Tumgik
#現代詩
blnxpc · 4 months
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METEOR
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winterain66 · 9 months
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雨音に気づかなかった 洗濯物が濡れていた ベランダに出た 裸足の足が濡れた 水滴が絨毯に染みこんだ それはかつて、実家の食卓の下にあったのだ
ノルディック柄 トナカイと雪の結晶 雪なんてめったに降らない 海に面した山間の小さな街の 細い坂道の上にある家 外壁の蔦はどれくらいのびただろう 雑草を刈る人がいるのかどうか知らない
電話が鳴った気がした 気のせいだった 何かの知らせのような気がした 気のせいだった
「雨音」 冬雨千晶
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writerofscratch · 4 months
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ボクらしいか? あたしが決めた あたしの名
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Another senryu
Does it sound me-like?
My name,
chosen by me.
ボク is a 1st person pronoun with fairly masculine vibes, whereas あたし is a very feminine 1st person pronoun.
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runpenparis · 9 months
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みんな砂漠の時間を持ってる。砂漠だと思っていないかもしれないけど、それは砂漠だと気が付く事になる。後回しにする夏休みの宿題は怒ってる。宿題はプールに入りたいのに暑い砂漠を歩く日々が続く。喉が渇くとかの次元を超えてカラカラの風にペラペラと遊ばれて、中身を見ないで飛ばされていく夏休み
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p-ani · 1 year
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物語を詩へ 習作 ハル
先に物語として文章を書き、それを詩へと変換する試み。
実際的で現実的なものからもっと表象的で形而上の何かを表現することを目標としたい。
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君と僕は学校帰りの駅のホームでベンチに座って電車を待っていた。
この時間にしては珍しく他に人影はなく、プラットホームの大きな庇を超えて桜の花びらが舞い落ち、夕方の柔らかい光が二人を照らしていた。
そのときの僕らは特に言葉を交わすことはなかったけれど、二人の間に漂う空気にぎこちなさはなく、つまりそれは親密さゆえの沈黙だった。
君がスマホを取り出したりしないことが僕には嬉しかった。
君は差し込む夕日に目を細めながら、暖かい風に舞う花びらを見つめていた。
少し微笑んでいるように見えた。
君の横顔を見ながら、僕はこの時間が永遠に続けばいいと思った。
どこでもない駅の2番線に「 」が参りますご注意ください
桜の花びらが、横溢する色彩の速度で夕日を透過して舞い落ちる中、君と僕で永遠を待っていた
春の温度で漂う無言の交信としての愛は多少の気恥ずかしさを原因として光の粒子に変換されて空白へ還元される
体の温度が上がる感覚は君が海底に沈めた銀の指輪で地球の反対側から僕を照らす星に喩えたみたいだ
あらゆるものが金色に染められて静止したかに見えるここで、君は浮かんでは踊る花びらを静かに感じている
君は地球でたった一人の女王様みたいだ
そして僕は地球でたった一人の君の従僕でありたいと思った
難しい。
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yuzurihasumire · 1 year
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取り上げられました
雑誌『現代詩手帖』2022年8月号の「詩誌月評」内にて、詩誌『いちがつむいか』に号が取り上げられています。本文中では、『いちがつむいか』に号に掲載した詩「かじつ」を引いてくださっています。手に取る機会がありましたら、ぜひご覧ください。
2022年5月に発行した『いちがつむいか』に号は、現在、ゆずるは舎ネットショップの他、取り扱い書店などで販売中です。取り扱い店舗については、下記ページをご覧ください。 https://yuzurihasumire.tumblr.com/books
詩誌『いちがつむいか』に号については、下記にて詳細をご覧いただけます。
*個人詩誌『いちがつむいか』に号を発行しました https://yuzurihasumire.tumblr.com/post/685332167925104640/
詩誌『いちがつむいか』に号 著者 ゆずりはすみれ 発行サークル ゆずるは舎 A5横サイズ、32ページ、カラーページあり 定価 880円(税込)
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52byou · 1 year
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鳥たち | Birds
 秋が瞬いている/
 通夜の夜道の白い鳥黒い鳥。/
 冬が押し寄せてくる/
 朝霜降りる葉の上虫の上。
 
 
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Watercolor
Postcard | 10×14.8cm
2022. 仲秋 ( mid autumn )
 
 
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yukari-bellum · 9 months
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人間ってなんと卑しいんだろう、と
こんな夜は思ってしまう
私の知っている
たくさんの優しい人たち
彼らの姿は小さな液晶画面には映らない
きっと
人間の皮をかぶってるような
そんな生き物があちらこちらにいて
人間よりも遥かに大きい声で騒ぎ立てている
優しい人よ、
あなたがどれだけ優しさを持ち寄っても
時折どうしようもなく相手を傷つけてしまう
そんなことだってある
ましてや優しさを忘れた
失ってしまった生き物に
癒えることのない傷を負わされてしまう
なんて、
それほど哀しいことはないよ
それほど虚しいことはないよ
優しい人よ、
あなたが優しいままでいられるように
ただそう願う夜
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asoufuyu · 1 year
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葬送(詩作の試み)
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worldendpinhole · 2 years
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裏切りは季節的なものではない
ノートルダムの、鴨川の、トーテムポールの)裏切りは季節的なものではないのですか? と明智くんはタカハシさんに相談したのですが、ところてんは黒蜜に限ります。訳知り顔でタカハシさんは言いました。続けざまにまず足で稼ぐことですとさらにお金を強請るのです。ご存知の通り明智くんは水脈師なのでそうそう毎月お金がある訳ではありません。日々かつかつです。養育費も払えない状態です。到底呑めない相談です。困り果てたところにこの大地震です。やられました。ほんまにどないしよ。悩むぐらいだったら銀行襲ったると覚悟を決めた明智くんは来る日も来る日も銀行強盗に関する映画を観まくったそうです。そのあげくどうなったのか。明智くん、きみは間違っているぞという友だちは居なかったのか。そもそもタカハシさんって誰やねん等々、色々なものが渦巻くなか渦中の明智くんは非武装中立地帯の景品交換所を襲い、その足で銀行に駆け込んで見事有名になったそうです
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ruikawakamipoet · 2 years
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水平線
涙で浮上した水平線のうえへ、ちいさな笹舟を浮かべ、そうすることによってのみ、世界を征服することができるという確信を、いま一度深めてみ��う。にじんだ水平線が徐々にほつれてゆき、行き場を失った体積が再びあたらしい海面をつくろうと、波頭のなかで終わりのない握手を求めている。岸壁の下に手を伸ばして、恐怖までの水深を推し量ろうとするならば、袖を浸す前に暫定的な覚悟を決める必要がある。例えば、私が膝を抱えて浅い入り江をつくってみせたように。
海流の終着点では、背骨のない生き物ばかりが集まって、私たちには聞こえないうたを歌っている。そのうたは螺旋的音階にしたがって、右から左へとしびれるように抜けていき、静止の信号を模倣しつづけている。耳を澄ました者だけが見ることのできる、灯籠の並ぶ海底の小径があり、そのような幻視を幻視たらしめているのは、私たちが背骨のない生き物に似ているからだ。そうして私たちは、私たちが形を与えられただけの塩水でしかないことに気づかされる。
視座、と呼ばれるものを一切持たない私たちが難破し��いはずはなく、それゆえ洋上はいつも難破船で渋滞している。塩性湿地から吹き付ける風の淡い匂いをたよりにして、転回の回数ばかりを気にしていては、いつまで経ってもこの海域から抜け出すことはできないだろう。岩礁に設置された道標に付き添って最小の還流が発見される。しかし、それは手遅れだった。私たちはもうすでに北極星を探すことをやめていた。
世界がほろんだ最後の日、私たちは琥珀糖の丘にのぼって日光浴をたのしんだ。海の向こうには名前のない天国が無数にあって、それらの一つが私たちの背中をじっと見つめている。私たちが浮かべた笹舟は、海流に乗って一体どの天国へたどり着くだろうか。あたたかな入り江で膝を抱えた私たちは、一体どの天国と友人になれるだろうか。
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blnxpc · 4 months
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Worduction
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writerofscratch · 4 months
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ユーモアの無い川柳はなぜ禁止?
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A senryu about senryu.
Humor-
less senryu:
why are they banned?
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runpenparis · 11 months
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ややこしい事は自転車に任せよう。簡単に済ませるのが得意な自動車は、いつもそう言って自転車に押し付ける事が多い。自転車も自動車も仲良しだった頃は、よく食事をしている風景を見た。自動車は意外と少食だったけど自転車は細いのに、がっつりと肉系を食べてた。自転車のどこに入るのかを考え二度寝
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p-ani · 1 year
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記憶の海
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降りそそぐ恒星の光は微粒子となって穹窿を覆うナノマシンを透過することで片端へと変容する夢を見つつこの星に不時着する。
終末は前世紀に去り、眼下のビル遺跡群を見下ろす鉄塔の高圧架空送電線は自励振動によって上下する。鉄塔は暗灰色に煙る世界で今日も穏やかに動かない。
君たちは非在の罪で存在と記録を科せられた無実の観測者だ。電子的な言語を使って、世界中に遍在している沈黙する廃墟の口を割り、埋もれた星の遺産を発掘する。君たちはすでに死者すら塵となったこの世界で、悠久の夢想に耽りながら彷徨する。
かつてこの星には、電子の海なるものがあったという。
海を知らない君は視界一面に咲き乱れる勿忘草を想像する。君が記録ではなく記憶として認識できるただひとつの情景。(0と1の動く音がする)
捏造された過去の記憶のようにそれぞれが持つ原風景は白昼の走馬灯に近く、彼が教えてくれた彼の記憶の海を君はロードする。(君たちは0と1で思考する)
青。見渡す限りの青い水溜まり。君は彼がくれた青だけでは、上手く海を想像することができないだろう。
なぜなら青という色は君の持つ勿忘草の原風景と分かちがたく結びついており、君の神経回路は容易に混線する。吐き出したエラーは無視された虚妄の秩序であり、深い夜に広がる何千ヘクタールもの花畑は弱く発光しつつ蠕動する花弁に支配されており、背に瘤をつけた猫は醜聞を暴かれ都を追放された王のように跛をひきながら後じさりし、巨大な針が無数に突き刺さるそこは墓場もしくは天国の様相を呈しながらも、上空三千メートルからは笑顔で手を振る初音ミクが逆さまに群れなして落下してくる間に赤ん坊は父に復讐を果たさんとポケットの中の脈打つ弾丸を握りしめたところで料理番の女はギムナジウムで読んだ叙事詩に出てくるピエロの仮面をつけて仲良く踊る二匹の蛹を午後六時のテレビのニュースで見たって言ったってあなたそんなわけないじゃない気でも触れたんじゃないのって姉さんが言うんだだから僕は悲しくて手首を切ったってブログに書いたら厨二病乙ってみんなが馬鹿にするから勇者である僕は悪のインターネットから世界を救うために電源を
インターネット?   (0と1の動く音がする)
君はその言葉をどこで知ったのだろうか。エラーは回復している。検索をかけてもヒットすることはない。君はその言葉を、今見た白日夢を、すぐに忘れてしまうだろう。それは君の電気的な迷子のシナプスが偶然見せた仮構のビジョンだったのかもしれない。
だが君は、それがかつてこの星にいた生物の最後の落とし物である可能性を否定することができない。
君は彼らの最後のゴーストの囁きを聞いた可能性を、否定することができない。
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zoz11z · 2 years
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さし木
深く
潜る
きるだけ深く
そのほうが水圧がか
かるから
深くふ かく
水中の深いところ
で 切ってください
細かく 回数を重ねて
で きる だ け 斜めに
面積が欲しいので
ええ
吸い上げる 
面 広いほうが
いいので なる べく
グ ングングン グン
ギュ ウゥン 
ふるえを感じます
手の中で
しおれ 萎びるはずだった のに
水を吸い上げるのを
水が吹き上がるのを
切る 小気味良い
切る切 る切る 切る
枯れるはずだった
それはまず根をはる
根を張るはずだ
水を勢いよく吸い上げ
まず出るのは根だ
深く潜ります
深く 根は
深く潜ります
水脈に届くように
深くふかく潜って冬
春には 芽を出す
ために
深くふかく潜ります
春には めをふくため
春には
しずくのような 
め 柔らかで 伸びやかな
まなざし
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