。
空っぽになった友人の肢体。 次は、僕の番だ。
星人が友人の声で喋る。 いつもひょうきんな友人が野望を語るが、語釈が見えない。 どうやら星人は日本語を知らないらしい。
語り終わると、突きつけられたナイフ。 いや、ナイフのようなもの。 次の瞬間、僕は蒼空を見つめていた。
夢の中に現れた女性。 その名をナギと名乗った。
プラネタリウムのような空間、突然の覚醒。 見渡せば、友人が眠っている。 僕は星人を詰問した。
星人はふと仮面を外して、こちらに距離を縮めてきた。 僕は星人の正体をひと目見た時、驚いた。 そして、銃声とともに、目の前に白い血が広がる。 さようなら、ナギ。
6.「いつも地球を守ってくれる君へ」
「もう少し、私たちがしっかりしていたら」って思う。 生まれたばかりの組織で、ちゃんとした戦力もなく。 大隊長が戦死してからは本部の直轄になった。 そんな私たちに、君を助けられるわけがなかった。
今回、初めて君が怪獣に敗北した。 これまでの怪獣や宇宙人とは訳が違った。 私たちの武器は何も役に立たなかった。
戦いの中で何人もの仲間が散っていった。 駆除部隊ではないけれども、戦闘には参加する。 このところ、戦死者が増えすぎている。 でも、新しい武器が投入される様子はない。
君に地球を守ってくれとは言わない。 守ってほしいとも思わない。 ただ、今は君なしでは何もできないらしい。 悔しいけれども。
私は怪獣が憎い。 異星人を恨んでいる。
いつか、君が怪獣を倒さなかった日があった。 正確には倒せなかったのかもしれない。 私は理由がわからなかった。
それでも、今なら言える。 あの怪獣の死体は私たちのよく知る動物そのものだったと。 彼らに悪意なんてなかったんだと。 ひょっとしたら、ほとんどの怪獣がそうかもしれない。 私たちが見ようとしていないだけで。
私は君とともに戦いたい。 君とともに、より良い地球の未来を描きたい。
素直に思う。 地球のことが好きじゃなくてもいい。 地球人が嫌いだっていい。 せめて、今だけは。 もう一度私たちと一緒に戦ってくれませんか。 大地に横たわる君へ。
7.「奇跡は君をもっと優しくする」
巨人が敗れた日、僕たちは避難所にいた。 地球防衛軍の対怪獣作戦は完全なる失敗に終わった。 それだけではない。 世間は地球防衛軍への信頼を失くしていた。
さまざまな思惑が入り乱れる世界。 日本人、地球人だけでなく、あらゆる星人が暗躍する。
だが、彼らは諦めなかった。 僕はそんな姿を見て、あらためて生きることを決めた。 この世界に希望を持てたのだ。
二度目の対怪獣戦の時、巨人は少し姿を変えていた。 腕に何かが見えるような気がして。 あまりにも遠すぎてオペラグラスからも見えなかったけれど。 なんとなく、やってくれると確信していた。
今回の戦闘は地球防衛軍もよく戦った。 巨人もその奮闘に応え、怪獣を終始押し切っていた。
一度は巨人を倒した怪獣。 肉体的にも精神的にも有史上最強の生物だった。 その強さを打ち破るにはより強くなければならなかった。
だけど、もっと大切なことがあった。 それは優しさだ。 巨人はわずか五分ほどで怪獣を追い込んでいった。 怪獣は傷ついた翼で飛び立とうとした。
地球防衛軍は怪獣を完全に絶命させようと準備を始めた。 しかし、巨人はそれをさせなかった。
その最期はあまりにも鮮烈だった。 青白い球体で怪獣を包み込んだのである。 これまで見たことのない神秘的な光景に驚いた。
後日、夜空に小さな流れ星が現れた。 地球に現れた怪獣は太陽系の彼方で絶命したらしい。 僕たちは怪獣の最期を報道で知った。 奇跡は君をもっと優しくする。 そんな見出しに飾られて。
8.「大いなる栄光とそれを錆びつかせる虚栄心」
かつて、私の住んでいた街にはヒーローがいた。 そのヒーローは下町に住んでいた。
あなたに出逢うまで、私は正義という言葉を信じなかった。 クラスでは変わっていることを理由にいじめられ、味方はいなか た。 先生もいじめっ子の味方で、家族も助けてくれなかった。 私は何度も自らの命を絶とうとした。
そんな時、ひとりのヒーローが現れた。 いつも通っていた喫茶店のおじさんだ。
あなたに出逢ってから、私は自分自身を大切にするようになった。 他の人の評価や見られ方なんて、案外どうでもいいことに気付いた。 いつも静かに話を聞いてくれたおじさんのおかげだ。 私は彼のことをヒーローと呼ぶようになった。
いつか、おじさんは二号店を立ち上げた。 美味しい珈琲と食事が評判になった。
あなたにもう一度出逢った日、私はその変わりぶりに失望した。 かつての優しいおじさんは消えて、何処にでもいる大人に成り果てていた。 感謝を述べても、まるで覚えていないような表情だった。 私はその店に二度と足を踏み入れなかった。
かつて、この場所には喫茶店があった。 おじさんはどこかへ消えた。
あなたの住んでいた下町の家は、駐車場に変わっていた。 辺り一体が再開発の対象となって、ほとんどの家が立ち退いたそうだ。 反対運動も起こったが、住人たちのその後は誰も知らないらしい。 この国にはよくある話だ。
きっと、私の住んでいた街にはヒーローがいた。 そのヒーローはとても素敵だったと思う。
今、あなたの記憶を巨人と照らし合わせる。 もしも、巨人があなただとしたら。 巨人の中に人が入っているとしたら。
いや、巨人に中の人なんかいない。 ヒーローなんてこの世界には存在しないんだ。
9.「奇想劇団アンバランス」
僕の街には不思議な劇団がある 突然現れては 話題になると消えていく そんな彼らのことを 人々は奇想劇団と呼んだ
ちょっと気になるけれど 噂になる前に 見つけなきゃいけない
明日は別の場所へ 行ってしまうから また見つけなきゃいけない
僕はついに見つけたんだ いつもの公園で テントに入ると不思議な世界 歌と踊りと物語 虜にされてしまった
友達を連れていきたいけれど 噂になったら 風のように消えてしまう
記憶に残したいけれど 一度観たら 風のように忘れてしまう
そんな彼らのことを 人々は奇想劇団と呼んだ 不思議な劇団 まぼろしの劇団 僕もいつか観たんだよ
あの不思議な世界 スラップスティックな世界 また見つけなきゃいけない
地球のものとはちょっと違う 世界にただひとつの劇団 その中身は…… 風のように忘れてしまった
10.「ニュース速報」
ニュース速報です。 今日未明、東京都内に過去最大級の怪獣が出現しました。 全身から怪光線を出す怪獣は、地球防衛軍の精鋭部隊を全滅させました。 霞ヶ関をはじめ、既に東京都内は甚大な被害を受けています。 繰り返します。 霞ヶ関をはじめ、既に東京都内は甚大な被害を受けています。 国際会議出席のために海外へ出ていた総理は、首都機能の大阪移転を指示。 しかし、すでに官房長官や防衛大臣を筆頭に、何名かの大臣の死亡が確認されています。 国民の皆さんは、地下や各家庭のシェルターなど、安全な場所に避難してください。
そのニュースは、地球防衛軍日本支部の壊滅を示唆していた。 都内に現れた怪獣はすでに二十三区を蹂躙。 関東各県にも被害が到達しており、東京は首都機能を失った。 私たちはそれを観ていることしかできなかった。 こうして、幾度もの怪獣災害にも堪えてきた東京が崩壊した。
在日米軍の指揮のもと、怪獣には数えきれないほどの攻撃が行われた。 核兵器や水爆の使用も検討されたが、さすがに総理は拒絶した。 それでも、一般市民の避難を条件に新型爆弾の使用は飲まざるを得なかった。 私たちは必死に反対したが、何の発言力もなかった。
こんな時、あの巨人ならどんな戦い方をしたのだろう。 強襲された日本支部の残骸から怪獣の表皮を集めながら、考える。
そういえば、今回はあの巨人が現れない。 いつもは助けてくれるのに。 どんな時だって守ってくれたのに。
こんな時、こんな時に限って来ないなんて。
私たちはどうしたらいいの? このまま、怪獣に殺されてしまったらいいの? あなたは何処へ行ってしまったらいいの?
涙が止まらなくなった。 動けなくなった。 もう、理不尽ばかりだよ。 地獄だよ。
私が何もできずに佇んでいた今日。 ふと背中を叩かれた。
11.「本日この瞬間から……」
僕のことを、見ていてほしい。 何が起こったのかわからないけれども、やれるだけやるから。 だから、どうか諦めないでほしい。
顔見知りの女性に向けて、こう告げる。 女性はきょとんとした表情で見つめていた。
僕だって、何が起こったのかわからない。 自分の部屋で眠っていたら、いきなり光に包まれた。 どうも、あの巨人になる権利を与えられたらしい。 身体全体に力が漲っている。
ずっと「僕なんかが……」と迷っていた。 それでも、もう腹を括るしかないんだ。
目を瞑り、両手を空に掲げる。 僕は光に包まれ、数秒のうちに巨人に変貌した。
これから起きた出来事は、今でも夢としか思えない。 簡単に言うと、数時間にも及ぶ死闘の末、怪獣は爆発四散した。 周りを見渡せば、都市機能を失った故郷の街が広がっていた。
そして、怪獣が去った後、見たことのない巨人が現れた。 その巨人は右手を伸ばして、緑色の穏やかな光線をこちらに向けた。 僕の身体は浮遊し、地上に実体を取り戻した。 最初で最後の変身は終わった。 もう、巨人になることはないだろう。
しばらく瓦礫の中心で抜け殻のように佇んでいた。
数分後、ようやく自我を取り戻した。 僕は顔見知りの女性の元に駆け寄った。 女性は僕に巨人になった経緯やメカニズムを問い詰めてきた。 ただ、何もわからないとしか答えられなかった。
数ヶ月前から、僕たちはよく逢っていた。 だから、最近の話になると会話がよく弾んだ。 地球防衛軍に所属している女性は、ヘルメットを外した。 女性の表情はどこかすっきりとしていた。
秋の風が吹く中で、女性は「今日で終わるはずだったんだ」と告げた。
12.「Epilogue ~ 地球は怪獣の星」
東京での怪獣災害の後、私は現在の部署から異動になった。 新しく出来る怪獣と星人保護を専門とする部署だ。 私以外は誰もいない部署だった。 同僚からは何度も異動を止められたが、聞かなかった。
最近では巨大怪獣の出現頻度は減少傾向にある。 だからといって、怪獣自体が姿を見せなくなったわけではない。 むしろ、その生態系は様々であることがわかってきた。
私は怪獣を殺したくて仕方なかった。 憎らしくて、恨めしくて、地球防衛軍の入隊試験を受けた。 でも、実際の現場にはさまざまな怪獣や星人がいた。 明らかに悪意のある者もいたが、そうでない者の方が多かった。 そうしているうちに、隊の方針と相反することも増えた。
まだまだ怪獣たちは出現するだろう。 星人もやって来るだろう。
今回の怪獣が出現する直前。 私に出来ることを探したくて、辞めようと決めていた。 ただ、貴方に出逢って、その考え方が変わった。 貴方が巨人になる姿を見てから、何かを見つけたくなった。
私には恋人ができた。 相手は、あの日偶然出逢った貴方だ。 何度か会って話しているうちに、恋に落ちてしまった。 告白したのは私から。 今は同棲している。
そういえば、あの日以来、巨人は姿を見せていない。 貴方が最後の変身者になるのだろうか。 そもそも、これまで巨人は誰が変身していたのだろうか。 いずれは答えを見つけなければいけない。
最近、国際連合は怪獣や星人との共生構想を打ち出した。 地球は怪獣と宇宙人の共生惑星として、多銀河のハブ的存在になるらしい。
これからの旅は貴方と共に行く。 背中を叩かれた日。 私たちの運命は変わったんだ。
作品集『TOKUSATSU』クレジット
Produced by 坂岡 優
All the words were written by 坂岡 優
Respect to Heroes from around the world Written at Yuu Sakaoka House Studio
Demo Track Recorded at Yuu Sakaoka House Studio(#9) Keyboards & Programming by 坂岡 優(#9)
Designed & Edited by Yuu Sakaoka Special Thanks by TORIMOMO, Yurine, Sakura Ogawa
Dedicated to 金城哲夫・上原正三・クレージーキャッツ(#8)
Very very very thanks to my friend, my family, and all my fan!!
2023.11.3 坂岡 優
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am0818 · 6 months
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2023.10.15
最近のまいにちは、たまごっちでブリーダーみたいなことをして日々違うかたちのたまごっちの育成をしている。
最新の機種は育て方によって異なるキャラクターに進化するだけでなく、ランダムに振り分けられた性格の違いにより、同じキャラクターでも好きなものや画面上での振る舞いが全くもって異なるのだ。
わたしが手に入れたいのはあまえんぼうのみるくっちなのだけれど、性格の不一致、あとは育て方を間違えたり他のことに夢中になってネグレクトをしてしまったりして未だかつて邂逅したことはなく、思い通りに成長しなかった個体はたまっちんぐパーティーで無理やり結婚させて追い出してはあらたなたまごを迎え入れることを繰り返している。
24にもなってこんなくだらないゲームをしているなんて、と思われるかもしれない。
だが、いつかの将来もしわたしが結婚して子供を育てるという状況になったとき、彼/彼女を自分とは切り離された一個人だと認識した上で、一人前になるまで気を抜かずに育て上げられるのか、望んでいた容姿や人となりではなくても愛し続けることができるか、独り立ちしたいと言い出した時に素直に背中をおしてやれるのか、と不確かな未来に対して辟易しながら生活するたまごっちのいる日々は、とてもではないが若年層には負担がかかりすぎると思う。
しかも状況はシングルマザー、シリアル以外の食事を摂らせたまの旅行に連れていけるほどの生活水準にもっていくにはハンバーガー屋で鬼バイトをするかクラブで踊ってお金をつくるしかない。
わたしにも平日は本職があり自分自身の時間を削ってたまごっちを養っているため、仕事中ほとんどの時間をたまシッターにお世話になっているが、少なくとも放置して死なせてはだめだという責任感がわたしにはある。
それがたとえあまえんぼうのみるくっちに進化する個体でないにしても。
そもそもたまごっちを購入したのは、仲のいい会社同期が退社したことにある。
彼女は頭がきれ仕事がかなりできる(タイピングも鬼速い)一方でプライドも低けりゃ驕りもしないし、人と比べてなにかをしたり感じ取ることもない。
わたしはいつも人と比べてしまうし妬み嫉みが原動力となってものごとに取り組むけれど、彼女は院卒で歳が2つ上なので、彼女が自分より優れていることに対して素直に尊敬できることも居心地の良さを感じる理由のひとつだったのだと思う。
それに加えて彼女も中高女子校育ち、大学以降はブラジルについて研究していて環境が似通っているためか価値観の根底が近い部分に張っている気がする。
彼女の好きなところを挙げるときりがないが、どうしてもまだ書き足りないのであと3つだけ知ってほしい。
①   見つめあっても素直におしゃべりができるところ
わたしは嘘をつかない、隠し事をしない性格だけれど素直か、と言われればおそらくそうではなくて、話すことは言わんとしていることの毛をそぎ落として皮も厚めに剥いたあとに残ったおいしい部分だけ提供するか、あとは既出の話題だったら今の感情や意見ではなく、他人からどう見られるか、またそれによって築かれた自分像と矛盾しないように、過去に話したことと辻褄をあわせて答えているのでいつまでも幼い問答を繰り返していて、結局のところ嘘ばかりをついて本心を隠していることになる。
(だからおしゃべりは苦手で、文章を書いたりメッセージで伝えることが好き。直接相手側の反応を見ずに済むし、いくらでも推敲できるから。)
だけれど、彼女といるときは自分自身が本来の姿よりも高尚な人間であるように見せたいという邪な考えを持たずに、たとえわたしの考えや価値観が認められなかったとしてもきっと受け入れてもらえるという気持ちで思いついたことを何でも話すことができるの。
そうしてすらすら言葉が出てくるし、もともと口数が多いほうなのにもっ とたくさん話すようになって、彼女は引き出しが多くて大容量だからわたしだけがたくさん話すわけでもなくほぼ同じ分量で言葉を並べてくれるのもとても嬉しかった。
それと、彼女は交友関係が広くわたしよりよっぽど友達が多くて、多種多様なお話全部が興味深かった。
②   友達が多いところ
わたしは多分ひと、もの、ことにおいて依存しやすく、日々のルーティーンはやめられないし、一か月毎日お弁当にカオマンガイを持っていっているし、彼女を頻繁にご飯/遊びに誘っていた。
だけれど彼女はドライな性格且つ友達が多くて予定が詰まっており、気分が乗らなかったり予定が入っていたりで3~5回の誘いにつき1回しか会ってくれなくて、
それで逆に気を負わずに誘えたし、当たって砕けるのが定番になっていたので彼女に依存しすぎることなく適度な距離感と100%の気持ちで接することが出来ていたのだと思う。
③   一緒に一番くじをしてくれるところ
お酒を飲みに行った帰りに近くのコンビニで、たとえ知らないアニメやキャラクターだったとしても無駄にたくさん引いて運を確かめ合うのが楽しかった。
おそろいのドラゴンボールZのハンカチはまだ大切にとっておいてあるし、いらないからと引越の時に譲り受けたどうぶつの森のタイマーは本棚の裏に飾っているよ。
内容が薄っぺらくなってきたところでいったんやめて、これ以降は推敲を重ねてまたいつか直接言えたらいいな。
絶対言えないけど。
彼女が会社を辞めると8月に聞いたとき、当たり前ではあるけれどほんとうに悲しくてやめないでほしいと思っていた。
なのに人前で感情をうまく表現できないがゆえに結局辞めないでほしい気持ちを十分に伝えられずたわいのない話ばかりしてにこにこ解散してしまったけれど、その後何時間もつらつら泣きながらヒトカラして、それでも気持ちが収まらなくてもはや吐きそうになりながら夜通しジムで猛ダッシュしていたりとか、わたしが人前で泣きたくないのはダサいから、というのと普段泣かないほうがいざというときに切り札になるかも、という卑しさからなのに、何の効果も発揮し��いまま終わりを迎えてしまって悲しい。
しかも彼女の前で泣いたのは一緒に彼女の部屋で劇団四季の子役オーディションの密着番組を見ていた時だけで、ただダサいだけだったのが悔しい。
そして何よりも、彼女のいない日常も、前と何も変わらずたのしく過ごせそうだと簡単に予測できてしまうことが嫌だ。
実際に9月と10月、それなりに楽しさを追い求めて生きてきたし、楽しかったし、このあともコンスタントに楽しみなイベントを控えて前のめりになって生きているけれど、彼女がいない毎日なんて真っ暗であってほしいのに、簡単に他の予定に取って代わられてほしくないのに、いつか近いうちに彼女と過ごした楽しい時間もフルサイズでは思い出せなくなるんだろうね。
彼女は自己開示して余計なことを知らせたくない、とかたしかそういう理由でライン以外のSNSをやっていないのだけれど、彼女からメッセージを送ってくれることはないし、9月に送ったメッセージにも未だ返信はない。
でもわたしは近くにいなくてもたくさんくだらない話をしたいな、と思っている。
ずっとA型だと思って生きてきたけど、実際に検査をしたらO型だったよ、とか、髪が伸びてくくりたいけど姫カットにしているせいでポニーテールにすると古のおたくになっちゃうんだ、とか、ちょっと命が重すぎるからたまごっち引き取ってくれないかな、とか、
ワーホリ先だったら日本のこういったゲーム機ってうけると思うんだよね。
はるかちゃんの代わりに依存できると思って買ったたまごっち、わたしはもう満足したから代わりにどうかな。
じゃあまた、気長に返信待ってるね。
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helloharuo-diary-2023 · 8 months
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2013年 08月 12日
トランシーな出来事(Synchronicity) #ターニングポイント(12 August 2013)
前回の「トランシーな出来事(Synchronicity) #照明」に続いてビックシンクロがあった。チェコに住む日本人の知り合いの方からチェコの女性を紹介してもらい先日一緒に箱根ドライブを楽しんだ。箱根を選んだのは、彼女が一度も訪れていなかったことと彼女が滞在している場所が茅ヶ崎ということで僕の住む静岡との中間地点で会おうと相談した結果だった。その日本人の方は、Facebookと僕のエキサイトブログでも繋がっていて彼女は、チェコでの生活を双方で紹介している。8月9日、長崎に原爆が落とされた日、彼女は、Facebookにシンプルなメッセージをタイムラインに載せた。「Dobrou noc. Good night. おやすみ~。」恐らくチェコ語だと思うがセルビア語にも似ていると感じる。そしてコメント欄にある女性が「Dobrouはgood? セルビア語に似ているね。nocがnight??」と問いかけをした。必然的に僕は、その女性の名前を見ることになるが、その時にアレもしかしたら???と疑問が湧いたのでコメント欄に問いかけをした。 「↑すみません、S子さんってその昔五○さんのお知り合いの???」次の日10日の朝になって投稿主のチェコの女性が問いに答えてくれてやはり同一人物だということがわかった。チェコの女性もS子さんにお世話になっているとも。しかし、そのS子さんからは、その日何の反応も無く僕は、長い間(15年以上)やり取りも無く音沙汰がないし嫌われてしまっているのかとも勝手に思っていた。禅に教わる「妄想/もう���う」は、意味がないと思っていてもそう思ってしまうのは人間の性だと思うが後追いはせずにS子さんの反応を待った。すると11日(昨日)S子さんが僕の問いかけのコメントに対し「いいね!」を押した。しかし、言葉による回答は無く更に困惑した。認識はしたが自分から答えを明かそうとしないのは何故だろう?通常お互いにFacebook上で再会があると双方からのリクエストにより友達になるケースが多い。彼女から「いいね!」以外の反応がないのであれば友達申請をしない方が良いのではないか?そんなことも思った。しかし、このやり取りをこのままで終らせるのも何か違うと思い、思い切って友達申請をした。そして友達申請をする時は必ずメッセージを添える様にしているがメッセージと一緒に写真も送ることにした。最近90年代初頭のフィルムをスキャンしているがS子さんが写る写真も見付けていた。その時、「あ〜長く会っていないな、どうしているんだろうな?」と思ってはみたもののS子さんの写真はスキャンをしないでいた。(この時点でS子さんを再認識していたがフィルムスキャンと言っても過去の全ての一枚一枚のフィルムをスキャンするわけではなくセレクトしてスキャンしている)なのでS子さんに送るメッセージと一緒に送った写真は、メッセージを完成させる間にフィルムから探しスキャンをした。その写真は、彼女のお子さんが赤ちゃんの時の写真3枚だった。僕のS子さんへのアプローチはこれで終わりにしよう。返事が無くても気にしない様にしようと心に決めて時間を過ごした。暫くするとS子さんから友達申請承諾とメッセージが届いた。嬉しかった。2度ほどメッセージのやり取りをして彼女は、茅ヶ崎に住み、その赤ちゃんも19歳になることがわかった。これは辻褄があった。僕が送った写真は、1994年の日付けが付いていたから。S子さんは、僕の人生のターニングポイントのきっかけを助けてくれた人だった。僕がカメラマンになったのは、ヨドバシカメラに勤めていた時(京セラの出向社員でCONTAXを担当)、その当時NHKのジャーナリストであるJが常連客となりよく買い物に来てくれて僕らは、販売員お客様の関係から友達になった経緯がありそのJに「僕は、カメラを売るにはもう飽きた、カメラマンになりたい」と伝えると「いい人を知っている」と僕を最終的には、2年半師事した師匠に繋げてくれて今の僕がある。S子さんは、その繋げのパイプ的な存在だったのだ。S子さんは、英語が堪能だったのでJと一緒に僕の師匠の仕事を英語翻訳の立場でサポートしていたのだ。チェコの女性は、僕と会う前に心理学レクチャーをあるところでしていたのは知っていた。チェコの女性は、心理学博士で大学で教鞭を撮っている才女だ。その心理学レクチャーをした場所がS子さんが運営する茅ヶ崎の英語教室だったとチェコに住む日本人の知り合いから分かった。S子さんもチェコの女性から写真家と会ったことを聞いていたみたいで「M(チェコの女性)が会った写真家がはるおさんだったなんて、びっくりしています。Tさん(チェコに住む日本人の知り合い)のおかげでまたつながれましたね。」と彼女からの返信メッセージにあった。写真は、僕が世田谷代田に住んでいたアパートで撮ったものでこれらもやはりネガスキャンをした写真で95〜96年の写真になる。カップルの男性がJ、女性が奥さんのV。「トランシーな出来事(Synchronicity) #証明」にも書いたがチェコの��性が滞在している茅ヶ崎の家の主は、Vと同じ名前というのも興味深い。(この日記では名前を明かしているが。。。)チェコに住む日本人の知り合いの方が何故S子さんを知っていたかというと元々は、Jの紹介だったと後で分かった。僕は、Jの奥さんのVとの繋がりだと長い間勘違いしていた。S子さんという名前は、僕の初恋の人の名前と同じ���S子と聞くと旨がキューンとキャイ〜ン!となる。
ここ頻繁に起きるシンクロニシティの御陰で毎日が楽しい。これらのシンクロニシティは、僕をどこに導いてくれるのだろうか?僕は、フローの状態のあるのか?いずれにしても坐禅が大きく関わっていると自己認識している。
トランシーな出来事(Synchronicity)は、 人生の”道しるべ”であり“その先に”光”があると信じる。
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2013年 08月 12日
トランシーな出来事(Synchronicity) #ターニングポイント(12 August 2013)
前回の「トランシーな出来事(Synchronicity) #照明」に続いてビックシンクロがあった。チェコに住む日本人の知り合いの方からチェコの女性を紹介してもらい先日一緒に箱根ドライブを楽しんだ。箱根を選んだのは、彼女が一度も訪れていなかったことと彼女が滞在している場所が茅ヶ崎ということで僕の住む静岡との中間地点で会おうと相談した結果だった。その日本人の方は、Facebookと僕のエキサイトブログでも繋がっていて彼女は、チェコでの生活を双方で紹介している。8月9日、長崎に原爆が落とされた日、彼女は、Facebookにシンプルなメッセージをタイムラインに載せた。「Dobrou noc. Good night. おやすみ~。」恐らくチェコ語だと思うがセルビア語にも似ていると感じる。そしてコメント欄にある女性が「Dobrouはgood? セルビア語に似ているね。nocがnight??」と問いかけをした。必然的に僕は、その女性の名前を見ることになるが、その時にアレもしかしたら???と疑問が湧いたのでコメント欄に問いかけをした。 「↑すみません、S子さんってその昔五○さんのお知り合いの???」次の日10日の朝になって投稿主のチェコの女性が問いに答えてくれてやはり同一人物だということがわかった。チェコの女性もS子さんにお世話になっているとも。しかし、そのS子さんからは、その日何の反応も無く僕は、長い間(15年以上)やり取りも無く音沙汰がないし嫌われてしまっているのかとも勝手に思っていた。禅に教わる「妄想/もうぞう」は、意味がないと思っていてもそう思ってしまうのは人間の性だと思うが後追いはせずにS子さんの反応を待った。すると11日(昨日)S子さんが僕の問いかけのコメントに対し「いいね!」を押した。しかし、言葉による回答は無く更に困惑した。認識はしたが自分から答えを明かそうとしないのは何故だろう?通常お互いにFacebook上で再会があると双方からのリクエストにより友達になるケースが多い。彼女から「いいね!」以外の反応がないのであれば友達申請をしない方が良いのではないか?そんなことも思った。しかし、このやり取りをこのままで終らせるのも何か違うと思い、思い切って友達申請をした。そして友達申請をする時は必ずメッセージを添える様にしているがメッセージと一緒に写真も送ることにした。最近90年代初頭のフィルムをスキャンしているがS子さんが写る写真も見付けていた。その時、「あ〜長く会っていないな、どうしているんだろうな?」と思ってはみたもののS子さんの写真はスキャンをしないでいた。(この時点でS子さんを再認識していたがフィルムスキャンと言っても過去の全ての一枚一枚のフィルムをスキャンするわけではなくセレクトしてスキャンしている)なのでS子さんに送るメッセージと一緒に送った写真は、メッセージを完成させる間にフィルムから探しスキャンをした。その写真は、彼女のお子さんが赤ちゃんの時の写真3枚だった。僕のS子さんへのアプローチはこれで終わりにしよう。返事が無くても気にしない様にしようと心に決めて時間を過ごした。暫くするとS子さんから友達申請承諾とメッセージが届いた。嬉しかった。2度ほどメッセージのやり取りをして彼女は、茅ヶ崎に住み、その赤ちゃんも19歳になることがわかった。これは辻褄があった。僕が送った写真は、1994年の日付けが付いていたから。S子さんは、僕の人生のターニングポイントのきっかけを助けてくれた人だった。僕がカメラマンになったのは、ヨドバシカメラに勤めていた時(京セラの出向社員でCONTAXを担当)、その当時NHKのジャーナリストであるJが常連客となりよく買い物に来てくれて僕らは、販売員お客様の関係から友達になった経緯がありそのJに「僕は、カメラを売るにはもう飽きた、カメラマンになりたい」と伝えると「いい人を知っている」と僕を最終的には、2年半師事した師匠に繋げてくれて今の僕がある。S子さんは、その繋げのパイプ的な存在だったのだ。S子さんは、英語が堪能だったのでJと一緒に僕の師匠の仕事を英語翻訳の立場でサポートしていたのだ。チェコの女性は、僕と会う前に心理学レクチャーをあるところでしていたのは知っていた。チェコの女性は、心理学博士で大学で教鞭を撮っている才女だ。その心理学レクチャーをした場所がS子さんが運営する茅ヶ崎の英語教室だったとチェコに住む日本人の知り合いから分かった。S子さんもチェコの女性から写真家と会ったことを聞いていたみたいで「M(チェコの���性)が会った写真家がはるおさんだったなんて、びっくりしています。Tさん(チェコに住む日本人の知り合い)のおかげでまたつながれましたね。」と彼女からの返信メッセージにあった。写真は、僕が世田谷代田に住んでいたアパートで撮ったものでこれらもやはりネガスキャンをした写真で95〜96年の写真になる。カップルの男性がJ、女性が奥さんのV。「トランシーな出来事(Synchronicity) #証明」にも書いたがチェコの女性が滞在している茅ヶ崎の家の主は、Vと同じ名前というのも興味深い。(この日記では名前を明かしているが。。。)チェコに住む日本人の知り合いの方が何故S子さんを知っていたかというと元々は、Jの紹介だったと後で分かった。僕は、Jの奥さんのVとの繋がりだと長い間勘違いしていた。S子さんという名前は、僕の初恋の人の名前と同じでS子と聞くと旨がキューンとキャイ〜ン!となる。
ここ頻繁に起きるシンクロニシティの御陰で毎日が楽しい。これらのシンクロニシティは、僕をどこに導いてくれるのだろうか?僕は、フローの状態のあるのか?いずれにしても坐禅が大きく関わっていると自己認識している。
トランシーな出来事(Synchronicity)は、 人生の”道しるべ”であり“その先に”光”があると信じる。
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