Tumgik
#昨夜の三日月
koch-snowflake-blog · 2 months
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NGT48
奈良 未遥 NARA MIHARU
フリガナ ナラ ミハル
ニックネーム みはる、みはちゃん
生年月日 1998/03/20
出身地
青森県
デビュー期  
一期
血液型 A型
特技
ゴルフ(練習中です)、剣道初段も持っています
趣味
睡眠、お散歩、街並みや自然豊かな風景・星空・空・夜景・夕日・海・綺麗な景色を見ること、美味しいものを食べること
好きな食べ物
フライドポテト、アンチョビポテト、ハッシュドポテト、ガーリックポテト、ポテトチップス、明太子、明太子おにぎり、サーモン、南蛮エビ、生エビ、なめこのお味噌汁、お肉、ユッケ、センマイ刺し、米菓、お米、辛い食べ物、フルーツ、焼き芋、甘いもの全般(チョコレート、ミルクレープ、モンブラン、アイスクリーム、かぼちゃアイス、ココナッツアイス、ココナッツドーナッツ、マカロン、はちみつ)、ギリシャヨーグルト、濃いめのお茶
好きな言葉
ありがとう、だいすき
おすすめの楽曲 NGT48「下の名で呼べたのは…」、NGT48「昨日よりも今日 今日よりも明日」:どちらも私にとって大切な曲ですし何度聴いても心に沁みる曲なので皆さんもきいてみてください!
新潟のおすすめポイント
たくさんありますが、新潟の三大花火(柏崎まつり、片貝まつり、長岡まつり)と佐渡です。
海を渡って佐渡へ着くと自然豊かな景色や朱鷺に出会え、美味しい海産物をいただけ、たくさんの歴史も感じる事ができます。
お米、日本酒、海産物、美味しいものがありすぎて困るくらいです!
一言メッセージ
プロフィール見てくれてありがとうございます!
マイペースですが応援してくれる皆さんと沢山笑って過ごしていきたいです。一緒に楽しみましょう!
応援よろしくお願いします
  
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higashiyashiki · 5 months
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アルバムをリリースしました
nyan nyan inovation(open)です
Bandcampのアレのサブスク版みたいな感じです
書き下ろしが4曲 BandcampとかサンクラYouTubeのみだった曲がそれ以外の8曲です。
以前からプラズマとかカスの骨は要望が多かったのでサブスクに出せて良かったです。
近況
栃乙女ざくろの編曲のお仕事と並行して私点滅する意識もフューチャリングや作詞の提供などで忙しくしていました。昨年9月のライブと今年の4月のライブもありましたし、色々な方からお声掛け頂くことが増えて恐縮でした。
今後も何卒…って感じです。
以下楽曲セルフレヴュー
1.teokure泣
この曲はかなり最近の僕らの思想が出ていると思っています。正直義務感で曲の尺を3から4分に引き伸ばすことに後ろめたさを感じていて、リリックや楽曲の展開の都合以上の理由がない限り無理矢理長尺にしたくなくなっちゃいました。リリックはほぼ全センテンス元ネタがありますので探してみてください。一つだけつまむと、何もしなくて良くなったら〜はDo it yourselfの結愛せるふさんからの引用。しなくていいことをこれまでもやってきたからね……
2.今夜、すべてのyoutubeliveで
想像よりずっと好評いただいてびっくりした曲
前曲のレヴューの流れで言うと前半だけだと言葉が足りてないし後半のリリックで丁度、それ以上は野暮みたいな感じでする。トラックの参考はモエアンドゴーストの曲で、イメージは有頂天のパーティー特有の個々人の感傷を踏み潰しつつ進んでいく感じ。大きな流れの前にワシらは無力や…ってやるせなさが美味しいと思う。
だいあちゃんのgifをコメント欄で拾ってくれてる人がいて嬉しかった
3.virtual local
ここからは数曲は覚えてる範囲のレヴューになりますねえ(結構前の曲なので) 
当時の僕ら(ひがしやしき、奴隷商人、法務局)は全員がトラックが作れる(トラックメイカーをメンバーに有してる)から持ち回りで一曲ずつマイクリレーを作ろうってことがあって、その中の栃乙女ざくろがトラックを担当した楽曲です。サビのリリックは星間飛行の引用でもあるし、星間飛行を引用したkoedawgの時空を超え 宇宙を超えの引用っていう二重引用です。いまだに現場の空気は苦手です。
4.yunn
友人の三周忌です
5.plasma
今ではなかなかやらない疾走感がある音作りで凄いね…
歌詞は徹頭徹尾ショウバイロックのプラズマジカの話してます。リリックビデオにつかったシアンちゃんのgifは日本有数の可愛さ
過去の記事になんならplasmaのレビューあったしそっちの方が詳しいかも!
6.onion
エレクトライブのみで完結させてます
YouTube版と違って各トラックをパラで録音し直してミックスし直したバージョン。リリックは異世界転生したとしても結局皮を剥いだら自分がいるだけだよーみたいな、大槻ケンヂのなんかの歌詞であったやつだと思う(世界の果てまで逃げても一番嫌いな自分はついてくるぜ)みたいなやつ
7.alligator
もういない人〜をリリースしてマジで頭真っ白だった時期に作った。この曲を作った直後にシロバコを一気見してその流れで劇場版を見に行ったからこの辺の記憶がすっぽり抜け落ちているのです。
8.kasunohone
アリゲーターの次に書いた曲だと思う
この曲はかなり現実逃��的な話をしててここで作った気持ちが!強くノンフィクションなんてもうしまいの歌詞のベースになってると思う。「片付けられた死体より僕はみたいの姉妹百合」とかはかなり肝やね…
9.koucha(嗜み)
ほぼエレクトライブのみで作ってます。最近アシッドハウスに興味津々でミョンミョンしたベースがめっちゃ前に出てる曲をやりたくて作りました。歌詞は可愛いお部屋で可愛いお洋服を着て甘いもの食べたいけど👀や社会性をもとに構成された自分はそれを許さないから家だけで美少女としてすごすんです…って曲です リリックビデオがお気に入り koedawgのフェミ男も参考にした
10.ヘイガイズウィーハブギフトフォーユー
超大作とか感化されそうになるメッセージ性の強いアニメや漫画もいいけど、作者も意図してないギャグ漫画の一コマのセリフとかが意外と生きる指標になったりして、自分も実際そうありたいみたいな歌詞。かなり明るくした呂布カルマみたいなイメージで作ったとおもう。突き放しじゃなくて大きな容認。筆者の意図より作品から何を持って帰るかが全てだと思うからこのタンブラー読んだ後も好きに受け取ってくださいね…
11.let's go 無人島
比喩曲です。野暮いのであまり言いませんが何かを無人島と喩えてるんですねえ。トラックはトロピカルかつノリノリなイメージで、ギターと安っぽいシンセブラスがお気に入り。フェードアウトのアウトロはdo it yourselfの影響
B'zの今宵月が見える丘での「今夜僕は寝ないよ〜♪」ってやつもある
12.鍋アニメ
歌詞は幸せについてです。let's go無人島でも幸せの話をしてたし、自分の幸せについて考える時期なのかもね… 幸せ 楽しい どう違うとかで検索したりした。トラックはこういう進行なかなか自分でやらないな〜って思った c d g g / c d g g RADWIMPSが好き
長年使ってきたcakewalkをbitwigへ移行したところ最近曲作りが楽しくてしょうがないので案外また近いうちに新曲をおきかせできるかもしれません。
アルバムを聴いてくださった方ありがとうございました
ひがしやしき(栃乙女ざくろと点滅する意識)でした
またどこかでお会いしましょう
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hachikenyakaiwai · 16 days
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【かいわいの時】昭和二十年(1945)3月13日-14日:木造家屋を焼き払うために開発されたナパーム弾攻撃によって、大阪市民は「想像を絶する炎熱地獄」にたたき込まれた(『新修大阪市史』)
第一次大阪空襲に当たっては、第二一爆撃機軍団は、東京(三月十日未明)、名古屋(三月十二日未明)の場合と同じく、先導機洋にM47A2焼夷弾を、主力部隊用にはM69焼夷弾を使用した《略》先導機用のM47A2というのは、一〇〇ポンド炸裂型・油脂(ナパーム)焼夷弾である。先導機がまずM47を投下するのは、爆発すると即座に大きな火災が発生し、後続機に目標を示すとともに、日本側の消火活動を混乱状態に陥らせることができるからであった。
主力部隊用のM69は、六ポンド(二・七キロ)の尾部噴射・油脂焼夷弾である。先導機のM47で消化不能の大火災を発生させた後、主力部隊が小型のM69を濃い密度で大量に投下し、目標地域にさらに大きな火災を誘発し、日本軍の対空砲火も減少させるという作戦であった。
ザァーという恐怖の音、身の毛がよだつ恐怖の焼夷弾落下音がおおいかぶさってくる。強大な火の群れが、あちこちで爆発する。火の玉・火の粉が降ってくる。焼夷弾が屋根を突き抜いて、ゴーッという音とともに火を噴く。何発も落ちてくる。あちらでも、こちらでも、壁にも、塀にも、格子にも、畳にも、ハガキ大の碑のかたまりがペタペタとくっついて���える。くっついたら離れない。身体に着いたら大変である。M69焼夷弾のナパーム剤(油脂)が小片となって噴射され、付着した場所で燃焼しているのだ。アメリカ軍が日本の木造家屋を焼き払うために開発した兵器が、みごとに威力を発揮しているのである。軒先をはうように、紅蓮の炎が流れる。道路や防空壕に突きささっている焼夷弾もある。半鐘も鳴り響いている。「敵機来襲」、「退避」の警鐘は一点と七点斑打の連打であり、斑打の各点に時間間隔を置かないで早打ちする。敵機は次から次へと来襲する、半鐘は乱打の連続となる。日頃の防空訓練は、何の役にも立たない。天空高く、何千メートルも立ち上る火と煙、想像を絶する炎熱地獄の中に何十万もの市民がたたき込まれた。
同日午後四時三十分の大本営発表は次のとおりであった。
昨三月十三日夜半より本十四日未明に亘り大阪地区に来襲せる敵機の邀撃戦果次の如し。 撃墜十一機、損害を与へたるもの約六十機。
日本の大本営発表の数字のすべては、アメリカの第二二爆撃機軍団の報告書記載のものとあまりにも違いが大きすぎた。撃墜一一機と損害を与えた約六○機を合計して、日本の新聞は「九十機中七十一機屠る」と見出しを付けた(『毎日新聞』昭和20・3・15*)。アメリカ軍側によると「爆撃機数二七四機、損失二機、損傷一〇機」であった。『新修大阪市史 第七巻』第三章第四節より抜粋して編集。表記はママ。
(写真)毎日新聞1945年3月15日
1945年3月13日深夜から14日未明、米軍のB29爆撃機274機が3時間半にわたり、大阪市浪速区や西区、南区などに焼夷弾を集中投下した。当時の府警察局のまとめでは、死者3987人、行方不明者678人、重軽傷者8500人。約50万人が家を失った。大阪府内は計50回以上の空襲にさらされ、全空襲での死者・行方不明者は約1万5000人(毎日新聞2015年3月13日大阪朝刊)
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homomenhommes · 1 month
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今夜の月です。 西の空に美しい月が見えています。 昨夜が三日月でしたので今夜も細めの月です。
今夜月の左上に輝いている明るい星は木星です。 手を伸ばして握りこぶし2個分ぐらい左上です。 明後日2月15日(木)には月と木星が寄り添うように並びます。美しい光景なのでぜひ楽しみにしていてください
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jujirou · 19 days
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おはようございます。
秋田県湯沢市は雪降りです。
昨日は秋田市に泊まりでしたので、ゆっくりと会場に行こうと思っておりましたが、前夜に楽しくお酒を頂き過ぎたのか、ギリギリの会場入り…
8日から10日までの三日間、秋田市に有ります秋田アトリオン地下イベント広場にて、『第4回 川連漆器青年会展示会 〜おらだの漆器展「椀」〜』の、二日目が行われました。
「十人十色のお椀選び」
 川連漆器の特徴のひとつが、長い歴史の中で育まれた多様性。
 会場ではその多様なお椀を手に取ってじっくりと見比べながら、お選びいただけます。
 使い方やシーンに合わせた、自分に、贈り物に「しっくりくる」お椀に出会えます。
 特別企画として、輪島応援作品の販売も行います。
 この企画では、能登半島地震で被災されました輪島漆器青年部へ、応援作品の売上全てを寄付させて頂きます。
 また、お買い上げ頂いた漆器に蒔絵で、名前を入れる無料体験や
お使いいただいている漆器の修理も承っております。
 是非御高覧頂けます様、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
開 催 期 間 : 2024年3月8日(金)〜10日(日)
開 催 時 間 : 10:00〜17:00
        (最終日16:00まで)
  会 場 : 秋田アトリオン 地下1階 イベント広場
       秋田市中通2-3-8
       http://www.atorion.co.jp/
昨日もいつもご来場頂いておりますお客様方にご来場頂き、この度の企画展のお椀各種や、ホワイトデーのお返しに、盃やお箸やお皿、そして海外のお客様にも新作のお皿を気に入って下さり、多くの方に名入れ体験も楽しんで頂き、本当に有難うございました。
そして展示会も三日目の本日最終日。
展示会最終日も、良いご縁が有ります様に。
そして皆様にとって今日も、良い休日成ります様に。
https://jujiro.base.ec
#秋田県 #湯沢市 #川連漆器 #川連塗 #川連 #国指定伝統的工芸品 #伝統的工芸品 #伝統工芸 #秋田工芸 #秋田の物作り #秋田の物つくり #漆 #うるし #ウルシ #髹漆 #寿次郎 #川連漆器青年会 #川連漆器青年会展示会 #第4回 川連漆器青年会展示会おらだの漆器展 #川連漆器青年会展示会おらだの漆器展 #3月8日から10日まで開催 #アトリオン #秋田アトリオン #秋田アトリオン地下イベント広場 #漆器のある暮らし #kawatsura #japanlaquer #JapanTraditionalCrafts #KawatsuraLacquerwareTraditionalCrafts #jujiro
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neonmeron · 2 months
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金曜日 2024/2/2 #2
皆、こんにちは~
久しぶり!皆はどう?私は元気。私たちが最後に話してから、たくさんのことが起こった。
先学期はとても難しかったんだ。Cさんと私は話しを止めた。I won't get into too many details but my mental health was absolute dog water. とても落ち込んでいた。。。I still somehow managed to get on the dean's list (i have no idea) (it was my 4 credit chinese class that i got an A in that helped me do it)
With all that said, I'm doing a lot better now. I just hope it stays like that…
この冬休みにたくさん原神をしたww
ナビアがほしかったから、朝から夜まで原神をして、プリモジェムを得(え)た。バナーの最初から最後まで、毎日働いた。
ついに、最後の日にナビアを手に入れた!!ナビアはとても強くて、きれいだ
I'm currently building her and shes only lvl 5 (all talents 0) and she already does more damage than my lvl 80 beidou lol
Actually, 先日は、I finally got my yanfei to friendship lvl 10! Even though I'm mainly farming for Navia right now, I want Yanfei to be my first triple crown cutie. She was my first lvl 90 character and first friendship lvl 10 character. It's only fitting that shes my first triple crown cutie (my acc is just turning into a yanfei fan acc lmao)
I also managed to get Chevreuse before Raidens banner ended so I'm gonna build her and now I have a good team! Yanfei as my DPS, Beidou as sub dps, and Fischl and Chevreuse as support. I also noticed that Chevreuse was healing me? That's awesome and super helpful. 
But i digress
It's been a few weeks since classes have started so let me tell you what's been going on in my japanese classes!
We had to briefly introduce ourselves on the first day but she wanted us to use たり たりする for talking about things we like and i forgot TT i wasnt the only one who messed up lmao
A lot of kids in that class that I'm surprised made it this far…. Who said that
Theres actually a chinese professor in my class lmao he just wants to learn some japanese
We did a dialogue last week let's see if i still remember it
あのう、先生、宿題を明日まで待っていただけませんか。宿題を入れたファイルがないんです。
困りましたね。見つかるといいですね
Ok i did remember it 
Also what the heck is the difference between ~はいいです and ~がいいです
Cause we were doing drills in my class and everyone was saying ~~がいいです。but i thought it was は 
Anyways, 
In my intermediate 2 class weve started by doing てすみませんでした、といいです、てあげる/くれる/もらう/いただく
In my practical reading and speaking class we started off by learning and talking about 体験教室 (たいけんきょうしつ) trial lessons
We did a dialogue of sorts, for example:
あなた:すみません、~~~の教室に参加したいんですが。
受付の人:次はX月X日のX曜日です。
あなた:いつですか。
受付の人:朝/昼のX時からX時と昼/夜のX時からX時です。
あなた:いくらですか。
受付の人:お金はいりません。/ただです。
あなた:何を持ってきたらいいですか。
受付の人:大丈夫です。全部こちらで用意しますから。
ーーー
あなた:すみません、~~~の教室に参加したいんですが。まだ、あいていますか。
受付の人:~~~教室ですね。X曜日のクラスはもう一杯ですね。X曜日のクラスでもいいですか。
あなた:はい、いいです。コースは一回でいくらですか。
受付の人:一回、X円です。
あなた:何時ですか。
受付の人:朝/昼のX時からX時と昼/夜のX時からX時です。
あなた:そうですか。何か必要ですか。/何か持ってきましょうか。
受付の人:~~~の道具を持ってきてください。
So it was basically things like that where we practiced different situations and then switched to listening practice. Then we moved on to foods. Conversation like:
このピザを買って持ってきましょうか。
この料理に卵を使っていますか。トマトを食べられません。トマトのアレルギーがあるんです。
A:いつまでこのサラダを持ちましょうか。
B:三日まで持ちます。
よかったら、お菓子を食べませんか。
I dont quite remember (昨日だった) but it was something like that
Now, in my intermediate 1 class, we've been doing all sorts of things.
First we started with apologies
Ex. im sorry for talking in class - 授業中に話してすみませんでした。(formal)
So its just the verb in て form plus すみませんでした or ごめん depending on formalness
Im sorry for sleeping in class - 授業中に寝てすみませんでした。
Im sorry for not bringing my textbook - 教科書を持ってこなくて済みませんでした。
Im sorry for the late reply - 返事が遅くなってごめん。
Sorry for not keeping the promise - 約束を守らなくてごめん。
Pretty self explanatory. We then added どうしたんですか to expand on it.
A:ルームメートを起こしてごめん。
B:どうしたの?。
A:歌を歌ったんだ。
B:そうですか。静かになってください
A:友達の誕生日を忘れてごめん。
B:どうしたの?
A:最近、とても忙しくなったの。
B:そうか。じゃあ、忙しくならないでください。
A:原稿用紙を出さなくてすみませんでした。
B:どうしたんですか。
A:犬は原稿用紙を食べたんです。
B:そうですか。だめですよね。
Simple. 次!
Next we started learning about といいですね which is basically used for saying you hope something will happen.
Like, i hope you find a good part time job =いいアルバイトが見つかるといいですね。
Or, I hope it doesnt rain =雨が降らないといいですね。
So it's just the short form. (the casual version is just といいね)
But if you want to talk about something you hope for yourself, you have to make it more modest by adding a んですが。 or んだけど。 (casual)
I hope i get a good grade = いい成績をとるといい���だけど。
Note: all these といい examples means that you are hoping that something nice happens. This means that these patterns cannot be used in cases where you hope to do something nice, which is under your control. In that case, you use the potential form. 
I hope i can go to japan this summer = この夏、日本に行けるといいんですが。
It's actually really simple. Let's try some more sentences.
I hope yamashita sensei buys a car = 山下先生は車を買うといいですね。
I hope Tanaka and Yamada dont break up = 田中さんと山田さんと別れないといいですね。
I hope I can write tonight = 今晩、書けるといいんだけど。
I hope the plane doesn't crash into the building = 飛行機が建物にぶつけないといいですね。
I hope i dont eat humans = 私は人間を食べないといいんですが。
I hope someone tells me they love me on february 14th = 二月十四日に誰かが私に「愛している」と言ってくれるといいんだけど。
Because i was bad in class today, i hope the teacher doesnt kill me = 今日の授業中に私は悪かったので、先生が私を殺さないといいですね。
I hope i can fill my bathtub with baked beans and cinnamon toast crunch and take a bath in it = 浴槽(よくそう)にベイクドビーンズとシナモントーストクランチを入れて、お風呂に入れるといいんだけど。
The possibilities are endless!! 
Next, are the new ways to make a request.
いただけませんか= the polie version. Used for bosses, professors, or strangers. 
Would you lend me a hand? = 手伝っていただけませんか。
くれませんか= about the equivalent to てください most appropriate in the host-family context will you wait for a second? = ちょっと待ってくれませんか。
くれない= or the て form by itself is very casual. 
Pick that thing up (and pass it to me), will you? = それ取ってくれない? or それ取って。
It's pretty self explanatory. 
Could you write this report? レポートを書いていただけませんか
Could you translate this book? = この本を訳してくれませんか
Could you drive me to the fish store? = 魚屋まで運転してくれない?
This concept just feels a little strange only because we don't really have an equivalent in english. At least, not that I know of. 
And finally its the てあげる/くれる/もらう nonsense but i already covered it in a different post from today.
Wow that took forever. Like, 4 hours LMAO i need to get caught up anyways or else i would have pulled a last semester (pls forgive me)
最近たくさんコーヒーを飲んだけど、まだ眠い..。なんで???i am literally the definition of built different
じゃあ、またね~
今日の歌はKep1er - tOgether fOreverです。
Notice any errors? Lmk!! I always want to fix my mistakes so I can learn better. ありがとう!
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chikuri · 7 months
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関東大震災時の朝鮮人犯罪の報道禁止(事態の鎮静化の為)から45日後に精査検証を経て発表された、朝鮮人の多数の凶悪犯罪とテロ活動について、今朝の小坂の書き込みの資料です。
 記事の一部になりますが、是非、じっくりとお読み下さい。
 こうした事実が現場に有ったことを我々は忘れてはなりません。
(以下、画像とテキストは神戸大学新聞記事文庫から引用です。東京時事新報大正12年10月22日の記事です)
 関東��帯を騒がした鮮人暴動の正体はこれ : 放火殺人暴行掠奪につぎ橋梁破壊も企てた不逞団 : (記事差止め昨日解除)
 翻刻九月一日の震災後東京始め関東一帯の人を騒がせた流言蜚語の為めに遂に内鮮人にして殺害されるもの算無く、是が流言の出所に就いては尚お闡明されて居ないが、一部の不逞鮮人が混乱裏に左の如く有ゆる犯行を逞うした事で、司法当局は爾来極力是が犯罪検挙に努めた結果昨二十日一先ず取調べを終り、同時に記事差止めを解除した既に起訴されたもの十数件、此外治安警察法違犯、窃盗、横領等により起訴した鮮人二十三名、放火、毒薬投入、爆弾携帯、掠奪、婦人に対する暴行その他の事件につき、東京横浜に於て捜査中のもの亦少くない
掠奪
九月二日午後六時頃本所区中の郷附近 鄭 塋 住所氏名不詳の罹災者より数回に衣類諸道具類を掠奪し吾嬬町清地方面へ運搬の途中押えられた
放火
九月一日午後八時過日本橋北鞘町にて 氏名不詳鮮人一石橋際大谷倉庫に放火した
婦人に暴行
九月二日午後十一時過ぎ本所柳島元町金孫順 避難中の氏名不詳の一内地婦人に暴行を加えんとして遂げず、衣類高十点を強奪し亀戸署に拘禁されたが、同署類焼に瀕しななめ二日解放され行方不明
三十名の一団 柳島の呉服屋で掠奪
 九月一日午後十一時過本所区柳島姜金山外三十名位の一団 柳島元町一六九呉服商中里奥三方に乱入し、店員に暴行を加え各一抱の呉服類を強奪した、犯人中姜金山は亀戸署に拘禁されたが、類焼に瀕して解放され行方不明
掠奪
九月一日午後六時より十一時本所区押上町一六五呉服商牧野弥八方、柳島元町洋品店鹿取孝次郎方同洋食店安田組二方、同一六九村上与三方、氏名不詳鮮人、十六六名金品を掠奪し酒食を貪る日本刀、棍棒等を以て襲撃し内四名取押えられ、一名は東森下町に放火し金某は日島渡辺倉庫に爆発物を以て放火した
放火爆弾
九月一日夜より三日月島二号地、月島渡辺倉庫の号、深川区東森下町附近汁粉屋自称金某外氏名不詳鮮人四名 兇器をたずさえて五名本所区菊川町方面より月島に入込み短銃を発射し或は放火、掠奪、爆弾放擲
強奪
九月二日午後二時過深川区富川町三五高橋勝治方前道路氏名不詳鮮人三名 高橋勝治を兇器を以て負傷せしめ金銭を強奪せんとして果さず逃走
少女を殺す
九月二日夜南葛飾郡木田町四つ木荒川放水路堤上氏名不詳鮮人四名 避難中の十六七歳の少女に暴行を加え後殺害して死体を荒川放水路に放棄した
棍棒
九月二日午後十時頃南葛飾郡小松川町字新町三九六二四軒長屋裏手氏名不詳鮮人一名 榎本豊吉に棍棒を以て負傷せしめ逃走した
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荒川区議 小坂英二 / X
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myonbl · 4 months
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2023年11月17日(金)
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朝一番で、三重県熊野市からみかんが届いた。現地世話人の骨折りで、仲間で共同購入しているものだ。夜には三重県紀北町・奥川ファームから定期便が届いた。いずれも、私が前任校時代の1995年から続く三重県東紀州地域とのご縁が今も続いているのである。小さな生産者が誇りを持って農業に従事出来る、そんな食料生産のありかたは今の政権には望めない。消費者が生産者と繋がることで確実に未来を展望出来る・・・、などと堅苦しく言わなくても安全安心の美味しいもの、幸せなことこの上ない。
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5時起床。
昨晩は早々にダウンしてしまったので、日誌を書く。
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朝ご飯は奥川ファームのパン、弁当はツレアイの分だけ。
洗濯を済ませ、可燃ゴミ(30L*1&45L*1)を出してから、彼女を職場まで送る。
Mac OS のアップデート、Sonoma 14.1.1。
熊野からミカン届く、代金振り込む。
<びーんず亭>に珈琲注文。
<浜峰商店>に歳暮注文、5件。
酢タマネギ仕込む。
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ランチ、3男には<好きやねん>、これで奥川ファームの平飼い有精卵完食。私は残り物あれこれ。
軽く午睡。
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五条通りコースのウォーキング、西大路花屋町まで来ると、年配の女性が<BIG ISSUE>を売っていたので1部購入する。そのままセントラルスクエアで買物。
ツレアイの帰宅を待って、ココに点滴。
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夕飯、豚バラ肉とナスの甘辛炒め、カツオのたたき、レタスとトマト。
テレビでは大谷選手のMVP受賞を記念して、2022/2023年の特集番組の再放送、しっかり観てしまった。
片付け、入浴、体重は100g減。
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日誌を書くのは止めて、布団に入って原田マハ『お帰りキネマの神様』を読む。前作を山田洋次が映画にしたのだが、その映画を再び小説にするという経緯があったらしい。
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久しぶりに屋外ウォーキングが記録される、やはり在宅の日は続けよう。
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oka-akina · 8 months
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0721
 昨日は財布とスマホを忘れて労働に出かけてしまった。気づいたのは電車の中で、あちゃーとは思ったけどまあでもパスモ(クレカと一体型のやつ)があるからべつに平気だなと思ってすぐあきらめた。待ち合わせの予定とかもなかったし。こういうときに限って何か緊急の連絡が…とはちょっと思ったけど、一月に義父が亡くなったばかりだからしばらくそういうことはあるまいと思った。またそういうことがあるかもとはあんまり考えない。こういうのって性格なのかな。誰からも何も来ないに千円と頭の中で賭けた。  つまりわたしは労働に遅刻しないよう、わざわざ引き返さなくたって平気だと自分に言い聞かせているのだろうかとちょっと思った。そんなに遅刻をおそれているのか。ちょっとくらい遅刻したって気にしない感じの方がいいのになと思う。自分も周囲も。わたしは電車とか待ち合わせとか映画の上映開始時間とか、いつもいろんなことがギリギリで、ギリギリまで仕度ができないタイプなんだから大手を振って遅刻しちゃえばいいのに毎度バタバタ走って大汗をかいている。悪あがき。一生こうやって走っているんだろうかとときどき恥ずかしくなる。
 さっき電車に乗り込むとき、ホームと電車のすきまに靴を落としてしまった人がいた。すきまにかかとを引っかけて転んでしまったようで、一瞬迷ったけどわたしも電車を降り、大丈夫ですかと声をかけた。このときはまだ自分が財布とスマホを忘れてきたことに気づいていないのが、なんか昔話の正直者っぽいムーブだな……。人助けってほどのことでもないけど、うっかり者で正直者のなんとか太郎的な。  でもそんなんではないな、昔話の無償の正直さではないな。自分も乗りたい電車に遅れそうでしょっちゅう走っているタイプだから味方したくなったってだけかもしれない。自分ももうずっと前、学生時代、靴をホームのすきまに落としたことがあって、東中野の駅で足を踏み外して体ごと落っこちかけたのを近くにいた人がすぐ引っ張り上げてくれた。そのときは演劇のフライヤーを業者に届けに行く用事でかなり重たい紙袋を持っていた。よく引っ張ってもらえたなと思った。そういう善意の循環……みたいなことを考えるとなんかちょっと気味が悪いような気もする。これはわたしがひねくれているだけかも。  転んだ人は声をかけられてかえって恥ずかしいかもしれないと思って、駅員さんが来るまでなんとなく近くで見守り、駅員さんはすぐ来たので車輌ひとつぶんくらい離れたところに移動した。そして、電車一本くらい見送ったっていいや、多少遅刻してもいいやという判断をした自分に酔っていないか?みたいなことも思った。多少の遅刻は気にならない自分をやりたかったんではないか。なんだか心臓がばくばくし、さっきその人が転んで尻もちをついたとき、プリキュアみたいな絵面と一瞬重なった。スカートが広がった感じと手に握ったままのハンディ扇風機がなんか魔法少女みたいだなと思った。それがうしろめたくて声をかけたのかもしれない……とかも考えた。  なので財布もスマホも忘れてきたと気づいたときちょっとほっとした気持ちもあった。慣れない善意のようなことをしたからそれと釣り合いがとれているような気がした。バチが当たるの逆みたいな。
 そういうことを考えていたら電車はすぐ着いて、財布もスマホも持っていないのに水筒と読みかけの本は持って会社に出かけるのなんか優雅だな…と思った。あとタオルと日傘と飴。リュックの中で水筒の氷がカラカラ鳴って、このごろ水筒には冷たいお茶を入れているから、歩くたび遠足の子どもみたいな音がする。  読みかけの本はレアード・ハント『インディアナ、インディアナ』。柴田元幸訳。柴田元幸だから読んでみるというのは武豊が乗るから買っておくみたいな感じ? わかんない。インディアナ〜は難解な小説ではないと思うんだけど、ゆっくり読まないとすぐなんだかよくわからなくなる小説。もうあと少しで読み終わるんだけど、読み落としているところがたくさんある気がして行きつ戻りつ読んでいて、今はもっかい最初からゆっくり読み直している。 「ヴァージルの死ぬ間際にノアはもう緑の印は見つかったかとヴァージルに訊いて見つかったならどこにあるのか教えてくれと頼んだがヴァージルは長いあいだノアの顔を見てそれから眠りに落ちそれから目ざめてノアの顔を見てそれからまた眠りに落ちた。」だいたいこういう感じ。辛抱強く話を聞くみたいな小説で、いつかこういうの書きたいな、書けたらなあと思う。このそれからが3回続くの、自分だと書くのに勇気がいると思うし、書いたとしても書いたぞってあざとさが出てしまう気がする。
 お昼は会社の横に来ていたフードトラックでタコスを食べた。パスモで支払えた。白いタコスには鶏肉、ピンクの生地には牛肉の赤ワイン煮込み、黒っぽい生地にはサボテン?を何か和えたやつ。三個入り。キウイのサルサが辛くて美味しかった。スマホを持っていたらぜったい写真を撮っていたなと思った。  並んでいるとき、トラックに据えた鉄板の火が消えてしまったようで店の人が五分くらい格闘していた。しばらくチャッカマンをカチカチやっていたけどたぶんチャッカマンも燃料切れのようで、ぜんぜん火がつかない。ライターでやろうとしてなかなかうまくいかず、昼休みの五分くらいってけっこう長く感じるしかなり人も並んでいたんだけど、その人��まるで焦らず黙々とやっていたのですごいなーと思った。焦りが顔に出ないタイプなだけかもしれないけど。べつに誰にも謝らず、普通に注文を受け普通にタコスを包んでとやっていて、そうだよなあと思った。
 労働を終えまっすぐ帰宅したらスマホにはやはり誰からも連絡は来ていなくて、千円勝ったと思った。千円くらい何か食べようと思った。わざわざ夜出かけるのめんどくさいなとは思ったけど、金曜の夜でほんとは寄り道したかったのだから出かけたい気持ちが勝った。  ぶらっと出てみたらいつもより涼しくて、どこまでも散歩できそうな気持ちのいい晩だった。ぶらぶら歩き、なんとなく電車に乗っていた。夜だから上り電車は空いていて、定期圏内の、でもあまり降りる用事がない駅のちょっと歩いたところにある中華料理屋というか定食屋というか、カツカレーが美味しいらしいので前から行ってみたかった。ふだんぜんぜん用事のない、買い物に行くような街でもない、誰も知り合いもいない駅。ここでわたしが何か交通事故とかにあって死んじゃったりしたら、なんであんなところにいたんだろうと家族は不思議に思うんだろうな……とあまり行かない場所に出かけるたび思う。  駅を降りたら書店があったので覗いてみた。雑誌と漫画と学参の棚が大きい、ちょっと広めの店舗の懐かしい感じの書店。気になっている本のリストを頭に浮かべながら物色し、目当てのいくつかは置いていないようだったけど、そういえばしゃしゃさんの本が今日発売日じゃなかったっけと思って探した。『蒼き太陽の詩』。1,2巻は棚に差してあったけど今日発売の3巻はなかった。レジに持って行って、これの3巻もありますかと尋ねたら奥から出してきてくれた。ラスト一冊でしたと教えてくれた。あっ善意と思った。カツカレーを食べながら読んだ。  『蒼き太陽の詩』は、アラビアンファンタジーというのかな、双子の王子が国王の座をめぐって殺し合う……というワクワクハラハラする物語。砂漠の王国が舞台の大長編で、読みやすくてぐいぐい進んだ。『インディアナ、インディアナ』を読んでいたから余計にそう思うのかも。壮麗な織物みたいな物語で、読んでいるとキャラクターたちの声が聞こえてくるし人や周りの風景が目に浮かぶ。生き生きとしている。これアニメになったらいいなーと思った。赤将軍のユングヴィはファイルーズあいさんがいいな……。
 カツカレーの店は、客はわたしだけで、店のおじいさんは座敷でテレビを見ていた。テーブルにハイボールのコップとつまみがいくつか並んでいて、わたしが来たのでおじいさんはちょっと慌てたようすで、でもにこやかに注文をとってくれた。すっかりすり減った畳が赤くなっていて、ちょっと緊張した。あまりきれいでない状態に緊張するのもあるし、よそものが入ってきてすみませんみたいな緊張感もある。テーブルはきれいに拭かれていた。揚げたてのカツが大きくて、油と肉汁がジュワッと溢れてきてすごく美味しかった。カレーは濃くて、柔らかくほぐれた牛肉もけっこう大きいしたくさん入っていた。たしかにうまい。がつがつ食べるうちにだんだん体のこわばりがほどけた。  テレビの音がものすごく大きくて閉口したけど、カツを揚げ終えたおじいさんが汗をぬぐいながら夢中で見ているのがなんかよかった。『チコちゃんに叱られる』というやつ?初めて見た。音が大きいから見てしまう。ボーッと生きてるんじゃねえよってこれかと思った。Vtuberっぽい。おじいさんが何度もはははと笑った。どうしてゴルフボールの表面にでこぼこがあるのかというのをとても真剣に見ているので、ひととおり解説が終わるのを待って会計を頼んだ。
 家に帰ったら板垣さんがツイッターでスペースをやっていたので、洗い物や洗濯物などを片付けながら聞いた。どうやら同じ大学出身だったことがわかって思わず話しかけてしまった。一日いろいろカラフルでなんか気持ちが興奮していたのか、やけにたくさんしゃべってしまって、恥ずかしくなって寝た。文フリの話とか小説の話。  千葉雅也『エレクトリック』、わたしは父親がエロいのがいいと思った。と言ったんだけど、なんていうの、エロいって言い方はちょっとちがう気もするんだけどエロく書くことのすごさがあってそれをそう受け取りたいというか……。これは『サバービアの憂鬱』で読んだんだったかな、「男性は会社(仕事)に嫁ぐ」というのを思い出したの。��場正明『サバービアの憂鬱 「郊外」の誕生とその爆発的発展の過程』。うろおぼえだからちょっとちがうかもだけど、男性が会社(仕事)に対して「嫁」になってしまう、みたいな。父親の人妻的な感じ。そういうエロさ。舞台の宇都宮も郊外(サバービア)だなと思った。そしてそういう小説の、文章自体がヘテロでない感じがあって、すごくよかった。多くの小説の文章が意識的にも無意識的にも備えている、当然の「調べ」みたいなものがあんまりない文章だと思った。
 『エレクトリック』の前後で読んでいた、数年前の文藝賞の作品が、なんかこうすごくどヘテロだったのもあってそう思ったんだと思う。ヘテロが悪いわけではもちろんないけどよくもわるくもどヘテロ、ザ・調べという感じで、この作品のどこらへんがわたしは苦手だったのかを語ろうとすると、そこに糸口があるみたいな話。  なんていうの、村上春樹に文句言ってる場合じゃないくらい若い作家の新しい作品がめちゃめちゃ古いジェンダー観で、読んでいて作品の面白さとかすごさはわかるような気はしたんだけど、でもこれをよしとするんだなあ、帯に誰々氏が激賞と書いてあるけどそうなんだ?!みたいな驚きは、やはりあった。ジェンダー観もそうだし、地方や精神障害者への偏見を強化するような感じもあって気になった。「壮大な作品」「圧倒的な熱量」「知識と想像力を駆使し」と帯に書かれていたけど、わたしは読んでいて小ささや狭さの方が目についた。  いやわざとそう書いている、いかにもなステレオタイプをやることに意味がある作品なんだろうとは思った。仕掛けというか。でも意味があるんですよと書くずるさというか……。ステレオタイプをなぞり続けたい、そのようにして書けるものに作家は意味を見出したいし、どうしても興味がある。それってフェチではあるよなあと思うんだけど、ステレオタイプをフェチと指摘されることってあんまりない気がする。  偏見の強化によって生まれる痛み、それを感じない場所に作家は立っていて、痛みを感じる人のこともあまり見えない。いや見えてはいるかもしんないけど、自分の書くこの作品とはさほど関係ないと思っている? それは別の作家、何かそれにふさわしい属性を持った作家がやることであって自分の作品では関係ない。おそらくは無自覚な特権があり、特権って言うと反発したくなると思うけど……みたいなことを思って、うーーんとなった。やつあたりかもしんないけど。作品名出さずに書いてるからなんのこっちゃって感じだと思うけど。  まあ小説ってそんなに読まれないんだろうなと思った。読む人そんなにいないから、これのここってどうなのみたいな話題にのぼることってあんまりない。漫画とはそこがちがう。あとまあわたしが純文学、文芸誌とその賞にそれなりに夢をもっている(もっちゃっている)ふしはあるな…。
 そしてこの作品の直後にC・パム・ジャン『その丘が黄金ならば』を読んであーーーこういうのが好きだ〜〜と思って、なんかそういう不満のようなものはふっとんだ。大きい。大きい小説。こういうのがいい。小さい小説がだめなわけではぜんぜんないけど、大きい話を書こうとしたものが狭苦しく感じられるのはやはりつらい。あと長さもよかった。四六版で384ページ。父親が亡くなり子どもたちが埋葬の旅に出る…という筋書きで、本のけっこう前半で埋葬は済んじゃう。その後が長いのがよかった。純文学系の賞はちょっと短いのかもしれない。「自分の書くこの作品とはさほど関係ない」と書いたけど、まあだって短いもんなー。読む人にも書く人にも。この長さの話はもうちょっと掘り下げたい。日記に書きたいことっていろいろあるな。長くなったのでまた今度。
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beracha7 · 5 months
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さとぴのお母さんがルーさんのために編んでくれた帽子、今度はノアさんがかぶれました^ ^
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これはルーさん。小さい頃です^ ^
さて、昨日の日曜日は、インドから牧師さんがこられました(^^) 感謝します🙌✨
インドの教会の動画を見ながら、神様行きたいです!わたしは子育て中だから、さとぴーをインドの派遣に送ってくださいって祈っていました。笑
実はサトピー自身、インドに🇮🇳ずっと行きたいと思っていたようで!是非次の派遣には参加できたら嬉しいなと😊
不思議なことにこの前たまたま長野でお会いした方はルークの学校の一つ上の学年の子で、インドのご家族でした。
学校の図書室の方もインドの方で、駅前のインド料理屋さんは🇮🇳ご家族が経営されているそうで日曜日は礼拝をその場所でされるそうです。
わたしのアメリカの🇺🇸お友達も一番宣教で行きたいのはインド🇮🇳だと言っていました。
また、ルークの一番仲が良いお友達もインド人の子で、日本語もペラペラ^ ^ ちょうど土曜日に初めてお家に遊びに行ったので、土曜日日曜日と立て続けにインドの方々との関わりがあたえられて、面白いなぁと^ ^
是非インドに宣教にいきたいです!!!
友達のお母さんタミル語から日本語に通訳できるそうです。すごい!!
そして、日曜日は朝から夜までフルだったので、お祈りをしていたのですが、土曜日からお祈りをして。ただ祈ることしかできず、用意もできない。笑
1人だったらさっさと動ける(?!)ところも、子供2人連れて行くとなると、色々とありまして。笑
とにかくスケジュールもパズル🧩のようなので毎回祈るしかなくw
第二はさとぴが配信奉仕で、こちらは子供礼拝に2人と行きまして
第三は交替してこちらも奉仕でさとぴは2人を見てくれていて子供たちは昼ご飯を食べ、
近くの実家に戻る途中のコンビニで
ラジオの収録をみんなでして、
実家で神学校の授業をうけて、
すぐに新宿に出発w
新宿でノアくんのパスポートを受けとり、
そこで路上ライブに参加w
すぐにサウンドチェック2回に
gltvの奉仕があり
もろもろ夜まで。
でも
お祈りしていたので、
何も動けず用意もできなかったけれど、
神様の助けは完全でした!
アレルギー?気管支があれで歌えそうに���ない状況でしたが、神様が毎回守ってくださいました😭🙌
ノアくんもルークくんも、教会のみなさんが見てくださったり助けてくださって守られて🙏🙇
ただ神様の恵みに感謝です!
そして、その恵みはさらに続きまして、
月曜日になり
さとぴは、早朝無事にインドの牧師🇮🇳さんを空港までお送りすることができまして、(英語をやらなければって、神様に祈ると言っていました)😊
その後そのまま仕事に突入。
今日は神学校での預言のセミナーと
ラジオの編集📻upと
他にも大きな仕事の打ち合わせが2時間あったそうで、
その後1時間半〜かけて帰宅してw
夜は祈祷会2つに
さらに仕事と教会と部門の働きをしています。
フルだな〜笑🤣
忙しいけれど、
とても充実していて、
神様に守られていることも感謝です!
何もないところに神様は働かれる!
神様に感謝します。
インドの牧師さんがきてくださって、
もっと神様に心が向き、
神様の働きに心が燃えます!!
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kasumime · 11 months
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過日、年下の恋人ができた。相手は偶然静岡から出張で東京に来ていた客で、仕事は楽器メーカーの営業と言っていた。自分を見た瞬間、撃ち抜かれたように腰を抜かし、どうしても付き合いたいと懇願されたので折れた。折れた、と言うのは告白が嫌だったわけではなく、むしろ自分の癖に刺さる容姿と性格だったから、かえって自分では不相応に思い疑心暗鬼的になっていたからだ。歴代の恋人(最後に交際していたのは5年前まで遡るけれど)皆優しかったが、どこかが抜けていたし、皆年上だったのも相俟って「困るぐらい」愛してはくれなかったと思う。長年好意を抱き、Tumblrに思いの丈を綴り続けていた男も、結局隣人愛でさえ手渡してくれなかった。その意味で彼と初めて会った時に彼が「好きすぎてどうしよう」と頭を抱えていたのは深く印象に残ったし、最後は直感的に遠距離恋愛でも楽しめそうだと思ってしまった。年齢差も気にしたが、相手は元々年上好きらしく杞憂だった。まだその一度しか会っていないけれど、おそらく自分より寛大で、振る舞いの節々に男性的(けれども手で掬えるほど純粋な)社会人意識が垣間見えると思う。容姿だけが理由なら早々に夢から醒めていたと思うが、仕事柄、また趣味でバンドをやっていて世代には見合わない渋い音楽趣味をしていて、こちらとの共通言語があることが発覚し(LINEのBGMがザ・ポリスだった)翌日も翌々日も醒めるわけがないと言っていた。LINEの返信が異常に遅い点だけネックで不安にならないと言えば嘘になるが、自分が比較的早いことと(通知マークを残すのが苦痛)、相手にパーソナルな行動の軌道修正を要求することは自分の中での理に反するので(男女差あるいは世代差もあると思う)直截的には現段階では言わず、こちらが謙る形で忙しい中何度も連絡してごめんね、と意識させるような声掛けをしている。真偽はわからないが、単純に仕事が多忙でスマホを放り投げる癖があるらしい。遠距離となると殊更気が気でない部分もあるけれど、この辺は多分、許容範囲の中で折り合いつけていくしかないのだと思う。
月に一度は会いたいということで、昨夜は二度目の通話の中で静岡のどこへ行くかを勘案し、ベタにアウトレットでしょうということに。日程は追って。友人に「客が恋人になった」という報告をしたら、仮面ライダーみたいな名前の彼氏だね笑と冗談めかしてリアクションしてくれたよという話を伝えると、向こうも編集者の彼女ができたと彼の友人らに伝えたらしい。周りに隠して交際を続けるカップルは多いけれど、認知をもらえて初めて恋人ができたことを自覚する瞬間が嬉しいので、親友数人には伝える判断を選んだ。昨夜は正直クラフトビールを煽っていた帰りであまり覚えていないが、彼とは会話の波長が合い、自分の癖である小ネタ的な冗談を流さずキャッチして返すところに尚更惹かれた。見かけによらず私はおっとりした会話が苦手なのだ。それを聞いてお互い良いプレーだねと電話越しに伝える彼の誇らしさ。私のあらゆるスペックを聞かせると、「あなたの現段階でのステータスなだけであって、自分が惹かれた編集者以外のマイナスな要素は今のあなたにとってただのおまけでしょう?」と言ってくれたところも。遠距離も歳下も経験がなく未知数だが、それまでに続けば夏には沼津の花火大会へ浴衣で。一時間の通話の後に眠って、朝目が覚めると父から「兄が来年結婚する」と連絡を受けた。聞くとマッチングアプリ婚らしい。奇しくも三兄弟の内二人のタイミングが揃ってしまい変な感覚。兄のビッグニュースには及ばないが、母に恋人ができたと伝えると可愛らしく喜んでいた。私はセルフラブができる人間なのでこのまま一人身でも良かったのだが、どうやら純粋に愛されたかったらしい。今週はいよいよイギリスへ行くし、20代後半も歩く速度は変わらない。
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longgoodbye1992 · 6 months
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Dear M
今から三ヶ月前に同時に仕事や恋人を失った時に支えてくれたのは、Tumblrで知り合ってかれこれ五年話していた愛奈だった。
その愛奈に先日会うことが出来た。
ここに書こうとは思ってなかったけれど、愛奈が望んだので綴っておく。
降りるはずのインターを一つ過ぎて愛奈に連絡した。
アパート近くの変な名前のラーメン屋が待ち合わせ場所だった。
カーナビの到着予定時刻は約束より五分過ぎた時間。
愛奈の顔を見たのは今から五年前くらいか。まだ十代だった。そのイメージだけが頭にあってどんな女性なっているのか見当もつかなかった。
長閑な農道の中にあるセブンイレブンで気を落ち着けるために緑茶を買った。
マウスウォッシュで口をすすぎ、お気に入りのナイルの庭を首筋や足首につけた。
約束の場所に到着してすぐにLINEを送った。すぐに今から向かうと連絡があった。
間もなく道路の向こう側からスラリとした女性が歩いてきた。白いニットに黒のスカート。肩まで伸びた黒い髪。すぐに愛奈とわかった。
運転席に座ったまま、どうしていいかわからなくなった。どんな言葉をかけたらいいのか、どんな表情をしたらいいのか。
とりあえず降りることにして運転席のドアを開けたタイミングで愛奈が助手席のドアを開けてあららとなった。
愛奈と向き合い顔を見た。昔見た写真とは随分と変わり、大人の女性になっている。例えるなら吉高由里子や和久井映見、笑うとYUIや橋本愛に似た雰囲気で和服が似合いそうだという印象を受けた。
この辺りは何を話したのか記憶にないが、地元の名産や実家で作った米、お守りなんかを渡した。そのお土産があまりにも多かったからアパートの近くで待ち合わせていた。
荷物を置きに一度部屋へ戻る愛奈の後ろ姿を見ながら素敵な人になったなとしみじみした。
車で繁華街へ向かう。夜市があってそこに行こうと約束していた。
車内では昨日の飲み会の話を聞いて青春だななんて羨ましくなった。愛奈は大学生だ。
「電話で聞くのと声若干違う」
「確かに」
助手席側の窓から西陽が射し込む。
「いい時間ですね」
「そうだね、着いたらちょうど薄暮でお酒が美味しいんじゃないかな」
緊張していた。助手席に座る愛奈の横顔をほとんど見れなかったのを今では後悔している。それとカーオーディオから流れる曲がたまたまTaylorSwiftの「DearJohn」とかバラードばかりだったのがちょっと恥ずかしかった。
俺が泊まるホテルにチェックインしてから夜市へ向かった。川沿いの道を愛奈と歩く。
「この街を歩くのは初めてですか?」
「そうだな、中学生の時に歩いて以来だから十五年くらいぶり」
「そっか研修で来たって言ってましたね」
「いい街だね。住みたいくらい」
「私ももっと住んでてもいいかなって思う」
マンションの間をすり抜けていくと目の前に夜市の旗が掲げられていて、大勢の人で賑わっていた。
「まずは食べたい物に目星つけて端まで歩こうか」
「途中でビール買いましょ」
「いいね」
焼鳥、海鮮焼き、日本酒、スイーツなど様々な店が並んでいる。人は多いが決して歩けないわけじゃない。
「彼に夜市行くって言ったらいいなって言ってました」
「今度連れてきたらいいよ」
「でも彼人混み苦手なんですよね」
「それじゃあダメか」
「そういう私も苦手なんですけどね」
「俺も得意ではないな」
ビールを売ってる店を見つけて並ぶ。
ふんわりした泡が美味しそうな生ビールだ。
生憎座る場所が空いてなかったので立って乾杯した。
「はじめまして」
「はじめまして」
二口で半分くらいまで飲んだ俺を見て愛奈は笑っていた。好きな銘柄ではなかったけれどここ何年かで一番美味しい生ビールだった。
色々と歩いて海鮮焼きを買って食べることにした。
何となく愛奈の前を歩いたのは横に並んで歩くのが照れくさかったのと、俺が横にいることで愛奈の価値が落ちてしまうじゃないかと思ったからだ。それくらい愛奈の姿は美しさとミステリアスさがあって、もし知らない間柄でどこか別の街ですれ違っていたらきっと振り返ってその後ろ姿を目で追ってしまっただろう。
親子連れの横の席がちょうど空いており、了承を得て座った。
Tumblrの人の話なんかをして海鮮焼きを食べる。
イカ焼きに苦戦してタレを服にこぼしそうになる愛奈を心配なようなちょっと可笑しいような気持ちで見ていた。
「ビールもう一杯飲んだら帰ります」
「えっ?」
虚をつかれたような気持ちになった。
「そう言わずにどこかお店行こうよ」
「週報書かなきゃいけなくて…」
「まあな、今朝まで友達と飲んでたんだもんね」
無理矢理そう納得させる。
何か嫌なことでもしていたのだろうか。もしくは俺のルックスやらファッションが想像と違っていたから早く帰りたいのかとも考え、次のビールを買いに行った愛奈の背中を見ながら天を仰いだ。
ビールを飲みながら残っていたホタテを食べた。手がタレだらけになっているのを見て愛奈がハンカチを渡してきた。
「いいよ、せっかくのハンカチが汚れる」
「裏側ならいいですよ。見えないし」
「なんかごめんな」
お言葉に甘えて手を拭いた。十一匹のねこの刺繍があった。
「かわいいね」
「お気に入りです。書店で買ったんですよ」
ハンカチを返す。
「口にもついてます」
そう言うとそのハンカチで俺の口の横を拭った。
ほんの数秒の出来事なのにその瞬間は鮮明に残っている。
「なんか子供みたいだな。かっこ悪いね」
「男の人はいつまでも子供ですから」
愛奈の底知れぬ母性は本当に罪だ。年甲斐無く甘えてしまいたくなる。かれこれ五年も話しているからどんなバイトをしてどんな男と交際しているのかほとんど知っている。だから同い年の女の子達とは一線を画すくらい魅力的な人になったんだな。
夜市を後にする。空は確実に夜に近づいているがまだ青が見えている。
駅の方向に向かいながら二人してトイレに行きたくなり場所���探した。
「この街のトイレなら任せてください」
そう言う愛奈の後ろをついて行った。
二人とも限界に近づいていたから小走りでテナントが多数入る建物に入った。
終わるとお土産コーナーを見ながらコンビニに入った。
玄米茶と愛奈が吸ってる赤いマルボロを買った。
「そこの角で吸いましょう」
「そうしよか」
玄米茶を一口飲んでアメリカンスピリットに火を点ける。愛奈はライターを持っていなかったのでその後に俺が点けた。
「今日はありがとう」
「こちらこそたくさん貰ってしまって」
「いいんだよ。命の恩人なんだから」
「いやいや」
「これで思い残す事はない。いつ死んでもいい」
「そんな事言わないで。悲しい」
「最近思うんだ。生きてる価値あるのかなってさ」
「じゃあ飲みながら人生語りましょ」
愛奈の言葉に驚く。
「帰らなくていいの?」
「いいです。お話しましょ」
なんか泣き落とししたみたいでかっこ悪いなと思った。愛奈の時間を奪っていくみたいで罪悪感も湧いた。でもそれを超えるくらい愛奈ともっと飲みたい話したいというエゴがあった。
「そうか。ありがとう。愛奈ちゃんと一緒に行きたい店があるんだ」
「どこですか?」
「バーなんだけどさ」
「バーあまり行ったことないから行きましょ」
煙草を吸いながらバーを目指す。
途中で車に轢かれそうになると腕を引っ張ってくれた。
「いいんだよ、俺なんか轢かれたって」
「ダメですよ。死んだら悲しいですから死なないで」
「でもさ、よく思うんだよね。交通事故なら賠償金とかでお金残せるしさ」
「それは私も思うときあります」
そんな話をしていたら店についた。
俺が持っていた玄米茶を愛奈が自分の鞄に入れてくれた。
明るめな店内のカウンターに横並びで座る。
愛奈はモヒート、俺はモスコミュールをオーダーして乾杯。
「私、親の老後見たくないんです」
「そうなんだ」
「前に言いましたっけ?産まなきゃよかったって言われた事」 
「うん、覚えているよ。それならそう思うのも不思議じゃない」
「計画性ないんですうちの親。お金無いのに産んで。三人も。それでたくさん奨学金背負わせるなんて親としてどうかなって思うんです」 
「そう思うのは自然だな」
「だから私、子供産みたくない。苦労させたり嫌な気持ちにさせたくないから」
「でも愛奈ちゃんはそうさせないと思うけどな」
「育てられる自信ないです」
「そっか。でもそう思うのは愛奈ちゃんの人生を振り返ってみたら自然だよ。それでいいと思うし、理解してくれる人はたくさんいるよ」
「結婚しないと思いますよ」
「それはわからないよ。これからさ、その気持ちを超える人が出てくるかもしれないし」
モスコミュールを飲み干した。
もし自分が同じことを親から言われたとしたらと思う怖くなった。そんな中で愛奈は自分の力でそれを乗り越えて立派に生きている。愛奈を抱きしめたくなった。ただただ抱きしめてもう大丈夫だって言いたかった。
愛奈からマルボロを一本もらう。久々に吸った赤マルは苦みが程々で後味が美味かった。そこで知ったのは赤マルは二種類あって、俺が渡したのはタールが高い方で、愛奈は普段低い方を吸っているらしい。
「あの棚の右から二番目のお酒知ってます?」
「知らないな」
「友達が好きで美味しいらしい」
「読んでみよか」
スコッチだった。
ソーダ割りで飲むと中々美味しかったけれど、元々カクテル用のウイスキーとして作られただけあって、もうワンパンチ欲しい味だった。
三杯目は俺はヨコハマというカクテル、愛奈は和梨のダイキリをオーダーした。
「俺もさ、親を看取らなきゃいけないプレッシャーがあって辛いんだ」 
「一人っ子ですもんね」
「出来た親でさ。ほとんどのことを叶えてくれた」
「すごいですね」
「ほんとすごい人だよ。だから期待に応えなきゃって思うとさ。色々しんどくなるんだ」
ヨコハマを一口飲む。ウオッカとジンの二つを混ぜるカクテルだからぐっとくる。愛奈に一口飲ませると「酒って感じです」と感想を述べた。茹で落花生がメニューにあったのでオーダーする。愛奈は食感が苦手だったようだ。愛奈はダイキリについてきた梨を一口食べ俺にくれた。甘くて美味い梨だった。次にオーダーしたのは愛奈はシャインマスカットを使ったウオッカマティーニ。俺はサイドカー。
「ゴリラいるじゃないですか」
「実習先の人ね」
「ほんといいなって思う。優しいし人のこと良く見てるしたくさん食べるし」 
「既婚者じゃ無きゃね」
「そうなの。でも奥さん可愛かった」
「たぶん可愛いだろうな」
「一緒にいれはいるほどいいなって気持ち強くなる」
「叶うとか叶わないとかそんな事はどうでもいいから今の時間楽しめたらいいね」
「頑張ります。お局怖いけど。でも最近機嫌いいからいいや」
シャインマスカット一粒を俺に寄越す。繊維質の食べ物があまり好きではないらしい。サイドカーを飲ませると美味しいと言った。
「��イドカーに犬って映画知ってる?」
「知らないです」
「すごくいい映画だよ。小説原作なんだけれど」
愛奈がスマホをいじる。
「Huluで見れるんだ」
「そうなんだ。便利やな」
「今度見よう」
その後は愛奈の好きな小説の話をした。加藤千恵って読んだことなかったなと思いながら話を聞いていた。
「次なんだけどさ」
「はい」
「ピアノがあるバーに行きたいんだ」
「行きましょ。その後ラーメン食べて帰るんだ」
「いいね、そうしよう」
店を出てると少しだけ肌寒くなっていた。
ピアノのあるバーに向かって歩いていく。
「バーに入るの初めてでした」
「そうなんだ。前の彼とは来なかったの?」
「入るのに緊張するとこには行かなかったんです」
「最初は緊張するもんな。慣れればいいんだけど」
「あっちの方にあるビストロにもやっと入ったくらいだから」
「そうなんだ。でもいいもんでしょ」
「すごくよかったです」
「そうだ」
「どうしました?」
財布から千円札を数枚出して愛奈に渡した。
「タクシー代、忘れないうちに渡しておくよ」
「えっ、いらないですよ」
「遅くまで付き合わせてしまったし」
「いいですって」
「いや、受け取って。今日は本当にありがとうね」
愛奈のポケットに押し込んだ。
「すみません。ありがとうございます」
「ほんと愛奈ちゃんには救われっぱなしだよ。だからこれくらいはさせてよ」
そうこうしてるとピアノバーの前についた。
少しだけ緊張したが意を決して入る。
店内は混雑していたが運良くピアノが横にある席に座れた。さっきまでは横に座っていた愛奈と向かい合わせで座った。目を合わせるのが照れくさくなるなと思った。
「リクエストしてもいいみたいだよ」
「えー、いいな。弾いてもらいたい」
「何かあるの?」
「一時期、月光にハマってて」
「いいね」
「でも何楽章か忘れちゃった。ちょっと聞いてもいいですか?」
「いいよ」
愛奈がイヤホンを繋げて聞いている。
その間に俺は「Desperado」をリクエストした。
「一でした」
「そっか、次に言っておくよ」
Desperadoが流れる。
愛奈も知っていたみたいで俺が勧めたピニャコラーダを飲みながら聞いている。柔らかくて優しい表情が美しく貴かった。
「これはさ恋愛の曲っぽいけどポーカーで負けた曲なんだ」
「えー」
愛奈が笑う。
次にピアニストの方に愛奈のリクエストを伝えた。
始まると今にも泣きそうなくらいに感動している愛奈がそこにいた。スマホを向けてその時間を記録している。その時の顔は少女のよう、昔見た愛奈の写真に少し似ていた。
お酒が進んでいく。
カウンター席のおじさまがビリー・ジョエルをリクエストしている。ストレンジャーやHONESTYが流れている。
会話は愛奈の男友達の瀬名くんの話題に。
「今度ドライブに連れてってくれるんですよ」
「ロードスターに乗ってるみたい」
「オープンカーか。この時期はまだ気持ちいいね」
「天気の良い日見ておくねって」
「いい子やね。その子と付き合っちゃえば?」
「でもね、絶対彼女いるんですよ。いつも濁してくるけど」
「そっか」
「沼っちゃう男子ですよね」
「じゃあさ、俺と付き合って」
「仮にも彼氏いるんですよ」
「冗談だよ。俺は君に似合わない」
もっと若くて横浜流星みたいなルックスで何か才能があって自分に自信があったらもっとアピールしたかもしれない。そう、愛奈に合うのはそれくらい優れている人で、愛奈を大切に包み込むことが出来る余裕がある人に違いないからだ。
「あの曲聴きたい」
「なに?」
「秒速の曲」
「One More Time?」
「それ!」
「じゃあ頼んでおくよ」
ピアニストの方にお願いするとすぐに弾いてくれた。愛奈は感激してこのときは本当にその強い眼差しが少し濡れていたように見えた。
タバコに火を点ける。愛奈をちらちらと見ながら吸うタバコはいつもより目に染みる。
ダービーフィズを一口飲む。久々に飲んだがやはり美味しい。
「すごく嬉しかった」
「よかったよ」
最後の酒に選んだのは愛奈はシシリアンキス、俺はXYG。
そのオーダーを聞いていたピアニストの方はGet Wildを弾いてくれて俺は笑った。
「これさ、シティハンターで出てくるんだよ」
愛奈はもちろん知らなかった。男の子の映画だからね。
「ボズ・スキャッグス弾いてほしいんですけど」
近くの席の女性が弾いているピアニストに声をかけたがちょっと待ってと制止された。女性がトイレに入った間に俺はこの隙にと一曲リクエストした。
愛の讃歌。
愛奈も知っていた。
タバコも吸わず、氷だけになった酒で口を濡らし、聞いていた。少しだけ目頭が熱くなった。
曲が終わるとお酒が届く。
「渋いお酒飲まれますね。さっきのダービーフィズとか」
マスターから声をかけられた。ダービーフィズの泡がいいよねと話した。
ピアニストにさっきの女性が話しかけている。
「ボズ・スキャッグスをお願いします」
「曲はなにがいいですか?」
「曲名がわからなくて…」
「それならウィー・アー・オール・アローンを聞きたいです」
俺が言った。すると二人ともそれがいいとなって弾いてくれた。
訳詞には二つの解釈がある。
僕ら二人だけ。なのか、僕らはみな一人なのか。
今だけは前者でいさせてほしいと思った。
「ピアニストの人が弾いてて気持ちいい曲ってなんなんだろう」
愛奈が言う。
「確かに気になるね。聞いてみるよ」
ピアニストの方に聞く。
「その時で変わります。上手くできたなって思えば気持ちいいですから」
なるほどなと二人で頷いた。
最後のリクエストに「ザ・ローズ」をお願いした。
ピアニストの方も好きな曲らしい。
「気持ちよく弾けるように頑張りますよ」
この曲は愛奈も知っていた。
オールディーズの有名な曲だ。
気持ちよさそうに弾くピアニストと聴き惚れる愛奈を見ながら最後の一口を飲み干した。
後半はあまり愛奈と話をした記憶がない。二人ともピアノの音色に癒やされながら静かに酒を飲み、少しだけぽつりぽつりと会話をする。そんな落ち着いたやり取りが出来る関係っていいなと思った。
会計をする。
お釣りを全て、といっても少額だがピアニストの方に渡してもらった。
財布の中身が増えている気がした。
愛奈に聞くと何もしてないらしい。
「きっと財布の中でお金が生まれたんですよ」 
そういうことにしてピアノバーを出た。出る直前に流れていた曲はドライフラワーでちょっとだけ不釣り合いで笑えた。
愛奈がラーメン屋を案内してくれるが場所が少し分かりにくくて何とかたどり着いた。
ビールを少し飲みながら餃子を食べているとラーメンが届いた。
二人して黙々と食べた。美味かった。
「大盛りにしてもよかった」
「私もう食べられないからあげますよ」
愛奈が麺をくれた。それを全て食べてビールを飲み干す。
二人で一頻り飲んだあとに餃子をつまみながらビールを飲み、ラーメンを一緒に食べてくれる女性は出会った事なかったかもしれない。
会計前にトイレに行きたくなって財布とカードを愛奈に渡して払っておいてほしいとお願いした。
戻るとテーブルに忘れていた眼鏡を俺に渡しながら
「使い方わからなくて自分で払っちゃいました」
「えっ、ああ、ごめん。現金渡すよ」
「いらないですよ。たくさんご馳走になったんでこれくらいはさせてください」
何度かやり取りしたが甘えることにした。
愛奈には甘えてばっかりだ。
店を出て大通りに向かう。
タクシーをつかまえようと。すぐにつかまった。
「このタクシー割引使えるんですよ」 
「ありがとうね、また会おう」
「はい!」
タクシーを見送った。夜の大通りをすーっと去っていった。
ホテルへの帰り道。コンビニでお茶と赤マルを買った。久々に吸って美味しかったからだ。お茶は愛奈の鞄に預けたまま忘れていた。
赤マルに火を点ける。
やたらと煙が目にしみる。夜空を見上げたら明るい繁華街にも関わらずいくつか星が見えた。
生きていてよかった。
それくらい楽しくて美しい夜だった。
また愛奈に会いたいと思った。次はいつ会えるだろう。そんな事を考えながらホテルのベッドに倒れ込む。
「死んだら悲しいですから死なないで」
今日何度か言われた愛奈の言葉がリフレインしている。
本当に素敵な人だ。あんなに幼くてどうしようもない人と恋に落ちてたのに上手に成長した。
あんなに気遣いできて疲れないのかなって思う。
少し心配だ。
愛奈を写した写真を見返す。ブレてる写真ばかりで下手さが目立つが二枚ほどいい写真があった。
大切にしなきゃならない人がこの世にはいる。
間違いなくそれは彼女である。
これは一夜の記録と愛奈への恋文だ。
なんてね
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ari0921 · 1 year
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シェアさせていただきます。
困ったものだ・・・
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高市氏が?捨て身?の告発!
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        【有本香の以読制毒】
岸田内閣「中国スパイ」を野放しか 「セキュリティー・クリアランス」 提出に圧力、政府内の親中派と暗闘を示唆 
高市早苗経済安全保障担当相が28日、「捨て身の告発」に打って出た。 先端技術の流出を防ぐため、重要情報を取り扱う研究者らの身分の信頼性 を
確認する「セキュリティー・クリアランス(適格性評価)」をめぐり、 政府内の?抵抗勢力の存在?や?親中派との闘争?を示唆したのだ。「国 葬(国葬儀)」で27日に見送られた安倍���三元首相は生前、日本の国力 を維持・発展させるため、欧米諸国では常識である「スパイ防止法」の制 定にも意欲を持っていた。日本と中国は29日、国交正常化から50年を 迎えた。岸田文雄政権の、国民と国家を守る気概が問われている。ジャー ナリスト、有本香氏による緊急リポート。
現役閣僚による爆弾発言が飛び出した。
「大臣に就任した日に言われたのは、『中国』という言葉を出さないでく れというのと、来年の通常国会にセキュリティー・クリアランスを入れた 経済安全保障推進法を提出するとは口が裂けても言わないでくれと言われ ました」
高市氏が28日夜、「BSフジLIVE プライムニュース」に出演した 際の発言である。これに岸田首相がどう対処するか?見もの?だ。
経済安全保障については今年5月、経済安全保障推進法が成立したが、同 法には最も重要な要素が欠落している。それがセキュリティー・クリアラ ンス、「人の適格性の審査」だ。あえて簡単に言えば、外国のスパイを取 り締まるルールである。
同法成立の前から、筆者はこの欠落を厳しく批判していた。「仏作って魂 入れず」のような経済安保法にどれほどの意味があるのか、ということで ある。国会提出前の今年2月には、自民党の政調会長だった高市氏と『月 刊Hanada』で対談し、次のようなやり取りをした。
高市氏「今年の大きな柱はやはり経済安全保障政策です。どのような事態 になっても必要な物資を国内で調達できる環境、サイバー攻撃から国民の 生命や財産を守り抜くこと、機微技術の国外流出を防ぐことなどを柱とす る『経済安全保障推進法』の第1弾を今国会で必ず成立させたい」
筆者「かねてより高市さんがおっしゃっていた外国人研究者などのスク リーニング(選別)は、その第1弾には含まれるんですか?」
高市氏「外国人研究者のスクリーニングは第2弾でやります。これを入れ ると今国会では通りませんから」
正直に言うと、7カ月前、高市氏のこの答えにひどく失望したものだ。
対談での高市氏は、「岸田政権をサポートする」「7月の参院選に勝利す ることが大事」という表明に終始した印象だった。それは政調会長という 立場からすると当然ではあるが、あまりにも型通り、多くの読者の失望を 誘うものでもあった。
実は、筆者はこのときの失望を、安倍氏にもぶつけた。「人のスクリーニ ングを盛り込まないなら、意味のない法律です」と。
筆者の怒りに対し、安倍氏は「人のスクリーニングを盛り込んだ法律は必 ずやるから。こちらもプッシュしていく。ただ、容易でないことは理解し てほしい」と答えていた。
しかしいま、昨晩の高市氏の「告発」を聞き、生前の安倍氏の言葉を思い 返すと、経済安保をめぐる自民党内の「闘争」、とりわけ「親中派との闘 争」が実感を伴ってみえてくる。2月に筆者が抱いた強い失望は、こうし た暗闘への筆者の不理解も少々手伝ったかと反省する。
今般、高市氏が「捨て身の告発」に打って出たのには、安倍氏の国葬儀が 無事終わったことも関係しているかもしれない。国葬儀には筆者も参列し たが、かけがえのないリーダーを喪った悲しみ、反省を改めて深くする一 方で、国難のいまこそ、「闘う政治家」だった安倍氏の遺志を、皆で継ぐ べきという思いにもさせられた。
高市氏は同じ28日、BS日テレの「深層NEWS」にも出演し、政府に よる国葬実施の決定過程について次のような苦言を呈している。
「決定する少し前に国会の議院運営委員会の理事会とか、衆参両院の議長 とか、そういったところに話がちゃんとあってもよかったのではないか」
 
一連の高市発言を「岸田おろし」や「閣内不一致」というレベルの話題に して済ますべきではない。
「中国のスパイ」一つ取り締まれない日本に明日はない。安倍氏の志を真 に継ぐのは誰なのか─。はっきりさせるときである。
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kennak · 2 months
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昨年10月期の連続テレビドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系)で、原作者・芦原妃名子さんの意向に反し何度もプロットや脚本が改変されていたとされる問題。先月29日に芦原さんが亡くなって10日が経過した今月8日、原作漫画の出版元で芦原の原作代理人として日本テレビとの契約ややりとりの窓口だった小学館はコメントを発表。「ドラマ制作にあたってくださっていたスタッフの皆様には(編集部追記:芦原さんの)ご意向が伝わっていた状況は事実」と主張したが、同日には脚本を担当した相沢友子氏がInstagram上に、芦原さんが日本テレビ側に提示していた「必ず漫画に忠実にする」などの条件について、「私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました」と投稿。小学館側と脚本家の主張が180度、食い違っている。また、小学館は社員向け説明会で経緯などを社外に発信する予定はない旨を説明したとも報じられているが(7日付「Sponichi Annex」記事より)、今回、小学館が会社としてコメントを発表するかたちではなく、「第一コミック局 編集者一同」名義で出されたコメントを引用するかたちを取っている点にも疑問が寄せられている。  日本テレビは芦原さんの訃報に際し先月29日と30日に <2023年10月期の日曜ドラマ『セクシー田中さん』につきまして日本テレビは映像化の提案に際し、原作代理人である小学館を通じて原作者である芦原さんのご意見をいただきながら脚本制作作業の話し合いを重ね、最終的に許諾をいただけた脚本を決定原稿とし、放送しております>(先月29日) <日本テレビとして、大変重く受け止めております。ドラマ『セクシー田中さん』は、日本テレビの責任において制作および放送を行ったもので、関係者個人へのSNS等での誹謗中傷などはやめていただくよう、切にお願い申し上げます>(先月30日) とするコメントを発表。小学館も30日に <先生の生前の多大なご功績に敬意と感謝を表し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。先生が遺された素晴らしい作品の数々が、これからも多くの皆様に読み続けられることを心から願っております> とのコメントを発表したが、以降、両社とも沈黙を守ってきた。  詳細な経緯の説明を求める声が高まるなか、今回発表されたコメントで「第一コミック局編集者一同」は <私たちにもっと出来たことはなかったか。個人に責任を負わせるのではなく、組織として今回の検証を引き続き行って参ります。そして今後の映像化において、原作者をお守りすることを第一として、ドラマ制作サイドと編集部の交渉の形を具体的に是正できる部分はないか、よりよい形を提案していきます> <プチコミック編集部が芦原妃名子先生に寄り添い、共にあったと信じてくださったこと、感謝に堪えません。その優しさに甘えず、これまで以上に漫画家の皆様に安心して作品を作っていただくため、私たちは対策を考え続けます> などと綴っている。これを受けて漫画家からは以下のように次々とSNSを通じて反応が寄せられている。 <おそらく現場判断で造反にも似た悲痛な叫びです。覚悟と誠意がこもっています。見えなかっただけで内部の現場や漫画家さん達は声を挙げていると思っていました>(『はじめの一歩』原作者の森川ジョージ氏) <原先生を想うプチコミック編集部皆さんの言葉を大事に受け取りたい。その上で、『守られるべき権利を守りたいと声を上げることに、勇気が必要な状況であってはならない。』この部分がこれからどう担保されるのかを見つめたい���考えたい>(『ちはやふる』原作者の末次由紀氏) <現場の編集さん達は諦めず闘っています。今年で40年目ですが、ここで描き続けていきたいと思っています>(『せいせいするほど、愛してる』原作者の北川みゆき氏) <皆様に読んで欲しいです。ちゃんと編集さんは動いていました。全て伝えていました 頑張る姿を見ています。芦原先生を守っていました。どうか、長いですが読んで下さい>(『18歳、新妻、不倫します。』原作者のわたなべ志穂氏) <昨日 直接 編集さんから『コミック局から別個にコメントを出します』ときいていたので、やっと出てくれて少しホッとしました。最後は涙が出ました>(『輝夜伝』原作者のさいとうちほ氏)  その一方、SNS上では以下のように厳しい見方も出ている。 <経緯を全く書いてない> <説明が全くなし> <何を言いたいの?> <姑息さを感じる> このまま幕引きというのは許されない状況に  今回のコメントをめぐり多くの疑問が寄せられているのが、会社としてではなく、漫画誌「プチコミック」を担当する「第一コミック局編集者一同」名義で発表されている点だ。声明はまず「プチコミック」公式サイト上で公表され、小学館は会社の公式サイトで<芦原先生にご寄稿いただいていた『姉系プチコミック』が所属する小学館第一コミック局の声明がございます>と前置きしてそれを引用する形態を取っている。ちなみに同社は社員向け説明会で、経緯などを社外に発信する予定はない旨を説明しているが、今回のコメント発表後に同社は「Sponichi Annex」記事の取材に対し「方針は変わっていない」と回答しており、対外的に経緯を説明する予定はないとしている。テレビ局関係者はいう。 「日本テレビがこれ以上の対外発表をしない意向である以上、同局との関係から小学館だけが勝手に見解や経緯を発表することはできない。一方で社内の現場編集者たちからは、しっかり調査して結果を公表すべきという声が高まり、それを無理に押さえつけるとSNSなどを使って強行的な手段を取られかねないため、日本テレビと社内の両方へ配慮した結果としての妥協案といえる。もっとも、それはあくまで小学館の経営サイドの事情を優先したにすぎず、メディア業界全体に影響する大きな問題となって今なお、正式な調査も結果公表もしないというのは、出版業界を代表する大企業としては許されないだろう」  また、大手出版社関係者はいう。 「編集者の危機感や思いは伝わってくるものの、ただの『お気持ち』表明にとどまっている。『対策を考え続ける』と書かれているが、それはどこの出版社も常日頃から行っていることであり、それを改めて表明することに意味はない。重要なのは、一般的に企業の不祥事対応として行われているように、今回起きた事案について第三者委員会なりの形で期限を区切って調査を行い、それを公表することであり、日テレも同様だ。それをやると、日テレも小学館も過去数年間の原作ありのドラマについて遡って実態を調査したり、現在進行中の映像化案件にも影響がおよぶので、避けたいという事情は理解できるし、芦原さんのご遺族の意向も尊重する必要があるので、難しい面はあるだろう。ただ、もはやこのまま幕引きというのは許されない状況になっているのは誰の目にも明らかでは」 日本テレビ側にボールが投げられた  今回の問題では、芦原さんが提示していた条件が、きちんと日本テレビ側、さらには脚本家の相沢氏に伝えられていたのかどうかという点も焦点となっている。芦原さんは、ドラマ化を承諾する条件として日本テレビ側に、必ず漫画に忠実にするという点や、ドラマの終盤の「あらすじ」やセリフは原作者が用意したものを原則変更しないで取り込むという点を求めていたとされる。これについて小学館はコメント内で、 <ドラマ制作にあたってくださっていたスタッフの皆様にはご意向が伝わっていた状況は事実> と説明。一方の相沢氏は8日にインスタに投稿した文章内で <芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました。いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか> <もし私が本当のことを知っていたら、という思いがずっと頭から離れません。あまりにも悲しいです。事実が分からない中、今私が言えるのはこれだけです> と説明。両社の主張は大きく食い違っている。テレビ局関係者はいう。 「もし小学館と脚本家の主張が事実であれば、日本テレビの制作サイドが脚本家に原作者の意向をきちんと伝えていなかったということになる。ここまで厳しい条件だと知らされれば引き受けてくれる脚本家が見つからない可能性や、脚本家が仕事を降りる可能性もあり、ドラマ制作現場の実態を考えると、制作スタッフが原作者の意向を脚本家に対して和らげて伝えていたということはあり得るだろう。原作者と脚本家の双方にそれぞれの意見を正確に伝えるべきというのは、原則論としてはもっともだが、そうすると揉めるリスクがあるのも事実。両社の間に入ってうまく調整するのが局の制作スタッフの重要な役割でもある」  日本テレビ関係者はいう。 「日本テレビとしては最終的には原作者の承諾を得た脚本に基づいて制作し放送しており、契約違反はないというスタンス。よって現時点では第三者委員会を設けて調査や結果の公表をする動きはないものの、小学館のコメント発表によってボールが日テレ側に投げられた格好になった。今後の世論やスポンサー企業の動向次第では、方針を転換してしかるべき対応を行うことになるかもしれない」 【これまでの経緯】 『セクシー田中さん』の制作にあたっては原作者の芦原さんは、ドラマ化を承諾する条件として日本テレビ側に、必ず漫画に忠実にするという点や、ドラマの終盤の「あらすじ」やセリフは原作者が用意したものを原則変更しないで取り込むという点を求めていたとされる。芦原さんが1月にブログなどに投稿した文章によれば、何度も大幅に改変されたプロットや脚本が制作サイドから提出され、終盤の9〜10話も改変されていたため芦原さん自身が脚本を執筆したという。  問題が表面化したのは昨年12月のことだった。脚本を担当する相沢友子さんは自身のInstagramアカウントで、 「最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験したことのない事態で困惑しましたが、残念ながら急きょ協力という形で携わることとなりました」 「今回の出来事はドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられるものでした。この苦い経験を次へ生��し、これからもがんばっていかねばと自分に言い聞かせています。どうか、今後同じことが二度と繰り返されませんように」 と投稿。9話・10話の脚本は自身が担当していない旨を説明した。  これを受けさまざまな憶測が飛び交うなか、1月に芦原さんは自身のブログ上で経緯を説明。ドラマ化を承諾する条件として、制作サイドと以下の取り決めを交わしていたと明かした。 <ドラマ化するなら『必ず漫画に忠実に』。漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正をさせていただく> <漫画が完結していない以上、ドラマなりの結末を設定しなければならないドラマオリジナルの終盤も、まだまだ未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様『原作者があらすじからセリフまで』用意する。原作者が用意したものは原則変更しないでいただきたい>  芦原さんは、これらの条件は<脚本家さんや監督さんなどドラマの制作スタッフの皆様に対して大変失礼な条件>であると認識していたため、<この条件で本当に良いか>ということを原作漫画の発行元である小学館を通じて日本テレビに何度も確認した上でドラマ化に至ったという。  だが、実際に制作が進行すると毎回、原作を大きく改編したプロットや脚本が制作サイドから提出され、 <漫画で敢えてセオリーを外して描いた展開を、よくある王道の展開に変えられてしまう> <個性の強い各キャラクター、特に朱里・小西・進吾は原作から大きくかけ離れた別人のようなキャラクターに変更される> といったことが繰り返された。そして1~8話の脚本については芦原さんが加筆修正を行い、9~10話の脚本は芦原さん自身が執筆し、制作サイドと専門家がその内容を整えるというかたちになったという。 (文=Business Journal編集部)
小学館「日テレに芦原さんの意向伝えた」、脚本家「初めて聞く」…日テレ沈黙 | ビジネスジャーナル
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sex6om6er · 2 years
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昨年度、違法薬物の検挙者数は全国で13862件。その58%にあたる7824件が覚醒剤事犯者です。警察白書(令和2年度版)に、検挙された人が何によって犯罪が発覚したのか?という調査データが掲載されています。それによれば『職務質問で発覚』が40.9%と最も多く、次に『別の犯罪で検挙されて発覚』が20.9%、『自宅への捜索で発覚』が20.9%、『その他』が17.3%でした。 ここからは薬物事件で逮捕される様々なケースを、それが発覚する4つの機会(『職務質問で発覚』『別の犯罪で検挙されて���覚』『自宅への捜索で発覚』『その他』)に分類、それぞれの概要と対策を解説していきます。今回は、職務質問で犯罪が発覚し逮捕されるケースをまとめます。
職務質問=通称:職質。警察無線や警察官同志の会話では、一般の人には分からないよう俗語が使われます。例えば、被疑者の自宅から重要な証拠品を押収する、いわゆる”家宅捜索”のことを俗語で「ガサ入れ」と言います。裁判所が家宅捜索や強制採尿することを許可したことを証明する、いわゆる”捜索差押許可状”のことを俗語で「ガサ状」と言います。「ガサ」とは「捜す」の「サガ」を逆読みして「ガサ」。職務質問の俗語は『バンカケ』です。警察官が職質するとき、”「こんばんは~」と声かけして始めることから、”こんばんは~”の『バン』と”声かけ”の『カケ』を組み合わせてできたもの。ちなみに町で知り合いでもなんでもないのに慣れ慣れしく挨拶を交わしてくる奴にロクなヤツはいない。宗教勧誘、詐欺まがい、押し売り販売とか、相手の都合も考慮せず、自分の都合で要求ばかり押し付けてきます。注意して!
ところで皆さんは職務質問について何か知っていることありますか?以前、ポン中のツレに同じことを尋ねたら「職質といえば任意やろ?任意と言えば職質やろ?」という微妙な返答。言葉の前後を入れ替えて2度繰り返すのは、もしや文章表現のテクニック?何かしらの意図があるのだろうと聞いてみたら『そう答えたほうが”頭がいい人”っぽいから』”?”。期待に反しあまりにも薄っぺらい理由に、思わず本人を前に「お前マジでバカ」と失言。まず”頭がいい人っぽい”っていう言い方が、頭が悪そーな人の言い方ぽいし、同じことを2度繰り返せば”頭がいい人”に成りすませる?という発想が頭悪すぎ!結局彼が職質について知っていたのは、”職質は任意”ということだけ。この話には続きがあって実は彼、”任意”という言葉の意味も知らなかったということが後日発覚!彼の発言内容が薄っぺらかったのではなく、彼の人間性も薄っぺらかった…という話(笑)
薄っぺらすぎる彼の知識は極端にしても、”職務質問に関して基本的なことは押さえている”という人も、実際ほとんどいないでしょう。そうでなければ”職務質問で逮捕される人が全体の4割を占めるはずがないからです。ハッキリいいます。”自分は職務質問なんてされない””自分とは関わりのない別の世界で起きている事”。職務質問をまるで他人事のように考えている人こそ危険です。なぜなら、自分には関係がない、関心が薄いことの知識を増やしても何のメリットもないので必然的に”無知”になります。確実にそこにあるリスクなのに、それが何なのか?どんなものなのか?がわからなければ、それを回避する方法もわからないというのは当然です。
このように職質に何も備えていない、何の知識もないユーザーがある日突然、予告なくそれを受ける状況に追い込まれたとき、ほとんどの人は動揺し焦ります。それまで根拠なく”自分には関係がない”と思っていたことが、いざ現実に目の前にある脅威として立ちはだかる。何をどう調べられるのか?今後どうなるのか?どうすればいいのか?知らないことばかりで、不安だけが増します。ある事ない事を悪い方に考え、やがて頭の中は”逮捕”の文字で埋め尽くされ放心状態に。その様子を警察官が見逃すはずもなく結果的に逮捕されてしまう。もちろん所持品からモノが出てきて逮捕されるケースもありますが、モノはないのに挙動不審が原因で薬物使用という新たな疑いをもたれ結局逮捕されるって人が実に多いのです。職質について何も知らない人、何も対策を講じてこなかった人が逮捕されてしまう典型的なパターンです。
今回、職務質問について正しい知識を身に着けることができたら、いざという時、冷静に正しい行動がとれます。それでもリスクをゼロにすることはできないけれど、何もしないよりか逮捕される確率は確実に下がります。リスク対して無知で無策であることこそ、逮捕される可能性を自分で高めていることになるのです。今回も学校では絶対教えてくれない”職務質問のメカニズム”と”職質を回避する方法”について一緒に学んでいきましょう。
<バンカケとは…> 職務質問とは、警察官が挙動不審な人物や何らかの犯罪に関係していると思われる人物を路上などで呼び止めて、身分の確認や所持品を検査する警察官の職務行為のこと。”警察官職務執行法”(以下「警職法」)を根拠に行われます。やみくもに誰にでも職質できるわけではなく「警職法」ではその対象を次のように定めています。
第2条1項:「警察官は、異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知っていると認められる者を停止させて質問することができる」 簡単に言えば、何かの犯罪を既に犯したっぽい人=見た目犯罪者、もしくは近い将来、何らかの犯罪を犯しそうな人=見込犯罪者、このどちらかに該当する人に限って職務質問を行ってよしとされています。”疑うに足りる相当な理由”というのは、例えばナイフを片手に血で真っ赤に染まったTシャツで歩く男いたとしたら、それは殺人や傷害を犯したと疑うに足りる相当な理由になります。ほっかむりして唐草模様の風呂敷を背負ってる人と偶然すれ違ったら、それも窃盗を疑うに足りる相当な理由になります。そんなにわかりやすい犯罪者っている?と思うところですが、よくよく考えてみたら、いた!この条件にピタリと当て嵌まる人が、割と身近なところに沢山!そうです、”ポン中”の皆さんです。あるポン中の発言から→「前回キメたのは先週末。一人でキメオナ三昧。動画の見過ぎで速度制限(通信)かけられたのを知らずにキメちゃってさ、キメた後になってそのことに気づき、でも時すでに遅し。もーパニックよ。ページが開くのは遅せーわ、早送りもチャプター送りも、全ての反応が鈍くて遅い。動画が立ち上がってくるまで10分も待たされるて、アリ得なくね?15秒>30秒先にジャンプするごとに1分以上待たされるわけ。そりゃ40分のエロ動画を観るのに4時間半もかかるわけだわ。余計なことすれば、負荷が増してさらに時間がかかるから、その間は辛抱強く待つしかなくて、こっちまで固まる。再生するのにあんだけ待たされたっていうのに、アッという間に8時間経過してるって凄くね?ほぼ8時間視線はモニターに釘付け、身体はカチコチに固まってるのに、アッという間て(笑)。そうそう来週はご新規さんとのアポが1件入ってて、金曜の夜から泊りでキメセク予定してる~』 発言にリアル感を出すため、肉付けしたものの、肉付けし過ぎた感は否めませんが(笑)、 ポン中のライフサイクルでこのようなスケジュールが組まれるのは決して珍しくないこと。しかしこのスケジュールこそ『何らかの犯罪を既に犯し、もしくは犯そうとしている』という職務質問対象の条件にピッタリはまるのです。使用後、体内に残る数日間は”使用罪”が成立、使い切らない限り保管している間も”所持罪”が成立する薬物事犯の場合、ほぼ年中無休で何かしらの犯罪を常に犯している…そう言っても言い過ぎではなく、職務質問のターゲットとしては何の不足もない恰好のエジキといえるでしょう。
第2条3項:職務質問を受ける者は、刑事訴訟に関する法律の規定によらない限り、身柄を拘束され、又はその意に反して警察署、派出所若しくは駐在所に連行され、若しくは答弁を強要されることはない 仮に何らかの犯罪を犯したと疑うに足りる相当相当な理由があって職務質問されたとしても、”任意”であることに変りはなく、応じたくなければ協力を拒否しても良いと書いてはありますが。が。が。現実はそう甘くはありません。ナイフを片手に血で真っ赤に染まったTシャツで歩く男が職質を拒否『拒否ですか。わかりました。どうぞ~行って下さい』てなるわけがない。そもそも”職質される”という状況は、その時すでに何らかの犯罪に関与している疑いをもたれているということ。任意だからといって立ち去ることを認めてしまえば、職務質問の有効性を損ねるばかりか、犯罪を犯したと疑われる犯人を逃がしてしまうことになります。 そうならないために、警察官が対象者の腕を掴んだり、肩に手をかけるなど、強制に至らない程度の必要最低限の有形力を行使することは過去の判例で裁判所は認めています。 これらをまとめて簡単に言うとこうなります→『職務質問は任意なので拒否しても構いませんよ。しかし立ち去るのはダメ。そんなことしたら警察が阻止します。それだからといって心配することはありません。強制力をもって阻止するわけじゃないですから。あくまでも任意ってことで…”。何じゃそれ?って思いませんか?法律とはルール。守らなきゃいけないのがルール。それが曖昧でどっちつかずって?『覚醒剤はダメ、ゼッタイ。でもたまにヤルならいいですよ』法律が曖昧なら当然、”え?いいんですか?じゃお言葉に甘えて‥‥”てなる(笑) 過去に職質が争われた裁判の判例から、裁判所はこれまで一貫して一定限度を超えた(”強制力”を伴う)有形力の行使を違法としてきました。問題なのは、「一定限度」というのがどの程度なのかというのは誰も明確にしていないということ。何をもって”強制力の行使と判断するかが、曖昧なままなのです。いずれにしても職質にあたる警察官は、こうした過去の判例を参考に合法的にどこまで有形力を行使できるかということを常に念頭に置きながら、毎回ギリギリのところでせめぎ合いをしているのは確かです。
職質を語るとき、あまりにも”任意”という言葉だけが前面に出るので『任意か強制か』本質的な論点と勘違いするかもしれませんが、職務質問の本質は『任意か強制か』ではなく『協力するか、しないか』です。もし”協力しない”という立場を貫くのであれば、最初に警察官にその理由を明確伝え、自らの行動や発言、態度、信念は最後まで一貫したものでなければいけません。警職法の法的根拠や公権力の行使に関する専門的知識のない一般人が、警察官からの説得や説明を一切受け入れず、断固として拒否するというのは簡単なことではありません。やましいことがない時に協力を求められたときは、素直に応じるほうが得策です。しかし私たちの場合、やましいことが”ある”というのが問題です。やましいことが”ある”人が、職質を受けたときの対策をいくら入念に考えても、問題の根源である”やましいこと”を消さない限り、逮捕というリスクは永久につきまといます。やましいことが”ある”人とって大切なのは、職質されたときの対策を考えるよりも、そもそも職質されない知識と技術を習得しておくこと。そっちのほうが、リスクを賢く、また効率的に回避、軽減する方法だと僕は思います。
<警察がバンカケにこだわる理由> 薬物犯罪が他の犯罪と決定的に違う点が1つあります。窃盗や傷害など、薬物以外ほぼ全ての犯罪には”被害者が存在する”のに対して、薬物犯罪に被害者はいないという点です。あえて被害者をあげるとしたら”自分”、自分の腕でしょう(笑)。どんなに頭がイカれていても「俺がオレにシャブ打ちやがった~」と警察に駆け込むポン中は、さすがにいないでしょう(多分)。つまり薬物事犯者(特に使用と所持)を検挙するには、警察が積極的に取り締まりを行って、彼等を炙り出さない限り、検挙はおろか犯罪を表面化することも難しいのです。このような薬物事犯の特殊性を考慮して全国の警察本部に組織されたのが職務質問のプロ集団、ご存知”自動車警ら隊”です。
警察が職務質問にこだわるもう一つの理由。警察は公的な機関ではありますが、内部はその末端に至るまで評価(ノルマ)制度によって支配されています。 交通課の検挙点数ノルマは有名ですが、鑑識や事故捜査など起きた事件を対応する受動的な部署を除いて、ほぼ全ての部署に何らかのノルマが課せられます。特に能動的な活動が要求される地域部門のノルマは壮絶で、職質件数、照会件数、職質検挙数、巡回連絡実施率など何かにつけてノルマノルマ。 警察組織って(一部のキャリアを除いて)基本的に体力には自信があるけど、頭の悪い人が多い組織…残念ながらそれが現実です。 次年度の目標数を出す時も、現状維持や減らすという選択肢はなく、上官の顔色を伺いながら前年度+アルファで目標を設定します。景気の安定や治安の向上で犯罪の件数は年々減っているのに、検挙数の目標だけ毎年増やしていけば、当然すぐにクビが回らなくなります。それを避けるため、年度末が近づくと目標ギリギリのラインに数値をまとめる…これが普通。ところが、たまに頭の悪い課長や上昇志向の強い熱血課長が出現した部署は、目標をはるかに上回るアホみたいな数���を挙げてしまいます。結局その翌年に自爆。気付いたときには課長がどこかへ飛ばされた…という警察人事アルアル(笑)。 このような評価制度が組織単位になってくると、人員(体制)維持や予算確保のために何としても検挙者数を上げて成果を出すことが命題になり、朝礼がまるでノルマが厳しい悪徳販売業者みたくなります。『犯罪のない安心安全な町つくり?』そんなの大ウソ、本音は治安が悪くならない程度に犯罪が年々増え、それに伴って検挙数も増し増し。警察社会で”景気がいい”とはそういうこと。さすがに警察という立場上、”ない事件”を捏造することはできません。前科がある者を集めて「またやってもらえませんか?」とお願いするわけにもいかない。じゃあどうする?薬物事犯はどうか?全国に130-150万人いる、現場の警察官の尻を叩けば、いくらでも検挙できる?地味な捜査を重ねて、やっと1人逮捕という他の犯罪より、街にでれば比較的簡単に2-3人は検挙できて効率的。こうして薬物事犯の検挙数を上げることは、自らの既得権益構造を維持・拡大するために必要不可欠なタスクになっていったのです。来年春、いよいよ大麻使用罪が施行されます。それが何を意味するものなのか?それによって誰が得をするのか?あとは読者の方々のご想像にお任せします。
<ターゲット> 2021年2月、バハマと日本のミックスルーツの男性に対し、警視庁の警察官が「ドレッドヘアー」を理由に職質したという趣旨の発言をする動画がSNS上で拡散。挙動や周囲の事情と関係なく、肌の色や人種や民族に関わる要素を理由とした差別的な職務質問は人権を著しく軽視していると問題になり、一時期注目を浴びました。 法律には確かに職務質問の対象を明文化しているものの、結局は警察官による勘(カン)というのが実態です。ロックオンされるのは女性より男性、スーツより個性的な服装、ノンケよりゲイ、ヒルトンホテルから出てきた人より24会館から出てきた人、所詮そんなところです。 ご自分が職質されやすい体質か、そうでないのかは経験値で既にわかっていると思います。職質されやすい人なら、その理由も凡そ予測はついていることと思うので、ここでは職質されやすい人の特長をサラッと触れるに留めます。 まず夜間の「自転車」走行「目深な帽子とマスク」は窃盗の疑いで職質をかけられます。「大きなバッグ」住居侵入の疑い「迷彩柄の服とアクセサリー」危険物所持の疑い。「長髪又は金髪」もまともな職業人ではないと見られて職務質問の対象となります。 薬物常用が疑われるのは「やせている」「夏に長袖、寒い冬場に半ズボンなど季節に合わない服装」「靴が汚い」「真冬に汗だく」など。クルマの場合は「高級車なのに汚い」「整備不良」など、だらしなく見える車両が薬物常用者の疑いをもたれます。
<バンカケの流れ> いざ職質が開始されると冒頭、警察官が「何をしているのか」「どこに行くのか」と聞いてくるので「大きなお世話!」と一喝いれときます。”調子に乗るんじゃねーぞ”という暗黙のメッセージをここで相手に伝えるのです。 警視庁地域部地域指導係は、職務質問を任務とする職員に対して『最初の声掛けから15秒が勝負、15秒で職質が成功するかの8割が決まる』と指導しています。この時間を「空白の15秒」といいます。人は予想外のことに遭遇すると約15秒間、それをありのままに受け入れる状態=頭が真っ白になる性質があります。この性質を利用して、声かけから15秒以内で警察が優位な状況を作り上げなさいという指導。反対に15秒以内で警察優位な状況にならなければ、女神はこちらに振り向き微笑むかもしれません。 署轄地域課には、この「警察に優位な状況をつくる」をはき違える警察官(特に若手に多い)がいます。所属や氏名も名乗らずに、冒頭から高圧的な態度で要求ばかり突きつけてくる”ならず者”。もし僕がそのような警察官に遭遇したら、自分が犯罪者であることを一旦棚に上げ、上官を同席させたうえで”監査官室”に苦情を申し立てる旨を告知し『警察官である前にひとりの人として』という題目で道徳的説教を小一時間ミッチリやるでしょう(笑)。願わくば、先方の意思でその場から立ち去って頂くのが目的ですが。
さて開始まもなく免許証などの身分証の提出を求められます。これは本部の照会センター(通称123係)に犯罪歴、指名手配や捜索願の有無などを照会するためです。原則停止させられたのが交通違反でない限り、提示義務はありません。しかし一旦免許証を預けてしまった後で、職質拒否する態度に転じても、協力するまで免許証を返してもらえない=その場から立ち去ることが事実上難しくなります。 但しそれまで職質に協力的な態度を示し素直に応じていた場合、身分照会で前科なし(通称=00ゼロゼロ)が明らかになれば、その後の所持品検査を省略して解放してくれる場合もあります。しかし基本的に身元調査+所持品検査は1セットして行います。
所持品検査も”任意”であることに変りはありません。警察官は所有者の承諾なしに勝手にカバンを開けたり、モノを観たりすることはできません。所持品検査は必要最小限の範囲で行うことは認められていますが、具体的に「警職法」に規定があるわけではありません。従ってこれについても警察官は過去の判例を参考に、どこまでが有形力の行使にあたるのか?どこからが違法なのかを常に念頭に置きながら進めています。 この所持品検査で覚せい剤らしきものが発見されれば、薬物の簡易試験を行い、そこで陽性反応がでれば覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されます。ここまでで何も問題がなければ職務質問は終了、解放されます。
つまり職質を受けても、犯罪歴がなく、その時の所持品に白い粉や使用済みポンプさえなければ挙動不審な態度を示さない限り、確実に解放されるんです。 そもそも職務質問は”所持してる”or”所持してない”の確認が目的です。仮に数時間前までキメていたとしても、もっと言うと職質されているときにキマっていたとしても、少なくともこの段階で”使用”の件は一切関係がないのです。 それにも関わらず職質を知らない人は、職質されたというだけで、”ヤバッー。尿検されたら使用がバレる”とか、”携帯にキメ画像が”とか”変態キメ動画を消してない”『え?まさか逮捕?!マジで?俺が?逮捕されるの?えー!ここで?まさかの逮捕!あー、終わった、俺」となります。 ちなみに職務質問で携帯の中身まで調べられることはありません。それは”必要要最低限”の範囲を超えているからです。このように本来は心配する必要がないことなのに、ある事ない事、ネガティブな方向に考えすぎて、勝手に動揺、それが挙動不審につながり、結局薬物使用の疑いをかけられて次の段階の尿検査へコマを進めてしまうという人が実に多いのです。『無知である』ことが、いかにリスクを高めるかということを理解いただけたでしょうか?
ちなみに、ここまで国内で一番厳しいとされる警視庁の職質を基準に解説してきました。実際のところ判断基準や厳しい・甘いなどは各県警本部によって大きな差があります。例えば所持品検査で未使用のポンプが発見されたら、警視庁なら確実に尿検査を求められますが、他では尿検査まではされずに没収されるだけで解放してくれる県警もあります(ポンプ自体を所持することは違法ではないので)。面倒臭がりで有名な神奈川県警の所轄地域課の職質にかかれば、使用済みのポンプが車内から見つかっても「何これ~。大丈夫?まあいいか!行って良し!」と解放された例もあります。またポケットの中から危険ドラッグ、そのまんま出てきているのに「何これ~。まさか面倒臭いモノじゃないよね~。え~大丈夫~?本当に?大丈夫でしょ?うん!なら、行って良し!」と九死に一生を得たという実例もホントにあります(笑)。も~大好き!神奈川県警。これこそホントの神対応。まだまだ職質の話、半分もしていないに…。気付いたら、もうこんなに長くなってしまいました。
後編は次回にまた!
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newpntls-blog · 8 months
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2023.7.24(月)晴れ
最近日記を全く書いていなくて、書いていなかった。これといった理由はないけど、七月からようやっと社会人として働き始めて、たぶん色んなことを言葉にしてしまうとバランスが崩れてしまう気がしていたんじゃないかなと思う。ただ、昨日サスケくんと久しぶりに長く話していて日記書かないのという話になり、しばらく夏季休暇もたくさんあるし、またしばらくはお休みの日に日記を書こうかなと思った。というわけでとりあえずこの日曜日のことを書こうと思う。
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日曜日はnewfolkのライブに行った。レーベル四周年のお祝いパーティーみたいなやつ。LOFTに行くのはずいぶん昔に夜に駆けるのライブを見に行った時以来で、懐かしかった。この日のなつみさんはすごくかわいかった(待ち合わせでこちらに向かってくる時ニヤニヤしたくらい)。自分の女の子の友だち達は、たまにかわいすぎてびっくりすることがある。
整理番号、そんなに早くなかったけど、入ったら二列目にいけた。オープニングアクトの台風クラブをすごい間近で見る。こんなにずっと好きなのに、台風クラブ見たのは初めてだった。石塚さんは、完全に夏のヒーローだった。アンプの上にコンビニで買える2Lの紙パックの緑茶(に、ストローをぶっ刺したもの)を置き、ジャストサイズのTシャツにジャージ姿のひと。台風銀座、前にいた男の子たちが跳ねていた。音楽ですごい楽しかったと久しぶりに思えた。
ハシリコミーズ見て、ドトールに行って帰ってきた。フードゥーユーは貴一くんのラブリーさが、余すことなくあふれ出していて、��こし苦しかった。君のこと、あの紫の、私は貴一くんの歌声がすこし苦しい。CAR10をすごい近くで見た。少し泣きそうになった。CAR10やT.V. NOT JANUARY、東京ではない少し田舎に暮らしているバンドの人たち、が纏っている雰囲気や言葉によく救われているんだと気づいた。もらったトウモロコシを、レンジで温めているCAR10の話を聞けてよかった。CAR10のことが私はだいすき。すばらしかも見た。かなり心が躍る、彼らはやっぱりすごいんだと思う。ぶっきらぼうに駆け抜けていく姿を見ていたい。
天国旅行ちょっと見たかったけどやめた。代わりに、すばらしかで真ん中にひとりで突っ立っていた(すばらしかの演奏中ずっと、台風クラブの伊奈さんが振り乱す金髪に被害を受けていた)サスケくんに声をかけ、なつみさんと三人で外に出た。気になっていた三丁目の台湾料理屋に行き、お酒を飲む。桂花陳酒なるものをはじめて飲んだ。金木犀のお酒、香水飲んでるみたいで耽美な気持ちになった。水餃子、卵とエビ、トマトの炒め物が本当においしくて〜 幸せだった。二軒目は最近私たちが覚えたお店へ。すごく仕事ができる店員さんがいた。みんなでそれぞれが選んだ焼酎を飲む。あさりの酒蒸しや鶏の梅肉和え。おいしく幸せ、私はこんなにラブリーな友だちがいるのか!とすこし感動した。みんなでいると最強なんだ、みたいな気持ちや手触りを、かなり久しぶりに思い出した。
会場に戻ってKhakiをチラ見して、すぐにわがつまの会場に行った。私たち三人がステージの前に座っていたらそれが色々な人に伝染してしまい、(ampの定期ライブでいつの間にか習わしになった)アコースティックバンドを座って見る、が起こりかけてドキドキした。わがつまをはじめて見た。わがままな小狐のようだった。鍵盤を触る指づかいはすごく鮮やかで、とてもずるい声をしていた。二曲目に演奏した曲はしらない、すごく好きだとかを考えていたらかなりぼーっとしてしまった。わがつまは、演奏が終わった瞬間に楽屋に走っていって私たちの前から消え去ってしまった。本当にそういう動物みたい。
最後、本日休演を見た。ベースの人があんなにも喋っているのを、はじめて見た。10年も音楽を続けることのすごさはよくわかる。だれも解散しないでほしい、という言葉を演者側の人間の口から公の場で聞くことができたのははじめてだった。本日休演は本当にすばらしくて、見るたびにどうしようもない。どうしようもなく喰らっている。気持ちがよかった。
サスケくんと歌舞伎町の交差点で別れた。サスケくんがずっと手を大きく振っているから私たちもずっと手を振って別れた。あんなに人がいるのにサスケくんの手だけずっとはっきり見えた。こんなに温かい別れ方をしたのははじめてで、たぶん走馬灯に出てくるんだろうなと思い、すこし苦しくなった。そのあとはなつみさんが家に着いてきてくれて、ふたりでワインを開けた。BGMは今日よかった曲たち。なつみさんは台風クラブの「飛・び・た・い」がさまざまな思い出とセットになっているらしくて、あんなに取り乱しているなつみさんをはじめて見て、ちょっと嬉しかった。あとなつみさんは私のことをよく知っている。深夜になってから寝た。あんまり今日を終わらせたくなかった。
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