Tumgik
#星明かりが響く夜
higashiyashiki · 5 months
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アルバムをリリースしました
nyan nyan inovation(open)です
Bandcampのアレのサブスク版みたいな感じです
書き下ろしが4曲 BandcampとかサンクラYouTubeのみだった曲がそれ以外の8曲です。
以前からプラズマとかカスの骨は要望が多かったのでサブスクに出せて良かったです。
近況
栃乙女ざくろの編曲のお仕事と並行して私点滅する意識もフューチャリングや作詞の提供などで忙しくしていました。昨年9月のライブと今年の4月のライブもありましたし、色々な方からお声掛け頂くことが増えて恐縮でした。
今後も何卒…って感じです。
以下楽曲セルフレヴュー
1.teokure泣
この曲はかなり最近の僕らの思想が出ていると思っています。正直義務感で曲の尺を3から4分に引き伸ばすことに後ろめたさを感じていて、リリックや楽曲の展開の都合以上の理由がない限り無理矢理長尺にしたくなくなっちゃいました。リリックはほぼ全センテンス元ネタがありますので探してみてください。一つだけつまむと、何もしなくて良くなったら〜はDo it yourselfの結愛せるふさんからの引用。しなくていいことをこれまでもやってきたからね……
2.今夜、すべてのyoutubeliveで
想像よりずっと好評いただいてびっくりした曲
前曲のレヴューの流れで言うと前半だけだと言葉が足りてないし後半のリリックで丁度、それ以上は野暮みたいな感じでする。トラックの参考はモエアンドゴーストの曲で、イメージは有頂天のパーティー特有の個々人の感傷を踏み潰しつつ進んでいく感じ。大きな流れの前にワシらは無力や…ってやるせなさが美味しいと思う。
だいあちゃんのgifをコメント欄で拾ってくれてる人がいて嬉しかった
3.virtual local
ここからは数曲は覚えてる範囲のレヴューになりますねえ(結構前の曲なので) 
当時の僕ら(ひがしやしき、奴隷商人、法務局)は全員がトラックが作れる(トラックメイカーをメンバーに有してる)から持ち回りで一曲ずつマイクリレーを作ろうってことがあって、その中の栃乙女ざくろがトラックを担当した楽曲です。サビのリリックは星間飛行の引用でもあるし、星間飛行を引用したkoedawgの時空を超え 宇宙を超えの引用っていう二重引用です。いまだに現場の空気は苦手です。
4.yunn
友人の三周忌です
5.plasma
今ではなかなかやらない疾走感がある音作りで凄いね…
歌詞は徹頭徹尾ショウバイロックのプラズマジカの話してます。リリックビデオにつかったシアンちゃんのgifは日本有数の可愛さ
過去の記事になんならplasmaのレビューあったしそっちの方が詳しいかも!
6.onion
エレクトライブのみで完結させてます
YouTube版と違って各トラックをパラで録音し直してミックスし直したバージョン。リリックは異世界転生したとしても結局皮を剥いだら自分がいるだけだよーみたいな、大槻ケンヂのなんかの歌詞であったやつだと思う(世界の果てまで逃げても一番嫌いな自分はついてくるぜ)みたいなやつ
7.alligator
もういない人〜をリリースしてマジで頭真っ白だった時期に作った。この曲を作った直後にシロバコを一気見してその流れで劇場版を見に行ったからこの辺の記憶がすっぽり抜け落ちているのです。
8.kasunohone
アリゲーターの次に書いた曲だと思う
この曲はかなり現実逃避的な話をしててここで作った気持ちが!強くノンフィクションなんてもうしまいの歌詞のベースになってると思う。「片付けられた死体より僕はみたいの姉妹百合」とかはかなり肝やね…
9.koucha(嗜み)
ほぼエレクトライブのみで作ってます。最近アシッドハウスに興味津々でミョンミョンしたベースがめっちゃ前に出てる曲をやりたくて作りました。歌詞は可愛いお部屋で可愛いお洋服を着て甘いもの食べたいけど👀や社会性をもとに構成された自分はそれを許さないから家だけで美少女としてすごすんです…って曲です リリックビデオがお気に入り koedawgのフェミ男も参考にした
10.ヘイガイズウィーハブギフトフォーユー
超大作とか感化されそうになるメッセージ性の強いアニメや漫画もいいけど、作者も意図してないギャグ漫画の一コマのセリフとかが意外と生きる指標になったりして、自分も実際そうありたいみたいな歌詞。かなり明るくした呂布カルマみたいなイメージで作ったとおもう。突き放しじゃなくて大きな容認。筆者の意図より作品から何を持って帰るかが全てだと思うからこのタンブラー読んだ後も好きに受け取ってくださいね…
11.let's go 無人島
比喩曲です。野暮いのであまり言いませんが何かを無人島と喩えてるんですねえ。トラックはトロピカルかつノリノリなイメージで、ギターと安っぽいシンセブラスがお気に入り。フェードアウトのアウトロはdo it yourselfの影響
B'zの今宵月が見える丘での「今夜僕は寝ないよ〜♪」ってやつもある
12.鍋アニメ
歌詞は幸せについてです。let's go無人島でも幸せの話をしてたし、自分の幸せについて考える時期なのかもね… 幸せ 楽しい どう違うとかで検索したりした。トラックはこういう進行なかなか自分でやらないな〜って思った c d g g / c d g g RADWIMPSが好き
長年使ってきたcakewalkをbitwigへ移行したところ最近曲作りが楽しくてしょうがないので案外また近いうちに新曲をおきかせできるかもしれません。
アルバムを聴いてくださった方ありがとうございました
ひがしやしき(栃乙女ざくろと点滅する意識)でした
またどこかでお会いしましょう
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foucault · 13 hours
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豊永盛人展より、エナメル彩硝子瓶「ラッパを吹く天使」。硝子は石川昌浩さん。
題材は先日掲載した板絵や面取鉢と同じく、盛人さんが訪ねた英国・聖トマス教会の壁画より。なお、天使がラッパを吹くとどうなるかについては、「ヨハネの黙示録」8章6節以下にあるとおり…。
さて、七つのラッパを持っている七人の天使たちが、ラッパを吹く用意をした。第一の天使がラッパを吹いた。すると、血の混じった雹と火とが生じ、地上に投げ入れられた。地上の三分の一が焼け、木々の三分の一が焼け、すべての青草も焼けてしまった。第二の天使がラッパを吹いた。すると、火で燃えている大きな山のようなものが、海に投げ入れられた。海の三分の一が血に変わり、 また、被造物で海に住む生き物の三分の一は死に、船という船の三分の一が壊された。第三の天使がラッパを吹いた。すると、松明のように燃えている大きな星が、天から落ちて来て、川という川の三分の一と、その水源の上に落ちた。 この星の名は「苦よもぎ」といい、水の三分の一が苦よもぎのように苦くなって、そのために多くの人が死んだ。第四の天使がラッパを吹いた。すると、太陽の三分の一、月の三分の一、星という星の三分の一が損なわれたので、それぞれ三分の一が暗くなって、昼はその光の三分の一を失い、夜も同じようになった。また、見ていると、一羽の鷲が空高く飛びながら、大声でこう言うのが聞こえた。「不幸だ、不幸だ、不幸だ、地上に住む者たち。なお三人の天使が吹こうとしているラッパの響きのゆえに。」(新共同訳)
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1-mini-1 · 10 months
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Iori Kanzaki ft. Soraru and Lon- Irreversible Chronostasis (Fukagyaku Chronostasis / 不可逆のクロノスタシス) English Lyrics
Presented by Studio Guiana, this song is also accompanied by an online novel. I’m SO SO happy to see Soraru and Lon singing together again!!! Feels like balance has finally been restored to the universe 🙌
色のない世界の底から
さあもう起き上がる時間だ
偽物の命を抱えて
映えわたる景色の向こうへ
From the depths of this colorless world
Come! It’s time for us to rise up
Burdened with this false life
Let us travel beyond the landscape on our screens
ここからは仮初の人生
それでも確かにある夕景
夜が来たら命をベット
気を抜けばすぐに負け犬のルール
Everything from here is but a temporary life
Yet there’s no doubting the sun’s warm evening glow
Gambling with our lives once the night comes
If we let our guard down, we immediately abide by the losers’ rules
星を探し歩く狩人
ロマンも生きるための商売
いつかは目指す艇の塔へ
今はその日暮らしで歩くアバター
A hunter tracking down the stars
A trade that pays the bills and delivers dreamlike thrills
Towards the Skiff Spire we’ll aim for someday
This avatar walks, dawn to dusk
茜色に染まる街の音
すれ違う獣の気配に
君と目が重なるその時
心臓が何かを悟った
Bustle from the crimson-dyed town
Nestled among the presence of passing beasts
The moment I laid eyes on you
My heart realized something
ノイズ混じりな画面越しの君の目で
世界は狂う
On the other side of the noise-riddled screen, your eyes
Made my world snap
体も全て心も全て
傷つくと知って博打をする
獣のように生きる電子の
頭上を舞う無垢な流れ星
もう止まれない
With all my heart and soul, all the fire in my bones
I don’t care if I’m hurtー I’ll still roll the dice
Electrons living like beasts,
Innocent shooting stars dance above my head
There’s no stopping me anymore
信号の世界の底から
さあもう目を覚ます時間だ
本物の命と信じて
満月の夜空の向こうへ
From the depths of this signal world
Come! It’s time for us to wake up
Believing this to be a real life
We travel beyond the night sky and full moon
皆自我を持って生きてる
毎日を必死で生きてる
匂いも味もある
その裏で誰もが当然と知るゲーム
Everyone’s living, possessing a sense of self
Every day we’re living, frantically, with desperation
We smell, we taste
But behind the scenes, everyone knows this is obviously a game
君の顔が目に焼き付いた
その日から何かが狂った
確かにあるこの感触の
全てに不安と違和感があった
Your face is seared into my mind
Ever since that day, something inside me snapped
I couldn’t doubt the sensation
It made me feel unsure, unsteady about everything
現実と仮初の合間
世界を行き来して気づいた
僕らはまだ目覚めていない
満月は今でも繰り返してる
In the realm between reality and temporality
I realized it, coming and going between worlds
We’re still not awake
The full moon keeps repeating
ノイズ混じりな記憶の底で
君の笑顔が響いた
From the depths of my noise-riddled memories
Your laughter resounded
体も全て記憶も全て
この出会いを待っていたみたいだ
朧げだった今までのこと
この炎が意味を呼び覚ますさ
もう止まれない
With all the fire in my bones, every memory that I hold
Something tells me that I’ve been waiting for this reunion
Everything up until now has been nothing but a blur
These flames invoke my purpose
There’s no stopping me anymore
仄暗い夜の情景に
僕たちは世界を見ていた
君とならきっと大丈夫
君だけがただ気になっている
In the scene unraveling in the dim night
We watched the world
I’ll be alright as long as I’m with you
I only care about you
そんな夢を何度も見てた
透明になってく記憶の
奥にただ根付いていたのは
たった一つ君の姿だ
I’ve seen that dream countless times
In the depths of my fading memories
The only thing that’s taken root
Is you
君が誰なのか私は知っている
君が誰なのか僕は知っている
繰り返す世界の間で
何度でもすれ違っていた
I know who you are
I know who you are, too
In these repeating worlds
We’ve passed each other countless times
この世界の全てを守ろう
この世界の全てを話そう
さあ行こう明晰夢の向こうへ
本物の温もりの方へ
Let’s protect everything in this world
Let’s discuss everything in this world
Come! Let us travel beyond this lucid dream
To a real warmth
<台詞>
誰もが夢の住人でした
自分が学園都市「モルフェ」に通う学生と信じて疑わない数千人の中から
誰か一人でもいい
僕は見つけ出さなければならなかった
あなたがその一人です、アルト
どうして…どうして、私を
Dialogue:
Everyone was an inhabitant of a dream.
Out of the thousands of students who believed they were attending the city-school, “Morphe”,
I had to find someone, anyone.
I just needed to find one of them.
And you are that person, Alto.
もう止まれない
もう止まれない
There’s no stopping us anymore
There’s no stopping us anymore
<台詞>
どうして…どうして、私を
Dialogue:
Why… Why me?
もう止まれない
もう止まれない
There’s no stopping us anymore
There’s no stopping us anymore
眠る体も揺らぐ心も
さよならをするなら今なんだ
これでいいんだ
ここに来たんだ
君とじゃなきゃ意味はないからさ
This slumbering body, this shaken soul
If we have to say goodbye, then now's the time
It’s ok
We’ve come this far
Nothing matters if I’m not with you
体も全て心も全て
傷つくと知って手を伸ばした
確かにあの日あの時君と
目があって世界が狂ってから
煌き出した
物語が
With all my heart and soul, all the fire in my bones
I don’t care if I’m hurtー I held out my hand
There’s no doubt that on that day, that moment my eyes
Met with yours, my world snapped
And our story
Started sparkling
仮初の世界は終わりだ
もう一度あの闇の方へ
もう一度心を揃えて
あの夜に名前を付けるなら
It’s the end of this temporary world
One more time, we’ll travel towards the darkness
One more time, we’ll align our hearts
And if we were to give a name to that night, we’d call it-
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2015mai24 · 5 days
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【ライヴレポート】MUCC、<鵬翼・極彩>再現ツアー日比谷野音公演に「時の流れ、長い年月を感じながら」
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MUCCが5月6日、日比谷野外大音楽堂にて<MUCC 25th Anniversary TOUR「Timeless」〜鵬翼・極彩〜>のファイナル公演を開催した。過去アルバム『鵬翼』『極彩』再現ツアーの最終公演にして、25周年イヤー締めくくりの公演を12月28日に東京国際フォーラムにて開催することも発表となった同ファイナルのオフィシャルレポートをお届けしたい。
◆MUCC 画像
2022年に結成25年周年を迎えたロックバンドMUCCが、過去のアルバムを再構築したセットリストで廻るツアーを開催中だ。第一弾は2022年10月~12月に行なった<MUCC 25th Anniversary TOUR 「Timeless」~是空・朽木の灯~>で、彼らが2003年に発表した『是空』、さらに2004年に発表した『朽木の灯』をコンセプトにしていた。そして第二弾として行なったのが、2023年3月から始まった<MUCC 25th Anniversary TOUR 「Timeless」~鵬翼・極彩~>である。そのファイナル公演となったのが、5月6日に開催された日比谷野外大音楽堂でのライヴだ。
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この日、関東地方には朝から強風が吹き荒れていたが、野音は公園の木々のおかげか、強風の影響はそれほどでもない。初夏を告げる暑い日差しが降り注ぎ、むしろ風が心地いいぐらいだ。そんな野音にSEとして『極彩』の1曲目「レイブサーカス」が鳴り響いたのは17時35分のこと。トライバルなリズムに合わせ、オーディエンスはハンドクラップしながら期待を高めるばか��。紫色や黄色など様々なスポットライトが点滅し、まさに極彩色となったステージ。そこに主役のMUCCが登場すると、でかい歓声と拍手が湧き上がる。鮮やかな振袖の着物をジャケット代わりに羽織った逹瑯(Vo)は、オーディエンスを煽るようにマイクスタンドを高く上げた。
アルバム『極彩』の流れを汲むように、「極彩」へ突入。興奮を煽りたてるヘヴィサウンドが炸裂し、客席を埋め尽くしたオーディエンスも激しいヘドバンを繰り返し、開演から数分も経たずして一体化。ミヤ(G)とYUKKE(B)は立ち位��を入れ替わりながらプレイし、逹瑯は宣戦布告するように歌をとどろかせていく。
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「いい天気だな、日比谷!」──ミヤの喜びの声から続いたのは「嘆きの鐘」。ヘヴィな面もありながら、レゲエのリズムやフレーズも飛び交うナンバーだ。曲の途中でブレイクして、「いこうか!」と笑顔も見せる逹瑯。また「ガーベラ」のイントロでは「日比谷、飛べんの? 全員で飛べー!」と焚きつける。とはいえ、ジャンプしながら楽しめるのはイントロ部分ぐらい。なにしろ切ないメロディやメロウな展開も顔を出す曲で、一筋縄ではいかないアレンジが「ガーベラ」の特徴でもある。それでも曲に見事に食らいついていくオーディエンス。バンドとひとつになり、さらに曲とも呼吸をしていく様は、さすが、MUCCの熱心なファンである夢烏(ムッカー/ファンの呼称)たちだ。それに曲そのものも、リリース当時とは違う顔つきを見せている。
アルバム『極彩』をリリースした2006年当時、逹瑯はミヤの書くメロディに応えながら、シンガーとしての殻を破り始めた時期だったと思う。絶望感やネガティビティを背負ってもがいているような唱法が初期だったとしたら、暗闇や密室にいた自身を自ら解放したのが『極彩』に取り組んでいた時期だった。その結果、重苦しさばかりではなく軽やかさなども唱法に備わり、同時に幅広いメロディも積極的に歌い始めていった。そこからさらに約16年経ち、シンガーとして大きく成長した今、逹瑯は当時に思い描いた理想の歌を野音で具現化していく。細部まで気持ちを入れながら、しかし感情過多になりすぎることもなく、言葉のひとつずつがしっかり聴き取れる。早い話、伝わる歌だ。それが曲の新たな顔つきにもなっている。
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「晴れたね。雨の野音も嫌いじゃないけど、やっぱ晴れって気持ちいいね。この自然の光も合わせてMUCCを楽しんでいってください。時の流れ、長い年月を感じながら、最後までよろしく」──逹瑯
逹瑯のそんな言葉をはさんで、曲はライヴ会場限定発売シングルの2曲へ。「想-so-」ではバイオリンとチェロ奏者も加わり、優しく切ない歌とバンドサウンドでオーディエンスを包み込む。しかしライヴはここから急展開。ミヤのエッジの尖ったリフに、逹瑯が気のふれたような狂った歌いっぷりが絡み合いながら「リスキードライヴ」で攻め立てる。その勢いのままコーラスやフェイクでコール&レスポンスも起こし始めた。逹瑯ばかりでなく、メンバー名を叫ばせるコール&レスポンスで楽しむのはYUKKE。さらにミヤもムチャなハイトーンすぎるフェイクでコール&レスポンスを楽しみながら、自分も笑ってしまうミヤ。一体感と熱気と楽しさのカオス状態だ。
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「たくさんの人がMUCCに真剣に向き合ってくれて、そんな人たちに囲まれてとても幸せだと思います」──逹瑯
バンドを代表して逹瑯が感謝しながら曲は「パノラマ」へと続く。青空が徐々に夕刻へと表情を変えていく中で披露されたこのバラードは、自然の美も野音ならではの演出効果となり、スケール感ある曲となってどこまでも響き渡っていく。
ところが美しさにずっと浸らせないのが、『鵬翼』や『極彩』をリリースした時期のMUCCと言うべきか。憎しみと怒りもこもったレゲエテイスト強めの「メディアの銃声」を叩きつけたと思えば、そこから続くのは「25時の憂鬱」。YUKKEのアップライトベースでドゥーミーな香り漂うベースリフに、ミヤがサイケデリックで荒々しいギターを絡ませる。逹瑯は、怪しくけだるい歌を恍惚とした表情も浮かべながら聴かせていく。照明の色使いもひたすらドラッギーだ。美しき夕刻だったはずが、おかしな世界へ精神を誘い込む世界へ変貌。
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こうしてライヴは何度もの急展開を見せながら突き進む。恐らくメンバー自身、このツアーのセットリストを考えるのに相当、頭を悩ませたはず。なぜなら曲それぞれが、あまりにも異なる色を持っているからだ。
特に『極彩』を作った2006年当時のMUCCは、“デビリッシュ・イヤー”と名づけ、国内ツアーはもちろん、フェスや海外ツアーなど、怒涛のライヴ活動を行なっている。その過程で刺激も触発もされただろう。新たな曲につながるヒントを掴むこともあったかもしれない。だがMUCCは、自分たちにしかできないことを常に探し求めた。その結果、自由にわがままに音楽を作り始めたのがその時期だったと思う。そのためアルバムは、ひとつの方向性を持ったものではなく、まるでオムニバスアルバムのように違った色合いの曲たちで構成された。だから付けたタイトルが『極彩』でもある。
リリースしたときは初期からのあまりの変化に驚き、ふるい落とされそうになったファンも少なくなかった。しかし、あれから約16年。MUCCの持つ多彩さや多面ぶりも楽しみながら、それぞれの曲に改めてハマり込むオーディエンスの姿が野音に広がっていた。
ライヴ後半、強烈なスラッシュメタル調の「G.M.C」で激しいヘドバンで狂った直後のことだ。逹瑯も、あまりの曲順に自分でも思わず笑いつつ、「優しい歌」へと続いた。MUCCからの温かさと優しさが広がっていく中、オーディエンスはそれを受け止めるように両手を広げ、左右に揺らし、自分たちもMUCCと共に歌う。客席からの歌声を心地よく浴びながら逹瑯が「オマエらのライヴを聴いてんだよ、俺は」と言うと、さらに歌声は大きくなり、大合唱になって夜空に響いていった。そしてステージにレーザーの流れ星が幾つも流れる中、「流星」で感動的にライヴ本編を締めくくった。
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アンコールでは、12月28日に東京・国際フォーラム ホールAで結成25周年イヤーのグランドファイナル開催も発表。その前には第三弾ツアーも、第四弾ツアーもある。逹瑯の「最後まで一緒に、盛大に駆け抜けようじゃないか!」という言葉に、野音からでっかい歓声も巻き起こる。
アンコールラスト「WORLD」は、イントロからMUCCとオーディエンスの大合唱から始まった。レコーディングでもファンのみんなからコーラスを送ってもらい、1000トラック以上のコーラスで構成したナンバーだ。声出しも解禁になった今、MUCCと共に新たな世界の始まりを誓うように、1000どころか約3000人のファンが歌う。喜びと幸せに満ちた第二弾ツアーのファイナルとなった。
取材・文◎長谷川幸信 撮影◎冨田味我
■<MUCC 25th Anniversary TOUR 「Timeless」~鵬翼・極彩~>2023年5年6日(土)@日比谷野外大音楽堂 SETLIST SE. レイブサーカス
極彩
嘆きの鐘
ガーベラ
月光
心色
耀-yo-
想-so- [w/ 後藤泰観(Vn) 吉田弦(Vc)]
リスキードライブ
パノラマ
メディアの銃声
25時の憂鬱
ホリゾント
最終列車
謡声
G.M.C
優しい歌
流星 encore en1. 雨のオーケストラ [w/ 後藤泰観(Vn) 吉田弦(Vc) キラーズオーケストラ] en2. 蘭鋳 en3. TONIGHT en4. WORLD
2023.05.10 quelle: barks.jp
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poetohno · 1 month
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混沌の洪水 9 おまけトーク(現実にではなく、観念にダメージを受けている)
youtube
「断罪」
迸るように激しく 溢れるように流れ 世界の色彩は閃く
ギロチンが音を立てて待ち構えている 帰りを待っている 朝が来て 夜が来て
断罪の音が木霊する 日々音が近づいてくる どこにいようとも 何をしようとも
迫り来る 祭壇への 道 生きること 鼓動が 導く 避けようのない 運命
心臓は高鳴る 警鐘のように
逃れることはできないからこその 運命 受け入れる気はない 別の運命をたぐり寄せようと手を伸ばす
火薬に火を点け 計画を粉々に砕く 燃え広がり 海の中に灰を蒔く
未来への標を失った 命の計画書は塵となる 何を望める 運命の音は木霊する
細胞が 共食いし 命を 食らう 身体が 身体を 貪り 食らう
破壊されてしまえば 消えてしまえば
破壊された溝を 埋めることはできない 困難な道 茨の導き 血を流して軌跡とする 運命の音が迫り来る 脳裏に浮かぶ祭壇 恐怖 震える手 未来のための標は 失われてしまった 命は彷徨う
どこにいようと安全な場所など無い 安らぎなど仮初めの姿
真実から目を背けたいだけ なくなることはない 遠ざかろうとすればするほどに 音は轟き 心臓を掴む
心臓が肺を囓る音がする 恐怖 細胞の痛みが奔る 絶望
警鐘が鳴り 断罪は 雷鳴に似て 思考は 混濁 喪失し 生命の 破壊
時は近い 運命は変えられないのか 遙か昔に決定されていたこと
狂うことができれば どれ程の 救いだろう 不安 恐れ 失望 痛み
全てが降り注ぐ 矢のように 裁きのように のたうち回り 足掻き 藻掻き 懸命に走る
それしかできない どんなことがあっても 自身が歩む道でしかない
全ては耐えられるからこそ 与えられてしまうもの 運命には 望みも 願いも 何ら関係がない 微動さえしない
太古の昔から脈々と流れてきた 巨大な奔流 都合よく 未来と名づけて 必死に生きることしか できない
彷徨い歩き 倒れた時 後ろで音がした 刃物が落ちた音 影の首を切る 崩れ落ちた
逃れれば救いと呼ぶのか 自分勝手―それでも 生きろというのか 葛藤も 矛盾も抱えて 醜い心さえ携え 夜明けの美しさを焼きつけて
不穏
砂漠から立ち上る蜃気楼 海に浮かぶ砂上の城
既に失われた楽園
人々は泥を財宝と錯覚して身につける
美しさを求めて泥を身体に塗りたくり穢す
愛というものは季節のようにすぐに移ろう幻
秋が訪れれば 葉が枯れゆくように 万物は逃れられない 太陽と月さえも支配されている
熱せば冷める水と同じ 酔えば醒める甘美な酒 死のような恍惚の眠りと失望した現実への目覚め 彼らは皆求めたがゆえに失った
強固な大理石に罅が入る 溶けるように風化していく 化石のような残骸が残る
硫酸に溶かされるかのように消えていく
永遠を望むということは時の移ろわない砂時計を望むことと同じこと
籠は骨でできている やがて塵となり 土に還る時の流れに 抱擁されている
海水を啜る者達は飢えに我慢ができなかったのだろう 心の欠乏に 自らが欠陥を抱えた存在であることを認められないがゆえに より渇くとも知らずに
飢え求めるからこそ 貧しくなる 覚悟していようとも 本能と欲望は抗えない 偽りを本物と気づかずに
ほくそ笑むだろう 欲する者達は煌めきに眼は眩んでいる 砂粒が宝石に見える
自らが富を得て 豊かに 幸せを身につけているのは 全ては錯覚でしかない
より得るために 偽りを求めて 自らが代償に支払うものは自らの命の欠片 刹那の幸福の感情と引き換えに奪われていく
声が聞こえる 単なる砂上の王国だったと知る 愕然とする 人生は何だったのか 幻に踊らされていた 真実は常に痛みと共に襲い来る 恍惚は彼方に蜃気楼となる 幻 記憶は美化して輝かしくする 後悔が押し寄せる 人生の意味は失われた どのようにして取り戻せというのか 全てを奪われたと同時に 知った真実が 青空にすら星となって輝き消えない道を照らす
駒でしかなかったのか 運命という盤上の人形でしかなかったのだろうか
星は導いて満足したか 風は欺いて楽しんだか
闇さえも光の姿をして注いでいたのかもしれない
風を射抜いた旋律は 闇夜から零れ落ちた銀貨のように
命の目指す標
大洪水 無数の理由
無数の理由の柵(悪意 利己 執着)
混沌の渦に己の道を敷き秩序を描く
内なる音楽が消える時 引き寄せられる
記憶のない場所に 罪の意識と共に 自ら招いた意識の果て 無意識という 果ての無い宇宙 無音であり 万物の音よりも 雄弁に語る
契約という宇宙と星との密やかな画策
誰も知らない 己が契約書にサインをしたことを
気づきようがない 魂に封印されている
知らずとも 道を辿っている 未来と過去とが 出会う場所で 偶然に 必然を見出し 運命と名づけて 全てを背負って
宇宙はただなすがままに実行するだけであり 機械的であり 無常であり 非情ですらある この世界は自然的な法則で動いている
天に何を見出す
物事は淡々と生じ 粛々と過ぎる あるがままと言うか 自由と呼ぶのか
どこに自由がある 必然だらけの世界であり 星の配列により定められ 物事の数列により決められ 命はただ従い 抗い 藻掻くに過ぎない
逃れることはできない シナリオから 血管が証 血脈が奔り 施されている 心臓に託された運命の契約書
生者は 蘇る 第二の生へと
魂は目覚める時を待っている 蘇る瞬間の訪れを 心臓に閉ざされ 封じられ
生者は 蘇る 第二の生へと
欲望と混沌に見失う 広大な宇宙に彷徨い 見失った光 心臓が深淵に出会う時 時計は 針が 刻々と 時を刻む 時は動き出す 肉体の鼓動ではない 魂の表出 世界が孵化する瞬間 囚われた精神が光を見出し 頂よりも高く飛翔し 観念としての意味と価値を超越する 高潔と無垢との刃によって 柵と呪いは断たれる 命は鼓動し 星は光り 宇宙は万物を生み出し 破壊さえもする 混沌に 産声を 響かせ 奏で 紡ぐ 存在のために 精神は目覚める
幸福 安らぎ 存在理由 存在価値の全てが列なる 万物の意味 未来と過去の全ての暗号が解かれる
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amaraplaysonwords · 1 year
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[Show By Rock!] Yokazenohorizon - イメージノ / Images (Translation)
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This is my favorite Yokaze song and I am both appalled that no one has translated it before and also honored because that means yours truly gets to have a go at it. Tons of notes in this one because the wordplay in the original lyrics are beautiful and I can't convey it fully in TL. Enjoy!
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周回する思考のキュービック Shuukai suru shikou no cubic 底のない夜 浮かべて soko no nai yoru ukabete 瞬間咲く至高のミュージック shunkan saku shikou no music そこに在るのは カタチなき soko no aru no wa katachi naki イメージノカケラ Image no kakera
Cubic thoughts flying in orbit [2] thinking of the bottomless [3] night In the ephemerally blooming music There, I find the formless fragments of images
めぐる めぐる 季節 そっと meguru meguru kisetsu sotto まわる まわる 思い もっと mawaru mawaru omoi motto 君に 君と 溶けあって 溶けあって Kimi ni kimi to tokeatte tokeatte
The seasons gently roll and roll Even more, my feelings spin and spin into you, with you, we melt together, we melt together
おいで おいで 夢に乗って oide, oide, yume ni notte 漕いで 漕いで 揺れて ずっと koide koide yurete zutto La La La 僕ら 漂って 漂って Lalala bokura tadayotte tadayotte
Come, come, aboard your dreams rowing, rowing, swaying forever la la la, floating, wandering
幾つもの夜 旅は続くよ Ikutsumo no yoru tabi wa tsuzuku yo 夜から 夜へと yoru kara yoru he to 吹き荒れ 吹き抜け fukiare fukinuke
The journey continues, for however many nights from one night to the next storming through [4], blowing through
予想より斜め右から左へ yosou yori naname migi kara hidari he 共鳴 共鳴 kyoumei kyoumei 予想より強い光を帯びて yosou yori tsuyoi hikari wo abite
More distorted [5] than conjecture, from right to left, it resonates, it resonates I bathed in light, brighter than expectation
旋回する思想のビューイング Senkai suru shisou no viewing 時のない詩 綴れば toki no nai uta suzureba 鮮烈なる至高のミュージック senretsu naru shikou no music 響き奏でよ カタチなき hibiki kanade yo katachi naki イメージノカケラ image no kakera
The view of my revolving thoughts Spelling out a timeless song music that is vivid and sublime let them dance and resonate the formless fragments of images
いつか いつか 言えるだろう itsuka itsuka ieru darou 不安がりの輝石だって fuangari no kiseki datte 磨き上げて 星になって 星になって migai agete hoshi ni natte hoshi ni natte
Someday, someday, I’ll be able to say That, if you polish it, Even a diamond in the rough [6] will become a star, become a star
ひどく ひどく こびりついた hidoku hidoku kobiritsuita 不満茸を焼き払って fuman dake wo yakiharatte La La La 僕ら 灰になって ハイになって la la la bokura hai ni natte high ni natte
Burn down the dissatisfaction clinging, clinging, terribly, like mould [7] la la la we become ashes, we become euphoric [8]
幾つ目の夢 澄んだ音色で ikutsu me no yume sunda neiro de 夜から 夜へと yoru kara yoru he to 羽ばたき 羽ばたけ habataki habatake
With the transparent tones of countless dreams from one night to the next, fluttering wings, flap your wings
予感より青い yokan yori aoi 僕らの時代の証明 証明 bokura no jidai no shoumei shoumei 予感より強い思いの中で
More naïve than premonition The proof, proof [9] of our era Inside these emotions, stronger than premonition
少しだけ泣いた sukoshi dake naita 凪いだ海のように naida umi no you ni 忘れじの恋のように wasureji no koi no you ni 所在なき泡のように shousai naki awa no you ni
I shed just a handful of tears Just like a sea after a storm [10] Just like a love on its last days Just like waterless bubbles [11]
周回する思考のキュービック Shuukai suru shikou no cubic 旋回する思想のビューイング Senkai suru shisou no viewing
Cubic thoughts flying in orbit The view of my revolving thoughts [12]
予想より斜め右から左へ yosou yori naname migi kara hidari he 共鳴 共鳴 kyoumei kyoumei 予想より強い光を帯びて yosou yori tsuyoi hikari wo abite
More distorted than conjecture, from right to left, it resonates, it resonates I bathed in light, brighter than expectation
永遠なる無慈悲の残像 eien naru mujihi no zanzou 底のない夜 浮かべて soko no nai yoru ukabete 深遠なる至高のミュージック shinen naru shikou no music そこに在るのは カタチなき soko ni aru no wa katachi naki イメージノガラクタ image no kakera
The eternal, ruthless afterimage thinking of the endless night The unfathomable sublime music There, I find the formless debris of images
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TL Notes:
[1] This note is about the title. Yes. The title. The original title is イメージノ (imeeji no / Of (the) Images). Kudos to the SB69 wiki that lists it as just "Images" in english. Elegant and Simple.
[2] the first in a handful of math terms used in this song. 周回 (shuukai) has many meanings. For this translation, in order to make it sound more natural and lyrical, I chose the meaning "orbit". Although I'm sure the original intent was the meaning "circumference"
[3] 底 (soko), I chose to translate as "bottom". The kanji can also mean base as in numerical bases and base as in the base of a geometrical shape. The latter meaning was probably the original intent
[4] 吹き荒れ (fuki are) means "to blow violently", referring to wind. I chose to translate it as "to storm through" because I wanted to carry the original implication of wind
[5] 斜め (naname). I translated it as "distorted", but it's more commonly used to describe something "diagonal" or "slanted"
[6] I translated 輝石 (kiseki) as "diamond" but it's actually pyroxene. But unfortunately there are no idioms about pyroxene, so I took some liberties. This word is also a pun for 奇跡 (also read kiseki) which means "miracle"
[7] This is gonna be a long one. 不満茸 (fuman dake) literally means "dissatisfaction mushroom". But you'll only see if after reading the lyrics. When you listen you'll assume the line is saying 不満だけ (fuman dake) which means "only dissatisfaction". So the line would mean, audibly, "burn down only the/your dissatisfaction".
[8] the mushroom pun works to serve the next line. ハイになって (high ni natte), which literally means "we become high". Because. Burning mushrooms. Haha. But I chose "euphoric". I hope the "drug" nuance was conveyed.
[9] 証明 (shoumei) means proof, but also means proof, as in a formal mathematical proof
[10] the verb 凪ぐ (nagu) means to become calm, or to die down. I chose "sea after a storm" to throw back to the "stroming through" line
[11] 所在なき泡 (shousai naki awa) means "bubbles with no place to belong". It has an ephemeral nuance the way bubbles pop when the water in them evaporate, hence my choice in translation.
[12] I translated both 思考 (shikou) and 思想 (shishou) as "thought", but they're different. 思考 (shikou) is "intellectual thought" and 思想 (shishou) is more like "ideas/ideology"
If you read all the notes, I hope you found it interesting. If not then thank you anyway!
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seasandandsorrow · 1 year
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木蓮
太陽のした明るさ100にしても見えない画面みたく
夜の大気の音は大きすぎる
誰もいない空気が響く
よく聞こえない
水?
暗闇の底に光る川を目掛けはしる
手にはサンダル
はだしは草の声をきく
とにかく走らなくてはならないわたしの
細胞たちがうるさいので
指の先から静かにdissolve
生ぬるい肉体は涼しい春の夜
と���どない自由となって溶け出し
少しの狂気をくすぐり
私を野性的に散布する
すれ違う空気に皮膚が細胞が内臓が解き放たれてゆく
草を背中に空を見上げると
星があまりにも白い
こんなに?
今美しくてもそうでなくてもどちらでも
わたしはどちらかを選ぶ世を捨て
美しいひとを知らぬみんなのおうちへ迎えられた
戸締りに気をつける
不審者の破壊
さたさた悪気のない足音
わたしの表面張力は破られこぼれた
男?男は木蓮きれいだねと言ったようだった
スカートの裾を直しなさいと祖母の声がする
川と木蓮
小さい頃にいな
蕾を鶴の卵と思ってた
先が尖って
垂直に枝に乗る卵たち
ほんとだそう見える
木蓮食べれるの知ってる?
男は卵を片手で包み
ぷちりと摘み
川に静かに沈めて洗い
むしゃむしゃと花を食べた
どんな味がするの
花の味、少しからい
わたしも選びとるつるりとした卵たち
形の良い蕾
指先で撫で冷感に憑かれた
ぷちり、
死体を手に寝かせて見ていると
体温のない花を温める恐怖に襲われすぐに川に浸けた
花は月の水に照らされ
マイナス0度の水滴を滴らせて佇む
むしゃり
花びらは良い音を立ててつぶれ
口の中は花屋の死体冷凍庫
孵化の予感
花弁割いて
太ももで七並べ
花びらに触られていると
内臓が静か
草を繰り返し撫で
幽体離脱
寝付き悪い脳みそ
電気ショックでしつけて
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hokuto-yuasa-journal · 5 months
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20231021
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少し遅れて夏服を仕舞った。
明日の朝は冷え込むと言う。
今年の夏はコロナ開けの影響か3ヶ月ぐらい忙しい時期が続いた。正直あんまり記憶がないんだな。10月頭ぐらいから心身共に疲れが出て月の裏側で暮らすみたいにひっそりやり過ごした。
それでも9月には伊豆の天城山に登り温泉に入って伊豆半島を車で一周。先日は8年ぶりに都心に出かけて東京都現代美術館でホックニー展を見た。スカイツリーを初めて近くからちゃんと見た気がする。
中央線から見える家々や地下鉄の構内に吹く茶色い風、車内アナウンス、交わることのない見知らぬ人たち。東京。私が根を下ろせなかった街。
時は流れたんだなと思った。
そんで秩父の武甲山に登った。
下りで急に目がブリジット・ライリーの絵みたいにチカチカし始め偏頭痛の発作一歩手前のような状態になって超焦ったが夕方から旧友のお母さんのお通夜があったのでカロナール飲んで気合いで秩父から帰った。
10代から20代の頃可愛がってもらいとてもお世話になったがその友人といつしか疎遠となりおばちゃんとも10年は会っていなかったと思う。
今まで確かに存在していてきっと明日もいるだろうと思っていた人がある時を境にこの世界からいなくなる。
この世に生まれ落ちて生きて死ぬことについて歳を取れば何かしら分かるもんだと思っていたが、��局輪を掛けて分からなくなっていく。
四十にして惑わずとは言うものの。
あとは最近なんかあったかね。
少し太った気がするのでランニングを再開した。
来月人間ドックを予約した。
そんぐらい。
球蹴り
そういえば最近サッカーばっかり見とる気がする。
遠藤選手のリバプール移籍でプレミアリーグ見るためにU-NEXTに登録した。一番楽しみなのはレアル・ソシエダの試合、久保選手。親戚たらい回しにされるみたいな不遇のレンタル時代を見てきたので昨シーズン後半からの快進撃は非常に感慨深い。
暗黒時代だと思ってた第二次森保ジャパン。つよい。
5年も見てるとなんだかんだ愛着が出てきてもうポイチが監督でいいような。兎にも角にも運がある。
映画
海よりもまだ深く、海街diary、草の響き、cure、distance、12モンキーズ、LEON完全版、マトリックス・レザレクションズ、ヒメアノール、遊星からの物体X、ガガーリン
「火の鳥」に比肩すると言われたあの立原あゆみの大著「本気!」(マジ!)のように「蛇足!」と書いて「LEON完全版!」と読むぐらいに追加された部分に謎を感じる。
これは父性なの?女児愛してんの?と揺れ動く心を想像させる余白が肝だとてっきり思ってたんだが、なんつうか性癖一切隠す気無いんだなと思って単純に気色悪かった。
マトリックス・レザレクションズも謎だったなあ。
本編に挿入される過去作の映像の若い頃のキャリー=アン・モスが綺麗だった。キアヌ・リーブスも若かった。なんか泣けた。
誰も彼もが歳を取る。
監督のウィシャウスキー兄弟が気づいたら姉妹に変わってるくらい諸行は無常。
読書録
「熊を夢見る、中沢新一」「ユング名言集、フランツ・アルト編」「地上に星座をつくる、石川直樹」
毎度のことだが9月過ぎると早い。次ハッと気づいたら年の瀬とか全然ありうる。今年は早めに大掃除するぞい。
どっか旅行に行きたいと思い続けているが考えてた季節と少しずれてしまったのでのんびり計画を考えている。
どっか寂びれた辺鄙な島とか行きたい。
隙あらば世界大戦前夜みたいな空気出してくるけど何なのと思う。
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shino24x · 6 months
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生きるよすがと変わっていく話
「よすが」という言葉が好きだ。
よすがときくと、鳥の巣が想起される。星朧、大きな木の隅に小枝や葉を絡ませて作った小さな鳥の巣。その中には親指くらいのサイズの卵がひとつかふたつあって、親鳥が身を寄せ合って温めている。どうしてそんなイメージがあるのか、きっとよだかの星と夜すがらがいつの間にか頭の中で合体したのだろう。よすがは「拠り所」が語源だから間違ってはいない。(合ってもいない)
閑話休題。私の利き手にはたこがふたつあった。ペンの持ち方がおかしいせいで中指の第一関節の側面にできたペンだこと、フルートの練習によって小指の付け根にできたたこ(正しい持ち方をしていればフルートでたこができることはほぼないらしい)。そのどちらもが、わたしの努力の証として身体に刻まれたものみたいで、誇らしく思っていた。これからもこれらを抱えて、増やして生きていくのだと信じていた。
過去、私にとっての生きるよすが──希望は努力し続ける自分にあった。自分の身の丈に合わない上の高校を志望して、吹奏楽に打ち込んで、手首を痛めるくらいピアノを弾いて。何かをがむしゃらにやっている時は楽だった。不安なことを考えずに済むし、周りだって喜ぶ。そうやって生きていって、死んでいくんだと漠然と思っていた。
今の私の右手には、たこはない。ペンとフルートを持たなくなって、ゆっくりと消えていった。削れていったのか、皮膚が柔らかくなったのかは分からない。ただ、今の私は何にも打ち込めていない事実と、一部分が少しざらついた指だけが残った。あの頃どうしてあんなに頑張れていたのか、わからない。後ろを振り返ると私の姿をした私ではない違う人間が汗水を垂らしている。
今の私のよすがは、私自身の価値観を全て明瞭にすること。私の中にある全ての主観に言葉を与えること。例えば、愛とか恋とか理想とか優しさとか幸せとか正しさとか善悪とか頭の良さとか生とか死とか、そういうものに対して自分の中での定義を確立させたい。これは生産的な行為ではないし、それによって私以外の誰にも影響はしない。ただ、私の中で完結するものである。
傍から見た”私の外側”は何も変わってゆかない。たこが増えるわけでもないし、試験の点数が上がることもない。年をとるだけ。でも、ひとつ私の中の言葉に別の言葉をあてがうことができると、少し死に近づけたようで安心するかもしれない。その全ての作業が終わった時、満足して人生をやめるかは分からないけれど、裏を返せば終わらない限り生き続けることにもなる。これは私が私にかけた生きるための呪いであり、死ぬための希望である。呪いは私の首を絞め、その分私の内側をたくさんの言葉で満たしてゆく。
生きるよすがと死ぬよすがは、表裏一体なのかもしれない。
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ignitiongallery · 6 months
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エッセーの音がきこえる『これが生活なのかしらん』刊行記念朗読会
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小原晩さんのエッセー集『これが生活なのかしらん』(大和書房)の刊行記念朗読会を、10月28日(土)にtwililightで開催します。
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小原さんの音楽家の友人である、みらんさんと寺田燿児さんをお招きし、『これが生活なのかしらん』から気に入ったものを朗読していただきます。
小原さんのエッセーには明るい諦めのようなムードが漂っていて、ムードという目に見えないものを表現するのは、言葉より音楽が得意とするものだと思います。
それを小原さんが言葉にできるのは、もしかしたら小原さんが歌を詠む人だからかもしれません。
ページをめくり、小原さんのムードに浸っていくと、いつか死ぬことや、人と人とは分かり合えないことを、胸の中に受け入れて、生きていこうと思える。どこからか音がきこえてきて、それは自分の鼓動だと気づく。
エッセーの音がきこえる夜に、ぜひいらしてください。
また、小原晩さんによる選書フェア『これまでに影響を受けた12冊』も10月5日から開催します。ぜひ足をお運びください。
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日時:2023年10月28日(土) 開場:19時 開演:19時30分 会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28- 10 鈴木ビル3F/三軒茶屋駅徒歩5分
出演:小原晩 / みらん / 寺田燿児
料金:2,500円+ 1drink
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件名を「エッセーの音がきこえる『これが生活なのかしらん』刊行記念朗読会」
として、お名前(ふりがな)・お電話番号・ご予約人数を明記の上、メールをお送りください。
*このメールアドレスが受信できるよう、受信設定のご確認をお願い致します。2日経っても返信がこない場合は、迷惑フォルダなどに入っている可能性がありますので、ご確認ください。
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《選書フェア》 期間:2023年10月5日(木)〜10月30日(月) 会場:twililight(東京都世田谷区太子堂4-28- 10鈴木ビル3F&屋上/三軒茶屋駅徒歩5分)
小原晩さんが「これまでに影響を受けた12冊」を選び、 それぞれにコメントを寄せています。
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小原晩(おばら・ばん)
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作家、歌人。2022年初のエッセイ集となる『ここで唐揚げ弁当を食べないでください』を自費出版。2023年「小説すばる」に読切小説「発光しましょう」を発表し、話題になる。 9月に初の商業出版作品として『これが生活なのかしらん』を大和書房から刊行。
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みらん
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1999年生まれのシンガーソングライター。 包容力のある歌声と可憐さと鋭さが共存したソングライティングが魅力。
2020年に宅録で制作した1stアルバム『帆風』のリリース、その後多数作品をリリースする中、2022年に、曽我部恵一プロデュースのもと 監督:城定秀夫×脚本:今泉力哉、映画『愛なのに』の主題歌を制作し、2ndアルバム『Ducky』をリリース。
その後、久米雄介(Special Favorite Music)をプロデューサーに迎え入れ「夏の僕にも」「レモンの木」「好きなように」を配信リリース、フジテレビ「Love music」でも取り上げられ、カルチャーメディアNiEWにて作家・小原晩と交換日記「窓辺に頬杖つきながら」を連載するなど更なる注目を集める中、新曲「天使のキス」を配信/7inchにてリリースした。
Twitter:https://twitter.com/m11ram_5Instagram:https://www.instagram.com/mirams11
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寺田燿児(てらだ・ようじ)
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広島生まれ。yoji&his ghost bandの名でCD『My Labyrinth』(’14)『ANGRY KID 2116』(’16) を発表。角銅真実のサポートの他、折坂悠太(合奏)メンバーとしてFUJIROCK FES’18などに出演。 ’22 ニ作目となる漫画『TORA TORA TORA TORA』を東南西北kikenよりリリース。MIDORI.so NAKAMEGUROから衛星(台北)に至る6都市で漫画展をツアーした。「中華満腹見聞録」と題して街の中華を巡ったりもしている。 X:@YOJIandGHOST IG:@ysfor_men
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yorukimi-movie · 7 months
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9/9(土)『夜きみ』大ヒット御礼!“会いに来てくれてありがとう ~from青磁~”舞台挨拶&全国同時生中継 決定!
映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』大ヒットを記念いたしまして、白岩瑠姫さん他、JO1メンバー全員登壇による『夜きみ』大ヒット御礼!“会いに来てくれてありがとう ~from青磁~”舞台挨拶をTOHOシネマズ日比谷にて実施及び全国同時生中継(一部劇場を除く)の開催が決定いたしました!下記詳細をご確認の上、ふるってお申込みください!
【開催概要】 9/9(土)の大ヒット御礼舞台挨拶は、全席指定制(定員入替制)です。 この座席指定券は、<チケットぴあ>のみの販売となります。
■チケット料金  特別興行(均一):2,200円(税込)
※お席はお選び頂けません。 ※チケットの販売は、お一人様1枚までとさせて頂きます。 ※無料鑑賞・各種割引・ムビチケ・前売券・割引券等使用不可。 ※実施スクリーンにより、特別シート等追加料金が発生する場合がございます。 ※内容はすべて予定です。登壇者及び内容は予告なしに変更する場合がございます。 ※引取方法:tixeebox(http://tixeebox.tv/lp/how-to)
【舞台挨拶概要】 日付:9/9(土) 場所・時間:     TOHOシネマズ 日比谷 ・時間:9:00の回 上映後舞台挨拶 ※生中継あり ・登壇者(予定/敬称略):白岩瑠姫、JO1
■先行プレリザーブ(先行抽選販売受付) 9月4日(月)12時~ 9月6日(水)11時 ・インターネット購入: https://w.pia.jp/t/yorukimi/ ※PC・モバイル共通 ※抽選結果の発表は、9月6日(水)20時 となります。 ※インターネットのみでの受付となり、受付の際、ぴあへの会員登録が必要となります。
■一般販売 9月7日(木)10時~ 9月8日(金)16時 ・インターネット購入: https://w.pia.jp/t/yorukimi/ ※PC・モバイル共通 ※お席はお選び頂けません。 ※インターネットのみでの受付となり、受付の際、ぴあへの会員登録が必要となります。
≪Cloak引取(電子チケット限定)の場合≫ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 本発売のチケットは、ご購入・お支払い後にCloakサイトより引取方法をご選択いただきますが、選択可能な引取サービスは「スマートフォンでの電子チケット引取」のみとなります。 コンビニ店頭での紙チケットによる引取はできません。 電子チケットに関する注意事項 電子チケットは【tixeeboxアプリ】を利用してのご入場となります。Cloakの画面提示ではご入場いただけません。 Cloakサイトにて「電子チケットで引き取る」を選択・操作後、ご本人のスマートフォンにインストールしたtixeeboxアプリにぴあ会員IDを連携し、チケット受取を完了してください。 詳細はこちら http://t.pia.jp/guide/tixeebox.jsp ※tixeeboxアプリのご利用には、SMSサービスを契約しているスマートフォンが必要です。 ご購入の前にアプリの利用方法、対応端末を必ずご確認ください。 https://tixeebox.tv/lp/how-to/ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
≪チケット購入に関するお問い合わせ≫ 「チケットぴあ」HP(http://t.pia.jp/help/index.html)
【注意事項】 ※悪天候及び公共交通機関の運行状況により、やむを得ず本イベントを中止させていただく場合がございます。あらかじめご了承下さい。 ※ムビチケは、ご使用頂けません。 ※特別興行の為、各種割引・各種招待券は、ご使用頂けません。 ※上記料金はすべて税込金額です。 ※全席指定・定員入替制での上映となり、専用のチケットをお持ちでない方はご覧になれません。 ※転売・転用を目的としたご購入は、固くお断り致します。 ※いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しは出来ません。 ※場内でのカメラ(携帯電話を含む)・ビデオによる撮影・録画・録音等は、固くお断り致します。 保安上、入場時に手荷物検査を行う場合がございますこと、予めご了承下さい。 ※当日、マスコミ・メディアの撮影が入る場合がございます。その際、お客様が映像等に映り込む可能性がございますこと、予めご了承下さい。 ※車いすをご利用のお客さまは車いすスペースでのご鑑賞となります。 車いすスペースには限りがありますので、ご利用人数によっては所定のスペース以外でご鑑賞いただく場合がございます。 また、イベントの内容やマスコミ取材により、所定のスペースからご移動いただく場合がございます。あらかじめご了承ください。 ※転売・転用を目的としたご購入は、固くお断りいたします。また、当日ご本人様確認をさせて頂く場合もございます。写真付き身分証明書をご用意の上お越し頂けますようお願い致します。 ※応援グッズやそれに準ずるアイテムの持ち込みは、ご使用をご遠慮ください。
【中継概要】 ■日付:9/9(土)
■実施時間: 9:00の回 上映後舞台挨拶 
■登壇者(予定/敬称略) 白岩瑠姫、JO1
■実施劇場 下記ページにて順次更新致します。 https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=yorukimi ※劇場により上映開始時間が多少前後する場合がございます。各劇場HPをご覧のうえご来場ください。
■料金:劇場設定通常料金 *前売券(ムビチケ)使用可 *特別興行につき招待券・無料鑑賞 適用不可
■チケット販売方法:各劇場のホームページ・チケット売り場にて販売 9月7日(木)0:00~(6日(水)24:00~)
【注意事項】 ※内容はすべて予定です。登壇者及び内容は、予告なしに変更する場合がございます。 ※中継先の劇場では、ゲストの登壇はございません。 ※生中継は、衛星中継のため、気象条件等の影響により映像・音声が乱れる場合がございます。万が一、気象条件等の影響によるやむを得ない中断が発生いたしましても、チケットの払い戻しはいたしかねますので、予めご了承ください。 ※転売・転用を目的としたご購入は、固くお断りいたします。 ※いかなる事情が生じましても、ご購入・お引換後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。 ※場内でのカメラ(携帯電話を含む)・ビデオによる撮影・録画・録音等は、固くお断りいたします。 ※いかなる事情が生じましても、ご購入後の座席変更、キャンセル、払い戻しは承っておりません。 ※その他、詳細はご鑑賞になる各劇場HPよりご確認ください。
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little-forget-me-not · 7 months
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ゆくさき (yukusaki lyrics)
「ゆくさき」 それから朝は
君のよるべ讃え
かがやくいま
いとけきこころ
ゆくては 小暗く
悲しき時にも
歌声きよき
空にひびく
日よ 月よ 星よ
よろこび迎えよ
恵みかがやく
晴れの日には
のぞみはみそらの
明の星となり
終わりの休み
夜は来たり
______
きみよ
こころ に ありて
きみよ
みたま に なりて
きみよ
こころ に ありて
きみよ
みたま に なりて
____
ほしかげさやかな
まきばのそらには
ほめ歌 ささげ
喜び歌う
静けき真夜中に
ひかりはさして
清らほほえむ
救いのき��
われらよわきこころ
その手をかざし
清らほほえむ
明の星に
それから朝は
君のよるべ讃え
かがやくいま
いとけきこころ
______
きみよ
こころ に ありて
きみよ
みたま に なりて
きみよ
清ら ほほえむ
きみよ
この 明け星に
きみよ
こころ に ありて
きみよ
みたま に なりて
きみよ
清ら ほほえむ
きみよ
この 明け星に
この 明け星に
____
作詞 haruka nakamura
(賛美歌集による)
意訳
それから朝は、君の夜を讃えた
幼きこころが、いま、かがやくよ
ゆくさきは仄暗く、悲しい時にだって
清らかな歌声が
この空に響くんだ
太陽を、月を、星を
よろこんで迎えよう
この美しい、恵みの晴れの日に
君は望み通り
あの空の、明の星となったんだね
もう、休んでいいんだよ
静かな夜が来るんだから
____
君はいつも心にいるよ
君は魂となって、僕の心の中にいるんだ
_____
星影がよく見えるこんな夜には
賛美歌を歌ってしまうよ
静かな夜には、君を歌ってしまうんだ
そうすると、ひかりが降りて
君が微笑んでいるよう
僕たちはいつも
弱いこころだね
どうかその手を差し伸べてください
あなたが清らかにほほえむ
その明の星に
それからまた朝は、君の夜を讃えた
幼きこころが、いま、かがやくよ
____
君はいつも心にいるよ
君は魂となって、僕の心にいるんだ
君の清らかなほほえみ
この明け星となって
_____
morning praising the night,
your pure spirit is emerging
your beautiful voice echoes
even in the darkness ahead and in the sadness
rejoice the sun, the moon, and the stars
on this beautiful blessed day
as you wish you are a morning star in the sky
may you rest in peace,
in the silent night
you are always in my mind
your soul is always in my mind
on such a night with the starlight,
I will sing a hymn for you
on such a still night,
I will sing about you
the light comes down,
as if it is your smile
Our hearts are weak
Lift your hands for us
your smile shines
as the morning star
morning praising the night
your pure spirit is emerging
you are always in my mind
your soul is always in my mind
your smile in my mind is the morning star
ピアノ:haruka nakamura
 うた:maika(baobab)&LUCA
 エレキギターとうた:田辺玄
録音・ミックス : 田辺玄(studio camel house)
A&R・山口響子(one cushion)
協力・灯台
字幕編集・山口明宏
英訳・青柳 二三子
制作・evam eva
#evameva
#harukanakamura
#川内倫子
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inaguaquitaroupho · 7 months
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雑誌『作家』発表一覧
No 通巻 年月号 タイトル(サブタイトル)収録作
001 28 1950年9月号 兜率上生
002 32 1951年1月号 日本の天上界
003 36 1951年5月号 E氏との一夕 ―同性愛の理想と現實をめぐりて―
004 44 1952年2月号 東洋の幻想 ―A Technicolour in letters―
005 45 1952年3月号 戶塚抄
006 49 1952年7月号 金色の龕
007 50 1952年8月号 ボクの「美のはかなさ」 ―存在論的モザイック―
008 68 1954年4月号 タルホ・クラシックス(Ⅰ) ―Anthologie de l'humour― (タッチとダッシュ/宝石を見詰める女/奇妙な区廊に就いて)
009 69 1954年5月号 タルホ・クラシックス(Ⅱ) (人工戦争 ―特に亀山巌氏へ―/犬の舘/カールと白い電燈/真夏の夜の夢/ちんば靴 ―太平洋岸ヴェニスにて―)
010 70 1954年6月号 タルホ・クラシックス(Ⅲ) (鶏泥棒/ラリー・シモーンへの回想 ―追悼文―/オールドオブル/イカルス)
011 71 1954年7月号 タルホ・クラシックス(Ⅳ) 新・犬つれづれ
012 72 1954年8月号 タルホ・クラシックス(Ⅴ) WC及びAと円筒
013 73 1954年9月号 タルホ・クラシックス(Ⅵ) フェヴァリット及びつけ髭
014 74 1954年10月号 タルホ・クラシックス(Ⅶ) 底なしの寢床
015 75 1954年11月号 タルホ・クラシックス(Ⅷ) 水晶物語
016 76 1954年12月号 タルホ・クラシックス(Ⅸ) 美しき穉き婦人に始まる
017 77 1955年1月号 タルホ・クラシックス(Ⅹ) Souvenir de l'Aéroplane Ⅰ
018 78 1955年2月号 Souvenir de l'Aéroplane Ⅱ
019 79 1955年3月号 Souvenir de I'Aéroplane Ⅲ
020 80 1955年4月号 Souvenir de l'Aéroplane Ⅳ
021 81 1955年5月号 Souvenir de l'Aéroplane Ⅴ
022 82 1955年6月号 懷しのアート・スミス Souvenir de l'Aéroplane附録
023 83 1955年7月号 タルホ・クラシックス(Ⅺ) わたしの耽美主義
024 84 1955年8月号 タルホ・クラシックス(Ⅻ) 僕の『メロンタ・タウタ』 (彗星倶楽部/螺旋境にて/月光密輸入)
025 85 1955年9月号 タルホ・クラシックス(XⅢ) 僕の触背美学 ―附かものはし論
026 86 1955年10月号 タルホ・クラシックス(XⅣ) きらきら日誌
027 87 1955年11月号 タルホ・クラシックス(XV) 夏至物語 ―菫の形而上学―
028 88 1955年12月号 タルホ・クラシックス(XⅥ) 姦淫への同情 ―組曲―
029 89 1956年1月号 タルホ・クラシックス(XⅦ) 酒精 ―木魚庵始末書―
030 90 1956年2月号 タルホ・クラシックス(XⅧ) 遠方では時計が遅れる
031 91 1956年3月号 タルホ・クラシックス(XⅨ) 白昼見 ―われ深き淵より主に叫び奉る―
032 92 1956年4月号 タルホ・クラシックス(XX) 世界の巌 ―二階に蕈が生えた話―
033 93 1956年5月号 タルホ・クラシックス(XⅪ) 方南の人
034 94 1956年6月号 タルホ・クラシックス(XⅫ) 地球
035 95 1956年7月号 タルホ・クラシックス(XXⅢ) 死の館にて
036 96 1956年8月号 タルホ・クラシックス(XXⅣ) 愚かなる母の記
037 97 1956年9月号 タルホ・クラシックス(XXV) 父と子
038 98 1956年10月号 タルホ・クラシックス(XXⅥ) 夢野
039 99 1956年11月号 タルホ・クラシックス(XXⅦ) 星は北に拱く夜の記
040 100 1956年12月号 懐しの七月 ―別名「余は山ン本五郎左衛門と名乗る」
041 101 1957年1月号 タルホ・クラシックス(XXⅧ) 古典物語
042 102 1957年2月号 タルホ・クラシックス(XXⅨ) 私の宇宙文学
043 103 1957年3月号 タルホ・クラシックス(XXX) 悪魔の魅力
044 104 1957年4月号 Prostata~Rectum機械学
045 105 1957年5月号 タルホ・クラシックス(XXⅪ) 菫とヘルメット
046 106 1957年6月号 タルホ・クラシックス(XXⅫ) 彼等 ―They―
047 107 1957年7月号 タルホ・クラシックス(XXXⅢ) 菟
048 108 1957年8月号 タルホ・クラシックス(XXXⅣ) 蜩とレーディオの歌
049 109 1957年9月号 タルホ・クラシックス(XXXⅤ) 北落師門
050 110 1957年10月号 シネマトグラフ
051 111 1957年11月号 タルホ・クラシックス(XXXⅥ) 有楽町の思想
052 112 1957年12月号 タルホ・クラシックス(XXXⅦ) 彌勒
053 113 1958年1月号 吊籃に夢む ―日本経気球史―
054 114 1958年2月号 タルホ・クラシックス(XXXⅧ) 失はれし藤原氏の墓所
055 115 1958年3月号 タルホ・クラシックス(XXXⅨ) 宇治
056 116 1958年4月号 ヒップナイドに就いて
057 117 1958年5月号 莵東雑記(Ⅰ) (一 月世界ブームの近世史/二 僕らの旅順海戦館/三 朝日山の山桃の木に想う/四 秋風菟堤曲/五 夜長/六 アブストラクト/七 日本バガボー/八 天狗考)
058 118 1958年6月号 莵東雑記(Ⅱ) (一 須弥山さわぎ/二 四次元談義/三 未来仏への思慕/四 ボクの弥勒浄土/五 心霊学流行に因んで/六 仏教の将来)
059 119 1958年7月号 莵東雑記(Ⅲ) (一 新感覚派前後/二 唯美主義の思い出/<タルホ・クラシックス追加>鼻眼鏡)
060 120 1958年8月号 新版「栗とイソギンチャク」
061 121 1958年9月号 栗とイソギンチャク(Ⅱ)
062 122 1958年10月号 ライト兄弟に始まる…
063 123 1958年11月号 ライト兄弟に始まる…(Ⅱ)
064 124 1958年12月号 タルホ拾遺 ―クリスマス前菜として―
065 125 1959年1月号 モダン・コスモロジー序説 ―改訂増補『遠方では時計が遅れる』―
066 126 1959年2月号 モダン・コスモロジー序説(Ⅱ)
067 127 1959年3月号 莵東雑記(Ⅳ) (一 聖道門のデラックス/二 香なき薔薇/三 ボクの蕪村手帳)
068 128 1959年4月号 増補HIP-NEID
069 129 1959年5月号 HIP-NEID(承前)
070 130 1959年6月号 莵東雑記(Ⅴ) (一 海と『存在』/二 ダンセーニ卿の『酒壜天国』/三 痔の記憶 ―褐色と白のエッセイ―)
071 131 1959年8月号 改訂・美のはかなさ ―Hinfalligkeit des Schonen―
072 132 1959年9月号 明石
073 133 1959年10月号 明石(Ⅱ)
074 134 1959年11月号 明石(Ⅲ)
075 135 1959年12月号 莵東雑記(Ⅵ) (一 今は哀��き釜堀りの唄/二 岩つつじ/三 蛸の区域/四 かつら男/五 ルソーの飛行船/六 宇宙感覚/七 神の夢)
076 136 1960年1月号 南方熊楠児談義
077 137 1960年2月号 少年愛の形而上学 Metafysik des Knabenlibe
078 138 1960年3月号 少年愛の形而上学(Ⅱ)
079 139 1960年4月号 少年愛の形而上学(Ⅲ)
080 140 1960年5月号 莵東雑記(Ⅶ) (一 セファイド変光星 ―宇宙が二倍になったということ―/二 卍の町 ―『三次』幻想曲―/3 オブジェ・モビール)
081 141 1960年6月号 おくれわらび
082 142 1960年7月号 莵東雑記(Ⅷ) (一 雲雀の世界/二 ボクの剪定法/三 永劫流転/四 丸山清君の非フランス的二小品を台にして)
083 143 1960年8月号 フェアリランドの窓辺にて ―空中飛行器の牧歌性―
084 144 1960年10月号 莵東雑記(Ⅸ) (一 東京遯走曲/二 庚子所感/三 わらべ唄 ―ムソルグスキー変奏曲―)
085 145 1960年11月号 莵東雑記(Ⅹ) ヰタ・マキニカリス ―Biographically
086 146 1960年12月号 莵東雑記(Ⅺ) 飛行機の墓場 (一 飛行機の墓場/二 工場の星/三 純粋人と不純粋人/四 フェヒナーの地球意識)
087 147 1961年1月号 Principia Paedophilia(Ⅰ)
088 148 1961年2月号 Principia Paedophilia(Ⅱ)
089 149 1961年3月号 Principia Paedophilia(Ⅲ)
090 150 1961年4月号 菜の花の飛行機に及ぼす影響 
091 151 1961年6月号 Principia Paedophilia(Ⅳ)
092 152 1961年7月号 Principia Paedophilia(Ⅴ)
093 153 1961年8月号 Principia Paedophilia(Ⅵ)
094 154 1961年9月号 ディアボロ
095 155 1961年10月号 ディアボロ(承前)
096 156 1961年11月号 桃南雑記 (肉体とその自由 ―「ワイセツ」をめぐりて―/須弥山/オブジェの魅惑/梅日和)
097 157 1961年12月号 リビアの月 ―クリスマス用シガー及びシガレット―
098 158 1962年1月号 軽気球談義 ―改訂版―
099 159 1962年2月号 聖道門への憧れ ―その他三つ― (紅薔薇の小径/父と息子/『一千一秒物語』の倫理)
100 162 1962年6月号 花月幻想 ―Biographically 虚空を天狗と来ぬる国いくつ
101 163 1962年7月号 取られて行きし山々を 花月幻想(Ⅱ)
102 166 1962年10月号 新歳時記の物理学 ―豊田子工を笑わせるために―
103 168 1962年12月号 明治飛行器ノゥト ―付・活動写真―
104 169 1963年1月号 緑陰物語 ―エッセー風に―
105 170 1963年2月号 『稚児之草紙』私解
106 171 1963年3月号 火箭
107 172 1963年4月号 雪融け ―autobiographically―
108 173 1963年5月号 芦の都 ―改訂増補―
109 174 1963年6月号 花月ファンタジア<改訂版>
110 175 1963年7月号 軒近き松原山の記 附録 グッドナイト!レディース ―TOR-ROAD FANTASIA―
111 177 1963年9月号 キネマの月 ―改作『ディアボロ』―
112 179 1963年11月号 病院の料理番人の文学 ―一千一秒の発想―
113 181 1964年1月号 伏見山物語
114 183 1964年3月号 洋服について ―主として「パンツ及びスラックスの坐る箇所」をめぐりて―
115 184 1964年4月号 わたしのペトロールエンジン
116 185 1964年5月号 『ロバチェフスキー空間』を旋りて ―auto biographically―
117 188 1964年8月号 未来派へのアプローチ ―方法と想像との相違について―
118 189 1964年9月号 芦の都シリーズ ―オブジェ的年代記―
119 193 1965年1月号 桃南雑記 ―クリスマス用オードブル― (京都タワーがなぜ悪い!/熊野の鷹/サムライの血筋/ルソーの飛行船/額縁だけの話/模型極楽)
120 195 1965年3月号 滝野川南谷端
121 196 1965年4月号 カードの城
122 197 1965年5月号 緑色のハット
123 198 1965年6月号 明治大正少年気質 ―改訂「キネマの月」―
124 199 1965年7月号 誘われ行きし夜 ―どうか「いざなわれ」とお読み下さい―
125 200 1965年8月号 先覺 ―武石浩玻の在米日記―
126 202 1965年10月号 雲雀くらいの高さで ―L’Histoire d’Avion Japonais―
127 203 1965年11月号 わたしのモデル・プレーン ―書翰(二)―
128 204 1965年12月号 菜の花と飛行機との格闘 ―書翰(三)―
129 205 1966年1月号 対談 天族だた今話中
130 206 1966年2月号 扇の港 ―プロペラを廻すまで―
131 208 1966年4月号 武石道之介航海日誌
132 209 1966年5月号 「作家」発表作品自註(Ⅰ) 
133 210 1966年6月号 「作家」発表作品自註(Ⅱ) 
134 211 1966年7月号 「作家」発表作品自註(Ⅲ) 
135 212 1966年8月号 秋夜長物語
136 215 1966年11月号 桃南雑記 (夢がしゃがんでいる―田端時代の室生犀星―/芭蕉の葉/わが明治時代/歯欠け男/旧友への返信/ヒコーキ野郎一席/飛行者の倫理/糖尿病所感/おねがい)
137 217 1967年1月号 北山の春 ―鳥部山物語の技術面について―
138 218 1967年2月号 「ヰタ・マキニカリス」註解
139 219 1967年3月号 桃南雑記 (ー ふんどし談義/二 武将と飛行機/三 我が家の女たち/四 西山金蔵寺/五 ガス灯へのあこがれ/六 本ぎらい)
140 220 1967年4月号 美少年論
141 221 1967年5月号 美少年論(承前)
142 223 1967年7月号 白いニグロからの手紙 (白いニグロからの手紙/海生動物(遠藤忠剛))
143 225 1967年10月号 松帆浦物語
144 228 1968年1月号 クリスマスケーキ (ヘンな螢/散歩しながら/卓上キネオラマ/前菜)
145 233 1968年6月号 視る!
146 244 1969年5月号 タルゴン(誌上授賞式)
147 250 1969年11月号 プリズム ―少年に関する三つの手紙―
148 277 1972年2月号 オールドゥヴル
※雑誌『作家』は、現在ではその殆どが国立国会図書館のデジタルコレクションで閲覧可能です。単行本や全集に採用されていない、足穂のヴァリアント作をそちら読むことができます。ただし、閲覧には本登録が必要になります。
雑誌『作家』【全号まとめ】(国立国会図書館デジタルコレクション)
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1-mini-1 · 5 months
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After the Rain- World Sick Boys and Girls (Sekai Shikku ni Shounen Shoujo / セカイシックに少年少女) English Lyrics
常夜の下 灯るロウソク
ソーダの海と 氷の実と
フォレノワール
In the never-ending night, candles are lit
There’s a sea of soda, fruit made of ice
And Fôret noire
アーチの上 響いたテノール
ふたりで指差した 夏の大三角
Tenor resounded above the arch
And our fingers pointed at the summer triangle
涙を飲んだら
マクスウェル 想像でディベートして
今日が (終わる)
前に (前に)
溜め息ごと 星座に縫っていこう
If you live drinking tears
Then debate Maxwell’s fantasies
Before
The day is over
Let’s weave through the constellations with each of our sighs
世界、恣意的愛ヲ謳ウ
どれだけ今日を捨てたって
つまり誰かが望んで描いた昨日だろう
This world, it arbitrarily sings of love,
No matter how many days we threw aside
That just means our yesterdays were painted for and wished by somebody else
ねえ 明日を願っちゃいなくたって
ボクら大人になるんだよ
なんてセカイシックかな
ネームレス 少年少女
Hey, even if we never wish for tomorrow to come
We’re still going to become adults
Oh, how world sick we are
Nameless boys and girls
ねえ お願い 振り向かないで
この傷は君にも 見せたくなかったんだ
Hey, please, don’t turn around
I didn’t want to show these scars to you too
誰もいない 小道を選んで
うつむいて探すんだ 夏の大三角
Picking a path with no people
We hung our heads, searching for the summer triangle 
右も左も 見慣れないフリしているだけ
きっとわかりたくもないことばかりだ
両目をシャットして
Left and right, we’re just pretending we haven’t seen any of this before
There were only things I never wanted to understand
Shut both of your eyes
あんなに愛していた物も
3日眠ってしまえば
何処にあるのか
居場所も知らずに夢を見る
Even the things I loved dearly
When I fall asleep for three days
I forget where they are
Without even knowing where I am, I continue dreaming
ねえ 忘れられた瞬間に
ボクら何処へ行くのだろう
ずっとここに居たいな
正気さ 少年少女
Hey, when we’re forgotten
Where do we go?
I want to stay here forever
We’re sane boys and girls
ああ
世界、恣意的愛ヲ謳ウ
全てが消えてしまったって
ボクは何のため 呼吸を探しているのだろ��
Ah
This world, it arbitrarily sings of love,
Even if everything disappears
For what reason am I searching for my breaths?
ねえ 誰も望んじゃいなくたって
ボクら大人になるんだよ
なんてセカイシックかな
ネームレス 少年少女
Hey, even if we never wish for tomorrow to come
We’re still going to become adults
Oh, how world sick we are
Nameless boys and girls
夜空が 泣いて 手を振るように落ちていく
両目を 失ってまで得たんだ
見えないままでいい
未だ泣きだすような 心でも
存外 ハローグッバイ おやすみ
The night sky cried, pouring down as if it was waving us goodbye
I took it all in, all of it until I lost both of my eyes
I don’t mind if I can never see again
Even if it feels like my heart may suddenly burst into tears
This is unexpectedly a hello, a goodbye, and a goodnight
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yu-en · 1 year
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thfa
Kさんが店長をしている店で店番のお手伝い。他の方が誰も働けないときだけ、コーヒーを出したり会計をしたりするアルバイト。昨晩会話した人には「明日〇〇にいます」と伝えていたので、お昼に先輩が、夜にはHとFさんが来てくれた。会う約束をしなくても友人に会うことができるなんて素晴らしかった。
忙しさの緩急の中でお喋りをする。「これからずっとユエンとしてやっていくんですか」と訊かれて、どうなんでしょうねと曖昧な返事をする。KさんもHもルームメイトも、ばらばらの名前で私を呼ぶ。このあいだ誕生日をお祝いしてもらったとき、「解釈違いを起こしそうだったから、プレートには名前を書かないでもらったよ」と教えてくれたHの台詞を思い出した。どの名前でも、呼ばれると深く嬉しい。好きな人たちに名前を呼ばれるたび、慢性的な凍えが和らぐような気持がする。
お店を閉めた後、貰ったばかりのアルバイト代で、本を二冊と小さな鞄を買う。朝できたばかりの曲をKさんが大きな音で流してくれて、「いい曲ですね」と言ってくれて、嬉しかった。スピーカーで大音量の音を聞くのが好きで、映画館にも大きな画面より大きな音を求めている。明日は、Sさんが好きだと言っていた作品を観に、夜の新文芸坐へ行く。
夕食を摂りながら、ずっと一緒にいられる人と知り合いたいという話を聞いた。カラオケルームで覚えた「あなたのそばでは 永遠を確かに感じたから」という歌詞を、自分の指標のひとつにしている。その人との永遠を感じるかどうか。たとえば、今のルームメイトとの関係には永遠を感じる。(それは彼の人の徹底した合理主義への信用の上に構築されている。)沢山の永遠を感じたい。
「__さんは他人への固執がありませんよね」と言われて首を横に振る。そのあと、インターネットで知った人と会うことについて話す。実際に会うから親しい/会わないから親しくないとは思わない、ずっと会わないという前提で会話するからこそ打ち明けられることがあるという話をする。それでも、会いたいと言ってくれる人には会いたい。その人に影があることや声の響き方が違うことにびっくりしたい。
今日は体調が良かったので、電車に乗って自分の��に戻る。電車に揺られているあいだ、買ったばかりのある人の日記を読んでいた。(前に「桃を剥いてあげる」という歌詞を含む歌を作ったのだけれど、その歌に「桃を剥くと手がべたべたするから、桃を剥いてもらえるなんてすごくいいなあと思いました」と感想をくださった人だ。)2021年の日記に月食について書かれており、あれ、と思った。先週の火曜に「月食ってもっと頻繁に起こると思っていたのだけれど、数百年に一度だったんだね」と友人に話したばかりだった。調べてみると、地球と月と太陽と天王星が一つの線の上に並ぶのが四〇〇年振りで、月食自体は一年半か二年に一度起こるそうだ。もう見られないと思っていたあの影を、再来年にも見ることができると知って嬉しかった。
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poetohno · 6 months
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「宇宙は果てしなく 無限へと続く」19
赤い炎の渦に昇る蒼い太陽 黒い空 赤い雲が白い光に照らされて輝く 火山のような マグマのような 生命の漲る奔流を纏い 蒼い星が輝く
赤い影は 煌めきは 幾万の星 それらを従えた大星団が歌う銀河の歌声
声なき声の歌声 苦しみの中に上げる声が響く時
時空を超えて 光り輝く星団に辿り着く
天空より聞こえる眠りの中の安らぎは 救いに涙する声は 宇宙の彼方より届いた光かもしれない
生命に育まれた稲妻と炎と蒼と赤の相克する螺旋の渦によって 蒔かれる星達の蕾 天を衝くかのように聳える大樹に 木の葉のように星が揺らぎ 桜が散るように 煌めいている
彼方から見える生命の大樹は 闇の中では松明の明かり 可憐な花のように 朧気に佇み
握りしめれば消えてしまいそうな光を持ち 闇の中で一つ輝く命の輝き 一つの鼓動
脈打つごとに 星を散りばめる 蒼の幼子を産み落とし 赤い煌々とした光で天を照らす
子供達が宇宙を旅して出逢う時 また新しい花が咲き 奇跡が起こる
夢みたいな煌めきが この闇に降り注ぐようにと願いを込めて 命懸けの 儚い祈りなのかもしれない
散りばめた光は放たれ 遠ざかっていく 金色の空に新たな道を照らし出す
紡ぎ出された光の星座に 黄金の光は流れ たゆたう 赤と蒼の輝きを そっと撫でるように慈しみ 夜を目映いばかりの黄金の空に 照らし出す
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