Tumgik
#失恋した人の選曲
445art · 4 months
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Floyd x Janice fanfic
The story of when Janice stole Floyd’s heart.
(Sorry, it’s written in Japanese! Does anyone translate this?😂)
フロイドは一人、路地裏のベンチに腰をおろしてエレキギターを弾いていた。
今いるここは、音楽が根付いている小さな街。路上で楽器を奏でているのは何もフロイドだけではなく、人通りの少ないこの場所には、ジャズからロック、クラシックまで、ちらほらと楽器の練習をする若者がいる。
今夜はこの街で自分たちが出演するギグがある。本番に向けてバンの中で練習しても良かったが、理由があって一人にさせてもらった。
フロイドは、ああでもない、こうでもないと、唸りながら音を出していた。
「ハァイ、フロイド」
声のする方に顔を向けると、見知った顔に口角が上がる。
「よぉ、ジャニス。また会ったな」
「アンプのボリュームをマックスにしてるでしょう。隣町まで音が聞こえてるわ」
「おっと、失礼」
ボリュームを下げると、ジャニスは笑って「でも、おかげであなたが来てるってすぐにわかった」とフロイドの隣に座った。
ジャニスは、フロイドがティースとアニマルの3人で州内のライブハウスを回っている中で知り合った子だ。
ヒッピーグループの1人である彼女は、自分たちと同じく色々なところを旅しているらしい。だからか、彼女とは出かけた先でよく会う。
ブロンドでスタイルの良い美人なうえ、人のオーラが見えるだとか不思議な発言をする彼女を、フロイドはすぐに覚えた。ライブ終わりに話すことも少なくなく、音楽の趣味もなかなか合う。
グルーピーというよりは、友人に近い関係だ。
「先月、ダラスにいたでしょう?私たちもいたのよ」
「そうだったのか?」
「えぇ。自然公園で愛と自由をうたう集会があったの」
「へぇ、いいね」
「その帰りにあなたたちのライブを見たわ。本当に最高だった」
「ありがとよ」
声かけてくれりゃぁその後のパーティーに誘ったのに。フロイドがそう言うと、ジャニスは「次からはそうするわ」と人好きのする笑顔を見せた。
「さっき弾いていた曲、素敵な曲ね。新曲?」
「ああ。まだ途中までしか書けていないんだが…」
フロイドは照れくさそうに口髭を撫でつけた。
「ラブソングなんだ、ベティへの」
ベティ。
フロイドを知っている人なら誰でも聞いたことがある噂だ。
フロイドの彼女であるベティは、他の男性にも求愛されていて、揺れていると。
ジャニスもベティをライブハウスで数回見かけたことがあった。笑顔の素敵な子だ。
ベティがどちらを選ぶのか、バンドのファンの間ではいつも話題になっている。ふざけて賭けをしている人を見たこともあるが、当の本人は「賭けに勝ったらビールを奢ってくれ」と飄々と返していた。
「ベティはまだ迷ってるの?あなたと結婚するのか、それともあの人を選ぶのか」
「今のところ、俺は劣勢だな」
「そう…」
聞いたことを申し訳なく思ったのか俯くジャニスを見て、フロイドは殊更明るい声を出した。
「俺は相手の男みたいに見た目も良くねえし、金もねえ、仕事も続かねえ。更に口下手ときたもんだ」
へへ、と笑って小さくコードを弾く。
「彼女をまともに口説くこともできないけどよ、音楽なら…」
自分には、音楽しかない。
でも、その音楽は誰よりも人を惹きつける力があると信じている。
ベティだってそうだ。
曲が完成すれば、きっと。
「実は今日、ギグにベティが来るんだ。そこで聞かせるつもりでさ」
今夜が勝負どころだな、と自分に言い聞かせるようにこぼしたところで、ハッとする。
聞かれてもいないことまでペラペラと喋ってしまった。ジャニスも心配そうな顔でこちらを見ている。
フロイドは自分が恥ずかしくなって、話を逸らそうとわざとらしく頭を掻いた。
「しかし、ウーン…なんだか物足りねぇな。サビも悪くはないんだが」
あともう少しって感じだよな、とジャニスに笑いかける。
“そうね。”でも、”そんなことないわ。”でも、返事はどちらでも良かった。
話題さえ変わればなんだって良かったのだ。
けれど、ジャニスからは思っても見なかった言葉が出てきた。
「貸してくれる?」
フロイドはパチクリと大きな音を立てて瞬きをした。
“貸してくれる?“
…何を?
ジャニスの目線はギターに向いている。
ギターを貸せって言ってるのか?
「お前さん、弾けるのか?」
「ええ」
「レフティギターだが…」
「大丈夫、私も左利きよ」
サラリと言うジャニスに、フロイドは驚いたままギターを渡す。
「良いギターソロを思いついたの」
受け取った彼女のいでたちは、確かにサマになっている。
ジャニスがギターのフィンガーボードに指を滑らせると、小気味良い音がした。
「ねぇフロイド。私なら、振り向いて欲しい人にこうするわ」
1音。
それだけで十分だった。
彼女が弦を爪ではじく。それだけで、身体に電流が走った。
ーーーなんて音だ。
こんな音は聞いたことがない。
とんでもないテクニック、それにこのメロディ。どうすればこんなフレーズを思いつける?
繊細で、大胆で、胸が締め付けられるような。それでいて、ロマンチック。
彼女の音楽を聴いて、振り向かないヤツなんて、いるわけがない。
どうかしら、というジャニスの声に、ふと我にかえる。
雷を受けたような衝撃を喰らっている間に、彼女のソロは終わっていた。
意識を取り戻すかのように頭を振って、フロイドは唾を飲み込んだ。
“ワオ“。
それしか言えない。
「おいおい、嘘だろ、どうなってんだ、まるで指が10本あるみたいだ!」
両手を突き出し、興奮して叫ぶと、ジャニスがふふふと笑う。あのソロを弾いていたとは思えない、穏やかな声だ。
「いいえ、あなたと同じ8本よ」
ジャニスがフロイドの手に自分の手を合わせた。確かに、自分と同じ指の数だ。
「驚いたぜ! こんなに近くに最高のギタリストがいたなんてな!」
「ありがとう」
「本気で言ってるんだ、ジャニス! すげぇ才能だ、なんてこった!」
ギターの概念が変わるぜ、と嬉しさで声を荒げる。自分の思いつく限りの言葉で彼女を褒めちぎった。
もうこれ以上言葉が思いつかない、というところまで行くと、ジャニスが静かに彼を呼んだ。
「ねぇフロイド」
高揚していた身体が、スッと落ち着いた。
彼女の声があまりにも真剣だったからだ。
「あなたは最高の恋人だと思うわ。だって、あなたといる時のベティはいつも笑顔だもの」
「…そうだといいんだが」
「そうなのよ」
“だから、自信をもって。頑張ってね“。
本来ならそんな言葉が聞けるのだろう。
けれど、きっと違う。
「でもね、あなたが笑顔にしている相手は、ベティだけじゃないのよ」
女心には疎いが、その言葉の意味がわからないほど、察しが悪いわけではない。
彼女の言葉が蘇る。
ーーー“私なら、振り向いて欲しい人にこうするわ“。
ーーー“彼女の音楽を聴いて、振り向かないヤツなんて、いるわけがない“。
そう、彼女に振り向かないヤツなんて。
「ジャニス」
「なぁに、フロイド」
「もう一度聞かせてくれないか、さっきの、君のギターを」
「ええ、もちろん」
二度目のソロで、確信に変わる。
「…まいったな」
はは、と乾いた笑いが漏れた。
「ベティに捧げる曲だったんだが」
今夜はこの曲でベティを自分のものにするはずだった。
彼女と結婚するつもりで、この曲を仕上げるはずだった。
この曲に、自分たちの未来を託すはずだった。
それなのに。
「これじゃまるで……、」
まるで、君と俺のラブソングだ。
「ジャニス、今夜、その…ギグをやるって言ったろ。いつものところでやるんだが」
「えぇ、知ってる。あなたが出る回は全て見に行ってるから」
「そうか。じゃあ…君も一緒に出ないか」
「私が?」
「俺はベースを弾くよ。だから君はギターを弾いてくれ」
「でも…」
「ジャニス、ロックしようぜ」
思わず彼女の手を握った。
「君となら…俺は…」
続きを、言ってしまって良いのだろうか。
俺にはベティがいるのに。
言ってしまったら、ここから全てが変わってしまう気がする。
……いや、言おうが言わまいが、同じことだ。
もう、自分の気持ちはわかっている。
握った手をパッと離して、フロイドは立ち上がった。
「い、いきなり出てくれってのは流石に急すぎるな! まず曲のリフを教えるよ、お前さんならすぐできる。俺はバンにベースを取りに行ってくる。すぐ戻るから待っててくれ」
言いながら、ジャニスに背を向ける。
「待ってフロイド、新曲はいいの?」
「いい。もういいんだ」
振り返ることもせず、フロイドは裏路地から消えた。
「フロイドって、走るのね…」
フロイドの背中を見送り、ジャニスは呟いた。
彼の走る姿を見るのは初めてだ。フロイドはいつもクールで、急ぐイメージもない。
ジャニスはさっきまでフロイドが座っていた場所を見つめて、ギターを抱きしめた。
ーーー“君となら…俺は…“。
口下手な彼が、この言葉の続きを言うことはないだろう。
それでも構わないとジャニスは思った。
だって、彼の音楽が代わりに答えてくれる。
息を切らして、ベースを背負ったフロイドが戻ってきた。
肩が上下するのに合わせて、ふわりと、彼の口髭が揺れる。
「待たせたな。それじゃ…始めるか。最初のコードはFだ」
::::::::::
フロイドがバンのドアを開けたのは、出発予定時刻から1時間ほど経った頃だった。
「悪いドク、遅くなった」
膝に手をついて息を荒くするフロイドに、ティースは冷静に答えた。
「ギグまであと30分もあるんだから大丈夫だ。今から向かえば開始20秒前には着くだろう」
まぁ余裕だな、と笑う。バンドにとって、遅刻なんて大した問題ではないのだ。
それにしても、今日は珍しい日だ。なんたってあのフロイドが走ってきたのだ。それも2回も。
今と、それからベースを取りに来たとき。
「しかし、すごい形相でベースを取りに来たと思ったら…3時間もどこ行ってた?」
「ちょっとな、今夜の曲の練習してたんだ」
そうか、と返事をしたところで、顔を上げたフロイドと目が合った。
途端に、サングラスに半分隠れたティースの瞳が輝き出す。
「よかったな、サージ! ベティとの結婚も秒読みかぁ?」
すかさず、アニマルが「結婚! 結婚!」と叫んで暴れ回る。フロイドは首を傾げた。
「…なんの話だ?」
落ち着け、とアニマルの鎖を引っ張りながら尋ねると、ドクターはへへへ、とからかうようにして自分の口の端を指した。車内灯の光を受けた彼の指輪が怪しげに反射する。
「口紅がついてる」
ーーーしまった。
咄嗟に袖口で口元を拭うと、黄色いフリルに赤い染みがついた。
「やっとだな。幸せになれよ、兄弟」
「フロイド、しあわせ! フロイド、しあわせ! 」
野郎二人が喜ぶ姿を見ながら、フロイドはクールに答えた。
「ああ、幸せになってやるさ」
その前に、彼に言わなくてはならないことがある。
「ティース、今夜のギグなんだが…」
「なんだ?」
ティースのサングラスが上に飛び上がるまで、あと少し。
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yume4evere · 5 months
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Rondo from vampire knight guilty opening
Thoughts and feelings of Yuki and kaname
Start
If the white rose petals open one by one, the memories from those days will revive
Illuminated by peace, the night that makes flowers bloom is sweet yet painful, and becoming colourful
🎶🎶🎶🎶🎶🎶
Like following a shining thread, time is flowing quietly
While people stick to the movement of flow and ebb, they are reborn
🎶🎶🎶🎶🎶🎶
Your smile is the warmth that melts my chest
Like a faint dream that I had somewhere
Even if the present moment is cut out by the setting sun,
our shadows are overlapping
🎶🎶🎶🎶🎶🎶
Like destinies that crossed each other, endless and far, boundless and deep
I grasped it again and again, I lost it again and again- the fact that we were finally able to meet
Like how the sky yearns for the earth, the flower waits for rain, and the night falls in love with tomorrow
I yearned so much for the fact that two hearts were one
🎶 🎶🎶🎶🎶🎶
If we can relieve ourselves from our long slumber and meet tonight
Then come on, let's dance in our rondo
🎶🎶🎶🎶🎶🎶
Like moving through past days, the moon is tender and clouded
And beyond my memories, love overflowed again.
🎶🎶🎶🎶🎶🎶
If I can walk through your time again, then I want to become a shadow and protect you
Even if the wind, blowing blindly, estranges us please don't forget about believing
🎶🎶🎶🎶🎶🎶
Like an aimless sparkle, a fleeting waver, and drifting illusions
Even while I wandered, I finally made it to the place that won't change
Even if the darkness steals away the sun, lies cry to sins, and the past splits apart the future,
As if I've been around, I'm certain I chose this place
🎶🎶🎶🎶🎶🎶
Like destinies that crossed each other, endless and far, boundless and deep
I grasped it again and again, I lost it again and again- the fact that we were finally able to meet
Like how the sky yearns for the earth, the flower waits for rain, and the night falls in love with tomorrow
I yearned so much for the fact that two hearts were one
🎶🎶🎶🎶🎶🎶🎶
If the white rose petals scatter one by one, will we be dyed by the tender morning?
And if I were reborn and bloom in your chest, our love will become eternity
♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️♥️
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白い薔薇の花びら
ひとつふたつ開けば
あの日の記憶蘇るでしょう
安らぎに照らされて
花を咲かせた夜は
甘くせつなく 色づいていく
光る糸を辿るように
時間(とき)は静かに流れて
満ち引く揺れに添いながら
人は生まれ変わる
貴方の微笑みは
胸を溶かすぬくもり
どこかで見た 淡い夢のよう
沈む夕日に 今を切り取られても
二人の影は重なっていく
果てしなく遠く 限りなく深く
交わった運命のように
何度もつかんで 何度も失って
やっと廻り合えた事
空が地を求め 花が雨を待ち
夜が明日を恋うように
二つの心が 一つだったこと
こんなにも求めてたの
永い眠りほどいて
今宵めぐり逢えたら
二人の輪廻曲(ロンド)
さあ 踊りましょう
過ぎた日々を流すように
月はやさしく潤んで
記憶の先にもう一度
愛しさが溢れた
貴方の年月を 二重に歩めるなら
影となって 守っていたい
吹き迷う風 二人を遠ざけても
信じることを忘れないで
宛てない煌めき 儚い揺らめき
漂う幻のように
彷徨いながらも 変わらない場所へ
やっとたどり着いた事
闇が陽を奪い 嘘が罪に泣き
過去が未来を裂いても
巡りゆく様に きっとこの場所を
私は選んでいたの
果てしなく遠く 限りなく深く
交わった運命のように
何度もつかんで 何度も失って
やっと廻り合えた事
空が地を求め 花が雨を待ち
夜が明日を恋うように
二つの心が 一つだったこと
こんなにも求めてたの
白い薔薇の花びら
ひとつふたつ散る時
優しい朝に染められるでしょう
そして生まれ変わって
貴方の胸に咲けば
二人の愛は永遠になる
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sekaiki-honey · 3 months
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自分で書いたFanfictionにコメントをするの巻
Dear:along not forget
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2008年に初めて書いたラタトスクの騎士後のロイコレが主役の長編です。(本当に初めて書いた長めの話としては、アビスのアッシュ×ナタリアだったと思います)なんと15年前。やば……そりゃ私も歳を取るわけです。しかも8月12日に公開していたようなので、ラタトスクの騎士が発売されてから2ヶ月ほどで書いてました。手が早いな自分。
当時はまだ私も10代の若造でしたが、文章に拙い部分はありつつも、こういった長い話を生み出すエネルギーを既に持っていた事に改めて驚きました。今同じテーマで書き直すなら、絶対2倍くらいの文章量になると思います……笑
15年も前なので、解説というよりは読み返してみての感想が主になると思います。そんなに長くないです。
タイトルについて
正直なんでこのタイトルつけたのか全く覚えてません。笑 確か文法としてはちょっと微妙な表現で、それにも一応理由付けをしていたはずなのですが……。『Dear』という前置きにも確か意味があって、同時期に公開したゼロしいの話にもついてました。内容としては全然関係ない内容だったんですけど、もしかしたら自分の中で同じ世界線で位置付けて書いていたのかもしれません。
記憶喪失ネタ
昔は結構ありがちなテーマだったと思いますが、最近は見ない設定ですね。いや、どうだろ……自分が観測出来てないだけなのかな?
ただ記憶喪失ネタがやりたかったというのもあるかもしれませんが、思い返せば当時シルヴァラント編をプレイしていて脳裏をよぎった設定でもあるかもしれません。最後の封印でコレットは『心と記憶』を捧げましたが、これが『記憶のみ』だったとしたらどうなっちゃうんだろう……って心配しながらプレイしたような気もします。ロイドが沢山心配してくれた事、ロイドの為に世界再生を頑張った事も忘れてしまうのだろうか……という小さな疑問に自分で答えを出すために書いたのかもしれません。
『幼馴染』ではないロイドとコレット
幼馴染という二人の関係性を取っ払い、純粋に『ロイド』『コレット』それぞれただの人間としてどう関わるかを描いています。もちろんロイドはこれまでに重ねてきたコレットとの年月がありますが、コレットは自分を心配してくれるロイドの姿を見て、素直に「この人はとても優しい人だ、私を好いてくれる人だ」という印象を抱きます。神子や使命という肩書きや背負うものを無くしても、変わらず素直にお互いを想う気持ちがある事を伝え合った結果、ある意味本当の意味での恋をしているみたいな感覚ですかね。個人的にロイドとコレットは、恋愛というよりは究極の家族愛という感情を抱いていそうと思っているので、そういう意味では新しい関係性でもあります。
改めて恋の感情を芽生えさせた結果、コレットは「ロイドをもっと好きになるために記憶を取り戻す」選択をし、ロイドは「ありのままのコレットが大好きだから、俺に遠慮せず自由に生きて欲しい」という結論を出します。同じ感情のようで、真反対の答えを出しつつも、二人は旅を続けています。
また、気持ちを通わせるにあたって、ワガママを言う事や本音を言う事もそうですが、本編でも沢山あった「泣く事」を大事に書いています。ロイコレちゃんを泣かせるのは楽しいし大好きです。ごめんね。笑
エミルとマルタの合流
時期設定としてはラタトスクの騎士(DotNW)トゥルーエンド直後くらいのつもりです。エミルは変わらず戦う事が可能ですが、マルタはコアを失った為治癒術が使えず、���体能力も一般人レベルまで下がっているので、このメンバーではほぼお荷物状態という設定です。
2人を出したのは明確にラタ騎士後の世界だという事を分かりやすくしたかった事と、真剣に恋について話が出来るのがメンツ的にこの2人だったからですかね。リーガル辺りだともっと上の次元の話をしそうだし。
ロイドの羽
完全にやりたかっただけな気がする。笑 羽が出ちゃうくらい完全にキレちゃったロイドくん。昔サイトに掲載していた時に、拍手コメントで褒めて戴いたのがとても印象的なシーンです。
ゼロスとしいなの夫婦漫才
これもやりたかっただけですかね。今も変わらないんですが、私がしいなを書くとだいたいコレット大好きな子になってる気がします。単純にゼロしいの会話は軽快なやりとりが多くて書きやすいので、ロイコレの話ではだいたいどちらかを出しがちですね。
表紙絵
15年越しに表紙絵をつける事になりました笑
イメージは水樹奈々さんの『deep sea』という曲です。元々表紙絵のつもりでは描いてなかったのですが、描き終わってからこのお話の事を思い出してイメージが合うなと思って加工しました。まだまだデジタルソフトに慣れてない時期ですが、色々試したりする事が出来て割とここ1年くらいの中では重要な絵になったかなと思います。
初めてグリザイユ画法にチャレンジしたのもこの絵だった気がする。
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shredderwastesnow · 2 months
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長々と「ゴーストワールド」考
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私がテリー・ツワイゴフ監督の映画「ゴーストワールド」と出会ったのは、2000年代中盤のことだった。映画館ではなく、ツタヤでDVDを借りて実家のリビングで観た。コロナ禍によってビデオ・DVDレンタル屋としてのツタヤが街から消えた今になって振り返ると、あの日からずいぶん遠くに来てしまったことを実感する。
映画冒頭、アップテンポなジャズが流れ出し、こぶしの利いた男性シンガーの声が重なる。「シャンフェケシャンフゥ」--何語だか分からないが、気分を高揚させる陽気なグルーヴ。しか���、映像はアメリカ郊外の白いマンションで、音楽の古めかしさと不釣り合いな印象を与える。
カメラはマンションの外から窓の中を捉えつつ、右へと移動する。それぞれの窓の向こうにいる住人たちが部屋でくつろいだり食事をしたりといった光景がいくつか展開された後、濃いオレンジの壁紙の部屋が映し出される。部屋の中央で、黒縁眼鏡をかけたぽっちゃりめの女の子が、黒髪のボブを振り乱して踊っている。傍らには昔ながらのレコードプレーヤー。そこから大音量で流れる「シャンフェケシャンフウ」--アメリカにおけるサブカル眼鏡女子の強烈な自己主張は、無機質な郊外の光景へのレジスタンスのようだ。
細かい台詞やキャラクターは忘れてしまっても、このシーンだけは鮮烈に頭に残っている。この映画が何を描こうとしているのか、冒頭を観ただけで分かった。自分の世界を持っている人間の素晴らしさと痛々しさ。そんな存在を愛おしむ監督の眼差し。
2時間弱の物語の中では、高校を卒業したものの進路が決まらない主人公イーニドが迷走に迷走を重ねる。そして、彼女が何かを成し遂げるようなラストも用意されていない。
ありがちなティーンエイジャー文化に埋没する無個性なクラスメイトや郊外の退屈な人々を馬鹿にしている割に自分自身もぱっとしないイーニドの姿は痛々しいが、十代の自分にも確かにそんな一面があったことが思い出され、いたたまれない気持ちになる。それでも、映画を見終えた私の心には温かい余韻が残った。監督が最後までイーニドに寄り添い続けていることが伝わってきたから。
2023年下旬、何の気なしに見ていたX(旧twitter)で、ゴーストワールドのリバイバル上映を知った。絶対に行かなければと思った。あの名作と、映画館で出会い直したい。 上映が始まって約1ヶ月後の2024年1月、再開発によって円山町から宮下に移転したBunkamuraル・シネマの座席で、私はイーニドたちと再開することになった。
改めて観てみると、最初に観た時の感動が蘇ったシーンもあれば、初見では気付かなかった要素が見つかったシーンもあり、希有な鑑賞体験になった。 これ以降、個人的に気になった部分を列挙してみる。
自由という試練
物語の序盤で、主人公イーニドと幼馴染みのレベッカは、揃って高校を卒業する。式が終わると、イーニドとレベッカは会場から走り出て、卒業生が被る伝統の角帽を脱ぎ、校舎に中指を突き立てる。二人とも大学には進学せず就職もしないので、これからは受けたくない授業を受ける必要もなく、大人として自分の道を選ぶことができる。スクールカースト上のポジションに惑わされることもない。
しかし、コーヒーのチェーン店で働きながら親元を離れて暮らすためアパートを探し始めるレベッカとは対照的に、イーニドは将来のビジョンを持てないまま高校の補講に通い、髪を派手な色に染めてみたり、映画館のアルバイトを一日でクビになったりしている。ルームシェアをする約束を果たす気があるのかとレベッカに問い詰められれば「自立、自立って馬鹿みたい」と滅茶苦茶な言葉を返して怒らせ、家に帰ってからベッドで泣く。イーニドは自由を満喫するどころか、自由を持て余しているように見えた。
高校生の頃は、学校の教員たちが決めたルールに従い、与えられたタスクをクリアすることが求められていた。経済的に親に頼っている分、親や家族というしがらみもある。大人の介入を避けられない年代にいるうちは、人生の問題を大人のせいにすることもそれなりに妥当だ。
しかし、高校を卒業してしまえば、もう人生の諸問題を安易に大人のせいにできない。複雑な家庭の事情に悩まされていても、「もう働ける年齢なんだから、お金を貯めて家を出ればいいんじゃない?」と言われてしまう。
自分の進路を選び、やるべきことを見極めて着実に実行することは、何をすべきなのか指示してくる人間に「やりたくない!」と反抗することよりもはるかに難しい。与えられた自由を乗りこなすだけの自分を確立できていないイーニドの戸惑いと迷走は、滑稽でありながらも、既視感があってひりひりする。
シスターフッドの曲がり角
この映画には、イーニドとレベッカのシスターフッド物語という側面もある。十代を同じ街で過ごし、お互いの恋愛事情も知り尽くしている二人が、高校卒業という節目を境に少しずつ噛み合わなくなってゆく過程が切ない。二人とも、相手を大切に思う気持ちを失ったわけでは決してない。それでも、環境の変化が二人の違いを鮮明にし、今まで通りではいられなくなる。
イーニドもレベッカも、世界をシニカルに見ている点は共通している。派手に遊んでいたクラスメイトが交通事故で身体障害を負ってから改心し、卒業式のスピーチで命の尊さを語っていたことに対して「人間そんなに簡単に変われるわけない」と陰で批判したり、卒業パーティーでも弾けたりせずぼそぼそ喋っていたりと、どこかひねくれた態度で生きている。世の中が用意する感情のフォーマットに素直に乗っからない低温な二人の間には、確かな仲間意識が見て取れた。
しかし卒業を契機に、二人の関係はぎくしゃくし始める。 イーニドは仮に卒業できたものの、落第した美術の単位を取得するため補講に出なければならない。スムーズに卒業したレベッカはカフェのチェーン店で働き始め、アルバイトではあるが社会に居場所を得る。卒業したばかりの頃はイーニドと一緒にダイナーに行き、新聞の尋ね人欄に出ていた連絡先にいたずら電話をするといった行動にも付き合っていたレベッカだったが、アルバイトも続かずルームシェアの部屋探しにも消極的なイーニドに徐々に愛想を尽かす。イーニドが中年男性シーモアとの関係を隠していたことが、さらに二人の距離を広げてしまう。
イーニドは古いレコードを集めるのが好きで、一癖あるファッションを身に纏い、多少野暮ったい部分はあるにしても自分の世界を持っている。バイト先でも、上司の指示に違和感を覚えれば分かりやすく態度で示す。表面的にはリベラルな国を装いつつ水面下では依然として差別が行われているアメリカ社会に対しても、批判的な眼差しを向けている。
しかし、それを表現した自分のアート作品が炎上した際、イーニドは作品を批判する人々に対して展示の意義を説明せず、展覧会の会場に姿を見せることすらしなかった。どんなに鋭い感性があっても、表現する者としての責任を全うする姿勢のないイーニドは、アーティストにはなれないだろう。黒縁眼鏡の媚びない「おもしれー女」ではあってもカリスマになる素質はなく、かといってマジョリティ的な価値観への転向もできないイーニドの中途半端さは、何とも残念である。
一方レベッカは、シニカルな部分もありつつ、現実と折り合いを付けて生きてゆけるキャラクターだ。店に来たイーニドに客への不満を漏らしながらも、上司に嫌味を言ってクビになったりすることはない。経済的に自立して実家を出るという目標に向かって、地に足の着いた努力ができる。
そして、レベッカは白人で、イーニドより顔が整っている。二人がパーティーに行くと、男性たちはユダヤ系のイーニドに興味を示さず、レベッカにばかり声を掛ける。 どう考えても、社会で上手くやってゆけるのはレベッカの方なのだ。
卒業を契機に、高校という環境の中ではそれほど目立たなかった二人の差が浮き彫りになる。置いて行かれた気持ちになるイーニドと、現実に向き合う意欲が感じられないイーニドに苛立つレベッカ。どちらが悪いわけでもないのに、高校の時と同じ関係ではいられない。絶交するわけではないけれど、何となく離れてゆく。
人生のフェーズに応じて深く関わる人が変わってゆくのはよくあることだし、どうにもならない。それでも、楽しかった長電話が気まずい時間に変わったり、昔だったら隠さなかったことを隠すようになる二人を見ていると、人生のほろ苦い部分を突きつけられるようで、胸が締めつけられる。
シーモア:大人になりきらないという選択肢
冴えない中年男性シーモアは、この映画におけるヒーローでありアンチヒーローだ。平日は会社員だが、休日は音楽・レコード・アンティークオタクとして自分の世界に耽溺し、友達も似たような同性のオタクばかり。せっかくライブハウスで女性が隣に座っても、音楽の蘊蓄を語って引かれる。そのくせ「運命の出会い」への憧れをこじらせている。自分の世界を持っている人間の素晴らしさと痛々しさを、これでもかと体現しているキャラクターだ。
イーニドとシーモアの出会いは、イーニドのいたずら電話がきっかけだった。新聞の尋ね人欄を読んでいたイーニドは、バスで少し会話をした緑のワンピースの女性にまた会いたいと呼びかける男性の投書を発見し、この気持ち悪いメッセージの発信者を見てやろうと、緑のワンピースの女性を装って電話をかける。会う約束を取り付け、待ち合わせの場所に友達と共に向かうと、呼び出されたシーモアがやって来る。
待ちぼうけを食らうシーモアを陰で笑いものにするイーニドだったが、別の日に街で偶然見かけたシーモアを尾行して、彼がレコードオタクであることを知り興味を持つようになる。シーモアのマンションで開かれたガレージセールで、イーニドはシーモアが売りに出した中古のレコードを買い、会話を交わし、徐々に距離を縮めてゆく。
シーモアが自宅でレコードオタクの集まりを開いた日、イーニドはシーモアの部屋に入る機会を得、彼のコレクションと生き様に驚嘆する。
恐らくイーニドは、シーモアという存在から、アーティストやクリエーターにはなれなくても自分らしさを手放さずに生きられると学んだ。たとえ恋愛のときめきが去ったとしても、シーモアの残像はイーニドの中に残り、社会と折り合いを付けられない彼女の行く先をささやかに照らすのではないだろうか。
(そして、シーモアの姿が、一応仕事や勉学などで社会と折り合いを付けながらも、家庭を持たず読書や映画鑑賞や執筆に明け暮れる独身中年の自分と重なる。その生き様が誰かの未来を照らしたりすることはあるのだろうか。もちろん作家として誰かの人生に言葉で貢献するのが一番の目標ではあるものの、映画を観た後、最低限シーモアになれたらいいなという気持ちになった。初見の時と感情移入するキャラクターが変わるというのは、なかなか新鮮な体験。)
矛盾を抱えたアメリカ社会への言及
最初に観た時はイーニドや一癖あるキャラクターたちが織り成す人間模様にしか目が行かなかったが、二度目の鑑賞では、画面の端々に映り込むアメリカ社会への皮肉もいくつか拾うことができた。
ライブハウスのシーンに、ブルースに影響を受けたと思われる白人のボーイズバンドが登場する。ヴォーカルは「朝から晩までcotton(綿花)を摘む毎日さ」みたいな歌を熱唱する。確かにブルースにありがちな歌詞だ。しかし、綿花を摘む労働をさせられていたのは主に黒人であり、白人は黒人をこき使う側だったはず。労働者の心の拠り所として作られたブルースという文化を、ブルジョワである白人が無神経に簒奪しているという皮肉な現実が、この短い場面にそっと描かれている。
また、イーニドとレベッカが一緒にパーティーに行くとレベッカばかりが男性に声を掛けられる件には既に触れたが、声を掛けてくる男性はほぼ白人だ。アジア系の男性や黒人男性などがレベッカをナンパすることはない。たまたま二人の住む街が白人の多い地域という設定なのかもしれないが、このようなキャスティングが決まった背景には、制度上の人種差別がなくなっても人種によるヒエラルキーが社会に残っているという監督の認識があるのではないかと感じた。
そして、個人商店がチェーン店に取って代わられ、住宅地が画一的なマンションで占められ、街が少しずつ個性を失ってゆく描写もある。レベッカが働くカフェ(ロゴがスターバックス風)やイーニドがバイトをクビになるシネコン内の飲食店は、無個性なチェーン店そのものだ。モノやサービスが画一的になり、雇用や労働のスタイルも画一的になり、マニュアル通りに動けない人間が排除される世界へのささやかな批判が、様々なシーンの片隅にそっと隠されている。
この映画は、十代の葛藤を単なる自意識の問題として片付けず、矛盾だらけで個性を受け入れない社会にも責任があると言ってくれていた。改めて、監督や制作者たちのティーンエイジャーに対する温かい眼差しを感じた。
ラストシーンをどう解釈するのか
ネタバレになるので詳細は伏せるが、この映画のラストシーンは比喩的で、どう受け止めるのが正解なのか分からない。イーニドの人生に希望の光が差すことはなく、かといって大きな絶望が訪れることもなく、自分を命がけで守ってくれた人の思い出を胸に強く生きることを誓うみたいな展開にもならない。とにかく、分かりやすいメッセージのある終わり方ではないのだ。
(映画館を出た後にエレベーターで乗り合わせた若いカップルも、やはりラストの解釈が難しいという会話をしていた。)
私自身は、このラストを、イーニドが他力本願な自分から卒業することをようやく決意したという意味に捉えている。
これまでのイーニドは、心細くなれば友人のレベッカやジョシュを呼び出し、映画の中盤以降ではシーモアにも絡んでいた。人生に行き詰まれば、誰かを頼って気を紛らわす。偶発的に何かが起こって道が開けないかな、みたいな感覚で生きているような印象だった。 しかし、物語の終盤で、一時はイーニドにとってヒーローだったシーモアが、突然遠のく。レベッカとも既に疎遠になっているイーニド。そして、不思議なラストシーン。イーニドは、私たちに背中を向けている。
イーニドは、自分を導いてくれるヒーローも、どう生きるべきか教えてくれる天使も、どこにもいないということに気付いたのではないだろうか。 人間は最終的には孤独で、自分の人生は自分で切り拓いてゆくしかない。ラストシーンのイーニドからは、彼女が紆余曲折の果てに辿り着いた人生の真理が滲んでいるように思える。
そして、イーニドの後ろ姿は、スクリーンのこちら側にいる私たちに対しても「自分の人生は自分で切り拓いてゆくしかないよ」と語りかけている気がする。どう生きるべきか、映画に教えて貰おうなんて思うなよ。自分で行動して、傷ついたり恥をかいたりしながら、自力で見つけるんだ。
以上が私なりの解釈だが、違う見方もあるのかもしれない。他の人の批評も検索してみたい。
おわりに
Bunkamuraル・シネマでの「ゴーストワールド」上映は明日で終わる。しかし、各地の名画座での上映はまだ続くようだ。これからも沢山の人がイーニドたちに出会うことを想像すると、自然と笑いがこみ上げる。
イーニドの冴えない青春は、観た人の心に何をもたらすのか。
これを読んで少しでも気になった方は、是非スクリーンで、ラストシーンまで見届けてください。
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kyoukyo-u · 5 months
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お返しと言わんばかりにもしや、と思ってお題箱を久しぶりに開いたら案の定入ってました。Da-iCEの工藤大輝さん。これは入れてくるのを覚悟しておりました(笑)いつも僕は大輝さんと呼びます。パフォーマンスも歌も、作詞作曲もお手の物で僕と真逆でファッションセンスもいいと来たものです。アイドルや色んなものに詳しくて"多才"という言葉は大輝さんの為に生まれたのではないのかと錯覚を起こすほど。それに加えレコード大賞の受賞者という敵う所が見つからない兄貴。極めつけは僕の愛してやまないAAAの西島隆弘さんに楽曲提供もしているという事。いやー凄い。好きなアーティストさんのコラボレーション。いつか大輝さんにINIへ楽曲提供して頂きたいものです。共通なことと言えば歌をこよなく愛する事と甘いものが好きな所。以前Da-iCE music LabでINIの僕含めメインボーカル3人とDa-iCEのボーカルの花村想太さんと大野雄大さんと番組内でDa-iCEさんの『恋ごころ』コラボパフォーマンスさせて頂きました。もう一年以上前なんですね。時間が経つのはあっ���いう間です。大輝さんのラジオに代打でお邪魔させて頂いた事もありましたね。そして一緒にラジオでお話させて頂いた事も。そう、上記にある3枚目の写真の時ですね。人見知りがテーマの時だったんですけど思い切り僕の人見知りが発揮して分かりやすく他2人のメンバーと違って距離がありますね(笑)そんな何気に共演させて頂いていたりしている大輝さんという人はユーモアもあって、めちゃくちゃ優しい兄貴で、僕には割と珍しくメンバー以外で弱音というか相談事をついついしてしまう人です。大輝さんも多忙なのにそんな中でも嫌な顔1つせず話を聞いてくれてそれに対して暖かく前向きな言葉をいつだってくれます。ある日唐突に大輝さんと勇征くんを招待して甘いもの共有会グループトークを作っても受け入れて食べたよ報告をきちんとくれます。そして食レポが上手いと褒めてくれます(笑)あと歌も褒めてくれます。つまり褒め上手なんですとても。大輝さんの懐の広さってきっと宇宙?ブラックホール?よりも広いんじゃないかなって思うほどに本当に広くて。どんなきっかけであれこうやって繋がれて色んな話が出来て出会った当初よりも少しづつでも確実に距離は縮まっているのではないでしょうか。どうですか?(笑)これからも少しづつ距離を縮めていきたいと密かに思っております。一時期の僕はメンバーだけで固めてたり他のアーティストさんと絡む事を辞めていた時期もあったんですけど、意を決して世界を広めてみたら先程も記載した通りとても暖かくて懐が計り知れないくらい広くて大切な大切な兄貴に出会えました。大輝さんと直接のやり取りの中でも話させて頂いたんですけど、リアルだとしてもこの世界だとしても"大切"だと思える人に出逢えるのって奇跡なんですよね。何万人、何億人といる中でそう思える人に出逢える可能性なんて割合にしてもめちゃくちゃ低くて。だからこそ心の底から出逢えて良かったって思うし、勝手ではありますが大切だと思える大輝さんと今こうして繋がれて会話もしてお互いキャスにも行き合う仲になれて僕は幸せ者です。きっとこれからも沢山お世話になると思いますが!京ちゃん京ちゃん!ってしてくれる大輝さんでいてください!語りだしたら纏まらなくなって永遠に書き続けてしまうのでそろそろ締めましょうか。余談が多すぎましたね。失礼致しました。でもお題箱に入れてくれていた内容が語ってくださいだから許されるかな?って思ってます。きっとこの先もっと対話を重ねて行けば行くほど大輝さんの良さは今以上に出てくるでしょう。その時はまた勝手に語りますね。大輝さん、いつもありがとう。これからも藤牧京介をよろしくお願いします。
大輝さんとのやり取りやTumblrで列ねる言葉がとても大好きです。それもきっと作詞している分言葉選びというか言葉遊びというかなんといえば正解なのか分からないけれど言葉の引き出しが多いからこそなんだろうなぁって尊敬しているうちの一つでもあります。いつか僕も大輝さんみたいに沢山の人の心を動かせるような歌詞が描けるように今以上に頑張ろうと思いました。また絶対共演しましょうね。約束。言霊ってあると思うので言葉にこうやって残しておこうと思います。いつかDa-iCEさんの曲もカバーしたいなぁ。カバーしたら真っ先に報告に行きますね!
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ma-taikiblog · 6 months
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どうも、工藤です。
勇征さんからお気に入りの曲を紹介するように
リクエスト貰ったのでお答えさせてもらいます
今回宣伝の意味合い省くのでDa-iCEでない曲に
山程あるけど3曲に頑張って絞りに絞りました
言えないよ / 郷ひろみ
選曲渋すぎますね。自覚しております。(笑) この有名曲は昔っから好き。今の年代の子達に昭和の曲が響いてるらしく音楽的に素晴らしい傾向にあるなぁと思いましたので知らない方は是非聴いてもらいたいです。友人関係にある2人だからこその、もどかしい恋愛模様。物語を読んでるかのように聴き進められるんですよね。まず最初は歌詞だけ読んでみて欲しいかな。
MINT / 高瀬統也
さっきとは打って変わった雰囲気です。R&Bが好物の僕が 「かっけぇ…」と感嘆してしまった一曲。街の中でぼーっと歩きながらイヤホンから垂れ流したくなる。言葉と音の運びがドストライク。超好きなんですよ。「キスはミントのガムを噛まなきゃしてくれない」 「君の気遣いなんてくだらない」 この歌詞から、相手と自分の距離感の詰め方の違いや気持ちの温度差が繊細に表されてる。当時は気にすることなかった行動でも今思えば、みたいな回想も含め主人公はかなり相手のことばかりを考えてますね。本能的に好きだと思う8割が失恋の曲ばかりなのが謎なんです。(笑)
初恋 / lucky Kilimanjaro
ラッキリさんの曲はどれも問答無用で好き。MVの影響だとは思うんですが聴いてると記憶にない夏の初恋に想い馳せてしまいます。とは言いますが、この曲は初恋について歌ってるわけじゃなくて本気になればどの恋もまるで初恋のように傷付いたり心踊ったりするよねと言いたげで確かにね、と頷きたくなる。譜面にリピート記号が多いものはその曲の世界観に閉じ込められた感覚になれるので僕はすごく好きです。「HOUSE」 と 「Drawing!」 も好きです。豪華且つお洒落に彩られたトラックは聴いてて気持ちが良い。
最後ずるいですけど無理して3曲に収めました
何十曲も紹介をしたとて鬱陶しいと思うのでね
皆さんの最強プレイリストも教えてくださいな
したっけ
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もう半袖終わりかと思いきやまだまだ暑いね
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kachoushi · 11 months
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各地句会報
花鳥誌 令和5年5月号
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坊城俊樹選
栗林圭魚選 岡田順子選
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令和5年2月2日 うづら三日の月花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
厨女も慣れたる手付き雪掻す 由季子 闇夜中裏声しきり猫の恋 喜代子 節分や内なる鬼にひそむ角 さとみ 如月の雨に煙りし寺の塔 都 風花やこの晴天の何処より 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月4日 零の会 坊城俊樹選 特選句
暗闇坂のチャペルの春は明日あたり きみよ 長すぎるエスカレーター早春へ 久 立春の市の算盤振つてみる 要 冬帝と暗闇坂にすれ違ふ きみよ 伊達者のくさめ名残りや南部坂 眞理子 慶應の先生眠る山笑ふ いづみ 豆源の窓より立春の煙 和子 供華白く女優へ二月礼者かな 小鳥 古雛の見てゐる骨董市の空 順子 古雛のあの子の部屋へ貰はれし 久
岡田順子選 特選句
暗闇坂のチャペルの春は明日あたり きみよ 冬帝と暗闇坂にすれ違ふ 同 大銀杏八百回の立春へ 俊樹 豆源の春の売子が忽と消え 同 コート脱ぐ八咫鏡に参る美女 きみよ おはん来よ暗闇坂の春を舞ひ 俊樹 雲逝くや芽ばり柳を繰りながら 光子 立春の蓬髪となる大銀杏 俊樹 立春の皺の手に売るくわりんたう 同 公孫樹寒まだ去らずとのたまへり 軽象
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月4日 色鳥句会 坊城俊樹選 特選句
敬􄼲な信徒にあらず寒椿 美穂 梅ふふむ野面積む端に摩天楼 睦子 黄泉比良坂毬唄とほく谺して 同 下萌や大志ふくらむ黒鞄 朝子 觔斗雲睦月の空に呼ばれたる 美穂 鼻歌に二つ目を割り寒卵 かおり 三􄼹路のマネキン春を手招きて 同 黄金の国ジパングの寒卵 愛 潮流の狂ひや鯨吼ゆる夜は 睦子 お多福の上目づかひや春の空 成子 心底の鬼知りつつの追儺かな 勝利
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月6日・7日 花鳥さざれ会 坊城俊樹選 特選句
潮騒を春呼ぶ音と聞いてをり かづを 水仙の香り背負うて海女帰る 同 海荒るるとも水仙の香の高し 同 坪庭の十尺灯篭日脚伸ぶ 清女 春光の中神島も丹の橋も 同 待春の心深雪に埋もりて 和子 扁額の文字読めずして春の宿 同 砂浜に貝を拾ふや雪のひま 千加江 村の春小舟ふはりと揺れてをり 同 白息に朝の公園横切れり 匠 風花や何を告げんと頰に触る 笑子 枝川やさざ波に陽の冴返る 啓子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月8日 さくら花鳥会 岡田順子選 特選句
雪を踏む音を友とし道一人 あけみ 蠟梅の咲き鈍色の雲去りぬ みえこ 除雪車を見守る警備真夜の笛 同 雪掻きの我にエールや鳥の声 紀子 握り飯ぱりりと海苔の香を立て 裕子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月10日 鳥取花鳥会 岡田順子選 特選句
東風に振る竿は灯台より高く 美智子 月冴ゆる其処此処軋む母の家 都 幽やかな烏鷺の石音冴ゆる夜 宇太郎 老いの手に音立て笑ふ浅蜊かな 悦子 鎧着る母のコートを着る度に 佐代子 老いし身や明日なき如く雪を掻く すみ子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月11日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
朝光や寺苑に生るる蕗の薹 幸風 大屋根の雪解雫のリズム良き 秋尚 春菊の箱で積まれて旬となる 恭子 今朝晴れて丹沢颪の雪解風 亜栄子 眩しさを散らし公魚宙を舞ふ 幸子 流れゆくおもひで重く雪解川 ゆう子 年尾句碑句帳に挟む雪解音 三無 クロッカス影を短く咲き揃ふ 秋尚 あちらにも野焼く漢の影法師 白陶 公魚や釣り糸細く夜蒼し ゆう子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月13日 枡形句会 栗林圭魚選 特選句
犬ふぐり大地に笑みをこぼしけり 三無 春浅しワンマン列車軋む音 のりこ 蝋梅の香りに溺れ車椅子 三無 寒の海夕赤々漁終る ことこ 陽が風を連れ耀ける春の宮 貴薫 青空へ枝混み合へる濃紅梅 秋尚 土塊に春日からめて庭手入 三無 夕東風や友の消息届きけり 迪子 ひと雨のひと粒ごとに余寒あり 貴薫
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月13日 武生花鳥俳句会 坊城俊樹選 特選句
浅春の眠りのうつつ出湯泊り 時江 老いたれば屈託もあり毛糸編む 昭子 落としたる画鋲を探す寒灯下 ミチ子 春の雪相聞歌碑の黙続く 時江 顔剃りて少し別嬪初詣 さよ子 日脚伸ぶ下校チャイムののんびりと みす枝 雪解急竹はね返る音響く 同 寒さにも噂にも耐へこれ衆生 さよ子 蕗の薹刻めば厨野の香り みす枝
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月14日 萩花鳥会
水甕の薄氷やぶり野草の芽 祐子 わが身共老いたる鬼をなほ追儺 健雄 嗚呼自由冬晴れ青く空広く 俊文 春の園散り散り走る孫四人 ゆかり 集まりて薄氷つつき子ら遊ぶ 恒雄 山々の眠り起こせし野焼きかな 明子 鬼やらひじやんけんで勝つ福の面 美惠子
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令和5年2月15日 福井花鳥会 坊城俊樹選 特選句
吹雪く日の杣道隠す道標 世詩明 恋猫の闇もろともに戦かな 千加江 鷺一羽曲線残し飛び立てり 同 はたと止む今日の吹雪の潔し 昭子 アルバムに中子師の笑み冬の蝶 淳子 寒鯉の橋下にゆらり緋を流す 笑子 雪景色途切れて暗し三国線 和子 はよしねまがつこにおくれる冬の朝 隆司 耳目塗り潰せし如く冬籠 雪 卍字ケ辻に迷ひはせぬか雪女 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月16日 伊藤柏翠記念館句会 坊城俊樹選 特選句
指先に一つ剥ぎたる蜜柑の香 雪 大寒に入りたる水を諾ひぬ 同 金色の南無観世音大冬木 同 産土に響くかしは手春寒し かづを 春の雷森羅万象𠮟咤して 同 玻璃越しに九頭竜よりの隙間風 同 気まぐれな風花降つてすぐ止みて やす香 寒紅や見目安らかに不帰の人 嘉和 波音が好きで飛沫好き崖水仙 みす枝 音待てるポストに寒の戻りかな 清女 女正月昔藪入り嫁の里 世詩明
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月17日 さきたま花鳥会 坊城俊樹選 特選句
奥つ城に冬の遺書めく斑雪 月惑 顔隠す一夜限りの雪女郎 八草 民衆の叫びに似たる辛夷の芽 ふじほ 猫の恋昼は静かに睨み合ひ みのり 薄氷に餓鬼大将の指の穴 月惑 無人駅青女の俘虜とされしまま 良江 怒号上げ村に討ち入る雪解川 とし江 凍土を突く走り根の筋張りて 紀花 焼藷屋鎮守の森の定位置に 八草 爺の膝捨てて疾駆の恋の猫 良江
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月19日 風月句会 坊城俊樹選 特選句
古玻璃の奥に設ふ古雛 久 笏も扇も失せし雛の澄まし顔 眞理子 日矢さして金縷梅の縒りほどけさう 芙佐子 梅東風やあやつり人形眠る箱 千種 春風に槻は空へ細くほそく ます江 山茱萸の花透く雲の疾さかな 要 貝殻の雛の片目閉ぢてをり 久 古雛髪のほつれも雅なる 三無 ぽつねんと裸電球雛調度 要
栗林圭魚選 特選句
紅梅の枝垂れ白髪乱さるる 炳子 梅園の幹玄々と下萌ゆる 要 濃紅梅妖しきばかりかの子の忌 眞理子 貝殻の雛の片目閉ぢてをり 久 古雛髪のほつれも雅なる 三無 老梅忌枝ぶり確と臥龍梅 眞理子 山茱萸の空の広さにほどけゆく 月惑 八橋に水恋うてをり猫柳 芙佐子
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月21日 鯖江花鳥句会 坊城俊樹選 特選句
師を背負ひ走りし人も雪籠 雪 裏庭開く枝折戸冬桜 同 天帝の性こもごもの二月かな 同 適当に返事してゐる日向ぼこ 一涓 継体の慈愛の御ん目雪の果 同 風花のはげしく風に遊ぶ日よ 洋子 薄氷を踏めば大空割れにけり みす枝 春一番古色の帽子飛ばしけり 昭上嶋子 鉤穴の古墳の型の凍てゆるむ 世詩明 人の来て障子の内に隠しけり 同 春炬燵素足の人に触れざりし 同 女正月集ふ妻らを嫁と呼ぶ 同
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月26日 月例会 坊城俊樹選 特選句
能舞台昏きに満ちて花を待つ 光子 バス停にシスターとゐてあたたかし 要 空に雲なくて白梅すきとほる 和子 忘れられさうな径の梅紅し 順子 靖国の残る寒さを踏む長靴 和子 孕み猫ゆつくり進む憲兵碑 幸風 石鹸玉ゆく靖国の青き空 緋路 蒼天へ春のぼりゆく大鳥居 はるか
岡田順子選 特選句
能舞台昏きに満ちて春を待つ 光子 直立の衛士へ梅が香及びけり 同 さへづりや鉄のひかりの十字架へ 同 春の日を溜め人を待つベンチかな 秋尚 春風や鳥居の中の鳥居へと 月惑 料峭や薄刃も入らぬ城の門 昌文 梅香る昼三日月のあえかなり 眞理子 春陽とは街の色して乙女らへ 俊樹
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
令和5年2月 九州花鳥会 坊城俊樹選 特選句
ポケットの余寒に指を揉んでをり 勝利 黒真珠肌にふれたる余寒かな 美穂 角のなき石にかくれて猫の恋 朝子 恋仲を知らん顔して猫柳 勝利 杖の手に地球の鼓動下萌ゆる 朝子 シャラシャラとタンバリン佐保姫の衣ずれ ひとみ 蛇穴を出て今生の闇を知る 喜和 鷗外のラテン語冴ゆる自伝かな 睦古賀子 砲二門転がる砦凍返る 勝利 小突かれて鳥と屋や に採りし日寒卵 志津子 春一番歳時記の序を捲らしむ 愛
(順不同特選句のみ掲載) ………………………………………………………………
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hanbunmensch · 1 year
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カムスキーCEO復帰エンディングで流れるオペラ曲について
 「カムスキーエンド」と通称される主人公早期全滅ルートで、カムスキーが「Un bel dì, vedremo」を聴いている。ざっと検索したところ、このことに言及しているページが見当たらなかったので書く。ただ、使用曲はエンドクレジットを確認すれば誰にでも分かることで、別に元々オペラに詳しいわけではないためご留意を。  まずはエンディングの概要から。
条件:  カーラが『ズラトコ』以前の章で死亡するか初期化されてメモリを復旧できず、コナーが『最後の切り札』で停止処分になり、マーカスが『自由への行進』で死ぬか『交わる運命』でジェリコから追放される(マーカスが死んだか追放されたかによって報道シーンの構成が変更される)。
 つまり正確には全滅というか、最終章より前にプレイヤーがやることがなくなってしまった場合に条件を満たす。
あらすじ:  FBIがジェリコに襲撃を仕掛けたことを機に、変異体の権利闘争は収束へ向かう。軍により国中のアンドロイドが捕獲・破壊されているという、リビングのテレビが流す大統領の声をバックに、ハンクはロシアンルーレットの当たりを引く。一連の事件を受けてサイバーライフのCEOに再任命されたイライジャ・カムスキーは、アンドロイドは生命を真似てみせるだけの従順な機械であることをカメラの前で明言する。
そして船は現れない
 エンディングムービー中盤のカムスキー邸のシーンで、国がアンドロイド収容所を設置したニュースが聞こえる後ろに、プッチーニのオペラ『蝶々夫人』のアリア「Un bel dì, vedremo(ある晴れた日に)」冒頭が流れている(一応何度も聴き比べて確認したが、もしイタリア語が分かってオペラの聞き取りもできる人がいて、これが間違っていたら知らせてほしい)。
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Un bel dì, vedremo  levarsi un fil di fumo  sull’estremo confin del mare  E poi la nave appare
ある晴れた日に* 一条の煙が上がる 海のかなたに そして船が現れる
*「ある日」が正しいという指摘もあるが、日本では「ある晴れた日に」でよく知られているので今回はこちらを採用した
 聴く限りでは、nave(船)という単語に差し掛かったあたりで、カムスキー邸から次の報道パートに切り替わる。  『蝶々夫人』は長崎を舞台に、アメリカ人の海軍将校と結婚した没落藩士令嬢である蝶々さんが彼に捨てられるまでを描いた悲劇ものオペラ。「Un bel dì, vedremo」は、中盤、国に帰った夫の船が現れるのを蝶々さんが愚直に待ち続ける場面で歌われる。実際のところ将校は彼女を現地妻と考えていて、結局長崎に戻ってはくるがアメリカ人の正妻を連れている。既に彼の為にキリスト教に改宗までして勘当もされていた蝶々さんが、それを知って父の形見の刀で自害し、幕を下ろす。  このオペラ自体は安いエキゾチシズムとしてよく批判されるが、それはともかくとして、ハンクが自殺し暗転してから「Un bel dì, vedremo」が流れるカムスキー邸までの一連のシーンでは、人間──作中世界で迫害される少数派として散々描かれたアンドロイドではなく──が現地妻の立場に置かれている。窓辺の椅子に座るカムスキーは、「海のかなた」(多分デトロイト川だが)を望み、現れない船を待っている。現れない船は、ついぞ出航せず、革命を成し得なかった廃船・ジェリコだとここでは見立てることにする。
伝染病を待ちながら
 『カムスキー』チャプターに遡ると、カムスキーは待たせる側だった。来客をエントランスで待たせるだけでは飽き足らず、部屋に招き入れたうえでわざわざ何往復か泳いでみせて──それが演出か素かはさておき──待たせる側に立とうとした。  待たせることにはどのような意味があるか。ロラン・バルトによるとそれは「あらゆる権力につきものの特権」だそうだ。
転移現象のあるところには常に待機がある。医師が待たれ、教師が待たれ、分析者が待たれているのだ。さらに言えば、銀行の窓口や空港の出発ゲートで待たされている場合にも、わたしは、銀行員やスチュアーデス相手にたちまち攻撃的な関係を打ちたてる。彼らの冷淡さが、わたしのおかれた隷属的状態を暴露し、わたしをいらだたせるからだ。したがって、待機のあるところには常に転移があると言えよう。わたしは、自分を小出しにしてなかなかすべてを与えてくれようとしない存在──まるでわたしの欲望を衰えさせ、欲求を疲労させようとするかのように──に隷属しているのだ。待たせるというのは、あらゆる権力につきものの特権であり、「人類の、何千年来のひまつぶし」なのである。(『恋愛のディスクール・断章』)
 「転移」とは精神分析の用語で、患者が他の人に向けるはずの抑圧された感情を分析者に対し抱く現象を言う。患者はカウンセリングの中で分析者のことを、何でも知っている人だと思い込み、分析者を転移対象にする。転移する感情は愛情であったり敵意であったりする。医師と患者の関係は対等ではないため、医師は患者からの転移性恋愛に応じることを控えなければならないが、転移自体は重要な治療のプロセスでもあり悪いわけではない。  D:BH作中最もよく分析者然と振る舞っていたコナーを例にとると、ダニエルを信頼させたルートでのちのち「お前は必ず報いを受ける」と恨み言を言われたり、ハンクの個人的な事柄を調べ上げて当人にあけすけに語ることで好感度が上がったり、或いは『最終任務』で対立した際に「その言葉(「友人」)の意味もわかっちゃない」とキレられたりするのも、ある種彼らに転移されているのかもしれない。  そして『カムスキー』チャプターでは、変異体について何か知っているに違いない者として、カムスキーが待たれていた。
 そのカムスキーもまた実は革命を待っている側だったことは、別にゲームの制作段階で削除された台詞を参照しなくとも想像できる。  カムスキーは「自由への欲求も伝染病といえるかな?」と言ったが、この発想は珍しいものではない。20世紀初頭、ボリシェヴィキ革命後の時点で既に、のちの西側諸国は共産主義を伝染病に準えて「防疫線」を提唱した。現在も、主に批判的意味合いで特定の思想を伝染病に喩える場面はよく見られる。
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『自由への行進』/『サイバーライフタワー』
 デトロイト実況プレイ動画などを見ていると「こいつら本当に自我あるのか?」とすこぶる評判の悪い(ような気がする)マーカス達の「さあ起きて」描写だが、敢えてこの異様さそのものを好意的に捉えるとすれば、彼らが「伝染病」という言葉の簒奪を果たしている点と言えるだろうか。また、『カムスキー』でクロエを撃ち殺して選択肢「ウィルス」の質問をした場合の、カムスキーによるウイルスの潜伏に関する説明と、『サイバーライフタワー』でコナーが失敗した場合にたどり着くフローチャート項目における、倉庫の変異しなかったアンドロイドに関する言及で、remain dormant という同じ表現が使われている点も考慮していいかもしれない。ここではウイルスが、アンドロイドが、「精神的ショック」をスタンバイしている。革命を為そうとする時、形容の影にカムスキーがいる。
 今回のエンディングの話に戻ると、アンドロイドが創造主に対して立ち上がる日を待望していたであろうカムスキーと、うまくいけば変異体の支持者になることで人生を取り戻せたかもしれない──そして本当にうまくいけばフードトラックの前で待っていてくれたかもしれないハンクという二人の人物が、「Un bel dì, vedremo」の引用を介して、将校の乗る船を待つ蝶々さんにオーバーラップする。悲恋に暮れるのは今日のところ「人間」のようだが、恋ほど人を惨めな気分にさせるものはない。
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blue-aotan · 2 years
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ハロー(´ー∀ー`)2022.7.11
ずっと忘れていたのですが、FF5は5月にクリアしておりました!そのブログも書こうと思っていたけれどすっかり忘れてしまっていました←
ストーリーはとても面白くて、王道でグッドでした👍何よりもアビリティポイントを稼ぐことが本当に辛くてw
レベル上げしながら筋トレしていたのがいい思い出となりました←
FF6もそうだけどFF5もリメイクしてもらえたらいいなぁと思いました。やはり昔のゲームだからこその良さというものをすごく感じたし、今にはないゲームだからこそ新鮮味もあるし描きすぎていないことの奥ゆかしさというか…温かみを感じるのはどうしてなのでしょうね。
システム的にはレトロゲームならではの理不尽さなどもあると思うけど、そこも含まれるのかなーなんてことを考えたりしました。人は少しの理不尽さ・ストレスがある方が頑張れるなんてこと聞きますもんね←
一応最後の状態はこちらでした。
ものまね師のポテンシャルが意外と高くて驚きましたよね。
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それと
『テイルズオブアライズ』
もクリアしました!
54時間くらいだったでしょうか。難易度はノーマルとイージーを切り替えながらしてましたが、終盤はイージーで駆け抜けました。(スクショ撮り忘れた←
ストーリーは主人公(男性)が奴隷として働かされていて、その主人公は記憶がなくて自分の名前もわからない上に鉄の仮面を被っていて周りからも「鉄仮面」と呼ばれていました。
世界にはダナ人とレナ人という種族がいて、この世界は5つの領地に分かれており各々の領地を領将(スルド)と呼ばれる階級のレナ人が支配していました。
300年前にダナ人とレナ人の戦争が起き、そこでダナは負けてしまってから奴隷としての時代が始まったという流れ。
主人公はそんな奴隷の扱い、この世界の在り方に疑問を感じていたところ、レナ人の女性・シオンに出会います。
シオンの目的は全てのスルドを倒すこと。鉄仮面もスルドを倒して奴隷世界をなくしたい…ということでシオンと共に行動することになります。
しかしシオンの本当の目的は語られないまま、2人の旅が始まります。
始まりとしてはそんな感じで、ビジュアルがとても強いんですよね。イケメンと美女しかいないww
テイルズシリーズはそれが売りだとは思うのですけど。
でも記憶喪失の主人公って大体その失われている記憶の中に世界の命運が託されていたりするのよね←
映画でもゲームでも記憶喪失って部分がかなりの確率で世界平和に影響してくる流れあるんですよね。
今回もそうでした←
戦闘が楽しくて、エフェクトがとても派手で綺麗なんですよね。仲間との連携技も使うのが楽しかったし、割とすぐ使えるのでバンバン使って爽快なバトルを味わえました。
途中までは楽しかったんですよね。領将にもそれぞれ全く違うタイプのキャラがいて、それぞれの境遇も全然違うからなぜその領将にまでなったのか、性格も手段も異なるキャラクター達のストーリーは本当に楽しくてワクワクしました。
その領将の1人テュオハリムも仲間になったり、種族の差別をしなかったり、レナ人への復讐を考えていたりそれぞれの仲間達の考えもしっかりしていて面白かったです。
ただ中盤過ぎたあたりから恋愛要素が強めになってきて、私の熱量がスッと引いていきました笑
なんかさー、鉄仮面=アルフェンとシオンの2人が両思いみたいな、2人の世界が始まるんですよね。周りに仲間がいるのに←
そこを微笑ましく見守るっていうことが私にはどうしてもできなかったんですよね😂
アルフェンの爽やかで一貫性のある性格は始めは好きだったんだけど、だんだんシオンに固執してきているようなのがちょっと無理かもってなってきて←
しかもその想いの始まりがシオンの祖先っていうのも何だかな…になりましたw
結局アルフェンは昔の人間だったしね…冷凍睡眠みたいなのされてたってことよね。
シオンも荊といって体に触れると荊の形の電流みたいなものが出現して、触れた人全てに自動で発動してしまうからそういう体質なのもあって孤独を抱えてきた人間なんだけど。
痛覚のなかったアルフェンだからこそ、出会��頭に触れることができてそこからシオンの意識も少しずつ変わっていくんだけど。
個人的にシオンがあまり好きじゃない私には何も響かないという事件←
結局ね、クリアして思ったのは
アルフェンとシオンの馴れ初めから結婚するまでの話じゃーーーーーーん
ってなったのが非常に残念でしたよね←
RPGに恋愛要素はいらない勢の私がしてはダメなゲームでした🤣
だってね、仲間は主人公も入れて全部で6人なんだけど男女3人ずつで、しかも皆それぞれに何故かいい感じになっているんですよね←
それいる?
って思うよね。
そこを祝福できない人間がしてはいけないゲームでしたwww
すみませんでした笑
でもリンウェルちゃんが可愛くて、ロウも可愛いかったのでこちらのカップルは可愛いカップルだと思いましたよ。
周りの人達がいるのに2人の世界を作ったりするカップルが本当に苦手なんですよねw
見てて微笑ましいカップルも��るのに、何の違いなのでしょうか。
アルフェンとシオンのやりとりが苦手な方だわってなってからは、アルフェンがただ気持ち悪く見えてしまってえらいこっちゃでした←
これは2人がくっつくまでのお話なので、恋愛興味ないよって人はしない方がいいかもしれません←
それと終盤のスキットって言って、キャラ同士が会話するチャットみたいなものがめちゃくちゃ多過ぎて本当にだれました。
何でこんな喋る?ってくらいあった。
それがテイルズの醍醐味なのかもしれないけど。
ただ会話を消化するだけみたいなのがどんどんヤル気を失くしていきました。
といういつもの文句しか出てこないこのゲームの感想ブログww
テイルズ卒業の時かもしれません…
(元々そこまでテイルズファンでもないくせに、偉そうに感想を言える立場ではないのかもしれません🤣)
ビジュアル重視で爽快な戦闘をしたい人にはうってつけのRPGだと思います。
あとねー、イマドキだなーと思ったのがストーリー的に第一部が終了した時に新たなオープニングが挿入されたんですよ。
そこで「君の名は、みたいな演出に感じるなー」と思ったし、二部が始まってからはゲームをスタートする時に流れるオープニングの曲も変わったんですよね。
そこがイマドキのRPGだなーと思いましたw
新しい仕掛けではあるけれど、アニメの第二期みたいな感覚でもあったしゲームをしているけどアニメをプレイしているみたいなところもあってまさにテイルズだなーーと。
(でもここでまた私のいけない心が出てきてさ。Hello,Again〜昔からある場所〜の曲はいいんだけど,カバーかよおおおおおってなったよね←)
色々と時代についていけてない私の感覚です←
ダナ人もレナ人も関係ない、生まれも育ちも人種も関係ない、相手を尊重し対等に評価されるそんな平等な世界を作るというメッセージがあったのでしょうね。
現実にはそんな世界ありませんけどね
(ここでまた夢を壊すようなことを言う人←
せめてゲームだけでも幸せで平和な世界を。。。エンドww
ひねくれすぎている私はこの辺でいい加減、感想を終わった方がいいと思う←
テイルズファンの皆さん、アライズファンの皆さん、大変申し訳ございませんでした
そして聖剣伝説レジェンドオブマナもクリア出来ました〜
着々と積みゲーを消化できております。
聖剣伝説はやっぱり世界観が素晴らしくて、音楽が最高でした。ランドメイクシステムも、次どこに行くのかどのストーリーを進めるのか自由度が高くとてもワクワクしました。
ただ現在どのストーリーが進行中なのかとか、マップのシステムがあったらとてもわかりやすかったかもしれませんwメニュー画面の見方も最後までわからなかったし、武器・装備の作成もよくわからないままだったw
あれを自力でしている人は本当にすごいと思います。
私も途中からは進行フラグがわからずに、ズルをして攻略サイトを見ながらしていました😓
メインストーリーが切ない話ばかりで、プレイヤーもどちらにつくかとか考える選択もあったり、キャラクターが話す内容が結構深くて私自身はどう考えるのか、物語全体を通してそう投げかけられたようなそんな物語でした。
ただの傍観者でいるのか、誰を見守りたいのか、自分はどうしたいのか、どう関わっていくのかそんなことを考えさせられた壮大な話だと感じましたー。
草人さんがマナの木の一部であるように、この世界の住人もこの世界の一部であって、主人公は何も語らないんだけど関わっていくことで歯車の一つになったような感じもしました。
色んな種族がいて、色んな考え方があって、みんな大切な人を失っている。
切ないけれど温かい世界だったように思います。
このまま積みゲーが順調に消化されていったら「もうしたいゲームないわー」っていう時期が来るのでしょうか。
そんな日は二度と来ないような気がするけどw
未購入のしたいゲームも色々あるし、ゲームもどんどん発売されますもんね。
死ぬまでにはなるべく悔いの残らないようゲームを消化しておきたいものです←
こんなもんでゲームブログを終わります。
私のワイスピ祭りが終わったので、次はジュラシックワールドシリーズを見返してからホビット・ロード祭りをしようかな。
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『メリリー・ウィー・ロール・アロング』感想
ニューヨーク・シアター・ワークショップからトランスファーし、現在ハドソン劇場で上演中の『メリリー・ウィー・ロール・アロング』を見た。ジョージ・S・カウフマンとモス・ハートの戯曲(1934年初演)をもとにした1981年初演のミュージカルである。脚本はジョージ・ファースで、歌詞と音楽はスティーブン・ソンドハイムである。
本作は、映画プロデューサーとして成功を収めたものの私生活は崩壊している作曲家フランクを中心に、親友だったはずのメアリーやチャーリーとの関係がどうやって壊れていったかを、どんどん時を遡りながら回想していくものである。
1981年初演当時は、時間を遡る構成や大舞台の経験に乏しい若手中心の配役が観客の混乱を呼び、盛大な失敗作と受けとめられた(ドキュメンタリー映画「ベスト・ワースト・シング」(2016) で経緯が詳細に語られている)。しかし時を経て再評価が進み、今ではソンドハイムの代表作の一つに数えられるようになっている。今回の演出を務めたのはマリア・フリードマンで、2021年に日本の新国立劇場で上演されている。
私は日本で見た演出は他国で見ないようにしている。それよりも一本でも多く新しい作品、新しい演出を見たいし、新国立劇場版についてはすでに批評を書いているのでなおさらである。しかしこの『メリリー・ウィー・ロール・アロング』は、ジョナサン・グロフがフランクを、リンジー・メンデスがメアリーを、そしてダニエル・ラドクリフがチャーリーを演じるということで、ミーハー魂の赴くままにチケットを確保した。
グロフのフランクは華やかさと憎みきれない軽薄さを纏っており、ラドクリフのチャーリーは自意識過剰な神経質さがあって、凸凹コンビっぷりが良かった。
出色だったのは、リンジー・メンデス演じるメアリーと、ケイティ・ローズ・クラーク演じるベスである。これまで日本で2回『メリリー略』を見ていたのだが、どちらも女性キャラクターの描き方にあまりピンと来なかった。しかし2024年ブロードウェイ版『メリリー』ではメアリーとベスがとにかく良かった。メンデスのメアリーは、フランクと親友になれても恋人になれない惨めさや痛みをこらえ、おどけたりツッコミを入れたり励ましたりと、三人組を続けるための潤滑剤や緩衝材として振る舞ってしまう悲哀を繊細に描いていた。
また、クラークはジェスチャーが大袈裟でせっかちでぶっ飛んだキャラクターとしてベスを表現していたのが印象的だった。思えばベスは、レヴューに出演しようと思いたったり、夫フランクの手がけたミュージカルの開幕とチャーリーの妻イヴリンの出産が重なった時に迷うことなくイヴリンを選択したりと、割と大胆で思い切りの良い人物なのである。初登場が離婚裁判ということもあって、フランクの身勝手さに振り回される「健気でかわいそうな糟糠の妻」というイメージが、ベスの若い時代にまで及んでしまいがちなのは理解できる。しかし、クラークによる溌剌としたベスは新鮮かつ的確で好きだった。
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maraigue-memo · 1 month
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#デレステNIGHT 2024.2.14(「Hardcore Toyworld」「HALLOWEEN GAME」「パジャマジャマ」「この恋の解を答えなさい」)
もっと!デレステ★NIGHT「Hardcore Toyworld」&「HALLOWEEN GAME」&「パジャマジャマ」&「この恋の解を答えなさい」発売記念生放送 - 2024/2/14(水) 20:00開始 - ニコニコ生放送
出演者:あしゃいさん(朝井彩加さん=早坂美玲役)、りこちゃん(関口理咲さん=白雪千夜役)、さえちゃん(大木咲絵子さん=大石泉役)、まつえりさん(松井恵理子さん=神谷奈緒役)
開幕
最初の名乗りで、あしゃいさん・りこちゃん・さえちゃんが「ハッピーバレンタイン!」と言うのだが、まつえりさんは「バレンタインだからって、浮かれてんなよな!」と言う
デレステバトル「My-Styleパンプキンチーム」
あしゃいさん・りこちゃん、プレーする曲は「Hardcore Toyworld」
二人羽織スタイルで、端の2つをあしゃいさん、中央の3つをりこちゃんが担当するが、全然うまくいかない
結果:500PERFECT(6えりぴょん)
「Hardcore Toyworld」について
あしゃいさん、曲をもらって「かっこよすぎてびっくりした」「どっちがどこを歌うんだろう、って一人で盛り上がってた」
ライブ「Shout out Live!!!」で披露されたときについて、まつえりさん、「こんな難しい楽曲をこんな笑顔でよく歌えるな…」となっていた
「HALLOWEEN GAME」について
りこちゃん「千夜ちゃんはこれまでクール目な曲を歌うことが多かったので」「パッション全開な歌を歌えたのがうれしかった」
りこちゃん「ラップも初めての経験だった」「千夜ちゃんだったらどうラップするかな…って(考えた)」
りこちゃん「楽曲の中にかっとばせー!って言うところがあるんですけど」「ソロリミックスを聞いていただくとわかるんですけど、キャラクターごとにいろんな応援の仕方がある」
りこちゃん「また千夜ちゃんの幅が広がったんじゃないかと思う」
デレステコンペ
3Dモデルのポーズ、テーマ「ハッピーバレンタイン」
ポーズの提案は各出演者で動きをしないとならないのだが、まつえりさん「自分でやらなきゃいけない、ってのがハードルが」あしゃいさん「アイドル達のが見たいのであって、自分のは見たくないのよ」
まつえりさん:「はじらいハート♡」(アワアワする→手でハート)
さえちゃん:「私にはくれないの?」(うつむきながらもじもじする→チョコを渡す→欲しがる)
りこちゃん:「勘違いしないでよねっ!」(後ろを向いてもじもじする→ちょっと振り向いてチョコを渡す→“ふんっ!”って顔をそむける) まつえりさん「今回は何でツンデレにしようと思われたんですか?」→りこちゃん「ここにツンデレの大先輩がいらっしゃるところに、新しい風を吹いて、よりツンデレの輪を広げたいと」
あしゃいさん:「はじらいMAXバレンタイン」(もじもじする→チョコを渡す→頭が爆発する)
さえちゃん勝利(さえちゃん42.1%、りこちゃん24.8%、あしゃいさん21.1%、まつえりさん12.0%)
デレステバトル「From シークレット{Cipher},チーム」
さえちゃん・まつえりさん、プレーする曲は「この恋の解を答えなさい」
※「シークレット{Cipher},」は鷺沢文香を加えた3人のユニット
あしゃいさん「2人は、二人羽織形式じゃなくてよろしいんですか?」→やることに(さえちゃんが中央3列、まつえりさんが端2列)
結果:341PERFECT(10えりぴょん) ※デレステNIGHTの過去最多えりぴょん数(LIVE失敗数)記録は11だったけど、それに迫る結果に…しかも回復が1人いたのに(※SSR颯)
「パジャマジャマ」について
まつえりさん「描き下ろされたイラストでもわかるように、まーかわいい!」
まつえりさん「“パジャマジャマ”ってタイトル見たときに、面白い曲?どういうテイストかな?って思ったけど、王道のキュート曲」
ライブ「Shout out Live!!!」での披露について、まつえりさん「振り返る振り付けがあって」「振り付けの方に“これ恋に落ちたときのスローモーションで、最高です”みたいな話をして」「そこに感情込めて踊らせていただいた」
(同)まつえりさん「早口言葉ってやっぱ緊張するから嫌だなって」
「この恋の解を答えなさい」について
さえちゃん「爽やかさ、青春、恋という甘さ」「恋って何だ、って哲学的」「(大石泉が恋について)イベントを通して知ってく、ってのが自分とリンクして」
あしゃいさん「(ライブで披露するとなったら)どんな演出をしたいとかあります?」→さえちゃん「“Yesと答えなさい”ってところでプロデューサーさんのみんなには何かしらのリアクションをしてほしい」
さえちゃん、大石泉として最初に収録した曲である「お願い!シンデレラ」について「1フレーズ歌うたびにディレクションいただいて」「自分の体力をぐんと使って」「透明感MAXで、川のせせらぎのように」「“私のパワーになって”って歌詞でじーんときて」
閉幕
罰ゲーム(デレステバトルの敗者がCDを宣伝)、通常は「超絶Cute」「超絶Cool」「超絶Passion」の3択からアンケートで決まるのだが、まつえりさんが「どうする?“超絶カップル”もあるけど?」と言う→実際にそれがアンケートに入る→「超絶カップル」に92.8%入る
しかも通常15秒のところ、30秒を使うことが認められる
まつえりさん、さえちゃんの肩に腕を回すという彼氏ポーズを取る→最後は2人で手でハートを作る
さえちゃん、まつえりさんに「落ちちゃいました」と言う
おまけ:アイドルを演じるときに気を付けていることは?
りこちゃん:「重力」(千夜は物事を横から見ていることも多いが、「地に足のついた」女の子としての面を見せるようにする、という意味の重力だった)
りこちゃん「驚きとか、考えに至ってるときの目線の配り方とか」「この台詞のときは上を向いていたりとか」
さえちゃん:「理論的に考える」(さえちゃん自身は自分の考え方が文系だと感じ、泉との違いを感じる)
さえちゃん「私は直線的にいきたいけど、泉ちゃんはちょっと潜ませて言うかなとか」「脳の回路が違いすぎてこんがらがるときがある」
さえちゃん、ディレクションで「甘く言いすぎないでほしい」「甘々は解釈違いです」と言われたことが
まつえりさん「逆に、(さえちゃんが泉と)似てるところとかあるの?」→さえちゃん「アイドルをやっていくうえでの考え方はちょっと似てるかな」「泉ちゃんは、ちゃんとしたアイドルになりたいって気持ちがあるけど、私もちゃんとやりたい、予習をする」
あしゃいさん:「カッコつける可愛さ」(Pを突っぱねたりもするが、でもキュートタイプであることを忘れないようにしてる)
あしゃいさん、「攻撃しないで」(次項)をディレクションされたこともあった
美玲の強さの見せ方について、まつえりさん「あまがみくらいがいいよね」まつえりさん「ねこぱんちくらいの感じ」
まつえりさん:「攻撃しないで」(奈緒のツンな台詞が、初期はちょっと攻撃的になってしまっていた。恥じらいの結果強い言葉が出る、というのを出すようにしている)
まつえりさん、奈緒の台詞自体も変化してきていることを感じる。「最近、神谷奈緒ちゃんの自己肯定感が爆上がりですごいの」
おまけ閉幕
コメントで「重力」と書いた人から抽選でプレゼントが送られるのだが、りこちゃん「“重力”って決まって、絶対“動”って書く人いるだろうなーって思ったら本当にいた」
あしゃいさん・りこちゃん、この番組にチョコを持ってきていた
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etanchan · 2 months
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こころはタマゴ 小さなタマゴ 明日まで暖めてりゃ 鳥にもなれる 雲にもなれる
もしかあの子がすきならば
幸福の定義を変えるつもりがないという話。恋人と別れたのはもう数年前ですが、私はそこからほぼ初めてとも言えるひとりの時間を得ました。そしてその時間は今も続いている。ひとりの時間が私を圧倒的に変えました。何かというと、幸福の定義です。ゆっくりと時間をかけて、でも着実に確実に幸福の定義が覆りました。180度。
具体的にどのような変化なのか。以前の私は、好きな人以外は全て嫌い、みたいなドクソメンヘラとしか言いようがない価値観を持ってました。好きな人を取り巻く人間は全員嫌いだし、なるべく関わらないように束縛しました。自分の周りの人間たちのことも、あまり好きではありませんでした。あなたがいればそれ以外は何も要らない、を地でいくような価値観でした。装うということをしなかったので、現実もそれに即していたように思う。この世界って2人だけでよくね。それがその相手を失くしてどうなったか。偽物の博愛主義者みたいな価値観になりました。人間ってみんなどっかで繋がって支え合って影響し合ってるんだから、無���のない範囲で仲良くしようぜみたいな。みんなのことが大好きだよ、みたいな。好きな人の好きな人を尊重したい、みたいな。私の気持ちは分かってもらえなくても大丈夫、みたいな。書いてみると気持ち悪いけど、概ね合ってます。結構真面目にそういうことを思って生きてます。
思想としてどちらが崇高かみたいな事は考えてない。比べられないと思う。でもここまで来てしまったので、私はもう昔みたいな一点集中的な価値観には戻れないと思う。戻れないというか、戻れるけど、戻りたくない。新たに獲得した幸福の定義を元には戻したくない。シンプルにつらかったから。好きな人を好きでいるために他のたくさんを嫌いでい続けなきゃ自分が保てないのはシンプルにつらい。もうやらないです、そういう他人任せの幸福は。
他人に好かれるために自分を変えたくないという決意ですね。それで得た幸福を私はもう幸福だと思えないと思う。お前はお前、私は私。それが揺らぐような関係性は、もうこの歳になったら必要ないよ。受け入れてくれる人だけを大事に残しておこう。我々はNOが言えるタイプの人間だからね。
この楽しい時間が早く終わって理想の幸福の形におさまって死んでいきますように。
私は自分を変えない。死ぬまで後悔する事になっても、毎日泣いて過ごす事になっても、自分を捻じ曲げるより、そっちを選ぶ。
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sekaiki-honey · 8 months
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自分で書いたfanfictionにコメントをするの巻
lost angel
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『約束の星』シリーズの外伝的位置付けにしたお話です。時系列で言えば3もしくは4話と5話の間。というか5話の直前。そういう位置付けにしたのは後付けで差し込んだ話だからなのと、R18(NSFW)のお話だからです。もっと言うと『アルニラムの定理』を書いた後に書いた話です。『アルニラム』は6月15日に投稿したかったので、完成後もずっと非公開でした。スケジュールの都合とか、三本一気に投稿するのは躊躇われたので先出ししてます。なので『アルニラム』に繋がるような描写もこの時点でしています。
後付けとは言いつつ、既に設定だけは裏でぼんやり考えてたものです。(なので5話でのロイコレはちょっと関係性が進んでいる匂わせがあります)
遥か過去に書いたSSの中でかなーり濁した描写はした事ありましたが、明確に性的な描写をしたのは今回が初めてです。その辺についての個人的な想いも語りたいなと思います。
タイトルの由来
PS2版主題歌である『そして僕にできるコト』が収録されているday after tomorrowのシングル『lost angel』から来ています。このCDはdatのいちファンとしてもかなりお気に入りの名盤です。3曲とも好きですが、『lost angel』は歌詞も結構ロイドとコレットに嵌ると思っています。(全然関係ない昼ドラのタイアップがついてるんですけどね)本来の意味である『道に迷う天使』という意味と、『コレットが神子、あるいは天使という宿命から脱出する』という意味を持たせています。ついでに『処女という神秘性を喪失する事、神子や天使ではなくコレット自身の女性的欲求を露わにする事でやっとひとりの人間として生きていく』というちょっと生々しい意味も含ませています。この辺の思惑は好き嫌いが別れるところかと思いますが、シリーズ通してロイドとコレットの人間的な成長を書いていきたいなと思ったので結構切り込んでテーマを作りました。いつもタイトルって結構悩んで最後まで決まらなかったり二転三転するんですけど、今回は初期の段階で決めたまま変わりませんでした。
『シンフォニア』と『ラタトスクの騎士』を繋ぐ話
新生パルマコスタとヴァンガードを軸に、明確にラタトスクの騎士への繋がりを意識した展開になっています。サブタイトルの『明けない世界で』『夜明けの世界へ』は北米版タイトルの『Dawn of the New World』を意識してつけました。ゲームの性質上、ロイドのパートナーにはバリエーションがありますが、ロイドと行動してもしなくてもコレットは『慈愛活動の為に世界中を飛び回っている』という設定がついています。明確に何をしているのかは本編では語られなかったので、この物語では神子でありながら教会に留まらずゼロスの計らいで堂々と世界を巡る名目を得る事、ロイドと共にエクスフィア回収をしながら、コレット個人の活動もするという設定を回収させる事にしました。結構きちんと丸く収められたかなと思っています。
フェリチータ
『金糸雀の唄』でダイクに生物図鑑をくれた商人の娘(7歳)です。因みにシンフォニアの頃には5歳。基本的にあまり原作にいないモブキャラは、出しても名前無しにしたいと思っているのですが(アスタリアの話を書いた時にダイアナというオリジナルモブ少女を出しましたが、彼女は一応アルタミラで会う迷子の4姉妹の末っ子をモデルにしています)、コレットに『幸福』について考えさせる要因としてずっと名無しの少女として動かすのも難しかったので、名前を付けたキャラです。イタリア語で『小さな幸せ』という意味です。
彼女との会話でコレットは『神子の使命だったはずの世界再生=皆の幸福や安寧』について考える事になりますが、実はフェリチータの「天使様(コレット)は幸せ(猫)を運んでくれる」という言葉は「幸せにしてくれる」という意味では無く、「幸せは運んであげられるけど、掴むのは自分自身」という答えを既に提示するものになっています。自分で掴めというフレーズはクラトスが幼いロイドに伝えた言葉でもあります。ロイドが気付いたものに、ここでコレットも気付くというお話です。
フェリチータが神子と天使を切り離して考えていたり、ヴァンガードが言う「神子」がコレットの事なのにゼロスの事だと勘違いしているのは、統合前の慣習は物心がまだついてない頃なので馴染みが無いからなのと、今までの世界のしくみや慣習にとらわれず新しい価値観=ロイドが統合した世界での小さな希望の光としての意味もあります。
求める事に手探りのロイドと自分の幸せを知るコレット
以前もコメントしましたが、この話のコレットは好きな人と結ばれる将来像を掴み損ねており、性知識に若干乏しいという設定をしています。対してロイドは一応の知識はあり、ゼロスやリーガル(ちょっとクラトス)に聞いた話で何をするかは分かっても、それをコレットとしていいものだろうか?するものなのだろうか?という無意識的なブレーキをかけています。ロイドが「俺はコレットが好きだし、コレットも自分を好きでいてくれるからそれでいい」というのは結構本気でそう思っています。この辺は以前Twitterで話した私の主観的なロイド像にも関わってきますが、このロイドは根底に『愛や居場所を求めすぎない』という意識を持っています。幼い頃に家族を失い孤独を知るロイドだからこそ、コレットを失う事を嫌がり、コレットが隣にいてくれる事で満足していたいと自分に言い聞かせ、思いこんでしまっている状態です。
ロイドはヴァンガードにボコボコに嫌味を言われてもなお今だに神子としての生き方、使命に囚われているコレットの様子を見て、相変わらずコレットに好かれている世界に対しての嫉妬心を芽生えさせます。コレットが世界再生を完遂しようとしたのは、あくまで『ロイドの生きる世界を守る為』ですが、ロイドはコレットを失った上で得られる世界なんていらないし、実際に救いの塔でこの想いをコレットに伝えました。それでもコレットは自分を犠牲にして世界を救う道を選びました。ロイドからしてみれば、この時のコレットの決意は告白して振られた=失恋も同然です。
今だにコレットが世界再生に囚われている=今だにロイドは失恋状態だと思い、それなら自分の好きの感情をもっとコレットに伝えるしかない、と思い至ります。ある意味ミトスのような、「自分が孤独では無い確たる居場所(この場合コレットの隣)が欲しい」という欲求を抱き、ついに行動に移す決意をしました。
コレットはロイドの言葉で神子ではなく一人の人間、あるいは女性としての幸せを知るべきであり、求めるべきでもあるのだと悟り、彼の愛情を受け取る決意をします。ロイドが終始コレットを気遣って細かく声をかけているのに対して、コレットは割と本能に流されるまま思ったり感じた事を素直に伝えるようにしているのは、この流れを汲んで書いています。意図的に少し淡白な描写を心がけたのは、そういう2人の純朴な空気を出したかったのと、単純にエロい話として消化したくなかったからです。行為中の心理描写も完全にロイド視点に絞って書きました。
コレットに泣いてほしいロイド
最初のチャプターで曇りの夜を共に過ごすロイドとコレットの姿は伏線で、天使疾患の時に得られなかったコレットの反応(涙や声、我慢している言葉や握り返されない手)は行為をする上で対象的な演出になっています。ラタトスクの騎士のフラノールでコレットが「泣いていいのに。涙を流せるって素敵な事だよ」と言う事に対しての投げかけでもあります。「もう少し頑張れるか?」という台詞も、幼少期に同じやりとりをしています。根本的に2人の相手を想う気持ちは変わっていないという表現です。
痛いという事実に素直に泣いたり、「痛い」と言ったり出来るコレットに、ロイドは申し訳なさもありつつ心の奥底で嬉しさも感じています。決してそういう性癖だからとかではなく、コレットの気持ちいいというプラスの感情に加えてマイナスの感情すら、全てがロイドに向いていると確認して、失恋状態だった自分の恋がやっと報われたと思ってるからです。(単純に男の子としてそういう欲求は無くはないのかもしれないけど、ここではそういう意図では書いてません)
無事にロイドにぐちゃぐちゃにされてぐちゃぐちゃに泣いたコレットは改めて、泣ける事の喜び=一人の人間としての幸せに気付かせられました。この後の話にも出てきますが、形式ばった愛想笑いを浮かべるばかりの神子という存在より、形振り構わず泣く方がよっぽど健康的で得られる幸せもあるのです。
個人的にロイドとコレットは笑顔が似合うけど、同時にきちんと泣きたい時は泣いて欲しいなという気持ちもあって、その辺を書きたくて書いたお話です。この2人は一般のユーザーからは結構性的な表現から対角線上にいると思われてそうだし、実際私もそうなんですが、やはり泥臭い部分を持つ人間には違いないですし、そういう部分も好きなので勇気を持って書けて良かったなと思います。
しいなとコレット
個人的に好きな組み合わせです。しいなはロイドとコレットの関係に何か気付いたかもしれませんが、コレットの事も好きなのは確かなのでロイドに彼女をきちんと守るように託しました。コレットがしいなの胸を揉むというシチュエーションはただやりたかっただけです。笑
裏設定でこのしいなはどっちかというとOVAの性格に近いつもりで書いてるので、ロイドもゼロスもほどよく仲良しなつもりです。
余談ですがロイドが最後に動揺してるのはしいなの胸の話ではなくて、ロイドがコレットに触られた時に自分でも思ってなかった弱点に気付いたことを思い出したからです。こういうささやかな所でロイコレらしい、ちょっと天然でコミカルな部分を出しました。明確な部位の名前を出しませんでしたが……なんとなく伝わるでしょうか……笑
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goodnightinsummer · 3 months
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2023年振り返り
2023年、あっという間だった。気付いたら数ヶ月経ってて、それを数回繰り返したら一年が終わってた。
25歳になるときあんなに怖かったのに、ぬるっと27歳になってぬるっと生きてる。成人までに死んでやると思ってた15歳の決意もうやむやに、社会人3年目も終盤に差し掛かる。
気付いたら過ぎ去ってはいたんだけど、そんな中で質的な変化のある一年でもあったと思う。いろんな意味で大丈夫の土台ができてきたというか、底上げされたというのか。健全になってきた。ような気がする。人生が進んでいくのが怖いとか早く死にたいとか、そういうことを諦められるようになってきてまあこんな感じのまま続いていくんだろうなってことが受け入れられてきた。
トラウマ・過去のこと
なんといっても今年のトピックはこれだな〜。これから向き合わざるを得ないのにうまく向き合えず逃げられずの一年だった。でもなんの巡り合わせか、いい出会いにも恵まれて、環境のよさも相まって、一段乗り越えられたような感覚もある。
もうわたしのちょっとした選択ではどうにもならないくらい煮詰まってたと思うけど、そこに至る前にもう少し知識があれば、経験があれば、そうならずに済んだ世界線もあったのではないかと思ってしまう。答え合わせはできないまま風化していってる。
そういうこともきっかけに、トラウマについての勉強に力をいれようとしたけど、複雑性PTSDに関する記述を読むこと自体が曝露的で、読んでると動悸がしてきて涙が出てメンタルが不調になるので本を読んで勉強するってことができず。買うだけ買った本がたくさんある。
研修を受けられたのは幸いだった。やっぱり抉られはしたんだけど、自分のこれまで苦しんできたことがフラッシュバックの一種なのかもしれないこと、それは適切な処理をすれば軽減する可能性があること、しかも掘り下げる必要なく侵襲性の低い方法で解決できるかもしれないことを知れたのはかなり有用だった。著名な先生から直々に処理を施してもらえたのも大きかった。わかりやすい悪夢とかは出なかったけど、自分の中のインナーチャイルドと向き合うのが思ったより怖いことを知れたのはよかった。
その後、わかりやすい悪夢は出なかったけど、購買、食、睡眠とかはだいぶんめちゃくちゃになってしまって影響はけっこうあるなと感じた。でもメンタルの奥のほうにしまい込んで抑圧するしかなかったものが表面に出せるくらいに基盤が安定したんだなと思う。前までは症状を呈することができるほどの土台がなかったんだと思う。だから、症状が出て来れているということは治療していけるような気がして、ちょっと希望がある。
どこに焦点化するかは選びつつ、トラウマの勉強は続けていきたい。MBT、愛着、CPTSD、TICなどいろいろ。トップダウンとボトムアップそれぞれ最低一つ習得したい。
仕事のこと
仕事に関しては、もちろん頑張ってはいたんだけど、去年までほどコミットしなかったんだよね。ある意味休憩というか、頑張ることから少し距離を置いて辞めない休職しないで済むラインを保ったような感じ。
年末年始の休みを挟んだからなのか週6勤務が辛くなってしまった1月。その後早めに隔週にしてもらって、それでも気力がなかなか回復しなくて、2〜3月はわりとどん底を這うような日々だった。
4���はあんまり記憶がない。5〜6月も不調でとりあえず出勤すること、を目標になんとかなんとかやってた。
新人さんが入ってきたこともあって、そこでの後輩たるものみたいな意識への自己嫌悪とか、自分のポジションが取って代わられるんじゃないかっていう不安とコンプレックスとか、先輩になった最初の数ヶ月はつらかった。ごはんにいって人となりが少しわかって少しマシになったから見えない敵と戦うより目の前の人と向き合うほうがいい。
お盆にまとまって休めるっていうのを心の拠り所になんとか7月を乗り越えたけど、思ったほどうまく休めなくて結局8月もしんどかった。
9〜11月くらいは体調はよかったけど、頑張った記憶はあんまりないな。笑
検査所見はいつのまにかあんまり居残りしなくても書き上げられるようにはなったけど、内容がこれでよかったのかは全然自信がない。ほかの人の所見がわかりやすくて、見ると自分の所見が情けなくなる。勉強するしかないんだけど。
CBTを1件目標達成して終えられたのは心理職人生の中でもかなり大きなことだと思う。いろんな偶然のおかげもあったけど、力を添えられたことが嬉しい。
プログラムについては相変わらず2人と若干の温度差があるけど、わたしにはわたしの強みがあり、そこをやりきる形で貢献できたらいいのかなと思う。
恋愛・人間関係のこと
新年の女バド会で「今年は遊ぶの含め恋愛経験を積む!」と言ってたのを、上半期はそんな余力が全然なくって最後の4ヶ月くらいで追い上げた。数えたら8人くらい会ってた。人生経験としては2,3コマくらい進んだのかも?
アプリの人と何人か会ってみて、賢くて何かに打ち込んでいたり自分の意見を持っている人が好きっていうのがわかった。
人と連絡を取ったり会ったりするのがあまり苦痛ではなく、むしろ寂しさを埋められると感じるようになったのが、自分の中での対人関係への意識の変化を感じるところ。
過去を掘り下げる会話をしてた流れで、前に付き合ってた人と連絡をとってあの頃の自分の過ちを相手がどう受け止めたのかを聞いた。第三者に掘り下げられたことと本人と答え合わせさせてもらったことで、今まで歪めて記憶していたことが自分が空回って失敗したんだなという現実をみることができた。好きと合うは違うというのは胸に刻んでおきたい。その元彼氏のことすごく好きだけど(好きというか憧れと執着なのかもしれないけど)お互いの相性は最悪だろうから関わると傷つけるだろうなと思う。歪めた記憶が剥がれて現実を見た結果残った憧れがあって、それを未練とするなら、未練とどう付き合っていくのかなー。
話をきいてくれる人、社会のものさしをあまり内面化しすぎていない人が好き。あと、自分はメンタルの波があるから境界線を保ちつつ付かず離れずいてくれる面倒見のよさのある人。
でもそういう人と親密な関係でやっていくならわたしは他人軸ではなく自分軸で生きていけるようにする必要があるけど、どうしても相手がいるとその人のことで頭がいっぱいになって崩れていってしまう。そこが目下最大の課題かも。
4日間で3人とお泊まりするとか自分の中での冒険もして、そのくらいの距離感で人と関わってみることができるくらい自分と他人を信用できて、いい人生経験をできた。恋愛に求めるものも、性格も何もかも人それぞれ違って、うまくいかないとき私がただ足りないんじゃなくて合ってないだけってこともあるのかも、と知れたのがよかった。自分が自分のまま付き合っていける人を探してもいいんだよ。
マブの友人と結婚するのかなと思ってたけど、しないのかもしれないね。今は今の関係がベストな気がしてきた。名前が変わると齟齬が出てきちゃってお互いデメリットな気がする。
今まで出会った人との関係がどうなるのか人と長く関わる経験を積みつつ、新しい人との出会いにも邁進していく他ないね。
趣味・生活のこと
充実していたって言える一年だった!新しいことに挑戦したり、自分のために生活を整えたり、自分の人生に集中するってこういうことなのかもと思えた。
職場の先輩に誘ってもらって、登山した!学生の時にも同じ山に登ったことがあったけどそのときは遊歩道的な整備された道を登って、今回はめちゃめちゃ山道の中を登った。爽快感はあったけどハイになった影響か2日くらいうまく寝れなくて困った……笑
職場内バンドにひょんなことから入れてもらって、念願のバンド演奏をやった。アンプを繋いでギターをかき鳴らすの超気持ちよかった。絶対またやりたい。練習がんばらないのは変わってなくて、そこは要改善だなと思う……。
ライブとフェス合わせて20回行った(そして出演1回)。迷ったら行く精神で今までにないペースで行った。上半期はグッズも欲しかったら買っちゃえ!で買ってたけどさすがにちょっと疲れてきたのか下半期はライブ頻度もグッズ購入もちょっと落ち着いた。でも、このMCを聞くためにとかこの曲を生で聴くためにライブに行きたいバンドがいくつもあるから、そのバンドだけでも調整つけて行くようにしたい。今年行ったライブでは、SHE'Sが変わってしまったようで変わらないものもあること、椎木さんの大丈夫に救われたこと(YouTubeのライブ映像にもかなり励まされた)、GENちゃんの squallのMCに奮い立たされたこと、KOTORIではじめてのダイバーがいるライブを体験したこと、バニラズのお守りのようなあたたかいライブに励まされたこと、こういう瞬間のおかげで生きている、と思う。
年始、お盆など2〜3回断捨離をできた。あと洗濯物のラックを買ったり、座椅子やベッド周りのものを買ったり、自分の生活を自分で整えることができるんだ、と一回ずつ実感できて、それがとてもよかった。今まで出来るわけないとブレーキがかかっていたのが、成功体験におきかわっていってる。部屋は結局まだまだ物だらけですぐめちゃくちゃになっちゃうんだけど、焦らず、内なる他人の声に抗うためじゃなく自分が居心地よく過ごせるためによくしていこう。
ポケモンスリープとApple Watch導入をきっかけに睡眠時間を意識するようになって7時間以上寝ることを最優先にしたら気力も回復して、メンタルも立て直すのが早くなって、人と会ったり連絡取ったりするのが前ほどしんどくなくなったんだよね。睡眠はこれからも最優先にやっていきたい。でも寝るのは年々下手になってていよいよ睡眠薬ないとやれなくなってきた。いつか自然に深く眠れるようになるのかな。
自分のこと
体調は崩しがちな一年だった〜〜〜。1〜3月はなかなか追い詰まってて、というか社会人なって一番くらい追い詰められてて職場で涙が止まらなくなったり抗不安薬が出たりするレベルだったし。そのあとも反動かしばらく気力が底をついてて気分の低空飛行が続いてた。そしたら今度は胃が死んで食欲なくなって、戻ったというかハイになったらまた食欲なくなったり風邪引いたりして極めつけにインフルになって笑 ずーーっとめちゃくちゃな一年だった笑 胃がやられたのと風邪が1ヶ月以上治らなかったのが年齢かもって思ったな〜。
反対にメンタルは立て直すのが早くなって。1月からお盆明けくらいまではずーーっと低空飛行でもうダメかなとも思ってたけど、そこからハイになってから落ち込むこともあるけど1週間くらいでちゃんと過去になって感情の揺れがおさまってくるようになった。レジリエンスが強くなった的なことなのか、揺さぶられ続ける体力がなくなったのかわかんないけど、時間が解決するってすぐに実感されるのすごいことだ。年老いてるなとも思う。
自分のトラウマもえぐられてて全然それに合う技法の本とかも読めなくて、相談ができないこととか、いろいろ日常の中の自分の不備が全部トラウマからきてるように感じて、トラウマと向き合うしかないのにその勇気がないって感じで一人で悶々としてた。大先生に脈をみてもらって、これは……とその場で治療をやってもらって。なんかいつも身体が丈夫でヘラヘラしてるからかあなたは大丈夫って言われる側だったからようやく認められたって思ったり。守護霊のきつねさんも置いてもらって。でも結局一人ではこわくて1回くらいしか会いに行けなかった。自分の心の中と直面するのがこんなに恐ろしいと思ってなかった。自我状態と向き合う自我が弱いとおもう。でもその後だんだんと対人関係の怖さが減ったんだよね。
部屋を自分のために片付けられたこととか、睡眠を増やしてメンタルが元気になったこととか、崩れてもわりとすぐ立て直せるようになったこととか、胃がやられて痩せたのも含め、いろいろ、自分のこと大丈夫って信じられるようになってきて、わたしはわたしのままでもけっこういい感じじゃんって思えることが増えてきた。これが2023の何よりの成果だと思う。大丈夫の底上げ。
わりと、やってみたいことをいろいろやってみることができて充実した一年だった。思いっきり自分のために生きたら人が大事にしてるものも見えてくるし人の大事なものが大事だってわかるから自分も人も大切にしながら生きられるよ。心が揺れてしまうこともあるけど、一つずつやっていこう。
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supersoniclevel · 3 months
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真3プレイ記 ヨスガEND編(後編)
ストーリー的に区切りのいいところで切ったので、文章量的にはこっちの方がだいぶ多くなってます。すみません……。 注意書きは前と一緒で、強火解釈ではありますが、他の考えを否定する意図はありませんのでよろしくお願いします! あと微妙にシジマルートのバレもあるかも。 内容:エンディングまで
今回、本当にヨスガ者になれたのか、カグツチに判定されるまでずっとドキドキしてました。ちゃんとなれてた。ホッ。 前半はいつもと同じなので、塔の半ばのトール再会イベントから。 トールとは、これまではコト���リを違えたために戦ったけど、今回の人修羅くんはヨスガ者! 同じ理想を目指す仲間だよ!
トール「だが、お前とはまだ決着がついていない」
っておおおおおおいヨスガルートでもトール戦あるのかよ!!!
この試合脳め!!! トールには苦戦しないのでべつにいいのですが、ヨスガ者、こういうとこあるよね。 まあ、同じ理想を抱いた者同士といえども、やはりヨスガの楽園に相応しい強さを持つのか、自分と相手のどちらがより優れているのか、というのはお互いに常にあるんだろうなぁ。 楽園という名前を掲げてるけど、ただノンビリ気楽に暮らせる場所ではなくって、常に高みを目指すことを求められ、立ち止まること無く階段を上り続けていなければいけないような緊張感があるよね。 わたし自身は、そういう世界では息ができないと感じるから、そこに当たり前に身をおけるような人が、とてもかっこいいなと思うし、憧れがあります。 そういう者たちだけの世界だからこそ崇高で美しいという感覚は、わかるかも。
いよいよ千晶ちゃんに会いに行きます。氷川はわざわざ人修羅くんを待っててくれて、エンゲージリングをくれたけれども、千晶ちゃんとはどんな感じになるのかしら? なんかボス戦前のBGMが流れているけれども。 氷川は「共に新しき国に入らん」と言っていましたが、千晶ちゃんは「王の2柱なる国は無し」と語ります。 千晶ちゃんと人修羅くん、二人が共にヨスガの国を興そうとするならば、それは決してうまくいかないと。
バアル・アバター「そう、我らはここで戦い、その優勝劣敗を定かにすべき運命にある」
ヨスガルートでもバアルアバター戦あるのかよ。
これが……ヨスガよ。(迫真)
ルート違いのときの、「わたしたちはもう友ではない〜」ってやつ、「もう友達じゃないんだからここで殺し合っても仕方ないよな? だからお前、変に未練とか同情で手ぇ抜くなよ。ちゃんと真剣勝負しろよな。自分もそうするから」て意味だと思ってるのですが、 今回は「わたしたちは良い友であった」としたうえで、「真の友なればこそ、偽ることなく力と力をぶつけ合うのだ」「全ての力をもって挑もうぞ」と言って、真剣勝負を求めてくる。 ルートを問わず、千晶ちゃんは人修羅くんの力を、彼との友情を認めていて、そのうえで自分の理想のために、本気の命のやり取りを求めるのだな。 なんか……人修羅くんの悲哀を想えばこそ、その彼を利用する勇くんとも似ている。 人修羅くんを友達だと思えばこそ、全力で殺し合うことを望むのだ、千晶ちゃんは……。 わたしは、二人のことを友達だと思ってて、大事だと思うから、そばにいたいと思うけど…… でも二人は必ずしもそうじゃない。それは難解で、悲しくて…… けれどそれゆえの想いの強さも感じます。 一個だけ言うのなら……俺は千晶ちゃんのナイトになりたかった。 千晶ちゃんが王として君臨し望む世界を作るなら、それを助ける者になりたかった。2柱なんて、最初から望んでなかったよ。 でもこの戦いこそが「千晶ちゃんの望む世界を作るための助け」であるのなら、それをするしかないのだな。 「千晶戦だけ最初からコトワリボスの曲」演出、ヨスガルートでさらに活きるね。 千晶ちゃんは強く、美しいよ。 かなしい……。
ただごめんもう一個言っていい? ボス戦無いと思ってたから回復してきてない。
MPが3しかない。
※普通に負けました
はい、千晶ちゃんが勝ったので安心してヨスガの国を創世してください。俺は一足先に休むから。
……なんか今回全然バエルの呪い回避できなくて、4~5回くらいやり直しました。最終的に蝿のまま、ありったけのテトラジャの石を使ってなんとかした。(テトラジャを誰も習得していない……) 今調べたら、魔力無効で対策できるんですね。へ~! 魔力無効の説明にわざわざ但し書きがあるから、書いてあるバステ以外には効果無いのかと思ってました。次は、着けよ。 戦闘後のバアルアバター、羽根のような形状の方の腕だけが残っていて……片翼を失って死にゆくボロボロの蝶々みたいに見える。
千晶「気にしないで……友の手にかかり消えようとも……これも……わたしには……幸せ……」
……戦闘前の真剣勝負を求めるくだりは、カオスくんが「いくぞ!主人公!」て言葉に込めたものと全く同じなのではないか、と思っていたんですが……今際の際の言葉まで、いっしょじゃん……。 カオスくんが直接言ったのは、悪魔になってからの人生を振り返ってってことだと思うけど、千晶ちゃんは……人修羅くんに殺されても、それも幸せなんだ……。 千晶ちゃんがやりたいのは、ヨスガの世界をつくること。 それさえ達成できるのなら、王となり立つのは自分でもそうじゃなくても、どっちでも構わないのかもしれない。 でも、主人公のほうが優れていたことに納得した、全力でぶつかれて満足した、ではなくて、「幸せ」っていうのは……? うーん、千晶ちゃんは……「本当は主人公のほうが王となるのに相応しいかも」と考えていたのかな? それで、戦って確かめようとした? 「王は二人いらない」という結論に至ったとして、「だから私が王であなたはおまけよ」て言えばいい話。主人公、冒頭のパシられっぷりからして、それに異議申し立てはしないでしょう。 それなのに敢えて戦ってどちらが王になるべきか決めたのは、主人公のほうが王に相応しいかもしれないのに、それを無視して自分が王として立つことができなかったから? ただの見込み違いで自分が勝ったらそれはそれでよし、でも自分が負けるならば、正しき王が立つべきって考えたのかな。 うーん…… いや…… そうじゃなくて…… 千晶ちゃんは、人修羅くんと「共に」ヨスガの国を作りたかったのかな? ほんとうは二人の手で作りたかった。でも王は二人いらない。だから雌雄を決した。 自分は負けて死ぬけど、千晶ちゃんのコトワリを受け継いだ主人公が創世をするなら、それは二人で作ったのと同じことになる? 本当に強い人に自分のねがいを託せたこと、そしてそれが他でもない主人公であることが「幸せ」? 「わたしのコトワリはあなたに」って言葉は、そういう意味を含んでいる気もする。 どんなに好きでも、大事な友達でも、一緒にいるだけが幸せの形ではないもんな……。 画面の前にいるわたしは、ヨスガの理念に本当に共感しているわけではなくて、千晶ちゃんという人の望みを叶えてあげたい気持ちでここへ来たけれど、ヨスガのコトワリを戴いた人修羅くんには、彼女の生き方が、彼女の想いが……理解できるのかもしれない。 同じ理想を抱く者同士、分かり合える部分が、必ずあるはず。 もちろん別々の人間同士だから、100%理解はないだろうけれど、それでも「どうして?????」にはならないはず。きっと。 メガテン主人公にはプレイ中の自分の感情を投影したり、そのうえで解釈することが多いけど、これについては、プレイヤーの感情と、人修羅くん本人の感情を完全に分けて解釈する必要があるな。 わたしは千晶ちゃんを守ってあげたいと思ってた。でも彼女の屍を踏み越え、コトワリを受け継いで、自分が創世を成すことが、ヨスガの人修羅くんにとっては「愛」なのかもしれないな。 や、なんか、「愛」とか言うと、恋愛ありきな感じになっちゃうけど……そうではなくって。 氷川はシジマルート入るとめちゃくちゃ信頼を寄せてくれて、共に新しい国に行こうと言ってくれ、人修羅くんをサポートしてくれる。それが氷川の「愛」なのだと思う。そして、それに応えて他のコトワリやカグツチと戦い、世界の片隅で歯車のひとつとなる氷川のために創造主となることが、シジマの人修羅くんの「愛」なのだと思ってる。 それと同じで…… 千晶ちゃんと人修羅くんの間にも、同じ世界を目指す者同士としての「愛」があって、その形は氷川とのそれとは全く違うものなのだな、という話。 そして……あんだけ一緒にいたのに、ヒジリとは「愛」に相当する関係性を築けなかったということよ。ハハ。 逆に言えば、主人公とヒジリは協力関係ではあったけれども、しかしそれだけでは到達しない強固な絆・強いシンパシーが、同じコトワリの者同士には発生するってことなんだ。 外にいたモブドミニオン、千晶様を失ってどういう反応するかな……と怖々話しかけてみたら、「ヨスガを頼みますよ」的なことを言っていて、わたしよりよっぽど千晶ちゃんの死を受け入れてた。 やはり、ヨスガ者には「わかる」のだ……。
千晶ちゃんの想いとコトワリを背負って、カグツチのもとへ向かいます。 なんとなくなのですが、自分の選んだコトワリの宝珠を真ん中の台座に置いてしまいますね。 カグツチ戦はアマラENDの時に何回もやったので、もう飽きました。
エンディング。 目を開けたら見知らぬ場所にいて、悪魔のタトゥーが無くなってるのに気付いて?びっくりしてるような主人公くんがかわいかったのですが、シジマENDの時、こういう感じじゃ無かったよね? たしか……。 てっきり、カグツチを倒した主人公くんは創造主となるので、あんま人格とかなくなるのかな?と思ってたんですが、あれは「シジマの主人公」だったんだなぁ。 憑物が落ちたような朗らかな千晶ちゃんが、なんだか悲しかったです。 こんな事になると思わなかったから、ヨスガの国を作れたら、こういう千晶ちゃんとずっと一緒にいれるのかもしれないと思っていたけど……でも千晶ちゃんがこんなに軽やかな声で話すのは、きっと……肩の荷が下りたからだ。 千晶ちゃんは、東京が滅び日常が終わってしまったことが受け入れられなくて……だから納得するために、不要なものを削ぎとった気高く美しい国を作ることが自分の使命なのだと思うことにした。 それはたしかに千晶ちゃんの意思で、理想であったけど、でも……あの細い肩には、隻腕には、重かったんだな。氷川が、シジマを理解する仲間を欲していたように……千晶ちゃんはずっと、その理想を託せる人を、どこかで求めていたのかもしれない。 や、本人も言ってるとおり、新しい世界を作るのは自分だと信じてただろうし、常々その荷物を下ろしたいと思ってたというわけじゃないだろうけど。 それでも、事実として、その荷物は重かった。 それを一人で抱えて、足掻いてもがいて、なんにもできなくて、打ち拉がれて……だけど人修羅くんが「理解」してくれた。そして自分より強い者だった。だから託せると……そう思ったのかな。あの段になってようやく。 「あなたにはそれをもらう資格があるの」「私の夢見た世界によろしく」、って言葉が……千晶ちゃんはそこへは行かないのだとあらためて突きつけられるようで、かなしいな……。 結局わたし自身はヨスガ者ではないから、この結末には、寂しさや悲しさが強い。 でも……なりふり構わず頑張ってきた千晶ちゃんが、ようやく安らかに休めるのなら……これでよかったのかもしれません。 おやすみ、千晶ちゃん。。。 さっき、ヨスガ者である人修羅くんには千晶ちゃんの生き方や想いがわかるはず・彼女が出した答えに納得しているはずって言ったけど、千晶ちゃんが消えるときの人修羅くんの表情が、なんだかすこし、悲しげに見えて…… うん……理解して納得していることと、悲しいか悲しくないかは、ぜんぜん別物だよね。 友達に寄せたものか、好きな女の子に寄せたものか、同じ理想を目指した仲間に寄せたものかはわからないけど、でも千晶ちゃんを失って、人修羅くんはきっと、悲しい気持ちにもなったんだろうなって、そう思いました。 弱者の存在しない、弱さに苦しむ者のいない至福の世界で……人修羅くんはそれでも、かつての千晶ちゃんの弱さを覚えていて、それをいとしく懐かしんだりもするのでしょうか。
ということで、クリアです。 エンディング見てるときは泣かなかったんだけど、あとから、人修羅くんの抱いたであろう悲しみや寂しさを想像したら涙がでてきました。 千晶ちゃんがいなくなってしまったことではなくて、千晶ちゃんとお別れをした人修羅くんのことを思うと、なんかむしょうに泣けてきちゃう。 シジマがあまりにも望んだエンドすぎて、ヨスガは切なくてかなしいわ。。。 やっぱりシジマEND以外にスーパーハッピーエンドなんて存在しないのでは? だってメガテンなんだもの。
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retepom · 6 months
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【Force】No.175【立ち向かう力を】
みなさんおはようございます 0時ダッシュ勢は寝られましたか?私は宣言通り早朝から本誌&最新メディア情報をチェックした結果 脳が焼き切れて死ぬぞ!!となりました 諸々言語化していきますね 普通に本誌感想もアルヨッ
 まずはメディア黙示録 ついに主題歌アーティスト発表ということで これは強い と深く頷きました そして新PV 台詞の選択が 良すぎる 「神を殺すために」と「一番大きい不運をあげるから」が入ってるの あまりにも良すぎる これが覇権アニメじゃないならなんだっていうんです?まだ主題歌アーティスト発表ってだけで曲の全容まではわからないしもっと言うならOPEDってヤツは映像までセットなもんですからマジで1話を鑑賞したら全員脳が焼き切れて死ぬのでは と思います アニデラが情報を出し渋るのはファン(クーロンではない)が死なないようにしてくれているの?それともまとめて殺すつもりなの??
一方その頃本誌は
過去に、未来に、運命にメスを入れろ。
 No.175
  RIP
はぁあああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(クソデカ溜息)(1週間ぶり3回目)
こんなん 頭おかしくなっちまうよ 地獄に駆け出す御冥福扉絵がループでこんな希望に満ちることあんの No.109及び13巻をもう一度手に取らせる戸塚御大 ある意味人の心がない 読者の情緒はもうとっくにめちゃくちゃだよ!!!
「今は目の前の命が最優先!!」
「例外はない!!」
「死んじまったら終わりなんだ」
「繋ぎ止めんのが俺の仕事…」
「全員治してから」
「聞いてやる」
い 医療漫画はじまった…てっきり今週は間髪入れずにブレードランナーコースかと思っていました 情報量で押し潰してこないタイプの回…貴重ッッッ ここの台詞何から何まで前ループとの対比がきいてて心臓が苦しくなっちまうよ 不治の力を与えた神 吐き気を催す邪悪
「患者の努力は満点だ」
「あとはオレが」
「応えるだけだ」
なんだよコイツ!!!!!!!イケメンなのは顔だけにしろよ!!!!!畜生!!!!!スーパードクターR……特技手術趣味手術の大門未知子もビックリのメスさばきじゃん………
「リップ…他の皆を」
「私は…大丈夫」
アアァ〜〜〜!!!ライラ………………意識がないはずなのに話せるってなんかの伏線なんだろうか 将来的に幽体離脱枠になるなど?
「ここにいるアナタは」
「私の恋人でも 私だけのヒーローでもない」
「リップは」
「皆のヒーローなんだから」
ライラァ!!!!!守りたいこの命………リップのスーパードクタームーブはフィクションだからこれぐらいやってもまぁ という派です ここの輝きが強ければ強いほど絶望も色濃いの勘弁してくれよ神 三枚におろされろ
「これがUMAの仕業ってことなの!?」
「おそらくシックのジュニア 子供の仕業ですね」
結構な騒ぎになっているがUNION側からは風子が単独行動しているのが気になる 流石に金斗雲借りてそこからずっと勝手に一人でやってるわけではないだろうから組織とのやりとりはあるんだろうけれど シックの課題は参加人数何人なんでしょうね 本体戦に向けて院外に待機させてる?今更だけどまだ円卓メンバーじゃないリップが“倒す”のってアリなのか??細かいことが気になるのが私の悪いクセ………
「ほら…私に頼らずアンタの経験値の方が…」
これは結構マトモな意見である まだ一般人類のラトラからしか得られない栄養素はココ!!姿の見えない相手を気配で察知して追いかけ蹴りで真っ二つにする出雲風子ォにはもう突っ込まんでおこう 力こそパワー
「(こちらの手札で倒すのはムリか…!!)」
やっぱり誰かしら円卓メンバーは連れてきているのかな でも攻撃して増えちゃうなら対策できないという事で にしてもリップの不治はまだだよな?どうすんのッ!!?
「あのハンサムが一人でやったのか?」
「ホラだろ」
「マジだよ」
ここのモブ会話妙に好きだな…患者達の王子様……普段あの感じだとやっかみも少なからずあっただろうに 技量で解からせる カッケ……
「ジュニアが数体 マザー・シックに栄養を与えたハズ」
何そのポリ袋 スーパーで袋詰のとこに置いてあるやつですか 謎の小袋にみちみちのシックジュニアちょっとかわいいな…出雲風子の細けえことは後にして勧誘のスタンスはいっそ清々しいがリップが掴んでるの完全に乳ですね(冷静)
「あるんだな!!」
「皆を救う方法が!!」
「教えろ…!」
「この世界で…命より優先するものなんて」
「ねぇんだよ!!」
そういうとこなんだよ否定者に選ばれちまうのはよぉ〜〜〜ッ!!?!?!?頼むからもうちょい自分のこと考えて 後生だから
 今週のラストのページが冒頭に来ても普段のアンデラなら違和感ないくらいだと思ったんですが リップとライラの関係やリップの人間性を改めて描いた丁寧な回だったなと。ラトラとの関係も含めて前ループ→今ループの噛み締めが凄い。ところでアンディわい!!!お前が救うんじゃなかったんかい!!?!?
…蛇足めも 今週の疑問点
・風子が単独で動いている理由
→メタ的に言えば作中情報量を減らすため?
・組織の力の方が確実にUMAを探せそうだけれどラトラに任せている理由
・課題のUMAなのに円卓メンバー外が倒したら課題失敗にはならないのか
・不治及びラトラの否定能力はライラに起因しなくても発現するのか
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